JPWO2020210521A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2020210521A5 JPWO2020210521A5 JP2021559989A JP2021559989A JPWO2020210521A5 JP WO2020210521 A5 JPWO2020210521 A5 JP WO2020210521A5 JP 2021559989 A JP2021559989 A JP 2021559989A JP 2021559989 A JP2021559989 A JP 2021559989A JP WO2020210521 A5 JPWO2020210521 A5 JP WO2020210521A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ambmp
- analog
- alkyl
- subject
- pharmaceutical composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
ある特定の実施形態は、式VII
の化学構造を有するAMBMP類似化合物を対象とし、
式中、R1、R2、R3、及びR4は、式Iに関して上に定義されるものであり、R16及びR17は、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるものであり得るか、またはR16及びR17は、一緒になって4~8員のシクロアルキル環もしくは複素環を形成する。各R18は、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり得る。各R19は、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり得る。hは、0、1、2、3、または4であり得る。kは、1、2、3、4、または5であり得る。いくつかの特定の態様では、R16及びR17は、H、メチル、カルボキシレート、カルボキサミドから独立して選択され得るか、またはR16及びR17は、一緒になって4~8員のシクロアルキル環を形成する。
の化学構造を有するAMBMP類似化合物を対象とし、
式中、R1、R2、R3、及びR4は、式Iに関して上に定義されるものであり、R16及びR17は、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるものであり得るか、またはR16及びR17は、一緒になって4~8員のシクロアルキル環もしくは複素環を形成する。各R18は、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり得る。各R19は、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり得る。hは、0、1、2、3、または4であり得る。kは、1、2、3、4、または5であり得る。いくつかの特定の態様では、R16及びR17は、H、メチル、カルボキシレート、カルボキサミドから独立して選択され得るか、またはR16及びR17は、一緒になって4~8員のシクロアルキル環を形成する。
実施形態31は、式VII
の化学構造を有する化合物を対象とし、
式中
R1及びR2は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR1及びR2は、一緒になって4~6員の複素環を形成し;R3及びR4は、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR3及びR4は、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR3及びR4は、一緒になって6員の複素環を形成し;R16及びR17は、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR16及びR17は、一緒になって4~8員のシクロアルキル環もしくは複素環を形成し;各R18は、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり;各R19は、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり;hは、0、1、2、3、または4であり;kは、1、2、3、4、または5であり、
式VIIは、式VI
ではない。
実施形態32は、実施形態31に記載の化合物を対象とし、前記化合物は、式I
の化学構造を有し、
式中、R1及びR2は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR1及びR2は、一緒になって4~6員の複素環を形成し;R3及びR4は、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR3及びR4は、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR3及びR4は、一緒になって6員の複素環を形成し;R5及びR6は、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR5及びR6は、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR5及びR6は、一緒になって6員の複素環を形成し;Xは、下記の式II、式III、式IV、または式Vの化学構造を有する基であり;
式中、Zは、H、アルキル、置換アルキル、アリール、OR7、またはNR8R9であり;R7は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、またはアリールであり;R8及びR9は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR8及びR9は、一緒になって4~6員の複素環を形成し、
J1は、H、アルキル、またはOR10から選択され;R10は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、アリール、または((CH2)nO)pCH2CH2R11(nは、1、2、または3であり;pは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である)であり;R11は、OH、NH2、またはアルコキシであり、
J2は、H、アルキル、またはOR12から選択され;R12は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、アリール、または((CH2)nO)pCH2CH2R13(nは、1、2、または3であり;pは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である)であり;R13は、OH、NH2、またはアルコキシであり;
式中、Mは、O、NH、またはCH2であり;
式中、R14は、Hまたはアルコキシであり、R15は、Hまたはアルコキシである。実施形態33は、実施形態32に記載の化合物を対象とし、R1は、Hであり、R2は、Hであり、R3は、Hであり、R4は、Hであり、R5及びR6は、5員の複素環を形成する結合であり、Xは、式IIである。実施形態34は、実施形態32に記載の化合物を対象とし、R1は、Hであり、R2は、Hであり、R3は、Hであり、R4は、Hであり、R5及びR6は、5員の複素環を形成する結合であり、Xは、式IIであり、Zは、Hであり、J2は、Hであり、J1は、OR10である。実施形態35は、実施形態34に記載の化合物を対象とし、R10は、H、CF3、CH2CH3、CH(CH3)2、CH2CH2CH3、CH2CH2OCH3、CH2CH2OCH2CH2NH2、CH2CH2OCH2CH2OCH2CH2OCH3、CH2NH2、CH2CH2NH2、またはCH2CONH2である。実施形態36は、実施形態31に記載の化合物を対象とし、前記化合物は、図1~7、図18、及び図19に記載の化合物のいずれか1つであり、AMBMP類似体1、AMBMP類似体2、AMBMP類似体3、AMBMP類似体4、AMBMP類似体5、AMBMP類似体6、AMBMP類似体7、AMBMP類似体8、AMBMP類似体9、AMBMP類似体10、AMBMP類似体11、AMBMP類似体12、AMBMP類似体13、AMBMP類似体14、AMBMP類似体15、AMBMP類似体16、AMBMP類似体17、AMBMP類似体18、AMBMP類似体19、AMBMP類似体20、AMBMP類似体21、AMBMP類似体22、AMBMP類似体23、AMBMP類似体24、AMBMP類似体25、AMBMP類似体26、AMBMP類似体27、AMBMP類似体28、AMBMP類似体29、AMBMP類似体30、AMBMP類似体31、AMBMP類似体32、AMBMP類似体33、AMBMP類似体34、AMBMP類似体35、AMBMP類似体36、AMBMP類似体37、AMBMP類似体38、AMBMP類似体39、AMBMP類似体40、AMBMP類似体41、AMBMP類似体42、AMBMP類似体43、AMBMP類似体44、AMBMP類似体45、AMBMP類似体46、AMBMP類似体47、AMBMP類似体48、AMBMP類似体49、AMBMP類似体50、AMBMP類似体51、AMBMP類似体52、AMBMP類似体53、AMBMP類似体54、AMBMP類似体55、AMBMP類似体56、AMBMP類似体57、AMBMP類似体58、AMBMP類似体59、AMBMP類似体60、AMBMP類似体61、AMBMP類似体62、AMBMP類似体63、AMBMP類似体64、AMBMP類似体65、AMBMP類似体66のいずれか1つなど、AMBMP類似体1、AMBMP類似体2、AMBMP類似体3、AMBMP類似体4、AMBMP類似体5、AMBMP類似体6、AMBMP類似体8、AMBMP類似体17、AMBMP類似体21、AMBMP類似体25、AMBMP類似体38、AMBMP類似体39、またはAMBMP類似体40のいずれか1つなどである。実施形態37は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物を含む組成物を対象とし、前記組成物は、医薬的に許容可能な担体をさらに含む。実施形態38は、対象における筋ジストロフィーを治療する方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態39は、実施形態38に記載の方法を対象とし、前記筋ジストロフィーの型は、肢帯型筋ジストロフィーである。実施形態39は、実施形態38に記載の方法を対象とし、前記筋ジストロフィーの型は、肢帯型筋ジストロフィー2A/R1/D1型である。実施形態40は、対象における筋萎縮症を治療する方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態42は、実施形態41に記載の方法を対象とし、前記対象は、筋萎縮症を有するまたは筋萎縮症のリスクを有すると判定されている。実施形態43は、実施形態41~42のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、筋萎縮症、または筋萎縮症を引き起こす疾患もしくは筋萎縮症と関連する疾患についての検査を受けている。実施形態44は、実施形態41~43のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、筋萎縮症に対する1つ以上の治療で以前に治療されている。実施形態45は、実施形態44に記載の方法を対象とし、前記筋萎縮症に対する治療の1つ以上は、処方された化学療法である。実施形態46は、対象における悪液質またはサルコペニアを治療するための方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態47は、実施形態46に記載の方法を対象とし、前記対象は、がんであると診断されている。実施形態48は、実施形態46または実施形態47に記載の方法を対象とし、前記対象は、床上安静の指示を受けている。実施形態49は、実施形態46~48のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、加齢性サルコペニアであると診断されている。実施形態50は、対象における筋肉量を増加させる方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態51は、対象における筋力を向上させる方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態52は、対象における筋肉機能を改善する方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態53は、対象における変性筋線維の数を低減する方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態54は、対象における再生筋線維の数を増加させる方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態55は、対象における、ミオシン軽鎖2、ミオシンXVIIIb、ミオメシン3、リポタンパク質リパーゼ、パタチン様ホスホリパーゼドメイン含有2、及びサルコメリックミトコンドリアクレアチンキナーゼからなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子の発現を増加させる方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態56は、実施形態38~55のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、カルパイン3遺伝子に変異を有する。実施形態57は、実施形態38~56のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、CaMKIIに欠損を有することが判定されている。実施形態58は、実施形態38~57のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記方法は、CaMKIIの発現レベルまたは活性レベルを決定することをさらに含む。実施形態59は、実施形態38~58のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記化合物は、経口投与、非経口投与、皮下投与、腹腔内投与、または筋肉内投与される。実施形態60は、実施形態38~59のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記化合物は、局所投与される。実施形態61は、実施形態60に記載の方法を対象とし、前記化合物は、筋肉組織に投与される。実施形態62は、実施形態38~61のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、ヒトである。
の化学構造を有する化合物を対象とし、
式中
R1及びR2は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR1及びR2は、一緒になって4~6員の複素環を形成し;R3及びR4は、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR3及びR4は、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR3及びR4は、一緒になって6員の複素環を形成し;R16及びR17は、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR16及びR17は、一緒になって4~8員のシクロアルキル環もしくは複素環を形成し;各R18は、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり;各R19は、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり;hは、0、1、2、3、または4であり;kは、1、2、3、4、または5であり、
式VIIは、式VI
ではない。
実施形態32は、実施形態31に記載の化合物を対象とし、前記化合物は、式I
の化学構造を有し、
式中、R1及びR2は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR1及びR2は、一緒になって4~6員の複素環を形成し;R3及びR4は、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR3及びR4は、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR3及びR4は、一緒になって6員の複素環を形成し;R5及びR6は、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR5及びR6は、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR5及びR6は、一緒になって6員の複素環を形成し;Xは、下記の式II、式III、式IV、または式Vの化学構造を有する基であり;
式中、Zは、H、アルキル、置換アルキル、アリール、OR7、またはNR8R9であり;R7は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、またはアリールであり;R8及びR9は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR8及びR9は、一緒になって4~6員の複素環を形成し、
J1は、H、アルキル、またはOR10から選択され;R10は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、アリール、または((CH2)nO)pCH2CH2R11(nは、1、2、または3であり;pは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である)であり;R11は、OH、NH2、またはアルコキシであり、
J2は、H、アルキル、またはOR12から選択され;R12は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、アリール、または((CH2)nO)pCH2CH2R13(nは、1、2、または3であり;pは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である)であり;R13は、OH、NH2、またはアルコキシであり;
式中、Mは、O、NH、またはCH2であり;
式中、R14は、Hまたはアルコキシであり、R15は、Hまたはアルコキシである。実施形態33は、実施形態32に記載の化合物を対象とし、R1は、Hであり、R2は、Hであり、R3は、Hであり、R4は、Hであり、R5及びR6は、5員の複素環を形成する結合であり、Xは、式IIである。実施形態34は、実施形態32に記載の化合物を対象とし、R1は、Hであり、R2は、Hであり、R3は、Hであり、R4は、Hであり、R5及びR6は、5員の複素環を形成する結合であり、Xは、式IIであり、Zは、Hであり、J2は、Hであり、J1は、OR10である。実施形態35は、実施形態34に記載の化合物を対象とし、R10は、H、CF3、CH2CH3、CH(CH3)2、CH2CH2CH3、CH2CH2OCH3、CH2CH2OCH2CH2NH2、CH2CH2OCH2CH2OCH2CH2OCH3、CH2NH2、CH2CH2NH2、またはCH2CONH2である。実施形態36は、実施形態31に記載の化合物を対象とし、前記化合物は、図1~7、図18、及び図19に記載の化合物のいずれか1つであり、AMBMP類似体1、AMBMP類似体2、AMBMP類似体3、AMBMP類似体4、AMBMP類似体5、AMBMP類似体6、AMBMP類似体7、AMBMP類似体8、AMBMP類似体9、AMBMP類似体10、AMBMP類似体11、AMBMP類似体12、AMBMP類似体13、AMBMP類似体14、AMBMP類似体15、AMBMP類似体16、AMBMP類似体17、AMBMP類似体18、AMBMP類似体19、AMBMP類似体20、AMBMP類似体21、AMBMP類似体22、AMBMP類似体23、AMBMP類似体24、AMBMP類似体25、AMBMP類似体26、AMBMP類似体27、AMBMP類似体28、AMBMP類似体29、AMBMP類似体30、AMBMP類似体31、AMBMP類似体32、AMBMP類似体33、AMBMP類似体34、AMBMP類似体35、AMBMP類似体36、AMBMP類似体37、AMBMP類似体38、AMBMP類似体39、AMBMP類似体40、AMBMP類似体41、AMBMP類似体42、AMBMP類似体43、AMBMP類似体44、AMBMP類似体45、AMBMP類似体46、AMBMP類似体47、AMBMP類似体48、AMBMP類似体49、AMBMP類似体50、AMBMP類似体51、AMBMP類似体52、AMBMP類似体53、AMBMP類似体54、AMBMP類似体55、AMBMP類似体56、AMBMP類似体57、AMBMP類似体58、AMBMP類似体59、AMBMP類似体60、AMBMP類似体61、AMBMP類似体62、AMBMP類似体63、AMBMP類似体64、AMBMP類似体65、AMBMP類似体66のいずれか1つなど、AMBMP類似体1、AMBMP類似体2、AMBMP類似体3、AMBMP類似体4、AMBMP類似体5、AMBMP類似体6、AMBMP類似体8、AMBMP類似体17、AMBMP類似体21、AMBMP類似体25、AMBMP類似体38、AMBMP類似体39、またはAMBMP類似体40のいずれか1つなどである。実施形態37は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物を含む組成物を対象とし、前記組成物は、医薬的に許容可能な担体をさらに含む。実施形態38は、対象における筋ジストロフィーを治療する方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態39は、実施形態38に記載の方法を対象とし、前記筋ジストロフィーの型は、肢帯型筋ジストロフィーである。実施形態39は、実施形態38に記載の方法を対象とし、前記筋ジストロフィーの型は、肢帯型筋ジストロフィー2A/R1/D1型である。実施形態40は、対象における筋萎縮症を治療する方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態42は、実施形態41に記載の方法を対象とし、前記対象は、筋萎縮症を有するまたは筋萎縮症のリスクを有すると判定されている。実施形態43は、実施形態41~42のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、筋萎縮症、または筋萎縮症を引き起こす疾患もしくは筋萎縮症と関連する疾患についての検査を受けている。実施形態44は、実施形態41~43のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、筋萎縮症に対する1つ以上の治療で以前に治療されている。実施形態45は、実施形態44に記載の方法を対象とし、前記筋萎縮症に対する治療の1つ以上は、処方された化学療法である。実施形態46は、対象における悪液質またはサルコペニアを治療するための方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態47は、実施形態46に記載の方法を対象とし、前記対象は、がんであると診断されている。実施形態48は、実施形態46または実施形態47に記載の方法を対象とし、前記対象は、床上安静の指示を受けている。実施形態49は、実施形態46~48のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、加齢性サルコペニアであると診断されている。実施形態50は、対象における筋肉量を増加させる方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態51は、対象における筋力を向上させる方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態52は、対象における筋肉機能を改善する方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態53は、対象における変性筋線維の数を低減する方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態54は、対象における再生筋線維の数を増加させる方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態55は、対象における、ミオシン軽鎖2、ミオシンXVIIIb、ミオメシン3、リポタンパク質リパーゼ、パタチン様ホスホリパーゼドメイン含有2、及びサルコメリックミトコンドリアクレアチンキナーゼからなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子の発現を増加させる方法を対象とし、前記方法は、実施形態31~36のいずれか1つに記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む。実施形態56は、実施形態38~55のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、カルパイン3遺伝子に変異を有する。実施形態57は、実施形態38~56のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、CaMKIIに欠損を有することが判定されている。実施形態58は、実施形態38~57のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記方法は、CaMKIIの発現レベルまたは活性レベルを決定することをさらに含む。実施形態59は、実施形態38~58のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記化合物は、経口投与、非経口投与、皮下投与、腹腔内投与、または筋肉内投与される。実施形態60は、実施形態38~59のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記化合物は、局所投与される。実施形態61は、実施形態60に記載の方法を対象とし、前記化合物は、筋肉組織に投与される。実施形態62は、実施形態38~61のいずれか1つに記載の方法を対象とし、前記対象は、ヒトである。
[本発明1001]
式VII
の化学構造を有する化合物であって、
式中、R 1 及びR 2 が、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR 1 及びR 2 が、一緒になって4~6員の複素環を形成し;R 3 及びR 4 が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR 3 及びR 4 が、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR 3 及びR 4 が、一緒になって6員の複素環を形成し;R 16 及びR 17 が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR 16 及びR 17 が、一緒になって4~8員のシクロアルキル環もしくは複素環を形成し;各R 18 が、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり;各R 19 が、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり;hが、0、1、2、3、または4であり;kが、1、2、3、4、または5であり、
式VIIが、式VI
ではない、前記化合物。
[本発明1002]
式I
の化学構造を有する、本発明1001の化合物:
式中、R 1 及びR 2 が、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR 1 及びR 2 が、一緒になって4~6員の複素環を形成し;R 3 及びR 4 が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR 3 及びR 4 が、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR 3 及びR 4 が、一緒になって6員の複素環を形成し;R 5 及びR 6 が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR 5 及びR 6 が、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR 5 及びR 6 が、一緒になって6員の複素環を形成し;Xが、下記の式II、式III、式IV、または式Vの化学構造を有する基であり;
式中、Zは、H、アルキル、置換アルキル、アリール、OR 7 、またはNR 8 R 9 であり;R 7 は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、またはアリールであり;R 8 及びR 9 は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR 8 及びR 9 は、一緒になって4~6員の複素環を形成し、
J 1 は、H、アルキル、またはOR 10 から選択され;R 10 は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、アリール、または((CH 2 ) n O) p CH 2 CH 2 R 11 (nは、1、2、または3であり;pは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である)であり;R 11 は、OH、NH 2 、またはアルコキシであり、
J 2 は、H、アルキル、またはOR 12 から選択され;R 12 は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、アリール、または((CH 2 ) n O) p CH 2 CH 2 R 13 (nは、1、2、または3であり;pは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である)であり;R 13 は、OH、NH 2 、またはアルコキシであり;
式中、Mは、O、NH、またはCH 2 であり;
式中、R 14 は、Hまたはアルコキシであり、R 15 は、Hまたはアルコキシである。
[本発明1003]
R 1 が、Hであり、R 2 が、Hであり、R 3 が、Hであり、R 4 が、Hであり、R 5 及びR 6 が、5員の複素環を形成する結合であり、Xが、式IIである、本発明1002の化合物。
[本発明1004]
R 1 が、Hであり、R 2 が、Hであり、R 3 が、Hであり、R 4 が、Hであり、R 5 及びR 6 が、5員の複素環を形成する結合であり、Xが、式IIであり、Zが、Hであり、J 2 が、Hであり、J 1 が、OR 10 である、本発明1002の化合物。
[本発明1005]
R 10 が、H、CF 3 、CH 2 CH 3 、CH(CH 3 ) 2 、CH 2 CH 2 CH 3 、CH 2 CH 2 OCH 3 、CH 2 CH 2 OCH 2 CH 2 NH 2 、CH 2 CH 2 OCH 2 CH 2 OCH 2 CH 2 OCH 3 、CH 2 NH 2 、CH 2 CH 2 NH 2 、またはCH 2 CONH 2 である、本発明1004の化合物。
[本発明1006]
AMBMP類似体1、AMBMP類似体2、AMBMP類似体3、AMBMP類似体4、AMBMP類似体5、AMBMP類似体6、AMBMP類似体8、AMBMP類似体17、AMBMP類似体21、AMBMP類似体25、AMBMP類似体38、AMBMP類似体39、またはAMBMP類似体40である、本発明1001の化合物。
[本発明1007]
本発明1001~1006のいずれかの化合物を含む組成物であって、医薬的に許容可能な担体をさらに含む、前記組成物。
[本発明1008]
対象における筋ジストロフィーを治療する方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1009]
前記筋ジストロフィーの型が、肢帯型筋ジストロフィーである、本発明1008の方法。
[本発明1010]
前記筋ジストロフィーの型が、肢帯型筋ジストロフィー2A型である、本発明1008の方法。
[本発明1011]
対象における筋萎縮症を治療する方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1012]
前記対象が、筋萎縮症を有するまたは筋萎縮症のリスクを有すると判定されている、本発明1011の方法。
[本発明1013]
前記対象が、筋萎縮症、または筋萎縮症を引き起こす疾患もしくは筋萎縮症と関連する疾患についての検査を受けている、本発明1011~1012のいずれかの方法。
[本発明1014]
前記対象が、筋萎縮症に対する1つ以上の治療で以前に治療されている、本発明1011~1013のいずれかの方法。
[本発明1015]
前記筋萎縮症に対する治療の1つ以上が、処方された化学療法である、本発明1014の方法。
[本発明1016]
対象における悪液質またはサルコペニアを治療するための方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1017]
前記対象が、がんであると診断されている、本発明1016の方法。
[本発明1018]
前記対象が、床上安静の指示を受けている、本発明1016または本発明1017の方法。
[本発明1019]
前記対象が、加齢性サルコペニアであると診断されている、本発明1016~1018のいずれかの方法。
[本発明1020]
対象における筋肉量を増加させる方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1021]
対象における筋力を向上させる方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1022]
対象における筋肉機能を改善する方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1023]
対象における変性筋線維の数を低減する方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1024]
対象における再生筋線維の数を増加させる方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1025]
対象における、ミオシン軽鎖2、ミオシンXVIIIb、ミオメシン3、リポタンパク質リパーゼ、パタチン様ホスホリパーゼドメイン含有2、及びサルコメリックミトコンドリアクレアチンキナーゼからなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子の発現を増加させる方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1026]
前記対象が、カルパイン3遺伝子に変異を有する、本発明1008~1025のいずれかの方法。
[本発明1027]
前記対象が、CaMKIIに欠損を有することが判定されている、本発明1008~1026のいずれかの方法。
[本発明1028]
CaMKIIの発現レベルまたは活性レベルを決定することをさらに含む、本発明1008~1027のいずれかの方法。
[本発明1029]
前記化合物が、経口投与、非経口投与、皮下投与、腹腔内投与、または筋肉内投与される、本発明1008~1028のいずれかの方法。
[本発明1030]
前記化合物が、局所投与される、本発明1008~1029のいずれかの方法。
[本発明1031]
前記化合物が、筋肉組織に投与される、本発明1030の方法。
[本発明1032]
前記対象が、ヒトである、本発明1008~1031のいずれかの方法。
本発明の他の目的、特徴、及び利点は、後述の詳細な説明から明らかとなるであろう。しかしながら、詳細な説明及び具体例は、本発明の好ましい実施形態を示すものではあるが、この詳細な説明から本発明の趣旨及び範囲の中でのさまざまな変更及び改変が当業者に明らかになるであろうから、単に例として与えられるものにすぎないことを理解されたい。
式VII
の化学構造を有する化合物であって、
式中、R 1 及びR 2 が、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR 1 及びR 2 が、一緒になって4~6員の複素環を形成し;R 3 及びR 4 が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR 3 及びR 4 が、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR 3 及びR 4 が、一緒になって6員の複素環を形成し;R 16 及びR 17 が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR 16 及びR 17 が、一緒になって4~8員のシクロアルキル環もしくは複素環を形成し;各R 18 が、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり;各R 19 が、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり;hが、0、1、2、3、または4であり;kが、1、2、3、4、または5であり、
式VIIが、式VI
ではない、前記化合物。
[本発明1002]
式I
の化学構造を有する、本発明1001の化合物:
式中、R 1 及びR 2 が、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR 1 及びR 2 が、一緒になって4~6員の複素環を形成し;R 3 及びR 4 が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR 3 及びR 4 が、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR 3 及びR 4 が、一緒になって6員の複素環を形成し;R 5 及びR 6 が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR 5 及びR 6 が、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR 5 及びR 6 が、一緒になって6員の複素環を形成し;Xが、下記の式II、式III、式IV、または式Vの化学構造を有する基であり;
式中、Zは、H、アルキル、置換アルキル、アリール、OR 7 、またはNR 8 R 9 であり;R 7 は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、またはアリールであり;R 8 及びR 9 は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR 8 及びR 9 は、一緒になって4~6員の複素環を形成し、
J 1 は、H、アルキル、またはOR 10 から選択され;R 10 は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、アリール、または((CH 2 ) n O) p CH 2 CH 2 R 11 (nは、1、2、または3であり;pは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である)であり;R 11 は、OH、NH 2 、またはアルコキシであり、
J 2 は、H、アルキル、またはOR 12 から選択され;R 12 は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、アリール、または((CH 2 ) n O) p CH 2 CH 2 R 13 (nは、1、2、または3であり;pは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である)であり;R 13 は、OH、NH 2 、またはアルコキシであり;
式中、Mは、O、NH、またはCH 2 であり;
式中、R 14 は、Hまたはアルコキシであり、R 15 は、Hまたはアルコキシである。
[本発明1003]
R 1 が、Hであり、R 2 が、Hであり、R 3 が、Hであり、R 4 が、Hであり、R 5 及びR 6 が、5員の複素環を形成する結合であり、Xが、式IIである、本発明1002の化合物。
[本発明1004]
R 1 が、Hであり、R 2 が、Hであり、R 3 が、Hであり、R 4 が、Hであり、R 5 及びR 6 が、5員の複素環を形成する結合であり、Xが、式IIであり、Zが、Hであり、J 2 が、Hであり、J 1 が、OR 10 である、本発明1002の化合物。
[本発明1005]
R 10 が、H、CF 3 、CH 2 CH 3 、CH(CH 3 ) 2 、CH 2 CH 2 CH 3 、CH 2 CH 2 OCH 3 、CH 2 CH 2 OCH 2 CH 2 NH 2 、CH 2 CH 2 OCH 2 CH 2 OCH 2 CH 2 OCH 3 、CH 2 NH 2 、CH 2 CH 2 NH 2 、またはCH 2 CONH 2 である、本発明1004の化合物。
[本発明1006]
AMBMP類似体1、AMBMP類似体2、AMBMP類似体3、AMBMP類似体4、AMBMP類似体5、AMBMP類似体6、AMBMP類似体8、AMBMP類似体17、AMBMP類似体21、AMBMP類似体25、AMBMP類似体38、AMBMP類似体39、またはAMBMP類似体40である、本発明1001の化合物。
[本発明1007]
本発明1001~1006のいずれかの化合物を含む組成物であって、医薬的に許容可能な担体をさらに含む、前記組成物。
[本発明1008]
対象における筋ジストロフィーを治療する方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1009]
前記筋ジストロフィーの型が、肢帯型筋ジストロフィーである、本発明1008の方法。
[本発明1010]
前記筋ジストロフィーの型が、肢帯型筋ジストロフィー2A型である、本発明1008の方法。
[本発明1011]
対象における筋萎縮症を治療する方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1012]
前記対象が、筋萎縮症を有するまたは筋萎縮症のリスクを有すると判定されている、本発明1011の方法。
[本発明1013]
前記対象が、筋萎縮症、または筋萎縮症を引き起こす疾患もしくは筋萎縮症と関連する疾患についての検査を受けている、本発明1011~1012のいずれかの方法。
[本発明1014]
前記対象が、筋萎縮症に対する1つ以上の治療で以前に治療されている、本発明1011~1013のいずれかの方法。
[本発明1015]
前記筋萎縮症に対する治療の1つ以上が、処方された化学療法である、本発明1014の方法。
[本発明1016]
対象における悪液質またはサルコペニアを治療するための方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1017]
前記対象が、がんであると診断されている、本発明1016の方法。
[本発明1018]
前記対象が、床上安静の指示を受けている、本発明1016または本発明1017の方法。
[本発明1019]
前記対象が、加齢性サルコペニアであると診断されている、本発明1016~1018のいずれかの方法。
[本発明1020]
対象における筋肉量を増加させる方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1021]
対象における筋力を向上させる方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1022]
対象における筋肉機能を改善する方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1023]
対象における変性筋線維の数を低減する方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1024]
対象における再生筋線維の数を増加させる方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1025]
対象における、ミオシン軽鎖2、ミオシンXVIIIb、ミオメシン3、リポタンパク質リパーゼ、パタチン様ホスホリパーゼドメイン含有2、及びサルコメリックミトコンドリアクレアチンキナーゼからなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子の発現を増加させる方法であって、本発明1001~1006のいずれかの化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1026]
前記対象が、カルパイン3遺伝子に変異を有する、本発明1008~1025のいずれかの方法。
[本発明1027]
前記対象が、CaMKIIに欠損を有することが判定されている、本発明1008~1026のいずれかの方法。
[本発明1028]
CaMKIIの発現レベルまたは活性レベルを決定することをさらに含む、本発明1008~1027のいずれかの方法。
[本発明1029]
前記化合物が、経口投与、非経口投与、皮下投与、腹腔内投与、または筋肉内投与される、本発明1008~1028のいずれかの方法。
[本発明1030]
前記化合物が、局所投与される、本発明1008~1029のいずれかの方法。
[本発明1031]
前記化合物が、筋肉組織に投与される、本発明1030の方法。
[本発明1032]
前記対象が、ヒトである、本発明1008~1031のいずれかの方法。
本発明の他の目的、特徴、及び利点は、後述の詳細な説明から明らかとなるであろう。しかしながら、詳細な説明及び具体例は、本発明の好ましい実施形態を示すものではあるが、この詳細な説明から本発明の趣旨及び範囲の中でのさまざまな変更及び改変が当業者に明らかになるであろうから、単に例として与えられるものにすぎないことを理解されたい。
Claims (20)
- 式I
の化学構造を有する化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物:
式中、
R1及びR2が、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR1及びR2が、一緒になって4~6員の複素環を形成し;
R3及びR4が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR3及びR4が、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR3及びR4が、一緒になって6員の複素環を形成し;
R5及びR6が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR5及びR6が、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR5及びR6が、一緒になって6員の複素環を形成し;
Xが、下記の式II、式III、式IV、または式Vの化学構造を有する基であり;
式中、
Zは、H、アルキル、置換アルキル、アリール、OR7、またはNR8R9であり;R7は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、またはアリールであり;R8及びR9は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR8及びR9は、一緒になって4~6員の複素環を形成し、
J1は、H、アルキル、またはOR10から選択され;
R10は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、アリール、または((CH2)nO)pCH2CH2R11(nは、1、2、または3であり;pは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である)であり;R11は、OH、NH2、またはアルコキシであり、
J2は、H、アルキル、またはOR12から選択され;
R12は、H、アルキル、ハロアルキル、置換アルキル、アリール、または((CH2)nO)pCH2CH2R13(nは、1、2、または3であり;pは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である)であり;R13は、OH、NH2、またはアルコキシであり;
式中、Mは、O、NH、またはCH2であり;
式中、R14は、Hまたはアルコキシであり、R15は、Hまたはアルコキシである。 - R1が、Hであり、R2が、Hであり、R3が、Hであり、R4が、Hであり、R5及びR6が、5員の複素環を形成する結合であり、Xが、式IIである、請求項1に記載の化合物。
- R1が、Hであり、R2が、Hであり、R3が、Hであり、R4が、Hであり、R5及びR6が、5員の複素環を形成する結合であり、Xが、式IIであり、Zが、Hであり、J2が、Hであり、J1が、OR10である、請求項1に記載の化合物。
- R10が、H、CF3、CH2CH3、CH(CH3)2、CH2CH2CH3、CH2CH2OCH3、CH2CH2OCH2CH2NH2、CH2CH2OCH2CH2OCH2CH2OCH3、CH2NH2、CH2CH2NH2、またはCH2CONH2である、請求項3に記載の化合物。
- AMBMP類似体1、AMBMP類似体2、AMBMP類似体3、AMBMP類似体4、AMBMP類似体5、AMBMP類似体6、AMBMP類似体8、AMBMP類似体17、AMBMP類似体21、AMBMP類似体25、AMBMP類似体38、AMBMP類似体39、またはAMBMP類似体40である、請求項1に記載の化合物。
- 式VII
の化学構造を有する化合物、またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物:
式中、
R1及びR2が、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アリールであるか、またはR1及びR2が、一緒になって4~6員の複素環を形成し;
R3及びR4が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR3及びR4が、5員の複素環を形成する結合であるか、またはR3及びR4が、一緒になって6員の複素環を形成し;
R16及びR17が、H、アルキル、置換アルキル、アリールから独立して選択されるか、またはR16及びR17が、一緒になって4~8員のシクロアルキル環もしくは複素環を形成し;
各R18が、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり;
各R19が、独立して、アルキル、置換アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり;
hが、0、1、2、3、または4であり;
kが、1、2、3、4、または5であり、
式VIIは、式VI
ではない。 - 請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物を含む組成物であって、医薬的に許容可能な担体をさらに含む、前記組成物。
- 対象における筋ジストロフィーを治療するための医薬組成物であって、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を含む、前記医薬組成物。
- 前記筋ジストロフィーの型が、肢帯型筋ジストロフィーである、請求項8に記載の医薬組成物。
- 前記筋ジストロフィーの型が、肢帯型筋ジストロフィー2A型である、請求項8に記載の医薬組成物。
- 対象における筋萎縮症を治療するための医薬組成物であって、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を含む、前記医薬組成物。
- 前記対象が、筋萎縮症を有するまたは筋萎縮症のリスクを有すると判定されている、請求項11に記載の医薬組成物。
- 対象における悪液質またはサルコペニアを治療するための医薬組成物であって、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を含む、前記医薬組成物。
- 前記対象が、がんであると診断されている、請求項13に記載の医薬組成物。
- 対象における筋肉量を増加させるための医薬組成物であって、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を含む、前記医薬組成物。
- 対象における筋力を向上させるための医薬組成物であって、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を含む、前記医薬組成物。
- 対象における筋肉機能を改善するための医薬組成物であって、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を含む、前記医薬組成物。
- 対象における変性筋線維の数を低減するための医薬組成物であって、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を含む、前記医薬組成物。
- 対象における再生筋線維の数を増加させるための医薬組成物であって、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を含む、前記医薬組成物。
- 対象における、ミオシン軽鎖2、ミオシンXVIIIb、ミオメシン3、リポタンパク質リパーゼ、パタチン様ホスホリパーゼドメイン含有2、及びサルコメリックミトコンドリアクレアチンキナーゼからなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子の発現を増加させるための医薬組成物であって、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは溶媒和物の有効量を含む、前記医薬組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201962833037P | 2019-04-12 | 2019-04-12 | |
US62/833,037 | 2019-04-12 | ||
PCT/US2020/027510 WO2020210521A2 (en) | 2019-04-12 | 2020-04-09 | Compositions and methods for increasing muscle mass and oxidative metabolism |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022526844A JP2022526844A (ja) | 2022-05-26 |
JPWO2020210521A5 true JPWO2020210521A5 (ja) | 2023-04-14 |
Family
ID=72751442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021559989A Pending JP2022526844A (ja) | 2019-04-12 | 2020-04-09 | 筋肉量及び酸化的代謝を増加させるための組成物及び方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20220162198A1 (ja) |
EP (1) | EP3952849A4 (ja) |
JP (1) | JP2022526844A (ja) |
KR (1) | KR20210151944A (ja) |
CN (1) | CN113924085A (ja) |
WO (1) | WO2020210521A2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7445663B2 (ja) * | 2019-07-31 | 2024-03-07 | 株式会社Nttドコモ | 端末、基地局、システム、及び通信方法 |
Family Cites Families (88)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1284931C (en) | 1986-03-13 | 1991-06-18 | Henry A. Erlich | Process for detecting specific nucleotide variations and genetic polymorphisms present in nucleic acids |
US5202231A (en) | 1987-04-01 | 1993-04-13 | Drmanac Radoje T | Method of sequencing of genomes by hybridization of oligonucleotide probes |
US5525464A (en) | 1987-04-01 | 1996-06-11 | Hyseq, Inc. | Method of sequencing by hybridization of oligonucleotide probes |
GB8810400D0 (en) | 1988-05-03 | 1988-06-08 | Southern E | Analysing polynucleotide sequences |
US5700637A (en) | 1988-05-03 | 1997-12-23 | Isis Innovation Limited | Apparatus and method for analyzing polynucleotide sequences and method of generating oligonucleotide arrays |
GB8822228D0 (en) | 1988-09-21 | 1988-10-26 | Southern E M | Support-bound oligonucleotides |
US6040138A (en) | 1995-09-15 | 2000-03-21 | Affymetrix, Inc. | Expression monitoring by hybridization to high density oligonucleotide arrays |
US5424186A (en) | 1989-06-07 | 1995-06-13 | Affymax Technologies N.V. | Very large scale immobilized polymer synthesis |
US5143854A (en) | 1989-06-07 | 1992-09-01 | Affymax Technologies N.V. | Large scale photolithographic solid phase synthesis of polypeptides and receptor binding screening thereof |
US5871928A (en) | 1989-06-07 | 1999-02-16 | Fodor; Stephen P. A. | Methods for nucleic acid analysis |
US5744101A (en) | 1989-06-07 | 1998-04-28 | Affymax Technologies N.V. | Photolabile nucleoside protecting groups |
US5547839A (en) | 1989-06-07 | 1996-08-20 | Affymax Technologies N.V. | Sequencing of surface immobilized polymers utilizing microflourescence detection |
US5242974A (en) | 1991-11-22 | 1993-09-07 | Affymax Technologies N.V. | Polymer reversal on solid surfaces |
US5800992A (en) | 1989-06-07 | 1998-09-01 | Fodor; Stephen P.A. | Method of detecting nucleic acids |
US5527681A (en) | 1989-06-07 | 1996-06-18 | Affymax Technologies N.V. | Immobilized molecular synthesis of systematically substituted compounds |
DE3924454A1 (de) | 1989-07-24 | 1991-02-07 | Cornelis P Prof Dr Hollenberg | Die anwendung von dna und dna-technologie fuer die konstruktion von netzwerken zur verwendung in der chip-konstruktion und chip-produktion (dna chips) |
EP0430881A3 (en) | 1989-11-29 | 1991-10-23 | Ciba-Geigy Ag | Photochromic compounds, process for their preparation and their use |
US5288644A (en) | 1990-04-04 | 1994-02-22 | The Rockefeller University | Instrument and method for the sequencing of genome |
US5639603A (en) | 1991-09-18 | 1997-06-17 | Affymax Technologies N.V. | Synthesizing and screening molecular diversity |
IL103674A0 (en) | 1991-11-19 | 1993-04-04 | Houston Advanced Res Center | Method and apparatus for molecule detection |
US5384261A (en) | 1991-11-22 | 1995-01-24 | Affymax Technologies N.V. | Very large scale immobilized polymer synthesis using mechanically directed flow paths |
US5412087A (en) | 1992-04-24 | 1995-05-02 | Affymax Technologies N.V. | Spatially-addressable immobilization of oligonucleotides and other biological polymers on surfaces |
US5324633A (en) | 1991-11-22 | 1994-06-28 | Affymax Technologies N.V. | Method and apparatus for measuring binding affinity |
AU3728093A (en) | 1992-02-19 | 1993-09-13 | Public Health Research Institute Of The City Of New York, Inc., The | Novel oligonucleotide arrays and their use for sorting, isolating, sequencing, and manipulating nucleic acids |
ATE231920T1 (de) | 1992-03-11 | 2003-02-15 | Dana Farber Cancer Inst Inc | Methode um mrna zu klonieren |
WO1993020236A1 (en) | 1992-04-03 | 1993-10-14 | Applied Biosystems, Inc. | Probe composition and method |
US5554501A (en) | 1992-10-29 | 1996-09-10 | Beckman Instruments, Inc. | Biopolymer synthesis using surface activated biaxially oriented polypropylene |
US5503980A (en) | 1992-11-06 | 1996-04-02 | Trustees Of Boston University | Positional sequencing by hybridization |
US5580726A (en) | 1994-04-29 | 1996-12-03 | Geron Corporation | Method and Kit for enhanced differential display |
US5858659A (en) | 1995-11-29 | 1999-01-12 | Affymetrix, Inc. | Polymorphism detection |
US5470710A (en) | 1993-10-22 | 1995-11-28 | University Of Utah | Automated hybridization/imaging device for fluorescent multiplex DNA sequencing |
US5472672A (en) | 1993-10-22 | 1995-12-05 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Apparatus and method for polymer synthesis using arrays |
JPH09507121A (ja) | 1993-10-26 | 1997-07-22 | アフィマックス テクノロジーズ ナームロゼ ベノートスハップ | 生物学的チップ上の核酸プローブアレー |
US6045996A (en) | 1993-10-26 | 2000-04-04 | Affymetrix, Inc. | Hybridization assays on oligonucleotide arrays |
US5429807A (en) | 1993-10-28 | 1995-07-04 | Beckman Instruments, Inc. | Method and apparatus for creating biopolymer arrays on a solid support surface |
US5610287A (en) | 1993-12-06 | 1997-03-11 | Molecular Tool, Inc. | Method for immobilizing nucleic acid molecules |
GB9401833D0 (en) | 1994-02-01 | 1994-03-30 | Isis Innovation | Method for discovering ligands |
JPH09508800A (ja) | 1994-02-14 | 1997-09-09 | スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション | 差次的発現遺伝子の同定法 |
US5571639A (en) | 1994-05-24 | 1996-11-05 | Affymax Technologies N.V. | Computer-aided engineering system for design of sequence arrays and lithographic masks |
US5807522A (en) | 1994-06-17 | 1998-09-15 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Methods for fabricating microarrays of biological samples |
US5604097A (en) | 1994-10-13 | 1997-02-18 | Spectragen, Inc. | Methods for sorting polynucleotides using oligonucleotide tags |
US5556752A (en) | 1994-10-24 | 1996-09-17 | Affymetrix, Inc. | Surface-bound, unimolecular, double-stranded DNA |
US5830645A (en) | 1994-12-09 | 1998-11-03 | The Regents Of The University Of California | Comparative fluorescence hybridization to nucleic acid arrays |
US5599695A (en) | 1995-02-27 | 1997-02-04 | Affymetrix, Inc. | Printing molecular library arrays using deprotection agents solely in the vapor phase |
GB9507238D0 (en) | 1995-04-07 | 1995-05-31 | Isis Innovation | Detecting dna sequence variations |
US5624711A (en) | 1995-04-27 | 1997-04-29 | Affymax Technologies, N.V. | Derivatization of solid supports and methods for oligomer synthesis |
DE19518505A1 (de) | 1995-05-19 | 1996-11-21 | Max Planck Gesellschaft | Verfahren zur Genexpressionsanalyse |
US5545531A (en) | 1995-06-07 | 1996-08-13 | Affymax Technologies N.V. | Methods for making a device for concurrently processing multiple biological chip assays |
US5661028A (en) | 1995-09-29 | 1997-08-26 | Lockheed Martin Energy Systems, Inc. | Large scale DNA microsequencing device |
US5658734A (en) | 1995-10-17 | 1997-08-19 | International Business Machines Corporation | Process for synthesizing chemical compounds |
AU2253397A (en) | 1996-01-23 | 1997-08-20 | Affymetrix, Inc. | Nucleic acid analysis techniques |
US5837196A (en) | 1996-01-26 | 1998-11-17 | The Regents Of The University Of California | High density array fabrication and readout method for a fiber optic biosensor |
US6458530B1 (en) | 1996-04-04 | 2002-10-01 | Affymetrix Inc. | Selecting tag nucleic acids |
NO972006D0 (no) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | Forskningsparken I Aas As | Ny metode for diagnose av sykdommer |
US5919626A (en) | 1997-06-06 | 1999-07-06 | Orchid Bio Computer, Inc. | Attachment of unmodified nucleic acids to silanized solid phase surfaces |
DE69833758T2 (de) | 1997-06-13 | 2006-08-31 | Affymetrix, Inc. (n.d.Ges.d.Staates Delaware), Santa Clara | Verfahren zur erkennung von genpolymorphismen und allelexpression unter verwendung von sondenchips |
US6121058A (en) | 1998-01-02 | 2000-09-19 | Intel Corporation | Method for removing accumulated solder from probe card probing features |
US6087102A (en) | 1998-01-07 | 2000-07-11 | Clontech Laboratories, Inc. | Polymeric arrays and methods for their use in binding assays |
US6004755A (en) | 1998-04-07 | 1999-12-21 | Incyte Pharmaceuticals, Inc. | Quantitative microarray hybridizaton assays |
US6638717B2 (en) | 1999-05-19 | 2003-10-28 | Aventis Pharmaceuticals, Inc. | Microarray-based subtractive hybridzation |
JP2003515149A (ja) | 1999-11-26 | 2003-04-22 | キュラジェン コーポレイション | 核酸プローブアレイ |
US6383749B2 (en) | 1999-12-02 | 2002-05-07 | Clontech Laboratories, Inc. | Methods of labeling nucleic acids for use in array based hybridization assays |
US6447723B1 (en) | 2000-03-13 | 2002-09-10 | Packard Instrument Company, Inc. | Microarray spotting instruments incorporating sensors and methods of using sensors for improving performance of microarray spotting instruments |
US20030082604A1 (en) | 2000-09-27 | 2003-05-01 | Swanson Melvin J. | High density arrays |
US6617112B2 (en) | 2000-10-11 | 2003-09-09 | Monsanto Technology Llc | Methods for gene array analysis of nuclear runoff transcripts |
AU2002367748A1 (en) | 2001-08-08 | 2003-10-27 | North Carolina State University | Infectious disease microarray |
WO2003020898A2 (en) | 2001-08-30 | 2003-03-13 | Spectral Genomics, Inc. | Arrays comprising pre-labeled biological molecules and methods for making and using these arrays |
CA2459731A1 (en) | 2001-09-06 | 2003-03-20 | Merck Patent Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung | Genetic analysis of biological samples in arrayed expanded representations of their nucleic acids |
US7332328B2 (en) | 2001-09-07 | 2008-02-19 | Corning Incorporated | Microcolumn-platform based array for high-throughput analysis |
EP1434883A2 (en) | 2001-10-02 | 2004-07-07 | Azign Bioscience A/S | Specific differential display arrays |
CA2463725A1 (en) | 2001-10-12 | 2003-11-06 | Spectral Genomics, Inc. | Compilations of nucleic acids and arrays and methods of using them |
US20030087298A1 (en) | 2001-11-02 | 2003-05-08 | Roland Green | Detection of hybridization on oligonucleotide microarray through covalently labeling microarray probe |
CN1281324C (zh) | 2001-12-19 | 2006-10-25 | 阿菲梅特里克斯公司 | 阵列板和阵列板的构建方法 |
US20030148362A1 (en) | 2002-02-07 | 2003-08-07 | Eastern Virginia Medical School Of The Medical College Of Hampton Roads | Diagnostic microarray and method of use thereof |
AU2003212954A1 (en) | 2002-02-08 | 2003-09-02 | Integriderm, Inc. | Skin cell biomarkers and methods for identifying biomarkers using nucleic acid microarrays |
WO2003076928A1 (en) | 2002-03-07 | 2003-09-18 | University Of Utah Research Foundation | Methods for identifying large subsets of differentially expressed genes based on multivariate microarray data analysis |
AU2003245269A1 (en) | 2002-05-03 | 2003-11-17 | Vialogy Corporation | System and method for characterizing microarray output data |
US7888106B2 (en) | 2002-05-24 | 2011-02-15 | Roche Nimblegen, Inc. | Microarrays and method for running hybridization reaction for multiple samples on a single microarray |
AUPS261402A0 (en) | 2002-05-28 | 2002-06-20 | Compusign Pty Ltd | Array monitoring |
EP1556506A1 (en) | 2002-09-19 | 2005-07-27 | The Chancellor, Masters And Scholars Of The University Of Oxford | Molecular arrays and single molecule detection |
WO2006078886A2 (en) * | 2005-01-18 | 2006-07-27 | Irm Llc | Compounds and compositions as wnt signaling pathway modulators |
WO2008060332A2 (en) * | 2006-06-02 | 2008-05-22 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Methods for treating or reducing muscle fatigue |
MX2012009318A (es) * | 2010-02-10 | 2012-09-07 | Novartis Ag | Metodos y compuestos para el crecimiento muscular. |
CN105143206B (zh) * | 2012-11-27 | 2019-01-15 | 托马斯·黑勒戴药物研究基金会 | 用于治疗癌症的嘧啶-2,4-二胺衍生物 |
AU2014339917A1 (en) * | 2013-10-25 | 2016-05-12 | Roland Blanque | Methods for treatment of muscular dystrophies |
WO2015069752A1 (en) * | 2013-11-05 | 2015-05-14 | The Regents Of The University Of California | Acetylcholine binding protein ligands, cooperative nachr modulators and methods for making and using |
EP3736268A1 (en) * | 2013-12-20 | 2020-11-11 | Signal Pharmaceuticals, LLC | Process for the preparation of substituted diaminopyrimidyl compounds |
WO2017208211A1 (en) * | 2016-06-03 | 2017-12-07 | The Regents Of The University Of California | Identification of drugs that increase muscle mass |
-
2020
- 2020-04-09 WO PCT/US2020/027510 patent/WO2020210521A2/en unknown
- 2020-04-09 US US17/602,989 patent/US20220162198A1/en active Pending
- 2020-04-09 EP EP20788681.3A patent/EP3952849A4/en active Pending
- 2020-04-09 JP JP2021559989A patent/JP2022526844A/ja active Pending
- 2020-04-09 KR KR1020217037102A patent/KR20210151944A/ko unknown
- 2020-04-09 CN CN202080034330.6A patent/CN113924085A/zh active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2997019B1 (en) | Sulphamoylthiophenamide derivatives and the use thereof as medicaments for the treatment of hepatitis b | |
AU2014294997B2 (en) | Glyoxamide substituted pyrrolamide derivatives and the use thereof as medicaments for the treatment of hepatitis B | |
EP3060547B1 (en) | Carboxamide derivatives and the use thereof as medicaments for the treatment of hepatitis b | |
ES2750655T3 (es) | Derivados de pirrolo[2,3-d]pirimidina útiles para inhibir la Janus cinasa | |
EA008380B1 (ru) | 3-β-D-РИБОФУРАНОЗИЛТИАЗОЛО[4,5-d]ПИРИМИДИННУКЛЕОЗИДЫ И ИХ ПРИМЕНЕНИЯ | |
CN1189469C (zh) | 作为抗菌剂的3-(杂芳基乙酰氨基)-2-氧化-氮杂环丁烷-1-磺酸衍生物 | |
AU2008296997B2 (en) | Phosphadiazine HCV polymerase inhibitors IV | |
RU2011103234A (ru) | Новые фенилпиразиноны в качестве ингибиторов киназы | |
JP2008500392A (ja) | スルホニルエチルホスホロジアミデート | |
RU2011101774A (ru) | Новые замещенные пиридин-2-оны и пиридазин-3-оны | |
RU2004104625A (ru) | Аналоги простагландинов в качестве агонистов рецептора ep4 | |
RU2011127079A (ru) | Комбинация производного циклоспорина и нуклеозидов для лечения инфекции вирусом гепатита с | |
JPWO2020210521A5 (ja) | ||
CN1112560A (zh) | 哌啶衍生物及含有该衍生物的抗血小板剂 | |
JP2006514051A5 (ja) | ||
JPWO2019143677A5 (ja) | ||
JP2022548162A (ja) | ポンペ病を処置する方法 | |
CN1118166A (zh) | 法呢基:蛋白质转移酶抑制剂作为抗癌药 | |
JP2017522383A5 (ja) | ||
CN1373752A (zh) | 前列腺素衍生物 | |
CN1617744A (zh) | 包含取代的丙烯酰偏端霉素衍生物和蛋白激酶(丝氨酸/苏氨酸激酶)抑制剂的抗肿瘤联合疗法 | |
RU2002124199A (ru) | Новые 1-[1-(гетеро)арил-1-пергидроксиалкилметил]пиперазиновые соединения, способ их получения и содержащие эти соединения лекарственные средства | |
NL1025010C2 (nl) | Nieuwe fosfor bevattende derivaten. | |
JPWO2021089824A5 (ja) | ||
JPWO2020252383A5 (ja) |