JP2019107926A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力軸に装着されるカバー部材の円筒部の長さが長くなっても、カバー部材の装着時に円筒部の座屈が発生し難いステアリング装置を提供する。【解決手段】ステアリング装置1は、ラック軸4に噛み合うピニオン軸22と、操舵操作に応じて回転する入力軸21と、入力軸21とピニオン軸22とを連結するトーションバー23と、トーションバー23を入力軸21に固定する固定ピン24と、入力軸21の一部を収容する第1収容部61を有するハウジング6と、第1収容部61から突出した入力軸21に外嵌される円筒部71及び第1収容部61の端面612aを覆う円盤部72を有するカバー部材7とを備える。入力軸21には、固定ピン24が挿入される貫通孔21aが形成されている。カバー部材7の円筒部71には、複数の環状リップ711〜715が、貫通孔21aの開口21bに対向する部位71cを除き、部位71cの軸方向一側及び他側に設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用のステアリング装置に関する。
従来、ラックアンドピニオン式のステアリング装置には、ステアリングホイールの回転がステアリングシャフトを介してピニオン軸に伝達され、ピニオン軸とラック軸との噛み合いによりラック軸が車幅方向に移動して転舵輪である前輪を転舵させる。このようなステアリング装置には、ピニオン軸に伝達されるトルクによって捩れるトーションバー(捩れ軸)の捩じれ量によって操舵トルクを検出し、検出された操舵トルクに応じた操舵補助力を電動モータにより発生させる電動式のパワーステアリング装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のステアリング装置(電動式動力舵取装置)は、操舵トルクが入力される入力軸と、ラック軸に噛み合うピニオンを有する出力軸とが、トーションバーによって連結されている。入力軸は、その下端から上端近傍に至るまでの間の軸心部に空洞を備えた中空軸であり、この空洞にトーションバーの一方の端部が収容されている。入力軸へのトーションバーの固定は、入力軸とトーションバーの端部とを径方向に貫通する貫通孔にピンを打設して行われている。トーションバーの外周には、トーションバーの捩じれ量を操舵トルクとして磁気的に検出するトルクセンサが配置されており、このトルクセンサがセンサハウジングに収容されている。
トーションバーは、センサハウジングの外部から入力軸の回転位置を調整してトルクセンサの零点調整を行った後にピンによって入力軸に固定される。この必要性から、ピンが打設される貫通孔は、センサハウジングの上側開口から上方に突出した部分に設けられている。そして、この貫通孔からの水分等の浸入を抑止するために、入力軸に装着されたカバー部材としてのダストカバーがこの貫通孔の開口を覆っている。ダストカバーは、ゴム製であり、入力軸の外周面に密着する内周面を有する円筒部と、センサハウジングの上側開口を覆ってセンサハウジング内への異物の浸入を抑制する円盤状の傘部とを一体に有している。
実開平6−61653号公報
操舵トルクの検出精度を高めるためには、トーションバーを長くして捩じれ量を大きくすることが望ましい。この場合、ピンが打設される貫通孔とセンサハウジングの上側開口との距離が長くなり、ダストカバーの円筒部を長くする必要が生じる。しかし、ダストカバーの円筒部が長くなると、ダストカバーを入力軸に圧入して装着する際のダストカバーの内周面と入力軸の外周面との摩擦抵抗によって円筒部が座屈しやすくなり、装着が困難となる場合がある。なお、単にダストカバーの入力軸に対する締め代を小さくしてダストカバー装着時の摩擦抵抗を小さくすると、十分な防水性が得られなくなるおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、入力軸に装着されるカバー部材の円筒部の長さが長くなっても、カバー部材の装着時に円筒部の座屈が発生し難いステアリング装置を提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するため、ラック歯を有し、軸方向への移動によって車両の転舵輪を転舵させる転舵軸と、前記ラック歯に噛み合うピニオン歯を一端部に有するピニオン軸と、ステアリングホイールの操舵操作に応じて回転する入力軸と、前記入力軸と前記ピニオン軸とを連結し、前記ステアリングホイールの操舵トルクによって捩れる捩れ軸と、前記捩れ軸の一端部を前記入力軸に相対回転不能に固定する固定ピンと、前記ピニオン軸を前記入力軸及び前記捩れ軸の一部と共に収容する第1収容部、及び前記転舵軸を収容する第2収容部を有するハウジングと、前記第1収容部から突出した前記入力軸に外嵌される円筒部、及び前記第1収容部の開口端面を覆う円盤部を有するカバー部材と、を備え、前記捩れ軸は、前記入力軸に形成された嵌合孔に前記一端部が嵌合され、かつ前記入力軸及び前記捩れ軸にそれぞれ形成された貫通孔に前記固定ピンが挿入されることで前記入力軸に相対回転不能に固定され、前記入力軸の前記貫通孔は、前記カバー部材の前記円筒部に覆われた外周面に開口し、前記カバー部材の前記円筒部の内面には、前記入力軸の外周面に頂部が弾接して周方向に延在する複数の環状リップが設けられ、前記複数の環状リップは、前記入力軸の前記貫通孔の開口に対向する部位を除き、当該部位の軸方向一側及び他側に設けられている、ステアリング装置を提供する。
本発明に係るステアリング装置によれば、入力軸に装着されるカバー部材の円筒部の長さが長くなっても、カバー部材の装着時に円筒部の座屈を発生しにくくできる。
本発明の第1の実施の形態に係るステアリング装置の全体構成図である。 ステアリング装置の構成部材の一部を破断して示す外観図である。 図2のA−A線断面図である。 図3におけるカバー部材の周辺部の拡大図である。 カバー部材7を単体で示す断面図である。 比較例として示すカバー部材を入力軸と共に示す断面図である。 第2の実施の形態に係るカバー部材を入力軸と共に示す断面図である。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(ステアリング装置の全体構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るラックアンドピニオン式のステアリング装置を模式的に示す全体構成図である。図2は、ステアリング装置の構成部材の一部を破断して示す外観図である。図3は、図2のA−A線断面図である。このステアリング装置1は、車両に搭載され、運転者の操舵操作に応じて転舵輪である前輪14L,14Rを転舵させる。
図1及び図2では、ステアリング装置を車両前方から見た状態を示し、図面左側が車両の右側にあたり、図面右側が車両の左側にあたる。なお、図1における符号中の文字「R」は車両の右側を示し、文字「L」は車両の左側を示している。以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」とは、ステアリング装置1が車両に搭載された状態における車両上下方向ならびに車両左右方向における各方向をいう。
ステアリング装置1は、図1に示すように、運転者が操舵操作するステアリングホイール100が一端部に固定されたステアリングシャフト11と、ステアリングシャフト11を介して操舵トルクが伝達される入力軸21と、ピニオン歯221を有するピニオン軸22と、入力軸21とピニオン軸22とを連結する捩れ軸としてのトーションバー23と、トーションバーの捩じれ量を操舵トルクとして磁気的に検出するトルクセンサ3と、ピニオン軸22のピニオン歯221に噛み合って車幅方向に進退移動する転舵軸としてのラック軸4と、トルクセンサ3によって検出された操舵トルクに応じてラック軸4に操舵補助力を付与する操舵補助装置5と、ハウジング6(図2に示す)と、カバー部材7(図2に示す)とを備えている。
入力軸21、ピニオン軸22、トーションバー23、ラック軸4、ハウジング6、及びカバー部材7は、ステアリングギヤ10を構成する。ステアリングシャフト11は、ステアリングホイール100が一端部に固定されたコラムシャフト111と、コラムシャフト111の他端部に自在継手112を介して連結されたインターミディエイトシャフト113とを有している。入力軸21は、自在継手114を介してインターミディエイトシャフト113に連結され、ステアリングホイール100の操舵操作に応じて回転する。トーションバー23は、ステアリングホイール100の操舵トルクに応じて捩れ、操舵トルクが大きいほどその捩じれ量が大きくなる。
操舵補助装置5は、トルクセンサ3の検出信号を取得可能な制御装置51と、制御装置51から出力されるモータ電流によって操舵補助力を発生する電動モータ52と、電動モータ52の出力軸521の回転を減速する減速機構53と、減速機構53によって減速された電動モータ52のトルクによって回転するピニオンシャフト54とを備えている。減速機構53は、電動モータ52の出力軸521と一体回転するように連結されたウォームギヤ531と、ウォームギヤ531に噛み合うウォームホイール532とからなる。ウォームホイール532は、ピニオンシャフト54と共に回転する。
ラック軸4の両端部には、ボールジョイント12L,12Rを介して左右のタイロッド13L,13Rがそれぞれ連結されている。左右のタイロッド13L,13Rは、左右の前輪14L,14Rにそれぞれ連結されている。ラック軸4が車幅方向(左右方向)に進退移動すると、左右のタイロッド13L,13Rがそれぞれラック軸4に対して揺動し、左右の前輪14L,14Rがそれぞれ転舵される。
ラック軸4は、第1及び第2のラック歯41,42を有している。ピニオン軸22のピニオン歯221は、ラック軸4の第1のラック歯41に噛み合っている。操舵補助装置5のピニオンシャフト54は、ピニオン歯541を有し、このピニオン歯541がラック軸4の第2のラック歯42に噛み合っている。ラック軸4は、両ピニオン歯221,541との噛み合いによって車幅方向に沿った軸方向に移動し、この軸方向への移動によって前輪14L,14Rを転舵させる。
ハウジング6は、ピニオン軸22及びトルクセンサ3を入力軸21及びトーションバー23の一部と共に収容する第1収容部61、車幅方向に延在してラック軸4を収容する第2収容部62、及びピニオンシャフト54を減速機構53と共に収容する第3収容部63とを有している。第1収容部61は、ピニオン軸22を収容する筒状部611と、筒状部611に嵌合固定されてトルクセンサ3を収容するセンサケース612とからなる。筒状部611と第2収容部62及び第3収容部63とは、例えばアルミダイキャストによって一体に成形されている。
センサケース612は、例えばポリプロピレンに剛性向上のためのガラス繊維を添加した熱可塑性の樹脂からなり、射出成型によって形成される。センサケース612の上端部には、芯金901及びシール材902を有するシールリング90が収容され、カバー部材7と共にセンサケース612内への異物の侵入を抑止している。
入力軸21は、センサケース612に挿通され、その上端部211(図2に示す)がセンサケース612から上方に突出している。カバー部材7は、センサケース612から突出した入力軸21の外周に圧入嵌合され、センサケース612における入力軸21の導出部(センサケース612の上端部)を覆うように配置されている。入力軸21の上端部211には、自在継手114に結合されるセレーション211aが形成されている。
入力軸21には、その下端部212に開口して上端部211側に延びる嵌合孔210が形成されており、この嵌合孔210にトーションバー23の上端部231が嵌合されている。トーションバー23の上端部231は、円柱状の固定ピン24によって入力軸21に相対回転不能に固定されている。トーションバー23の下端部232は、例えばピニオン軸22に形成された嵌合孔220へのスプライン嵌合により、ピニオン軸22に相対回転不能に結合されている。
トーションバー23は、入力軸21からピニオン軸22に操舵トルクを伝達すると共に、操舵トルクによって捩じれる弾性を有している。入力軸21及びピニオン軸22は、例えば炭素鋼等の鉄系金属からなる。トーションバー23は、例えばばね鋼からなる。入力軸21及びピニオン軸22は、ステアリングホイール100の回転に伴い、回転軸線Oを中心として回転する。以下の説明において、軸方向とは、回転軸線Oに平行な方向をいう。
トルクセンサ3は、複数の磁極を有し、入力軸21に固定されたリング磁石31と、センサケース612に固定された集磁リングアセンブリー32と、環状のカラー33によってピニオン軸22に固定された磁気ヨークアセンブリー34とを備えている。集磁リングアセンブリー32は、磁界検出素子321を有している。
トーションバー23が操舵トルクによって捩じれると、リング磁石31と磁気ヨークアセンブリー34とが相対的に回動し、その結果、集磁リングアセンブリー32内を通過する磁界の強度が変化する。そして、この磁界の強度の変化を磁界検出素子321によって捉えることで、操舵トルクが検出される。なお、上記のトルクセンサ3の構成は一例として示すものであり、これに限らず様々な構成のものをトルクセンサ3として用いることが可能である。トルクセンサ3の検出信号は、制御装置51に出力される。
センサケース612の内部には、トルクセンサ3を上下に挟む位置に、第1軸受91及び第2軸受92が配置されている。第1軸受91は、トルクセンサ3の上方に配置され、入力軸21を回転可能に支持している。第2軸受92は、トルクセンサ3の下方に配置され、筒状部611の底部に配置された第3軸受93と共にピニオン軸22を回転可能に支持している。
図4は、図3におけるカバー部材7の周辺部の拡大図である。図5は、カバー部材7を単体で示す断面図である。
固定ピン24は、入力軸21に形成された貫通孔21a及びトーションバー23に形成された貫通孔23aに圧入によって挿入されている。入力軸21の貫通孔21aは、センサケース612の開口端面612aから突出した部分に形成され、入力軸21をその直径方向に貫通している。トーションバー23の貫通孔23aは、入力軸21の貫通孔21aに連通し、トーションバー23の上端部231をその直径方向に貫通している。固定ピン24は、入力軸21の貫通孔21aにおける両端の開口21bのうち一方の開口21bから挿入されてトーションバー23の貫通孔23aを貫いている。
カバー部材7は、例えばCR(クロロプレンゴム)等のゴム部材からなり、センサケース612から突出した入力軸21に外嵌される円筒部71と、センサケース612の開口端面612aを覆う傘状の円盤部72とを一体に有している。円盤部72は、円筒部71の下端部から外径側に突出している。円筒部71の中心軸線Cは、入力軸21の回転軸線Oと一致する。
カバー部材7は、入力軸21の外周に圧入により固定され、入力軸21と共に回転する。カバー部材7を圧入する際には、円筒部71の上端面(センサケース612側とは反外側の端面)71aに円筒状の治具70の端面を当接させ、カバー部材7をセンサケース612側に向かって軸方向に押圧する。図4では、この治具70を仮想線(二点鎖線)で示している。
固定ピン24が挿入された入力軸21の貫通孔21aは、円筒部71に覆われた部分の入力軸21の外周面21cに開口21bを有している。カバー部材7の円筒部71の内面には、入力軸21の外周面21cに頂部が弾接して周方向に延在する第1乃至第5の環状リップ711〜715が設けられている。このうち、第1乃至第3の環状リップ711〜713は、入力軸21の貫通孔21aよりも上方に、軸方向に沿って互いに隣接して設けられている。
第1乃至第3の環状リップ711〜713のうち、最も上側の第1の環状リップ711は、断面台形状であり、入力軸21の外周面21cに弾接する先端面711aが軸方向に平行な円筒面である。第2及び第3の環状リップ712,713は、断面三角形状であり、その頂部が入力軸21の外周面21cに弾接している。第3の環状リップ713は、第2の環状リップ712の下方に設けられている。
第1の環状リップ711の両側面711b,711cのうち上側にあたる一方の側面711bは、円筒部71の上端面71aの一部である。本実施の形態では、カバー部材7の上端面71aの全体が入力軸21の軸方向に対して垂直な平坦面であり、その内径側の端部にあたる第1の環状リップ711の側面711bが入力軸21の軸方向に対してセンサケース612側に窪まない形状である。このカバー部材7の上端面71aの形状は、上端面71aの内径側の端部に水分が滞留しない非滞水形状である。
第4の環状リップ714は、円筒部71の下端部における内面に設けられている。入力軸21には、センサケース612の開口端面612aから突出した部分に環状の外周溝213が形成されており、この外周溝213に第4の環状リップ714の先端部が嵌合されている。環状リップ714の先端面714aは、外周溝213の底面213aに弾接している。
第5の環状リップ715は、第3の環状リップ713と第4の環状リップ714との間に、第3の環状リップ713及び第4の環状リップ714と離間して設けられている。第3の環状リップ713と第5の環状リップ715との間には、入力軸21の外周面21cに弾接するリップが設けられていない第1のリップ空白域710aが形成されている。また、第4の環状リップ714と第5の環状リップ715との間には、入力軸21の外周面21cに弾接するリップが設けられていない第2のリップ空白域710bが形成されている。
第1及び第2のリップ空白域710a,710bにおける円筒部71の内周面71bと入力軸21の外周面21cとの間には、隙間が形成されている。入力軸21の貫通孔21aの開口21bは、第1のリップ空白域710aにおける円筒部71の内周面71bに対向している。すなわち、第1乃至第5の環状リップ711〜715は、円筒部71の内周面71bにおいて入力軸21の貫通孔21aの開口21bに対向する部位71cを除き、当該部位71cの軸方向一側及び他側に設けられている。
図5では、部位71cを仮想線(二点鎖線)で囲って示している。なお、この部位71cに環状リップが設けられていないのは、貫通孔21aの開口部分に頂部が位置する環状リップを設けても、貫通孔21a内への水分の浸入を防ぐ効果が十分に発揮されないという知見によるものである。
以上のように構成されたステアリング装置1は、車両の走行時において前輪14L,14Rにより跳ね上げられた水がカバー部材7の周辺に飛散することがある。この水が入力軸21の貫通孔21aの内周面と固定ピン24の外周面との間の隙間から入力軸21の嵌合孔210内に浸入すると、入力軸21やピニオン軸22あるいはトーションバー23を錆付かせるおそれがある。また、浸入した水の量によっては、ピニオン軸22のピニオン歯221やラック軸4の第1のラック歯41に水が到達するおそれもある。
本実施の形態では、第1乃至第3の環状リップ711〜713によって、円筒部71の上方からの水分の浸入を抑止している。また、第4及び第5の環状リップ714,715によって、円盤部72とセンサケース612との間の隙間Sを介する円筒部71の下方からの水分の浸入を抑止している。なお、第4の環状リップ714のみで円筒部71の下方からの水分の浸入を防げる場合には、第5の環状リップ715を省略してもよい。この場合、第1のリップ空白域710aと第2のリップ空白域710bとが1つの連続したリップ空白域となる。
(比較例)
図6は、比較例として示すカバー部材7´を入力軸21等と共に示す断面図である。このカバー部材7´では、断面三角形状の複数の環状リップ716が入力軸21の貫通孔21aの開口21bに対向する部位を含む範囲に設けられている。これらの環状リップ716は、入力軸21の外周溝213に嵌合する環状リップ717よりも上方に、互いに隣接して多数設けられている。
また、複数の環状リップ716のうち最も上側の環状リップ716を第1の環状リップ716とすると、その側面716aは、内径側の先端部ほど下方(センサケース612側)に傾斜している。そして、この側面716aにより、カバー部材7の上端面71aが、その内径側の端部に水が滞留する滞水形状となる。図6では、第1の環状リップ716の側面716aによって形成される窪みDに滞留した滞留水Lを図示している。このような滞留水Lは、入力軸21を錆付かせるおそれがある他、長い時間をかけて複数の環状リップ716を通過し、貫通孔21aの開口21bに到達するおそれもある。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
本発明の第1の実施の形態によれば、第1乃至第5の環状リップ711〜715が、円筒部71の内周面71bにおいて入力軸21の貫通孔21aの開口21bに対向する部位71cを除いて形成されているので、例えば上記の比較例に比較して環状リップの数が少なくなり、治具70によってカバー部材7を圧入する際の摩擦抵抗が小さくなることにより、円筒部71の座屈が発生しにくくなる。これによりカバー部材7の装着時の作業性が向上し、ひいてはステアリング装置1の製造時間と製造コストを低減することが可能となる。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、カバー部材7の上端面71aの全体が軸方向に対して垂直な平坦面であり、非滞水形状であることから、図6に示すような滞留水Lの発生が抑制され、入力軸21の貫通孔21aへの水分の浸入をより確実に防ぐことが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図7を参照して説明する。図7は、本実施の形態に係るカバー部材7Aを入力軸21と共に示す断面図である。カバー部材7Aは、円筒部71の上端面71aの形状が第1の実施の形態に係るカバー部材7と異なり、その他の構成はカバー部材7と同様であるので、第1の実施の形態で用いた部材等の名称や符号を援用し、第1の実施の形態との違いの部分について重点的に説明する。
本実施の形態では、カバー部材7Aの円筒部71の上端面71aの内径側の端部が、入力軸21側ほどセンサケース612とは反対側に向かって傾斜した傾斜面71dによって形成されている。また、上端面71aの外径側の端部は、軸方向に対して垂直な環状の平坦面71eによって形成されている。すなわち、カバー部材7Aの円筒部71の上端面71aは、内径側の端部が傾斜面71dであり、外径側の端部が平坦面71eである。
傾斜面71dは、平坦面71eの内径側の端部から上方に向かって突出する部分円錐面である。平坦面71eには、カバー部材7Aを入力軸21に装着する際、治具70の端面が当接する。これにより治具70の押圧力が軸方向に沿って適切に円筒部71に伝達される。
以上説明した第2の実施の形態によれば、カバー部材7Aの円筒部71の上端面71aの内径側の端部が傾斜面71dによって形成されているので、第1の実施の形態に比較してより上端面71aに水が滞留しにくく、防水性が向上する。また、上端面71aの外径側の端部が平坦面71eによって形成され、平坦面71eに治具70が当接するので、傾斜面71dを形成したことによりカバー部材7Aを圧入する際に円筒部71が変形して座屈しやすくなることもない。
(付記)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記の実施の形態では、電動モータ52の出力軸521の回転を減速機構53で減速して操舵補助力としてラック軸4に付与するラックアシスト式の電動パワーステアリング装置に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、例えばピニオン軸22に操舵補助力を付与するピニオンアシスト式の電動パワーステアリング装置に本発明を適用することも可能である。
1…ステアリング装置 100…ステアリングホイール
21…入力軸 21a…貫通孔
21b…開口 21c…外周面
22…ピニオン軸 221…ピニオン歯
23…トーションバー(捩れ軸) 23a…貫通孔
24…固定ピン 4…ラック軸(転舵軸)
41…ラック歯 6…ハウジング
61…第1収容部 612a…開口端面
62…第2収容部 7,7A…カバー部材
71…円筒部 71a…上端面
71c…部位 71d…傾斜面
71e…平坦面 711〜715…第1乃至第5の環状リップ
72…円盤部

Claims (5)

  1. ラック歯を有し、軸方向への移動によって車両の転舵輪を転舵させる転舵軸と、
    前記ラック歯に噛み合うピニオン歯を一端部に有するピニオン軸と、
    ステアリングホイールの操舵操作に応じて回転する入力軸と、
    前記入力軸と前記ピニオン軸とを連結し、前記ステアリングホイールの操舵トルクによって捩れる捩れ軸と、
    前記捩れ軸の一端部を前記入力軸に相対回転不能に固定する固定ピンと、
    前記ピニオン軸を前記入力軸及び前記捩れ軸の一部と共に収容する第1収容部、及び前記転舵軸を収容する第2収容部を有するハウジングと、
    前記第1収容部から突出した前記入力軸に外嵌される円筒部、及び前記第1収容部の開口端面を覆う円盤部を有するカバー部材と、を備え、
    前記捩れ軸は、前記入力軸に形成された嵌合孔に前記一端部が嵌合され、かつ前記入力軸及び前記捩れ軸にそれぞれ形成された貫通孔に前記固定ピンが挿入されることで前記入力軸に相対回転不能に固定され、
    前記入力軸の前記貫通孔は、前記カバー部材の前記円筒部に覆われた外周面に開口し、
    前記カバー部材の前記円筒部の内面には、前記入力軸の外周面に頂部が弾接して周方向に延在する複数の環状リップが設けられ、
    前記複数の環状リップは、前記入力軸の前記貫通孔の開口に対向する部位を除き、当該部位の軸方向一側及び他側に設けられている、
    ステアリング装置。
  2. 前記カバー部材の前記円筒部における前記第1収容部とは反対側の軸方向端面は、その内径側の端部が前記入力軸の軸方向に対して前記第1収容部側に窪まない非滞水形状である、
    請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記カバー部材の前記円筒部における前記第1収容部とは反対側の軸方向端面は、その内径側の端部が前記第1収容部とは反対側に向かって傾斜した傾斜面である、
    請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  4. 前記カバー部材の前記軸方向端面は、その外径側の端部が前記入力軸の軸方向に対して垂直な平坦面である、
    請求項3に記載のステアリング装置。
  5. 前記入力軸の前記貫通孔の開口に対向する部位の軸方向一側に設けられた前記環状リップと軸方向他側に設けられた前記環状リップとの間に、環状リップが設けられていないリップ空白域が形成され、
    前記リップ空白域において、前記カバー部材の前記円筒部の内周面と前記入力軸の外周面との間に隙間が形成されている、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載のステアリング装置。
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