JP4105063B2 - バンパビーム - Google Patents

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本発明は、車体前部に設けられるバンパビームに関する。
バンパビームは、車体前部の車幅方向両側に配置された車体骨格部材としてのフロントサイドメンバに、これらフロントサイドメンバを車幅方向に結ぶように架設されるものである。そして、車体の捻り剛性等を向上させる機能を果たすとともに、フロントバンパの内側に配置されて衝突時の衝撃吸収部材としての機能を果たす。このようなバンパビームに関して車幅方向に対し直交する方向の断面が閉断面形状をなすもの(例えば、特許文献1参照)や、車幅方向に対し直交する方向の断面が開断面形状をなすものがある(例えば、特許文献2参照)。ここで、開断面形状をなすバンパビームは、例えば衝突時にバンパビームを口開かせることによってバンパビームの厚み分の衝撃吸収ストロークを余計にかせぐことができる等のメリットがある。
特開2003−112587号公報 特表2000−515828号公報
上記特許文献1,2記載のものを含む従来のバンパビームにおいては、衝撃吸収のチューニングを行うためにかなりの労力が必要となっていた。
したがって、本発明は、衝撃吸収のチューニングを容易に行うことができるバンパビームの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車体前部の車幅方向両側に配置されたフロントサイドメンバ(例えば実施形態におけるフロントサイドメンバ32)に、これらフロントサイドメンバを車幅方向に結ぶように架設されるバンパビーム(例えば実施形態におけるバンパビーム30)であって、前板部(例えば実施形態における前板部40)と該前板部の上端縁部から後方に延出する上板部(例えば実施形態における上板部41)と前記前板部の下端縁部から後方に延出する下板部(例えば実施形態における下板部42)とを有し車幅方向に対し直交する方向の断面が開断面形状をなすとともに、前記前板部の前記上板部との境界縁部には、前方に突出するビード(例えば実施形態におけるビード44)がほぼ全長にわたって形成され、前記前板部の前記下板部との境界縁部にも前方に突出するビード(例えば実施形態におけるビード45)がほぼ全長にわたって形成されており、前記前板部が、車幅方向における両端部が中間部よりも幅広とされることで、前記上板部および上側の前記ビードは、車幅方向における両端側が中間部よりも上側に位置するように湾曲する形状をなし、前記下板部および下側の前記ビードは、車幅方向における両端側が中間部よりも下側に位置するように湾曲する形状をなしていて、前記前板部に設けられた車幅方向における両側の幅広部分に前記フロントサイドメンバの取付部(例えば実施形態における取付部47)が、上下の前記ビードの間に位置して設けられ、前記下板部には前記フロントサイドメンバへの前記取付部側にのみ切欠部(例えば実施形態における切欠部50)が形成されていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、前板部の上板部との境界縁部に形成されたビードと、前板部の下板部との境界縁部とに形成されたビードとの間にフロントサイドメンバへの取付部が設けられているため、車体の捻り剛性等をさらに高めることができる。
また、切欠部の位置や形状を調整することで、衝撃吸収のチューニングを容易に行うことができる。さらに、切欠部が下板部のフロントサイドメンバへの取付部側にのみ形成されているため、効果的な位置に切欠部を形成でき、切欠部の数を最小限にすることができる。
本発明の一実施形態のバンパビームを図面を参照して以下に説明する。なお、以下の説明における前後は車両の前進時における前後である。
図1は、車両の前部を示すもので、車両の前部においてヘッドライト11およびボンネット12の下側にフロントバンパ13が取り付けられている。
フロントバンパ13は、車幅方向の両側に配置される側部構成部15と、両側の側部構成部15の上部同士を車幅方向に連結させる前側上部構成部16と、両側の側部構成部15の下部同士を車幅方向に連結させる前側下部構成部17と、前側上部構成部16と前側下部構成部17との間で両側の側部構成部15の中間部同士を車幅方向に連結させる前側中間部構成部18とを有している。
そして、フロントバンパ13は、両側の側部構成部15と前側上部構成部16と前側中間部構成部18とで囲まれて車幅方向中央の上部に上部グリル21が設けられており、両側の側部構成部15と前側中間部構成部18と前側下部構成部17とで囲まれて車幅方向中央の下部に下部グリル22が設けられている。
ここで、前側中間部構成部18の車幅方向中央には、図示略のナンバープレートを取り付けるためのナンバープレート取付部24が形成されており、下部グリル22の車幅方向中央の上部にもナンバープレートを取り付けるためのナンバープレート取付部25が形成されている。
そして、上記したフロントバンパ13の車体内側に、図2に示す車体骨格部材としての本実施形態のバンパビーム30が配置されている。
つまり、車体前部の車幅方向両側に車両前後方向に延在するように車体骨格部材であるフロントサイドメンバ32が設けられており、本実施形態のバンパビーム30は、車幅方向両側のフロントサイドメンバ32に、これらを車幅方向に結ぶように架設されている。
なお、両側のフロントサイドメンバ32の間には図示せぬパワーユニットが配置されることになり、両側のフロントサイドメンバ32の上側および車幅方向外側には図示せぬフロントサスペンションの上部が取り付けられるダンパベース33が取り付けられ、両側のダンパベース33の外側には車体骨格部材としてのホイルハウスメンバ34が取り付けられている。
また、両側のフロントサイドメンバ32の前部はバンパビーム30の取付位置から下方に延出する形状をなしており、両側のフロントサイドメンバ32の前部の下端部には、これらを車幅方向に結ぶように車体骨格部材であるフロントクロスメンバ36が架設されている。よって、本実施形態のバンパビーム30はフロントクロスメンバ36の上側に配置されている。なお、バンパビーム30は図1に示すフロントバンパ13の前側中間部構成部18の車体内側に、フロントクロスメンバ36は前側下部構成部17の車体内側にそれぞれ配置されることになる。両側のフロントクロスメンバ36の車幅方向の両端は上記した両側のホイルハウスメンバ34の前端部に連結されており、両側のホイルハウスメンバ34の中間部分には、これらを車幅方向に結ぶように図示せぬラジエータを保持する車体骨格部材としてラジエ−タサポート37が架設されている。
本実施形態のバンパビーム30は、図3および図4に示すように、車両前後方向に対し直交する姿勢で車幅方向に延在する前板部40と、前板部40の上端縁部からそのほぼ全長にわたって後方に短く延出する上板部41と、前板部40の下端縁部からそのほぼ全長にわたって後方に短く延出する下板部42とを有しており、車幅方向に対し直交する方向の断面がコ字状の後方に開口する開断面形状をなしている。
また、前板部40の上板部41との境界縁部には前方に突出するように湾曲する形状のビード44が形成されており、前板部40の下板部42との境界縁部にも前方に突出するように湾曲する形状のビード45が形成されている。
ここで、前板部40は、車幅方向における両端部が中間部よりも幅広とされている。そして、前板部40は、この両端の幅広部分に取付部47が設けられており、これら取付部47において、フロントサイドメンバ32の先端部に固定される。そして、前板部40の両端部が中間部より幅広とされていることで、上板部41および上側のビード44は、車幅方向両端側が中間部よりも上側に位置するように湾曲する形状をなしており、下板部42および下側のビード45は、車幅方向両端側が中間部よりも下側に位置するように湾曲する形状をなしている。なお、ビード44が前板部40と上板部41との境界縁部にそのほぼ全長にわたって設けられ、ビード45が前板部40と下板部42との境界縁部にほぼ全長にわたって設けられる結果、前板部40に設けられた車幅方向両側の取付部47は、ともに全体として上下のビード44,45の間に設けられている。
そして、本実施形態のバンパビーム30においては、上板部41および下板部42の少なくともいずれか一方、具体的には、図5に示すように下板部42のみに切欠部50が形成されている。切欠部50は、下板部42における両側の取付部47のそれぞれの近傍にのみ形成されており(図5においては片側のみ図示している)、下板部42の前板部40に対し反対側から湾曲形状をなして切り欠かれている。
以上に述べた本実施形態のバンパビーム30は、開断面形状をなしているため、例えば衝突時に口開くように変形することによってその厚み分の衝撃吸収ストロークを余計にかせぐことができることになる。
また、本実施形態のバンパビーム30は、上板部41および下板部42の少なくともいずれか一方に切欠部50が形成されているため、切欠部50の位置や形状を調整することで、衝撃吸収のチューニングを容易に行うことができる。
さらに、本実施形態のバンパビーム30は、前板部40の上板部41との境界縁部に形成されたビード44と、前板部40の下板部42との境界縁部とに形成されたビード45との間にフロントサイドメンバ32への取付部47が設けられているため、車体の捻り剛性等をさらに高めることができる。
加えて、本実施形態のバンパビーム30は、切欠部50が下板部42のフロントサイドメンバ32への取付部47側にのみ形成されているため、効果的な位置に切欠部50を形成でき、切欠部50の数を最小限にすることができる。
本発明の一実施形態のバンパビームが適用される車両の正面図である。 本発明の一実施形態のバンパビームを含む車両の前部骨格構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態のバンパビームを示す斜視図である。 本発明の一実施形態のバンパビームを示す車幅方向に直交する方向の断面図である。 本発明の一実施形態のバンパビームの切欠部を示す斜視図である。。
符号の説明
30 バンパビーム
32 フロントサイドメンバ
40 前板部
41 上板部
42 下板部
44,45 ビード
47 取付部
50 切欠部

Claims (1)

  1. 車体前部の車幅方向両側に配置されたフロントサイドメンバに、これらフロントサイドメンバを車幅方向に結ぶように架設されるバンパビームであって、
    前板部と該前板部の上端縁部から後方に延出する上板部と前記前板部の下端縁部から後方に延出する下板部とを有し車幅方向に対し直交する方向の断面が開断面形状をなすとともに、前記前板部の前記上板部との境界縁部には、前方に突出するビードがほぼ全長にわたって形成され、前記前板部の前記下板部との境界縁部にも前方に突出するビードがほぼ全長にわたって形成されており、前記前板部が、車幅方向における両端部が中間部よりも幅広とされることで、前記上板部および上側の前記ビードは、車幅方向における両端側が中間部よりも上側に位置するように湾曲する形状をなし、前記下板部および下側の前記ビードは、車幅方向における両端側が中間部よりも下側に位置するように湾曲する形状をなしていて、前記前板部に設けられた車幅方向における両側の幅広部分に前記フロントサイドメンバの取付部が、上下の前記ビードの間に位置して設けられ、前記下板部には前記フロントサイドメンバへの前記取付部側にのみ切欠部が形成されていることを特徴とするバンパビーム。
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