JPH06218850A - 注出口取付け方法 - Google Patents

注出口取付け方法

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JPH06218850A
JPH06218850A JP5029652A JP2965293A JPH06218850A JP H06218850 A JPH06218850 A JP H06218850A JP 5029652 A JP5029652 A JP 5029652A JP 2965293 A JP2965293 A JP 2965293A JP H06218850 A JPH06218850 A JP H06218850A
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spout
metal foil
pouring
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pouring port
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Kenichi Endo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 注出口付き紙容器の製造コストを低減する。 【構成】 帯状の金属箔1上に注出口5を連続的に取り
付けてなる注出口連続体6を形成し、充填工程において
前記注出口連続体6から注出口を金属箔1とともに1個
ずつ切り離して紙容器に取り付ける。連続体6は、帯状
の金属箔1上に射出成形により注出口5を連続的に成形
して形成することができ、或いは、帯状の金属箔1上に
成形品である注出口5を取り付けて形成することもでき
る。充填工程において注出口5を取り付けるのに注出口
5の整列手段を必要としないので、製造コストが低減で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジュース、酒類等の飲
料を始めとする各種の液体を密封充填する紙容器に対し
て注出口を取り付ける方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙容器に注出口を取り付
けるに際しては、1個ずつ作製した注出口を充填装置に
付随した取付け装置により紙容器の孔に取り付けるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の取
付け方法では、注出口が1個ずつ別になった状態で供給
されるので、充填装置に付随する取付け装置に注出口の
整列手段を必要とし、このため装置全体が高価になり製
造コストが高くなるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、注出口付
き紙容器の製造コストを低減することのできる注出口取
付け方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の注出口取付け方法は、帯状の金属箔上に注
出口を連続的に取り付けてなる注出口連続体を形成し、
充填工程において前記注出口連続体から注出口を金属箔
とともに1個ずつ切り離して紙容器に取り付けることを
特徴とする。
【0006】そして、上記の注出口連続体は、帯状の金
属箔上に射出成形により注出口を連続的に成形して形成
することができ、或いは、帯状の金属箔上に成形品であ
る注出口を取り付けて形成することもできる。
【0007】
【作用】上述の構成からなる注出口取付け方法では、充
填工程において帯状に供給される注出口連続体から注出
口が個々に切り離されて紙容器に取り付けられる。
【0008】
【実施例】図1〜図7を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。
【0009】まず、図1に示すように、アルミ箔からな
る帯状の金属箔1を巻取2から間欠的に繰り出して射出
成形機3に供給するとともに、レジン4(ポリエチレ
ン)を射出成形機3に供給し、この射出成形機3におい
て金属箔1上に注出口5を連続的に成形することにより
図2及び図3に示す如き注出口連続体6を形成する。そ
して、この注出口連続体6を巻き取った状態として充填
工程に搬送する。この場合、連続体6を巻き取るのにリ
ールを使用するとよい。
【0010】注出口5は全体として扁平状であって、平
面視において長方形の短い側の一辺が山形状になってお
り、外周部に溶着用の鍔部5aを残してヒンジ蓋5bが
薄肉部5cをもって区画されている。また、この鍔部5
aとヒンジ蓋5bとの間には僅かに段差のある周り縁5
dが設けられている。そして、注出口5はそのヒンジ蓋
5bの外面で溶着して金属箔1と一体になっている。
【0011】次に、充填工程においては、充填機による
紙容器の組立中に、注出口連続体6を送り出して注出口
5のピッチで間欠的に移動させる。そして、図4及び図
5に示す如く、連続体6を矢印A方向に間欠的に送りな
がら、分割タイプの受台7を注出口5の鍔部5aと金属
箔1の間に挿入し、この状態で抜き刃8により金属箔1
を打ち抜く。この場合、図4に示す如くヒンジ蓋5bの
外周より若干外側でかつ山形状の先端にプルタブ9aを
突設した形状aで金属箔1を打ち抜くようにする。これ
により、図6に示すようにヒンジ蓋5bの外面に箔片9
の付いた注出口5が形成される。また、打抜後の金属箔
1には図4に示すように形状aに対応した孔bが形成さ
れることになる。
【0012】次いで、注出口5に付いた箔片9のプルタ
ブ9aが邪魔にならないようにヒンジ蓋5bの上側に折
り返した状態とし、このプルタブ9aを折り返した状態
で注出口5を紙容器Cにおける注出口取付け孔の内側か
ら挿入し、鍔部5aの部分を熱融着することにより図7
に示す如く注出口5を紙容器Cに取り付ける。以上の打
抜工程と取付工程は、注出口5の裏側からサッカーによ
り吸引した状態で行うようにする。
【0013】上記のようにして紙容器Cに取り付けられ
た注出口5は、飲用時に際してそのプルタブ9aを引っ
張って開封される。すなわち、箔片9が注出口5のヒン
ジ蓋5bの外面に溶着しているので、プルタブ9aを起
こして引っ張ると、ヒンジ蓋5bは山形状の先端側から
薄肉部5cで破断され、山形状の反対側の辺をヒンジと
して開封されることになる。そして、ヒンジ蓋5bを閉
じるためにこれを押圧すると、箔片9の周囲の部分が引
っ掛かって中に落ち込むことがなく、また薄肉部5cの
切離しによって生じたバリが互いに干渉し合って係止す
る。したがって、一旦開封したヒンジ蓋5bは再封する
ことができる。
【0014】図8及び図9に注出口の他の例を示す。こ
の注出口10は先に説明した注出口5と略同じ外観形状
をしているが、そのヒンジ蓋10aは直線状の薄肉部1
0bとこの両端を結ぶ切れ目線10cにより区画されて
おり、この切れ目線10cは山形状の先端部分でのみ図
9に示す如く傾斜した状態で形成されている。この注出
口10においても、ヒンジ蓋10aの外面全体を覆って
金属箔が取り付けられるので、開封前に切れ目線10c
から内容液が溢れることはない。そして、先のものと同
様にプルタブを引っ張ることにより、薄肉部10bをヒ
ンジとして図9の矢印方向にヒンジ蓋10aが開封さ
れ、閉じる方向にヒンジ蓋10aを押圧すると、箔片の
周囲の部分が引っ掛かって落ち込むことがなく、山形状
の先端部分で係止するのでリクローズすることができ
る。
【0015】なお、注出口5を紙容器Cに取り付けるに
際しては、紙容器Cにおける注出口取付孔の外側に鍔部
5aを取り付けるようにしてもよい。そして、取付の手
段としては、熱融着による他、例えば接着剤を用いるよ
うにしてもよい。
【0016】また、上記の実施例では、注出口連続体6
を一旦リール等に巻き取り、これを充填機まで搬送して
繰り出すようにしたが、射出成形機3を充填機本体に直
接接合してインラインにより注出口5を取り付けるよう
にしてもよい。
【0017】また、注出口連続体6を形成するに際して
は、注出口の成形品を予め作製しておき、これを帯状の
金属箔上に供給して熱融着や接着剤により連続的に取り
付けるようにすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の注出口取
付け方法は、帯状の金属箔上に注出口を連続的に取り付
けてなる注出口連続体を形成し、充填工程において前記
注出口連続体から注出口を金属箔とともに1個ずつ切り
離して紙容器に取り付けるように構成されているので、
個別に成形した注出口を用いる場合に必要とした注出口
の整列手段を省くことができることから、注出口付き紙
容器の製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】帯状の金属箔に注出口を連続的に形成する工程
を示す概略図である。
【図2】注出口連続体の側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】注出口連続体から注出口を切り離す状態を示す
概略図である。
【図5】図5のX−Xにおける断面図である。
【図6】切り離した注出口を示す平面図である。
【図7】注出口を取り付けた紙容器を示す図である。
【図8】注出口の他の例を裏側から見た状態で示す平面
図である。
【図9】図8のY−Yにおける断面図である。
【符号の説明】
1 金属箔 5 注出口 6 注出口連続体 10 注出口 C 紙容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の金属箔上に注出口を連続的に取り
    付けてなる注出口連続体を形成し、充填工程において前
    記注出口連続体から注出口を金属箔とともに1個ずつ切
    り離して紙容器に取り付けることを特徴とする注出口取
    付け方法。
  2. 【請求項2】 帯状の金属箔上に射出成形により注出口
    を連続的に成形して注出口連続体を形成することを特徴
    とする請求項1記載の注出口取付方法。
  3. 【請求項3】 帯状の金属箔上に成形品である注出口を
    取り付けて注出口連続体を形成することを特徴とする請
    求項1記載の注出口取付方法。
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