WO2000008809A1

WO2000008809A1 - Apparatus controller, device and method for controlling data transmission of digital apparatus, and data transmission control system

Info

Publication number: WO2000008809A1
Application number: PCT/JP1999/004271
Authority: WO
Inventors: Toshiaki Shinohara; Masahiro Wakamori; Kengo Tsuzuki
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 1998-08-07
Filing date: 1999-08-06
Publication date: 2000-02-17
Also published as: AU764785B2; TW425823B; JP2000059406A; CN1134939C; CN1516474A; JP4021998B2; EP1102438A4; CN1315098A; CA2339811C; CA2339811A1; AU5195099A; US7136106B1; EP1102438A1; CN100539691C

Description

明細機器制御装置、ディジ夕ル機器のデータ伝送制御装置及び方法並びにデータ伝送制御システム技術分野

本発明は、機器制御装置、ディジタル機器のデータ伝送制御装置及び方法並びにデ一夕伝送制御システムに関し、特に、例えば、ディジタルカメラ等ディジ夕ル機器とそれを監視する監視手段等の間のデータ伝送を制御するディジ夕ル機器のデータ伝送制御装置及び方法に関する。背景技術

従来、この種のディジタル機器の動作方法としては、パソコン等の操作 · 制御手段から命令パケットによる指令により、カメラ等のディジタル機器を起動するか、又は外部の制御手段からの制御によりディジ夕ル機器をトリガするようにしていた。

また、従来の画像データ等のディジ夕ルデータの伝送方法としては、 M P E Gなどの画像データ圧縮技術により効率よくデ一夕を伝送することができるようにしたデータ伝送方法が知られている。

しかしながら、（ 1 ) 上記従来のディジ夕ル機器の動作方法においては、上記のように命令パケットによりディジタル機器の動作を制御しょうとすると、命令パケットを生成する時間、命令パケットを伝送する時間、命令パケットを解釈する時間及び命令を実行する時間等の時間が掛かるため、命令パケットでは機器の動作タイミングを正確に制御することができないという問題があつた。また、外部の制御手段からの制御によりディジ夕ル機器をトリガするようにすると、別途信号線を引く等、配線が複雑になるという問題があった。

( 2 ) また、上記従来のディジタルデータの伝送方法においては、伝送するデータ量が急激に増大した場合は、予定した時間内にデータの送出が終わらないこともあり、その場合、特に時分割多重方式などにより他の機器とネットワークを共有している場合、予定した時間内にデ一夕の送出を停止しないとバケツトの競合が発生するかもしれないという問題があった。

( 3 ) M P E G等の画像圧縮方式を用い、フレーム間の変化の情報を利用して画像デ一夕を圧縮する方式では、 I フレーム（フレーム内圧縮符号化された画像）の情報を利用し、その画像デ一夕を起点としてその後の一連の画像データの変化を表現する方式を採用している。

しかしながら、この方式によると、 1 本の伝送路に複数のカメラ等画像情報機器からの画像デ一夕を多重伝送する場合において、伝送中の画像情報機器からの画像データの受信を停止して他の画像情報機器からの画像データの受信に切り替える場合、切り替えた画像データの情報の受信が I フレームの中間から始まったような場合は、次の I フレームを受信するまで画像データを構成することができず、画像情報機器の切り替え時における画像の構成が途切れてしまうという問題があった。

( 4 ) また、複数の撮像手段等のデータ送出装置と複数の監視手段等のデ一夕受信装置がネットワーク上に接続されている場合、データ受信装置側からデータ送出装置側に対し個別に送信要求を行うと、まずデータ送出装置の動作状態やそのチャネル等を問い合わせなければならず、そのためにトラフィックが増加し、各装置の処理量が増大するという問題があった。

( 5 ) また、データ受信装置がネットワークの基幹を介してデ一夕を送信してくるデータ送出装置を切り替えようとする場合において、従来、ローカルバスはネットワークの基幹ほどデータ伝送が早くないため、ローカルバスに接続されているデータ受信装置は口一カルバスと基幹との間にバケツト伝送制御手段を接続して必要なデ一夕のみを伝送するようにしているが、必要なデータが時刻により変化する状況において、命令などによりデータ送出機器を切り替える場合、切替命令を送ってから切り替えるまでの時間に誤差があるため、正確に制御することができないと言う問題があった。

( 6 ) また、時間平均したデータ量が一定になるように圧縮率を制御して圧縮データを伝送する方式においては、伝送するデー夕グループ間に時間的な余裕がないため、次のデータグループの伝送にデータグループを切り替えるときに、定められたデ一夕量以降の圧縮データを切り捨てなければならないという問題があつた。発明の開示

本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、あらかじめ外部から機器を動作させる指定時刻を設定し、その指定時刻を検出する手段を設け、指定時刻を検出したときにデイジタル機器を作動させるようにしたことにより、ディジタル機器の作動に命令バケツトを使用せず、あらかじめ定められたタイミングにおいて、ディジ夕ル機器の動作を正確に制御することができるディジタル機器のデータ伝送制御装置及び方法を提供することを第 1の目的とする。

本発明は、ディジタル機器からのデ一夕の送信において、あらかじめデータの送出終了時刻を設定しておき、その時刻になったときにディジ夕ル機器の作動を停止させるようにしたことにより、次に送信する他の機器からの伝送に競合することなく、最大効率で伝送路を使用することができるディジ夕ル機器のデ一夕伝送制御装置及び方法を提供することを第 2の目的とする。

本発明は、伝送中の画像情報機器からの画像データの受信を停止して他の画像情報機器からの画像データの受信に切り替える場合に、切り替え要求が I フレームの中間に発生したような場合でも、画像データの切り替えを次の I フレームまで待ち同期して行うようにしたことにより、画像デ一夕の切り替え要求から I フレ —ムまでの間、画像の構成が途切れることなく、最高の画質を提供することができるディジタル機器のデータ伝送制御装置及び方法を提供することを第 3の目的とする。

本発明は、複数の撮像手段等のデータ送出装置と複数の監視手段等のデータ受信装置が接続されているネットワークに対しデー夕伝送を制御するマネージャを接続して、機器間のデータ伝送をスケジューリングするようにしたことにより、デ一夕受信装置から相手のデータ送出装置に対し個別に問い合わせを行うことなく、データ又はデータ伝送の状態に応じてマネージャによりデータ伝送を制御することによりネットワークの利用効率を高めることができるディジタル機器のデータ伝送制御装置及び方法を提供することを第 4の目的とする。本発明は、あらかじめ外部から伝送するパケットを切り替える指定時刻を設定し、その時刻に同期して切り替えるようにしたことにより、あらかじめ定められた最良のタイミングに同期して、伝送するバケツ卜の切り替え動作を正確に制御することができるディジタル機器のデータ伝送制御装置及び方法を提供することを第 5の目的とする。

本発明は、伝送可能なデータ量に対し伝送するデータ量を少なく設定して、デ一夕グループの伝送を最短時間で伝送し、次のデ一夕グループの伝送開始までの間に空き時間を設けるようにしたことにより、伝送するデ一夕グループの切り替え時における伝送データの切り捨てを回避することができるディジタル機器のデー夕伝送制御装置及び方法を提供することを第 6の目的とする。本発明におけるディジタル機器のデータ伝送制御装置は、あらかじめ外部から機器を動作させる指定時刻を設定し、その指定時刻を検出する手段を設け、指定時刻を検出したときに機器を作動させるようにしたものである。

本発明は、ディジタル機器の作動に命令パケットを使用せず、あらかじめ定められたタイミングにおいて、ディジタル機器の動作を正確に制御することができるディジ夕ル機器のデ一夕伝送制御装置が得られる。

本発明におけるディジ夕ル機器のデータ伝送制御装置は、機器からのデータの送信において、あらかじめデータの送出終了時刻を指定した指定時刻を設定しておき、その指定時刻を検出する手段を設け、その時刻を検出したときに機器の作動を停止させるようにしたものである。

本発明は、次に送信する他の機器からのデータ伝送に競合することなく、最大効率で伝送路を使用することができるディジタル機器のデーダ伝送制御装置が得られる。

本発明におけるディジ夕ル機器のデ一夕伝送制御装置は、撮像伝送手段から監視手段に対する画像データの送信において、撮像伝送手段の切り替え要求に対しあらかじめ撮像伝送手段の切り替え時刻を指定した指定時刻を設定しておき、その指定時刻を検出する手段を設け、送信中の撮像伝送手段からの画像データの受信を停止して他の画像情報機器からの画像データの受信に切り替える要求が I フレームの中間に発生したような場合でも、画像デ一夕の切り替え時刻を次の I フレームまで待ち指定時刻の検出に同期して行うようにしたものである。

本発明は、撮像伝送手段から送信される画像データの切り替え要求から I フレームまでの間、画像の構成が途切れることなく、最高の画質を提供することができるディジ夕ル機器のデ一夕伝送制御装置が得られる。

本発明におけるディジタル機器のデ一夕伝送制御システムは、複数の撮像手段等のデ一夕送出装置と複数の監視手段等のデータ受信装置が接続されているネットワークに対しデータ伝送を制御するマネージャを接続して、機器間のデータ伝送をスケジユーリングするようにしたものである。

本発明は、データ受信装置から相手のデータ送出装置に対し個別に問い合わせを行うことなく、データ又はデ一夕伝送の状態に応じてマネージャによりデータ伝送を制御することにより伝送効率を高めることができるディジタル機器のデ一夕伝送制御システムが得られる。

本発明におけるディジタル機器のデータ伝送制御装置は、デー夕を受信する機器からの要求によりデータを送信する機器を切り替える際、コントローラからデータを送信する機器を切り替える指定時刻を設定し、その時刻に同期してデータを送信する機器を切り替えるようにしたものである。

本発明は、あらかじめ定められた最良のタイミングに同期して、デ一夕を送信する機器及びデータを受信する機器の動作を正確に制御することができるディジタル機器のデータ伝送制御装置が得られる。

本発明におけるディジ夕ル機器のデータ伝送制御方法は、伝送可能なデータ量に対し伝送するデータ量が少なくなるよう設定して、 1 デ一夕グループの伝送を最短時間で伝送し、次のデータグループの伝送開始までの間に空き時間を設けるようにしたものである。

本発明は、伝送するデータ量が不定のデ一夕伝送において、伝送するデータグループの切り替え時における伝送データの切り捨てを回避することができるディジタル機器のデータ伝送制御方法が得られる。

本発明における機器制御装置は、ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、ネットワークを介してシステムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とからなり、前記比較の結果、あらかじめ設定した指定時刻になったときに、機器の動作を制御するようにしたものであり、あらかじめ定められたタイミングの指定時刻において、ディジ夕ル機器の動作を正確に制御することができるという作用を有する。

本発明におけるデータ伝送制御装置は、ネットワークを介してシステムコン卜ローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、ネットワークに対しデ一夕及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットヮークを介してシステムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記比較の結果、あらかじめ設定した指定時刻になったときに送受信処理部により機器からの送信デ一夕の送出を停止するようにしたものであり、次に送信する他の機器からのデ一夕伝送と競合することなく、最大効率で伝送路を使用することができるという作用を有する。

本発明におけるデ一夕伝送制御装置は、ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、ネットワークに対しデ一夕及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットヮークを介してシステムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と現在の時刻とを比較して一致したときに、 I フレームの圧縮画像デ一夕を送出するようにしたものであり、監視手段から撮像伝送手段の切り替え要求があつたとき、切り替えるための指定時刻を次の I フレームまで待って行うようにしたため、画像の構成が途切れることなく、最高の画質を提供することができるという作用を有する。本発明におけるデ一夕伝送制御装置は、ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された W

9 現在の時刻を生成するクロック処理部と、ネットワークに対しデ一夕及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットヮークを介してシステムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と現在の時刻とを比較して一致したときに、受信するデータを切り替えるようにしたものであり、監視手段からの撮像伝送手段の切り替え要求があつたとき、次の I フレームまで待たずに I フレームを挿入することにより、画像の構成が途切れることなく、最高の画質を提供することができるという作用を有する。

本発明におけるデータ伝送制御システムは、任意の数の請求項

3 に記載のデータ伝送制御装置と、請求項 4 に記載のデータ伝送制御装置をネットワーク上で接続し、受信する側で I フレームの画像データが伝送されているタイミングに合わせて受信する圧縮画像データを切り替えるようにしたものであり、監視手段から撮像伝送手段の切り替え要求があつたとき、切り替えるための指定時刻を次の I フレームまで待って行うようにしたため、画像の構成が途切れることなく、最高の画質を提供することができるという作用を有する。

本発明におけるデータ伝送制御システムは、ネットワーク上に複数の圧縮画像データを送出する機器と受信する機器が接続されている場合において、受信する機器側で受信する圧縮画像デ一夕を切り替える際に、新たに受信しょうとする圧縮画像データを送出する機器に対して I フレーム圧縮画像デ一夕の送出要求を行い、受信する機器に対して最短時間で I フレームの圧縮画像デ一夕が伝送されるようにしたものであり、監視手段から撮像伝送手段の切り替え要求があつたとき、切り替えるための指定時刻を次の I フレームまで待つて行うようにしたため、画像の構成が途切れることなく、最高の画質を提供することができるという作用を有す o

本発明におけるデ一夕伝送制御システムは、複数の撮像伝送手段と複数の監視手段とを接続したネットワークに接続されたマネ一ジャを具備し、前記複数の撮像伝送手段と複数の監視手段との間のデ一夕伝送を前記マネージャによりスケジューリングするようにしたものであり、データを受信する機器からデータを送信する機器に対し個別に問い合わせを行うことなく、デ一夕又はデ一夕伝送の状態に応じてマネージャによりデータ伝送をスケジユーリングすることにより伝送効率を高めることができるという作用を有する。

本発明におけるデ一夕伝送制御システムは、前記マネージャによるスケジューリングにおいて、画像デ一夕の I フレームの送出を間引きするようにしたものであり、 I フレームを送出せず、その代わり P フレームを細かく送出することにより画質を良くすることができるという作用を有する。

本発明におけるデータ伝送制御装置は、請求項 1 に記載のデ一夕伝送制御装置を備え、データを受信する機器とネットワーク間に接続され、あらかじめ設定された指定時刻を検出したときに中継するデ一夕を切り替えるようにしたものであり、あらかじめ定められた最良のタイミングに同期して、データを送信する機器及びデータを受信する機器の動作を正確に制御することができるという作用を有する。

本発明におけるデータ伝送制御方法は、圧縮画像データ伝送において、 I フレームを含む画像デ一夕のデータ量を通信可能なデ一夕量よりも少なく設定し、次のデータグループの到着まで空き時間を設けるようにしたものであり、伝送するデ一夕量が不定のデータ伝送において、伝送するデータグループの切り替え時における伝送デ一夕の切り捨てを回避することができるという作用を有する。

本発明におけるデータ伝送制御装置は、指定時刻の情報をあらかじめ機器内部に保持しているようにしたものであり、容易に指定時刻を利用しうるという作用を有する。図面の簡単な説明

図 1 Aは、本発明の実施の形態 1 におけるデータ伝送制御装置の構成を示すブロック図であり、

図 1 Bは、図 1 A中のクロック処理部の構成を示すブロック図であり、

図 1 Cは、図 1 A中の時刻指定処理部の構成を示すブロック図であり、

図 1 Dは、図 1 A中の指定時刻検出処理部の構成を示すブロック図であり、

図 2 は、本発明の実施の形態 2 におけるデ一夕伝送制御装置の構成を示すブロック図であり、

図 3 は、本発明の実施の形態 3 におけるデータ伝送制御装置が構成される撮像 · 監視システムの全体を構成するプロック図でありヽ

図 4は、本実施の形態 3 におけるデータ伝送制御装置の動作を示す説明図であり、図 5 は、本発明の実施の形態 3 におけるデ一夕伝送制御装置の構成を示すプロック図であり、

図 6 は、本発明の実施の形態 4 におけるデータ伝送制御装置が構成されるデータ伝送制御システムの全体を構成するブロック図であり、

図 7は、本実施の形態 4 におけるデータ伝送制御システムの動作を示すタイミング図であり、

図 8 は、本発明の実施の形態 5 におけるデータ伝送制御装置を構成するデータ伝送制御システム全体の構成を示すブロック図であり、

図 9 は、本発明の実施の形態 6 におけるデータ伝送制御方法を説明するための伝送データの構成を示す説明図であり、

図 1 0は、図 8に示すパケット伝送制御手段の構成を示すプロック図である。発明を実施するための最良の形態

以下、添付図面、図 1乃至図 1 0 に基づき、本発明の実施の形態を詳細に説明する。

(実施の形態 1 )

まず、図 1 Aを参照して、本発明の実施の形態 1 におけるデー夕伝送制御装置について説明する。図 1 Aは本発明の実施の形態 1 におけるデータ伝送制御装置の構成を示すブロック図である。図 1 Aにおいて、 1 0 1 は他のディジタル機器に接続するためのネヅトワーク、 1 0 2 は他のディジタル機器との間でデ一夕を送受信する送受信処理部である。

また、 1 0 3は受信した時刻を示すパケットの時刻により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部、 1 0 4は受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部、 1 0 5 はクロック処理部 1 0 3 からの現在の時刻と時刻指定処理部 1 0 4からの指定時刻とを比較して一致したときに指定時刻検出信号を出力する指定時刻検出処理部、 1 0 6 は指定時刻検出信号を受けて動作が制御されるディジ夕ル機器（単に、機器ともいう）、 1 0 7はネットワーク 1 0 1 に接続されている装置全体を制御するシステムコント口一ラである。動作が制御されるディジタル機器の例としては、例えばディジタルカメラなどがある。すなわち、所望の時刻にシャヅ夕を切りたいディジタルカメラがあるとき、本発明により所望時刻での制御が可能となる。

次に、図 1 Aを参照して、本実施の形態 1 におけるデータ伝送制御装置の動作を説明する。まず、システムコントローラ 1 0 7 から送受信処理部 1 0 2 を介して指定時刻を受信し、それを時刻指定処理部 1 0 4 に設定する。一方、クロック処理部 1 0 3は送受信処理部 1 0 2 を介して時刻を示すバケツトを所定時間間隔で受信し、その時刻により修正された現在の時刻を指定時刻検出処理部 1 0 5 に出力する。指定時刻検出処理部 1 0 5 は現在の時刻を受信するとともに、時刻指定処理部 1 0 4から指定時刻を受信して、両時刻を比較し、これらが一致したときに指定時刻検出信号をディジ夕ル機器 1 0 6 に対して出力する。ディジ夕ル機器 1 0 6は指定時刻検出信号を受信してその動作が制御される。

ここで、図 1 Bにクロック処理部 1 0 3 の詳細な構成を図示し、動作を説明する。図 1 Bにおいて、 2 0は 2 4 . 5 7 6 M H zのパルスを生成するクロック発生手段である。 2 1 は入力されたパルスをカウントし、 3 0 7 2個のパルスをカウントすると桁上が T 7

14 り信号を出力パルスとして発生し、カウント値を 0 に戻し、再びパルスのカウントを継続する 1 2 ビットカウン夕であり、その力ゥント値を時刻情報 Aとして出力する。 2 2は 1 2 ビットカウン夕 2 1の出力パルスをカウントし、 8 0 0 0個のパルスをカウントすると桁上がり信号を出力パルスとして発生し、カウント値を 0に戻し、再びパルスのカウントを継続する 1 3 ビヅトカウン夕であり、そのカウント値を時刻情報 B として出力する。 2 3は 1 3 ビットカウン夕 2 2の出力パルスをカウントする 3 2 ビットカゥン夕であり、そのカウント値を時刻情報 C として出力する。ここで、現在の時刻は時刻情報 A、時刻情報 B、及び時刻情報 Cによって下式によって表される時刻とする。

現在の時刻 = 時刻情報 A x ( 2 4. 5 7 6 M H zの 1周期の時間）

+時刻情報 B X ( 1 2 5 秒） +時刻情報 C したがって、現在の時刻は 2 4. 5 7 6 M H zの 1周期の時間の精度を有している。

2 4は、送受信処理部 1 0 2から与えられた時刻を示すバケツトを解釈し、パケット内に含まれる情報を基に、カウン夕 2 1から 2 3の各カウント値を補正する補正信号を発生する時刻補正手段である。このパケットは、図 1 Aのシステムコントローラ 1 0 7又はネットワーク 1 0 1 に接続された図示省略の他の装置から送信されるものとする。前記時刻を示すパケットには、カウン夕 2 1 ~ 2 3のカウント値があらかじめ決められた書式に従って記述されており、時刻補正手段 2 4ではこのカウント値をカウン夕 2 1 ~ 2 3へ書き込むことにより、本クロック処理部 1 0 3から出力される現在の時刻の情報を前記パケッ卜で示される時刻に一致させることにより修正する。

上記構成で.は、クロック発生手段 2 0からのクロック信号に同期して、現在の時刻の情報として、 2 4. 5 7 6 M H zの 1周期の時間を単位とする時刻情報 Aと、 1 2 5 秒を単位とする時刻情報 Bと、 1秒を単位とする時刻情報 Cが出力される。また、力ゥン夕 2 1〜カウン夕 2 3のカウント値は送受信処理部 1 0 2から時刻を示すパケットが与えられる毎に、時刻補正手段 2 4によつて補正されるため、前記現在の時刻の情報は前記パケットで示される時刻に一致するよう修正される。ここで、パケットは、例えば 1 2 5 秒周期で送信されるものとすると、現在の時刻は、

2 4. 5 7 6 MH zの 1周期の時間（約 4 x 1 0 ·⁸ 秒）の精度を有しつつ、かつ時刻情報を含むバケツ卜が送信される頻度（この例では、 1 2 5〃秒毎）で修正されるので、常時正確な現在の時刻を提供することができる。

ここで、図 1 Cに時刻指定処理部 1 0 4の詳細な構成を図示し、動作を説明する。図 1 Cにおいて 3 4は、送受信処理部 1 0 2から与えられた指定時刻を示すパケットを解釈し、パケット内に含まれ.る情報から、レジス夕 3 1から 3 3の値を設定する指定時刻保持制御手段である。 3 1は 1 2 ビットレジス夕で、その保持値を指定時刻情報 A d として出力する。

3 2は 1 3 ビットレジス夕で、その保持値を指定時刻情報 B d として出力する。 3 3は 3 2 ビッ卜で表される値をとる 3 2 ビットレジス夕で、その保持値を指定時刻情報 C dとして出力する。ここで、指定時刻情報 A dから C dは図 1 Bで説明した、時刻情報 A〜 Cに対応するものであり、指定時刻情報 A dは、 2 4. 5 7 6 MH zの 1周期の時間を単位として 0から 3 0 7 1の値をとり、指定時刻情報 B dは、 1 2 5 〃秒を単位として 0から 7 9 9 9の値をとり、指定時刻情報 C dは秒を単位として 3 2 ビットの値をとる。そして、下式によって指定時刻を表すこととする。指定時刻二指定時刻情報 A d x ( 2 4 . 5 7 6 M H zの 1 周期の時間） +指定時刻情報 B d X ( 1 2 5 秒） +指定時刻情報 C d

ここで、図 1 Dに指定時刻検出処理部 1 0 5の詳細な構成を図示し、動作を説明する。図 1 Dにおいて、 4 1は 1 2 ビット比較器で、図 1 Bで説明した時刻情報 Aと図 1 Cで説明した指定時刻情報 A dを比較し、比較結果 A cを出力する。 4 2は 1 3 ビット比較器で、図 1 Bで説明した時刻情報 B と図 1 Cで説明した指定時刻情報 B dを比較し、比較結果 B eを出力する。

4 3は 3 2 ビット比較器で、図 1 Bで説明した時刻情報 Cと図 1 Cで説明した指定時刻情報 C dを比較し、比較結果 C cを出力する。

4 4は論理演算器で、比較結果 A c〜 C cの論理に基づき、現在の時刻が指定時刻を過ぎたことを検出し、機器 1 0 6へ通知する。ここで、論理演算器 4 4は下記のいずれかの条件が成立したときに指定時刻が過ぎたことを検出する。

条件 1 = (時刻情報 C〉指定時刻情報 C d )

条件 2 = (時刻情報 C =指定時刻情報 C d ) かつ（時刻情報 B >指定時刻情報 B d )

条件 3 = (時刻情報 A >指定時刻情報 A d ) かつ（時刻情報 B =指定時刻情報 B d )

かつ（時刻情報 C =指定時刻情報 C d )

なお、上記構成では全ての時刻情報及び指定時刻情報を比較したが、例えば条件 1 のみを用いることとすれば、指定時刻の検出は秒単位となるが、回路規模を小さくすることができる。

ここで、送受信処理部 1 0 2からクロック処理部 1 0 3へ与えられる、時刻を示すバケツ卜について説明する。時刻を示すパケットは下記に示すパケット Aとバケツト Bの 2種類のバケツトがあり、パケット Aについては最短で 1 2 5 秒毎に、送受信部 1 0 2 からクロック処理部 1 0 3へ与えられる。バケツト Bについては、機器の初期化時などバケツト Aより低い頻度で伝送される。

なおパケヅト Aは、例えば I E E E 1 3 9 4規格におけるサイクルス夕一トノケットに相当する。バケツト Aに含まれる時刻の情報

カウン夕 2 1の値（ 1 2 ビット）

カウン夕 2 2の値（ 1 3 ビット）

カウン夕 2 3の下位 7 ビットの値（ 7 ビット）バケツト Bに含まれる時刻の情報

カウン夕 2 3の値（ 3 2 ビット）

本実施の形態 1 におけるデータ伝送制御装置は、以上のように構成したことにより、ディジタル機器の作動の指令に命令バケツトを使用せず、あらかじめ定められたタイミングにおいて、ディジ夕ル機器の動作を正確に制御することができるディジタル機器のデ一夕伝送制御装置が得られる。なお、あらかじめ指定時刻を時刻指定処理部 1 0 4に記憶させておいてもよい。

(実施の形態 2 )

次に、図 2 を参照して、本発明の実施の形態 2 におけるデータ伝送制御装置について説明する。図 2 は本発明の実施の形態 2 におけるデ一夕伝送制御装置の構成を示すブロック図である。図 2 において、 1 0 5 は現在の時刻と機器 1 0 6 からの送信データの送信停止時刻を指定する指定時刻とを受信して比較し一致したときに指定時刻検出信号を出力する指定時刻検出処理部、 1 0 6 は指定時刻検出信号の発生に関係なく送信データを送受信処理部 1 0 2 に出力するディジタル機器である。その他、図 1 に示す構成部の符号と同一の符号を有する構成部は同様のため、説明を省略する。

次に、図 2 を参照して、本実施の形態 2 におけるデータ伝送制御装置の動作を説明する。まず、システムコントローラ 1 0 7 から送受信処理部 1 0 2 を介して指定時刻を受信し、それを時刻指定処理部 1 0 4 に設定する。本実施の形態 2 における指定時刻は送信データの送信停止時刻を指定するものであり、指定時刻検出処理部 1 0 5 において、その指定時刻とクロック処理部 1 0 3からの現在の時刻とを比較して一致したときに指定時刻検出信号を出力する。送受信処理部 1 0 2 はその指定時刻検出信号を受信して、現在送信されている機器 1 0 6 からのデ一夕の送信を停止する。

本実施の形態 2 におけるデ一夕伝送制御装置は、以上のように構成したことにより、指定時刻になったときにデイジ夕ル機器からの送信を停止させるようにしたことにより、次に送信する他の機器からの伝送に競合することなく、最大効率で伝送路を使用することができるディジ夕ル機器のデ一夕伝送制御装置が得られる。 (実施の形態 3 )

次に、図 3乃至図 5 を参照して、本発明の実施の形態 3 におけるデ一夕伝送制御装置について説明する。図 3は本発明の実施の形態 3 におけるデータ伝送制御装置が構成される撮像 · 監視システムの全体を構成するブロック図、図 4は本実施の形態 3 におけるデ一夕伝送制御装置の動作を示す説明図、図 5 は本発明の実施の形態 3 におけるデータ伝送制御装置の構成を示すブロック図である。

まず、図 3及び図 5 を参照して、本発明の実施の形態 3 におけるデ一夕伝送制御装置の構成を説明する。図 3 において、 1 2 A 〜 1 2 Mは、例えばディジタルカメラ等からなる撮像伝送手段、 1 1 A〜 1 1 Nは、例えばモニタ等からなる監視手段である。

また、図 5 において、 1 0 1 は、例えば図 3 に示すような複数の監視手段及び撮像手段を接続しそれら機器間で画像データの伝送するネットワーク、 1 0 2は他のディジ夕ル機器との間で画像データ及び制御データを送受信する送受信処理部、 1 0 3は受信した現在の時刻を設定するクロック処理部、 1 0 4は受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部、 1 0 5 はクロック処理部 1 0 3からの現在の時刻と時刻指定処理部 1 0 4からの指定時刻とを比較して一致したときに指定時刻検出信号を出力する指定時刻検出処理部である。

また、 1 0 8 はカメラ等からなり対象物を撮像する撮影手段、 1 0 9は撮影手段 1 0 8から画像データを受信して圧縮し送受信処理部 1 0 2 に出力するとともに、指定時刻検出処理部 1 0 5 から指定時刻検出信号を受けて I フレームの圧縮画像データを出力することができる圧縮手段、 1 0 7 はネットワーク 1 0 1 に接続されている装置を制御するシステムコントローラである。なお、送受信処理部 1 0 2、クロック処理部 1 0 3、時刻指定処理部 1 0 4、指定時刻検出処理部 1 0 5、撮影手段 1 0 8及び圧縮手段 1 0 9 は、例えば図 3 に示す撮像手段（データ伝送制御装置でもある） 1 2 A ~ 1 2 Mを構成する。

更に、図 5 において、 1 1 2は他のディジタル機器との間で画像データ及び制御データを送受信するとともに、監視者からの送信側のディジ夕ル機器の切替要求に応じて指定した指定時刻になつたときに切替要求したディジタル機器にチャネルを切り替える送受信処理部、 1 1 3 は受信した現在の時刻を設定するクロック処理部、 1 1 4は受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部である。

また、 1 1 5 はクロック処理部 1 1 3からの現在の時刻と時刻指定処理部 1 1 4からの指定時刻とを比較して一致したときに指定時刻検出信号を出力する指定時刻検出処理部、 1 1 6は受信した圧縮画像データを伸長して画面に表示しうるようにした伸長手段、 1 1 7 は伸長した画像データを画面等に表示する表示手段である。なお、送受信処理部 1 1 2、クロック処理部 1 1 3、時刻指定処理部 1 1 4、指定時刻検出処理部 1 1 5、伸長手段 1 1 6 及び表示手段 1 1 7 は、例えば図 3 に示す監視手段（データ伝送制御装置でもある） 1 1 A〜 1 1 Nを構成する。

次に、図 3乃至図 5 を参照して、本発明の実施の形態 3 におけるデータ伝送制御装置の動作を説明する。まず、システムコントローラ 1 0 7は、監視手段 1 1 A〜 1 1 N及び撮像伝送手段 1 2 A〜 l 2 Mに対して I フレームを送信する時刻の情報をそれそれの時刻指定処理部 1 0 4及び時刻指定処理部 1 1 4 に設定する。

ここで撮像伝送手段 1 2 A〜 1 2 Mの動作を説明する。時刻指定処理部 1 0 4 には先に述べたように、システムコントローラ 1 0 7から送受信処理部 1 0 2 を通じて I フレームを送出すべき時刻が与えられ、この時刻を指定時刻検出処理部 1 0 5 に与える。一方、クロック処理部 1 0 3では送受信手段を通じて受信した時刻を示すバケツ卜の時刻により修正された現在の時刻を指定時刻検出処理部 1 0 5 に与える。指定時刻検出処理部 1 0 5ではクロック処理部 1 0 3から与えられる現在の時刻と時刻指定処理部 1 0 4から与えられる指定時刻とを比較し、両時刻が一致したときに指定時刻検出信号を圧縮手段 1 0 6 に対して与える。

なお、時刻指定処理部 1 0 4から指定時刻検出処理部 1 0 5 に与えられる時刻の情報はある 1 つの時刻（例えば、 T 1 ) だけでなく、論理等によって（例えば、時刻 T 2から時間 T 3おきなど）時刻を与えてもよい。次に、圧縮手段 1 0 9 では撮像手段 1 0 8 から与えられる画像デ一夕に対して指定時刻検出信号で与えられるタイミングに同期して I フレームを送出する圧縮処理を施し、送受信手段 1 0 2 を通じてネットワーク 1 0 1 上に圧縮画像デー夕を送出する。

以上説明したようにして、ネットワーク上には撮像伝送手段 1 2 A〜 1 2 Mから I フレームが同期した圧縮画像デ一夕が伝送される。

次に、監視手段 1 1 A〜 1 1 Nの動作を説明する。時刻指定処理部 1 1 4 には、先に述べたように、システムコントローラ 1 0 7から送受信処理部 1 1 2 を通じて I フレームが送出される時刻が与えられ、この時刻を指定時刻検出処理部 1 1 5 に与える。一方、クロック処理部 1 1 3では送受信手段を通じて受信した時刻を示すバケツトの時刻により修正された現在の時刻を指定時刻検出処理部 1 1 5 に与える。指定時刻検出処理部 1 1 5 ではクロック処理部 1 1 3から与えられる現在の時刻と時刻指定処理部 1 1 4から与えられる指定時刻とを比較し、両時刻が一致したときに指定時刻検出信号を送受信手段 1 1 3に対して与える。

なお、前述のように、時刻指定処理部 1 1 4から指定時刻検出処理部 1 1 5 に与えられる時刻の情報はある 1 つの時刻だけでなく、論理等によって時刻を与えてもよい。このようにして、送受信手段 1 1 2 にはネットワーク 1 0 1 上に伝送されている圧縮画像デ一夕について I フレームが伝送されているタイミングが与えられる。

また、送受信処理部 1 1 2 はネットワーク 1 0 1上に伝送されている圧縮画像データのうちいずれか 1 つの撮像伝送手段から送信されている圧縮画像データを受信し、伸長手段 1 1 6 に与える。伸長手段 1 1 6 は与えられた圧縮画像データを伸長処理して表示手段 1 1 7 に与え、表示手段 1 1 7ではこの伸長された画像デ一夕を表示する。

ここで監視者が切り替え要求を送受信処理部 1 1 2 に出すと、送受信処理部 1 1 2 では I フレームが伝送されるタイミングに合わせて受信する圧縮画像デ一夕を切り替える。従って、受信する圧縮画像デ一夕を切り替えると、直ちに I フレームを受信することができる。

本実施の形態 3 におけるデ一夕伝送制御装置は、以上のように構成したことにより、送信中の撮像伝送手段（例えば、図 4の 1 2 A ) からの画像デ一夕の受信を停止して他の撮像伝送手段（例えば、図 4の 1 2 C ) からの画像デ一夕の受信に切り替える場合に、切り替え要求が I フレームの中間に発生したような場合でも、画像データの切り替えを次の I フレームまで待ち（図 4の①で示す）、同期して行うようにしたことにより、画像データの切り替え要求から I フレームまでの間、画像の構成が途切れることのないディジ夕ル機器のデータ伝送制御装置が得られる。

更に、図 4 を参照して、本実施の形態 3 におけるデータ伝送制御装置の他の制御方法について説明する。上記の例では、撮像手段の切り替え要求が I フレームの中間で発生したような場合には、次の I フレームまで待って切り替えるようにしたが、図 4の②に示すように、切替要求後直ちに I フレームを送出してそれに同期するようにしてもよい。その場合は、例えば、指定時刻を直後の時刻に設定し、切り替え側の撮像伝送手段 1 2 Cの圧縮手段 1 0 9は指定時刻を検出したときに I フレームを送出するようにすればよく、切り替え要求側の監視手段 1 1 Bは上記同様に、 I フレームの送出と同期して受信チャネルを切り替えればよい。

更に急を要する場合の切り替え方法としては、まず、切り替え要求側の監視手段 1 1 Bの送受信処理部 1 1 2 より撮像伝送手段 1 2 Cに対してすく、に I フレームを送出するような要求を出す。次に、撮像伝送手段 1 2 Cの送受信処理部 1 0 2 ではその要求を受信すると、直ちに I フレームを送出するよう圧縮手段 1 0 9 に対して I フレーム送出命令を与え、その結果、圧縮手段 1 0 9で生成された I フレームの圧縮画像データはネットワーク 1 0 1上に伝送される。監視手段 1 1 Bでは、このようにして伝送されてきた I フレームの圧縮画像データから画像データを構成することができ、切り替え要求後最小の待ち時間で画像を表示することが可能となる。

(実施の形態 4 )

次に、図 6 及び図 7 を参照して、本発明の実施の形態 4 におけるデータ伝送制御システムについて説明する。図 6は本発明の実施の形態 4 におけるデ一夕伝送制御装置が構成されるデータ伝送制御システムの全体を構成するブロック図、図 7は本実施の形態 4におけるデータ伝送制御システムの動作を示すタイミング図である o

図 6 において、 1 2 A〜 1 2 Mは、例えばディジタルカメラ等からなる撮像伝送手段、 1 1 A〜 1 1 Nは、例えばモニタ等からなる監視手段、 1 3は、例えば図 1、図 2及び図 5 に示すシステムコントローラ 1 0 7 に対応し、監視手段 1 1 A ~ 1 1 Nと撮像伝送手段 1 2 A〜 1 2 M間のデータ伝送のスケジューリングを制御するマネージャである。

次に、図 6及び図 7 を参照して、本発明の実施の形態 4におけるデ一夕伝送制御装置を構成するデータ伝送制御システムの動作を説明する。まず、マネージャ 1 3は撮像伝送手段 1 2 A〜 1 2 Mから監視手段 1 1 A〜 1 1 Nに対するデ一夕伝送を制御するスケジュ一リングを行う。例えば、監視手段 1 1 A ~ 1 1 Nからの撮像伝送手段 1 2 A〜 1 2 Mに対する問い合わせ及びデータ伝送の要求は、全てマネージャ 1 3が応答し、マネージャ 1 3は監視手段 1 1 A〜 1 I Nからのデ一夕伝送の要求に応じてスケジユーリングを行い、撮像伝送手段 1 2 A〜 1 2 M及び時間を振り分けるようにする。その振り分けは、例えば図 7 に示すように、監視手段 1 1 A及び 1 1 Nが撮像伝送手段 1 2 Bからの画像デ一夕を要求する場合は、適当な時間帯で行うよう制御する。

また、マネージャ 1 3 によるスケジューリングの他の例として、画面があまり変化しないような場合には、撮像伝送手段 1 2 A〜 1 2 Mに対し I フレームの送出頻度を下げて I フレーム間の間隔を長くするように制御することもできる。その場合は、例えば、図 5 に示す撮像伝送手段 1 2 A〜 1 2 Mの圧縮手段 1 0 9 から I フレームの送出頻度を下げるようにすればよい。

このように、 I フレームの送出頻度を下げて、その代わり Pフレーム（ I フレームに続き、 I フレームに基づいて作られた圧縮画像デ一夕）を送出して圧縮効率を高めて画質を良くすることができる。

本実施の形態 4 におけるデ一夕伝送制御システムは、以上のように構成したことにより、複数の撮像伝送手段 1 2 A〜 1 2 Mと複数の監視手段 1 1 A〜 1 I Nが接続されているネヅトワークに対しデ一夕伝送を制御するマネージャを接続して、機器間のデ一夕伝送をスケジユーリングするようにしたことにより、監視手段 1 1 A〜 1 1 Nから撮像伝送手段 1 2 A〜 1 2 Mに対し個別に問い合わせを行うことなく、デ一夕伝送の状態に応じてマネージャ 1 3 によりデータ伝送を制御するようにしたことにより伝送効率を高めることができるディジタル機器のデータ伝送制御システムが得られる。

(実施の形態 5 )

次に、図 8及び図 1 0 を参照して、本発明の実施の形態 5 におけるデータ伝送制御装置について説明する。図 8は本発明の実施の形態 5 におけるデータ伝送制御装置を構成するデータ伝送制御システム全体の構成を示すプロック図、図 1 0は図 8 に示すパケット伝送制御手段の構成を示すプロック図である。図 8 において、 1 5 は機器 1 6の要求により、受信するデータの送信元を機器 1 7 Aから 1 7 Bに、又は機器 1 7 Bから 1 7 Aに切り替える切り替えを制御するデ一夕伝送制御装置としてのパケット伝送制御手段、 1 6 は機器 1 7 B又は 1 7 Aからのデータを要求する機器、 1 7 A及び 1 7 Bはデータを生成して送出する機器である。

図 1 0 において、 1 2 1 は機器 1 6からの接続要求及びデ一夕の送受信を処理する送受信手段、 1 2 2は、例ぇば図 8の 1 7 八及び 1 7 Bに示すような他の機器との間でデ一夕を送受信する送受信手段、 1 2 3は受信した現在の時刻を設定するクロック処理部、 1 2 4は受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部、 1 2 5 はクロック処理部 1 2 3からの現在の時刻と時刻指定処理部 1 2 4からの指定時刻とを比較して一致したときに制御手段 1 2 6 に対し指定時刻検出信号を出力する指定時刻検出処理部、 1 2 6 はコントローラ 1 2 7からの指定時刻を時刻指定処理部 1 2 4 に設定し、指定時刻検出処理部 1 2 5 からの指定時刻検出信号を受信したときに送受信手段 1 2 1、 1 2 2 に対してスィッチ指令を出力する制御手段、 1 2 7 は機器の切り替え指定時刻等を設定制御するコントローラである。

次に、図 8及び図 1 0 を参照して、本発明の実施の形態 5 におけるデータ伝送制御装置の動作を説明する。まず、図 8 において、今、機器 1 6 は機器 1 7 Aからのデ一夕をネットワークの基幹及びパケット伝送制御手段 1 5 を介して受信しているものとする。このような状態において、機器 1 6 が受信するデ一夕を機器 1 7 Bからのものに切り替える要求を発生したものとする。その切り替え動作はパケット伝送制御手段 1 5 において行われる。

図 1 0 に示すパケット伝送制御手段において、その機器の切り替え要求を受けたコントローラ 1 2 7 は機器切り替えのための指定時刻を出力する。その指定時刻は送受信手段 1 2 2及び制御手段 1 2 6 を介して時刻指定処理部 1 2 4 に設定される。一方、クロック処理部 1 2 3 は送受信手段 1 2 2及び制御手段 1 2 6 を介して時刻を示すパケッ卜の時刻により修正された現在の時刻を生成し指定時刻検出処理部 1 2 5 に出力する。指定時刻検出処理部 1 2 5 は現在の時刻を受信するとともに、時刻指定処理部 1 2 4 から指定時刻を受信して、両時刻を比較し一致したときに指定時刻検出信号を制御手段 1 2 6 に出力する。制御手段 1 2 6はその指定時刻検出信号に基づき、スィツチ指令を送受信手段 1 2 2 に出力して、機器 1 7 Aからの受信を機器 1 7 Bからの受信に切り替える。受信されたデータは送受信手段 1 2 1 を通じてローカルバスへ出力される。

本実施の形態 5 におけるデ一夕伝送制御システムは、以上のように構成したことにより、あらかじめ外部のコントローラからデ一夕送出装置を切り替える指定時刻を設定し、その時刻に同期して切り替えるようにしたことにより、あらかじめ定められた最良のタイミングに同期して、デ一夕送出装置及びデータ受信装置の動作を正確に制御することができるディジタル機器のデータ伝送制御装置が得られる。

(実施の形態 6 )

次に、図 9 を参照して、本発明の実施の形態 6 におけるデ一夕伝送制御方法について説明する。図 9 は本発明の実施の形態 6 におけるデータ伝送制御方法を説明するための伝送データの構成を示す説明図である。図 9 において、従来のデ一夕伝送方法は、 I フレームに続くそのデ一夕グループの送出が終了すると、引き続き次のデータグループの I フレームの送出が開始されるようにしている。

本実施の形態によるデ一夕伝送方法によると、データ伝送時間の終了を指定するのではなく、例えばシステムコントローラ等により送信するデータ量を制御することにより、 I フレームに続くそのデータグループの送出が終了した後、その後に続く次のデ一夕グループの I フレームの送出が開始されるまでの間に空き時間を設けて、その間データ量の増加に対して余裕を持たせるようにしたものである。

本実施の形態 6 におけるデータ伝送制御方法は、以上のように構成したことにより、伝送可能なデータ量に対し伝送するデ一夕量を調節して少なく設定し、データグループの伝送を最短時間で伝送し、次のデータグループの伝送開始までの間に空き時間を設けるようにしたことにより、伝送するデータグループの切り替え時における伝送データの切り捨てを回避することができるディジタル機器のデータ伝送制御方法が得られる。産業上の利用可能性

本発明は、上記のように構成し、特にあらかじめ外部から機器を動作させる指定時刻を設定し、その指定時刻を検出する手段を設け、指定時刻を検出したときに機器を作動させるようにしたことにより、ディジタル機器の作動に命令パケットを使用せず、あらかじめ定められたタイミングにおいて、ディジタル機器の動作を正確に制御することができるディジ夕ル機器のデータ伝送制御装置が得られる。

本発明は、特に機器からのデータの送信において、あらかじめデ一夕の送出終了時刻を指定した指定時刻を設定しておき、その指定時刻を検出する手段を設け、その時刻を検出したときにデ一夕の送出を停止させるようにしたことにより、次に送信する他の機器からのデータ伝送に競合することなく、最大効率で伝送路を使用することができるディジタル機器のデータ伝送制御装置が得られる。

本発明は、特に撮像伝送手段から監視手段に対する画像データの送信において、撮像伝送手段の切り替え要求に対しあらかじめ撮像伝送手段の切り替え時刻を指定した指定時刻を設定しておき、その指定時刻を検出する手段を設け、送信中の撮像伝送手段からの画像データの受信を停止して他の撮像伝送手段からの画像デー夕の受信に切り替える要求が I フレームの中間に発生したような場合でも、画像デ一夕の切り替え時刻を次の I フレームまで待ち指定時刻の検出に同期して行うようにしたことにより、撮像伝送手段から送信される画像デ一夕の切り替え要求から I フレームまでの間、画像の構成が途切れることがないディジタル機器のデ一夕伝送制御装置が得られる。

本発明は、特にさらに切り替えに急を要する場合には、監視手段から撮像伝送手段に対してすぐに I フレームを送出する要求を出すことにより、監視手段では命令に基づいて送られた I フレ一ムの圧縮画像データから直ちに画像デ一夕を構成することができ、切り替え要求後最小の待ち行列時間で画像を表示することができるディジ夕ル機器のデ一夕伝送制御装置が得られる。

本発明は、特に複数の撮像伝送手段等のデータを送信する機器と複数の監視手段等のデータを受信する機器が接続されているネットワークに対しデータ伝送を制御するマネージャを接続して、機器間のデータ伝送をスケジューリングするようにしたことにより、データ受信装置から相手のデータ送出装置に対し個別に問い合わせを行うことなく、データ又はデ一夕伝送の状態に応じてマ P T/JP99/04271

30 ネージャによりデータ伝送を制御ことにより伝送効率を高めることができるディジ夕ル機器のデータ伝送制御システムが得られる。本発明は、特にデータを送受信する機器間を中継し、必要なデ一夕のみを相互に伝達する場合において、伝達するデータを切り替える際に、あらかじめコントローラから指定時刻を設定し、その時刻に同期して伝達するデ一夕を切り替えるようにしたことにより、あらかじめ定められた最良のタイミングに同期して必要にデ一夕のみを相互に伝達することができるディジタル機器のデー夕伝送制御装置が得られる。

本発明は、特に伝送可能なデータ量に対し伝送するデータ量が少なくなるよう設定して、 1 データグループの伝送を最短時間で伝送し、次のデータグループの伝送開始までの間に空き時間を設けるようにしたことにより、伝送するデータ量が不定のデータ伝送において、伝送するデータグループの切り替え時における伝送データの切り捨てを回避することができるディジタル機器のデー夕伝送制御方法が得られる。

Claims

請求の範囲 1 . ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットヮ一クを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とからなり、前記比較の結果、あらかじめ設定した指定時刻になったときに、外部の機器の動作を制御するよう構成された機器制御装

2 . ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対しデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントロ一ラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記比較の結果、あらかじめ設定した前記指定時刻になったときに前記送受信処理部により外部機器からの送信データの送出を停止するよう構成したデータ伝送制御装置。

3 . ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対し圧縮画像データを含むデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、 I フレームの圧縮画像データを送出するよう構成したデータ伝送制御装置。

4 . ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対しデ一夕及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、受信するデ一夕を切り替えるよう構成したデータ伝送制御装置。

5 . 任意の数の請求項 3 に記載のデータ伝送制御装置と、請求項 4 に記載のデータ伝送制御装置をネットワーク上で接続し、受信する側で圧縮画像を構成する I フレームの画像データが伝送されているタイミングに合わせて受信する圧縮画像データを切り替えるよう構成したデ一夕伝送制御システム。

6 . ネットワーク上に複数の圧縮画像データを送出する機器と受信する機器が接続されている場合において、受信する機器側で受信する圧縮画像デ一夕を切り替える際に、新たに受信しょうとする圧縮画像デ一夕を送出する機器に対して圧縮画像を構成する I フレーム圧縮画像データの送出要求を行い、受信する機器に対して最短時間で I フレームの圧縮画像データが伝送されるよう構成したデータ伝送制御システム。

7 . 複数の撮像伝送手段と複数の監視手段とを接続したネットワークに接続されたマネージャを具備し、前記複数の撮像伝送手段と複数の監視手段との間のデータ伝送を前記マネージャによりスケジユーリングするよう構成したデ一夕伝送制御システム。

8 . 前記マネージャによるスケジューリングにおいて、圧縮画像データの I フレームの送出を間引きするよう構成した請求項 7記載のデータ伝送制御システム。

9 . 請求項 1 に記載の機器制御装置を備え、データを受信する機器とネットワーク間に接続され、あらかじめ設定された指定時刻を検出したときに中継するデ一夕を切り替えるよう構成したデータ伝送制御装置。

1 0 . 圧縮画像データ伝送において、圧縮画像を構成する I フレームを含む画像デ一夕のデータ量を通信可能なデ一夕量よりも少なく設定するステップと、次のデ一夕グループの到着まで空き時間を設けるステップとを有する伝送制御方法。

1 1 . 指定時刻の情報をあらかじめ機器内部に保持している請求項 1記載の機器制御装置。

1 2 . 指定時刻の情報をあらかじめ内部に保持している請求項記載のデータ伝送制御装置。 3 . 指定時刻の情報をあらかじめ内部に保持している請求項記載のデ一夕伝送制御装置。 4 . 指定時刻の情報をあらかじめ内部に保持している請求項記載のデ一夕伝送制御装置。

WO OQ/08809 35 PCT/JP99/04271 ι

補正書の請求の範囲

[ 2 0 0 0年 1月 1 4日（1 4 . 0 1 . 0 0 ) 国際事務局受理：出願当初の請求の範囲 5は補正された；出願当初の請求の範囲 7， 8は取り下げられた；新しい請求の範囲 1 5— 2 6が加えられた；他の請求の範囲は変更なし。（1 2頁）]

1 . ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントロ一ラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とからなり、前記比較の結果、あらかじめ設定した指定時刻になったときに、外部の機器の動作を制御するよう構成された機器制御装

2 . ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネッ卜ワークに対しデ一夕及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記比較の結果、あらかじめ設定した前記指定時刻になつたときに前記送受信処理部により外部機器からの送信データの送出を停止するよう構成したデータ伝送制御装置。

3 . ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対し圧縮画像データを含むデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する補正された用紙（条約第 19条）時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、 I フレームの圧縮画像データを送出するよう構成したデータ伝送制御装置。

4 . ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対しデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネッ卜ワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、受信するデータを切り替えるよう構成したデータ伝送制御装置。

5 . (補正後）ネットワークを介してシステムコント口一ラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネッ卜ワークに対し圧縮画像データを含むデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネッ卜ワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記 |5定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻険出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、 I フレームの圧縮画像データを送出するよう構成した任意の数のデ一夕伝送制御装置と、

ネッ卜ワークを介してシステムコントローラから受信した時刻補正された用紙（条約第 ₁₉条）の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネッ卜ワークに対しデ一夕及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントロ一ラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、受信するデ一夕を切り替えるよう構成した任意の数のデータ伝送制御装置とを、

ネットワーク上で接続し、受信する側で圧縮画像を構成する I フレームの画像データが伝送されているタイミングに合わせて受信する圧縮画像データを切り替えるよう構成したデータ伝送制御システム。

6 . ネッ卜ワーク上に複数の圧縮画像データを送出する機器と受信する機器が接続されている場合において、受信する機器側で受信する圧縮画像デ一夕を切り替える際に、新たに受信しょうとする圧縮画像データを送出する機器に対して圧縮画像を構成する I フレーム圧縮画像データの送出要求を行い、受信する機器に対して最短時間で I フレームの圧縮画像データが伝送されるよう構成したデータ伝送制御システム。

7 (削除）

8 (削除）

9 請求項 1 に記載の機器制御装置を備え、データを受信す

補正された用紙（条約第 ₁₉条）る機器とネットワーク間に接続され、あらかじめ設定された指定時刻を検出したときに中継するデ一夕を切り替えるよう構成したデータ伝送制御装置。 1 0 . 圧縮画像デ一夕伝送において、圧縮画像を構成する I フレームを含む画像デ一夕のデータ量を通信可能なデータ量よりも少なく設定するステップと、次のデータグループの到着まで空き時間を設けるステップとを有する伝送制御方法。 1 1 . 指定時刻の情報をあらかじめ機器内部に保持している請求項 1記載の機器制御装置。

1 2 . 指定時刻の情報をあらかじめ内部に保持している請求項 2記載のデータ伝送制御装置。

1 3 . 指定時刻の情報をあらかじめ内部に保持している請求項 3記載のデータ伝送制御装置。

1 4 . 指定時刻の情報をあらかじめ内部に保持している請求項 4記載のデータ伝送制御装置。

1 5 . (追加）ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対しデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理補正された用紙（条約第 ₁₉条）部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記比較の結果、あらかじめ設定した前記指定時刻になつたときに前記送受信処理部により外部機器からの送信データの送出を停止するよう構成したデータ伝送制御装置を利用した複数の撮像手段と、

ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対しデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、受信するデータを切り替えるよう構成したデ一夕伝送制御装置を利用した複数の監視手段とを、

接続したネットワークに接続されたマネージャを具備し、前記複数の撮像伝送手段と前記複数の監視手段との間のデータ伝送を前記マネージャによりスケジユーリングするよう構成したデ一夕伝送制御システム。

1 6 . (追加）ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対しデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記比較の結果、あらかじめ設定

補正された用紙（条約第 19条）した前記指定時刻になったときに前記送受信処理部により外部機器からの送信データの送出を停止するよう構成したデ一夕伝送制御装置を利用した複数の撮像手段と、

ネットワークを介してシステムコントロ一ラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対し圧縮画像データを含むデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントロ一ラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、 I フレームの圧縮画像デ一夕を送出するよう構成した任意の数のデータ伝送制御装置と、ネットワークを介してシステムコントロ一ラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネ、ソトワークに対しデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、受信するデ一夕を切り替えるよう構成した任意の数のデータ伝送制御装置とを、ネットワーク上で接続し、受信する側で圧縮画像を構成する I フレームの画像データが伝送されているタイミングに合わせて受信する圧縮画像データを切り替えるよう構成したデ一夕伝送制御システムを利用した複数の監視手段とを、

接続したネットワークに接続されたマネージャを具備し、前記

補正された用紙（条約第 19条）複数の撮像伝送手段と前記複数の監視手段との間のデータ伝送を前記マネージャによりスケジューリングするよう構成したデ一夕伝送制御システム。

1 7 . (追加）ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対し圧縮画像データを含むデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、 I フレームの圧縮画像データを送出するよう構成したデータ伝送制御装置を利用した複数の撮像手段と、

ネットワークを介してシステムコントロ一ラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と- 前記ネットワークに対しデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、受信するデータを切り替えるよう構成したデー夕伝送制御装置を利用した複数の監視手段とを、

接続したネットワークに接続されたマネージャを具備し、前記複数の撮像伝送手段と前記複数の監視手段との間のデータ伝送を前記マネージャによりスケジュ一リングするよう構成したデ一夕補正された用紙（条約第 ₁₉条）伝送制御システム。

1 8 . (追加）ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対し圧縮画像デ一夕を含むデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、 I フレームの圧縮画像データを送出するよう構成したデ一夕伝送制御装置を利用した複数の撮像手段と、

ネヅ卜ワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対し圧縮画像デ一夕を含むデ一夕及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、 I フレームの圧縮画像デ —夕を送出するよう構成した任意の数のデータ伝送制御装置と、ネットワークを介してシステムコントロ一ラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対しデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定し補正された用紙（条約第 ₁₉条）た指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、受信するデータを切り替えるよう構成した任意の数のデ一夕伝送制御装置とを、ネットワーク上で接続し、受信する側で圧縮画像を構成する I フレームの画像デ一夕が伝送されているタイミングに合わせて受信する圧縮画像デ一夕を切り替えるよう構成したデータ伝送制御システムを利用した複数の監視手段とを、

接続したネットワークに接続されたマネージャを具備し、前記複数の撮像伝送手段と前記複数の監視手段との間のデータ伝送を前記マネージャによりスケジューリングするよう構成したデ一夕伝送制御システム。

1 9 . (追加）ネットワーク上に複数の圧縮画像デ一夕を送出する機器と受信する機器が接続されている場合において、受信する機器側で受信する圧縮画像データを切り替える際に、新たに受信しょうとする圧縮画像データを送出する機器に対して圧縮画像を構成する I フレーム圧縮画像デ一夕の送出要求を行い、受信する機器に対して最短時間で I フレームの圧縮画像データが伝送されるよう構成したデータ伝送制御システムを利用した複数の撮像手段と、

ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロツク処理部と、前記ネットワークに対しデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントロ一ラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定し補正された用紙（条約第 ₁₉条）た指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、受信するデ一夕を切り替えるよう構成したデ一夕伝送制御装置を利用した複数の監視手段とを、

2 0 . (追加）ネットワーク上に複数の圧縮画像デ一夕を送出する機器と受信する機器が接続されている場合において、受信する機器側で受信する圧縮画像デ一夕を切り替える際に、新たに受信しょうとする圧縮画像データを送出する機器に対して圧縮画像を構成する I フレーム圧縮画像デ一夕の送出要求を行い、受信する機器に対して最短時間で I フレームの圧縮画像データが伝送されるよう構成したデータ伝送制御システムを利用した複数の撮像手段と、

ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネットワークに対し圧縮画像データを含むデータ及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、 I フレームの圧縮画像デ一夕を送出するよう構成した任意の数のデ一夕伝送制御装置と、捕正された用紙（条約第 ₁₉条）ネットワークを介してシステムコントローラから受信した時刻の情報により修正された現在の時刻を生成するクロック処理部と、前記ネッ卜ワークに対しデ一夕及び制御信号を送受信する送受信処理部と、前記ネットワークを介して前記システムコントローラから受信した指定時刻を設定する時刻指定処理部と、前記設定した指定時刻と前記現在の時刻とを比較する指定時刻検出処理部とを具備し、前記指定時刻と前記現在の時刻とを比較してこれらが一致したときに、受信するデータを切り替えるよう構成した任意の数のデータ伝送制御装置とを、ネットワーク上で接続し、受信する側で圧縮画像を構成する I フレームの画像データが伝送されているタイミングに合わせて受信する圧縮画像データを切り替えるよう構成したデータ伝送制御システム利用した複数の監視手段とを、

接続したネットワークに接続されたマネージャを具備し、前記複数の撮像伝送手段と前記複数の監視手段との間のデ一夕伝送を前記マネージャによりスケジユーリングするよう構成したデ一夕伝送制御システム。

2 1 . (追加）前記マネージャによるスケジューリングにおいて、圧縮画像デ一夕の I フレームの送出を間引きするよう構成した請求項 1 5 に記載のデータ伝送制御システム。

2 2 . (追加）前記マネージャによるスケジューリングにおいて、圧縮画像デ一夕の I フレームの送出を間引きするよう構成した請求項 1 6 に記載のデ一夕伝送制御システム。

補正された用紙（条約第 ₁₉条）

2 3 . (追加）前記マネージャによるスケジューリングにおいて、圧縮画像デ一夕の I フレームの送出を間引きするよう構成した請求項 1 7に記載のデ一夕伝送制御システム。

2 4 . (追加）前記マネージャによるスケジューリングにおいて、圧縮画像データの I フレームの送出を間引きするよう構成した請求項 1 8に記載のデータ伝送制御システム。

2 5 . (追加）前記マネージャによるスケジューリングにおいて、圧縮画像デ一夕の I フレームの送出を間引きするよう構成した請求項 1 9 に記載のデータ伝送制御システム。

2 6 . (追加）前記マネージャによるスケジューリングにおいて、圧縮画像データの I フレームの送出を間引きするよう構成した請求項 2 0に記載のデータ伝送制御システム。

楠止された用紙（条約第 ₁₉条）条約 1 9条に基づく説明書

請求項 5は、引用する請求項の内容を記載することにより、独立形式とされた。

請求項 7及び 8を削除し、内容を変更して新たな請求項（請求項 1 5 ~ 2 6 ) とした。すなわち、削除した請求項 Ίにおける撮像伝送手段及び監視手段がそれそれ下記の請求項に記載の装置又はシステムであることが請求項 1 5〜 2 0で規定され、削除された請求項 8の内容は、請求項 1 5〜 2 0にそれそれ従属する請求項 2 1〜 2 6 として追加された。追加請求項撮像手段監視手段

1 5 請求項 2 請求項 4

1 6 請求項 2 請求項 5

1 7 請求項 3 請求項 4

1 8 請求項 3 請求項 5

1 9 請求項 6 請求項 4

2 0 請求項 6 請求項 5 上記補正により、引用例 J P、 0 9 - 7 4 5 5 4 , Aに開示の技術と請求項 1 5〜 2 0に記載の発明は明確に識別され、かつ進歩性あるいは非自明性が確保されたものと思料する。