WO2003086433A1

WO2003086433A1 - Creme therapeutique contre la dermatite

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Publication number: WO2003086433A1
Application number: PCT/JP2002/003747
Authority: WO
Inventors: Tetsuo Santo; Songhua Li; Ruwei Wang; Sumio Iwasaki
Original assignee: Tetsuo Santo; Songhua Li; Ruwei Wang; Sumio Iwasaki
Priority date: 2002-04-15
Filing date: 2002-04-15
Publication date: 2003-10-23
Also published as: EP1495763A4; EP1495763B1; EP1495763A1; AU2002249601A1; US20050255076A1; DE60231661D1; CA2480221A1; JP4515098B2; CN1622820A; CN100335115C; JPWO2003086433A1

Description

明細書皮膚炎治療用クリーム技分野本発明は皮膚炎治療用クリームに関し、湿疹を含む各種の皮膚炎、特に、例えば、アトピー性皮膚炎を治療するのに好適した植物抽出エキスを用いた皮膚炎治療用クリームに関するものである。 . 背景技術近年、皮膚炎患者、特に、アトピー性皮膚炎患者が急増している。アトピー性皮膚炎患者が急増している原因は、未だ十分に解明されていないが、大きく分けて、 3つの原因が考えられる。第 1の原因は、食生活の変化である。すなわち、従来の野菜中心の食事から肉類ゃパター，チーズなどの乳製品の摂取が増えていることによって、体質そのものが変化していると考えられる。第 2の原因は、生活環境の変化である。すなわち、従来の天然の木材，壁土、紙、い草畳などを用いた住居から、各種合成建材、化学合成糊剤、化学畳などを用いた住居へと変化して、それらの建材に含まれる各種の化学物質が、生活環境に放出されることによる、体質の変化が考えられる。また、従来の羊毛や綿など天然素材の繊維製の衣服から、各種の化学繊維製の衣服へと変化して、肌に対する刺激が大きくなつていることや、石瞼による洗濯から合成洗剤やドライクリーニングによる洗濯への変化や、シャンプーゃリンスゃ整髪剤の使用なども考えられる。第 3の原因は、全ての面で生活リズムのスピード化おょぴ仕事の高度化などが進み、幼児から大人まで過大なストレスに曝されており、免疫性が低下していると考えられる。アトピー性皮膚炎は、抵抗力の弱い生後 2〜3か月から、 1 0歳位までに発症し、湿潤 'ぴらんを呈し、猛烈な痒みを伴う疾患として知られているが、痒みは患者に精神的な苦痛を与えるとともに、搔くことによって症状を悪化させてしまうという特徴があり、特に、乳幼児の患者の場合は、患者本人は元より親や近親者にとっても、辛いものである。 - このァトピー性皮膚炎の予防あるいは治療のために、対応策が種々検討実行されているが、症状を抑える対症療法的な対策がほとんどであり、特に、西洋医学的な対症療法としての抗ヒ'スミン-剤,'抗レルギ一剤，抗炎症剤、ステロイド剤などが知られているが、'いずも薬理効果おょぴ副作用の点において、満足できるものではなかった。

例えば、抗ヒスタミン剤，抗アレルギー剤では、痒みを抑える効果はあるものの、効果の持続性ゃ抗炎症効果に問題があり、服用によって倦怠感や眠気が生じるなどの症状が現れ、日常生活に支障を来たすことがあるため、慢性の搔痒に対して長期の投与には、問題がある。

また、ステロイド剤は、一般的には薬理効果が高いが、基本的には症状を抑えるものであり、長期のステロイド剤の投与によっても治癒し難い場合もあり、薬剤特有の副作用が強く、例えば、皮膚が薄紙のようにペラペラになってくる皮膚萎縮や、皮膚の毛細血管が浮いてきて赤くなる毛細血管拡張や、皮膚の免疫抵抗力の減退による真菌感染、毛嚢炎（二キビ）、ヘルぺスなどの種々の感染症を起すことがある。また、非常に強力なステロイド剤を短期間に非常に大量に使用した場合は、副腎機能不全、ショックなどを起す場合もある。あるいは、ステロイド剤の長期間使用後に急に使用中止すると、今までステロイド剤で抑え込まれていた症状が息を吹き返して、以前にも増して痒み、赤み、むくみなどの諸症状が強くなる、いわゆるリバウンド（反跳）現象によって、日常生活が困難になる場合があるなどの問題があつた。

また、アトピー性皮膚炎患部から黄色ぶどう球菌などが検出されたことから、 —部で消毒薬であるイソジンを塗付することも行なわれている。確かに、細菌が多量にいる皮膚に対しては、イソジン塗付の効果が確認されているが、イソジンは、皮膚表面に浮遊している細菌のみに有効であり、バイオフイルム内の細菌や、皮膚内深く侵入した細菌に対しては効果がない。のみならず、イソジンはかぶれを起し易く、一度かぶれたら、いつも同じ反応を起して、皮膚に潰瘍を作ったり、ショックなどの反応を起したりすることがある。また、甲状腺機能低下症を誘発することもある。 · - 細菌に対する同様の観点から、超酸性水が用いられることがあるが、イソジンと同様の問題点がある。

上記の西洋医学的な対応の他に、漢方薬による処置も行なわれている。例えば、アトピー性皮膚炎の治療薬 'と！^て、逢解毒，消風散の生薬成分は、それぞれ黄金，黄連，山梔子，黄柏およ当帰，地黄，石膏，防風，牛蒡子，木通，知母，胡麻，蝉退，苦参構成されているが、かゆみを抑える止痒や、'血の循環を良くして痛みを止める活血止痛などであり、それぞれが個々の症状に対処する対症療法であるため、根本的な治療薬剤とは言い難い。 . そこで、漢方薬を含む軟膏などの塗り薬も作られてはいるが、いわゆる対症療法であって、体質改善による根本的な治療とは程遠いものであった。

また、作用は緩やかではあるが、前述のような副作用を抑えることを漢方薬が提案されるようになってきた。例えば、特開平 6— 1 6 6 6 2 9号公報には、大紫胡湯と当帰芍薬散を混合したァトビー性皮膚炎改善剤が提案されている。このアトピー性皮膚炎改善剤は、確かに副作用は抑えられているが、その止痒効果などが十分ではないという問題点がある。

また、特開平 8— 3 0 1 7 7 9号公報には、リンデン、レモンバウム、コロハ、ルリチシャ、ソゥキユウ、鹿蹄草、大青草、滴水珠および風輪菜からなる群から選ばれる 1種または 2種以上の植物の抽出液を有効成分とするアトピー性皮膚炎用外用剤も提案されている。

しかしながら、アトピー性皮膚炎用外用剤は、患部への塗付によって一定の止痒効果や疾患改善効果はあるものの、十分な薬効が得られないという問題点があつた。そこで本発明は、ァトピー性皮膚炎などを治療できる皮膚炎治療用クリームを提供することを目的とするものである。発明の開示本癸明の皮膚炎治療用クリームは、苦参，鬱金，厚朴，牡丹皮，大青葉おょぴ氷片の群の中かから選択された 1種または 2種以上の植物抽出エキスを含むことを特徴とするものである（請求項 1 )。

ここで、上記各植物抽出エキスの.原科植物科、主成分および主作用について

. . ... . - I

説明する。 '

、 1 ) 苦参 (クジン) (Sophora iravescens Ait.)

植物科：マメ禾斗植物 (Leguminosae plant fravescens)

主成分： Matonneヽ Kurarmore. '

主作用：抗菌、抗ウィルス、抗アレルギー。

( 2 ) 鬱金 (ゥコン) (Curcuma aromatica Salisb.)

植物科：ショゥガ科植物（Zingiberacea Plant.)。

主成分： Curc mol, C rdion.

主作用：抗菌、抗炎症、血行循環改善。

( 3 ) 厚朴（コゥポク）（Magnolia officinalis Hehd. et Wils.)

植物科：モクレン科植物（Magnoliaceae Plant.)。

主成分： Honoriol, β e desml.

主作用：抗菌、抗炎症。

( 4 ) 牡丹皮（ボタンピ）（Paeonia s ffruticosa Aadr.)

植物科：ポタン科植物（Paeoniaceae Hant -)。

王成分： Paeonol, Bennzoic acid, Phytosteroi.

( 5 ) 大青葉（タイセィヨウ）（Isatis tinctoria L.)

植物科：キツネノマゴ科植物（Acahtaceae Plant.)。

主成分： Indigo、 Indirubin Idican、 Tace element.

主作用：抗菌、抗ウィルス、抗アレルギー。

その他、 Baphicacantlius c sia Bremek, Isatis indigotica Fort,Polygonum tinctorium Ait,Clerodendron cyrtophyllum Turczなどの大青葉も用いること力 S できる。

( 6 ) 氷片 (ヒヨウへン) （Dryobalanops aromatica Gaertn.i.ノ - 植物科：フタバガキ科植物（Diptercarpaceae〉。竜脳香の樹脂を加工した結曰 CI . - ロロ。·

主成分：精油（Volatile oil.)、 -borneol.

主作用：抗菌、抗炎症、痒み止め。

上記の皮膚炎治療用クリ'一によ:れ、苦，，鬱金，厚朴，大青葉および氷片の有する抗菌作甩、苦'参よび #葉の有する抗ウィルス，抗アレルギー作用、鬱金，厚朴，牡丹皮および氷片の有する抗炎症作用、鬱金および牡丹皮の有する血行循環促進作用、および氷片の有する痒み止め作用、あるいはこれらの相乗作用によって、アレル源に対する抑制効果によって治癒力を高めて、アトピー性皮膚炎を含む各種皮膚炎を治療することができる。本発明はまた、前記植物抽出エキスに、補助剤を添加したことを特徴とするものである（請求項 2 )。

ここで、補助剤は、前記植物抽出エキスの薬効，すなわち、抗菌，抗ウィルス，抗アレルギー，抗炎症, 血行循環促進および痒み止め作用を補助 '強化するもの、前記植物抽出エキスにない薬効、例えば、抗真菌，滅菌作用などを付加するもの、あるいは前記植物抽出エキスを溶解して軟膏状のクリームとして塗付し易くするもの、患部に塗付された薬効成分が皮膚の内部深くまで透過するように皮膚透過を促進するもの、あるいはさらに、患部に塗付された薬効成分による治療効果で皮膚の角質化を促進するものなど、各種の補助作用を有するものを採用することができる。

上記の皮膚炎治療用クリームによれば、補助剤によって、苦参，鬱金，厚朴，牡丹皮，大青葉およぴ氷片の植物抽出エキスの薬効を補助したり強化したり、または前記植物抽出エキスに含まれない薬効を付加したり、あるいはクリームとして塗付し易くしたり、あるいは皮膚透過促進作用や角質促進作用などによって、治療効果を促進するとともに、治療に必要な所定期間の使用による副作用などの支障をなくすことができる。

本発明はまた、前記補助剤が、補助植物抽出エキス剤と、皮膚透過促進剤と、角質促進剤と、 - 羊油と、アルコールと、白色ワセリンとを含むことを特徴とするものである（請求項 3 )。 '

上記の皮膚炎治療用クリームによれば、補助薬草抽出エキス剤によって、苦参，鬱金，厚朴，牡丹皮，大青葉およぴ氷片の植物抽出エキスの薬効を補助. '強化でき、または前記植物抽出ェキろ'に含:まな Stf述のような薬効を付加したり、あるいはクリームとして ^:塗^し易く'したり、あるいは皮膚透過促進剤によって薬効成分を患部の皮下深部まで浸透させ、角質促進剤によって患部の角質化を促進して患部の新陳代謝を高めて、治療効果を促進することができる。

なお、羊油 urified Lanolin (精油ラノリン)）は皮膚炎治療用クリームの粘度を調整するとともに、後述するアルコールや水が蒸発した後に、薬効成分を患部に保持するのに役立ち、アルコールは、各成分を溶解し易くするとともに、塗付した際の清涼感を得るのに役立つものであり、白色ワセリンはクリームとしての粘度を保持させて患部への塗付をし易くするのに役立つものである。本発明はまた、前記補助植物抽出エキス剤が、黄芩，黄柏，白正，レモン，虎杖，甘草の群から選択された 1種または 2種以上を含むことを特徴とするものである（請求項 4 )。

ここで、上記の捕助剤の植物科、主成分および主作用について説明する。

( 1 ) 黄 (ォゥゴン) ( Scutellaria baicalensis Georgi.)

植物科：シソ科植物（Labiatae Plant.)

王成分： Baicalm, baicalem.

主作用：抗菌、抗ウィルス、抗アレルギー。

( 2 ) 黄柏 (ォゥパク) (Phellodendron am rense R pr.)

植物科：ミカン科植物（Rutaceae Plant.)。

主成分： Berbrme, Pheliodendonne.

主作用：抗菌、抗炎症。

( 3 ) 白: ί£ (ノヽクシ) (Angerica dahurica Benth.et Hookj

植物科：せり科植物（Umbelliferae Plant.) ₀

王成分： y ak- anngelicm, Imperatorm. 主作用：抗菌、抗炎症；抗ァレルギ一。 '

( 4 ) レモン（Lemon.) "

植物科：ミカン科植物、食品添加剤（Food addtive.)。

王成分： Lemon acid.

主作用：抗アレルギー。，. ： " .

( 5 ) 虎杖コシ.ヨウ） (Poiygonum cuspidatum sieb et. Ζΐ(χ·)

科 -味：タデ科'植物（Smartweed Plant.)。

王成分： Glycosids,Flabonoids.

• 主作用：抗菌、抗ウィルス、抗アレルギー。 .

( 6 ) 甘草 (カンゾゥ) (Glycyrrhiza uralensis Fisch.)

植物科：マメ科植物（Leguminesae Plant.)。

王成分： Glycyrrlieti aci ,Flabpnnoids.

主作用：抗ァレルギ一、抗炎症。

上記の皮膚炎治療用クリームによれば、それぞれの補助剤が有する作用によつて、苦参，鬱菌，厚朴，牡丹皮，大青葉およぴ氷片よりなる植物抽出エキスの有する薬効である抗菌，抗ウィルス，抗アレルギー，抗炎症，血行循環促進，痒み止めなどを、黄芩，黄柏，白芷および虎杖の有する抗菌作用、黄芩および虎杖の有する抗ウィルス作用、黄芩，白芷，レモン，虎杖および甘草の有する抗アレルギー作用、黄柏，白芷および甘草の有する抗炎症作用で補強して、より治療効果の高いクリームとすることができる。本発明はまた、前記皮膚透過促進剤が、川芎，当帰およびジメチルスルホキシドの群から選択された 1種または 2種以上を含むことを特徴とするものである (請求項 5 )。

ここで、川芎および当帰の植物科、主成分および主作用と、ジメチルスルホキシドの性質おょぴ主作用について説明する。

( 1 ) 川芎（センキユウ） (Ligusticum chuanxiong Hort)

植物科：セリ科植物（Umbelliferae Plant)

主成分：精油， Tetrametliylpyrazine,Senkyunolide,JFe:ralic acid 主作用：皮膚透過促進、血行循環改善、鎮静、抗痙攣

( 2 ) 当帰（トウキ）（Angelica sinensis (OHve) Diels.)

植物科：セリ科植物（UmbelUferae plant.)

主成分：精油（Volatile Oil) .FeruHcacid, Vitamin E. Vitamin A. Vitaminn B₁₂ 主作用：皮膚透過促進'、 4行循環 ί足進、,^血改善、免疫力調節、抗アレルギ

( 3 ) ジメチルスルホキシド（Dimethyl sulfoxidum)

性質：アルコールや水に可溶

主作用：皮膚透過促進。

上記の皮膚炎治療用口 ^ションによれば、川芎，当帰およびジメチルスルホキシドの皮膚透過促進作用によって、植物抽出エキスの薬効成分を皮下組織に効率よく、しかも深部まで透過浸透させて、皮膚表面だけでなく皮膚の深い組織部分まで含めて、治療効果を高くすることができるのみならず、川芎の有する血行循環促進、鎮静、抗痙攣作用および当帰の有する血行循環促進、貧血改善、免疫力調節、抗アレルギー作用によって、治療効果を高めることができる。本発明はまた、前記角質促進剤が、サリチル酸およびレゾルシンの群から選択された 1種または 2種を含むことを特徴とするものである（請求項 6 )。

ここで、サリチル酸およびレゾルシンの性質おょぴ作用について簡単に説明する。

( 1 ) サリチル酸 (Acidum Salicylicum)

性質：アルコールに易溶、水に可溶

主作用：角質促進，防腐

( 2 ) レゾノレシン（Resorcinol)

性質：アルコール，水に可溶

主作用：角質促進，防腐，鎮痒，防かび。

上記の皮膚炎治療用クリームによれば、植物抽出エキスや、補助剤の有する薬効成分を患部に与える治療効果と共に、サリチル酸およびノまたはレゾルシンの角質促進作用によって治療済みの古い組織の角質化を促進して患部から脱落させることによって、皮下の新しい組織を皮膚表面に現出させて、治療効果を高めることができる。 - 本発明はまた、前記補助植物抽出エキス剤：皮膚透過促進剤：角質促進剤の比率が、 53〜89%： 8〜38..%：：6〜 10 %であることを特徴とするものである（請求項 7)。 ■ ： '

ここで、植物抽出土キス剤が 53%未満では、医療効果が現われるのが遅いか、または改善効果が現われないし、 89%を超えると、赤く腫れ上がったり、症状の悪化等を招く恐れがある。さらに、皮膚透過促進剤が 8%未満では、医療効果が現われるのが遅いか、または改善効果が現われないし、 10%を超えると、赤く腫れ上がったり、症状の悪化等を招く恐れがある。さらにまた、角質促進剤が 7 %未満では、医療効果が現われるのが遅いか、または改善効果が現われないし、 10%を超えると赤く腫れ上がったり、症状の悪化等を招く恐れがある。

上記の皮膚炎治療用クリームによれば、各捕助材がバランス良く配合されて、高い薬効作用と、皮膚透過促進剤による薬効成分の皮下深部組織への浸透作用によって単に患部表面層の治療のみならず皮下深部組織からの治療作用と、角質促進剤による治療済みの古い組織の角質促進作用とによって、皮膚炎の高い治療効果が得られ、しかも、塗付による過度の刺激を抑えたクリームとすることができ. る。本発明はまた、各成分の体積比率が、苦参 2. 7〜3. 3%、鬱金 1. 8〜2. 2%、厚朴1. 8〜2. 2%、牡丹皮 1. 8〜2. 2%、大青葉 0. 9〜1. 1%、氷片 0. 9〜 1. 1 °/。、黄芩 1. 8〜 2. 2 %、黄柏 1 · 8〜 2. 2 %、白 3£ 0. 9~1. 1%、レモン 0〜3%、虎杖 0〜1, 1%、甘草 0〜0. 55%、川芎 0. 45〜1. 1%、当帰 0〜0. 55%、サリチル酸 0. 45〜0. 55%、レゾノレシン 0. 45〜0. 55%、羊油 2. 7〜3. 3 %、ァノレコーノレ 2. 7〜 3. 3%、白色ワセリン 63〜78%であることを特徴とするものである（請求項 8)。

ここで、上記各成分のうち、羊油とアルコールと白色ワセリンを除いた各成分の上記範囲の下限値未満では、医療効果が現われるのが遅いか、または医療効果が現われない。また、上記範囲の上限値を超えると、赤く腫れ上がったり、症状の悪化を招く副作用が現われる恐れがある。

上記の皮膚炎治療用クリームによれば、主植物抽出エキスである苦参，鬱金，厚朴，牡丹皮，大青葉および ¾片に:よ抗菌，抗ウィルス，抗アレルギー，抗炎症，血行循環促進，痒み itめ作用と、黄芩，黄柏，白芷，レモン，虎杖，甘草などの捕助植物抽出エキスによる薬効捕助 ·強化作用と、川芎および Zまたは当帰による皮膚浸透促進作用と、サリチル酸および/またはレゾルシンによる角質化促進作用とがバランス良く得られて、高いァトビ一性皮膚炎の治療効果が得られる。本発明はまた、各成分の体積比率が、苦参 3%、鬱金 2%、厚朴 2%、牡丹皮 2%、大青葉 1%、氷片 1%、黄芩 2%、黄柏 2%、白正 1%、レモン 3%、虎杖 1%、甘草 5%、川芎 0. 5%、当帰 0. 5%、サリチル酸 0. 5%、レゾルシン 0. 5%、羊油 3%、アルコール 3%、白色ワセリン 70. 5%であることを特徴とするものである（請求項 9)。

上記の皮膚炎治療用クリームによれば、主植物抽出エキスである苦参，鬱金，厚朴，牡丹皮，大青葉および氷片による抗菌，抗ウィルス，抗アレルギー，抗炎症，血行循環促進，痒み止め作用と、黄芩，黄柏，白芷，レモン，虎杖，甘草などの捕助植物抽出エキスによる薬効補助 ·強化作用と、川芎および Zまたは当帰による皮膚浸透効果と、サリチル酸およぴ/またはレゾルシンによる角質化促進効果とが極めてバランス良く得られて、最高のァトビー性皮膚炎の治療効果が得られる。本発明はまた、各成分の体積比率が、苦参 2. 7〜3. 3%、鬱金 1. 8〜2. 2 %、厚朴 1. 8〜 2 , 2 °/。、牡丹皮 1. 8〜 2. 2 %、大青葉 0. 9〜 1. 1。/。、氷片 0. 9〜 1. 1 %、黄芩 1. 8〜 2. 2 %、黄柏 1. 8〜 2. 2%, 白 0. 9〜1. 1%、レモン 0〜3 %、虎杖 0〜； 1. 1%、甘草 0〜0. 55%、ジメチルスルホキシド 4. 5〜5. 5%、サリチル酸 0. 45〜0. 55%、レゾルシン 0. 45〜0. 55%、羊油 2. 7〜3. 3 %、ァノレコーノレ 2. 7〜3. 3 %_s 白色ワセリン 60〜73%であることを特徴どするものである（請求項 10)。上記の皮膚炎治療用クリームによれば、主植物抽出エキスである苦参，鬱金，厚朴，牡丹皮，大青葉およぴ氷片による抗菌，抗ウィルス，抗アレルギー，抗炎症，血行循環促進，痒み止'め作用と：、黄柏，，芷，レモン，虎杖，甘草などの補助植物抽出エキスによる薬効補¾'，強化作用と、ジメチルスルホキシドによる皮膚透過促進作用と、 'サリチル酸およびノまたはレゾルシンによる角質化促進作用とがバランス良く得られて、高いァトビー性皮膚炎の治療効果が得られる。本発明はまた、各成分の体積比率が、苦参 3%、鬱金 2%、厚朴 2%、牡丹皮 2%、大青葉 1%、氷片 1%、黄芩 2%、黄柏 2%、白芷 1%、レモン 3⁰/₀、虎杖 1%、甘草 0. 5%、ジメチルスルホキシド 5 %、サリチル酸 0. 5%、レゾルシン 0. 5%、羊油 3%、アルコール 3%、白色ワセリン 66. 5%であることを特徴とするものである（請求項 11)。

上記の皮膚炎治療用クリームによれば、主植物抽出エキスである苦参，鬱金,' 厚朴，牡丹皮，大青葉および氷片による抗菌，抗ウィルス，抗アレルギー，抗炎症，血行循環促進，痒み止め作用と、黄柏，白芷，レモン，虎杖，甘草などの補助植物抽出エキスによる薬効補助 ·強化作用と、ジメチルスルホキシドによる皮膚透過促進作用と、サリチル酸およびノまたはレゾルシンによる角質化促進作用とが極めてバランス良く得られて、最高のァトビー性皮膚炎の治療効果が得られる。図面の簡単な説明

【図 1】

(Α)は本発明のクリームによる症例 1による患者の初診時の右手平の写真である。

(Β) は治療後の右手平の写真である。

【図 2】 (A) は本発明のクリームによる症例 1による患者の初診時の左足裏の写真である。 . . -

(B) は治療後の左足裏の写真である。

【図 3】

(A) は本発明のクリ一ムによる症例 2による患者の初診時の下腹部の写真である。 ' .

(B) は治療後の卞腹部の写真である。

【図 4】

(A)は本発明のクリームによる症例 3による患者の初診時の顔面の写真である。 (B) は治療後の顔面の写真である。

【図 5】

(A)は本発明のクリームによる症例 4による患者の初診時の顔面の写真である。 (B) は治療後の顔面の写真である。

【図 6】

(A) は本発明のクリームによる症例 4による患者の初診時の右手甲の写真である。

(B) は治療後の右手甲の写真である。

【図 7】

(A)は本発明のクリームによる症例 5による患者の初診時の顔面の写真である。 (B) は治療後の顔面の写真である。

【図 8】

(A) は本発明のクリームによる症例 6による患者の初診時の右手指の写真である。

(B) は治療後の右手指の写真である。

【図 9】

(A) は本発明のクリームによる症例 7による患者の初診時の右足裏面の写真である。

(B) は治療後の右足裏面の写真である。

【図 1 0】 (A)は本発明のクリームによる症例 8による患者の初診時の顔面の写真である。 (B) は治療後顔面の写真である。発明を実施するための最良の形態

. . . .... :· ' " (

皮膚炎治療用クリーム（アトピークリーム） Aにおける各成分の重量比率苦参 3 %、鬱金 2 % 厚朴 2 %、牡丹皮 2 %、大青葉 1 %、氷片 1。に黄芩 2 %、黄柏 2%、白芷 1%、レモン 3%、虎杖 2%、甘草 5%、川芎 0. 5%、当帰 0. 5 %、サリチル酸 0. 5 %レゾルシン 0. 5 %、'羊油 3。アルコール 3 %、白色ワセリン 70. 5%。皮膚炎治療用クリーム（アトピークリーム） Bにおける各成分の重量比率苦参 3%、鬱金 2%、厚朴 2%、牡丹皮 2%、大青葉 1%、氷片 1%、黄芩 2%、黄柏 2%、白正1%、レモン 3%、虎杖 1%、甘草 0. 5%、ジメチルスルホキシド 5 %、サリチル酸 0. 5 %、レゾルシン 0. 5 %、羊油 3。にアルコール 3 %、白色ヮセリン 66. 5 %。本皮膚炎治療用クリーム（A， B) は、それのみを患部に塗付しても顕著な治療効果が得られるが、下記の本出願人が開発した皮膚炎治療用お茶（アトピー茶）の飲用および皮膚炎治療用ローション（アトピーローション）（A， B) の患部への塗付の併用によって、さらに顕著な治療効果が得られる。なお、本アトピークリーム（A, B) およびアトピーローション（A, B) の患部への 1日 3回塗布とアトピー茶の 133 g飲用は、いずれも朝昼晚に行なった。

皮膚炎治療用お茶（アトピー茶）の各成分およびその重量比率

粉末状または顆粒状の飲用茶 1 g当りにおける各薬草抽出エキス成分の重量が、苦参 0. 1 g、大青葉 0. 1 g、柯子 0. 02 g、当帰 0. 05 g、白花蛇舌草 0. 1 g、土茯苓 0. 1 2 g、陳皮◦. 05 g、野菊花 0. 1 g、元胡 0. 02 g、薄荷 0. O l g、黄苓 0. 05 g、紫草 0. l g、苦丁茶 0. 05 g、虎杖 0. 1 gおよび甘草 0. 03 g。皮膚炎治療用ローション（アトピーローション） Aの各成分の体積比率苦参 3 %、鬱金 2 %、厚朴 2 %、牡丹皮 2 %、大青葉 1 %、氷片 1 %、黄柏 2 %、白芷 1 %、レモン 3 %、虎杖 2，％、せ草- 0..5 、川芎 0. 5 %、当帰 0. 5 %、サリチル酸 0. 5 %、レゾルシン 0. 5 %、アルコーノレ 30 %、水 48. 5 %。皮膚炎治療用ローション（アトピーローション） Bの各成分の体積比率苦参 3 %、鬱金 2 %、厚朴 2 %、牡丹皮 2 %、大青葉 1 %、氷片 1 %、黄柏 2 %、白芷 1%、レモン 3%、虎杖 2%、甘草 0. 5%、ジメチルスルホキシド 5 %、サリチル酸 0. 5 %、レゾルシン 0. 5 %、アルコーノレ 26⁰/₀、水 48. 5 %。

[症例 1 ]

患者性別女性

生年月日 1 994年（平成 6年） 4月 23日

初診時年齢 7歳

初診 ' 2001年（平成 1 3年） 6月 14日

症歴 2年前から、手、足に湿疹が現れ、その後ひぴ割れ状態になる。ステロイド剤などを使用したが、症状の改善は見られなかった

現症手、足の角化、ひび割れがひどく、カサカサしている処方外用患部に 1日 3回本アトピークリーム Aを塗布

結果 3週間後、両手、両足湿疹の症状の改善が見られてきた図 1 (A) は初診時の右手平の状態を示し、図 1 (B) は治療 3週間後の右手平の状態を示す。また、図 2 (A) は初診時の左足裏の状態を示し、図 2 (B) は治療 3週間後の左足裏の状態を示す。

[症例 2]

患者性別女性生年月日 1 9 9 6年（平成 8年） 7月 9日

初診時年齢. 3歳 -ー

初診 1 9 9 9年（平成 1 1年） 3月 2 9日

症歴生後 1年から発症

現症特に、' おむをあてる部分 iの皮膚炎がひどく、赤く腫れ、力

• サカサしている

処方外用 '：愚部に 1 日 3回本アトピークリーム Bを塗布

結果 1か月後から徐々に効果が現れ、 2か月現在、赤み、腫れは改善。 2か月経過後はアトピー茶を飲用している

図 3 (A) は初診時の下腹部の状態を示し、図 3 ( B ) は治療 2か月の下腹部の状態を示す。

[症例 3 ]

患者性別女性

生年月日 1 9 8 6年（昭和 6 1年） 0月 3 0日

初診時年齢 1 2 β¾

初診 1 9 9 8年（平成 1 0年） 8月 3 1日

生後からアトピー発症、喘息も伴う。小学生から徐々に悪化する

ステロイド剤などを使用したが、改善されなかった現症顔面が赤く腫れ、落皮膚著明、全身の皮膚はカサカサ、湿疹、ほてりがある。局部に苔癬化が見られ、強い痒みがある処方外用患部に 1日 3回本ァトピークリーム Αおよびァトビーローション Aを塗布

3か月後、症状が顕著に改善

その後、アトピー茶だけを飲用、経過は順調

図 4 (A) は初診時の顔面の状態を示し、図 4 ( B ) は治療開始後 3か月経過時の顔面の状態を示す。 [症例 4 ]

患者性別 . 女性 '

生年月日 1 9 7 5年（昭和 5 0年） 1月 7日

初診時年齢 2 3歳

初診 2 0 0 1 (平成 1 3年） I 3月 8日

- 小学^の頃 ¾アトピー発症。ステロイド剤などを使用した 'が改善されなかった。 2年前産後から悪化し、顔面、四肢、体幹部全てに発疹、発赤が見られる

顔面がひどく発疹、発赤、局部糜爛、強い痒み、ほてり感がある。

両手皮膚赤く腫れて亀裂あり。局部に苔癬化が見られる処方外用患部に 1日.3回本ァトピークリーム Aおよびァトビーローション Aを塗布

内服了トビー茶を 1日 3 g飲用

3週間後、湿疹、発赤、糜爛、亀裂など、ほぼ完治痒みも著明に改善が見られた

図 5 (A) に初診時の顔面の状態を示し、図 5 ( B ) に治療 1 3日目の顔面の状態を示す。図 6 (A) に初診時の右手甲の状態を示し、図 6 (B) に治療 2 0日目の右手甲の状態を示す。

[症例 5 ]

患者性別男性

生年月日 1 9 9 9年（平成 1 1年） 3月 1 5曰

初診時年齢 0歳（生後 2 4日）

初診 1 9 9 9年（平成 1 1年） 4月 8日

生後 2週間で顔面を中心に、頭、首回り、耳、体幹部など市販の薬を使用したが、改善されなかった

現症顔面、頭、首回りに湿疹、発疹と腫脹、局部に膿処方外用患部に 1日 3回本アトピークリーム Bおよびアトピーローシ

, ョン Bを塗付

内服アトピー茶を 1日 3 g飲用

結果 2週間後、皮膚症状が顕著に改善され、 2か月後に症状が治まり、' 治瘃.を中した， ^

図 7 (A) は初診時の'顔 ®の状 ¾r示し、図 7 ( B ) は 2か月後の顔面の状態を示す。 "

[症例 6 ] .

患者性別男性

生年月 3 1 9 7 6年（昭和 5 1年） 1月 2 1日

初診時年齢 2 2歳

初診 1 9 9 8年（平成 1 0年） 1 2月 1 1日

症歴中学生からアトピー発症、大学生になり次第に悪化する

ステロイド剤などを使用したが、改善されなかった現症顔面、頭部に発赤と湿疹、カサカサしている

両竽湿疹が重症、糜爛、膿、痒み、ほてりが強い

処方外用患部に 1日 3回本アトピークリーム Bおよびアトピーローシヨン B.を塗付

内服アトピー茶を 1 日 3 g飲用

結果 3週間後、両手湿疹はほぼ完治

顔面、頭部などの症状も改善効果が見られた

図 8 (A) は初診時の右手指の状態を示し、図 8 ( B ) は 3週間後の右手指の状態を示す。

[症例 7 ]

患者性別女性

生年月日 1 9 8 4年（昭和 5 9年） 6月 1 2曰

初診時年齢 1 4歳 1 9 9 8年（平成 1 0年） 1 2月 2 0曰

, 幼児からアトピー発症、 Γ年前から悪化して、顔面、体幹部、四肢全てに発症、糜爛、膿が見られる。特に、臀部、両下肢の発疹がひどく、強い痒み、ほてりがある。

足裏に亀裂が見もれる

処方外用 · 患^！ ^こ 1日 3回本アトピークリーム Bおよびアトピーローシ

'ョン Aを塗付

内服アトピー茶を 1曰 3 g飲用

結果 2週間後、症状の改善効果が見られた。足裏の亀裂も完治。

その後アトピー茶のみ飲用、経過も順調。

図 9 (A) は初診時の右足裏の状態を示し、図 9 ( B ) は 2週間後の右足裏の状態を示す。

[症例 8 ]

患者性別男性

生年月日 1 9 8 0年（昭和 5 5年） 1 2月 1 1日

初診時年齢 2 0歳

初診 1 9 9 9年（平成 1 1年） 4月 1日

生後からァトピー発症、小学生〜中学生にかけてステロイド治療を行なうが、効果なく中止。その後、抗ヒスタミン剤だけを内服使用している

現症顔面が、発疹、暗赤、色素沈着。頸部、体幹部および四肢関節が赤く腫れ、落皮膚多く、局部に苔癬化が見られ、痒みが強い

処方外用患部に 1日 3回本アトピークリーム Aおよびァトビーローシヨン Bを塗布

内服アトピー茶を 1日 3 g飲用

^果 2か月後、顔面湿疹、暗赤、色素沈着がほぼ完治。

体幹部、四肢湿疹も顕著に改善され、その後の経過も順調図 1 0 (A) は初診時の顔面の状態を示し、図 1 0 ( B ) は 2か月後の顔面の状態を示す。 . " なお、本発明の皮膚炎治療用クリームは、症例 1および症例 2に示すように、この皮膚炎治療用クリ一ムの塗付の:みによも顕著な治療効果が得られるが、治療初期あるいは全治療期間にわたって、ァトビー茶の飲用やアトピーローション（A， B ) を併用'塗付することによって、身体内部からの体質改善効果と、患部への直接的治療効果とが相俟って、さらに顕著な治療効果を得ることができる。なお、上記実施例では、皮膚炎治療用クリーム Aとして、皮膚透過促進剤が川芎 +当帰よりなる構成のものを用いた場合および皮膚炎治療用クリーム Bとして、皮膚透過促進剤がジメチルスルホキシドょりなる構成のものを用いた場合について説明したが、皮膚透過促進剤として川芎または当帰のみを用いた構成の場合や、川芎 +ジメチルスルホキシドを用いた構成の場合や、当帰 +ジメチルスルホキシドを用いた構成の場合や、川芎 +当帰 +ジメチルスルホキシドを用いた構成の場合にも同様の顕著な効果が得られた。

Claims

請求の範囲

1. 苦参，鬱金，厚朴，牡丹皮，大青葉および氷片の群の中かから選択された 1種または 2種以上の植物抽出エキスを含むことを特徴とする皮膚炎治療用クリ —ム。

2. 前記植物抽出エキスに、補助剤を添加したことを特徴とする請求項 1に記載の皮膚炎治療用クリーム。

3. 前記補助剤が、捕助植物抽出エキス剤と、皮膚透過促進剤と、角質促進剤と、羊油と、アルコールと、白色ワセリンとを含むことを特徴とする請求項 1または 2に記載の皮膚炎治療用クリーム。

4. 前記補助植物抽出エキス剤が、黄芩，黄柏，白芷，レモン，虎杖，甘草の群から選択された 1種または 2種以上を含むことを特徴とする請求項 3に記載の皮膚炎治療用クリーム。

5. 前記皮膚透過促進剤が、川芎，当帰およびジメチルスルホキシドの群から選択された 1種または 2種以上を含むことを特徴とする請求項 3に記載の皮膚炎治療用クリーム。

6. 前記角質促進剤が、サリチル酸およびレゾルシンの群から選択された 1種または 2種を含むことを特徴とする請求項 3に記載の皮膚炎治療用クリーム。

7. 前記補助植物抽出エキス剤：皮膚透過促進剤：角質促進剤の比率が、 53 〜89%： 8〜38%： 6〜 10%であることを特徴とする請求項 3に記載の皮膚炎治療用クリーム。，

8. 各成分の体積比率が、苦参 2. 7〜3. 3%、鬱金 1. 8〜2. 2%、厚朴 1. 8〜 2. 2 %、牡丹皮 1. 8〜 2. 2 %、大青葉 0. 9〜 1. 1 %、氷片 0. 9〜 1. 1 %、黄芩 1. 8〜 2. 2%, 黄柏 1. 8〜 2. 2 %、白芷 0. 9 〜1. 1 %、レモン 0〜3%、虎杖 0〜1. 1 %、甘草 0〜0. 5 5%、川芎0. 4 5〜1. 1 %、当帰 0〜0. 5 5 %、サリチル酸 0. 4 5〜0. 5 5 %、レゾルシン 0. 4 5〜0. 5 5%、羊油 2. 7〜3. 3 %、ァノレコール 2. 7〜3. 3%、白色ワセリン 6 3〜7 8 °/₀であることを特徴とする皮膚炎治療用クリーム。

9. 各成分の体積比率が、苦参 3%、鬱金 2%、厚朴 2%、牡丹皮 2%、大青葉 1 %、氷片 1 %、黄芩 2%、黄柏 2%、白正 1 %、レモン 3 %、虎杖 1 %、甘草 0. 5 %、川芎 0. 5%、当帰 0. 5%、サリチル酸 0. 5 %、レゾルシン 0.

5 °/₀、羊油 3 %、アルコール 3°/₀、白色ワセリン 70. 5 %であることを特徴とする皮膚炎治療用クリーム。

1 0. 各成分の体積比率が、苦参 2. 7〜3. 3 %、鬱金 1. 8〜2. 2%、厚朴 1. 8〜2. 2%、牡丹皮 1. 8〜2. 2%、大青葉 0. 9〜1. 1 %、氷片 0. 9〜 1. 1 %、黄芩 1. 8〜 2. 2 %、黄柏 1. 8〜2. 2%、白正0.

9〜 1. 1 %、レモン 0〜 3 %、虎杖 0〜 1. 1 %、甘草 0〜 0. 5 5 %、ジメチルスルホキシド 4. 5〜 5. 5 %、サリチル酸 0. 4 5〜 0. 5 5%、レゾルシン 0. 4 5〜0. 5 5%、羊油 2. 7〜3. 3 %、アルコール 2. 7〜3. 3 %、白色ワセリン 6 0〜 7 3%であることを特徴とする皮膚炎治療用クリーム。

1 1. 各成分の体積比率が、苦参 3 %、鬱金 2%、厚朴 2%、牡丹皮 2%、大青葉 1 %、氷片 1 %、黄芩 2%、黄柏 2%、白正 1 %、レモン 3%、虎杖 1 %、甘草 0. 5 %、ジメチルスルホキシド 5 %、サリチル酸 0. 5 %、レゾルシン 0. 5 %、羊油 3 %、アルコール 3 %、白色ワセリン 6 6. 5 %であることを特徴とする皮膚炎治療用クリーム。