JPH0520484Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0520484Y2 JPH0520484Y2 JP1987144989U JP14498987U JPH0520484Y2 JP H0520484 Y2 JPH0520484 Y2 JP H0520484Y2 JP 1987144989 U JP1987144989 U JP 1987144989U JP 14498987 U JP14498987 U JP 14498987U JP H0520484 Y2 JPH0520484 Y2 JP H0520484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw
- bolt
- insertion hole
- handle
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 16
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Sawing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本案は手挽き鋸の内特に替刃が可能な両刃鋸に
関するものである。
関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 替刃が可能な鋸は、鋸のコミ部を何等かの手段
で把手に固着しているもので、最も多用されてい
る手段は、把手に差し込まれたコミ部を把手外方
より蝶装するロツクネジで固着するようにしたも
のである。具体的にはロツクネジのテーパー部分
で鋸本体のコミ部透孔を押し広げて固着してな
り、テーパー部分をネジの先部に形成したもの
(実公昭58−42083号)、テーパー部分をネジ中間
に形成したもの(実公昭58−32883号)が知られ
ている。
点) 替刃が可能な鋸は、鋸のコミ部を何等かの手段
で把手に固着しているもので、最も多用されてい
る手段は、把手に差し込まれたコミ部を把手外方
より蝶装するロツクネジで固着するようにしたも
のである。具体的にはロツクネジのテーパー部分
で鋸本体のコミ部透孔を押し広げて固着してな
り、テーパー部分をネジの先部に形成したもの
(実公昭58−42083号)、テーパー部分をネジ中間
に形成したもの(実公昭58−32883号)が知られ
ている。
前記のネジのテーパー部を利用する固着手段は
コミ部自体を歪ませて固定してしまうので、背金
等が採用できない両刃鋸に於ては、鋸部分も撓ん
でしまう。またネジの先部をテーパーにしたもの
は、ネジが緩むと鋸が抜け易くなり危険であり、
またネジ中間部分をテーパーにしたものは、ネジ
を所定分引き出さなければ鋸が抜けなく、鋸の取
り替えに不便である。
コミ部自体を歪ませて固定してしまうので、背金
等が採用できない両刃鋸に於ては、鋸部分も撓ん
でしまう。またネジの先部をテーパーにしたもの
は、ネジが緩むと鋸が抜け易くなり危険であり、
またネジ中間部分をテーパーにしたものは、ネジ
を所定分引き出さなければ鋸が抜けなく、鋸の取
り替えに不便である。
(問題点を解決するための手段)
本案は前記の問題点を鑑み、鋸を把手にしつか
りと固着でき、且つ鋸の把手への着脱を容易とし
たものである。即ち本案鋸は把手体、鋸体及びロ
ツクネジで構成されているもので、把手体は把手
1の端面に従来のものと同様に鋸挿着孔を穿設
し、別に上下折曲端面aをテーパ一面とした受金
2と前記受金2に内置される押圧金3とを形成
し、受金2と押圧金3とを鋸挿着孔に内装すると
共に、受金2及び押圧金3にボルト挿通孔4,
4′を穿設し、把手1に前記ボルト挿通孔4,4
をより径大のネジ嵌合孔5を穿設してなるもので
ある。鋸体は鋸刃を形成した鋸本体6と、把手1
に挿着するコミ部7よりなり、コミ部7にボルト
挿通孔4″を穿設すると共に、ボルト挿通孔4″の
径より狭小の溝8をボルト挿通孔4″からコミ部
7の先端迄設けたものである。ロツクネジはナツ
トA及びボルトBよりなり、ナツトAはドライバ
ー溝を有する頭部9と前記把手1のネジ嵌合孔5
と合致する胴部10を有し、中央に捻子孔11を
設けたものである。ボルトBは頭部9′、胴部1
0′、ボルト部12よりなり胴部10′は前記した
ナツトAの胴部10と同様に形成し、胴部10′
の一方にボルト部12を突設したものであり、ボ
ルト部12は胴部より小径で各ボルト挿通孔4,
4′,4″に挿通し得るようにしたもので、その周
面捻子を刻設してなり、ボルト部12の胴部1
0′側に溝8を移動可能となるような切欠部13
を形成したものである。また頭部9′には前記切
欠部13の切欠方向を知る手段例えば頭部のドラ
イバー溝14を切欠方向と一致させるとか、或い
は切欠方向と一致するドライバー溝14を他のド
ライバー溝14′より太くする等の手段を施して
おくものである。
りと固着でき、且つ鋸の把手への着脱を容易とし
たものである。即ち本案鋸は把手体、鋸体及びロ
ツクネジで構成されているもので、把手体は把手
1の端面に従来のものと同様に鋸挿着孔を穿設
し、別に上下折曲端面aをテーパ一面とした受金
2と前記受金2に内置される押圧金3とを形成
し、受金2と押圧金3とを鋸挿着孔に内装すると
共に、受金2及び押圧金3にボルト挿通孔4,
4′を穿設し、把手1に前記ボルト挿通孔4,4
をより径大のネジ嵌合孔5を穿設してなるもので
ある。鋸体は鋸刃を形成した鋸本体6と、把手1
に挿着するコミ部7よりなり、コミ部7にボルト
挿通孔4″を穿設すると共に、ボルト挿通孔4″の
径より狭小の溝8をボルト挿通孔4″からコミ部
7の先端迄設けたものである。ロツクネジはナツ
トA及びボルトBよりなり、ナツトAはドライバ
ー溝を有する頭部9と前記把手1のネジ嵌合孔5
と合致する胴部10を有し、中央に捻子孔11を
設けたものである。ボルトBは頭部9′、胴部1
0′、ボルト部12よりなり胴部10′は前記した
ナツトAの胴部10と同様に形成し、胴部10′
の一方にボルト部12を突設したものであり、ボ
ルト部12は胴部より小径で各ボルト挿通孔4,
4′,4″に挿通し得るようにしたもので、その周
面捻子を刻設してなり、ボルト部12の胴部1
0′側に溝8を移動可能となるような切欠部13
を形成したものである。また頭部9′には前記切
欠部13の切欠方向を知る手段例えば頭部のドラ
イバー溝14を切欠方向と一致させるとか、或い
は切欠方向と一致するドライバー溝14を他のド
ライバー溝14′より太くする等の手段を施して
おくものである。
而かして鋸体のコミ部7を受金2と押圧金3と
の間に差し入れ、ロツクネジ(ボルト、ナツト)
を螺合して緊締すると、ナツトA及びボルトBの
各胴部の端面で受金2と押圧金3とを強く挟圧さ
れることになり、コミ部7の上下端面がテーパー
面aと当接して撓み方向に力が加わるが、受金2
と押圧金3とでコミ部7を強く抑えているためそ
の撓みが阻止され、コミ部7が撓むことなく受部
2と押圧金3とで強く一体化されて鋸が把手に装
着されるものである。
の間に差し入れ、ロツクネジ(ボルト、ナツト)
を螺合して緊締すると、ナツトA及びボルトBの
各胴部の端面で受金2と押圧金3とを強く挟圧さ
れることになり、コミ部7の上下端面がテーパー
面aと当接して撓み方向に力が加わるが、受金2
と押圧金3とでコミ部7を強く抑えているためそ
の撓みが阻止され、コミ部7が撓むことなく受部
2と押圧金3とで強く一体化されて鋸が把手に装
着されるものである。
またボルト、ナツトの螺合を緩め、ボルトBの
切欠部13が所定の方向即ち溝8と平行となる方
向でボルトBを止めると、鋸体は容易に把手1よ
り抜き出すことができるので、ボルト、ナツトの
螺合を完全に解除せずに鋸の取り替えができるも
のである。
切欠部13が所定の方向即ち溝8と平行となる方
向でボルトBを止めると、鋸体は容易に把手1よ
り抜き出すことができるので、ボルト、ナツトの
螺合を完全に解除せずに鋸の取り替えができるも
のである。
(考案の効果)
以上のように本案は鋸の把手への装着に、テー
パー端面を有する受金と押圧金との挾持を用い、
且つ挟圧するボルトに切欠部並びに切欠方向指示
を設けたものであるから、コミ部の撓曲が生じな
い強い挟持が可能となると共に、鋸の着脱が容易
となり鋸の取り替えがより簡単になつたものであ
る。
パー端面を有する受金と押圧金との挾持を用い、
且つ挟圧するボルトに切欠部並びに切欠方向指示
を設けたものであるから、コミ部の撓曲が生じな
い強い挟持が可能となると共に、鋸の着脱が容易
となり鋸の取り替えがより簡単になつたものであ
る。
第1図は各部材の斜視図、第2図はボルトを示
すものでイは正面図、ロは右側面図、第3図はナ
ツトの一部裁断した正面図、第4図は装着部分の
断面図である。 1は把手、2は受金、3は押圧金、4,4′,
4″はボルト挿通孔、5はネジ嵌合孔、6は鋸本
体、7はコミ部、8は溝、9,9′は頭部、10,
10′は胴部、11は捻子孔、12ボルト部、1
3は切欠部、14,14′はドライバー溝、Aは
ナツト、Bはボルト。
すものでイは正面図、ロは右側面図、第3図はナ
ツトの一部裁断した正面図、第4図は装着部分の
断面図である。 1は把手、2は受金、3は押圧金、4,4′,
4″はボルト挿通孔、5はネジ嵌合孔、6は鋸本
体、7はコミ部、8は溝、9,9′は頭部、10,
10′は胴部、11は捻子孔、12ボルト部、1
3は切欠部、14,14′はドライバー溝、Aは
ナツト、Bはボルト。
Claims (1)
- 把手の鋸挿着孔内に上下折曲端面をテーパ一面
とした受金と前記受金に内置される押圧金とを装
着すると共に、前記受金及び押圧金にボルト挿通
孔を穿設し、把手の当該ボルト挿通孔位置にボル
ト挿通孔より径大のネジ嵌合孔を穿設してなる把
手体と、コミ部にボルト挿通孔を穿つと共に、前
記ボルト挿通孔の径より狭小の溝を前記ボルト挿
通孔からコミ部先端迄形成した鋸体と、前記ネジ
嵌合孔と合致する胴部を有するナツトと、ナツト
と同様の胴部を有し、捻子を形成したボルト部を
胴部より突設し、ボルト部に鋸体の溝内を移動可
能とする切欠部を形成し、頭部に前記切欠部方向
を示す手段を施してなるボルトで形成したロツク
ネジよりなることを特徴とする手挽き鋸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987144989U JPH0520484Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987144989U JPH0520484Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6448201U JPS6448201U (ja) | 1989-03-24 |
JPH0520484Y2 true JPH0520484Y2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=31413183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987144989U Expired - Lifetime JPH0520484Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520484Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7099878B2 (ja) * | 2018-06-04 | 2022-07-12 | 朋之 近藤 | 手引き鋸 |
-
1987
- 1987-09-22 JP JP1987144989U patent/JPH0520484Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6448201U (ja) | 1989-03-24 |
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