JP6136704B2 - 車両の前部車体構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の前部車体構造に関し、詳しくは、エンジンルーム前部にて車幅方向に延びるバンパレインフォースメントが設けられ、該バンパレインフォースメントの前部に車幅方向に延びる衝撃吸収部材が設けられ、該衝撃吸収部材の前方にはバンパフェースおよびグリル部から成るフロントバンパが設けられ、該フロントバンパにナンバプレートホルダが設けられたような車両の前部車体構造に関する。
一般に、ナンバプレートはバンパフェースにナンバプレートホルダを介して取付けられている。
近年では、前突時における歩行者の下肢へのダメージ低減が要求されており、このため、特許文献1には、バンパフェースの裏側であって、エンジンルーム前部にて車幅方向に延びるバンパレインフォースメントの前部に衝撃吸収部材を設け、バンパフェースに荷重が入力されて変形した際には、バンパフェースが衝撃吸収部材に当接し、当該衝撃吸収部材が潰れることで、歩行者下肢へのダメージ軽減を図る構成が開示されている。
上述のナンバプレートホルダはエネルギを吸収しない略剛体部材であって、衝突時に該ナンバプレートホルダが変形せずに、そのままの形状を保持したままで全体的に後退すると、衝撃吸収部材での充分なエネルギ吸収量が得られないことになる。
そこで、ナンバプレートホルダを潰れやすくすることが考えられるが、歩行者下肢ダメージを主に軽減するのは、衝撃吸収部材であるから、単に、ナンバプレートホルダを潰れやすくしたからといって、衝撃吸収部材が効果的に潰れるものではない。
ところで、特許文献2には、フロントバンパを構成するバンパフェースとグリル部とを有し、ナンバプレートおよびナンバプレートホルダを取付けるグリル部にノッチを形成して、前突時に衝撃吸収効果を発揮させる構造が開示されているが、該特許文献2には、グリル部の前部に設けられるナンバプレートホルダが歩行者との前突時にエネルギ吸収に影響を与える点については、何等の開示も示唆もない。
特開2009−220676号公報 特開2001−158311号公報
そこで、この発明は、ナンバプレートホルダが歩行者下肢のエネルギ吸収を阻害することなく、衝撃吸収部材で効果的に衝撃エネルギを吸収するように当該ナンバプレートホルダが変形する車両の前部車体構造の提供を目的とする。
この発明による車両の前部車体構造は、エンジンルーム前部にて車幅方向に延びるバンパレインフォースメントが設けられ、該バンパレインフォースメントの前部に車幅方向に延びる衝撃吸収部材が設けられ、該衝撃吸収部材の前方にはバンパフェースおよびグリル部から成るフロントバンパが設けられ、上記フロントバンパにナンバプレートホルダが設けられた車両の前部車体構造であって、上記ナンバプレートホルダは、上記衝撃吸収部材の前方に位置するように上記フロントバンパに設けられると共に、当該ナンバプレートホルダの車幅方向中央に切欠き部が設けられ、該切欠き部より車幅方向外側位置に脆弱部を備えた上記フロントバンパへの取付け部が設けられ、上記バンパフェースには開口部が設けられ、上記グリル部は走行風取入れ口を有して上記バンパフェースの開口部を塞ぐよう当該バンパフェースに取付けられており、上記ナンバプレートホルダは上記グリル部に取付けられ、該グリル部には車幅方向に複数の脆弱部が設けられたものである。
上述の衝撃吸収部材としては、発泡ウレタン材から成るEA部材を採用してもよい。
しかも、上記バンパフェースには開口部が設けられ、上記グリル部は走行風取入れ口を有して上記バンパフェースの開口部を塞ぐよう当該バンパフェースに取付けられており、上記ナンバプレートホルダは上記グリル部に取付けられ、該グリル部には車幅方向に複数の脆弱部が設けられたものであり、このように、グリル部には車幅方向に複数の脆弱部を設けたので、該脆弱部によりグリル部が衝突時に突っ張ることなく簡単に潰れる。つまり、ナンバプレートホルダもグリル部も容易にクラッシュするので、衝突荷重を迅速に衝撃吸収部材に伝達して、エネルギ吸収を図ることができる。
この発明による車両の前部車体構造は、また、エンジンルーム前部にて車幅方向に延びるバンパレインフォースメントが設けられ、該バンパレインフォースメントの前部に車幅方向に延びる衝撃吸収部材が設けられ、該衝撃吸収部材の前方にはバンパフェースおよびグリル部から成るフロントバンパが設けられ、上記フロントバンパにナンバプレートホルダが設けられた車両の前部車体構造であって、上記ナンバプレートホルダは、上記衝撃吸収部材の前方に位置するように上記フロントバンパに設けられると共に、当該ナンバプレートホルダの車幅方向中央に切欠き部が設けられ、該切欠き部より車幅方向外側位置に脆弱部を備えた上記フロントバンパへの取付け部が設けられ、上記ナンバプレートホルダは、車幅方向に並設して複数のプレートを搭載可能に形成されると共に、何れか一方のプレートを保持するスリット形状のプレート支持部が、上記切欠き部と車幅方向で略同位置に形成されたものである。
上記構成によれば、ナンバプレートホルダの車幅方向中央に切欠き部を設けたので、車両が歩行者に非オフセット衝突した場合、該切欠き部によりナンバプレートホルダが略V字状に折れ、衝撃吸収部材に対するナンバプレートホルダの侵入量が多くなって、衝撃吸収部材に局所的かつ確実に荷重が入力され、衝撃吸収部材での充分なエネルギ吸収量が得られる。
また、上記切欠き部よりも車幅方向外側に位置する取付け部には、脆弱部を設けているので、車両が歩行者にオフセット衝突した場合には、ナンバプレートホルダが上記切欠き部で折れると共に、上記脆弱部で取付け部がクラッシュして、ナンバプレートホルダが後退するため、衝撃吸収部材に対する幅方向への接触面積を抑えつつ、該衝撃吸収部材にナンバプレートホルダが速やかに侵入して荷重入力することになり、当該衝撃吸収部材での充分なエネルギ吸収量を確保することができる。
要するに、ナンバプレートホルダが歩行者下肢のエネルギ吸収を阻害することなく、衝撃吸収部材で効果的に衝撃エネルギを吸収するようにナンバプレートホルダが変形するものである。
さらに、ナンバプレートホルダは、上記衝撃吸収部材の前方に位置するので、走行風の導入を防げないレイアウトが確保できる。
しかも、上記ナンバプレートホルダは、車幅方向に並設して複数のプレートを搭載可能に形成されると共に、何れか一方のプレートを保持するスリット形状のプレート支持部が、上記切欠き部と車幅方向で略同位置に形成されたものであり、このように、一方のプレートを保持するスリット形状のプレート支持部は、切欠き部と車幅方向で略同位置に形成されているので、プレート保持機能と、スリット形状による脆弱機能とを兼ねたプレート支持部により、ナンバプレートホルダがより一層折れやすくなり、衝突時に衝撃吸収部材でのさらなるエネルギ吸収を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記フロントバンパは車幅方向外方に向けて所定のキャンバを有して形成されており、上記ナンバプレートホルダには上記フロントバンパと当該ナンバプレートホルダとの間隙を塞ぐ縦壁部が車両前後方向に対して傾斜して形成されたものである。
上記構成によれば、上述の縦壁部により、洗車時のナンバプレートホルダのがた付きを防止することができると共に、見栄えを確保することができる。また、ナンバプレートホルダの端部に衝突した場合においても、上記縦壁部が車両前後方向に対して傾斜しているので、該ナンバプレートホルダが容易に座屈する。
この発明によれば、ナンバプレートホルダが歩行者下肢のエネルギ吸収を阻害することなく、衝撃吸収部材で効果的に衝撃エネルギを吸収すべく当該ナンバプレートホルダを変形させることができる。
本発明の車両の前部車体構造を示す正面図 グリル部に対するナンバプレートホルダの取付け構造を示す分解斜視図 図1のA−A線矢視断面図 図1のB−B線矢視断面図 図1のC−C線に沿う要部拡大断面図 ナンバプレートホルダの斜視図 ナンバプレートホルダの平面図 ナンバプレートホルダの側面図 非オフセット衝突時の平面図 オフセット衝突時の平面図
ナンバプレートホルダが歩行者下肢のエネルギ吸収を阻害することなく、衝撃吸収部材で効果的に衝撃エネルギを吸収すべく当該ナンバプレートホルダを変形させるという目的を、エンジンルーム前部にて車幅方向に延びるバンパレインフォースメントが設けられ、該バンパレインフォースメントの前部に車幅方向に延びる衝撃吸収部材が設けられ、該衝撃吸収部材の前方にはバンパフェースおよびグリル部から成るフロントバンパが設けられ、上記フロントバンパにナンバプレートホルダが設けられた車両の前部車体構造であって、上記ナンバプレートホルダは、上記衝撃吸収部材の前方に位置するように上記フロントバンパに設けられると共に、当該ナンバプレートホルダの車幅方向中央に切欠き部が設けられ、該切欠き部より車幅方向外側位置に脆弱部を備えた上記フロントバンパへの取付け部が設けられ、上記バンパフェースには開口部が設けられ、上記グリル部は走行風取入れ口を有して上記バンパフェースの開口部を塞ぐよう当該バンパフェースに取付けられており、上記ナンバプレートホルダは上記グリル部に取付けられ、該グリル部には車幅方向に複数の脆弱部が設けられるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の前部車体構造を示し、図1は当該前部車体構造の正面図、図2はグリル部に対するナンバプレートホルダの取付け構造を示す分解斜視図、図3は図1のA−A線矢視断面図、図4は図1のB−B線矢視断面図、図5は図1のC−C線に沿う要部拡大断面図である。
図5において、エンジンルーム1の左右両サイド部を車両の前後方向に延びる車体剛性部材としてのフロントサイドフレームを設け、左右一対の各フロントサイドフレームの前端には、セットプレート2,2を介してクラッシュカン3,3を設けている。該クラッシュカン3は角筒形状に形成されており、衝突エネルギを吸収するものである。
上述の左右のクラッシュカン3,3の前端相互間には、車幅方向に延びるバンパレインフォースメント4を取付けている。
上述のバンパレインフォースメント4は、エンジンルーム1内においてエンジン前方に位置するラジエータユニットのさらに前方において車幅方向に延びるレインフォースメントであって、該バンパレインフォースメント4は、図3,図4,図5に示すように、断面が略ハット形状で車両前方側に開放したバンパビーム5と、該バンパビーム5の開放側を閉塞する板状のクロージングプレート6と、を有し、上述のバンパビーム5とクロージングプレート6との間には、車幅方向に延びる閉断面7が形成されている。
図3〜図5に示すように、上述のバンパレインフォースメント4の前部、詳しくは、クロージングプレート6の前面には、車幅方向に延びる衝撃吸収部材8(以下、単にEA部材と略記する)が設けられている。
この実施例では、EA部材8として発泡ウレタン部材を用いている。
図1〜図5に示すように、EA部材8の前方には、バンパフェース9およびグリル部10から成るフロントバンパ11が設けられている。
上述のバンパフェース9は合成樹脂により形成され、車両最前部に位置する所謂樹脂バンパであって、このバンパフェース9の車幅方向上側中央部と、車幅方向下側中央部とには、フレッシュエア(走行風)を取入れるための開口部9a,9bが形成されている。
また、バンパフェース9の車幅方向左右両側上部には、ヘッドランプ(図示せず)を配置するために下方へ湾曲形成された凹部9c,9cが設けられている。
さらに、バンパフェース9の車幅方向左右両側下部には、フォグランプ配設部9d,9dが設けられている。
図3,図4に示すように、上述のグリル部10はバンパフェース9の上下の開口部9a,9bを塞ぐように当該バンパフェース9に取付けられており、上側の開口部9aに対応して上側に位置する走行風取入れ口10aを有すると共に、下側の開口部9bに対応して下側に位置する走行風取入れ口10bを有するものである。
また、図3,図4に示すように、グリル部10の上下の各走行風取入れ口10a,10b間には、EA部材8およびバンパレインフォースメント4の前方に対応すべく、ブラインド部10c,10dが形成されており、これらブラインド部10c,10dにより、車外方からEA部材8およびバンパレインフォースメント4が目視されるのを防止して、見映えの向上を図っている。
上述のグリル部10のブラインド部10c,10dは、次に述べるナンバプレートホルダ12の取付け座を兼ねるものである。
図2,図3,図4に示すように、EA部材8の前方に位置するようにフロントバンパ11には、ナンバプレートホルダ12が取付けられている。この実施例では、ナンバプレートホルダ12は上述のグリル部10のブラインド部10c,10dに取付けられている。
図6はナンバプレートホルダを車両左側斜め後方から見た状態で示す斜視図である。
図5,図6に示すように、ナンバプレートホルダ12は、その車両左側をナンバプレート13の取付けエリアE1に設定し、車両右側を仮免プレート14の取付けエリアE2に設定している。
図7はナンバプレートホルダの平面図、図8はナンバプレートホルダの左側面図であって、図6〜図8に示すように、このナンバプレートホルダ12は、車幅方向に延びる略平板状の主面部15と、該主面部15の上端から後方に延びる上壁部16と、主面部15の下端から後方に延びる下壁部17と、主面部15の車幅方向左側端部から後方に延びる左側の縦壁部18と、主面部15の車幅方向右側端部から後方に延びる右側の縦壁部19と、を備えている。
図5に示すように、フロントバンパ11は、車幅方向中央が前方へ突出し、車幅方向外方が順次後方に後退すべく、車幅方向外方に向けて所定のキャンバを有して滑らかな円弧状に形成されており、ナンバプレートホルダ12の上壁部16は図6に示すように、この円弧状に沿うように、その車幅方向中央部の後方への突出量が相対的に小さく、車幅方向外方に向けて後方への突出量が漸次増大するように形成されている。
また、ナンバプレートホルダ12において、フロントバンパ11と当該ナンバプレートホルダ12の主面部15との間隙を塞ぐ左右の縦壁部18,19は、図5に示すように、車両前後方向に対して後開き形状に傾斜して形成されており、これにより、洗車時のナンバプレートホルダ12のがた付きを防止すると共に、見映えを確保し、さらに、ナンバプレートホルダ12の車幅方向の端部に歩行者が衝突した場合の座屈性を確保すべく構成している。
この実施例では、図1,図2,図5に示すように、バンパフェース9の上側の開口部の口縁に沿って加飾部材としてのガーニッシュ20を取付けているので、図5に示すように、上述の左右の縦壁部18,19は、ナンバプレートホルダ12の主面部15とガーニッシュ20前面との間隙を塞ぐように、後開き形状に傾斜して形成されている。
しかも、図6に示すように、ナンバプレートホルダ12の下壁部17における車幅方向中央には切欠き部21を設け、車両と歩行者との衝突時に、該切欠き部21を起点として、ナンバプレートホルダ12を略V字状に折り曲げ、EA部材8に対するナンバプレートホルダ12の侵入量増大を図り、EA部材8に対して荷重を局折的かつ確実に入力し、EA部材8での充分なエネルギ吸収量を確保すべく構成している。
図6に示すように、ナンバプレートホルダ12の裏面には後方に向けて突出する複数、例えば、合計4つの取付け部22,23,24,25が一体形成されている。これらの各取付け部22〜25はナンバプレートホルダ12をグリル部10に取付けるためのものである。
複数の取付け部22〜25にうち取付け部22,23は、ナンバプレートホルダ12の車幅方向両サイドで、かつ、上下方向略中間部に設けられており、他の取付け部24,25は、車幅方向において切欠き部21と左右両サイドの取付け部22,23との間で、かつ上壁部16の近傍位置に設けられている。
上述の各取付け部22〜25は、切欠き部に対して車幅方向外側位置に設けられており、これらの各取付け部22〜25は、それぞれ有底筒に形成されると共に、各取付け部22〜25には脆弱部としてのスリット22a,23a,24a,25aがそれぞれ形成されている。
グリル部10の形状に対応して一方の取付け部22,23は、他方の取付け部24,25よりもその突出長さが長く形成されており、この取付け部22,23には上下2箇所にスリット22a,23aを形成し、他方の取付け部24,25には上下左右の4箇所にスリット24a,25aを形成しているが、スリット22a〜25aの形成数量は図示実施例のものに限定されるものではない。
上述の各取付け部22〜25は、図3,図4に示すように、ボルト26、ナット27等の締結部材を用いてグリル部10に取付けられるが、図2に示すように、取付け部24,25はグリル部10のブラインド部10cにおける締結部位10e,10eに取付けられ、取付け部22,23はグリル部10のブラインド部10dにおける締結部位10f,10fに取付けられる。
そして、上述の各取付け部22〜25に設けたスリット22a〜25aにより、車両が歩行者にオフセット衝突した場合、取付け部22〜25をクラッシュさせて、ナンバプレートホルダ12を後退させ、EA部材8に対する幅方向への接触面積を抑えつつ、EA部材8にナンバプレートホルダ12が速やかに侵入して荷重入力するように構成したものである。
図6,図7に示すように、ナンバプレートホルダ12の裏面には、上述の各取付け部22〜25の他に突き当て部材28を後方に向けて突出している。
この突き当て部材28は切欠き部21の近傍で、かつ該切欠き部21から車幅方向左外方に若干離間した位置に設けられている。また、この突き当て部材28は有底角筒形状に形成されると共に、その角筒の各コーナ部には車両の前後方向に延びる脆弱部としてのスリット28aをそれぞれ形成している。
上述の突き当て部材28は、その後端面をグリル部10のブラインド部10dに突き当て、洗車時等においてナンバプレートホルダ12ががたつくのを防止するための部材である。
図1,図5に示すように、上述のナンバプレートホルダ12はナンバプレート13と仮免プレート14とを車幅方向に並設して搭載可能に形成されている。
図1に示すように、車幅方向左側に位置するナンバプレート13は取付け部材29,29を用いて、図6に示すナンバプレートホルダ12の取付けエリアE1における取付け位置30,30に固定される。
車幅方向右側に位置する仮免プレート14は取付けエリアE2に着脱可能に構成されているので、図6,図7,図8を参照して当該仮免プレート14の支持構造について説明する。
図6〜図8に示すように、仮免プレート14の取付けエリアE2の下部には、車幅方向に延びるスリット31を設け、このスリット31の下部口縁から側面視L字状で、かつ車幅方向に延びると共に、上方が開放したプレート支持部32を設けている。
また、仮免プレート14の取付けエリアE2の車幅方向左側部には、上下方向に延びるスリット33を設け、このスリット33の車幅方向外側口縁から平面視L字状で、かつ上下方向に延びると共に、車幅方向外方に開放したプレート支持部34を設けている。
さらに、仮免プレート14の取付けエリアE2の車幅方向右側部には、上下方向に延びるスリット35を設け、このスリット35の車幅方向外側口縁から平面視L字状で、かつ上下方向に延びると共に、車幅方向内方に開放したプレート支持部36を設けている。これらの各プレート支持部32,34,36は主面部15より前方側へ突出するように形成されている。
そして、上述の各スリット形状のプレート支持部32,34,36のうち、1つのプレート支持部34のスリット33は、上述の切欠き部21と車幅方向で略同位置に形成されており、衝突時にナンバプレートホルダ12をより一層折れやすく構成し、EA部材8でのさらなるエネルギ吸収を図るように構成したものである。
ところで、図5に示すように、ナンバプレートホルダ12が取付けられるグリル部10には、車幅方向に離間して複数の脆弱部としての屈曲部37…が一体形成されている。
上述の屈曲部37は、この実施例においては車両後方にV字状またはU字状に突出するように形成しているが、脆弱部としては当該屈曲部37に代えて、薄肉部や開口部であってもよい。
上述の屈曲部37を形成することで、グリル部10が衝突時に突っ張ることなく簡単に潰れ、ナンバプレートホルダ12およびグリル部10が容易にクラッシュすることにより、衝突荷重を迅速にEA部材8に伝達して、エネルギ吸収を図るように構成したものである。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用を説明する。
なお、以下の説明においては車両とインパクタXとが衝突した場合について述べる。
図9に示すように、車両がインパクタXに非オフセット衝突した場合、切欠き部21(図6,図7参照)によりナンバプレートホルダ12はその車幅方向中央が後方へ突出するように略V字状に折れ、EA部材8に対するナンバプレートホルダ12の侵入量が多くなって、EA部材8に局所的かつ確実に荷重が入力される。この結果、EA部材8での充分なエネルギ吸収量を確保することができる。
図10に示すように、車両がインパクタXにオフセット衝突した場合には、ナンバプレートホルダ12が上述の切欠き部21(図6,図7参照)で折れると共に、各取付け部22〜25には脆弱部としてのスリット22a〜25aを形成したので、オフセット衝突側のスリット22a,24aで取付け部22,24がクラッシュして、ナンバプレートホルダ12が後退する。このためEA部材8に対する車幅方向の接触面積を抑制しつつ、EA部材8にナンバプレートホルダ12の一部が速やかに侵入して荷重入力することになる。よって、当該EA部材8での充分なエネルギ吸収量を確保することができる。
このように、上記実施例の車両の前部車体構造は、エンジンルーム1前部にて車幅方向に延びるバンパレインフォースメント4が設けられ、該バンパレインフォースメント4の前部に車幅方向に延びる衝撃吸収部材(EA部材8参照)が設けられ、該衝撃吸収部材(EA部材8)の前方にはバンパフェース9およびグリル部10から成るフロントバンパ11が設けられ、上記フロントバンパ11にナンバプレートホルダ12が設けられた車両の前部車体構造であって、上記ナンバプレートホルダ12は、上記衝撃吸収部材(EA部材8)の前方に位置するように上記フロントバンパ11に設けられると共に、当該ナンバプレートホルダ12の車幅方向中央に切欠き部21が設けられ、該切欠き部21より車幅方向外側位置に脆弱部(スリット22a〜25a)を備えた上記フロントバンパ11への取付け部22〜25が設けられたものである(図5,図6参照)。
この構成によれば、ナンバプレートホルダ12の車幅方向中央に切欠き部21を設けたので、車両が歩行者に非オフセット衝突した場合(図9参照)、該切欠き部21によりナンバプレートホルダ12が略V字状に折れ、衝撃吸収部材(EA部材8参照)に対するナンバプレートホルダ12の侵入量が多くなって、衝撃吸収部材(EA部材8)に局所的かつ確実に荷重が入力され、衝撃吸収部材(EA部材8)での充分なエネルギ吸収量が得られる。
また、上記切欠き部21よりも車幅方向外側に位置する取付け部22〜25には、脆弱部(スリット22a〜25a参照)を設けているので、車両が歩行者にオフセット衝突した場合(図10参照)には、ナンバプレートホルダ12が上記切欠き部21で折れると共に、上記脆弱部(スリット22a〜25a)で取付け部(22〜25のうちのオフセット衝突側の取付け部)がクラッシュして、ナンバプレートホルダ12が後退するため、衝撃吸収部材(EA部材8)に対する幅方向への接触面積を抑えつつ、該衝撃吸収部材(EA部材8)にナンバプレートホルダ12が速やかに侵入して荷重入力することになり、当該衝撃吸収部材(EA部材8)での充分なエネルギ吸収量を確保することができる。
要するに、ナンバプレートホルダ12が歩行者下肢のエネルギ吸収を阻害することなく、衝撃吸収部材(EA部材8)で効果的に衝撃エネルギを吸収するように当該ナンバプレートホルダ12が変形するものである。
さらに、ナンバプレートホルダ12は、上記衝撃吸収部材(EA部材8)の前方に位置するので、走行風の導入を防げないレイアウトが確保できる。
また、バンパフェース9には開口部9a,9bが設けられ、上記グリル部10は走行風取入れ口10a,10bを有して上記バンパフェース9の開口部9a,9bを塞ぐよう当該バンパフェース9に取付けられており、上記ナンバプレートホルダ12は上記グリル部10に取付けられ、該グリル部10には車幅方向に複数の脆弱部(屈曲部37参照)が設けられたものである(図1,図3,図4,図5参照)。
この構成によれば、グリル部10には車幅方向に複数の脆弱部(屈曲部37参照)を設けたので、該脆弱部(屈曲部37)によりグリル部10が衝突時に突っ張ることなく簡単に潰れる。つまり、ナンバプレートホルダ12もグリル部10も容易にクラッシュするので、衝突荷重を迅速に衝撃吸収部材(EA部材8)に伝達して、エネルギ吸収を図ることができる。
さらに、上記ナンバプレートホルダ12は、車幅方向に並設して複数のプレート(ナンバプレート13、仮免プレート14参照)を搭載可能に形成されると共に、何れか一方のプレート(仮免プレート14参照)を保持するスリット形状のプレート支持部34が、上記切欠き部21と車幅方向で略同位置に形成されたものである(図1,図6参照)。
この構成によれば、一方のプレート(仮免プレート14)を保持するスリット形状のプレート支持部34は、切欠き部21と車幅方向で略同位置に形成されているので、プレート保持機能と、スリット33形状による脆弱機能とを兼ねたプレート支持部34により、ナンバプレートホルダ12がより一層折れやすくなり、衝突時に衝撃吸収部材(EA部材8参照)でのさらなるエネルギ吸収を図ることができる。
加えて、上記フロントバンパ11は車幅方向外方に向けて所定のキャンバを有して形成されており、上記ナンバプレートホルダ12には上記フロントバンパ11と当該ナンバプレートホルダ12との間隙を塞ぐ縦壁部18,19が車両前後方向に対して傾斜して形成されたものである(図5参照)。
この構成によれば、上述の縦壁部18,19により、洗車時のナンバプレートホルダ12のがた付きを防止することができると共に、見栄えを確保することができる。また、ナンバプレートホルダ12の車幅方向の端部に衝突した場合においても、上記縦壁部18,19が車両前後方向に対して傾斜しているので、該ナンバプレートホルダ12が容易に座屈する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の衝撃吸収部材は、実施例のEA部材8に対応し、
以下同様に、
取付け部の脆弱部は、スリット22a〜25aに対応し、
グリル部の脆弱部は、屈曲部37に対応し、
並設する複数のプレートは、ナンバプレート13と仮免プレート14とに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、エンジンルーム前部にて車幅方向に延びるバンパレインフォースメントが設けられ、該バンパレインフォースメントの前部に車幅方向に延びる衝撃吸収部材が設けられ、該衝撃吸収部材の前方にはバンパフェースおよびグリル部から成るフロントバンパが設けられ、上記フロントバンパにナンバプレートホルダが設けられた車両の前部車体構造について有用である。
1…エンジンルーム
4…バンパレインフォースメント
8…EA部材(衝撃吸収部材)
9…バンパフェース
9a,9b…開口部
10…グリル部
10a,10b…走行風取入れ口
11…フロントバンパ
12…ナンバプレートホルダ
13…ナンバプレート(プレート)
14…仮免プレート(プレート)
18,19…縦壁部
22〜25…取付け部
22a〜25a…スリット(脆弱部)
34…プレート支持部
37…屈曲部(脆弱部)

Claims (3)

  1. エンジンルーム前部にて車幅方向に延びるバンパレインフォースメントが設けられ、
    該バンパレインフォースメントの前部に車幅方向に延びる衝撃吸収部材が設けられ、
    該衝撃吸収部材の前方にはバンパフェースおよびグリル部から成るフロントバンパが設けられ、
    上記フロントバンパにナンバプレートホルダが設けられた車両の前部車体構造であって、
    上記ナンバプレートホルダは、上記衝撃吸収部材の前方に位置するように上記フロントバンパに設けられると共に、
    当該ナンバプレートホルダの車幅方向中央に切欠き部が設けられ、
    該切欠き部より車幅方向外側位置に脆弱部を備えた上記フロントバンパへの取付け部が設けられ
    上記バンパフェースには開口部が設けられ、
    上記グリル部は走行風取入れ口を有して上記バンパフェースの開口部を塞ぐよう当該バンパフェースに取付けられており、
    上記ナンバプレートホルダは上記グリル部に取付けられ、
    該グリル部には車幅方向に複数の脆弱部が設けられた
    車両の前部車体構造。
  2. エンジンルーム前部にて車幅方向に延びるバンパレインフォースメントが設けられ、
    該バンパレインフォースメントの前部に車幅方向に延びる衝撃吸収部材が設けられ、
    該衝撃吸収部材の前方にはバンパフェースおよびグリル部から成るフロントバンパが設けられ、
    上記フロントバンパにナンバプレートホルダが設けられた車両の前部車体構造であって、
    上記ナンバプレートホルダは、上記衝撃吸収部材の前方に位置するように上記フロントバンパに設けられると共に、
    当該ナンバプレートホルダの車幅方向中央に切欠き部が設けられ、
    該切欠き部より車幅方向外側位置に脆弱部を備えた上記フロントバンパへの取付け部が設けられ、
    上記ナンバプレートホルダは、車幅方向に並設して複数のプレートを搭載可能に形成されると共に、
    何れか一方のプレートを保持するスリット形状のプレート支持部が、上記切欠き部と車幅方向で略同位置に形成された車両の前部車体構造。
  3. 上記フロントバンパは車幅方向外方に向けて所定のキャンバを有して形成されており、
    上記ナンバプレートホルダには上記フロントバンパと当該ナンバプレートホルダとの間隙を塞ぐ縦壁部が車両前後方向に対して傾斜して形成された
    請求項1または2に記載の車両の前部車体構造。
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