JPH10174028A - タイマー記録自動修正システム及びその修正方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既に普及したインフラやタイマー記録を行う
装置等を利用し、予約した番組の前に放送された番組で
放送時間の延長等が発生した場合でも、タイマー記録を
ユーザーの希望通りに行うことが可能なタイマー記録自
動修正システム及びその修正方法を提供すること。 【解決手段】 予約入力手段７よりタイマー予約情報入
力操作後、予約格納手段８に格納されたタイマー記録開
始時刻の所定時間前になると、自動通信手段１０は、自
動的にネットワーク上のサーバー１をアクセスし、通信
手段６を介して番組情報格納手段５より前記記録予約し
た番組に関する番組情報をダウンロードする。番組記録
制御手段９は、ダウンロードした番組情報に基づき番組
記録動作を制御するための制御信号を伝送路１４を介し
て記録装置１１に出力し、番組の記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、放送番組をタイマ
ー予約により自動録画可能なＶＴＲ等の機器におけるタ
イマー予約の自動修正機能に係り、特に、インターネッ
ト等のネットワークを利用して、前記機能を実現するタ
イマー記録自動修正システム及びその修正方法に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、ピデオデッキ等を用い、ユーザー
所望の放送番組のタイマー記録を行う際、予約した番組
の前に放送された番組、例えば、ナイター放送等で、放
送時間の延長等が発生した場合、タイマー予約していた
番組の記録がユーザーの意図に反し、不完全な形で実行
されてしまうという問題があった。

【０００３】上記の不具合に対応するため、例えば欧州
などでは放送信号中に番組識別信号を多重し、この信号
をピデオデッキ等の自動録画可能な機器において監視
し、タイマー予約により記録すべき時間が来ても、前記
記録すべき番組の番組識別信号を受信するまでタイマー
記録を実行せずに遅らせる（シフトさせる）ことによっ
て、前記不完全な形で記録が実行されてしまうという問
題（不具合）を防止する方法が既に実用化されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記の如く、ピデオデ
ッキ等を用いて放送番組をタイマー記録する際、予約し
た番組の前に放送された番組で放送時間の延長等が発生
すると、タイマー記録が希望通りに行われなくなる等の
問題があった。この間題を解決するため、放送信号中に
放送時刻変更情報を挿入する手法も考えられるが、放送
設備変更等（の設備投資）が必要となり、またタイマー
記録を行う装置も、その方式に対応したものを用いる必
要があり、現実的ではない。

【０００５】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
放送設備やタイマー記録を行う装置等の変更を行うこと
なく、既に普及したインフラやタイマー記録を行う装置
等を利用し、予約した番組の前に放送された番組で放送
時間の延長等が発生した場合でも、タイマー記録をユー
ザーの希望通りに行うことが可能なタイマー記録自動修
正システム及びその修正方法を提供することを目的とす
るものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明に
よるタイマー記録自動修正システムは、番組識別情報と
放送時刻情報を含む番組情報を、随時更新しつつ格納す
るサーバーと、タイマー記録開始時刻の所定時間前にな
ると、前記サーバーにアクセスしてタイマー予約した番
組に関する前記番組情報をダウンロードし、前記番組情
報に含まれる放送時刻情報に基づいて番組記録動作を制
御するための制御信号を出力する端末装置と、前記端末
装置よりの制御信号に基づいて、前記タイマー予約され
た番組の記録動作を行う記録装置と、前記サーバーと前
記端末装置とを接続するネットワークとを具備したこと
を特徴とする。

【０００７】請求項２に記載の発明によるタイマー記録
自動修正システムは、請求項１に記載のタイマー記録自
動修正システムにおいて、前記サーバーは、番組識別情
報と放送時刻情報を含む前記番組情報を格納する番組情
報格納手段と、前記番組情報格納手段に前記番組情報を
登録または更新する番組情報登録手段と、前記番組情報
格納手段に格納された所定の情報を、ネットワークを介
して所定の端末に送出する通信手段とにより構成され、
前記端末装置は、タイマー予約を行うための予約入力手
段と、前記予約入力手段により入力されたタイマー予約
情報を格納する、予約格納手段と、前記予約格納手段に
格納されたタイマー予約情報中の記録開始時刻の所定時
間前になると、前記ネットワークを介して前記サーバー
にアクセスし、前記タイマー予約した番組に関する前記
番組情報をダウンロードする自動通信手段と、前記自動
通信手段によりダウンロードされた前記番組情報に含ま
れる放送時刻情報に基づいて番組記録動作を制御するた
めの制御信号を出力する番組記録制御手段とにより構成
されることを特徴とする。

【０００８】請求項３に記載の発明によるタイマー記録
自動修正システムは、番組識別情報と放送時刻情報を含
む番組情報を、随時更新しつつ格納するサーバーと、タ
イマー記録開始時刻の所定時間前になると、前記サーバ
ーにアクセスしてタイマー予約した番組に関する前記番
組情報をダウンロードし、前記番組情報に含まれる放送
時刻情報と前記タイマー予約情報とを比較して変更の有
無を判別し、変更有りの場合には前記タイマー予約情報
を前記放送時刻情報に基づいて書き換え、変更無しの場
合には前記タイマー予約情報に基づいて番組記録動作を
制御するための制御信号を出力する端末装置と、前記端
末装置よりの制御信号に基づいて、前記タイマー予約さ
れた番組の記録動作を行う記録装置と、前記サーバーと
前記端末装置とを接続するネットワークとを具備したこ
とを特徴とする。

【０００９】請求項４に記載の発明によるタイマー記録
自動修正システムは、請求項３に記載のタイマー記録自
動修正システムにおいて、前記サーバーは、番組識別情
報と放送時刻情報を含む前記番組情報を格納する番組情
報格納手段と、前記番組情報格納手段に前記番組情報を
登録または更新する番組情報登録手段と、前記番組情報
格納手段に格納された所定の情報を、ネットワークを介
して所定の端末に送出する通信手段とにより構成され、
前記端末装置は、タイマー予約を行うための予約入力手
段と、前記予約入力手段により入力されたタイマー予約
情報を格納する、予約格納手段と、前記予約格納手段に
格納されたタイマー予約情報中の記録開始時刻の所定時
間前になると、前記ネットワークを介して前記サーバー
にアクセスし、前記タイマー予約した番組に関する前記
番組情報をダウンロードする自動通信手段と、前記自動
通信手段によりダウンロードされた前記番組情報に含ま
れる放送時刻情報と前記タイマー予約情報とを比較して
変更の有無を判別し、変更有りの場合には、前記予約格
納手段に格納された前記タイマー予約情報を前記放送時
刻情報に基づいて書き換え、変更無しの場合には、前記
タイマー予約情報に基づいて番組記録動作を制御するた
めの制御信号を出力する番組記録制御手段とにより構成
されることを特徴とする。

【００１０】請求項１から４に記載の発明によれば、所
定ネットワーク上の所定サーバーに放送番組名を識別す
るための番組識別情報と、前記識別情報に対応した番組
の放送時刻情報とを含む番組情報を入力する番組情報登
録手段と、番組情報登録手段にて入力された番組情報を
格納する番組情報格納手段と、番組情報格納手段に格納
された情報を前記ネットワーク上の所定端未に送出する
通信手段とを備え、更に、前記所定ネットワーク上の所
定端末に、所望の時刻に所望の番組を記録するための予
約を入力する予約入力手段と、予約入力手段にて入力さ
れた予約情報を格納する予約格納手段と、予約格納手段
に格納された予約情報を基に、記録開始時刻の所定時間
前になると自動的に前記所定サバーにアクセスし、更に
記録予約した番組に関する放送時刻情報を自動的にダウ
ンロートする自動通信手段と、自動通信手段にてダウン
ロートした放送時刻情報、もしくは予約格納手段に格納
された予約情報と自動通信手段にてダウンロードした放
送時刻情報の双方を基に、実際に記録を開始する時刻と
記録を終了する時刻を算出して、前記算出結果に従い制
御信号を出力する番組記録制御手段と、番組記録制御手
段の出力に従い放送番組の記録を行う記録手段とを備え
たことにより、放送番組の放送時刻に変更が発生した場
合でも自動的にタイマー記録実行時刻を修正することが
可能となる。また、インターネットのような既に存在す
るインフラを活用できるため、サーピス提供側に大きな
設備投資を要求することが無い。さらに、タイマー記録
自動修正システムに既存の記録機器を用いることも可能
となり、サーピスを受ける側の負担を軽減できる。

【００１１】請求項５に記載の発明によるタイマー記録
自動修正システムは、請求項１または３に記載のタイマ
ー記録自動修正システムにおいて、前記端末装置と前記
記録装置とは一体に構成されたことを特徴とする。

【００１２】請求項５に記載の発明によれば、記録装置
にネットワーク端末を一体化することで、予約動作とし
て、従来のＶＴＲと同じＧコード予約方式等が採用でき
るため、予約入力作業の簡略化が可能となる。

【００１３】請求項６に記載の発明によるタイマー記録
自動修正システムは、請求項１または３に記載のタイマ
ー記録自動修正システムにおいて、前記サーバーは、番
組識別情報と放送時刻情報を含む前記番組情報を格納す
る番組情報格納手段と、前記番組情報格納手段に前記番
組情報を登録または更新する番組情報登録手段と、前記
番組情報格納手段に格納された所定の情報を、ネットワ
ークを介して所定の端末に送出する通信手段とにより構
成され、前記端末装置は、タイマー予約情報を格納する
予約格納手段と、前記予約格納手段に格納されたタイマ
ー予約情報中の記録開始時刻の所定時間前になると、前
記ネットワークを介して前記サーバーにアクセスし、前
記タイマー予約した番組に関する前記番組情報をダウン
ロードする自動通信手段と、前記自動通信手段によりダ
ウンロードされた前記番組情報に含まれる放送時刻情報
に基づいて番組記録動作を制御するための制御信号を出
力する番組記録制御手段と、前記記録装置に対して番組
記録動作を制御するための制御信号を前記記録装置に送
信すると共に前記記録装置よりタイマー予約情報を受信
する第１の双方向通信手段とにより構成され、前記記録
装置は、タイマー予約を行うためのタイマー予約情報を
入力する予約入力手段と、前記タイマー予約情報を前記
端末装置に送信すると共に前記端末装置より番組記録動
作を制御するための制御信号を受信する第２の双方向通
信手段と、前記第２の双方向通信手段により受信された
制御信号信号に従い放送番組の記録を行う番組記録手段
とにより構成されることを特徴とする。

【００１４】請求項７に記載の発明によるタイマー記録
自動修正システムは、請求項１または３に記載のタイマ
ー記録自動修正システムにおいて、前記サーバーは、番
組識別情報と放送時刻情報を含む前記番組情報を格納す
る番組情報格納手段と、前記番組情報格納手段に前記番
組情報を登録または更新する番組情報登録手段と、前記
番組情報格納手段に格納された所定の情報を、ネットワ
ークを介して所定の端末に送出する通信手段とにより構
成され、前記端末装置は、タイマー予約情報を格納する
予約格納手段と、前記予約格納手段に格納されたタイマ
ー予約情報中の記録開始時刻の所定時間前になると、前
記ネットワークを介して前記サーバーにアクセスし、前
記タイマー予約した番組に関する前記番組情報をダウン
ロードする自動通信手段と、前記自動通信手段によりダ
ウンロードされた前記番組情報に含まれる放送時刻情報
と前記タイマー予約情報とを比較して変更の有無を判別
し、変更有りの場合には前記予約格納手段に格納された
前記タイマー予約情報を前記放送時刻情報に基づいて書
き換え、変更無しの場合には前記タイマー予約情報に基
づいて番組記録動作を制御するための制御信号を出力す
る番組記録制御手段と、前記記録装置に対して番組記録
動作を制御するための制御信号を前記記録装置に送信す
ると共に前記記録装置よりタイマー予約情報を受信する
第１の双方向通信手段とにより構成され、前記記録装置
は、タイマー予約を行うためのタイマー予約情報を入力
する予約入力手段と、前記タイマー予約情報を前記端末
装置に送信すると共に前記端末装置より番組記録動作を
制御するための制御信号を受信する第２の双方向通信手
段と、前記第２の双方向通信手段により受信された制御
信号信号に従い放送番組の記録を行う番組記録手段とに
より構成されることを特徴とする。

【００１５】請求項６または７に記載の発明によれば、
記録装置とネットワーク端末が別個体であっても前記請
求項５と同様な効果を得ることが可能である。

【００１６】請求項８に記載の発明によるタイマー記録
自動修正システムは、請求項１から６の何れか１に記載
のタイマー記録自動修正システムにおいて、前記ネット
ワーク上のサーバーに対し、前記ネットワークを介して
番組情報の登録または更新を行う番組情報登録端末を前
記ネットワーク上に設けたことを特徴とする。

【００１７】請求項９に記載の発明によるタイマー記録
自動修正システムは、請求項１から７の何れか１に記載
のタイマー記録自動修正システムにおいて、前記サーバ
ーを複数備え、前記サーバーを所定のエリア毎に配置し
たことを特徴とする。

【００１８】請求項８または９に記載の発明によれば、
ある特定の時間に特定のサーバーへのアクセスが集中す
るという本発明の欠点を緩和することが可能となり、各
端末の所定サーバーへ対するアクセス動作が潤滑になる
という効果が得られる。

【００１９】請求項１０に記載の発明によるタイマー記
録自動修正方法は、所望の時刻に所望の番組をタイマー
記録するための、記録予約情報入力操作の後、タイマー
記録開始時刻の所定時間前になると、自動的にネットワ
ーク上の所定のサーバーにアクセスし、前記記録予約し
た番組に関する番組情報をダウンロードし、このダウン
ロードした番組情報と前記記録予約した情報とを比較し
て、変更の有無を判別し、変更有りの場合には、前記記
録予約した情報を前記番組情報に基づいて書き換え、変
更無しの場合には、前記記録予約した情報に基づき番組
記録動作を制御するための制御信号を所定の記録装置に
出力して番組の記録を行うことを特徴とする。

【００２０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は本発明のタイマー記
録自動修正システムの第１の実施の形態を示すブロック
図である。

【００２１】図１において、サーバー１は放送番組名を
織別するための番組識別情報と、この番組識別情報に対
応した番組の放送時刻情報（例えば、放送開始時刻と放
送時間）とを含む番組情報を入力する番組情報登録手段
４（手段１）と、番組情報登録手段４にて入力された番
組情報を格納する番組情報格納手段５（手段２）と、番
組情報格納手段５に格納された情報を所定の端末に送出
する通信手段６（手段３）とにより構成される。

【００２２】また、ネットワーク接続端末３には、所望
の時刻に所望の番組を記録するためのタイーマー予約を
行うための予約入力手段７（手段４）と、予約入力手段
７にて入力された予約情報を格納する予約格納手段８
（手段５）と、タイマー記録開始時刻の所定時間前にな
ると自動的に所定のサーバーにアクセスし、記録予約し
た番組に関する放送時刻情報を自動的にダウンロードす
る自動通信手段１０（手段６）と、予約格納手段８に格
納された予約情報と自動通信手段１０にてダウンロード
した放送時刻情報の双方を基に、実際に記録を開始する
時刻と記録を終了する時刻を算出し、その結果に従い番
組記録動作を制御するための所定信号を、伝送路１４を
介して記録装置１１に出力する番組記録制御手段９（手
段７）とにより構成される。

【００２３】さらに、前記サーバー１を構成する通信手
段６と、前記ネットワーク接続端末３を構成する自動通
信手段１０とはインターネット等から成るネットワーク
２を介して互いに接続されている。

【００２４】ところで、以上のような構成によるタイマ
ー記録自動修正システムの具体例（概念図）の１つを図
２に示す。即ち、サーバー１は放送局１２およびインタ
ーネットホームページ１’に相当し、ネットワーク接続
端末３はパソコン３’に相当し、記録装置１１はＶＴＲ
１１’に相当し、ネットワーク２はインターネット回線
２’にそれぞれ相当する。また、ＶＴＲ１１’は、伝送
路１４’を介してパソコン３’より供給される録画制御
信号に基づいて、放送局１２のアンテナ１３から送信さ
れるテレビジョン放送波１５を受信してユーザー所望の
番組の記録を行うようになっている。

【００２５】さて、図１において、サーバー１を管理す
る側（サーピスを提供する側）では予め、放送番組の番
組識別情報と放送時刻情報を含む番組情報がアップロー
ドされている。そして、この番組情報に変更が生じる
と、即座に番組情報登録手段４より変更情報を入力し
て、番組情報格納手段５の更新を行う。この時、既にサ
ーバーの番組情報格納手段５に保持された番組情報と同
一の番組識別情報を持つ番組情報が入力された場合、サ
ーバー１は番組情報格納手段５に保持された番組情報を
最新のものに書き換える。

【００２６】一方、図１中のネットワーク接続端末３側
（サーピスを受ける側）では、まず前記端末の予約入力
手段７にてタイマー記録予約を行う。すると入力された
予約情報は予約格納手段８に保持される。その後、自動
通信手段１０では予約格納手段８に保持された予約内容
に基づいて、即ち、タイマー記録開始時刻の所定時間前
になると、自動的に前記サーバー１ヘアクセスし、通信
手段６を介して番組情報格納手段５に保持された番組情
報の中から、予約された番組に該当する放送時刻情報を
ダウンロードする。

【００２７】番組記録制御手段９では、このダウンロー
ドされた放送時刻情報（放送開始時刻と放送時間）に基
づき、実際に記録を開始する時刻と記録を終了する時刻
を算出するとともに、この時刻に合わせた番組記録を実
行させるための信号を記録装置１１に伝送路１４を介し
て出力する。これにより、ネットワーク接続端末３側で
は、記録装置による記録を開始する所定時間前、即ち、
自動通信手段１０がサーバー１ヘアクセスした直前の時
間までに、放送局により更新された番組情報（放送時刻
情報）に基づいて、タイマー記録開始および終了の時刻
を一度だけ、自動で変更（修正）することができ、これ
により、タイマー記録をユーザーの希望通りに行うこと
ができる。尚、サーバーの番組情報格納手段５に格納す
る放送時刻情報として、番組放送開始時刻と番組放送終
了時刻の絶対時刻を示す情報を用いることにより、端末
側の番組記録制御手段９にて記録開始時刻と記録終了時
刻を算出する手間を省くことが可能となる。また、自動
通信手段１０により、ダウンロートされた放送時刻情報
に基づいて、予約格納手段８に格納された予約情報を修
正する（書き換える）構成とすることにより、タイマー
記録を実行する所定時間前に、毎回必ず前記サーバー１
にアクセスすることになり、１つの番組の放送時刻変更
が、何度発生しても放送時刻情報（タイマー記録開始お
よび終了の時刻）を、自動で変更（修正）することがで
き、これにより、タイマー記録をユーザーの希望通りに
より正確に（高信頼性を持って）行うことが可能とな
る。さらに、前記伝送路１４としては、今後記録装置の
一般的な付属機能（装置）となることが予想されるＩＥ
ＥＥ１３９４用いても良いし、または現在記録装置の一
般的な付属機能（装置）となっている赤外線リモートコ
ントロール装置をそのまま活用するようにしても良い。

【００２８】ところで、上記の動作フロー、即ち、前記
自動通信手段１０により、ダウンロートされた放送時刻
情報に基づいて、予約格納手段８に格納された予約情報
を修正する（書き換える）構成とした場合におけるネッ
トワーク接続端末３および記録媒体１１の記録動作フロ
ーの一例を図３に示す。以下、図３のフローチャートに
従い、前記図１におけるタイマー記録自動修正システム
の動作について簡単に説明する。

【００２９】ネットワーク接続端末３側（以下、ユーザ
ー側）では、まず前記端末の予約入力手段７にてタイマ
ー予約入力を行う（ステップＳ１）。すると入力された
予約情報（タイマー記録開始時刻および放送時間）は予
約格納手段８に保持される（ステップＳ２）。所定時間
待機した後（ステップＳ３，ステップＳ４，ステップＳ
３，………）、予約格納手段８に保持されたタイマー記
録開始時刻の所定時間前（例えば、Ｔ分前）になると、
前記自動通信手段１０は前記サーバー１ヘアクセスし
（ステップＳ５）、通信手段６を介して番組情報格納手
段５に保持された番組情報の中から予約された番組に該
当する放送時刻情報をダウンロードする（ステップＳ
６）。

【００３０】また、番組記録制御手段９では、このダウ
ンロードされた放送時刻情報と前記予約格納手段８に保
持され予約情報（タイマー記録開始時刻および放送時
間）とを比較して、変更の有無を判定する（ステップＳ
７）。変更有りと判定された場合、前記番組記録制御手
段９は前記予約格納手段８８に保持され予約情報を、前
記サーバー１よりダウンロードされた内容に書き換え
（修正）を行い（ステップＳ８）、前記ステップＳ３へ
進み、前述の処理を繰り返す。

【００３１】一方、前記ステップＳ７で変更無しと判定
された場合には、前記予約格納手段８に保持され予約情
報による時刻、即ちタイマー記録開始時刻まで待機し
（ステップＳ９，ステップＳ１０，ステップＳ９，……
…）、前記タイマー記録開始時刻になったら、この時刻
に合わせた番組記録を実行させるための信号を記録装置
１１に伝送路１４を介して出力して予約記録を開始する
（ステップＳ１０，Ｓ１１）。これにより、タイマー記
録の自動修正が実現される。尚、図１中の記録装置１１
は、伝送路１４を介して供給される、前記番組記録制御
手段９からの制御信号に従って実際の番組記録動作を実
行するが、前記制御信号の伝送路１４として、現在記録
装置の一般的な付属機能（装置）となっている赤外線リ
モートコントロール装置をそのまま活用することも可能
である。

【００３２】図４は本発明のタイマー記録自動修正シス
テムの第２の実施の形態を示すブロック図である。図４
のタイマー記録自動修正システムの第２の実施の形態で
は、構成・作用（動作）の大部分（タイマー記録自動修
正における主要な動作は同一）について、図１のタイマ
ー記録自動修正システムの第１の実施の形態と同様であ
るため、以下、相違点についてのみを説明する。

【００３３】図４における番組記録機能内蔵端末１６
は、図１中の記録装置１１とネットワーク接続端未３を
一体型としたものである。既述したように、前記ネット
ワーク接続端未３として、例えば、前記図２に示すパソ
コン３’が考えられる。この場合、予約入力手段７より
タイマー予約入力を行う際、パソコン３’のキーボード
を用いて行うことになるが、仮に、対話形式によるマン
マシンインターフェースに優れた入力プログラムがパソ
コン３’にインストールされていたとしても、パソコン
（キーボード）を使い慣れていない者にとっては多少な
りとも負担となることは否めない。そこで、このような
一体型の構成とすることにより、予約入力手段４の入力
作業を、ＶＴＲ等における通常のタイマー予約と同一の
作業で行うことが可能となり、操作の簡略化・容易化が
図れるといった、前記第１の実施の形態にはない作用・
効果が得られる。

【００３４】図５は本発明のタイマー記録自動修正シス
テムの第３の実施の形態を示すブロック図である。図５
のタイマー記録自動修正システムの第３の実施の形態に
おいても、構成・作用（動作）の大部分（タイマー記録
自動修正における主要な動作は同一）について、図１の
タイマー記録自動修正システムの第１の実施の形態と同
様であるため、以下、第２の実施の形態と同様に相違点
についてのみを説明する。

【００３５】図５における記録装置２０は、ネットワー
ク接続端未１８との間で、伝送路１４’を介して双方向
通信を行うための双方向通信手段２３と、所望の時刻に
所望の番組を記録するためのタイマー予約を入力する予
約入力手段２１と、前記予約入力手段２１より入力され
た予約情報を双方向通信手段２３を介してネットワーク
接続端未１８へ転送する予約転送手段２２と、双方向通
信手段２３を介して前記ネットワーク接続端末１８より
送信された信号に従い放送番組の記録を行う番組記録手
段２４とで構成されている。

【００３６】また、ネットワーク接続端末１８は、前記
記録装置２０との間で、伝送路１４’を介して双方向通
信を行うための双方向通信手段１９と、双方向通信手段
１９を介して入力された予約情報を格納する予約格納手
段８と、タイマー記録開始時刻の所定時間前になると、
自動的に前記所定のサーバー１にアクセスし、記録予約
した番組に関する放送時刻情報を自動的にダウンロード
する自動通信手段１０と、予約格納手段８に格納された
予約情報と自動通信手段１０にてダウンロードした放送
時刻情報の双方を基に、実際に記録を開始する時刻と記
録を終了する時刻を算出し、前記算出結果に従い所定の
制御信号を双方向通信手段１９を介して前記記録装置２
０へ出力する番組記録制御手段１７とで構成されてい
る。

【００３７】上記構成（本発明の実施の形態）は、例え
ば、前記第１の発明の実施の形態の概念図である図２に
おけるパソコン３’およびＶＴＲ１１’にそれぞれ双方
向の通信機能を持たせたものと略等しいものであり、こ
れによれば、前記第２の発明の実施の形態と異なった構
成により、前記第２の発明の実施の形態と同様の作用・
効果、即ち、予約入力手段２１の入力作業がＶＴＲにお
ける通常タイマー予約と同一の作業で行うことが可能と
なり、操作の簡略化・容易化が図れる。尚、前記伝送路
１４’としては、前記第１の発明の実施の形態の場合と
同様、今後記録装置の一般的な付属機能（装置）となる
ことが予想されるＩＥＥＥ１３９４または現在記録装置
の一般的な付属機能（装置）となっている赤外線リモー
トコントロール装置を活用することも可能である。

【００３８】図６は本発明のタイマー記録自動修正シス
テムの第４の実施の形態を示すブロック図である。図６
における発明の実施の形態では、前記第１の実施の形
態，第２の実施の形態，並びに第３の実施の形態におけ
るサーバー１が、ネットワーク２上の番組情報登録端未
２６と、前記ネットワーク２上の複数の番組情報サーバ
ー２５とで構成されたものである。

【００３９】また、前記番組情報登録端未２６は、放送
番組名を織別するための番組識別情報と、前記番組識別
情報に対応した番組の放送時刻情報とを含む番組情報を
入力する番組情報登録手段４と、番組情報登録手段４よ
り入力された番組情報を前記複数の番組情報サーバー２
５に送出する通信手段２９とで構成される。

【００４０】そして、前記複数の番組情報サーバー２５
の各々は、番組情報を格納する番組情報格納手段５と、
前記番組情報登録端末２６から受け取った番組情報を、
前記番組情報格納手段５に供給すると共に、前記ネット
ワーク２に接続された、前記ネットワーク接続端末３，
番組記録機能内蔵端末１６，またはネットワーク接続端
末１８からの要求に対し、前記番組情報格納手段５に格
納された番組情報を送出する通信手段３０とで構成さ
れ、さらに前記番組情報サーバー２５は、例えば所定の
サーピスエリア毎に１個ずつ配置されて構成されてい
る。

【００４１】以上の構成において、例えば、番組の放送
時刻等の変更が発生した場合、前記第１，第２，並びに
第３の実施の形態では、放送局の更新担当者がサーバー
１に直接更新された番組情報を入力していた。これに対
し、本実施の形態によれば、ネットワーク２上に接続さ
れた番組情報登録端末２６から更新された番組情報を入
力し、ネットワーク２を介して番組情報サーバー２５の
番組情報格納手段５に格納された番組情報を更新するこ
とができる。このため、パソコンと通信ソフトさえ有れ
ば、サーバーの登録内容の更新設備を備えた場所以外で
も、例えば前記放送局の更新担当者の机の上からでも容
易に番組情報の更新が可能となる。

【００４２】さらに、所定サーピスエリア内の前記各端
未が、タイマー記録自動修正を行うためにアクセスする
対象となる番組情報サーバー２５を、同一エリアに配置
されたサーバーに限定することで、ある特定の時間に特
定のサーバーヘのアクセスが集中する事態を緩和できる
と共に、前記同一エリアの設定を、同一の放送局からの
放送波が受信可能なエリアに設定することにより、前記
番組情報サーバー２５は、全国のテレビジョン放送の番
組情報を持つ必要がなくなり、特定のエリアにおける番
組情報のみを持てば良く、サーバーの負荷を低減するこ
とができる。また、サーバーの数を前記分割されたサー
ピスエリアの数のみによって決定するのではなく、受け
持つ端未数を考慮して決定するようにしても良い。尚、
前記番組情報登録端末２６は複数であっても勿論よい。

【００４３】次に、前記タイマー記録自動修正システム
の第４の実施の形態の応用例について図７を参照して説
明を行う。図７は本発明のタイマー記録自動修正システ
ムの第４の実施の形態における応用例の１つを示すブロ
ック図である。

【００４４】図７におけるタイマー記録自動修正システ
ムは、同図から明らかなように、図６における各番組情
報サーバー２５に、番組情報格納手段５に格納された各
番組情報へのアクセス数を計測するためのアクセス数計
測手段３１を加え、番組情報登録端末２６に、前記各番
組情報サーバー２５から転送された各番組毎のアクセス
数を集計するアクセス数集計手段３２を加えた構成とな
っている。

【００４５】即ち、図７における各番組情報サーバー２
７は、番組情報格納手段５に格納された各番組情報がア
クセスされる度に、各番組情報毎のアクセス数を計測
し、通信手段３０および通信手段２９を介して番組情報
登録端末２８へ転送するアクセス数計測手段３１を備
え、さらに、番組情報登録端末２８は、各番組情報サー
バーから転送された各番組毎のアクセスを集計するアク
セス数集計手段３２を備えた構成となっている。

【００４６】以上の構成により、番組情報登録端末２８
では全サーピスエリアにおいて各番組のタイマー記録比
率が把握できる。つまり、各番組毎のアクセス数から同
時刻に放送された番組の総アクセス数を求め、両者の比
を算出することで前記タイマー記録比率か得られる。こ
れにより、オンエア視聴のみで算出する従来の視聴率と
は異なった視点から視聴動向を把握することが可能とな
る。

【００４７】図８は前記番組情報を、ＷＷＷブラウザに
より表示させた場合の一例を示した図である。

【００４８】前記第１から第４の実施の形態中で使用さ
れるサーバーを、ＷＷＷサーバーとし、更に各サーバー
内に格納する番粗識別情報と放送時刻情報とを文字列情
報として格納することにより、一般に普及しているＷＷ
Ｗブラウザにより、放送番組の変更情報を、図８で示し
た如くに確認することが可能となる。従って、既述した
本発明における、各種の端末装置または記録装置を持た
ない人に対しても、放送時刻変更情報の提供という限定
的なサーピスが可能となる。

【００４９】ところで、前記図８では番組識別情報とし
て番組タイトル名を用いたが、タイトル名（カナ文字、
漠字、アルファペツト等）では、前記既述した本発明に
おける、各種の端未装置が番組を認識するのが困難とな
る。このため、タイトル名の代わりに放送チヤンネル番
号で、変更前の放送時刻を数字でそれぞれ記載し、前記
既述した本発明における各種の端未装置が、これらの番
組情報を自動検索する場合には、前述のチャンネル番号
と変更前放送時刻を基に番組識別を行うようにしてもよ
い。

【００５０】

【発明の効果】請求項１から４に記載の発明によれば、
放送番組の放送時刻に変更が発生した場合でも、自動的
にタイマー記録実行時刻を修正することが可能となる。
また、インターネットのような既に存在するインフラを
活用できるため、サーピス提供側に大きな設備投資を要
求することが無い。さらに、タイマー記録自動修正シス
テムに既存の記録機器を用いることも可能となり、サー
ピスを受ける側の負担を軽減できる。

【００５１】請求項５に記載の発明によれば、記録装置
にネットワーク端末を一体化することで、予約動作とし
て、従来のＶＴＲと同じＧコード予約方式等が採用でき
るため、予約入力作業の簡略化が可能となる。

【００５２】請求項６または７に記載の発明によれば、
記録装置とネットワーク端末が別個体であっても前記請
求項５と同様な効果を得ることが可能である。

【００５３】請求項８または９に記載の発明によれば、
ある特定の時間に特定のサーバーへのアクセスが集中す
るという本発明の欠点を緩和することが可能となり、各
端末の所定サーバーへ対するアクセス動作が潤滑になる
という効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のタイマー記録自動修正システムの第１
の実施の形態を示すブロック図である。

【図２】タイマー記録自動修正システムの具体例を示す
図である。

【図３】ネットワーク接続端末および記録媒体の記録動
作の一例を示すフローチャートである。

【図４】本発明のタイマー記録自動修正システムの第２
の実施の形態を示すブロック図である。

【図５】本発明のタイマー記録自動修正システムの第３
の実施の形態を示すブロック図である。

【図６】本発明のタイマー記録自動修正システムの第４
の実施の形態を示すブロック図である。

【図７】本発明のタイマー記録自動修正システムの前記
第４の実施の形態における応用例の１つを示すブロック
図である。

【図８】番組情報をＷＷＷブラウザにより表示させた場
合の一例を示した図である。

【符号の説明】

１ …サーバー ２ …ネットワーク ３ …ネットワーク接続端末 ４ …番組情報登録手段 ５ …番組情報格納手段 ６ …通信手段 ７ …予約入力手段 ８ …予約格納手段 ９ …番組記録制御手段 １０…自動通信手段 １１…記録装置 １４…伝送路

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】番組識別情報と放送時刻情報を含む番組情
   報を、随時更新しつつ格納するサーバーと、 タイマー記録開始時刻の所定時間前になると、前記サー
   バーにアクセスしてタイマー予約した番組に関する前記
   番組情報をダウンロードし、前記番組情報に含まれる放
   送時刻情報に基づいて番組記録動作を制御するための制
   御信号を出力する端末装置と、 前記端末装置よりの制御信号に基づいて、前記タイマー
   予約された番組の記録動作を行う記録装置と、 前記サーバーと前記端末装置とを接続するネットワーク
   とを具備したことを特徴とするタイマー記録自動修正シ
   ステム。
2. 【請求項２】前記サーバーは、 番組識別情報と放送時刻情報を含む前記番組情報を格納
   する番組情報格納手段と、 前記番組情報格納手段に前記番組情報を登録または更新
   する番組情報登録手段と、 前記番組情報格納手段に格納された所定の情報を、ネッ
   トワークを介して所定の端末に送出する通信手段とによ
   り構成され、 前記端末装置は、 タイマー予約を行うための予約入力手段と、 前記予約入力手段により入力されたタイマー予約情報を
   格納する、予約格納手段と、 前記予約格納手段に格納されたタイマー予約情報中の記
   録開始時刻の所定時間前になると、前記ネットワークを
   介して前記サーバーにアクセスし、前記タイマー予約し
   た番組に関する前記番組情報をダウンロードする自動通
   信手段と、 前記自動通信手段によりダウンロードされた前記番組情
   報に含まれる放送時刻情報に基づいて番組記録動作を制
   御するための制御信号を出力する番組記録制御手段とに
   より構成されることを特徴とする請求項１に記載のタイ
   マー記録自動修正システム。
3. 【請求項３】番組識別情報と放送時刻情報を含む番組情
   報を、随時更新しつつ格納するサーバーと、 タイマー記録開始時刻の所定時間前になると、前記サー
   バーにアクセスしてタイマー予約した番組に関する前記
   番組情報をダウンロードし、前記番組情報に含まれる放
   送時刻情報と前記タイマー予約情報とを比較して変更の
   有無を判別し、変更有りの場合には前記タイマー予約情
   報を前記放送時刻情報に基づいて書き換え、変更無しの
   場合には前記タイマー予約情報に基づいて番組記録動作
   を制御するための制御信号を出力する端末装置と、 前記端末装置よりの制御信号に基づいて、前記タイマー
   予約された番組の記録動作を行う記録装置と、 前記サーバーと前記端末装置とを接続するネットワーク
   とを具備したことを特徴とするタイマー記録自動修正シ
   ステム。
4. 【請求項４】前記サーバーは、 番組識別情報と放送時刻情報を含む前記番組情報を格納
   する番組情報格納手段と、 前記番組情報格納手段に前記番組情報を登録または更新
   する番組情報登録手段と、 前記番組情報格納手段に格納された所定の情報を、ネッ
   トワークを介して所定の端末に送出する通信手段とによ
   り構成され、 前記端末装置は、 タイマー予約を行うための予約入力手段と、 前記予約入力手段により入力されたタイマー予約情報を
   格納する、予約格納手段と、 前記予約格納手段に格納されたタイマー予約情報中の記
   録開始時刻の所定時間前になると、前記ネットワークを
   介して前記サーバーにアクセスし、前記タイマー予約し
   た番組に関する前記番組情報をダウンロードする自動通
   信手段と、 前記自動通信手段によりダウンロードされた前記番組情
   報に含まれる放送時刻情報と前記タイマー予約情報とを
   比較して変更の有無を判別し、変更有りの場合には前記
   予約格納手段に格納された前記タイマー予約情報を前記
   放送時刻情報に基づいて書き換え、変更無しの場合には
   前記タイマー予約情報に基づいて番組記録動作を制御す
   るための制御信号を出力する番組記録制御手段とにより
   構成されることを特徴とする請求項３に記載のタイマー
   記録自動修正システム。
5. 【請求項５】前記端末装置と前記記録装置とが一体に構
   成されたことを特徴とする請求項１または３に記載のタ
   イマー記録自動修正システム。
6. 【請求項６】前記サーバーは、 番組識別情報と放送時刻情報を含む前記番組情報を格納
   する番組情報格納手段と、 前記番組情報格納手段に前記番組情報を登録または更新
   する番組情報登録手段と、 前記番組情報格納手段に格納された所定の情報を、ネッ
   トワークを介して所定の端末に送出する通信手段とによ
   り構成され、 前記端末装置は、 タイマー予約情報を格納する予約格納手段と、 前記予約格納手段に格納されたタイマー予約情報中の記
   録開始時刻の所定時間前になると、前記ネットワークを
   介して前記サーバーにアクセスし、前記タイマー予約し
   た番組に関する前記番組情報をダウンロードする自動通
   信手段と、 前記自動通信手段によりダウンロードされた前記番組情
   報に含まれる放送時刻情報に基づいて番組記録動作を制
   御するための制御信号を出力する番組記録制御手段と、 前記記録装置に対して番組記録動作を制御するための制
   御信号を前記記録装置に送信すると共に前記記録装置よ
   りタイマー予約情報を受信する第１の双方向通信手段と
   により構成され、 前記記録装置は、 タイマー予約を行うためのタイマー予約情報を入力する
   予約入力手段と、 前記タイマー予約情報を前記端末装置に送信すると共に
   前記端末装置より番組記録動作を制御するための制御信
   号を受信する第２の双方向通信手段と、 前記第２の双方向通信手段により受信された制御信号信
   号に従い放送番組の記録を行う番組記録手段とにより構
   成されることを特徴とする請求項１または３に記載のタ
   イマー記録自動修正システム。
7. 【請求項７】前記サーバーは、 番組識別情報と放送時刻情報を含む前記番組情報を格納
   する番組情報格納手段と、 前記番組情報格納手段に前記番組情報を登録または更新
   する番組情報登録手段と、 前記番組情報格納手段に格納された所定の情報を、ネッ
   トワークを介して所定の端末に送出する通信手段とによ
   り構成され、 前記端末装置は、 タイマー予約情報を格納する予約格納手段と、 前記予約格納手段に格納されたタイマー予約情報中の記
   録開始時刻の所定時間前になると、前記ネットワークを
   介して前記サーバーにアクセスし、前記タイマー予約し
   た番組に関する前記番組情報をダウンロードする自動通
   信手段と、 前記自動通信手段によりダウンロードされた前記番組情
   報に含まれる放送時刻情報と前記タイマー予約情報とを
   比較して変更の有無を判別し、変更有りの場合には前記
   予約格納手段に格納された前記タイマー予約情報を前記
   放送時刻情報に基づいて書き換え、変更無しの場合には
   前記タイマー予約情報に基づいて番組記録動作を制御す
   るための制御信号を出力する番組記録制御手段と、 前記記録装置に対して番組記録動作を制御するための制
   御信号を前記記録装置に送信すると共に前記記録装置よ
   りタイマー予約情報を受信する第１の双方向通信手段と
   により構成され、 前記記録装置は、 タイマー予約を行うためのタイマー予約情報を入力する
   予約入力手段と、 前記タイマー予約情報を前記端末装置に送信すると共に
   前記端末装置より番組記録動作を制御するための制御信
   号を受信する第２の双方向通信手段と、 前記第２の双方向通信手段により受信された制御信号信
   号に従い放送番組の記録を行う番組記録手段とにより構
   成されることを特徴とする請求項１または３に記載のタ
   イマー記録自動修正システム。
8. 【請求項８】前記ネットワーク上のサーバーに対し、前
   記ネットワークを介して番組情報の登録または更新を行
   う番組情報登録端末を前記ネットワーク上に設けたこと
   を特徴とする請求項１から６の何れか１に記載のタイマ
   ー記録自動修正システム。
9. 【請求項９】前記サーバーを複数備え、前記サーバーを
   所定のエリア毎に配置したことを特徴とする請求項１か
   ら７の何れか１に記載のタイマー記録自動修正システ
   ム。
10. 【請求項１０】所望の時刻に所望の番組をタイマー記録
    するための、記録予約情報入力操作の後、タイマー記録
    開始時刻の所定時間前になると、自動的にネットワーク
    上の所定のサーバーにアクセスし、前記記録予約した番
    組に関する番組情報をダウンロードし、このダウンロー
    ドした番組情報と前記記録予約した情報とを比較して変
    更の有無を判別し、変更有りの場合には前記記録予約し
    た情報を前記番組情報に基づいて書き換え、変更無しの
    場合には前記記録予約した情報に基づき番組記録動作を
    制御するための制御信号を所定の記録装置に出力して番
    組の記録を行うことを特徴とするタイマー記録自動修正
    方法。