JPH07327228A - ディジタル符号化・伝送システム - Google Patents

ディジタル符号化・伝送システム

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JPH07327228A
JPH07327228A JP11921294A JP11921294A JPH07327228A JP H07327228 A JPH07327228 A JP H07327228A JP 11921294 A JP11921294 A JP 11921294A JP 11921294 A JP11921294 A JP 11921294A JP H07327228 A JPH07327228 A JP H07327228A
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Takeo Tsutsui
健夫 筒井
Kenji Ozeki
健二 大関
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮技術を応用したディジタル符号化を伴う
システムにおいて、複数のテレビカメラの映像のスイッ
チングに伴う遅延時間を短縮して、選択された映像を円
滑に送出できるようにする。 【構成】 複数のカメラ・伝送ユニット100から送ら
れる複数の映像を基地局側300でスイッチングしたと
き、基地局からの制御コマンドの指令により選択された
当該カメラ・伝送ユニットの制御フラグ発生器105
は、その制御コマンドに応じて符号化標識フラグを立て
る。エンコード・伝送ブロック111はその符号化標識
フラグに応じて、モニター用として低解像度映像データ
を送出するために行っていた符号化エンコードシーケン
スを中断し、Iピクチャ(フレーム内符号化画面)をス
タートとする符号化動作を開始し、高解像度映像データ
をIピクチャから再スタートして伝送する。これによ
り、符号化によって本来生じる遅延時間を1フレーム時
間内に収められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の映像と音声につ
いてのディジタル符号化・伝送システムに関する。
【0002】さらに詳しくは、本発明は複数のテレビカ
メラの映像をスイッチングして放送の本線に乗せる場合
の符号化アルゴリズムの制御機能を有するディジタル符
号化・伝送システムに関する。
【0003】
【従来の技術】従来、スポーツ中継などの番組制作現場
において、各テレビカメラからの映像と音声をディジタ
ル符号化し、基地局側へ伝送する場合のディジタル符号
化方式として例えばMPEG1(Moving Picture Image
Coding Experts Group phase1)や、MPEG2(同 ph
ase2)の符号化方式が知られている。
【0004】MPEGの符号化方式の特徴は、周期的に
フレ−ム内符号化を施すことを基本としていることであ
り、高能率符号化には動き補償予測,DCT(離散コサ
イン変換),可変長符号化を採用している。画像の画面
タイプは、図5に示すように、時間軸予測モードによっ
て、フレーム内で符号化を完結するI(intra-coded)ピ
クチャ、前のフレームからの予測を使うP(predictive
coded) ピクチャ、および前後フレームからの予測を使
うB(bi-directionally predictive coded)ピクチャの
3種類に分けられる。即ち、Iピクチャは直接DCTし
たフレーム内符号化画面であり、これを周期的に挿入す
ることによってランダム・アクセス,早送り再生などの
特殊再生機能に対応している。Pピクチャは過去のフレ
ームから予測する、通常のフレーム間予測符号化画面で
ある。Bピクチャは時間的に前と後のフレームあるいは
前後からの補間画像から予測符号化する双方向予測符号
化画面である。Bピクチャを導入することにより、移動
した被写体の背後から現れる画像を効率よく予測でき、
符号化効率が格段に向上する。そしてIピクチャで挟ま
れた複数のPピクチャ,Bピクチャを含むフレームの集
合をGOP(Groupof Picture) と称するフレーム構成
を採用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
MPEG符号化方式のようにフレーム間予測符号化を基
に符号効率を向上させる従来技術では、映像を切り替え
るときに所定の映像信号がデコードされるまで大きな遅
延時間を要する。
【0006】複数の映像を切り替えて放送本線に送出す
る放送システムでは、切り替え時の遅延が数フレーム以
内と小さくないと、スイッチングのタイミングがとれず
使用不可能となる。
【0007】一方、フレーム間予測符号化を用いずにフ
レーム内符号化のみで遅延時間を少なく処理することは
可能であるが、符号化効率が悪い。
【0008】この様に、従来の映像および音声のディジ
タル符号化・伝送技術は、単に映像および音声データを
データ圧縮伝送するための手段としての技術であって、
放送などの映像および音声伝送・映像選択・映像チェッ
ク等総合的な番組制作システムに使用する場合には不完
全であった。特に、従来技術では、複数のテレビカメラ
からの映像をスイッチングタイミングの違和感無く放送
するなど、番組制作のための切り替えを含んだ映像伝送
を切り替え遅延時間を少なく実施するということはでき
なかった。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは圧縮技術を応用したシステ
ムにおいても複数のテレビカメラの映像および音声を遅
延時間無く円滑に選択出力可能とするディジタル符号化
・伝送システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の情報発信局と基地局との間でディ
ジタル圧縮符号化により複数の映像と音声の通信を行
い、各該情報発信局でのディジタル符号化がIピクチャ
(フレーム内符号化画面)とPピクチャ(フレーム間予
測符号化画面)とBピクチャ(双方向予測符号化画面)
の特定の組み合わせ順序で行われ、定められた順にそれ
ぞれのピクチャを伝送するディジタル符号化・伝送シス
テムにおいて、各前記情報発信局は、前記基地局から全
ての前記情報発信局に対して同時に送られる映像切り替
えのための制御コマンド信号を受信する受信手段と、該
受信手段で受信された該制御コマンド信号が当該情報発
信局の出力映像を選択していると判断したときに符号化
標識フラグを発生するフラグ発生手段と、該符号化標識
フラグの発生に応じて前記Iピクチャから映像の伝送を
再スタートするディジタル符号化手段とを具備すること
を特徴とする。
【0011】また、本発明は、その一形態として、前記
ディジタル符号化手段は、前記符号化標識フラグに応じ
て、モニター用として低解像度映像データを送出するた
めに行っていた符号化エンコードシーケンスを中断し、
前記Iピクチャをスタートとする符号化動作を開始し、
高度解像度映像データを前記Iピクチャから再スタート
して伝送することを特徴とすることができる。
【0012】
【作用】本発明では、スポーツ中継などの番組制作現場
の複数のカメラ・伝送ユニット(情報発信局)から送ら
れる複数の映像の1つ(または複数)を基地局側で本放
送用映像として選択スイッチングしたとき、基地局から
の切り替え用制御コマンドの指令(ユニットを選択する
信号)により選択された当該カメラ・伝送ユニットは、
符号化標識フラグを立てて、モニター用として低解像度
映像データを送出するために行っていた符号化エンコー
ドシーケンスを中断し、Iピクチャ(フレーム内符号化
画面)をスタートとする符号化(エンコード)動作を開
始し、高解像度映像データをIピクチャから再スタート
して基地局へ伝送する。このように、各カメラ・伝送ユ
ニットは、基地局から選択されたとき、放送用の映像デ
ータをディジタル符号化のIピクチャから常に送出する
ので、ディジタル符号化によって本来生じる遅延時間を
1フレーム時間内に収めることができ、カメラスイッチ
ングが円滑に行われる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例のディジタル符号
化・伝送システムの構成を示す。図1において、100
−1〜100−n(総括符号を100とする)は情報発
信局としてのカメラ・伝送ユニットであり、100−1
を第1番目のカメラ・伝送ユニット,100−nを第n
番目のカメラ・伝送ユニットとする。これらカメラ・伝
送ユニット100は例えばスポーツ中継,劇場中継など
の番組制作現場に配置される。各カメラ・伝送ユニット
100はそれぞれのテレビカメラ(図示しない)からの
映像および音声をディジタル符号化して伝送するための
カメラ側送り出しエンコード・伝送ブロック(以下、第
1ブロックと呼ぶ)111と基地(スイッチング地点ま
たは中継点とも称する)からの制御コマンド信号データ
を受信して制御フラグを発生するための受信・データデ
コード・制御フラグ発生ブロック(以下、第2ブロック
と呼ぶ)112とを有する。第1ブロック111は映像
および音声の送り出しエンコード機101と伝送装置1
02から成る。第2ブロック112は、ユニット切り替
えを指示する制御コマンド信号データを受信する受信装
置103,制御コマンド信号データをデコードするデー
タデコード機104および制御コマンドにより自身のユ
ニットが選択されたと判断した場合に制御フラグ(符号
化標識フラグ)を発生する制御フラグ発生器105から
成る。エンコード機101はその制御フラグに応じてモ
ニター用として低解像度映像データを送出するために行
っていた符号化エンコードシーケンスを中断し、Iピク
チャ(フレーム内符号化画面)をスタートとする符号化
(エンコード)動作を開始し、高解像度映像データをI
ピクチャから再スタートして基地局へ伝送する。200
は各テレビカメラ側ユニット100と基地局間のデータ
伝送を行うための有線または無線の伝送路である。
【0015】300は中継車または中継点に配置される
番組基地局(スイッチングセンタとも称する)の中継装
置であり、基地での各カメラからの映像および音声デー
タ等の受信とデコード等を行うデータ受信・データデコ
ードブロック(以下、第3ブロックと呼ぶ)311と、
各中継カメラへの制御コマンド信号データのエンコード
と伝送を行うエンコード・伝送ブロック(以下、第4ブ
ロックと呼ぶ)312とを有する。第3ブロック311
は伝送路200を通じて映像および音声を入力する基地
側受信装置301,映像および音声データのデコードを
行うデータデコード機302および複数のモニターも備
えた本線・ネクストスイッチャ303から成る。第4ブ
ロック312はモニターに映し出されている複数の映像
の中から放送用映像を選択切り替えするためのスイッチ
ャコントロール選択卓304,選択されたカメラ・伝送
ユニットを指示する制御コマンド信号データをエンコー
ドする制御コマンド信号データエンコード機305およ
びエンコードされた制御コマンド信号データを伝送路2
00を通じて伝送する制御コマンド信号データ伝送装置
306から成る。400は本線・ネクストスイッチャ3
03の出力側に接続する放送本線(以下、本線と呼ぶ)
である。
【0016】図2は本発明の実施例において、Iピクチ
ャ,Pピクチャの周期M=3,GOP(グループ オブ
ピクチャ)のピクチャ数N=15の画面タイプの並び
の例と制御フラグが出されたときの画面タイプの並びの
変更例を示す。ここで、Iと四角印はIピクチャ、Pと
三角印はPピクチャおよびBとバツ印はBピクチャを示
す。
【0017】次に、図1と図2を参照して、本発明の動
作を詳細に説明する。カメラ(図示しない)からの映像
および音声信号は送り出しエンコード機101によりデ
ィジタル圧縮符号化される。当該カメラが本線出力とし
て使用されない時は、モニター用として低解像度映像デ
ータを送出するよう送り出しエンコード機101がエン
コードを実施する。通常のエンコードシーケンスは例え
ば図2の上段(A)の並びに示すように、MPEGの圧
縮技術において、Iピクチャ,Pピクチャの周期M=
3,GOPのピクチャ数N=15の画面タイプの並びと
なる。
【0018】一方、当該カメラが本線出力として使用さ
れる指示信号(制御コマンド)を受信装置103および
データデコード機104で受けると、制御フラグ発生器
105が制御フラグを発生する。この制御フラグは送り
出しエンコード機101においてこれまで行われてきた
エンコードシーケンスを中断して、エンコードをフレー
ム内符号化画面(Iピクチャ)で行う処理に変更するこ
とを当該送り出しエンコード機101に対して指示す
る。引き続き、制御フラグはIピクチャをスタートする
エンコード動作が行われたことをデコード側に示すフラ
グ即ち、MPEGピクチャヘッダ内のピクチャ・コーデ
ィング・タイプを001(イントラ・コーデット)に変
更する動作を当該送り出しエンコード機101に対して
指示する。制御フラグが出された時の画面タイプの並び
の変更例を図2の下段(B)に示す。図2に示すよう
に、例えば、選択タイミングがBピクチャの時でも、ス
イッチャ選択タイミングでIピクチャ送出に切り替え
る。このように、各カメラ・伝送ユニットは、基地局か
ら選択されたとき、放送用の映像データをディジタル符
号化のIピクチャから常に送出するので、ディジタル符
号化によって本来生じる遅延時間を1フレーム時間内に
収めることができ、カメラスイッチングが円滑に行われ
る。
【0019】図3は、本発明実施例において同一周波数
内で階層ディジタル符号化(後に、図4を参照して説明
する)によって複数のカメラをモニターしつつ、本線お
よびネクストカメラ映像,音声および各種の制御コマン
ド信号データを選択送出する伝送効率の高い伝送システ
ムの周波数割り当て例を示す。本図において、21は送
信中の制御コマンド信号データ(基地よりの搬送波基準
データを含む)、23は受信中のカメラ映像および音声
データ(モニター用)および各カメラ毎のキャリア較正
データ、24は受信中のカメラ映像(選択されたカメラ
の高画質成分データ)および当該カメラキャリア較正デ
ータである。25は受信中の制御コマンド信号データ、
27は特定カメラの送り出し映像(モニター用低解像成
分データ)と音声データおよび当該カメラのキャリア較
正データ、28および29は選択時カメラ映像(高画質
成分データ)および選択カメラのキャリア較正データで
ある。
【0020】図3に示すように、各カメラの映像は、階
層ディジタル圧縮符号化(図4において詳述する)によ
り低解像度成分データ27と高画質成分データ28に変
換され、この低解像度成分データは多重変調により各カ
メラ全てまたは特定グループのモニター用として各カメ
ラ毎のキャリア較正データと共に伝送される(図3の2
3および27)。
【0021】他方、高画質成分データは、1つまたは複
数の制御コマンドのうちのカメラセレクト信号によって
選択された1つもしくは2つのカメラ映像のみがキャリ
ア較正データと共に伝送路内の高画質化データ送り領域
に割り付けされる(図3の28および29)。
【0022】制御コマンド信号データは、基地からの各
カメラへのカメラコントロール信号とカメラ映像高画質
化成分データ選択信号および搬送波基準データを含み、
本放送および場合によってはネクスト映像のための制御
・選択情報を各カメラに送り返すと共に、各カメラの搬
送波周波数を同一化するために、伝送路内の特定領域に
割り当てられる(図3の21)。その制御コマンド信号
データ中のカメラ映像高画質化成分データ選択信号に応
じて、図1の制御フラグ発生器105はディジタル符号
化機のGOPの並びのタイプを再スタートさせ、選択さ
れたときはIピクチャから送出するよう指示する制御フ
ラグを発生する。
【0023】図4は、上述した階層圧縮符号化の概要を
示す。各カメラの映像信号には圧縮符号化処理が施さ
れ、例えば一つの映像信号は10Mbpsに圧縮され
る。ここで述べる階層圧縮符号化は、MPEG2におけ
るSpatial Scalable(空間解像度のスケーラブル)によ
って行われる。
【0024】すなわち、図4において、第1のレイヤー
L1(31)はダウンサンプリングにより原画を粗くサ
ンプリングした下位層の映像データであり、時間予測を
行った下位層の映像データ32を差し引いて、下位層の
予測誤差映像データ33を得る。この予測誤差データ3
3を符号化することにより、下位層の伝送用映像データ
34が得られる。
【0025】この下位層の映像データを復号した映像を
アップサンプリングしたデータ35と、時間予測を行っ
た上位層の映像データ36とを組み合わせて、原映像信
号37から差し引くことにより、上位層の予測誤差映像
データ38が得られる。そして、この上位層の予測誤差
映像データ38を符号化し、上位層の伝送用映像データ
39を得る。また、このデータ39をデコードして上位
層予測誤差映像データ40を得、映像データ(1フレー
ム前の時間予測を行った上位層のデータ+下位層のデー
タを組み合わせた映像データ)41と組み合わせること
により、次の時間予測データ42とする。
【0026】このような方法により、例えば10Mbp
sの原映像データについて、映像の水平方向および垂直
方向のダウンサンプリングにより1.5Mbpsの低解
像度成分データと、元の原映像データから低解像度成分
を差し引いた残りの8.5Mbpsの高画質成分データ
に変換する。そして、この低解像度成分データおよび高
画質成分データのそれぞれは、図1の伝送装置102に
より、例えばOFDM(Orthogonal Frequency Divisio
n Multiplexing:直交周波数多重)方式によって変調
し、無線伝送する。
【0027】本実施例では、そのひとつの実施態様とし
て、OFDM変調の全キャリア数を2048波とする。
そして、低解像度成分データと音声データのキャリア数
については、1カメラ当たり145波を使う。従って、
例えば6カメラ分では計870波を使用することにな
る。また、高画質成分データについては、一つのカメラ
に対して例えば、450波を使用すると、2つの高解像
度成分データを伝送可能とするためには900波を使用
することになる。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、圧縮技術を応用したディジタル符号化を伴う番組制
作システムにおいて、複数のテレビカメラの映像のスイ
ッチングにおける符号化効率を向上し、選択時の符号化
映像の復号に伴う遅延時間を大幅に短縮して、選択され
た映像を遅延無く円滑に放送本線に送出でき、またこれ
により少ない伝送帯域幅であっても多くの映像および音
声をスイッチング時間の遅れなく番組制作することがで
きるという顕著な効果が得られる。
【0029】すなわち、本発明によれば、複数のカメラ
・伝送ユニット(情報発信局)から送られる複数の映像
の1つまたは複数を基地局側で本放送用映像として選択
スイッチングしたとき、基地局からの制御コマンドの指
令により選択された当該カメラ・伝送ユニットは、符号
化標識フラグを立てて、モニター用として低解像度映像
データを送出するために行っていた符号化エンコードシ
ーケンスを中断し、符号化標識フラグに応じて符号化ア
ルゴリズムのシーケンスを変更することで、Iピクチャ
(フレーム内符号化画面)をスタートとする符号化(エ
ンコード)動作を開始し、高解像度映像データをIピク
チャから再スタートして伝送する。このように、各カメ
ラ・伝送ユニットは、基地局から選択されたとき、放送
用の映像データをディジタル符号化のIピクチャから常
に送出するので、ディジタル符号化によって本来生じる
遅延時間を1フレーム時間内に収めることができ、カメ
ラスイッチングが円滑に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のディジタル符号化・伝送シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例において、Iピクチャ,Pピク
チャの周期M=3,GOP(グループ オブ ピクチ
ャ)のピクチャ数N=15の画面タイプの並びの例と制
御フラグが出されたときの画面タイプの並びの変更例を
示す説明図である。
【図3】一つの伝送路における複数の映像データと音声
データ,各カメラからのキャリア較正データ,搬送波基
準データ,各種制御コマンドデータの周波数割り当て例
を示すスペクトラム図である。
【図4】階層圧縮符号化の概要を示したブロック図であ
る。
【図5】MPEG2の符号化方式の画面タイプと予測の
方向を示す説明図である。
【符号の説明】
100 カメラ・伝送ユニット 101 映像・音声送り出しエンコード機 102 伝送装置 103 受信装置 104 データデコード機 105 制御フラグ発生器 111 カメラ側送り出しエンコード・伝送ブロック
(第1ブロック) 112 受信・データデコード・制御フラグ発生ブロッ
ク(第2ブロック) 200 伝送路 300 番組基地局(スイッチングセンタ)の中継装置 301 基地側受信装置 302 データデコード機 303 本線・ネクストスイッチャ 304 スイッチャコントロール選択卓 305 制御コマンド信号データエンコード機 306 制御コマンド信号データ伝送装置 311 映像データ受信・映像データデコードブロック
(第3ブロック) 312 エンコード・伝送ブロック(第4ブロック) 400 放送本線(本線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/92

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報発信局と基地局との間でディ
    ジタル圧縮符号化により複数の映像と音声の通信を行
    い、各該情報発信局でのディジタル符号化がIピクチャ
    (フレーム内符号化画面)とPピクチャ(フレーム間予
    測符号化画面)とBピクチャ(双方向予測符号化画面)
    の特定の組み合わせ順序で行われ、定められた順にそれ
    ぞれのピクチャを伝送するディジタル符号化・伝送シス
    テムにおいて、 各前記情報発信局は、前記基地局から全ての前記情報発
    信局に対して同時に送られる映像切り替えのための制御
    コマンド信号を受信する受信手段と、 該受信手段で受信された該制御コマンド信号が当該情報
    発信局の出力映像を選択していると判断したときに符号
    化標識フラグを発生するフラグ発生手段と、 該符号化標識フラグの発生に応じて前記Iピクチャから
    映像の伝送を再スタートするディジタル符号化手段とを
    具備することを特徴とするディジタル符号化・伝送シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル符号化手段は、前記符号
    化標識フラグに応じて、モニター用として低解像度映像
    データを送出するために行っていた符号化エンコードシ
    ーケンスを中断し、前記Iピクチャをスタートとする符
    号化動作を開始し、高度解像度映像データを前記Iピク
    チャから再スタートして伝送することを特徴とする請求
    項1に記載のディジタル符号化・伝送システム。
JP11921294A 1994-05-31 1994-05-31 ディジタル符号化・伝送システム Pending JPH07327228A (ja)

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