WO1997037140A1 - Element de fixation d'article et procede pour enlever l'element de fixation de l'article - Google Patents

Element de fixation d'article et procede pour enlever l'element de fixation de l'article Download PDF

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Tetsuo Takata
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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Description

明 細 書 物品固定具及び物品固定具の取り外し方法 技術分野
本発明は、 物品固定具及び物品固定具の取り外し方法に関し、 特に石 こうボード、 軽量気泡コンクリート (A L C ) あるいはベニヤなどの軟 弱なボード (以下 「軟弱ボード」 という。 ) を材質とする壁面や天井及 び木製板壁、 外壁サイディ ング並びに半硬化状態のモルタル壁面に各種 の物品を取り付けるために適切な物品固定具と、 物品固定具の構成部材 であるビン体を引き抜いて物品固定具を取り外す方法に関する。 背景技術
従来のこの種の物品固定具としては、 特閧平 2— 1 7 2 0 7号公報に 記載された発明を挙げることができる。 この公報記載の発明によれば、 線材を用いてビン本体を形成したものであることが第 1図ないし第 4図 の記載から読み取ることができる。 そのため、 ビン本体を得るには、 ま ず ( 1 ) 直線状の線材を所定の長さにする切断工程、 次に ( 2 ) 曲げ型 を使って頭部を円形状に曲げる屈曲工程、 次いで ( 3 ) 脚の外側に鋸歯 状の刃を下向きに形成する鋸歯形成工程、 さらに ( 4 ) 脚の先端を尖ら す切削工程、 の少なく とも 4工程を要していた。 したがって、 これを製 品化する難点としては、 量産性が悪く、 かつコス ト的にも市場に受け入 れられる価格には到底にならず、 せっかくの発明が商品化されることな く埋没してしまっているという問題点があった。 発明の開示 そこで本発明者は、 前記問題点を解決するために、 ビン体の量産性及 びコス ト低減化を図るべく種々の研究実験を重ねた結果、 金属製の強靭 な簿板を用いてプレスによる打抜き加工によって偏平形状のビン体を 1 工程で成形し、 しかも薄板の使用に起因するビン体を打ち込む際のビン 脚の捩れや変形を生じないように、 組み合わせる座金に巧みな工夫を施 し、 ビン体を真直ぐに打ち込んで被固定物をしつかりと取り付け得る物 品固定具の開発に成功したものである。 また、 軟弱ボードなどに座金を 介在して打ち込まれたビン体を必要に応じて簡便に引き抜くことができ る方法の開発にも成功したものである。
本発明による物品固定具は、 ピン体と座金を組み合わせて被固定物を 支持する物品固定具であって、 ビン体は、 金属板を打ち抜いて成形した 偏平形状をしており、 頭部から二股状に脚が連成されているとともに、 両脚の先端が末広がり状に尖らせてあり、 一方、 座金は、 前記の二股状 の脚の打ち込み方向をそれそれ誘導し、 かつ該打ち込み角度を一定に保 つための一対のガイ ド溝を対向して設けてあり、 該一対のガイ ド溝間に は各ガイ ド溝に挿通される二股の脚を拡開させ、 かつビン体の股部分で 開脚状態を保持し得る台座部を備えていることを特徴とする。 また、 座 金には被固定物を係止する係止部を設けてもよい。 さらに、 前記の二股 状の脚の打ち込み角度を一定に保っために、 各脚の肉厚にほぼ等しい溝 幅を有する一対のガイ ド溝を対向して設けてもよい。 更にまた、 ビン体 における各脚の偏平面には脚の長手方向に沿って補強リブを設けてもよ い。
前記ビン体の股部分に両脚側へそれそれ湾入する凹欠部を設けてもよ いし、 前記凹欠部に対応して頭部の両側に張出した膨出部を形成しても よい。 また、 前記頭部の両側に突起部を設けてもよいし、 前記一対の脚 は中間部分の相互の間隔が最も狭くなるように、 それそれ外側へ弓形に 反り返ってもよい。 さらに、 前記各脚の外側に鋸歯状の刃を下向きに形 成してもよい。 さらに加えて、 前記座金が被固定物に一体的に取り付け てあつてもよい。
また、 本発明による物品固定具の取り外し方法は、 軟弱ボードなどに 座金を介在して被固定物を固定するために打ち込んだビン体において、 座金よりそれそれ露出しているビン体の頭部の頭頂部分及び頭部の両側 を開放し、 かつ座金の周縁上面の一部を両側から押圧する座金押えを用 いて、 打ち込まれたピン体の頭部の両側をベンチ又はプライヤーで挾む ことによってビン体を引き抜くことを特徴とするものである。 図面の簡単な説明
本発明は添付の図面に沿って以下に詳細に説明されるので、 さらに明 らかとなるであろう。
図 1は本発明による物品固定具の構成部材であるビン体の第 1実施形 態を示す斜視図であり、
図 2は本発明による物品固定具の構成部材であるビン体の第 1実施形 態の変形例を示す斜視図であり、
図 3は本発明による物品固定具の構成部材であるビン体の第 2実施形 態を示す斜視図であり、
図 4は本発明による物品固定具の構成部材であるビン体の第 2実施形 態の変形例を示す斜視図であり、
図 5は本発明による物品固定具の構成部材であるビン体の第 3実施形 態を示す斜視図であり、
図 6は本発明による物品固定具の構成部材であるビン体の第 3実施形 態の変形例を示す斜視図であり、
図 7〜図 9は本発明による物品固定具の構成部材であるビン体の頭頂 形状の変形例を示す部分平面図であり、
図 1 0〜図 1 2は本発明による物品固定具の構成部材であるビン体の 頭頂形状の更に他の変形例を示す部分平面図であり、
第 1実施形態を示す斜視図であり、
図 1 3は本発明による物品固定具の構成部材である座金の一例を示す 斜視図であり、
図 1 4は、 図 1 3に示した座金の平面図であり、
図 1 5は、 図 1 3に示した座金の側面図であり、
図 1 6は、 図 1 5の A— A線に沿い切断され、 矢印方向に見た断面図 であり、
図 1 7は図 1 6の座金とは異なる台座を有する座金の断面図であり、 図 1 8は図 1 6の座金とは更に異なる台座を有する座金の断面図であ 、
図 1 9は図 1 6と同様な座金の断面図であり、
図 2 0は図 1 6の座金の使用状態を示す断面図であり、
図 2 1は図 1 6の座金をビン体と組み合わせて使用した場合の使用状 態を示す断面図であり、
図 2 2は図 1 6の座金とは異なる鍔部を有する座金の形状を示す断面 図であり、
図 2 3は図 2 2の座金の使用状態を示す断面図であり、
図 2 4は図 2 2の座金をビン体と組み合わせて使用した場合の使用状 態を示す断面図であり、
図 2 5は図 1 6の座金とは更に異なる鍔部を有する座金の形状を示す 断面図であり、
図 2 6は図 2 5の座金の使用状態を示す断面図であり、
図 2 7は図 2 5の座金をビン体と組み合わせて使用した場合の使用状 態を示す断面図であり、
図 2 8は本発明にかかる物品固定具の使用状態を分解して示す分解斜 視図であり、
図 2 9は本発明にかかる物品固定具により被固定物を固定する直前の 使用状態を示す断面図であり、
図 3 0は図 2 8の状態から被固定物を固定する中間段階を示す斜視図 であり、
図 3 1は図 3 0の状態を示す断面図であり、
図 3 2は図 3 1に続く後の段階を示す断面図であり、
図 3 3は図 3 2に続く最終段階を示す断面図であり、
図 3 4は図 3 3の最終段階を示す斜視図であり、
図 3 5は本発明にかかる物品固定具による取付け状態の変形例を示す 断面図であり、
図 3 6は本発明にかかる物品固定具による取付け状態の他の変形例を 示す断面図であり、
図 3 7は本発明にかかるビン体がよじれた状態を示す斜視図であり、 図 3 8は本発明にかかるビン体が変形した状態を示す斜視図であり、 図 3 9は本発明にかかる物品固定具による天井用吊り具の取付けの場 合の使用例を示す斜視図であり、
図 4 0は図 3 9の使用例を示す正面図であり、
図 4 1は図 3 9の使用例を示す側面図であり、
図 4 2は被固定物に本発明にかかる物品固定具の座金を一体化した例 の取り付け前の状態を示す斜視図であり、
図 4 3は図 4 2の例の取り付け後の状態を示す斜視図であり、 図 4 4は本発明にかかる物品固定具を棚の取付けに使用した例を示す 断面図であり、 図 4 5は本発明にかかる物品固定具を照明器具に使用した例を示す断 面図であり、
図 4 6は本発明にかかる物品固定具をエアコンに使用した例を示す断 面図であり、
図 4 7、 4 8は本発明にかかる物品固定具を雨樋固定具に使用した例 を示す斜視図であり、
図 4 9、 5 0は本発明にかかる物品固定具を配線固定具に使用した例 を示す斜視図であり、
図 5 1、 5 2は本発明にかかる物品固定具を外部電線用配管固定具に 使用した例を示す斜視図であり、
図 5 3は本発明にかかる物品固定具の座金を押えつけるための座金押 えを示す平面図であり、
図 5 4は、 図 5 3の座金押えの断面図であり、
図 5 5は図 5 3、 5 4の座金押えの使用状態を示す断面図であり、 図 5 6は本発明にかかる物品固定具のビン体の変形例を示す正面図で あり、
図 5 7は図 5 6中の B— B線で切断し、 矢印方向に見た断面図であり、 図 5 8は本発明にかかる物品固定具の座金であって、 図 1 5に示した ものと異なるガイ ド溝を有する座金の例を示す側面図であり、
図 5 9は図 5 8の座金にピン体が嵌合した様子を示す正面図であり、 図 6 0は本発明にかかる物品固定具の座金であって、 図 1 5に示した ものと更に異なるガイ ド溝を有する座金の例を示す正面図であり、 図 6 1は図 6 0の座金にビン体が嵌合した様子を示す正面図であり、 図 6 2は本発明にかかる物品固定具を利用した他の使用例を示す分解 斜視図であり、
図 6 3は図 6 2の使用例の使用状態を示す斜視図であり、 図 6 4は図 6 2の断面図であり、
図 6 5は本発明にかかる物品固定具をの他の使用例を示す分解斜視図 であり、
図 6 6は図 6 5の使用例の使用状態における断面図であり、
図 6 7は図 6 6中の C— C線で切断され、 矢印方向に見た断面図であ り、
図 6 8は本発明にかかる物品固定具のビン体の打ち込み方向を斜めと した例を示す断面図であり、
図 6 9は被固定物が例えばポスターである場合の本発明にかかる物品 固定具の使用状態を示す断面図であり、
図 7 0は図 6 9の中の D— D線で切断され、 矢印方向に見た断面図で
¾ -S 発明を実施するための最良の形態
以下本発明を実施するための最良の形態について好ましい例によって 説明する。
(第 1実施形態)
本発明による物品固定具は、 軟弱ボードなどに打ち込んで被固定物を 支えるためのビン体 1 と、 ビン体 1の支持力を被固定物に伝えるための 座金 2とから構成されている。 なお、 座金 2は後述するようにビン体 1 の脚を拡開させる作用をも有する。
図 1及び図 2は本発明にかかる物品固定具の第 1実施形態及びその変 形例のビン体 1をそれそれ示している。 ビン体 1は、 全体が U字状であ り、 頭部 3 と、 頭部 3から連続して二股に左右対称に分かれている脚 4、 4とから成っていて、 金属、 例えば薄くても強靭なスティンレススチ一 ル板をプレスで姿抜き加工をすることによって一体成形された偏平形状 (肉厚 0 . 6 m n!〜 1 . 2 m m ) に構成されている。
換言すれば、 2本の脚 4、 4は被固定物を固定するために固定箇所に 進入可能なように略平行に伸長していて、 2本の脚 4、 4の根元同士が 頭部 3により接続されている。 また、 2本の脚 4、 4は平板状であり、 ビン対 1は全体が偏平である。
なお、 このビン体 1は被固定物を固定するときは、 図 1 3ないし図 1 6などと共に後述する座金 2と共に使用される。 座金 2はビン体 1の 2 本の脚 4、 4をそれそれ導く 2つのガイ ド溝 3 1、 3 1を有し、 ビン体 1に外力が加わり、 2本の脚 4、 4がその先端から根元に向ってガイ ド 溝に沿って進行したとき、 2本の脚 4、 4が閧くよう作用する台座部 3 2をガイ ド溝 3 1、 3 1の間に有する。
なお、 本実施形態では後述するように、 2本の脚 4、 4の対向する面 同士の間隔が根元から先端へ向って大きくなつている部分を有する。 図 1、 図 2において、 ビン体の頭部 3の頭頂形状は中央がフラッ ト面 5になっており、 図 1に示すように頭部 3を上部に、 脚 4、 4の先端を 下部に配置したとき、 フラッ ト面 5両側が緩やかな下向き斜面 6、 6に 形成されており、 頭部 3の両側において、 外方へそれぞれ張出した膨出 部 7、 7を有している。 この膨出部 7、 7に対応するように、 ビン体 1 の股部分 9において、 両脚 4、 4側へそれそれ湾入する凹欠部 8、 8が 設けてあって、 股部分 9が広くなるようにしてある。 一方、 両脚 4、 4 はそれそれの先端において内側が削り取られる形で、 先端へ行くほど細 くなり、 従って末広がり状に尖らせた形状になっている。 また、 図 1で は両脚 4、 4の各外側に鋸歯状の刃 1 0が形成されている。 鋸歯状の刃 1 0は頭部 3を上にしたとき、 下向きに、 すなわち鋸歯状の刃 1 0を構 成する傾斜面の脚の幅方向の高さが下方へ向って高くなるよう形成して ある。 図 1の例では鋸歯状の刃 1 0が設けられているが、 その他の波状 など他の凹凸形状であってもよく、 脚 4、 4の先端から根元に向う部分 に、 脚の幅は繰り返し変化するよう構成しておくことにより、 石膏ボー ドなどの取付け箇所に対して、 進入しやすく、 かつ固定力を高めること に寄与できるのである。 一方、 図 2の変形例では各脚の外側の刃は平坦 あるいは直線状になっている。 なお、 図 5 6、 5 7に示すように、 ビン 体の各脚 4、 4の偏平面に脚の長手方向に沿って補強リブ 5 9を設けて もよい。
(第 2実施形態)
図 3及び図 4は、 本発明にかかる物品固定具の第 2実施形態のビン体 1 1を示したもので、 第 1実施形態と相違するところは、 頭部 1 3の頭 頂形状を直線状のフラッ ト面にするとともに、 頭部 1 3の両側に第 1実 施形態のような膨出部 7、 7を形成することなく頭部 1 3から両脚 1 4、 1 4にかけての外側が真っ直ぐに連続しており、 両脚 1 4、 1 4の幅も 第 1実施形態に比べて幅広になっている点である。 なお、 図 3は両脚 1 4、 1 4の各外側に鋸歯状の刃 2 0を下向きに形成してあり、 図 4では 外側の刃が直線状になっており、 またビン体 1 1の股部分 1 9において、 湾入する凹欠部 1 8、 1 8を設けて、 股部分 1 9が広くなるようにして ある点は第 1実施形態と同様である。
(第 3実施形態)
さらに、 図 5及び図 6は、 本発明にかかる物品固定具の第 3実施形態 のビン体 2 1を示したもので、 頭部 2 3の両側にそれそれ外方へ突出し た突起部 2 7、 2 7を設け、 頭部 2 3から延びる二股状の脚 2 4、 2 4 を、 両脚 2 4、 2 4の中間部分において両脚 2 4、 2 4の相互の間隔が 最も狭くなるように、 それそれ外側へ弓形に反り返るようにしてあり、 両脚 2 4、 2 4の先端部分が末広がり状になっているとともに、 ビン体 2 1の股部分 2 9においても広く空いた状態になっている。 なお、 図 5 は両脚 2 4、 2 4の各外側に鋸歯状の刃 3 0を下向きに形成してあり、 図 6では外側の刃が緩やかな湾曲線状になっている。
さらに加えて、 第 1ないし第 3の各実施形態における頭部 3、 1 3、
2 3の頭頂形状は、 図 7、 図 8、 図 9のように凹状の円弧形状に形成し てもよく、 また図 1 0、 図 1 1、 図 1 2に示すように凸状の円弧形状に 形成してもよい。
以上のように構成されている各実施形態のビン体 1、 1 1、 2 1は、 座金 2を介在して各種の被固定物を軟弱ボードなどに固定するものであ るが、 この座金 2は次のように構成されている。
すなわち座金 2は図 1 3ないし図 1 6に示すように、 ビン体 1、 1 1、 2 1の脚 4、 1 4、 2 4の打ち込み方向を誘導し、 かつその打ち込み角 度を一定に保っための一対のガイ ド溝 3 1 と、 二股の各脚 4、 1 4、 2 4を拡開させ、 かつビン体の股部分 9、 1 9、 2 9で開脚状態を保持し 得る台座部 3 2 と、 被固定物の取付部分の抜孔に嵌まり込んで軟弱ボー ドなどの壁面に押圧される下面突部 3 3と、 抜孔の周縁に係止する鰐部
3 4と、 から構成されている。
一対のガイ ド溝 3 1、 3 1は、 台座部 3 2を挾んで両側に対向して配 設され、 かつ上下方向に貫通して切込まれた溝で、 その溝幅は打ち込ま れるビン体の肉厚とほぼ等しく形成されている。 また、 ガイ ド溝 3 1、 3 1の溝幅については、 図 5 8、 図 5 9や図 6 0、 図 6 1に示す如く、 ビン体の肉厚とほぼ等しい溝幅を一部に有し、 残余部分をそれよりも幅 広に形成してもよい。 図 5 6、 図 5 7の場合のように、 補強リブ 5 9を 設けたものについては、 リブの突出部分を含めた幅厚でガイ ド溝 3 1、 3 1の溝幅が設定される。 なお、 溝幅については許容公差及び成形上の 抜きテーパーが当然に考慮されている。 また、 対向配置された両ガイ ド 溝 3 1、 3 1の上側は、 打ち込まれたビン体の頭部が座金 2の上面から 突出しないように、 頭部の納まる収納溝 3 5がガイ ド溝 3 1、 3 1 と連 続して形成されている。
台座部 3 2は、 ガイ ド溝 3 1、 3 1によって打ち込み方向が誘導され ながら進入するビン体の両脚先端がスムーズに拡開するように断面台形 状に形成されているが (図 1 6参照) 、 必ずしもこれに限定されず、 断 面形状が方形または半円形であってもよい (図 1 7及び図 1 8参照) 。 すなわち、 図 1 6、 図 1 8の例では、 台座部 3 2の幅である、 2つのガ イ ド溝 3 1、 3 1同士の間隔が被固定物を固定するときにビン体 1の 2 本の脚 4、 4を導く方向に沿って広くなつていることにより、 開脚を容 易にしているが、 図 1 7のように台座部 3 2の幅が一定であっても、 ビ ン体 1の 2本の脚 4、 4の対向する面の間隔が途中で狭くなっているよ う構成することによ り、 同様に開脚が可能である。
そして両脚が跨がる台座部 3 2の最長の幅 (一対のガイ ド溝相互の最 大の間隔) は、 ビン体の両脚の最も狭い間隔よりも大きく設定され、 ビ ン体の両脚を拡開させる機能を有効に発揮できるようになつている。 ま た、 打ち込まれたビン体の股部分が台座部 3 2の上面に当接または接近 したときに、 台座部 3 2の側壁の少なく とも一部が開脚する両脚の内側 面に当接するように、 台座部 3 2の幅と、 股部分の近傍位置における両 脚の間隔と、 の関係が設定されており、 台座部 3 2によって股部分での 閧脚状態が保持できるようになっている。
下面突部 3 3は、 被固定物の取付け部分に施されている抜孔形状に合 わせて、 その形状を適宜変形して実施できる。 また、 鍔部 3 4は、 被固 定物の取付部材 3 6の肉厚に対応して、 図 1 9、 図 2 0、 図 2 1のよう に鍔部 3 4の形状を薄肉用に使用する平型と、 また、 図 2 2、 図 2 3、 図 2 4及び図 2 5、 図 2 6、 図 2 7に示すように、 厚肉用に使用するサ ラ型と、 いうように適宜変形して実施できる。 サラ型については鍔部 3 4の位置を座金 2の上面に対して面一状に設けることによって、 被固定 物の取付部材 3 6がー段と肉厚であっても対応できる (図 2 5、 図 2 6 参照) 。 符号 3 7は軟弱ボードである。 なお、 被固定物がポスターや力 レンダ一などビン体で直接に破断できるものである場合には、 図 6 9、 図 7 0に示すように、 座金 2には抜孔の周縁に係止するための鍔部 3 4 が必要でなく、 ビン体 1、 1 1、 2 1及び座金 2によって恰かも画錤の ようにして被固定物を止めることができる。
このように構成される座金 2は、 ポリカーボネート樹脂や A B S樹脂 などの耐衝撃性及び圧縮強度などの機械的強度の高い物性を持つ強靭な 材料で射出成形することによって、 安価なコス トで大量に生産可能であ る。 また、 ダイカス ト又は鍛造により金属成形してもよい。 さらに耐候 性に優れているセラミ ックを使用して製造してもよい。
次に、 本発明の物品固定具の使用方法を図 2 8ないし図 3 4に基づき 説明する。 ビン体は第 1実施形態のものを使用し、 被固定物は取付部分 3 8に抜孔 3 9 を穿設した引掛具 4 0を用いる。 まず、 軟弱ボ一ド 3 7 上の所定の取付箇所に引掛具 4 0をセッ トするとともに、 抜孔 3 9内に 座金 2の下面突部 3 3を嵌め込み、 ビン体 1の両脚 4、 4先端をガイ ド 溝 3 1、 3 1 に挿入して軟弱ボード 3 7に突き立てる (図 2 9参照) 。 次に、 頭部 3を金槌で打ち込んで鋸歯状の刃 1 0が軟弱ボード 3 7を切 り開き、 深く打ち込むにしたがって台座部 3 2によって両脚 4、 4の開 脚角度が大き くなり (図 3 0、 図 3 1、 図 3 2参照) 、 最後にはビン体 の股部分 9 において台座部 3 2が最も大きな開脚状態を保持して、 引掛 具 4 0をしつかり と固定する (図 3 3、 図 3 4参照) 。 なお、 この際、 座金の鍔部 3 4は抜孔 3 9の周縁を係止して引掛具 4 0が軟弱ボー ド 3 7から離脱するのを確実に阻止している。 また、 図 3 5は振動による緩 みを防止するために防振ゴムなどの緩衝材 4 1を取付部分 3 8を介在し て座金 2と軟弱ポード 37との間にセッ トした状態を示し、 さらに、 図 36は石こうボードにベニヤ板を裏打ちした軟弱ボード 37にビン体 1 を打ち込んでいく途中の状態を示すものである。
ビン体 1は脚の肉厚とほぼ同じ溝幅を有するガイ ド溝 3 1、 3 1に保 持されて両脚 4、 4が打ち込まれるので、 打ち込み角度を軟弱ボードに 対してほぼ垂直を保って行うことができ、 図 37、 図 38に示すような ビン体の捩れや変形を生じることがなく、 最適な状態でビン体を打ち込 むことが可能である。 さらに、 ピン体 1の股部分 9が広くなつているの で、 開脚に対する頭部 3に掛かる応力を広い範囲で分散でき、 ビン体の ス トレス破壊を防止することができる。
上述した使用例で説明したビン体 1は板厚 0. 6mn!〜 1. 2mmの 板厚の扳体を打ち抜いて成形したものであるが、 板厚 0. 8mm〜 l . 2mmであれば、 軽量気泡コンクリートや 5 mm厚のベニヤ板のボード には保持力を大きくすることができ、 この場合には脚の外側を鋸刃にす ると拡開がスムーズになり開き角度を大きくできる。 また、 板厚が 0. 6mn!〜 0. 8 mmであれば、 鋸刃なしでも薄刃の効果により、 あたか もナイ フのような切断力で脚の拡開がスムーズに行い得るとともに、 薄 肉であることとも相まって鋸刃のない分、 ビン体の引き抜いた跡穴が細 く、 かつ小さ くなるという利点がある。 ただし、 0. 6mn!〜 0. 7m m厚では、 石こうボードに充分使用できるが、 ベニヤ板では薄すぎて脚 が曲がってしまうことがある。 0. 8 mm厚の薄刃 (鋸刃でない) にす ると、 石こうボード、 軽量気泡コンク リート及び 5 mm厚さのベニヤ板 のいずれにも有効である。 なお、 0. 8 mm厚の鋸刃と同じ 0. 8mm 厚の鋸刃でない薄刃とでは、 鋸刃の方の固定強度が約 1 0〜 2 0 %髙か つた。 また図 5 6、 図 57のように補強リブ 5 9を設けたビン体 1 ( 1 1、 2 1 ) では、 よ り薄い板を用いて成形できるので、 頭部は曲がり易 く脚の拡開が一層スムーズに行うことができ、 ボードから引き抜く際に も頭部の腰が弱いので、 脚が元の閉じた状態にスムーズに戻り易い。 さ らに、 ビン体の開脚方向を水平方向にしてビンを打ち込んだ場合と、 該 開脚方向を垂直方向にしてビンを打ち込んだ場合とでは、 前者の場合の 方が壁面用引掛具において重い荷重を支えることができた。 ちなみに、 石膏ボード ( 9 . 5 m m厚) に、 鋸歯状のビンを打ち込んだ場合の最大 荷重は、 水平方向のものは 2 6 k gであり、 垂直方向のものは 1 5 k g であった。 また、 A L Cに鋸歯状のビンを打ち込んだ場合の最大荷重に ついては、 水平方向のものは 3 8 k gであり、 垂直方向のものは 1 8 k であった。
以上、 第 1実施形態のピン体 1を用いた場合について説明したが、 第 2実施形態及び第 3実施形態の各ビン体 1 1、 2 1についても同様であ り、 また同様の手順で使用することができることは言うまでもない。 図 3 9、 図 4 0、 図 4 1に示す使用例は、 三角状りングの吊下具 4 2 を係止するための係止溝 4 3を、 鍔部 3 4に代わり座金 2の側壁に対向 して設け、 天井用吊り具としたものである。 また図 4 2、 図 4 3は、 座 金 2を引掛具 4 0の取付部分 3 8に一体的に成形し、 ビン体 1で軟弱ボ —ド 3 7に固定した状態を示したものである。
また、 図 4 4は棚 4 4の取付けに使用した例であり、 図 4 5は天井に 照明器具 4 5の取付けに使用したものであり、 図 4 6はエアコン 4 6の 取付けに使用した例を示したものであって、 それぞれ本発明品の物品固 定具 Fを用いて軟弱ボード 3 7に固定した状態である。
さらに、 図 4 7、 図 4 8は雨樋固定具 4 7での使用例であり、 図 4 9、 図 5 0は配線固定具 4 8での使用例であり、 図 5 1、 図 5 2は外部電線 用配管固定具 4 9での使用例であって、 いずれも本発明品を示し、 座金 2において取付部材との関係で分離型と一体型とをそれそれ示している。 次に、 本発明品の物品固定具を用いて軟弱ボードなどに被固定物を取 り付けた後、 都合により取り外す必要が生じた場合、 ビン体を引き抜か なければならない。 この引き抜きに使用する座金押え 5 0は、 図 5 3、 図 5 4に示すように、 円板 5 1の中央部分に上下に貫通する抜穴 5 2が 設けてあって、 この抜穴 5 2の幅狭部 5 3には抜穴 5 2内に突入する一 対の舌片 5 4、 5 4が相対向して円板 5 1 と一体的に突設している。 こ の幅狭部 5 3は、 座金 2の周縁上面を両側から一対の舌片 5 4、 5 4で 上から押さえ得る程度の間隔が空いている。 また、 抜穴 5 2は、 一対の 舌片 5 4、 5 4で座金 2の周縁上面を上から押さえた際、 舌片 5 4、 5 4の対向方向と直交する方向の座金 2を真中にした両側に、 ベンチゃブ ライヤ一の少なく とも先部分が余裕をもって挿入できる程度の大きさを 有するように設定されている。
上記構成されている座金押え 5 0を用いて、 ビン体 1を引き抜くには、 まず、 座金 2の上面に露出しているビン体 1の頭頂部分を真中にして両 側から舌片 5 4、 5 4で座金 2の周縁上面を押さえ、 次いで座金 2の両 側にあいている抜穴 5 2の空所にプライヤー 5 5をあたかも座金 2を挾 むようにして先部分を挿入し、 次に、 座金 2から露出しているビン体の 頭部 3をプライヤー 5 5で両側から挟持し、 座金 2を座金押え 5 0で押 さえながらビン体 1を引き抜くものである (図 5 5参照) 。 引き抜いた 後の痕跡は刃の厚さ分だけの極めて微小なものである。 なお、 ビン体の 頭部 3の両側に膨出部 7、 7を設けたものや、 あるいは頭部 2 3の両側 に突起部 2 7、 2 7を設けたものについては、 ペンチやブライヤーとの 引っ掛かりができているので、 ビン体 1、 2 1の引き抜きに好都合であ る
なお、 本物品固定具を利用した使用例として、 図 6 2、 図 6 3、 図 6 4に示すように、 ビン体で壁面に予め固定した座金 2の鍔 3 4に、 裏側 から引掛具 6 0を係止して取り付けてもよい。 また、 図 6 5、 図 6 6、 図 6 7に示す例は、 引掛具 6 1を係止するための取付部材 6 2の上部に 台座部 3 2を備えた座金 2を一体的に埋設してビン体 1で上部を固定す るとともにその下部を普通の釘 6 3で固定し、 引掛具を強固に取り付け たものである。 さらに、 本発明の物品固定具においては、 ビン体の打ち 込み角度は壁面などに対してほぼ垂直であることが必ずしも必要でなく、 図 6 8に示すように傾斜した状態で打ち込んでもよい。 この場合にはビ ン体の両脚 4、 1 4、 2 4の打ち込み方向を誘導するガイ ド溝 3 1、 3 1は当然に傾斜した状態で設けてある。 産業上の利用可能性
以上のように本発明にかかる物品固定具によれば、 石こうボード、 軽 量気泡コンクリート (A L C ) あるいはベニヤなどの軟弱なボードの壁 面や天井に対して物品を取り付け、 固定するための製品を安価かつ、 大 量に製造することができるとともに、 ビン体の打ち込みも正確、 かつ確 実に行うことができ、 被固定物をしつかりと取り付けることができる。 また、 本発明にかかる物品固定具の取り外し方法によれば、 一旦打ち込 んだビン体を、 都合により簡便な操作で抜き取り、 本物品固定具を取り 外すことができる。

Claims

請 求 の 範 囲
1. ビン体と座金を組み合わせて被固定物を支持する物品固定具にお いて、
前記ビン体 ( 1、 1 1、 2 1 ) は、 金属板を打ち抜いて成形した偏平 形状をしており、 頭部 ( 3、 1 3、 2 3) から二股状に脚 (4、 1 4、 24) が連成されているとともに、 両脚の先端が末広がり状に尖らせて あり、
一方、 前記座金 ( 2 ) は、 前記の二股状の脚の打ち込み方向をそれそ れ誘導し、 かつ該打ち込み角度を一定に保っための一対のガイ ド溝 ( 3 1 ) を対向して設けてあり、 該一対のガイ ド溝 ( 3 1 ) 間には各ガイ ド 溝に挿通される二股の脚を拡開させ、 かつビン体の股部分 ( 9、 1 9、 29 ) で開脚状態を保持し得る台座部 ( 32 ) を備えている、
ことを特徴とする物品固定具。 . ビン体と座金を組み合わせて被固定物を支持する物品固定具にお いて、
前記ビン体 ( 1、 1 1、 2 1 ) は、 金属板を打ち抜いて成形した偏平 形状をしており、 頭部 ( 3、 1 3、 23 ) から二股状に脚 ( 4、 1 4、 24 ) が連成されているとともに、 両脚の先端が末広がり状に尖らせて あり、
一方、 前記座金 ( 2) は、 前記の二股状の脚の打ち込み方向をそれそ れ誘導し、 かつ該打ち込み角度を一定に保っための一対のガイ ド溝 ( 3 1 ) を対向して設けてあり、 該一対のガイ ド溝 ( 3 1 ) 間には各ガイ ド 溝に挿通される二股の脚を拡開させ、 かつピン体の股部分 ( 9、 1 9、
2 9 ) で開脚状態を保持し得る台座部 ( 32 ) を有し、 さらに被固定物 を係止する係止部 ( 34、 43 ) を備えている、
ことを特徴とする物品固定具。
3. 前記ビン体 ( 1、 1 1、 2 1 ) における各脚 ( 4、 14、 24) の偏平面に脚の長手方向に沿って補強リブ ( 59) を設けたことを特徴 とする請求項 1又は 2記載の物品固定具。
4. 前記ピン体 ( 1、 1 1 ) の股部分に両脚側へそれそれ湾入する凹 欠部 ( 8、 1 8 ) を設けてあることを特徴とする請求項 1、 2又は 3記 載の物品固定具。
5. 前記凹欠部 ( 8 ) に対応して頭部の両側に張出した膨出部 ( 7 ) を形成してあることを特徴とする請求項 4記載の物品固定具。
6. 前記頭部 ( 2 3 ) の両側に突起部 ( 27) を設けてあることを特 徴とする請求項 1、 2又は 3記載の物品固定具。
7. 前記一対の脚 ( 24) は中間部分の相互の間隔が最も狭くなるよ うに、 それそれ外側へ弓形に反り返っていることを特徴とする請求項 1、 2、 3又は 6記載の物品固定具。
8. 前記各脚 (4、 14、 24) の外側に鋸歯状の刃 ( 1 0、 2 0、 30) が下向きに形成してあることを特徴とする請求項 1、 2、 3、 4、 5、 6又は 7記載の物品固定具。
9. 前記座金 ( 2 ) が被固定物に一体的に取り付けてあることを特徴 とする請求項 1、 3、 4、 5、 6、 7又は 8記載の物品固定具。
1 0. 壁面又は天井面に座金を介在して被固定物を固定するために打 ち込んだビン体において、 座金よりそれそれ露出しているビン体の頭部 の頭頂部分及び頭部の両側を開放し、 かつ座金の周縁上面の一部を両側 から押圧する座金押え ( 5 0 ) を用いて、 打ち込まれたビン体の頭部の 両側をベンチ又はプライヤーで挾むことによってビン体を引き抜く こと を特徴とする物品固定具の取り外し方法。
1 1. 被固定物を固定するために固定箇所に進入可能な 2本の略平行 に伸長した脚 ( 4、 4 ) と、 前記 2本の脚の根元同士を接続する頭部 ( 3 ) とを有し、 前記 2本の脚は平板状であり、 全体が偏平かつ略 U字 状であるピン体 ( 1 ) と、
前記ビン体の前記 2本の脚をそれそれ導く 2つのガイ ド溝 ( 3 1、 3 1 ) を有し、 前記ビン体に外力が加わり、 前記 2本の脚がその先端から 前記根元に向って前記ガイ ド溝に沿って進行したとき、 前記 2本の脚が 開く よう、 前記ガイ ド溝の間に台座部 ( 3 2 ) を有する座金 ( 2 ) とを、 有する物品固定具。
1 2. 前記 2本の脚の対向する面同士の間隔が前記根元から前記先端 へ向って大きくなっている部分を有する請求項 1 1記載の物品固定具。
1 3. 前記台座部の幅である、 前記 2つのガイ ド溝同士の間隔が被固 定物を固定するときに前記脚を導く方向に沿って広くなつている請求項 1 1又は 1 2記載の物品固定具。
1 4 . 前記脚の先端から根元に向う部分に前記脚の幅が繰り返し変化 するような凹凸 ( 1 0 ) を設けた請求項 1 1ないし 1 3のいずれか 1つ に記載の物品固定具。
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