JPH1141517A - 編集装置 - Google Patents

編集装置

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JPH1141517A
JPH1141517A JP9189796A JP18979697A JPH1141517A JP H1141517 A JPH1141517 A JP H1141517A JP 9189796 A JP9189796 A JP 9189796A JP 18979697 A JP18979697 A JP 18979697A JP H1141517 A JPH1141517 A JP H1141517A
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JP
Japan
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image
frame memory
video
editing
signal
Prior art date
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JP9189796A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sano
洋之 佐野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、容易に所定の画像領域内の所望位置
に挿入画像を挿入し得る編集装置を実現しようとするも
のである。 【解決手段】複数のフレーム画像について、当該各フレ
ーム画像の所定領域をそれぞれ挿入画像対象として1フ
レーム内に納まるように順次整理してフレームメモリに
書き込む書込手段と、書込手段によつてフレームメモリ
に書き込まれた各挿入画像の座標位置を所望の座標位置
に置換する座標置換手段と、座標置換手段によつて座標
位置が置換された各挿入画像のうち所望の挿入画像のみ
を抽出する画像抽出手段と、画像抽出手段によつて抽出
された挿入画像を所定の画像領域内に挿入する画像挿入
手段とを設けたことにより、容易に所定の画像領域内の
所望位置に挿入画像を挿入し得る編集装置を実現するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)編集装置の全体構成(図1) (2)編集処理装置の構成(図2) (3)第1及び第2のマトリクススイツチヤ部の構成
(図3〜図6(D)) (4)実施の形態の動作及び効果(図7〜図8(C)) (5)他の実施の形態(図9(A)〜図11(C)) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は編集装置に関し、例
えばニユース番組を編集対象とする編集装置に適用して
好適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、この種の編集装置においては、ニ
ユース番組を編集する際に、ニユースキヤスタの氏名等
の字幕をテロツプとして表示画面の所定位置に挿入する
ことがしばしば行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この編集装
置では、各フレーム毎に表示するテロツプを画像データ
としてフレーム単位でフレームメモリに書き込むように
なされている。しかし、複数のフレームに亘つて同じ座
標位置に表示されるテロツプの画像データをフレームメ
モリに書き込むためには、そのフレーム数に応じた数の
フレームメモリを用意する必要があつた。
【0006】このためフレームメモリに書き込まれたフ
レーム画像を所望のテロツプの素材として使用する際
に、表示画面に表示されるテロツプの座標位置はフレー
ムメモリに書き込まれたときの座標位置によつて決定さ
れることから、テロツプが変化するフレーム毎にそのテ
ロツプを有するフレーム画像を読み出さなければならな
かつた。
【0007】さらにこの編集装置では、フレームメモリ
に書き込んだときのテロツプの座標位置を、その後に当
該座標位置と異なる座標位置に置換して画像挿入するこ
とが困難となる問題があつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、容易に所定の画像領域内の所望位置に挿入画像を挿
入し得る編集装置を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数のフレーム画像について、当
該各フレーム画像の所定領域をそれぞれ挿入画像対象と
して1フレーム内に納まるように順次整理してフレーム
メモリに書き込む書込手段と、書込手段によつてフレー
ムメモリに書き込まれた各挿入画像の座標位置を所望の
座標位置に置換する座標置換手段と、座標置換手段によ
つて座標位置が置換された各挿入画像のうち所望の挿入
画像のみを抽出する画像抽出手段と、画像抽出手段によ
つて抽出された挿入画像を所定の画像領域内に挿入する
画像挿入手段とを設けるようにする。
【0010】このようにしてフレームメモリに書き込ま
れた挿入画像の座標位置にかかわらず、所定の画像領域
内には当該座標位置と異なる任意の座標位置に挿入画像
を挿入することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0012】(1)編集装置の全体構成 図1において、1は全体として本発明を適用した編集装
置を示し、大きく分けてコンピユータ2と編集処理装置
3とからなる。制御手段としてのコンピユータ2はCP
U(中央処理ユニツト)や各種処理回路、或いはフロツ
ピーデイスクドライブ、ハードデイスクドライブ等を備
える本体2Aと、当該本体2Aに接続される表示手段と
してのモニタ2Bと、入力手段としてのキーボード2C
及びマウス2Dとを有している。
【0013】このようなコンピユータ2は編集のための
アプリケーシヨン・ソフトウエアがハードデイスクドラ
イブに予めインストールされており、オペレーテイング
システムの基で当該アプリケーシヨン・ソフトウエアを
動作させることにより編集装置用のコンピユータとして
起動するようになされている。
【0014】因みに、このアプリケーシヨン・ソフトウ
エアを動作させたときには、モニタ2B上にGUI(グ
ラフイカル・ユーザ・インターフエイス)のためのグラ
フイツク表示が表示されるようになされている。この編
集装置1では、このグラフイツク表示と上述した入力手
段とによつてユーザインターフエイスを構成し、例えば
マウス2Dを使用して、モニタ2Bに表示される制御コ
マンドボタンを示すグラフイツク表示の中から所望のグ
ラフイツク表示を選択することにより、編集処理の処理
内容を指定するための制御コマンドを入力するようにな
されている。
【0015】なお、コンピユータ2は、入力された制御
コマンドが編集処理装置3における編集処理動作を制御
するものであれば当該制御コマンドに応じた制御信号S
1を生成し、これを編集処理装置3に送出して編集処理
動作を指示するようになされている。
【0016】またこのコンピユータ2には編集処理装置
3を介してビデオ信号S2が入力されるようになされて
おり、これにより各素材の映像をモニタ2Bに表示して
素材内容を確認しながらイン点(イベントの開始点)や
アウト点(イベントの終了点)を指示し得るようになさ
れていると共に、イン点及びアウト点を指示することに
よつて切り取られたイベント素材や編集したプログラム
の映像を表示してそれらを確認し得るようになされてい
る(以下、この切り取られた素材や編集したプログラム
を再生して表示することをプレビユと呼ぶ)。
【0017】一方、編集処理装置3は内部にマトリクス
スイツチヤ部、画像処理部及び音声処理部を有してお
り、素材の切り取りや繋ぎ合わせ、或いはビデオ信号や
オーデイオ信号に対するエフエクト処理等、実際の編集
作業を実行する編集実行装置である。
【0018】この編集処理装置3には上述したようなコ
ンピユータ2が接続されているだけでなく、別の入力手
段として専用コントローラ4、5も接続されており、当
該専用コントローラ4、5を使用しても編集のための制
御コマンドを入力し得るようになされている。
【0019】因みに、専用コントローラ4は、素材のイ
ン点やアウト点を指示するためのボタン操作子や、素材
の再生を指示するためのボタン操作子、或いは編集した
プログラムの記録を指示するためのボタン操作子等を有
していると共に、変速再生(いわゆるシヤトル再生)や
コマ送り再生(いわゆるジヨグ再生)の指示を入力する
ためのダイアル操作子等を有しており、それらのボタン
操作子又はダイアル操作子を介して入力された指示情報
に応じた制御信号S3を編集処理装置3に送出するよう
になされている。
【0020】また専用コントローラ5は、オーデイオ信
号の信号レベルを設定するための複数のスライド操作子
(いわゆるオーデイオフエイダ)や2つの映像を切り換
えるときの切換率を設定するためのスライド素子(いわ
ゆるビデオフエイダ)等を有しており、それらのスライ
ド操作子を介して入力された指示情報(この指示情報は
スライド操作子による設定値を示す)に応じた制御信号
S4を編集処理装置3に送出するようになされている。
【0021】またこの編集処理装置3に対しては、デイ
リーサーバ6(一般に放送局において映像や音声等の編
集素材を記憶している記憶手段)が接続されており、当
該デイリーサーバ6に記憶されているビデオ及びオーデ
イオ信号を取り込めるようになされている。この場合、
デイリーサーバ6は2チヤンネル分の出力ポートを有し
ており、編集処理装置3から供給されるチヤンネル毎の
制御信号S5、S6に応じて所望のビデオ及びオーデイ
オ信号S7、S8を記憶媒体6Aから読み出して出力す
るようになされている。
【0022】なお、記憶媒体6Aには圧縮率1/10のMP
EG(Moving Picture coding Experts Group )規格で
圧縮されたビデオ及びオーデイオ信号が記憶されてお
り、読み出されたビデオ及びオーデイオ信号はそれぞれ
デコーダ6B、6Cを介して復号化が行われた後、シリ
アル・デイジタル・インターフエイス(以下、これをS
DIと呼ぶ)規格のフオーマツトに変換され、そのSD
I規格のビデオ及びオーデイオ信号S7、S8が編集処
理装置3に供給されるようになされている。
【0023】またこの編集処理装置3に対してはVTR
7も接続されており、当該VTR7に記憶されているビ
デオ及びオーデイオ信号も取り込めるようになされてい
る。この場合、VTR7はSDI規格の入出力インター
フエイスを有しており、編集処理装置3から供給される
制御信号S9に応じて所望のビデオ及びオーデイオ信号
S10を読み出して出力するようになされている。また
VTR7は、編集処理された後のビデオ及びオーデイオ
信号やデイリーサーバ6から読み出されたビデオ及びオ
ーデイオ信号S7、S8を記録対象のビデオ及びオーデ
イオ信号S11として編集処理装置3から受けるように
なされており、制御信号S9に応じてそのビデオ及びオ
ーデイオ信号S11をビデオテープに記録するようにも
なされている。
【0024】またこの編集処理装置3に対しては、記憶
手段として、複数のハードデイスクからなるローカルス
トレージ8も接続されており、当該ローカルストレージ
8に記憶されているビデオ及びオーデイオ信号も取り込
めるようになされている。この場合、ローカルストレー
ジ8はSDI規格の入出力インターフエイスを有してい
ると共に、出力ポートとしては2チヤンネル分のポート
を有しており、編集処理装置3から供給される制御信号
S12に応じて所望のビデオ及びオーデイオ信号S1
3、S14を読み出して出力するようになされている。
【0025】またローカルストレージ8は、編集処理さ
れた後のビデオ及びオーデイオ信号やデイリーサーバ6
又はVTR7から読み出されたビデオ及びオーデイオ信
号を記録対象のビデオ及びオーデイオ信号S15として
編集処理装置3から受けるようになされており、制御信
号S9に応じてそのビデオ及びオーデイオ信号S15を
内部のハードデイスクに記録するようにもなされてい
る。
【0026】またこの編集処理装置3に対しては、オン
エアバツフア(放送の際にプログラムを一時的に記憶す
るための記憶手段)9も接続されており、当該編集処理
装置3によつて編集処理したプログラムのビデオ及びオ
ーデイオ信号S16をオンエアバツフア9に記憶し得る
ようになされている。この場合、オンエアバツフア9は
SDI規格の入力インターフエイスを有しているので、
送出されるビデオ及びオーデイオ信号S16としてはS
DI規格の信号フオーマツトになつている。またオンエ
アバツフア9においては、供給されたビデオ及びオーデ
イオ信号S16をエンコーダ9Aによつて圧縮率1/10の
MPEG規格で圧縮した後、内部の記憶媒体9Bに記憶
するようになされている。
【0027】なお、このオンエアバツフア9と編集装置
1のコンピユータ2は例えばイーサネツト等のローカル
エリアネツトワーク(以下、これをLANと呼ぶ)10
を介して接続されており、オンエアバツフア9に対する
制御コマンドはコンピユータ2及びLAN10を介して
当該オンエアバツフア9に送出される。また編集された
プログラムがどのような素材で構成されているかを示す
編集リスト(一般にエデイツト・デイシジヨン・リスト
と呼ばれる)も、このLAN10を介してオンエアバツ
フア9に送出される。
【0028】また編集装置1のコンピユータ2とデイリ
ーサーバ6もこのLAN10を介して接続されており、
当該LAN10を介してデイリーサーバ6に記憶されて
いる各素材のフアイル名等をコンピユータ2から参照し
得るようになされている。
【0029】また編集処理装置3に対しては、オプシヨ
ン接続としてスピーカ11及び12が接続されるように
なされており、編集処理装置3によつて編集されたオー
デイオ信号S17、S18を当該スピーカ11、12か
ら送出してオーデイオに関する編集結果を確認し得るよ
うになされている。
【0030】さらに編集処理装置3に対しては、オプシ
ヨン接続としてプレビユ専用のモニタ13も接続される
ようになされており、編集処理装置3によつて編集され
たビデオ信号S19を当該モニタ2Bに表示してビデオ
に関する編集結果をこのモニタ13によつても確認し得
るようになされている。因みに、このモニタ13に表示
されるプレビユ画面の方がコンピユータ2のモニタ2B
に表示されるプレビユ画面よりも大きいので、モニタ1
3を接続した方がより鮮明に編集結果を確認し得る。
【0031】ここでこの編集装置1における編集方法を
簡単に説明する。まずこの編集装置1では、アプリケー
シヨン・ソフトウエアを起動させると、上述したように
モニタ2BにGUIのためのグラフイツク表示が表示さ
れる。因みに、このグラフイツク表示としては、後述す
るように、素材の映像を見ながらイン点やアウト点を指
定することによつてイベント素材を生成するビユーアウ
インドウの画面や、ビユーアウインドウによつて生成し
たイベント素材のクリツプ画を表示するログウインドウ
の画面、或いはこの編集装置1で行う編集処理内容を指
定すると共に、指定された編集処理内容をグラフイツク
表示を使用して表示するプログラムウインドウの画面
や、その他、制御コマンドを入力するための制御コマン
ドボタン等である。
【0032】まずオペレータは、このモニタ2Bに表示
される所定の制御コマンドボタンをマウス2Dを使用し
てクリツクすることにより、編集素材が記憶されている
デバイス(すなわちデイリーサーバ6、VTR7又はロ
ーカルストレージ8)を指示すると共に、その素材の再
生を指示する。これによりその指示された素材のビデオ
信号S2が編集処理装置3を介してコンピユータ2に供
給され、その素材の映像がモニタ2Bに表示される。オ
ペレータはその素材の映像を見ながらイン点とアウト点
を指示することにより、プログラム作成に必要なイベン
ト素材を生成する。オペレータはこの処理を繰り返し、
プログラム作成に必要なイベント素材を一通り用意し、
これをログウインドウに登録する。
【0033】続いてオペレータは、ログウインドウに示
されている所望のクリツプ画をマウス2Dによつてクリ
ツクすることにより所望のイベント素材を選択する。こ
れにより選択したイベント素材を示す帯状グラフイツク
表示が表示されるので、これをプログラムウインドウ内
にあるタイムライン(詳細は後述する)上の所望位置に
置く。これを順に繰り返してイベント素材を示す帯状グ
ラフイツク表示を所望の順番に並べることによりプログ
ラムの順番を指示する。
【0034】また所望のイベント素材にビデオエフエク
トを付加するのであれば、所定の制御コマンドボタンを
クリツクすることによりビデオエフエクト設定のための
ダイアログを表示させ、その中から付加したいビデオエ
フエクトを選択する。これにより選択したビデオエフエ
クトを示す帯状グラフイツク表示が表示されるので、こ
れをタイムライン上のビデオエフエクトを付加したい位
置に置く。
【0035】このようにしてプログラムの概案が決まる
と、オペレータは所定の制御コマンドボタンをクリツク
することによりプレビユの指示を入力する。これを受け
た編集装置1は、編集処理装置3を制御することにより
プログラムウインドウで指示されたプログラムの順番に
基づいて各イベント素材を再生すると共に、編集処理装
置3を制御することにより指示されたイベント素材にビ
デオエフエクトを施し、ビデオ信号S2を生成する。こ
のビデオ信号S2はコンピユータ2に供給され、かくし
てモニタ2Bに表示される。これによりオペレータはプ
ログラムウインドウを使用して指示したプログラム内容
を確認することができる。
【0036】このようなプレビユの結果、プログラム内
容に変更がなければ、オペレータは所定の制御コマンド
ボタンをクリツクすることにより記録指示を入力する。
これを受けた編集装置1は、先程と同様に編集処理装置
3を制御することにより指示されたプログラムを示すビ
デオ及びオーデイオ信号S15を生成し、これをローカ
ルストレージ8に供給して記録する。かくしてこの処理
により、プログラムウインドウによつて指示されたプロ
グラムが完成し、ローカルストレージに記憶される。な
お、この編集により生成したプログラムを放送する場合
には、GUIを介して転送の指示を入力すれば、ローカ
ルストレージからそのビデオ及びオーデイオ信号が読み
出され、編集処理装置3を介してオンエアバツフア9に
転送される。
【0037】このようにしてこの編集装置1では、各素
材の映像やプログラムの映像をモニタ2Bで確認しなが
ら当該プログラムを作成し得るので、編集の使い勝手を
向上し得る。またこの編集装置1では、オペレータがス
イツチヤや特殊効果装置を直接操作しなくても編集が行
えるので、編集操作を容易に行うことができ、編集に掛
かる手間を削減し得る。
【0038】(2)編集処理装置の構成 続いて編集処理装置3の構成について説明する。図2に
示すように、編集処理装置3は大きく分けてシステムコ
ントロール部3A、第1及び第2のマトリクススイツチ
ヤ部3B、3C、画像処理部3D及び音声処理部3Eか
ら構成されている。システムコントロール部3Aは、コ
ンピユータ2から送られてくる制御信号S1や専用コン
トローラ4、5から送られてくる制御信号S3、S4を
受け、当該制御信号S1、S3又はS4を基に各ブロツ
クの動作を制御する。
【0039】具体的にシステムコントロール部3Aは、
コントロールバス3Fを介して第1及び第2のマトリク
ススイツチヤ部3B、3C、画像処理部3D及び音声処
理部3Eの動作を制御すると共に、制御信号S5、S
6、S9又はS12を送出してデイリーサーバ6、VT
R7及びローカルストレージ8の再生又は記録動作等を
制御する。因みに、システムコントロール部3Aは外部
より供給されるリフアレンスタイムコード(REF-TC)も
受け取り、タイムコードの管理も行うようになされてい
る。
【0040】第1及び第2のマトリスクスイツチヤ部3
B、3Cは複数の入力端子と複数の出力端子とを有し、
システムコントロール部3Aからの制御に応じて所望の
入力端子を所望の出力端子に接続するようになされてい
る。これにより各デバイス(デイリーサーバ6、VTR
7又はローカルストレージ8)から読み出されたビデオ
及びオーデイオ信号のうち所望の信号を画像処理部3D
や音声処理部3Eに送出し得ると共に、所望の信号をコ
ンピユータ2や各デバイス(VTR7、ローカルストレ
ージ8又はオンエアバツフア9)に送出し得るようにな
されている。さらに画像処理部3Dによつて処理された
ビデオ信号をコンピユータ2に送出したり、或いはその
ビデオ信号に音声処理部3Eによつて処理されたオーデ
イオ信号を重畳して各デバイス(VTR7、ローカルス
トレージ8又はオンエアバツフア9)に送出し得るよう
にもなされている。
【0041】画像処理部3Dは、トランジシヨン・エフ
エクト(ワイプやページターン等、バツクグラウンドの
映像からフオアグラウンドの映像に切り換えるようなエ
フエクト)やアニメーシヨン・エフエクト(モザイクや
ピクチヤ・イン・ピクチヤ等、特殊な画像処理や挿入処
理を伴うエフエクト)といつたエフエクト処理をビデオ
信号に施すブロツクであり、第1及び第2のマトリクス
スイツチヤ部3B、3Cによつて選択されたビデオ及び
オーデイオ信号からビデオ信号を抽出し、当該ビデオ信
号にエフエクト処理を施した後、そのビデオ信号をマト
リクススイツチヤ部3Bに出力する。
【0042】音声処理部3Eは、オーデイオ信号のレベ
ル調整や合成を行うブロツクであり、マトリクススイツ
チヤ部3B、3Cによつて選択されたビデオ及びオーデ
イオ信号からオーデイオ信号を抽出した後、そのオーデ
イオ信号にレベル調整を施したり、或いはオーデイオ信
号同士をそれぞれ合成したりし、その結果得られるオー
デイオ信号をマトリクススイツチヤ部3B又はスピーカ
11、12に出力する。
【0043】(3)第1及び第2のマトリクススイツチ
ヤ部の構成 続いて図3及び図4を用いて第1及び第2のマトリクス
スイツチヤ部3B、3Cについて説明する。まず図3に
示すように、第1のマトリクススイツチヤ部3Bは大き
く分けて制御回路40、マトリクススイツチヤブロツク
41及びフオーマツト変換ブロツク42から構成されて
いる。制御回路40は第1のマトリクススイツチヤ部3
Bの全体を制御する回路であり、コントロールバス3F
を介して受けた制御コマンドに基づいて制御信号S2
0、S21を生成し、当該制御信号S20、S21をそ
れぞれマトリクススイツチヤブロツク41、フオーマツ
ト変換ブロツク42に出力してその動作を制御する。
【0044】マトリクススイツチヤブロツク41は、入
力端子IN1〜IN4にそれぞれ接続される複数の入力
ラインと、出力端子OUT1〜OUT13にそれぞれ接
続される複数の出力ラインとが格子状に配列されてお
り、入力ラインと出力ラインが交差するクロスポイント
(図中×印で示す)の所で当該入力ラインと出力ライン
を接続し得るようになされている。このためマトリクス
スイツチヤブロツク41は、制御回路40から供給され
る制御信号S20に基づいて所望のクロスポイントの所
で入力ラインと出力ラインを接続すれば、入力端子IN
1〜IN11に入力された所望の信号を所望の出力端子
OUT1〜OUT13に出力することができる。
【0045】因みに、この第1のマトリクススイツチヤ
部3Bにおいては、デイリーサーバ6、VTR7及びロ
ーカルストレージ8の各デバイスから読み出されたビデ
オ及びオーデイオ信号がそれぞれ入力端子IN1〜IN
4に入力されるようになされている。また入力端子IN
9及びIN10には画像処理部3Dによつて画像処理が
施されたビデオ信号S31、S32がそれぞれ入力さ
れ、入力端子IN11には音声処理部3Eによつて信号
処理が施されたオーデイオ信号S33が入力されるよう
になされている。
【0046】またこの第1のマトリクススイツチヤ部3
Bにおいては、出力端子OUT1はローカルストレージ
8にビデオ及びオーデイオ信号S15を出力するための
端子として割り当てられ、出力端子OUT2はVTR7
にビデオ及びオーデイオ信号S11を出力するための端
子として割り当てられ、出力端子OUT3はオンエアバ
ツフア9にビデオ及びオーデイオ信号S16を出力する
ための端子として割り当てられており、出力端子OUT
1〜OUT3はそれぞれプログラム出力用の端子として
割り当てられている。また出力端子OUT4はプレビユ
専用のモニタ13にビデオ信号S19を出力するための
プレビユ用の出力端子として割り当てられており、出力
端子OUT5はコンピユータ2にビデオ信号S2を出力
するためのキヤプチヤ用の出力端子として割り当てられ
ている。さらに出力端子OUT6〜OUT10は画像処
理部3Dにビデオ及びオーデイオ信号S23〜S27を
出力するための端子として割り当てられ、出力端子OU
T11〜OUT13は音声処理部3Eにビデオ及びオー
デイオ信号S28〜S30を出力するための端子として
割り当てられている。
【0047】フオーマツト変換ブロツク42は、制御回
路40から供給される制御信号S21に基づいて、出力
端子OUT1〜OUT5に出力する信号をSDI規格の
信号に変換する回路ブロツクであり、出力端子OUT1
〜OUT3に出力する信号をフオーマツト変換するアウ
トプツトプロセツサ43及びオーデイオコンバイナ44
と、出力端子OUT4に出力する信号をフオーマツト変
換するアウトプツトプロセツサ45と、出力端子OUT
5に出力する信号をフオーマツト変換するアウトプツト
プロセツサ46とを有している。
【0048】アウトプツトプロセツサ43は、画像処理
部3Dによつて画像処理されたビデオ信号(すなわち入
力端子IN9又はIN10に入力されるビデオ信号S3
1又はS32)を出力するとき、当該ビデオ信号S31
又はS32をSDI規格のビデオ信号に変換する。オー
デイオコンバイナ44は、音声処理部3Eによつて処理
されたエンベデツトオーデイオ信号(すなわち入力端子
IN11に入力されるオーデイオ信号S33)を出力す
るとき、アウトプツトプロセツサ43から出力されるS
DI規格のビデオ信号に当該エンベデツトオーデイオ信
号S33を重畳する。これにより画像処理部3Dによつ
て処理されたビデオ信号S31、S32や音声処理部3
Eによつて処理されたオーデイオ信号S33をSDI規
格の信号でローカルストレージ8やVTR7或いはオン
エアバツフア9に送出し得る。
【0049】因みに、入力端子IN1〜IN4に入力さ
れたビデオ及びオーデイオ信号を出力端子OUT1〜O
UT3に出力する場合には、当該ビデオ及びオーデイオ
信号がSDI規格で各デバイスから出力されているの
で、アウトプツトプロセツサ43及びオーデイオコンバ
イナ44は何ら処理せず、入力されるビデオ及びオーデ
イオ信号をそのまま出力端子OUT1〜OUT3に出力
する。
【0050】アウトプツトプロセツサ45、46も、同
様に、それぞれ画像処理部3Dによつて画像処理された
ビデオ信号S31又はS32を出力端子OUT4又はO
UT5に出力するとき、当該ビデオ信号S31又はS3
2をSDI規格のビデオ信号に変換する。これにより画
像処理部3Dによつて処理されたビデオ信号S31又は
S32をSDI規格の信号でプレビユ専用のモニタ13
やコンピユータ2に送出し得る。因みに、このアウトプ
ツトプロセツサ45、46も、入力端子IN1〜IN4
に入力されたビデオ及びオーデイオ信号を出力端子OU
T4、OUT5に出力する場合には、当該ビデオ及びオ
ーデイオ信号に何ら処理せず、そのまま出力端子OUT
4、OUT5に出力する。
【0051】また図3に示すように、第2のマトリクス
スイツチヤ部3Cは大きく分けて制御回路50、マトリ
クススイツチヤブロツク51及びフレームメモリ部52
から構成されている。制御回路50は第2のマトリクス
スイツチヤ部3Cの全体を制御する回路であり、コント
ロールバス3Fを介して受けた制御コマンドに基づいて
制御信号S40、S41を生成し、当該制御信号S4
0、S41をそれぞれマトリクススイツチヤブロツク5
1、フレームメモリ部52に出力してその動作を制御す
る。
【0052】マトリクススイツチヤブロツク51は、入
力端子IN5〜IN8にそれぞれ接続される複数の入力
ラインと、第1のマトリクススイツチヤ部3B(図3)
のマトリクススイツチヤブロツク41内の出力端子OU
T1〜OUT13にそれぞれ接続される複数の出力ライ
ンとが格子状に配列されており、入力ラインと出力ライ
ンが交差するクロスポイント(図中×印で示す)の所で
当該入力ラインと出力ラインを接続し得るようになされ
ている。このためマトリクススイツチヤブロツク51
は、制御回路50から供給される制御信号S40に基づ
いて所望のクロスポイントの所で入力ラインと出力ライ
ンを接続すれば、入力端子IN5〜IN8に入力された
所望の信号を所望の出力端子OUT1〜OUT13に出
力することができる。
【0053】因みに、この第2のマトリクススイツチヤ
部3Cにおいては、第1のマトリクススイツチヤ部3B
と同様にデイリーサーバ6、VTR7及びローカルスト
レージ8の各デバイスから読み出されたビデオ及びオー
デイオ信号がそれぞれ入力端子IN5〜IN8に入力さ
れるようになされている。
【0054】フレームメモリ部52は、制御回路50か
ら供給される制御信号S41に基づいて、マトリクスス
イツチヤブロツク51を介して得られるテロツプの素材
となるビデオ信号に所定の信号処理を施した後、これを
フレーム画像として表示画面上にスーパーインポーズさ
せるための回路である。
【0055】このフレームメモリ部52は図5に示すよ
うな構成からなり、制御回路50から供給される制御信
号S41が入力選択部60、アドレスタイミング処理部
61及びマスクタイミング処理部62に与えられると共
に、マトリクススイツチヤブロツク51のクロスポイン
トの出力ラインから得られるビデオ信号が入力選択部6
0に与えられる。さらに入力選択部60には、上位のコ
ンピユータ2(図1)から制御回路50を通じてダウン
ロードされたビデオ信号も与えられる。
【0056】入力選択部60は、制御信号S41に基づ
いて、入力された複数のビデオ信号のうちオペレータが
選択したビデオ信号をテロツプの素材となる画像(以
下、これをテロツプ画像と呼ぶ)としてフレームメモリ
63に書き込む。その際オペレータは、モニタ2B又は
13のプレビユ画面を1フレームが所定サイズのブロツ
クに分割された画面となるように選択的に切り換えて表
示させる。
【0057】従つて選択入力されたビデオ信号に基づく
複数のテロツプ画像の占める各領域を、オペレータがモ
ニタ2B又は13に表示された上述のブロツク単位で分
割された画面を目視確認しながら当該各テロツプ画像を
含むブロツク群を基準として1フレーム内における占有
率をおおよそ判断することができる。この結果、所定数
のテロツプ画像を1フレーム分の面積を越えない範囲で
かつ重複することなく納まるように順次整理して1枚の
フレームメモリ63に書き込むことができる。
【0058】続いてアドレスタイミング処理部61は、
制御信号S41に基づいて、フレームメモリ63から各
テロツプ画像を書込み時のタイミングと異なるタイミン
グで読み出して、これをタイミング信号S45としてフ
レームメモリ63に送出する。これによりフレームメモ
リ63からは、タイミング信号S45に基づいて座標位
置が置換された所定数のテロツプ画像が読み出される。
例えば図6(A)に示すような円形状のテロツプ画像P
1 がフレームメモリ63に書き込まれている場合、当該
テロツプ画像P1 の座標位置は上述のタイミング信号S
45に基づいて、図6(B)に示すように置換される。
この後フレームメモリ63から読み出されたテロツプ画
像は出力処理部65に供給される。
【0059】またマスクタイミング処理部62は、制御
信号S41に基づいてフレームメモリ63から読み出し
た所定数のテロツプ画像のうち所望のテロツプ画像以外
をマスキングするためのタイミング信号S46を出力処
理部64に送出する。出力処理部64は、タイミング信
号S46に基づいて、フレームメモリ63から得られる
所定数のテロツプ画像のうち挿入不要となるテロツプ画
像をマスキングすると共に挿入対象となるテロツプ画像
を抽出して、これをキー信号として再度マトリクススイ
ツチヤブロツク61に供給し、さらに第1のマトリクス
スイツチヤ部3Bを介して出力端子OUT10に出力す
る。
【0060】例えば図6(B)のように座標位置が置換
されたテロツプ画像P1 に対して、図6(C)に示すよ
うに所定領域のみを表示領域Hとなるようにマスキング
することにより、図6(D)に示すように表示領域H内
に位置するテロツプ画像P1のみが挿入対象としてプレ
ビユ画面Mに表示される。
【0061】(4)実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、この編集装置1では、入力された
複数のビデオ信号のうちオペレータがテロツプの素材と
して選択したビデオ信号について、当該ビデオ信号に基
づく各テロツプ画像が1フレーム分の面積を越えない範
囲でかつ重複することなく納まるように順次整理して1
枚のフレームメモリ63にまとめて書き込む。
【0062】例えば入力ビデオ信号に基づく複数のテロ
ツプ画像が「ABCD」、「News Online Editor」、
「XYZ1000」及び「Exciting! 」である場合、図
7に示すように1枚のフレームメモリ63には、当該各
テロツプ画像の占める領域が順次整理された状態で書き
込まれる。
【0063】続いてフレームメモリ63の所定の座標位
置に書き込まれた所定数のテロツプ画像は、書込みタイ
ミングと異なる所定タイミングで読み出されると、当該
読み出しタイミングに応じて座標位置が所定位置に置換
される。さらにこのように座標置換された所定数のテロ
ツプ画像のうち挿入対象となるテロツプ画像以外をマス
キングすることにより、当該挿入対象となるテロツプ画
像のみが抽出される。かくしてモニタ2B又は13のプ
レビユ画面には、上述のようにして抽出されたテロツプ
画像がテロツプ挿入され得る。
【0064】例えば図7に示すフレームメモリ63につ
いて、「News Online Editor」を表すテロツプ画像を選
択した場合(図8(A))、当該「News Online Edito
r」以外のテロツプ画像をマスキングすると共に、当該
「News Online Editor」の座標位置をずらしてモニタ2
B又は13のプレビユ画面の下端位置にテロツプ挿入す
ることができる(図8(B))。また同様に「Exciting
! 」を表すテロツプ画像を選択した場合(図8
(A))、当該「Exciting! 」以外のテロツプ画像をマ
スキングすると共に、当該「Exciting! 」の座標位置を
ずらしてモニタ2B又は13のプレビユ画面の中央右上
位置にテロツプ挿入することができる(図8(C))。
【0065】このようにフレームメモリ63に書き込ま
れたテロツプ画像の座標位置にかかわらず、プレビユ画
面には当該座標位置と異なる任意の座標位置にテロツプ
画像を挿入することができる。
【0066】以上の構成によれば、この編集装置1で
は、入力ビデオ信号に基づく複数のフレーム画像につい
て、当該各フレーム画像の所定領域をそれぞれテロツプ
画像として1フレーム分の面積を越えない範囲でかつ重
複することなく納まるように順次整理して1枚のフレー
ムメモリ63にまとめて書き込んでおき、当該各テロツ
プ画像の座標位置を置換した後、当該置換した各テロツ
プ画像のうち挿入対象となるテロツプ画像を抽出して、
モニタ2B又は13のプレビユ画面にテロツプ挿入する
ようにしたことにより、容易にプレビユ画面の所望位置
にテロツプ画像を挿入することができる。
【0067】(5)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、書込手段として第2
のマトリクススイツチヤ部3C内の制御回路50及びフ
レームメモリ部52内の入力選択部60を適用した場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、要は複数の
テロツプ画像を1フレーム内に納まるように順次整理し
てフレームメモリに書き込むことができれば、その他種
々の構成を適用しても良い。
【0068】また上述の実施の形態においては、座標置
換手段として第2のマトリクススイツチヤ部3C内の制
御回路50及びフレームメモリ部52内のアドレスタイ
ミング処理部61を適用した場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、要は入力選択部60によつてフレ
ームメモリに書き込まれた各テロツプ画像の座標位置を
所望の座標位置に置換することができれば、その他種々
の構成を適用しても良い。
【0069】さらに上述の実施の形態においては、画像
抽出手段として第2のマトリクススイツチヤ部3C内の
制御回路50及びフレームメモリ部52内のマスクタイ
ミング処理部62を適用した場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、要はアドレスタイミング処理部6
1によつて座標位置が置換された各テロツプ画像のうち
所望のテロツプ画像以外をマスキングすることができれ
ば、その他種々の構成を適用しても良い。
【0070】さらに上述の実施の形態においては、フレ
ームメモリ部52内の入力選択部60に供給されるビデ
オ信号として、マトリクススイツチヤブロツク51のク
ロスポイントの出力ラインから得られるビデオ信号と、
上位のコンピユータ2(図1)から制御回路50を通じ
てダウンロードされたビデオ信号とからなるようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら
のビテオ信号に加えて、編集装置1とGPI(General
Purpose Interfase )を介して接続されたテロツパ(図
示せず)から得られるビデオ信号をフレームメモリ部5
2内の入力選択部60に供給するようにしても良い。
【0071】さらに上述の実施の形態においては、フレ
ームメモリ部52内に1個のフレームメモリ63を設け
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、フレ
ームメモリの数は2個以上にしても良い。
【0072】例えば図5に示すフレームメモリ部52に
おいて、2個のフレームメモリに対してそれぞれアドレ
スタイミング処理部61及びマスクタイミング処理部6
2を別個に設け、各フレームメモリを独立的に動作させ
るようにする。このようにすれば、図9(A)に示すよ
うなモニタ2B又は13のプレビユ画面には、ニユース
キヤスタの氏名(「CASTER ○○○○」)を表すテロツ
プ画像T1のみならず、図9(B)に示すように当該テ
ロツプ画像T1と異なる座標位置に撮影場所名(「渋
谷」)を表すテロツプ画像T2を挿入することができ
る。
【0073】また図5に示すフレームメモリ部52にお
いて、2個のフレームメモリに対してマスクタイミング
処理部62を共有して用いるようにする。これにより図
10(A)及び(B)に示すように、モニタ2B又は1
3のプレビユ画面の同一領域にそれぞれ異なるテロツプ
画像TA1 、TA2 、TB1 、TB2 を挿入することが
できる。かくして図5に示すフレームメモリ部52内の
出力処理部64において2個のフレームメモリの出力画
像をミキシングすることにより、図10(C)に示すよ
うにモニタ2B又は13のプレビユ画面には、各フレー
ムメモリから得られるテロツプ画像TA1 、TB2 を同
一領域に別個に挿入することができる。このことを応用
すると、図11(A)に示すようなモニタ2B又は13
のプレビユ画面において、画面下端部にスクロール画像
を挿入することができる。すなわち図11(B)に示す
フレームメモリF1には「ABCD」、「HIJKL
M」、「RSTUVW」及び「イロハ」からなるテロツ
プ画像が書き込んでおき、図11(C)に示すフレーム
メモリF2には「EFG」、「NOPQ」、「XYZ」
及び「ニホヘトチリ」からなるテロツプ画像が書き込ん
でおく。この結果、フレームメモリF1及びF2から交
互にテロツプ画像を読み出していくことにより、同一領
域に順次矢印aで示す方向にスクロールさせることがで
きる(図11(A))。
【0074】さらに上述の実施の形態においては、画像
挿入手段として第2のマトリクススイツチヤ部3C内の
制御回路50及びフレームメモリ部52内の出力処理部
64を適用した場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、要はマスクタイミング処理部62によつて抽出
されたテロツプ画像をモニタ2B又は13のプレビユ画
面の所定領域内に挿入することができれば、その他種々
の構成を適用しても良い。
【0075】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数のフ
レーム画像について、当該各フレーム画像の所定領域を
それぞれ挿入画像対象として1フレーム内に納まるよう
に順次整理してフレームメモリに書き込む書込手段と、
書込手段によつてフレームメモリに書き込まれた各挿入
画像の座標位置を所望の座標位置に置換する座標置換手
段と、座標置換手段によつて座標位置が置換された各挿
入画像のうち所望の挿入画像のみを抽出する画像抽出手
段と、画像抽出手段によつて抽出された挿入画像を所定
の画像領域内に挿入する画像挿入手段とを設けたことに
より、容易に所定の画像領域内の所望位置に挿入画像を
挿入し得る編集装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による編集装置の構成の一実施の形態を
示すブロツク図である。
【図2】編集処理装置の構成を示すブロツク図である。
【図3】第1のマトリクススイツチヤ部の構成を示すブ
ロツク図である。
【図4】第2のマトリクススイツチヤ部の構成を示すブ
ロツク図である。
【図5】フレームメモリ部の構成を示すブロツク図であ
る。
【図6】座標置換及びマスキング処理の説明に供する略
線的な平面図である。
【図7】フレームメモリへの格納状態を示す略線的な平
面図である。
【図8】フレームメモリの読出し状態の説明に供する略
線的な平面図である。
【図9】他の実施の形態によるテロツプ挿入例を示す略
線的な平面図である。
【図10】他の実施の形態によるテロツプ挿入例を示す
略線的な平面図である。
【図11】他の実施の形態によるテロツプ挿入例を示す
略線的な平面図である。
【符号の説明】
1……編集装置、2……コンピユータ、2B、13……
モニタ、3……編集処理装置、3B……第1のマトリク
ススイツチヤ部、3C……第2のマトリクススイツチヤ
部、6……デイリーサーバ、7……VTR、8……ロー
カルストレージ、9……オンエアバツフア、50……制
御回路、51……マトリクススイツチヤブロツク、52
……フレームメモリ部、60……入力選択部、61……
アドレスタイミング処理部、62……マスクタイミング
処理部、63……フレームメモリ、64……出力処理
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のフレーム画像について、当該各フレ
    ーム画像の所定領域をそれぞれ挿入画像対象として1フ
    レーム内に納まるように順次整理してフレームメモリに
    書き込む書込手段と、 上記書込手段によつて上記フレームメモリに書き込まれ
    た上記各挿入画像の座標位置を所望の座標位置に置換す
    る座標置換手段と、 上記座標置換手段によつて座標位置が置換された上記各
    挿入画像のうち所望の挿入画像のみを抽出する画像抽出
    手段と、 上記画像抽出手段によつて抽出された上記挿入画像を所
    定の画像領域内に挿入する画像挿入手段とを具えること
    を特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】上記座標置換手段は、上記書込手段が上記
    フレームメモリに書き込むタイミングと異なるタイミン
    グで上記各挿入画像を読み出すことを特徴とする請求項
    1に記載の編集装置。
  3. 【請求項3】上記画像抽出手段は、上記座標置換手段に
    よつて座標位置が置換された上記各挿入画像のうち上記
    所望の挿入画像以外をマスキングすることを特徴とする
    請求項1に記載の編集装置。
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