JPWO2020218619A5 - - Google Patents
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Claims (43)
- 水、及び、フルオロポリマーを含む組成物を限外濾過、精密濾過又は透析膜処理、若しくは、それらの組合せを実施する工程Aを含み、
前記フルオロポリマーは、一般式(1):
CX2=CY(-CZ2-O-Rf-A) (1)
(式中、Xは、同一又は異なって、-H又は-Fであり、Yは-H、-F、アルキル基又は含フッ素アルキル基であり、Zは、同一又は異なって、-H、-F、アルキル基又はフルオロアルキル基である。Rfは炭素数1~40の含フッ素アルキレン基、又は、炭素数2~100のエーテル結合を有する含フッ素アルキレン基である。Aは、-COOM、-SO3M、-OSO3M又は-C(CF3)2OM(Mは、-H、金属原子、-NR7 4、置換基を有していてもよいイミダゾリウム、置換基を有していてもよいピリジニウム又は置換基を有していてもよいホスホニウムであり、R7は、H又は有機基)である。但し、X、Y及びZの少なくとも1つはフッ素原子を含む。)
で表わされる単量体由来の構造単位M3を含む重合体である
ことを特徴とする組成物の製造方法。 - 一般式(1)中、Xの少なくとも1つが-Hである請求項1記載の製造方法。
- 一般式(1)中、Xの両方が-Hである請求項1又は2記載の製造方法。
- 一般式(1)中、Rfが炭素数1~10の含フッ素アルキレン基、又は、エーテル結合を有する炭素数2~12の含フッ素アルキレン基である請求項1~3のいずれかに記載の製造方法。
- 構造単位M3は、下記一般式(1A)で表される単量体に基づく構造単位(1A)である請求項1~4のいずれかに記載の製造方法。
CH2=CF(-CF2-O-Rf-A) (1A)
(式中、Rf及びAは前記と同じ。) - 構造単位M3は、下記一般式(1a)で表されるフルオロアリルエーテル化合物に基づく構造単位(1a)である請求項1記載の製造方法。
CX2=CFCF2-O-(CF(CF3)CF2O)n5-CF(CF3)-A (1a)
(式中、各Xは、同一であり、F又はHを表す。n5は0又は1~10の整数を表し、Aは、前記定義と同じ。) - Aは、-COOMである請求項1~6のいずれかに記載の製造方法。
- Mが-H、-Na、-K、-Li又は-NH4である請求項1~7のいずれかに記載の製造方法。
- 前記フルオロポリマーは、前記構造単位M3が全重合単位に対して5~100モル%であり、前記一般式(1)で表される単量体と共重合可能な単量体由来の構造単位N3が全重合単位に対して0~95モル%である重合体である請求項1~8のいずれかに記載の製造方法。
- 前記構造単位N3は、テトラフルオロエチレン由来の構造単位である請求項9記載の製造方法。
- 前記フルオロポリマーは、数平均分子量が0.5×104~75.0×104である重合体である請求項1~10のいずれかに記載の製造方法。
- 前記フルオロポリマーは、炭素原子に結合した水素原子がフッ素原子に置換された割合が50%以上であり、かつ、イオン性基を含み、イオン交換率が53以下である重合体である請求項1~11のいずれかに記載の製造方法。
- 前記フルオロポリマーは、炭素原子に結合した水素原子がフッ素原子に置換された割合が50%以上である水溶性重合体である請求項1~12のいずれかに記載の製造方法。
- 水、及び、炭素原子に結合した水素原子がフッ素原子に置換された割合が50%以上である水溶性重合体を含む組成物を限外濾過、精密濾過又は透析膜処理、若しくは、それらの組合せを実施する工程A2を含むことを特徴とする組成物の製造方法。
- 水溶性重合体は、イオン性基を含み、イオン交換率が53以下である請求項14に記載の製造方法。
- 水溶性重合体は、数平均分子量が0.5×10 4 ~75.0×10 4 である重合体である請求項14又は15記載の製造方法。
- 前記限外濾過、精密濾過又は透析膜処理は、20℃以上の温度で行う請求項1~16のいずれかに記載の製造方法。
- 前記限外濾過は、分画分子量が1.5×104Da以上の限外濾過膜を用いて行う請求項1~17のいずれかに記載の製造方法。
- 水、及び、一般式(1):
CX2=CY(-CZ2-O-Rf-A) (1)
(式中、Xは、同一又は異なって、-H又は-Fであり、Yは-H、-F、アルキル基又は含フッ素アルキル基であり、Zは、同一又は異なって、-H、-F、アルキル基又はフルオロアルキル基である。Rfは炭素数1~40の含フッ素アルキレン基、又は、炭素数2~100のエーテル結合を有する含フッ素アルキレン基である。Aは、-COOM、-SO3M、-OSO3M又は-C(CF3)2OM(Mは、-H、金属原子、-NR7 4、置換基を有していてもよいイミダゾリウム、置換基を有していてもよいピリジニウム又は置換基を有していてもよいホスホニウムであり、R7は、H又は有機基)である。但し、X、Y及びZの少なくとも1つはフッ素原子を含む。)
で表わされる単量体由来の構造単位M3を含む重合体であるフルオロポリマーを含み、
分子量700以上3000以下の化合物の含有量が前記フルオロポリマーに対して3.5%以下である
ことを特徴とする組成物。 - 分子量400以上3000以下の化合物の含有量が前記フルオロポリマーに対して3.7%以下である請求項19に記載の組成物。
- 分子量700以上10000未満の化合物の含有量が前記フルオロポリマーに対して5.0%以下である請求項19に記載の組成物。
- 一般式(1)中、Xの少なくとも1つが-Hである請求項19~21のいずれかに記載の組成物。
- 一般式(1)中、Xの両方が-Hである請求項19~22のいずれかに記載の組成物。
- 一般式(1)中、Rfが炭素数1~10の含フッ素アルキレン基、又は、エーテル結合を有する炭素数2~12の含フッ素アルキレン基である請求項19~23のいずれかに記載の組成物。
- 構造単位M3は、下記一般式(1A)で表される単量体に基づく構造単位(1A)である請求項19~24のいずれかに記載の組成物。
CH2=CF(-CF2-O-Rf-A) (1A)
(式中、Rf及びAは前記と同じ。) - 構造単位M3は、下記一般式(1a)で表されるフルオロアリルエーテル化合物に基づく構造単位(1a)である請求項19~21のいずれかに記載の組成物。
CX2=CFCF2-O-(CF(CF3)CF2O)n5-CF(CF3)-A (1a)
(式中、各Xは、同一であり、F又はHを表す。n5は0又は1~10の整数を表し、Aは、前記定義と同じ。) - Aは、-COOMである請求項19~26のいずれかに記載の組成物。
- Mが-H、-Na、-K、-Li又は-NH4である請求項19~27のいずれかに記載の組成物。
- 前記フルオロポリマーは、前記構造単位M3が全重合単位に対して5~100モル%であり、前記一般式(1)で表される単量体と共重合可能な単量体由来の構造単位N3が全重合単位に対して0~95モル%である重合体である請求項19~28のいずれかに記載の組成物。
- 前記フルオロポリマーは、数平均分子量が0.5×104~75.0×104である重合体である請求項19~29のいずれかに記載の組成物。
- 前記フルオロポリマーは、炭素原子に結合した水素原子がフッ素原子に置換された割合が50%以上であり、かつ、イオン性基を含み、イオン交換率が53以下である請求項19~30のいずれかに記載の組成物。
- 前記フルオロポリマーは、炭素原子に結合した水素原子がフッ素原子に置換された割合が50%以上である水溶性重合体である請求項19~31のいずれかに記載の組成物。
- 水、及び、炭素原子に結合した水素原子がフッ素原子に置換された割合が50%以上である水溶性重合体を含み、
分子量700以上3000以下の化合物の含有量が前記水溶性重合体に対して3.5%以下である
ことを特徴とする組成物。 - 分子量400以上3000以下の化合物の含有量が前記水溶性重合体に対して3.7%以下である請求項33に記載の組成物。
- 分子量700以上10000未満の化合物の含有量が前記水溶性重合体に対して5.0%以下である請求項33に記載の組成物。
- 水溶性重合体は、イオン性基を含み、イオン交換率が53以下である請求項33~35のいずれかに記載の組成物。
- 水溶性重合体は、数平均分子量が0.5×10 4 ~75.0×10 4 である重合体である請求項33~36のいずれかに記載の組成物。
- 水、及び、一般式(1):
CX2=CY(-CZ2-O-Rf-A) (1)
(式中、Xは、同一又は異なって、-H又は-Fであり、Yは-H、-F、アルキル基又は含フッ素アルキル基であり、Zは、同一又は異なって、-H、-F、アルキル基又はフルオロアルキル基である。Rfは炭素数1~40の含フッ素アルキレン基、又は、炭素数2~100のエーテル結合を有する含フッ素アルキレン基である。Aは、-COOM、-SO3M、-OSO3M又は-C(CF3)2OM(Mは、-H、金属原子、-NR7 4、置換基を有していてもよいイミダゾリウム、置換基を有していてもよいピリジニウム又は置換基を有していてもよいホスホニウムであり、R7は、H又は有機基)である。但し、X、Y及びZの少なくとも1つはフッ素原子を含む。)
で表わされる単量体由来の構造単位M3を含む重合体であるフルオロポリマーを含み、
前記フルオロポリマーを構成する構造単位を形成する単量体のダイマーおよびトリマーの含有量が前記フルオロポリマーに対して2.0%以下であることを特徴とする組成物。 - 前記フルオロポリマーは、炭素原子に結合した水素原子がフッ素原子に置換された割合が50%以上であり、かつ、イオン性基を含み、イオン交換率が53以下である重合体である請求項38記載の組成物。
- 前記フルオロポリマーは、炭素原子に結合した水素原子がフッ素原子に置換された割合が50%以上である水溶性重合体である請求項38又は39記載の組成物。
- 水、及び、炭素原子に結合した水素原子がフッ素原子に置換された割合が50%以上である水溶性重合体を含み、
前記水溶性重合体を構成する構造単位を形成する単量体のダイマーおよびトリマーの含有量が前記水溶性重合体に対して2.0%以下であることを特徴とする組成物。 - 水溶性重合体は、イオン性基を含み、イオン交換率が53以下である請求項41記載の組成物。
- コーティング剤である請求項19~42のいずれかに記載の組成物。
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