WO2003072481A1 - Dispositif transporteur - Google Patents

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Yoshinobu Ishikawa
Tadashi Munakata
Yoshio Ogimura
Nobuhiko Teshima
Shigeo Nakagaki
Hitoshi Kawamoto
Kenichi Fujii
Tomohiko Matsuura
Yoshifumi Ikeda
Kazuhisa Hara
Takayuki Kikuchi
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Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B29/00Safety devices of escalators or moving walkways

Description

明 細 書 コ ンベア装置 技術分野
本発明は、 エスカ レ一夕や動 く 歩道等のコ ンベア装置に 関する。 背景技術
エスカ レ一夕や動 く 歩道等のコ ンベア装置は、 踏段ロー ラが設け ら れた複数の踏段を備えてい る。 これ ら複数の踏 段は、 各踏段に設け られた踏段ローラが無端状の踏段チェ ーンによっ て所定 ピ ッチで連結される こ とで こ の踏段チ ェ一 ン と一体と され、 踏段チェー ンがチェー ン駆動機構に よ っ て駆動される こ と によ っ て、' 全ての踏段が同期 して隙 間な く 動く よ う に構成されてい る。 また、 これ ら複数の踏 段は、 踏段ロー ラが構造物に設置された踏段ガイ ド レール に係合される こ とで こ の踏段ガイ ド レールに支持さ れて、 乗口 と降 口 の間 を循環移動する よ う にな っ てい る。 なお、 動く 歩道では複数の踏段が水平方向に移動するのが一般 的である ので、 踏段を特に踏板と称する場合も あ る が、 本 明細書においては、 動く 歩道の場合も踏段 と して表記を統 一する。
踏段チェ一 ン を駆動するチェー ン駆動機構は、 駆動モー 夕 の駆動力 を受けて回転する駆動スプロ ケ ッ ト に踏段チ ェ一 ンの折 り 返 し端部を巻き付けて、 モ一 夕 の駆動力 を駆 動ス プロ ケ ッ ト を介 して踏段チェー ンに伝達する タイ プ の も のが一般的で あ る 。 こ の よ う なチ ェ一 ン駆動機構は、 通常、 コ ンベア装置の乗口 付近或い は降 口 付近の ト ラ ス と 呼ばれる構造物の内部に配置さ れてい る。
と こ ろ で、 チェー ン駆動機構が配設さ れる ト ラ ス は、 従 来、 据え付け作業を行 う ための十分なス ぺ一ス が必要 と さ れてい たが、 近年では、 据え付 け技術の発展等 に よ っ て 卜 ラ ス の小型化が実現 され、 コ ンベア装置全体を薄型 に して 省ス ペース化を 図 る試みがなさ れてきてい る 。 以上の よ う に ト ラ ス が小型化 さ れた場合に は、 こ の ト ラ ス の内部に配 設さ れる チェー ン駆動機構の駆動ス プロ ケ ッ ト と して、 小 径のス プ ロ ケ ッ ト を用 いる こ と が必要 と な る 。 しか し なが ら 、 小径のス プロ ケ ッ ト をチェ ー ン駆動機構の駆動ス プロ ケ ッ ト と して用 い た場合、 踏段チェー ン に連結 さ れた踏段 ロ ー ラ に 比較的大きな速度む ら が生 じ、 こ の踏段 ロ ー ラ の 速度む ら が踏段の振動 とな っ て表れて、 コ ンベア装置の乗 り 心地 を低下さ せる と い っ た問題が生 じ る 。
踏段 ロ ー ラ の速度む ら を抑制 して踏段の移動を滑 ら カゝ にする技術 と し て は、 例え ば、 特開平 8 — 2 1 7 3 6 8 号 公報にて 開示さ れる も のが提案さ れて い る 。 こ の特開平 8 - 2 1 7 3 6 8 号公報にて開示 さ れる技術では、 図 1 に示 すよ う に、 踏段チェー ン 1 0 0 に よ り 連結 さ れた踏段 口 一 ラ 1 0 1 を支持す る 踏段ガイ ド レール 1 0 2 の支持面 (走 行 ト ラ ッ ク ) 1 0 2 a が、 駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 の接線 1 0 3 a か ら 間隔 h o だけ離間 した位置と なる よ う に、 踏 段ガイ ド レール 1 0 2 と駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 の相対 位置関係 を設定 してい る 。 また、 踏段ガイ ド レール 1 0 2 の駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 に近接する先端側には、 補償 レ —ル 1 0 4 を設けてい る 。 こ の補償 レール 1 0 4 は、 踏段 ロ ー ラ 1 0 1 を支持する支持面 (走行 ト ラ ッ ク ) 1 0 4 a が、 踏段ガイ ド レール 1 0 2 側では こ の踏段ガイ ド レ一ル 1 0 2 の支持面 1 0 2 a と等 し い高 さ と さ れ、 駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 側では こ の駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0· 3 の踏段 ロ ー ラ 1 0 1 が嚙み合 う 溝 と等 し い高さ と されてい る と 共に、 その 中途部が滑 ら かな曲線形状 と さ れてい る 。 そ し て、 こ の補償 レール 1 0 4 の支持面 1 0 4 a に支持さ れて 移動する踏段 ロ ー ラ 1 0 1 が、 直線運動か ら 曲線運動 を経 て駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 の溝 に嚙み合わ さ れ、 駆動ス プ ロ ケ ッ ト 1 0 3 の回転に伴っ て回転運動する こ と で、 踏段 口 一 ラ 1 0 1 の速度む ら が抑制 さ れる よ う にな っ て レ る 。
しか しなが ら 、 上述 した従来の技術では、 踏段 ロ ー ラ 1 0 1 の速度む ら は有効に抑制す る こ とができ るが、 駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 に対 して踏段ガイ ド レール 1 0 2 が高 い位置に設置さ れる ため、 コ ンベア装置全体の薄型化 を図 る 上で不利 とな る と い つ た問題があ る 。 すなわち 、 駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 の接線 1 0 3 a と踏段ガイ ド レ一ソレ 1 0 2 の支持面 1 0 2 a と の間の 間隔 h o は、 踏段チェ ー ン 1 0 0 の リ ン ク 長 に比例 し た値 と なる ので、 特に、 小径の ス プロ ケ ッ ト を駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 と して用 いた場 合には、 駆動ス プロ ケッ ト 1 0 3 に対する踏段チェー ン 1 0 0 の リ ンク 長が相対的に大きな値とな り 、 その結果、 駆 動スプロ ケ ッ ト 1 0 3 の接線 1 0 3 a と踏段ガイ ド レー ル 1 0 2 の支持面 1 0 2 a との間の間隔 ] 1 o が大き く な る。 こ のため、 ト ラスが大型化 して、 コ ンペャ装置全体を 薄型化する のに支障をきた していた。
また、 往路と復路と を反転させてコ ンベア装置を運転す る場合も考える と 、 踏段ガイ ド レール 1 0 2 の帰還側も 同 様な間隔 h o で駆動スプロ ケッ ト 1 0 3 の下方に離間さ せて設置する必要があるため、 上下の間隔 ( 2 X h o ) と してはかな り の高さ寸法が必要となる。
仮に、 駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 が 3 4 .8 . 4 m mの ピ ッ チ円径で歯数が 8 枚、 踏段チェー ン 1 0 0 の リ ンク長が 1 3 3 . 3 3 m mである場合、 上述 した従来技術で踏段ロー ラ 1 0 1 の速度む ら を完全にな く すためには、 本発明者に よ る試算では、 駆動ス プロ ケッ ト 1 0 3 の接線 1 0 3 a と 踏段ガイ ド レール 1 0 2 の支持面 1 0 2 a との間の間隔 h o と して 3 5 . 3 m m以上が必要となる。 そ して、 往路 側と帰還側と を合わせる と 、 駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 の大 きさ に加えて、 7 0 . 6 m m ( 2 X h o ) もの余分な高さ 寸法が必要となる。 こ のため、 駆動ス プロ ケ ッ ト 1 0 3 の ピ ッチ円径を 3 4 8 . 4 m mに まで小さ く した こ と によ る 省スペース効果が損なわれる結果となる。 発明の開示 本発明は、 以上のよ う な従来の実情に鑑みて創案さ れた ものであ っ て、 踏段ローラの速度む ら を有効に抑制 して良 好な乗 り 心地を確保する と共に、 装置全体の薄型化を実現 できる コ ンベア装置を提供する こ とを 目的と している。
本発明に係る コ ンベア装置は、 踏段ガイ ド レールと 、 前 記踏段ガイ ド レールに沿っ て移動する踏段ロー ラ を有す る複数の踏段と、 前記複数の踏段の踏段ロー ラ を所定 ピ ッ チで連結する踏段チェー ン と、 前記踏段を所定方向に移動 させるための駆動力 を発生させる回転駆動装置 と、 前記回 転駆動装置の駆動力 を受けて回転し、 前記踏段チェー ン に 前記回転駆動装置の駆動力 を伝達する駆動スプロ ケッ ト と を備え、 前記踏段ガイ ド レールの前記駆動ス プロ ケ ッ ト 近傍に位置する部位に、 山型或いは谷型の曲が り部が設け られている こ と を特徴と している。
こ の コ ンベア装置では、 回転駆動装置が起動される と 、 この回転駆動装置の駆動力 を受けて駆動スプロ ケ ッ ト が 回転 し、 こ の駆動ス プロケ ッ ト の回転によ っ て、 回転駆動 装置の駆動力が踏段チヱー ンに伝達される。 踏段チェー ン が駆動される と、 こ の踏段チェー ンによ り 連結された複数 の踏段の各踏段ロー ラが踏段ガイ ド レールに沿つ て循環 移動 して、 踏段上に搭乗した乗客を運搬する。
こ こ で、 踏段チェー ンで連結された各踏段ローラ の う ち 互い に隣 り 合う 3 つの踏段ロー ラ に着目する と、 先頭の踏 段ロー ラが駆動ス プロ ケ ッ ト に近付いて所定の位置 (基準 位置) を越えた とき、 こ の先頭の踏段ロー ラ の移動速度は 平均速度よ り も 遅 く なる 。 こ の と き、 2 番目 の踏段 ロ ー ラ が踏段ガイ ド レールの駆動ス プロ ケ ッ ト 近傍に設け ら れ た曲が り 部に到達する と 、 その 曲が り 部の山型或い は谷型 に応 じて 2 番 目 の踏段ロ ー ラ の高 さ 位置が変化する 。 2 番 目 の踏段 ロ ー ラ の高 さ位置が変化する と 、 各踏段 ロ ー ラ 間 の ピ ッ チ ( リ ン ク 長) は一定で あ る ので、 2 番 目 の踏段 口 ー ラ の高 さ位置の変化分だけ 3 番目 の踏段 ロ ー ラ が先頭 の踏段 ロ ー ラ に近付 く こ と にな り 、 3 番 目 の踏段 ロ ー ラ が 増速 さ れる 。 こ れに よ り 、 先頭の踏段 ロ ー ラ の移動速度の 低下分が 3 番 目 の踏段 ロ ー ラ の増速分で相殺さ れ、 3 番 目 の踏段 ロー ラ の移動速度は平均速度に維持される 。
先頭の踏段ロ ー ラ が更に先に進む と 、 こ の先頭の踏段 口 ー ラ の移動速度は逆転 して平均速度よ り も速 く な る 。 こ の と き、 2 番 目 の踏段 ロ ー ラ が踏段ガイ ド レールに設け ら れ た 曲が り 部 を越えて し ま う と 、 2 番 目 の踏段 ロ ー ラ の高 さ 位置が元に戻 り 、 3 番 目 の踏段 ロ ー ラ が先頭の踏段 ロ ー ラ か ら 離間する こ と にな り 、 3 番 目 の踏段 ロー ラ が減速さ れ る 。 こ れに よ り 、 先頭の踏段 ロ ー ラ の移動速度の上昇分が 3 番 目 の踏段 口 一 ラ の減速分で相殺 さ れ、 3 番 目 の踏段 口 ー ラ の移動速度は平均速度に維持さ れる。
以上の よ う に 、 本発明 に係る コ ンベア装置では、 踏段ガ ィ ド レールの駆動ス プロ ケ ッ ト 近傍に位置する部位に設 け ら れた曲が り 部で、 先行する踏段 ロ ー ラ に生 じ る速度む ら を吸収 し 、 先行する踏段 ロ ー ラ の速度む ら を後続する踏 段 ロ ー ラ に伝達 しな い よ う に し てい る ので、 駆動ス プロ ケ ッ ト近傍を除 く 部分において、 踏段ローラの移動速度をほ ぼ平均速度に維持し、 踏段ロー ラ の速度む ら に起因する踏 段の振動を抑制 して、 良好な乗 り 心地を確保する こ とがで きる。 なお、 駆動ス プロケッ ト の近傍は、 通常、 先端にコ ムが取 り 付け ら れたコ ムプレー ト で覆われてお り 、 こ のコ ムプレー 卜 の下方を踏段が通過する よ う になっ ている の で、 駆動ス プロ ケ ッ ト近傍を移動する踏段ローラ の速度む ら は、 乗 り 心地に影響しない。
また、 踏段ガイ ド レールに設ける 曲がり 部の山型或いは 谷型は、 さ ほ ど大き く する必要がないので、 装置全体の薄 型化を実現する上で有利である。 図面の簡単な説明
図 1 は、 従来のコ ンベア装置のチェー ン駆動機構の要部 を拡大 して示す図である。
図 2 は、 本発明を適用 したコ ンベア装置の一例を示す全 体構成図である。
図 3 は、 前記コ ンベア装置において、 踏段ロー ラ の移動 速度とその位置関係 と を説明する 図であ り 、 ( a ) は踏段 ローラ の位置に応じた移動速度の変化を示す図、 ( b ) は 踏段ロー ラの移動速度が駆動スプロケ ッ ト の ピ ッ チ円速 度 V t となる位置を示す図、 ( c ) は踏段 ロー ラ の移動速 度が平均速度 V 0 となる位置を示す図、 ( d ) は曲が り 部 の望ま しい形成位置を示す図であ る。
図 4 は、 前記コ ンベア装置において、 曲が り 部の最適形 状を説明する模式図である。
図 5 は、 本発明を適用 したコ ンベア装置の他の例を示す 全体構成図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の実施の形態について図面を参照 して説明 する。
本発明を適用 したコ ンベア装置の全体構成を図 2 に概 略的に示す。 こ の図 2 に示すコ ンベア装置 1 は、 路面に対 して略水平に設置されて乗客を運搬する動く 歩道と して 構成されてお り 、 自重及び乗客の荷重を支える ト ラス と呼 ばれる構造物 2 を備えている。 こ の構造物 2 は、 路面の下 方に凹設された ピ ッ ト 内に収容さ れる よ う にな っ て い る 。
構造物 2 の内部には、 コ ンベア装置 1 の乗口 l a と降 口 1 b と に亘つ て周回する よ う に、 踏段ガイ ド レール 3 が設 け られている。 こ の踏段ガイ ド レール 3 は、 乗客を運搬す る複数の踏段 4 の移動を案内する も のであ る 。 すなわち 、 複数の踏段 4 には、 それぞれ踏段ロー ラ 5 が設け ら れてお り 、 こ の踏段ロ ー ラ 5 が踏段ガイ ド レール 3 に沿っ て移動 する こ とで、 各踏段 4 がコ ンベア装置 1 の乗口 l a と降 口 1 b と に亘つて循環移動する よ う になっ ている。
踏段ガイ ド レール 3 は、 その往路側に支持面を有する レ ール本体 3 a と 、 帰還側に設け られた押さ え レール 3 b と を有 している。 そ して、 往路側を移動する踏段 4 は、 踏段 ローラ 5 がレ一ル本体 3 a の支持面上に支持される こ と で、 踏面を路面と ほぼ同 じ高さ位置に して構造物 2 の外部 に露出させなが ら、 乗口 1 a か ら降口 1 b に向かっ て図 2 中矢印 A方向へ と平行移動する よ う になっ てい る 。 なお 、 往路側の乗口 1 a 付近及び降口 1 b 付近には、 先端に コ ム が取 り 付け られたコ ムプレー ト 6 が設け られてお り 、 踏段 4 がコ ムプ レー ト 6 の下方を移動する よ う になっ て い る 。
また、 帰還側を移動する踏段 4 は、 踏段ロー ラ 5 がレ一 ル本体 3 a と押さえ レール 3 b との間に係合された状態 で、 降口 1 b か ら乗口 1 a へと 帰還する よ う になっ てい る また、 レール本体 3 a の乗口 1 a側には、 この レール本体 3 a に対して離間する方向に移動可能と された可動レー ル 3 c が設け られている。
複数の踏段 4 は、 各踏段 4 に設け られた踏段ロー ラ 5 が 無端状の踏段チェー ン 7 によっ て所定ピ ッ チで連結され ' る こ とで、 こ の踏段チェー ン 7 と一体と されている。 そ し て、 各踏段 4 の踏段ローラ 5 が踏段ガイ ド レール 3 に当接 した状態で、 踏段チェー ン 7 がチェー ン駆動機構によ り 駆 動さ れる こ と によっ て、 各踏段 4 が踏段ガイ ド レール 3 に 案内 されて、 乗口 1 a と降口 1 b と の間を隙間な く 動く よ う になつ ている。
チェーン駆動機構は、 駆動モータ 8 の駆動力 を受けて回 転する駆動スプロケ ッ ト 9 に踏段チェー ン 7 の折 り 返し 部分を巻き付けて、 駆動モ一夕 8 の駆動力 を駆動ス プロ ケ ッ ト 9 を介して踏段チェー ン 7 に伝達する構造となっ て レ る。 駆動源となる駆動モータ 8 は、 構造物 2 の内部に配設さ れてお り 、 駆動チェー ン 1 0 を介して駆動スプロ ケ ッ ト 9 に連結されている。 駆動ス プロ ケッ ト 9 は、 コ ンベア装置 1 の降口 1 b側に位置して、 構造物 2 の内部に回転自在に 配設されてお り 、 駆動モ一タ 8 の駆動力 を受けて回転 し 、 踏段チェー ン 7 に駆動モー夕 8 の駆動力を伝達するよ う になっ ている。 すなわち、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 は、 隣接す る歯と歯の間に、 踏段チェー ン 7 によ り 連結さ れた踏段口 — ラ 5 を嚙み合わせた状態で、 駆動モー夕 8 の駆動力 を受 けて回転する こ と によ っ て、 踏段チェーン 7 及び これに連 結された踏段ローラ 5 を送 り 動作させるよ う になつ てい る。 本発明を適用 したコ ンベア装置 1 では、 こ の駆動ス プ ロ ケ ッ ト 9 と して、 例えば歯数が 8 枚程度の小径のス プロ ケ ッ トが用 い られる。 こ のよ う な小型のスプロ ケ ッ ト を駆 動ス プロ ケ ッ ト 9 と して用 いる こ と によ り 、 構造物 2 の小 型化、 コ ンベア装置 1 全体の薄型化が実現され、 省スぺ一 ス化が図 られる こ と になる。
また、 コ ンベア装置 1 の乗口 1 a 側には、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 に従動して回転 し、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 と協働 して 踏段チェーン 7 を送 り 動作させる従動スブロケ ッ ト 1 1 が設け られている。 こ の従動ス プロ ケ ッ ト 1 1 は、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 と略同径と され、 構造物 2 の内部に回転自在 に配設されてい る。 そ して、 こ の従動ス プロ ケ ッ ト 1 1 か ら駆動ス プロ ケ ッ ト 9 に亘つ て、 踏段チェー ン 7 が掛け渡 されるよ う になつ ている。 こ の従動ス プロ ケ ッ ト 1 1 は、 チェーン緊張機構のパネ 部材 1 2 によ って駆動スプロケ ッ ト 9 か ら離間する方向 に付勢されてお り 、 踏段チェー ン 7 に対 して最適な張力 を 付与する よ う になっ ている。 そ して、 踏段チェー ン 7 に伸 びが生 じた場合には、 従動スプロケッ ト 1 1 がチェー ン緊 張機構のバネ部材 1 2 によ る付勢力 を受けて、 所定の範囲 内で駆動ス プロケ ッ ト 9 か ら離間する方向に移動する こ とで、 踏段チェー ン 7 の緩みが防止される こ と になる。 な お、 上述 した踏段ガイ ド レール 3 の可動 レール 3 c は、 従 動ス プロケ ッ ト 1 1 が移動する 際に、 チェー ン緊張機構の パネ部材 1 2 によ る付勢力 を受けて、 従動ス プロ ケ ッ 卜 1 1 と連動して駆動ス プロケ ッ ト 9 か ら離間する方向に移 動するよ う になっ ている。
と こ ろで、 踏段チェー ン 7 に よ り 連結されて踏段ガイ ド レール 3 に沿っ て移動する踏段 ローラ 5 は、 踏段ガイ ド レ ール 3 に倣う 直線的な移動か ら 、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 に倣 う 曲線移動に切 り 替わる過程において、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 に嚙込む影響で、 その移動速度に速度む ら が生 じ る。 こ の踏段ロー ラ 5 に生 じ る速度む ら は、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 が小径になる ほど顕著とな り 、 踏段 4 に振動を発生させて コ ンベア装置 1 の乗 り 心地を低下させる要因 となる。
そ こで、 本発明 を適用 したコ ンベア装置 1 では、 踏段ガ イ ド レール 3 の適所、 具体的に は、 例えばレール本体 3 a の往路側の駆動ス プロ ケ ッ ト 9 近傍の部位に、 踏段ロー ラ 5 の速度む ら を吸収するための山型の曲が り 部 1 3 を設 03 02387
12 ける よ う に してレ る。 こ こで、 駆動ス プロ ケッ ト 9 の近傍 とは、 駆動スプロ ケッ ト 9 に近い領域であ り 、 例えば、 コ ムプレー ト 6 によっ て覆われている領域をい う 。
また、 こ のコ ンベア装置 1 では、 踏段ガイ ド レール 3 の 帰還側に設け られた押さ え レール 3 b の駆動ス プロケ ッ ト 9 近傍の部位や、 可動 レール 3 c の往路側及び帰還側の 従動スプロ ケ ッ ト 1 1 近傍の部位に も 同様に、 踏段ロー ラ 5 の速度む ら を吸収するための山型の曲が り 部 1 3 が設 け られてい る。 そ して、 踏段ロー ラ 5 がこれ ら 曲が り 部 1 3 の形状に応じた軌跡で、 この曲が り 部 1 3 が設け られた 部位を通過する よ う になっ てい る。 なお、 これ ら 曲が り 部 1 3 と対向する位置には、 踏段ローラ 5 が これ ら 曲が り 部 1 3 に沿っ て適切に移動できる よ う に、 凹部 1 4 がそれぞ れ設け られている。
また、 レール本体 3 a の往路側の駆動ス プロ ケ ッ ト 9 近 傍の部位に設け られた曲が り 部 1 3 の前段 と対向する位 置には、 先行する踏段ロー ラ 5 が曲が り 部 1 3 を通過する 影響で後続する踏段ロー ラ 5 に浮き上が り が生 じ る こ と を防止する ための押さ え部材 1 5 が設け られてい る。 こ の 押さ え部材 1 5 は、 コ ム プレー ト 6 の下方に配設さ れて、 駆動スプロ ケ ッ ト 9 近傍を移動する踏段ロ ーラ 5 の上端 部に当接し、 こ の踏段ロー ラ 5 の浮き上が り を防止する よ う になつ ている 。 また、 可動レール 3 c の往路側の従動ス プロ ケッ ト 1 1 近傍の部位に設け られた曲が り 部 1 3 の 後段と対向する位置に も 同様に、 踏段ローラ 5 の上端部に 7
13 当接して、 こ の踏段ロ ーラ 5 の浮き上が り を防止するため の押さ え部材 1 5 が設けられている。 なお、 こ こ で、 前段 と は、 踏段 4 が移動方向 Aに沿っ て移動する際に先に通過 する側、 すなわち コ ンベア装置 1 の乗口 1 a側を いい、 後 段 とは、 踏段 4 が移動方向 Aに沿っ て移動する際に後に通 過する側、 すなわち コ ンベア装置 1 の降 口 1 b 側を い う 。
以上のよ う な曲が り 部 1 3 は、 少な く と も レール本体 3 a の往路側の駆動ス プロケッ ト 9 近傍の部位に設け られ ていれば、 踏段ロー ラ 5 の速度む ら を有効に吸収 して動き を滑 らかに し、 踏段 4 に生じる振動を効果的に抑制する こ とができるが、 踏段ガイ ド レール 3 の帰還側に設け られた 押さ え レール 3 b の駆動ス プロ ケッ ト 9 近傍の部位に も 曲が り 部 1 3 を設ける こ と によ っ て、 コ ンベア装置 1 を逆 転運転させた場合でも、 踏段ロー ラ 5 の動きを滑 ら かに し て踏段 4 に生じる振動を効果的に抑制する こ とが可能と なる。 ,
また、 従動ス プロケ ッ ト 1 1 は、 踏段ローラ 5 の速度む ら の影響で回転速度が不安定にな り やすい傾向 にあ る が、 可動 レール 3 c の往路側及び帰還側の従動ス プロ ケ ッ ト . 1 1 近傍の部位に も 曲が り 部 1 3 を設ける こ と によ っ て、 従動ス ブロ ケッ ト 1 1 側での踏段口一ラ 5 の速度む ら も 有効に抑制 して、 従動スプロ ケ ッ ト 1 1 の回転速度を安定 ィ匕させ、 踏段 4 に生じる振動を更に効果的に抑制する こ と ができ、 また、 コ ンベア装置 1 を逆転運転させた場合に も 対応可能となる。 なお、 以上は、 曲が り 部 1 3 を山型に形成した場合を例 に挙げて説明 したが、 曲がり 部 1 3 の形状を谷型と して も 同様に踏段ロ ー ラ 5 の速度む ら を吸収して、 踏段 4 に生 じ る振動を効果的に抑制する こ とができる。
こ こで、 以上のよ う な踏段ロー ラ 5 の速度む ら を吸収す る曲が り 部 1 3 につ いて、 図 3 及び図 4 を参照 して更に詳 し く 説明する。
直線的に移動する踏段ローラ 5 を円形の駆動スプロ ケ ッ ト 9 を用 いて駆動する こ との影響で、 各踏段ローラ 5 に は、 図 3 ( a ) に示すよ う な移動速度の速度む らが生じ る 。 すなわち 、 駆動ス プロ ケッ ト 9 の ピ ッ チ円速度を V t とす る と、 各踏段口ーラ 5 には、 V t か ら一旦減速された後に 増速さ れて V t に戻 る よ う な速度む ら が生 じ る 。 こ こで、 踏段ロー ラ 5 の平均速度を V o とする と、 各踏段ロー ラ 5 は、 踏段ガィ ド レ一ル 3 上で図 3 ( b ) に示す位置にあ る とき に、 その移動速度が V t とな り 、 こ の位置か ら次第に 減速されなが ら所定距離だけ駆動スプロ ケ ッ ト 9 側に進 んで図 3 ( c ) に示す位置となつ た と きに、 各踏段ロー ラ 5 の移動速度が平均速度 V o となる。
こ のよ う に各踏段ローラ 5 の移動速度が V t か ら減速 されて V 0 となつ た位置を基準位置とする と、 曲が り 部 1 3 は、 図 3 ( d ) に示すよ う に、 踏段ガイ ド レール 3 に沿 つ て隣 り 合う 2 つの基準位置の間に位置する踏段ガイ ド レール 3 の部位を曲線形状とする よ う に設け ら れる。 そ し て、 踏段チェ一 ン 7 によ り 連結さ れる各踏段ロ ー ラ 5 の う T JP03/02387
15 ち、 ある踏段ローラ 5 が曲が り 部 1 3 の曲線形状に沿つ て 移動 してその高さ位置が変化する こ とで、 こ の踏段ロー ラ 5 に先行する踏段ローラ 5 の速度む らがこ の高さ位置の 変化によ り 吸収されて、 後続する踏段口一ラ 5 には速度む らが伝達されず、 後続する踏段ロー ラ 5 の移動速度が平均 速度 V o に維持される こ と になる。
以上のよ う に、 曲が り 部 1 3 は、 こ の曲が り 部 1 3 を通 過する踏段ローラ 5 に後続する踏段ローラ 5 の速度む ら を防止する機能を有してい る。 こ の点を考慮する と、 曲が り 部 1 3 は、 できるだけコ ンベア装置 1 の降口 1 b に近い 位置に設ける こ とが望ま しい。 すなわち、 曲が り 部 1 3 を コ ンベア装置 1 の降口 1 b に近い位置に設ければ、 乗 口 1 a か ら降口 1 b へと移動する踏段 口 一 ラ 5 の移動速度を、 乗 り 口 1 a か ら降口 1 b に亘る ほぼ全域において平均速 度 V o に維持させる こ とができる。
以上のよ う な観点か ら 、 本発明を適用 したコ ンベア装置 1 においては、 踏段ガイ ド レール 3 に沿つ て複数存在する 基準位置の う ち 、 コ ンベア装置 1 の降口 l b 側に設け られ た駆動スプロケ ッ ト 3 の近傍に位置する基準位置と、 この 基準位置に隣接する他の基準位置との間に位置する踏段 ガイ ド レール 3 の部位に、 曲が り 部 3 を設ける よ う に して いる 。 これによ り 、 駆動ス プロ ケ ッ ト 3 近傍を除く コ ンペ ァ装置 1 の乗 り 口 1 a か ら降口 1 b に亘る ほぼ全域にお いて、 踏段ロー ラ 5 の移動速度をほぼ一定に保つ こ とがで き、 踏段 4 の振動を効果的に抑制する こ とができ る 。 なお、 駆動ス プロ ケ ッ ト 3 の近傍は、 上述 したよ う にコ ムプレー ト 6 で覆われて、 踏段 4 が こ の コ ムプレー ト 6 の下方を通 過する よ う になっ てい る ので、 駆動スプロ ケ ッ ト 3 の近傍 を移動する踏段ロー ラ 5 に速度む らが生じていても、 乗 り 心地に影響を与える こ とはない。
次に、 曲が り 部 1 3 の最適な形状について、 図 4 を参照 して説明する。
曲が り 部 1 3 を越えて駆動ス プロ ケ ッ ト 9 へと移動 し た踏段口一 ラ 5 は、 上述したよ う に、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 に嚙込む影響で速度む ら を有している。 こ のよ う に、 曲が り 部 1 3 と駆動ス プロ ケ ッ ト 9 と の間に位置し、 速度む ら を有する踏段ロー ラ 5 を、 こ こ では便宜上速度む ら ロー ラ 5 a と称する。 また、 こ の速度む ら ローラ 5 a か ら 曲が り 部 1 3 を挟んで踏段ガイ ド レール 9 の前段側 (コ ンベア装 置 1 の乗口 1 a 側) に 2 つ 目 の踏段ローラ 5 は、 速度む ら 口一 ラ 5 a に隣 り 合 う 踏段ロー ラ 5 b が曲が り 部 1 3 に 沿っ て移動する.こ と によっ て、 一定速度 (平均速度 V o ) で移動する こ と になる。 こ のよ う に、 速度む ら ロー ラ 5 a か ら 曲が り 部 1 3 を挟んで踏段ガイ ド レール 9 の前段側 に 2 つ 目 で、 一定速度であ る こ とが期待される踏段ロー ラ
5 を、 こ こでは便宜上一定速度ローラ 5 c と称する。
こ の と き、 これ ら各踏段ロー ラ 5 a , 5 b , 5 c が 1 ピ ツ チ分移動する際に、 速度む ら ローラ 5 a の中心か ら踏段 チェー ン 9 の リ ンク 長 r を半径 と して描かれる 円 C 1 と 、 一定速度ローラ 5 C の中心か ら踏段チェー ン 9 の リ ンク 長 r を半径と して描かれる 円 C 2 と の交点 P I , P 2 が迪 る軌跡を ローラ 中心軌跡 L とする と、 曲が り 部 1 3 は、 こ のローラ 中心軌跡 L に倣う 形状に形成されている こ とが 望ま し い。 言い換えれば、 曲が り 部 3 は、 ロ ー ラ中心軌跡 L の形状に一致している こ とが好ま しい。
曲がり 部 1 3 の形状を以上のよ う に設定する こ と によ り 、 速度む ら ローラ 5 a と一定速度ローラ 5 c と の間の踏 段口一ラ 5 b が曲が り 部 1 3 を通過する過程で、 速度む ら ロー ラ 5 a に生 じる速度む らが、 理論上、 曲が り 部 1 3 の 形状に応じた踏段ローラ 5 b の高さ位置の変化によっ て 完全に吸収され、 一定速度ロー ラ 5 c の移動速度が正確に 一定速度 (平均速度 V o ) に保たれる こ と になる。
こ こで、 仮に、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 が 3 4 8 . 4 m mの ピ ッ チ円径で歯数が 8 枚、 踏段チェー ン 7 の リ ンク長が 1 3 3 . 3 3 m mであ る場合、 上述 した中心軌跡 L に倣う 形 状で曲がり 部 1 3 を形成 した とする と、 本発明者によ る試 算では、 曲が り 部 1 3 の高低差は 1 1 . 2 m mとなる。
以上のよ う に、 本発明 を適用 した コ ンベア装置 1 では、 踏段ガイ ド レール 3 の駆動ス プロケッ ト 9 近傍に位置す る部位に、 上述 した中心軌跡 L に倣う 形状で曲が り 部 1 3 を形成し、 踏段チェー ン 7 によ り 連結される踏段ロー ラ 5 がこ の曲が り 部 1 3 を通過する よ う にする こ とで、 曲が り 部 1 3 を通過する踏段ローラ 5 に後続する踏段ローラ 5 の移動速度を一定に し、 踏段 4 の振動を効果的に抑制 して 良好な乗 り 心地を確保する こ とができる。 また、 曲が り 部 1 3 の高低差は、 上述 したよ う に極めて微少であ る ので、 構造物 1 2 を小型化してコ ンベア装置 1 全体の薄型化を 実現する こ とができる。
なお、 踏段ガイ ド レール 3 に沿っ て存在する複数の基準 位置の う ち、 最も駆動ス プロケ ッ ト 9 に近い基準位置と こ れに隣接する他の基準位置と の間では、 こ の位置を通過す る踏段ローラ 5 が駆動スプロケ ッ ト 9 に嚙込む円運動に 切 り 替わる影響か ら、 こ の位置での ローラ 中心軌跡 の う ち谷型形状の軌跡は、 幾何学的に完全な軌跡 と な ら ない。 こ のため、 例えばコ ムプレー ト 6 の大きさ によ る制約か ら こ の位置に曲が り 部 1 3 を形成する必要があ る 場合に は、 曲が り部 1 3 の形状を山型形状の中心軌跡 L に倣っ た山 型 とする こ とが望ま し い。 それ以外の場所に曲が り 部 1 3 を形成する場合には、 曲が り 部 1 3 の形状は、 山型形状の 中心軌跡 L に倣っ た山型 と して も よい し、 谷型形状の中心 軌跡 L に倣っ た谷型と して もよ い。 曲が り 部 1 3 を谷型に 形成 した場合には、 高さ方向に突出する部分がな く なる の で、 コ ンベア装置 1 全体の薄型化を図る上では有利 となる また、 以上は、 曲が り 部 1 3 を通過する踏段ロー ラ 5 に 後続する踏段ローラ 5 の移動速度を正確に一定速度 (平均 速度 V 0 ) に保つよ う にする場合について説明 したが、 踏 段ローラ 5 に微少の速度む ら ( V o — r o s i n ( ω t + φ ) ) が許容される場合には、 曲が り 部 1 3 を高低差がよ り 少ない形状に形成する こ と もできる。
すなわち 、 曲が り 部 1 3 と駆動ス プロ ケ ッ ト 9 と の間に 位置 し、 速度む ら を有する踏段 ロ ー ラ 5 を速度む ら ロ ー ラ 5 a と し 、 こ の速度む ら ロ ー ラ 5 a か ら 曲が り 部 1 3 を挟 んで踏段ガイ ド レール 9 の前段側 (コ ンベア装置 1 の乗 口 1 a 側) に 2 つ 目 の踏段 ロ ー ラ 5 であ っ て、 速度む ら 口 一 ラ 5 a に隣 り 合 う 踏段ロ ー ラ 5 b が曲が り 部 1 3 に沿つ て移動する こ と に よ っ て、 微少の速度む ら ( V o — r c s i n ( ω t + φ ) ) に抑え ら れてい る こ とが期待さ れる 踏 段 ロ ー ラ 5 を略一定速度 口 一 ラ 5 c とする 。 こ の と き 、 こ れ ら各踏段 ロ ー ラ 5 a , 5 b , 5 c が 1 ピ ッ チ分移動する 際に、 速度む ら ロ ー ラ 5 a の中心か ら 踏段チェ ー ン 9 の リ ン ク 長 r を半径 と して描かれる 円 C 1 と 、 略一定速度口一 ラ 5 c の中心か ら踏段チェ一 ン 9 の リ ン ク 長 r を半径 と して描かれる 円 C 2 と の交点 P 1 , P 2 が迪る軌跡 を 口一 ラ 中心軌跡 L とする と 、 曲が り 部 1 3 を、 こ の ロ ー ラ 中心 軌跡 L に倣 う 形状に形成する こ と に よ り 、 曲が り 部 1 3 の 高低差を少な く しなが ら 、 曲が り 部 1 3 を通過する踏段 口 ー ラ 5 に後続する踏段ロ ー ラ 5 の速度む ら を許容さ れる 範囲内に抑え る こ と ができ る。
仮に、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 が 3 4 8 . 4 m mの ピ ッ チ 円 径で歯数が 8 枚、 踏段チェ 一 ン 7 の リ ン ク 長が 1 3 3 . 3 3 m m、 踏段 ロ ー ラ 5 の平均速度 V o が 3 0 m毎分、 許容 さ れる速度む ら が 2 0 g a l ( = ± 0 . 1 m / s 2 ) であ る 場合、 本発明者に よ る試算では、 曲が り 部 1 3 の高低差 を 9 mm以下 とする こ と ができ る。
以上のよ う に 、 踏段 ロ ー ラ 5 に微少の速度む ら を許容 し た場合には、 曲が り 部 1 3 の高低差が少な く な る分、 コ ン ベア装置 1 全体の薄型化を図る 上で有利 となる 。
こ こ で、 以上の よ う に構成さ れる コ ンベア装 1 の動作 につ いて説明する 。
まず、 チヱ一 ン駆動機構の駆動源 となる駆動モー 夕 8 が 起動さ れる と 、 こ の駆動モータ 8 の駆動力 を受けて駆動ス プロ ケ ッ ト 9 が回転 し、 こ の駆動ス プロ ケ ッ ト 9 の回転に よ っ て、 駆動モ一 夕 8 の駆動力 が踏段チェー ン 7 に伝達さ れる。 踏段チェー ン 7 が駆動さ れる と、 こ の踏段チェ ー ン 7 によ り 連結さ れた複数の踏段 4 の各踏段ロー ラ 5 が踏 段ガイ ド レール 3 に沿っ て循環移動する 。
こ の と き 、 踏段チェー ン 7 に よ り 連結さ れた各踏段 ロ ー ラ 5 の う ち 、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 に近付いた踏段 ロ ー ラ 5 は、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 に嚙込む過程にお いて移動速度 に 速度む ら が生 じ る 。 しか し なが ら 、 こ の速度む ら が生 じ た 踏段 ロ ー ラ 5 に後続する踏段ロ ー ラ 5 が、 踏段ガイ ド レー ル 3 の駆動ス プロ ケ ッ ト 9 近傍に設け ら れた曲が り 部 1 3 を通過する こ と で、 こ の曲が り 部 1 3 を通過する 踏段 口 ー ラ 5 に後続する踏段 口一 ラ 5 の速度む ら は抑制さ れる こ と になる 。
踏段チェー ン 7 で連結さ れた各踏段 ロー ラ 5 の う ち 互 . い に隣 り 合 う 3 つ の踏段口 一 ラ 5 a , 5 b , 5 c に着 目 し て詳細 に説明する と 、 まず、 先頭の踏段 ロ ー ラ 5 a が駆動 ス プロ ケ ッ ト 9 に近付いて上述 し た基準位置を越えた と き 、 こ の先頭の踏段 ロ ー ラ 5 a の移動速度は平均速度 V o よ り も遅 く な る 。 こ の と き、 2 番 目 の踏段 ロ ー ラ 5 b が、 踏段ガイ ド レ一ル 3 の駆動ス プロ ケ ッ ト 9 近傍に設け ら れた曲が り 部 1 3 に到達する と 、 2 番目 の踏段 口 一 ラ 5 b はその曲が り 部 1 3 に沿っ て高さ位置を変化させなが ら 移動する こ と になる 。
2 番目 の踏段 ロ ー ラ 5 b の高 さ位置が変化する と 、 各踏 段 ロ ー ラ 5 間 の ピ ッ チ ( リ ン ク 長) は一定で あ る ので、 2 番 目 の踏段 ロ ー ラ 5 b の高さ位置の変化分だけ 3 番目 の 踏段ロー ラ 5 c が先頭の踏段 口 一 ラ 5 a に近付 く こ と に な り 、 3 番 目 の踏段 ロ ー ラ 5 c が増速さ れる 。 こ れに よ り 、 先頭の踏段 ロ ー ラ 5 a の移動速度の低下分が 3 番目 の踏 段 ロ ー ラ 5 c の増速分で相殺さ れ、 3 番 目 の踏段 ロ ー ラ 5 c の移動速度は平均速度 V 0 に維持さ れる 。
先頭の踏段口 一 ラ 5 a が更に先に進む と 、 こ の先頭の踏 段 ロー ラ 5 a の移動速度は逆転 して平均速度 V o よ り も 速 く な る 。 こ の と き 、 2 番目 の踏段ロ ー ラ 5 b が踏段ガイ ド レール 3 の駆動ス プロ ケ ッ 卜 9 近傍に設け られた曲が り 部 1 3 の頂点 を越え る よ う に してい る ので、 2 番 目 の踏 段口 一 ラ 5 b の高 さ 位置が元に戻 り 、 3 番 目 の踏段 ロ ー ラ 5 c が先頭の踏段 ロ ー ラ 5 a か ら 離間する こ と にな り 、 3 番 目 の踏段 ロ ー ラ 5 c が減速さ れる。 こ れに よ り 、 先頭の 踏段 ロー ラ 5 a の移動速度の上昇分が 3 番 目 の踏段ロ ー ラ 5 c の減速分で相殺さ れ、 3 番 目 の踏段ロ ー ラ 5 c の移 動速度は平均速度 V o に維持さ れる 。
ま た、 こ の と き 、 踏段チェー ン 7 には、 上述 し たチェ 一 ン緊張機構によ っ て所定の張力が付与されているが、 3 番 目 の踏段ローラ 5 c は押さえ部材 1 5 によっ て浮き上が り が防止さ れる よ う になっ てい るので、 2 番目 の踏段ロー ラ 5 b が曲が り 部 1 3 に沿っ てその高さ位置を変化させ た と きに、 3 番目 の踏段ローラ 5 c は適切に増.速或いは減 速される こ と にな り 、 3 番目 の踏段ローラ 5 c の移動速度 が確実に平均速度 V o に維持される。
また、 上述したよ う に、 踏段ガイ ド レール 3 の往路側の 駆動スプロ ケ ッ ト 9 近傍に加え、 踏段ガイ ド レール 3 の帰 還側に設け られた押さ え レール 3 b の駆動ス プロ ケ ッ ト
9 近傍に も曲が り 部 1 3 を設ける よ う に した場合には、 コ ンベア装置 1 を逆転運転させた場合で も、 踏段ロー ラ 5 の 速度む ら を有効に抑制する こ と ができ る。 更に、 コ ンベア 装置 1 の乗口 1 a側に位置する可動 レール 3 c の往路側 及び帰還側の従動ス プロケ ッ ト 1 1 近傍にも曲が り 部 1
3 を設ける よ う に した場合には、 従動ス プロ ケ ッ ト 1 1 側 での踏段ローラ 5 の速度む ら も有効に抑制する こ とがで きる。
以上のよ う に、 本発明 を適用 し たコ ンベア装置 1 では、 踏段ローラ 5 が駆動スプロ ケッ ト 9 に嚙込む こ との影響 で踏段ロー ラ 5 に生 じ る移動速度の速度む ら を、 踏段ガイ ド レール 3 に設けた曲がり 部 1 3 で吸収 して、 曲が り 部 1 3 の下流では踏段口一 ラ 5 が一定速度で移動する よ う に してい るので、 踏段 4 の振動を効果的に抑制して、 良好な 乗 り 心地を確保する こ とができ る。 また、 踏段ガイ ド レール 3 に設ける曲が り 部 1 3 は、 さ ほ ど大きな高低差が必要と されないので、 構造物 1 2 を小 型化 してコ ンベア装置 1 全体の薄型化を実現する こ とが できる。 特に、 曲が り 部 1 3 の下流の踏段ロー ラ 5 に微少 の速度む ら を許容する場合には、 曲が り部 1 3 の高低差を 更に小さ く できるので、 コ ンベア装置 1 全体を更に薄型な もの とする こ とができる。
なお、 以上説明 したコ ンベア装置 1 は、 本発明の具体的 な適用例を示 した ものであ り 、 本発明の趣旨を逸脱 しない 範囲において様々 な変形が可能である。 例えば、 上述した コ ンベア装置 1 では、 駆動スプロケ ッ ト 9 と従動ス プロ ケ ッ ト 1 1 との間に踏段チェー ン 7 を掛け渡すよ う に して いるが、 図 5 に示すよ う に、 従動ス プロケ ッ ト 1 1 に代え て略 U字状に形成された可動レール 2 1 を用い、 駆動スプ ロケ ッ ト 9 と可動レール 2 1 と の間に踏段チェー ン 7 を 掛け渡すよ う に してもよ い。 こ の図 5 に示すコ ンベア装置 2 0 は、 以上の特徴点以外は上述したコ ンベア装置 1 と 同 様の構成と さ れている ので、 上述したコ ンベア装置 1 と 同 様の構成につ いては、 図中 同一の符号を付して説明を省略 する。
可動レール 2 1 は、 踏段チヱ一ン 7 が掛け渡される部分 が、 駆動ス プロ ケ ッ ト 9 と略同径の 円形部 と さ れてい る 。 そ して、 その外周に、 踏段チェー ン 7 によ り 連結された各 踏段ロー ラ 5 を当接させて、 踏段 ロー ラ 5 の移動を案内す る よ う になっ ている。 また、 こ の可動レール 2 1 は、 上述 T JP03/02387
24 したコ ンベア装置 1 における従動スプロ ケッ ト 1 1 と 同 様に、 チヱーン緊張機構のパネ部材 1 2 によ っ て駆動ス プ ロケ ッ ト 9 か ら離間する方向に付勢されてお り 、 踏段チェ — ン 7 に対して最適な張力 を付与する よ う になっ てい る 。
こ のよ う な可動レール 2 1 は、 踏段ロー ラ 5 に速度む ら が生 じている と、 その影響で駆動スプロ ケ ッ ト 9 に近接離 間する方向に振動する場合があ る。 そ こで、 こ のよ う な可 動レール 2 1 を用いる場合には、 こ の可動 レール 2 1 の往 路側及び帰還側に、 上述 した曲が り 部 1 3 を設ける こ とが 望ま しい。 このよ う に、 可動レール 2 1 の往路側及び帰還 側に曲が り 部 1 3 を設ける よ う にすれば、 こ の可動 レ一ル 2 1 側での踏段ローラ 5 の速度む らが有効に抑制される こ と にな り 、 踏段 4 に生 じ る振動に加えて可動 レール 2 1 の振動も効果的に抑制し、 コ ンベア装置 2 0 の乗 り 心地を 極めて良好な も の とする こ とができる。 また、 可動 レール 2 1 の往路側及び帰還側の双方に曲が り 部 1 3 を設ける こ と によ り 、 コ ンベア装置 2 0 を逆転運転させた場合に も 対応可能となる。
なお、 以上は、 路面に対 して略水平に設置されて乗客を 運搬する動 く 歩道に本発明を適用 した例について説明 し たが、 本発明は建物の上下階に跨っ て設置されて乗客を運 搬するエスカ レー夕 に対しても有効に適用可能であ る。 産業上の利用可能性
本発明に係る コ ンベア装置によれば、 踏段ローラ に生 じ る移動速度の速度む らが踏段ガイ ド レールの駆動ス プロ ケ ッ ト近傍に位置する部位に設け ら れた曲が り 部で吸収 さ れ、 こ の曲が り 部の下流に位置する踏段 ロー ラ に、 速度 む ら が伝達されないよ う にな っ てい る ので、 駆動ス プ ロ ケ ッ 卜近傍を除 く 部分において踏段ロ ー ラ の移動速度を ほ ぼ平均速度に維持 し、 踏段 ロー ラ の速度む ら に起因する踏 段の振動を効果的に抑制 して、 良好な乗 り 心地を確保する こ とができ る。
また、 ft低差の小さ い 曲が り 部を踏段ガイ ド レ一ル.に設 ける こ どで、 踏段ロ ー ラ の移動速度の速度む ら を吸収でき る よ う にな つ て い る ので、 良好な乗 り 心地の確保 しなが ら 装置全体の薄型化を実現する こ とができ る。

Claims

求 の 範 囲
1 . 踏段ガイ ド レールと、
前記踏段ガイ ド レールに沿っ て移動する踏段ローラ を 有する複数の踏段と、
口胄
前記複数の踏段の踏段ローラ を所定ピ ッ チで連結する 踏段チェー ンと、
前記踏段を所定方向に移動させるための駆動力 を発生 させる回転駆動装置と、 ,
前記回転駆動装置の駆動力 を受けて回転し、 前記踏段チ エーンに前記回転駆動装置の駆動力を伝達する駆動ス プ ロケ ッ ト と を備え、
前記踏段ガイ ド レールの前記駆動スプロケ ッ 卜近傍に 位置する部位に、 山型或いは谷型の曲が り 部が設け られて いる こ と
を特徴とする コ ンベア装置。
2 . 前記駆動ス プロ ケ ッ ト の ピ ッ チ円速度を V t 、 前記踏 段チェーンに連結されて移動する前記踏段ロー ラ の平均 速度を V O と し、 前記踏段ロー ラ の速度が V t か ら V 0 に まで減少 した位置を基準位置と した と き に、 前記踏段ガイ ド レールに沿っ て複数存在する前記基準位置の う ち、 前記 駆動ス プロ ケ ッ ト の近傍に位置する基準位置 と、 こ の基準 位置に隣接する他の基準位置との間に位置する前記踏段 ガイ ド レールの部位に前記曲が り 部が設け られている こ と
を特徴 とする請求項 1 に記載のコ ンベア装置。
3 . 前記曲が り 部が、 前記踏段側に突出する 山型の曲が り 部 と して、 前記踏段ガイ ド レール往路側の前記駆動ス プロ ケ ッ ト近傍に位置する部位に設け ら れてい る こ と
を特徴 とする請求項 1 又は 2 に記載の コ ンベア装置。
4 . 前記踏段ガイ ド レール往路側の前記曲が り 部が設け ら れた部位の前段 と対向する位置に、 前記踏段 ロ ー ラ に 当 接する押さ え部材が設け ら れてい る こ と
を特徴 とする請求項 3 に記載のコ ンベア装置。
5 . 前記曲が り 部 と前記駆動ス プロ ケ ッ ト と の間 に位置 する踏段 ロ ー ラ であ っ て速度む ら を有する踏段 口 一 ラ を 速度む ら 口 一 ラ と し、 こ の速度む ら ロ ー ラ か ら 前記曲が り 部を挟んで前記踏段ガイ ド レールに沿っ て 2 つ 目 の踏段 ロ ー ラであ っ て一定速度であ る こ と が期待される踏段 口 ー ラ を一定速度 ロ ー ラ と し 、 前記速度む ら ロ ー ラ 及び前記 一定速度 ロ ー ラ が 1 ピ ッ チ分移動する 際に、 前記速度む ら 口 一 ラ の 中心か ら前記踏段チェー ンの リ ンク長を半径 と して描かれる 円 と 、 前記一定速度 ロ ー ラ の 中心か ら 前記踏 段チェー ンの リ ンク 長を半径 と して描かれる 円 と の交点 が迪る軌跡を ロ ー ラ 中心.軌跡 と し た と き に、 前記曲が り 部 が、 前記 ロ ー ラ 中心軌跡に倣 う 形状 に形成さ れて い る こ と • を特徴とする請求項 1 乃至 4 の何れかに記載のコ ンペ ァ装置。
6 . 前記曲がり 部と前記駆動ス プロケ ッ ト との間に位置 する踏段ローラであ って速度む ら を有する踏段ロー ラ を 速度む ら ローラ と し、 こ の速度む ら ローラか ら前記曲が り 部を挟んで前記踏段ガイ ド レールに沿っ て 2 つ 目 の踏段 ローラであっ て微少の速度むらが許容されている踏段口 —ラ を略一定速度ロー ラ と し、 前記速度む ら ロー ラ及び前 記略一定速度ローラが 1 ピ ッチ分移動する際に、 前記速度 む ら ローラ の中心か ら前記踏段チェー ンの リ ンク長を半 径と して描かれる 円 と、 前記略一定速度ローラ の中心か ら 前記踏段チェー ンの リ ンク長を半径と して描かれる 円 と の交点が迪る軌跡を ロー ラ 中心軌跡と した とき に、 前記曲 が り 部が、 前記ローラ 中心軌跡に倣う 形状に形成さ れてい る こ と
を特徴とする請求項 1 乃至 4 の何れかに記載のコ ンべ ァ装置。
7 . 前記曲が り 部が、 前記踏段ガイ ド レール帰還側の前記 駆動ス プロ ケッ ト近傍に位置する部位に設け られている こ と
を特徴とする請求項 1 乃至 6 の何れかに記載のコ ンべ ァ装置。
8 . 前記駆動スプロケ ッ ト と略同径の従動スプロ ケ ッ ト と、
前記従動ス プロケッ ト を前記駆動スプロケッ ト か ら離 間する方向に付勢して前記踏段チェーンに所定の張力 を 付与するチェーン緊張機構と、
前記チェー ン緊張機構の付勢力 を受けて、 前記従動ス プ ロケ ッ 卜 と連動して前記駆動ス プロケッ トか ら離間する 方向に移動可能と された可動レールと を更に備え、
前記曲が り 部が、 前記可動レールの前記従動ス プロ ケ ッ ト近傍に位置する部位に設け られている こ と
を特徴とする請求項 1 乃至 7 の何れかに記載の コ ンべ ァ装置。
9 . 前記駆動ス プロケ ッ ト と略同径の円形部を有 し、 前記 駆動スプロケ ッ トか ら離間する方向に移動可能に設け ら れた可動レールと、
前記可動レールを前記駆動ス プロケ ッ トか ら離間する 方向に付勢して前記踏段チェー ンに所定の張力 を付与す るチェーン緊張機構と を更に備え、
前記曲が り 部が、 前記可動レールの前記従動ス プロ ケ ッ 卜近傍に位置する部位に設けられている こ と
を特徴とする請求項 1 乃至 7 の何れかに記載の コ ンべ ァ装置。
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