JP4423597B2 - バンパーの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のバンパーの取付構造に関し、詳しくは、バンパーの仮置き構造に関するものである。
車両のバンパーは、一般的に、合成樹脂材によって形成されていると共に、衝撃を吸収するために、板厚が薄く形成されている。
したがって、このようなバンパーでは、変形し易く、かつ取付作業が煩雑になる。そのため、従来のバンパーの中には、仮置き手段を備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。
この従来例に開示されているバンパーの仮置き手段は、バンパーの上縁にリブを車両後方へ向けて立設すると共に、車体フレームのバンパー用リーンホースの上面に切起こし部またはブラケットを設けることによって構成されている。そして、バンパーの取付けに際しては、当該バンパーのリブをバンパー用リーンホースの切起こし部またはブラケットに差し込むことによって、仮置きが行われている。
特開平9−52563号公報
ところで、乗用車等のバンパーでは、ラジエータグリルを一体に備えたものが一般的になっている。このようなバンパーは、大型で重量が増大するため、上記した従来例の仮置き手段の構造では、バンパーを十分に支持できないことがある。そればかりでなく、バンパーを取付けた後においても、車体が上下動する車両走行時に、バンパーに自重による荷重が掛かると、バンパーに変形が起こり、バンパーにずれや捩れが生じるため、周辺部品のフェンダーやヘッドランプとの相対的位置がずれてしまうおそれがある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、安定した仮置きができ、さらには、取付けた後においても、十分な強度を確保することが可能なバンパーの取付構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、請求項1のバンパーの取付構造では、バンパーの裏面側の左右両側部に縦方向へ延びるリブを設け、前記バンパーの裏面側の左右両側下部であって、前記縦方向のリブの下方に車体フレームのクロスメンバーと当接する受け部を配設すると共に、前記受け部の下方に車両後方へ向かって延びる下側懸架ステーをそれぞれ配設し、前記受け部と前記下側懸架ステーとによって前記車体フレームのクロスメンバーを挟持するようにしている。
請求項2のバンパーの取付構造では、請求項1の発明において、前記縦方向のリブが、シュラウドである。
請求項のバンパーの取付構造では、請求項1または2の発明において、前記受け部と前記下側懸架ステーとが、垂直方向でほぼ同一位置に配置されている。
請求項のバンパーの取付構造では、請求項1〜のいずれかの発明において、前記受け部の前記クロスメンバーとの接触する面の先端に、傾斜面が形成されている。
請求項1の発明によれば、左右両側部の受け部を車体フレームのクロスメンバーに載せれば、バンパーの仮置きが行え、その作業が容易であるばかりでなく、バンパーの自重をクロスメンバーに効率的に保持することができる。また、バンパーは、縦方向のリブによって剛性が高められることになるので、耐久性を有する十分な強度を得ることができる。さらに、左右両側部の受け部と左右両側部の下側懸架ステーとによって車体フレームのクロスメンバーを挟むようにして差し込めば、バンパーの仮置きも可能となり、その作業が容易になる上、バンパーをクロスメンバーに確実に保持することができる。また、受け部に加えて下側懸架ステーが設けられているので、より一層の剛性向上を図ることができると共に、車体の上下方向の振動を防止できる。
請求項2の発明によれば、縦方向のリブがシュラウドであるので、請求項1の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項の発明によれば、バンパーがクロスメンバーに対してほぼ垂直方向の上下で支持されることになるので、安定して保持することができる。
請求項の発明によれば、バンパーをクロスメンバーに仮置きするに際して、上側受け部の傾斜面によってバンパーが案内されるので、仮置き作業を容易に行うことができる。
以下、本発明に係るバンパーの取付構造を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るバンパーの取付構造が適用される車両の前部構造を示す分解斜視図、図2は部品を組付けた状態の車両の前部を示す斜視図、図3はバンパーの取付構造の要部であるバンパーの後部構造を示す斜視図、図4は図3のバンパーを車体フレームのクロスメンバーに取付けた状態を示す断面図、図5は本発明の更に他の実施の形態に係るバンパーの取付構造を示すバンパーの後部構造の斜視図である。
車両の前部部品は、図1および図2に示すように、車体フレーム1の前部を覆うように配置されるフロントバンパー2、車体フレーム1の左右両側部をそれぞれ覆うように配置されるフロントフェンダー3、該フロントフェンダー3の端部内側とフロントバンパー2の側部上縁との間に配置されるヘッドランプ4等である。
フロントバンパー2は、中央部および中央上部にそれぞれフロントグリル6を備えている。フロントバンパー2の左右両側部の上縁には、ヘッドランプ4の下部を収容する切欠き7が設けられており、フロントグリル6の裏面側両側部には、縦方向へ延びるシュラウド(縦方向のリブ)8が設けられている。
また、フロントバンパー2の裏面下部であって、フロントグリル6の左右両側を形成するシュラウド8の下端には、図3に示すように、上側受け部9が立設されている。この上側受け部9の下面は、車体フレーム1のクロスメンバー1aの上面と対応する高さ位置に設けられている。そして、上側受け部9の後端は、ねじ10によってシュラウド8の下端に締結されている。このため、上側受け部9の後面側は、シュラウド8の下端を重ね合わせる垂直面となっており、この垂直面には、ねじ10を収納するボス部9aが車両前方へ向かって突設されている。また、上側受け部9の下面側後端には、図4に示すように、車両後方へ向かって斜め上方に傾斜する傾斜面9bが形成されており、該傾斜面9bによって、フロントバンパー2の仮置きに際して当該バンパーを案内するようになっている。
したがって、本発明の実施の形態に係るバンパーの取付構造において、フロントバンパー2は、図1および図3に示すように、フロントグリル6の左右両側を形成するシュラウド8の下端に上側受け部9が立設され、上側受け部9を車体フレーム1のクロスメンバー1aに載せることによって、縦方向のリブによってバンパーの剛性が高められている下端でバンパーの自重をクロスメンバー1aに効率的に保持することができる。
また、当該フロントバンパー2の組み付け作業において、上側受け部9を車体フレーム1のクロスメンバー1aの上に載せれば、クロスメンバー1aに仮置きされることなる。そして、この状態でねじ等によって締付ければ、車体フレーム1等の適宜箇所に固定されることになる(図4参照)。
一方、本発明の他の実施の形態に係るバンパーの取付構造において、フロントバンパー2の裏面側の下縁には、図3および図4に示すように、下側懸架ステー11が上側受け部9の下方に位置して更に配設されている。すなわち、この下側懸架ステー11と上側受け部9とは、垂直方向でほぼ同一位置に設けられており、フロントバンパー2の上下方向のガタつきを防ぐ構造となっている。また、下側懸架ステー11は、図4に示すように、車両後方へ向かって延出しながら斜め上方に立ち上がった屈曲形状に形成されており、車両後方側の上部12は、車体フレーム1のクロスメンバー1aの下面に沿って配置可能な高さ位置で、ほぼ水平面状に形成されている。しかも、下側懸架ステー11の上部12の後端には、車両後方へ向かって斜め下方に傾斜する傾斜面12aが形成されている。
したがって、このような本発明の他の実施の形態に係るバンパーの取付構造において、フロントバンパー2は、図4に示すように、上側受け部9と下側懸架ステー11とによって、車体フレーム1のクロスメンバー1aを挟み込むようにして差し込めば、クロスメンバー1aに仮置きされることなる。そして、この状態でねじ等によって締付ければ、車体フレーム1等の適宜箇所に固定されることになる。
なお、上記した実施の形態では、上側受け部9がシュラウド8の直下に設置されているが、図5に示すように、フロントグリル6の両側を形成する縦リブ6aの下方に設置されてもよい。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本発明の実施の形態に係るバンパーの取付構造が適用される車両の前部構造を示す分解斜視図である。 部品を組付けた状態の車両の前部を示す斜視図である。 バンパーの取付構造の要部であるバンパーの後部構造を示す斜視図である。 図3のバンパーを車体フレームのクロスメンバーに取付けた状態を示す断面図である。 本発明の更に他の実施の形態に係るバンパーの取付構造を示すバンパーの後部構造の斜視図である。
符号の説明
1 車体フレーム
1a クロスメンバー
2 フロントバンパー
6 フロントグリル
8 シュラウド(縦方向のリブ)
9 上側受け部
9a ボス部
9b 傾斜面
10 ねじ
11 下側懸架ステー
12 下側懸架ステーの上部

Claims (4)

  1. バンパーの裏面側の左右両側部に縦方向へ延びるリブを設け、前記バンパーの裏面側の左右両側下部であって、前記縦方向のリブの下方に車体フレームのクロスメンバーと当接する受け部を配設すると共に、前記受け部の下方に車両後方へ向かって延びる下側懸架ステーをそれぞれ配設し、前記受け部と前記下側懸架ステーとによって前記車体フレームのクロスメンバーを挟持するようにしたことを特徴とするバンパーの取付構造。
  2. 前記縦方向のリブは、シュラウドであることを特徴とする請求項1に記載のバンパーの取付構造。
  3. 前記受け部と前記下側懸架ステーとは、垂直方向でほぼ同一位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のバンパーの取付構造。
  4. 前記受け部の前記クロスメンバーとの接触する面の先端には、傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバンパーの取付構造。
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