JPH08149428A - 送信装置および受信装置 - Google Patents

送信装置および受信装置

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JPH08149428A
JPH08149428A JP28767394A JP28767394A JPH08149428A JP H08149428 A JPH08149428 A JP H08149428A JP 28767394 A JP28767394 A JP 28767394A JP 28767394 A JP28767394 A JP 28767394A JP H08149428 A JPH08149428 A JP H08149428A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 IEEE−P1394に準拠した伝送路を用
いて、MPEGのトランスポートストリームを正確に伝
送する。 【構成】 P1394インターフェイス4において、ト
ランスポートストリームがパケットにされ、IEEE−
P1394に準拠した伝送路に出力される。一方、PC
R検出回路5では、MPEGのトランスポートストリー
ムからPCRが検出され、シンクタイム付与回路3で、
それが検出されたタイミングにおける絶対時刻がパケッ
トに付加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MPEGのトランスポ
ートストリームを、IEEE−P1394に準拠した伝
送路を介して伝送する場合に用いて好適な送信装置、並
びに受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEG(Moving Picture Experts Gro
up)には、良く用いられるものとして、例えばMPEG
1とMPEG2とがある。MPEG1システムでは、上
限はあるが、任意の数のビデオ、オーディオなどの個別
の符号化ストリームを多重化して、1組のプログラムと
して1本化したストリームとしてのプログラムストリー
ムが構成されるようになされている。
【0003】また、MPEG2システムには、上述した
MPEG1システムと同様にプログラムストリームを構
成する方式のものと、複数のプログラムを1本のストリ
ームとしてのトランスポートストリームとする方式のも
のとがある。
【0004】ところで、MPEG2システムの送信側に
おいては、トランスポートストリーム中に、一定間隔で
PCR(Program Clock Reference)が挿入される。こ
のPCRは、受信側、即ちビデオとオーディオの復号器
を含むMPEGシステム復号器において、時刻基準とな
るSTC(System Time Clock)(基準となる同期情
報)の値を送信側(符号器側)で意図した値にセット、
校正するための情報であるので、受信側におけるトラン
スポートストリーム中の各PCRの再生タイミングは、
送信側における各PCRの挿入タイミングと対応してい
る必要がある。
【0005】即ち、例えば、送信側において、PCR
が、時刻t1,t2,t3,・・・に挿入された場合
に、受信側において、最初のPCRが、時刻t1+αに
再生されたときには、以降のPCRは、時刻t2+α,
t3+α,・・・に再生する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジッタ
が予測不可能な伝送路、あるいはジッタの吸収が不可能
な伝送路としての、例えばIEEE−P1394に準拠
した伝送路などを介してMPEG(MPEG2)のトラ
ンスポートストリームを伝送する場合には、受信側にお
いて、上述したようなPCRを再生すべきタイミング
で、その再生を行うことが困難であったため、トランス
ポートストリームの正確な伝送も困難であった。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、PCRを、本来再生すべきタイミングで
再生することができるようにし、これによりIEEE−
P1394に準拠した伝送路を介して、MPEGのトラ
ンスポートストリームを正確に伝送することができるよ
うにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の送信装置は、I
EEE−P1394に準拠した伝送路を介して、MPE
G(Moving Picture Experts Group)のトランスポート
ストリームを送信する送信装置であって、トランスポー
トストリームをパケットにし、伝送路に出力するパケッ
ト化手段(例えば、図1に示すP1394インターフェ
イス4など)と、トランスポートストリームからPCR
(Program Clock Reference)を検出する第1のPCR
検出手段(例えば、図1に示すPCR検出回路5など)
と、絶対時刻を計時する計時手段(例えば、図1に示す
サイクルタイマ7など)と、PCR検出手段によりPC
Rが検出されたタイミングにおける絶対時刻をパケット
に付加する付加手段(例えば、図1に示すシンクタイム
付与回路3など)とを備えることを特徴とする。
【0009】計時手段は、IEEE−P1394のサイ
クルタイマとすることができる。また、パケット化手段
には、IEEE−P1394で規定される125μsの
間に入力されるトランスポートストリームを、1つのパ
ケットにさせることができる。さらに、付加手段には、
IEEE−P1394で規定される125μsの間に、
パケット化手段に入力されるトランスポートストリーム
の中に、複数のPCRが存在する場合、各PCRに対応
する絶対時刻をパケットに付加させることができる。
【0010】本発明の受信装置は、請求項1乃至4のい
ずれかに記載の送信装置から、IEEE−P1394に
準拠した伝送路を介して送信されてきたパケットを受信
する受信装置であって、パケットを、トランスポートス
トリームに変換する変換手段(例えば、図3に示すP1
394インターフェイス11など)と、変換手段から出
力されるトランスポートストリームからPCRを検出す
る第2のPCR検出手段(例えば、図3に示すPCR検
出回路20など)と、第2のPCR検出手段により検出
されたPCRに基づいて、クロックを生成する生成手段
(例えば、図3に示すPLL回路23など)と、変換手
段から出力されるトランスポートストリームから、絶対
時刻を検出する絶対時刻検出手段(例えば、図3に示す
シンクタイム検出回路14など)と、絶対時刻検出手段
により検出された絶対時刻に対応するタイミングで、第
2のPCR検出手段により検出されたPCRを、生成手
段に供給する供給手段(例えば、図3に示す比較回路1
7およびラッチ回路19など)とを備えることを特徴と
する。
【0011】
【作用】本発明の送信装置においては、トランスポート
ストリームがパケットにされ、IEEE−P1394に
準拠した伝送路に出力される。一方、MPEGのトラン
スポートストリームからPCRが検出され、それが検出
されたタイミングにおける絶対時刻がパケットに付加さ
れる。従って、受信側では、パケットに付加された絶対
時刻を参照することにより、PCRを本来再生すべきタ
イミングで再生することができるので、IEEE−P1
394に準拠した伝送路を用いて、トランスポートスト
リームを正確に伝送することが可能となる。
【0012】本発明の受信装置においては、IEEE−
P1394に準拠した伝送路を介して送信されてきたパ
ケットがトランスポートストリームに変換され、そのト
ランスポートストリームからPCRが検出される。PL
L回路23では、検出されたPCRに基づいて、クロッ
クが生成される。さらに、トランスポートストリームか
らは、絶対時刻が検出され、その絶対時刻に対応するタ
イミングで、検出されたPCRがPLL回路23に供給
される。従って、PCRが本来再生すべきタイミングで
再生されるので、PLL回路23が生成するクロック
は、送信側のクロックにロックしたものとなる。その結
果、IEEE−P1394に準拠した伝送路を介して、
トランスポートストリームを正確に受信することが可能
となる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の送信装置の一実施例の構成
を示している。図示せぬ符号器で符号化された、例えば
4MbpsのMPEGトランスポートストリームは、シ
リアル/パラレル変換器1およびPCR検出回路5に供
給されるようになされている。また、シリアル/パラレ
ル変換器1およびPCR検出回路5には、4MHzのク
ロックも供給されるようになされている。なお、この4
MHzのクロックは、シリアル/パラレル変換器1およ
びPCR検出回路5の他、カウンタ8にも供給されるよ
うになされている。
【0014】シリアル/パラレル変換器1は、4MHz
のクロックに同期して、シリアルデータとしてのトラン
スポートストリームを、例えば32ビットのパラレルデ
ータとしてのトランスポートストリームに変換し、FI
FO(First In First Out)メモリ2に供給するように
なされている。FIFOメモリ2は、シリアル/パラレ
ル変換器1からのトランスポートストリームを一時記憶
し、シンクタイム付与回路3から読み出し要求信号が供
給されると、記憶しているトランスポートストリームを
シンクタイム付与回路3に出力するようになされてい
る。
【0015】シンクタイム付与回路3は、P1394イ
ンターフェイス4からの読み出し要求信号に対応して、
FIFOメモリ2からトランスポートストリームを読み
出し、P1394インターフェイス4に供給するように
なされている。P1394インターフェイス4は、32
ビットのパラレルデータとされたトランスポートストリ
ームを、IEEE−P1394(以下、適宜、P139
4と略す)のクロックで規定される125μs単位でパ
ケットにし、即ち125μsの間に、そこに入力される
トランスポートストリームを1パケットとし、P139
4に準拠した伝送路(以下、適宜、P1394伝送路と
いう)に出力するようになされている。
【0016】PCR検出回路5は、そこに入力される4
MHzのクロックに同期して動作し、トランスポートス
トリームからPCRを検出するようになされている。P
CR検出回路5は、PCRを検出すると、ラッチ回路6
に検出信号を出力するようになされている。ラッチ回路
6は、PCR検出回路5から検出信号を受信すると、サ
イクルタイマ7が出力している絶対時刻を、シンクタイ
ム(Sync Time)としてラッチし、シンクタイム付与回
路3に出力するようになされている。なお、シンクタイ
ム付与回路3は、ラッチ回路6からシンクタイムを受信
すると、そのシンクタイムをP1394インターフェイ
ス4に出力し、これによりトランスポートストリームか
らPCRが検出されたタイミングにおける絶対時刻(シ
ンクタイム)をパケットに付加(付与)するようになさ
れている。
【0017】サイクルタイマ7は、装置の電源がオンに
されると、絶対時刻の計時を開始するようになされてい
る。このサイクルタイマ7が計時する絶対時刻は、ラッ
チ回路6に出力されるようになされている。なお、サイ
クルタイマ7は、例えば24.576MHzのクロック
に同期して、絶対時刻を計時するようになされている。
【0018】ここで、図1の送信装置と、P1394伝
送路を介して接続される装置は、このサイクルタイマ7
に相当するブロックを有しており、いずれも電源がオン
にされると、絶対時刻の計時を開始するようになされて
いる。そして、各装置は、他の装置とのリンクを確立す
るにあたって、親を決めるようになされており、親が決
まると、その親が計時する絶対時刻に、自身が計時する
絶対時刻を同期させるようになされている。即ち、P1
394で定義されている、ネットワーク全体のサイクル
タイマを調節するノードであるサイクルマスタ(Cycle
Master)が、125μsごとに、そのサイクルマスタ内
部のサイクルタイマの値が記述されているサイクルスタ
ートパケットをブロードキャストし、各ノードが、これ
を受信し、それぞれのサイクルタイマを、サイクルマス
タ内部のサイクルタイマの値に更新するようになされて
いる。従って、図1の送信装置を構成するサイクルタイ
マ7と、後述する図3に示す受信装置を構成するサイク
ルタイマ18とは、同一の絶対時刻を計時するようにな
されている。
【0019】カウンタ8は、4MHzのクロックが、8
クロック入力されると、そのカウント値を1だけインク
リメントし、P1394インターフェイス4に出力する
ようになされている。なお、P1394インターフェイ
ス4は、125μsごとに1パケットを作成すると、リ
セット信号をカウンタ8に出力するとともに、そのとき
カウンタ8が出力しているカウント値を、パケット長と
して、P1394伝送路に出力するパケットの先頭に付
加するようになされている。また、カウンタ8は、P1
394インターフェイス4からリセット信号を受信する
と、そのカウント値を0にリセットするようになされて
いる。カウント値は、4MHzのクロックが、8クロッ
ク入力されると1だけインクリメントされるから、パケ
ット長をバイト単位で表すものとなる。
【0020】次に、図2のタイミングチャートを参照し
て、その動作について説明する。シリアル/パラレル変
換器1に、シリアルデータであるトランスポートストリ
ームが入力されると、そこで32ビットのパラレルデー
タに変換され、FIFOメモリ2に書き込まれる。FI
FOメモリ2に書き込まれたトランスポートストリーム
は、シンクタイム付与回路3を介して、P1394イン
ターフェイス4に供給される。P1394インターフェ
イス4では、32ビットのパラレルデータとされたトラ
ンスポートストリームが、125μs単位でパケット化
される。そして、そのパケットに、カウンタ8が出力す
るパケット長が付加され、P1394伝送路に出力され
る。
【0021】即ち、図2に示すように、周期T1に、F
IFOメモリ2に書き込まれたトランスポートストリー
ムは、次の周期T2に、パケットP1として送信され、
周期T2に、FIFOメモリ2に書き込まれたトランス
ポートストリームは、次の周期T3に、パケットP2と
して送信される。
【0022】ここで、トランスポートストリームには、
前述したように、定期的にPCRが挿入されている。ま
た、パラレルデータとされた32ビットのデータは1ク
アドレットと呼ばれるが、PCRは、2クアドレットに
渡って記述されている。
【0023】また、125μsの間には、4Mbpsの
トランスポートストリームは、P1394インターフェ
イス4に対して500ビット入力されるから、1パケッ
トは、15または16クアドレットで構成されることに
なる。
【0024】PCR検出回路5は、トランスポートスト
リームからPCRを検出し、検出信号をラッチ回路6に
出力する。ラッチ回路6は、検出信号を受信すると、サ
イクルタイマ回路7が出力している絶対時刻をラッチす
る。従って、ラッチ回路7には、PCRの先頭のタイミ
ングにおける、P1394で規定される絶対時刻がラッ
チされることになる。この絶対時刻は、シンクタイムと
して、ラッチ回路6からシンクタイム付与回路3に出力
され、P1394インターフェイス4が出力するパケッ
トに付加される。
【0025】即ち、例えば図2に示すように、周期T1
の間に挿入されたPCR(図中、斜線を付してある部
分)の先頭(始まり)位置に対応する絶対時刻が、シン
クタイムとしてパケットP1に含められる。
【0026】従って、P1394伝送路におけるジッタ
が予測不可能なものであっても、あるいはそのジッタが
吸収不可能なものであっても、受信側(受信装置)で
は、シンクタイムが示す時刻に基づいて、PCRを再生
することにより、送信装置と同期したクロックを生成す
ることが可能となる。
【0027】なお、トランスポートストリームは、前述
したように、複数のプログラムが1本のストリームとさ
れたものであるから、ある125μsの周期中に、1つ
ではなく、複数のプログラムのPCRが挿入されている
場合がある。このような場合には、そのすべての先頭位
置を表す絶対時刻が、シンクタイムとしてパケットに付
加される。
【0028】次に、図3は、図1に示した送信装置か
ら、P1394伝送路を介して伝送されてくるパケット
を受信する受信装置の構成例を示している。P1394
インターフェイス11は、P1394伝送路を介して受
信されたパケットを、32ビットパラレルデータに変換
するようになされている。このデータは、書き込み信号
とともに、FIFOメモリ12、シンクタイム検出回路
14、およびPCR検出回路20に供給されるようにな
されている。
【0029】FIFOメモリ12は、P1394インタ
ーフェイス11から、書き込み信号とともにデータを受
信すると、そのデータを一時記憶するようになされてい
る。そして、FIFOメモリ12は、パラレル/シリア
ル変換器13から読み出し信号を受信すると、記憶して
いるデータをパラレル/シリアル変換器13に出力する
ようになされている。
【0030】パラレル/シリアル変換器13は、PLL
回路23が出力する4MHzのクロックに同期して、F
IFOメモリ12から読み出したデータである32ビッ
トパラレルデータとしてのトランスポートストリーム
を、シリアルデータとしてのトランスポートストリーム
に変換し、図示せぬMPEG復号器に出力するようにな
されている。
【0031】シンクタイム検出回路14は、P1394
インターフェイス11より、書き込み信号とともに供給
されるデータからシンクタイムを検出し、加算回路15
に出力するようになされている。加算回路15には、シ
ンクタイム検出回路14からシンクタイムが供給される
他、ディレイ記憶回路16に記憶された遅延時間(ディ
レイ)が供給されるようになされており、加算回路15
は、シンクタイムと遅延時間とを加算し、比較回路17
に出力するようになされている。
【0032】なお、ディレイ記憶回路16が記憶してい
る遅延時間は、P1394伝送路における遅れと、受信
装置における処理による遅れとを加算した時間より幾分
長い時間である、例えば数100ms程度とされてい
る。
【0033】サイクルタイマ18は、図1に示した送信
装置のサイクルタイマ7と同様に交際されており、従っ
て絶対時刻を出力している。比較回路17は、加算回路
15の出力と、サイクルタイマ18の出力とを比較し、
両者が一致したとき、一致信号をラッチ回路19に出力
するようになされている。ラッチ回路19は、PCR検
出回路20の出力をラッチし、比較回路17から一致信
号を受信すると、ラッチしている値を減算回路21に出
力するようになされている。
【0034】PCR検出回路20は、P1394インタ
ーフェイス11より、書き込み信号とともに供給される
データからPCRを検出し、ラッチ回路19に出力する
ようになされている。従って、ラッチ回路19は、シン
クタイムに遅延時間を加算した時刻が、サイクルタイマ
18が計時する絶対時刻に一致したときに、PCRを減
算回路21に出力するようになされている。
【0035】減算回路21には、ラッチ回路19からP
CRが供給される他、カウンタ22からカウント値が供
給されるようになされている。カウンタ22は、PLL
回路23が出力するクロックのタイミングで、そのカウ
ント値を1ずつインクリメントするようになされてい
る。減算回路21は、ラッチ回路19から供給されたP
CRから、カウンタ22のカウント値を減算し、その減
算結果をPLL回路23に供給するようになされてい
る。PLL回路23は、正の値が入力されると、出力し
ているクロックの位相を進ませ、負の値が入力される
と、出力しているクロックの位相を遅らせるようになさ
れている。即ち、PLL回路23は、PCRがカウンタ
22のカウント値より大きい場合には、出力しているク
ロックの位相を進ませ、PCRがカウンタ22のカウン
ト値より小さい場合には、出力しているクロックの位相
を遅らせるようになされている。
【0036】次に、図4のタイミングチャートを参照し
て、その動作について説明する。P1394伝送路を介
して伝送されてきたパケットは、P1394インターフ
ェイス11で受信され、そこで、そのうちのデータの部
分(パケット長を除く部分)が取り出され、32ビット
パラレルデータとしてのトランスポートストリームとさ
れて出力される。P1394インターフェイス11より
出力されたデータは、FIFOメモリ12、シンクタイ
ム検出回路14、およびPCR検出回路20に供給され
る。FIFOメモリ12では、P1394インターフェ
イス11からのデータが一時記憶され、パラレル/シリ
アル変換器13に出力される。パラレル/シリアル変換
器13は、PLL回路23から供給される4MHzのク
ロックに同期して、FIFOメモリ12からの32ビッ
トパラレルデータとしてのトランスポートストリーム
を、シリアルデータに変換して出力する。
【0037】一方、シンクタイム検出回路14では、P
1394インターフェイス11の出力からシンクタイム
が検出され、加算回路15に出力される。加算回路15
では、シンクタイムに所定の遅延時間が加算され、比較
回路17に出力される。比較回路17は、加算回路15
とサイクルタイマ18との出力を比較し、両者が一致す
ると、ラッチ回路19に一致信号を出力する。
【0038】また、PCR検出回路20では、P139
4インターフェイス11の出力からPCRが検出され、
ラッチ回路19に出力されてラッチされる。ラッチ回路
19は、一致信号を受信すると、ラッチしているPCR
を減算回路21に出力する。即ち、図4に示すように、
シンクタイムが示す時刻から所定の時間だけ遅れた時刻
に、PCRが減算回路21に出力される。
【0039】減算回路21は、PCRからカウンタ22
のカウント値を減算し、その減算値をPLL回路23に
出力する。PLL回路23は、減算回路21からの値に
応じて、出力するクロックの位相を変化させ、これによ
り受信側のクロックは、送信側のクロックにロックする
ことになる。このクロックは、パラレル/シリアル変換
回路13およびカウンタ22に供給される。
【0040】以上のように、送信側と受信側とでは、同
一の絶対時刻を有しており、さらに受信側では、シンク
タイムを含むパケットが受信されると、そのシンクタイ
ムから所定の遅延時間だけ遅れた時刻に、PCRが再生
されるので、受信側において、送信側と同じ速度のトラ
ンスポートストリームを再生することができる。即ち、
P1394伝送路を介して、MPEGのトランスポート
ストリームを正確に伝送することができる。
【0041】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、IEEE
−P1394に準拠した伝送路を用いて、トランスポー
トストリームを正確に送受信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信装置の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の送信装置の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図3】本発明の受信装置の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図3の受信装置の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 シリアル/パラレル変換器 2 FIFOメモリ 3 シンクタイム付与回路 4 P1394インターフェイス 5 PCR検出回路 6 ラッチ回路 7 サイクルタイマ 8 カウンタ 11 P1394インターフェイス 12 FIFOメモリ 13 パラレル/シリアル変換器 14 シンクタイム検出回路 15 加算回路 16 ディレイ記憶回路 17 比較回路 18 サイクルタイマ 19 ラッチ回路 20 PCR検出回路 21 減算回路 22 カウンタ 23 PLL回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IEEE−P1394に準拠した伝送路
    を介して、MPEG(Moving Picture Experts Group)
    のトランスポートストリームを送信する送信装置であっ
    て、 前記トランスポートストリームをパケットにし、前記伝
    送路に出力するパケット化手段と、 前記トランスポートストリームからPCR(Program Cl
    ock Reference)を検出する第1のPCR検出手段と、 絶対時刻を計時する計時手段と、 前記PCR検出手段により前記PCRが検出されたタイ
    ミングにおける前記絶対時刻を前記パケットに付加する
    付加手段とを備えることを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 前記計時手段は、IEEE−P1394
    のサイクルタイマであることを特徴とする請求項1に記
    載の送信装置。
  3. 【請求項3】 前記パケット化手段は、IEEE−P1
    394で規定される125μsの間に入力される前記ト
    ランスポートストリームを、1つのパケットにすること
    を特徴とする請求項1または2に記載の送信装置。
  4. 【請求項4】 前記付加手段は、IEEE−P1394
    で規定される125μsの間に、前記パケット化手段に
    入力される前記トランスポートストリームの中に、複数
    の前記PCRが存在する場合、各PCRに対応する前記
    絶対時刻を前記パケットに付加することを特徴とする請
    求項3に記載の送信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の送信
    装置から、IEEE−P1394に準拠した伝送路を介
    して送信されてきたパケットを受信する受信装置であっ
    て、 前記パケットを、前記トランスポートストリームに変換
    する変換手段と、 前記変換手段から出力される前記トランスポートストリ
    ームからPCRを検出する第2のPCR検出手段と、 前記第2のPCR検出手段により検出された前記PCR
    に基づいて、クロックを生成する生成手段と、 前記変換手段から出力される前記トランスポートストリ
    ームから、前記絶対時刻を検出する絶対時刻検出手段
    と、 前記絶対時刻検出手段により検出された前記絶対時刻に
    対応するタイミングで、前記第2のPCR検出手段によ
    り検出された前記PCRを、前記生成手段に供給する供
    給手段とを備えることを特徴とする受信装置。
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