JPS6212555Y2 - - Google Patents

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JPS6212555Y2
JPS6212555Y2 JP1982006965U JP696582U JPS6212555Y2 JP S6212555 Y2 JPS6212555 Y2 JP S6212555Y2 JP 1982006965 U JP1982006965 U JP 1982006965U JP 696582 U JP696582 U JP 696582U JP S6212555 Y2 JPS6212555 Y2 JP S6212555Y2
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JP
Japan
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saw blade
back metal
saw
handle
engagement hole
Prior art date
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Expired
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JP1982006965U
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JPS58110392U (ja
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Publication date
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Priority to JP696582U priority Critical patent/JPS58110392U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は替刃鋸における鋸刃の固定装置の改良
に関するものである。
鋸刃を背金に抜き差し自在に嵌めこみ、柄に螺
合された固定用ねじで柄に嵌入された鋸刃を固定
した替刃鋸としては、実公昭47−15749号及び実
公昭56−39601号が知られている。しかしなが
ら、前者は柄下端に螺合された固定ボルト先端で
鋸身の凹陥部を押圧して鋸身と背金を密着一体化
して柄に固定するようにしたものであるが、固定
ボルトの先端部分が極薄の鋸身の端面に直角に当
接して締めつけるのでボルトの先端面が傷つき易
く、かつ固定ボルトと鋸身の材質、硬度の相違は
この現象を生じ、ボルト締着にゆるみを生ずるこ
ととなり再び締めつけを要し、これを繰り返すう
ちにボルトのねじ部分にガタツキを生じるという
欠点があつた。
また後者に示すものは、この欠点を除去すべく
鋸身の背上辺に外嵌させた背金の頂部に凹孔を設
け、この凹孔に柄上辺に螺合した固定用ねじを螺
入して鋸刃を柄に締着せしめたのである。したが
つて、このものは固定用ねじの先端部が傷つけら
れることがなく鋸刃の柄に対する安定した強固な
固定が得られるのであるがその反面、固定用ねじ
による強固な締めつけによつて、極薄の鋸刃の下
面部が柄に食い込むことによつて柄が割れるとい
う現象が生じるという欠点があつた。
そこで本考案は、前記両公知の実施例の欠点を
解消すべくなされたものであつて、鋸刃を鋸刃固
定用治具でもつて背金に引きつけ挟着固定するも
のであつて、以下本考案の実施例を示した図面に
ついて説明すると、1は鋸の柄、2はこの柄1に
基部が嵌入固定された断面U字形の背金、3はこ
の背金2に着脱自在の鋸刃であつて、この鋸刃3
には柄に近い位置で、しかも背金2に鋸刃3を挟
着したとき背金2の下端縁4より少し下方に位置
する根元部分に第2図に示すように小円形状の係
合孔5が穿設されている。6は前記係合孔5に係
合するフツク部7と背金2に嵌合する嵌合部8と
該嵌合部8の上面部に固定用ねじ9を具えた鋸刃
固定用治具であつて、この鋸刃固定用治具6のフ
ツク部7を鋸刃3の係合孔5にさしこみ係合し、
背金2に嵌合している嵌合部8上面部の固定用ね
じ9を締めつけることによつて、鋸刃3は背金2
に引きつけられ挟着固定される。
10は背金2の頂面上に形成された凹所であつ
て、鋸刃3が背金2に挟着されたとき、鋸刃3の
係合孔5に対応する位置で、鋸刃固定用治具6の
嵌合部8上面に設けられた固定用ねじ9の締めつ
けにより、ねじ9の先端がこの凹所10に係着さ
れる。尚前記鋸刃3に穿設された係合孔5の形状
は、第4図に示す如くやや楕円形状の横長孔であ
つてもよく、また縦長孔の楕円形状にしてもよ
い。
この考案に係る鋸刃3の取り付け固定に当つて
は、先づ背金2に鋸刃3を挟装し、鋸刃固定用治
具6の嵌合部8を背金2の上部に嵌合し、フツク
部7を鋸刃3の係合孔5にさしこむことによつて
鋸刃3はフツク部7で係合され、背金2、鋸刃3
が鋸刃固定用治具6に抱持される。次いで固定用
ねじ9の締めつけでねじ先端が背金2の頂面を押
圧することによつてフツク部7が背金2にひきつ
けられ、これに係合する鋸刃3は背金に挟着固定
される。
該鋸刃3の取替えは、固定用ねじ9を弛めて係
合孔5に係合しているフツク部7を離脱すること
によつて簡単に取り外すことができる。
前記固定用ねじ9の先端は背金2頂面上の凹所
10に係着するもので、その係着位置を外れた
り、遊動することなくその締着は強固である。
尚このねじの形状を第5図に示すように先端を
尖角にし且つ硬化処置を施せば、係着はより確実
となり、又公知の凹所を形成しない背金に対して
も容易にその頂面に喰い込み係着し得る。
本考案は以上のように公知の実施例とは異なり
フツク部7・嵌合部8・固定用ねじ9を具えた鋸
刃固定用治具6と鋸刃3、背金2が適確に機能す
るように構成されており、極めて簡単迅速にかつ
確実に鋸刃と背金を強固に固定でき鋸の切断作業
における抵抗に対しても、鋸刃の遊動を完全に阻
止し得て作業能率乃至使用効率も著しく向上され
る。また既に市販され需要者の手持ちにする背金
付き替刃鋸の替え刃としても本考案の治具と鋸刃
を利用でき格段の効果を奏する等実用価値大であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は側面図、第2図は同要部拡大側断面図、第3
図は第2図のA−A線における拡大断面図、第4
図、第5図は他の実施例の要部側断面図である。 1……柄、2……背金、3……鋸刃、4……背
金の下端縁、5……係合孔、6……鋸刃固定用治
具、7……フツク部、8……嵌合部、9……固定
用ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面逆U字形の背金の基部が柄に嵌入固定され
    鋸刃が背金に着脱自在に形成されてなる替刃鋸に
    おいて、背金に挟着された鋸刃の柄に近い根元部
    分で、しかも背金の下端縁より少し下方に位置す
    る部分に係合孔5を穿設し、該係合孔5に係合す
    るフツク部7と背金2に嵌合する嵌合部8と該嵌
    合部8の上面部に固定用ねじ9を具えた鋸刃固定
    用治具6の前記フツク部7を係合孔5に係合する
    と共に嵌合部8を背金2に嵌合し固定用ねじ9の
    締めつけで、前記鋸刃3を背金2に引きつけ挟着
    固定するようにしてなるを特徴とする替刃鋸にお
    ける鋸刃固定装置。
JP696582U 1982-01-20 1982-01-20 替刃鋸における鋸刃固定装置 Granted JPS58110392U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP696582U JPS58110392U (ja) 1982-01-20 1982-01-20 替刃鋸における鋸刃固定装置

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JP696582U JPS58110392U (ja) 1982-01-20 1982-01-20 替刃鋸における鋸刃固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58110392U JPS58110392U (ja) 1983-07-27
JPS6212555Y2 true JPS6212555Y2 (ja) 1987-04-01

Family

ID=30019742

Family Applications (1)

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JP696582U Granted JPS58110392U (ja) 1982-01-20 1982-01-20 替刃鋸における鋸刃固定装置

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JP (1) JPS58110392U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4715749U (ja) * 1971-03-22 1972-10-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4715749U (ja) * 1971-03-22 1972-10-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58110392U (ja) 1983-07-27

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