JP7237190B2 - 熱交換型換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換素子を通して空気を通過させる熱交換風路と、熱交換素子を迂回して空気を通過させるバイパス風路とを有する熱交換型換気装置に関する。
従来、建物に設置されて、室外からの空気と室内からの空気との間で熱交換させながら換気を行う熱交換型換気装置が知られている。熱交換型換気装置では、筐体の内部に給気風路と排気風路とが設けられている。給気風路には、室外から室内に向かう空気が通過する。排気風路には、室内から室外に向かう空気が通過する。筐体の内部には、給気風路を通過する空気と排気風路を通過する空気との間で熱交換させる熱交換素子が設けられている。
このような熱交換型換気装置では、筐体の内部に設けられた給気風路と排気風路の一方または両方で、熱交換素子を通さずに空気を通過させることのできるバイパス風路が設けられる場合がある。バイパス風路が設けられた熱交換型換気装置では、給気風路および排気風路のように熱交換素子を通過する熱交換風路とバイパス風路とを切り替えるダンパーが設けられる。
熱交換型換気装置のような換気装置に設けられるダンパーは、特許文献1に開示されているように、ダンパー自身が持つ軸部を中心に回転可能に支持されて筐体の内部に設けられている。ダンパーは、軸部を中心に回転することで、熱交換風路とバイパス風路とを切り替える。
特開2018-119761号公報
しかしながら、ダンパーの軸部はその両端が別々の部材で支持されているため、部品点数が増大して、組立性の悪化および製造コストの増大を招くという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、組立性の向上および製造コストの増大を抑えつつ、熱交換風路とバイパス風路とを切り替えるダンパーを設けることができる熱交換型換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる熱交換型換気装置は、室外からの空気を吸い込むための室外側吸込口と、室内からの空気を吸い込むための室内側吸込口と、室外からの空気を吹き出すための室内側吹出口と、室内からの空気を吹き出すための室外側吹出口と、が形成された筐体を備える。熱交換型換気装置は、筐体の内部に設けられて室外側吸込口と室内側吹出口とを結ぶ給気風路と、筐体の内部に設けられて室内側吸込口と室外側吹出口とを結ぶ排気風路と、筐体の内部に収容されて給気風路を通過する空気と排気風路を通過する空気との間で熱交換させる熱交換素子と、を備える。熱交換型換気装置は、熱交換素子よりも上流で給気風路または排気風路のいずれか一方の風路の内壁を構成する第1の壁面に形成された上流開口と、熱交換素子よりも下流で一方の風路の内壁に形成された下流開口とを結ぶバイパス風路と、熱交換素子よりも上流で一方の風路の内壁を構成する第2の壁面から延びる延出部と、第2の壁面から離れた位置で延出部に設けられた筒状形状の筒部と、を備える。熱交換型換気装置は、筒部に一端が差し込まれ、他端が第2の壁面に向かって延びる軸部と、軸部と一体に形成された板部と、を備える。板部は、軸部を中心に回転することで、上流開口を塞ぐ位置と、上流開口を開放する位置とに移動する。
本発明にかかる熱交換型換気装置は、組立性の向上および製造コストの増大を抑えつつ、バイパス風路の入口となる開口を開閉するダンパーを設けることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる熱交換型換気装置を示す分解斜視図 図1に示された熱交換型換気装置の組付状態を示す斜視図であって、熱交換型換気装置が建物の壁面に掛けられて設置された状態を示す図 図2に示された熱交換型換気装置から制御基板を筐体外に引き出した状態を示す斜視図 図2に示された熱交換型換気装置から各フィルターおよび各フィルター用蓋を取り外した状態を示す斜視図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の平面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の底面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の正面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の背面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の右側面図 図9に示されたX-X線に沿った断面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の熱交換素子を示す斜視図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置に設けられたバイパス風路の概略構成を示す模式図であって、バイパス風路の入口が閉塞された状態を示す図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置に設けられたバイパス風路の概略構成を示す模式図であって、バイパス風路の入口が開放された状態を示す図 図9に示すXIV-XIV線に沿った断面図であって、バイパス風路の入口が閉塞された状態を示す図 図9に示すXIV-XIV線に沿った断面図であって、バイパス風路の入口が開放された状態を示す図 実施の形態1におけるダンパーユニットの斜視図 実施の形態1におけるダンパーユニットの分解斜視図 実施の形態1におけるダンパーを図17に示す矢印Pに沿って見た図 実施の形態1における壁面構成部を図17に示す矢印Pに沿って見た図 実施の形態1におけるダンパーと壁面構成部とキャップとを組み合わせて、図17に示す矢印Pに沿って見た図 実施の形態1における壁面構成部を第2の壁面の裏側から見た斜視図 実施の形態1における壁面構成部を第2の壁面の裏側から見た斜視図であって、貫通孔にキャップが差し込まれた状態を示す図 実施の形態1におけるキャップが貫通孔に差し込まれた部分の部分拡大断面図 実施の形態1におけるキャップが貫通孔に差し込まれた部分の部分拡大断面図であって、変形例にかかるキャップと壁構成部を示す図 実施の形態1におけるダンパーの壁面構成部への取付け方法について説明する図 比較例にかかるダンパーの壁面構成部への取付け方法について説明する図 板部を小さくした例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる熱交換型換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100を示す分解斜視図である。図2は、図1に示された熱交換型換気装置100の組付状態を示す斜視図であって、熱交換型換気装置100が建物の壁面30に掛けられて設置された状態を示す図である。図3は、図2に示された熱交換型換気装置100から制御基板15を筐体1外に引き出した状態を示す斜視図である。図4は、図2に示された熱交換型換気装置100から各フィルター5,6,7および各フィルター用蓋20,21,22を取り外した状態を示す斜視図である。図1に示すように、熱交換型換気装置100は、筐体1と、熱交換素子2と、給気用送風機3と、排気用送風機4と、外気フィルター5と、排気フィルター6と、給気フィルター7とを備える。また、熱交換型換気装置100は、室外側吸込口8と、室内側吸込口9と、室内側吹出口10と、室外側吹出口11と、ドレンパン12と、ドレン口13と、操作部14と、制御基板15とを備える。熱交換型換気装置100は、室外からの空気と室内からの空気との間で熱交換させながら室内の換気を行う装置である。図2に示すように、熱交換型換気装置100は、建物の壁面30において天井面31付近に掛けられて設置されている。
筐体1は、熱交換型換気装置100の外殻を構成する箱状の部材である。筐体1の形状は、立方体状でもよいが、本実施の形態では直方体状である。筐体1は、天板1aと、底板1bと、正面板1cと、背板1dと、左側板1eと、右側板1fとを有する。本実施の形態では、筐体1のうち壁面30に接する板部を背板1dとし、背板1dを挟んで壁面30と反対側に配置される板部を正面板1cとする。なお、方向を説明する場合は、正面板1cの法線方向を前方とし、背板1dの法線方向を後方とし、正面板1cに対峙したユーザーから見た上下方向を上下方向とし、正面板1cに対峙したユーザーから見た左右方向を左右方向とする。
天板1aの法線は、上方を向く。天板1aの平面視形状は、矩形である。天板1aには、室外からの空気を筐体1内に吸い込むための室外側吸込口8と、室内からの空気を筐体1内に吸い込むための室内側吸込口9とが設けられている。天板1aには、室外からの空気を筐体1外へ吹き出すための室内側吹出口10と、室内からの空気を筐体1外へ吹き出すための室外側吹出口11とが設けられている。ダクト接続口である室外側吸込口8には、室外に繋がるダクト27aが接続される。ダクト接続口である室内側吸込口9には、室内に繋がるダクト27bが接続される。ダクト接続口である室内側吹出口10には、室内に繋がるダクト27cが接続される。ダクト接続口である室外側吹出口11には、室外に繋がるダクト27dが接続される。天板1aの上には、室外側吸込口8、室内側吸込口9、室内側吹出口10、室外側吹出口11および各ダクト27a,27b,27c,27dを隠すための意匠材28が配置されている。
図5は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の平面図である。ここで、天板1aの左右方向の中心を通って正面板1cおよび背板1dと垂直方向に延びる線を中心線Cとする。室内側吸込口9と室内側吹出口10は、中心線Cよりも左方に配置されている。室外側吸込口8と室外側吹出口11は、中心線Cよりも右方に配置されている。室外側吸込口8は、室外側吹出口11の前方に配置されている。室内側吹出口10は、室内側吸込口9の前方に配置されている。室外側吸込口8と室内側吹出口10とは、前後方向において一致する位置に配置されている。室内側吸込口9と室外側吹出口11とは、前後方向において一致する位置に配置されている。
図6は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の底面図である。底板1bの法線は、下方を向く。底板1bの底面視形状は、矩形である。底板1bは、天板1aの下方に天板1aから離れて配置されている。底板1bには、筐体1の内部と外部とを連通する基板用開口部16が形成されている。基板用開口部16は、筐体1外への制御基板15の引き出しおよび筐体1内への制御基板15の差し込みを行うための開口である。下方から見た基板用開口部16の形状は、矩形である。基板用開口部16は、底板1bの前後方向の中心よりも前方に配置されている。基板用開口部16は、本実施の形態では底板1bのうち正面板1cとの境界部の近くに配置されている。底板1bには、ドレン口13が設けられている。ドレン口13は、本実施の形態では底板1bの右後隅部の近くに配置されている。
図7は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の正面図である。正面板1cの法線は、正面となる前方を向く。正面板1cは、天板1aと底板1bとの前端部同士を繋いでいる。正面板1cの正面視形状は、矩形である。図4および図7に示すように、正面板1cには、筐体1の内部と外部とを連通する外気フィルター用開口部17、排気フィルター用開口部18および給気フィルター用開口部19が形成されている。
外気フィルター用開口部17は、筐体1内への外気フィルター5の取り付けおよび筐体1外への外気フィルター5の取り出しを行うための開口である。外気フィルター用開口部17は、正面板1cの左右方向の中心よりも右方に配置されている。前方から見た外気フィルター用開口部17の形状は、長方形である。外気フィルター用開口部17は、上方から下方に向かうほど右側板1fに近付くように傾斜している。外気フィルター用蓋20は、着脱により開閉可能である。外気フィルター用蓋20は閉じているときに外気フィルター用開口部17を覆う。正面板1cのうち外気フィルター用開口部17よりも下方には、熱交換型換気装置100の運転開始、停止などを操作するための操作部14が設けられている。操作部14は、本実施の形態では正面板1cの右下隅部の近くに配置されている。
排気フィルター用開口部18は、筐体1内への排気フィルター6の取り付けおよび筐体1外への排気フィルター6の取り出しを行うための開口である。排気フィルター用開口部18は、正面板1cの左右方向の中心よりも左方に配置されており、外気フィルター用開口部17と同じ高さ位置に設けられている。前方から見た排気フィルター用開口部18の形状は、長方形である。排気フィルター用開口部18は、上方から下方に向かうほど左側板1eに近付くように傾斜している。排気フィルター用蓋21は、着脱により開閉可能である。排気フィルター用蓋21は閉じているときに排気フィルター用開口部18を覆う。
給気フィルター用開口部19は、筐体1内への給気フィルター7の取り付けおよび筐体1外への給気フィルター7の取り出しを行うための開口である。給気フィルター用開口部19は、正面板1cの左右方向の中心よりも左方に配置されており、排気フィルター用開口部18の下方に配置されている。前方から見た給気フィルター用開口部19の形状は、長方形である。給気フィルター用開口部19は、上方から下方に向かうほど右側板1fに近付くように傾斜している。給気フィルター用蓋22は、着脱により開閉可能である。給気フィルター用蓋22は閉じているときに給気フィルター用開口部19を覆う。
図8は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の背面図である。背板1dの法線は、後方を向く。背板1dは、天板1aと底板1bとの後端部同士を繋いでいる。背板1dの背面視形状は、矩形である。
図9は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の右側面図である。右側板1fの法線は、右方を向く。右側板1fは、天板1aと底板1bとの右端部同士を繋いでいる。右側板1fの側面視形状は、矩形である。図8に示す左側板1eの法線は、左方を向く。左側板1eは、天板1aと底板1bとの左端部同士を繋いでいる。左側板1eの側面視形状は、矩形である。
図10は、図9に示されたX-X線に沿った断面図である。図10に示す実線の矢印Xは、室外から室内に向かう空気の流れ、すなわち給気の流れを示している。図10に示す破線の矢印Yは、室内から室外に向かう空気の流れ、すなわち排気の流れを示している。なお、図10では、説明の容易化のために、室外側吸込口8、室内側吹出口10を断面にしていない。筐体1内には、室外からの空気を室内に給気するための給気風路23と、室内からの空気を室外に排気するための排気風路24とが形成されている。給気風路23は、室外空気を室外側吸込口8から筐体1内に取り入れて、室内側吹出口10から室内に向けて給気する風路である。排気風路24は、室内空気を室内側吸込口9から筐体1内に取り入れて室外側吹出口11から室外に向けて排気する風路である。以下、上流、下流とは、給気風路23または排気風路24を流れる空気の流れ方向を基準とする。
給気風路23には、上流側から順に、外気フィルター5と熱交換素子2と給気フィルター7と給気用送風機3とが配置されている。給気風路23の一部は、結露の発生を抑制するために、図1に示す断熱部品25で形成されている。
排気風路24には、上流側から順に、排気フィルター6と熱交換素子2と排気用送風機4とが配置されている。排気風路24の一部は、結露の発生を抑制するために、図1に示す断熱部品25で形成されている。
熱交換素子2は、給気風路23内を流れる室外空気と排気風路24内を流れる室内空気との間で熱交換させる部材である。熱交換素子2は、筐体1内において、天板1aと台座12aとの間に設置されている。台座12aと底板1bとの間には、制御基板15を収容するためのスペース29が形成されている。熱交換素子2は、筐体1の左右方向の中央に配置されている。熱交換素子2は、本実施の形態では前後方向に対し水平状態、左右方向に対して傾いた状態で設置されているが、いずれの方向に対しても水平または傾いた状態で設置されてもよい。
図11は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の熱交換素子2を示す斜視図である。熱交換素子2の形状は、多角柱であれば特に制限されないが、本実施の形態では六角柱である。熱交換素子2は、互いに間隔を空けて配置される複数の仕切部材2aと、仕切部材2a同士の間隔を保持する複数の間隔保持部材2bとを備える。仕切部材2aは、平坦に加工されたシート状に形成されている。仕切部材2aと間隔保持部材2bとは、交互に積層されている。隣り合う仕切部材2aの間には、風路が形成されている。熱交換素子2には、室外からの空気が流れる風路と、室内からの空気が流れる風路とが交互に設けられている。熱交換素子2は、本実施の形態では室外からの空気の流れ方向と室内からの空気の流れ方向とが180度異なる対向流型の熱交換素子であるが、室外からの空気の流れ方向と室内からの空気の流れ方向とが互いに直交する直交型の熱交換素子でもよい。
仕切部材2aと間隔保持部材2bとを積層させた方向である積層方向は、本実施の形態では前後方向と一致しており、正面板1cおよび背板1dと垂直な方向である。なお、積層方向は、上下方向と一致して天板1aおよび底板1bと垂直な方向でもよいし、左右方向と一致して左側板1eおよび右側板1fと垂直な方向でもよい。仕切部材2aの材料を適宜変更することで、熱交換素子2を、顕熱交換および潜熱交換の両方を行える構成にしてもよいし、顕熱交換および潜熱交換のいずれか一方を行える構成にしてもよい。
図10に示すように、給気用送風機3は、給気風路23内に配置される送風機である。給気用送風機3は、室外側吸込口8から給気風路23内に空気を取り込み、室内側吹出口10から空気を室内へ向けて送風する。給気用送風機3は、熱交換素子2、外気フィルター5および給気フィルター7よりも下流側に配置されている。
排気用送風機4は、排気風路24内に配置される送風機である。排気用送風機4は、室内側吸込口9から排気風路24内に空気を取り込み、室外側吹出口11から空気を室外へ向けて送風する。排気用送風機4は、排気フィルター6および熱交換素子2よりも下流側に配置されている。
外気フィルター5は、給気風路23内に配置されて、室外からの空気中に含まれる塵埃を捕集する部材である。外気フィルター5は、室外側吸込口8よりも下流側で、熱交換素子2よりも上流側に配置されている。外気フィルター5は、熱交換素子2における室外空気の流入口に配置されている。外気フィルター5で塵埃を捕集することによって、塵埃の付着による熱交換素子2の目詰まりを抑制することができる。外気フィルター5は、筐体1の左右方向の中心よりも右方に配置されている。
給気フィルター7は、給気風路23内に配置されて、室外からの空気中に含まれる塵埃を捕集する部材である。給気フィルター7は、熱交換素子2よりも下流側で、室内側吹出口10よりも上流側に配置されている。給気フィルター7は、熱交換素子2における室外空気の流出口に配置されている。給気風路23内に2枚の外気フィルター5および給気フィルター7を設けることによって、室外からの空気をより一層清浄にすることができる。給気フィルター7は、筐体1の左右方向の中心よりも左方に配置されている。
排気フィルター6は、排気風路24内に配置されて、室内からの空気中に含まれる塵埃を捕集する部材である。排気フィルター6は、室内側吸込口9よりも下流側で、熱交換素子2よりも上流側に配置されている。排気フィルター6は、熱交換素子2における室内空気の流入口に配置されている。排気フィルター6は、筐体1の左右方向の中心よりも左方に配置されている。
ドレンパン12は、熱交換素子2の下方に配置されて、熱交換素子2で発生したドレン水を溜める部材である。ドレンパン12は、底板1bの上に配置されている。
ドレン口13は、ドレンパン12に溜められたドレン水を筐体1外へ排出する部材である。ドレン口13は、上下方向に延びる円筒状に形成されている。ドレン口13は、底板1bおよびドレンパン12を貫通している。ドレン口13の下端部は、底板1bよりも下方に突出している。ドレン口13の上端部は、ドレンパン12の底面と同じ高さ位置に設けられている。本実施の形態1では、ドレン口13はドレンパン12と一体に形成されている。
制御基板15は、熱交換素子2の下方において、スペース29内に配置されている。制御基板15は、図示しないケーブルで図1に示す操作部14と電気的に接続されている。図1に示すように、制御基板15は、第1基板15aと、第2基板15bとを有する。第1基板15aは、図示しない電源と接続される基板である。第1基板15aは、下方に開口する箱状の第1基板ケース15c内に収容される。第2基板15bは、図示しないセンサーが接続される接続部、制御設定部などを有する基板である。第2基板15bに接続されるセンサーは、例えば、湿度センサー、COセンサーである。第2基板15bは、第2基板ケース15dに取り付けられている。基板用蓋15fは、第2基板15bを筐体1の外部に取り出すための開口を塞ぐ蓋である。
筐体1の内部には、給気風路23および排気風路24のほかにバイパス風路が形成されている。図12は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置に設けられたバイパス風路の概略構成を示す模式図であって、バイパス風路の入口が閉塞された状態を示す図である。図13は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置に設けられたバイパス風路の概略構成を示す模式図であって、バイパス風路の入口が開放された状態を示す図である。図14は、図9に示すXIV-XIV線に沿った断面図であって、バイパス風路の入口が閉塞された状態を示す図である。図15は、図9に示すXIV-XIV線に沿った断面図であって、バイパス風路の入口が開放された状態を示す図である。
まずは、バイパス風路32の機能について、図12および図13の模式図を用いて説明する。バイパス風路32は、排気風路24に形成された上流開口33と下流開口34とを結ぶ風路である。上流開口33は、排気風路24のうち熱交換素子2よりも上流に形成された開口であり、バイパス風路32の入口となる。下流開口34は、排気風路24のうち熱交換素子2よりも下流に形成された開口であり、バイパス風路32の出口となる。
上流開口33には、ダンパー35が設けられている。ダンパー35は、板部35aと軸部35bとを備える。板部35aと軸部35bとは一体に形成されている。ダンパー35は、軸部35bを中心に回転可能に支持されている。板部35aは、軸部35bを中心に回転することで、図12に示すような上流開口33を塞ぐ位置と、図13に示すような上流開口33を開放する位置とに移動することができる。
板部35aが上流開口33を塞ぐと、室内からの空気は矢印Yに示すように、熱交換素子2を通過して室外に排気される。板部35aが上流開口33を開放すると、熱交換素子2に向かう流路が塞がれて、室内からの空気は矢印Zに示すように、バイパス風路32に流れる。室内の空気は、バイパス風路32に流れることで、熱交換素子2を通過せずに室外に排気される。したがって、上流開口33が開放された状態では、熱交換素子2における熱交換が行われない。バイパス風路32を用いた換気は、例えば室内と室外の温度差の小さい秋などの中間期に行われる。
図14および図15に示すように、上流開口33およびダンパー35は正面視において筐体1の内部の左上方部分に設けられ、バイパス風路32は熱交換素子2を迂回するように、正面視において筐体1に左方と下方を通過するように設けられている。上流開口33は、排気風路24を構成する壁面のうち第1の壁面24aに形成されている。
図16は、実施の形態1におけるダンパーユニットの斜視図である。図17は、実施の形態1におけるダンパーユニットの分解斜視図である。ダンパーユニット36は、上述したダンパー35と、ダンパー35を回転駆動させる駆動ユニット37とを備える。
図18は、実施の形態1におけるダンパーを図17に示す矢印Pに沿って見た図である。上述したように、ダンパー35は、板部35aと軸部35bとを備える。板部35aは、上流開口33を塞げる大きさで形成された板状の部材である。図16、図18等では、板部35aと上流開口33との位置関係が明確になるように、板部35aが上流開口33を塞いだ状態での上流開口33の位置を破線で示している。
軸部35bは、板部35aと一体に形成された棒状の部材である。軸部35bは、駆動ユニット37によって、回転軸38を中心に回転可能に支持される。以下の説明において、軸部35bの一方の端部を一端39、他方の端部を他端40と称する。軸部35bの一端39は、斜めの切断面となっており、その切断面は回転軸38に垂直な面に対して傾斜した傾斜面となっている。より具体的には、回転軸38に垂直な方向に板部35aから離れるほど他端40に近づく面となっている。
図17に戻って、駆動ユニット37は、壁面構成部41と、モータ部42と、キャップ47と、カバー43とを備える。壁面構成部41は、ダンパーユニット36が排気風路24に取り付けられた際に、排気風路24の壁面の一部を構成する。
図19は、実施の形態1における壁面構成部を図17に示す矢印Pに沿って見た図である。図20は、実施の形態1におけるダンパーと壁面構成部とキャップとを組み合わせて、図17に示す矢印Pに沿って見た図である。壁面構成部41のうち、排気風路24側を向く面が第2の壁面41aとなる。上述した第1の壁面24aと第2の壁面41aとは、排気風路24内の異なる面を構成し、第1の壁面24aと第2の壁面41aとは平行な面とはならない。
壁面構成部41には、第2の壁面41aから延びるように延出部44が形成されている。延出部44の上面は、軸部35bを支持する円弧面となっている。
延出部44には、第2の壁面41aから離れた位置に筒状形状の筒部45が形成されている。筒部45は、切れ目のない1つの筒状形状で形成されている。複数の部材を組み合わせて筒状形状を形成した場合には、部材同士のがたつきによって筒状形状の内径に変動が生じる場合がある。一方、筒部45は、切れ目のない筒状形状でありがたつきが発生しないので、筒部45の内径には変動が生じない。筒部45のうち、壁面構成部41の第2の壁面41a側となる端部は、延出部に近づくほど第2の壁面41aに近づくように形成されている。
壁面構成部41のうち筒部45と対向する部分には、貫通孔46が形成されている。図21は、実施の形態1における壁面構成部を第2の壁面の裏側から見た斜視図である。図21に示すように、壁面構成部41のうち第2の壁面41aの裏側となる裏面41bには、貫通孔46の周囲から突出する内側凸部48と、内側凸部48の周囲から突出する外側凸部49とが形成されている。内側凸部48と外側凸部49との間には隙間が設けられている。内側凸部48と外側凸部49は、貫通孔46の貫通方向に沿って見て円形形状に形成されている。なお、貫通孔46の貫通方向は、ダンパー35の軸部35bの回転軸38と平行な方向である。
図22は、実施の形態1における壁面構成部を第2の壁面の裏側から見た斜視図であって、貫通孔にキャップが差し込まれた状態を示す図である。図22に示すように、壁面構成部41に形成された貫通孔46には、裏面41bからキャップ47が差し込まれる。キャップ47は、排気風路24を流れる空気に含まれる湿気が、貫通孔46を通してモータ部42側に侵入することを防ぐ機能を有する。
図23は、実施の形態1におけるキャップが貫通孔に差し込まれた部分の部分拡大断面図である。キャップ47は、貫通孔46に差し込まれて、貫通孔46から排気風路24側に突出して、ダンパー35の軸部35bの他端40と連結される接続部52を有する。接続部52と連結されることで、軸部35bの他端40はキャップ47に支持される。
キャップ47には、内側凸部48と外側凸部49との隙間を覆う鍔部50が形成されている。キャップ47の鍔部50には、壁面構成部41の裏面41bに向けて突出して、内側凸部48と外側凸部49との隙間に差し込まれるキャップ側凸部51が形成されている。キャップ側凸部51は、貫通孔46の貫通方向に沿って見て円形形状となっている。キャップ側凸部51と接続部52との間には、溝53が形成されている。
内側凸部48の高さh1と、外側凸部49の高さh2と、キャップ側凸部51の高さh3と、溝53の深さd1は、外側凸部49と鍔部50とが接した状態で、キャップ側凸部51の先端が裏面41bに接触しないようになっている。また、内側凸部48の先端は、溝53に入り込みつつ、溝53の底面に接触しないようになっている。
図23に示した例では、内側凸部48の高さh1>外側凸部49の高さh2となっている。ここで、外側凸部49の高さh2>キャップ側凸部51の高さh3とすることで、外側凸部49と鍔部50とが接した状態で、キャップ側凸部51の先端が裏面41bに接触しないようにしている。また、外側凸部49の高さh2+溝53の深さd1>内側凸部48の高さh1>外側凸部49の高さh2-キャップ側凸部51の高さh3とすることで、内側凸部48の先端が溝53に入り込みつつ溝53の底面に接触しないようにしている。
溝53には、図示を省略したグリスが充填される。溝53にグリスが充填されることで、貫通孔46を通って排気風路24を通過する空気がモータ部42側に侵入することを防ぐことができる。これにより、排気風路24を通過する空気に含まれる湿気がモータ部42側に侵入することを防ぐことができる。したがって、湿気によって駆動ユニット37が故障することを防ぐことができる。また、外側凸部49が鍔部50に接触するので、内側凸部48が溝53に深く入り込みすぎて溝53からグリスが溢れてしまうことを防止することができる。溝53からグリスが溢れて溝53内のグリスが減少すると、湿気の侵入を防止する機能が低下してしまうが、外側凸部49が鍔部50に接触することでグリスの溢れを抑えて湿気の侵入を防止する機能が低下することを防ぐことができる。
図24は、実施の形態1におけるキャップが貫通孔に差し込まれた部分の部分拡大断面図であって、変形例にかかるキャップと壁構成部を示す図である。図24に示す変形例では、内側凸部48の高さh1<外側凸部49の高さh2となっているが、図23に示した例よりもキャップ側凸部51の高さh3を高くして、溝53に内側凸部48が十分に入り込むようになっている。このような構成であっても、外側凸部49が鍔部50に接触するので、内側凸部48が溝53に深く入り込みすぎて溝53からグリスが溢れてしまうことを防止することができる。また、内側凸部48を溝53に十分に入り込ませて、湿気の侵入を防ぎつつ、内側凸部48が溝53に入り込みすぎてグリスが溢れて湿気の侵入を防ぐ機能が低下することを防ぐことができる。
図17に戻って、モータ部42は、電動機54を有している。電動機54の出力軸54aには、キャップ47が連結される。電動機54が駆動されることで、キャップ47に連結された軸部35bおよび板部35aが回転する。カバー43と壁面構成部41とによってモータ部42が覆われる。カバー43に覆われることで、排気風路24以外の場所から湿気がモータ部42側に侵入することを防ぐことができる。
次に、ダンパー35の壁面構成部41への取付けについて説明する。図25は、実施の形態1におけるダンパーの壁面構成部への取付け方法について説明する図である。図25に示すように、延出部44に対して軸部35bを傾けながら、軸部35bの一端39を筒部45の内側に差し込み、その後、軸部35bの他端40を延出部44に近づけることで、図20に示すように軸部35bの全体が延出部44に支持される。その後、キャップ47が貫通孔46に差し込まれて、キャップ47の接続部52と軸部35bの他端40とが連結されることで、ダンパー35が回転可能に支持される。また、軸部35bの一端39が筒部45に差し込まれ、他端40がキャップ47の接続部52に連結されているので、軸部35bが延出部44から脱落することもない。
軸部35bの一端39を支持している筒部45は、延出部44を介して壁面構成部41と一体に形成されている。したがって、一端39を支持する部材である筒部45と、他端40を支持する壁面構成部41とが一体に形成されているため、部品点数の削減を図ることができる。これにより、熱交換型換気装置100の組立性の向上および製造コストの抑制を図ることができる。
図26は、比較例にかかるダンパーの壁面構成部への取付け方法について説明する図である。比較例にかかるダンパー135では、軸部135bの一端139が傾斜面となっていない。したがって、一端139を差し込む際に、軸部35bの一端39よりも突出している突出部分139aが延出部44に接触してしまう。そのため、ダンパー135では、ダンパー35よりも軸部135bの一端139を筒部45に差し込むことができない。
したがって、軸部135bおよび板部135aをダンパー35と同様の長さおよび大きさで形成すると、軸部135bの他端140および板部135aが第2の壁面41aに干渉してしまう。そのため、軸部135bを軸部35bよりも短くし、板部135aを板部35aよりも小さくしなければ、軸部135bの他端140を延出部44に近づけて、軸部135bを延出部44に支持させることができない。
図27は、板部を小さくした例を示す図である。板部135aが小さくなれば、その分、板部135aが第2の壁面41aから離れてしまい、板部135aに閉塞される上流開口33も小さくしなければならない。上流開口33が小さくなれば、流路の抵抗が増加してしまう。流路の抵抗が増加すると、風量を確保するために排気用送風機4の能力を大きくしたり、筐体1を大型化したりする必要がある。一方、本実施の形態1では、比較例に比べて板部35aを大きくすることができるので、上流開口33を大きくでき、流路の抵抗の増加も抑えることができる。この効果には、筒部45のうち第2の壁面41a側となる端部が、延出部44に近づくほど第1の壁面41aに近づく形状であることも寄与している。
なお、バイパス風路32が排気風路24に設けられている例を説明したが、給気風路23にバイパス風路32が設けられていてもよいし、排気風路24と給気風路23の両方にバイパス風路32が設けられていてもよい。また、筐体1の天板1aに形成された室外側吸込口8、室内側吸込口9、室内側吹出口10、室外側吹出口11の配置は例示した配置に限られない。
また、本実施の形態1は、壁面30に掛けられて設置される壁掛型の熱交換型換気装置を例示したがこれに限られず、ダンパーによって風路の切り替えが行われる換気装置であれば、本実施の形態1で説明したダンパーユニットを適用することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 筐体、1a 天板、1b 底板、1c 正面板、1d 背板、1e 左側板、1f 右側板、2 熱交換素子、2a 仕切部材、2b 間隔保持部材、3 給気用送風機、4 排気用送風機、5 外気フィルター、6 排気フィルター、7 給気フィルター、8 室外側吸込口、9 室内側吸込口、10 室内側吹出口、11 室外側吹出口、12 ドレンパン、12a 台座、13 ドレン口、14 操作部、15 制御基板、15a 第1基板、15b 第2基板、15c 第1基板ケース、15d 第2基板ケース、15f 基板用蓋、16 基板用開口部、17 外気フィルター用開口部、18 排気フィルター用開口部、19 給気フィルター用開口部、20 外気フィルター用蓋、21 排気フィルター用蓋、22 給気フィルター用蓋、23 給気風路、24 排気風路、24a 第1の壁面、25 断熱部品、27a,27b,27c,27d ダクト、28 意匠材、29 スペース、30 壁面、31 天井面、32 バイパス風路、33 上流開口、34 下流開口、35,135 ダンパー、35a,135a 板部、35b,135b 軸部、36 ダンパーユニット、37 駆動ユニット、38 回転軸、39,139 一端、40,140 他端、41 壁面構成部、41a 第2の壁面、41b 裏面、42 モータ部、43 カバー、44 延出部、45 筒部、46 貫通孔、47 キャップ、48 内側凸部、49 外側凸部、50 鍔部、51 キャップ側凸部、52 接続部、53 溝、54 電動機、54a 出力軸、100 熱交換型換気装置、139a 突出部分、C 中心線。

Claims (2)

  1. 室外からの空気を吸い込むための室外側吸込口と、室内からの空気を吸い込むための室内側吸込口と、室外からの空気を吹き出すための室内側吹出口と、室内からの空気を吹き出すための室外側吹出口と、が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に設けられて前記室外側吸込口と前記室内側吹出口とを結ぶ給気風路と、
    前記筐体の内部に設けられて前記室内側吸込口と前記室外側吹出口とを結ぶ排気風路と、
    前記筐体の内部に収容されて前記給気風路を通過する空気と前記排気風路を通過する空気との間で熱交換させる熱交換素子と、
    前記熱交換素子よりも上流で前記給気風路または前記排気風路のいずれか一方の風路の内壁を構成する第1の壁面に形成された上流開口と、前記熱交換素子よりも下流で前記一方の風路の内壁に形成された下流開口とを結ぶバイパス風路と、
    前記熱交換素子よりも上流で前記一方の風路の内壁を構成する第2の壁面から延びる延出部と、
    前記第2の壁面から離れた位置で前記延出部に設けられた筒状形状の筒部と、
    前記筒部に一端が差し込まれ、他端が前記第2の壁面に向かって延びる軸部と、
    前記軸部と一体に形成された板部と、を備え、
    前記板部は、前記軸部を中心に回転することで、前記上流開口を塞ぐ位置と、前記上流開口を開放する位置とに移動し、
    前記軸部の一端は、前記板部から離れるほど前記他端に近づく傾斜面となっていることを特徴とする熱交換型換気装置。
  2. 前記第1の壁面には、前記筒部と対向する位置に貫通孔が形成されており、
    前記第1の壁面の裏面には、前記貫通孔の周囲から突出する内側凸部と、内側凸部の周囲から突出する外側凸部とが形成されており、
    前記第1の壁面の裏側から前記貫通孔に差し込まれるキャップをさらに備え、
    前記キャップには、前記貫通孔を貫通して前記軸部の前記他端に連結される接続部と、前記内側凸部と前記外側凸部との間を塞ぐ鍔部と、が形成されており、
    前記鍔部には、前記内側凸部と前記外側凸部との間に差し込まれるキャップ側凸部が形成されており、
    前記キャップ側凸部と前記接続部との間には溝が形成されており、
    前記内側凸部は、前記溝に差し込まれており、
    前記外側凸部と前記鍔部とが接触した状態で、前記内側凸部と前記溝の底面との間には隙間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換型換気装置。
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