JPWO2019235037A1 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

リザーバタンクに対する振動が抑制された鞍乗型車両を提供する。操作子61の操作量に応じて液圧を出力するマスターシリンダー71と、ブレーキ液を貯留するリザーバタンク74とを有するマスターシリンダーユニット70と、車両に供給する電力を貯蔵するバッテリ110と、前記バッテリ110を保持するバッテリケース100とを備える鞍乗型車両において、前記リザーバタンク74は前記バッテリケース100に支持される。

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
特許文献1には、内燃機関の吸気空気の浄化を行うエアクリーナ装置に、マスターシリンダーのオイルの貯留を行うリザーバタンクを取り付ける構造が開示されている。
特開2014−65459号公報
リザーバタンクは液面を備えていることから、車両からリザーバタンクに伝達する振動の抑制が課題として挙げられる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、リザーバタンクに対する振動が抑制された鞍乗型車両を提供することを目的とする。
この明細書には、2018年6月7日に出願された日本国特許出願・特願2018−109411の全ての内容が含まれる。
本発明は、操作子(61)の操作量に応じて液圧を出力するマスターシリンダー(71)と、ブレーキ液を貯留するリザーバタンク(74)とを有するマスターシリンダーユニット(70)と、車両に供給する電力を貯蔵するバッテリ(110)と、前記バッテリ(110)を保持するバッテリケース(100)とを備える鞍乗型車両において、前記リザーバタンク(74)は前記バッテリケース(100)に支持されることを特徴とする。
上記発明において、前記バッテリ(110)は前記マスターシリンダー(71)よりも上方に位置しても良い。
また、上記発明において、前記バッテリケース(100)は前記リザーバタンク(74)に接続されるホース(88)をガイドするガイド部(130、131)を備えても良い。
また、上記発明において、前記ガイド部(130、131)は、前記リザーバタンク(74)の前記バッテリケース(100)への支持位置よりも下方に配置され、前記バッテリケース(100)の前方と下方の少なくとも一部に設けられても良い。
また、上記発明において、前記リザーバタンク(74)は側面視でバッテリ(110)と重ならなくても良い。
また、上記発明において、前記リザーバタンク(74)と前記マスターシリンダー(71)の少なくとも一部を覆い、前記ホース(88)に沿うように車両側方に形成される車両のカバー(47B)を備えても良い。
また、上記発明において、前記カバー(47B)の後方にサイドカバー(47A)を備え、前記サイドカバー(47A)は側面視でバッテリ(110)と重なっても良い。
また、上記発明において、前記サイドカバー(47A)との接触部(47A1)において、前記サイドカバー(47A)が車幅方向外側に位置し、前記カバー(47B)が車幅方向内側に位置するように重なっても良い。
本発明に係る鞍乗型車両は、操作子の操作量に応じて液圧を出力するマスターシリンダーと、ブレーキ液を貯留するリザーバタンクとを有するマスターシリンダーユニットと、車両に供給する電力を貯蔵するバッテリと、前記バッテリを保持するバッテリケースとを備え、前記リザーバタンクは前記バッテリケースに支持される。この構成によれば、重量物であるバッテリを収容するバッテリケースでリザーバタンクを支持することで、液面を備えるリザーバタンクに対する振動を抑制することが可能となる。
上記発明において、前記バッテリは前記マスターシリンダーよりも上方に位置しても良い。この構成によれば、振動の抑制に加えて、マスターシリンダーよりも上方に位置することで液面の確保が可能となる。
また、上記発明において、前記バッテリケースは前記リザーバタンクに接続されるホースをガイドするガイド部を備えても良い。この構成によれば、ホースの配索が容易となる。
また、上記発明において、前記ガイド部は、前記リザーバタンクの前記バッテリケースへの支持位置よりも下方に配置され、前記バッテリケースの前方と下方の少なくとも一部に設けられても良い。この構成によれば、リザーバタンクからバッテリケースに沿うように下方に向けてホースを配策し、コンパクトなホースの取り回しが可能となる。
また、上記発明において、前記リザーバタンクは側面視でバッテリと重ならなくても良い。この構成によれば、車両側面方向へのバッテリの取り出しの邪魔とならないレイアウトにできる。
また、上記発明において、前記リザーバタンクと前記マスターシリンダーの少なくとも一部を覆い、前記ホースに沿うように車両側方に形成される車両のカバーを備えても良い。この構成によれば、カバー1枚の取り外しにより、リザーバタンクとマスターシリンダーとホースの露出が可能となり、メンテナンス性が向上する。
また、上記発明において、前記カバーの後方にサイドカバーを備え、前記サイドカバーは側面視でバッテリと重なっても良い。この構成によれば、バッテリの状態確認の際に、側面のカバーを全て外すことなく、サイドカバーのみを外すことで確認が可能となる。
また、上記発明において、前記サイドカバーとの接触部において、前記サイドカバーが車幅方向外側に位置し、前記カバーが車幅方向内側に位置するように重なっても良い。この構成によれば、カバーを取り外すことなく、サイドカバーを取り外すことができ、容易にカバーの取り外しが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。 図2は、前輪ブレーキ装置、後輪ブレーキ装置および連動ブレーキ装置を示す概略図である。 図3は、車体カバーを取り外した図1の要部拡大図である。 図4は、バッテリケースの右側面図である。 図5は、バッテリケースの平面図である。 図6は、バッテリケースの背面図である。 図7は、アンダーサイドカバーと連動ブレーキ装置の位置関係の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10(車体)にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持する操舵系12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員が跨るようにして着座するシート14が車体フレーム10の後部の上方に設けられる鞍乗り型の車両である。
車体フレーム10は、車体フレーム10の前端に設けられるヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15の後部から後下がりに延出するメインフレーム16と、ヘッドパイプ15の後部から後下方に延びるダウンフレーム17と、メインフレーム16の下端に接続されるピボットフレーム18と、メインフレーム16の後部の上部から車両後端部まで後方に延びる左右一対のシートフレーム19と、ピボットフレーム18から後上がりに延びてシートフレーム19の後部に接続される左右一対のサブフレーム20とを備える。
操舵系12は、ヘッドパイプ15に軸支されるステアリングシャフト(不図示)と、このステアリングシャフトの上端に固定されるトップブリッジ21と、上記ステアリングシャフトの下端に固定されるボトムブリッジ22と、トップブリッジ21及びボトムブリッジ22に支持される左右一対のフロントフォーク23と、トップブリッジ21に固定される操舵用のハンドル24とを備える。
前輪2は、フロントフォーク23の下端部に軸支される。
ピボットフレーム18には、ピボットフレーム18を車幅方向に貫通するピボット軸26が設けられ、スイングアーム13の前端部はピボット軸26に軸支される。スイングアーム13は、ピボット軸26側から左右一対で後方に延びるアーム部13aを備え、後輪3は、アーム部13aの後端部間に渡される後輪車軸3aに軸支される。
アーム部13aの後部とシートフレーム19との間には、左右一対のリアサスペンション27が掛け渡される。
エンジン11は、クランク軸を収容するクランクケース31と、クランクケース31の前部から上方に延びるシリンダー部32とを備える。クランクケース31の後部には、変速機(不図示)が内蔵されている。
エンジン11は、メインフレーム16の下方でダウンフレーム17とピボットフレーム18との間に配置され、ダウンフレーム17及びピボットフレーム18によって支持される。
エンジン11の排気管33は、シリンダー部32の前面から後下方に延出され、エンジン11の下方を通って後方に延び、スイングアーム13の右側方に配置されるマフラー34に接続される。
エンジン11の出力は、ドライブチェーン35によって後輪3に伝達される。ドライブチェーン35は、左側のアーム部13aに沿うように設けられるチェーンケース36によって覆われる。
燃料タンク38は、メインフレーム16の前部に支持される。シート14は、シートフレーム19に支持されており、燃料タンク38に連続して自動二輪車1の後端部まで延びる。
クランクケース31の下部の左右の側方には、乗員が足を乗せるステップ40が左右一対で設けられる。
ピボットフレーム18の左右の側方には、ピリオンステップブラケット41が左右一対で設けられる。同乗者用の左右一対のピリオンステップ42は、ピリオンステップブラケット41に支持される。
自動二輪車1は、車体カバーとして、フロントフォーク23の上部を前方から覆うフロントカバー45と、車体フレーム10の前部を側方から覆うフロントサイドカバー46と、燃料タンク38及びシート14の前部の下方を覆うサイドカバー47Aと、サイドカバー47Aの下方を覆うアンダーサイドカバー47Bと、シート14の後部の下方を覆うリアサイドカバー48とを備える。前輪2の上方にはフロントフェンダー49が設けられる。
自動二輪車1は、前輪2を制動する前輪ブレーキ装置50を車両の前部に備え、後輪3を制動する後輪ブレーキ装置60を車両の後部に備える。
図2は、前輪ブレーキ装置50、後輪ブレーキ装置60および連動ブレーキ装置70を示す概略図である。
前輪ブレーキ装置50は、乗員の操作が入力される前輪用マスターシリンダー51と、摩擦で前輪2を制動する前輪ブレーキ作動部52(前輪ブレーキ)と、前輪用マスターシリンダー51と前輪ブレーキ作動部52とを接続するブレーキ配管53とを備える。
前輪ブレーキ装置50は、液圧式である。前輪用マスターシリンダー51のブレーキレバー51aによって入力されるブレーキ操作は、ブレーキ配管53を介し、液圧として前輪ブレーキ作動部52に伝達される。
前輪ブレーキ作動部52は、前輪2と一体に回転するブレーキディスク52aと、液圧によってブレーキディスク52aを挟圧するキャリパー52bとを備える。
後輪ブレーキ装置60は、乗員の操作が入力されるブレーキペダル61と、摩擦で後輪3を制動する後輪ブレーキ作動部62(後輪ブレーキ)と、ブレーキペダル61に接続されるイコライザー63と、イコライザー63と後輪ブレーキ作動部62とを接続するブレーキロッド64(後輪ブレーキ伝達部材)と、ブレーキペダル61を付勢するリターンスプリング65とを備える。
後輪ブレーキ作動部62は、機械式のドラムブレーキであり、後輪3と一体に回転するドラム部62aにブレーキシュー62bが押し付けられることで、後輪3を制動する。ブレーキロッド64を介して後輪ブレーキ作動部62にブレーキペダル61の操作が入力されると、ブレーキシュー62bがドラム部62aの内周部に押し付けられ、後輪3が制動される。
自動二輪車1は、後輪3用のブレーキペダル61(操作子)の操作に連動させて前輪ブレーキ作動部52を作動させる連動ブレーキ装置70(マスターシリンダーユニット)を備える。
連動ブレーキ装置70は、イコライザー63と、イコライザー63に接続される連動用マスターシリンダー71(マスターシリンダー)と、連動用マスターシリンダー71を前輪ブレーキ作動部52に接続する連動用ブレーキ配管72と、イコライザー63と連動用マスターシリンダー71との間に設けられるディレイスプリング73と、連動用マスターシリンダー71用のブレーキ液を貯留するリザーバタンク74とを備える。
ブレーキペダル61はピボットフレーム18(図1参照)の下部に支持される。ピボットフレーム18の下部には、車幅方向に延びるペダルピボット軸18aが設けられる。
図2に示すように、ブレーキペダル61は、ペダルピボット軸18aに軸支される筒状のペダルピボット部76(ペダルピボット)と、ペダルピボット部76から前方に延びるペダルアーム77と、ペダルピボット部76から上方に延びる伝達アーム78とを備える。
ブレーキペダル61は、ペダルピボット部76を中心に回動し、ペダルアーム77及び伝達アーム78が一体に回動する。
伝達アーム78は、上下に長い板状部材である。伝達アーム78の上部にはリターンスプリング65の一端が接続される。リターンスプリング65の他端は、例えばピリオンステップブラケット41(車体側)に接続される。リターンスプリング65は引っ張ってブレーキペダル61を図1に示す「初期状態」に付勢する。
伝達アーム78の上端部には、車幅方向内側に延出するイコライザー支持軸78aが設けられる。イコライザー支持軸78aには、上下に長い板状のイコライザー63が回動可能に軸支される。イコライザー63は、イコライザー支持軸78aに上下方向中央の回動中心部79で軸支される。イコライザー63は、回動中心部79から下方に延びる後輪ブレーキ操作アーム部80と、回動中心部79から上方に延びる前輪ブレーキ操作アーム部81とを備える。
イコライザー63の下端側の後輪ブレーキ操作アーム部80には、ブレーキロッド64の前端部が連結軸64aを介して連結される。
後輪ブレーキ操作アーム部80とブレーキロッド64の前端部とは、連結軸64aを介して回動自在である。ブレーキロッド64の後端部は、後輪ブレーキ作動部62に連結される。
イコライザー63の上端側の前輪ブレーキ操作アーム部81には、車幅方向に延びる連結軸82aを介し、ジョイント部材82が回動自在に連結される。ジョイント部材82は、前上方に延びて連動用マスターシリンダー71の後端部に連結される。
連動用マスターシリンダー71は、筒状のシリンダー85と、シリンダー85内に設けられるピストン86とを備える。
ピストン86は、シリンダー85内を摺動するピストン本体86bと、ジョイント部材82を介してイコライザー63に接続されるピストンロッド86cとを備える。
ピストン本体86bは、シリンダー85内の液圧室85fに収納される。ピストン本体86bが液圧室85f内を移動することで液圧が発生する。
ピストンロッド86cは、シリンダー85の後方の外側に延出する。ピストンロッド86cの後端は、ジョイント部材82に固定される。
シリンダー85の前端部には、連動用ブレーキ配管72の後端の接続部72aが接続される。連動用ブレーキ配管72は、接続部72aから前上方に延びて前輪ブレーキ作動部52のキャリパー52bに接続される。連動用ブレーキ配管72は、前輪ブレーキ装置50のブレーキ配管53と並列にキャリパー52bに接続される。なお、連動用ブレーキ配管72は、シリンダー85内の液圧室85fに通じている。
シリンダー85の上部には、リザーバタンク接続口85eが設けられる。リザーバタンク接続口85eには、接続管88(ホース)の一端が接続される。接続管88の他端はリザーバタンク74の下面部に接続される。リザーバタンク74に貯留されたブレーキ液は連動用マスターシリンダー71のシリンダー85内に供給可能である。
ピストンロッド86cの後部は蛇腹状のブーツ90で覆われる。
ピストンロッド86cの後端部には、ディレイスプリング73を受ける受け部材91が設けられる。
受け部材91とシリンダー85との間には、ディレイスプリング73が配置される。ディレイスプリング73はコイルスプリングである。ディレイスプリング73は、圧縮された状態で配置されており、所定の初期荷重が与えられている。
ここで、連動ブレーキ装置70の動作を説明する。
乗員がブレーキペダル61を踏み込むと、ブレーキペダル61がリターンスプリング65に抗して時計回り方向Aに回動する。これに伴い、伝達アーム78のイコライザー支持軸78aが前方に移動し、イコライザー63が前方に移動する。
このとき、ブレーキペダル61の操作量が小さくて、イコライザー63を介してディレイスプリング73に上記初期荷重を超える荷重が作用しない場合には、ディレイスプリング73は「初期状態」から圧縮されない。よって、ピストン86は前方にほとんどストロークせず、イコライザー63が連結軸82aを中心に回動するように傾斜しイコライザー支持軸78aが前方に移動する。よって、イコライザー63の下端側の後輪ブレーキ操作アーム部80が前方に移動し、ブレーキロッド64が前方に引かれる。したがって、後輪ブレーキ作動部62が作動し、後輪3が制動される。すなわち、後輪3のみが制動される。
ブレーキペダル61がさらに踏み込まれてブレーキペダル61の操作量が増加すると、イコライザー63がさらに前方に移動し、イコライザー63を介してディレイスプリング73に上記初期荷重を超える荷重が作用する。このとき、ディレイスプリング73が圧縮され、ピストン86が前方にストロークし、ピストン86が連動用マスターシリンダー71の液圧室85fに液圧を付与する。液圧は、連動用ブレーキ配管72を介して前輪ブレーキ作動部52に伝達される。
すなわち、ブレーキペダル61の操作量が大きく、ディレイスプリング73に上記初期荷重を超える力が作用する場合には、ブレーキロッド64が引かれ後輪3が制動されると共に、前輪ブレーキ作動部52に液圧が付与され前輪2が制動される。
リザーバタンク74のブレーキ液は、連動用マスターシリンダー71に供給される。
図3は、車体カバーを取り外した図1の要部拡大図である。
連動ブレーキ装置70は車体の右側に配置される。連動用マスターシリンダー71は、車両側面視で前上がりの姿勢で配置される。連動用マスターシリンダー71は、ピボットフレーム18の上部の外側方に設けられ、車体としての車体フレーム10に支持される。連動用マスターシリンダー71は、車両側面視で、ピボットフレーム18の上部に重なる。連動用マスターシリンダー71は、イコライザー63の前方且つピボット軸26の上方に設けられる。
詳細には、連動用マスターシリンダー71は、シリンダー85の下面部に設けられる固定部85cが、ボルト等の固定具によってピボットフレーム18に固定される。なお、連動用マスターシリンダー71は、車体に支持されれば良く、例えば、ピリオンステップブラケット41等のブラケットを介して車体フレーム10に支持されても良い。
連動用マスターシリンダー71から延びる接続管88や、連動用ブレーキ配管72、リザーバタンク74は、バッテリケース100に支持される。
バッテリケース100は、メインフレーム16(図1参照)に沿って延び、メインフレーム16の右側に配置される。本実施の形態のバッテリケース100は樹脂成形品である。
バッテリケース100は、前後方向に延びるケース固定部101と、ケース固定部101の後部に設けられたバッテリ保持部102と、バッテリ保持部102の前方に形成されたタンク支持部103と、を備える。
図4は、バッテリケース100の右側面図であり、図5は同平面図、図6は同背面図である。
図3〜図6において、バッテリケース100には、複数の固定孔104が設けられている。固定孔104は、適宜の間隔を空けて設けられている。各固定孔104には、左方に延びる固定具105が挿通される。各固定具105は、メインフレーム16(図1参照)の不図示の固定部に固定され、バッテリケース100が車体フレーム10に固定される。
バッテリ保持部102は、四角箱状に形成されている。バッテリ保持部102は、右方に開口する着脱口102aを備える。バッテリ保持部102は、図3で示すように、エンジン11のシリンダー部32の後方に位置し、連動用マスターシリンダー71の上方に位置する。
バッテリ保持部102は、ケース固定部101に対して右側に突出している(図5参照)。バッテリ保持部102には、着脱口102aを介してバッテリ110が装着される。着脱口102aが右側に突出しているため、車幅方向外側から着脱口102aへの距離が短くアクセスし易い。よって、バッテリ110に対するメンテナンス性は良好である。
バッテリ保持部102には、バッテリ110の離脱を防止するバンド111が配置されている。バンド111は上下方向に延びている。バンド111は、上端111aがバッテリ保持部102の上方に支持され、下端111bがバッテリ保持部102の下方に固定される。下端111bは、車幅方向に延びる固定具111cで固定される。固定具111cを取り外すと、着脱口102aが解放され、バッテリ110を取り外すことが可能である。
バッテリ110は、上部に前後一対の端子112、113を備える。
前側の端子112には、バッテリケーブル114が接続される。バッテリケーブル114は、バッテリ保持部102の後方から配索される。バッテリケーブル114は、バッテリ保持部102の上方を通った後、バッテリ保持部102の前方のガイド部106に配索される。
ガイド部106は、図4に示すように、上下方向に延びて左方に凹んだ凹み形状である。ガイド部106には、内部後方に突出する爪部106aが形成されている。
上方からガイド部106に配索されたバッテリケーブル114は、ガイド部106の爪部106aに引っ掛けてガイド部106の奥側に保持される。奥側に保持されたバッテリケーブル114は下方に延びた後、U字状に上方に曲げられる。バッテリケーブル114は、自身に重ねられてガイド部106の手前側を上方に延びる。そして、バッテリケーブル114は、ガイド部106の上方で、前側の端子112に接続される。バッテリケーブル114の端子114aは、車幅方向に延びる締結部材112aにより前側の端子112に締結される。
後側の端子113には、バッテリケーブル115が接続されている。バッテリケーブル115は、バッテリ保持部102の後方から配索されており、下方に延びた後、U字状に上方に曲げられて後側の端子113に接続されている。バッテリケーブル115の端子115aは、締結部材113aにより後側の端子113に締結されている。
バッテリケーブル114、115により車体の各種電装部品に電力が供給される。バッテリケーブル114、115はU字状に曲げられてバッテリ110の端子112、113に接続されている。バッテリケーブル114、115に引っ張る方向の力が作用してもU字形状の曲がりが緩衝となる。
バッテリ保持部102の後方では、バッテリケーブル114、115などが纏められてハーネス116を構成している。
バッテリ保持部102の後方には、ガイド壁(ガイド部)107が形成されている。ガイド壁107は、図5に示すように、右方に立ち上がる立壁状に形成されている。ガイド壁107の先端(右端)には、前方に突出する上下一対の爪部107aが形成されている。ガイド壁107と、バッテリ保持部102と、爪部107aとにより囲まれた空間にハーネス116が支持される。
ガイド壁107の上方には、側面視でU字状のガイド部108が形成されている。ガイド部108は、ケース固定部101の後部に形成されている。ガイド部108には、ハーネス116を構成するケーブル117が支持されている。ケーブル117は、ガイド部108を介してメインフレーム16(図1参照)の左側に配索されている。ケーブル117は、メインフレーム16の左側に設けられた不図示のECU(Electronic Control Unit)に接続される。ケーブル117は、U字状のガイド部108に上方から挿入可能であり、配索作業が容易である。
ケース固定部101の前部には、側面視で直角状に切り欠かれた切り欠き部101aを備える。切り欠き部101aは下方が開放されている。切り欠き部101aはエンジン11のシリンダー部32の上方に位置する。
切欠き部101aの上方には、コイル支持部121が形成されている。コイル支持部121は、半円筒状に左方に凹んだ本体収容部122(図4参照)を備える。本体収容部122は軸線が後上がりに傾斜しており、イグニッションコイル120が傾斜した状態で支持される。イグニッションコイル120は前後一対の固定具129でバッテリケース100に固定される。
本体収容部122の後方には後上方に延びる上下一対の収容凹部123、124が形成されている。収容凹部123、124には、イグニッションコイル120の端子に接続された電源用のケーブル118、119が収容されている。また、本体収容部122の前方下部には、前下方に延びるコード収容凹部125が形成されている。コード収容凹部125には、イグニッションコイル120の端子に接続されたハイテンションコード126が収容される。
ハイテンションコード126は、側面視で、シリンダー部32の上方を前方に延びた後、下方に湾曲して、シリンダー部32の右部(手前)に配索されている。シリンダー部32の右部には点火プラグ127が支持されており、ハイテンションコード126の下端が点火プラグ127の上端に接続されている。点火プラグ127は下方になるほど車幅方向内側に傾斜した状態で支持されている。
バッテリ保持部102の前方のタンク支持部103には、リザーバタンク74が支持されている。
タンク支持部103は、バッテリ保持部102の右端から前方に延びる板状に形成されている(図4参照)。タンク支持部103の先端部103aは前方ほど右方に湾曲してる(図5参照)。先端部103aが湾曲することにより、リザーバタンク74の外形に合わせてリザーバタンク74を安定的に支持し易くなっている。タンク支持部103には、上下一対の凹溝103b、103cが形成されている。凹溝103b、103cには、リザーバタンク74に形成された凸部74b、74cが嵌る。よって、リザーバタンク74の位置決めが容易である。リザーバタンク74は、車幅方向に延びる締結部材128でタンク支持部103に固定される。リザーバタンク74は、側面視で着脱口102aに重複しないため、車両側面方向へのバッテリ110の取り出しの邪魔にはならない。
リザーバタンク74はバッテリケース100に支持される。バッテリケース100は、重量物であるバッテリ110を支持するため振動し難い。よって、リザーバタンク74にも振動が生じ難く、リザーバタンク74内の液面が安定し易くなる。また、リザーバタンク74は、連動用マスターシリンダー71よりも上方に位置することで、リザーバタンク74内の液面の確保が可能となっている。
リザーバタンク74から連動用マスターシリンダー71に延びる接続管88(ホース)は、バッテリ保持部102の周囲に設けられたガイド部130、131にガイドされる。各ガイド部130、131はタンク支持部103よりも下方に形成されている。このうち、ガイド部130はバッテリ保持部102の右方に設けられている。また、ガイド部131はバッテリ保持部102の下方に設けられている。各ガイド部130、131は右方が開放された挟持可能な爪部130a、131aを備える。爪部130a、131aに、接続管88を右方(車幅方向外側)から押し込むことで爪部130a、131aに接続管88を支持可能となっている。リザーバタンク74が支持されるバッテリケース100に、接続管88も支持可能であり、接続管88の配索が容易となっている。リザーバタンク74からバッテリケース100に沿うように下方に向けて接続管88を配策し、コンパクトな接続管88の取り回しが可能となる。
連動用マスターシリンダー71から前方に延びる連動用ブレーキ配管72は、リザーバタンク74の背後、すなわち、タンク支持部103(図5参照)の左側を通って前上方に配索される。連動用ブレーキ配管72は、前方では、ケース固定部101の前端のガイド部132に支持される。ガイド部132は、前後方向に互い違いに形成された一対の爪部132a、132bを備える。爪部132a、132bの間に、連動用ブレーキ配管72が引っ掛けて保持される。連動用ブレーキ配管72は前方で前輪ブレーキ作動部52に接続される(図2参照)。
バッテリケース100の後部上方にはキャニスター140が支持されている。キャニスター140は不図示の管を介して燃料タンク38(図1参照)と、エンジン11の吸気管141とに接続される。キャニスター140は、燃料タンク38(図1参照)内の蒸発燃料を吸着材(活性炭)で一旦吸着し、更に新気を取り込こむことで蒸発燃料を活性炭から放出させて車両のエンジン11の吸気管141に供給する。
キャニスター140は円筒状に形成されている。キャニスター140は、下方が湾曲した円筒状のステー部材142を介してバッテリケース100に固定されている。
このように、本実施の形態では、バッテリケース100には、バッテリ110が支持されると共に、リザーバタンク74、イグニッションコイル120、キャニスター140、ハーネス116、接続管88、連動用ブレーキ配管72などが支持される。バッテリケース100は振動し難いため、バッテリケース100に支持された各部材も振動し難くなっている。
図7は、アンダーサイドカバー47Bと連動ブレーキ装置70の位置関係の説明図である。なお、図7では、説明をわかり易くするためにアンダーサイドカバー47Bを二点鎖線の太線で示している。
アンダーサイドカバー47B(カバー)は、カバー本体部150と、カバー本体部150の前方に形成された前端部151とを備える。
カバー本体部150は、連動用マスターシリンダー71を側方から覆う。カバー本体部150は側面視で下方に湾曲した略三日月状である。カバー本体部150は、前部が右上がりに形成されており、接続管88に沿って上方に延びて接続管88の一部を側方から覆う。
前端部151は、カバー本体部150の前上端に形成されており、リザーバタンク74を側方から覆う。
アンダーサイドカバー47Bは、車幅方向に延びる複数の固定具153で固定される。固定具153は、不図示のステーを介してピリオンステップブラケット41など、車体フレーム10側に固定される。
アンダーサイドカバー47Bを車体から取り外すと、リザーバタンク74と連動用マスターシリンダー71、接続管88が露出する。よって、一枚で形成されたアンダーサイドカバー47Bを取り外すことにより、リザーバタンク74、連動用マスターシリンダー71、接続管88に作業者がアクセス可能であり、メンテナンス性が向上している。
図7において、アンダーサイドカバー47Bの前端部151の後方に、サイドカバー47Aが支持される。サイドカバー47Aは側面視でバッテリ110に重なる。右側のサイドカバー47Aは、バッテリ110を右側から覆う。サイドカバー47Aは、外周部分を構成する前下縁部47A1(接触部)においてアンダーサイドカバー47Bに接触する。サイドカバー47Aは、前下縁部47A1において、アンダーサイドカバー47Bと重なる。前下縁部47A1では、サイドカバー47Aが車幅方向外側に位置し、アンダーサイドカバー47Bが車幅方向内側に位置する。
よって、アンダーサイドカバー47Bを取り外すことなく、サイドカバー47Aを車幅方向外側に取り外すことが可能であり、容易にサイドカバー47Aを取り外すことができる。また、サイドカバー47Aは、バッテリ110の側部略全体を覆う。サイドカバー47Aを取り外すだけで、バッテリ110を外方から視認可能である。よって、サイドカバー47Aやアンダーサイドカバー47Bなどの側方のカバーを全て外すことなく、サイドカバー47Aのみを外すことで、バッテリ110の状態を確認可能である。
以上説明したように、本発明を適用した本実施の形態によれば、ブレーキペダル61の操作量に応じて液圧を出力する連動用マスターシリンダー71と、ブレーキ液を貯留するリザーバタンク74とを有する連動ブレーキ装置70と、車両に供給する電力を貯蔵するバッテリ110と、バッテリ110を保持するバッテリケース100とを備える自動二輪車1において、リザーバタンク74はバッテリケース100に支持される。したがって、重量物であるバッテリ110を収容するバッテリケース100でリザーバタンク74を支持することで、液面を備えるリザーバタンク74に対する振動を抑制することが可能となる。
本実施の形態では、バッテリケース100が連動用マスターシリンダー71の上方に配置されており、バッテリ110は連動用マスターシリンダー71よりも上方に位置する。したがって、バッテリケース100に支持されたリザーバタンク74は、振動の抑制に加えて、連動用マスターシリンダー71よりも上方に位置することで液面の確保が可能となる。
また、本実施の形態では、バッテリケース100はリザーバタンク74に接続される接続管88をガイドするガイド部130、131を備える。したがって、接続管88の配索が容易となる。
また、本実施の形態では、ガイド部130、131は、リザーバタンク74のバッテリケース100への支持位置よりも下方に配置され、バッテリケース100の前方と下方に設けられる。したがって、リザーバタンク74からバッテリケース100に沿うように下方に向けて接続管88を配策し、コンパクトな接続管88の取り回しが可能となる。
また、本実施の形態では、リザーバタンク74は側面視でバッテリ110と重ならない。したがって、車両側面方向へのバッテリ110の取り出しの邪魔とならないレイアウトである。
また、本実施の形態では、リザーバタンク74と連動用マスターシリンダー71を覆い、接続管88に沿うように車両側方に形成されるアンダーサイドカバー47Bを備える。したがって、1枚のアンダーサイドカバー47Bの取り外しにより、リザーバタンク74と連動用マスターシリンダー71と接続管88の露出が可能となり、メンテナンス性が向上する。
また、本実施の形態では、アンダーサイドカバー47Bの後方にサイドカバー47Aを備え、サイドカバー47Aは側面視でバッテリ110と重なる。したがって、バッテリ110の状態確認の際に、側面のカバーを全て外すことなく、サイドカバー47Aのみを外すことで、バッテリ110の状態を確認可能である。
また、本実施の形態では、サイドカバー47Aの前下縁部47A1において、サイドカバー47Aが車幅方向外側に位置し、アンダーサイドカバー47Bが車幅方向内側に位置するように重なる。したがって、アンダーサイドカバー47Bを取り外すことなく、サイドカバー47Aを取り外すことができ、容易にサイドカバー47Aの取り外しが可能となる。
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
上記実施の形態では、鞍乗型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。
47A サイドカバー
47A1 前下縁部(接触部)
47B アンダーサイドカバー(カバー)
61 ブレーキペダル(操作子)
70 連動ブレーキ装置(マスターシリンダーユニット)
71 連動用マスターシリンダー(マスターシリンダー)
74 リザーバタンク
88 接続管(ホース)
100 バッテリケース
110 バッテリ
130、131 ガイド部

Claims (8)

  1. 操作子(61)の操作量に応じて液圧を出力するマスターシリンダー(71)と、ブレーキ液を貯留するリザーバタンク(74)とを有するマスターシリンダーユニット(70)と、
    車両に供給する電力を貯蔵するバッテリ(110)と、
    前記バッテリ(110)を保持するバッテリケース(100)とを備える鞍乗型車両において、
    前記リザーバタンク(74)は前記バッテリケース(100)に支持されることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記バッテリ(110)は前記マスターシリンダー(71)よりも上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記バッテリケース(100)は前記リザーバタンク(74)に接続されるホース(88)をガイドするガイド部(130、131)を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記ガイド部(130、131)は、前記リザーバタンク(74)の前記バッテリケース(100)への支持位置よりも下方に配置され、前記バッテリケース(100)の前方と下方の少なくとも一部に設けられることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記リザーバタンク(74)は側面視でバッテリ(110)と重ならないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記リザーバタンク(74)と前記マスターシリンダー(71)の少なくとも一部を覆い、前記ホース(88)に沿うように車両側方に形成される車両のカバー(47B)を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記カバー(47B)の後方にサイドカバー(47A)を備え、前記サイドカバー(47A)は側面視でバッテリ(110)と重なることを特徴とする請求項6に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記サイドカバー(47A)との接触部(47A1)において、前記サイドカバー(47A)が車幅方向外側に位置し、前記カバー(47B)が車幅方向内側に位置するように重なることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗型車両。
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