JPS5832883Y2 - 替刃鋸 - Google Patents
替刃鋸Info
- Publication number
- JPS5832883Y2 JPS5832883Y2 JP13716579U JP13716579U JPS5832883Y2 JP S5832883 Y2 JPS5832883 Y2 JP S5832883Y2 JP 13716579 U JP13716579 U JP 13716579U JP 13716579 U JP13716579 U JP 13716579U JP S5832883 Y2 JPS5832883 Y2 JP S5832883Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- saw blade
- hole
- insertion hole
- saw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は替刃鋸の改良に係り、殊更握り柄へ鋸身を所謂
ワンタッチ式の軽便に着脱操作できるよう定め、しかも
その組立状態にあっては極薄な鋸身それ自体の撓み力を
有効に活用しつつ、背金ヘガタツキや抜けなどの心配な
く堅牢に固定維持して、その耐用性向上と切断使用の安
定化を図ったものである。
ワンタッチ式の軽便に着脱操作できるよう定め、しかも
その組立状態にあっては極薄な鋸身それ自体の撓み力を
有効に活用しつつ、背金ヘガタツキや抜けなどの心配な
く堅牢に固定維持して、その耐用性向上と切断使用の安
定化を図ったものである。
以下、図示の実施態様に基いて本考案の具体的構成を説
明すると、その組立状態(製品)を表わした第1〜3図
並びに組立(製作)順序を示した第4図において、1は
例えば断面楕円形の木質製握り柄であり、その先端部中
心には割型の合掌一体化によって、縦に長い盲状の鋸取
付口2が画成されている。
明すると、その組立状態(製品)を表わした第1〜3図
並びに組立(製作)順序を示した第4図において、1は
例えば断面楕円形の木質製握り柄であり、その先端部中
心には割型の合掌一体化によって、縦に長い盲状の鋸取
付口2が画成されている。
3は握り柄1に対するドリル穿孔によって、鋸取付口2
と直交状に明けられた横に長い盲状のビス挿入孔(第4
図C参照)、4はその後このビス挿入孔3内の奥端部へ
圧入され、且つ接着剤の塗布により遊転防止された角ナ
ツトであり、その片面が鋸取付口2に臨んでいる(第4
図す参照)。
と直交状に明けられた横に長い盲状のビス挿入孔(第4
図C参照)、4はその後このビス挿入孔3内の奥端部へ
圧入され、且つ接着剤の塗布により遊転防止された角ナ
ツトであり、その片面が鋸取付口2に臨んでいる(第4
図す参照)。
5は次いで鋸取付口2へ挿入セットされた背金であり(
第4図C参照)、極薄な鋸身6の全体的屈撓乃至は歪曲
を防ぐ補強用として、鋸身6よりも厚肉な剛性金属板片
から断面の倒立U字形に曲成されており、これによって
第1図のように鋸身6の上縁部を抱持できるようになっ
ている。
第4図C参照)、極薄な鋸身6の全体的屈撓乃至は歪曲
を防ぐ補強用として、鋸身6よりも厚肉な剛性金属板片
から断面の倒立U字形に曲成されており、これによって
第1図のように鋸身6の上縁部を抱持できるようになっ
ている。
7はこの背金5の中子基端部に貫通形成された固定票挿
通孔であり、これに貫通横架された固定鋲8によって、
第3図のように背金5が握り柄1内に固定保持されてい
る。
通孔であり、これに貫通横架された固定鋲8によって、
第3図のように背金5が握り柄1内に固定保持されてい
る。
9は同じく背金5の中子中途部にやはり貫通されたビス
挿通孔であって、第2図並びに第4図C参照から示唆さ
れるように、上記角ナツト4よりも若干径小な円形とし
て、握り柄1の上記ビス挿入孔3と同君状態に開口して
いる。
挿通孔であって、第2図並びに第4図C参照から示唆さ
れるように、上記角ナツト4よりも若干径小な円形とし
て、握り柄1の上記ビス挿入孔3と同君状態に開口して
いる。
つまり、握り柄1のビス挿入孔3内に挿入された上記ナ
ツト4を、背金5によって抜は止め又は移動防止の完全
に封止しているわけである。
ツト4を、背金5によって抜は止め又は移動防止の完全
に封止しているわけである。
鋸身6は本考案の替刃鋸を形作るものとして、上記背金
5内へ挿脱自在に挿入セットされるものであり(第4図
C参照)、例えば約Q、3 mmという極薄のステンレ
ス鋼、その他の金属板から成り、その下縁部に切断用鋸
歯10を具備している。
5内へ挿脱自在に挿入セットされるものであり(第4図
C参照)、例えば約Q、3 mmという極薄のステンレ
ス鋼、その他の金属板から成り、その下縁部に切断用鋸
歯10を具備している。
11はこの鋸身6の中子中途部に明けられたビス貫通孔
であって、背金5の上記ビス挿通孔9と同芯状の円形を
呈しているが、その開口径Wは該ビス挿通孔9のそれよ
りも若干小さく設定されている。
であって、背金5の上記ビス挿通孔9と同芯状の円形を
呈しているが、その開口径Wは該ビス挿通孔9のそれよ
りも若干小さく設定されている。
12はこのビス貫通孔11と連通開口する如く、鋸身6
の同じく中子部に横長状として切り欠かれた挿入ガイド
溝であり、第1,3図のように背金5の固定票挿通孔7
と実質上同一の開口幅を有し、しかもビス貫通孔11の
上記開口栓Wよりも小さく開口設定されている、つまり
、鋸身6は背金固定鋲8を跨ぐよう挿入案内され、その
挿入終端に達したときに、そのビス貫通孔11が自ずと
背金5のビス挿通孔9や握り柄1のビス挿入孔3と合致
するようになっていると共に、径大開口のビス貫通孔1
1と径小開口のガイド溝12との連続により、その境界
部に突っ張り段線13が生成されているわけである。
の同じく中子部に横長状として切り欠かれた挿入ガイド
溝であり、第1,3図のように背金5の固定票挿通孔7
と実質上同一の開口幅を有し、しかもビス貫通孔11の
上記開口栓Wよりも小さく開口設定されている、つまり
、鋸身6は背金固定鋲8を跨ぐよう挿入案内され、その
挿入終端に達したときに、そのビス貫通孔11が自ずと
背金5のビス挿通孔9や握り柄1のビス挿入孔3と合致
するようになっていると共に、径大開口のビス貫通孔1
1と径小開口のガイド溝12との連続により、その境界
部に突っ張り段線13が生成されているわけである。
又、14は鋸身固定用のテーパービスであって、第4図
dの矢印で示す横方向から握り柄1のビス挿入孔3内へ
挿入され、背金5のビス挿通孔9並びに鋸身6のビス貫
通孔11を経て、角ナツト4へ螺合締付けられる。
dの矢印で示す横方向から握り柄1のビス挿入孔3内へ
挿入され、背金5のビス挿通孔9並びに鋸身6のビス貫
通孔11を経て、角ナツト4へ螺合締付けられる。
このビス14の径大軸部15は鋸身6のビス貫通孔11
よりも径大とされており、その径小なネジ軸部16との
相互間にテーパ一部17を具備している。
よりも径大とされており、その径小なネジ軸部16との
相互間にテーパ一部17を具備している。
そのため、このビス14をナツト4へ螺入進行させれば
、そのテーパ一部17によって鋸身6のビス貫通孔11
が第2図のように徐々に押し開かれる如く、該鋸身6そ
れ自体が撓み変形されて背金5へ強制的に抑圧固定され
ることになる。
、そのテーパ一部17によって鋸身6のビス貫通孔11
が第2図のように徐々に押し開かれる如く、該鋸身6そ
れ自体が撓み変形されて背金5へ強制的に抑圧固定され
ることになる。
この場合、握り柄1の木質内に収まっているナツト4は
、ネジ軸部16の螺進に伴ない抜は方向への移動力を受
けることになるが、これは背金5との衝当により封じら
れる。
、ネジ軸部16の螺進に伴ない抜は方向への移動力を受
けることになるが、これは背金5との衝当により封じら
れる。
18は上記ビス14のプラスチック製頭部であり、硬貨
により回動操作できるよう凹欠を設けても良い。
により回動操作できるよう凹欠を設けても良い。
又、テーパービス14の軸部全体にネジを刻成してもさ
しつかえない。
しつかえない。
尚、第1〜3図の組立状態から鋸身6を抜き出すに当っ
ては、テーパービス14を若干緩めるか又は抜き取って
後、握り柄1及び直接には背金5から鋸身6を引き抜け
ば良い。
ては、テーパービス14を若干緩めるか又は抜き取って
後、握り柄1及び直接には背金5から鋸身6を引き抜け
ば良い。
以上のように、本考案の替刃鋸では握り柄1のビス挿入
孔3に内挿したナツト4を、背金5そのものによって封
止すると共に、その背金5に保持された鋸身6のビス貫
通孔11を、背金5のビス挿通孔9よりも径小に開口形
成し、上記ビス挿入孔3からビス挿通孔9並びにビス貫
通孔11を経て、ナツト4に螺入されるテーパービス1
4の中途テーパ一部1Tによって、鋸身6のビス貫通孔
11を押し開くよう撓み変形させて、その鋸身6を背金
5へ抑圧固定している構成のため、鋸身6の極薄による
撓み力をそのまま有効に活用しつつ鋸身6を堅牢に固定
維持できるのであり、従って切断作業の安定に優れる。
孔3に内挿したナツト4を、背金5そのものによって封
止すると共に、その背金5に保持された鋸身6のビス貫
通孔11を、背金5のビス挿通孔9よりも径小に開口形
成し、上記ビス挿入孔3からビス挿通孔9並びにビス貫
通孔11を経て、ナツト4に螺入されるテーパービス1
4の中途テーパ一部1Tによって、鋸身6のビス貫通孔
11を押し開くよう撓み変形させて、その鋸身6を背金
5へ抑圧固定している構成のため、鋸身6の極薄による
撓み力をそのまま有効に活用しつつ鋸身6を堅牢に固定
維持できるのであり、従って切断作業の安定に優れる。
しかも、鋸身6の交換などに応じた着脱操作は、そのテ
ーパービス14を締付は又は緩めるだけで足るので、著
しく簡便であり、その締付は時にも鋸身6はビス14の
テーパ一部17によって徐々に変形されるため、破損な
どのおそれがなく円滑となる。
ーパービス14を締付は又は緩めるだけで足るので、著
しく簡便であり、その締付は時にも鋸身6はビス14の
テーパ一部17によって徐々に変形されるため、破損な
どのおそれがなく円滑となる。
又、ナツト4は背金5によって拘束封止されているため
、ビス14の締付は力に伴なうナツト4の抜は方向に沿
う移動が完全防止され、従い固定力の保持と耐久性に有
益である。
、ビス14の締付は力に伴なうナツト4の抜は方向に沿
う移動が完全防止され、従い固定力の保持と耐久性に有
益である。
更に、図示実施態様のように、背金5の固定鋲8を受は
入れ可能な挿入ガイド溝12を鋸身6に設けておけば、
該鋸身6の挿脱操作を円滑に行なえることは勿論、その
組立状態において鋸身6の第1図矢印P方向に亘る不正
な作用力乃至はグラツキも確実に防止でき、合理的な設
計と言える。
入れ可能な挿入ガイド溝12を鋸身6に設けておけば、
該鋸身6の挿脱操作を円滑に行なえることは勿論、その
組立状態において鋸身6の第1図矢印P方向に亘る不正
な作用力乃至はグラツキも確実に防止でき、合理的な設
計と言える。
加えて、このガイド溝12とビス貫通孔11との連通境
界には上記の突っ張り段線13が設けであるため、組立
状態において鋸身6に抜は方向の引っ張り力が作用して
も、この段線13が撓み変形していない状態においてビ
ス14に衝当することにより、その作用力に対抗するこ
とができ、従ってこの意味からも堅牢性などに優れる。
界には上記の突っ張り段線13が設けであるため、組立
状態において鋸身6に抜は方向の引っ張り力が作用して
も、この段線13が撓み変形していない状態においてビ
ス14に衝当することにより、その作用力に対抗するこ
とができ、従ってこの意味からも堅牢性などに優れる。
そして、上記構成によれば第4図の順序から示唆される
通り、握り柄1の作成並びにこれに対する背金5や鋸身
6の組立も至極簡単に行なえるのであり、何れにしても
実益犬な考案と言うことができる。
通り、握り柄1の作成並びにこれに対する背金5や鋸身
6の組立も至極簡単に行なえるのであり、何れにしても
実益犬な考案と言うことができる。
第1図は本考案の組立状態を示す一部破断側面図、第2
図は第1図のA−A線に沿う拡大断面図、第3図は同じ
<B−B線の拡大断面図、第4図a。 b、c、dは第2図と対応する断面図として表わした組
立又は製作順序の説明図である。 1・・・・・・握り柄、3・・・・・・ビス挿入孔、4
・・・・・・ナツト、5・・・・・・背金、6・・・・
・・鋸身、14・・・・・・テーパービス。
図は第1図のA−A線に沿う拡大断面図、第3図は同じ
<B−B線の拡大断面図、第4図a。 b、c、dは第2図と対応する断面図として表わした組
立又は製作順序の説明図である。 1・・・・・・握り柄、3・・・・・・ビス挿入孔、4
・・・・・・ナツト、5・・・・・・背金、6・・・・
・・鋸身、14・・・・・・テーパービス。
Claims (1)
- 握り柄1のビス挿入孔3に内挿したナツト4を背金5に
より封止すると共に、その背金5に保持された鋸身6の
ビス貫通孔11を、背金5のビス挿通孔9よりも径小に
開口形成し、上記ビス挿入孔3からビス挿通孔9並びに
ビス貫通孔11を経てナツト4に螺入されるテーパービ
ス14の中途テーパ一部17によって、鋸身6のビス貫
通孔11を押し開くよう撓み変形させて、その鋸身6を
背金5へ抑圧固定して成る替刃鋸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13716579U JPS5832883Y2 (ja) | 1979-10-02 | 1979-10-02 | 替刃鋸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13716579U JPS5832883Y2 (ja) | 1979-10-02 | 1979-10-02 | 替刃鋸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5653501U JPS5653501U (ja) | 1981-05-11 |
JPS5832883Y2 true JPS5832883Y2 (ja) | 1983-07-22 |
Family
ID=29368608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13716579U Expired JPS5832883Y2 (ja) | 1979-10-02 | 1979-10-02 | 替刃鋸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832883Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6802419B2 (en) | 2002-10-11 | 2004-10-12 | Bert Co Industries, Inc. | Package form and method of making a package |
-
1979
- 1979-10-02 JP JP13716579U patent/JPS5832883Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5653501U (ja) | 1981-05-11 |
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