JPWO2021014491A1 - 熱交換型換気装置 - Google Patents

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Abstract

熱交換型換気装置(100)は、室外からの空気を室内に給気するための給気風路と室内からの空気を室外に排気するための排気風路とが形成される箱状の筐体(1)と、給気風路内に配置される給気用送風機と、排気風路内に配置される排気用送風機と、筐体(1)内に配置されて給気風路内を流れる空気と排気風路内を流れる空気との間で熱交換させる熱交換素子と、筐体(1)内に配置される制御基板(15)とを備える。筐体(1)には、制御基板(15)の少なくとも一部を筐体(1)外へ引出可能な基板用開口部(16)が形成されている。

Description

本発明は、室外からの空気と室内からの空気との間で熱交換させながら換気を行う熱交換型換気装置に関する。
従来、建物に設置されて、室外からの空気と室内からの空気との間で熱交換させながら換気を行う熱交換型換気装置が知られている。
例えば、特許文献1には、箱状の筐体と、筐体内に配置されて室外からの空気と室内からの空気との間で熱交換させる熱交換素子と、筐体内で熱交換素子の上方に配置された制御基板とを備える熱交換型換気装置が開示されている。筐体の天板には、それぞれにダクトが接続される複数のダクト接続口と、筐体の内部と外部とを連通する開口部と、開閉可能であって閉じているときに開口部を覆う蓋とが設けられている。制御基板は、開口部の直下に配置されている。作業者は、制御基板への作業を、蓋を開けて開口部を通じて行うことができる。なお、制御基板への作業とは、制御基板にセンサーを接続する作業、制御の設定変更を行う作業などである。
国際公開第2009/090395号
しかし、蓋を開けて開口部を通じて制御基板への作業を行う特許文献1に記載の構造であると、制御基板を筐体内に入れたまま、制御基板への作業を行うことになる。そのため、制御基板への作業が行いにくいという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、制御基板への作業が行いやすくなる熱交換型換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる熱交換型換気装置は、室外からの空気を室内に給気するための給気風路と、室内からの空気を室外に排気するための排気風路とが形成される箱状の筐体と、給気風路内に配置される給気用送風機と、排気風路内に配置される排気用送風機と、筐体内に配置されて、給気風路内を流れる空気と排気風路内を流れる空気との間で熱交換させる熱交換素子と、筐体内に配置される制御基板と、を備える。筐体には、制御基板の少なくとも一部を筐体外へ引出可能な基板用開口部が形成されている。
本発明によれば、制御基板への作業が行いやすくなるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる熱交換型換気装置を示す分解斜視図 図1に示された熱交換型換気装置の組付状態を示す斜視図であって、熱交換型換気装置が建物の壁面に掛けられて設置された状態を示す図 図2に示された熱交換型換気装置から制御基板を筐体外に引き出した状態を示す斜視図 図2に示された熱交換型換気装置から各フィルターおよび各フィルター用蓋を取り外した状態を示す斜視図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の平面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の底面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の正面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の背面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の側面図 図9に示されたX−X線に沿った断面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の熱交換素子を示す斜視図 図6に示されたXII−XII線に沿った断面図 本発明の実施の形態2にかかる熱交換型換気装置の組付状態を示す斜視図であって、熱交換型換気装置が建物の壁面に掛けられて設置された状態を示す図 図13に示された熱交換型換気装置から制御基板を筐体外に引き出した状態を示す斜視図 図13に示された熱交換型換気装置から各フィルターおよび各フィルター用蓋を取り外した状態を示す斜視図 実施の形態2にかかる熱交換型換気装置の平面図 実施の形態2にかかる熱交換型換気装置の底面図 実施の形態2にかかる熱交換型換気装置の正面図 実施の形態2にかかる熱交換型換気装置の背面図 実施の形態2にかかる熱交換型換気装置の側面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる熱交換型換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100を示す分解斜視図である。図2は、図1に示された熱交換型換気装置100の組付状態を示す斜視図であって、熱交換型換気装置100が建物の壁面30に掛けられて設置された状態を示す図である。図3は、図2に示された熱交換型換気装置100から制御基板15を筐体1外に引き出した状態を示す斜視図である。図4は、図2に示された熱交換型換気装置100から各フィルター5,6,7および各フィルター用蓋20,21,22を取り外した状態を示す斜視図である。図1に示すように、熱交換型換気装置100は、筐体1と、熱交換素子2と、給気用送風機3と、排気用送風機4と、外気フィルター5と、排気フィルター6と、給気フィルター7とを備える。また、熱交換型換気装置100は、室外側吸込部8と、室内側吸込部9と、室内側吹出部10と、室外側吹出部11と、ドレンパン12と、ドレン口13と、操作部14と、制御基板15とを備える。熱交換型換気装置100は、室外からの空気と室内からの空気との間で熱交換させながら室内の換気を行う装置である。図2に示すように、熱交換型換気装置100は、建物の壁面30において天井面31付近に掛けられて設置されている。
筐体1は、熱交換型換気装置100の外殻を構成する箱状の部材である。筐体1の形状は、立方体状でもよいが、本実施の形態では直方体状である。筐体1は、天板1aと、底板1bと、正面板1cと、背板1dと、左側板1eと、右側板1fとを有する。本実施の形態では、筐体1のうち壁面30に接する板部を背板1dとし、背板1dを挟んで壁面30と反対側に配置される板部を正面板1cとする。なお、方向を説明する場合は、正面板1cの法線方向を前方とし、背板1dの法線方向を後方とし、正面板1cに対峙したユーザーから見た上下方向を上下方向とし、正面板1cに対峙したユーザーから見た左右方向を左右方向とする。
天板1aの法線は、上方を向く。天板1aの平面視形状は、矩形である。天板1aには、室外からの空気を筐体1内に吸い込むための室外側吸込部8と、室内からの空気を筐体1内に吸い込むための室内側吸込部9とが設けられている。天板1aには、室外からの空気を筐体1外へ吹き出すための室内側吹出部10と、室内からの空気を筐体1外へ吹き出すための室外側吹出部11とが設けられている。ダクト接続口である室外側吸込部8には、室外に繋がるダクト27aが接続される。ダクト接続口である室内側吸込部9には、室内に繋がるダクト27bが接続される。ダクト接続口である室内側吹出部10には、室内に繋がるダクト27cが接続される。ダクト接続口である室外側吹出部11には、室外に繋がるダクト27dが接続される。天板1aの上には、室外側吸込部8、室内側吸込部9、室内側吹出部10、室外側吹出部11および各ダクト27a,27b,27c,27dを隠すための意匠材28が配置されている。
図5は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の平面図である。ここで、天板1aの左右方向の中心を通って正面板1cおよび背板1dと垂直方向に延びる線を中心線Cとする。室内側吸込部9と室内側吹出部10は、中心線Cよりも左方に配置されている。室外側吸込部8と室外側吹出部11は、中心線Cよりも右方に配置されている。室外側吸込部8は、室外側吹出部11の前方に配置されている。室内側吹出部10は、室内側吸込部9の前方に配置されている。室外側吸込部8と室内側吹出部10とは、前後方向において一致する位置に配置されている。室内側吸込部9と室外側吹出部11とは、前後方向において一致する位置に配置されている。
図6は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の底面図である。底板1bの法線は、下方を向く。底板1bの底面視形状は、矩形である。底板1bは、天板1aの下方に天板1aから離れて配置されている。底板1bには、筐体1の内部と外部とを連通する基板用開口部16が形成されている。基板用開口部16は、筐体1外への制御基板15の引き出しおよび筐体1内への制御基板15の差し込みを行うための開口である。下方から見た基板用開口部16の形状は、矩形である。基板用開口部16は、底板1bの前後方向の中心よりも前方に配置されている。基板用開口部16は、本実施の形態では底板1bのうち正面板1cとの境界部の近くに配置されている。底板1bには、ドレン口13が設けられている。ドレン口13は、本実施の形態では底板1bの右後隅部の近くに配置されている。
図7は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の正面図である。正面板1cの法線は、正面となる前方を向く。正面板1cは、天板1aと底板1bとの前端部同士を繋いでいる。正面板1cの正面視形状は、矩形である。図4および図7に示すように、正面板1cには、筐体1の内部と外部とを連通する外気フィルター用開口部17、排気フィルター用開口部18および給気フィルター用開口部19が形成されている。
外気フィルター用開口部17は、筐体1内への外気フィルター5の取り付けおよび筐体1外への外気フィルター5の取り出しを行うための開口である。外気フィルター用開口部17は、正面板1cの左右方向の中心よりも右方に配置されている。前方から見た外気フィルター用開口部17の形状は、平行四辺形である。外気フィルター用開口部17は、上方から下方に向かうほど右側板1fに近付くように傾斜している。外気フィルター用蓋20は、開閉可能である。外気フィルター用蓋20は閉じているときに外気フィルター用開口部17を覆う。正面板1cのうち外気フィルター用開口部17よりも下方には、熱交換型換気装置100の運転開始、停止などを操作するための操作部14が設けられている。操作部14は、本実施の形態では正面板1cの右下隅部の近くに配置されている。
排気フィルター用開口部18は、筐体1内への排気フィルター6の取り付けおよび筐体1外への排気フィルター6の取り出しを行うための開口である。排気フィルター用開口部18は、正面板1cの左右方向の中心よりも左方に配置されており、外気フィルター用開口部17と同じ高さ位置に設けられている。前方から見た排気フィルター用開口部18の形状は、平行四辺形である。排気フィルター用開口部18は、上方から下方に向かうほど左側板1eに近付くように傾斜している。排気フィルター用蓋21は、開閉可能である。排気フィルター用蓋21は閉じているときに排気フィルター用開口部18を覆う。
給気フィルター用開口部19は、筐体1内への給気フィルター7の取り付けおよび筐体1外への給気フィルター7の取り出しを行うための開口である。給気フィルター用開口部19は、正面板1cの左右方向の中心よりも左方に配置されており、排気フィルター用開口部18の下方に配置されている。前方から見た給気フィルター用開口部19の形状は、平行四辺形である。給気フィルター用開口部19は、上方から下方に向かうほど右側板1fに近付くように傾斜している。給気フィルター用蓋22は、開閉可能である。給気フィルター用蓋22は閉じているときに給気フィルター用開口部19を覆う。
図8は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の背面図である。背板1dの法線は、後方を向く。背板1dは、天板1aと底板1bとの後端部同士を繋いでいる。背板1dの背面視形状は、矩形である。
図9は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の側面図である。右側板1fの法線は、右方を向く。右側板1fは、天板1aと底板1bとの右端部同士を繋いでいる。右側板1fの側面視形状は、矩形である。図8に示す左側板1eの法線は、左方を向く。左側板1eは、天板1aと底板1bとの左端部同士を繋いでいる。左側板1eの側面視形状は、矩形である。
図10は、図9に示されたX−X線に沿った断面図である。図10に示す実線の矢印Xは、室外から室内に向かう空気の流れ、すなわち給気の流れを示している。図10に示す破線の矢印Yは、室内から室外に向かう空気の流れ、すなわち排気の流れを示している。なお、図10では、説明の容易化のために、室外側吸込部8、室内側吹出部10を断面にしていない。筐体1内には、室外からの空気を室内に給気するための給気風路23と、室内からの空気を室外に排気するための排気風路24とが形成されている。給気風路23は、室外空気を室外側吸込部8から筐体1内に取り入れて、室内側吹出部10から室内に向けて給気する風路である。排気風路24は、室内空気を室内側吸込部9から筐体1内に取り入れて室外側吹出部11から室外に向けて排気する風路である。以下、上流側、下流側とは、給気風路23または排気風路24を流れる空気の流れ方向を基準とする。
給気風路23には、上流側から順に、外気フィルター5と熱交換素子2と給気用送風機3とが配置されている。給気風路23の一部は、結露の発生を抑制するために、図1に示す断熱部品25で形成されている。
排気風路24には、上流側から順に、排気フィルター6と熱交換素子2と排気用送風機4とが配置されている。排気風路24の一部は、結露の発生を抑制するために、図1に示す断熱部品25で形成されている。
熱交換素子2は、給気風路23内を流れる室外空気と排気風路24内を流れる室内空気との間で熱交換させる部材である。熱交換素子2は、筐体1内において、天板1aと台座12aとの間に設置されている。台座12aと底板1bとの間には、制御基板15を収容するためのスペース29が形成されている。熱交換素子2は、筐体1の左右方向の中央に配置されている。熱交換素子2は、本実施の形態では水平状態で設置されているが、傾いた状態で設置されてもよい。
図11は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の熱交換素子2を示す斜視図である。熱交換素子2の形状は、多角柱であれば特に制限されないが、本実施の形態では六角柱である。熱交換素子2は、互いに間隔を空けて配置される複数の仕切部材2aと、仕切部材2a同士の間隔を保持する複数の間隔保持部材2bとを備える。仕切部材2aは、平坦に加工されたシート状に形成されている。仕切部材2aと間隔保持部材2bとは、交互に積層されている。隣り合う仕切部材2aの間には、風路が形成されている。熱交換素子2には、室外からの空気が流れる風路と、室内からの空気が流れる風路とが交互に設けられている。熱交換素子2は、本実施の形態では室外からの空気の流れ方向と室内からの空気の流れ方向とが互いに直交する直交型の熱交換素子であるが、室外からの空気の流れ方向と室内からの空気の流れ方向とが180度異なる対向流型の熱交換素子でもよい。
仕切部材2aと間隔保持部材2bとを積層させた方向である積層方向は、本実施の形態では前後方向と一致しており、正面板1cおよび背板1dと垂直な方向である。なお、積層方向は、上下方向と一致して天板1aおよび底板1bと垂直な方向でもよいし、左右方向と一致して左側板1eおよび右側板1fと垂直な方向でもよい。仕切部材2aの材料を適宜変更することで、熱交換素子2を、顕熱交換および潜熱交換の両方を行える構成にしてもよいし、顕熱交換および潜熱交換のいずれか一方を行える構成にしてもよい。
図10に示すように、給気用送風機3は、給気風路23内に配置される送風機である。給気用送風機3は、室外側吸込部8から給気風路23内に空気を取り込み、室内側吹出部10から空気を室内へ向けて送風する。給気用送風機3は、熱交換素子2、外気フィルター5および給気フィルター7よりも下流側に配置されている。
排気用送風機4は、排気風路24内に配置される送風機である。排気用送風機4は、室内側吸込部9から排気風路24内に空気を取り込み、室外側吹出部11から空気を室外へ向けて送風する。排気用送風機4は、排気フィルター6および熱交換素子2よりも下流側に配置されている。
外気フィルター5は、給気風路23内に配置されて、室外からの空気中に含まれる塵埃を捕集する部材である。外気フィルター5は、室外側吸込部8よりも下流側で、熱交換素子2よりも上流側に配置されている。外気フィルター5は、熱交換素子2における室外空気の流入口に配置されている。外気フィルター5で塵埃を捕集することによって、塵埃の付着による熱交換素子2の目詰まりを抑制することができる。外気フィルター5は、筐体1の左右方向の中心よりも右方に配置されている。
給気フィルター7は、給気風路23内に配置されて、室外からの空気中に含まれる塵埃を捕集する部材である。給気フィルター7は、熱交換素子2よりも下流側で、室内側吹出部10よりも上流側に配置されている。給気フィルター7は、熱交換素子2における室外空気の流出口に配置されている。給気風路23内に2枚の外気フィルター5および給気フィルター7を設けることによって、室外からの空気をより一層清浄にすることができる。給気フィルター7は、筐体1の左右方向の中心よりも左方に配置されている。
排気フィルター6は、排気風路24内に配置されて、室内からの空気中に含まれる塵埃を捕集する部材である。排気フィルター6は、室内側吸込部9よりも下流側で、熱交換素子2よりも上流側に配置されている。排気フィルター6は、熱交換素子2における室内空気の流入口に配置されている。排気フィルター6は、筐体1の左右方向の中心よりも左方に配置されている。
ドレンパン12は、熱交換素子2の下方に配置されて、熱交換素子2で発生したドレン水を溜める部材である。ドレンパン12は、底板1bの上に配置されている。
ドレン口13は、ドレンパン12に溜められたドレン水を筐体1外へ排出する部材である。ドレン口13は、上下方向に延びる円筒状に形成されている。ドレン口13は、底板1bおよびドレンパン12を貫通している。ドレン口13の下端部は、底板1bよりも下方に突出している。ドレン口13の上端部は、ドレンパン12の底面と同じ高さ位置に設けられている。
制御基板15は、熱交換素子2の下方において、スペース29内に配置されている。制御基板15は、図示しないケーブルで図1に示す操作部14と電気的に接続されている。図1に示すように、制御基板15は、第1基板15aと、第2基板15bとを有する。第1基板15aは、図示しない電源と接続される基板である。第1基板15aは、下方に開口する箱状の第1基板ケース15c内に収容される。第2基板15bは、図示しないセンサーが接続される接続部、制御設定部などを有する基板である。第2基板15bに接続されるセンサーは、例えば、湿度センサー、COセンサーである。第2基板15bは、第2基板ケース15dに取り付けられている。
図12は、図6に示されたXII−XII線に沿った断面図である。第2基板ケース15dの上端部には、前方または後方に突出するリブ15eが形成されている。第2基板ケース15dの下端部には、基板用蓋15fが取り付けられている。第2基板ケース15dおよび第2基板15bが筐体1内に差し込まれたときに、基板用蓋15fは基板用開口部16を覆う。
底板1bには、第2基板15bを筐体1外へ引出可能な基板用開口部16が形成されている。基板用開口部16を通じて筐体1内から第2基板ケース15dおよび第2基板15bを下方に引き出すことによって、第2基板15bを筐体1外に露出させることができる。基板用開口部16の内壁には、第1壁部16aと、第2壁部16bと、連結壁部16cとが形成されている。第1壁部16aおよび第2壁部16bは、いずれも四角筒状に形成されている。第2壁部16bは、第1壁部16aよりも上方に配置される。第2壁部16bの開口面積は、第1壁部16aの開口面積よりも大きい。連結壁部16cは、第1壁部16aの上端部と第2壁部16bの下端部とを連結する平坦状の部分である。
基板用開口部16には、位置止め枠26が嵌め込まれている。位置止め枠26は、第1枠部26aと、第2枠部26bと、接触部26cとを有する。第1枠部26aは、第1壁部16aに嵌め込まれる四角枠状の部分である。第2枠部26bは、第2壁部16bに嵌め込まれる四角枠状の部分である。第2枠部26bの開口面積は、第1枠部26aの開口面積よりも大きい。接触部26cは、第1枠部26aの上端部と第2枠部26bの下端部とを繋ぐ平坦状の部分である。接触部26cは、連結壁部16cの上に配置されている。接触部26cは、第2基板15bが筐体1外に引き出された状態で、リブ15eに接触する。リブ15eと接触部26cとが互いに接触することで、筐体1内から引き出された第2基板ケース15dおよび第2基板15bが静止状態で保持される。リブ15eと接触部26cとは、筐体1外へ引き出された制御基板15を静止した状態で保持する保持部となる。
次に、熱交換型換気装置100の作用効果について説明する。
本実施の形態では、筐体1には、制御基板15の一部である第2基板15bを筐体1外へ引出可能な基板用開口部16が形成されている。そのため、基板用開口部16を通じて筐体1内から第2基板15bを引き出した状態で、第2基板15bへの作業を行うことができる。これにより、第2基板15bを筐体1内に入れたまま、筐体1に形成された開口部を通じて第2基板15bへの作業を行う場合に比べて、第2基板15bへの作業が行いやすくなる。
本実施の形態では、筐体1は下方を向く底板1bを有しており、底板1bには制御基板15の一部である第2基板15bを筐体1外へ引出可能な基板用開口部16が形成されている。そのため、熱交換型換気装置100を、建物の壁面30において天井面31付近に設置した場合でも、第2基板15bへの作業を低い位置で行うことができる。また、筐体1と床面との間に作業スペースを十分に確保することができる。これにより、第2基板15bへの作業が行いやすくなる。
本実施の形態では、筐体1内から第2基板15bを下方に引き出すため、熱交換型換気装置100を、建物の壁面30において天井面31付近に設置した場合でも、第2基板15bを見上げながら第2基板15bへの作業を行う必要がない。つまり、第2基板15bを正面から見ながら第2基板15bへの作業を行うことができる。これにより、第2基板15bへの作業がより一層行いやすくなる。また、基板用開口部16を底板1bに設けて筐体1内から第2基板15bを下方に引き出すため、意匠面となる正面板1cの意匠性が損なわれることがない。
筐体1において同じ板部に、例えば天板1aに基板用開口部16と意匠材28とダクト27a,27b,27c,27dとが設けられる場合には、熱交換型換気装置100の設置後に第2基板15bへの作業を行う際に意匠材28の撤去と再設置を行う必要があるとともに、天板1aの上に位置するダクト27a,27b,27c,27dが邪魔になる。そのため、第2基板15bへの作業が煩雑となる。これに対して、本実施の形態では、天板1aの上には、室外側吸込部8、室内側吸込部9、室内側吹出部10、室外側吹出部11および各ダクト27a,27b,27c,27dを隠す意匠材28が配置される。また、本実施の形態では、底板1bには、第2基板15bを筐体1外へ引出可能な基板用開口部16が形成されている。つまり、基板用開口部16と、意匠材28およびダクト27a,27b,27c,27dとが筐体1において異なる板部に設けられる。そのため、熱交換型換気装置100の設置後に第2基板15bへの作業を行う際に意匠材28の撤去および再設置を行う必要がないし、第2基板15bへの作業を行う際にダクト27a,27b,27c,27dが邪魔にならない。これにより、第2基板15bへの作業が行いやすくなる。
本実施の形態では、筐体1外へ引き出された第2基板ケース15dおよび第2基板15bを静止状態で保持するリブ15eおよび位置止め枠26を備える。第2基板ケース15dおよび第2基板15bが静止状態で保持されることによって、第2基板15bへの結線作業、第2基板15bへのセンサーの接続作業が行いやすくなる。
本実施の形態では、制御基板15は第1基板15aおよび第2基板15bを備えており、第2基板15bは基板用開口部16を通じて筐体1外へ引出可能である。これにより、センサーの交換、制御の設定変更などの作業が定期的に必要な第2基板15bのみを引き出して、第2基板15bへの作業を効率よく行うことができる。なお、本実施の形態では、制御基板15を第1基板15aと第2基板15bとに分離したが、第1基板15aと第2基板15bとを一体化して制御基板15を1つの基板にしてもよい。このようにすると、1つの基板を基板用開口部16から引き出すことで、制御基板15全体への作業が可能となる。
図10に示す給気風路23のうち熱交換素子2よりも上流側の部分は、圧力損失を出来る限り小さくするために、風路断面積を大きく確保することが望ましい。また、熱交換型換気装置100では、室外からの空気の清浄効果を高めることが求められる。しかし、製品サイズの制約上、給気風路23のうち熱交換素子2よりも上流側の部分の風路断面積が小さくなり、外気フィルター5を配置するスペースが小さくなることがある。その結果、外気フィルター5のサイズも小さくなり、空気の清浄効果が低減する場合がある。そこで、本実施の形態では、熱交換素子2と給気用送風機3との間に給気フィルター7をさらに配置する。つまり、熱交換素子2の上流側と下流側とで合計2枚のフィルター5,7が配置される。これにより、製品サイズの制約上、給気風路23のうち熱交換素子2よりも上流側の部分で外気フィルター5を配置するスペースが小さくなってしまう場合でも、空気の清浄効果を高めることができる。
なお、本実施の形態では、基板用開口部16を底板1bに形成したが、基板用開口部16を左側板1e、右側板1fなどに形成してもよい。また、本実施の形態では、熱交換型換気装置100を建物の壁面30において天井面31付近に設置したが、熱交換型換気装置100の設置場所を限定する趣旨ではない。例えば、熱交換型換気装置100は、建物の壁面30において床面付近に設置されてもよい。建物の壁面30において床面付近に熱交換型換気装置100を設置する場合には、例えば天板1a、左側板1eまたは右側板1fに基板用開口部16を形成すると、第2基板15bへの作業が行いやすくなる。また、熱交換型換気装置100は、建物の天井面31に設置されてもよい。建物の天井面31に熱交換型換気装置100を設置する場合には、例えば底板1b、左側板1eまたは右側板1fに基板用開口部16を形成すると、第2基板15bへの作業が行いやすくなる。
実施の形態2.
図13は、本発明の実施の形態2にかかる熱交換型換気装置100の組付状態を示す斜視図であって、熱交換型換気装置100が建物の壁面30に掛けられて設置された状態を示す図である。図14は、図13に示された熱交換型換気装置100から制御基板15を筐体1外に引き出した状態を示す斜視図である。図15は、図13に示された熱交換型換気装置100から各フィルター5,6,7および各フィルター用蓋20,21,22を取り外した状態を示す斜視図である。本実施の形態では、室外側吸込部8、室内側吸込部9、室内側吹出部10、室外側吹出部11を左右が反転するように配置した点が実施の形態1と相違する。また、本実施の形態では、筐体1を180度回転させて配置した点が実施の形態1と相違する。なお、実施の形態2では、前記した実施の形態1と重複する部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図16は、実施の形態2にかかる熱交換型換気装置100の平面図である。図17は、実施の形態2にかかる熱交換型換気装置100の底面図である。図18は、実施の形態2にかかる熱交換型換気装置100の正面図である。図19は、実施の形態2にかかる熱交換型換気装置100の背面図である。図20は、実施の形態2にかかる熱交換型換気装置100の側面図である。以下、本実施の形態にかかる熱交換型換気装置100と、図2から図5および図10に示す実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100とを比べながら説明する。
図16に示す室外側吸込部8、室内側吸込部9、室内側吹出部10および室外側吹出部11は、図5に示した例と左右が反転するように配置されている。具体的には、室内側吸込部9と室内側吹出部10は、中心線Cよりも右方に配置されている。室外側吸込部8と室外側吹出部11は、中心線Cよりも左方に配置されている。
図15に示す外気フィルター用開口部17、操作部14、排気フィルター用開口部18および給気フィルター用開口部19は、図4に示した例と左右が反転するように配置されている。具体的には、外気フィルター用開口部17は、正面板1cの左右方向の中心よりも左方に配置されている。外気フィルター用開口部17は、上方から下方に向かうほど左側板1eに近付くように傾斜している。操作部14は、本実施の形態では正面板1cの左下隅部の近くに配置されている。排気フィルター用開口部18は、正面板1cの左右方向の中心よりも右方に配置されている。排気フィルター用開口部18は、上方から下方に向かうほど右側板1fに近付くように傾斜している。給気フィルター用開口部19は、正面板1cの左右方向の中心よりも右方に配置されている。給気フィルター用開口部19は、上方から下方に向かうほど左側板1eに近付くように傾斜している。
図13から図15に示す筐体1内に配置される部品、すなわち各フィルター5,6,7、各フィルター用蓋20,21,22、図示しない給気用送風機、図示しない排気用送風機なども、図2から図4に示した例と左右が反転するように配置されている。具体的には、外気フィルター5および外気フィルター用蓋20は、筐体1の左右方向の中心よりも左方に配置されている。排気フィルター6および排気フィルター用蓋21は、筐体1の左右方向の中心よりも右方に配置されている。給気フィルター7および給気フィルター用蓋22は、筐体1の左右方向の中心よりも右方に配置されている。図示は省略するが、給気用送風機3は、図10に示した例では筐体1の左右方向の中心よりも左方に配置されたが、本実施の形態では筐体1の左右方向の中心よりも右方に配置される。排気用送風機4は、図10に示した例では筐体1の左右方向の中心よりも右方に配置されたが、本実施の形態では筐体1の左右方向の中心よりも左方に配置される。
また、図13から図15に示す筐体1は、図2から図4に示す筐体1を、底板1bの幾何中心を通る上下方向の軸を回転軸として180度回転させた状態になっている。そのため、基板用開口部16およびドレン口13は、図2から図4に示した例と180度回転させた位置に配置されている。具体的には、基板用開口部16は、底板1bの前後方向の中心よりも後方に配置されている。基板用開口部16は、本実施の形態では底板1bのうち背板1dとの境界部の近くに配置されている。ドレン口13は、本実施の形態では底板1bの左前隅部の近くに配置されている。但し、図2から図4に示す筐体1を180度回転させると、各フィルター用開口部17,18,19、各フィルター5,6,7、各フィルター用蓋20,21,22、操作部14などが壁面30を向いてしまう。そのため、本実施の形態では、図2から図4に示す筐体1を180度回転させたときに各フィルター用開口部17,18,19などが配置される板部と、正面を向く板部とを入れ替えている。
また、図2から図4に示す筐体1を180度回転させると、第2基板15bの部品面が壁面30を向いてしまう。そのため、第2基板15bの部品面が正面を向くように第2基板15bを反転させている。つまり、底板1bの幾何中心を通る上下方向の軸を回転軸として筐体1を180度回転させた状態でも、第2基板15bの部品面が壁面30と反対側を向くように第2基板15bは筐体1に配置されている。これにより、筐体1および各部品の位置が異なる製品においても、共通の第2基板15bを使用することができるため、製品ごとに異なる第2基板15bを用意する必要がなくなる。
実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100と実施の形態2にかかる熱交換型換気装置100との2種類の装置を製造するにあたり、主要部品である室外側吸込部8などの左右を反転させつつ主要部品である筐体1を180度回転させるとともに、筐体1の板部などの一部を入れ替えている。つまり、主要部品を共用して部品の一部を変更するだけで、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100と実施の形態2にかかる熱交換型換気装置100とを製造することができるため、製造の効率化を図ることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 筐体、1a 天板、1b 底板、1c 正面板、1d 背板、1e 左側板、1f右側板、2 熱交換素子、2a 仕切部材、2b 間隔保持部材、3 給気用送風機、4 排気用送風機、5 外気フィルター、6 排気フィルター、7 給気フィルター、8 室外側吸込部、9 室内側吸込部、10 室内側吹出部、11 室外側吹出部、12 ドレンパン、12a 台座、13 ドレン口、14 操作部、15 制御基板、15a 第1基板、15b 第2基板、15c 第1基板ケース、15d 第2基板ケース、15e リブ、15f 基板用蓋、16 基板用開口部、16a 第1壁部、16b 第2壁部、16c 連結壁部、17 外気フィルター用開口部、18 排気フィルター用開口部、19 給気フィルター用開口部、20 外気フィルター用蓋、21 排気フィルター用蓋、22 給気フィルター用蓋、23 給気風路、24 排気風路、25 断熱部品、26 位置止め枠、26a 第1枠部、26b 第2枠部、26c 接触部、27a,27b,27c,27d ダクト、28 意匠材、29 スペース、30 壁面、31 天井面、100 熱交換型換気装置、C 中心線。

Claims (9)

  1. 室外からの空気を室内に給気するための給気風路と、室内からの空気を室外に排気するための排気風路とが形成される箱状の筐体と、
    前記給気風路内に配置される給気用送風機と、
    前記排気風路内に配置される排気用送風機と、
    前記筐体内に配置されて、前記給気風路内を流れる空気と前記排気風路内を流れる空気との間で熱交換させる熱交換素子と、
    前記筐体内に配置される制御基板と、を備え、
    前記筐体には、前記制御基板の少なくとも一部を前記筐体外へ引出可能な基板用開口部が形成されていることを特徴とする熱交換型換気装置。
  2. 前記筐体は、下方を向く底板を有しており、
    前記底板には、前記基板用開口部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換型換気装置。
  3. 前記筐体は、上方を向く天板を有しており、
    前記天板には、前記筐体の内外を連通し、ダクトが接続されるダクト接続口が設けられており、
    前記天板の上には、前記ダクト接続口および前記ダクトを隠す意匠材が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換型換気装置。
  4. 前記筐体外へ引き出された前記制御基板を静止した状態で保持する保持部をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の熱交換型換気装置。
  5. 前記制御基板は、複数の基板を備えており、
    前記複数の基板のうちの少なくとも1つは、前記基板用開口部を通じて前記筐体外へ引出可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換型換気装置。
  6. 前記制御基板は、1つの基板であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換型換気装置。
  7. 前記筐体は、建物の壁面に設置されており、
    前記制御基板の部品面は、前記壁面と反対側を向くことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の熱交換型換気装置。
  8. 前記筐体には、
    室外からの空気を前記筐体内に吸い込むための室外側吸込部と、
    室内からの空気を前記筐体内に吸い込むための室内側吸込部と、
    室外からの空気を前記筐体外へ吹き出すための室内側吹出部と、
    室内からの空気を前記筐体外へ吹き出すための室外側吹出部と、
    前記給気風路内に配置される外気フィルターと、
    前記給気風路内に配置される給気フィルターと、
    前記排気風路内に配置される排気フィルターと、が設けられており、
    前記筐体のうち前記壁面に接する板部を背板とし、前記背板を挟んで前記壁面と反対側に配置される板部を正面板とし、前記正面板に対峙したユーザーから見た左右方向を左右方向としたときに、
    前記室内側吸込部、前記室内側吹出部、前記給気フィルターおよび前記排気フィルターは、前記筐体の左右方向の中心よりも左方に配置されており、
    前記室外側吸込部、前記室外側吹出部および前記外気フィルターは、前記筐体の左右方向の中心よりも右方に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の熱交換型換気装置。
  9. 前記筐体には、
    室外からの空気を前記筐体内に吸い込むための室外側吸込部と、
    室内からの空気を前記筐体内に吸い込むための室内側吸込部と、
    室外からの空気を前記筐体外へ吹き出すための室内側吹出部と、
    室内からの空気を前記筐体外へ吹き出すための室外側吹出部と、
    前記給気風路内に配置される外気フィルターと、
    前記給気風路内に配置される給気フィルターと、
    前記排気風路内に配置される排気フィルターと、が設けられており、
    前記筐体のうち前記壁面に接する板部を背板とし、前記背板を挟んで前記壁面と反対側に配置される板部を正面板とし、前記正面板に対峙したユーザーから見た左右方向を左右方向としたときに、
    前記室内側吸込部、前記室内側吹出部、前記給気フィルターおよび前記排気フィルターは、前記筐体の左右方向の中心よりも右方に配置されており、
    前記室外側吸込部、前記室外側吹出部および前記外気フィルターは、前記筐体の左右方向の中心よりも左方に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の熱交換型換気装置。
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