JPWO2020044431A1 - 制御プログラムのチェック装置 - Google Patents

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Abstract

制御プログラムのチェック装置は、制御プログラムを用いた生産処理の実行可否の判定基準が複数の判定項目ごとに対基板作業機の製造メーカにより設定された基準データを記憶する基準データ記憶部と、複数の判定項目の少なくとも一部について判定基準よりも高い水準に設定される判定条件が判定項目ごとに対基板作業機のユーザにより設定された条件データを記憶する条件データ記憶部と、チェック処理において基準データおよび条件データに基づいて制御プログラムの良否を判定する判定部と、を備える。

Description

本発明は、制御プログラムのチェック装置に関するものである。
対基板作業機は、基板製品を生産する生産処理を実行する。特許文献1には、対基板作業機としての部品装着機が開示されている。特許文献1の部品装着機は、装着ヘッドにより保持した部品を基板に装着する装着処理を制御プログラムに基づいて実行する。制御プログラムは、例えば専用のチェック装置により生産処理の実行の可否が判定される。具体的には、チェック装置は、部品装着機の装着ヘッドの可動範囲や上限を超えた移動指令が制御プログラムに含まれていないかを判定する。
特開2017−199740号公報
しかしながら、制御プログラムに含まれる種々の動作指令が対基板作業機の動作能力の範囲内であっても、生産する基板製品により要求される品質が異なることがあり、一部の基板製品に対して制御プログラムに適切でない動作指令が含まれるおそれがあった。
本明細書は、対基板作業機の生産処理に用いられる制御プログラムの良否をより確実に判定することにより、生産される基板製品の品質向上を図ることが可能な制御プログラムのチェック装置を提供することを目的とする。
本明細書は、対基板作業機による生産処理に用いられる制御プログラムのチェック処理を行うチェック装置であって、前記制御プログラムを用いた前記生産処理の実行可否の判定基準が複数の判定項目ごとに前記対基板作業機の製造メーカにより設定された基準データを記憶する基準データ記憶部と、複数の前記判定項目の少なくとも一部について前記判定基準よりも高い水準に設定される判定条件が前記判定項目ごとに前記対基板作業機のユーザにより設定された条件データを記憶する条件データ記憶部と、前記チェック処理において前記基準データおよび前記条件データに基づいて前記制御プログラムの良否を判定する判定部と、を備える制御プログラムのチェック装置を開示する。
このような構成によると、条件データを特定の対基板作業機や特定の生産処理に対応させることができるので、制御プログラムの良否をより確実に判定することができる。結果として、生産される基板製品の品質向上を図ることができる。
実施形態におけるチェック装置を含む生産システムを示す模式図である。 図1の生産ラインにおける部品装着機の構成を示す模式図である。 制御プラグラムおよびパートデータを示す図である。 部品装着機による装着処理を示すフローチャートである。 基準データおよび条件データを示す図である。 制御プログラムのチェック処理を示すフローチャートである。
1.生産システム1の概要
制御プログラムのチェック装置は、例えば基板製品の生産システム1を構成するホストコンピュータ60に適用される。チェック装置は、制御プログラムをチェックの対象とする。本実施形態において、対基板作業機としての部品装着機3による装着処理に用いられる制御プログラムをチェックの対象とする態様を例示する。上記の生産システム1は、図1に示すように、1以上の生産ラインL、および生産ラインLを統括して管理するホストコンピュータ60により構成される。
2.生産ラインLの構成
生産ラインLは、複数の対基板作業機を基板80(図2を参照)の搬送方向に複数設置して構成される。複数の対基板作業機のそれぞれは、ホストコンピュータ60に通信可能に接続される。生産ラインLは、図1に示すように、複数の対基板作業機としての印刷機2、複数の部品装着機3、リフロー炉4、および検査機5を備える。
印刷機2は、搬入された基板80における部品の装着位置にペースト状のはんだを印刷する。複数の部品装着機3のそれぞれは、生産ラインLの上流側から搬送された基板80に部品を装着する。部品装着機3の構成については後述する。リフロー炉4は、生産ラインLの上流側から搬送された基板80を加熱して、基板80上のはんだを溶融させてはんだ付けを行う。検査機5は、生産ラインLにより生産された基板製品の外観または機能が正常であるか否かを検査する。
なお、生産ラインLは、例えば生産する基板製品の種別などに応じて、その構成を適宜追加、変更され得る。具体的には、生産ラインLには、搬送される基板80を一時的に保持するバッファ装置や基板供給装置、基板反転装置、各種検査装置、シールド装着装置、接着剤塗布装置、チップ載せ換え装置、紫外線照射装置などの対基板作業機が適宜設置され得る。
3.部品装着機3の構成
部品装着機3は、基板80に部品を装着する装着処理を実行する。部品装着機3は、図2に示すように、基板搬送装置10、部品供給装置20、部品移載装置30、部品カメラ41、基板カメラ42、および制御装置50を備える。以下の説明において、水平方向の第一方向であって部品装着機3の左右方向をX方向とし、X方向に交差する水平方向の第二方向であって部品装着機3の前後方向をY方向とし、X方向およびY方向に直交する鉛直方向(図2の前後方向)をZ方向とする。
基板搬送装置10は、ガイドレールに沿って基板80を搬送方向へと順次搬送するとともに、基板80を機内の所定位置に位置決めする。基板搬送装置10は、部品装着機3による部品の装着処理が終了した後に、基板80を部品装着機3の機外に搬出する。また、基板搬送装置10は、位置決めされた基板80をガイドレールとの間でクランプするバックアップ装置11を有する。
バックアップ装置11は、基板80の下面にバックアップ部材111を接触させて基板80を支持する。これにより、バックアップ装置11は、一対のガイドレールとの間で基板80をクランプするとともに、バックアップ部材111が接触した部位の高さを維持することで基板80の撓みを防止する。バックアップ部材111は、位置決めされた基板80の下面に対向して配置されたバックアッププレート112に配置される。バックアップ装置11は、バックアッププレート112を昇降させることにより、基板80のクランプ状態とアンクランプ状態とを切り換える。
部品供給装置20は、基板80に装着される部品を供給する。部品供給装置20は、X方向に並んで配置された複数のスロット21と、複数のスロット21にそれぞれセットされるフィーダ22とを備える。フィーダ22は、多数の部品が収納されたキャリアテープを送り移動させる。これによりフィーダ22は、フィーダ22の先端側に設けられた供給位置において部品を採取可能に供給する。
部品移載装置30は、部品供給装置20により供給された部品を、基板搬送装置10により機内に搬入された基板80上の所定の装着位置(作業位置)まで移載する。部品移載装置30のヘッド駆動装置31は、直動機構により移動台32を水平方向(X方向およびY方向)に移動させる。移動台32には、図示しないクランプ部材により装着ヘッド33が交換可能に固定される。装着ヘッド33は、回転可能に且つ昇降可能に複数の吸着ノズル34を支持する。吸着ノズル34は、供給される負圧エアにより、フィーダ22により供給される部品を吸着する。上記のように、吸着ノズル34は、負圧エアを供給されることにより部品を保持する保持部材である。上記の保持部材としては、吸着ノズル34の他に、部品を把持して保持するチャックなどが採用し得る。
部品カメラ41、および基板カメラ42は、CMOSなどの撮像素子を有するデジタル式の撮像装置である。部品カメラ41、および基板カメラ42は、制御信号に基づいて撮像を行い、当該撮像により取得した画像データを送出する。部品カメラ41は、光軸がZ方向の上向きとなるように基台に固定される。部品カメラ41は、装着ヘッド33の吸着ノズル34に保持された部品を下方から撮像可能に構成される。基板カメラ42は、光軸がZ方向の下向きとなるように移動台32に固定され、移動台32の移動に伴って装着ヘッド33と一体的に移動する。基板カメラ42は、基板80を上方から撮像可能に構成される。
制御装置50は、主として、CPUや各種メモリ、制御回路により構成される。制御装置50は、基板80に部品を装着する装着処理を実行する。上記の装着処理には、部品供給装置20により供給された部品を採取して基板80における装着位置に部品を装着するピックアンドプレースサイクル(以下、「PPサイクル」とも称する)を複数回に亘って繰り返す処理が含まれる。
制御装置50は、装着処理において、各種センサから出力される情報や画像処理の結果、基板80上の装着位置を指定する制御プログラム、部品の種別ごとの各種情報が設定されたパートデータなどに基づき、部品移載装置30の動作を制御する。これにより、装着ヘッド33に支持された複数の吸着ノズル34の位置および角度が制御される。部品装着機3による装着処理の詳細については後述する。
4.制御プログラムM1およびパートデータM2
部品装着機3による装着処理に用いられる制御プログラムM1およびパートデータM2について、図3を参照して説明する。制御プログラムM1は、基板製品の設計情報に基づいて生成される。制御プログラムM1には、図3に示すように、基板80に対する各種の部品の装着位置、装着角度が部品種ごとに設定される。
制御プログラムM1は、上記の部品種に換えて参照コードを設定され得る。参照コードは、部品種について参照を指令するコードである。参照コードを含む制御プログラムM1は、装着処理において、参照コードと部品種を対応付ける対応データ(BOM(Bills of Materials)データ)が用いられることにより部品種を特定する。このような構成では、対応データを変更することにより、同一の装着位置に別種の部品を装着することができる。例えば、一部の仕様が異なる複数種類の基板製品を生産する場合に、上記のような制御プログラムM1が適用される。
また、制御プログラムM1には、部品装着機3の構成機器情報が含まれる。なお、上記の「構成機器」には、例えば基板搬送装置10、部品供給装置20、および部品移載装置30が含まれる。さらに、部品供給装置20を構成するフィーダ22、および部品移載装置30を構成する装着ヘッド33を個々の構成機器としてもよい。また、上記の構成機器は、部品装着機3に対して着脱可能に構成され、生産する基板製品に応じて種別や数量、これらの組み合わせを変更されることがある。
さらに、構成機器は、所定の機能を発揮するファームウェアが予め組み込まれている場合に、実行する装着処理に必要な機能などに応じてファームウェアのバージョンが設定される。上記のような構成において、制御装置50は、例えば部品装着機3の電源の投入時などにおいて、各種の構成機器との間の通信により構成機器を認識する。そして、制御プログラムM1の構成機器情報は、実行予定の装着処理において構成機器の種別や組み合わせ、ファームウェアのバージョンの指定が必要な場合に、これらの少なくとも一つを指定する。
パートデータM2は、部品の種別ごとに部品の外形状、耐荷重、移動の最大速度、移動の最大加速度が設定される。部品の外形状は、例えば部品カメラ41を用いた状態認識処理に用いられ、画像データに含まれる部品と照合されるテンプレートや、部品の寸法や特徴部を示す情報に相当する。部品の耐荷重は、吸着ノズル34などの保持部材から部品が受ける荷重の許容値である。
移動の最大速度は、部品移載装置30により移動する部品の速度の許容値である。なお、パートデータM2において、移動の最大速度は、部品移載装置30の機能上の最大速度に対する割合で設定されてもよい。これにより、例えばパートデータM2に移動の最大速度が80%と設定された部品種は、装着処理において部品移載装置30の最大速度の80%を上回らないように移動される。移動の最大加速度は、部品移載装置30により移動する部品の加速度(減速度を含む)の許容値である。
5.部品装着機3による装着処理
部品装着機3による装着処理について図4を参照して説明する。なお、装着処理の実行に際して、部品装着機3の各種の構成機器のセットアップがなされる。具体的には、基板搬送装置10のバックアップ装置11には、バックアッププレート112の所定位置に複数のバックアップ部材111が配置される。また、部品供給装置20の複数のスロット21には、キャリアテープを装填されたフィーダ22がセットされる。
また、各種の構成機器に組み込まれたファームウェアが必要に応じてバージョンアップまたはバージョンダウンされる。制御装置50は、各種の構成機器との間の通信によりセットアップの状態(ファームウェアのバージョンを含む)を取得する。そして、制御装置50は、制御プログラムM1に含まれる構成機器情報と、実際の構成機器の状態とを照合して、セットアップが正常になされている場合に、制御プログラムM1に基づく装着処理を実行する。
制御装置50は、装着処理において、図4に示すように、先ず、基板80の搬入処理を実行する(S11)。基板80の搬入処理において、基板搬送装置10は、部品装着機3の機内に基板80を搬入するとともに、機内の所定位置に位置決めする。また、基板搬送装置10は、位置決めされた基板80をバックアップ装置11によりクランプする。このとき、基板80の下面にはバックアップ部材111の先端が接触した状態となる。
次に、制御装置50は、複数の吸着ノズル34に部品を順次吸着させる吸着サイクルを実行する(S12)。より詳細には、制御装置50は、部品供給装置20において所定種類の部品を供給するフィーダ22の上方まで装着ヘッド33を移動させる。そして、制御装置50は、吸着ノズル34を下降させて部品を吸着した後に、再び吸着ノズル34を上昇させる。吸着サイクルにおいて、上記のような装着ヘッド33の移動と吸着ノズル34の下降および上昇が繰り返されて、複数の部品が吸着ノズル34にそれぞれ保持される。
続いて、制御装置50は、複数の吸着ノズル34にそれぞれ保持された部品の保持状態を認識する状態認識処理を実行する(S13)。より詳細には、制御装置50は、装着ヘッド33を部品カメラ41の上方に移動させ、部品カメラ41に撮像指令を送出する。制御装置50は、部品カメラ41の撮像により取得された画像データを画像処理して、複数の吸着ノズル34のそれぞれに保持された部品の姿勢(位置および角度)を認識する。このとき、部品に対応するパートデータM2において部品の外形状を示すテンプレートが画像処理に用いられる。
その後に、制御装置50は、複数の吸着ノズル34に部品を基板80に順次装着させる装着サイクルを実行する(S14)。より詳細には、制御装置50は、基板80における所定の装着位置の上方まで装着ヘッド33を移動させる。このとき、制御装置50は、状態認識処理(S13)の結果に基づいて、吸着ノズル34の位置および角度を補正する。そして、制御装置50は、吸着ノズル34を下降させて部品を装着した後に、再び吸着ノズル34を上昇させる。装着サイクルにおいて、上記のような装着ヘッド33の移動と吸着ノズル34の下降および上昇が繰り返されて、複数の部品が基板80にそれぞれ装着される。
制御装置50は、現在の基板80に対して装着する全ての部品の装着が終了していない場合には(S15:No)、装着が終了するまでPPサイクル(S12−S14)を繰り返し実行する。全ての部品の装着が終了した場合に(S15:Yes)、制御装置50は、基板80の搬出処理を実行する(S16)。基板80の搬出処理において、基板搬送装置10は、位置決めされていた基板80をアンクランプするとともに、部品装着機3の機外に基板80を搬出する。
なお、上記のPPサイクル(S12−S14)において、装着ヘッド33の移動などに伴い複数の吸着ノズル34が移動および回転する際に、制御装置50は、複数の吸着ノズル34に保持された部品に対応するパートデータM2に設定された最大速度および最大加速度を上回らないように、部品の移動(回転を含む)を制御する。なお、装着ヘッド33に複数種類の部品が保持されている場合には、制御装置50は、部品の最大速度および最大加速度が最小のものを基準にして、装着ヘッド33の移動速度や吸着ノズル34の回転速度、昇降速度を調整する。
6.チェック装置70の構成
本実施形態において、ホストコンピュータ60は、構成機器およびインストールされたソフトウェアにより制御プログラムM1のチェック装置70として機能する。本実施形態において、チェック装置70は、対基板作業機の一つである部品装着機3による装着処理に用いられる制御プログラムM1の良否を判定する。
ここで、上記の制御プログラムM1は、部品装着機3のユーザが基板製品の設計情報などに基づいて生成される。そのため、制御プログラムM1において、例えば装着ヘッド33の可動範囲を超えた位置へと部品を装着するような指令が含まれていないか、装着処理の実行前に制御プログラムM1をチェックする必要がある。また、制御プログラムM1において、例えば装着ヘッド33の上限速度や上限加速度を超えた移動指令が含まれていないか、制御プログラムM1をチェックする必要がある。
上記のような機械の構成上の可動範囲や上限速度は、部品装着機3や構成機器の種別によって変動することから、部品装着機3の製造メーカにより設定された基準データFsに基づく制御プログラムM1のチェックが一般に行われる。換言すると、上記のような基準データFsに基づくチェックは、制御プログラムに含まれる種々の動作指令が部品装着機3の動作能力の範囲内にあって、制御プログラムM1を用いた装着処理が実行可能であるかを判定するものである。
しかしながら、制御プログラムM1が基準データFsに設定された複数の判定基準を満たすとしても、品質向上の観点または要求仕様に対応する観点からは判定基準が緩い(判定の水準が低い)場合がある。具体的には、吸着ノズル34などの保持部材による保持が容易でない部品の場合には、XY方向の移動中における速度または加速度を、部品装着機3の動作能力の上限よりも低く設定することが望ましい。このとき、基準データFsを用いた制御プログラムM1の良否判定では、判定基準が緩く、適正な移動速度や加速度が指令されているかを判定できない。
しかしながら、基準データFsには汎用性が確保される必要があり、それぞれのユーザごとに専用の基準データFsを設定することは困難である。また、ユーザは、基板製品の要求仕様や過去の生産実績に基づいて、装着ヘッド33や吸着ノズル34の移動速度などを調整することがある。そのため、ユーザにおいても制御プログラムM1の良否判定をする際の基準を調整可能であることが望まれる。
そこで、本実施形態のチェック装置70は、ユーザが設定した条件データFcを用いた制御プログラムM1の良否判定を行うことを可能とする構成を採用する。これにより、チェック装置70は、結果として生産される基板製品の品質向上などを図っている。具体的には、チェック装置70は、図1に示すように、記憶部71と、判定部72と、条件設定部73とを備える。
記憶部71は、ハードディスク装置などの光学ドライブ装置、またはフラッシュメモリなどにより構成される。本実施形態において、記憶部71は、記憶領域としての基準データ記憶部711および条件データ記憶部712を有する。基準データ記憶部711は、制御プログラムM1を用いた生産処理(装着処理)の実行可否の判定基準が複数の判定項目ごとに対基板作業機(部品装着機3)の製造メーカにより設定された基準データFsを記憶する。
また、条件データ記憶部712は、複数の判定項目の少なくとも一部について判定基準よりも高い水準に設定される判定条件が判定項目ごとに対基板作業機(部品装着機3)のユーザにより設定された条件データFcを記憶する。基準データFsおよび条件データFcにおける判定項目には、図5に示すように、装着ヘッド33の可動範囲、上限速度、および上限加速度の少なくとも一つが含まれる。
また、基準データFsおよび条件データFcにおける判定項目には、装着ヘッド33に保持された部品の上限速度、上限加速度、および装着ヘッド33から加えられる最大荷重が含まれる。さらに、基準データFsおよび条件データFcにおける判定項目には、基板80に装着された複数の部品の最小間隔が含まれる。本実施形態において、部品の「間隔」とは、隣り合う部品の外周縁同士を結ぶ線分の長さに相当し、部品同士の中心間の距離(それぞれの装着位置の距離)ではない。
また、基準データFsおよび条件データFcにおける判定項目には、装着処理に用いられるバックアップ部材111の数、装着処理における基板80上の装着位置とバックアップ部材との最大離間距離、および装着位置において基板80に加えられる最大荷重の少なくとも一つが含まれる。さらに、基準データFsおよび条件データFcにおける判定項目には、基板80の搬入処理(S11)における基板80の搬送速度が含まれる。
また、基準データFsおよび条件データFcにおける判定項目には、装着処理において部品を保持する吸着ノズル34の種別が含まれる。基準データFsは、適用される部品装着機3の種別に対応して、複数の判定項目ごとの判定基準が製造メーカにより設定される。条件データFcは、判定基準よりも高い水準(同等以上の厳しい条件)の判定条件がユーザにより設定される。
条件データFcにおいて判定基準よりも高い水準に判定条件を設定する方法として、例えば装着ヘッド33の可動範囲よりも狭い範囲を設定したり、移動の上限速度よりも低い速度を設定したりする他に、複数の判定項目に相関を持たせるようにしてもよい。具体的には、特定の判定項目における値や範囲を段階的に評価し、特定の判定項目に相関を持つ判定項目の判定条件を上記の評価の結果に応じて変動させることが考えられる。このように、条件データFcの判定条件には、複数の判定項目のうち2以上の判定項目の全てが判定条件を満たすことを課す判定条件が含まれる(図5の「アンド条件」を参照)。
なお、本実施形態において、条件データ記憶部712は、構成機器情報に応じて設定される複数の条件データFcを記憶する。構成機器情報は、上述のように制御プログラムM1に含まれる情報であり、装着処理の実行に必要な構成機器の種別や組み合わせ、ファームウェアのバージョンの少なくとも一つを示す。構成機器が変更されると、部品装着機3の動作能力が変動する。そこで、条件データ記憶部712は、複数種類の構成機器情報に応じた複数の条件データFcを記憶する。
判定部72は、チェック処理において基準データFsおよび条件データFcに基づいて制御プログラムM1の良否を判定する。条件データ記憶部712に複数の条件データFcが記憶されている場合に、判定部72は、制御プログラムM1に含まれる構成機器情報に応じて複数の条件データFcから一つを選択し、チェック処理に用いる。また、判定部72は、基準データFsおよび条件データFcに加えて、制御プログラムM1に対応するパートデータM2に基づいて、制御プログラムM1の良否を判定する。
具体的には、例えば判定部72は、先ず制御プログラムM1を解析し、構成機器のセットパターン、基板80の情報(基板の種別、サイズ、体積、重量など)、装着ヘッド33の移動範囲、移動速度の最大値、吸着ノズル34の移動速度の最大値などを取得する。そして、判定部72は、それぞれの判定項目について判定基準および判定条件を満たすかを判定する。
具体的には、判定部72は、基板80の重量に対して基板80の搬送処理(S11)における搬送速度が適正であるかを判定する。また、判定部72は、装着サイクル(S14)において基板80や部品に加えられる荷重が、バックアップ部材111の数や位置との関係で適正であるかを判定する。さらに、判定部72は、装着処理に用いられる吸着ノズル34の種別や供給される負圧エアの空気圧が部品種との関係で適正であるかを判定する。なお、チェック処理の詳細については、後述する。
なお、制御プログラムM1の良否を判定するチェック処理は、種々のタイミングで実行され得る。本実施形態において、判定部72は、チェック装置70に対するオペレータの指示に基づく他に、予め設定された処理を含むトリガー事象を検出した場合に制御プログラムM1の良否を判定する。このような構成によると、任意のタイミングや他の処理(例えば各種の装着処理の実行決定など)に連動してチェック処理を実行できる。
ここで、チェック処理には、上記のようにパートデータM2が用いられる。このパートデータM2は、装着処理の実行中に発生したエラーなどに基づいて編集されることがある。そして、パートデータM2は、編集された後にホストコンピュータ60に記憶され、例えば同一の生産ラインLにおいて共用される。そのため、パートデータM2を用いたチェック処理は、パートデータM2への編集を反映された状態で実行されることが好ましい。
上記のような事情を考慮し、判定部72は、種々のトリガー事象を検出したタイミングでチェック処理を実行可能な構成とされている。具体的には、判定部72は、条件データ記憶部712に条件データFcが記憶されていることをトリガー事象として検出し、制御プログラムM1の良否を判定する。このような構成によると、判定部72は、条件データ記憶部712を監視し、条件データFcが記憶されたことをもってチェック処理を実行する。
また、判定部72は、チェック装置70と通信可能に接続された外部装置から入力した指令をトリガー事象として検出し、制御プログラムM1の良否を判定する。上記の外部装置は、生産ラインLを構成する部品装着機3の一つであってもよいし、作業者が保持する携帯端末(スマートフォン、タブレット端末など)であってもよい。このような構成によると、リモートでチェック処理の実行を指令することができる。
条件設定部73は、複数の判定項目の少なくとも一部を提示するとともに、提示された判定項目に対応する判定条件のユーザによる入力を受け付ける。具体的には、条件設定部73は、例えば図5に示すように、複数の判定項目に対して基準データFsの判定基準と、条件データFcの判定条件とを並べて提示する。このとき条件設定部73は、複数の条件データFcを構成機器のセットパターンごとに提示してもよい。
条件設定部73は、ホストコンピュータ60の入力デバイスを介して、判定項目に対する判定条件の入力を受け付けて、条件データFcを更新する。上記の判定条件には、個々の判定項目に対する閾値や範囲の他に、複数の判定項目に相関を持たせるアンド条件が含まれる。なお、条件設定部73は、入力された判定条件が判定基準よりも低い水準の場合には、ユーザに対してその旨を通知したり、判定条件を判定基準と等しく修正したりしてもよい。このような構成によると、ユーザが既存の判定基準を確認しながら、ユーザの経験や実績を考慮した判定条件の設定が可能となる。
7.チェック装置70による制御プログラムM1のチェック処理
上記のような構成からなるチェック装置70による制御プログラムM1のチェック処理について、図6を参照して説明する。ここで、チェック装置70は、オペレータの指示があった場合、またはトリガー事象を検出した場合にチェック処理を実行する。また、記憶部71には、制御プログラムM1、パートデータM2、基準データFs、および複数の条件データFcが記憶されているものとする。
チェック処理において、判定部72は、図6に示すように、先ず良否判定の対象である制御プログラムM1の含まれる構成機器情報を取得する(S21)。次に、判定部72は、取得した構成機器情報に応じて複数の条件データFcから一つを選択する(S22)。続いて、判定部72は、制御プログラムM1の解析処理を実行する(S23)。具体的には、判定部72は、制御プログラムM1に含まれる指令と、パートデータM2に含まれる各種の情報に基づいて、装着処理を実行したと仮定した場合の装着ヘッド33の移動範囲や移動速度の最大値を取得する。
さらに、解析処理(S23)により、個々の部品のXY移動、昇降動作、および回転動作による移動速度(回転速度を含む)の最大値が取得される。また、解析処理(S23)により、部品の採取時や装着時において当該部品に加えられる最大荷重が取得される。さらに、解析処理(S23)により、基板80上に装着された部品同士の間隔が取得される。上記のように、解析処理(S23)により、判定項目に応じた各種の最大値や範囲が取得される。
判定部72は、解析処理(S23)の結果に基づいて、制御プログラムM1の良否を判定する(S24)。詳細には、判定部72は、解析処理(S23)の結果が基準データFsに設定された判定基準を満たすか否かを判定する。このとき、判定部72は、条件データFcにおいて判定条件を設定された判定項目については、基準データFsを用いた良否に判定を省略してもよい。また、判定部72は、解析処理(S23)の結果が条件データFcに設定された判定条件を満たすか否かを判定する。
チェック装置70は、制御プログラムM1の良否の判定(S24)の結果に基づいて、ユーザに対する通知処理を実行する(S25)。具体的には、制御プログラムM1が基準データFsおよび条件データFcにおける各条件を満たす場合には、チェック装置70は、制御プログラムM1が装着処理に適する「良」である旨をユーザに通知する。
一方で、制御プログラムM1が基準データFsおよび条件データFcにおける各条件の何れか一つを満たさなかった場合には、チェック装置70は、制御プログラムM1が装着処理に適さない「否」である旨をユーザに通知する。このとき、チェック装置70は、制御プログラムM1およびパートデータM2の何れの箇所が何れの判定項目の条件を満たさなかったのかを併せて通知してもよい。また、上記の通知は、例えばチェック処理がリモートで指令された場合には、携帯端末などに送出されるようにしてもよい。
8.実施形態の構成による効果
上記の制御プログラムM1のチェック装置70は、基準データFsを記憶する基準データ記憶部711と、条件データFcを記憶する条件データ記憶部712と、チェック処理において基準データFsおよび条件データFcに基づいて制御プログラムM1の良否を判定する判定部72と、を備える。
このような構成によると、条件データFcを特定の部品装着機3や特定の装着処理に対応させることができるので、制御プログラムM1の良否をより確実に判定することができる。結果として、生産される基板製品の品質向上を図ることができる。
9.実施形態の変形態様
9−1.チェック処理について
実施形態において、チェック装置70は、オペレータによる指令に基づいて、またはトリガー事象を検出に基づいて、チェック処理を実行するものとした。これに対して、チェック処理は、オペレータの指令およびトリガー事象の検出の何れか一方に基づいて実行される構成としてもよい。
また、実施形態において、条件データ記憶部712は、種々の構成機器のセットパターンに対応するために複数の条件データFcを記憶するものとした。その他に、条件データ記憶部712は、種々の基板製品ごとに異なる複数の条件データFcを記憶してもよい。さらに、条件データ記憶部712は、同一種別の基板製品について種々の要求仕様ごとに異なる複数の条件データFcを記憶してもよい。このような構成において、判定部72は、制御プログラムM1などに含まれる基板製品の種別や要求仕様に関する情報に基づいて、複数の条件データFcから一つを選択する。
上記のような構成によると、基板製品の種別や要求仕様に対応して適切な条件データFcを切り換えることができる。これにより、制御プログラムM1の良否をより確実に判定することができる。また、実施形態の態様および上記のような態様に対して、チェック装置70は、構成機器の種別や組み合わせによる条件データFcの切り換えを省略してもよい。但し、構成機器情報や基板製品の種別、要求仕様を反映させたより正確な制御プログラムM1の良否判定を行うという観点からは、実施形態にて例示した態様が好適である。
実施形態において、チェック装置70が良否判定の対象とした制御プログラムM1は、対基板作業機としての部品装着機3が装着処理に用いるものである。これに対して、チェック装置70は、印刷機2や接着剤塗布装置などの対基板作業機がそれぞれの機能に応じた生産処理に用いる制御プログラムであれば、良否判定の対象とし得る。
具体的には、チェック装置70は、対基板作業機としての印刷機2の印刷処理に用いられる制御プログラムを良否判定の対象とする。印刷機2は、印刷処理において、印刷可能な最大ストロークのうち必要な印刷範囲においてスキージを移動させる。これにより、印刷機2は、マスクに形成されたパターンでペースト状のハンダを基板80の上面に印刷する。
上記のような印刷処理に用いられる制御プログラムには、スキージやマスクなどの構成機器情報、基板80の情報、印刷範囲やスキージの昇降動作、移動動作の指令などが含まれる。また、基準データFsおよび条件データFcにおける判定項目には、スキージの移動範囲や移動速度などが含まれる。チェック装置70は、制御プログラムにより指令される印刷範囲がスキージの可動範囲にあるかを基準データFsに基づいて判定する。また、チェック装置70は、上記の印刷範囲に過不足がないかを条件データFcに基づいて判定する。
このように、上述した実施形態の態様および変形態様によると、条件データFcを特定の対基板作業機(部品装着機3や印刷機2など)や、特定の生産処理(装着処理や印刷処理など)に対応させることができる。これにより、制御プログラムの良否をより確実に判定することができる。結果として、生産される基板製品の品質向上を図ることができる。
9−2.チェック装置の構成
実施形態において、チェック装置70は、ホストコンピュータ60に組み込まれた構成とした。これに対して、チェック装置70は、ホストコンピュータ60の一機能を構成する他に種々の態様を採用し得る。例えば、チェック装置70は、生産ラインLやホストコンピュータ60と通信可能に接続された専用の外部装置であってもよい。このとき、チェック装置70は、インターネットを介して対基板作業機と接続される構成であってもよい。何れの構成においても実施形態と同様の効果を奏する。
1:生産システム、 2:印刷機、 3:部品装着機(対基板作業機)、 4:リフロー炉、 5:検査機、 10:基板搬送装置、 20:部品供給装置、 30:部品移載装置、 33:装着ヘッド、 34:吸着ノズル(保持部材)、 41:部品カメラ、 42:基板カメラ、 50:制御装置、 60:ホストコンピュータ、 70:チェック装置、 71:記憶部、 711:基準データ記憶部、 712:条件データ記憶部、 72:判定部、 73:条件設定部、 80:基板、 M1:制御プログラム、 M2:パートデータ、 Fs:基準データ、 Fc:条件データ

Claims (9)

  1. 対基板作業機による生産処理に用いられる制御プログラムのチェック処理を行うチェック装置であって、
    前記制御プログラムを用いた前記生産処理の実行可否の判定基準が複数の判定項目ごとに前記対基板作業機の製造メーカにより設定された基準データを記憶する基準データ記憶部と、
    複数の前記判定項目の少なくとも一部について前記判定基準よりも高い水準に設定される判定条件が前記判定項目ごとに前記対基板作業機のユーザにより設定された条件データを記憶する条件データ記憶部と、
    前記チェック処理において前記基準データおよび前記条件データに基づいて前記制御プログラムの良否を判定する判定部と、
    を備える制御プログラムのチェック装置。
  2. 前記チェック装置は、複数の前記判定項目の少なくとも一部を提示するとともに、提示された前記判定項目に対応する前記判定条件の前記ユーザによる入力を受け付ける条件設定部をさらに備える、請求項1に記載の制御プログラムのチェック装置。
  3. 前記条件データの前記判定条件には、複数の前記判定項目のうち2以上の前記判定項目の全てが前記判定条件を満たすことを課すことによって、それぞれの前記判定項目よりも高い水準に設定された条件が含まれる、請求項1または2に記載の制御プログラムのチェック装置。
  4. 前記判定部は、予め設定された処理を含むトリガー事象を検出した場合に前記制御プログラムの良否を判定する、請求項1−3の何れか一項に記載の制御プログラムのチェック装置。
  5. 前記判定部は、前記条件データ記憶部に前記条件データが記憶されていることを前記トリガー事象として検出し、前記条件データに基づいて前記制御プログラムの良否を判定する、請求項4に記載の制御プログラムのチェック装置。
  6. 前記判定部は、前記チェック装置と通信可能に接続された外部装置から入力した指令をトリガー事象として検出し、前記制御プログラムの良否を判定する、請求項4または5に記載の制御プログラムのチェック装置。
  7. 前記条件データ記憶部は、前記対基板作業機を構成する構成機器の種別、複数の前記構成機器の組み合わせ、および前記構成機器に組み込まれたファームウェアのバージョンの少なくとも一つを含む構成機器情報に応じて設定された複数の前記条件データを記憶し、
    前記判定部は、前記制御プログラムに含まれる前記構成機器情報に応じて複数の前記条件データから一つを選択し、選択した前記条件データに基づいて前記制御プログラムの良否を判定する、請求項1−6の何れか一項に記載の制御プログラムのチェック装置。
  8. 前記対基板作業機は、前記基板上の装着位置に部品を装着する部品装着機である、請求項1−7の何れか一項に記載の制御プログラムのチェック装置。
  9. 前記制御プログラムには、前記装着位置、および前記部品の種別が含まれ、
    前記部品装着機は、前記制御プログラムと、複数の前記部品の種別ごとに前記部品の外形状、耐荷重、移動の最大速度、移動の最大加速度の少なくとも一つが設定されたパートデータとに基づいて、前記部品を保持する保持部材の動作を制御し、
    前記判定部は、前記基準データ、前記条件データ、および前記制御プログラムに対応する前記パートデータに基づいて、前記制御プログラムの良否を判定する、請求項8に記載の制御プログラムのチェック装置。
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