WO2000048914A1 - Recipient d'emballage et son procede de fabrication - Google Patents

Description

明 細 書 包装容器及びその製造方法 技術分野

本発明は、 包装容器及びその製造方法に関するものである。 背景技術

従来、 牛乳、 清涼飲料等の液体食品は、 一般に、 包材から成るプリ ック型、 多 面体型等の包装容器に収容されて販売されるようになっている。 そして、 液体食 品を繰り返し注出することができるように、 容器本体に開閉自在のキャップを取 り付るようにしたキャップ式の包装容器が提供されている。

この場合、 包装容器製造装置に充塡 （てん） 機及びキャップ取付装置が配設さ れ、 前記充旗機において、 包材が成形されて前記容器本体が形成され、 該容器本 体に液体食品が充塡される。 その後、 容器本体はコンペャによって搬送されて前 記キヤップ取付装置に送られ、 該キャップ取付装置において、 ホッ トメルト法、 ヒ一トシール法、 超音波シール法等の各種の取付方法によってキヤップが容器本 体に取り付けられる。

一方、 一度で飲み切ることができる容量を有するプルタブ式の包装容器におい ては、 頂壁に注出口が形成され、 該注出口がプルタブによって覆われる。

第 1図は従来のプルタブ式の包装容器の斜視図である。

図において、 2 1 0は液体食品を収容する容器本体、 2 1 2は該容器本体 2 1 0の頂壁、 2 1 9は前記容器本体 2 1 0の後壁、 2 2 0は前記容器本体 2 1 0の 側壁であり、 前記頂壁 2 1 2の所定の位置に設定された注出口部にパンチ穴から 成る注出口 2 2 1が形成され、 該注出口 2 2 1がプルタブ 2 1 5によって覆われ る。 この場合、 前記液体食品を飲用しょうとする者、 すなわち、 飲用者は、 前記 容器本体 2 1 0からプルタブ 2 1 5を引き剥 （は） がし、 前記後壁 2 1 9に貼 （ ちょう） 着されているストローパッケージ 2 1 6からスト口一 2 1 8を取り出し 、 該ストロ一 2 1 8を前記注出口 2 2 1に挿入して液体食品を飲用することがで きる。 なお、 開口させられた注出口 2 2 1に唇を当て、 液体食品を直接飲用する こともできる。

前記プルタブ 2 1 5は、 注出口 2 2 1より大きい面積を有し、 包材 2 1 1に貼 付されたときに、 頂壁 2 1 2にぬつて延び、 注出口 2 2 1の周辺を覆って汚れな いようにする水平部分 2 2 3、 及び側壁 2 2 0に沿って延び、 プルタブ 2 1 5を 引き剥がす際に摘 （つま） みとなる垂直部分 2 2 4力、ら成る。

しかしながら、 前記従来のキャップ式の包装容器においては、 コンペャによつ て送られてきた容器本体にキヤップ力取り付けられるようになっているので、 容 器本体の所定の位置にキャップを正確に取り付けるために、 容器本体を位置決め する必要がある。

したがって、 コンペャ上において容器本体を停止させたり、 コンペャから容器 本体を一旦 （いったん） 取り出し、 キャップを取り付けた後に再びコンペャに容 器本体をセッ トしたりする必要があるので、 キャップを取り付ける位置にばらつ きが生じ、 包装容器の品質が低下してしまう。 そこで、 キャップを取り付ける位 置にばらつきが生じないようにしょうとすると、 包装容器製造装置の構造が複雑 になるだけでなく、 包装容器製造装置のコストが高くなつてしまう。

また、 プルタブ式の包装容器においては、 開口させられた注出口 2 2 1に唇を 当て、 液体食品を直接飲用する場合、 注出口 2 2 1の周辺の口当りがよくない。 本発明は、 前記従来のキャップ式の包装容器の問題点を解決して、 包装容器の 品質を向上させることができ、 包装容器製造装置の構造を簡素化することができ 、 しかも、 コストを低くすることができる包装容器及びその製造方法を提供する ことを目的とする。

また、 従来のプルタブ式の包装容器の問題点を解決して、 注出口の周辺の口当 りをよくすることができる包装容器及びその製造方法を提供することを目的とす る。 発明の開示

そのために、 本発明の包装容器においては、 包材によって形成された容器本体 と、 該容器本体の頂壁のキャップ取付部に取り付けられたキャップュニッ トとを 有する。

そして、 該キャップュニッ トは、 力ラー部分、 前記キャップ取付部に対応させ て設定された注出口部を前記包材の表側から覆うプルタブ、 前記注出口部を前記 包材 側から覆うィンナテープ、 及び前記プルタブを介して前記カラー部分に 嵌 （かん） 合される蓋 （ふた） 部分を備える。

この場合、 包材にあらかじめキャップを取り付けることができるので、 容器本 体を位置決めした後に容器本体にキャップを取り付ける必要がない。

したがって、 コンペャ上において容器本体を停止させたり、 コンペャから容器 本体を一旦取り出し、 キャップを取り付けた後に再びコンべャに容器本体をセッ トしたりする必要がないので、 キヤップを取り付ける位置にばらつきが生じるの を防止することができ、 包装容器の品質を向上させることができる。 また、 包装 容器製造装置の構造を簡素化することができるだけでなく、 コストを低くするこ とができる。

本発明の他の包装容器においては、 さらに、 前記注出口部にパンチ穴が形成さ れる。

本発明の更に他の包装容器においては、 さらに、 前記注出口部に薄肉部が形成 される。

この場合、 液体食品が充塡される直前に包材にパンチ穴が形成されることがな いので、 包材にピンホールが発生するのを抑制することができる。

本発明の更に他の包装容器においては、 包材によって形成された容器本体と、 該容器本体の頂壁のキャップ取付部に取り付けられたキヤップュニッ トとを有す る。

そして、 該キャップュニッ トは、 前記キャップ取付部に対応させて設定された 注出口部を前記包材の表側から覆うプルタブ、 前記注出口部を前記包材の裏側か ら覆うイ ンナテープ、 及び前記注出口部を包囲して、 かつ、 前記プルタブを介し て頂壁に融着されたリップを備える。

本発明の更に他の包装容器においては、 容器本体と、 注出口部を包囲し、 かつ 、 蓋を備えない肉厚部を備え、 前記容器本体の頂壁に固着されたリップと、 前記 頂壁を構成する包材の表側から前記注出口部を覆って貼着されたプルタブとを有 する。

この場合、 肉厚部によって注出口部が包囲されるので、 注出口の周辺の口当り をよくすることができる。 また、 液体食品を飲用しやすい。 しかも、 飲用するた めにスートロ一を使用する必要がなくなる。

また、 リ ップに肉厚部が一体に形成されるので、 包装容器の製造工程を簡素化 することができる。

本発明の更に他の包装容器においては、 さらに、 前記包材の裏側から貼着され たイ ンナテープを有する。

本発明の更に他の包装容器においては、 さらに、 前記リ ップは、 ァウタパッチ シール、 及び該ァゥタパッチシール上に射出成形によつて形成された肉厚部を備 える。

本発明の更に他の包装容器においては、 さらに、 前記ァウタパッチシールは、 頂壁に貼着された本体部、 及び前壁に貼着されたスカート部を備える。

本発明の更に他の包装容器においては、 さらに、 前記リ ップは、 フィルムを熱 変形させることによって形成された肉厚部を備える。

本発明の包装容器の製造方法においては、 成形が施される前の包材のキヤッブ 取付部にキヤップを取り付けるキヤップ取付工程と、 前記キャップが取り付けら れた包材に成形を施して所定の形状にする成形工程と、 前記成形が施された後の 包材に液体食品を充塡する充塡工程とを有する。

この場合、 包材にあらかじめキャップが取り付けられるので、 容器本体を位置 決めした後に容器本体にキヤップを取り付ける必要がなレ、。

したがって、 コンペャ上において容器本体を停止させたり、 コンペャから容器 本体を一旦取り出し、 キャップを取り付けた後に再びコンべャに容器本体をセッ トしたりする必要がないので、 キヤップを取り付ける位置にばらつきが生じるの を防止することができ、 包装容器の品質を向上させることができる。 また、 包装 容器製造装置の構造を簡素化することができるだけでなく、 コストを低くするこ とができる。

本発明の他の包装容器の製造方法においては、 さらに、 前記成形が施される前 の包材はゥヱブ状であり、 前記キャップが取り付けられた包材は成形されて筒状 にされる。

本発明の更に他の包装容器の製造方法においては、 さらに、 前記キャップは、 カラー部分及び蓋部分を備え、 開放状態及び閉鎖状態を採る。

そし 、 前記キャップ取付工程は、 キャップを包材に固着する工程、 キャップ を開放状態に置く工程、 包材にパンチ穴を形成する工程、 インナテープを包材の 裏側から、 プルタブを前記カラー部分によって包囲された包材の表側からそれぞ れ融着し、 力、つ、 前記インナテープとプルタブとを融着して破断部を形成するェ 程、 及び前記蓋部分をカラー部分に嵌合する工程を有する。

この場合、 液体食品が充塡される直前に包材にパンチ穴が形成されることがな いので、 包材にピンホールが発生するのを抑制することができる。

本発明の更に他の包装容器の製造方法においては、 さらに、 前記キャップは力 ラー部分を備える。

そして、 前記キャップ取付工程は、 包材にパンチ穴を形成する工程、 及びイ ン ナテープを包材の裏側から、 プルタブを前記力ラ一部分によつて包囲された包材 の表側からそれぞれ融着し、 かつ、 前記インナテープとプルタブとを融着して破 断部を形成する工程を有する。

本発明の更に他の包装容器の製造方法においては、 さらに、 前記成形が施され る前の包材にあらかじめ薄肉部が形成される。 また、 前記キャップは、 カラー部 分及び蓋部分を備え、 開放状態及び閉鎖状態を採る。

そして、 前記キャップ取付工程は、 キヤップを前記薄肉部に対応させて包材に 固着する工程、 キャップを開放状態に置く工程、 プルタブを前記カラ一部分によ つて包囲された包材の表側から融着する工程、 及び前記蓋部分を力ラ一部分に嵌 合する工程を有する。

本発明の更に他の包装容器の製造方法においては、 さらに、 前記成形が施され る前の包材にあらかじめ薄肉部が形成される。 また、 前記キャップはカラ一部分 を備える。

そして、 前記キャップ取付工程は、 キヤップを前記薄肉部に対応させて包材に 固着する工程、 及びプルタブを前記力ラ一部分によって包囲された包材の表側か ら融着する工程を有する。 本発明の更に他の包装容器の製造方法においては、 さらに、 前記キャップはリ ップを備える。

そして、 前記キャップ取付工程は、 包材にパンチ穴を形成する工程、 及びィ ン ナテ^ 'を包材の裏側から、 リップを、 プルタブを介して包材の表側からそれぞ れ融着し、 かつ、 前記イ ンナテープとプルタブとを融着して破断部を形成するェ 程を有する。

本発明の更に他の包装容器の製造方法においては、 包材にリ ップを固着し、 前 記包材及びリップのうちの少なくともリップに注出口部を形成し、 前記包材の表 側から前記注出口部を覆ってプルタブを貼着する。

本発明の更に他の包装容器の製造方法においては、 さらに、 前記包材の裏側か らィンナテープを貼着する。 図面の簡単な説明

第 1図は従来のプルタブ式の包装容器の斜視図、 第 2図は本発明の第 1の実施 の形態における包装容器の斜視図、 第 3図は本発明の第 1の実施の形態における 包装容器の製造方法の第 1工程を示す図、 第 4図は本発明の第 1の実施の形態に おける包装容器の製造方法の第 2工程を示す第 1の図、 第 5図は本発明の第 1の 実施の形態における包装容器の製造方法の第 2工程を示す第 2の図、 第 6図は本 発明の第 1の実施の形態における包装容器の製造方法の第 2工程を示す第 3の図 、 第 7図は本発明の第 1の実施の形態におけるキャップシートの平面図、 第 8図 は本発明の第 1の実施の形態における包装容器の製造方法の第 3工程を示す図、 第 9図は本発明の第 1の実施の形態における包装容器の製造方法の第 4工程を示 す第 1の図、 第 1 0図は本発明の第 1の実施の形態における包装容器の製造方法 の第 4工程を示す第 2の図、 第 1 1図は本発明の第 1の実施の形態における包装 容器の製造方法の第 5工程を示す第 1の図、 第 1 2図は本発明の第 1の実施の形 態における包装容器の製造方法の第 5工程を示す第 2の図、 第 1 3図は本発明の 第 1の実施の形態における包装容器の製造方法の第 6工程を示す図、 第 1 4図は 本発明の第 2の実施の形態における包装容器の製造方法を示す図、 第 1 5図は本 発明の第 3の実施の形態における包装容器の製造方法の第 1工程を示す図、 第 1 6図は本発明の第 3の実施の形態における包装容器の製造方法の第 2工程を示す 図、 第 1 7図は本発明の第 3の実施の形態における包装容器の製造方法の第 3ェ 程を示す図、 第 1 8図は本発明の第 3の実施の形態における包装容器の製造方法 の第 4工程を示す図、 第 1 9図は本発明の第 3の実施の形態における包装容器の 製造方法の第 5工程を示す図、 第 2 0図は本発明の第 4の実施の形態における包 装容器の製造方法の第 1工程を示す図、 第 2 1図は本発明の第 4の実施の形態に おける包装容器の製造方法の第 2工程を示す第 1の図、 第 2 2図は本発明の第 4 の実施の形態における包装容器の製造方法の第 2工程を示す第 2の図、 第 2 3図 は本発明の第 4の実施の形態における包装容器の製造方法の第 2工程を示す第 3 の図、 第 2 4図は本発明の第 5の実施の形態における包装容器の初期状態を示す 図、 第 2 5図は本発明の第 5の実施の形態における包装容器の開封状態を示す図 、 第 2 6図は本発明の第 5の実施の形態におけるプルタブの変形例を示す図、 第

2 7図は本発明の第 5の実施の形態における包装容器の製造方法を示す図、 第 2 8図は本発明の第 5の実施の形態におけるリ ップテープの斜視図、 第 2 9図は本 発明の第 5の実施の形態におけるリ ップテープ製造装置の概略図、 第 3 0図は本 発明の第 6の実施の形態におけるリ ップ製造装置の斜視図、 第 3 1図は本発明の 第 6の実施の形態における包装容器の製造方法を示す斜視図、 第 3 2図は本発明 の第 7の実施の形態における包装容器の開封状態を示す図、 第 3 3図は本発明の 第 7の実施の形態における包装容器の製造方法を示す斜視図、 第 3 4図は本発明 の第 8の実施の形態におけるァゥタパッチシールの配設状態を示す第 1の図、 第

3 5図は本発明の第 8の実施の形態におけるァウタパッチシールの配設状態を示 す第 2の図、 第 3 6図は本発明の第 8の実施の形態におけるァウタパッチシール の配設状態を示す第 3の図、 第 3 7図は本発明の第 9の実施の形態における包装 容器の斜視図である。 発明を実施するための最良の形態

以下、 本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。 第 2図は本発明の第 1の実施の形態における包装容器の斜視図である。

図において、 1 1は包装容器であり、 該包装容器 1 1は包材によって形成され た容器本体 1 2及びキャップユニッ ト Cから成る。 また、 1 3は前記容器本体 1 2の頂壁であり、 前記キャップュニッ ト Cは、 前記頂壁 1 3のキヤップ取付部に 、 ホッ トメルト法、 ヒートシール法、 超音波シール法等の各種の取付方法によつ て取り付けられる。 なお、 前記頂壁 1 3のキャップ取付部には図示されないパン チ穴が形成される。

前記キャップュニッ ト Cは、 図示されないベース紙、 該ベース紙を介して頂壁 1 3に固着されたカラー部分 1 5、 蓋部分 1 6、 図示されないプルタブ及び図示 されないィンナテープから成る。 前記蓋部分 1 6はプルタブを介してカラー部分 1 5に選択的に嵌合される。 また、 前記プルタブは、 前記パンチ穴を覆い、 かつ 、 カラ一部分 1 5、 容器本体 1 2を構成する包材及びィンナテープに融着されて 容器本体 1 2内を密封する。 なお、 前記カラー部分 1 5及び蓋部分 1 6によって キャップが構成される。

次に、 前記構成の包装容器 1 1の製造方法について説明する。

第 3図は本発明の第 1の実施の形態における包装容器の製造方法の第 1工程を 示す図、 第 4図は本発明の第 1の実施の形態における包装容器の製造方法の第 2 工程を示す第 1の図、 第 5図は本発明の第 1の実施の形態における包装容器の製 造方法の第 2工程を示す第 2の図、 第 6図は本発明の第 1の実施の形態における 包装容器の製造方法の第 2工程を示す第 3の図、 第 7図は本発明の第 1の実施の 形態におけるキャップシートの平面図、 第 8図は本発明の第 1の実施の形態にお ける包装容器の製造方法の第 3工程を示す図、 第 9図は本発明の第 1の実施の形 態における包装容器の製造方法の第 4工程を示す第 1の図、 第 1 0図は本発明の 第 1の実施の形態における包装容器の製造方法の第 4工程を示す第 2の図、 第 1 1図は本発明の第 1の実施の形態における包装容器の製造方法の第 5工程を示す 第 1の図、 第 1 2図は本発明の第 1の実施の形態における包装容器の製造方法の 第 5工程を示す第 2の図、 第 1 3図は本発明の第 1の実施の形態における包装容 器の製造方法の第 6工程を示す図である。

第 3図において、 2 1は包材、 2 2は折目であり、 該折目 2 2は容器本体 1 2 (第 2図） の形状に対応させて包材 2 1の所定の部分に形成される。 A R 1は前 記包材 2 1の所定の位置に形成された表示欄であり、 該表示欄 A R 1には、 規格 、 法令等によって定められた品名、 原材料名、 製造日等が表示される。

前記包材 2 1は多層構造を有し、 図示されない紙基材、 及び該紙基材の両側に 被覆された図示されないボリエチレン樹脂層から成る。 また、 必要に応じて紙基 材とホ ^リエチレン樹脂層との間にアルミニウム箔 （はく） をガスバリヤ層として 配設することもできる。

第 1工程において、 前記包材 2 1は、 図示されない包材搬送装置としてのコン べャによって図示されなレ、包材搬送路に ¾つて搬送され、 該包材搬送路上の所定 の位置に設定されたキャップ取付ステーショ ンに送られ、 第 2工程において、 前 記キャップ取付ステーシヨ ンに配設されたキヤップ取付装置によって、 第 4図〜 第 6図に示されるようにキャップ 1 4力包材 2 1の所定の位置に取り付けられる 前記キャップ 1 4は、 四角形の形状を有し、 中央に開口 2 4が形成された枠状 のカラー部分 1 5、 及び該カラ一部分 1 5に選択的に嵌入され、 嵌入に伴って開 口 2 4を覆う蓋部分 1 6力、ら成り、 該蓋部分 1 6を前記カラ一部分 1 5から取り 外すことによって開放状態を採り、 蓋部分 1 6を前記カラー部分 1 5に嵌入する ことによって閉鎖状態を採る。

なお、 本実施の形態においては、 前記カラー部分 1 5及び蓋部分 1 6は互いに 分離させることができるようになつている力、 カラー部分 1 5と蓋部分 1 6とを 樹脂の薄肉部等によって一体に接続したり、 ヒンジ等によって揺動自在に連結し たりすることもできる。

そして、 キャップ 1 4は、 第 7図に示されるように、 ウェブ状のベース紙 2 3 に融着されて、 キャップシート 2 5として前記キヤップ取付ステーションに送ら れる。 前記キャップ取付装置は、 前記キャップシート 2 5力く送られてくると、 各 キャップ 1 4を分離させて把持し、 第 4図に示されるように、 ベース紙 2 3を介 してキャップ 1 4を矢印方向に包材 2 1に押し当てる。

前記ベース紙 2 3は、 アルミニウム層の両側にボリエチレン樹脂層を被覆する ことによって形成され、 3層構造を有する。 そして、 前記キャップ取付装置の誘 導加熱装置を駆動し、 前記アルミニゥム層を誘導加熱して各ポリヱチレン樹脂層 を溶融させ、 各ボリエチレン樹脂層をカラ一部分 1 5及び包材 2 1に融着するこ とによって、 キャップ 1 4を包材 2 1に取り付けることができる。

次に、 第 3工程において、 キャップ取付装置のピッキング装置を駆動して蓋部 分 1 6を取り外すことによって、 キャップ 1 4を開放状態に置き、 第 8図に示さ れる うに、 開口 2 4を露出させ、 第 4工程において、 キャップ取付装置の穿 （ せん） 孔装置を駆動して包材 2 1及びベース紙 2 3を穿孔し、 第 9図及び第 1 0 図に示されるように、 包材 2 1及びべ一ス紙 2 3において前記キャップ取付部に 対応させて設定された注出口部にパンチ穴 2 7を形成する。 なお、 蓋部分がヒン ジ等によって揺動自在に配設されたキヤップにおいては、 第 3工程において前記 蓋部分が回動させられて開放状態に置かれる。

そして、 第 5工程において、 キャップ取付装置のプルタブ融着装置が駆動され 、 第 1 1図及び第 1 2図に示されるように、 イ ンナテープ 3 1が前記注出口部及 びパンチ穴 2 7を包材 2 1の裏側から覆うように注出口部に融着されるとともに 、 プルタブ 1 7が前記カラー部分 1 5によって包囲された注出口部及びパンチ穴 2 7を包材 2 1の表側から覆うように注出口部に融着され、 かつ、 前記インナテ ープ 3 1とプルタブ 1 7とが互いに融着される。 その結果、 前記パンチ穴 2 7に 対応する部分に、 インナテープ 3 1及びプルタブ 1 7から成る薄膜状の破断部 3 3が形成される。 なお、 プルタブ 1 7は、 アルミニウム層の両側にボリエチレン 樹脂層を被覆することによって形成され、 3層構造を有する。

次に、 第 6工程において、 前記ピッキング装置が再び駆動され、 第 1 3図に示 されるように、 蓋部分 1 6力、 矢印方向に破断部 3 3に押し付けられ、 カラー部 分 i 5に嵌入される。 なお、 蓋部分がヒンジ等によって揺動自在に配設されたキ ヤップにおいては、 第 6工程において前記蓋部分が回動させられて、 嵌入され閉 鎖状態に置かれる。

このようにして、 キヤップュニッ ト Cが形成され、 キャップ 1 4の包材 2 1へ の取付けが終了する。 なお、 前記第 2工程〜第 6工程によってキャップ取付工程 が構成される。

本実施の形態においては、 キャップ 1 4がカラ一部分 1 5及び蓋部分 1 6を有 するので、 蓋部分 1 6を、 カラ一部分 1 5から取り外したり、 カラ一部分 1 5に 嵌入したりすることによって、 キャップ 1 4を開放状態に置いたり、 閉鎖状態に 置いたりすることができるようになつている力 \ 蓋部分 1 6を備えないキャップ を容器本体 1 2に取り付ける場合には、 第 3工程及び第 6工程は不要である。 続いて、 包材 2 1は、 図示されない充塡機に送られ、 該充塡機における成形ェ 程に いて、 所定の形状、 例えば、 筒状に成形され、 その後、 充塡工程において 、 筒状の包材 2 1に液体食品が充塡される。 そして、 筒状の包材 2 1は、 所定の 距離ごとに切断され、 更に成形されて枕 （まくら） 状の原型容器になり、 該原型 容器は更に成形されてプリック型の包装容器 1 1になる。

このように、 包材 2 1にあらかじめキャップ 1 4が取り付けられるので、 容器 本体 1 2を位置決めした後に容器本体 1 2にキャップ 1 4を取り付ける必要がな い。

したがって、 コンペャ上において容器本体 1 2を停止させたり、 コンペャから 容器本体 1 2を一旦取り出し、 キャップ 1 4を取り付けた後に再びコンペャに容 器本体 1 2をセッ トしたりする必要がないので、 キャップ 1 4を取り付ける位置 にばらつきが生じるのを防止することができ、 包装容器 1 1の品質を向上させる ことができる。 また、 包装容器製造装置の構造を簡素化することができるだけで なく、 コストを低くすることができる。

本実施の形態においては、 ゥヱブ状の包材 2 1が使用され、 ブリック型の包装 容器 1 1を形成するようになっている力、 シート状の包材を使用し、 ゲーブルト ップ型の包装容器を形成することもできる。

また、 本実施の形態においては、 液体食品が充塡される前にカラー部分 1 5が 包材 2 1に固着され、 かつ、 プルタブ 1 7の融着が行われるようになっているが 、 液体食品が充堰される前にカラー部分 1 5を包材 2 1に固着することによって 、 キャップを取り付ける位置にばらつきが生じるのを防止することができるので 、 液体食品が充塡された後にプルタブの融着を行うようにすることもできる。 次に、 本発明の第 2の実施の形態について説明する。 なお、 第 1の実施の形態 と同じ構造を有するものについては、 同じ符号を付与することによってその説明 を省略する。

第 1 4図は本発明の第 2の実施の形態における包装容器の製造方法を示す図で ある。 まず、 第 1工程において、 包材 2 1は、 図示されない包材搬送装置としてのコ ンべャによって図示されない包材搬送路に ¾つて搬送され、 該包材搬送路上の所 定の位置に設定されたキャップ取付ステ一ションに送られ、 第 2工程において、 前記キャップ取付ステ一ショ ンに配設されたキヤップ取付装置によってキャップ 1 4が包材 2 1に取り付けられる。

この場合、 ベース紙として、 アルミニウム層を備えないものが使用され、 キヤ ップ 1 4を包材 2 1に取り付けるに当たり、 キヤップ 1 4からベース紙が取り除 かれる。 そして、 シール用テープ 3 5が使用され、 該シール用テープ 3 5は、 ァ ルミニゥム層の両側にポリエチレン樹脂層を被覆することによつて形成され、 3 層構造を有する。

したがって、 前記キャップ取付装置は、 キャップシート 2 5 (第 7図） が送ら れてくると、 各キャップ 1 4をキャップシート 2 5から分離させて把持し、 前記 シール用テープ 3 5をキャップ 1 4と包材 2 1との間に挿入し、 シール用テープ 3 5を介してキヤップ 1 4を包材 2 1に取り付ける。 そのために、 前記キヤップ 取付装置の誘導加熱装置を駆動し、 前記アルミニゥム層を誘導加熱してシール用 テープ 3 5の各ポリエチレン樹脂層を溶融させ、 各ボリエチレン樹脂層をカラー 部分 1 5及び包材 2 1に融着する。

第 3工程以降は第 1の実施の形態と同じであるので、 説明を省略する。 なお、 第 2工程〜第 6工程によってキヤップ取付工程が構成される。

次に、 本発明の第 3の実施の形態について説明する。 なお、 第 1の実施の形態 と同じ構造を有するものについては、 同じ符号を付与することによってその説明 を省略する。

第 1 5図は本発明の第 3の実施の形態における包装容器の製造方法の第 1工程 を示す図、 第 1 6図は本発明の第 3の実施の形態における包装容器の製造方法の 第 2工程を示す図、 第 1 7図は本発明の第 3の実施の形態における包装容器の製 造方法の第 3工程を示す図、 第 1 8図は本発明の第 3の実施の形態における包装 容器の製造方法の第 4工程を示す図、 第 1 9図は本発明の第 3の実施の形態にお ける包装容器の製造方法の第 5工程を示す図である。

この場合、 包材 2 1の製造段階において、 第 1 5図に示されるように、 包材 2 1にあらかじめ薄肉部 4 9が形成される。 前記包材 2 1は、 多層構造を有し、 紙 基材 4 3、 及び該紙基材 4 3の両側に被覆されたポリエチレン樹脂層 4 5 . 4 6 から成る。 また、 必要に応じて紙基材 4 3とポリエチレン樹脂層 4 6との間に図 示さ ないアルミニウム箔がガスバリヤ層として配設される。 そして、 前記紙基 材 4 3におけるキャップ取付部に対応させて設定された注出口部にパンチ穴 4 8 を形成した後、 紙基材 4 3の両側にポリエチレン樹脂層 4 5、 4 6を被覆し、 パ ンチ穴 4 8の部分においてポリエチレン樹脂層 4 5、 4 6を互いに融着すること によって前記薄肉部 4 9を形成することができる。

第 1工程において、 前記包材 2 1は、 図示されない包材搬送装置としてのコン べャによつて図示されなレ、包材搬送路に沿つて搬送され、 該包材搬送路上の所定 の位置に設定されたキャップ取付ステーショ ンに送られ、 第 2工程において、 前 記キャップ取付ステーションに配設されたキャップ取付装置によって、 第 1 6図 に示されるようにキャップ 1 4が包材 2 1に取り付けられる。

この場合、 前記キャップ 1 4は、 前記薄肉部 4 9の位置に対応させて取り付け られる。 そのために、 前記包材 2 1の表面の所定の位置に図示されない位置決め 用のマークが印刷され、 該マークを図示されないセンサによって読み取ることに より、 包材 2 1に対するキャップ 1 4の位置決めを容易に行うことができる。 前記キャップ 1 4は、 第 1の実施の形態と同様に、 ウェブ状のベース紙 2 3に 融着されて、 キャップシート 2 5 (第 7図） として前記キャップ取付ステ一ショ ンに送られる。

次に、 第 3工程において、 キャップ取付装置のピッキング装置を駆動して蓋部 分 1 6を取り外し、 第 1 7図に示されるように開口 2 4を露出させ、 第 4工程に おいて、 図示されないプルタブ融着装置を駆動して、 第 1 8図に示されるように 、 注出口部を包材 2 1の表側から覆うようにブルタブ 5 1をベース紙 2 3に融着 するとともに、 ベース紙 2 3と前記薄肉部 4 9とを互いに融着する。 その結果、 前記注出口部に、 ベース紙 2 3、 ポリエチレン樹脂層 4 5、 4 6及びプルタブ 5 1から成る薄膜状の破断部 5 2が形成される。 なお、 蓋部分がヒンジ等によって 揺動自在に配設されたキャップにおいては、 第 3工程において前記蓋部分が回動 させられて開放状態に置かれる。 また、 プルタブ 5 1は、 アルミニウム層の両側 にボリエチレン樹脂層を被覆することによって形成され、 3層構造を有し、 誘導 加熱によってベース紙 2 3に融着される。

次に、 第 5工程において、 前記ピッキング装置が再び駆動され、 第 1 9図に示 され ように、 蓋部分 1 6が、 矢印方向に破断部 5 2に押し付けられ、 カラ一部 分 1 5に嵌入される。 なお、 第 2工程〜第 5工程によってキャップ取付工程が構 成される。

本実施の形態においては、 キャップ 1 4がカラー部分 1 5及び蓋部分 1 6を有 するので、 蓋部分 1 6を、 カラー部分 1 5から取り外したり、 カラー部分 1 5に 嵌入したりすることによって、 キャップ 1 4を開放状態に置いたり、 閉鎖状態に 置いたりすることができるようになつている力 蓋部分 1 6を備えないキャップ を容器本体 1 2 (第 2図） に取り付ける場合には、 第 3工程及び第 5工程は不要 である。

このようにして、 キヤップュニッ ト Cが形成され、 キャップ 1 4の包材 2 1へ の取付けが終了すると、 包材 2 1は、 図示されない充塡機に送られ、 該充塡機に おいて成形され、 液体食品が充瑱されて包装容器 1 1になる。

この場合、 包材 2 1にあらかじめキャップ 1 4が取り付けられるので、 容器本 体 1 2を位置決めした後に容器本体 1 2にキャップ 1 4を取り付ける必要がない したがって、 コンペャ上において容器本体 1 2を停止させたり、 コンペャから 容器本体 1 2を一旦取り出し、 キャップ 1 4を取り付けた後に再びコンペャに容 器本体 1 2をセッ トしたりする必要がないので、 キャップ 1 4を取り付ける位置 にばらつきが生じるのを防止することができ、 包装容器 1 1の品質を向上させる ことができる。 また、 包装容器製造装置の構造を簡素化することができるだけで なく、 コス トを低くすることができる。

しかも、 包材 2 1の製造段階であらかじめパンチ穴 4 8及び薄肉部 4 9が形成 されるので、 第 3工程の後にパンチ穴を形成する必要がない。 したがって、 作業 を簡素化することができる。

また、 液体食品が充塡される直前に包材 2 1にパンチ穴が形成されることがな いので、 包材 2 1にピンホールが発生するのを抑制することができる。 次に、 本発明の第 4の実施の形態について説明する。 なお、 第 1の実施の形態 と同じ構造を有するものについては、 同じ符号を付与することによってその説明 を省略する。

第 2ー0図は本発明の第 4の実施の形態における包装容器の製造方法の第 1工程 を示す図、 第 2 1図は本発明の第 4の実施の形態における包装容器の製造方法の 第 2工程を示す第 1の図、 第 2 2図は本発明の第 4の実施の形態における包装容 器の製造方法の第 2工程を示す第 2の図、 第 2 3図は本発明の第 4の実施の形態 における包装容器の製造方法の第 2工程を示す第 3の図である。

この場合、 キャップは 「 U」 字状のリッフ' 6 3及びプルタブ 6 4を備える。 そ して、 第 1工程において、 図示されないキャップ取付装置の穿孔装置が駆動され 、 包材 2 1が穿孔され、 第 2 0図に示されるように、 キャップ取付部に対応させ て設定された注出口部にパンチ穴 6 1力形成される。

続いて、 第 2工程において、 第 2 1図に示されるように、 ィンナテープ 6 2力く 前記パンチ穴 6 1を覆って包材 2 1の裏側から融着されるとともに、 第 2 1図〜 第 2 3図に示されるように、 プルタブ 6 4が前記注出口部を覆うように包材 2 1 の表側から融着されるのと同時に、 前記リ ップ 6 3はプルタブ 6 4を介して包材 2 1の表側から固着される。 この場合、 プルタブ 6 4は、 アルミニウム層の両側 にポリエチレン樹脂層を被覆することによって形成され、 3層構造を有し、 誘導 加熱によってリ ップ 6 3、 包材 2 1及びィンナテープ 6 2に融着される。 その結 果、 ィンナテ一プ 6 2及びプルタブ 6 4から成る破断部 6 8が形成される。

前記プルタブ 6 4において、 リップ 6 3、 包材 2 1及びインナテープ 6 2に融 着される部分 A R 2以外の部分 A R 3は、 包材 2 1に融着されない。 また、 前記 部分 A R 2、 A R 3間に切込 6 5が形成される。 なお、 前記第 1工程及び第 2ェ 程によってキャップ取付工程が構成される。

この場合、 前記部分 A R 3を指で摘んでプルタブ 6 4を引き剥がすと、 前記破 断部 6 8が破断され、 図示されない注出口を形成することができる。

次に、 本発明の第 5の実施の形態について説明する。

第 2 4図は本発明の第 5の実施の形態における包装容器の初期状態を示す図、 第 2 5図は本発明の第 5の実施の形態における包装容器の開封状態を示す図であ る。

図において、 2 2 9は包装容器、 2 3 0は容器本体であり、 該容器本体 2 3 0 は、 ほぼ八角形の形状の断面を有する胴部 2 3 1、 該胴部 2 3 1から上方に向け て延び、一下端がほぼ八角形の形状を有し、 上端がほぼ四角形の形状を有する上端 部 2 3 2、 及び前記胴部 2 3 1から下方に向けて延び、 上端がほぼ八角形の形状 を有し、 下端がほぼ四角形の形状を有する図示されない下端部を備える。 そして 、 前記胴部 2 3 1は、 前壁 2 3 4、 図示されない後壁、 二つの側壁 2 3 5 (図に おいてはそのうちの一つの側壁 2 3 5だけを示す。 ） 、 並びに前記前壁 2 3 4と 各側壁 2 3 5との間、 及び前記後壁と各側壁 2 3 5との間に配設された四つの胴 部連結壁 2 3 6 (図においてはそのうちの一つの胴部連結壁 2 3 6だけを示す。 ) から成る。 前記前壁 2 3 4、 後壁、 側壁 2 3 5及び胴部連結壁 2 3 6は、 いず れも矩 （く） 形の形状を有する。

また、 前記上端部 2 3 2は、 頂壁 2 3 7、 該頂壁 2 3 7と前記前壁 2 3 4とを 連結する前壁 2 3 8、 前記頂壁 2 3 7と前記後壁とを連結する図示されない後壁 、 前記頂壁 2 3 7と各側壁 2 3 5とを連結する二つの側壁 2 3 9 (図においては そのうちの一つの側壁 2 3 9だけを示す。 ） 、 及び前記頂壁 2 3 7と各胴部連結 壁 2 3 6とを連結する四つの連結壁 2 4 0 (図においてはそのうちの一つの連結 壁 2 4 0だけを示す。 ） から成る。 そして、 前記前壁 2 3 8、 後壁及び側壁 2 3 9は、 いずれも上底を下に置いた台形の形状を有し、 前記連結壁 2 4 0は頂壁 2 3 7に一つの頂点を置いた三角形の形状を有する。 なお、 2 4 6は頂壁 2 3 7の 中央に形成されたシール部、 2 4 7は二つの耳部 （図においてはそのうちの一つ の耳部 2 4 7だけを示す。 ） であり、 該各耳部 2 4 7は各側壁 2 3 9に融着させ られる。

また、 前記下端部は、 底壁、 底壁と前記前壁 2 3 4とを連結する前壁、 底壁と 前記後壁とを連結する後壁、 底壁と各側壁 2 3 5とを連結する二つの側壁、 及び 底壁と各胴部連結壁 2 3 6とを連結する四つの連結壁から成る。

前記容器本体 2 3 0は包材を成形することによって形成される。 そのために、 包材にあらかじめ折り目が形成され、 該折り目にぬって包材を折り曲げることに よって原型容器が形成される。 続いて、 該原型容器に所定の成形加工が施され、 最終形状の容器本体 2 3 0が形成される。 前記包材は、 可撓 （とう） 性を有する 積層体から成り、 図示されない紙基材、 該紙基材の表面に被覆されたポリエチレ ン樹脂等から成る図示されない最外層、 前記紙基材の裏面に被覆されたガスバリ ャ性を一有する図示されないバリャ層、 及び該バリャ層の裏面に被覆されたポリェ チレン樹脂等から成る図示されない最内層を備える。

ところで、 前記頂壁 2 3 7における所定の位置、 例えば、 頂壁 2 3 7と前壁 2 3 8との境界線 L 1に近接する位置のほぼ中央に、 リップ 2 7 1が接着、 融着等 の貼着方法によって固着される。 該リ 'ンプ 2 7 1は、 「U」字状の肉厚部 2 7 2 及びァウタパッチシール 2 7 6力、ら成り、 前記肉厚部 2 7 2は、 ァウタパッチシ ール 2 7 6上に射出成形によつて樹脂を付着させることにより一体的に形成され 、 蓋を備えない。 そして、 前記頂壁 2 3 7及びァウタパッチシール 2 7 6の所定 の位置に設定された注出口部にパンチ穴から成る注出口 2 5 1が形成される。 この場合、 肉厚部 2 7 2の周辺にァウタパッチシール 2 7 6が配設されるので 、 肉厚部 2 7 2の周辺の口当りをよくすることができる。

また、 プルタブ 2 7 5力 前記注出口部、 肉厚部 2 7 2の内側、 及び境界線 L 1の近傍を覆って包材の表側から貼着される。 前記プルタブ 2 7 5は、 アルミ二 ゥム箔から成り、 ガスバリヤ性を有するバリヤ層、 該バリヤ層の表面に被覆され たポリエチレン樹脂等から成る最外層、 及び前記バリャ層の裏面に被覆されたポ リエチレン樹脂等から成る最内層を備える。 そして、 前記プルタブ 2 7 5は、 注 出口 2 5 1より大きい面積を有し、 包材に貼付されたときに、 頂壁 2 3 7に沿つ て延び、 注出口 2 5 1の周辺を覆って汚れないようにする水平部分 2 7 5 a、 及 び前壁 2 3 8に沿って延び、 プルタブ 2 7 5を引き剥がす際に摘みとなる垂直部 分 2 7 5 b力、ら成る。 また、 図示されないィンナテープが、 頂壁 2 3 7における 包材の裏側から貼着され、 プルタブ 2 7 5、 及び注出口 2 5 1の周辺と融着され る。 なお、 前記リ ップ 2 7 1及びプルタブ 2 7 5によってキャップ及びキャップ ュニッ卜が構成される。

したがって、 第 2 5図に示されるように、 前記容器本体 2 3 0からプルタブ 2 7 5を引き剥がすことによってィンナテープを破断させ、 注出口 2 5 1を開口さ せ、 包装容器 2 2 9を開封することができる。 そして、 開口させられた注出口 2 5 1に唇を当て、 液体食品を直接飲用することができる。 この場合、 肉厚部 2 7 2によって注出口部が包囲されるので、 注出口部及び注出口 2 5 1に周辺の口当 りをよくすることができる。 また、 液体食品を飲用しやすい。 しかも、 飲用する ために Xトローを使用する必要がなくなる。

また、 包装容器 2 2 9を傾けることによって、 注出口 2 5 1から液体食品を図 示されないグラス等の容器に注ぐこともできる。

本実施の形態において、 前記肉厚部 2 7 2は、 前記注出口 2 5 1の前緣及び側 緣に沿って 「U」 字状に形成されるが、 注出口 2 5 1の内周縁に沿って閉ループ に形成することもできる。 また、 本実施の形態において、 注出口 2 5 1は、 前記 注出口部にパンチ穴によって形成され、 プルタブ 2 7 5を引き剝がすことによつ て開口されるようになっている力 ァウタパッチシール 2 7 6だけにあらかじめ 穴を形成しておくとともに、 頂壁 2 3 7において、 注出口をミシン目、 プレラミ ネート、 半切部等から成る破断部によって形成し、 プルタブ 2 7 5を引き上げる のに伴って前記破断部を破断させて前記注出口を開口させることもできる。 その 場合、 ィンナテープは不要になる。

このように、 ァウタパッチシール 2 7 6上に一体的に肉厚部 2 7 2が形成され るので、 包装容器 2 2 9の製造工程を簡素化することができる。 また、 ァゥタパ ツチシール 2 7 6を極めて薄く形成することができるので、 リ ップ 2 7 1を包材 に貼着した後に包材を容易に折り曲げることができる。

次に、 前記プルタブ 2 7 5の変形例について説明する。 なお、 第 2 4図と同じ 構造を有するものについては、 同じ符号を付与することによってその説明を省略 する。

第 2 6図は本発明の第 5の実施の形態におけるプルタブの変形例を示す図であ る。

この場合、 プルタブ 2 7 5は、 注出口 2 5 1より大きい面積を有し、 包材に貼 付されたときに、 頂壁 2 3 7に沿って延び、 注出口 2 5 1の周辺を覆って汚れな いようにする水平部分 2 7 5 a、 及び該水平部分 2 7 5 aの後緣、 すなわち、 シ ール部 2 4 6の近傍において立ち上げられ、 プルタブ 2 7 5を引き剝がすときの 摘みとなる垂直部分 2 7 5 c力、ら成る。 したがって、 包装容器 2 2 9を開封する に当たり、 垂直部分 2 7 5 cは手前側に引かれる。 なお、 リップ 2 7 1及びプル タブ 2 7 5によってキヤップ及びキャップュニッ 卜が構成される。

次に、 前記包装容器 2 2 9の製造方法について説明する。

第 2 7図は本発明の第 5の実施の形態における包装容器の製造方法を示す図、 第 2 8図は本発明の第 5の実施の形態におけるリ ップテープの斜視図である。 な お、 第 2 7図において、 P 1〜P 4は包装容器 2 2 9 (第 2 4図） の製造方法に おける第 1〜第 4の工程を表す。

図において、 2 7 1はリップ、 2 7 2は肉厚部、 2 7 6はァウタパッチシール 、 2 8 1は包材、 2 8 2はリ ップテープであり、 該リップテープ 2 8 2によって 複数のリ ップ 2 7 1がー体に連続させて形成される。

第 1の工程 P 1において、 ァウタシール装置 2 8 3は、 リップテープ 2 8 2力、 らリ ップ 2 7 1を図示されないカツタによって切り離し、 各リ ップ 2 7 1を抵抗 加熱、 誘導加熱、 超音波等の図示されないシール手段によって包材 2 8 1の表側 から固着する。 次に、 第 2の工程 P 2において、 パンチ装置 2 8 4は、 包材 2 8 1及びァウタパッチシール 2 7 6の所定の位置に設定された注出口部に、 後に注 出口 2 5 1となる図示されない穴を同時に形成する。 そして、 第 3の工程 P 3に おいて、 ィンナシール装置 2 8 5は、 ィンナテープ 2 8 6を前記シール手段によ つて包材 2 8 1の裏側から貼着する。 続いて、 第 4の工程 P 4において、 プルタ ブシール装置 2 8 7は、 前記シール手段によってリ ップ 2 7 1及び包材 2 8 1の 表側からプルタブ 2 7 5を貼着する。

次に、 リ ップテープ 2 8 2の製造方法について説明する。

第 2 9図は本発明の第 5の実施の形態におけるリ ップテープ製造装置の概略図 である。

図において、 2 7 2は肉厚部、 2 7 6はァウタパッチシール、 2 8 2はリ ップ テープ、 2 9 1は前記ァゥタパッチシール 2 7 6のリール、 2 9 2は射出成形機 、 2 9 3は前記リップテープ 2 8 2を収容する収容箱である。 この場合、 前記リ —ル 2 9 1から操り出されたァウタパッチシール 2 7 6は、 搬送ローラ R 1〜R 3によって搬送され、 その間、 射出成形機 2 9 2によって成形が行われ、 樹脂が 付着させられて肉厚部 2 7 2が形成される。 このようにしてリ ップテープ 2 8 2 が製造される。

次に、 本発明の第 6の実施の形態について説明する。

第 3 0図は本発明の第 6の実施の形態におけるリ ップ製造装置の斜視図、 第 3 1図 本発明の第 6の実施の形態における包装容器の製造方法を示す斜視図であ る。 なお、 第 3 1図において、 P 1 1〜P 1 3は包装容器の製造方法における第 1〜第 3の工程を表す。

図において、 2 9 4はフィルム、 2 9 5は該フイルム 2 9 4のリ一ル、 2 9 7 は加熱ブ口ック、 2 9 8は該加熱ブロック 2 9 7によってフィルム 2 9 4を挟持 して加熱し、 熱変形させることにより形成されるリ ップである。 該リ ップ 2 9 8 は、 蓋を備えない 「U」 字状の肉厚部 2 9 9及び平坦 （たん） な板状部 3 0 1か ら成る。 そして、 前記加熱プロック 2 9 7には、 肉厚部 2 9 9に対応する形状の 型が形成される。

第 1の工程 P 1 1において、 図示されないァウタシール装置は、 リップ 2 9 8 を抵抗加熱、 誘導加熱、 超音波等の図示されないシール手段によって包材 2 8 1 の表側から固着する。 続いて、 第 2の工程 P 1 2において、 図示されないパンチ 装置は、 包材 2 8 1及び板状部 3 0 1の所定の位置に設定された注出口部に穴 3 0 3を同時に形成する。 このとき、 該穴 3 0 3によって注出口が形成される。 そ して、 第 3の工程 P 1 3において、 図示されないィンナシール装置は、 インナテ —プ 2 8 6を前記シール手段によって包材 2 8 1の裏側から貼着する。

次に、 本発明の第 7の実施の形態について説明する。 なお、 第 5の実施の形態 と同じ構造を有するものについては、 同じ符号を付与することによってその説明 を省略する。

第 3 2図は本発明の第 7の実施の形態における包装容器の開封状態を示す図、 第 3 3図は本発明の第 7の実施の形態における包装容器の製造方法を示す斜視図 である。 なお、 第 3 3図において、 P 2 1〜P 2 3は包装容器 2 2 9の製造方法 における第 1〜第 3の工程を表す。

この場合、 リ ップ 2 7 1は蓋を備えない肉！:部 2 7 2及びァウタパッチシール 3 1 5力、ら成り、 該ァウタパッチシール 3 1 5は、 頂壁 2 3 7に貼着される本体 部 3 1 6、 及び該本体部 3 1 6と一体に形成され、 前壁 2 3 8に貼着されるスカ 一ト部 3 1 7力、ら成る。

第 1の工程 P 2 1において、 図示されないァウタシール装置は、 リ ップ 2 7 1 を抵抗加熱、 誘導加熱、 超音波等の図示されないシール手段によって包材 2 8 1 の表側から固着する。 続いて、 第 2の工程 P 2 2において、 図示されないパンチ 装置は、 包材 2 8 1及び本体部 3 1 6の所定の位置に設定された注出口部に、 注 出口 2 5 1を同時に形成する。 そして、 第 3の工程 P 2 3において、 図示されな ぃィンナシール装置は、 図示されないィンナテープを前記シール手段によって包 材 2 8 1の裏側から貼着するとともに、 図示されないプルタブシール装置は、 前 記シール手段によって本体部 3 1 6、 肉厚部 2 7 2の一部及びスカート部 3 1 7 の一部を覆って包材 2 8 1の表側からプルタブ 3 1 8を貼着する。 なお、 前記リ ップ 2 7 1及びプルタブ 3 1 8によってキヤップ及びキャップュニッ トが構成さ れる。

次に、 本発明の第 8の実施の形態について説明する。 なお、 第 5の実施の形態 と同じ構造を有するものについては、 同じ符号を付与することによってその説明 を省略する。

第 3 4図は本発明の第 8の実施の形態におけるァゥタパッチシールの配設状態 を示す第 1の図、 第 3 5図は本発明の第 8の実施の形態におけるァウタパッチシ —ルの配設状態を示す第 2の図、 第 3 6図は本発明の第 8の実施の形態における ァウタパッチシールの配設状態を示す第 3の図である。

第 3 4図に示される包装容器 2 2 9において、 頂壁 2 3 7は、 頂壁 2 3 7と前 壁 2 3 8との境界線 L 2に近いほど、 また、 幅方向における中央に近いほど低く され、 注出口 2 5 1の近傍にァウタパッチシール 3 5 1が貼着される。

また、 第 3 5図に示される包装容器 2 2 9において、 ァウタパッチシール 3 5 2のスカート部 3 5 3は三角形の形状を、 第 3 6図に示される包装容器 2 2 9に おいて、 ァウタパッチシール 3 5 5のスカート部 3 5 6は弧状の形状を有する。 次に、 本発明の第 9の実施の形態について説明する。

第 3 7図は本発明の第 9の実施の形態における包装容器の斜視図である。 図において、 2 1 0は液体食品を収容する容器本体、 2 1 1は包材、 2 1 2は 前記容器本体 2 1 0の頂壁、 2 1 6はストロ一パッケージ、 2 1 8は該ストロー パッケージ 2 1 6に収容されたストロー、 2 1 9は前記容器本体 2 1 0の後壁、 2 2 0は前記容器本体 2 1 0の側壁であり、 前記頂壁 2 1 2の所定の位置に設定 された注出口部にはパンチ穴から成る注出口 2 2 1が形成され、 該注出口 2 2 1 は水平部分 2 2 3及び垂直部分 2 2 4から成るプルタブ 2 1 5によって覆われる 。 また、 前記頂壁 2 1 0には、 前記注出口 2 2 1を包囲して蓋を備えない 「U」 字状のリ ップ 3 6 1が固着される。

なお、 本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、 本発明の趣旨に基 づいて種々変形させることが可能であり、 それらを本発明の範囲から排除するも のではない。 産業上の利用可能性

この発明は、 液体食品を収容する包装容器及び包装容器を製造する製造装置に 利用することができる。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . ( a ) 包材によって形成された容器本体と、

( b ) 該容器本体の頂壁のキャップ取付部に取り付けられたキャップュニッ トと を有するとともに、

( c ) 該キヤップュニッ トは、 カラ一部分、 前記キャップ取付部に対応させて設 定された注出口部を前記包材の表側から覆うプルタブ、 前記注出口部を前記包材 の裏側から覆うィンナテープ、 及び前記プルタブを介して前記カラー部分に嵌合 される蓋部分を備えることを特徴とする包装容器。

2 . 前記注出口部にパンチ穴が形成される請求項 1に記載の包装容器。

3 . 前記注出口部に薄肉部が形成される請求項 1に記載の包装容器。

4 . ( a ) 包材によって形成された容器本体と、

( b ) 該容器本体の頂壁のキャップ取付部に取り付けられたキャップュニッ トと を有するとともに、

( c ) 該キヤップュニッ トは、 前記キャップ取付部に対応させて設定された注出 口部を前記包材の表側から覆うプルタブ、 前記注出口部を前記包材の裏側から覆 うイ ンナテープ、 及び前記注出口部を包囲して、 かつ、 前記プルタブを介して頂 壁に融着されたリップを備えることを特徴とする包装容器。

5 . ( a ) 容器本体と、

( b ) 注出口部を包囲し、 かつ、 蓋を備えない肉厚部を備え、 前記容器本体の頂 壁に固着されたリ ップと、

( ) 前記頂壁を構成する包材の表側から前記注出口部を覆って貼着されたプル タブとを有することを特徴とする包装容器。

6， 前記包材の裏側から貼着されたィンナテープを有する請求項 5に記載の包装 容器。

7 . 前記リ ップは、 ァウタパツチシール、 及び該ァゥタパッチシール上に射出成 形によつて形成された肉厚部を備える請求項 5に記載の包装容器。

8 . 前記ァウタパッチシールは、 頂壁に貼着された本体部、 及び前壁に貼着され たスカート部を備える請求項 7に記載の包装容器。

9 . 前記リ ップは、 フィルムを熱変形させることによって形成された肉厚部を備 える請求項 5に記載の包装容器。

1 0 . ( a ) 成形が施される前の包材のキャップ取付部にキャップを取り付ける キャップ取付工程と、

( b ) 前記キャップが取り付けられた包材に成形を施して所定の形状にする成形 工程と、

( c ) 前記成形が施された後の包材に液体食品を充塡する充塡工程とを有するこ とを特徴とする包装容器の製造方法。

1 1 . ( a ) 前記成形が施される前の包材はウェブ状であり、

( b ) 前記キャップが取り付けられた包材は成形されて筒状にされる請求項 1 0 に記載の包装容器の製造方法。

1 2 . ( a ) 前記キヤップは、 力ラ一部分及び蓋部分を備え、 開放状態及び閉鎖 状態を採り、

( b ) 前記キャップ取付工程は、 キヤップを包材に固着する工程、 キヤップを開 放状態に置く工程、 包材にパンチ穴を形成する工程、 イ ンナテープを包材の裏側 から、 プルタブを前記力ラー部分によって包囲された包材の表側からそれぞれ融 着し、 かつ、 前記インナテープとプルタブとを融着して破断部を形成する工程、 及び前記蓋部分をカラー部分に嵌合する工程を有する請求項 1 0又は 1 1に記載 の包装容器の製造方法。

1 3 . ( a ) 前記キャップはカラー部分を備え、

( b ) 前記キャップ取付工程は、 包材にパンチ穴を形成する工程、 及びインナテ —プを包材の裏側から、 プルタブを前記カラー部分によって包囲された包材の表 側からそれぞれ融着し、 かつ、 前記イ ンナテープとプルタブとを融着して破断部 を形成する工程を有する請求項 1 0〜 1 2のいずれか 1項に記載の包装容器の製 造方法。

1 4 . ( a ) 前記成形が施される前の包材にあらかじめ薄肉部が形成され、

( b ) 前記キャップは、 カラー部分及び蓋部分を備え、 開放状態及び閉鎖状態を 採り、

( c ) 前記キャップ取付工程は、 キャップを前記薄肉部に対応させて包材に固着 する工程、 キャップを開放状態に置く工程、 プルタブを前記カラ一部分によって 包囲された包材の表側から融着する工程、 及び前記蓋部分をカラー部分に嵌合す る工程を有する請求項 1 0〜 1 3のいずれか 1項に記載の包装容器の製造方法。

1 5 . ( a ) 前記成形が施される前の包材にあらかじめ薄肉部が形成され、

( b ) 前記キャップはカラ一部分を備え、

( c ) 前記キャップ取付工程は、 キヤップを前記薄肉部に対応させて包材に固着 する工程、 及びプルタブを前記力ラ一部分によつて包囲された包材の表側から融 着する工程を有する請求項 1 0〜 1 4のいずれか 1項に記載の包装容器の製造方 法。

1 6 . ( a ) 前記キャップはリ ップを備え、

( b ) 前記キャップ取付工程は、 包材にパンチ穴を形成する工程、 及びインナテ —プを包材の裏側から、 リップを、 プルタブを介して包材の表側からそれぞれ融 着し、 かつ、 前記インナテープとプルタブとを融着して破断部を形成する工程を 有する請求項 1 0〜 1 5のいずれか 1項に記載の包装容器の製造方法。

1 7 . ( a ) 包材にリ ップを固着し、

( b ) 前記包材及びリ ップのうちの少なくともリ ツプに注出口部を形成し、

( c ) 前記包材の表側から前記注出口部を覆ってプルタブを貼着することを特徴 とする包装容器の製造方法。

1 8 . 前記包材の裏側からィンナテープを貼着する請求項 1 7に記載の包装容器 の製造方法。