JPWO2020059403A1 - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

本発明のステアリング装置は、ピストン(11)とロータリバルブ(39)とを有し、ポンプ装置(402)が発生した液圧を利用する液圧式の第1パワ−ステアリング機構(A)と、電動モータ(7)の動力を操舵アシスト力として直接的に用い、操舵軸(3)を減速機構(8)を介して回転させる電動式の第2パワ−ステアリング機構(B)とを有しているとともに、減速機構(8)とトルクセンサ(12)を一体構造のハウジング(9)に収容するようにした。これによって、大型化を抑制した電動液圧式ステアリング装置を提供する。

Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
特許文献1には、液圧式の第1パワ−ステアリング機構と電動式の第2パワ−ステアリング機構を備えるステアリング装置が開示されている。
特開2016−150645号公報
上記従来のステアリング装置においては、電動モータが直接操舵軸を回転させており、電動モータが大型化するおそれがあった。
本発明の目的の一つは、電動モータの大型化を抑制したステアリング装置を提供することにある。
本発明の一実施形態におけるステアリング装置は、電動モータが、操舵軸を、減速機構を介して回転させるとともに、減速機構とトルクセンサを一体構造のハウジングに収容するようにした。
よって、電動モータの大型化を抑制し、かつ構造が簡素であり、操舵軸の回転軸線方向における寸法の大型化を抑制することができる。
すなわち、仮にハウジングが2つの部材で構成されている場合、これら2つの部材同士を接続するためのボルト、ナット、ボルトフランジ、シ−ル構造等が必要となる。
本発明に係る実施形態1のステアリング装置1が適用された操舵系の構成を示す模式図である。 実施形態1の第1パワ−ステアリング機構Aと第2パワ−ステアリング機構Bの斜視図である。 実施形態1の第2パワ−ステアリング機構Bの一部断面図である。 実施形態1の第1パワ−ステアリング機構Aの断面図である。 実施形態1の第1パワ−ステアリング機構Aの一部拡大断面図である。 (a)は実施形態1のプレート16の分解斜視図であり、(b)は第1ハウジング9の第2ハウジング10側の開口部側から見たプレート16の正面図である。 (a)は実施形態1の第1ヨーク123、第2ヨーク124、ヨーク保持部材126の分解斜視図であり、(b)は第1ヨーク123、第2ヨーク124、ヨーク保持部材126を組付けた状態の斜視図である。 (a)は実施形態1のマグネット121とマグネット保持部材122を組付けた状態の斜視図であり、(b)は実施形態1のマグネット121と第1ヨーク123、第2ヨーク124の位置関係を示す斜視図である。 本発明に係る実施形態2の第1パワ−ステアリング機構Aの断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づき説明する。
〔実施形態1〕 図1は、実施形態1のステアリング装置1が適用された操舵系の構成を示す模式図である。
ステアリング装置1は、操舵機構2として、操舵軸3と伝達機構4を有する。
操舵軸3は、ドライバが操作するステアリングホイール400を有する。操舵軸3には、ドライバによるステアリングホイール400の操舵操作による回転力(操舵トルク)が入力される。操舵軸3は、上記操舵操作に伴い回転する。また、操舵軸3は、ドライバに操舵反力を伝達する。
操舵軸3の回転力(操舵トルク)は、ギヤ機構Cに伝達される。
ギヤ機構Cは、ボール・ナット型である。詳細は後述する。
ギヤ機構Cのピストン11が、図中上下方向に移動することにより、セクタギヤ406が回転する。
伝達機構4は、セクタシャフト407と、ピットマンア−ム408と、ドラッグリンク409と、タイロッド410を有する。
セクタシャフト407は、セクタギヤ406に固定される。
セクタシャフト407は、セクタギヤ406と同軸に延び、セクタギヤ406と一体に回転する。
ピットマンア−ム408は、セクタシャフト407とドラッグリンク409とに連結される。
ドラッグリンク409は、ピットマンア−ム408と、一方の操舵輪412Rのナックルア−ム411Rとに連結される。
タイロッド410は、例えば車軸懸架式サスペンションでは、両操舵輪412L、412Rのナックルア−ム411L、411Rに連結される。
ピットマンア−ム408は、セクタシャフト407の回転を、ドラッグリンク409を介してナックルア−ム411Rに伝達する。ナックルア−ム411Rに伝達された動きは、タイロッド410を介して、他方の操舵輪412Lのナックルア−ム411Lに伝達される。
ステアリング装置1は、第1パワ−ステアリング機構Aと、第2パワ−ステアリング機構Bとを有している。
第1パワ−ステアリング機構Aは、ポンプ装置402と、ピストン11と、ロータリバルブ39とを有する。
すなわち、詳細構成は後述するが、第1パワ−ステアリング機構Aは、ピストン11と、ロータリバルブ39とがギヤ機構Cに組み込まれて一体化されたインテグラル型である。
第1パワ−ステアリング機構Aは、ポンプ装置402が発生した液圧を利用する液圧式である。作動液として例えばパワ−ステアリングフル−ド(PSF)が用いられる。
ポンプ装置402は、作動液を吐出する液圧源であり、ギヤ機構Cの外部に配置される。
ポンプ装置402の吸入側は、配管(液路)403を介して、ギヤ機構Cの外部におけるリザ−バタンクRESに接続される。
ポンプ装置402の吐出側は、配管(液路)404を介して、後述するロータリバルブ39に接続される。
ポンプ装置402はエンジンまたは電動モータ等の駆動源401により駆動制御される。
第2パワ−ステアリング機構Bは、後述する電動モータ7の動力を操舵アシスト力として、直接的に用いる電動式である。詳細構成は、後述する。
図2は、実施形態1の第1パワ−ステアリング機構Aと第2パワ−ステアリング機構Bとギヤ機構Cを有するステアリング装置1の斜視図である。
第2パワ−ステアリング機構Bは、第1ハウジング9の第1ハウジング本体部91内に収容される減速機としてのウォームギヤ8のウォームシャフト81と、このウォームシャフト81と同軸上で繋がる電動モータ出力軸71を有する電動モータ7と制御装置13と、から構成されている。
制御装置13は、制御装置本体部132と電源コネクタ部133を含み、制御装置本体部132は、内部にマイクロプロセッサ131を収容する制御装置本体部−ハウジング132aを含んでいる。
このマイクロプロセッサ131は、トルクセンサ12からの操舵トルク信号に基づいて電動モータ7へのモータ指令信号を生成する。
なお、ウォームシャフト81と、電動モータ7、制御装置本体部−ハウジング132a、および電源コネクタ部133は、ウォームシャフト81の回転軸線Qの方向において、ウォームシャフト81、電動モータ7、制御装置本体部−ハウジング132a、および電源コネクタ部133の順に配置されている。
このように、ウォームシャフト81の回転軸線Qの方向に沿って配置することで、ウォームシャフト81の回転軸線Qに関する径方向における第2パワ−ステアリング機構Bの突出量を抑制し、車両に対するステアリング装置1の搭載性を向上させることができる。
第2ハウジング10に設けられた作動液供給ポート105は、第1パワ−ステアリング機構A内の後述するロータリバルブ39へ作動液を供給するための作動液供給配管21が接続されている。
また、第2ハウジング10に設けられた作動液排出ポート106は、第1パワ−ステアリング機構A内のロータリバルブ39から排出される作動液を外部に排出するための作動液排出配管22が接続されている。
この作動液供給ポート105と作動液排出ポート106は、操舵軸3の回転軸線Pと直交する平面上において、ウォームシャフト81と後述するウォームホイール82とが噛合う部分と操舵軸3とを結ぶ軸線Sに対して、電動モータ7と同じ側(図中右側)に突出するように設けられている。
これにより、車両に対するステアリング装置全体の占有領域の拡大を抑制することができる。
また、ウォームシャフト81は、操舵軸3の回転軸線Pに関する周方向において、干渉しないように、作動液供給ポート105および作動液排出ポート106とオフセット(矢印R方向)している。
これにより、作動液供給ポート105や作動液排出ポート106に対して、それぞれ作動液供給配管21および作動液排出配管22を接続する接続作業の作業性を向上することができる。
また、ウォームシャフト81と、作動液供給ポート105と作動液排出ポート106との干渉を抑制することができる。
さらに、ウォームシャフト81は、ウォームホイール8の回転軸線P(操舵軸3の回転軸線と同一)に対して直角な平面に対し、傾斜するようにウォームホイール8と噛合っている。
すなわち、図2に示すように、第2パワ−ステアリング機構Bの電源コネクタ部133側が上方へ傾斜している。
このように、ウォームシャフト81を、斜交配置とすることによって、作動液供給ポート105および作動液排出ポート106との干渉を避けるレイアウトが、採りやすくなる。
図3は、実施形態1の第2パワ−ステアリング機構Bの一部断面図である。
電動モータ出力軸71と同軸上で繋がるウォームシャフト81は、第1ハウジング本体部91の内部に収容され、一対の軸受81a、81bによって支持されている。
また、ウォームシャフト81は、第2軸32に設けられたウォームホイール82と噛合い減速機としてのウォームギヤ8を構成している。
なお、第1ハウジング本体部91と電動モータハウジング7aは、複数のボルトbによって結合されている。
図4は、実施形態1の第1パワ−ステアリング機構Aの断面図であり、図5は、実施形態1の第1パワ−ステアリング機構Aの一部拡大断面図であり、図6(a)は、実施形態1のプレート16の分解斜視図であり、図6(b)は、第1ハウジング9の第2ハウジング10側の開口部側から見たプレート16の正面図であり、図7(a)は、実施形態1の第1ヨーク123、第2ヨーク124、ヨーク保持部材126の分解斜視図であり、図7(b)は、第1ヨーク123、第2ヨーク124、ヨーク保持部材126を組付けた状態の斜視図であり、図8(a)は、実施形態1のマグネット121とマグネット保持部材122を組付けた状態の斜視図であり、図8(b)は、実施形態1のマグネット121と第1ヨーク123、第2ヨーク124の位置関係を示す斜視図である。
まず、図4、図5に基づいて構成を説明する。
操舵軸3は、第1軸31、第2軸32、第3軸33、第4軸34、第1トーションバー35、第2トーションバー36を備えている。
第1軸31の軸線P方向の図4中右方向側には、ステアリングホイール400が連結される。第1軸31には、ドライバによるステアリングホイール400の操舵操作による回転力(操舵トルク)が入力される。第1軸31は、上記操舵操作に伴い回転する。また、第1軸31は、ドライバに操舵反力を伝達する。
第1軸31と第2軸32は、第1トーションバー35によって互いに接続されている。
すなわち、第1軸31は、図中右方向端部に、操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向に沿って形成された第1軸−径方向穴部311を備えている。第1トーションバー35は、図中右方向端部に、操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向に沿って形成された第1トーションバー径方向穴部351を備えている。
固定ピン18aが、第1軸−径方向穴部311と第1トーションバー径方向穴部351の両方に挿入されることにより、第1軸31と第1トーションバー35とが接続されている。
また、第2軸32は、図中左方向端部に、第1トーションバー接続部である操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向に沿って形成された第2軸−径方向穴部325を備えている。第1トーションバー35は、図中左方向端部に、第2軸接続部である操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向に沿って形成された第1トーションバー径方向穴部352を備えている。
固定ピン18bが、第2軸−径方向穴部325と第1トーションバー径方向穴部352の両方に挿入されることにより、第2軸32と第1トーションバー35とが接続されている。
第1軸31の外周面と第2軸32の内周面との間には、第3軸受であるニードルベアリング19と第4軸受であるニードルベアリング20が、操舵軸3の回転軸線P方向において、互いに離間して配置されて、第1軸31と第2軸32が相対回転可能に支持されている。
第3軸33は、操舵軸3の回転軸線P方向であって、図中右方向側端部に第2軸32に向かって開口し、内周面にセレ−ションが形成された第2軸挿入穴部331を備え、第2軸32は、操舵軸3の回転軸線P方向であって、外周面にセレ−ションが形成された図中左方向端部を第2軸挿入穴部331に挿入することによって第2軸32と第3軸33が接続されている。
なお、第2軸32と第1トーションバー35を接続する部分(第2軸−径方向穴部325、固定ピン18b、第1トーションバー径方向穴部352)は、操舵軸3の回転軸線P方向において、第2軸挿入穴部331とオーバーラップしている。これにより、ステアリング装置1の軸方向寸法の大型化を抑制できる。
第3軸33と第4軸34は、第2トーションバー36によって互いに接続されている。
すなわち、第3軸33は、図中左方向端部に、操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向に沿って形成された第3軸−径方向穴部332を備え、第2トーションバー36は、図中右方向端部に、操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向に沿って形成された第2トーションバー径方向穴部361を備えている。
固定ピン18cが、第3軸−径方向穴部332と第2トーションバー径方向穴部361の両方に挿入されることにより、第3軸33と第2トーションバー36が接続されている。
また、第4軸34は、図4に示すように、左方向端部に、操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向に沿って形成された第4軸−径方向穴部341を備え、第2トーションバー36は、図中左方向端部に、操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向に沿って形成された第2トーションバー径方向穴部362を備えている。
固定ピン18dが、第4軸−径方向穴部341と第2トーションバー径方向穴部362の両方に挿入されることにより、第4軸34と第2トーションバー36が接続されている。
第1ハウジング9は、第1ハウジング本体部91と、センサ収容空間92と、減速機収容空間93を備える。
第1ハウジング本体部91は、型成形により形成されたものであり、単一の部材で構成されている。
このため、構造が簡素であり、操舵軸3の回転軸線P方向における寸法の大型化を抑制することができる。即ち、仮に第1ハウジング9が2つの部材で構成されている場合、これら2つの部材同士を接続するためのボルトやナット、ボルトボス(フランジ)、シ−ル構造等が必要となり、大型化してしまう。
センサ収容空間92は、第1ハウジング本体部91の内側に設けられており、トルクセンサ12を収容している。
減速機収容空間93は、第1ハウジング本体部91の内側に設けられており、減速機としてのウォームギヤ8を収容している。
また、第2軸32は、トルクセンサ12を保持する第2軸−トルクセンサ保持部322と、第1軸受である第1ボールベアリング14を保持する第2軸−第1軸受保持部323と減速機取付部321を備えている。
第2軸−第1軸受保持部323は、操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向の外径が、第2軸−トルクセンサ保持部322の操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向の外径よりも大きく形成されている。
これにより、第1ボールベアリング14は、第2軸32の第2軸−トルクセンサ保持部322の外径よりも大きな内径を有するので、第1ボールベアリング14が受ける荷重の容量を充分に確保することができる。
減速機取付部321は、操舵軸3の回転軸線P方向において、第1軸受である第1インナレース141、ボール142、第1アウタレース143を有する第1ボールベアリング14と第2軸受である第2インナレース151、ボール152、第2アウタレース153を有する第2ボールベアリング15の間に設けられている。
これにより、第1ハウジング9に対する第2軸32の倒れを抑制することができ、第2軸と接続された第3軸33の倒れも抑制することができる。第3軸33には、ロータリバルブ39を構成する第3軸バルブ部37が設けられているため、第3軸33の倒れに伴うロータリバルブ39の作動特性への影響も抑制することができる。
減速機取付部321には、ウォームギヤ8のウォームホイール82がキ−8aにて取り付けられている。
第1ボールベアリング14は、第1ハウジング9の第1ハウジング本体部91に設けられ、第1アウタレース143が固定された第1ハウジング本体部91に対して、第2軸32の第2軸−第1軸受保持部323に第1インナレース141が固定され、第2軸32を支持している。
なお、第1ボールベアリング14は、2つのニードルベアリング19とニードルベアリング20の間に配置されている。
これにより、第1ハウジング9に対し、第1軸31と第2軸32をバランス良く支持することができる。
第2ボールベアリング15は、第1ハウジング9の第1ハウジング本体部91に設けられ、操舵軸3の回転軸線P方向において、第1ボールベアリング14と離間して配置され、第1ハウジング本体部91に対して第2軸32を支持している。
なお、トルクセンサ12と第1ボールベアリング14、ウォームギヤ8は、操舵軸3の回転軸線P方向において、トルクセンサ12、第1ボールベアリング14、ウォームギヤ8の順に配置されている。
これにより、ウォームギヤ8を介して第2軸32に入力される電動モータ7からの回転力を、第1ボールベアリング14が、トルクセンサ12よりも近い位置で受けることができ、電動モータ7からの回転力の伝達に伴うトルクセンサ12が設けられる第2軸−トルクセンサ保持部322の第2軸32の倒れや撓みが抑制され、トルクセンサ12の検出精度の低下を抑制することができる。
第2軸受である第2ボールベアリング15の第1ハウジング本体部91への固定について、図4−図6に基づいて説明する。
第1プレート16aと第2プレート16bから構成されるプレート16は、操舵軸3の回転軸線P方向において、ウォームギヤ8よりも第2ハウジング10に近い位置で第1ハウジング本体部91の内部に収容されて、第1ハウジング本体部91に3本のボルトcによって固定されている。
これにより、例えば、プレート16を第1ハウジング9と第2ハウジング10とで挟んだ状態で固定する場合、第1ハウジング9とプレート16の間、およびプレート16と第2ハウジング10の間の夫々にシ−ルが必要となる。しかし、本実施形態にように、プレート16を第1ハウジング9の内部に収容することにより、プレート16と第1ハウジング9の間のシ−ルが不要となり、部品点数の増加を抑制することができる。
第1プレート16aと第2プレート16bは、それぞれ第2ボールベアリング15を保持するプレート第2軸受保持部16a1、16b1を備えている。
このプレート第2軸受保持部16a1、16b1は、操舵軸3の回転軸線Pの方向の両側から、第2ボールベアリング15の第2アウタレース153を挟むことで、第2ボールベアリング15を保持している。
また、第2軸32は、第2ボールベアリング15を保持する第2軸−第2軸受保持部324を有している。
第2軸−第2軸受保持部324は、第2インナ−レース151のうち、操舵軸3の回転軸線P方向における一対の端面の一方と当接する当接面324aを有している。第2インナ−レース固定部材であるCリング17は、第2軸32に形成された溝324bに嵌め込まれ、操舵軸3の回転軸線P方向における一対の端面の他方と当接することで、第2インナ−レース151を第2軸32に固定している。
このように、第2ボールベアリング15は、操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向において、第2軸32とプレート16の間に設けられている。
これにより、第1ハウジング9に対し一方向からトルクセンサ12、第1ボールベアリング14、ウォームギヤ8、第2ボールベアリング15の順に組み付けていく場合であっても、第2ボールベアリング15は、プレート16を介して第1ハウジング9に固定されるため、第2ボールベアリング15の大径化を抑制することができる。換言すれば、プレート16を介さない場合、第2ボールベアリング15の外径は、プレート16の外径と同じ径が必要となる。
また、第2ボールベアリング15の第2インナレース151と第2アウタレース153の両方を、回転軸線Pの方向両側から固定することにより、第1ハウジング9に対し第2軸32を回転軸線Pの方向に保持することができる。
第2ハウジング10の構成を、図4に基づいて説明する。
第2ハウジング10は、第2ハウジング本体部101とロータリバルブ収容空間102と、第4軸収容空間103と液室104を備えている。
第2ハウジング本体部101は、第1部材101aと第2部材101bにより構成されている。
また、第2ハウジング本体部101の第1部材101aは、ボルトaにより第1ハウジング9と接続されている。
ロータリバルブ収容空間102は、第2ハウジング本体部101の第1部材101aの内側に設けられており、ロータリバルブ39を収容している。
第4軸収容空間103は、第2ハウジング本体部101の第1部材101aと第2部材101bの内側に設けられており、第4軸34を収容している。
液室104は、第2ハウジング本体部101の第2部材101bの内側に設けられている。
第2ハウジング本体部101の第2部材101bの内部に設けられ、液室104を第1液室5と第2液室6に分割するピストン11は、第1液室5と第2液室6の作動液の圧力差に応じて、伝達機構4に操舵力を付与する。
ロータリバルブ39は、第3軸33の外周面に設けられた第3軸バルブ部37と、第4軸34の内周面に設けられた第4軸バルブ部38と、によって構成されている。
第3軸バルブ部37は、操舵軸3の回転軸線P方向に延びる縦溝であって、供給用凹部と排出用凹部が操舵軸3の回転軸線Pに関する周方向において交互に並んで設けられている。
第4軸バルブ部38は、操舵軸3の回転軸線P方向に延びる縦溝であって、右操舵用凹部と左操舵用凹部が操舵軸3の回転軸線Pに関する周方向において交互に並んで設けられている。
これにより、ロータリバルブ39は、第2トーションバー36の捩れに応じて、ポンプ402から配管404を介して供給される作動液を第1液室5と第2液室6に選択的に供給する。
ギヤ機構Cはボール・ナット型であり、ボール・ナット機構500と、外周にねじ溝503が形成された第4軸34と、セクタギヤ406とを有する。
ボール・ナット機構500は、ピストン11と複数のボール501を有している。
ピストン11は筒状であり、その内周には、ねじ溝504が設けられている。
ピストン11の外周における一側面には、ラック11aが設けられている。
ピストン11の外周における他側面には、ボール・チュ−ブ502が取付けられている。
ピストン11の内周側には、第4軸34が挿入される。ピストン11は、第4軸34に対して軸方向に相対移動可能に嵌合している。
複数のボール501は、ピストン11のねじ溝504と第4軸34のねじ溝503との間に収容される。
セクタギヤ406は、ピストン11のラック11aと噛合う。
第4軸34が回転すると、ボール501は溝503、504の中を転がって移動し、ピストン11を操舵軸3の回転軸線P方向に移動させる。ボール501は、ボール・チュ−ブ502を経て溝503、504の内部を循環する。ピストン11が操舵軸3の回転軸線P方向に移動すると、セクタギヤ406が回転し、セクタシャフト407に伝達する。
つぎに、トルクセンサ12の詳細な構成を、図7、図8に基づいて説明する。
トルクセンサ12は、マグネット121と、マグネット保持部材122と、第1ヨーク123と、第2ヨーク124と、ヨーク保持部材126、磁気センサ125(図5参照)から構成されている。
マグネット121は、円環形状を有し、操舵軸3の回転軸線Pの周方向おいて、N極とS極が交互に配置されている。N極とS極は一対であっても良いし、複数対であっても良い。
マグネット保持部材122は、金属材料で形成され、塑性変形固定部122aと複数の爪部122cを有するマグネット保持部122bを有している。
塑性変形固定部122aは、塑性変形(カシメ)により、第2軸32に対し固定され、マグネット保持部122bは、複数の爪部122cにより、マグネット121を保持している。
第1ヨーク123は、第1軸31に設けられ、磁性材料で形成され、第1円環部123aと複数の爪部123bを有している。
複数の爪部123bは、第1円環部123aに設けられ、夫々が操舵軸3の回転軸線Pの周方向に並んで配置されていると共に、マグネット121と対向して設けられている(図8(b)参照)。
第2ヨーク124は、第1軸31に設けられ、磁性材料で形成され、第2円環部124aと複数の爪部124bを有している。
複数の爪部124bは、第2円環部124aに設けられ、夫々が操舵軸3の回転軸線Pの周方向において、複数の爪部123bの夫々と交互に並んで配置されていると共に、マグネット121と対向して設けられている(図8(b)参照)。
磁気センサ125は、第1円環部123aと第2円環部124aの間に設けられ、この設けられた場の磁界に応じて、操舵トルク信号を出力する(図5参照)。
なお、マグネット保持部材122の塑性変形固定部122aは、操舵軸3の回転軸線Pの方向において、第1円環部123aおよび第2円環部124aとオーバーラップして配置されている。これにより、ステアリング装置1の軸方向寸法の大型化を抑制できる。
次に、作用効果を説明する。
実施形態1のステアリング装置にあっては、以下に列挙する作用効果を奏する。
(1)センサ収容空間92と減速機収容空間93を内側に有する第1ハウジング9の第1ハウジング本体部91は、型成形による、単一の部材で構成する一体構造とした。
よって、構造が簡素であり、操舵軸3の回転軸線P方向における寸法の大型化を抑制することができる。即ち、仮に、第1ハウジング9が2つの部材で構成されている場合には、これら2つの部材同士を接続するためのボルト、ナット、ボルトボス(フランジ)、シ−ル構造等が必要となることから大型化してしまう。
(2)減速機であるウォームギヤ8を介して伝達される電動モータ7の回転力を受ける第2軸32の減速機取付部321を、第1ボールベアリング14と第2ボールベアリング15によって、操舵軸3の回転軸線Pの方向において、両側で支持するようにした。
よって、第1ハウジング9に対する第2軸32の倒れを抑制することができ、第2軸と接続された第3軸33の倒れも抑制することができる。第3軸33には、ロータリバルブ39を構成する第3軸バルブ部37が設けられているため、第3軸33の倒れに伴うロータリバルブ39の作動特性への影響も抑制することができる。
(3)プレート16は、操舵軸3の回転軸線Pの方向において、ウォームギヤ8よりも第2ハウジング10に近い位置において、第1ハウジング9に固定されている。プレート16を構成する第1プレート16aと第2プレート16bは、それぞれ第2ボールベアリング15を保持するプレート第2軸受保持部16a1、16b1を備え、第2ボールベアリング15は、操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向において、第2軸32とプレート16の間に設けた。
よって、第1ハウジング9に対し一方向からトルクセンサ12、第1ボールベアリング14、ウォームギヤ8、第2ボールベアリング15の順に組み付けていく場合であっても、第2ボールベアリング15は、プレート16を介して第1ハウジング9に固定されるため、第2ボールベアリング15の大径化を抑制することができる。換言すれば、プレート16を介さない場合、第2ボールベアリング15の外径は、プレート16の外径と同じ径が必要となり、大型化してしまう。
(4)プレート16は、第1ハウジング9の内部に収容された状態で、第1ハウジング9に固定されている。
よって、例えば、プレート16を第1ハウジング9と第2ハウジング10とで挟んだ状態で固定する場合、第1ハウジング9とプレート16の間、およびプレート16と第2ハウジング10の間の夫々にシ−ルが必要となる。一方、プレート16を第1ハウジング9の内部に収容することにより、プレート16と第1ハウジング9の間のシ−ルが不要となり、部品点数の増加を抑制することができる。
(5)操舵軸3の回転軸線Pの方向において、トルクセンサ12、第1ボールベアリング14、ウォームギヤ8の順に配置するようにした。
よって、ウォームギヤ8を介して第2軸32に入力される電動モータ7からの回転力を、第1ボールベアリング14が、トルクセンサ12よりも近い位置で受けることができ、電動モータ7からの回転力の伝達に伴うトルクセンサ12が設けられる第2軸−トルクセンサ保持部322の第2軸32の倒れや撓みが抑制され、トルクセンサ12の検出精度の低下を抑制することができる。
(6)第2軸32は、トルクセンサ12を保持する第2軸−トルクセンサ保持部322と、第1ボールベアリング14を保持する第2軸−第1軸受保持部323を備えている。また、第2軸−第1軸受保持部323は、操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向の外径が第2軸−トルクセンサ保持部322の操舵軸3の回転軸線Pに関する径方向の外径よりも大きくなっている。
よって、第1ボールベアリング14は、第2軸32の第2軸−トルクセンサ保持部322の外径よりも大きな内径を有するので、第1ボールベアリング14が受ける荷重の容量を充分に確保することができる。
(7)プレート16と、第2インナレース固定部材であるCリング17を備え、プレート16は、操舵軸3の回転軸線Pの方向において、ウォームギヤ8よりも第2ハウジング10に近い位置において、第1ハウジング9に固定されている。プレート16は、第2ボールベアリング15を保持するプレート第2軸受保持部161を備えている。第2ボールベアリング15は、第2インナレース151、ボール152、第2アウタレース153を有している。プレート第2軸受保持部161は、操舵軸3の回転軸線Pの方向の両側から、第2アウタレース153を挟むことで第2ボールベアリング15を保持している。第2軸32は、第2ボールベアリング15を保持する第2軸−第2軸受保持部324を有している。第2軸−第2軸受保持部324は、第2インナレース151のうち、操舵軸3の回転軸線Pの方向における1対の端面の一方と当接する当接面324aを有している。Cリング17は、操舵軸3の回転軸線Pの方向における1対の端面の他方と当接することで、第2インナレース151を第2軸32に固定するようにした。
よって、第2ボールベアリング15の第2インナレース151と第2アウタレース153の両方を、回転軸線Pの方向両側から固定することにより、第1ハウジング9に対し第2軸32を回転軸線Pの方向に保持することができる。
(8)第2パワ−ステアリング機構Bは、ウォームシャフト81の回転軸線Qの方向において、ウォームシャフト81、電動モータ7、制御装置本体部−ハウジング132a、および電源コネクタ部133の順に配置するようにした。
よって、ウォームシャフト81の回転軸線Qの方向に沿って配置することで、ウォームシャフト81の回転軸線Qに関する径方向における第2パワ−ステアリング機構Bの突出量を抑制し、車両に対するステアリング装置1の搭載性を向上させることができる。
(9)マグネット保持部材122の塑性変形固定部122aは、操舵軸3の回転軸線Pの方向において、第1ヨーク123の第1円環部123aおよび第2ヨーク124の第2円環部124aとオーバーラップして配置するようにした。
よって、ステアリング装置1の軸方向寸法の大型化を抑制できる。
(10)第2軸32と第1トーションバー35を接続する部分(第2軸−径方向穴部325、固定ピン18b、第1トーションバー径方向穴部352)と第2軸挿入穴部331とが、操舵軸3の回転軸線P方向において、オーバーラップするようにした。
よって、ステアリング装置1の軸方向寸法の大型化を抑制できる。
(11)第1軸31の外周面と第2軸32の内周面との間には、ニードルベアリング19とニードルベアリング20が、操舵軸3の回転軸線P方向において、互いに離間して配置され、第1ボールベアリング14は、ニードルベアリング19とニードルベアリング20の間に配置するようにした。
よって、第1ハウジング9に対し、第1軸31と第2軸をバランスヨーク支持することができる。
(12)ウォームシャフト81と、作動液供給ポート105及び作動液排出ポート106とが互いに干渉しないように配置した。
よって、作動液供給ポート105や作動液排出ポート106へ、それぞれ作動液供給配管21および作動液排出配管22を接続する接続作業の作業性を向上することができる。
(13)操舵軸3の回転軸線Pの周方向において、ウォームシャフト81とウォームホイール82とが噛合う部分と操舵軸3とを結ぶ軸線Sに対して、電動モータ7、作動液供給配管21および作動液排出配管22が同じ側に突出するように配置した。
よって、車両に対するステアリング装置全体の占有領域の拡大を抑制することができる。
(14)ウォームシャフト81を、作動液供給ポート105と作動液排出ポート106とに対し、操舵軸3の回転軸線Pの周方向において、オフセットした位置に設けるようにした。
よって、ウォームシャフト81と、作動液供給ポート105と作動液排出ポート106との干渉を抑制することができる。
(15)ウォームシャフト81の回転軸線Qが、ウォームホイール82の回転軸線P(操舵軸3の回転軸線と同一)に対し、直角な平面に対し、傾斜するようにウォームホイール82と噛合うようにした。
よって、ウォームシャフト81を、斜交配置とすることにより、作動液供給ポート105および作動液排出ポート106との干渉を避けるレイアウトが、採りやすくなる。
〔実施形態2〕 図9は、実施形態2の第1パワ−ステアリング機構Aの断面図である。
実施形態1とは異なり、第1トーションバー35と第2軸32との接続を圧入で行っている。
すなわち、図9に示すように、操舵軸3の回転軸線P方向の一端部(図9左方向)に設けられた第1トーションバー接続部である第2軸32の穴部326に、操舵軸3の回転軸線P方向の一端部(図9左方向)に設けられた第2軸接続部である第1トーションバー35の一端部353を、圧入することにより接続している。
その他の構成は実施形態1と同じであるから、実施形態1と共通する構成については実施形態1と同じ符号を付して説明を省略する。
次に、作用効果を説明する。
実施形態2のステアリング装置にあっては、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
〔他の実施形態〕 以上、本発明を実施するための実施形態を説明したが、本発明の具体的な構成は実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、ステアリング機構において、ギヤ機構は、出力軸と一体に設けられたピニオンと、ピニオンに噛合うラックとを有するラック・アンド・ピニオン式ステアリングであってもよい。この場合、伝達機構は、ラックバ−、ピニオン軸等である。
以上説明した実施形態から把握し得る技術的思想について、以下に記載する。
ステアリング装置は、その一つの態様において、ステアリング装置であって、操舵機構であって、操舵軸と、伝達機構を備え、前記操舵軸は、第1軸と、第2軸と、第3軸と、第4軸と、第1トーションバーと、第2トーションバーを備え、前記第1軸と前記第2軸は、前記第1トーションバーによって互いに接続されており、前記第1軸は、ドライバの操舵操作に応じて回転可能であり、前記第3軸は、前記第2軸と接続されており、前記第3軸と前記第4軸は、前記第2トーションバーによって互いに接続されており、前記第3軸は、第3軸バルブ部を備え、前記第4軸は、第4軸バルブ部を備え、前記第3軸と共にロータリバルブを構成し、前記第2トーションバーの捩れに応じて外部から供給される作動液を第1液室と第2液室に選択的に供給可能であり、前記伝達機構は、前記第4軸の回転を操舵輪に伝達するものである、前記操舵機構と、電動モータであって、電動モータ出力軸を有し、操舵トルク信号に基づくモータ指令信号に応じて回転可能である、前記電動モータと、減速機であって、前記電動モータ出力軸と前記第2軸の間に設けられ、前記電動モータの回転力を前記第2軸に伝達する、前記減速機と、第1ハウジングであって、第1ハウジング本体部と、センサ収容空間と、減速機収容空間を備え、前記第1ハウジング本体部は、型成形によって形成されたものであり、単一の部材で構成されており、前記センサ収容空間は、前記第1ハウジング本体部の内側に設けられており、前記減速機収容空間は、前記第1ハウジング本体部の内側に設けられており、前記減速機を収容している、前記第1ハウジングと、第2ハウジングであって、第2ハウジング本体部と、ロータリバルブ収容空間と、第4軸収容空間と、液室を備え、前記第2ハウジング本体部は、前記第1ハウジングと接続されており、前記ロータリバルブ収容空間は、前記第2ハウジング本体部の内側に設けられており、前記ロータリバルブを収容しており、前記第4軸収容空間は、前記第2ハウジング本体部の内側に設けられており、前記第4軸を収容しており、前記液室は、前記第2ハウジング本体部の内側に設けられている、前記第2ハウジングと、ピストンであって、前記第2ハウジングの内部に設けられ、前記液室を前記第1液室と前記第2液室に分割しており、前記第1液室の作動液の圧力と前記第2液室の作動液の圧力の差に応じて前記伝達機構に操舵力を付与する、前記ピストンと、トルクセンサであって、前記センサ収容空間に設けられ、前記第1トーションバーの捩れ量に応じて前記操舵機構に生じる操舵トルクを検出し、前記操舵トルク信号を出力である、前記トルクセンサと、制御装置であって、マイクロプロセッサを含み、前記マイクロプロセッサは、前記操舵トルク信号に基づき、前記モータ指令信号を生成する、前記制御装置と、を有する。
より好ましい態様では、上記態様において、第1軸受と、第2軸受を備え、前記第1軸受は、前記第1ハウジングに設けられ、前記第1ハウジングに対し前記第2軸を支持しており、前記第2軸受は、前記第1ハウジングに設けられ、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記第1軸受と離間しており、前記第1ハウジングに対し前記第2軸を支持しており、前記第2軸は、減速機取付部を備え、前記減速機取付部は、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記第1軸受と前記第2軸受の間に設けられており、前記減速機は、前記減速機取付部に取付けられている。
より好ましい態様では、上記態様において、プレートを備え、前記プレートは、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記減速機よりも前記第2ハウジングに近い位置において前記第1ハウジングに固定されており、前記プレートは、前記第2軸受を保持するプレート第2軸受保持部を備え、前記第2軸受は、前記操舵軸の回転軸線に関する径方向において、前記第2軸と前記プレートの間に設けられている。
より好ましい態様では、上記態様において、前記プレートは、前記第1ハウジングの内部に収容された状態で前記第1ハウジングに固定されている。
別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記トルクセンサ、前記第1軸受、前記減速機は、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記トルクセンサ、前記第1軸受、前記減速機の順に配置されている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記第2軸は、前記トルクセンサを保持する第2軸−トルクセンサ保持部と、前記第1軸受を保持する第2軸−第1軸受保持部を備え、前記第2軸−第1軸受保持部は、前記操舵軸の回転軸線に関する径方向の外径が、前記第2軸−トルクセンサ保持部の前記操舵軸の回転軸線に関する径方向の外径よりも大きい。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、プレートと、第2インナレース固定部材を備え、前記プレートは、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記減速機よりも前記第2ハウジングに近い位置において前記第1ハウジングに固定されており、前記プレートは、前記第2軸受を保持するプレート第2軸受保持部を備え、前記第2軸受は、第2インナレース、ボール、第2アウタレースを有するボールベアリングであり、前記プレート第2軸受保持部は、前記操舵軸の回転軸線の方向の両側から、前記第2アウタレースを挟むことで前記第2軸受を保持しており、前記第2軸は、前記第2軸受を保持する第2軸−第2軸受保持部を有し、前記第2軸−第2軸受保持部は、前記第2インナレースのうち、前記操舵軸の回転軸線の方向における1対の端面の一方と当接する当接面を有し、前記第2インナレース固定部材は、前記操舵軸の回転軸線の方向における前記1対の端面の他方と当接することで、前記第2インナレースを前記第2軸に固定する。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記減速機は、ウォームシャフトと、ウォームホイールを有するウォームギヤであって、前記ウォームシャフトは、前記電動モータ出力軸と繋がっており、前記ウォームホイールは、前記第2軸に設けられており、前記制御装置は、制御装置本体部と、電源コネクタ部を含み、前記制御装置本体部は、前記マイクロプロセッサを収容する制御装置本体部−ハウジングを含み、前記ウォームシャフト、前記電動モータ、前記制御装置本体部−ハウジング、および前記電源コネクタ部は、前記ウォームシャフトの回転軸線の方向において、前記ウォームシャフト、前記電動モータ、前記制御装置本体部−ハウジング、前記電源コネクタ部の順に配置されている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記トルクセンサは、マグネットと、マグネット保持部材と、第1ヨークと、第2ヨークと、磁気センサを含み、前記マグネットは、円環形状を有し、前記操舵軸の回転軸線の周方向においてN極とS極が交互に配置されており、前記マグネット保持部材は、金属材料で形成され、塑性変形固定部と、マグネット保持部を含み、前記塑性変形固定部は、塑性変形することにより、前記第2軸に対し固定されており、前記マグネット保持部は、前記マグネットを保持しており、前記第1ヨークは、前記第1軸に設けられ、磁性材料で形成され、第1円環部と、複数の第1爪部を有し、複数の前記第1爪部は、前記第1円環部に設けられ、複数の第1爪部の夫々が、前記操舵軸の回転軸線の周方向に並んで配置されており、かつ前記マグネットと対向して設けられており、前記第2ヨークは、前記第1軸に設けられ、磁性材料で形成され、第2円環部と、複数の第2爪部を有し、複数の前記第2爪部は、前記第2円環部に設けられ、複数の前記第2爪部の夫々が、前記操舵軸の回転軸線の周方向において、複数の前記第1爪部の夫々と交互に並んで配置されており、かつ前記マグネットと対向して設けられており、前記磁気センサは、前記第1円環部と前記第2円環部の間に設けられ、前記磁気センサが設けられた場の磁界に応じて信号を出力するものであり、前記塑性変形固定部は、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記第1円環部および前記第2円環部とオーバーラップしている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記第1トーションバーは、操舵軸の回転軸線方向の一端部に、第2軸接続部を備え、前記第2軸は、前記操舵軸の回転軸線操舵軸の回転軸線方向の一端部に、第1トーションバー接続部を備え、前記第1トーションバーの第2軸接続部と、前記第2軸の第1トーションバー接続部により、前記第1トーションバーと前記第2軸とを接続しており、前記第3軸は、前記操舵軸の回転軸線の方向であって、前記第2軸に向かって開口する第2軸挿入穴部を備え、前記第2軸は、前記第2軸挿入穴部に挿入された状態で前記第3軸と接続されており、前記第1トーションバーの第2軸接続部と、前記第2軸の第1トーションバー接続部は、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記第2軸挿入穴部とオーバーラップしている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、第1軸受、第2軸受、第3軸受および第4軸受を備え、前記第1軸受および第2軸受は、前記第1ハウジングに設けられ、前記第1ハウジングに対し前記第2軸を支持しており、前記操舵軸の回転軸線の方向において、互いに離間しており、前記第3軸受および前記第4軸受は、前記操舵軸の回転軸線に関する径方向において、前記第1軸と前記第2軸の間に設けられ、かつ前記操舵軸の回転軸線の方向において、互いに離間しており、前記第1軸受は、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記第3軸受と前記第4軸受の間に配置されている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記第2ハウジングは、作動液供給ポートと作動液排出ポートを備え、前記作動液供給ポートは、前記ロータリバルブへ作動液を供給するための作動液供給配管を接続可能であり、前記作動液排出ポートは、前記ロータリバルブから排出される作動液を外部に排出するための作動液排出配管を接続可能であり、前記減速機は、ウォームシャフトと、ウォームホイールを有するウォームギヤであって、前記ウォームシャフトは、前記電動モータ出力軸と繋がっており、
前記ウォームホイールは、前記第2軸に設けられており、前記ウォームシャフトは、前記作動液供給ポートおよび前記作動液排出ポートと干渉しないように設けられている。
より好ましい態様では、上記態様において、前記作動液供給ポートと前記作動液排出ポートは、前記操舵軸の回転軸線と直交する平面上において、前記ウォームシャフトと前記ウォームホイールとが噛合う部分と前記操舵軸の回転軸線とを結ぶ軸線に対し、前記電動モータと同じ側に設けられている。
より好ましい態様では、上記態様において、前記ウォームシャフトは、前記操舵軸の回転軸線に関する周方向において、前記作動液供給ポートと前記作動液排出ポートとオフセットした位置に設けられている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記ウォームシャフトは、前記ウォームシャフトの回転軸線が、前記ウォームホイールの回転軸線に対し直角な平面に対し傾斜するように前記ウォームホイールと噛合う。
1…ステアリング装置、2…操舵機構、3…操舵軸(操舵機構)、31…第1軸(操舵軸)、32…第2軸(操舵軸)、321…減速機取付部、322…第2軸−トルクセンサ保持部、323…第2軸−第1軸受保持部、324…第2軸−第2軸受保持部、324a…当接面(第2軸−第2軸受保持部)、325…第2軸−径方向穴部(第2軸接続部)、326…穴部(第2軸接続部)、33…第3軸(操舵軸)、331…第2軸挿入穴部、34…第4軸(操舵軸)、35…第1トーションバー、352…第1トーションバー径方向穴部(第1トーションバー接続部)、353…第1トーションバーの一端部(第1トーションバー接続部)、36…第2トーションバー、37…第3軸バルブ部、38…第4軸バルブ部、39…ロータリバルブ、4…伝達機構(操舵機構)、412…操舵輪、5…第1液室(液室)、6…第2液室(液室)、7…電動モータ、71…電動モータ出力軸、8…ウォームギヤ(減速機)、81…ウォームシャフト(ウォームギヤ)、82…ウォームホイール(ウォームギヤ)、9…第1ハウジング、91…第1ハウジング本体部(第1ハウジング)、92…センサ収容部(第1ハウジング)、93…減速機収容部(第1ハウジング)、10…第2ハウジング、101…第2ハウジング本体部(第2ハウジング)、101a…第1部材(第2ハウジング本体部)、101b…第2部材(第2ハウジング本体部)、102…ロータリバルブ収容空間(第2ハウジング)、103…第4軸収容空間(第2ハウジング)、104…液室、105…作動液供給ポート、106…作動液排出ポート、11…ピストン、12…トルクセンサ、121…マグネット、122…マグネット保持部材、122a…塑性変形固定部、122b…マグネット保持部、123…第1ヨーク、123a…第1円環部、123b…第1爪部、124…第2ヨーク、124a…第2円環部、124b…第2爪部、125…磁気センサ、13…制御装置、131…マイクロプロセッサ、132…制御装置本体部、132a…制御装置本体部−ハウジング、133…電源コネクタ部、14…第1ボールベアリング(第1軸受)、141…第1インナレース、142…ボール、143…第1アウタレース、15…第2ボールベアリング(第2軸受)、151…第2インナレース、152…ボール、153…第2アウタレース、16…プレート、16a…第1プレート、16a1…プレート第2軸受保持部、16b…第2プレート、16b1…プレート第2軸受保持部、17…Cリング(第2インナレース固定部材)、18a…固定ピン、18b…固定ピン、18c…固定ピン、18d…固定ピン、19…ニードルベアリング(第3軸受)、20…ニードルベアリング(第4軸受)、P…操舵軸の回転軸線、Q…ウォームシャフトの回転軸線、S…ウォームシャフトとウォームホイールが噛合う部分と操舵軸の回転軸線とを結ぶ軸線、R…操舵軸の回転軸線に関する周方向

Claims (15)

  1. ステアリング装置であって、
    操舵機構であって、操舵軸と、伝達機構を備え、
    前記操舵軸は、第1軸と、第2軸と、第3軸と、第4軸と、第1トーションバーと、第2トーションバーを備え、
    前記第1軸と前記第2軸は、前記第1トーションバーによって互いに接続されており、
    前記第1軸は、ドライバの操舵操作に応じて回転可能であり、
    前記第3軸は、前記第2軸と接続されており、
    前記第3軸と前記第4軸は、前記第2トーションバーによって互いに接続されており、
    前記第3軸は、第3軸バルブ部を備え、
    前記第4軸は、第4軸バルブ部を備え、前記第3軸と共にロータリバルブを構成し、前記第2トーションバーの捩れに応じて外部から供給される作動液を第1液室と第2液室に選択的に供給可能であり、
    前記伝達機構は、前記第4軸の回転を操舵輪に伝達するものである、
    前記操舵機構と、
    電動モータであって、電動モータ出力軸を有し、操舵トルク信号に基づくモータ指令信号に応じて回転可能である、
    前記電動モータと、
    減速機であって、前記電動モータ出力軸と前記第2軸の間に設けられ、前記電動モータの回転力を前記第2軸に伝達する、
    前記減速機と、
    第1ハウジングであって、第1ハウジング本体部と、センサ収容空間と、減速機収容空間を備え、
    前記第1ハウジング本体部は、型成形によって形成されたものであり、単一の部材で構成されており、
    前記センサ収容空間は、前記第1ハウジング本体部の内側に設けられており、
    前記減速機収容空間は、前記第1ハウジング本体部の内側に設けられており、前記減速機を収容している、
    前記第1ハウジングと、
    第2ハウジングであって、第2ハウジング本体部と、ロータリバルブ収容空間と、第4軸収容空間と、液室を備え、
    前記第2ハウジング本体部は、前記第1ハウジングと接続されており、
    前記ロータリバルブ収容空間は、前記第2ハウジング本体部の内側に設けられており、前記ロータリバルブを収容しており、
    前記第4軸収容空間は、前記第2ハウジング本体部の内側に設けられており、前記第4軸を収容しており、
    前記液室は、前記第2ハウジング本体部の内側に設けられている、
    前記第2ハウジングと、
    ピストンであって、前記第2ハウジングの内部に設けられ、前記液室を前記第1液室と前記第2液室に分割しており、前記第1液室の作動液の圧力と前記第2液室の作動液の圧力の差に応じて前記伝達機構に操舵力を付与する、
    前記ピストンと、
    トルクセンサであって、前記センサ収容空間に設けられ、前記第1トーションバーの捩れ量に応じて前記操舵機構に生じる操舵トルクを検出し、前記操舵トルク信号を出力である、
    前記トルクセンサと、
    制御装置であって、マイクロプロセッサを含み、
    前記マイクロプロセッサは、前記操舵トルク信号に基づき、前記モータ指令信号を生成する、
    前記制御装置と、を有する、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のステアリング装置は、第1軸受と、第2軸受を備え、
    前記第1軸受は、前記第1ハウジングに設けられ、前記第1ハウジングに対し前記第2軸を支持しており、
    前記第2軸受は、前記第1ハウジングに設けられ、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記第1軸受と離間しており、前記第1ハウジングに対し前記第2軸を支持しており、
    前記第2軸は、減速機取付部を備え、
    前記減速機取付部は、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記第1軸受と前記第2軸受の間に設けられており、
    前記減速機は、前記減速機取付部に取付けられている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項2に記載のステアリング装置は、プレートを備え、
    前記プレートは、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記減速機よりも前記第2ハウジングに近い位置において前記第1ハウジングに固定されており、前記プレートは、前記第2軸受を保持するプレート第2軸受保持部を備え、
    前記第2軸受は、前記操舵軸の回転軸線に関する径方向において、前記第2軸と前記プレートの間に設けられている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項3に記載のステアリング装置において、
    前記プレートは、前記第1ハウジングの内部に収容された状態で前記第1ハウジングに固定されている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  5. 請求項2に記載のステアリング装置において、
    前記トルクセンサ、前記第1軸受、前記減速機は、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記トルクセンサ、前記第1軸受、前記減速機の順に配置されている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  6. 請求項5に記載のステアリング装置において、
    前記第2軸は、前記トルクセンサを保持する第2軸−トルクセンサ保持部と、前記第1軸受を保持する第2軸−第1軸受保持部を備え、
    前記第2軸−第1軸受保持部は、前記操舵軸の回転軸線に関する径方向の外径が、前記第2軸−トルクセンサ保持部の前記操舵軸の回転軸線に関する径方向の外径よりも大きい、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  7. 請求項2に記載のステアリング装置は、プレートと、第2インナレース固定部材を備え、前記プレートは、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記減速機よりも前記第2ハウジングに近い位置において前記第1ハウジングに固定されており、前記プレートは、前記第2軸受を保持するプレート第2軸受保持部を備え、
    前記第2軸受は、第2インナレース、ボール、第2アウタレースを有するボールベアリングであり、
    前記プレート第2軸受保持部は、前記操舵軸の回転軸線の方向の両側から、前記第2アウタレースを挟むことで前記第2軸受を保持しており、
    前記第2軸は、前記第2軸受を保持する第2軸−第2軸受保持部を有し、
    前記第2軸−第2軸受保持部は、前記第2インナレースのうち、前記操舵軸の回転軸線の方向における1対の端面の一方と当接する当接面を有し、
    前記第2インナレース固定部材は、前記操舵軸の回転軸線の方向における前記1対の端面の他方と当接することで、前記第2インナレースを前記第2軸に固定する、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  8. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記減速機は、ウォームシャフトと、ウォームホイールを有するウォームギヤであって、
    前記ウォームシャフトは、前記電動モータ出力軸と繋がっており、
    前記ウォームホイールは、前記第2軸に設けられており、
    前記制御装置は、制御装置本体部と、電源コネクタ部を含み、
    前記制御装置本体部は、前記マイクロプロセッサを収容する制御装置本体部−ハウジングを含み、
    前記ウォームシャフト、前記電動モータ、前記制御装置本体部−ハウジング、および前記電源コネクタ部は、前記ウォームシャフトの回転軸線の方向において、前記ウォームシャフト、前記電動モータ、前記制御装置本体部−ハウジング、前記電源コネクタ部の順に配置されている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  9. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記トルクセンサは、マグネットと、マグネット保持部材と、第1ヨークと、第2ヨークと、磁気センサを含み、
    前記マグネットは、円環形状を有し、前記操舵軸の回転軸線の周方向においてN極とS極が交互に配置されており、
    前記マグネット保持部材は、金属材料で形成され、塑性変形固定部と、マグネット保持部を含み、
    前記塑性変形固定部は、塑性変形することにより、前記第2軸に対し固定されており、前記マグネット保持部は、前記マグネットを保持しており、
    前記第1ヨークは、前記第1軸に設けられ、磁性材料で形成され、第1円環部と、複数の第1爪部を有し、
    複数の前記第1爪部は、前記第1円環部に設けられ、複数の第1爪部の夫々が、前記操舵軸の回転軸線の周方向に並んで配置されており、かつ前記マグネットと対向して設けられており、
    前記第2ヨークは、前記第1軸に設けられ、磁性材料で形成され、第2円環部と、複数の第2爪部を有し、
    複数の前記第2爪部は、前記第2円環部に設けられ、複数の前記第2爪部の夫々が、前記操舵軸の回転軸線の周方向において、複数の前記第1爪部の夫々と交互に並んで配置されており、かつ前記マグネットと対向して設けられており、
    前記磁気センサは、前記第1円環部と前記第2円環部の間に設けられ、前記磁気センサが設けられた場の磁界に応じて信号を出力するものであり、
    前記塑性変形固定部は、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記第1円環部および前記第2円環部とオーバーラップしている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  10. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記第1トーションバーは、操舵軸の回転軸線方向の一端部に、第2軸接続部を備え、
    前記第2軸は、前記操舵軸の回転軸線操舵軸の回転軸線方向の一端部に、第1トーションバー接続部を備え、
    前記第1トーションバーの第2軸接続部と、前記第2軸の第1トーションバー接続部により、前記第1トーションバーと前記第2軸とを接続しており、
    前記第3軸は、前記操舵軸の回転軸線の方向であって、前記第2軸に向かって開口する第2軸挿入穴部を備え、
    前記第2軸は、前記第2軸挿入穴部に挿入された状態で前記第3軸と接続されており、前記第1トーションバーの第2軸接続部と、前記第2軸の第1トーションバー接続部は、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記第2軸挿入穴部とオーバーラップしている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  11. 請求項1に記載のステアリング装置は、第1軸受、第2軸受、第3軸受および第4軸受を備え、
    前記第1軸受および第2軸受は、前記第1ハウジングに設けられ、前記第1ハウジングに対し前記第2軸を支持しており、前記操舵軸の回転軸線の方向において、互いに離間しており、
    前記第3軸受および前記第4軸受は、前記操舵軸の回転軸線に関する径方向において、前記第1軸と前記第2軸の間に設けられ、かつ前記操舵軸の回転軸線の方向において、互いに離間しており、
    前記第1軸受は、前記操舵軸の回転軸線の方向において、前記第3軸受と前記第4軸受の間に配置されている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  12. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記第2ハウジングは、作動液供給ポートと作動液排出ポートを備え、
    前記作動液供給ポートは、前記ロータリバルブへ作動液を供給するための作動液供給配管を接続可能であり、
    前記作動液排出ポートは、前記ロータリバルブから排出される作動液を外部に排出するための作動液排出配管を接続可能であり、
    前記減速機は、ウォームシャフトと、ウォームホイールを有するウォームギヤであって、
    前記ウォームシャフトは、前記電動モータ出力軸と繋がっており、
    前記ウォームホイールは、前記第2軸に設けられており、
    前記ウォームシャフトは、前記作動液供給ポートおよび前記作動液排出ポートと干渉しないように設けられている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  13. 請求項12に記載のステアリング装置において、
    前記作動液供給ポートと前記作動液排出ポートは、前記操舵軸の回転軸線と直交する平面上において、前記ウォームシャフトと前記ウォームホイールとが噛合う部分と前記操舵軸の回転軸線とを結ぶ軸線に対し、前記電動モータと同じ側に設けられている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  14. 請求項13に記載のステアリング装置において、
    前記ウォームシャフトは、前記操舵軸の回転軸線に関する周方向において、前記作動液供給ポートと前記作動液排出ポートとオフセットした位置に設けられている、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  15. 請求項13に記載のステアリング装置において、
    前記ウォームシャフトは、前記ウォームシャフトの回転軸線が、前記ウォームホイールの回転軸線に対し直角な平面に対し傾斜するように前記ウォームホイールと噛合う、
    ことを特徴とするステアリング装置。
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