WO2005034121A1 - 再生装置 - Google Patents

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Abstract

再生装置内のメモリ容量を増やすことなく、音声データがほとんど途切れなく再生でき、使い勝手も落とさないような再生装置を提供することを目的とし、再生装置は、光ディスク等に記憶されている音声データの識別情報と、識別情報の位置を特定する情報であって前記識別情報と対応付けた情報である特定情報とを内部のメモリに記憶し、前記識別情報と前記特定情報が記憶されたメモリの領域以外の領域に、音声データの一部を記憶して、記憶された音声データを再生する。

Description

明 細 書
再生装置 技術分野
本発明は、音声再生装置等におけるメモリの使用技術に関し、特に、 光ディ スク等のリムーバブルメディァから読み出す音声情報の再生時 におけるメモリの使用技術に関する。 背景技術
近年、 音楽等の音声データの圧縮技術が進み、 例えば、 数多くの曲 の音声データを光ディ スク等のリムーバブルメディ ァ (以下、 「記録媒 体」 という。) に記録することが出来るようになつている。 ここで、 音 声データの圧縮技術とは、 MP 3 (MP EG_ 1、 Au d i o l a y e r _m) や WMA (W i n d ow s Me d i a Au d i o) 等 をいう。
このように、 記録媒体に記録できる曲が多くなることに伴い、 どの ような曲がその記録媒体に記録されているのかを表示するような機能 等が普及している。
具体的には、 記録媒体に記録されている曲名の一覧等を表示し、 ュ 一ザが一覧から曲を選択して、 再生できるもの等である。 - 記録されている曲の一覧を表示したり、 ユーザが聞きたい曲を即座 に再生できるようにするために、 記録媒体が再生装置にセッ トされた 時点で、 再生装置内のメモリ に、 一覧表示等に必要なデータを予め記 憶することが行われている (詳細は、 後述する <従来の再生技術との 対比考察 >参照。)。 このような再生装置内のメモリに記憶された情報 の破損チェック技術も開示されている (特許文献 1 )。
また、 音楽等を記録 · 再生できる携帯機器が普及し、 多くの曲が記 録されている記録媒体をこのような携帯機器にセッ ト して、 携帯しな がら音楽を再生することが行われている。 再生機器を携帯しながら音楽を再生する場合には、 その振動などが 原因で記録媒体から音声データを読み出せない場合がある。 このよう な場合を考慮して、 音声データを、 再生装置内のメモリに先読みしな がら再生を行うことによって、 途切れなく再生を行うことを可能とし ている (詳細は、 後述する <従来の再生技術との対比考察 >参照。)。
しかし、 記録媒体に記録される音楽等の音声データの数が多くなれ ばなるほど、 その一覧を表示等する為に再生装置内のメモリに記録し なければならない情報が増える。 ということは、 再生装置内のメモ リ は限られた容量であることから、 音楽データを先読みして記憶する領 域が狭くなることになり、 音声の再生が出来ない場合が発生する可能 性が高くなる。
とはいえ、 音声の途切れのない再生の為に音声データの記憶領域を 多ぐすれば、 曲の一覧が表示できなかったり、 指定した曲が再生され るまでに時間がかかるようになり、 その再生装置は使い勝手が悪く、 実用に耐えないものとなってしまう。
また、 再生装置内のメモリ の容量を大きくすることは、 再生装置の コス トアツプを招く ことに成る。 特許文献 1 : 特開 2 0 0 3— 1 5 9 6 3号公報 発明の開示
そこで、 本発明は、 再生装置内のメモリ容量を増やすことなく、 音 声データがほとんど途切れなく再生でき、 使い勝手も落とさないよう な再生装置の提供を目的とする。
上記課題を解決する為に、 本発明の再生装置は、 記憶手段を有する再 生装置であって、 前記記憶手段に記憶された音声データを再生する再生 手段と、 前記音声データの識別情報と、 記憶した前記識別情報の位置を 特定する情報であって前記識別情報と対応付けた情報である特定情報 と、 前記再生する音声データの一部とを前記記憶手段に記憶させ、 前記 識別情報と前記特定情報が記憶された前記記憶手段の領域以外の領域 に、 前記音声データの一部を記憶させる制御手段を備えることを特徴と する。
本発明に係る再生装置は、 上述の構成を備えることにより、 音声デ ータの識別情報等の再生装置内に記憶すべき情報を、 無駄な空間を開 けずに、 最小限度の容量に抑えることができるので、 より多くの音声 データを記憶することができるようになる。
すなわち、 例えば、 音声データの識別情報を 3 2バイ 卜の固定長領 域に格納したのでは、 識別情報が 3 2バイ トに満たない場合は、 無駄 な領域が生まれてしまう。
本再生装置では、 この無駄になっていた部分を、 音声データを記憶 する領域とすることができる。
したがって、 再生装置の使い勝丰を落とすことなく、 音声データの 再生が途切れる可能性をより少なくすることができるようになる。 また、 音声データの識別情報等の再生装置内に記憶すべき情報を、 従来よりも多く記憶することができるので、 再生装置の使い勝手がよ りょくなるという利点がある。
またさらに、 逆に、 識別情報が 3 2バイ 卜より大きい場合は途中で フアイル名が切れてしまうことなく、 記憶できるという利点がある。 また、 前記再生装置は、 更に、 前記再生装置に装着された記録媒体 であって、 複数の音声データとそれぞれの音声データに対応する識別 情報とを記録する記録媒体から、 前記音声データを読み出す音声デー タ読出手段と、 前記記録媒体から、 前記識別情報を読み出す識別情報 読出手段と、 再生する音声データを指示する指示手段とを備え、 前記 制御手段は、 前記識別情報読出手段により読み出した前記識別情報を 基に、 前記特定情報を作成し、 前記識別情報と前記特定情報とを前記 記憶手段に記憶させた後に、 前記指示手段で指示された音声データの 一部を前記音声データ読出手段により読み出し、 前記記憶手段に記憶 させることとしてもよい。 また、 前記制御手段は、 前記音声データ読出手段で読み出した音声 データを再生する前に、 前記記憶手段に記憶させ、 再生している時点 より先の音声データを順次読み出し記憶させるように、 前記音声デー 夕読出手段を制御することとしてもよい。
これにより再生装置は、 装着される記録媒体ごとに、 音声データの 識別情報等を読み込んで、 その都度、 読み込んだ識別情報に基づいて 記憶手段に記憶するので、 音声データの数や識別情報等が少ない場合 には、 必要な領域も少なくなり、 先読みできる音声データの量を増や すことができるようになる。
また、 前記制御手段は、 前記識別情報が所定の長さ以上である場合に は、 前記所定の長さ分にした識別情報を、 前記記憶手段に記憶させるこ ととしてもよい。
また、 前記制御手段は、 前記識別情報と前記特定情報とを、 前記記憶 手段の記憶容量の所定の割合を超えて記憶させないことと してもよい。
これにより再生装置は、 ディ スクに記憶されているすべての音声デ 一夕の識別情報を一定の大きさ以下にすることが可能とすることがで きるので、 一定の音声データ記憶領域を確保することができるように なる。
本発明のようなメモ リの使用方法を使用した光ディ スク再生装置は、 フ ァイルの情報の中で、 特に大量のメモリを消費するフ ァイルの管理 情報保存領域の最適化とそれに伴う音声データ保存領域の確保を自動 的に行い、 音声データ保存領域の効率的な確保を行うことで、 メモリ 容量拡大によるコス トアップを抑えることができる。
特に、 フアイル名の保存に使用する領域をフアイル名のサイズに合 わせて可変とするため、 固定長のバイ ト数に対して非常にファイル名 が短い場合や、 固定長のバイ ト数に対してフ ァイル名のサイズがわず かに大きいものに対応する場合などには、 全体のメモリ使用量を大幅 に削減できる。
また、 固定長で保存した場合には、 フ ァイル名を読み出す場合に必 ず固定長分読み出さなければいけなかったので無駄があつたが、 本発 明の場合はファイル名の長さも保存しているため、 読み出す場合も実 際のフアイル名長分だけ読み出すことが可能であり、 フアイル名読み 出しの高速化も図ることができる。 図面の簡単な説明
第 1図は、 本発明にかかる再生装置の構成を示す機能プロック図で ある。
第 2図は、 ディ スク情報記憶部 1 5 0 0の領域の構成例を示す図で ある。
第 3図 (a ) は、 管理データ 2 0 0 0の構成例および内容例を表す 図である。
第 3図 (b ) は、 フ ァイル名データ 3 0 0 0の構成例および内容例 を表す図である。
第 4図は、 再生装置の光ディ スクに記憶されている音声データの再 生処理を表すフローチヤ一 トである。
第 5図は、 音声データ再生時の初期処理を表すフ口一チャートであ る。
第 6図は、 ディ スク情報記憶部 1 5 0 0内の音声データ保存領域 1 5 1 0と管理情報保存領域 1 5 2 0の割当例を示す図である。 第 6図
( a ) は、 管理情報保存領域が小さくなる例を示す図であり、 第 6図
( b ) は、 管理情報保存領域が大きくなる例を示す図である。
第 7図は、 従来の光ディ スク再生装置のプロック構成図を示している 第 8図は、 C D— D Aフ ォーマッ トを表す図である。
第 9図は、 C D— R O Mフォーマッ トを表す図である。
第 1 0図は、 従来の光ディ スク再生装置における一時記憶手段使用 方法におけるフ ァイル情報保存方法を示す処理 (初期処理) のフロー チャー トである。
第 1 1図は、 メモリ 1 0内の構造の例を表す図である。 第 1 2図は、 メモリ 1 0の分割例を表す図である。 第 1 2図 (a) は、 メモ リの容量が変わらない場合の例であり、 第 1 2図 (b) は、 メモリの容量を大きく した例である。 発明を実施するための最良の形態
<概要 >
本発明に係る再生装置は、再生装置内のメモリ量を変えることなく、 音声データの一覧の表示等に必要な情報の量を、 動的に必要最小限な 量とすることで、 音声データの記憶領域を動的に増減し、 効率的に音 声データ再生時の音飛びの発生を抑制するものである。
以下、 本発明に係る再生装置の実施形態について説明する。
ここでは、 光ディ スクの再生装置を例に取り説明する。 光ディ スク には、 複数の楽曲、 楽曲名等が記憶されているものとする。
<構成 >
図 1は、 本発明にかかる再生装置の構成を示す機能ブロック図であ る。
再生装置 1 000は、 制御部 1 1 00、 光ディ スク 1 200、 ユー ザ操作部 1 300、 ディ スク読込部 1 400、 ディ スク情報記憶部 1 500、 音声データ再生部 1 600、 音声出力部 1 700およびディ スプレイ 1 800で構成される。
制御部 1 1 00は、 通常の再生装置が有する機能を有する他、 本発 明に係る機能を制御する機能をも有する。 通常の再生装置が有する機 能には、 後述する光ディ スク 1 200を読む際の、 エラーの検出、 モ ータの制御等を含むものとする (これらの動作制御の詳細は、 後述す る <従来の再生技術との対比考察 >参照。)。
次に、 ユーザ操作部 1 300は、 光ディ スク 1 200に記億されて いる曲名の一覧表示指示の受け付け、再生する曲の指示の受け付け等、 ユーザの各種指示を受け付ける機能を有する。
ディ スク読込部 1 400は、光ディ スク 1 200にレーザを照射し、 反射光を電気信号に変換する機能等を有する (詳細は、 後述する <従 来の再生技術との対比考察 >参照。 図 6における レンズ 2からスピン ドルモータ 8が該当する。)。
ディ スク情報記憶部 1 500は、 光ディ スク 1 200に記憶される 曲名を含む様々な情報を記憶しておく機能を有する。これらの情報は、 光デイ スクが再生装置 1 000にセッ トされたことを検知した制御部 1 1 00の指示により、 光ディ スクから読み込まれ、 記憶される。 従 つて、 セッ トされるディ スクが異なれば、 本記憶部に記憶されている 内容も異なることになる。
また、 ディ スク情報記憶部 1 500は、 音声データの一部を記憶し ておく機能を有する。 原則として、 再生している音声データを先読み しながら適時更新している。 尚、 本実施形態では、 音声データとは楽 曲のデータのことをいう。
このディ スク情報記憶部 1 500は、 再生装置の用途等により、 そ の容量が異なる。 例えば、 再生装置が携帯して動きながら再生する機 会が多い場合は、 1 6メガビッ ト、 再生装置が据え置き型で振動がほ とんどない場合は、 1メガビッ トであるようにである。
また、 この記憶部は、 D R AM (D y n a m i c R a n d om A c c e s s Memo r y) のほか、 S RAM (S t a t i c R a n d o m A c c e s s M emo r y), F PRAM (F e RAM) 等の比較的高速で読書き可能なメモリであればよい。
次に、 音声データ再生部 1 600は、 ディ スク情報記憶部 1 500 に記憶されている音声データを読み出し、 デジタル一アナ口グ変換等 を行う機能を有する (詳細は、 後述するく従来の再生技術との対比考 察 >参照。 図 6における D F— D AC等が該当する。)。
音声出力部 1 700は、 いわゆるスピーカであり、 再生した音声デ 一夕を出力する機能を有する。
ディ スプレイ 1 800は、 曲名一覧その他の情報の表示を行う機能 を有する。 再生装置 1 0 0 0の各機能の一部は、 それぞれのメモリ又はハード ディスク(図示していない。)に格納されているプログラムを C P U (図 示していない。) が実行することにより実現される。
<デ一夕〉
以下、 本再生装置で用いる主なデータについて、 図 2および図 3を 用いて説明する。
図 2は、 ディ スク情報記憶部 1 5 0 0の領域の構成例を示す図であ る。 記憶されるデータの内容等については、 図 3を用いて説明する。 ディ スク情報記憶部 1 5 0 0は 2つの領域に分けられ、 それぞれの 領域に別の種類のデータが記憶される。
1つの領域は、 音声データ保存領域 1 5 1 0であり、 音声データが 記憶される。 もう一方の領域は、 管理情報保存領域 1 5 2 0であり、 光ディ スク 1 2 0 0に記憶されている音声データを管理する為の情報 が記憶される。 尚、 本実施形態では、 フ ァイル名とは、 曲名を表すも のである。
またさらに、 管理情報保存領域 1 5 2 0は、 2つの領域に分けられ る。 1 つの領域は、 フアイル名保存領域 1 5 2 1であり、 光ディ スク 1 2 0 0に記憶されているフアイル名、 すなわち曲名が記憶される。 もう一方の領域は、 ファイル情報保存領域 1 5 2 2であり、 ファイル 名保存領域 1 5 2 1 に記憶されているフアイル名に関する情報、 例え ば、 フ ァイル名の長さ等の情報や、 その他各フ ァイルに関する情報、 例えば、 ファイルのデイ スク内での開始位置等の情報も記憶される。
ここで、 ディ スク情報記憶部 1 5 0 0の大きさは固定であり、 管理 情報保存領域 1 5 2 0および音声データ保存領域 1 5 1 0の大きさは、 再生装置 1 0 0 0にセッ トされる光ディ スク 1 2 0 0の内容に応じて、 可変である。
すなわち、光ディ スク 1 2 0 0に記憶されている曲数などによって、 管理情報保存領域 1 5 2 0の大きさは増減し、 それに伴い、 管理情報 保存領域 1 5 2 0と音声データ保存領域 1 5 1 0とを合わせてディ ス ク情報記憶部 1 500の大きさとなるように、 音声データ保存領域 1 5 1 0の大きさも増減することになる。
ただし、 これらの領域は、 光ディ スク 1 200が再生装置 1 000 にセッ トされた時にデータが作成されて領域が決められ、 その後、 別 の光ディ スクがセッ トされるまで変わらない。
図 3 (a) は、 管理データ 2000の構成例および内容例を表す図 である。 また図 3 (b) は、 フ ァイル名データ 3000の構成例およ び内容例を表す図である。
まず、 図 3 (a) の管理データ 2000について、 説明する。
管理データ 2000は、 ファイル情報保存領域 1 522に記憶され る。 また、 前述のように、 フアイル情報保存領域 1 522には、 管理 データ 2000の他、 フアイル名で表される音声データのディ スク上 での開始位置や終了位置等の情報も記憶されている。
このフアイル情報保存領域 1 522の大きさは、 固定である。 すな わち、 この領域に記憶される各種情報は、 予め決められている個数分 のファイルのフアイル番号 2 1 00に対応付けられて、 情報のデータ 長や、 保存する位置等が予め決められている。
管理デ一夕 2000は、 フ ァイル番号 2 1 00、 フ ァイル名の長さ 2200および保存開始位置 2300で構成される。
ファイル番号 2 1 00は、 フ ァイルの識別番号である。 この識別番 号に対応して、 各種情報が記憶されている。 フ ァイル名の長さ 220 0、 保存開始位置 2300が記憶される。 また、 別のテーブルには、 各フアイルの音声データのデイ スク内の位置等の情報が、 この識別番 号に対応して記憶されているものとする。
例では、 ファイル番号 「 1」 から 「N」 までとしてある。 Nは、 こ の再生装置 1 000で管理できるフアイルの個数の最大値を示してい る。 例えば、 5 1 2、 256等である。
フ ァイル名の長さ 2200は、 フ ァイル名の長さであり、 バイ ト長 を表す。 本実施形態では、 最大 32とする。 これは本再生装置 1 000でフ ァィル名一覧を表示する場合の便宜上の数値である。
また、 保存開始位置 2300は、 フ ァイル名データ 3000の中の 該当フ ァイル名の開始位置を表す。 すなわち、 フ ァイル名データ 30 00の先頭からのオフセッ トバイ ト数であり、 この位置から該当ファ ィル名が入っている。
尚、 光ディ スク 1 200に記憶されているフアイルの数が、 「N」 に 満たない場合は、 それ以後のフアイル名の長さ 2200と保存開始位 置 2200には、 「0」 が入っているものとする。
従って、 本実施形態では、 管理データ 2000は、 固定の大きさで あり、 フ ァイル情報保存領域 1 522の大きさも固定である。
例えば、 フ アイル番号 2 1 00、 フ アイルの長さ 2200、 保存開 始位置 2300のそれぞれが 2バイ トであり、 フアイル番号の 「N」 が 「5 1 2」 であったとすると、 管理データ 2000は、 3072ノ イ トとなる。
次に、 図 3 (b) のファイル名データ 3000について、 説明する。 フ ァイル名データ 3000は、 フアイル名保存領域 1 52 1に記憶 される。
この領域には、 その先頭からフアイル名が連続してはいつており、 フ ァイル名の区切りのための記号等は存在しない。
従って、 このファイル名データ 3000のサイズは、 ファイルの個 数、 各ファイル名の長さによって、 増減する。
例えば、 フアイル番号 2 1 00 「2」 で表されるフアイル名は、 こ のフ ァイル番号に対応する保存開始位置 2300が 「25」 であり、 対応するフアイル名の長さ 2200が 「 1 6」 であることから、 ファ ィル名データ 3000の先頭から 25バイ ト 目から始まり、 その長さ は 1 6バイ トであることがわかる。 すなわち、 ファイル番号 2 1 00 「2」 で表されるファイル名は、 「BEATLES— HELP. mp3」 である。
このように、 各ファイル名は、 管理データ 2000に保存されたフ アイル名の長さ 2200とメモリ内の保存開始位置 2300とが示す 場所に保存されるので、 読み出す時もその管理データ 2000に従つ て読み出すことで、 フアイル名の長さが一定でなくても読み出し位置 を特定し読み出すことができる。
これにより、 固定長で保存する場合に比べ、 固定長で保存する場合 に生じてしまっていた、 冗長な領域、 いわゆる空き領域を削減できる ため、フアイル名保存領域 1 52 1のサイズを縮小することができる。 また、 各フ ァイル名のサイズ、 フ ァイル名の開始ア ドレスの管理等、 場合によっては終了ァ ドレスの管理等を行うことで、 ファイル名の格 納方法を可変長にしても、 正確にフ ァイル名を読み出すことが可能に なる。
ぐ動作 >
以下、 上述した、 再生装置 1 000の動作について図 4および図 5 を用いて説明する。
図 4は、 再生装置の光ディ スクに記憶されている音声データの再生 処理を表すフ口一チヤ一 トである。
まず、 ユーザが光デイ スク 1 200を再生装置 1 000にセッ 卜す る。 そのセッ トを検知した制御部 1 1 00は (ステップ S 20 1 )、 光 ディ スクに記憶されている曲を再生する為の初期処理を行う。
具体的には、制御部 1 1 00は、ディ スク読込部 1 400を介して、 ディ スクに記録されているファィル名等の情報の読み込みを行い、 読 み込んだ情報を基に、 管理データ 2000とフ ァイル名データ 300 0等を作成し、 ディ スク情報記憶部 1 500に保存する (ステップ S 202)。 この初期処理の詳細は、 図 5および図 6を用いて説明する。 その後、 制御部 1 1 00は、 ディ スク情報記憶部 1 500の管理情 報保存領域 1 520に記憶されている管理データ 2000とフ ァイル 名デ一夕 3000とを基に、 ディ スプレイ 1 800に、 曲名の一覧を 表示する (ステップ S 203)。
ユーザは、 ディ スプレイ 1 800に表示された曲名一覧から、 再生 したい曲を指定する。 例えば、 カーソルを移動し、 確定ボタンを押下 する。 尚、 ディ スプレイ 1 800に曲名の一覧を表示し、 ユーザがそ の一覧から、 再生したい曲を指定する場合に限らず、 フ ァイル番号 2 1 00が 「 1」 の曲から自動的に再生が始まる場合もある。
制御部 1 1 00は、 ユーザ操作部 1 300を介してユーザの再生指 示した曲名を取得する (ステップ S 204)。 本実施形態の場合は、 そ の曲の番号を取得するものとする。 この曲番号は、 管理データ 200 0のフアイル番号 2 1 00と一致するものとする。
制御部 1 1 00は、 フアイル番号 2 1 00に対応して記憶されてい る、 音声データのディ スク内の位置から、 ディ スク読込部 1 400を 介して音声データを読み出し、 ディ スク情報記憶部 1 500の音声デ —夕保存領域 1 5 1 0に書き込む。
その後、 制御部 1 1 00は、 音声データ再生部 1 600に再生開始 の指示を出す。
指示を受けた音声データ再生部 1 600は、 音声データ保存領域 1 5 1 0から音声データを読み出し、 再生し、 音声出力部 1 700に出 力する (ステップ S 205)。 制御部 1 1 00は、 適時、 再生している 曲の音声データを光ディ スクから読み出し、 音声データ保存領域 1 5 1 0に書き込んでいく。
次に、 初期処理について図 5および図 6を用いて説明する。
図 5は、音声データ再生時の初期処理を表すフローチャートである。 また、 図 6は、 ディ スク情報記憶部 1 500内の音声データ保存領 域 1 5 1 0と管理情報保存領域 1 520の割当例を示す図である。 図 6 (a) は、 管理情報保存領域が小さくなる例を示す図であり、 図 6 (b) は、 管理情報保存領域が大きくなる例を示す図である。
まず、 制御部 1 1 00は、 ディ スク情報記憶部 1 500の音声デー 夕保存領域 1 5 1 0の容量初期値を設定する (ステップ S 1 0 1、 図 6 (a) と図 6 (b) の左側の図参照)。
次に、 制御部 1 1 00は、 ディ スク読込部 1 400を介して、 光デ イ スク 1 200から、 ディ スク内の管理情報を取得する (ステップ S 1 02)。 ここでいう管理情報とは、管理情報保存領域 1 520に保存 すべき情報をいう。 また、 ここでは、 1つのファイルに関する情報を 読み出す。
そして、 取得した管理情報をディ スク情報記憶部 1 500の管理情 報保存領域 1 520に保存する (ステップ S 1 03)。 具体的には、 フ ァィル情報保存領域 1 522に記憶する情報は、 その該当場所に保存 し、 ファイル名は、 ファイル名保存領域 1 52 1 に先のファイル名に 続けて保存する。 すなわち、 管理データ 2000とフ ァイル名データ 3000を、 次々とデータを書き込み、 テーブルを完成させていく こ とになる。
次にディ スク内のすべてのフアイルの情報の読み出しが終了したか を確認する (ステップ S 1 04)。 ディ スク内のすべてのファイルの情 報の取得が終了した場合は (ステップ S 1 04 : YE S)、 図 6 (a) 右側の図のようにフアイル情報保存に使用していない部分をすベて音 声データ保存領域に設定し直し (ステップ S 1 05)、初期処理を終了 する。
音声データ保存領域を設定し直すとは、 具体的には、 例えば、 作成 し終えた管理データ 2000を用い、 不定長であるファィル名保存領 域の全体の大きさを算出し、 その値とファイル情報保存領域 1 522 の大きさの値を足したものと、 予め初期処理で設定した容量初期値で ある音声データ保存のための領域以外の領域の大きさの値との差分を、 音声データ保存領域として新たに設定し直すことをいう。
フアイルの情報の取得処理が終了していない場合 (ステップ S 1 0 4 : NO) は、 フアイル情報保存領域 1 522がー杯になっていない か確認する (ステップ S 1 06)。
フアイル情報保存領域が一杯になっていない場合 (ステップ S 1 0 6: N〇)には、次のフアイルの情報を取得する(ステップ S 1 02)。 また、 フ ァイル情報保存領域が一杯になっている場合 (ステップ S 1 06 : YE S) は、 図 6 (b) の右側の図のように新たな音声デ一 タ保存領域を設定し (ステップ S 1 07)、次のファイルの情報を取得 する (ステップ S 1 02)。
ここで、 ディ スク情報記憶部 1 500内の音声データ保存領域 1 5 1 0と管理情報保存領域 1 520の配置の仕方の例を説明する。 第一 の例として、 音声データ保存領域 1 5 1 0を管理情報保存領域 1 52 0の前に確保する場合があり、 この場合音声データ保存領域 1 5 1 0 の終了ア ドレスの直後のァ ドレスを管理情報保存領域 1 520の開始 ァ ドレスとすることができる。この例は、本実施形態で示す例である。 また第二の例と して、 音声データ保存領域 1 5 1 0を管理情報保存 領域 1 520の後に確保する場合があり、 この場合は管理情報保存領 域 1 520の終了ア ド レスの直後のア ドレスを音声データ保存領域 1 5 1 0の開始ァドレスとすることができる。 このような一時記憶手段 内のア ドレス管理は、 図 3 (a) に示す管理データ 2000を用いる ことで容易に行うことができる。
<補足〉
以上、 本発明に係る再生装置について実施形態に基づいて説明した が、 この処理装置を部分的に変形することもでき、 本発明は上述の実 施形態に限られないことは勿論である。 即ち、
( 1 ) 実施形態では、 管理データ 2000の大きさは、 固定であると しているが、 可変長であることとしてもよい。
例えば、フアイルの個数分のみ作成するなどである。この場合には、 フアイルの個数を記憶しておく等により、 ファイルの個数を特定出来 るようにする必要がある。
またさらに、 実施形態では、 ファイル名データ 3000に記憶する ファイル名の長さは、 最大 32バイ トとしているが、 この値に限られ ないのは、 もちろんであり、 制限はなくてもよい。
また、 ディ スクごとに、 ファイル名データ 3000に記憶するファ ィル名の長さの最大値を変えることとしてもよい。 この場合、 その最 大値は、 ユーザが設定することどしてもよい。
( 2 ) 実施形態では、 音声データのフ ァイル名を可変長データとして 管理することとしているが、 他のデータを可変長データとして管理し てもよい。
実施形態では、 フ ァイルの管理情報において特に大量のメモ リを消 費するフアイル名の情報保存領域の最適化と、 それに伴う音声データ の保存領域の確保を自動的に行い、 音声データ保存領域の効率的な確 保を行っている。
また、 本発明のデータ管理方法を適用するデータは、 再生装置にセ ッ トされた光ディ スク等から読み出すものに限らず、 他の記録媒体も しくはネッ トワーク上から読み出す場合であっても適用可能である。
( 3 ) 実施形態では、 ディ スク内からすべてのフ ァイルの管理情報を 取得した後、 改めて一時記憶手段であるメモリ内の音声データ保存領 域とディ スク内フアイルの管理情報保存領域を設定し直すこととして いるが、 他の方法で領域を決定してもよい。
例えば、 閾値を記憶しておき、 フ ァイルの管理情報を読み込んでも よい。 閾値を越えて、 フ ァイル管理情報を記憶することは行わないと する。 一定の音声データ保存領域を確保することで、 一定の音声再生 性能を確保するためである。
この場合、 次々とファイル管理情報を書き込んでいき、 全てのファ ィル管理情報を書き込んでも閾値を超えない場合には、 そのフ ァイル 管理情報の容量が保存領域の容量となり、 閾値を超える場合は、 閾値 がフアイル管理情報の保存領域の容量となる。
例えば、 閾値として、 音声データ保存領域を、 メモ リ容量の 6割と するなどである。
( 4 ) 実施形態では、 管理データ 2 0 0 0等の量に関わらず、 デイ ス ク内の必要な情報はすべて読み出して管理情報保存領域 1 5 2 0にデ —夕を作成しているが、 一定の量に抑えることとしてもよい。 また、 一部の情報についてのデータを作成しないようにしてもよい。 例えば、 ディスク情報記億部 1 5 0 0における音声データ保存領域 1 5 1 0の最小値を設定し、 図 3 ( a ) の管理データ 2 0 0 0から算 出した音声データ保存領域が前記最小値より小さくなる場合はファィ ルの情報の取得を停止する形態が考えられる。 これにより振動時等に 音途切れの起こらない最低限の音声データ保存領域の確保を行うこと が可能となる。
( 5 ) 実施形態では、 管理データ 2 0 0 0は、 フ ァイル情報保存領域 1 5 2 2に記憶することとしているが、 再生装置 1 0 0 0内の他のメ モリに保存してもよい。
例えば、 制御部 1 1 0 0の内部メモリ等である。
( 6 ) 実施形態では、 管理データ 2 0 0 0は、 音声データのファイル 名のみを管理するデータであるとしているが、 フ ァイル名のみに限ら れない。
例えば、 ディ スク内でのファイルの管理方法として、 いわゆるディ レク ト リで管理している場合は、 管理データ 2 0 0 0で、 そのディ レ ク ト リ名等も管理することができる。
( 7 ) 実施形態で示した再生装置の各機能を実現させる為の各制御処 理 (図 1等参照) を C P Uに実行させる為のプログラムを、 記録媒体 に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。 このような記録媒体には、 I Cカード、 光ディ スク、 フ レキシブルデ イ スク、 R〇M、 フラッ シュメモリ等がある。 流通、 頒布されたプロ グラムは、 機器における C P Uで読み取り可能なメモリ等に格納され ることにより利用に供され、 その C P Uがそのプログラムを実行する ことにより実施形態で示した再生装置の各機能が実現される。
<従来の再生技術との対比考察〉
以下、 従来の音声再生装置について、 図 7〜図 1 2を用いて詳細に 説明し、 本発明の利点を考察する。
従来の音声再生装置、 特に光ディ スク再生装置は音声データの再生 だけでなく、 その音声デ一夕のファイル名など、 管理情報の表示機能 を有している。 また同時に、 光ディ スク等の記録媒体から読み出す音 声データの再生について、 振動などで光ディ スクの読み出しができな い期間も音途切れのない再生が求められている。
これらの機能を実現するため、 光ディ スク再生装置に記憶手段を設 け、 光ディ スクから読み出した音声データと管理情報とを、 その記憶 手段に一時的に記憶し、その記憶したデータの読み出しを行っている。 以下、 従来の光ディ スクに記録されている音声データ等を再生する 技術及び、 上記の機能を実現する技術について説明する。
図 7は従来の光ディ スク再生装置のプロック構成図を示している。 図 7において、 光ディ スク 1から音声データ等の情報を読み取るた めに、 まずレーザを光ディ スク 1に照射し、 光ディ スク 1で反射した レーザ光がレンズ 2を通して光ピックアップ 3に到達する。
光ピックアップ 3は、 レーザの反射光を電気信号に変換し、 変換さ れた電気信号がヘッ ドアンプ 4において増幅され、 RF信号、 フ ォー カスエラー信号およびトラッキングエラー信号を生成する。
フ ォーカスエラー信号とは、 フ ォーカスサーボを行うための信号で あり、 トラッキングエラー信号とは、 トラッキングサーボを行うため の信号である。
この 2つのエラー信号は、 サーボ用 L S I 5に入力され、 サ一ボ用 L S I 5は、 フ ォ一カスエラー信号に基づいてフ ォーカスサ一ポ処理 を行い、 ドライバ 6を通じて制御信号を増幅し、 レンズ 2、 若しくは 光ピックアップ 3の動作を制御することになる。
また、 トラツキングエラー信号に基づいて トラツキンダサーボ処理 及びトラバ一スサ一ボ処理を行い、 ドライバ 7を通じて制御信号を増 幅して、 光ピックアップ 3の動作を制御して、 トラッキング制御を行 う。 最後に、 ヘッ ドアンプより得られた RF信号、 フォーカスエラー 信号、 及びトラッキングエラー信号から生成する同期信号に基づいて C LV (C o n s t a n t L i n e a r V e l o c i t y) サー ボ処理を行い、 ドライバ 7を通じてスピンドルモータ 8の回転数の制 御を行うことになる。
一方、 へッ ドアンプより得られた R F信号は、 信号処理回路 6によ り、 二値化された信号に復調される。 そして、 この二値化された信号 が D F - DAC (D i g i t a 1 F i 1 t e r— D i g i t a l An a l o g C o n v e r t e r) 回路 1 1にて DA変換されアナ 口グ音声信号としてオーディオ出力部 9にて出力される。
また、 音声信号再生中における、 光ディ スク装置の振動等による音 途切れを防ぐためにメモリ 1 0が設けられており、 信号処理回路 6に て二値化された信号を D F— D AC回路 1 1 にて D A変換してオーデ ィォ出力部 9にて出力するに先立ち、メモリ 1 0に一時記憶しておき、 メモリ 1 0に一時記憶されている信号を D F— DAC回路 1 1にて D A変換してオーディオ出力部 9にて出力していく という方法を採って いる。
これにより、 振動等で光ディ スクから情報の読み出しが行えない事 態が生じても、予めメモリ 1 0に記億される情報を出力していくので、 音途切れの問題を解消することができる。
次に、 光ディスクには様々なフ ォーマッ ト規格が存在し、 以下にそ の例として C D— DA (C omp a c t D i s k - D i g i t a 1 A u d i o)ディ スクの場合と C D— ROMディ スクの場合について、 図 7を参照しながら説明する。
図 8は、 C D_D Aフ ォーマッ トを表す図である。
C D— DAディ スクには、 図 8に示すように 2バイ トの 1サンプル が左と右交互に配置されたフ ォーマツ トで記録されたおり、 1プロッ クが 2352バイ トで音声データが構成されている。 このときメモリ 1 0には音声データ (音楽データ等) のみが蓄積されることになる。 メモ リ 1 0に蓄積された当該音声データは、 D F-DAC回路 52にお いて D A変換され、 オーディオ出力部 9によりアナログ音声として出 力される。
図 9は、 C D— R OMフォーマッ トを表す図である。 また、 光ディ スク 1が C D— ROMディ スクである場合には、 図 9 に示すようなフォーマツ トでデータが記録されている。 図 9に示す C D— ROMディ スクのフ ォーマッ ト には、 S YNC (同期) 部やへッ ダ部を有しており、 さらに E C C (誤り訂正コー ド) によって強力な 誤り訂正機能を有している。
また、 データ記録の規格として I S O 9660規約があり、 英大文 字 (A〜Z:)、 数字 (0〜9)、 アンダースコア記号 (―) が使用可能 なフアイル名、 フォルダ名を規定された文字数以内で記録ができる。 音声データ (音楽データ) はメモリ 1 0に蓄積され、 デコーダ 1 2に おいてデコードされ、 D F— D AC回路 1 1 において D A変換される ことによって、 アナログ音声として出力されることになる。
次に、 C D— ROMに記録されるファィル名等の文字情報の読み出 し、 表示方法について説明する。
図 1 0は、 従来の光ディ スク再生装置における一時記憶手段使用方 法におけるフ ァイル情報保存方法を示す処理 (初期処理) のフローチ ヤートである。
光ディ スク 1からの情報の読み出しが開始されると、 まずメモリ 1 0内の音声データ保存領域の設定を行う (ステップ S 70 1 )。 この音 声データ保存領域に、 音途切れ防止を行うための音声データをオーデ ィォ出力するに先立ち、 一時的に記憶していく。
次に光ディ スク 1内の管理情報を取得する (ステップ S 702)。 そ して、取得した管理情報をメモリ 1 0に保存する(ステップ S 703)。 光ディ スク 1内のすべてのフアイルの管理情報取得処理が終了した場 合は、 初期処理を終了し、 再生処理へ移行する(ステップ S 704 : Y E S)。
そうでない場合は、次のフアイル情報取得処理へ移行する(ステツプ S 704 : NO)o
図 1 1は、 メモリ 1 0内の構造の例を表す図である。
メモリ 1 0内の保存領域は、 図 1 1 (a) に示すように音声データ を一時保存する領域である音声データ保存領域 9 1 0と、 光ディ スク 1 内のすべてのフアイルの管理情報を保存する領域であるディ スク内 フアイル管理情報保存領域 9 2 0とに分割されることとなる。
ここで、 フアイル管理情報取得処理についてメモリ 1 0内のフアイ ル管理情報保存状態について詳しく説明する。
図 1 1 ( b ) のようにディ スク内フアイル管理情報保存領域 9 2 0 は、 フアイル名保存領域 9 2 1 と、 それ以外のファィル管理情報 (各 音声データの開始/終了ァ ド レス等) 保存領域 9 2 2から構成される。
さらに、 フアイル名保存領域 9 2 1 は、 図 1 1 ( c ) のようになつ ている。 図 1 1 ( c ) のようにフアイル名保存領域 9 2 1 は、 フアイ ル名 1つにつき通常固定長 (例えば 3 2バイ ト) が与えられている。 上記特許文献 1 に記載される従来の光ディ スク再生装置は、 フアイ ル名を記憶手段に保存して、 そのフ ァイル名のサイズも管理している ものであり、 その情報を記憶したファイル名 (当該公報ではファイル 情報と表現している)が正常か否かの判定に使用しているものである。 図 1 2は、 メモリ 1 0の分割例を表す図である。 図 1 2 ( a ) は、 メモリの容量が変わらない場合の例であり、 図 1 2 ( b ) は、 メモリ の容量を大きく した例である。
図 1 2 ( a ) に示すように、 メモリ 1 0の容量を大きく しないで、 ディ スク内フ ァイル管理情報保存領域 9 2 0を大きくすれば、 音声デ —タ保存領域 9 1 0が少なくなつてしまう。 光ディ スク再生装置にお いては振動等により光ピックアップがディ スクのデータを読み出せな い状態の期間は、 予め読み出され音声データ保存領域に保存されたデ 一夕を使用することにより音途切れのない再生を実現している。
すなわち、 光ピックアップ 3からの読み出しデ一夕がない期間の音 声データの再生時間は音声データ保存領域のサイズに依存する。 その ため音声データ保存領域の縮小は振動に対する耐性を弱く してしまう。 また、 音声データ保存領域 9 1 0を縮小せず、 図 1 2 ( b ) のよう に再生装置に搭載するメモリ 1 0の容量を大きく した場合は、 製品の コス トアップにつながる。
本発明のようなメモリの使用方法を使用した光ディ スク再生装置は、 管理情報保存領域の最適化と、 それに伴う音声データ保存領域の確保 を自動的に行い、 音声データ保存領域の効率的な確保を行うことが可 能であり、 メモリ の容量を変えずに、 振動に対する耐性を維持向上さ せることができる。 また、 メモリ容量拡大によるコス トアップを抑え ることができる。
特に、 従来では、 固定長のバイ ト数に対して非常にフ ァイル名が短 い場合や、 固定長のバイ ト数に対してファィル名のサイズがわずかに 大きいものに細かに対応することができないが、 本発明の場合には、 フアイル名の保存に使用する領域をフアイル名のサイズに合わせて可 変とするため、 全体のメモ リ使用量を大幅に削減できる。
また、 従来のように.、 固定長で保存した場合には、 フ ァイル名を読 み出す場合に必ず固定長分読み出さなければいけなかったので無駄が あつたが、 本発明の場合はフ ァイル名の長さも保存しているため、 読 み出す場合も実際のファィル名長分だけ読み出すことが可能であり、 フアイル名読み出しの高速化も図ることができる。 産業上の利用可能性
再生するデータを一時的に記憶し、 データを再生するあらゆる装置 において、 その再生装置の使用環境に応じたコス トダウンを図る場合 に、 特に有用である。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 記憶手段を有する再生装置であって、
前記記憶手段に記憶された音声データを再生する再生手段と、 前記音声データの識別情報と、 記憶した前記識別情報の位置を特定 する情報であって前記識別情報と対応付けた情報である特定情報と、 前記再生する音声データの一部とを前記記憶手段に記憶させ、 前記識 別情報と前記特定情報が記憶された前記記憶手段の領域以外の領域に、 前記音声データの一部を記憶させる制御手段を備える
ことを特徴とする再生装置。
2 . 前記再生装置は、 更に、 前記再生装置に装着された記録媒体であ つて、 複数の音声データとそれぞれの音声データに対応する識別情報 とを記録する記録媒体から、 前記音声データを読み出す音声データ読 出手段と、
前記記録媒体から、 前記識別情報を読み出す識別情報読出手段と、 再生する音声データを指示する指示手段とを備え、
前記制御手段は、 前記識別情報読出手段により読み出した前記識別 情報を基に、 前記特定情報を作成し、 前記識別情報と前記特定情報と を前記記憶手段に記憶させた後に、 前記指示手段で指示された音声デ 一夕の一部を前記音声データ読出手段により読み出し、 前記記憶手段 に記憶させる
ことを特徴とする請求項 1記載の再生装置。
3 . 前記制御手段は、 前記識別情報が所定の長さ以上である場合には、 前記所定の長さ分にした識別情報を、 前記記憶手段に記憶させる
ことを特徴とする請求項 2記載の再生装置。
4 . 前記制御手段は、 前記音声データ読出手段で読み出した音声データ を再生する前に、 前記記憶手段に記憶させ、 再生している時点より先の 音声データを順次読み出し記憶させるように、 前記音声データ読出手段 を制御する
ことを特徴とする請求項 2記載の再生装置。
5 . 前記制御手段は、 前記識別情報と前記特定情報とを、 前記記憶手段 の記憶容量の所定の割合を超えて記憶させない
ことを特徴とする請求項 1記載の再生装置。
6 . 前記識別情報は、 前記音声データのフ ァイル名である
ことを特徴とする請求項 1記載の再生装置。
7 . 前記音声データは、 所定の圧縮方式で作成された音声データである ことを特徴とする請求項 1記載の再生装置。
8 . 記憶媒体を有する再生装置に用いられる再生方法であって、 前記記憶媒体に記憶された音声データを再生する再生ステップと、 前記音声データの識別情報と、 記憶した前記識別情報の位置を特定 する情報であって前記識別情報と対応付けた情報である特定情報と、 前記再生する音声データの一部とを前記記憶媒体に記憶させ、 前記識 別情報と前記特定情報が記憶された前記記憶媒体の領域以外の領域に、 前記音声データの一部を記憶させる制御ステツプを含む
ことを特徴とする再生方法。
9 . 記憶媒体を有する再生装置に再生処理を行わせるためのコンピュー 夕プログラムであって、
前記再生処理は、
前記記憶媒体に記憶された音声データを再生する再生ステップと、 前記音声データの識別情報と、 記憶した前記識別情報の位置を特定 する情報であって前記識別情報と対応付けた情報である特定情報と、 前記再生する音声データの一部とを前記記憶媒体に記憶させ、 前記識 別情報と前記特定情報が記憶された前記記憶媒体の領域以外の領域に、 前記音声データの一部を記憶させる制御ステツプを含む
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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