JP2017024702A - 減速機及び電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】径方向内側に転がり軸受の外輪を圧入する為の軸受保持孔を、外周面の円周方向複数箇所にボルトを挿通又は螺合する為の取付孔を形成した結合フランジを、それぞれ有するハウジング素子のうちで、これら各取付孔から外れた円周方向位置に於ける径方向の剛性を効果的に高められる構造を実現する。【解決手段】前側ハウジング素子17aの前側面のうち、1対の通孔(取付孔)20a、20aから外れた円周方向位置である、円周方向4箇所位置にのみ、補強リブ42、42を設ける。これら各補強リブ42、42の配設方向を、軸受保持孔24aの中心軸を中心とする放射方向とする。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、電動式パワーステアリング装置に組み込んで使用されるウォーム減速機等の減速機、及び、この減速機を含んで構成される電動式パワーステアリング装置の改良に関するもので、具体的には、この減速機のハウジングを構成するハウジング素子の径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる構造を実現するものである。
特許文献1には、図13〜15に示す様な、電動式パワーステアリング装置が開示されている。尚、本明細書に於いて、前後方向は、自動車の進行方向によるもので、図1、7、13、14の左側が「前側」となり、同じく右側が「後側」となる。図13〜15に示した電動式パワーステアリング装置の場合、後端部にステアリングホイール1を固定したステアリングシャフト2は、円筒状のステアリングコラム3の内側に、回転自在に支持されている。操舵時に前記ステアリングホイール1の動きは、前記ステアリングシャフト2、電動アシスト装置4、自在継手5a、中間シャフト6、別の自在継手5bを介して、ステアリングギヤユニット7の入力軸8に伝達される。そして、この入力軸8が回転すると、このステアリングギヤユニット7の両側に配置された1対のタイロッド9、9が押し引きされて左右1対の操舵輪に、前記ステアリングホイール1の操作量に応じた舵角が付与される。
前記電動アシスト装置4は、図14〜15に示す様に、補助動力源である電動モータ10と、ウォーム減速機11と、トルクセンサ12とを備える。
このうちの電動モータ10は、このウォーム減速機11を構成するハウジング13に支持固定されている。
又、前記ウォーム減速機11は、前記ハウジング13と、このハウジング13内に収納された、減速機構を構成するウォームホイール14及びウォーム軸15と、出力軸16とを備える。このうちのハウジング13は、前側ハウジング素子17と、後側ハウジング素子18とを、互いの後端部と前端部とを嵌合させた状態で、複数本(図示の例では2本)のボルト19、19により、互いに結合して成る。この様な結合を行う為に、具体的には、前記前側ハウジング素子17の外周面の円周方向複数箇所(図示の例では、径方向反対側となる2箇所)に径方向外方に突出する状態で前側結合フランジ39、39を設けると共に、これら各前側結合フランジ39、39を軸方向に貫通する状態で通孔20、20を設けている。又、前記後側ハウジング素子18の前端部外周面のうち、円周方向に関して前記各前側結合フランジ39、39と同じ位置に、径方向外方に突出する状態で後側結合フランジ33、33を設けると共に、これら各後側結合フランジ33、33のうちで、前記各通孔20、20と整合する部分に、これら各部分を軸方向に貫通する状態でねじ孔21、21を設けている。そして、前記各通孔20、20を挿通した前記各ボルト19、19の雄ねじ部を、前記各ねじ孔21、21に螺合し、更に締め付けている。
又、前記出力軸16は、1対の玉軸受22、23により、前記ハウジング13の内側に回転自在に支持されている。これら両玉軸受22、23のうちの前側の玉軸受22は、前記前側ハウジング素子17の径方向中心部に設けられた軸受保持孔24に内嵌保持されており、後側の玉軸受23は、前記後側ハウジング素子18の軸方向中間部内周面に内嵌保持されている。そして、前記出力軸16に、前記ステアリングシャフト2の前端部を、トーションバー25を介して連結している。これと共に、前記出力軸16の前端部で、前記ハウジング13の外部に突出した部分に、前記自在継手5a(図13参照)を結合している。
又、前記ウォームホイール14は、前記出力軸16の中間部で、前記両玉軸受22、23同士の間に挟まれた部分に外嵌固定されている。又、前記ウォーム軸15は、その両端部を、1対の玉軸受26、27により、前記後側ハウジング素子18に対し、回転自在に支持されている。そして、この状態で、前記ウォーム軸15の中間部に設けられたウォーム歯28を、前記ウォームホイール14に噛合させている。又、前記ウォーム軸15の一端部には、前記電動モータ10の駆動軸を連結している。これにより、この電動モータ10の補助動力を、前記ウォームホイール14に伝達可能としている。
又、前記トルクセンサ12は、前記後側ハウジング素子18の内側で、前記出力軸16の後端部の周囲部分に設けられている。前記電動モータ10は、このトルクセンサ12が検出する、前記ステアリングホイール1から前記ステアリングシャフト2に加えられる操舵トルクの方向及び大きさに応じて、前記ウォーム軸15を回転駆動し、前記出力軸16に補助動力(補助トルク)を付与する。この結果、前記左右1対の操舵輪に舵角を付与する際に必要となる、前記ステアリングホイール1の操作力が軽減される。
上述の様な電動式パワーステアリング装置を組み立てる場合には、前記前側ハウジング素子17を前記後側ハウジング素子18に対して前記各ボルト19、19により結合固定するのに先立って、前記前側ハウジング素子17の径方向中心部に設けられた前記軸受保持孔24に、前記玉軸受22を内嵌保持する。この為に、この軸受保持孔24の内周面に、この玉軸受22を構成する外輪43を圧入により内嵌する。ところが、上述した従来構造の場合、前記前側ハウジング素子17の径方向の肉厚は、前記各前側結合フランジ39、39が存在する円周方向位置(特に、これら各結合フランジ39、39の径方向外方への突出量が最大となる、前記各通孔20、20が存在する円周方向位置)で、他の円周方向位置よりも大きくなっている。この為、前記前側ハウジング素子17の径方向の剛性(拡縮剛性)は、前記各前側結合フランジ39、39が存在する円周方向位置(特に、前記各通孔20、20が存在する円周方向位置)で、他の円周方向位置よりも高くなっている。従って、前記軸受保持孔24の内周面に前記外輪43を圧入すると、この外輪43の外周面に対する前記軸受保持孔24の内周面の接触面圧(径方向内方を向いた押圧力)が、前記各前側結合フランジ39、39が存在する円周方向位置(特に、前記各通孔20、20が存在する円周方向位置)で、他の円周方向位置よりも大きくなる可能性がある。この結果、前記外輪43の内周面に設けられた外輪軌道の真円度が僅かとは言え悪化する可能性がある。
この様な不都合を生じにくくする為には、前記前側ハウジング素子17のうちで前記各通孔20、20から外れた円周方向位置に於ける径方向の剛性を高める事により、この前側ハウジング素子17の径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事が重要となる。しかしながら、上述した従来構造の場合には、当該円周方向位置に於ける径方向の剛性を高める為の手段が設けられていない。
特開2013−71590号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、径方向内側に転がり軸受の外輪を圧入する為の軸受保持孔を、外周面の円周方向複数箇所にボルトを挿通又は螺合する為の取付孔を形成した結合フランジを、それぞれ有する円環状部を備えたハウジング素子のうちで、これら各取付孔から外れた円周方向位置に於ける、前記円環状部の径方向の剛性を効果的に高められる、減速機及び電動式パワーステアリング装置の構造を実現すべく発明したものである。
本発明の減速機は、ハウジングと、減速機構と、回転軸と、転がり軸受とを備える。
このうちの減速機構は、前記ハウジング内に収納されている。
又、前記回転軸は、前記減速機構に直接又は他の部材を介して連結されている。
又、前記転がり軸受は、前記回転軸を前記ハウジングに対して回転自在に支持する。
又、前記ハウジングは、複数のハウジング素子同士を結合固定して成る。
又、これら各ハウジング素子のうちの1つである、対象ハウジング素子は、少なくとも一部分に円環状部を有するもので、この円環状部は、径方向内側に設けられた、前記転がり軸受を構成する外輪を締り嵌めで(圧入により)内嵌した軸受保持孔と、外周面の円周方向複数箇所に径方向外方に突出する状態で設けられた結合フランジと、これら各結合フランジを貫通する状態で設けられた、前記対象ハウジング素子と他のハウジング素子である相手側ハウジング素子とを結合固定する為に使用されるボルトを挿通又は螺合する為の取付孔とを有する。
又、前記円環状部の軸方向側面には、前記各取付孔から外れた1乃至複数の円周方向位置にのみ補強リブが設けられており、この補強リブが前記軸受保持孔の中心軸を中心とする放射方向に配設されている(当該放射方向に伸長する状態で設けられている)。
本発明の減速機を実施する場合には、例えば請求項2に記載した発明の様に、追加的に、前記円環状部の外周面からの前記各結合フランジの径方向外方への突出量が、前記各取付孔と同じ円周方向位置で最大となる様にする事ができる。
又、本発明の減速機を実施する場合には、例えば請求項3に記載した発明の様に、追加的に、前記補強リブを、前記各結合フランジから外れた1乃至複数の円周方向位置にのみ設ける事ができる。
又、本発明の減速機を実施する場合には、例えば請求項4に記載した発明の様に、追加的に、前記円環状部のうちで、前記軸受保持孔に対して径方向外側に重畳する部分の軸方向側面に、前記補強リブを設ける事ができる。
又、本発明の減速機を実施する場合には、例えば請求項5に記載した発明の様に、追加的に、前記円環状部の軸方向側面に、前記軸受保持孔の中心軸を中心とする円環状の凹部を設け、前記補強リブをこの凹部の底面から軸方向に突出する状態で設けると共に、この補強リブの径方向両端部を、前記凹部の内径側周面と外径側周面とに結合する事ができる。
又、本発明の減速機を実施する場合には、例えば請求項6に記載した発明の様に、前記結合フランジと前記補強リブとを円周方向に関して交互に且つ等ピッチで配置する事ができる。
又、本発明の減速機を実施する場合には、例えば請求項7に記載した発明の様に、前記減速機構を、ウォーム軸のウォーム歯(ウォーム)とウォームホイールとを噛合させて成るものとする事ができる。又、前記対象ハウジング素子を、前記円環状部の外周部の円周方向一部分に一体形成された、前記ウォーム軸を収容する為のウォーム収容部を有するものとする事ができる。又、前記補強リブの形成位置を、前記円環状部に対して前記ウォーム収容部が一体形成された部分から円周方向に外れた位置とする(例えば、総ての補強リブの形成位置を、このウォーム収容部が一体形成された部分に対して径方向反対側に位置する、中心角が180度の円周方向範囲内に収める)事ができる。
本発明の電動式パワーステアリング装置は、本発明の減速機(その他に、例えば、電動モータ、トルクセンサ等)を含んで構成される。
上述の様に構成する本発明の減速機及び電動式パワーステアリング装置の場合には、対象ハウジング素子を構成する円環状部の軸方向側面のうちで各取付孔から外れた1乃至複数の円周方向位置に補強リブが設けられている。この為、これら各取付孔から外れた1乃至複数の円周方向位置に於ける、前記円環状部の径方向の剛性を高める事ができる。
しかも、前記補強リブは、軸受保持孔の中心軸を中心とする放射方向に配設されている。この為、この補強リブが設けられた円周方向位置に於ける、前記円環状部の径方向の剛性を効果的に高める事ができる。
更に、前記補強リブは、前記各取付孔から外れた円周方向位置にのみ設けられており、これら各取付孔が存在する円周方向位置には設けられていない。この為、前記対象ハウジング素子の径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける為の設計を行う事が容易となる。
本発明の実施の形態の第1例を示す、断面図。 同じく図1の左方から見た図。 本発明の実施の形態の第1例の前側ハウジング素子を前方から見た図(A)(b)及び(A)(b)の上方から見た図(A)(a)と、この第1例に対する比較例の前側ハウジング素子を前方から見た図(B)。 本発明の実施の形態の第2例の前側ハウジング素子を前方から見た図(A)、及び、この第2例に対する比較例の前側ハウジング素子を前方から見た図(B)。 本発明の実施の形態の第2例の変形例を示す、図4の(A)と同様の図。 本発明の実施の形態の第3例の前側ハウジング素子を前方から見た図(A)、及び、この第3例に対する比較例の前側ハウジング素子を前方から見た図(B)。 本発明の実施の形態の第4例を示す、断面図。 同じく前側ハウジング素子の後方から見た図(C)、及び、(C)の上方から見た図(A)、及び、(C)の左方から見た図(B)。 本発明の実施の形態の第4例の前側ハウジング素子を後方から見た図(A)、及び、この第4例に対する比較例の前側ハウジング素子を後方から見た図(B)。 本発明の実施の形態の第5例の前側ハウジング素子を後方から見た図(A)、及び、この第5例に対する比較例の前側ハウジング素子を後方から見た図(B)。 本発明の実施の形態の第5例の変形例を示す、図10の(A)と同様の図。 本発明の実施の形態の第6例の前側ハウジング素子を前方から見た図。 従来構造の電動式パワーステアリング装置の1例を示す、部分切断側面図。 図13の拡大a−a断面図。 一部を切断した状態で図14の左方から見た図。
[実施の形態の第1例]
本発明の実施の形態の第1例に就いて、図1〜3を参照しつつ説明する。
図1〜2及び図3の(A)は、本例の構造を、図3の(B)は、本例に対する比較例の構造を、それぞれ示している。
更に、図1〜2は、本例のウォーム減速機11aを組み込んだ、電動式パワーステアリング装置を構成する電動アシスト装置4aを示している。
この電動アシスト装置4aは、補助動力源である電動モータ10(図13〜15参照)と、前記ウォーム減速機11aと、トルクセンサ12aとを備える。
このうちの電動モータ10は、このウォーム減速機11aを構成するハウジング13aに支持固定されている。
又、前記ウォーム減速機11aは、前記ハウジング13aと、このハウジング13a内に収納された、減速機構を構成するウォームホイール14a及びウォーム軸15aと、特許請求の範囲に記載した回転軸に相当する、出力軸16aとを備える。このうちのハウジング13aは、前側ハウジング素子17aと、後側ハウジング素子18aとを、互いの後端部と前端部とを嵌合させた状態で、複数本(図示の例では2本)のボルト19a、19aにより、互いに結合して成る。これら前側ハウジング素子17a及び後側ハウジング素子18aは、それぞれ鉄系合金の鋳造品、アルミニウム合金等の軽合金のダイキャスト成形品、合成樹脂の射出成形品等である。これら前側ハウジング素子17aと後側ハウジング素子18aとの材質は、互いに同じにする事もできるし、互いに異ならせる事もできる。
前記前側、後側両ハウジング素子17a、18aのうち、特許請求の範囲に記載した相手側ハウジング素子に相当する、後側ハウジング素子18aは、全体を中空筒状に構成されたもので、前記出力軸16aの後半部を収容する小径部29と、前記ウォームホイール14aの外周を囲む大径部30と、これら小径部29と大径部30とを連続させる円輪状の連続部31とを備える。又、この大径部30のうちで車両への取付状態で下方に位置する部分にその一部が開口した状態で、前記ウォーム軸15aを収容する為のウォーム収容部32が設けられている。これら大径部30の中心軸とウォーム収容部32の中心軸とは、互いに捩れの位置関係にある。又、前記大径部30の前端部外周面のうちで、円周方向等間隔となる2箇所(径方向反対側となる2箇所であり、本例の場合には、車両への取付状態で幅方向両端部となる、図2の左右方向両端部の2箇所位置)には、径方向外方に突出する状態で1対の後側結合フランジ33a、33aが設けられている。これと共に、これら各後側結合フランジ33a、33aを軸方向(前後方向)に貫通する状態でねじ孔21a、21aが設けられている。又、前記大径部30の外周面のうちで車両への取付状態で上方の幅方向(図2の左右方向)両側に位置する部分に、前方に延出する1対の腕部34、34が設けられている。前記ハウジング13aは、車体に対し、これら両腕部34、34の前端部に設けられた円孔35、35内を幅方向に挿通した図示しないチルト用枢軸を中心とする揺動変位を可能に支持される。これにより、ステアリングホイール1(図13参照)の上下位置の調節を可能としている。
これに対し、特許請求の範囲に記載した対象ハウジング素子に相当する、前記前側ハウジング素子17aは、全体を略円輪状に構成されたもので、円輪状の側板部36と、この側板部36の径方向内端部にその外周面の軸方向中間部を結合した内径側筒部37とを備える。そして、前記前側ハウジング素子17aの径方向中心部である、前記内径側筒部37の径方向内側部分を、軸受保持孔24aとしている。尚、本例の場合には、前記前側ハウジング素子17aの全体が、特許請求の範囲に記載した円環状部になっていると共に、この前側ハウジング素子17aの全体が、前記軸受保持孔24aに対して径方向外側に重畳して配置されている。又、前記側板部36の外周面の後半部に、前半部よりも外径寸法が小さくなった嵌合用円筒面部38が設けられている。又、前記側板部36の外周面の前半部のうち、円周方向に関して前記両後側結合フランジ33a、33aと同じ位置(径方向反対側となる2箇所であり、本例の場合には、車両への取付状態で幅方向両端部となる、図2〜3の左右方向両端部の2箇所位置)に、径方向外方に突出する状態で1対の前側結合フランジ39a、39aが設けられている。これと共に、これら各前側結合フランジ39a、39aのうちで、前記各ねじ孔21a、21aと整合する位置に、軸方向(前後方向)に貫通する状態で、特許請求の範囲に記載した取付孔に相当する、通孔20a、20aが設けられている。又、前記側板部36の前側面の径方向外端部に、全周に亙る外径側凸部40が設けられている。そして、前記側板部36の前側面と、前記内径側筒部37の前端部外周面の後半部と、前記外径側凸部40の内周面とにより三方を囲まれた部分が、前記軸受保持孔24aの中心軸を中心とする円環状の凹部41となっている。又、本例の場合、前記側板部36の外周面の前半部からの前記各前側結合フランジ39a、39aの径方向外方への突出量は、前記各通孔20a、20aと同じ円周方向位置で最大となっており、この円周方向位置から円周方向両側に向かうに従って徐々に小さくなっている。
又、本例の場合、前記前側ハウジング素子17aの前側面には、前記凹部41内のうちで、それぞれが前記両前側結合フランジ39a、39aから外れた円周方向位置である、円周方向等間隔となる4箇所位置にのみ、補強リブ42、42が設けられている。これら4箇所位置は、それぞれが前記両通孔20a、20aの中央部の円周方向位置から中心角で±45゜回転した位置である。これら各補強リブ42、42は、矩形板状で、それぞれが前記凹部41の底面(前記側板部36の前側面)から軸方向に突出する状態で設けられており、且つ、前記軸受保持孔24aの中心軸を中心とする放射方向に配設されている(当該放射方向に伸長する状態で設けられている)。又、これら各補強リブ42、42の径方向内端部は、前記凹部41の内径側周面(前記内径側筒部37の前端部外周面のうちの後半部)に結合されている。これと共に、前記各補強リブ42、42の径方向外端部は、前記凹部41の外径側周面(前記外径側凸部40の内周面)に結合されている。尚、本例の場合、前記内径側筒部37の前端部外周面は、前方に向かう程外径寸法が小さくなる方向に傾斜した部分円すい状凸面になっており、又、前記外径側凸部40の内周面は、前方に向かう程内径寸法が大きくなる方向に傾斜した部分円すい状凹面になっている。但し、本発明を実施する場合、前記内径側筒部37の前端部外周面と、前記外径側凸部40の内周面とは、それぞれ軸方向に関して径寸法が変化しない円筒面とする事もできる。本例の場合、前記外径側凸部40の内周面は、便宜上、図1〜2に於いては、上述の様な部分円すい状凹面として描いており、図3に於いては、上述の様な円筒面として描いている。
そして、前記ハウジング13aを構成する為に、前記前側ハウジング素子17aを構成する嵌合用円筒面部38を、前記後側ハウジング素子18aを構成する大径部30の前端部に内嵌している。これと共に、前記前側ハウジング素子17aを構成する前側結合フランジ39a、39aと、前記後側ハウジング素子18aを構成する後側結合フランジ33a、33aとを軸方向に重ね合せている。更に、この状態で、前記各前側結合フランジ39a、39aに設けた通孔20a、20aを挿通した前記ボルト19a、19aの雄ねじ部を、前記各後側結合フランジ33a、33aに設けたねじ孔21a、21aに螺合し、更に締め付けている。
又、前記出力軸16aは、1対の玉軸受22a、23aにより、前記ハウジング13aの内側に回転自在に支持されている。これら両玉軸受22a、23aのうち、特許請求の範囲に記載した転がり軸受に相当する、前側の玉軸受22aは、前記前側ハウジング素子17aの径方向中心部に設けられた軸受保持孔24aに内嵌保持されており、後側の玉軸受23aは、前記後側ハウジング素子18aを構成する小径部29の前端部内周面に内嵌保持されている。本例の場合、前記前側の玉軸受22aを構成する外輪43aは、前記軸受保持孔24aの内周面の軸方向中間部に圧入により(締り嵌めで)内嵌固定されている。更に、この状態で、この外輪43aは、この軸受保持孔24aの後端寄り部分に設けられた、前方を向いた段差面44と、この軸受保持孔24aの内周面の前端寄り部分に設けられた係止溝45に係止された止め輪46とにより軸方向両側から挟持される事で、軸方向の位置決めを図られている。そして、前記出力軸16aに、ステアリングシャフト2aの前端部を、トーションバー25aを介して連結している。これと共に、前記出力軸16aの前端部で、前記ハウジング13aの外部に突出した部分に、自在継手5a(図13参照)を結合している。
又、前記ウォームホイール14aは、前記出力軸16aの中間部で、前記両玉軸受22a、23a同士の間に挟まれた部分に外嵌固定されている。この状態で、前記ウォームホイール14aは、前記後側ハウジング素子18aを構成する大径部30の径方向内側に配置されている。又、前記ウォーム軸15aの両端部は、1対の玉軸受により、前記後側ハウジング素子18aを構成するウォーム収容部32内に回転自在に支持されている。そして、この状態で、前記ウォーム軸15aの中間部に設けられたウォーム歯28aを、前記ウォームホイール14aに噛合させている。又、前記ウォーム軸15aの一端部には、前記電動モータ10の駆動軸を連結している。これにより、この電動モータ10の補助動力を、前記ウォームホイール14aに伝達可能としている。
又、前記トルクセンサ12aは、前記後側ハウジング素子18aを構成する小径部29の径方向内側で、前記出力軸16aの後端部の周囲部分に設けられている。前記電動モータ10は、このトルクセンサ12aが検出する、前記ステアリングホイール1から前記ステアリングシャフト2aに加えられる操舵トルクの方向及び大きさに応じて、前記ウォーム軸15aを回転駆動し、前記出力軸16aに補助動力(補助トルク)を付与する。この結果、前記左右1対の操舵輪に舵角を付与する際に必要となる、前記ステアリングホイール1の操作力が軽減される。
上述の様に構成する本例の場合には、前記前側ハウジング素子17aの前側面に設けられた凹部41内のうちで、それぞれが前記両前側結合フランジ39a、39a(前記両通孔20a、20a)から外れた円周方向位置である、円周方向等間隔となる4箇所位置に、補強リブ42、42が設けられている。この為、前記前側ハウジング素子17aのうちで、これら円周方向等間隔となる4箇所位置及びその周辺部分に於ける径方向の剛性を高める事ができる。しかも、本例の場合には、前記各補強リブ42、42が前記軸受保持孔24aの中心軸を中心とする放射方向に配設されている。この為、これら各補強リブ42、42が設けられた円周方向位置及びその周辺部分の径方向の剛性を効果的に高める事ができる。又、本例の場合には、前記各補強リブ42、42の径方向内端部が、前記凹部41の内径側周面(前記内径側筒部37の前端部外周面のうちの後半部)に、前記各補強リブ42、42の径方向外端部が、前記凹部41の外径側周面(前記外径側凸部40の内周面)に、それぞれ結合されている。この為、前記各補強リブ42、42による前記前側ハウジング素子17aの補強を効果的に行える。
更に、本例の場合、前記各補強リブ42、42は、前記両前側結合フランジ39a、39a(前記両通孔20a、20a)から外れた円周方向位置にのみ設けられており、これら両前側結合フランジ39a、39a(両通孔20a、20a)が存在する円周方向位置には設けられていない。この為、その分だけ、前記前側ハウジング素子17aの径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる。即ち、前記前側ハウジング素子17aの径方向の剛性(肉厚)は、前記両前側結合フランジ39a、39a(前記両通孔20a、20a)が存在する円周方向位置(特に、これら両前側結合フランジ39a、39aの径方向外方への突出量が最大となる、前記両通孔20a、20aが存在する円周方向位置)で、他の円周方向位置よりも高く(大きく)なっている。この為、例えば、図3の(B)に示す様な、本例に対する比較例の構造の様に、前側ハウジング素子17x1の凹部41内に設けられた4つの補強リブ42、42のうちの、2つの補強リブ42、42が、1対の前側結合フランジ39a、39a(1対の通孔20a、20a)が存在する円周方向位置に配置されていると共に、残りの2つの補強リブ42、42が、前記両通孔20a、20aの中央部の円周方向位置から中心角で±90゜回転した位置に配置されている構造の場合には、前記両前側結合フランジ39a、39a(前記両通孔20a、20a)が存在する円周方向位置に配置された2つの補強リブ42、42によって、これら両円周方向位置の径方向の剛性が更に高くなる為、前記前側ハウジング素子17x1の径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事が難しくなる。これに対し、本例の場合には、前記各補強リブ42、42が、前記両前側結合フランジ39a、39a(前記両通孔20a、20a)から外れた円周方向位置にのみ設けられている為、この様な不都合を生じる事がない。又、本例の場合には、前記前側ハウジング素子17aの径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる為、前記外輪43aの外周面に対する前記軸受保持孔24aの内周面の接触面圧(押圧力)を円周方向に関して均一に近づける事ができる。この結果、前記外輪43aの内周面に設けられた外輪軌道の真円度が悪化すると言った不都合を生じにくくできる。
[実施の形態の第2例]
本発明の実施の形態の第2例に就いて、図4を参照しつつ説明する。
図4の(A)は、本例の構造を、同じく(B)は、本例に対する比較例の構造を、それぞれ示している。
本例の場合には、前側ハウジング素子17bの外周面に設けられた1対の前側結合フランジ39a、39aの円周方向位置が、上述した実施の形態の第1例の場合と異なる。即ち、本例の場合には、前記前側ハウジング素子17bの外周面のうちで、径方向反対側となる2箇所位置{車両への取付状態で幅方向両端部となる、図4の(A)の左右両端部の2箇所位置}から、中心角でそれぞれ30゜ずつ{図4の(A)の下方に}近づき合った位置に、前記両前側結合フランジ39a、39aが設けられている。これと共に、図示しない後側ハウジング素子の外周面に設けられた1対の後側結合フランジは、前記両前側結合フランジ39a、39aと整合する位置に配置されている。又、本例の場合、前記前側ハウジング素子17bの前側面は、凹部41内のうちで、それぞれが前記両前側結合フランジ39a、39aに設けられた通孔20a、20aから外れた円周方向位置である、円周方向に関する3箇所位置にのみ、補強リブ42、42が設けられている。具体的には、本例の場合、これら3つの補強リブ42、42のうちの、1つの補強リブ42は、車両への取付状態で上端部に位置する部分に配置されている。これに対し、残り2つの補強リブ42、42は、前記両通孔20a、20aの中央部の円周方向位置から中心角で10゜程度上側に回転した位置に配置されている。この様に、本例の場合、前記各補強リブ42、42同士の円周方向に関する間隔を、不等間隔としている。
この様な構成を有する本例の場合も、上述した実施の形態の第1例の場合と同様、前記前側ハウジング素子17bのうちで、前記各通孔20a、20aから外れた円周方向位置(前記各補強リブ42、42が設けられた円周方向位置)及びその周辺部分に於ける、径方向の剛性を効果的に高める事ができる。これと共に、前記前側ハウジング素子17bの径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる。即ち、図4の(B)に示す様な、本例に対する比較例の構造の様に、前側ハウジング素子17x2の凹部41内に設けられた3つの補強リブ42、42のうちの、下側の2つの補強リブ42、42が、1対の通孔20a、20aが存在する円周方向位置に配置されている構造の場合には、これら両円周方向位置の径方向の剛性が更に高くなる為、前記前側ハウジング素子17x2の径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事が難しくなる。これに対し、本例の場合には、下側の2つの補強リブ42、42を、前記両通孔20a、20aから外れた円周方向位置に配置している為、その分、前記前側ハウジング素子17bの径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる。
尚、本例の場合、前記3つの補強リブ42、42のうちの、下側の2つの補強リブ42、42は、前記両前側結合フランジ39a、39aの円周方向端部と同じ円周方向位置(径方向に重畳する位置)に配置されているが、本発明を実施する場合には、これら2つの補強リブ42、42を、図5に示す本例の変形例の様に、前記両前側結合フランジ39a、39aから外れた円周方向位置に配置する事もできる。この様な構成を採用すれば、前側ハウジング素子17b′の径方向の剛性を、円周方向に関して更に均一に近づける事ができる。
その他の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、重複する図示及び説明は省略する。
[実施の形態の第3例]
本発明の実施の形態の第3例に就いて、図6を参照しつつ説明する。
図6の(A)は、本例の構造を、同じく(B)は、本例に対する比較例の構造を、それぞれ示している。
本例の場合、前側ハウジング素子17cの前側面は、凹部41内のうちで、それぞれが1対の前側結合フランジ39a、39a(1対の通孔20a、20a)から外れた円周方向位置である、円周方向に関して等間隔となる2箇所位置(径方向反対側となる2箇所位置)にのみ、補強リブ42、42が設けられている。本例の場合、これら2つの補強リブ42、42は、前記両通孔20a、20aの中央部の円周方向位置から中心角で±90゜回転した位置に配置されている。
この様な構成を有する本例の場合も、前述した実施の形態の第1例の場合と同様、前記前側ハウジング素子17cのうちで、前記両前側結合フランジ39a、39a(前記両通孔20a、20a)から外れた円周方向位置(前記各補強リブ42、42が設けられた円周方向位置)及びその周辺部分に於ける、径方向の剛性を効果的に高める事ができる。これと共に、前記前側ハウジング素子17cの径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる。即ち、図6の(B)に示す様な、本例に対する比較例の構造の様に、前側ハウジング素子17x3の凹部41内に設けられた2つの補強リブ42、42が、1対の前側結合フランジ39a、39a(1対の通孔20a、20a)が存在する円周方向位置に配置されている構造の場合には、これら両円周方向位置の径方向の剛性が更に高くなる為、前記前側ハウジング素子17x3の径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事が難しくなる。これに対し、本例の場合には、前記両補強リブ42、42を、前記両前側結合フランジ39a、39a(前記両通孔20a、20a)から外れた円周方向位置に配置している為、その分、前記前側ハウジング素子17cの径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる。特に、本例の場合には、前記各前側結合フランジ39a、39aと前記各補強リブ42、42とが円周方向に関して交互に且つ等ピッチで配置されている為、前記前側ハウジング素子17cの径方向の剛性を円周方向に関してより一層均一に近づける事ができる。
その他の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、重複する図示及び説明は省略する。
[実施の形態の第4例]
本発明の実施の形態の第4例に就いて、図7〜9を参照しつつ説明する。
図7〜8及び図9の(A)は、本例の構造を、図9の(B)は、本例に対する比較例の構造を、それぞれ示している。
更に、図7は、本例のウォーム減速機11bを組み込んだ、電動式パワーステアリング装置を構成する電動アシスト装置4bを示している。
本例の場合も、ハウジング13bを構成する前側ハウジング素子17d及び後側ハウジング素子18bのうちの、前側ハウジング素子17dが、特許請求の範囲に記載した対象ハウジング素子に相当し、後側ハウジング素子18bが、特許請求の範囲に記載した相手側ハウジング素子に相当する。本例の場合、前記前側ハウジング素子17dは、全体を中空筒状に造られたもので、その径方向内側を軸受保持孔24bとした内径側筒部37a、及び、この内径側筒部37aの外周面にその径方向内端部を結合した側板部36aに加えて、この側板部36aの径方向外端部から軸方向後側に直角に折れ曲がる状態で設けられた、ウォームホイール14aの外周を囲む外径側筒部48を備える。又、この外径側筒部48のうちで車両への取付状態で上方に位置する部分にその一部が開口した状態で、ウォーム軸15aを収容する為のウォーム収容部32aが設けられている(一体形成されている)。これら外径側筒部48の中心軸とウォーム収容部32aの中心軸とは、互いに捩れの位置関係にある。又、互いに連続した、前記側板部36aの前側面の上部及び前記ウォーム収容部32aの前側面のうちで、幅方向中央部分に、前方に延出する状態で腕部34aが設けられている。前記ハウジング13bは、車体に対し、この腕部34aの二股の前半部に支持された支持管49内を幅方向に挿通した図示しないチルト用枢軸を中心とする揺動変位を可能に支持される。これにより、ステアリングホイール1(図13参照)の上下位置の調節を可能としている。
又、本例の場合、前記前側ハウジング素子17dと前記後側ハウジング素子18bとを互いに結合固定する為に利用される、前側結合フランジ39b、39bは、前記外径側筒部48の後半部外周面のうちで、それぞれがこの外径側筒部48と前記ウォーム収容部32aとの結合部(この外径側筒部48に対してこのウォーム収容部32aが一体形成された部分)から外れた円周方向位置である、円周方向3箇所位置に、径方向外方に突出する状態で設けられている。本例の場合、これら3つの前側結合フランジ39b、39bのうち、1つの前側結合フランジ39bは、前記外径側筒部48の後半部外周面のうちで、車両への取付状態で幅方向一端部{図8の(C)及び図9の右端部}に対応する円周方向位置に配置されている。又、残り2つの前側結合フランジ39b、39bは、同じく幅方向他端部{図8の(C)及び図9の左端部}に対応する円周方向位置の上下両側に、それぞれ中心角で30〜45゜程度回転した位置に配置されている。又、前記各前側結合フランジ39b、39bの略中央部には、軸方向(前後方向)に貫通する状態で、特許請求の範囲に記載した取付孔に相当する、ねじ孔21b、21bが設けられている。この様に、本例の場合、これら各ねじ孔21b、21bは、円周方向に関して、不等間隔に設けられている。又、本例の場合、前記外径側筒部48の後半部外周面からの前記各前側結合フランジ39b、39bの径方向外方への突出量は、前記各ねじ孔21b、21bと同じ円周方向位置で最大となっており、この円周方向位置から円周方向両側に向かうに従って徐々に小さくなっている。
又、本例の場合、前記前側ハウジング素子17dのうちで、前記側板部36aの後側面と、前記内径側筒部37aの後端部外周面の前半部と、前記外径側筒部48の内周面の前端部とにより三方を囲まれた部分が、前記軸受保持孔24bの中心軸を中心とする円環状の凹部41aとなっている。そして、前記前側ハウジング素子17dの後側面には、この凹部41a内のうちで、それぞれが前記外径側筒部48及び前記側板部36aと前記ウォーム収容部32a及び前記腕部34aとの結合部及び前記各前側結合フランジ39b、39bから外れた円周方向位置である、円周方向2箇所位置にのみ、補強リブ42a、42aが設けられている。これら2箇所位置は、前記凹部41aの幅方向両端部に対応する円周方向位置から、中心角で20〜30゜程度下側に回転した位置である。前記各補強リブ42a、42aは、矩形板状で、それぞれが前記凹部41aの底面(前記側板部36aの後側面)から軸方向に突出する状態で設けられており、且つ、前記軸受保持孔24bの中心軸を中心とする放射方向に配設されている。又、これら各補強リブ42a、42aの径方向内端部は、前記凹部41aの内径側周面(前記内径側筒部37aの後端部外周面の前半部)に結合されている。これと共に、前記各補強リブ42a、42aの径方向外端部は、前記凹部41aの外径側周面(前記外径側筒部48の内周面の前端部)に結合されている。尚、本例の場合、前記内径側筒部37aの後端部外周面は、後方に向かう程外径寸法が小さくなる方向に傾斜した部分円すい状凸面になっており、又、前記外径側筒部48の内周面の前端部は、後方に向かう程内径寸法が大きくなる方向に傾斜した部分円すい状凹面になっている。但し、本発明を実施する場合、前記内径側筒部37aの後端部外周面と、前記外径側筒部48の内周面の前端部とは、それぞれ軸方向に関して径寸法が変化しない円筒面とする事もできる。本例の場合、前記外径側筒部48の内周面は、便宜上、図7に於いては、上述の様な部分円すい状凹面として描いており、図8〜9に於いては、上述の様な円筒面として描いている。
尚、本例の場合には、上述の様な構成を有する前側ハウジング素子17dのうち、前記ウォーム収容部32a及び前記腕部34a以外の部分が、円環状部51となっている。即ち、前記前側ハウジング素子17dは、この円環状部51と、この円環状部51の外周部の円周方向方向一部分に一体形成された前記ウォーム収容部32a及び前記腕部34aとから成る。
又、本例の場合も、前記後側ハウジング素子18bは、全体を中空筒状に構成されたもので、小径部29aと、大径部30aと、これら小径部29aと大径部30aとを連続させる円輪状の連続部31aとを備える。そして、このうちの大径部30aの前端寄り部外周面のうちで、円周方向に関して前記各前側結合フランジ39b、39bと同じ3箇所位置に、径方向外方に突出する状態で後側結合フランジ33bが設けられている。これと共に、これら各後側結合フランジ33bのうちで、前記各ねじ孔21b、21bと整合する位置に、軸方向(前後方向)に貫通する状態で、通孔20b、20bが設けられている。
そして、前記ハウジング13bを構成する為に、前記後側ハウジング素子18bを構成する大径部30aの前端部を、前記前側ハウジング素子17dを構成する外径側筒部48の後端部に内嵌している。これと共に、前記前側ハウジング素子17dを構成する前側結合フランジ39b、39bと、前記後側ハウジング素子18bを構成する後側結合フランジ33bとを軸方向に重ね合せている。更に、この状態で、これら各後側結合フランジ33bに設けた通孔20b、20bを挿通したボルト19aの雄ねじ部を、前記各前側結合フランジ39b、39bに設けたねじ孔21b、21bに螺合し、更に締め付けている。
又、本例の場合には、ステアリングシャフト2bの前端部に結合固定した入力軸47が、トーションバー25aを介して、出力軸16bに結合固定されている。本例の場合、この出力軸16bを支持する1対の玉軸受22a、23aのうち、後側の玉軸受23aは、前記ハウジング13b内に組み付けられた円環状の中間プレート50に内嵌保持されている。又、前側の玉軸受22aを構成する外輪は、前記軸受保持孔24bの内周面の軸方向中間部に圧入により内嵌固定されている。更に、この状態で、前記外輪は、この軸受保持孔24bの前端寄り部分に設けられた、後方を向いた段差面44aと、この軸受保持孔24bの内周面の後端寄り部分に設けられた係止溝45aに係止された止め輪46aとにより軸方向両側から挟持される事で、軸方向の位置決めを図られている。又、本例の場合、トルクセンサ12bは、互いに結合された前記後側ハウジング素子18bの前端部及び前記中間プレート50の後端部の径方向内側で、前記入力軸47の周囲部分に設けられている。
上述の様な構成を有する本例の場合も、前述した実施の形態の第1例の場合と同様、前記前側ハウジング素子17dを構成する円環状部51のうちで、前記各前側結合フランジ39b、39b(前記各ねじ孔21b、21b)から外れた円周方向位置(前記各補強リブ42a、42aが設けられた円周方向位置)及びその周辺部分に於ける、径方向の剛性を効果的に高める事ができる。これと共に、前記前側ハウジング素子17dの径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる。即ち、図9の(B)に示す様な、本例に対する比較例の構造の様に、前側ハウジング素子17x4を構成する円環状部51x4の凹部41a内に設けられた2つの補強リブ42a、42aが、この凹部41aの幅方向両端部に対応する円周方向位置に配置されている構造の場合、即ち、これら両補強リブ42a、42aのうちの一方{図9の(B)の右方}の補強リブ42aが、幅方向一端部に存在する前側結合フランジ39b(ねじ孔21b)と同じ円周方向位置に配置されている構造の場合には、この円周方向位置の径方向の剛性が更に高くなる為、前記円環状部51x4の径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事が難しくなる。これに対し、本例の場合には、前記両補強リブ42a、42aを、前記各前側結合フランジ39b、39b(前記各ねじ孔21b、21b)から外れた円周方向位置に配置している為、その分、前記円環状部51の径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる。更に、本例の場合、前記円環状部51の外周部の円周方向一部分には、前記ウォーム収容部32a(及び前記腕部34a)が一体形成されている。この為、前記円環状部51の径方向の剛性は、円周方向に関して、前記ウォーム収容部32a(及び前記腕部34a)が一体形成された部分で高くなっている。但し、本例の場合には、前記両補強リブ42a、42aの形成位置が、前記円環状部51の外周部のうち前記ウォーム収容部32a(及び前記腕部34a)が一体形成された部分から円周方向に外れている。特に、本例の場合には、前記両補強リブ42a、42aの形成位置が、前記ウォーム収容部32a(及び前記腕部34a)が一体形成された部分に対して径方向反対側に位置する、中心角が180度の円周方向範囲内{図8の(C)及び図9の(A)に於いて、鎖線αよりも下側の範囲内}に収まっている。従って、本例の場合には、前記円環状部51の径方向の剛性を、円周方向に関してより一層均一に近づける事ができる。
その他の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、重複する図示及び説明は省略する。
[実施の形態の第5例]
本発明の実施の形態の第5例に就いて、図10を参照しつつ説明する。
図10の(A)は、本例の構造を、同じく(B)は、本例に対する比較例の構造を、それぞれ示している。
本例の場合、前側ハウジング素子17eを構成する円環状部51aの後側面は、凹部41a内のうちで、それぞれが外径側筒部48及び側板部36aとウォーム収容部32a及び腕部34aとの結合部並びにねじ孔21b、21bから外れた円周方向位置である、円周方向3箇所位置にのみ、補強リブ42a、42aが設けられている。本例の場合、これら3つの補強リブ42a、42aは、前記各ねじ孔21b、21bの中央部の円周方向位置から中心角で15゜程度、図10の反時計方向に回転した位置に配置されている。
この様な構成を有する本例の場合も、前述した実施の形態の第1例の場合と同様、前記前側ハウジング素子17eのうちで、前記各ねじ孔21b、21bから外れた円周方向位置(前記各補強リブ42a、42aが設けられた円周方向位置)及びその周辺部分に於ける、径方向の剛性を効果的に高める事ができる。これと共に、前記前側ハウジング素子17eの径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる。即ち、図10の(B)に示す様な、本例に対する比較例の構造の様に、前側ハウジング素子17x5を構成する円環状部51x5の凹部41a内に設けられた3つの補強リブ42a、42aが、前記各ねじ孔21b、21bが存在する円周方向位置に配置されている構造の場合には、これら各円周方向位置の径方向の剛性が更に高くなる為、前記前側ハウジング素子17x5の径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事が難しくなる。これに対し、本例の場合には、前記各補強リブ42、42を、前記各ねじ孔21b、21bから外れた円周方向位置に配置している為、その分、前記前側ハウジング素子17eの径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づける事ができる。
尚、本例の場合、前記各補強リブ42a、42aは、各前側結合フランジ39b、39bの円周方向端部と同じ円周方向位置(径方向に重畳する位置)に配置されているが、本発明を実施する場合には、これら各補強リブ42a、42aを、図11に示す本例の変形例の様に、前記各前側結合フランジ39b、39bから外れた円周方向位置に配置する事もできる。この様な構成を採用すれば、前側ハウジング素子17e′を構成する円環状部51a′の径方向の剛性を、円周方向に関して更に均一に近づける事ができる。この様な構成を採用する場合には、前記各補強リブ42a、42aの前記各前側結合フランジ39b、39bに対する円周方向のずれ量を等しくしても良いし、それぞれ異ならせても良い。
その他の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例及び第4例の場合と同様であるから、重複する図示及び説明は省略する。
[実施の形態の第6例]
本発明の実施の形態の第6例に就いて、図12を参照しつつ説明する。
本例の場合には、ハウジング素子17fを構成する複数個(図示の例では3個)の前側結合フランジ39a、39aを、円周方向に関して等間隔に配置している。又、補強リブ42、42を、前記各前側結合フランジ39a、39aから外れた円周方向位置である、円周方向に隣り合う前側結合フランジ39a、39a同士の間に挟まれた円周方向位置に1つずつ配置している。又、本例の場合には、前記各補強リブ42、42の、前記各前側結合フランジ39a、39aに対する円周方向のずれ量を等しくしている。これにより、本例の場合には、前記各補強リブ42、42をそれぞれ、円周方向に隣り合う前側結合フランジ39a、39a同士の間の、円周方向中央位置{これら各前側結合フランジ39a、39a(通孔20a、20a)の中央部の円周方向位置から中心角で±60゜回転した位置}に配置している。言い換えれば、本例の場合には、前記各前側結合フランジ39a、39aと前記各補強リブ42、42とを円周方向に関して交互に且つ等ピッチで配置している。
この様な構成を採用する本例の場合には、前記前側ハウジング素子17fの径方向の剛性を、円周方向に関してより一層均一に近づける事ができる。
その他の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様である。
尚、本例の構造は、図12に括弧書きの符号を付して示す様に、前述の図7に示した基本構造を有する前側ハウジング素子にも適用可能である。
尚、本発明を実施する場合、対象ハウジング素子を構成する円環状部に設ける補強リブの数や寸法(放射方向長さ、円周方向幅寸法など)は、特に限定されない。複数の補強リブを設ける場合には、これら複数の補強リブ同士で互いの寸法を異ならせる事もできる。例えば、対象ハウジング素子を構成する円環状部に補強リブを設ける前の状態で、この円環状部の径方向の剛性が、円周方向複数箇所に於いて他の円周方向箇所よりも大きくなっており、且つ、これら円周方向複数箇所同士の間でも、径方向の剛性に大小関係が生じている場合には、この様な事情を考慮しつつ、前記円環状部の径方向の剛性を円周方向に関して均一に近づけられる様に、複数の補強リブ同士で互いの寸法を異ならせる事ができる。又、この場合には、例えば、径方向の剛性に大小関係がある、前記円周方向複数箇所のうち、径方向の剛性が高い箇所の径方向反対側には寸法の大きい補強リブを設け、径方向の剛性が低い箇所の径方向反対側には寸法の小さい補強リブを設ける事ができる。
本発明の減速機は、ウォーム減速機に限らず、他の歯車式減速機、摩擦ローラ式減速機等の、各種の減速機に適用可能である。
又、上述した実施の形態の各例では、本発明の減速機を、コラムアシスト型の電動式パワーステアリング装置に組み込んだ場合に就いて説明したが、本発明の減速機は、コラムアシスト型に限らず、各種型式の電動式パワーステアリング装置に組み込んで使用する事ができる。即ち、ピニオンアシスト型の電動式パワーステアリング装置に組み込む場合には、ステアリングギヤユニットの入力軸(ピニオン軸)を、ウォームホイールの嵌合筒部をトルク伝達可能に外嵌する出力軸とする。又、ラックアシスト型の電動式パワーステアリング装置に組み込む場合には、ステアリングギヤユニットを構成するラックの軸方向一部で、ピニオン軸から外れた部分に配置された回転軸を、ウォームホイールの嵌合筒部をトルク伝達可能に外嵌する出力軸とする。
又、本発明の減速機は、電動式パワーステアリング装置以外の装置に組み込んで使用する事もできる。
1 ステアリングホイール
2、2a、2b ステアリングシャフト
3 ステアリングコラム
4、4a、4b 電動アシスト装置
5a、5b 自在継手
6 中間シャフト
7 ステアリングギヤユニット
8 入力軸
9 タイロッド
10 電動モータ
11、11a、11b ウォーム減速機
12、12a トルクセンサ
13、13a、13b ハウジング
14、14a ウォームホイール
15、15a ウォーム軸
16、16a、16b 出力軸
17、17a〜17f、17x1〜17x3 前側ハウジング素子
18、18a、18b 後側ハウジング素子
19、19a ボルト
20、20a、20b 通孔
21、21a、21b ねじ孔
22、22a 玉軸受
23、23a 玉軸受
24、24a、24b 軸受保持孔
25、25a トーションバー
26 玉軸受
27 玉軸受
28、28a ウォーム歯
29、29a 小径部
30、30a 大径部
31、31a 連続部
32、32a ウォーム収容部
33、33a、33b 後側結合フランジ
34、34a 腕部
35 円孔
36、36a 側板部
37、37a 内径側筒部
38 嵌合用円筒面部
39、39a、39b 前側結合フランジ
40 外径側凸部
41、41a 凹部
42、42a 補強リブ
43、43a 外輪
44、44a 段差面
45、45a 係止溝
46、46a 止め輪
47 入力軸
48 外径側筒部
49 支持管
50 中間プレート
51、51a、51a′、51x4、51x5 円環状部

Claims (8)

  1. ハウジングと、
    このハウジング内に収納された減速機構と、
    この減速機構に直接又は他の部材を介して連結された回転軸と、
    この回転軸を前記ハウジングに対して回転自在に支持する為の転がり軸受とを備え、
    前記ハウジングは、複数のハウジング素子同士を結合固定して成るものであり、
    これら各ハウジング素子のうちの1つである、対象ハウジング素子は、少なくとも一部分に円環状部を有するもので、この円環状部は、径方向内側に設けられた、前記転がり軸受を構成する外輪を締り嵌めで内嵌した軸受保持孔と、外周面の円周方向複数箇所に径方向外方に突出する状態で設けられた結合フランジと、これら各結合フランジを貫通する状態で設けられた、前記対象ハウジング素子と他のハウジング素子である相手側ハウジング素子とを結合固定する為に使用されるボルトを挿通又は螺合する為の取付孔とを有するものであり、
    前記円環状部の軸方向側面には、前記各取付孔から外れた1乃至複数の円周方向位置にのみ補強リブが設けられており、この補強リブが前記軸受保持孔の中心軸を中心とする放射方向に配設されている、
    減速機。
  2. 前記円環状部の外周面からの前記各結合フランジの径方向外方への突出量が、前記各取付孔と同じ円周方向位置で最大となっている、請求項1に記載した減速機。
  3. 前記補強リブは、前記各結合フランジから外れた1乃至複数の円周方向位置にのみ設けられている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した減速機。
  4. 前記円環状部のうちで、前記軸受保持孔に対して径方向外側に重畳する部分の軸方向側面に、前記補強リブが設けられている、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載した減速機。
  5. 前記円環状部の軸方向側面に、前記軸受保持孔の中心軸を中心とする円環状の凹部が設けられており、前記補強リブがこの凹部の底面から軸方向に突出する状態で設けられていると共に、この補強リブの径方向両端部が、前記凹部の内径側周面と外径側周面とに結合されている、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載した減速機。
  6. 前記結合フランジと前記補強リブとが円周方向に関して交互に且つ等ピッチで配置されている、請求項1〜5のうちの何れか1項に記載した減速機。
  7. 前記減速機構が、ウォーム軸のウォーム歯とウォームホイールとを噛合させて成るものであり、
    前記対象ハウジング素子は、前記円環状部の外周部の円周方向一部分に一体形成された、前記ウォーム軸を収容する為のウォーム収容部を有するものであり、
    前記補強リブの形成位置が、前記円環状部に対して前記ウォーム収容部が一体形成された部分から円周方向に外れている
    請求項1〜6のうちの何れか1項に記載した減速機。
  8. 請求項1〜7のうちの何れか1項に記載した減速機を含んで構成される電動式パワーステアリング装置。
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