明 細 書 編集装置及び編集方法 技術分野
この発明は編集装置に関し、 例えば放送局などで使用 される ニュース素材等を編集するための編集装置及ぴ編集方法に適用 して好適なものである。 背景技術
従来、 放送局等における編集素材を編集するためのボス トプ ロダク ショ ンの分野では、 編集素材を記録するための記録装置 と して磁気テープを使用 したテープ編集が一般的であった。 こ のテープ編集とは、 素材テープをサーチしながら編集点を決定 する こ と によって必要なシーンだけを選び、 マスタ一テープへ ダビングしながら番組のス ト一リ ーを組み立てていく 作業であ る。 しかし、 このテープ編集作業は、 テープ上の記録された素 材の所望のフ レームにアクセスするために、 試行錯誤しながら キューァ ップを繰り 返さなければならないため、 編集点の決定 に膨大な時間がかかっていた。 また、 編集点が決定されたカ ツ ト毎にテープからテープへのダビングが必要であ り 、 その都度、 素材テープの V T R とマスタ一の V T Rを制御しなければけな いため、 編集作業に多大な時間が必要であった。 その結果、 編 集作業者は、 長時間にわたって精神の集中が求められる このテ ープ編集作業から開放される こ とはなかった。
放送局でのニュース番組、 報道番組及びスポーツ番組の制作
では、 各地で起こった当 日 の出来事をいち早く 視聴者に提供す る こ と、 すなわち速報性が要求される。 特に、 このよ う なニュ ース番組、 報道番組及びスポーツ番組の制作では、 単に編集さ れたシーンをつなぎあわせる よ う なァ ッセンブル編集だけでな なく 、 編集シーンの映像に対してモザィ ク効果や A Z B ロ ール 等のエフェク トゃ、 編集シーンの音声に対して、 話者の声色の 変更、 取材現場の周辺ノイ ズの除去などのエフェク と追加 しな ければいけない。
エフェク ト等を追加するためには、 ソース V T R及びマス タ V T Rを操作する編集作業だけで無く 、 これらのエフヱク トを 施すためのビデオスィ ッチヤ装置や特殊効果装置を操作するた めの別の編集作業が必要であつた。
そのため、 従来の編集装置では、 ニュース番組、 報道番組及 びスポーツ番組に提供される ビデオプロ グラムを、 素早く 迅速 に制作する こ とができないとい う問題があつた。 発明の開示
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、 迅速に、 ニュ ース番組、 報道番組及びスポーツ番組等に提供される即時性の 要求される ビデオプロ グラムを制作する こ と のでき る使い勝手 の向上した編集装置及び編集方法を提案しょ う とする ものであ る。
本発明の編集装置は、 ソース素材のビデオイ メ ージをビュー イ ングしながら編集点を決定する こ とによってイベン トを生成 するためのビューァウイ ン ドウ と、 ビューア ウン ドウにおいて 設定されたィベン トに関する ク リ ップイ メ ージを表示する ロ グ
ウィ ン ドウ と、 複数のィベン トを所望の順にタイ ムライ ン上に 並べる こ とによってプロ グラム リ ス トを作成するプロ グラ ム ゥ イ ン ドウ と をコンピュータディ スプレイ に表示し、 タイ ムライ ンに並べられた各ィベン 卜に対して、 ィベン 卜がどのソースデ バイスから生成されたィベン トであるかを示すアイ コンを表示 する こ と をコ ンピュータを備えたこ とを特徴とする ものである , 従って、 編集オペレータは、 各イベン トがどのソースデバイ スから生成されたイ ベン トであるかを視覚的に容易に把握する こ とができるので、 確実な編集作業を行な う こ とができる。
また、 本発明の編集装置は、 ソース素材のビデオイ メージを ビューイ ングしながら編集点を決定するこ と によってイベン ト を生成するためのビューァ ウィ ン ドウと、 ビューア ウン ドウに おいて設定されたィベン トに関するク リ ップイ メージを表示す る ロ グウィ ン ドウ と、 複数のィベン トを所望の順にタイ ムライ ン上に並べる こ と によってプロ グラム リ ス トを作成するプロ グ ラムウィ ン ドウ とをコ ン ピュータディ スプレイ に表示し、 編集 オペレータの操作に応答して、 タイムライ ンに並べられた各ィ ベン トに対してエフェク トを設定するためのエフェク ト設定ダ ィァロ グを表示し、 エフェク ト設定ダイアロ グにおいて選択さ れた所望のエフェク トのアイ コンを、 イベン トを関連付ける よ う にタイムライ ン上に貼り 付けるこ とによって、 ィベン 卜に対 してエフェク トを施すためのプロ グラム リ ス トを生成する こ と を特徴とする ものである。
従って、 本発明の編集装置は、 迅速に且つ容易にエフェク ト を選択する と共に各ィベン 卜に設定する こ とができ る。 また、 本発明の編集システムは、 全ての編橥カ ツ トのク リ ップ画と 、
入力画と 、 タイ ムライ ンな どが G U I 上で一覧でき る と共に、 並んだク リ ップを見ながら編集順序をきめた り 、 それを簡単に 入れ替える こ とができ る。
また、 本発明の編集装置は、 タイムライ ンに並べられた各ィ ベン トのオーディオ トラ ック に対してオーディオ専用コーン ト ローラに設けられたオーディオフエ一ダをアサイ ンするための フエーダアサイ ンダイアロ グを表示し、
フエーダアサイ ンダイアロ グに設定された情報に基いて、 ィべ ン トの各オーディオ トラ ックのレベルを制御する こ と を特徴と する ものである。
従って、 本発明の編集装置によれば、 専用コン ト ローラによ つて、 各ィベン トのォ一ディォ トラ ック を個別に制御するこ と ができ る と と もに、 ィベン トに応じて各 ト ラ ック と フォーダレ バーとの設定を任意に可変する こ とができる。
また、 本発明の編集装置は、 ロ グウィ ン ドウにク リ ップィ メ ージと して表示された複数のイベン トを、 各イベン ト毎に ドラ ッグアン ド ドロ ップしてタイムライ ン上に並べるモ一 ドと、 口 グウィ ン ドウにク リ ップイ メージと して表示された複数のィべ ン トを、 ドラ ッグアン ド ドロ ップせずに、 指定された順に自動 的にタイ ムライ ン上に並べるモー ドと を備えたこ と を特徴とす る ものである。
また、 本発明の編集装置は、 タイ ムライ ン上に並べられた複 数のイベン トを見ながら、 タイ ムライ ン上においてエフェク ト 挿入区間を設定し、 タイムライ ン上の設定されたエフヱク ト揷 入区間に、 選択されたエフェク トを設定する こ とを特徴とする ものである。
また、 本発明の編集装置は、 タイムライ ン上に並べられた複 数のイベン トを見ながら、 タイ ムライ ン上において、 イベン ト に対してオーバレイ させられるィベン トの揷入区間を設定し、 ロ グウィ ン ドウにおいて選択されたィベン トを、 タイ ムライ ン 上の設定されたイベン ト挿入区間に挿入する こ と を特徴とする ものである。
本発明の編集方法は、 ソ一ス素材のビデオイ メージをビュ一 イ ングしながら編集点を決定するこ とによってイベン トを生成 するためのビューァウィ ン ドウ と、 ビューア ウン ドウにおいて 設定されたイベン トに関する ク リ ップイ メージを表示する ロ グ ウィ ン ドウ と 、 複数のィベン トを所望の順にタイ ムライ ン上に 並べる こ と によってプロ グラム リ ス トを作成するプロ グラムゥ イ ン ドウ とをコンピュータディ スプレイ に表示し、 タイ ムライ ンに並べられた各ィベン トに対して、 ィベン トがどのソースデ バイスから生成されたィベン トであるかを示すアイ コ ンを表示 する こ と をコンピュータ を備えたこ と を特徴とする ものである( 従って、 編集オペ レータは、 各イベン トがどの ソースデバイ スから生成されたイ ベン トであるかを視覚的に容易に把握する こ とができ るので、 確実な編集作業を行な う こ とができる。
また、 本発明の編集方法は、 ソース素材のビデオイ メージを ビューイ ングしながら編集点を決定するこ と によってィベン ト を生成するためのビューァ ウィ ン ドウ と、 ビューア ウン ドウに おいて設定されたィベン トに関するク リ ップイ メージを表示す る ロ グウィ ン ドウ と、 複数のィベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べる こ と によってプロ グラム リ ス トを作成するプロ グ ラム ウィ ン ドウ と をコ ンピュータディ スプレイ に表示し、 編集
オペレータの操作に応答して、 タイムライ ンに並べられた各ィ ベン トに対してエフェク トを設定するためのエフエタ ト設定ダ ィァロ グを表示し、 エフェク ト設定ダイァロ グにおいて選択さ れた所望のエフェク トのアイ コンを、 イベン トを関連付ける よ う にタイ ムライ ン上に貼り付ける こ と によって、 ィベン トに対 してエフェク トを施すためのプロ グラム リ ス トを生成する こ と を特徴とする ものである。
従って、 本発明の編集方法は、 迅速に且つ容易にエフェク ト を選択する と共に各ィベン トに設定する こ とができ る。 また、 本発明の編集システムは、 全ての編集カ ツ トのク リ ップ画と、 入力画と 、 タイ ムライ ンな どが G U I 上で一覧でき る と共に、 並んだク リ ップを見ながら編集順序をきめた り 、 それを簡単に 入れ替える こ とができ る。
また、 本発明の編集方法は、 タイ ムライ ンに並べられた各ィ ベン ト のオーディオ トラ ック に対してオーディ オ専用コーン ト ローラに設けられたオーディ オフェ一ダをアサイ ンするための フエーダアサイ ンダイアロ グを表示 し、
フエーダアサイ ンダイァロ グに設定された情報に基いて、 ィべ ン トの各オーディ オ ト ラ ッ クの レベルを制御する こ と を特徴と する ものである。
従って、 本発明の編集方法によれば、 専用コ ン ト ローラによ つて、 各ィベン トのオーディ オ トラ ック を個別に制御する こ と ができ る と と もに、 ィベン トに応じて各 ト ラ ッ ク と フォーダレ バーとの設定を任意に可変する こ とができ る。
本発明の編 i 方法は、 ソース素材を ビューイ ングしなが ら編 槃点を決定する こ と によってィベン トを生成するためのビュー
ァ ウィ ン ドウ と、 上記ビューア ウン ドウにおいて設定されたィ ベン トに関するク リ ップイ メージを表示する ロ グウィ ン ドウ と 上記複数のィベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べる こ と によってプロ グラム リ ス トを作成するプログラムウィ ン ドウ と をコンピュータディスプレイ に表示し、 上記ロ グウィ ン ドウに ク リ ップイ メージと して表示された複数のィベン トを、 各ィべ ン ト毎に ドラ ッグアン ド ドロ ップして上記タイ ムライ ン上に並 ベるモー ドと、 上記ロ グウィ ン ドウにク リ ップイ メージと して 表示された複数のィベン トを、 ドラ ッグア ン ド ドロ ップせずに、 指定された順に自動的に上記タイ ムライ ン上に並べるモー ドと に基いて、 上記口 ダウン ドウにク リ ップイ メージと して表示さ れたィベン トを上記タイムライ ン上に並べる こ と を特徴とする 編集方法である。
また、 本発明の編集方法は、 上記タイムライ ン上に並べられ た複数のィベン トを見ながら、 タイムライ ン上においてェフエ ク ト挿入区間を設定し、 上記タイムライ ン上の上記設定された エフェク ト挿入区間に、 選択されたエフエタ トを設定する こ と を特徴とする ものである。
また本発明の編集方法は、 上記複数のイベン トを所望の順に タイムライ ン上に並べる こ とによってプログラム リ ス トを作成 するプロ グラムウィ ン ドウ とをコンピュータディ スプレイ に表 示し、 上記タイムライ ン上に並べられた複数のィベン トを見な がら、 タイ ムライ ン上において、 上記イベン トに対してオーバ レイ させられるィベン トの揷入区間を設定し、 上記ロ グウィ ン ドウにおいて選択されたィベン トを、 上記タイ ムライ ン上の上 記設定されたィベン ト挿入区間に挿入する こ と を特徴とする も
のである。
すなわち、 本発明の編集装置及び方法によれば、 即時性の求 められるニュース番組の制作時に、 ノ ンリ ユアの特徴である ラ ンダムアクセス性を生かした素早い編集作業が行なえる。 また、 本発明の編集装置及び方法は、 全ての編集カ ツ トのク リ ップ画 と、 入力画と、 タイムライ ンなどが G U I 上で一覧でき る と共 に、 並んだク リ ップを見ながら編集順序をきめた り 、 それを簡 単に入れ替えるこ とができ る。 また、 本発明の編集装置及び方 法は、 多彩なエフヱク ト機能を設定する こ とができ るので、 高 速に表現力豊かな映像制作を行な う こ とができ る。
ニュース番組制作や報道番組制作において、 本発明の編集装 置及び方法を適用する こ と によって、 モザイ ク効果の追加や話 者の声色の変更、 取材現場の周辺ノイズの除去機能などの編集 を、 自分一人で行な う こ とができる。 また、 本発明の編集装置 及び方法は、 これらの多彩なエフ -ク トを実現するために、 コ ンピュータによる ソフ ト上の処理とハー ドウエアの両方を最適 になる よ う に使用 して、 リ アルタイ ムでの高速デジタル画像編 巢及びオーディ オ編集を実現でき る。 図面の簡単な説明
図 1 は、 本発明を適用 した編集装置を示すブロ ック図である。 図 2 は、 編集装置を構成する コ ンピュータの内部構成を示す ブロ ック図である。
図 3 は、 編集装置を構成する編集処理装置の内部郴成を示す ブロ ッ ク図である。
図 4 は、 編集処理装置のシステム コ ン ト ロ ール部の構成を示
すブロ ック図である。
図 5 は、 編集処理装置のマ ト リ ク ススィ ッチヤ部の構成を示 すブロ ッ ク図である。
図 6 は、 編集処理装置の画像処理部の構成を示すブロ ック図 である。
図 7 は、 編集処理装置の音声処理部の構成を示すブロ ック図 である。
図 8 は、 編集装置に接続されるローカルス ト レージの構成を 示すブロ ック図である。
図 9 は、 ローカノレス ト レージのディ スク ア レイ ブロ ッ ク の構 成を示すブロ ック図である。
図 1 0 は、 ディ スクア レイブロ ック における動作を説明する ための図である。
図 1 1 は、 ディ スクア レイブロ ックにおける動作を説明する ための図である。
図 1 2 は、 編集用のグラフィ ックユーザイ ンタ一フェース画 面を説明するための図である。
図 1 3 は、 ビューァウィ ン ドウを説明するための図である。 図 1 4 は、 ロ グウィ ン ドウを説明するための図である。
図 1 5 は、 ログウィ ン ドウにおけるク リ ップカー ドの表示形 式を説明するための図である。
図 1 6 は、 プログラムウィ ン ドウを説明するための略線図で ある。
図 1 7 は、 プログラムウィ ン ドウを説明するための略線図で ある。
図 1 8 は、 デバイ スアイ コ ンを説明するための略線図である。
図 1 9 は、 フ ァ イル情報を説明するための図である。
図 2 0 は、 ィベン ト登録処理の動作を説明するためのフロー チヤ一 トである。
図 2 1 は、 フ ァイル検索ダイアロ グを説明するための図であ る。
図 2 2は、 ファイルリ ス ト表示ダイアロ グを説明するための 図である。
図 2 3 は、 ビデオレベル設定ダイアロ グを説明するための図 である。
図 2 4 は、 オーディオレベル設定ダイアロ グを説明するため の図である。
図 2 5 は、 ダウン口一 ド設定ダイアロ グを説明するための図 である。
図 2 6 は、 シーン名設定ダイアログを説明するための図であ る。
図 2 7は、 プロ グラム リ ス ト作成処理を説明するためのフ ロ —チヤ一 トである。
図 2 8 は、 ミ ッ ク スダウン設定用のダイアロ グを説明するた めの図である。
図 2 9 は、 フエ一ダアサイ ン用のダイアロ グを説明するため の図である。
図 3 0 は、 エフェク ト設定ダイアロ グを説明するための図で ある。
図 3 1 は、 タイ ムライ ン上でのエフェク ト設定作業を説明す るための図である。
図 3 2は、 タイ ムライ ン上でのエフェク ト設定作業を説明す
るための図である。
図 3 3 は、 タイムライ ン上でのエフェク ト設定作業を説明す るための図である。
図 3 4 は、 タイ ムライ ン上でのエフェク ト設定作業を説明す るための図である。
図 3 5 は、 タイムライ ン上でのエフェク ト設定作業を説明す るための図である。
図 3 6 は、 タイムライ ン上でのエフェク ト設定作業を説明す るための図である。
図 3 7は、 プレビュー実行時におけるタイムライ ン上のナウ ライ ンの状態を説明するための図である。
図 3 8 は、 記録デバイ スを設定するためのダイ ロ グを説明す るための図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明に係る編集システム及び編集方法の好ま しい実 施の形態について説明する。
1 . 編集装置の構成
1 - 1 . 編集装置の全体構成
図 1 において、 1 は全体と して本発明を適用した編集装置を 示し、 大き く 分けてコ ンピュータ 2 と編集処理装置 3 からなる。
制御手段と してコ ンピュータ 2は、 C P U (中央処理ュニッ ト) や各種処理回路、 或いはフロ ッ ピーディ スク ドライブ、 ハ ー ドディスク ドライブ等を備える本体 2 Aと、 当該本体 2 Aに 接続される表示手段と してのモニタ 2 B と、 入力手段と しての キーボー ド 2 C及びマウス 2 D とを有している。 このよ う なコ ンピュータ 2は編集のためのアプリ ケーショ ンソフ ト ウェアが ハー ドディスク ドライブに予めイ ンス ト一ルされており 、 オペ レーティ ングシステムの基で当該アプリ ケーショ ンソ フ ト ゥェ ァを動作させるこ とによ り編集装置用のコ ンピュータ と して起 動するよ う になされている。
このアプリ ケーショ ンソ フ ト ウエアを動作させたと きには、 モニタ 2 B上に編集用の G U I (グラフィ カルュ一ザイ ンター フェース) のためのグラフィ ックイ メージが表示されるよ う に なされている。 この編集装置 1 では、 このグラフィ ック表示と 上述した入力手段とによってユーザイ ンターフェースを構成し. 例えばマウス 2 Dを使用 して、 モニタ 2 B に表示される制御コ マン ドボタンを示すグラフィ ック表示の中から所望のグラフィ ック表示を選択するこ とによ り 、 編集処理の処理内容を指定す るための制御コマン ドを入力する よ う になされている。 なお、
コ ンピュータ 2は、 入力された制御コマン ドが編集処理装置 3 における編集処理動作を制御するものであれば当該制御コマン ドに応じた制御信号 S 1 を生成し、 これを編集処理装置 3 に送 出して編集処理動作を指示するよ うになされている。
またこのコンピュータ 2には編集処理装置 3 を介してビデオ 信号 S 2が入力され、 これによ り各素材の映像をモニタ 2 Bに 表示して素材内容を確認しながらイ ン点 (イベン トの開始点) やアウ ト点 (イベン トの終了点) をマーキングイ しり ことがで きる。 このイベン トとは、 イン点及ぴアン ト点によって指定さ れた編集区間のことであって、 タイムライン上に並べられた 1 つの編集素材のことをを示している。 また、 このイベン トは、 オーディオイベン ト、ビデオイベン ト、 D S K ( Down Stream Key ) ィベン ト等から構成される。
このコ ンピュータ 2は、 イ ン点及びァゥ ト点を指示すること によって切り取られたィベン トゃ編集した完成プログラムの映 像をモニタ上に表示することによって、 それらを確認すること ができる。 (以下、 この切り取られたイベン トや編集プロダラ ムを再生して表示することをプレビューと呼ぶ) 。
一方、 編集処理装置 3は内部にマ ト リ ク ススィ ッチャ部、 画 像処理部及び音声処理部を有しており、 素材の切り取りゃ槃ぎ 合わせ、 或いはビデオ信号やオーディオ信号に対するエフェク ト処理等、 実際の編集作業を実行する編集実行装置である。 この編集処理装置 3 には上述したよ うなコ ンピュータ 2が接 続されているだけでなく 、 別の入力手段と して専用コン トロー ラ 4、 5 も接続されており 、 当該専用コ ン ト ローラ 4 、 5 を使 用しても編集のための制御コマン ドを入力し得るよ う になされ
ている。
専用コン トローラ 4は、 素材のイン点やアウ ト点を指示する ためのボタン操作子や、 素材の再生を指示するためのボタン操 作子、 或いは編集したプロ グラムの記録を指示するためのボタ ン操作子等を有している と共に、 変速再生 (いわゆるシャ トル 再生) やコマ送り再生 (いわゆるジョグ再生) の指示を入力す るためのダイアル操作子等を有しており、 それらのボタン操作 子又はダイアル操作子を介して入力された指示情報に応じた制 御信号 S 3 を編集処理装置 3 に送出するよ うになされている。
また専用コン トローラ 5は、 オーディオ信号の信号レベルを 設定するための 4つのオーディオ用フエ一ダレバーや 2つの映 像を切り換える ときの切換率を設定するためのビデオ用フエ一 ダレバー等を有しており、 それらのフエ一ダレバーを介して入 力された指示情報 (この指示情報はフエ一ダレバーによる設定 値を示す) に応じた制御信号 S 4を編集処理装置 3 に送出する よ うになされている。
また、 この編集処理装置 3 に対しては、デイ リーサーバ 6 (— 般に放送局において映像や音声等の編集素材を記憶している記 憶手段) が接続されており 、 この編集処理装置 3 は、 デイ リー サーバ 6 に記憶されているビデオ及びオーディオ信号を取り込 むことができる。 デイ リーサーバ 6は 2チャンネル分の出力ポ ー トを有しており、 編集処理装置 3から供給されるチャンネル 毎の制御信号 S 5、 S 6に応じて所望のビデオ及びオーディオ 信号 S 7、 S 8を記憶媒体 6 Aから読み出して出力することが できる。なお、記憶媒体 6 Aには圧縮率 1 / 10の M P E G ( Mov i ng P i c ture cod i n g Exp ert s Group ) 規格で圧縮されたビデオ及ぴ
オーディオ信号が記憶されており、 読み出されたビデオ及びォ 一ディォ信号はそれぞれデコーダ 6 B、 6 Cを介して復号化が 行われた後、 シ リ アルディジタルイ ンターフェイ ス (以下、 こ れを S D I と呼ぶ) 規格のフォーマッ トに変換され、 その S D I規格のビデオ及びオーディオ信号 S 7、 S 8が編集処理装置 3 に供給される。
またこの編集処理装置 3 に対しては V T R 7 も接続されてお り、 この編集処理装置 3は、 V T R 7に記憶されているビデオ 及びオーディオ信号も取り込むことができる。 V T R 7は S D I規格の入出力インターフェイ スを有しており、 編集処理装置 3から供給される制御信号 S 9に応じて所望のビデオ及びォー ディォ信号 S 1 0を読み出して出力することができる。 また V T R 7は、 編集処理された後のビデオ及びオーディオ信号ゃデ イ リ一サーバ 6から読み出されたビデオ及びオーディオ信号 S 7、 S 8を記録対象のビデオ及びオーディオ信号 S 1 1 と して 編集処理装置 3から受けることができと と もに、 制御信号 S 9 に応じてそのビデオ及びオーディォ信号 S 1 1 をビデオテープ に記録できるよ うにも構成されている。
またこの編集処理装置 3 に対しては、 記憶手段と して、 複数 のハー ドディ スクからなる口 一カルス ト レージ 8 も接続されて おり、 編集処理装置 3は、 当該ローカルス ト レージ 8 に記憶さ れている ビデオ及びオーディオ信号も取り込むこ とができるよ うに構成されている。 ロ ーカルス ト レージ 8 は S D I 規格の入 出力イ ンターフェイ スを有している と共に、 出力ポー トと して は 2チャンネル分のポー トを有しており 、 編集処理装置 3から 供給される制御信号 S 1 2 に応じて所望のビデオ及びオーディ
ォ信号 S 1 3 A〜 S Eを読み出して出力するよ うになされてい る。 またローカルス トレ一ジ 8は、 編集処理された後のビデオ 及びオーディオ信号やディ リーサーバ 6又は V T R 7から読み 出されたビデオ及びオーディォ信号を記録対象のビデオ及ぴォ 一ディォ信号 S 1 5 と して編集処理装置 3から受けるよ うにな されており、 制御信号 S 9 に応じてそのビデオ及びオーディオ 信号 S 1 5を内部のハー ドディスクに記録するよ うにもなされ ている。
またこの編集処理装置 3 に対しては、 オンエアバッファ (放 送の際にプログラムを一時的に記憶するための記憶手段) 9 も 接続されており、 当該編集処理装置 3 によって編集処理したプ ログラムのビデオ及びオーディオ信号 S 1 6をオンエアバッフ ァ 9に記憶し得るよ うになされている。 この場合、 オンエアバ ッファ 9は S D I規格の入カインターフェイスを有しているの で、 送出されるビデオ及びオーディオ信号 S 1 6 と しては S D I 規格の信号フォ一マツ トになっている。 またオンエアバッフ ァ 9においては、 供給されたビデオ及びオーディォ信号 S 1 6 をエンコーダ 9 Aによって圧縮率 1 0 の M P E G規格で圧縮 した後、 内部の記憶媒体 9 Bに記憶するよ うになされている。 なお、 このオンエアバッファ 9 と編集装置 1 のコンピュータ 2は例えばイーサネッ ト等のローカルエリアネッ トワーク (以 下、 これを L A Nと呼ぶ) 1 0を介して接続されており、 オン エアバッファ 9に対する制御コマン ドはコンピュータ 2及び L A N 1 0を介して当該オンエアバッファ 9に送出される。 また 編集されたプログラムがどのよ うな素材で構成されているかを 示す編集リス ト (一般にエディツ トデイシジョ ンリ ス トと呼ば
れる) も、 この L A N 1 0を介してオンエアバッファ 9 に送出 される。
また編集装置 1 のコンピュータ 2 とディ リーサーバ 6 もこの L A N 1 0 を介して接続されており、 当該 L A N 1 0を介して ディ リーサーバ 6に記憶されている各素材のファイル名等をコ ンピュータ 2から参照し得るよ うになされている。
また編集処理装置 3に対しては、 オプション接続と してスピ 一力 1 1及び 1 2が接続されるよ うになされており、 編集処理 装置 3によって編集されたオーディオ信号 S 1 7、 S 1 8を当 該スピーカ 1 1 、 1 2から送出してオーディオに関する編集結 果を確認し得るよ うになされている。
さ らに編集処理装置 3 に対しては、 オプション接続と してプ レビュー専用のモニタ 1 3 も接続されるよ うになされており、 編集処理装置 3によって編集されたビデオ信号 S 1 9を当該モ ユタ 1 3 に表示してビデオに関する編集結果をこのモニタ 1 3 によっても確認し得るよ う になされている。 このモニタ 1 3 に 表示されるプレビュー画面の方がコンピュータ 2のモニタ 2 B に表示されるプレビュー画面よ り も大きいので、 モニタ 1 3 を 接続した方がよ り鮮明に編集結果を確認し得る。
ここでこの編集装置 1 における編集方法を簡単に説明する。 まずこの編集装置 1 では、 アプリ ケーショ ンソフ トウェアを起 動させると、 上述したよ う にモニタ 2 Bに G U I のためのグラ ブイ ック表示が表示される。 このグラフィ ック表示と しては、 後述するよ うに、 素材の映像を見ながらイ ン点やアウ ト点を指 定することによってィベン トを生成する ビューァウイン ドウの 画面や、 ビューァウィン ドウによって生成したィベン トのク リ
ップ画を表示するログウィン ドウの画面、 或いはこの編集装置 1 で行う編集処理内容を指定すると共に、 指定された編集処理 内容をグラフィ ック表示を使用して表示するプログラムウィン ドウの画面や、 その他、 制御コマンドを入力するための制御コ マンドボタン等である。
まず編集オペレータは、 このモニタ 2 Bに表示される所定の 制御コマン ドポタンをマウス 2 Dを使用してボタンやアイコン をク リ ックすることにより、 編集素材が記憶されているデバイ ス (すなわちデイ リーサーバ 6 、 V T R 7又はローカルス ト レ ージ 8 ) を指示すると共に、 その素材の再生を指示する。 これ によ りその指示された素材のビデオ信号 S 2が編集処理装置 3 を介してコ ンピュータ 2に供給され、 その素材の映像がモニタ 2 Bに表示される。 オペレータはその素材の映像を見ながらィ ン点とアウ ト点を指示することによ り、 プログラム作成に必要 なイベン トを生成する。 オペレータはこの処理を繰り返し、 プ ログラム作成に必要なィベン トを一通り用意し、 これをログゥ イ ン ドウに登録する。
続いてオペレータは、 口グウイ ン ドウに示されている所望の ク リップ画をマウス 2 Dによってク リ ックするこ とによ り所望 のイベン トを選択する。 これによ り選択したイベン トを示す帯 状グラフィ ックが表示されるので、 これをプログラムウィン ド ゥ内にあるタイムライン (詳細は後述する) 上の所望位置に置 く。 これを順に繰り返してイベン トを示す帯状グラフィ ック表 示を所望の順番に並べるこ とによ りプログラムの順番を指示す る。 また所望のイベン トにビデオエフェク トを付加するのであ れば、 所定の制御コマン ドボタンをク リ ックするこ とによ り ビ
デォエフェク ト設定のためのダイアログを表示させ、 その中か ら付加したいビデオェフエタ トを選択する。 これによ り選択し たビデオエフェク トを示す帯状グラフィ ック表示が表示される ので、 これをタイムライン上のビデオエフェク トを付加したい 位置に置く。
このよ うにしてプログラムの概案が決まると、 オペレータは 所定の制御コマン ドボタンをク リ ックすることによ りプレビュ 一の指示を入力する。 これを受けた編集装置 1 は、 編集処理装 置 3を制御することによ りプログラムウィン ドウで指示された プログラムの順番に基づいて各イベントを再生する と共に、 編 集処理装置 3 を制御するこ とによ り指示されたィベン トにビデ ォエフェク トを施し、 ビデオ信号 S 2を生成する。 このビデオ 信号 S 2はコ ンピュータ 2に供給され、 モニタ 2 Bに表示され る。 これによ りオペレータはプログラムウィン ドウを使用して 指示したプログラム内容を確認することができる。
このよ うなプレビューの結果、 プログラム内容に変更がなけ れば、 オペレータは所定の制御コマン ドボタンをク リ ックする ことによ り記録指示を入力する。 これを受けた編集装置 1 は、 先程と同様に編集処理装置 3 を制御することによ り指示された プログラムを示すビデオ及びオーディオ信号 S 1 5 a 、 S 1 5 b を生成し、 これをロ ーカルス ト レージ 8 に供給して記録する。 かく してこの処理によ り 、 プログラムウィン ドウによって指示 されたプログラムが完成し、 ロ ーカルス ト レージに記憶される。 なお、 この編集によ り生成したプログラムを放送する場合には、 G U I を介して転送の指示を入力すれば、 ロ ーカルス ト レージ からそのビデオ及びオーディオ信号が読み出され、 編集処理装
置 3 を介してオンエアバッファ 9 に転送される。
このよ う にしてこの編集装置 1 では、 各素材の映像ゃプロ グ ラムの映像をモニタ 2 Bで確認しながら当該プロ ダラムを作成 し得るので、 編集の使い勝手を向上し得る。 またこの編集装置 1 では、 オペレータがスィ ッチャゃ特殊効果装置を直接操作し なく ても編集が行えるので、 編集操作を容易に行う こ とができ、 編集に掛かる手間を削減し得る。
1 — 2. コ ンピュータの構成
この項ではコンピュータ 2の内部構成について具体的に説明 する。 図 2 に示すよ う に、 コ ンピュータ 2は、 コマン ドデータ やビデオデータを伝送するためのシステムバス 2 0、 コンビュ —タ全体の制御を行う C P U 2 1 、 入力される ビデオ信号 S 2 に対して画像処理等を行う ビデオプロセ ッサ 2 2、 モニタ 2 B に表示される ビデオデータや G U I のためのグラフィ ック表示 を管理する表示コン トローラ 2 3 、 ローカルハー ドディスク ド ライブ (ローカル H D D) 2 4 Aを制御するための H D Dイ ン ターフェイス 2 4 、 フロッピーディスク ドライブ ( F D D) 2 5 Aを制御するための F D Dイ ンターフェイ ス 2 5 、 マウス 2 D及びキーボー ド 2 C等のポィ ンティ ングデバイスからのコマ ン ドに基づいて制御コマン ドを生成するポイ ンティ ングデバイ スイ ンターフェイ ス 2 6 、 編集処理装置 3 に制御信号 S 1 を送 出するためのソフ ト ウエア ドライバを備えた外部イ ンターフエ イス 2 7 を有している。
システムバス 2 0は、 コ ンピュータ 2内部でビデオデータや コマン ドデータ、 或いはァ ドレスデータ等の通信を行う ための
バスであり、 ビデオデータを伝送するための画像データバス 2 O Aと、 コマン ドデータゃァ ドレスデータを伝送するためのコ マ ン ドデータノくス 2 0 B と力 らなる。
画像データバス 2 0 Aには C P U 2 1 、 ビデオプロセッサ 2 2、 表示コン トローラ 2 3、 H D Dインターフェイ ス 2 4及び F D Dイ ンターフェイ ス 2 5がそれぞれ接続されており、 当該 C P U 2 1 、 ビデオプロセッサ 2 2、 表示コ ン ト ローラ 2 3、 H D Dインタ一フェイ ス 2 4及び F D Dインターフェイ ス 2 5 はこの画像データバス 2 0 Aを介してビデオデータの伝送を行 う よ う になされている。
—方、 コマン ドデータノくス 2 0 Bには、 C P U 2 1 、 ビデオ プロセッサ 2 2、 表示コン トローラ 2 3、 H D Dインターフエ イ ス 2 4、 F D Dインターフェイ ス 2 5、 ポインティングデバ イ スイ ンターフェイ ス 2 6及ぴ外部イ ンターフェイ ス 2 7がそ れぞれ接続されており (すなわちコ ンピュータ 2内部の全ての ブロ ックが接続されている) 、 当該コマン ドデータバス 2 0 B を介してコマン ドデータゃァ ドレスデータの伝送を行う よ うに なされている。
C P U 2 1 はコ ンピュータ 2全体の制御を行うプロ ックであ り 、 コ ンピュータ 2のオペレーティ ングシステムが格納されて いる R OM 2 1 Aと、 アツブロー ドされたアプリケーショ ンソ フ トウェア等が格納される R AM 2 1 B とを有している。 コ ン ピュータ 2を起動する場合には、 C P U 2 1 は R OM 2 1 Aに 記憶されたオペレーティングシステムに基づいたソ フ トウェア を実行する。 またアプリケーショ ンソフ トウェアをこの起動中 のオペレーティングシステムの下で実行する場合には、 C P U
2 1 はまずハー ドディスク ドライブ 2 4 Aのハー ドディスクに 記録されているアプリケーショ ンソ フ トウエアを読み出して R A M 2 1 Bにアップロー ドし、 その後、 当該アプリケーショ ン ソフ トウェアを実行する。
ビデオプロセッサ 2 2は、 コンピュータ 2に入力される S D I規格のビデオ信号 S 2を受け取り、 当該ビデオ信号 S 2に対 してデータ変換を施すと共に、 その変換されたビデオデータを 一時的にバッファリ ングするためのプロ ックである。 具体的に は、 ビデオプロセッサ 2 2は、 当該ビデオプロセッサ 2 2の全 体を制御するプロセッサコン トローラ 2 2 Aと、 受け取ったビ デォ信号 S 2のペイロー ド部からコンポジッ トビデオ信号を抽 出し、 かつ当該コンポジッ ト ビデオ信号をディジタルのコンポ 一ネン トビデオ信号に変換するデータ変換部 2 2 B と、 データ 変換部 2 2 Bから送出される数フ レーム分のビデオデータを一 時的に記憶するフ レームメ モ リ 2 2 Cとからなる。
プロセッサコ ン ト ローラ 2 2 Aは、 データ変換部 2 2 Bに対 して制御信号を送出するこ とによ り 当該データ変換部 2 2 Bの データ変換動作を制御する と共に、 当該データ変換部 2 2 Bに ビデオ信号 S 2からタイムコ ー ドを抽出させる。 またプロセッ サコ ン ト ローラ 2 2 Aは、 フ レームメ モ リ 2 2 Cに対して制御 信号を送出することによ り 当該フ レームメ モ リ 2 2 Cのリー ド /ライ トタイ ミ ング及ぴリー ド ライ トア ド レスを制御する。 リードタイ ミ ングに関しては、 プロセッサコ ン ト ローラ 2 2 A は表示コン トローラ 2 3 に送出するタイムコー ドと ビデオデー タ (フ レームデータ) とが対応するよ う にフ レームメ モ リ 2 2 Cのリー ドタイ ミ ングを制御する。
データ変換部 2 2 Bは、 プロセッサコン トローラ 2 2 Aから の制御信号に基づいてコンポジッ トビデオ信号をディジタルの コンポーネン トビデオ信号に変換する。 タイムコー ドはこの変 換過程において抽出される。 この変換によ り得られたビデオデ ータは上述したよ うにフレームメモリ 2 2 Cに送出され、 また 抽出されたタイムコー ドはプロセッサコン トローラ 2 2 Aに送 出される。
フレームメモリ 2 2 Cはデータ変換部 2 2 Bから供給される ビデオデータを一時的に記憶する。 このフレームメモリ 2 2 C のリー ド /ライ トタイ ミ ングは、 上述したよ うにプロセッサコ ン トローラ 2 2 Aによって制御される。 このフレームメモ リ 2 2 Cは 2個のフレームメモリ から構成され、 2 フ レーム分のビ デォデータを記憶し得るよ うになされている。
このフレームメモ リ 2 2 Cに記憶されたビデオデータは、 プ ロセッサコン トローラ 2 2 Aの読み出し制御に基づいて読み出 される。 その際、 フレームメモリ 2 2 Cに記憶されたビデオデ 一タを全画素読み出すのではなく 、 所定の間隔で間引いて読み 出すことによ り画像サイズを原画像よ り も小さ くする。 このよ うにして画像サイズが小さ く変換されたビデオデータは、 モニ タ 2 Bのビューァウィン ドウ (詳細は後述する) に表示される ため、 画像データバス 2 O Aを介して表示コン ト ローラ 2 3 に 送出される。
表示コン ト ローラ 2 3 は、 モニタ 2 Bに表示されるデータを 制御するための制御ブロ ックである。 表示コン トローラ 2 3 は メモリ コン トローラ 2 3 Aと V R AM (ビデオランダムァクセ スメモリ) 2 3 B とを有してレヽる。 メモ リ コン ト ローラ 2 3 A
はコ ンピュータ 2の内部同期に従って V R AM 2 3 Bの リ ー ド /ライ トタイ ミ ングを制御する。 この V R A M 2 3 Bには、 ビ デォプロセッサ 2 2のフ レームメ モ リ 2 2 Cから送出されたビ デォデータ及び C P U 2 1 によって生成されるィ メージデータ が、 メモリ コン トローラ 2 3 Aからのタイ ミ ング制御信号に基 づいて記憶される。 この V R AM 2 3 Bに記憶されたビデオデ ータゃイ メージデータは、 コ ンピュータ 2の内部同期に基づい たメモリ コン トローラ 2 3 Aからのタイ ミ ング制御信号に基づ いて読み出され、 モニタ 2 B に表示される。
この場合、 イメージデータによるグラフィ ック表示が G U I のためのグラフィ ック表示となる。 C P U 1 0 から V R AM 2 3 Bに送出されるイ メージデータは、 例えばウィ ン ドウやカー ソル、 或いはスク ロールバーゃデパイスを示すアイ コン等のィ メージデータである。 このコンピュータ 2では、 これらの複数 種類のイ メージデータをモニタ 2 Bに表示する こ とによって G U I のためのグラフィ ック表示を得ている。
HD Dイ ンターフェイ ス 2 4 は、 コ ンピュータ 2内部に設け られたローカルハー ドディ スク ドライブ (H D D ) 2 4 Aと通 信するためのイ ンターフェイスブロ ックである。 この H D Dィ ンタ一フェイ ス 2 4 とハー ドディ スク ドライブ 2 4 Aとは S C S I (Small Computer System Interface ) の伝送フォーマツ トに基づいて通信が行われる よ う になされている。
ハー ドディスク ドライブ 2 4 Aには、 こ のコンピュータ 2で 起動するアプリ ケーショ ン ソ フ ト ウエアがイ ンス トールされて おり、 当該アプリ ケーショ ンソ フ ト ウエアを実行する場合には、 このハー ドディ スク ドライ ブ 2 4 Aから読み出されて C P U 2
1 の R AM 2 1 B にアップロー ドされる。 またこのアプリ ケー シヨ ンソフ ト ウエアを終了する際には、 R AM 2 1 Bに記憶さ れている編集オペレーショ ンによって生成された各種情報 (例 えばファイル情報等) は、 こ のハー ドディ スク ドライブ 2 4 A を介してハー ドディ スク にダウンロー ドされる。
F D Dイ ンタ一フェイ ス 2 5 は、 コ ンピュータ 2 内部に設け られたフ ロ ッ ピーディ スク ドライブ ( F D D) 2 5 Aと通信す るためのイ ンターフェイスブロ ックである。 この F D Dイ ンタ 一フェイ ス 2 5 と フロッピーディ スク ドライブ 2 5 Aとは S C S I の伝送フォーマツ トに基づいて通信が行われる よ う になさ れている。
ポイ ンティ ングデバイスイ ンターフェイ ス 2 6 は、 コンビュ ータ 2 に接続されたマウス 2 D及びキーボー ド 2 Cからの情報 を受信するイ ンタ一フェイ スプロ ックである。 ポイ ンティ ング デバイスイ ンターフェイ ス 2 6 は、 マウス 2 Dに設けられた 2 次元ロ ータ リ ーエンコーダの検出情報と、 マウス 2 Dに設けら れた左右のボタンのク リ ック情報とを当該マウス 2 Dから受け 取り 、 受け取ったそれらの情報をデコー ドして C P U 2 1 に送 出する。 同様に、 ポイ ンティ ングデバイスイ ンターフェイス 2 6 はキーボー ド 2 Cに設け られたボタンからの入力情報を受け 取り 、 受け取った入力情報をデコー ドして C P U 2 1 に送出す る。 これによ り C P U 2 1 は、 モニタ 2 Bに表示される G U I の う ちいずれのコマン ドボタ ンが指示されたか認識し得る と共 に、 キーボー ド 2 Cよ り入力された各種データを認識し得、 そ れらに対応する制御を行う こ とができる。
外部イ ンターフェイ ス 2 7 は、 コ ンピュータ 2の外部に接続
された編集処理装置 3 と通信するためのブロ ックである。 外部 インターフェイ ス 2 7は C P U 2 1 で生成された再生コマン ド や記録コマン ド等の各種制御コマンドを所定の通信プロ トコル のデータに変換する ドライバを有しており、 当該ドライバを介 して制御コマン ドを示す制御信号 S 1 を編集処理装置 3 に送出 する。
1 — 2. 編集処理装匱の構成
この項では編集処理装置 3 の構成について説明する。 図 3 に 示すよ うに、 編集処理装置 3 は大きく分けてシステム コ ン ト口 ール部 3 A、 マ ト リ ク ススィ ッチャ部 3 B、 画像処理部 3 C及 ぴ音声処理部 3 Dからなつている。 システムコ ン ト ロ ール部 3 Aは、 コ ンピュータ 2から送られてく る制御信号 S 1や専用コ ン トローラ 4 、 5から送られてく る制御信号 S 3 、 S 4 を受け、 当該制御信号 S 1 、 S 3又は S 4を基に各プロ ッ ク の動作を制 御する。 具体的には、 システムコ ン ト ロ ール部 3 Aは、 コ ン ト ロールバス 3 Eを介してマ ト リ ク ススィ ツチャ部 3 B、 画像処 理部 3 C及び音声処理部 3 Dの動作を制御する と共に、 制御信 号 S 5、 S 6 、 S 9又は S I 2を送出してデイ リーサーバ 6 、 V T R 7及びローカルス ト レージ 8の再生又は記録動作等を制 御する。 システムコ ン ト ロ ール部 3 Aは外部よ り供給される リ フエ レンスタイ ムコー ド (REF- TC) も受け取り 、 タイ ムコ一 ド の管理も行う よ うになされている。
マ ト リ スク スィ ツチャ部 3 Bは複数の入力端子と複数の出力 端子とを有し、 システム コ ン トロール部 3 Aからの制御に応じ て所望の入力端子を所望の出力端子に接続するよ う になされて
おり、 これによ り各デバイス (ディ リ一サーバ 6 、 V T R 7又 はローカルス トレージ 8 ) から読み出されたビデオ及びオーデ ィォ信号のうち所望の信号を画像処理部 3 Cや音声処理部 3 D に送出し得ると共に、 所望の信号をコ ンピュータ 2ゃ各デバイ ス (V T R 7 、 ローカルス ト レージ 8 又はオンエアノくッラブ 9 ) に送出し得るよ うになされている。 さらに画像処理部 3 Cによ つて処理されたビデオ信号をコ ンピュータ 2に送出したり、 或 いはそのビデオ信号に音声処理部 3 Dによって処理されたォー ディォ信号を重畳して各デバイス (V T R 7 、 ロ ーカルス ト レ ージ 8又はオンエアバッファ 9 ) に送出し得るよ うにもなされ ている。
画像処理部 3 Cは、 ト ラ ンジシヨ ンエフェク ト (ワイ プゃぺ ージターン等、 バックグラゥン ドの映像からフォアグラゥンド の映像に切り換えるようなエフェク ト) やアニメ ーショ ンエフ ェク ト (モザイクゃピクチャインピクチャ等、 特殊な画像処理 や挿入処理を伴うエフェク ト) といったエフェク ト処理をビデ ォ信号に施すブロ ックであり、 マ ト リ ク ススィ ツチャ部 3 Bに よって選択されたビデオ及びオーディオ信号からビデオ信号を 抽出し、 当該ビデオ信号にエフェク ト処理を施した後、 そのビ デォ信号をマ ト リ ク ススィ ツチャ部 3 Bに出力する。
尚、 この編集装置においては、 エフェク トの種類と して トラ ンジシヨ ンエフェク ト と アニメ ーショ ンエフヱ ク トの 2種類を 有している。 トランジシヨ ンエフェク ト とは、 ワイプ効果ゃぺ ージターン効果等のよ うに、 2つの画像を切り換えるビデオェ フエク トのことを言い、 アニメーシ ョ ンエフェク ト とは、 3次 元画像空間変換等の画像に特殊効果をかけるエフエタ ト、 また
2 フ
は、 スポッ トライ ト効果、 ズームアップ効果及びピクチャイン ピクチャ効果等のようにある画像にビデオエフェク トのかかつ た画像を挿入するエフェク トのこ とを言う。
音声処理部 3 Dは、 オーディオ信号のレベル調整や合成を 行うブロ ックであり、 マ ト リ ク ススィ ツチャ部 3 Dによって選 択されたビデオ及びオーディォ信号からオーディォ信号を抽出 した後、 そのオーディオ信号にレベル調整を施したり、 或いは オーディオ信号同士をそれぞれ合成したり し、 その結果得られ るオーディオ信号をマ ト リ ク ススィ ツチャ部 3 B又はス ピーカ
1 1 、 1 2に出力する。
ここでこれら各プロ ッ ク の構成を図を用いて以下に具体的に 説明する。 図 4 に示すよ う に、 システム コ ン ト ロール部 3 Aは、 メ イ ン C P U (M— C P U) 3 0 、 コ ミ ュニケーショ ン C P U (C— C P U) 3 1及びデバイス制御用 C P U (D— C P U)
3 2〜 3 4の複数の C P Uから構成される。 メイ ン C P U 3 0 は、 コ ン ト ロ ールバス 3 Eを介して各ブロ ック (すなわちマ ト リ ク ススィ ツチャ部 3 B、画像処理部 3 C及び音声処理部 3 D ) に制御コマン ドを与えるこ とによ り 当該各プロ ックの動作を制 御するための C P Uである。 またコ ミュニケーショ ン C P U 3
1 は、 外部のタイムコー ド発生器 (図示せず) によって発生し たリ ファ レンス タイ ムコー ド ( REF- TC) を受け取ったり、 或い はコンピュータ 2からの制御信号 S 1や専用コン トローラ 4 、
5からの制御信号 S 3 、 S 4 を受け取ったりするための通信用 C P Uである。 またデバイス制御用 C P U 3 2〜 3 4は、 各デ バイ ス (すなわちデイ リーサーバ 6 、 V T R 7及びロ ーカルス ト レージ 8 ) に対して制御信号 S 5 、 S 6 、 S 9又は S 1 2を
送出して当該各デバイ スの動作を制御するための C P Uである, このよ うなシステム コ ン トローノレ部 3 Aは、 .コ ミュニケーシ ヨ ン C P U 3 1 によって制御信号 S 1 、 S 3又は S 4を受け取 り、 当該コ ミュニケーショ ン C P U 3 1 によってその制御信号 S l 、 S 3又は S 4が示す制御コマン ドを再生する。 この制御 コマン ドはシステムコ ン トロール部 3 A内部のバス 3 5を介し てメ イ ン C P U 3 0 に転送される。 メ イ ン C P U 3 0 はこの制 御コマン ドを解析し、 デバイス制御が必要であれば対応するデ バイ ス制御用 C P U 3 2 、 3 3又は 3 4に制御コマン ドを送出 して当該デバイス制御用 C P U 3 2、 3 3又は 3 4を介してデ バイ スの動作を制御し、 マ ト リ ク ススィ ッチャ部 3 B、 画像処 理部 3 C又は音声処理部 3 Dの制御が必要であれば対応するブ 口 ックにコン トロールバス 3 Eを介して制御コマン ドを送出し て当該プロ ッ ク の動作を制御する。
コ ミ ュニケーショ ン C P U 3 1 は、 内部にコ ンピュータ 2の 外部インターフェイ ス 2 7 に対応した通信用の ドライバを有し ており、 当該 ドライバによってコ ンピュータ 2から送られてく る制御信号 S 1 を受信する よ う になされている。 またデバイス 制御用 C P U 3 2〜 3 4は内部に R S — 4 2 2規格の ドライ ノく を有しており、 当該 ドライバによって R S — 4 2 2規格の制御 信号 S 5 、 S 6 、 S 9又は S I 2を各デバイスに送出するよ う になされている。
続いて図 5 を用いてマ ト リ ク ススィ ツチャ部 3 Bについて説 明する。 この図 5 に示すよ う に、 マ ト リ クススィ ッチャ部 3 B は大き く 分けて制御回路 4 0 、 マ ト リ ク ススィ ッチャブロ ック 4 1及びフォーマツ ト変换ブロ ッ ク 4 2からなつている。 制御
回路 4 0 はこのマ ト リ ク ススィ ツチャ部 3 Bの全体を制御する 回路であり、 コ ト ロ ールバス 3 Eを介して受けた制御コマン ドに基づいて制御信号 S 2 0、 S 2 1 を生成し、 当該制御信号 S 2 0、 S 2 1 をそれぞれマ ト リ ク ススイ ツチヤブロ ック 4 1、 フォーマツ ト変換プロ ック 4 2に出力してその動作を制御する, マ ト リ クススィ ッチャブロ ック 4 1 は、 入力端子 I N 1 ~ I N 1 1 にそれぞれ接続される複数の入力ラインと、 出力端子 O U T l〜O U T l 3 にそれぞれ接続される複数の出力ラインと が格子状に配列されており、 入力ラインと出力ラインが交差す るクロスポイン ト P (図中 X印で示す) の所で当該入力ライン と出力ライ ンを接続し得るよ う になされている。 このためマ ト リ ク ススイ ツチヤブロ ック 4 1 は、 制御回路 4 0から供給され る制御信号 S 2 0に基づいて所望のク ロ スポイ ン トの所で入力 ラインと出力ライ ンを接続すれば、 入力端子 I N 1〜 I N 1 1 に入力された所望の信号を所望の出力端子 O U T 1〜O U T 1 3 に出力するこ とができる。 尚、 移行の説明において、 例えば I N 7 と O U T 9 を接続するク ロ スポイ ン トを 「 P 7 9 J と し、 I N 1 0 と O U T 4 とを接続するク ロ スポイ ン トを「 P 1 0 4 J とする。
このマ ト リ ク ススィ ツチャ部 3 Bにおいては、 ディ リーサ一 バ 6、 V T R 7及びローカルス ト レージ 8の各デバイスから読 み出されたビデオ及びオーディオ信号がそれぞれ入力端子 I N 1〜 I N 8に入力されるよ う になされている (但し、 この図 5 の例では、 入力端子 I N 1〜 I N 5にビデオ及びオーディオ信 号 S 7、 S 8、 S 1 0及び S 1 3 A〜S 1 3 Eが入力され、 入 力端子 I N 5〜 I N 8は空き端子となっている) 。 また入力端
子 I N 9及び I N l 0には画像処理部 3 Cによって画像処理が 施されたビデオ信号 S 3 1 、 S 3 2がそれぞれ入力され、 入力 端子 I N l 1 には音声処理部 3 Dによって信号処理が施された オーディオ信号 S 3 3が入力されるよ うになされている。
またこのマ ト リ クススィ ツチャ部 3 Bにおいては、 出力端子 O U T 1 はローカルス ト レージ 8 にビデオ及ぴオーディオ信号 S 1 5を出力するための端子と して割り 当てられ、 出力端子 O U T 2は V T R 7にビデオ及びオーディオ信号 S 1 1 を出力す るための端子と して割り 当てられ、 出力端子 O U T 3 はオンェ ァバッファ 9 にビデオ及びオーディオ信号 S 1 6を出力するた めの端子と して割り 当てられており、 出力端子 O U T l 〜 O U T 3はそれぞれプログラム出力用の端子と して割り 当てられて いる。 また出力端子 O U T 4はプレビュー専用のモニタ 1 3 に ビデオ信号 S 1 9 を出力するためのプレビュー用の出力端子と して割り 当てられており、 出力端子 O U T 5 はコンピュータ 2 にビデオ信号 S 2を出力するためのキヤプチャ用の出力端子と して割り 当てられている。 さ らに出力端子 O U T 6〜 O U T 1 0は画像処理部 3 Cにビデオ及びオーディオ信号 S 2 3 〜 S 2 7を出力するための端子と して割り 当てられ、 出力端子 O U T 1 l 〜O U T l 3 は音声処理部 3 Dにビデオ及びオーディオ信 号 S 2 8 〜 S 3 0 を出力するための端子と して割り 当てられて いる。
フォーマツ ト変換プロ ック 4 2は、 制御回路 4 0から供給さ れる制御信号 S 2 1 に基づいて、 出力端子 O U T 1 〜 O U T 5 に出力する信号を S D I 規格の信号に変換する回路ブロ ックで あり、 出力端子 O U T l 〜 O U T 3 に出力する信号をフォーマ
ッ ト変換するァゥ トプッ トプロセッサ 4 3及びオーディオコン バイナ 4 4 と、 出力端子 O U T 4 に出力する信号をフォーマツ ト変換するアウ トプッ トプロセッサ 4 5 と、 出力端子 O U T 5 に出力する信号をフォーマツ ト変換するァゥ トプッ トプロセ ッ サ 4 6 とを有している。
ァゥ トプッ トプロセッサ 4 3 は、 画像処理部 3 Cによって画 像処理されたビデオ信号 (すなわち入力端子 I N 9又は I N 1 0に入力されるビデオ信号 S 3 1又は S 3 2 ) を出力する とき、 当該ビデオ信号 S 3 1又は S 3 2を S D I 規格のビデオ信号に 変換する。 オーディオコ ンパイナ 4 4は、 音声処理部 3 Dによ つて処理されたェンべデッ ドオーディオ信号 (すなわち入力端 子 I N i l に入力されるオーディオ信号 S 3 3 ) を出力すると き、 ァゥ トプッ トプロセッサ 4 3から出力される S D I 規格の ビデオ信号に当該ェンべデッ ドオーディオ信号 S 3 3 を重畳す る。 これによ り画像処理部 3 Cによって処理されたビデオ信号 S 3 1 、 S 3 2や音声処理部 3 Dによって処理されたオーディ ォ信号 S 3 3 を S D I 規格の信号でローカルス ト レージ 8や V T R 7或いはオンエアバッファ 9に送出し得る。 尚、 このェン ベデッ ドオーディオ ( Embedded Audio ) とは、 S D I規格の 補助データ領域のバケツ トを使用して伝送されるデジタルォー ディォデータのことである。
入力端子 I N 1 〜 I N 8に入力されたビデオ及ぴオーディオ 信号を出力端子 O U T 1 〜 O U T 3 に出力する場合には、 当該 ビデオ及びォ一ディォ信号が S D I 規格で各デバイスから出力 されているので、 ァゥ トプッ トプロセッサ 4 3及びオーディオ コ ンパイナ 4 4は何ら処理せず、 入力される ビデオ及びオーデ
ィォ信号をそのまま出力端子 O U T l 〜O U T 3 に出力する。 アウ トプッ トプロセッサ 4 5 、 4 6 も、 同様に、 それぞれ画 像処理部 3 Cによって画像処理されたビデオ信号 S 3 1又は S 3 2を出力端子 O U T 4又は O U T 5に出力するとき、 当該ビ デォ信号 S 3 1 又は S 3 2を S D I規格のビデオ信号に変換す る。 これによ り画像処理部 3 Cによって処理されたビデオ信号 S 3 1又は S 3 2を S D I 規格の信号でプレビュー専用のモニ タ 1 3やコンピュータ 2に送出し得る。 このァゥ トプッ トプロ セッサ 4 5 、 4 6 も、 入力端子 I N 1 〜 I N 8に入力されたビ デォ及びオーディオ信号を出力端子 O U T 4 、 O U T 5に出力 する場合には、 当該ビデオ及びオーディオ信号に何ら処理せず、 そのまま出力端子 O U T 4 、 O U T 5に出力する。
続いて図 6を用いて画像処理部 3 Cについて説明する。 この 図 6に示すよ う に、 画像処理部 3 Cは大き く分けて制御回路 5 0 と、 デマルチプレクサブロ ック 5 1 と、 スィ ッチャブロ ック 5 2 と、 特殊効果ブロ ック 5 3 と、 ミキサブロ ック 5 4 とを有 している。 制御回路 5 0はこの画像処理部 3 Cの全体を制御す る回路であり、 コ ン ト ロ ールバス 3 Eを介して受けた制御コマ ン ドに基づいて制御信号 S 4 0 、 S 4 1 、 S 4 2、 S 4 3 を生 成し、 当該制御信号 S 4 0 、 S 4 1 、 S 4 2、 S 4 3 をそれぞ れデマノレチプレクサブロ ック 5 1 、 スィ ッチャブロ ック 5 2、 特殊効果ブロ ック 5 3、 ミキサブロ ック 5 4に出力してその動 作を制御する。 これによ り この画像処理部 3 Cでは、 マ ト リ ク ススィ ツチャ部 3 Bから供給されたビデオ信号 ( S 2 3〜 S 2 7 ) に対して画像処理を施す。 こ こで言う画像処理とは、 ソー スビデオ信号に特殊効果を施したり、 バックグラウン ドビデォ
信号に特殊効果のかかったビデオ信号を挿入した りするアニメ ーシヨ ンエフェク トゃ、 バック グラ ウン ドビデオ信号からフォ ァグラ ウン ドビデオ信号に映像を切り換える トランジシヨ ンェ フエク トのこ とである。
デマルチプレクサブロ ック 5 1 は、 S D I 規格の信号形式で 送られてく る ビデオ及ぴオーディオ信号 S 2 3 〜 S 2 7からビ デォ信号又はキー信号を抽出するブロ ックである。 このデマル チプレクサブ口 ック 5 1 は、 入力される ビデオ及びオーディオ 信号 S 2 3〜 S 2 7からそれぞれ信号抽出を行う 5 つのデマル チプレクサ回路 5 1 A〜 5 1 Eからなつている。 デマルチプレ クサ回路 5 1 Aは、 ビデオ及びオーディオ信号 S 2 3 を形成す る各パケッ トのペイ ロー ド部からキー信号を抽出する回路であ り 、 当該キー信号の先頭に配置されている同期信号及びヘッダ 情報に基づいて抽出を行う。 またデマルチプレク サ回路 5 1 B は、 ビデオ及びオーディォ信号 S 2 4 を形成する各バケツ トの ペイ ロー ド部からビデオ信号を抽出する回路であり 、 当該ビデ ォ信号の先頭に配置されている同期信号及びヘッダ情報に基づ いて抽出を行う。 同様に、 デマルチプレクサ回路 5 1 Cはビデ ォ及びオーディオ信号 S 2 5 からキー信号を抽出し、 デマルチ プレクサ回路 5 1 Dはビデオ及ぴオーディオ信号 S 2 6からビ デォ信号を抽出 し、 デマルチプレクサ回路 5 1 Eはビデオ及び オーディオ信号 S 2 7から ビデオ信号を抽出する。
スィ ッチャブロ ック 5 2 は、 抽出されたキー信号及びビデオ 信号に対して トランジショ ンエフェク トのための処理を施すブ ロ ックであり 、 ワイプ信号発生器 5 2 A、 5 2 B、 キー信号処 理回路 5 2 C、 5 2 D、 及びビデオ信号処理回路 5 2 E、 5 2
Fからなつている。 ワイプ信号発生器 5 2 Aは、 制御回路 5 0 からの制御信号 S 4 1 に基づいてオペレータが指定した トラン ジシヨ ンエフェク トに対応するワイプ信号を生成し、 当該ワイ プ信号をキー信号処理回路 5 2 C及ぴビデオ信号処理回路 5 2 Eに送出する。 キー信号処理回路 5 2 Cは、 供給されるワイプ 信号に基づいてデマルチプレクサ回路 5 1 Aから供給されるキ 一信号を当該ワイプ信号に対応するよ うに変換し (又は供給さ れるワイプ信号に基づいて当該ワイプ信号に対応する所望のキ 一信号を新たに生成する) 、 その結果得られるキー信号を後述 する ミキサブ口 ック 5 4に送出する。 またビデオ信号処理回路 5 2 Eは、 供給されるワイプ信号に基づいてデマルチプレクサ 回路 5 1 Bから供給される ビデオ信号を当該ワイプ信号に対応 するよ うに変換し、 その結果得られるビデオ信号を後述する ミ キサブ口 ック 5 4に送出する。
同様に、 ワイプ信号発生器 5 2 Bは、 制御回路 5 0からの制 御信号 S 4 1 に基づいてオペレータが指定した トランジショ ン エフェク トに対応するワイプ信号を生成し、 当該ワイプ信号を キ一信号処理回路 5 2 D及びビデオ信号処理回路 5 2 Fに送出 する。 キー信号処理回路 5 2 Dは、 供給されるワイプ信号に基 づいてデマルチプレクサ回路 5 1 Cから供給されるキー信号を 当該ワイプ信号に対応するよ う に変換し (又は供給されるワイ プ信号に基づいて当該ワイプ信号に対応する所望のキー信号を 新たに生成する) 、 その結果得られるキー信号を後述する特殊 効果プロ ック 5 3に送出する。 またビデオ信号処理回路 5 2 F は、 供給されるワイプ信号に基づいてデマルチプレクサ回路 5 1 Dから供給されるビデオ信号を当該ワイプ信号に対応するよ
うに変換し、 その結果得られるビデオ信号を後述する特殊効果 ブロ ック 5 3 に送出する。
特殊効果ブロ ック 5 3は、 制御回路 5 0から供給される制御 信号 S 4 2に基づいて、 キー信号処理回路 5 2 Dから出力され るキー信号及びビデオ信号処理回路 5 2 Fから出力されるビデ ォ信号を 3次元的に画像変換するためのブロ ックであり、 3次 元ア ドレス発生回路 5 3 A、 フ レームメモ リ 5 3 B、 5 3 C及 び補間回路 5 3 D、 5 3 Eからなつている。 3次元ア ドレス発 生回路 5 3 Aは、 制御信号 S 4 2に基づいて、 オペレータが指 定した 3次元的な画像変換を行うための変換ア ドレスを生成し 当該変換ァ ドレスをフ レームメ モ リ 5 3 B、 5 3 C及び補間回 路 5 3 D、 5 3 Eに出力する。
フ レームメ モ リ 5 3 Bは、 キー信号処理回路 5 2 Dから供給 されるキー信号を順次内部のメモリ領域に格納する と共に、 そ の格納されたキー信号を変換ァ ド レスに基づいて読み出すこと によ り、 当該キー信号に対して 3次元的な画像変換を施し、 そ の結果得られるキー信号を補間回路 5 3 Dに送出する。 同様に、 フ レームメ モ リ 5 3 Bは、 ビデオ信号処理回路 5 2 Fから供給 されるビデオ信号を順次内部のメ モ リ領域に格納する と共に、 その格納されたビデオ信号を変換ァ ドレス に基づいて読み出す こ とによ り 、 当該ビデオ信号に対して 3次元的な画像変換を施 し、 その結果得られるビデオ信号を補間回路 5 3 Eに送出する。 補間回路 5 3 Dは 3次元的な変換処理が施されたキー信号に 補間処理を施す回路であり 、 変換ァ ドレスに基づいてキー信号 の画素を空間的に補間し、 その結果得られるキー信号を後述す る ミキサブロ ック 5 4 に送出する。 同様に、 捕問回路 5 3 Eは
3次元的な変換処理が施されたビデオ信号に補間処理を施す回 路であり 、 変換ア ドレスに基づいてビデオ信号の画素を空間的 に補間し、 その結果得られるビデオ信号を後述する ミキサブ口 ック 5 4 に送出する。
ミキサブ口 ック 5 4は制御信号 S 4 3による指示に従ってビ デォ信号を合成するプロ ックであり、 2つのミ ックス回路 5 4 A、 5 4 Bからなつている。 ミ ックス回路 5 4 Aは、 特殊効果 ブロ ック 5 3から出力されるキー信号に基づいて、 当該特殊効 果ブロ ック 5 3 によって画像変換されたビデオ信号とデマルチ プレクサ回路 5 1 Eから出力されるビデオ信号とを合成するこ とによ り ビデオ信号 S 3 1 を生成する。 またミックス回路 5 4 Bは、 スィ ッチャブロ ック 5 2から出力されるキー信号に基づ いて、 当該スィ ッチャブロ ック 5 2から出力されるビデオ信号 と ミックス回路 5 4 Aから出力されるビデオ信号 S 3 1 とを合 成することによ り ビデオ信号 S 3 2を生成する。 このよ うにし て生成されたビデオ信号 S 3 1 、 S 3 2は、 上述したよ うにマ ト リ クススィ ツチャ部 3 Bに送出される。
単に 2つの映像を切り換えるだけの トランジショ ンエフエタ トを行う場合には、 デマルチプレクサ回路 5 1 Dから出力され るビデオ信号をバックグラウン ドビデオ信号と してミ ック ス回 路 5 4 Aを介してミック ス回路 5 4 Bに入力する と共に、 ビデ ォ信号処理回路 5 2 Eから出力されるビデオ信号をフォアグラ ゥンドビデオ信号と してミ ックス回路 5 4 Bに入力し、 その 2 つのビデオ信号をキー信号処理回路 5 2 Cから出力されるキー 信号に基づいて合成する。 これによ りバックグラウン ドビデオ 信号からフォアグラウン ドビデオ信号に切り換わるビデオ信号
S 3 2が生成される。
尚、 フォアグラン ド映像と は、 トランジシヨ ンエフェク トの 実行によって画面に現れる画像または、 アニメーショ ンェフエ ク トの実行によってバック グランフ ド画像に挿入され、 ェフエ ク トパターンを埋める画像の事を言う。 また、 ノくック グラン ド 映像とは、 トランジシヨ ンエフェク トの実行によって、 画面か ら消し去られる画像または、 アニメーショ ンエフェク トの実行 によってフォアグラン ド画像が埋められたエフェク トパターン が挿入される画像のこ とを言う。
またページターンのよ う な画像変換を伴う トランジショ ンェ フエク トを行う場合には、 デマルチプレクサ回路 5 1 Eから出 力される ビデオ信号をバック グラ ウン ドビデオ信号と して ミ ツ クス回路 5 4 Aに入力する と共に、 ビデオ信号処理回路 5 2 F から出力されるビデオ信号をフォアグラ ウン ドビデオ信号と し て特殊効果ブロ ック 5 3 を介して画像変換した後にミ ック ス回 路 5 4 Aに入力し、 その 2つのビデオ信号を特殊効果プロ ック 5 3 を介して信号処理されたキ一信号に基づいて合成する。 こ れによ りページをめく る よ う にしてバック グラ ウン ドビデオ信 号からフォアグラ ウン ドビデオ信号に切り換わる ビデオ信号 S 3 1 が生成される。
またピクチャイ ンピクチャのよ う なアニメーショ ンエフェク トを行う場合には、 デマルチプレクサ回路 5 1 Eから出力され る ビデオ信号をバック グラ ウン ドビデオ信号と して ミ ック ス回 路 5 4 Aに入力する と共に、 ビデオ信号処理回路 5 2 Fから出 力される ビデオ信号を挿入素材と して特殊効果プロ ック 5 3 を 介して画像変換した後にミ ッ ク ス回路 5 4 Aに入力 し、 その 2
つのビデオ信号を特殊効果ブロ ック 5 3 を介して信号処理され たキ一信号に基づいて合成する。 これによ りバックグラウンド ビデオ信号に挿入素材が挿入されたピクチャインピクチャのビ デォ信号 S 3 1 が生成される。
続いて図 7を用いて音声処理部 3 Dについて説明する。 この 図 7に示すよ うに、 音声処理部 3 Dは大き く分けて制御回路 5 5、 入力信号処理ブロック 5 6 、 補助入力信号処理ブロ ック 5 7、 ミキサブロック 5 8及び出力信号処理ブロ ック 5 9からな つている。 制御回路 5 5 はこの音声処理部 3 Dの全体を制御す る回路であり、 コ ン トロールバス 3 Eを介して受けた制御コマ ン ドに基づいて制御信号 S 4 5、 S 4 6、 S 4 7、 S 4 8を生 成し、 当該制御信号 S 4 5、 S 4 6、 S 4 7、 S 4 8をそれぞ れ入力信号処理ブロック 5 6、補助入力信号処理ブロック 5 7、 ミキサブロック 5 8、 出力信号処理ブロック 5 9に出力してそ の動作を制御する。 これによ り この音声処理部 3 Dでは、 マ ト リ ク ススイツチヤ部 3 Bから供給されたオーディオ信号 ( S 2 8〜S 3 0 ) に対して音声処理が施される。 ここで言う音声処 理とは、 オーディオ信号のレベル調整と合成のことである。 入力信号処理ブロック 5 6は、 S D I 規格の信号形式がパラ レル化され送られてく るビデオ及びオーディォ信号 S 2 8 ~ S 3 0からオーディオ信号を抽出し、 そのオーディオ信号を信号 処理部 (D S P部) で処理するために D S P フォーマ ッ トのォ 一ディォ信号に変換して送出するプロ ックである。 この入力信 号処理ブロック 5 6は、 信号分離回路と してのセパ レータ 5 6 A〜 5 6 Cを有している。 セノ レータ 5 6 A〜 5 6 Cは、 それ ぞれパラレル化された S D I 規格のビデオ及びオーディォ信号
S 2 8〜S 3 0力 ら D S P フォーマツ トのオーディオ信号を抽 出する回路である。 すなわち、 セパレータ 5 6 A〜 5 6 Cは、 入力されるビデオ及びオーディオ信号 S 2 8〜S 3 0からェン ベデッ トオーディオ信号を抽出して、 シリ アル化した後オーデ ィォ信号をそれぞれミキサブロック 5 8 に送出する。
補助入力信号処理ブロ ック 5 7は、 外部から入力される A E S / £ B U Audio Engineering Society / European Broadca sting Union ) フォーマ ツ トのオーディオ信号を D S Pフォー マツ トのオーディオ信号に変換するブロ ックである。 この補助 入力信号処理ブロ ック 5 7は、 レー ト変換のためのサンプリ ン グレー トコ ンバータ 5 7 A〜 5 7 Dと、 フォーマツ ト変換回路 と してのデコーダ 5 7 E〜 5 7 Hとを有している。 サンプリ ン グレー トコンバータ 5 7 A〜 5 7 Dでは、 供給された A E S Z E B Uフォーマツ トのオーディオ信号の異なるサンプリ ングレ 一トが音声処理部 3 D内の所定のサンプリ ングレー トに変換さ れる。 サンプリ ングレー トが変換されたオーディオ信号は、 デ コーダ 5 7 E〜 5 7 Hに送出される。 デコーダ 5 7 E〜 5 7 H は、 それぞれオーディオ信号をフォーマツ ト変換する回路であ り、 入力される A E S / E B Uフォーマ ツ トのオーディオ信号 をそれぞれ D S Pフォーマ ッ トのオーディオ信号に変換し、 そ の結果得られるオーディオ信号をそれぞれミキサブロック 5 8 に送出する。
ミキサブロック 5 8は、 オーディオ信号のレベル調整を行う と共に、 信号合成を行うブロックであり、 ゲイン設定回路 5 8 A〜 5 8 Nと、 加算回路 5 8 0、 5 8 P と、 ゲイン設定回路 5 8 A〜 5 8 Nの信号レベルを専用コ ン ト ロ ーラ 5へ送信するメ
ータデータ発生回路 5 8 Qとからなっている。 入力信号処理プ ロック 5 6から供給されたオーディオ信号及ぴ補助入力信号処 理ブロ ック 5 7から供給されたオーディオ信号は、 それぞれ右 側成分と左側成分に分離された後にゲイン設定回路 5 8 A〜 5 8 Gとゲイン設定回路 5 8 H〜 5 8 Nに入力される。 ゲイン設 定回路 5 8 A〜 5 8 Gと 5 8 H〜 5 8 Nは、 コ ンピュータ 2の モニタ 2 Bに表示される G U I のオーディオフエーダ又は専用 コ ン トローラ 5に設けられたオーディオフエーダの操作に連動 して抵抗値が変化するよ うになされており、 これによ り入力さ れるオーディオ信号をそれぞれオペレータが指定した信号レべ ルに レベル調整する。
ゲイン設定回路 5 8 A〜 5 8 Gによってレベル調整されたォ 一ディォ信号は、 それぞれ加算回路 5 8 Oに入力され、 こ こで 加算された後に出力信号処理ブロック 5 9に送出される。 同様 に、 ゲイン設定回路 5 8 H〜 5 8 Nによってレベル調整された オーディオ信号は、 それぞれ加算回路 5 8 Pに入力され、 こ こ で加算された後に出力信号処理ブロ ック 5 9 に送出される。 メ ータデータ発生回路 5 8 Qは、 後述する専用コ ン ト ローラ 5の パネルのディジタルメータを直接制御するよ うに、 この時の信 号レベルをデータへ変換する。 変換されたデータは、 専用コ ン トローラ 5へ送出される。
出力信号処理ブロック 5 9は出力する D S Pフォーマ ツ トの オーディオ信号を S D I 規格の信号形式をパラ レル化したェン べデッ ドオーディオ信号に変換するブロ ックである。 この出力 信号処理プロ ック 5 9は、 信号合成回路と してのェンべデッ ト 回路 5 9 Aと、 フォーマツ ト変換回路と してのエンコーダ 5 9
B、 5 9 Cとを有している。 ェンべデッ ト回路 5 9 Aは、 マ ト リ ク ススイツチヤ部 3 Bのコ ンパイナ 4 4 によってオーディオ 信号を S D I 規格のビデオ信号に重畳し得るよ う に所定の信号 形式に信号変換を行う回路であり、 加算回路 5 8 0及び 5 8 P から供給されたシ リ アルのオーディオ信号を合成した後に所定 の信号形式、 すなわちパラ レルのェンべデッ ドオーディォ信号 に信号変換を行う。 この処理によ り得られたェンべデッ ドォー ディォ信号 S 3 3は、 上述したよ う にマ ト リ クススィ ッチャ部 3 Bのコ ンパイナ 4 4に送出される。
エンコーダ 5 9 Bは D S Pフォーマツ トのオーディオ信号を A E S / E B Uフォーマ ツ トのオーディオ信号にフォーマツ ト 変換する回路であり、 加算回路 5 8 0から出力されたオーディ ォ信号を A E S Z E B Uフォーマ ツ トのオーディオ信号 S 1 7 にフォーマツ ト変換し、音声確認用のスピ一力 1 1 (図 1参照) に送出する。 同様に、 エンコーダ 5 9 Cは D S P フォーマッ ト のオーディオ信号を A E S Z E B Uフォーマ ツ トのオーディオ 信号にフォーマツ ト変換する回路であり、 加算回路 5 8 Pから 出力されたオーディオ信号を A E S / E B Uフォーマツ トのォ 一ディォ信号 S 1 8 にフォーマツ ト変換し、 音声確認用のスピ 一力 1 2 (図 1参照) に送出する。
1 ー 4 . ロ ー力ゾレス ト レージの構成
次にこの項では編集処理装置 3 に接続されるデータ記憶手段 と してロ ーカルス トレージ 8 について説明する。 図 8に示すよ う に、 このローカノレス ト レージ 8 は、 入出力イ ンターフェイ ス と してのデータ入出力プロ ッ ク 6 0 と 、 このローカノレス ト レ一
ジ 8全体の動作を制御するシステムコ ン ト ロールブロ ック 6 1 と、 ビデオデータを記憶するディスクア レイブロ ック 6 2 と、 オーディオデータを記憶するディスクアレイプロ ック 6 3 とを 有している。 尚、 この図 8 には、 1 チャンネル分の入出力ブロ ック及ぴディ スクアレイプロ ック しか書かれていないが、 実際 には、 5チャンネル分の入出力ブロ ック及ぴディスクアレイブ 口 ックカ Sある。
データ入出力プロ ック 6 0 は入力 1 チャンネル、 出力 2チヤ ンネルの構成を有しており 、 システムコン ト ローノレプロ ック 6 1 からの制御信号 S 6 0 に基づいて、 編集処理装置 3 から供給 されたビデオ及びオーディオ信号 S 1 5 にデータ記憶に先立つ て所定の信号処理を施すと共に、 ディスクア レイプロ ック 6 2、 6 3 から読み出したデータに所定の信号処理を施してビデオ及 びオーディオ信号 S 1 3 A〜 S 1 3 E と して出力する。
具体的に説明する と、 まず編集処理装置 3 から供給されたビ デォ及びオーディオ信号 S 1 5 はエンコーダ 6 O Aに入力され る。 エンコーダ 6 0 Aは S D I 規格のビデオ及びオーディオ信 号 S 1 5 から ビデオ信号 S 6 1 とオーディオ信号 S 6 2 を抽出 し、 当該ビデオ信号 S 6 1 をビデオ圧縮回路 6 0 Bに出力する と共に、 オーディオ信号 S 6 2 をオーディオ圧縮回路 6 0 J に 出力する。 ビデオ圧縮回路 6 0 Bは、 圧縮率 1 / 10の M P E G規 格でビデオ信号 S 6 1 を圧縮し、 その圧縮したビデオデータを バッファメ モ リ 6 O Cに格納する。 同様に、 オーディオ圧縮回 路 6 0 J は、 所定の音声圧縮方式を用いてオーディ オ信号 S 6 2 を圧縮し、 その圧縮したオーディオデータをバッファメ モ リ 6 O Kに格納する。 ノくッファメ モ リ 6 O C、 6 O Kに格納され
たビデオデータとオーディオデータは、 システム コ ン トロール ブロ ック 6 1 の制御の基に順次読み出され、 ビデオデータ用の ディスクアレイプロ ック 6 2 とオーディオ用のディスクアレイ ブロ ック 6 3 にそれぞれ記録される。
一方、 再生第 1 チャンネルのビデオデータ と してディスクァ レイブロ ック 6 2から読み出されたビデオデータは、 システム コ ン ト ロールブロ ック 6 1 の制御の基に、 順次バッ ファメモ リ 6 0 Fに格納される。 同様に、 再生第 1 チャンネルのオーディ ォデータと してディスクア レイブロ ック 6 3から読み出された オーディオデータは、 システムコ ン トロールプロ ック 6 1 の制 御の基に、 順次バッファメモリ 6 0 Mに格納される。 第 1 のビ デォ伸長回路 6 0 Fは、圧縮率 1 / 10の M P E G規格で圧縮され ているビデオデータをバッファメ モ リ 6 0 Fから読み出し、 当 該ビデオデータを伸長処理した後、 そのビデオデータ S 6 3 を 第 1 のデコーダ 6 0 Dに出力する。 同様に、 第 1 のオーディオ 伸長回路 6 0 Lは、 圧縮されているオーディオデータをバッフ ァメ モ リ 6 O Mから読み出し、 当該オーディオデータを伸長処 理した後、 そのオーディオデータ S 6 4を第 1 のデコーダ 6 0 Dに出力する。 第 1 のデコーダ 6 O Dは S D I 規格のフォーマ ッ トに基づいてビデオデータ S 6 3 にオーディオデータ S 6 4 を重畳する。 これによりディスクア レイプロ ック 6 2から読み 出した再生第 1 チャンネルのビデオデータ とディスクア レイブ 口 ック 6 3から読み出した再生第 1 チャンネルのオーディオデ ータを S D I 規格のビデオ及びオーディオ信号 S 1 3 Aと して 送出し得る。
同様に、 再生第 2チャンネルのビデオデータ と してディスク
ア レイプロ ック 6 2から読み出されたビデオデータは、 システ ムコ ン ト ロ ーノレブロ ック 6 1 の制御の基に、 I噴次ノくッ ファメ モ リ 6 0 I に格納される。 また再生第 2チャンネルのオーディオ データと してディスクア レイブロ ック 6 3から読み出されたォ 一ディォデータも、 システムコ ン ト ロールブロ ック 6 1 の制御 の基に、 順次バッファメモリ 6 0 Pに格納される。 第 2のビデ ォ伸長回路 6 0 Hは、圧縮率 1/10の M P E G規格で圧縮されて いるビデオデータをバッファメ モ リ 6 0 I から読み出し、 当該 ビデオデータを伸長処理した後、 そのビデオデータ S 6 5を第 2のデコーダ 6 0 Gに出力する。 同様に、 第 2のオーディオ伸 長回路 6 O Nも、 圧縮されているオーディオデータをバッファ メモ リ 6 0 Pから読み出し、 当該オーディオデータを伸長処理 した後、 そのオーディオデータ S 6 6を第 2のデコーダ 6 0 G に出力する。 第 2のデコーダ 6 0 Gは S D I 規格のフォーマツ トに基づいてビデオデータ S 6 5 にオーディオデータ S 6 6を 重畳する。 これによ りディスクア レイブロ ック 6 2から読み出 した再生第 2チャンネルのビデオデータとディスクア レイプロ ック 6 3から読み出した再生第 2チャンネルのオーディオデー タを S D I 規格のビデオ及びオーディオ信号 S 1 4 と して送出 し得る。
システムコ ン ト ロールブロ ック 6 1 は、 このロ ーカノレス ト レ ージ 8の全体を制御するブロ ックであり、 C P U 6 1 Aと、 D IVlAコ ン ト ロ 一フ (Direct Memory Access controller j 6 1 B、 6 1 C と 、 S C S I プロ ト コルコ ン ト ローラ 6 1 D、 6 1 E と、 制御信号 S 1 2の入力イ ンターフェイ ス 6 1 F とを有し ている。 C P U 6 1 Aはシステムコ ン ト ロールブロ ッ ク 6 1 の
中心的存在である制御回路を構成しており、 編集処理装置 3か ら R S — 4 2 2の通信プロ トコルで送られてく る制御信号 S 1 2を入力イ ンターフェイ ス 6 1 Fを介して受け、 その制御信号 S 1 2が示す制御コマン ドに基づいて、 DMAコン トローラ 6 1 B、 6 1 Cと S C S I プロ トコルコン トローラ 6 1 D、 6 1 Eの動作を制御する。 また C P U 6 1 Aは上述したように制御 信号 S 6 0を生成してデータ入出力ブロ ック 6 0に出力するこ とによ り 当該データ入出力プロ ック 6 0の動作を制御する。
さらに C P U 6 1 Aは、 ディスクア レイプロ ック 6 2及び 6 3の記録ァ ドレスを、 記録されるデータのタイムコー ドと共に 管理しており、 これによ り タイムコー ドを基準にしてそのタイ ムコー ドが示すデータの記録ァ ドレスを容易に検索し得るよ う になされている。 具体的には、 C P U 6 1 Aは、 ディスクァレ イブロ ック 6 2にフ レーム単位で記録されるビデオデータの全 記録ア ドレス と 、 記録されるフ レームの全タイ ムコー ドとを対 応付けた対応表を内蔵メ モ リ に記憶している。 同様に、 C P U 6 1 Aは、 ディ スク ア レイ ブロ ッ ク 6 3 にフ レーム単位で記録 されるオーディオデータの全記録ァ ドレス と 、 記録される フ レ 一ムの全タイムコー ドとを対応付けた対応表を内蔵メモリ に記 憶している。 従って外部からタイムコー ドを指定しさえすれば、 対応表を参照して記録ァ ド レスを容易に探し出すこ とができ、 ビデオデータ及びオーディオデータを速やかに再生することが でき る。
ビデオ系の DMAコン トローラ 6 1 Bは、 C P U 6 1 Aから のコマン ドに応じて、 データ記録時にはデータ入出力プロ ック 6 0のバッファメ モ リ 6 0 Cからビデオデータを読み出し、 デ
ータ再生時にはデータ入出力プロ ック 6 0 のバッファメ モ リ 6 0 F、 6 0 I にビデオデータを書き込む。 また.ビデオ系の S C S I プロ トコルコン トローラ 6 1 Dは、 データ記録時、 C P U 6 1 A力 らのコマン ドと、 DMAコン トローラ 6 1 B力 ら受け 取ったフ レーム単位のビデオデータ と、 そのビデオデータのフ レームに付与されているタイ ムコー ドとを S C S I フォーマツ トのデータ S 6 7 に変換してビデオデータ用のディ スクア レイ ブロ ック 6 2 に送出し、 ビデオデータの記録を当該ディスクァ レイブロ ック 6 2 に指示する。 また S C S I プロ ト コルコ ン ト ローラ 6 1 Dは、 データ再生時、 ディスクア レイブロ ック 6 2 から再生された S C S I フォーマツ トのビデオデータ S 6 7を 受け取り 、 これを元のデータ形式に変換して DMAコ ン ト ロー ラ 6 1 Bに送出する。
同様に、 オーディオ系の DMAコン トローラ 6 1 Cは、 C P U 6 1 Aからのコマン ドに応じて、 データ記録時にはデータ入 出力ブロ ック 6 0 のノくッ ファ メ モ リ 6 0 Kからオーディオデー タを読み出し、 データ再生時にはデータ入出力ブロ ック 6 0の バッファメ モ リ 6 O M、 6 0 P にオーディオデータを書き込む c またオーディオ系の S C S I プロ ト コルコン トローラ 6 1 Eは データ記録時、 C P U 6 1 A力、らのコマン ドと、 D MAコン ト ローラ 6 1 Cから受け取ったフ レーム単位のオーディオデータ と、 そのオーディオデータのフ レームに付与されているタイム コー ドとを S C S I フォーマツ 卜のデータ S 6 8 に変換してォ 一ディォデータ用のディスク ア レイプロ ック 6 3 に送出し、 ォ —ディォデータの記録を当該ディ スクア レイプロ ック 6 3 に指 示する。 また S C S I プロ ト コルコ ン ト ローラ 6 1 Eは、 デー
4 フ
タ再生時、 ディスクア レイブロ ック 6 3から再生された S C S I フォーマツ トのオーディオデータ S 6 8 を受け取り、 これを 元のデータ形式に変換して DMAコン トローラ 6 1 Cに送出す る。
ビデオデータ用のディスクア レイブロ ック 6 2及びオーディ ォデータ用のディスクアレイブロ ック 6 3 は、 それぞれ内部に 複数のハー ドディスクを有したディスクアレイ装置からなり、 その複数のバー ドディスクを並列的に同時運転してビデオデー タゃオーディオデータを記録するよ うになされている。 またデ イ スクア レイブロ ック 6 2及び 6 3は、 データを記録するとき に冗長性を持たせて記録するよ うになされており、 これによ り ディスクア レイ装置内のいずれかのハー ドディスクが故障した 場合でも、 故障したハー ドディスクに記録されていたデータを 復旧 (再構築動作と もいう) し得るよ う になされている。 なお、 このよ うなデータの再構築機能を有するディスクアレイ装置は 一般に、 R A I D ( Redandant Array of Inexpensive Disks) と呼ばれている。
ここでこのよ う なディ スクアレイブロ ック 6 2、 6 3 につレヽ て、 以下に図を用いて具体的に説明する。 但し、 ディスクァ レ イブ口 ック 6 2、 6 3 は基本的に同一の構成を有しているので、 ここではディスクアレイブロ ック 6 2についてのみ説明する。 図 9に示すよ うに、 ディスクア レイブロ ック 6 2は、 大きく分 けてバッファメモ リ 6 2 Aと、 ディ スクア レイ コン ト口 一ラ 6 2 B と、 データマルチプレクサ 6 2 Cと、 ノ リティ演算回路 6 2 Dと、 複数の S C S I プロ トコルコン トローラ 6 2 E〜 6 2 I と、 複数のハー ドディスク 6 2 J 〜 6 2 Nとからなっている。
バッファメモ リ 6 2 Aはデータの一時記憶用のメモ リであり 図 8 に示したシステムコン ト ロールブロ ック 6 1 から送出され る S C S I フォーマツ トのデータ S 6 7を順次受け取って記憶 する と共に、 データ再生時には後述するデータマルチプレクサ 6 2 Cから送られてく るデータをデータ送出に伴って一時的に
BQ fe O。
ディスクアレイ コン トローラ 6 2 Bは、 このディスクアレイ ブロ ック 6 2 における記録動作や再生動作等、 ブロ ック全体の 動作を制御する回路である。 このディスクア レイ コン トローラ 6 2 Bは、 バッファメモ リ 6 2 Aに記憶されているデータの う ちシステムコン トロールブロ ック 6 1 からの制御コマン ドに関 するデ一タをコマン ドデータバス 6 2 Pを介して受け取り、 そ の制御コマン ドに対応したコマン ドデータをコマン ドデ一タバ ス 6 2 Pを介してデータマルチプレクサ 6 2 C、 S C S I プロ トコルコン ト ローラ 6 2 E〜 6 2 I 及びハー ドディ スク 6 2 J 〜 6 2 Nに送出するこ と によ り各部の動作を制御する。
データマルチプレクサ 6 2 Cは、 データ記録時、 ビデオデー タ等の記録対象のデータをバッファメモリ 6 2 Aから読み出し て当該データを S C S I プロ トコルコ ン トローラ 6 2 E〜 6 2 Hを介して各ハー ドディ スク 6 2 J 〜 6 2 Mに振り分ける と共 に、 振り分けたデータ内容をパリティ演算回路 6 2 Dに通知す る。 またデータマルチプレクサ 6 2 Cは、 データ再生時、 各ハ — ドディ スク 6 2 J 〜 6 2 Mから再生されたデータを 1 つにま と めてバッファメモリ 6 2 Aに送出する と共に、 ハー ドデイ ス ク 6 2 J 〜 6 2 Mの損傷等によ り再生できなかったデータがあ るのであればパリ ティ演算回路 6 2 Dから供給されるパリ ティ
データを基にそのデータを再構築演算によって再生する。
パリティ演算回路 6 2 Pは、 データ記録時、 データマルチプ レクサ 6 2 Cが振り分けたデータ内容に基づいてそれらのデー タのパリ ティデータを演算し、 当該パリティデータを S C S I プロ トコルコ ン トローラ 6 2 I を介してハー ドディスク 6 2 N に供給する。 またパリ ティ演算回路 6 2 Pは、 データ再生時、 ハー ドディ スク 6 2 J 〜 6 2 Mから再生できないデータがある のであれば、 ハー ドディ スク 6 2 Nから再生したパリ ティデー タをデータマルチプレクサ 6 2 Cに送出する。
S C S I プロ トコルコ ン トローラ 6 2 E〜 6 2 I は、 データ 記録時、 データマルチプレクサ 6 2 Cから供給された記録対象 のデータ又はパリティ演算回路 6 2 Pから供給されたパリティ データをハー ドディスク 6 2 J 〜 6 2 Nの記録フォーマツ トに 合ったデータ形式に変換し、 当該変換されたデータをハー ドデ イ スク 6 2 J 〜 6 2 Nに送出する。 また S C S I プロ トコルコ ン トローラ 6 2 E〜 6 2 I は、 データ再生時、 各ハー ドデイ ス ク 6 2 J 〜 6 2 Nから再生されたデータを S C S I フォーマツ トのデータ形式に変換し、 これをデータマルチプレクサ 6 2 C 又はパリ ティ演算回路 6 2 Pに送出する。
S C S I プロ トコルコ ン ト ローラ 6 2 E〜 6 2 I は、 ハー ド ディスク 6 2 J 〜 6 2 Nをアクセス した際に当該ハ一 ドデイ ス ク 6 2 J 〜 6 2 Nの故障等によ りデータ再生ができないこ とが 検出された場合には、 その検出結果をディ スクア レイ コ ン トロ ーラ 6 2 Bに送出するよ う になされており 、 これによ りデイ ス クア レイ コ ン トローラ 6 2 B力 らデ一タマノレチプレクサ 6 2 C にデータ再構築を指示し得る よ う になされている。
ハー ドディスク 6 2 J 〜 6 2 Nは、 ビデオデータ等の記録対 象のデータを分散して並列的に記録するためのデータ記憶手段 である。 この例では、 4つのハー ドディスク 6 2 J 〜 6 2 Mを 設けてデータを分散するよ うになっているが、 この数は特に限 定されるものではない。 このハードディスク 6 2 J 〜 6 2 Mは、 データ記録時、 S C S I プロ トコルコン トローラ 6 2 E〜 6 2 Hから供給されるデータを順次所望の記録エリアに記録すると 共に、 データ再生時にはデータを順次読み出して S C S I プロ トコルコン トローラ 6 2 E〜 6 2 Hに送出する。 このよ う に複 数のハー ドディスク 6 2 J 〜 6 2 Mを設けてデータを分散して 記録するよ うにしたことによ り、 このディスクア レイブロ ック 6 2ではビデオデータ等のよ うな大容量のデータであっても確 実に記録することができる。
またハー ドディスク 6 2 Nは、 記録対象のデータを基に算出 したパリティデータを記録するためのデータ記憶手段である。 このノヽー ドディスク 6 2 Nは、 データ記録時、 S C S I プロ ト コルコン トローラ 6 2 I 力、ら供給されるパリティデータを順次 所望の記録エリアに記録する と共に、 データ再生時にはパリテ ィデータを順次読み出して S C S I プロ トコルコン トローラ 6 2 I に送出する。 このよ う に記録対象のデータを基に算出した パリティデータを、 当該記録対象のデータを記録するハ一 ドデ イスク 6 2 J 〜 6 2 Mとは別のハードディスク 6 2 Nに記録す るよう にしたことによ り 、 故障等によってハー ドディスク 6 2 J 〜 6 2 Mからデータを再生できない場合でも、 当該パリティ データを基にデータを再構築することができる。
ここでこのデータ再構築の原理について説明する。 まずデー
タマルチプレクサ 6 2 Cによって割り振られたデータのうちハ ー ドディスク 6 2 J に割り振られたデータを D 0、 ハー ドディ スク 6 2 Kに割り振られたデータを D l 、 ハー ドディスク 6 2 Lに割り振られたデータを D 2、 ハー ドディスク 6 2 Mに割り 振られたデータを D 3 と し、 パリティ演算回路 6 2 Pによって 算出されたパリティデータを P Dとする。
パリティ演算回路 6 2 P内部には、 図 1 O Aに示すよ うな論 理演算手段 7 0が設けられており、 当該論理演算手段 7 0によ つてパリティデータを算出するよ うになされている。 この論理 演算手段 7 0は、 ハー ドディスク 6 2 J に割り振られたデータ D O と、 ハー ドディスク 6 2 Kに割り振られたデータ D 1 と、 ハー ドディスク 6 2 Lに割り振られたデータ D 2 と、 ハー ドデ イスク 6 2 Mに割り振られたデータ D 3 とを加算し、 その加算 結果が偶数であれば値 「 1 」 のパリティデータ P Dを出力し、 加算結果が奇数であれば値 「 0」 のパリティデータを出力する。 加算結果が 「 0」 である場合には、 偶数と見なして値 「 1 」 の パリティデータ P Dを出力する。
具体的には、 図 1 0 Bに示すよ うに、 例えばデータ D 0〜 D 3が全て値 「 0」 の場合には、 論理演算手段 7 0は加算結果が 「 0」 となるので値 「 1 」 なるパリティデータ P Dを出力し、 データ D 0〜 D 2が値 「 0」 でデータ D 3が値 「 1 」 の場合に は、 加算結果が 「 1 」 となるので値 「 0」 なるパリティデータ P Dを出力する。 以下、 同様の原理でその他のデータの組み合 わせについても、 図 1 0 Bの図表のよ う なパリティデータ P D を出力する。 このよ う に算出されたパリティデータ P Dは、 上 述したよ うに S C S I プロ トコルコン ト ローラ 6 2 I を介して
ハー ドディスク 6 2 Nに記録される。
こ こで再生時にハードディスク 6 2 Lの故障で当該ハ一ドデ イ スク 6 2 Lに記録されているデータ D 2が再生できなかった とすると、 ディスクア レイ コ ン ト ローラ 6 2 Bは、 S C S I プ ロ トコルコン トローラ 6 2 Gからの再生不可の検出結果を受け て、 データマルチプレクサ 6 2 Cにパリティデータによるデー タ再構築を指示する。 これを受けたデータマルチプレクサ 6 2 Cは、 図 1 1 Aに示すよ う に、 内部に設けられた論理演算手段 7 1 に対してハー ドディスク 6 2 Jから再生されたデータ D O , ハー ドディスク 6 2 Kから再生されたデータ D 1 、 ハードディ スク 6 2 Mから再生されたデータ D 3及びハードディスク 6 2 Nから再生されたパリティデータ P Dを入力し、 当該論理演算 手段 7 1 によってデータ D 2の再構築のための演算を実行する c この論理演算手段 7 1 は、 ノ、。リティデータ P Dを算出する論理 演算手段 7 0 と同様に、 入力されるデータ D O 、 D l 、 D 3及 びパリティデータ P Dを加算し、 その加算結果が偶数であれば 値 「 1 」 の再構築データ (D 2 ) を出力し、 加算結果が奇数で あれば値 「 0」 の再構築データ (D 2 ) を出力する。
具体的には、 図 1 1 Aに示すよ う に、 例えばデータ D 0 、 D 1 、 D 3が値 「 0」 でパリティデータ P Dが値 「 1 」 の場合に は、 論理演算手段 7 1 は加算結果が 「 1 」 となるので値 「 0 J なる再構築データ (D 2 ) を出力し、 データ D O 、 D l 、 P D が値 「 0」 でデ一タ D 3が値 「 1 」 の場合には、 加算結果が同 じく 「 1 」 となるので値 「 0」 なる再構築データ (D 2 ) を出 力する。 以下、 同様の原理でその他のデータ の組み合わせにつ いても、 図 1 1 Bの図表のよ うな再構築データ (D 2 ) を出力
する。 この図 1 I B と先の図 1 O Bを対比させれば分かる よ う に、 ハー ドディスク 6 2 Lの故障によ り再生できなかったデ一 タ D 2が正確に復元できている。
このよ う にしてこのディ スクアレイブロ ック 6 2 では、 デー タ記録時、 記録対象のデータ D O 〜 D 3 を基にパリ ティデータ P Dを算出してハー ドディ スク 6 2 Nに当該パリ ティデータ P Dを記録するよ う にしたこ と によ り 、 データ再生時にハー ドデ イ スク 6 2 J 、 6 2 K、 6 2 L又は 6 2 Μの故障によ りデータ D 0 、 D 1 、 D 2又は D 3 が再生できなかった場合でも、 当該 パリティデータ P Dを基に再生できなかったデータ D 0 、 D 1 、 D 2又は D 3 を確実に復元し得る。
2 . グラ フ ィ ッ クユーザイ ンターフ ェースの構成
2 - 1 . 本実施例の編集装置 1 においては、 まずコ ンビユー タ 2によ り編集用のアプリ ケーショ ンソフ ト ウエアを、 コンビ ユータ內部のハー ドディ スク H D Dよ り 読み出 して起動するこ とによって、 モニタ 2 B上に図 1 2 に示すよ う な編集用のダラ フイ カノレユーザィ ンタ一フェース 9 0 を表示させる。
編集処理を行な う ためのグラフィカルユーザイ ンターフエ一 ス 9 0 は、 ビューァウィ ン ドウ 9 2、 ログウィ ン ドウ 9 3及び プロ グラムウィ ン ドウ 9 4 の 3つのウィ ン ドウから構成され、 これら 3 つのウィ ン ドウを使用 して編集操作を行な う。
ビューァ ウィ ン ドウ 9 2 は、 選択されたソースデバイスから 再生されたビデオイ メージをビューイ ングしながら、 そのソー スデバイ スから再生された編集素材に対してイ ン点及びァゥ ト 点を設定するためのウィ ン ドウである。 ロ グウィ ン ドウ 9 3
は、 イ ン点及びアウ ト点の指定によって生成されたイベン トを 表わすク リ ップカー ド (スタンプピクチャ) を登録するための ウィ ン ドウである。 プロ グラムウィ ン ドウ 9 4 は、 イ ン点及 びァゥ ト点が指定されたイベン トを、 タイ ムライ ンに並べる こ とによって、 所望のプロ グラムを作成するためのウィ ン ドウで ある。
大まかな編集方法と しては、 ビューァウイ ン ドウ 9 2 におい てイ ン点及びァゥ ト点を指定する こ とでィベン トを生成する。 そして、 ロ グウィ ン ドウ 9 3 にその作成したイベン トをク リ ッ プカー ドと して表示する。 このよ う な作業を繰り返すこ とによ つてロ グウィ ン ドウ 9 3 上に複数のィベン トを表わすク リ ップ カー ドが表示される。
次に、 ロ グウィ ン ドウ 9 3 に登録されたイベン ト の中から所 望のィベン トを ドラ ッグアン ド ドロ ップを使用 して、 プロ ダラ ムウィ ン ドウ 9 4 のタイムライ ン 9 5 に並べてる こ とによって . プログラムを作成する こ とができる。 また、 このタイムライ ン 上で、 タイ ムライ ン 9 5 上に並べられたイベン トに対してァニ メーシヨ ンエフェク ト又は トランジシヨ ンエフェク ト等ビデオ エフェク トを設定する こ とができる。
2 - 2 . ビューァウィ ン ドウの構成
ビューァ ウィ ン ドウ 9 2 は、 ソースデバイ スを選択し、 選択 されたソースデバイスから再生されたビデオイ メージをビュー イ ングしなが ら、 そのソースデバイスから再生された編集素材 に対してイ ン点及びァゥ ト点を設定するためのウィ ン ドウであ る。
図 1 3 に示すよ う に、 ビューァウィ ン ドウ 9 2は、 ソースデ バイスから再生されたビデオイメージをビューイ ングする ビュ ーァ 1 0 6 と、 選択されたソースデバイスをコン ト ロールする ためのデバイ スコ ン ト ロ ール部 9 6 と、 ビューァウィ ン ドウ 9 2 に表示されている素材に対して、 イ ン点を指定するためのマ 一クイ ンボタン 1 1 5 と、 マークイ ンボタン 1 1 5 のク リ ック によって指定されたイ ン点のスタンプ画像を表示するイ ン点画 像表示部 1 1 0 と、 ビューァウィ ン ドウ 9 2 に表示されている 素材に対して、 ァゥ ト点を指定するためのマークァ ゥ トボタン 1 1 6 と、 マークアウ トボタン 1 1 6 のク リ ック によって指定 されたァゥ ト点のスタンプ画像を表示するァゥ ト点画像表示部 1 1 2有してレヽる。
ビューァウィ ン ドウ 9 2 は、 イ ン点画像表示部 1 1 0 に表示 されているスタンプ画像のタイ ムコー ドつま りィ ン点のタイム コー ドを表示するためのイ ン点タイムコー ド表示欄 1 1 1 と、 アウ ト点画像表示部 1 1 2 に表示されているスタンプ画像のタ ィムコ一 ドつま り ァゥ ト点のタイ ムコー ドを表示するためのァ ゥ ト点タイ ムコー ド表示欄 1 1 3 と、 イ ン点とァ ゥ ト点のマー キングによって生成されたィベン トの期間(Duration)を表示す るための欄であって、 イ ン点のタイムコー ド及びァ ゥ ト点のタ ィムコ一 ドに基いて演算されたタイ ムコー ドが表示される D U R表示欄 1 1 4 と を有している。
さ らに、 ビューァウィ ン ドウ 9 2 は、 デイ リ ーサーバ 6 、 V T R 7、 ローカルス ト レージ 8 、 補助入力部 A U X及び内部入 力 I N Tの各ソースデバイ スを任意の選択するためのソース選 択ボタン 1 0 2 ( 1 0 2 A〜 1 0 2 E ) を有している。 編集ォ
ペレータが、 これらのいずれかのソース選択ボタンをク リ ック するこ と によ り 、 デイ リ ーサーバ 6 、 V T R 7.、 ローカルス ト レージ 8 、 補助入力部 A U X及ぴ内部入力 I N Tのいずれかを ソースデバイ スと して選択するこ とができる。
補助入力部 AU Xは複数のソースを有する もので、 現在、 補 助入力部 A U X と して設定されている補助入力部 (A U X 1 〜 A U X n ) 内のいずれかの入力部名がソース選択ボタン 1 0 2 Dに表示される。
デバイス コ ン ト ロール部 9 6は、 スライ ダ(Slider)部 1 2 0 及びジョ グシャ トル部 1 2 1 とを有している。 スライダ部 1 2 0 を操作する こ とによって、 イベン トの長さを示すデュレーシ ヨ ン表示部 1 2 O Aの範囲内においてスライ ダ 1 2 0 Bの表示 される位置によって、 現在、 再生中のファイルの現在位置を表 すと共に、 当該スライダ 1 2 0 Bをマウス 2 Dによってデュレ ーシヨ ン表示部 1 2 O Aの任意の位置にスライ ドするこ とによ つてファイルの所望の位置をサーチするこ とができる。 矢印ボ タン 1 2 0 C又は 1 2 0 Dをク リ ックする こ と によ り 、 フアイ ルの位置をそれぞれ ± 1 フ レームずつ前後に移動させる こ とが できるよ う になされている。
ジョ グシャ トル部 1 2 1 は、 1倍速再生を指示する再生ボタ ン 1 1 9 Aと、 スチル再生を指示するスチルボタン 1 1 9 B と、 シャ トル再生するシャ トルモー ドを指示するシャ トルボタン 1 2 1 Aと、 このシャ トルモ一 ドにおいてデバイ スのサーチ速度 を一 50 倍速から + 50 倍速範囲で可変にするためのボタン 1 2 1 B又は 1 2 1 C とを有している。
ビューァウィ ン ドウ 9 2は、 さ らに、 選択された編集素材名
5 フ
が表示される素材名欄 1 0 7 と、 ビューァ 1 0 6 に表示されて いる映像フ レームのタイムコー ドが表示される.タイ ムコー ド表 示欄 1 0 8 と、 ビューァウィ ン ドウ 9 2 の状況 (ステイ タ ス) を表示するためのステイ タス欄 1 0 9 とを有している。
タイムコー ド表示欄 1 0 8 をク リ ックするこ と によ り 、 当該 タイムコー ド表示欄 1 0 8 を入力モー ドに設定する こ とができ ここでタイムコー ド表示欄 1 0 8 に素材の所望の位置のタイム コー ドを入力してエンターキーを入力する こ と によ り 、 素材の 所望の位置をタイムコー ドに応じて探し出す (サーチ) こ とが できる。
また、 ステイ タス欄 1 0 9 のステイ タス表示が 「 O P E N」 となる と、 デバイスコ ン ト ロ ール部 9 6 によるデバイスコ ン ト ロールによって選択された素材に対するデバイスコ ン ト ロール が実行可能な状態に設定されている こ と を示す。
さ らに、 ステイ タ ス欄 1 0 9 にテンキー入力によ り再生速度 を入力する と、 当該再生速度でデバイスを再生モー ドに設定す る こ とができる。 このと き再生中の素材の所望位置において、 マークイ ンボタン 1 1 5 をク リ ック入力する こ と によ り 、 その 位置にイ ン点が設定される と共に、 スタ ンプ画と タイムコー ド が取り込まれてそれぞれイ ン点画像表示部 1 1 0 とイ ン点タイ ムコー ド表示欄 1 1 1 と に表示される。 さ らに選択された素材 のサーを行ない、 マークァ ゥ トポタン 1 1 6 をク リ ック入力す る こ と によ り 、 その位置にア ウ ト点が設定される と共に、 スタ ンプ画と タイ ムコー ドが取 り 込まれてそれぞれァゥ ト点画像表 示部 1 1 2 とァゥ ト点タイ ムコー ド表示欄 1 1 3 と に表示され る。
また、 イ ン点タイムコー ド表示欄 1 1 1 をク リ ッ クするこ と によってイ ン点タイムコー ド表示欄 1 1 1 をタイムコー ドの入 力モー ドにかえるこ とができ、 このときイ ン点タイ ムコー ド表 示欄 1 1 1 に目的のタイムコー ド値をテンキー入力するこ と に よ り入力タイムコー ドに対応する素材データの画像をイ ン点画 像と して読み出し、 イ ン点画像表示部 1 1 0 に表示させるこ と もできる。 同様にしてァゥ ト点タイムコー ド表示欄 1 1 3 をク リ ックするこ とによってァゥ ト点タイムコー ド表示欄 1 1 3 を タイムコー ドの入力モー ドにかえるこ とができ、 このときァゥ ト点タイムコー ド表示欄 1 1 3 に目的のタイ ムコー ド値をテン キー入力するこ とによ り入力タイムコー ドに対応する素材デー タの画像をアウ ト点画像と して読み出し、 ア ウ ト点画像表示部 1 1 2に表示させるこ と もできる。 またビューァウィ ン ドウ 9 2は、 イ ン点とアウ ト点によって規定された編集素材を、 ィ ベン ト と して登録する前に、 イ ン点からァ ゥ ト点の素材をプレ ビューするためのプレビューボタン 1 1 7 と 、 そしてその設定 状態でビューァウィ ン ドウ 9 2 においてイ ン点及びァゥ ト点を が設定された素材をィベン ト と して登録するための A D Dボタ ン 1 2 2 Aと、 イベン トを登録する際のエン ト リ ーモー ドと し て、 イベン トをログウィ ン ドウ 9 3 にク リ ップカー ドをして登 録するログモー ドを選択する ロ グボタン 1 2 2 B、 イベン トを 登録する際のエン ト リ ーモー ドと して、 タイ ムライ ン 9 5 にィ ベン トを登録するタイ ムライ ンモ一 ドを選択するタイ ムライ ン ボタン 1 2 2 C と を有してレ、る。
2 - 3 . ロ グウィ ン ドウの構成
ログウィ ン ドウ 9 3 は、 ビュアーウィ ン ドウ 9 2 において登 録されたイベン トをク リ ップカー ド 1 7 9 と して格納しておく ためのデータべ一スウイ ン ドウである。
このロ グウィ ン ドウは、 複数のク リ ップカー ドを表示するた めのク リ ップカー ド表示エ リ アと、 ダイ レク トエン ト リ ーボタ ン 1 8 0 と、 シーンチェンジボタン 1 7 8 Aと、 リ コールボタ ン 1 7 8 C と、 ソー トボタン 1 7 8 D、 デリ ー トボタン 1 7 8 E、 ダウンロー ドボタン 1 7 8 B とを有している。
ダイ レク トエン ト リーボタン 1 7 8 Cは、 ログウィ ン ドウに 格納されているク リ ップカー ド 1 7 9 をタイムライ ン上に自動 的に並べるダイ レク トェン ト リーモー ドを設定するためのボタ ンである。 このダイ レク トエン ト リ一モー ドとは、 ロ グウィ ン ドウ 9 3 に表示されているク リ ップカー ド 1 7 9 を、 ドラ ッグ アン ド ドロ ップせずにク リ ックするだけで、 タイムライン上に 並べる こ とができるモー ドである。 具体的には、 後述する。
シーンチェンジボタン 1 7 8 Cは、 このロ グウィ ン ドウ 9 3 にク リ ップカー ド 1 Ί 9 と して格納されるィベン トに対して、 一連のク リ ップ名を付けたい場合に使用するボタンである。 こ のシーンチェンジボタン 1 7 8 Cがク リ ック される と、 シーン 名設定ダイアログがオープンする。 このシーンの設定方法につ いては後述する。
リ コールボタン 1 7 8 Cは、 ク リ ックするこ とによ り ク リ ツ プ名等をも とにク リ ップカー ド 1 7 9 を検索するボタンであつ つて、 ソー トボタン 1 7 8 Dはク リ ックするこ とによ り ク リ ツ プカー ド 1 7 9 を降順又は昇順に並べ替えするボタンであって、 さ らにデリ ー トボタン 1 7 8 Eはク リ ックするこ と によって口
グウィ ン ドウ 9 3 上に登録したク リ ップカー ド 1 7 9 の削除を 設定するボタンである。
さ らにダウンロー ドボタン 1 7 8 Bは、 選択されたク リ ップ カー ド 1 7 9 をローカルス ト レージ 8 へのダウンロー ドを指示 するためのボタンである。
このロ グウィン ドウ 9 3 に登録されたク リ ップカー ド 1 7 9 を表示するための表示形式と して、 図 1 5 A〜図 1 5 Cに示す よ う に、 3つのク リ ップカー ド表示形式が存在する。
図 1 5 Aに示すよ う な第 1 のク リ ップカー ド表示形式は、 ク リ ップ名、 イ ン点のスタンプピクチャ及びイベン トのデュ レー シヨ ンを表示する形式である。 図 1 5 Bに示すよ う な第 2のク リ ップカー ド表示形式は、 ク リ ップ名、 イベン トデュ レーショ ン、 イ ン点及びァゥ ト点のタイムコー ド及ぴイ ン点及びァゥ ト 点のスタンプピク チャを表示する形式である。 図 1 5 Cに示す よ う な第 3 のク リ ップ力一 ド表示形式は、 ク リ ップ名、 ィベン トデュ レーショ ン、 ィ ン点のスタンプピクチャ及びィベン トに 関する情報を記載したテキス トを表示するテキス ト表示欄を表 示する形式である。
編集オペレータによって、 これらの 3つのク リ ップカー ド表 示形式の中から所望のク リ ップカー ド表示形式が選択され、 こ のログウィ ン ドウ 9 3 にイベン トをク リ ップカー ドと して格納 する場合には、 その選択されク リ ップカー ド表示形式となるよ う にク リ ップカー ドが表示される。
2 - 4 . プログラムウィ ン ドウの構成
プログラムウィ ン ドウ 9 4 は、 ビューァウィ ン ドウ 9 2 にお
いてィ ン点とァゥ ト点が指定された素材及び口 グウイ ン ドウ 9 3 に格納されているク リ ップカー ド 1 7 9 を、 .タイムライ ン上 にイベン ト と して並べるこ と によって、 プロ グラム リ ス ト ( E D ) を作成するためのウィ ン ドウである。
図 1 6及び図 1 7に示すよ う にプログラムウィ ン ドウは、 ビ デォ及ぴオーディオを貼り付ける複数のライ ンによ り構成され ているタイムライ ン 9 5 を有している。 このタイ ムライ ン 9 5 は、 ベースビデオライ ン(Base Video Line) 1 3 2 A s ベース オーディオライ ン 1 3 2 B、 サブオーディオライ ン 1 3 4 、 ビ エフェク トライ ン 1 3 5 と、 オーバレイ ライ ン(Over lay Line) 1 3 6 と 、 D S Kライ ン 1 3 7 と、 ボイ スオーバライ ン 1 3 8 A、 1 3 8 B と力、ら構成される。
ベースビデオラィ ン(Base Video Line) 1 3 2 Aは、 ベース と なるベースビデオを貼るためのライ ンであって、 ベースオーデ ィォライ ン 1 3 2 Bは、 ベースビデオに関連するベースオーデ ィォを貼るためのライ ンである。 このベース ビデオライ ン 1 3 8 Aとべ一スォ一ディ オライ ン 1 3 8 Bは、 常に リ ンク してお り 、 同じ素材が使用される。
オーバ レイ ライ ン (Overlay Line) 1 3 6 は、 2 つの映像を合 成するよ う なアニメーシ ョ ンエフェク トを設定した場合に使用 するライ ンであって、 ベース ビデオに対してオーバ レイ させる ビデオを貼るためのライ ンである。 サブオーディ オライ ン 1 3 4 は、 オーバレイ ライ ン 1 3 6 に貼られたオーバレイ ビデオの オーディ オを設定するためのライ ンである。 このオーバレイ ラ イ ン 1 3 6 とサブオーディ オライ ン 1 3 8 Bは、 常にリ ンク し ており 、 同 じ素材が使用 される。
エフエタ トライ ン 1 3 5 は、 ビデオェフエタ トを設定するた めのライ ンである。 このエフェク トライ ン 1 3 5の使い方につ いては後述する。
D S Kライ ン 1 3 7は、 タイ トルや文字スーパの合成等に使 用されるダウンス ト リームキー( Down Stream Key) を設定する ためのライ ンである。
ボイスオーバライン 1 3 8 A及び 1 3 8 Bは、 ベースオーデ ィォに対して、 アナゥンサ等の声 (Vo i ce ) を合成するためのラ イ ンである。
タイムライ ン 9 5 に表示されるイベン ト及び設定されたエフ エタ トは各ライン毎に異なった色に設定されている。 例えば、 ビデオイベン トは青、 オーディオイベン トは黄色、 エフヱク ト ィベン トはピンク色、 D S Kィベン トは緑色によって表示され る。
またタイ ムライ ン 9 5 は、 タイムライ ン上におけるカ レン ト タイム又はカ レン ト位置を表わすナウライ ン 1 3 9 を有してい る。 タイ ムライ ン 9 5 上のイ ベン ト をプレビューするプレビュ 一モー ドのときには、 ビューァウィ ン ドウ 9 2 に画面表示され る ビデオフ レームと連動して、 ナウライ ン 1 3 9 がタイムライ ン上を右に移動する。
ナウライ ン 1 3 9 はタイ ムライ ン 9 5が表示されている と き は、 当該タイムライ ン 9 5 上に常時表示されるよ う になされて おり 、 通常は灰色表示され、 プレビュー又は再生実行中には赤 色に色別表示される。 このよ う にナウライ ン 1 3 9 をプレビュ 一又は再生実行中とで色別表示するよ う にしたこ と によ り 、 現 在、 ナウライ ン 1 3 9 によって示されるタイ ムコー ド位置に対
応する映像ク リ ップがビューァウィ ン ドウ 9 2 に画面表示され ているものであるか否かを視覚によ り容易に識別し得る。
図 1 6 に示すよ う にナウライ ン 1 3 9 は、 タイムライ ン 9 5 の上部に表示される入力ツール 1 4 0 によって簡易にタイムラ イ ン 9 5上の所望の位置へ移動させる こ とができる よ う になさ れている。 プログラムウィ ン ドウ 9 4 には、 入力ツール 1 4 0 と してナウライ ン 1 3 9 をタイムライ ン 9 5 の先頭に移動させ るヘッ ドボタン 1 4 1 、 ナウライ ン 1 3 9 をタイムライ ン 9 5 上の最後尾のイベン トに直後に移動させるテールボタン 1 4 2、 ナウライ ン 1 3 9 を現在位置するィベン トの一つ前のィベン ト に移動させる前ボタン 1 4 3 、 ナウライ ン 1 3 9 を現在位置す るィベン トの一つ後のィベン トに移動させる次ボタン 1 4 4 、 ナウライ ン 1 3 9 をタイムライ ン 9 5上の所定の位置に移動し スライ ダ 1 4 6が設けられている。
またタイムライ ン 9 5 には、 ナウライ ン 1 3 9のタイムライ ン上の現在位置を表示するためのカ ウン トタイ ム表示欄 1 5 2 が設けられている。
また、 タイ ムライ ン 9 5 上には、 タイムコー ドに対応した目 盛り を表すスケールライ ン 1 4 7 ( Sca l e L i n e ) が設けられて いる。 このスケールライ ン 1 4 7のスケール幅は、 タイムライ ン 9 5 に貼り付けられるイベン トの長さ、 及びタイ ムライ ン上 で作成されるプロ グラムの長さに応じて任意に変更できる。
図 1 7 に示すよ う に、 プロ グラムウィ ン ドウ 9 4 には、 G U I ツールと してタイムライ ン 9 5 に設定される時間又は、 スケ ールライ ン 1 4 7 の一目盛り が示す時間を調整するためのズー ムァ ゥ トボタン 1 5 0及ぴズームイ ンボタン 1 5 1 が設けられ
ている。 ズームアウ トボタン 1 5 0は、 プログラム ウィ ン ドウ 9 4の 1 画面で表示できるタイ ムライ ンの時間を長く 設定する ものである。 またズームイ ンボタン 1 5 1 はプロ グラムウィ ン ドウ 9 4 の 1 画面で表示できるタイムライ ンの時間を短く設定 するものである。
またプロ グラムウィ ン ドウ 9 4 には、 入力ツールと して、 リ ップノレボタン 1 5 4 、 マユユアノレロケーショ ンボタン 1 5 5 、 ト リ ムポタン 1 5 6 、 マッチカッ トボタン 1 5 7、 デリー トボ タン 1 5 8及びビデオエフェク トボタン 1 5 9が設けられてい る。
リ ップルボタン 1 5 4 は、 既にベースライ ンに並んでいるィ ベン トの途中にィベン トを貼り付ける場合、 貼り付けるィベン トを揷入ィベン ト と してベースライ ンに挿入し、 以降のィベン トをその挿入ィベン トの次に続く よ う に順次、 繰下げて並べ替 える処理を設定する と共に、 ベースライ ン上のイベン トが削除 又は移動された場合にはベースライ ンに穴が開いた部分に後に 続く ィベン トを繰り 上げて並べる という処理を設定する。
またマニュアルロケーショ ンボタン 1 5 5 は、 エフェク トの 位置 (ロケーショ ン) を設定し得るよ う なアニメーショ ンエフ ェク トを設定する と きに、 当該アニメーシ ョ ンエフェク トをか けるィベン トのプレビュー又はレコーディ ング実行中にマウス
2 Dによる操作によってエフェク トのロケーショ ンを制御し得 る よ う に設定する。
また ト リ ムボタン 1 5 6 は、 タイムライ ン 9 5上においてィ ベン 卜に ト リ ムを設定しモニタ上にてィベン トのバックグラン ド及びバック グラン ドをその境界部分と と共に表示し、 マッチ
カツ トボタン 1 5 7は、 イベン トをナウライ ン 1 3 9の位置に て 2つに切 り離す設定をするためのボタンと して設けられてい る。
またデリー トボタン 1 5 8 は、 イベン トに対して削除を設定 する ものである。 またビデオエフェク トボタン 1 5 9 は、 映像 の変わり 目や映像自体にエフェク ト (ビデオエフェク ト) をか けるためのダイアログを表示させるものである。
さ らにプロ グラムウィ ン ドウ 9 4 には、 サブオーディオライ ン 1 3 4 、 ボイスオーバライ ン 1 3 8 に貼り付けられたオーデ ィォイベン トのフェー ドイ ン又はフェイ ドアゥ トの効果を付け るためのオーディオフェー ドボタン 1 6 0、 D S Kの各種設定 を行うためのダイアロ グを開く ための D S Kボタン 1 6 1 及び 最終的なオーディオの 4チャネル出力に対してタイムライン上 のオーディ ォをどのよ う にルーティ ングするかを決定するため のダイアログを表示させる ミ ックスダウンボタン 1 6 2が設け られている。
2 — 5 . デバイ スアイ コ ン
本実施例の編集装置においては、 ビューァウィ ン ドウ 9 2、 ロ グウィ ン ドウ 9 3及びプログラムウィ ン ドウ 9 4の各ウィ ン ドウにおいて、 編集対象となっている素材及びイベン トが、 ど のソースデバイスの素材及びイベン トであるのかを示すデバィ スアイ コ ン 1 6 5が表示される。
デバイスアイ コン 1 6 5 は、 図 1 8 A〜図 1 8 Eに示すよ う な、 5種類のデバイスアイ コンを有している。 素材のソースデ バイ スがディ リ一サーバ 6 の場合はサーバアイ コ ン 1 6 5 A、
素材の ソースデバイ スがローカルス ト レージ 8 の場合はロー力 ノレス ト レージアイ コ ン 1 6 5 B、 素材のソースデバイ スが V T R 7 の場合は V T Rアイ コ ン 1 6 5 C、 素材のソースデバイ ス が補助入力部 A U Xである場合は A U Xアイ コ ン 1 6 5 D、 素 材のソースデバイスが編集装置内部の信号発生装置である場合 は I N Tアイ コン 1 2 6 がそれぞれ表示される。
ビューァウィ ン ドウ 9 2 においては、 図 1 3 に示されるよ う に、 ビューァ 1 0 6 に表示されている映像がどのソースデバイ スであるかを示すために、 ビューァ 1 0 6 の上部に、 このデバ イスアイ コン 1 6 5が表示される。 つま り 、 デバイスアイ コン 1 6 5 をイベン ト画像と同時にビューァウィ ン ドウ 9 2上に表 示するよ う にしたこ とによ り 、 ビューァウィ ン ドウ 9 2 に再生 されている映像がどのソースデバイ スから供給されている映像 であるかを、 デバイスアイ コン 1 6 5 によって容易に識別する こ とができる。
ログウィ ン ドウ 9 3 においては、 図 1 8 に示されるよ う に、 各ク リ ップカー ド 1 7 9 によって示されるィベン 卜がどのソー スデバイスから生成されたィベン トであるかを示すために、 各 ク リ ップカー ド毎にデバイ スアイ コン 1 6 5 が表示される。 つ ま り、 デバイスアイ コン 1 6 5 を各ク リ ップカー ド 1 7 9毎に 表示するよ う にしたこ と によ り 、 各ク リ ップカー ド 1 7 9 によ つて示されるィベン トが、 どの ソースデバイ スの映像から生成 されたイベン トであるかを、 デバイスアイ コ ン 1 6 5 によって 容易に識別する こ とができ る。
プロ グラムウィ ン ドウ 9 4 においては、 図 1 6 に示すよ う に、 タイムライ ン上に登録された各ィベン ト どのソースデバイスか
ら生成されたィベン トであるかを示すために、 各ィベン ト毎に デバイスアイ コン 1 6 5が表示される。 つま り .、 デバイスアイ コン 1 6 5 をタイムライ ン上の各イベン ト毎に表示するよ う に したこ とによ り 、 各イベン トが、 どのソースデバイスの映像か ら生成されたイベン トであるかを、 デバイスアイ コ ン 1 6 5 に よって容易に識別するこ とができる。
編集オペレータが、 編集プログラムを作成するにあたって、 各イベン トのソースデバイスを認識しなければいけない理由を 説明する。 本実施例の編集装置において使用されているロー力 ルス ト レレージ 8 は、 ランダムアクセス可能な記録媒体を使用 し、 しかも、 マルチチャンネルのビデオ及びオーディオを リ ア ルタイムで再生できる能力を有しているので、 エフェク ト設定 やプロ グラム生成処理に関して何の制限もない。
しかし、 V T R 7のよ う にランダムアクセスできない記録媒 体の場合には、 キューア ップするためにはテープをまき戻す時 間が必要であるため、 エフェク ト設定及びプログラム生成処理 に関して多く の制限が設け られている。 例えば、 V T R 7 のテ ープ上の素材から生成された 2つ以上のイベン トを、 タイムラ イ ン上において近く に並べる よ う なプロ グラムを作成するこ と はできない。 また、 同じよ う に、 V T R 7 のテープから生成さ れた 2つ以上のイベン トを、 時間的重なる よ う に、 ベースビデ オライ ンとオーバレイ ビデオライ ンに配置する よ う なプロ グラ ムは作成する こ とはできない。
また、 サーバから生成された素材に関しては、 V T Rほどェ フエク ト設定及びプロ グラム生成処理において制限はないが、 ロ ーカルス ト レージ 8 に比べる とア クセス性能が遅いとい う理
由 と、 編集処理装置から離れた位置に配置されているため、 ビ デォ信号の受取り に遅延が発生するこ とがある.とい う理由で、 数種類のエフュク ト設定に関して制限がある。
以上のよ うな理由で、 編集オペレータは、 編集プログラムを 作成するにあたって、 各イベン トのソースデバイスを認識しな ければいけない。
このよ う に、 各イベン トに対して、 デバイスアイ コンを付与 するこ と によって、 容易にソースデバイスを認識するこ とがで きる。 これによ り 、 イベン トに対してエフェク トを設定する と き、 イベン トのソースデバイスが、 V T R 7、 デイ リーサーバ 6又はローカルス ト レージ 8であるか否かを容易に判別するこ とができる。 例えば、 エフェク トを付加しょ う とするイベン ト のソースデバイスが V T R 7であって、 タイムライ ン上におい てそのィベン トの近く に設定されているィベン トのソースデバ イスも V T Rである こ とが判明した場合には、 どち らかのィべ ン トを V T R 7力、らローカルス ト レージ 8 にダウンロー ドする よ う に指示するこ とができ る。 つま り 、 素材に対する編集操作 をよ り確実に行な う こ とができる。
3 . ファイルマネージャ
本実施例の編集装置においては、 ローカルス ト レージ 8 にダ ゥンロー ドした素材や完成ビデオプログラム、 コ ンピュータ 2 のハー ドディ スク H D Dに保存されたプロ グラム リ ス トやロ グ ク リ ップ等の各種データは、 ファイルマネージャで管理するよ う にされてレヽる。 つま り 、 登録されたイベン トは、 1 つのファ ィルと してこのファイルマネージャによって管理されている。
また、 このファイルマネージャによって、 各フ ァ イ ルは予め 指定された特定のフォルダに格納されるよ う に管理されている, 例えば、 ロ グファイルは、 ロ グフォルダに格納され、 プログラ ムリ ス ト ( E D L ) ファイルは、 プログラム リ ス ト フォルダに 格納され、 素材ファイルは、 素材フォルダに格納され、 完成ビ デォプロ グラム ( EditedMaster ) に関するデータを記憶する 編集マスタファイルは、 編集マスタフォルダに格納されるよ う になっている。
このファイルマネージャによって管理される全てのファイル は、 図 2 7 に示したよ う なファイル情報を有している。 このフ ア イ ル情報は、 フ ァ イ ル名 3 3 1 、 イ ベン ト名 3 3 2 、 イ ン点 のタイムコー ド 3 3 3 、 イ ン点のク リ ップア ドレス 3 3 4、 ァ ゥ ト点のタイムコー ド 3 3 5 、 アウ ト点のク リ ップア ドレス 3 3 6 、 ディユレーシヨ ン 3 3 7、 ファイルタイプ情報 3 3 8 、 ファイル位置情報 3 3 9 、 ソースデバイス I D情報 3 4 0、 作 成日時 3 4 1 、 ビデオ調整情報 3 4 2、 オーディオ調整情報 3 4 3 、 テキス トデータ 3 4 4 、 プロ グラム リ ス ト名 3 4 5等力 ら構成されている。
このファイル名 3 3 1 は、 このイベン ト力 Sどのファイル名の 素材から生成されたデータであるかを示すためのデータであつ て、 ソース フ ァ イ ル名の名前が登録される。 ソースデバイ ス力 、 ローカルス ト レージ 8又はサーバ 6 の場合には、 そのソースフ アイル名が登録されるが、 ソースデバイスが、 V T Rの場合に は、 テープカセ ッ トの リ ール名が登録される。
イ ベン ト名 3 3 2は、 編集オペ レータが任意に付与するこ と のでき る名称である。 このイベン ト名は、 すでに説明 したク リ フ 0
ップ名 と同じものであって、 単に、 ログウィ ン ドウ 9 3 に表示 されているク リ ップに付与されている されている名称をク リ ッ プ名と呼び、 タイムライ ンウィ ン ドウ 9 5 に表示されているィ ベン トに付与されている名称をィベン ト名 と呼んでいる。
イン点のク リ ップア ドレス 3 3 4及びァゥ ト点のク リ ップア ドレス 3 3 6 は、 イ ン点及びァゥ ト点をマーキングしたときに 生成されたスタンプピクチャが記憶されているコンピュータ 2 のハー ドディ スク H D Dのァ ドレスを示している。
ファイルタイプ情報 3 3 8 は、 そのファイルがロ グク リ ップ を示すファイルであるの力 、 プログラム リ ス トを示すファイル であるのカ 口一カルス ト レージにダウンロー ドされた素材を 示すファ イルであるの力、、 ロ ーカルス ト レージに記録済みの完 成プログラムであるのかを示す情報である。 「 L o g」 は、 そ のファイルがロ グク リ ップであるこ とを示し、 「 E D L」 は、 そのファイルがプロ グラム リ ス トである こ と を示し、 「M a t e r i a 1 」 は、 そのフ ア イノレがローカノレス ト レージにダウン ロー ドされた素材である こ と を示し、 「M a s t e r 」 は、 そ のファイ ルが、 ロ ーカルス ト レージに記録済みの完成プログラ ムである こ と を示している。
ファイル位置情報 3 3 9 は、 そのファイルがコンピュータ 2 のハ ー ドディ スク H D Dに記録されているデータファイルであ るの力 、 ローカルス ト レージ 8 内の素材ファイルであるのかを 示すデータである。 「 C」 は、 コ ンピュータ内のデータフアイ ル 「である こ と を示し、 「 L」 は口 一カルス ト レ一ジ内の素材 フ ァ イルを示している。
ソースデバイ ス情報は、 このファイル情報によって示される
素材がどのソースデバイスに記録されているかを示す情報であ る。 「 S」 はソースデバイスがサーバ 6 であるこ と を示し、 「 L」 はソースデバイスがローカルス ト レージである こ と を示し、
「V」 は、 ソースデバイスが、 V T Rである こ と を示し、 「A」 は AU X (ォグジャ リー) 素材であるこ とを示し、 「 I 」 は内 部素材であることを示している。
4. 編集処理の動作
4 - 1 . イベン ト作成処理
まず、 図 2 0のフローを参照して、 編集処理の最初の処理で あるイベン ト作成処理ついて説明する。 尚、 以下の説明におい て使用する 「編集オペレータの操作」 とは、 コンピュータ 1 を 操作する編集オペレータが、 例えば、 モニタ 2 Bに表示された グラフィ ックイ メージのある部分をマウス 2 D等のボイ ンティ ングデバイスによってク リ ック、 ドラ ッグ及び ドロ ップする操 作や、 キーボー ド 2 C、 マウス 2 D、 専用コ ン ト一ラ 4 、 5等 を直接操作するこ とを示している。
まず、 ステップ S P 3 0 1 において、 コ ンピュータ 1 の C P U 2 1 は、 編集オペレータの操作に応答して、 制御対象となる ソースデバイスを選択する。 具体的には、 編集オペレータが、 G U I 用の画像と してモニタ 2 B上に表示されたビューァウイ ン ド 9 2のソース選択ポタ ン 1 0 2 A〜 1 0 2 Eのいずれかを ク リ ックする こ とによ り 、 C P U 2 1 は、 制御対象となる ソー スデバイスを決定するこ と になる。 例えば、 オペレータによつ てソース選択ボタン 1 0 2 Aがク リ ッ ク される と C P U 2 1 は ソースデバイ スと してディ リ ーサーバ 6 が選択されたと判断し. フ 2
オペレータによってソース選択ボタン 1 0 2 Bがク リ ック され る と、 C P U 2 1 はソースデバイ スと して V T. R 7 が選択され たと判断し、 オペレータによってソース選択ボタン 1 0 2 Cが ク リ ック される と、 C P U 2 1 はソースデバイ スと してロー力 ルル ト レ一ジ 8が選択されたと判断する。
ステップ S P 3 0 2では、 C P U 2 1 は、 編集オペレータの 操作に応答して、 ステップ S P 3 0 1 において指定されたソー スデバイスに登録されている素材ファイルを検索する。 具体的 には、 まず、 コ ンピュータ 1 のモユタ 2 B上に図 2 1 に示した よ うな素材検索用のダイアログ 3 0 0が表示される。 このダイ ァログ 3 0 0 は、 入力項目 と して、 素材データの生成日時を入 力するための生成 Θ時入力覧 3 0 1 と、 フ ァイル名称入力覧 3 0 2 と、 ファイルタイプ入力覧 3 0 3 と、 オーディオモー ド選 択覧 3 0 4 と、 プログラム名入力覧 3 0 5 と、 検索実行指示ボ タン 3 0 6 とを有している。 例えば、 ファイル名称入力覧 3 0 2 に 「 F I R E」 とレヽぅ キ一ワー ドを入力する と、 ファイル名 称に 「 F I R E」 という文字が含まれている ファイ ルのみを検 索するこ とができる。 編集オペレータがダイアログ 3 0 0の各 入力覧に所望のデータを入力するこ とによって検索条件が設定 され、 その後、 編集オペレータによって検索実行ボタン 3 0 6 が押される と、 C P U 2 1 は、 このダイアロ グ 3 0 0 に設定さ れた条件に従ってソースデバイスに登録されたファイルを検索 する検索処理を実行する。
C P U 2 1 は、 R AM 2 1 Bに記憶されたファイ ル情報を参 照し、 ダイアロ グ 3 0 0 に設定された条件にあったフ ァ イ ルを 検索する。 そ して、 C P U 2 1 は、 その検索結果を図 2 2 に示 フ 3
されるよ うなファイルリ ス ト 3 1 0 と して表示する。
ステ ップ S P 3 0 3では、 C P U 2 1 は、 編集オペレータの 指示に応答して、 ステップ S P 3 0 2における検索結果のファ ィルリ ス トから所望のフ ァイルを選択する。 具体的には、 編集 オペレータがファイルリ ス ト 3 1 0の中から所望のファイル名 をク リ ックすると、 C P U 2 1 は、 編集オペレータによって指 定されたフ ァイルを選択する。
ステップ S P 3 0 4では、 C P U 2 1 は、 選択されたフアイ ルに含まれるビデオデータ及びオーディオデータを再生し、 そ の再生されたビデオデータがビューァウイン ドウ 9 2に表示さ れる共に、 再生されたオーディオデータがス ピーカ 1 1及び 1 2から再生されるよ うに、 選択されたソースデバイス及ぴ編集 装置 3を制御する。 一例と して、 デイ リーサーバ 6 に記録され ているフ ァイルを再生する場合を例にあげて説明する。
まず、 C P U 2 1 は、 L A N 1 0を介してデイ リーサーバ 6 に対して、 ステップ S P 3 0 3 において選択されたファイルを デイ リーサーバから再生するための制御信号を供給する。 ディ リーサーバ 6は、 この制御信号に基いて、 指定されたフ ァ イル に含まれるビデオデータ及びオーディオデータを S D I フォー マッ トの規格に基いたデジタル信号 S 7 と して編集処理装置 3 に供給する。 供給されたデジタル信号 S 7は、 編集処理装置 3 のマ ト リ ク ススイチャ部 3 Bの入力端子 I N 1 に入力される。
C P U 2 1 は、 編集処理装置 3 のシステム コ ン ト ロール部 3 Aを介して、 入力端子 I N 1 と出力端子 O U T 9 を接続するた めのク ロ スポイン ト P 1 9 をアクティブにするよ う にマ ト リ ク ススィチヤ部 3 Bを制御する。 その結果、 入力端子 I N 1 に供
給された S D I フォーマ ツ トのデジタル信号 S 7 は、 出力端子 O U T 9から S D I フォーマツ トのデジタルビデォ信号 S 2 6 と して出力され、 画像処理部 3 Cに供給される。
出力端子 O U T 9から出力された S D I フォーマツ 卜のデジ タルビデオ信号 S 2 6 は、 画像処理部 3 Cのデマルチプレクサ 5 1 Dに供給される。 デマルチプレクサ 5 1 Dは、 S D I フォ 一マツ トのデータのペイ ロー ド部からデジタルビデオ信号を抽 出し、 その抽出されたデジタルビデオ信号は、 スィ ッチャブロ ック 5 2 、 特殊効果ブロ ック 5 3及ぴミキサブロ ック 5 4 を介 して出力ビデオ信号 S 3 1 と して出力される。
画像処理部 3 Cから出力されたデジタルビデオ信号 S 3 1 は. 再ぴマ ト リ ック ススイ ツチヤ部 3 Bの入力端子 I N 9 に供給さ れる。 C P U 2 1 は、 編集処理装置 3 のシステムコ ン ト ロール 部 3 Aを介して、 入力端子 I N 9 と出力端子 O U T 5 を接続す るためのク ロスポイ ン ト P 9 5 をアクティブにする よ う にマ ト リ ク ススイチャ部 3 Bを制御する。 その結果、 入力端子 I N 9 に供給されたデジタルビデオ信号 S 3 1 は、 ァゥ トプッ トプロ セ ッサ 4 6 を介して出力端子 O U T 5からデジタルビデオ信号 S 2 と してコ ンピュータ 2 に出力される。
編集処理装置 3 から出力されたデジタルビデオ信号 S 2は、 コ ンピュータ 2のビデオプロセ ッサ 2 2 に供給され、 表示コン ト ローラ 2 3 を介してコンピュータモニタ 2 B ビューァウィ ン ドウ 9 2 に表示される。
一方、 C P U 2 1 は、 編集処理装置 3 のシステムコ ン ト ロー ル部 3 Aを介して、 入力端子 I N 1 に供給された S D I フォー マ ツ トのデジタル信号 S 7 を、 音声処理部 3 Dに供給するよ う
に、 マ ト リ クススィチヤ部 3 Bを制御する。 つま り 、 C P U 2 1 は、 編集処理装置 3 のシステム コ ン トロール部 3 Aを介して, 入力端子 I N 1 と出力端子 O U T 1 1 を接続するためのク ロ ス ポイ ン ト P 1 1 1 をアクティ ブにする よ う にマ ト リ ク ススイチ ャ部 3 Bを制御する。 その結果、 入力端子 I N 1 に供給された S D I フォーマツ トのデジタル信号 S 7 は、 出力端子 O U T 9 からだけでは無く 、 出力端子 O U T 1 1 からもデジタル出力信 号 S 2 8 と して、 音声処理部 3 Dに出力される。
S D I フォーマツ トのデジタル出力信号 S 2 8 のペイ ロー ド 部には、 ビデオデータが重畳され、 補助データ部にはオーディ ォデータが重畳されているので、 音声処理部 3 Dのセパレータ 5 6 Aは、 S D I フォーマツ トのデジタル信号 S 2 8 からォー ディォデータみをセパレー トする。 C P U 2 1 は、 編集処理装 置 3のシステム コ ン ト ロール部 3 Aを介して、 セノ レー ト され たオーディ オ信号 S 4 8 を、 ミ キサブロ ック 5 7 を介して、 出 力オーディオ信号 S 1 7、 S 1 8 と してス ピーカ 1 1 及び 1 2 に供給する よ う に音声処理部 3 Dを制御する。
ステップ S P 3 0 5 では、 編集オペレータの操作に従って、 コンピュータの C P U 2 1 は、 選択されたソースデバイスから 再生されたビデオデータ とオーディオデータを調整する。 具体 的には、 編集オペレータによってビューァ ウィ ン ドウ 9 2のビ デオアジャ ス トキ一 1 6 7 Aがク リ ック される と、 コ ンビユー タ 2の C P U 2 1 は、 図 2 3 に示したよ う なビデオレバル設定 用のダイアロ グ 1 7 0 をモニタ 2 Bに表示する。 編集オペレー タは、 スライ ダ部 1 7 0 をマウス 2 Dによって移動させて、 所 望の Luminanceや Chroma等のレベルを設定する こ と力 でき る。
コ ンピュータ 2の C P U 2 1 は、 システム コ ン ト ロール部 3 Aを介して、 このビデオレベル設定用のダイァロ グ 1 7 0 によ つて設定された各レベルを、 ファイル情報のビデオ調整情報と して記憶する。 また、 C P U 2 1 は、 選択されたソースデバイ スから再生されたビデオデータの Luminance レベル及び Chroma レベルが、 このビデオレバル設定用のダイアログ 1 7 0 によつ て設定された Luminanceレべノレ及び Chromaレべノレとなるよ う に、 画像処理部 3 Cのビデオ信号処理回路 5 2 E及び 5 2 Fを制御 する。
尚、 上述したビデオレベル調整処理は、 編集オペレータによ つてビデオアジヤス トキ一 1 6 7 Aがク リ ック された場合にの み行われる処理である。 このよ う なビデオレベル調整処理が行 われない場合には、基準 Luminance レベル及び基準 Chroma レべ ルと して予め設定されたデフォル ト値によってビデオ信号が調 整される。
一方、 編集オペレータによってビューァウィ ン ドウ 9 2のォ 一ディオアジャス トキ一 1 6 7 Aがク リ ック される と、 コ ンビ ユータ 2の C P U 2 1 は、 図 2 4 に示したよ う なオーディオビ デォレバル設定用のダイアログ 1 7 2をモエタ 2 B上に表示す る。 編集オペレータは、 スライダ 1 7 3 Aを調整及びフエ一ダ 1 7 4 Aをマウス 2 Dによって移動させるこ とによって、 所望 のオーディ オ入出力レベルを設定するこ とができ る。
コ ンピュータ 2の C P U 2 1 は、 システムコ ン ト ロール部 3 Aを介して、 このオーディオビデオレバル設定用のダイアロ グ 1 7 2によって設定されたオーディオレベルを、 フ ァイル情報 のオーディオ調整情報と して記憶する。 また、 C P U 2 1 は、
選択されたソースデバイスから再生されたオーディオデータの 入出力レベルが、 このオーディオレベル設定用のダイァロ グ 1 7 2によって設定されたオーディオデータの入出力レベルとな るよ う に、 音声処理部 3 Dのミキサブロ ック 5 7 を制御する。 尚、 上述したオーディオレベル調整処理は、 編集オペレータ によってオーディオアジャス トキ一 1 6 7 Bがク リ ック された 場合にのみ行われる処理である。 このよ う なオーディオレベル 調整処理が行われない場合には、 オーディオデータの基準入出 カレベルと して予め設定されたデフオル ト値によってオーディ ォ信号が調整される。
ステップ S P 3 0 6 において、 C P U 2 1 は、 編集オペレー タの操作に基いて、 選択されたソースフ ァイルに記録されてい る ビデオ素材をサーチする。 具体的には、 編集オペレータが、 ビューァウィ ン ドウ 9 2のデバイスコン ト ロール部 9 6 を操作 する と、 コンピュータ 2の C P U 2 1 は、 その操作に対応する よ う に、 選択されたソースデバイ スの再生動作を制御する。 そ の結果、 ビューワ ウイ ン ドウ 9 2のビューァ 1 0 6 には、 編集 オペレータの指定した速度のビデオデータが表示される。 ステップ S P 3 0 7 において、 C P U 2 1 は、 編集オペレー タの操作に基いて、 イ ン点及びアウ ト点を設定する。 具体的に は、 ステップ S P 3 0 6 のサーチ処理によって、 選択されたフ アイルのビデオイ メージがビューァ 1 0 6 に動画と して表示さ れている と きに、 編集オペレータがステップ S P 3 0 6 のよ う にビデオフ レームをサーチする こ とによつて所望のビデオフ レ ームがビュ ワーウイ ン ドウ 9 2 の ビューァ 1 0 6 に表示された ときに、 ビュワーウイ ン ドウ 9 2のマークイ ンボタン 1 1 5 を
ク リ ックする と、 そのマークイ ンボタン 1 1 5 をク リ ック した タイ ミ ングでイ ン点が指定される。 C P U 2 1 は、 そのマーク イ ンボタン 1 1 5がク リ ック される とそのク リ ック操作に応答 して、 そのク リ ック されたタイ ミ ングにおける ビューァ 1 0 6 に表示されていたビデオデータを、 ク リ ップ画 (スタ ンプピク チヤ) と してイ ン点画像表示部 1 1 0 に表示する。 それと同時 に、 C P U 2 1 は、 そのイ ン点がマーキングされたタイ ミ ング のビデオフ レームに付与されていたタイムコー ドをィ ン点のタ ィムコー ドと して認識する。
イ ン点が指定された後、 編集オペレータがステップ S P 3 0 6のよ う にビデオフ レームをさ らにサーチし、 所望のビデオフ レームがビュ ワーウイ ン ドウ 9 2のビューァ 1 0 6 に表示され たときに、 マークアウ トボタン 1 1 6 をク リ ックする と、 その マークァゥ トボタン 1 1 6 をク リ ック したタイ ミ ングでアウ ト 点が指定される。 C P U 2 1 は、 そのマークアウ トボタン 1 1 6がク リ ック される とそのク リ ック操作に応答して、 そのク リ ック されたタイ ミ ングにおける ビューァ 1 0 6 に表示されてい たビデオデータを、 ク リ ップ画 (スタンプピクチャ) と してァ ゥ ト点画像表示部 1 1 2 に表示する。 それと同時に、 C P U 2 1 は、 そのァゥ ト点がマーキングされたタイ ミ ングのビデオフ レームに付与されていたタイムコー ドをァゥ ト点のタイムコー ドと して認識する。
このよ う にアウ ト点が指定される と、 C P U 2 1 は、 設定さ れたイ ン点及びァゥ ト点それぞれのタイムコ ー ドからイ ン点及 びアウ ト点間の時間が計算され、 その計算した時問をビューァ ウィ ン ドウ 9 2上の D U R表示欄 1 1 4 に表示する。
9
ステ ップ S P 3 0 8では、 C P U 2 1 は、 編集オペレータの 操作に基いて、 ステップ S P 3 0 7において設定されたイ ン点 及びァゥ ト点によって指定された期間をプレビューする。 具体 的には、 編集オペレータが、 ビュ一ワ ウイ ン ドウ 9 2のプレビ ユーボタン 1 1 7をク リ ックする と、 C P U 2 1 は、 イン点よ り も数秒前のビデオフ レームからァゥ ト点のビデオフ レームま でを再生するよ う に、 編集制御装置 3のシステムコ ン ト ロ ール 部 3 Aを介して、 適切なソースデバイス (デイ リーサーバ 6 、 ローカルス ト レ一ジ 8又は V T R 7 ) を制御する。
本実施例の編集システムにおけるプレビュー処理は、 ステツ プ S P 3 0 7の処理によって生成されたィベン トが、 タイムラ イ ン 9 5のナウライ ン 1 3 9の位置に登録されたと仮定して行 われる処理である。 また、 このプレビュー処理は、 イ ン点から 再生を開始するのではなく 、 イ ン点の数秒前 (例えば 5秒前) から再生を開始するよ う にしている。
つま り 、 このプレビュー処理は、 仮想的にイベン トをタイ ム ライン上の登録し、 イン点の数秒前から再生を開始するよ う に するこ とによって、 実際にイベン トをタイ ムライ ン上に登録す る前に、 これから登録しょ う と しているイベン ト とその直前の イベン ト とのつなぎめを仮想的に確認する こ とができる。
も し、 このプレビューの結果、 素材自体及びイ ン点及ぴァゥ ト点の設定等が気に入らない場合には、 再びステップ S P 3 0 1又はステップ S P 3 0 6 に戻るこ とができ る。
尚、 このステップ S P 3 0 8は、 必須の処理ではなく て、 編 集オペレータによってプレビューボタン 1 1 7 がク リ ック され たときにのみ行われる処理である。
ステ ップ S P 3 0 9では、 コ ンピュータ 2の C P U 2 1 は、 編集オペレータの操作に従って、 ディ リ一サーバ 6及び V T R 7の素材を口一カルス ト レージ 8 にダウンロー ドする処理が指 定されたか否かを判断する。 具体的には、 編集オペレータが、 ビューァウィ ン ドウ 9 2のダウンロー ドボタン 1 2 3 Aをク リ ックする と、 C P U 2 1 は、 ダウンロー ド処理が指定されたと 判断する。 尚、 このダウンロー ド処理は、 ステップ S P 3 0 1 においてソースデバイスと して、 ディ リーサーバ 6又は V T R 7が指定されている ときにのみ行なえる処理である。 編集オペ レータによって、 ダウンロー ド処理が指定される と、 C P U 2 1 は、 図 2 5 に示すよ う にダウンロー ド処理設定用のダイァロ グ 3 2 0 をオープンし、 ステップ S P 3 1 0 に進む。 一方、 編 集オペレータによってダウ ンロー ド処理が指定されない場合に はステップ S P 3 1 2 に進む。
ステップ S P 3 1 0では、 C P U 2 1 は、 編集オペレータの 操作に従って、 ダウンロー ド処理を開始する。 具体的には、 C P U 2 1 が実際にダウンロー ド処理を開始する前に、 まず、 編 集オペレータがダウンロー ド処理設定用のダイアロ グ 3 2 0 に おいてダウンロー ド処理おいて必要な設定を入力する。 フアイ ノレ名称入力部 3 2 1 は、 ローカルス ト レージにダウンロー ドさ れるファイルに対して付与される新たなファイル名を設定する ための設定覧であって、 スター トタイムコー ド設定部 3 2 2は、 ローカノレス ト レージにダウンロー ドされる フアイノレのスター ト タイムコー ドを設定するための設定覧であって、 転送ス ピー ド 設定覧 3 2 3 は、 選択されたソースデバイスからロ ーカルス ト レージに転送される転送スピー ドを設定するための設定覧であ
る。
編集オペレータが、 ダウンロード処理設定用のダイアログ 3 2 0に必要な設定を入力し、 ェグゼキュー トボタン 3 2 4 をク リ ックする と、 C P U 2 1 は、 指定されたフ ァ イルのイ ン点か らァゥ ト点までのビデオデータをローカルス ト レージ 8にダウ ンロー ドするよ うに、 ソースデバイス及び編集制御装置 3 を制 御する。 以下に、 デイ リーサーバ 6に記録されているファイル のイ ン点からアウ ト点のビデオデータ及びオーディオデータを ローカルス トレージ 8にダウンロー ドする場合を例に挙げて、 コ ンピュータ 2の C P U 2 1及び編集制御装置 3 の動作を説明 する。
まず、 デイ リーサーバ 6 は、 指定されたフ ァ イルのイ ン点の ビデオデータ及びオーディオデータから再生を開始し、 その再 生されたビデオ信号及びオーディォ信号を S D I フォーマ ッ ト の規格に基いたデジタル信号 S 7 と して編集処理装置 3 に供給 する。 供給されたデジタル信号 S 7は、 編集処理装置 3のマ ト リ ク ススイチャ部 3 Bの入力端子 I N 1 に入力される。
ディ リーサ一バ 6から再生されたデジタル信号 S 7をロ ー力 ノレス ト レージ 8にダウンロ ー ドしなければいけないので、 C P U 2 1 は、 編集処理装置 3 のシステムコ ン ト ロ ール部 3 Aを介 して、 入力端子 I N 1 と出力端子 O U T 1 を接続するためのク ロスポイン ト P 1 1 をアクティブにするよ う にマ ト リ クススィ チヤ部 3 Bを制御する。 その結果、 入力端子 I N 1 に供給され た S D I フォ一マツ トのデジタル信号 S 7は、 ァゥ トプッ トプ 口セッサ 4 3 を介して出力端子 O U T 1 から S D I フォーマツ トのデジタル信号 S 1 5 と して出力される。
ローカルス ト レージ 8 は、 編集処理装置 3 から供給されたデ ジタル信号 S 1 5 を、 R A I Dアルゴリ ズムを使用 して適切な 記録媒体に記録する。 その結果、 デイ リーサーバ 6 に記録され ている ビデオ及びオーディオデータが、 ローカルス ト レージ 8 にダウンロー ドされる。
一方、 このよ う なダイ ンロー ド処理中、 ローカノレス ト レージ にダウンロ ー ドされている ビデオ信号をビュ一ワ ウイ ン ドウ 9 2 に表示するために、 まず、 C P U 2 1 は、 編集処理装置 3 の システム コ ン ト ロール部 3 Aを介して、 入力端子 I N 1 に供給 された S D I フォーマ ツ トのデジタル信号 S 7 を出力端子 9 に 出力する よ う に、 マ ト リ クススィチヤ部 3 Bのク ロスポイ ン ト P 1 9 をアクティブにする。 その結果、 入力端子 I N 1 に供給 された S D I フォーマツ トのデジタル信号 S 7 は、 出力端子 S 1 5 を介してローカルス ト レージにダウンロー ドされる と同時 に、 出力端子 O U T 9 を介して、 S D I フォーマッ トのデジタ ルビデオ信号 S 2 6 と して画像処理部 3 Cに供給される。
出力端子 O U T 9 から出力された S D I フォーマツ トのデジ タルビデオ信号 S 2 6 は、 画像処理部 3 C部を通って、 出力ビ デォ信号 S 3 1 と して再びマ ト リ ックススィ ッチャ部 3 Bの入 力端子 I N 9 に供給される。 C P U 2 1 は、 編集処理装置 3の システム コ ン ト ロール部 3 Aを介して、 入力端子 I N 9 と出力 端子 O U T 5 を接続するためのク ロスポイ ン ト P 9 5 をァクテ イ ブにする よ う にマ ト リ ク ススイチャ部 3 Bを制御する。 その 結果、 入力端子 I N 9 に供給されたデジタルビデオ信号 S 3 1 は、 ァゥ トプッ トプロセッサ 4 6 を介して出力端子 O U T 5か らデジタルビデオ信号 S 2 と してコンピュータ 2 に出力される (
編集処理装置 3 から出力されたデジタルビデオ信号 S 2 は、 コ ンピュータ 2のビデオプロセ ッサ 2 2 に供給され、 表示コ ン ト ローラ 2 3 を介してコンピュータモニタ 2 Bのビューァウイ ン ドウ 9 2 に表示される。
つま り 、 ディ リーサーバ 6から再生されたビデオデータは、 ローカルス ト レ一ジ 8 にダウンロー ドされる と同時に、 コ ンビ ユータ 2のビューワ ウイ ン ドウ 9 2 に表示される。 尚、 本実施 例の編集装置では、 編集素材を、 このよ う にローカルス ト レー ジ 8 にダウンロー ドしながらビューワウイン ドウ 9 2に表示す る よ う にする処理を 「バック グラン ドでのダウンロー ド処理」 と呼んでいる。
ステップ S P 3 1 1 では、 編集オペレータの指示に従って、 C P U 2 1 は、 ノ ック グラ ウン ドでダウンロー ド処理を行な う よ う に編集処理装置 3 を制御する。 編集オペレータが、 ダウン ロ ー ド処理中にダウンロ ー ド設定用ダイアログ 3 2 0のキャ ン セルボタン 3 2 5 をク リ ックするこ と、 フォアグラ ウン ド処理 と して行われていたダウンロー ド処理が、 バック グラン ド処理 と して行なわれる。 具体的には、 C P U 2 1 は、 編集オペレー タによってダウンロー ド設定用ダイアログ 3 2 0のキャ ンセル ボタン 3 2 5 がク リ ック される と、 ディ リーサーバ 6からのデ ジタルデータが供給される入力端子 I N 1 と、 ダウンロー ドす るための出力端子 O U T 1 とのク ロスポイ ン ト P 1 1 は、 ァク ティブの状態で維持するが、 入力端子 I N 1 と画像処理部 3 D に出力するための O U T端子 O U T 9 とのク ロスポイ ン ト P 1 9 を、 イ ンアクティブにする よ う に、 マ ト リ ックススィ ッチャ 部 3 Bを制御する。
その結果、 ディ リーサーバから再生されたデジタル信号 S 7 は、 ローカルス ト レ ジ 8 にダウンロー ドされ続けるが、 画 像処理部 3 C及びコ ンピュータ 2への供給はス ト ップする。 つ ま り、 コ ンピュータ 2を操作する編集オペレータから見る と、 オペレータの見えないバック グラン ドでこのダウンロー ド処理 が行われているこ とになる。
このステップ S P 3 1 1 の処理において、 C P U 2 1 は、 口 一力ルス ト レージをダウンロ一ドで処理する よ う に編集処理装 置 3 を制御する と、 バック グラン ドでのダウンロー ド処理を行 いなから、 再びステップ S P 3 0 1 に戻り 、 次の素材を編集す る処理に移行する。
尚、 このステップ S P 3 1 1 において、 編集オペレータによ つてバック グラ ウン ドでのダウンロー ド処理が指定されない場 合には、 ダウン口一 ド処理が終了するまで、 ノくック グラン ドで のダウンロー ド処理が行なわれる。
次に、 ステップ S P 3 0 9 においてダウンロー ド処理が指定 されない通常の編集プロセスについて、 次のステップ S P 3 1 2からを参照して説明する。
ステ ップ S P 3 1 2では、 C P U 2 1 は、 編集オペレータの 操作に従って、 シーン名設定処理を行な う。 具体的には、 編集 オペレータ によって ビューァ ウィ ン ドウ 9 2のシーンチェンジ ボタン 1 7 8 Aがク リ ック される と、 シーン名設定処置 (ステ ップ S P 3 1 3 ) に移行し、 シーンチェンジボタン 1 7 8 Aが ク リ ック されない場合には、 ステップ S P 3 1 4 に移行し、 そ のステップ S P 3 1 4 において既に設定されているシーン名を 使用してク リ ップ名及びイベン ト名を作成する。
ステップ S P 3 1 3 のシーン名設定処理について説明する。 まず、 C P U 2 1 は、 図 2 6 Aに示される よ う なシーン名入 力用のダイ アロ グ 1 8 0 をモニタ 2 B上にオープンする。 編集 オペレータによって、 ダイアログ 1 8 0 内に設けられたシーン 名のリ ス トを表示させるためのプルダウンボタン 1 8 2が選択 された場合、 C P U 2 1 は、 図 2 6 Bに示すよ うなシーン名の リ ス ト 1 8 3 をモニタ 2 B上に表示する。 このシ一ン名の リ ス トは、 前回の編集オペレーショ ンのときに編集オペレータによ つて使用及び登録されたシーン名のリ ス トであって、 R AM 2 1 Bに履歴 リ ス ト と して記憶されているデータである。
編集オペ レータによって表示されたリ ス ト 1 8 3 中からシー ン名が選択された場合には、 C P U 2 1 は、 その選択されたシ ーン名を、 後述するク リ ップ生成処理及びイベン ト作成処理で 使用するシーン名 と して登録する。
また、 このプルダウンボタン 1 8 2を選択せずに、 編集オペ レータがシ一ン名入力欄 1 8 1 に新たにシーン名をキーボー ド 2 Cから直接入力するこ と もできる。 この場合にも同 じよ う に、 C P U 2 1 は、 その入力されたシーン名を、 後述するク リ ップ 生成処理及びィベン ト作成処理で使用するシーン名 と して登録 する。
本実施例の編集装置に、 このよ う なシーン名を更新する機能 が設けられている理由について説明する。
後述する ク リ ップ作成処理及びィベン ト作成処理では、 この シーン名を使用 してク リ ップ名及びィベン ト名が付与される。 具体的には、 ク リ ップ名及びイベン ト名は、 「シーン名称」 と 「シ リ アル番号」 とから生成される。 すなわち、 ステップ S P
3 1 3 においてシーン名が 「 F I R E」 に更新されたとする と, この後の、 ク リ ップ作成処理において、 「 F I R E O 0 1 」 、 「 F I R E 0 0 2」 、 「 F I R E 0 0 3」 . . . . とレヽう よ う なク リ ップ名を有するク リ ップが順に作成される。 例えば、 こ の後、 ステップ S P 3 1 3 においてシーン名が 「 S E A」 に更 新されたとする と、 同じよ う に、 この後の、 ク リ ップ作成処理 において、 「 S E A 0 0 1 J 、 r S E A 0 0 2」 、 「 S E A O 0 3」 . . . . という よ う なク リ ップ名を有するク リ ップが順 に作成される。
つま り このよ う に、 編集オペレータが、 素材のシーンが変わ つた時に適切なシーン名を設定するこ と によって、 ログウィ ン ドウ 9 3 に登録されたク リ ップをシーン名毎に分類するこ とが できる。 それによつて、 何百という ク リ ップを作成したと して も、 その沢山のク リ ップを容易に管理する こ とができ る。 また、 ステップ S P 3 0 2においてローカルス ト レージ 8 のク リ ップ を検索する と きに、 このシーン名をキーワー ドとする こ とによ つて、 関連するク リ ップのみを容易に検索する こ とができる。 ステップ S P 3 1 4 において、 編集オペレータの操作に応答 して、 C P U 2 1 は、 エン ト リ ーモー ドを設定する。 このェン ト リ一モー ドとは、 イ ン点及ぴアウ ト点が設定された素材を、 ログウィ ン ドウにエン ト リ ー (登録) する力、、 タイムライ ンゥ イ ン ドウにエン ト リ ー (登録) するかを決めるためのモー ドで ある。 このエン ト リ ーモーは、 イ ン点及びアウ ト点が設定され た素材を、 ロ グウィ ン ドウにク リ ップと して登録するロ グモー ドと、 イ ン点及びァゥ ト点が設定された素材をタイムライ ンゥ イ ン ドウにイベン ト と して登録するタイムライ ンモー ドとの 2
8
つのモー ドを有し、 ェン ト リーモー ドと して何れかのモー ドが 指定される よ う に構成されている。
具体的には、 編集オペレータが、 ビューァ ウィ ン ドウ 9 2の ログボタン 1 2 2 Bを選択する と、 ログモー ドが選択され、 編 集オペレータが、 ビューァウィ ン ドウ 9 2のタイムライ ンボタ ン 1 2 2 Cを選択する と、 タイムライ ンモー ドが選択される。 ログモー ドが設定された場合にはステップ S P 3 1 5 に進み、 タイムライ ンモー ドが設定された場合にはステップ S P 3 1 6 に進む。
ステップ S P 3 1 5では、 編集オペレータの操作に応答して、 C P U 2 1 は、 イ ン点とァ ゥ ト点と して指定された素材をィべ ン ト と して登録する。 具体的には、 編集オペレータが、 ビュー ァウィ ン ドウ 9 2の A D Dボタン 1 2 2 Aをク リ ックする と、 C P U 2 1 は、 イ ン点とア ウ ト点と して指定された素材をィべ ン ト と して登録する。 このと き、 C P U 2 1 は、 この登録され たィベン トを表わすための図 2 7 に示したよ う なファイル情報 を生成する。
さ らに、 ステップ S P 3 1 4 においてロ グモー ドが選択され ているので、 C P U 2 1 は、 イベン トのイ ン点のスタンプピク チヤ と、 イ ン点のタイムコー ドと、 ステップ S P 3 1 3 におい て設定されたシーン名に基いて生成されたク リ ップ名 とをク リ ップカー ド 1 7 9 と してロ グウィ ン ドウ 9 3 に表示する。
ステップ S P 3 0 6力 らこのステップ S P 3 1 5 の処理を繰 り 返すこ と によって、 編集オペレータによって指定された複数 のイベン トが登録される。 さ らに、 このロ グモー ドでは、 その 複数のィベン トを表わす複数のク リ ップカー ド 1 7 9 をロ グゥ
イ ン ドウ 9 3 に表示される こ とができる。
ステップ S P 3 1 6では、 編集オペレータの操作に応答して , C P U 2 1 は、 イ ン点とァ ゥ ト点と して指定された素材をィべ ン ト と して登録する。 具体的には、 ステップ S P 3 1 5 と同じ よ う に、 編集オペレータが、 ビューァウィ ン ドウ 9 2の A D D ボタン 1 2 2 Aをク リ ックする と、 C P U 2 1 は、 イ ン点とァ ゥ ト点と して指定された素材をイベン ト と して登録する。 この と き、 C P U 2 1 は、 図 1 9 に示したよ う な、 この登録された ィベン トを表わすためのファイル情報を生成する。
さ らに、 ステップ S P 3 1 4 においてタイムライ ンモー ドが 選択されているので、 C P U 2 1 は、 ビデオイベン トをべ一ス ビデオライ ン 1 3 2 Aのナウライ ン 1 3 9の位置に貼り付け、 オーディオイベン トをベースオーディオライ ン 1 3 2 Bのナウ ライ ン 1 3 9の位置に貼り付ける。
ステップ S P 3 0 6からこのステップ S P 3 1 6 の処理を繰 り返すこ と によって、 編集オペレータによって指定された複数 のイベン トが登録される。 さ らに、 このタイ ムライ ンウィ ン ド ゥでは、 その複数のイベン トをタイムライ ン 9 5のベース ビデ ォ及びべ一スォ一ディオライ ン 1 3 2の所望の位置に貼り付け るこ とができる。
尚、 このロ グモー ドにおいて生成されるイベン ト と、 タイ ム ライ ンモー ドにおいて生成されるィベン ト とは全く 同じである < このロ グモー ド及びタイムライ ンモー ドとの違いは、 生成され たィベン トを、 ク リ ップカー ドと してロ グウィ ン ドウ 9 3 に表 示するか又はィベン ト と してタイムライ ン 9 5 に表示されるか という点が異なるだけである。
4 2 プロ グラム リ ス ト作成処理
次に、 ステップ S P 3 0 1 力、らステップ S P 3 1 5 のィベン ト生成処理によって作成されたィベン トを使用 して、 プロ グラ ム リ ス トを作成するプログラム リ ス ト作成処理に関して説明す る。
図 2 7のフローチヤ一トは、 このプロ グラム リ ス ト作成処理 の動作を説明するための図である。 この図 2 7 に示されたフロ 一チャー トは、 ログウィ ン ドウ 9 3 にク リ ップカー ド 1 7 9 と して表示されたイベン トを使用 してプロ グラム リ ス トを作成す る場合のフローである。
まず、 ステップ S P 4 0 1 では、 ログウィ ン ドウ 9 3 にク リ ップカー ド 1 7 9 と して表示されているイベン トを、 タイムラ ィ ン上に並べる。 このよ う にタイムライ ン上にィベン トを並べ るためには、 以下の 2つの方法がある。
第 1 の方法は、 編集オペレータが、 マウス 2 Dを使用 してク リ ップカー ドを ドラ ッグアン ド ドロ ップを使用 して、 タイムラ イ ン 9 5上の所望の位置に揷入する方法である。 具体的には、 ログウィ ン ドウ 9 3 に表示されているク リ ップカー ド 1 7 9 を マウス 2 Dでク リ ックする こ とによって、 このク リ ップカー ド がアクティ ブにな り 、 ドラ ッグ可能な状態になる。 次に、 この ク リ ップカー ド 1 7 9 を ドラ ッグさせ、 タイムライ ン 9 5 の所 望の位置で ドロ ップする と、 ベースビデオライ ン 1 3 2 A上の ドロ ップ位置に、 ク リ ップカー ド 1 7 9 に対応する ビデオイべ ン トが挿入され、 ベースオーディオライ ン 1 3 2 B上の ドロ ッ プ位置に、 ク リ ップカー ド 1 7 9 に対応するオーディオベン ト
が挿入される。
第 2の方法は、 ダイ レク トエン ト リモー ドを使用 して、 ク リ ップカー ド 1 7 9 をタイムライ ン 1 7 8 B上に自動的に並べる 方法である。 まず、 編集オペレータによってロ グウィ ン ドウ 9 3 ダイ レク トエン ト リーボタン 1 8 0がク リ ック される と、 通 常モー ドから、 ダイ レク トエン ト リ ーモー ドになる。 このダイ レク トエン ト リーモー ドとは、 ログウィ ン ドウ 9 3 に表示され ているク リ ップカー ド 1 7 9 を、 ドラ ッグアン ド ドロ ップせず にク リ ックするだけで、 タイムライ ン上に並べるこ とができる モー ドである。 具体的には、 このダイ レク トエン ト リ ーモー ド において、 編集オペレータが、 ログウィ ン ドウ 9 3 のク リ ップ カー ド 1 7 9 をク リ ックする と、 タイムライ ン 9 5 のナウライ ン 1 3 9の位置に、 ク リ ック されたク リ ップカー ド 1 7 9 に対 応するビデオイベン ト及びオーディオイベン トが揷入される。 また、 このイベン トの挿入に伴なつてナウライ ン 1 3 9 は、 ダ ィ レク トエン ト リ ーモー ドによって新しく 挿入されたイベン ト のアウ ト点の位置に自動的に移動する。 つま り 、 ロ グウィ ン ド ゥ 9 3 のク リ ップカー ド' 1 7 9 を順にク リ ックする と、 タイム ライ ン 9 5 の右側にク リ ック された順に挿入されていく こ とに なる。
こ と よ う なダイ レク トエン ト リーモー ドを使用する こ と によ つて、 ログウィ ン ドウ 9 3 に表示されているク リ ップカー ド 1 7 9 を、 ドラ ッグアン ド ドロ ップせずに、 ク リ ックするだけで タイムタイ ン 9 5 に貼り付ける こ とができる。 従って、 数個で は無く何十という沢山の数のク リ ップカー ド 1 7 9 を、 タイム ライ ン上に貼り付けなければいけないよ う な場合に、 このダイ
レク トエン ト リーモー ドによって、 各ク リ ップカー ド 1 7 9 に 対する ドラ ッグアン ド ドロ ップ操作を省略する こ とができるの で、 編集操作を簡略化でき る と共に編集時間を短縮する こ とが できる。
ステップ S P 4 0 2では、 編集オペレータの操作に応じて、 C P U 2 1 は、 タイムライ ン 9 5 に貼り付けられたオーディオ の ミ ッ ク スダウン設定を行な う。 このミ ッ ク スダウン処理とは、 オーディオイベン トに対して設定された 4つの トラ ックの出力 レベルを設定する と共に、 この 4つの トラ ック を最終オーディ ォ出力 (プロ グラムアウ ト) の 4チャ ンネルに対するルーティ ングを設定するための処理である。
まず、 プロ グラムウィ ン ドウ 9 4 のツールバーからオーディ ォミックスダウン用のダイアロ グ選択ボタン 1 6 2がク リ ック される と、 グラフィ カルユーザイ ンターフェース 9 0上にォー ディォミ ックスダウン用のダイアロ グ 2 0 0 が表示される。
ダイアロ グ 2 0 0 は、 ベースオーディオ ( B A S E ) 、 サブ オーディオ ( S U B ) 、 ボイ スオーバ 1 ( V O l ) 及びボイス オーバ 2 ( V O 2 ) に設定された各オーディオイベン トがもつ 4つの トラック T 1〜T 4 (又は 2つの トラ ック Τ 1〜Τ 2 ) を、 夫々最終オーディオ出力 (プログラムアウ ト) チャンネル C h l〜C h 4 にどのよ う に対応付けて出力するかを設定する ための出力ルーティ ング部 2 0 1 と、 この各オーディオイベン トがもつ 4つの ト ラック T 1〜T 4 に対し、 夫々オーディオの レベルを設定するための トラ ック フエーダ部 2 0 8 と、 専用コ ン トーローラ 5 に設けられた トタ ック フエーダが 4つの トラッ ク Τ 1〜Τ 4 にどのよ う にアサイ ンされているかを示すフエ一
ダパネルアサイ ン部 2 0 7 と、 オーディオライ ンの各 トラ ック に对して専用コン トーローラ 5 に設けられた 4つのフエ一ダレ バーをアサイ ンするための設定ダイァロ グをオープンするため のフエーダアサイ ンボタン 2 0 2 と、 専用コン トーローラ 5 に 設けられた 4つのフエ一ダレバーを使用 して各 トラ ックのォー ディオレベルをマニュアル調整するモー ドを、 オンするかオフ するかを示すオン オフボタン 2 0 2 Aと を備えている。
この出力ルーティ ング部 2 0 1 において、 各 トラック T 1 〜 T 4 に対して所望の出力チャンネル C h l 〜 C h 4位置に対応 するク ロスポイ ン トボタンをク リ ックする こ と によ り 、 各 トラ ック を所望の出力チャンネルにルーティ ングする こ とができる, 例えば、 図 2 8 に示した例は、 ベースオーディオライ ン 1 3 2 B上のイベン トの トラック T 1 のク ロスポイ ン トボタン 2 0 1 Aをク リ ックするこ とによ り 、 トラック T 1 を出力チャンネ ル C h 1 にルーティ ングしている こ とを示している。 以下同様 にして、 トラック T 2 を出力チャンネル C h 2 、 トラック T 3 を出力チャ ンネル C h 3 に、 また トラック T 4 を出力チャンネ ル C h 4 にルーティ ングしているこ とを示している。 またサブ オーディオライ ン 1 3 4 、 ボイスオーバ 1 ライ ン 1 3 8 A及び ボイスオーバ 2 ライ ン 1 3 8 Bについても同様に、 サブオーデ ィォライ ンのオーディオイベン トの トラック T 1 〜 T 4 をそれ ぞれ出力チャ ンネル C h 1 〜 C h 4 にルーティ ングし、 またボ イスオーバ 1 のオーディオイベン トの トラック T 1 及び T 2 を それぞれ出力チャンネル C h 1 及び C h 2 にルーティ ングし、 ボイスオーバ 2のオーディオイベン トの トラック T 1 及び T 2 をそれぞれ出力チャンネル C h 3及び C h 4 にルーティ ングし
ている こ と を示している。
こ こでミ ッ ク スダウン設定用のダイアロ グ 2 0 0 に設けられ た、 マニュアルフエ一ダボタン 2 0 2 をク リ ックする と、 図 2 9 に示すよ う なフューダアサイ ン用のダイアロ グ 2 0 5が表示 される。
ダイアロ グ 2 0 5は、 ベースオーディオ、 サブオーディオ、 ボイスオーバ 1 及びボイスオーバ 2 に登録されたオーディオイ ベン トが有する 4つの トラック T 1〜T 4 (又は 2つの トラ ッ ク Τ 1〜Τ 2 ) を、 専用コ ン トローラ 5のどのフエ一ダレバー F 1〜F 4 にアサイ ンするかを設定するためのアサイ ンパネル 2 0 6 を有している。 当該アサイ ンパネル 2 0 6 において、 各 列に設定された各 トラック T 1〜T 4 に対して設定された所望 のフエ一ダレバー F 1〜F 4 に対応するボタンをク リ ックする こ とによ り 、 それぞれの トラック T 1〜T 4 を任意のフエーダ レバー F 1〜F 4 にアサイ ンする こ とができる。
例えば図 2 9 は、 ベースオーディオの トラック T 1 及び T 2 に属するボタン 2 0 6 A及び 2 0 6 Bをク リ ックする こ とによ り 、 ベ一スオーディオの ト ラック T 1及び T 2 を第 1 のフエ一 ダレバ一 F 1 にアサイ ンしている こ とを示している。 以下同様 にして、 サブオーディオの トラック T 1 及び T 2のボタン 2 0 6 C及び 2 0 6 Dをク リ ックする こ とによ り トラック T 1 及び T 2 を第 2のフエ一ダレバー F 2 にアサイ ンしている こ と を示 し、 さ らにボタ ン 2 0 6 E及び 2 0 6 Fをク リ ックするこ とに よ り ボイスオーバの トラック T 1 及び T 2 を第 3 のフエ一ダレ バ一 F 3 にアサイ ンしている こ とを示す。
各オーディ オライ ンの ト ラ ック T 1〜T 4のォ一ディオレべ
ルを設定する場合には、 マウス 2 Dで、 トラ ック フエーダ部 2 0 8のスライ ダ 2 0 8 Aを上下させる こ と によって所望のォ一 ディォを設定するこ とができる。 また、 オン Zオフボタン 2 0 2 Aがオンになっている場合には、 専用コン トロ ーラのフエ一 ダレバーによるマニュアル調整が可能である。 従って、 編集ォ ペレ一タが、 このフエ一ダレーバ F 1〜F 4 を上下させる こ と によって、 各フエ一ダレバーに対応付けられた トラ ック におい て所望のオーディオレベルろ設定するこ とができる。 また、 こ の時、 編集オペレータが専用コ ン ト ローラ 5のフエ一ダレバー を操作する と、 そのフエ一ダレバーの操作に追従して、 ミ ック スダウン設定ダイアログの トラ ック フエーダ部 2 0 8 のスライ ダ 2 0 8 Aが自動的にスライ ドする。
また、 フエーダアサイ ンダイアロ グ 2 0 5 において、 各ォ一 ディオライ ン ( B A S E、 S U B、 V O l 及び V 0 2 ) の各 ト ラ ック T 1〜T 4 に対する専用コン トローラのフエ一ダレバー F 1〜F 4 のアサイ ンを自 由に設定する こ とができ る。 従って、 例えば、 編集すべきオーディオがベースオーディオ ( B A S E ) のみの場合には、 このべ一スオーディオの トラ ック T 1〜T 4 に対して、 それぞれフエ一ダレバー F 1〜F 4 をアサイ ンする こ とができたり もする。 つま り 、 各オーディオライ ン ( B A S E、 S U B、 V O l 及び V 0 2 ) 及び各 ト ラ ック T 1〜T 4 を、 物理的に専用コン トロ一ラ 5 のフヱーダレバーと関連付けてい るのでは無く 、 ソフ ト的に関連付けている事によって、 各ォー ディオライ ン及び各 トラ ック Τ 1〜Τ 4 と、 専用コン トローラ 5のフエ一ダレバーと関連付けを如何様にでも変更する こ とが できる。
ステップ S P 4 0 2 においてオーディオミ ックスダウンの設 定が終了する と、 次のステップ S P 4 0 3 に進む。
ステップ S P 4 0 3 では、 編集オペレータの編集操作に応答 して、 C P U 2 1 は、 タイムライ ン上のイベン トに対してェフ ェク トを設定するためのエフェク ト設定ダイアログ 1 9 0 をォ ープンする。 具体的には、 編集オペレータが、 プロ グラムウイ ン ドウ 9 4 においてビデオエフェク トボタン 1 5 9 をク リ ック する と、 図 3 0 に示すよ う なエフェク ト設定用のダイアロ グ 1 9 0がオープンする。
このエフェク ト設定ダイアログ 1 9 0は、 現在設定されてい るエフェク トパターンを示すエフェク ト ノ タ一ン部 1 9 1 と、 使用頻度の高いエフェク トパターンが表示されるフエバリ ッ ト パターン部 1 9 2 と、 選択されたエフェク トの トランジシヨ ン を設定するための トランジショ ン設定部 1 9 3 と、 エフェク ト を設定する対象 (ビデオ/オーディオ) を選択する ビデオ Zォ 一ディォ選択部 1 9 5 と、 エフェク トをモディ ファイするため のパラメータが設定されるモディ ファイ部 1 9 8 と 、 キー信号 に関するパラメータを設定する K e y設定部 1 9 9 と を備えて いる。
ステップ S P 4 0 4では、 エフェク ト設定対象と して、 ビデ ォ及びオーディオを選択する。 ビデオとオーディオの両方に同 時にエフェク トをかける場合には、 「V i d e o」 と 「A u d i o」 ボタン 1 9 5の両方をク リ ック し、 ビデオ又はオーディ ォのいずれか一方のみにエフェク トをかける場合には、 「V i d e o」 又は 「A u d i o 」 ボタン 1 9 5 のいずれかをク リ ツ クする。
ステップ S P 4 0 5 では、 編集オペレータは、 所望のェフエ ク トを選択する。 このエフェク トを選択する方法と して、 以下 の 3つの方法のいずれかによつてエフヱク トを選択する こ とが できる。
第 1 のエフェク ト選択方法は、 エフェク トを表わすパターン 番号を直接入力するこ と によって、 所望のエフェク トを設定す る方法である。 例えば、 編集オペレータが、 所望のエフェク ト パターン番号を予め知っている場合には、 パターン番号設定部 1 9 1 に所望のエフェク トパターンのパターン番号を、 キーボ ー ド 2 Cよ り 直接入力する と、 この入力されたパターン番号に 対応した所望のエフェク 卜が設定される。
第 2のエフェク ト選択方法は、 編集オペレータが好んで使用 する使用頻度の高いエフェク トのパターン (以下、 これをフエ イ ノくリ ッ ト ノ ターン(Fav or i te Pattern)と呼ぶ) 力 ら所望のェ フエタ トを選択する方法である。 具体的には、 C P U 2 1 は、 編集オペ レータが好んで使用する使用頻度の高いエフ - タ トの パターンを常に記憶しておき、 このエフェク ト設定ダイアロ グ 1 9 0 のフ エイ ノくリ ッ トパターン表示部 1 9 2 に、 この使用頻 度の高いエフェク トのパターンを示すアイ コ ンが表示されるよ う に構成さ されている。 編集オペレータが、 このフェイバリ ツ トパターン表示部 1 9 2の中から所望のエフェク トパターンを ク リ ッ クする こ と によって、 所望のエフェク トが選択される。 第 3 のエフエ タ ト選択方法は、 全パターン リ ズ トの中から所 望のエフェク トパターンを選択する方法である。 編集オペレー タが、 ノ ターン リ ス トボタ ン 1 9 4 を押すと 、 登録されている 全てのエフヱク トパターンが種類毎に表示され、 その中から所
望のエフエタ ト ノ、。ターンをク リ ックするこ と によって、 所望の エフェク トが選択される。
これらの何れかの方法でエフェク トが選択される と、 その選 択されたエフエタ トのアイ コ ンが、 エフェ ク ト ノ、 "ターン部 1 9 1 に表示される。 これによつて、 エフェク トが選択される。 ステップ S P 4 0 6では、 編集オペレータによって、 選択さ れたエフエタ トに対して所望の トランジショ ン時間が設定され る。 この選択されたエフェク トに対して トランジシ ヨ ン時間を 設定する場合には、 ダイアログ 1 9 0上の トランジシ ヨ ン設定 部 1 9 3 Aにおいて、 選択したエフェク トの遷移時間 ( トラン ジシヨ ン時間) をキ一ボー ドから入力するか又はプリセッ ト さ れた複数個の トランジショ ン時間の中から所望の トランジショ ン時間を選択するこ とによ り トランジシヨ ン時間を設定するこ とができる。
ステップ S P 4 0 7では、 選択されたエフェク トに対してェ フエク トパラメ一タを設定する。 具体的には、 このエフェク ト パラメータ とは、 例えば、 ビデオ切り替え位置のエッジ(Edge) に関するパラメータ、 ライ トを当てるよ うな効果であるライテ ィ ング(Lighting)に関するパラメータ、 影や帯を引 く よ う な効 果である トライアル(Traial)/ シャ ドウ(Shadow)に関するパラ メ ー タ 、 エ フ エ タ ト を設定する 位置であ る ロ ケー シ ョ ン (Location)に関するパラメータ等であって、 エフェク トの種類 に応じて様々なパラメータを設定できるよ う になつている。 ェ フエク ト設定ダイアログ 1 9 0のモディ ファイ部 1 9 8 を使用 するこ とによって、 これらのエフェク トに関する各種パラメ一 タを設定する こ とができる。 さ らにダイアロ グ 1 9 0 上におい
ては、 キーボタン 1 9 9 をク リ ック入力する こ と によってク ロ マ(Chroma)キー及び又は外部(External )キーを設定し得るよ う になされている。
ステップ S P 4 0 8では、 編集オペレータの操作にしたがつ て、 C P U 2 1 は、 設定されたエフェク トをプレビューするす るよ う に各ソースデバイス及び編集処理装置を制御する。 編集 オペレータが、 ダイアログ 1 9 0 のフエ一ダレバー 1 9 6又は A Tボタン (A u t 。ボタン) 1 9 7 を操作するこ とによって、 設定されたエフェク トをビューァ 1 0 6 の画面上でプレビュー するこ とができる。
設定されたエフヱク トが、 ワイプ効果等の トランジシ ヨ ンェ フエク トの場合には、 フエ一ダレバー 1 9 6が最も上に位置し ている状態ではビュ一ァ 1 0 6 にはバック グラン ド画像が表示 される。 またフエ一ダレバー 1 9 6 をマウスによ り ドラ ッグし て上から下の方向に向かって移動させるに従って、 フォアグラ ン ド画像に次第に トランジシヨ ン していく。 そして、 フエーダ レバー 1 9 6 が最も下に位置している状態ではビューァ 1 0 6 にはフォアグラン ド画像が表示される。 これによ り フエ一ダレ バー 1 9 6 のマニュアル操作による任意の速度及び位置で トラ ンジシヨ ンエフェク トをプレビューするこ とができる。
尚、 フォアグラン ド画像とは、 トランジシヨ ンエフェク トの 実行によって画面に現れる画像または、 アニメ一シ ョ ンェフエ ク トの実行によってバック グランフ ド画像に揷入され、 ェフエ ク トパターンを埋める画像の事を言う。 また、 バック グラン ド 画像とは、 トランジシヨ ンエフェク トの実行によって、 画面か ら消し去られる画像または、 アニメーショ ンエフェク トの実行
によってフォアグラン ド画像が埋められたエフェク トパターン が挿入される画像のこ とを言う。
また、 本実施例の編集装置においては、 エフエタ トの種類と して トランジシヨ ンエフェク ト とアニメーショ ンエフェク トの
2種類を有している。 トランジシヨ ンエフェク ト とは、 ワイプ 効果やページターン効果等のよ う に、 2つの画像を切り換える ビデオエフェク トのこ とを言い、 アニメーショ ンエフヱク ト と は、 3次元画像空間変換等の画像に特殊効果をかけるエフエタ ト、 または、 スポッ トライ ト効果、 ズームアップ効果及びピク チヤイ ンピクチャ効果等のよ う にある画像にビデオエフェク ト のかかった画像を挿入するエフヱク トのこ と を言う。
また、 フエ一ダレバー 1 9 6 のマ二ユアノレ操作の代わり に、 A Tボタン (A u t 。 ボタン) 1 9 7がク リ ック された場合に は、 エフエタ トに対して予め設定された トランジシヨ ンスピー ドで、 ノくック グラン ド画像からフォアグラン ド画像に トランジ シヨ ンしていく 。 具体的には、 A Tボタン 1 9 7がク リ ック さ れる と、 まず初めにフエ一ダレパー 1 9 6 が最も上の位置に移 動して、 その後、 自動的に一定のス ピー ドで徐々 に下に移動し ていく。 そのフエ一ダレバー 1 9 6 の移動に伴なつて一定のス ピー ドで、 ノくック グラン ドビデオからフォアグラン ドビデォに トランジシヨ ンする トランジシヨ ンエフヱク トが実行される。 その結果、 ビューァ 1 0 6 上にて トランジシヨ ンエフェク トを プレビューする こ とができ る。
このプレビュー処理を行な う段階では、 このステ ップ 5 0 3 において選択されたエフェク トは編集オペレータによってまだ タイムライ ン 9 5 のエフェク トライ ン 1 3 5 に貼り付けられて
いないので、 このエフェク トがどのイベン トに対して設定され るかはまだ分からない。 従って、 このエフェク トをプレ ビュー するためのプレビュー処理を行なうために必要なバック グラ ン ド画像及びフォアグラン ド画像は、 既に、 編集処理装置 3 の画 像処理部 3 Cに設定されていたビデオ信号を使用 し、 エ フ ェ ク トを仮想的に実行する。 なぜなら、 このエフェク トのプレ ビュ —は、 設定されたエフェク ト 自体、 設定された トラ ンジシ ヨ ン 時間及び設定されたエフ -ク トバラメータが適切か否かをチェ ックするためのプレビュー処理であるので、 バック グラン ド画 像及びフォア グラ ン ド画像はどのよ う な画像であっても良いか らである。
実際には、 編集処理装置 3 のマ ト リ ック ススィ ツチャ部 3 B の制御によって、 現在、 画像処理部 3 Cに対してビデオ信号 S 2 4 と して供給されている信号をフォアグラン ドビデオと し、 画像処理部 3 Cに対してビデオ信号 S 2 6 と して供給されてい る信号をバック グラン ドビデオと して使用する。 つま り 、 この エフェク トのプレビューをおこな う と きには、 コンピュータの C P U 2 1 は、 画像処理部 3 Cにビデオ信号 S 2 6 と して供給 されていた信号をバック グラン ド画像と して使用 し、 画像処理 部 3 Cにビデオ信号 S 2 4 と して供給されている信号を、 フォ アグラン ド画像と して使用する よ う に編集処理装置を制御する c ステ ップ S P 4 0 8 のプレ ビューの結果、 エフェ ク トダイァ ロ グ 1 9 0 によって設定したエフェク トが所望のエフェク トで あったときには、 次のステップ S P 4 0 9 に進む。
ステップ S P 4 0 9 では、 編蕖オペレータの操作に したがつ て、 C P U 2 1 は、 選択されたエフェク ト及び、 そのエフェク
トに関するフォアグラン ドィベン トを、 タイ ムライ ン 9 5 に貼 り付ける。 このタイムライ ンへのエフヱク 卜の貼り 付け方は、 トランジシヨ ンエフェク ト とアニメーショ ンエフェ ク 卜 とで異 なるので、 ト ラ ンジシ ヨ ンエフェ ク トのタイ ム ライ ンの貼り付 け方法とアニメーショ ンエフェク トのタイ ムライ ンの貼り付け 方法とをそれぞれ説明する。
まず、 図 3 1 A及び図 3 6 Bを参照して、 トランジシ ヨ ンェ フエク トをタイムライ ンに貼り付ける方法を説明する。
編集オペレータ力 ダイアロ グ 1 9 0のフ エイ ノく リ ッ ト パ タ ーン表示部 1 9 2 内の選択された ト ラ ンジシ ヨ ンエ フ ェ ク トの アイ コン 1 9 1 Bを、 タイ ムライ ン 9 5上にマウス 2 Dによつ て ドラ ッグする と 、 図 3 1 Aに示すよ う なアイ コ ンの影 1 9 2 Xが、 タイ ムライ ン 9 5 上に表示される。
このアイ コ ンの影 1 9 2 Xを、 ライ ム ライ ン 9 5 のエフェ ク トライ ン 1 3 5 の所望する位置で ドロ ップする と、 図 3 1 Bに 示すよ う に、 ト ラ ンジシ ヨ ンエ フェク ト 1 9 2 Yが設定される。
この図 3 I Bは、 「H e 1 i — 1 」 とレヽ ぅ イ ベン ト力 ら 「 S h i p 2」 とレ、うイベン トに遷移する と き に、 「M i x 」 によ つて示されたエフェク ト期間において、 「 H e 1 i 一 1 」 の画 像と 「 S h i p 2」 の画像と を ミ ッ ク スする こ と を表わしてい る。 つま り 、 この ミ ックスエフェク トを実行する場合には、 「 H e 1 i 一 1 」 とレ、うイベン トがバ ッ ク グラ ン ド画像と して指定 され、 「 S h i p 2」 とい うイベン トがフォ アグラ ン ド画像と して指定される。
このよ う にィベン ト間に トラ ンジショ ンエフェク トを設定す る と、 ノくック グラン ド画像と して指定されているィベン トのァ
ゥ ト点が、 自動的に トランジシ ヨ ン時間分だけ延長ざれる。 例 えば、 バック グラン ド画像と して指定されているイベン ト 「 H e 1 i — 1 」 のア ウ ト点が、 「 0 0 : 0 0 : 0 5 : 0 0」 であ つて、 この ミ ッ ク スエフェ ク ト 1 9 2 Yの ト ラ ンジシ ヨ ン時間 が 2秒であったとする と 、 ノくック グラン ド画像と して指定され ているイベン ト 「 H e 1 i — 1 」 のア ウ ト点が、 自動的に 2秒 だけ延長され、 「 0 0 : 0 0 : 0 7 : 0 0」 になる とレ、う こ と である。
このよ う な トランジショ ンエフヱク トを実行する場合には、 コンピュータの C P U 2 1 からの制御信号に応答して、 編集処 理装置 3 のマ ト リ ッ ク ス スィ ッチャ部 3 Bは、 「H e 1 i — 1 J という素材のビデオ信号を、 出力端子 O U T 9 から出力される 信号 S 2 6 と して設定し、 「 S h i p 2」 とい う素材のビデオ 信号を、 出力端子 O U T 7 から出力される信号 S 2 4 と して設 定する よ う にク ロ スポイ ン トを切り換える。 また、 コ ンビュ一 タの C P U 2 1 からの制御信号に応答して、 編集処理装置 3 の 画像処理部は、 この ミ ック スエフェク 卜に設定された トランジ ショ ン時間及び各種のエフェク トパタメータに応じたエフェク トを実行する よ う に、 ミ キサ 5 4 Bを制御する。
次に、 図 3 2から、 図 3 5 を参照して、 アニメーシ ョ ンエフ ェク トをタ イ ムライ ンの貼り付け方法を説明する。 アニメーシ ヨ ンエフェ ク トをタイ ムライ ン上に貼 り付ける方法は、 ェフエ ク トの種類及びイベン トに対するエフヱク 卜の設定の仕方によ つて異なって く るので以下の第 1 のケース及び第 2のケースに 分けで説明する。
第 1 のケースは、 1 つのィベン トにズ一ム効果やライ トスポ
ッ ト等の特殊効果をかけるためのエフェク トを設定する場合で ある。 この第 1 のケースについて、 図 3 2 A及び図 3 2 Bを参 照して説明する。
トランジシヨ ンエフェク トをタイムライ ン上に貼り 付けた操 作と同 じよ う に、 編集オペレータが、 ダイアロ グ 1 9 0 のフエ イ ノくリ ッ トパターン表示部 1 9 2内の選択されたアニメ一ショ ンエフェク 卜のアイ コン 1 9 1 Bを、 タイムライ ン 9 5 上にマ ウス 2 Dによって ドラ ッグする と、 図 3 2 Aに示すよ う なアイ コンの影 1 9 2 Eが、 タイ ムライ ン 9 5上に表示される。 この アイ コンの影 1 9 2 Eを、 ライムライ ン 9 5 のエフェク ト ライ ン 1 3 5の所望する位置で ドロ ップする と、 図 3 2 B に示すよ う に、 イベン ト 「 0 0 2」 に対して特殊効果等のアニメーショ ンエフェク ト 1 9 2 Fが設定される。
尚、 図 3 2 Bに示したよ う なアニメーショ ンエフェク トを実 行する場合には、 コンピュータ 2の C P U 2 1 力ゝらの制御信号 に応答して、 編集処理装置 3 のマ ト リ ッ ク ススィ ツチャ部 3 B は、 イベン ト 「 0 0 2 」 と い う素材のビデオ信号を出力端子◦ U T 9から出力される信号 S 2 6 と して設定する よ う に、 ク ロ スポイ ン トを切 り換える。 また、 コ ン ピュータの C P U 2 1 か らの制御信号に応答して、 編集処理装置 3 の画像処理部 3 Bは、 このモディ フアイエフェク トに設定された ト ランジショ ン時間 及び各種のエフェク トパタ メ 一タに応じたエフヱク トを実行す る よ う に、 特殊効果ブロ ッ ク 5 3 を制御する。
第 2のケースは、 ピクチャイ ンピクチャ効果等のよ う に、 あ るィベン 卜に対してエフェク トのかかったィベン トを挿入する ためのエフェ ク と設定する場合である。 この第 2のケースを説
明するために、 以下のよ う に、 「エフェク ト と ク リ ッブと を同 時に設定する場合」 、 「先に貼ったエフェク トを、 後から貼る ク リ ップと同 じ長さにする場合」 及び 「後から貼る ク リ ップを、 先に貼ったエフェク 卜 と同 じ長さにする場合」 について、 それ ぞれ説明する。
まず、 エフェク ト と ク リ ップと を同時に設定する場合につい て、 図 3 3 A及び図 3 3 B を参照して説明する。
まず、 編集オペレータが、 ロ グウィ ン ドウに表示されたク リ ップカー ド 1 7 9 をマウス 2 Dによってタイ ムライ ン上に ドラ ッグする と、 図 3 3 Aに示すよ う なアイ コ ンの影 1 9 2 Gが、 タイムライ ン 9 5 上に表示される。 こ のアイ コ ンの影 1 9 2 G を、 オーバ レイ ビデオライ ン 1 3 6 の所望する位置で ドロ ップ する と、 図 3 3 Bに示すよ う に、 オーバレイ ビデオライ ン 1 3 6 に、 ロ グウィ ン ドウ 9 3 力 ら ドラ ッグアン ド ドロ ップされた イ ベン ト 「 0 0 7 」 が貼 り 付けされる。 さ らに、 これと同時に、 エ フ ェ ク ト設定ダイ アロ グ 1 9 0 に現在設定されているェフ エ ク トが、 自動的にエフェク 卜 ライ ン 1 3 5 に貼 り付け られる。 また、 そのエフェク トの期間 と して、 オーバレイ ビデオライ ン 1 3 6 に貼り付けられたイ ベン ト 「 0 0 7 」 の期問に対応する 期間が設定される。
このよ う に、 オーバ レイ ビデオライ ン 1 3 6 に所望のィベン トを貼り付けるだけで、 タイ ムライ ンのエフェク ト ライ ン 1 3 5 に自動的にエフェ ク 卜が設定される こ と によって、 一層操作 性を向上させる こ とができ る。
図 3 3 Bに示 したよ う なアニメーシ ョ ンエ フェク トを爽行す る場合には、 コ ンピュータ 2 の C P U 2 1 力 らの制御信号に応
1 〇 5
答して、 編集処理装置 3 のマ ト リ ック ススイ ツチヤ部 3 Bは、 イベン ト 「 0 0 2」 とい う素材のビデオ信号を、 出力端子 O U T 9から出力される信号 S 2 6 と して設定し、同 じイベン ト「 0 0 7」 とい う素材のビデオ信号を、 出力端子 O U T 7から出力 される信号 S 2 4 と して設定する よ う にク ロ スポイ ン トを切 り 換える。 また、 コ ンピュータの C P U 2 1 からの制御信号に応 答して、 編集処理装置 3 の画像処理部 3 Bは、 このモディ フ ァ イエフエク 卜に設定された トランジショ ン時間及び各種のエフ 工ク トパタメータに応じたエフヱク トを実行する よ う に、 特殊 効果プロ ック 5 3 を制御する。
次に、 先に貼ったエフェク トを、 後から貼るク リ ップと同 じ 長さにする場合について、 図 3 4 A及び図 3 4 B を参照して説 明する。
まず、 編集オペレータが、 図 3 4 Aに示すよ う に、 ダイァロ グ 1 9 0 において選択されたアニメーシ ョ ンエフェク トのアイ コ ン 1 9 1 B を、 タイ ムライ ン 9 5 のエフェ ク ト ライ ン 1 3 5 上にマウス 2 Dによって ドラ ッグし、 所望にィ ベン 卜 の上にに なるよ う に ドロ ップする こ と によって、 エフェク ト ライ ン 1 3 5 上に所望のエフェク ト 1 9 2 Kを貼り付ける。
次に、 編集オペレータが、 図 3 4 Aに示すよ う に、 ロ グウイ ン ドウに表示されたク リ ップカー ド 1 7 9 をマウス 2 Dによつ てタイムライ ン上に ドラ ッ グする。 そ して、 図 3 3 B に示すよ う に、 ドラ ッグしたク リ ップカー ドをタイ ムライ ンのォ一バレ ィ ビデオライ ン 1 3 6 に ドロ ップする と、 所望にイベン ト 1 9 2 Lがオーバレイ ビデオライ ン 1 3 6 に貼り付けられる。 そ し て、 このフォアグラン ド画像と して貼り付けられたィベン ト 1
9 2 Lの期間に応じて、 先に貼り付け られたエ フェ ク ト 1 9 2 Kの期間が変更され、 その結果、 エフェク ト ライ ン 1 3 5 には. この後に貼り付けられたィベン ト 1 9 2 Lの期間に対応した期 間を有したエフェ ク ト 1 9 2 Mが表示される。 つま り 、 後に貼 り付けられたイベン ト 1 9 2 Lの期間に応じて、 エフェク ト 1 9 2 Mの ト ラ ンジシ ョ ン期間が変更される。
このよ う にして、 このフォアグラン ド画像と して貼り付け ら れたイベン ト 1 9 2 Lの期間に応じて、 先に貼り付けられたェ フエク トの期間を自動的に変更する こ とによって、 エフェク ト の期間を再設定する必要がないので、 編集操作性を向上させる こ とができ る。
図 3 4 B に示したよ う なアニメーショ ンエフェク トを実行す る場合には、 コ ンピュータ 2の C P U 2 1 からの制御信号に応 答して、 編集処理装置 3 のマ ト リ ック ススイ ツチヤ部 3 Bは、 イ ベン ト 「 0 0 2」 とい う素材のビデオ信号を、 出力端子 O U T 9から出力 される信号 S 2 6 と して設定し、同 じイ ベン ト「 0 0 2」 とい う 素材のビデオ信号を、 出力端子 O U T 7から出力 される信号 S 2 4 と して設定する よ う にク ロ スポイ ン 卜を切 り 換える。 また、 コ ンピュータの C P U 2 1 力 らの制御信号に応 答して、 編集処理装置 3 の画像処理部 3 Bは、 このピクチャィ ンピクチャエフェク トに設定された トランジショ ン時間及び.各 種のエフェク トパタメータに応じたエフェク トを実行するよ う に、 スィ ツチャブロ ック 5 2 を制御する。
次に、 後から貼るク リ ップを、 先に貼ったエフヱ ク ト と同 じ 長さにする場合について、 図 3 5 A及び図 3 5 Bを参照して説 明する。
まず、 編集オペレータが、 図 3 5 Aに示すよ う に、 ダイァロ グ 1 9 0 において選択されたアニメーシ ョ ンエフェク 卜のアイ コ ン 1 9 1 B を、 タイ ムライ ン 9 5 のエ フェ ク ト ライ ン 1 3 5 上にマウス 2 Dによって ドラ ッグし、 所望にィベン 卜の上にに なるよ う に ドロ ップする こ と によって、 エフェク トライ ン 1 3 5上に所望のエフェク ト 1 9 2 0を貼り付ける。
次に、 編集オペレータが、 図 3 5 Aに示すよ う に、 ロ グウイ ン ドウに表示されたク リ ップカー ド 1 7 9 をマウス 2 Dによつ てタイムライ ン上に ドラ ッグする。 そ して、 図 3 5 Bに示すよ う に、 ドラ ッグしたク リ ップカー ドをタイムライ ンのエフェク トライ ン 1 3 5 の先に貼られたエフ工ク ト 1 9 2 0に重なる よ う に ドロ ップする と、 イ ベン ト 1 9 2 Pがォーノくレイ ビデオラ イ ン 1 3 6 に貼り付けられる。 そ して、 先に貼り付けられたェ フエ ク ト 1 9 2 Oの期間に応 じて、 このフォ ア グラ ン ド画像と して貼り付けられたイベン ト 1 9 2 Nの期間が変更され、 その 結果、 オーバ レイ ビデオラ イ ン 1 3 6 には、 こ の先に貼り付け られたエフェク ト 1 9 2 Oの期間に対応した期間を有したィべ ン ト 1 9 2 Pが表示される。 つま り 、 この先に貼り付けられた エフェク ト 1 9 2 0の期間と 、 後に貼られたイベン ト 1 9 2 P の期間とがー致する よ う に、 イ ベン ト 1 9 2 Pのァ ゥ ト点が変 更される とレヽ う こ とである。
このよ う に して、 この先に貼り付けられたエ フェ ク ト期間と、 後に貼られたィベン トの期間 とがー致する よ う にする こ と によ つて、 イ ベン ト の期問を変更する作業を省略する こ とができ る ので、 編槳操作性を向上させる こ とができ る。
図 3 5 B に示 したよ う なアニメ ーシ ョ ンエ フェク 卜を実行す
る場合には、 コ ンピュータの C P U 2 1 からの制御信号に応答 して、 編集処理装置 3 のマ ト リ ックススィ ッチャ部 3 Bは、 ィ ベン ト 「 0 0 6」 という素材のビデオ信号を、 出力端子 O U T 9から出力される信号 S 2 6 と して設定し、 イベン ト 「 0 0 3 J という素材のビデオ信号を、 出力端子 O U T 7から出力される 信号 S 2 4 と して設定する よ う にク ロ スポイ ン トを切り換える , また、 コンピュータの C P U 2 1 からの制御信号に応答して、 編集処理装置 3 の画像処理部は、 このモディ フ ァ イ エフ ヱ ク 卜 に設定された トランジショ ン時間及び各種のエフェク トパタメ —タに応じたエ フェク トを実行する よ う に、 特殊効果ブロ ック 5 3 を制御する。
次に、 タイ ムライ ン 9 5 を使用 して、 エフェク トをタイ ムラ イ ン 9 5 に貼り付ける方法について、 図 3 6 A及び図 3 6 Bを 参照して説明する。
まず、 編集オペレータが、 ビューァウィ ン ドウ 9 2 の T Lボ タン 1 2 6 をク リ ック入力する と タイ ムライ ン制御モー ドに切 り換わる。 このタ イ ムライ ン制御モー ドとは、 タ イ ムライ ン 9 5 と ビューワ ウイ ン ドウ 9 2 を時間的に関連つけた制御モー ド である。 従って、 タイ ムライ ン 9 5 におけるナウライ ン 1 3 9 の表示位置のタイ ムコー ドに対応する ビデオ画像が、 ビューァ ウィ ン ドウ 9 2 のビューァ 1 0 6 に表示される。
編集オペレータが、 フアイ ノレの所望フ レームをサーチするた めに、 デノくイ スコ ン ト 口一ル部 9 6 のス ライ ダ部 1 2 0 を操作 する と、 それに伴なつてナウ ライ ン 1 3 9 は、 タイ ムライ ン 9 5 上を移動する。 つま り 、 編集オペレータが再生やジョ グ走行 等のデバイ スコ ン ト ロールを行な う と 、 コ ンピュータ 2は、 ナ
ゥライ ン 1 3 9 がタイ ムライ ン 9 5上を右に移動する よ う に、 モニタ 2 Dに表示されるグラフィ カルユーザイ ンターフェース 9 0 を変更し、 これと連動してビューァ ウィ ン ドウ 9 2 の ビュ ーァ 1 0 6 にビデオ画像が表示される よ う に、 各ソ一スデバイ スを制御する。
次に、 編集オペレータ力 ビューァウィ ン ドウ 9 2 のビュ一 ァ 1 0 6 に表示されたビデオイ メージを見ながら、 所望の位置 にてマークイ ンポタン 1 1 5 をク リ ックする と 、 C P U 2 1 は マークイ ンボタン 1 1 5が押されたと きに、 タイ ムライ ン 9 5 上においてナウライ ン 1 3 9 が存在している位置に、 イ ン点ポ イ ン トを示すフラグ 1 6 6 C とマーク ライ ン 1 6 6 Cを表示す る。
また、 このィ ン点がマ一キングされたタイ ミ ングにおいて、 ビューァウィ ン ドウ 9 2上のイ ン点表示欄 1 1 0 には、 ビュ一 ァ 1 0 6 に表示されているフ レームのスタ ンプピクチャでは無 く て、 タイ ムライ ン制御モー ドにおいてイ ン点がマーキングさ れたこ と を示すために、 フラ グ 1 1 6 Cのよ う な画像が表示さ れる。
さ らに、 編集オペレータが、 デバイスコン ト 口 ル部 9 6 の ス ライ ダ部 1 2 0 を操作してファイ ルをサーチし 所望の位置 にてマーク ァ ゥ トボタ ン 1 1 6 をク リ ックする と C P U 2 1 は、 マークア ウ トボタ ン 1 1 6 が押されたと きに タイ ムライ ン 9 5 上においてナウライ ン 1 3 9が存在している位置に、 ァ ゥ ト点ポイ ン トを示すフラグ 1 6 6 B とマ一ク ライ ン 1 6 6 D を表示する。
また、 このァ ゥ ト点がマ一キングされたタイ ミ ングにおいて
ビューァ ウィ ン ドウ 9 2上のア ウ ト点表示欄 1 1 2 には、 ビュ ーァ 1 0 6 に表示されてレヽるフ レームのスタンプピクチャでは 無く て、 タイ ムライ ン制御モ一 ドにおいてァ ゥ ト点がマーキン グされたこ と を示すために、 フラグ 1 1 6 Dのよ う な画像が表 示される。
次に、 編集オペレータは、 図 3 6 Bに示すよ う に、 ログウイ ン ドウ 9 3 のク リ ップカー ド 1 7 9 の中から所望のク リ ップカ — ド 1 7 9 をマウス 2 Dによって ドラ ッグし、 設定したイ ン点 のマ一ク ライ ン 1 6 6 C とァゥ ト点のマーク ライ ン 1 6 6 Dの 間のオーバレイ ビデオライ ン 1 3 6上に ドロップする。 その結 果、 オーバレイ ビデオライ ン 1 3 6上のマーク ライ ン 1 6 6 C 及びマ一ク ライ ン 1 6 6 Dの間に、 ロ グウィ ン ドウ 9 3 力 ら ド ロ ップされたイベン トが挿入される。 また、 図 3 6 Bに示すよ う に、 ステップ S P 4 0 7 において設定されているエフェク ト が、 自動的に、 エフェク トライ ン 1 3 5 上のマーク ライ ン 1 6 6 C及びマーク ライ ン 1 6 6 Dの間に、 挿入される。
も し、 ロ グゥン ドウ 9 3 力 ら ドロ ップされるク リ ップのデュ レーシヨ ンと、 マ一ク ライ ン 1 6 6 C及びマーク ライ ン 1 6 6 Dによって規定されるデュ レ一ショ ンとが異なる場合には、 マ —ク ライ ン 1 6 6 C及びマーク ライ ン 1 6 6 Dによって規定さ れるデュ レーシヨ ンよ優先させるよ う に してレ、る。 つま り 、 マ 一ク ライ ン 1 6 6 C及びマーク ライ ン 1 6 6 Dによって規定さ れるデュ レーシヨ ンに従って、 ロ グゥン ドウ 9 3 力 ら ドロ ップ されるク リ ップのァゥ ト点のタイ ムコ 一 ドを補正する よ うする こ とによって、 マーク ライ ン 1 6 6 C及びマーク ライ ン 1 6 6 Dによって規定されるデュ レーショ ンに対して、 ロ グゥン ドウ
9 3 力 ら ドロ ップされるク リ ップのデュ レーシヨ ンと を一致さ せる こ とができ る。
尚、 図 3 6 A及び図 3 6 Bでは、 オーバレイ ビデオライ ン 1 3 6 にィベン トを貼る例を説明 したが、 同様に、他のライ ン (サ ブォ一ディ オライ ン 1 3 4 、 ボイスオーバライ ン 1 3 8 A、 1 3 8 B ) にもク リ ップを貼るこ とができる。
以上のよ う な操作及び制御によって、 既にタイムライ ン上に 貼り付けられているバック グラン ドィベン 卜の位置をタイムラ イ ン上で見ながら、 タイムライ ン 9 5上においてエフェク ト及 びエフェク トに関するフォアグラン ドィベン トの挿入される区 間を設定する こ とができる。 また、 既にタイ ムライ ン上に貼り 付けられているバック グラン ドィベン 卜のイ ン点及びァゥ ト点 等の編集点にこだわるこ と なく 、 任意の位置及び期間にェフエ ク ト及びフォアグラン ドィベン トを貼り付けるこ とができる。 ステップ S P 4 0 9のエフエタ トの貼り付け処理及びフォア グラン ドィベン トの貼り付け処理が終了する と、 次のステップ S P 4 1 0 に進む。
ステップ S P 4 1 0 において、 編集オペレータの制御に した がって、 コンピュータ 2の C P U 2 1 は、 タイ ムライ ン 9 5 上 に作成したプロ グラムをプレビューするプレビュー処理を実行 する。 具体的には、 編集オペレーが、 プレ ビューポタ ン 「 P V W」 1 2 3 Bをク リ ックする と 、 タイ ムライ ン 9 5 のナウライ ン 1 3 9 の位置からプレビュ ーが開始される。 プレ ビュ ー中は、 コンピュータ 2の制御によって、 タイ ムライ ン 9 5 上のプロ グ ラムに対応した映像及び音声がローカルス ト レ一ジ 8 から再生 される。 さ らに、 コ ンピュータ 2の制御によって、 タイ ムライ
ン 9 5上のプログラムに対応した映像処理及び音声処理が行わ れるよ う に、 編集処理装置 3 は、 供給された映像素材及び音声 素材を処理し、 コ ンピュータ 2 に出力する。 コ ンピュータ 2 の C P U 2 1 は、 供給された映像がビューァ ウィ ン ドウ 9 2 の ビ ユ ーァ 1 0 6 に表示する よ う に表示コ ン ト ローラ 2 3 を制御す る と共に、 その表示されている映像と対応する よ う に、 タイ ム ライ ン 9 5上においてナウライ ン 1 3 9のタイ ムライ ン 9 5 上 における位置を可変する よ う に表示コ ン ト ローラ 2 3 を制御す る。
ナウライ ン 1 3 9 が、 ビュ ーァ ウィ ン ドウ 9 2 の ビューァ 1 0 6 に表示されている映像と対応する よ う に移動しているので 編集オペレータは、 ビューァ ウィ ン ドウ 9 2のビューァ 1 0 6 に表示されている映像を見ながら、 ビューァ 1 0 6 に表示され ている映像が、 タイ ムライ ン 9 5上に作成されたプロ グラムの どの位置の映像であるのかを容易に把握でき る と共に、 タイム ライ ン 9 5 上に作成されたプロ グラムのどの位置までビューィ ングが終了 したかを容易に把握する こ とができ る。
次に、 このプレビューのと きの編集処理装置 3 の処理につい て、 図 3 7 を参照 して詳し く 説明する。 図 3 7 A力ゝら図 3 7 C は、 プレビューを実行している と きのあるタイ ミ ングにおける タイムライ ンの様子を表わ している図である。
図 3 7 は、 イベン ト E () とイベン ト E 1 との間に ト ランジシ ヨ ンエフェ ク ト 「w i p e 」 が指定されている例を示している。 図 3 7 Λ力 ら図 3 7 Cは、 プレビューを実行中のある タイ ミ ン グにおける タイ ムライ ンの様子をそれぞれ表わ している図であ る。
図 3 7 Aは、 エフェク ト実行前であって、 イベン ト E 0 が再 生されている状態を示している。 こ のと きには、 コ ン ピュータ 2 は、 このィ ベン ト E 0 をノく ッ ク グラ ン ドィ ベン 卜 と して処理 するよ う に編集処理装置 3 を制御する。 このィベン E 0 の信 号がローカルス ト レージからの出力信号 S 1 3 Aと して編集処 理装置 3 のマ ト リ ク ススイ チャ部 3 Bの入力端子 I N 4 に供給 されている場合を例にあげて、 この時の編集処理装置 3 の制御 をよ り詳しく 説明する。
編集処理装置 3 のシステム コ ン ト ロール部 3 Aは、 まず、 入 力端子 I N 4 と出力端子 O U T 9 を接続するためのク ロ スボイ ン ト P 4 9 をアクティブにする よ う にマ ト リ クススィチヤ部 3 B を制御する。 その結果、 入力端子 I N 4 に供給されたィベン ト E 0 のビデオ信号 S 1 3 Aは、 出力端子 O U T 9 から出力ビ デォ信号 S 2 6 と して出力され、 画像処理部 3 Cに供給される。
出力端子 O U T 9から出力 された出力信号 S 2 6 は、 画像処 理部 3 Cのデマルチプレクサ 5 1 Dに供給される。 デマルチプ レクサ 5 1 Dは、 S D I フォーマ ツ 卜のデータのペイ 口一 ド部 からデジタルビデオ信号をのみを抽出する。 画像処理部 3 じに おいて、 デジタルビデオ信号は、 スィ ッチャブロ ック 5 2、 特 殊効果プロ ッ ク 5 3及びミ キサブ口 ック 5 4 を介して出力ビデ ォ信号 S 3 2 と して出力される。
画像処理部 3 Cから出力されたデジタルビデオ信号 S 3 2 は, 再びマ ト リ ック ススイ ツチヤ部 3 B の入力端子 I N 1 0 に供給 される。 C P U 2 1 は、 編集処理装置 3 のシステム コ ン ト ロ ー ル部 3 Aを介 して、 入力端子 I N 1 0 と出力端子 O U T 5 を接 続するためのク ロスポイ ン 卜 P 1 0 5 をアクティ ブにする よ う 1 4
にマ ト リ ク ススイチャ部 3 B を制御する。 その結果、 入力端子 I N 1 0 に供給されたデジタルビデオ信号 S 3 2 は、 ァ ゥ トプ ッ トプロセ ッサ 4 6 を介して出力端子 O U T 5からデジタルビ デォ信号 S 2 と してコ ンピュータ 2 に出力される。
編集処理装置 3 から出力されたデジタルビデオ信号 S 2 は、 コ ンビュ一タ 2 のビデオプロセッサ 2 2に供給され、 表示コ ン ト ロ一ラ 2 3 を介してコ ンピュータモエタ 2 B ビューァウィ ン ドウ 9 2 に表示される。 その結果、 ローカルス ト レージ 8 から 再生信号 S 1 3 Aと して再生されたイベン ト E 0 のビデオ信号 が、 ビュ一ァ ウィ ン ドウに表示される。
図 3 7 Bは、 図 3 7 Aに示した状態よ り さ らにプ レ ビューが 進んだ状態を示 し、 ィベン ト E 0 とィベン E 1 の問に設定さ れた ト ラ ンジシヨ ンエフェク ト 「 W i p e 」 が実行され始める タイ ミ ングを示している。
このタ イ ミ ングにおいて、 コ ンピュータ 2 は、 こ のイベン ト E 0 をノく ッ ク グラン ドイベン ト と して処理し、 イベン ト E 1 を フォア グラ ン ドィ ベン ト と して処理するよ う に編集処理装置 3 を制御する。 先ほどと同 じよ う に、 このイ ベン ト E 0 の信号が ローカルス ト レ一ジからの出力信号 S 1 3 Aと して編橥処理装 置 3 のマ ト リ ク ススイチャ部 3 Bの入力端子 I N 4 に供給され、 ィ ベン ト E 1 の信号がローカルス ト レージからの出力信号 S 1 3 B と して編集処理装置 3 のマ ト リ ク ススイチャ部 3 Bの入力 端子 I N 5 に供給されている場合を例にあげて、 この時の編柒 処理装置 3 の制御をよ り詳しく 説明する。
編集処理装置 3 のマ ト リ ク ススィ チヤ部 3 B は、 イベン ト E 0 のビデオ信号を画像処理装置 3 Cに供給するために、 ク ロ ス
ポイ ン トの制御は行なわなく てよい。 なぜなら、 コ ンピュータ 2 によって、 イベン ト E 0 は既にノく ッ ク グラ ンン ドイ ベン ト と して処理されるよ う に編集処理装置 3 が制御されているので、 マ ト リ ッ ク ススィ ッチャ部 3 B のク ロ スポイ ン ト P 4 9 をァ ク ティブに しておけば、 入力端子 I N 4 に供給されたイベン ト E 0 のビデオ信号 S 1 3 Aは、 出力端子 O U T 9 から出力ビデオ 信号 S 2 6 と して画像処理部 3 Cに出力されるからである。
画像処理部 3 Cに出力信号 S 2 6 と して供給されたィベン 卜 E 0のビデオ信号は、 デマルチプレクサ 5 1 Dを介して、 スィ ツチャブロ ック 5 2のビデオ信号処理回路 5 2 Fに供給される , ビデオ信号処理回路 5 2 Eは、 供給されたィベン E 0 の ビデ ォ信号に対して、 ワイ プ信号発生回路 5 2 Bからのワイプ制御 信号に基いて、 ワイプ効果を施す処理を行な う。 ワイ プ処理さ れたィベン E 0 のビデオ信号は、 ミ キサ回路 5 4 B に供給さ れる。
尚、 イベン ト E 0 に関するキー信号は、 イベン ト E 0 のビデ ォ信号に対するマ ト リ ッ ク ス スィ ツチャ部 3 Bにおけるルーテ イ ング処理及びビデオ信号処理回路 5 2 F における ワイプ処理 と同 じよ う に、 マ ト リ ック ススイ ツチヤ部 3 Bにおけるルーテ イ ング処理が行われ、 さ らに、 キー信号処理回路 5 2 Dにおけ る ワイプ処理が行われる。
一方、 ロ ーカルス ト レージ 8 カゝら再生されたィベン ト E 1 の ビデオ信号をコ ン ピュータ 2 に供給するため、 編槳処理装置 3 のシステム コ ン ト ロ ール部 3 Aは、 まず、 入力端子 I N 5 と出 力端子 O U T 7 を接続するためのク ロ スポイ ン ト P 5 7 をァク ティ ブにする よ う にマ ト リ ク ススィチヤ部 3 Bを制御する。 そ
の結果、 入力端子 I N 5 に供給されたィベン ト E 1 のビデオ信 号 S 1 3 Bは、 出力端子 O U T 7 から出力ビデオ信号 S 2 4 と して出力され、 画像処理部 3 Cに供給される。 出力端子 O U T 7から出力 された出力信号 S 2 6 は、 画像処理部 3 Cのデマル チプレクサ 5 1 B に供給される。 デマルチプレクサ 5 1 Bから 出力されたィベン ト E 1 のビデオ信号は、 スィ ッチヤプロ ック 5 2 のビデオ信号処理回路 5 2 Eに供給される。 ビデオ信号処 理回路 5 2 Eは、 供給されたィベン E 1 のビデオ信号に対し て、 ワイプ信号発生回路 5 2 Aからのワイプ制御信号に基いて、 ワイ プ効果を施す処理を行な う。 ワイプ処理されたィベン ト E 1 のビデオ信号は、 ミ キサ回路 5 4 Bに供給される。
尚、 ィベン ト E 1 に関するキ一信号は、 ィベン ト E 1 のビデ ォ信号に対するマ ト リ ッ ク ススィ ツチャ部 3 Bにおけるルーテ ィ ング処理及びビデオ信号処理回路 5 2 Eにおける ワイプ処理 と同 じよ う に、 マ ト リ ック ススィ ツチャ部 3 Bにおけるルーテ イ ング処理が行われ、 さ らに、 キ一信号処理回路 5 2 Cにおけ る ワイ プ処理が行われる。
ミ キサ回路 5 4 Bは、 ワイプ処理されたィベン ト E 1 のビデ ォ信号と 、 ワイ プ処理されたィベン ト E 0 のビデオ信号とを ミ ック ス し、 ミ ック ス した信号を出力信号 S 3 2 と して出力する。 画像処理部 3 Cから出力 されたデジタルビデオ信号 S 3 2 は 再びマ ト リ ック ススイ ツチヤ部 3 Bを介して、 コンピュータ 2 に供給される。 その結果、 ロ ーカルス ト レージ 8 から再生され たィベン ト E 0 の映像とィベン E 1 の映像と に基いて生成さ れたワイ プ映像が、 ビューァ ウィ ン ドウ 9 2 に表示される。
図 3 7 Cは、 図 3 7 Bに示 した状態よ り さ らにプレビューが
進んだ状態を示し、 イベン ト E 0 とイベン ト E 1 の間に設定さ れた トランジシヨ ンエフェク ト 「W i p e 」 が終了 したタイ ミ ングを示している。
ワイプ処理が行われていと きには、 コ ンピュータ 2 は、 こ の イベン ト E O をノくック グラン ドイベン ト と して処理し、 ィベン ト E 1 をフォアグラン ドィベン ト と して処理していたが、 この ワイプ処理が終了 したタイ ミ ングにおいて、 コ ンピュータ 2 は、 ィベン ト E 0 に代わって、 ィ ベン E 1 をノ ック グラ ン ドィ べ ン ト と して処理するよ う に編集処理装置 3 を制御する。 こ の時 の編集処理装置 3 の制御をよ り詳しく 説明する。
まず、 編集処理装置 3 のマ ト リ ク ススィ チヤ部 3 Bは、 ィべ ン ト E 0 のビデオ信号を画像処理装置 3 C及びコ ン ピュータ 2 に供給する必要がないので、 いままでァクティ ブであった入力 端子 I N 4 と出力端子 O U T 9 を接続するためのク ロ スポイ ン ト P 4 9 を、 イ ンアクティ ブに変更する。 その結果、 入力端子 I N 4 に供給されたイベン ト E 0 のビデオ信号 S 1 3 Aは、 出 力端子 O U T 9 から出力されなく なる。 一方、 イ ベン ト E 0 の 代わり に、 ィベン ト E 1 をバッ ク グラン ドビデオと して処理し なければいけないので、 編集処理装置 3 のマ ト リ ク ススィ チヤ 部 3 Bは、 ィベン ト E 1 の信号が供給されている入力端子 I N 5 と出力端子 O U T 9 と を接続するためのク ロ スポイ ン ト P 5 9 をアク ティ ブにする。 その結果、 入力端子 I N 5 に供給され ているィベン ト E 1 のビデオ信号 S 1 3 Bは、 出力端子 O U T 9 から出力される。
このよ う に、 エフェク トの実行タイ ミ ングに応 じて、 適切な 信号が出力 される よ う に編集処理装置 3 のマ ト リ ッ ク ススィ ッ
チヤ部 3 Bのク ロ スポイ ン トを自動的に制御 しているので、 編 集オペレータはタイムライ ン 9 5上に所望のプロ グラムを作成 するだけで、 作成したプロ グラムに対応したビデォプロ グラム を自動で作成するこ とができ る。
このステ ップ S P 4 1 0 におけるプレビュー処理の結果、 満 足のいく プロ グラムでなく 、 修正が必要であるのであれば次の ステップ S P 4 1 1 に進み、 満足のいいく プロ グラムであれば、 次のステップ S P 4 1 2 に進む。
ステップ S P 4 1 1 では、 編集オペレータの操作に従って、 C P U 2 1 は、 タイムライ ン 9 5 に貼り付けられたイベン ト及 びエフェク トを修正する。
イベン トを修正する場合には、 まず、 タイ ム ライ ン 9 5 にお いて修正を必要とするィベン トをマウス 2 Dでダブルク リ ック する。 C P U 2 1 は、 ダブルク リ ック されたイ ベン トをロ ー力 ルス ト レ一ジ 8力 ら再生し、 ビューァ ウィ ン ドウ 9 2 に表示す る よ う に、 ローカルス ト レージ 8及び編集処理装置 3 を制御す る。 また、 C P U 2 1 は、 ロ ーカルス ト レ一ジ 8 力 ^ら再生され た映像をビューァウィ ン ドウ 9 2のビューァ 1 0 6 に表示する と共に、 内部ハ ー ドディ ス ク H D Dに記憶されたィ ン点及びァ ゥ ト点のスタンプピクチャをイ ン点画像表示部 1 1 0及びァ ゥ ト点画像表示部 1 2 0 にそれぞれ表示する。
ク リ ップを作成したと き と 同 じ要領で、 必要に応じて、 イ ン 点及びァ ゥ ト点の再設定、 ビデオ及びオーディ オレベル等の各 種パラメータの再調整を行な う。
所望の修正処理が終了 し、 編集オペレータは、 Λ D Dボタ ン 1 2 2 Λをク リ ックする と 、 C P U 2 1 は、 修正されたィベン
トに関する情報を、 タイ ムライ ン 9 5 上の古いイベン トの情報 にオーバライ トする と共に、 タイ ムライ ン 9 5 の表示を、 古い ィベン トから修正されたィベン トに変更する。
また、 エフエタ トを修正する場合には、 まず、 タイ ムライ ン 9 5 において修正を必要とするエフェク トをマウス 2 Dでダブ ルク リ ックする。 C P U 2 1 は、 ダブルク リ ック されたエフェ ク トを設定したエフェク ト設定ダイアロ グ 1 9 0 をオープンす る。
エフェク トを設定したと き と同 じ要領で、 必要に応じて、 ェ フエク ト種類、 ト ランジシヨ ン時間及びモディ ファイパラメ一 タ等の再設定を行な う。
所望の修正が終了 し、 エ フ ェ ク ト設定ダイアロ グ 1 9 0が閉 じられる と 、 C P U 2 1 は、 修正されたエフェク トに関する情 報を、 古いエフェク 卜の情報にオーバライ トする と共に、 タイ ムライ ン 9 5 の表示を、 古いエフェク トから修正されたェフエ ク 卜に変更する。
ステップ S P 4 1 2では、 C P U 2 1 は、 タイムライ ン 9 5 上に作成されたプロ グラムに従ってプロ グラム リ ス ト( E D L ) を作成し、 その E D Lを内部ハー ドディ スク H D Dに設けされ た E D L フォルダにファイルと して記録する。
ステ ップ S P 4 1 2では、 C P U 2 1 は、 編集オペレータの 指示に従って、 完成ビデオプロ グラムを作成する。 編集オペレ ータが、 R E Cボタン 1 2 3 Dをク リ ックする と、 図 3 8 のよ う な R E Cダイアロ グがオープンする。 まず、 編集オペレータ は、 完成ビデオプロ グラムを記録するための記録デバイ スを、 ロ ーカルス ト レ一ジ 8 、 V T R 7及びオンエアサーバ 9の中か
2 0
ら選択し、 適切なフ ァイ ル名を入力する。 編集オペ レータが、 ェクシキュー トボタン 「 E x e c u t e 」 をク リ ックする と、 コ ンピュータ 2は、 プレビューのと き と同 じよ う に、 作成した プログラム リ ス ト ( E D L ) 又はタイムライ ン 9 5上のプログ ラムに従って、 ローカルス ト レージ 8及ぴ編集処理装置 3 を制 御する。 その結果、 指定されたデバイス上に、 完全ビデオプロ グラムが記録される。 以上のよ う に、 本発明の編集装置は、 ソース素材のビデオイ メージをビューイ ングしながら編集点を決定する こ とによって イベン トを生成するためのビューァウィ ン ドウ と、 ビューァゥ ン ドウにおいて設定されたィベン トに関するク リ ップイ メージ を表示する ロ グウィ ン ドウ と、 複数のィベン トを所望の順にタ ィムライ ン上に並べる こ と によってプログラム リ ス トを作成す るプロ グラムウィ ン ドウ と をコンピュータディスプレイに表示 し、 タイ ムライ ンに並べられた各イベン トに対して、 イベン ト がどのソースデバイスから生成されたイベン トであるかを示す アイ コ ンを表示するこ と をコ ンピュータを備えたこ とを特徴と する ものである。
従って、 編集オペレータは、 各イベン トがどのソースデバィ スから生成されたィベン トであるかを視覚的に容易に把握する こ とができ るので、 確実な編集作業を行なう こ とができる。 また、 本発明の編集装置は、 ソース素材のビデオイメージを ビューイ ングしながら編集点を決定することによってイベン ト を生成するためのビューァ ウィ ン ドウと、 ビューアウン ドウに おいて設定されたィベン トに関するク リ ップイ メージを表示す
るログウィ ン ドウ と、 複数のイベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べるこ とによってプログラムリ ス トを作成するプロ グ ラムウィン ドウとをコンピュータディスプレイ に表示し、 編集 オペレータの操作に応答して、 タイムライ ンに並べられた各ィ ベン トに対してエフエタ トを設定するためのエフェク ト設定ダ ィァログを表示し、 エ フェ ク ト設定ダイアロ グにおいて選択さ れた所望のエフェク トのアイ コンを、 イベン トを関連付ける よ う にタイムライ ン上に貼り付けるこ とによって、 イベン トに対 してエフェク トを施すためのプログラム リ ス トを生成する こ と を特徴とする ものである。
従って、 本発明の編集装置は、 迅速に且つ容易にエフヱク ト を選択する と共に各イベン トに設定する こ とができ る。 また、 本発明の編集システムは、 全ての編集力 ッ トのク リ ツプ画と、 入力画と、 タイムライ ンなどが G U I 上で一覧でき る と共に、 並んだク リ ップを見ながら編集順序をきめた り 、 それを簡単に 入れ替えるこ とができる。
また、 本発明の編集装置は、 タイムライ ンに並べられた各ィ ベン トのオーディオ トラ ック に対してオーディオ専用コーン ト ローラに設けられたオーディ オフエ ーダをアサイ ンするための フエーダアサイ ンダイアロ グを表示し、
フエーダアサイ ンダイアロ グに設定された情報に基いて、 ィべ ン トの各オーディオ トラ ッ クのレベルを制御するこ と を特徴と する ものである。
従って、 本発明の編集装置によれば、 専用コ ン ト ローラによ つて、 各ィベン トのオーディ オ トラ ック を個別に制御するこ と ができる と と もに、 イベン トに応じて各 ト ラ ック と フォーダレ
バーとの設定を任意に可変するこ とができ る。
また、 本発明の編集装置は、 ログウィ ン ドウにク リ ップィ メ ージと して表示された複数のィベン トを、 各ィベン ト毎に ドラ ッグアン ド ドロ ップしてタイムライ ン上に並べるモー ドと、 口 グウィ ン ドウにク リ ップイ メージと して表示された複数のィべ ン トを、 ドラ ッグアン ド ドロ ップせずに、 指定された順に自動 的にタイムライ ン上に並べるモー ドとを備えたこ と を特徴とす る ものである。
また、 本発明の編集装置は、 タイムライ ン上に並べられた複 数のイベン トを見ながら、 タイムライ ン上においてエフェク ト 挿入区間を設定し、 タイ ムライ ン上の設定されたエフュク ト揷 入区間に、 選択されたエフェク トを設定する こ と を特徴とする ものである。
また、 本発明の編集装置は、 タイムライ ン上に並べられた複 数のイベン トを見ながら、 タイムライ ン上において、 イベン ト に対してオーバレイ させられるィベン トの挿入区間を設定し、 ロ グウィ ン ドウにおいて選択されたィベン トを、 タイムライ ン 上の設定されたイベン ト挿入区間に挿入する こ と を特徴とする ものである。
以上のよ う に、 本発明の編集方法は、 ソース素材のビデオイ メージをビューイ ングしながら編集点を決定するこ とによって ィベン トを生成するためのビューァウィ ン ドウと、 ビュ一ァゥ ン ドウにおいて設定されたィベン トに関するク リ ップイメージ を表示する ロ グウィ ン ドウ と、 複数のィベン トを所望の順にタ
ィムライ ン上に並べる こ と によってプログラム リ ス トを作成す るプロ グラムウィ ン ドウ と をコ ンピュータディスプレイに表示 し、 タイ ムライ ンに並べられた各イベン トに対して、 イベン ト がどのソースデバイスから生成されたイベン トであるかを示す アイ コ ンを表示する こ と をコ ンピュータを備えたこ と を特徴と する ものである。
従って、 編集オペレータは、 各イベン トがどのソースデバイ スから生成されたィベン トであるかを視覚的に容易に把握する こ とができ るので、 確実な編集作業を行な う ことができる。 また、 本発明の編集方法は、 ソース素材のビデオイ メージを ビューィ ングしながら編集点を決定するこ と によってィベン ト を生成するためのビューァウィ ン ドウ と、 ビュ一アウン ドウに おいて設定されたィベン トに関するク リ ップイメージを表示す る ロ グウィ ン ドウ と、 複数のィベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べる こ とによってプログラム リ ス トを作成するプロ グ ラムウィ ン ドウ と をコ ンピュータディ スプレイに表示し、 編集 オペレータの操作に応答して、 タイムライ ンに並べられた各ィ ベン トに対してエフェク トを設定するためのエフェク ト設定ダ ィァロ グを表示し、 エフェク ト設定ダイアログにおいて選択さ れた所望のエフェク トのアイ コンを、 イベン トを関連付けるよ う にタイ ムライ ン上に貼り付けるこ とによって、 イベン トに対 してエフェク トを施すためのプログラムリ ス トを生成するこ と を特徴とする ものである。
従って、 本発明の編集方法は、 迅速に且つ容易にエフェク ト を選択する と共に各イベン トに設定するこ とができる。 また、 本発明の編集システムは、 全ての編集カ ツ トのク リ ップ画と、
入力画と、 タイムライ ンなどが G U I 上で一覧できる と共に、 並んだク リ ップを見ながら編集順序をきめた り 、 それを簡単に 入れ替える こ とができる。
また、 本発明の編集方法は、 タイムライ ンに並べられた各ィ ベン トのオーディオ トラ ック に対してオーディオ専用コーン ト ローラに設けられたオーディオフヱーダをアサイ ンするための フエーダアサイ ンダイアロ グを表示し、
フエーダアサイ ンダイアロ グに設定された情報に基いて、 ィべ ン トの各オーディオ ト ラ ックのレベルを制御する こ とを特徴と する ものである。
従って、 本発明の編集方法によれば、 専用コ ン ト ローラによ つて、 各イベン トのオーディ オ トラ ック を個別に制御する こ と ができる と と もに、 イベン トに応じて各 ト ラ ック と フォーダレ バーとの設定を任意に可変する こ とができ る。
また、 本発明の編集方法は、 ログウィ ン ドウにク リ ップィ メ —ジと して表示された複数のィベン トを、 各ィベン ト毎に ドラ ッグアン ド ドロ ップしてタイ ムライ ン上に並べるモー ドと、 口 グウイ ン ドウにク リ ップィ メ ージと して表示された複数のィべ ン トを、 ドラ ッグア ン ド ドロ ップせずに、 指定された順に自動 的にタイ ムライ ン上に並べるモー ドとを備えたこ と を特徴とす る ものである。
また、 本発明の編集方法は、 タイムライ ン上に並べられた複 数のイベン トを見ながら、 タイムライ ン上においてエフェク ト 挿入区間を設定し、 タイ ムライ ン上の設定されたエフェク ト挿 入区間に、 選択されたエフェク トを設定する こ と を特徴とする ものである。
また、 本発明の編集方法は、 タイムライン上に並べられた複 数のイベン トを見ながら、 タイムライン上において、 イベン ト に対してオーバレイ させられるィベン トの挿入区間を設定し、 ログウィン ドウにおいて選択されたィベン トを、 タイムライン 上の設定されたィベン ト挿入区間に挿入することを特徵とする ものである。
すなわち、 本発明の編集装置及び方法は、 即時性の求められ るニュース番組の制作時に、 ノ ン リ ニアの特徴であるランダム アクセス性を生かした素早い編集作業が行なえる。 また、 本発 明の編集装置及び方法は、 全ての編集カツ トのク リ ップ画と、 入力画と、 タイムラインなどが G U I 上でー覽できると共に、 並んだク リ ップを見ながら編集順序をきめたり、 それを簡単に 入れ替えることができる。 また、 本発明の編集装置及び方法は、 多彩なエフヱク ト機能を設定することができるので、 高速に表 現力豊かな映像制作を行なう ことができる。
二ユース番組制作や報道番組制作において、 本発明の編集装置 及び方法を適用することによって、 モザイク効果の追加や話者 の声色の変更、 取材現場の周辺ノイズの除去機能などの編集を、 自分一人で行なう ことができる。 また、 本発明の編集装置及び 方法は、 これらの多彩なエフヱク トを実現するために、 コンビ ユータによるソフ ト上の処理とハ一 ドウエアの両方を最適にな るよ う に使用して、 リ アルタイムでの高速デジタル画像編集及 びオーディォ編集を実現できる。
求 の 範 囲
1 . ソース素材と して供給されたビデオ信号及びオーディオ 信号を処理するための編集処理装置と、 上記編集処理装置を制 御するためのコ ンピュータ とを備えた編集装置において、 上記コ ンピュータは、
上記ソース素材のビデオイ メージをビューイ ングしながら編集 点を決定するこ とによってイベン トを生成するためのビューァ ウィン ドウと、 上記ビューアウン ドウにおいて設定されたィべ ン トに関するク リ ップイ メージを表示する ロ グウィ ン ドウ と、 上記複数のィベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べる こ と によってプロ グラムリ ス トを作成するプロ グラムウィ ン ドウ と をコ ンピュータディ スプレイ に表示する制御手段を備え、 上記制御手段は、
上記タイムライ ンに並べられた各イベン トに対して、 上記ィべ ン トがどのソースデバイスから生成されたイベン トであるかを 示すアイ コ ンを表示する こ と を特徴とする編集装置。
2 . ソース素材と して供給されたビデオ信号及びオーディオ 信号を処理するための編集処理装置と、 上記編集処理装置を制 御するためのコンピュータ と を備えた編集装置において、 上記コ ンピュータは、
上記ソース素材のビデオイ メージをビューイ ングしながら編集 点を決定する こ と によってイベン トを生成するためのビューァ ウィ ン ドウ と 、 上記ビューアウン ドウにおいて設定されたィべ ン トに関するク リ ップイ メ ージを表示する ロ グウィ ン ドウ と、 上記複数のィベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べる こ と
2 フ
によってプログラム リ ス トを作成するプロ グラムウィ ン ドウ と をコ ンピュータディ スプレイ に表示する制御手段を備え、 上記制御手段は、
編集オペレータの操作に応答して、 上記タイ ムライ ンに並べら れた各イベン トに対してエフェク トを設定するためのエフェク ト設定ダイアログを表示し、
上記エフェク ト設定ダイアロ グにおいて選択された所望のエフ ェク トのアイ コ ンを、 上記イベン トを関連付けるよ う に上記タ ィムライ ン上に貼り付ける こ とによって、
上記ィベン トに対してエフエ タ ト を施すためのプロ グラム リ ス トを生成する こ とを特徴とする編集装置。
3 . ソース素材と して供給されたビデオ信号及ぴオーディオ 信号を処理するための編集処理装置と、 上記編集処理装置を制 御するためのコンピュータ と を備えた編集装置において、 上記コ ンピュータは、
上記ソース素材のビデオイ メージをビューイ ングしながら編集 点を決定する こ とによってィベン トを生成するためのビューァ ウィ ン ドウ と、 上記ビューア ウン ドウにおいて設定されたィべ ン トに関するク リ ップイ メージを表示する ロ グウィ ン ドウと、 上記複数のイベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べるこ と によってプロ グラム リ ス トを作成するプロ グラムウィ ン ドウ と をコンピュータディスプレイ に表示する制御手段を備え、 上記制御手段は、
上記タイ ムライ ンに並べられた各イベン トのオーディオ トラ ッ ク に対してオーディオ専用コーン トローラに設けられたオーデ ィオフエ ーダをアサイ ンするためのフエーダアサイ ンダイァロ
グを表示し、
上記フエーダアサインダイアログに設定された情報に基いて、 上記ィベン トの各オーディオ トラ ックのレベルを制御すること を特徴とする編集装置。
4 . ソース素材と して供給されたビデオ信号及ぴオーディオ 信号を処理するための編集処理装置と、 上記編集処理装置を制 御するためのコンピュータ とを備えた編集装置において、 上記コ ンピュータは、
上記ソース素材のビデオイメージをビューイングしながら編集 点を決定することによってイベン トを生成するためのビューァ ウィ ン ドウと、 上記ビューアウン ドウにおいて設定されたィべ ン トに関するク リ ップイメージを表示するログウィン ドウと、 上記複数のイベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べること によってプログラムリス トを作成するプログラムウィンドウと をコ ンピュータディ スプレイ に表示する制御手段を備え、 上記ログウィンドウにク リ ップイメージと して表示された複数 のイベン トを、 各ィベン ト毎に ドラ ッグアン ド ドロ ップして上 記タイムライン上に並べるモ一 ドと、
上記ログウィンドウにク リ ップイメージと して表示された複数 のイベン トを、 ドラッグアン ドドロ ップせずに、 指定された順 に自動的に上記タイムライ ン上に並べるモー ドと、
を備えたことを特徴とする編集装置。
5 . ソース素材と して供給されたビデオ信号及びオーディオ 信号を処理するための編集処理装置と、 上記編集処理装置を制 御するためのコンピュータ とを備えた編集装置において、 上記コ ンピュータは、
上記ソース素材のビデオイ メージをビューイ ングしながら編集 点を決定するこ とによってイベン トを生成するためのビューァ ウィン ドウと、 上記ビューアウン ドウにおいて設定されたィべ ン トに関するク リ ップイメージを表示する ロ グウィ ン ドウ と、 上記複数のイベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べる こ と によってプログラム リ ス トを作成するプログラムウィ ン ドウ と をコンピュータディスプレイ に表示する制御手段を備え、 上記タイムライン上に並べられた複数のィベン トを見ながら、 タイムライ ン上においてエフェク ト揷入区間を設定し、 上記タイムライ ン上の上記設定されたエフェク ト挿入区間に、 選択されたエフェク トを設定するこ と を特徴とする編集装置。
6 . ソース素材と して供給されたビデオ信号及びオーディ オ 信号を処理するための編集処理装置と、 上記編集処理装置を制 御するためのコ ンピュータ と を備えた編集装置において、 上記コ ンピュータは、
上記上記ソース素材のビデオイ メージをビューイ ングしながら 編集点を決定する こ と によってイ ベン トを生成するためのビュ ーァウィ ン ドウ と、 上記ビュ一アウン ドウにおいて設定された イベン トに関するク リ ップイ メージを表示する ロ グウィ ン ドウ と、 上記複数のイベン トを所望の順にタイ ムライ ン上に並べる こ とによってプロ グラム リ ス トを作成するプロ グラムウィ ン ド ゥ とをコ ンピュータディ スプレイ に表示する制御手段を備え、 上記タイムライ ン上に並べられた複数のイベン トを見ながら、 タイムライ ン上において、 上記ィベン トに対してオーバ レイ さ せられるィベン トの挿入区間を設定し、
上記ロ グウィ ン ドウにおいて選択されたィベン トを、 上記タイ
ムライ ン上の上記設定されたイベン ト挿入区間に挿入するこ と を特徴とする編集装置。
7 . ソース素材を編集するための編集方法において、 上記ソース素材のビデオイ メ ージをビューイ ングしながら編集 点を決定するこ と によってイベン トを生成するためのビューァ ウィ ン ドウと、 上記ビューア ウン ドウにおいて設定されたィべ ン トに関するク リ ップイ メージを表示するロ グウィ ン ドウ と、 上記複数のィベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べるこ と によってプログラム リ ス トを作成するプログラムウィン ドウと をコンピュータディスプレイ に表示し、
上記タイ ムライ ンに並べられた各イベン トに対して、 上記ィべ ン トがどのソースデバイスから生成されたィベン トであるかを 示すアイ コ ンを表示する こ と を特徴とする編集方法。
8 . ソース素材を編集するための編集方法において、 上記ソース素材のビデオイ メージをビューイ ングしながら編集 点を決定する こ と によってィベン トを生成するためのビューァ ウィ ン ドウ と、 上記ビューア ウン ドウにおいて設定されたィべ ン トに関するク リ ップイ メージを表示する ロ グウィ ン ドウ と、 上記複数のイベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べるこ と によってプログラム リ ス トを作成するプログラムウィ ン ドウと をコ ンピュータディスプレイ に表示し、
編集オペレータの操作に応答して、 上記タイム.ライ ンに並べら れた各イベン トに対してエフェク トを設定するためのエフェク ト設定ダイアログを表示し、
上記エフェク ト設定ダイアロ グにおいて選択された所望のエフ ェク トのアイ コ ンを、 上記イベン トを関連付けるよ う に上記タ
3 1
ィムライ ン上に貼り付ける こ とによって、
上記イベン トに対してエフェク トを施すためのプログラム リ ス トを生成する こ とを特徴とする編集方法。
9 . ソース素材を編集するための編集方法において、 ソース素材をビューイ ングしながら編集点を決定するこ とによ つてイベン トを生成するためのビューァウィ ン ドウ と、 上記ビ ユーアウン ドウにおいて設定されたィベン トに関するク リ ップ ィメージを表示するログウィ ン ドウと、 上記複数のィベン トを 所望の順にタイムライ ン上に並べるこ とによってプログラム リ ス トを作成するプログラムウィ ン ドウ とをコ ンピュータデイ ス プレイ に表示し、
上記タイムライ ンに並べられた各ィベン トのオーディオ トラ ッ クに対してオーディオ専用コーン トローラに設けられたオーデ ィオフエーダをアサイ ンするためのフエーダアサインダイァロ グを表示し、
上記フエーダアサイ ンダイアログに設定された情報に基いて、 上記ィベン トの各オーディオ トラ ックのレベルを制御するこ と を特徴とする編集方法。
1 0 . ソース素材を編集するための編集方法において、 ソース素材をビュ一イ ングしながら編集点を決定することによ つてィベン トを生成するためのビューァウィ ン ドウと、 上記ビ ユーアウン ドウにおいて設定されたィベン トに関するク リ ッブ イメージを表示するロ グウィ ン ドウ と、 上記複数のィベン トを 所望の順にタイムライ ン上に並べるこ とによってプログラム リ ス トを作成するプログラムウィ ン ドウ とをコンピュータデイ ス プレイ に表示し、
上記口グウィ ン ドウにク リ ップイ メージと して表示された複数 のイベン トを、 各イベン ト毎に ドラ ッグア ン ド ドロ ップして上 記タイムライ ン上に並べるモー ドと、 上記ロ グウィ ン ドウにク リ ップイ メージと して表示された複数のィベン トを、 ドラ ッグ アン ド ドロ ップせずに、 指定された順に自動的に上記タイムラ イ ン上に並べるモー ドとに基いて、 上記ロ グゥン ドウにク リ ッ プイ メージと して表示されたイベン トを上記タイ ムライ ン上に 並べるこ とを特徴とする編集方法。
1 1 . ソース素材を編集するための編集方法において、 上記ソース素材のビデオイ メ ージをビューイ ングしながら編集 点を決定するこ と によってイベン トを生成するためのビューァ ウィ ン ドウ と、 上記ビューアウン ドウにおいて設定されたィべ ン トに関するク リ ップイ メージを表示する ロ グウィ ン ドウ と、 上記複数のイベン トを所望の順にタイ ムライ ン上に並べる こ と によってプログラム リ ス トを作成するプロ グラムウィ ン ドウ と をコンピュータディ スプレイ に表示し、
上記タイ ムライ ン上に並べられた複数のイベン トを見ながら、 タイムライ ン上においてエフエタ ト挿入区間を設定し、 上記タイ ムライ ン上の上記設定されたエフェク ト挿入区間に、 選択されたエフェク トを設定する こ とを特徴とする編集方法。
1 2 . ソース素材を編集するための編集方法において、 上記ソース素材のビデオイ メ ージをビューイ ングしながら編集 点を決定する こ と によってイベン トを生成するためのビューァ ウィ ン ドウ と、 上記ビューア ウン ドウにおいて設定されたィべ ン トに関するク リ ップイメージを表示するロ グウィ ン ドウ と、 上記複数のィベン トを所望の順にタイムライ ン上に並べるこ と
によってプログラムリ ス トを作成するプロ グラムウィ ン ドウ と をコ ンピュータディスプレイ に表示し、
上記タイムライン上に並べられた複数のイベン トを見ながら、 タイムライ ン上において、 上記ィベン トに対してオーバレイ さ せられるイベン トの挿入区間を設定し、
上記ログウィ ン ドウにおいて選択されたイベン トを、 上記タイ ムライ ン上の上記設定されたイベン ト挿入区間に挿入するこ と を特徴とする編集方法。