JP2002274434A - 車両の前部構造 - Google Patents

車両の前部構造

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JP2002274434A
JP2002274434A JP2001084220A JP2001084220A JP2002274434A JP 2002274434 A JP2002274434 A JP 2002274434A JP 2001084220 A JP2001084220 A JP 2001084220A JP 2001084220 A JP2001084220 A JP 2001084220A JP 2002274434 A JP2002274434 A JP 2002274434A
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fenders
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Daizaburo Adachi
大三郎 安達
Masao Hara
正雄 原
Sukeyuki Matsuda
祐之 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常時のフェンダの支持強度を維持しつつ
も、障害物への衝突時にはフェンダ上縁部による障害物
への打撃衝撃を弱いものとする、又は、その打撃を回避
することにより、安全性の向上を図る。 【解決手段】 車幅方向両側にフェンダ5を備えた車両
の前部構造において、各フェンダ5が前後方向の所定距
離を移動することができ且つその前後方向移動域の後端
位置では下向きに移動することができるようにフェンダ
を支持するフェンダ支持手段6,12を設け、そのフェ
ンダ支持手段6,12が、フェンダ5を車体に組み付け
た状態では、前後方向移動域の後端位置よりも前方位置
でフェンダ5を固定支持する一方、フェンダ5に前方か
ら所定荷重が負荷された際には、フェンダ5が前後方向
移動域の後端位置に移動するようにフェンダ5を案内支
持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車幅方向両側にフ
ェンダを備えた車両の前部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ボンネットの車幅方向両側にフェンダを
備えた車両の場合、車両の前部が障害物に衝突すると、
障害物はボンネットに載せ上げられ、次いで、フェンダ
上縁部に当たることとなる。このように障害物がフェン
ダ上縁部により打撃を受けると、障害物に集中荷重によ
る極めて大きな衝撃が及ぼされることが多い。
【0003】これに対して、特開平11−180350
号公報には、フェンダ上部内側に形成された縦壁部に続
いて車幅方向内方に延びる下壁部がエプロンメンバ上面
に固定されたフェンダ構造であって、下壁部のうちの車
幅方向内側部をエプロンメンバ上面に固定する一方、車
幅方向外側部をエプロンメンバから車幅方向外方に張り
出させ、それに続く縦壁部をエプロンメンバから車幅方
向外方に離間させたものが開示されており、これによっ
て、フェンダに上方からの荷重が負荷されると、縦壁部
が突っ張ることなく下壁部の車幅方向外側部が下方に変
形することとなり、この変形によってその衝撃エネルギ
ーを効果的に吸収する、との内容が記載されている。ま
た、フェンダパネル上部を縦壁部上端から車幅方向内方
に延びるオーバーハング構造とすることにより、上方か
らの荷重に対してそのフェンダパネル上部を下方変形さ
せることも開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願の課題は、車両
の前部構造において、通常時のフェンダの支持強度を維
持しつつも、障害物への衝突時にはフェンダ上縁部によ
る障害物への打撃衝撃を弱いものとする、又は、その打
撃を回避することにより、安全性の向上を図ることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車幅方向両側
にフェンダを備えた車両の前部構造であって、上記各フ
ェンダが前後方向の所定距離を移動することができ且つ
その前後方向移動域の後端位置では下向きに移動するこ
とができるように該フェンダを支持するフェンダ支持手
段を設け、上記フェンダ支持手段は、上記フェンダを車
体に組み付けた状態では、上記前後方向移動域の後端位
置よりも前方位置で該フェンダを固定支持する一方、該
フェンダに前方から所定荷重が負荷された際には、該フ
ェンダが該前後方向移動域の後端位置に移動するように
該フェンダを案内支持することを特徴とする。
【0006】上記の構成によれば、車両の前部が障害物
に衝突した際に、フェンダがその衝撃によって前方から
荷重を受けて後方に移動し、フェンダは下向きの移動が
可能となる前後方向移動域の後端位置に位置付けられる
か、又は、自重によりその後端位置から下方に落ちるこ
ととなるので、かかる簡単な構成により、通常時のフェ
ンダの支持強度を維持しつつ、しかも、障害物への衝突
時におけるフェンダ上縁部の障害物への打撃衝撃が弱く
なるようにして、又は、その打撃を回避するようにして
安全性の向上を図ることができる。
【0007】ここで、具体的なフェンダ支持手段として
は、車体のフェンダ取付部に設けられた前後方向に延び
且つ後端位置で下向きに連続して延びる支持孔と、フェ
ンダ上部内側に形成された縦壁部に突設され支持孔に挿
通されてフェンダ取付部に係合する支持部材と、により
構成されているものと挙げることができる。この場合、
フェンダ取付部は、車体に設けられたブラケットにより
構成されるものであってもよい。
【0008】また、逆に、フェンダ上部内側に形成され
た縦壁部に設けられた前後方向に延び且つ前端位置で上
向きに連続して延びる支持孔と、車体のフェンダ取付部
に突設され支持孔に挿通されて縦壁部に係合するた支持
部材と、によりフェンダ支持手段を構成するようにして
もよい。
【0009】そして、フェンダ支持手段は、フェンダが
後方移動した際、フェンダ後部がその後方にあるフロン
トドアの外側に位置付けられるように構成されているこ
とが好ましい。かかる構成によれば、フェンダが後方移
動した際のその後部とフロントドアとの干渉が回避さ
れ、フェンダがスムーズに後方移動可能となる。かかる
構成は、例えば、フェンダ支持手段が支持部材と支持孔
とからなる場合、支持部材が後方外向きに案内されるよ
うに、支持孔の前後方向に延びる部分を後方外側に向か
って延びるように形成すればよい。また、フェンダが後
方移動した際、フェンダ後部がその後方にあるフロント
ドアの内側に位置付けられるようにしても同様の効果を
得ることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成により、通常時のフェンダの支持強度を維持
しつつ、しかも、障害物への衝突時におけるフェンダ上
縁部の障害物への打撃衝撃が弱くなるようにして、又
は、その打撃を回避するようにして安全性の向上を図る
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0012】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係る車両の前部構造を示す。この車両の前部構造
は、フロントガラスGの前方に延びエンジンルームを覆
うボンネット1を有している。ボンネット1前端直下の
車幅方向両側にはヘッドランプ2,2が、また、ボンネ
ット1前端直下で両ヘッドランプ2,2に挟まれた位置
にはグリルが、さらに、両ヘッドランプ2,2及びグリ
ル3の直下には車幅方向に延びるフロントバンパ4が、
そして、ボンネット1の車幅方向両側にはフェンダ5,
5がそれぞれ設けられている。フェンダ5で覆われたタ
イヤハウスではフロントタイヤTが装着されており、ま
た、フェンダ5の後方にはフロントドアDが配置されて
いる。
【0013】図2は、車両前面視左側のフェンダ5の車
体への取付構造を示す。
【0014】このフェンダ5は、車両前側部を覆うフェ
ンダ本体5aと、そのフェンダ本体5a上部で車両内側
に折り返され前後方向に細長く延びるように形成された
縦壁部5bとを有しており、この折り返し部分がフェン
ダ上縁部5cを構成している。縦壁部5bには、その下
端近傍にボルト孔が間隔をおいて2箇所設けられてお
り、それらに挿設された支持ボルト6,6が支持部材を
構成している。
【0015】フェンダ5が取り付けられたホイルエプロ
ンレインフォースメント7は、開口側が下向きとされた
断面コの字状のアッパパネル7aと、その開口部を閉じ
るようにアッパパネル7aに接合された板状のロアパネ
ル7bとからなり、フェンダ5より車両内側に前後方向
に延びるように設けられている。ホイルエプロンレイン
フォースメント7の上面には、フェンダ取付部8aと固
定部8bとからなる断面L字状のブラケット8がフェン
ダ5に設けられた支持ボルト6,6位置に対応してブラ
ケット固定用ボルト9,9,…により装着固定されてい
る。このブラケット8の装着固定は、フェンダ取付部8
aがアッパパネル7aの車両外側面に連続し、両者が同
一面を構成するようになされている。ブラケット8のフ
ェンダ取付部8には、図3に示すように、後方に向かっ
て斜め外向きに延びる取付面10を形成する突出部11
が車両外側に突出するように設けられており、その取付
面10に前後方向に延びる前後長孔12aとその前後長
孔12aの後端位置から下方に連続して延びる下方長孔
12bとからなる支持孔12が設けられている。ブラケ
ット8の固定部8bには、ブラケット固定用ボルト9を
挿通するための固定用ボルト孔13,13が設けられて
いる。
【0016】そして、支持ボルト6,6は、ブラケット
8のフェンダ取付部8aに設けられた支持孔12の前後
長孔12aの前端位置に車両内側から挿通され、ボルト
頭をフェンダ取付部8aに係合させてフェンダ5の縦壁
部5bに設けられたボルト孔に通され、縦壁部5bの車
両外側でナットで締められている。このようにフェンダ
5の縦壁部5bに設けられた支持ボルト6とブラケット
8のフェンダ取付部8aに設けられた支持孔12とによ
りフェンダ支持手段をなし、これによって、フェンダ5
の縦壁部5bとボルト頭との間にブラケット8のフェン
ダ取付部8aが挟持されたような形態でフェンダ5を車
体に固定支持した取付構造が構成される。
【0017】この車両の前部が障害物に衝突した際の前
部構造の動作について説明する。
【0018】まず、車両の前部が障害物に衝突した際、
フロントバンパ4が障害物の下部に当たり、障害物は車
両側に傾倒してボンネット1に載せ上げられる。このと
き、ボンネット1の車幅方向両側に設けられたフェンダ
5は、障害物への衝突の衝撃により前方から荷重が負荷
され、図4(a)に示すように、縦壁部5bに設けられ
た支持ボルト6がブラケット8の支持孔12に案内支持
されて前後長孔12aを移動するのに伴って後方移動す
る。そして、その後、各フェンダ5は、支持ボルト6が
前後長孔12aの後端位置で止まった位置で止まるか、
又は、図4(b)に示すように、フェンダ5の自重によ
って支持ボルト6が下方長孔12bを下方移動するのに
伴って下方移動する。また、支持孔12の前後長孔12
aが後方に向かって斜め外向き延びるように形成されて
いることによりフェンダ5も同方向に移動し、フェンダ
5後部がその後方にあるフロントドアDの外側に位置付
けられることとなる。
【0019】次いで、ボンネット1に載せ上げられた障
害物は、その上部が勢いよく下方変位する。このとき、
その下方変位位置がフェンダ位置であって且つ支持ボル
ト6が前後長孔12aの後端位置で止まっている場合、
障害物がフェンダ上縁部5cに当たり、図4(b)に示
すように、支持ボルト6が下方長孔12bを下方移動す
るのに伴ってフェンダ5も下方移動する。また、障害物
上部の下方変位位置がフェンダ位置であって且つフェン
ダ5が自重により下方移動した場合、障害物がフェンダ
上縁部5cにより当たることがない。
【0020】以上のような構成の車両の前部構造によれ
ば、車両の前部が障害物に衝突した際に、その衝撃によ
って前方からの荷重がフェンダ5に負荷され、フェンダ
5は下向きの移動が可能となる前後長孔12aの後端位
置に位置付けられるか、又は、自重によりその後端位置
から下方に落ちることとなるので、かかる簡単な構成に
より、通常時のフェンダ5の支持強度を維持しつつ、し
かも、障害物への衝突時におけるフェンダ上縁部5cの
障害物への打撃衝撃が弱くなるようにして、又は、その
打撃を回避するようにして安全性の向上を図ることがで
きる。
【0021】また、ブラケット8に設けられた支持孔1
2の前後長孔12aが後方に向かって斜め外向きに延び
るように形成されており、フェンダ5の縦壁部5bに取
り付けられた支持ボルト6,6がその方向に案内され、
フェンダ5が後方移動した際、フェンダ5後部がその後
方にあるフロントドアDの外側に位置付けられることと
なるので、フェンダ5が後方移動した際のその後部とフ
ロントドアDとの干渉が回避され、フェンダ5がスムー
ズに移動することができる。
【0022】(実施形態2)図5は、本発明の実施形態
2に係る車両の前部構造における車両前面視左側のフェ
ンダ14の車体への取付構造を示す。なお、実施形態1
と同一のものは同一符号で示す。
【0023】フェンダ14は、図6に示すように、車両
前側部を覆うフェンダ本体14aと、そのフェンダ本体
14a上部で車両内側に折り返され前後方向に細長く延
びるように形成された縦壁部14bとを有しており、こ
の折り返し部分がフェンダ上縁部14cを構成してい
る。縦壁部14bには、前後方向に延びる前後長孔15
aとその前後長孔15aの後端位置から上方に連続して
延びる上方長孔15bとからなる支持孔15が設けられ
ている。
【0024】フェンダ14が取り付けられたホイルエプ
ロンレインフォースメント7は実施形態1と同一のもの
であり、ホイルエプロンレインフォースメント7の上面
には、フェンダ取付部16aと固定部16bとからなる
断面L字状のブラケット16がフェンダ14の支持孔位
置に対応してブラケット固定用ボルト9,9,…により
装着固定されている。このブラケット16のフェンダ取
付部16aには、ボルト孔が設けられており、それにボ
ルト頭が車両外側となるように挿設された支持ボルト
6,6が支持部材を構成している。
【0025】そして、支持ボルト6,6は、フェンダ1
4の縦壁部14bに設けられた支持孔15の前後長孔1
5aの後端位置に外側から挿通され、ボルト頭を縦壁部
14bに係合させてブラケット16のフェンダ取付部1
6aに設けられたボルト孔に通され、ブラケット16の
車両内側でナット17で締められている。このようにフ
ェンダ14の縦壁部14bに設けられた支持孔15とブ
ラケット16のフェンダ取付部16aに設けられた支持
ボルト6とによりフェンダ支持手段をなし、これによっ
て、ブラケット16のフェンダ取付部16aとボルト頭
との間にフェンダ14の縦壁部14bが挟持されたよう
な形態でフェンダ14を車体に固定支持した取付構造が
構成される。
【0026】その他の構成は、実施形態1と同一であ
る。
【0027】この車両の前部が障害物に衝突した際の前
部構造の動作について説明する。
【0028】まず、車両の前部が障害物に衝突した際、
フロントバンパが障害物の下部に当たり、障害物は車両
側に傾倒してボンネットに載せ上げられる。このとき、
ボンネットの車幅方向両側に設けられたフェンダ14
は、障害物への衝突の衝撃により前方から荷重が負荷さ
れ、ブラケット16のフェンダ取付部16aに設けられ
た支持ボルト6がフェンダ14の縦壁部14bの支持孔
15に案内支持されて前後長孔15aを前方に移動す
る。そして、その後、フェンダ14は、支持ボルト6が
前後長孔15aの前端位置で止まった位置で止まるか、
又は、フェンダ14の自重によって支持ボルト6が上方
長孔15bを上方移動するのに伴って下方移動する。
【0029】次いで、ボンネットに載せ上げられた障害
物は、その上部が勢いよく下方変位する。このとき、そ
の下方変位位置がフェンダ位置であって且つ支持ボルト
6が前後長孔12aの前端位置で止まっている場合、障
害物がフェンダ上縁部14cに当たり、支持ボルト6が
上方長孔12bを上方移動するのに伴ってフェンダ14
が下方移動する。また、障害物上部の下方変位位置がフ
ェンダ位置であって且つフェンダ14が自重により下方
移動した場合、障害物がフェンダ上縁部14cにより当
たることがない。
【0030】以上のような構成の車両の前部構造によれ
ば、実施形態1の車両の前部構造とと同様に、簡単な構
成により、通常時のフェンダ14の支持強度を維持しつ
つ、しかも、障害物への衝突時におけるフェンダ上縁部
14cの障害物への打撃衝撃が弱くなるようにして、又
は、その打撃を回避するようにして安全性の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る車両の前部構造の斜
視図である。
【図2】本発明の実施形態1のフェンダの取付構造を示
す構成図である。
【図3】本発明の実施形態1のブラケットの斜視図であ
る。
【図4】本発明の実施形態1の障害物衝突時のフェンダ
支持手段の動作を示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態2のフェンダの取付構造を示
す構成図であるである。
【図6】本発明の実施形態2のフェンダ上部の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ボンネット 2 ヘッドランプ 3 グリル 4 フロントバンパ 5,14 フェンダ 5a,14a フェンダ本体 5b,14b 縦壁部 5c,14c フェンダ上縁部 6 支持ボルト(支持部材) 7 ホイルエプロンレインフォースメント 7a アッパパネル 7b ロアパネル 8,16 ブラケット 8a,16a フェンダ取付部 8b,16b 固定部 9 ブラケット固定用ボルト 10 取付面 11 突出部 12,15 支持孔 12a,15a 前後長孔 12b 下方長孔 13 固定用ボルト孔 15b 上方長孔 17 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 祐之 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA05 BB02 CA55

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車幅方向両側にフェンダを備えた車両の前
    部構造であって、 上記各フェンダが前後方向の所定距離を移動することが
    でき且つその前後方向移動域の後端位置では下向きに移
    動することができるように該フェンダを支持するフェン
    ダ支持手段を設け、 上記フェンダ支持手段は、上記フェンダを車体に組み付
    けた状態では、上記前後方向移動域の後端位置よりも前
    方位置で該フェンダを固定支持する一方、該フェンダに
    前方から所定荷重が負荷された際には、該フェンダが該
    前後方向移動域の後端位置に移動するように該フェンダ
    を案内支持することを特徴とする車両の前部構造。
  2. 【請求項2】 上記フェンダ支持手段は、 車体のフェンダ取付部に設けられた前後方向に延び且つ
    後端位置で下向きに連続して延びる支持孔と、 上記フェンダ上部内側に形成された縦壁部に突設され上
    記支持孔に挿通されて上記フェンダ取付部に係合する支
    持部材と、により構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の車両の前部構造。
  3. 【請求項3】 上記フェンダ支持手段は、 上記フェンダ上部内側に形成された縦壁部に設けられた
    前後方向に延び且つ前端位置で上向きに連続して延びる
    支持孔と、 車体のフェンダ取付部に突設され上記支持孔に挿通され
    て上記縦壁部に係合する支持部材と、により構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の車両の前部構
    造。
  4. 【請求項4】 上記フェンダ取付部は、車体に設けられ
    たブラケットにより構成されていることを特徴とする請
    求項2に記載の車両の前部構造。
  5. 【請求項5】 上記フェンダ支持手段は、上記フェンダ
    が後方移動した際、該フェンダ後部がその後方にあるフ
    ロントドアの外側に位置付けられるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載
    の車両の前部構造。
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