JP5919242B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
従来、鞍乗型車両における前後ブレーキを連動させる連動ブレーキ装置が知られている。例えば、特許文献1の前記連動ブレーキ装置は、連動ブレーキレバーから連動ブレーキケーブルを介してマスターシリンダーユニットに操作力を伝達し、この力をフロントブレーキ操作力とリアブレーキ操作力とに分配する。マスターシリンダーユニットは、フロントブレーキ操作力については油圧ブレーキ操作力に変換して油圧ホースを介してフロントブレーキに伝達し、リアブレーキ操作力についてはワイヤー式ケーブルを介してリアブレーキに伝達する。マスターシリンダーユニットは、ヘッドパイプの側方に支持されている。
特開2011−25865号公報
このようにヘッドパイプ周りにマスターシリンダーユニットを配置する構成においては、ヘッドパイプ周りにケーブル等が集中するため、転舵の影響を考慮してヘッドパイプ周辺のレイアウトをする必要があり、種々の制約があった。特に、レッグシールド(フロントインナーカバー)の内側に収納ボックスを備える構成においては、収納ボックスにスペースをとられるため、ケーブル等の配索がより厳しくなるという課題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、連動ブレーキ装置を備える鞍乗型車両において、ヘッドパイプ周辺に収納ボックスを備える構成であってもヘッドパイプ周りのケーブル等の配索性を良好にすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1に係る鞍乗型車両は、連動ブレーキ装置を備える鞍乗型車両において、ヘッドパイプ(2)と、前記ヘッドパイプ(2)から下後方に延びるメインフレーム(3)と、フロントブレーキ(70)と、リアブレーキ(74)と、ブレーキ操作子の操作力を前記フロントブレーキ(70)及び前記リアブレーキ(74)に分配する分配装置(61)と、を備え、前記分配装置(61)は、前記フロントブレーキ(70)及び前記リアブレーキ(74)の少なくとも一方に液圧を供給するマスターシリンダー(62)と、前記マスターシリンダー(62)にリザーブホース(51)を介して接続されるリザーブタンク(50)と、を備え、前記ヘッドパイプ(2)の側方に収納ボックス(20)が配置され、前記収納ボックス(20)の上面に前記リザーブタンク(50)が配置され、前記収納ボックス(20)が後方に開口し、前記収納ボックス(20)の開口(20a)を後方から覆うリッド(13)を設け、前記リッド(13)で覆われる部位の内側に開口(13a)を設け、前記開口(13a)から前記リザーブタンク(50)が視認可能に設けられることを特徴とする。
請求項2に係る鞍乗型車両では、前記ブレーキ操作子は、前記フロントブレーキ(70)及び前記リアブレーキ(74)の一方のみの制御操作を行う第一ブレーキ操作子(31R)と、前記フロントブレーキ(70)及び前記リアブレーキ(74)を連動させる制御操作を行う連動ブレーキ操作子(31L)と、を含むことを特徴とする。
請求項3に係る鞍乗型車両では、前記収納ボックス(20)に締結部(22a,22b)を設け、前記締結部(22a,22b)に前記リザーブタンク(50)を支持することを特徴とする。
請求項4に係る鞍乗型車両では、前記リザーブホース(51)は湾曲して配置され、前記リザーブホース(51)の湾曲内周側に形成された空間(S2)を通るように、前記ブレーキ操作子から延びる伝達部材(43,44)が配置されることを特徴とする。
請求項に係る鞍乗型車両では、前記開口(13a)は、前記リッド(13)のフック(14)が係止する引っ掛け部(13b)が形成されることを特徴とする。
請求項に係る鞍乗型車両では、前記リザーブホース(51)は、前記分配装置(61)に対して、前記リザーブタンク(50)が配置される方向と逆方向に配置されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、収納ボックスの上面はケーブル等の配索が上下方向に通ることがない場所であるため、その場所にリザーブタンクを配置することで、リザーブタンクがケーブル等の配索の邪魔になることはない。よって、ヘッドパイプ周辺に収納ボックスを備える構成であってもヘッドパイプ周りのケーブル等の配索性を良好にすることができる。また、リザーブタンクの視認窓が外部から見えにくい場所にあるため、見栄えを向上させることができる。一方、リザーブタンクの確認時にはリッドを開くだけであり、容易にリザーブタンク内のブレーキフルードの量を確認することができる。
請求項2に記載した発明によれば、ブレーキ操作子が第一ブレーキ操作子と連動ブレーキ操作子を含む場合において、ヘッドパイプ周辺に収納ボックスを備える構成であってもヘッドパイプ周りのケーブル等の配索性を良好にすることができる。
請求項3に記載した発明によれば、ヘッドパイプ等からリザーブタンクを保持するためのブラケットを延ばす必要がないため、大型のブラケットを廃止することができ、ブラケットがケーブル等の配索の邪魔になることを回避することができる。
請求項4に記載した発明によれば、リザーブホースの湾曲内周側に形成された空間を有効に活用してケーブル等を配索することができる。
請求項に記載した発明によれば、もともとリッドを支持するために形成された開口を利用するため、リザーブタンクの視認用の特別な孔を別途設ける必要がない。
請求項に記載した発明によれば、リザーブホースの湾曲を大きくすることができるため、リザーブホースの湾曲内周側に形成される空間を大きくすることができる。よって、リザーブホースの湾曲内周側に形成された空間を有効に活用してケーブル等を容易に配索することができる。
本発明の一実施形態における自動二輪車のヘッドパイプ周辺の左側面図である。 上記自動二輪車のレッグシールドを示す後面図である。 上記開口から視認されるリザーブタンク周辺の後面図である。 図3のV−V断面図である。 上記リザーブタンクの締結状態を示す斜視図である。 上記リザーブタンクの配置構造を示す前面図である。 上記リザーブタンクの配置構造を示す上面図である。 上記自動二輪車の連動ブレーキ装置の構成図である。 (A)は上記連動ブレーキ装置のマスターシリンダーユニットにおける車両上前方から見た側面図、(B)は上記マスターシリンダーユニットにおける車両右方から見た正面図、(C)は上記マスターシリンダーユニットにおける車両下後方から見た側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。尚、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPがそれぞれ示されている。
図1は、本発明の一実施形態における自動二輪車1のヘッドパイプ2周辺の左側面図である。
図1に示すように、自動二輪車1は、ヘッドパイプ2後方に跨ぎ空間Mを有するスクータ型の鞍乗型車両である。自動二輪車1の車体フレームFは、ヘッドパイプ2と、ヘッドパイプ2から下後方に延びるメインフレーム3と、を有する。ヘッドパイプ2には、操舵系の一部を構成するステアリングステム4が回動自在に支持される。ステアリングステム4の下端には、左右一対のフロントフォーク7の上端を支持するボトムブリッジ5が固定される。ステアリングステム4の上端には、ホルダ4aを介して、操舵用のバーハンドル6が取り付けられる。
尚、図示はしないが、自動二輪車1は、左右一対のフロントフォーク7の下端に回転自在に支持された前輪と、メインフレーム3の後部に上下に揺動自在に支持されたパワーユニットと、パワーユニットの後端部に駆動可能に支持された後輪と、パワーユニットとメインフレーム3との間に設けられたリアクッションと、メインフレーム3の略中央上部に支持されたシートと、をさらに備える。
自動二輪車1は、車体を覆う合成樹脂又は鋼板から構成される車体カバー10を備える。車体カバー10は、車体前部(ヘッドパイプ2等)を覆うフロントカバー11と、フロントカバー11の後面にヘッドパイプ2を挟むように連結されて運転者の足前方を覆うレッグシールド12(フロントインナーカバーともいう。)と、を備える。
尚、図示はしないが、車体カバー10は、車体下部(燃料タンク等の上方)に位置して運転車が足を載せるステップフロアと、車体下部(燃料タンク等)の側方及び下方を覆うアンダーカバーと、車体後部の両側を覆うリヤカバーと、をさらに備える。
バーハンドル6は、ヘッドパイプ2の上方位置で回動自在に支持される。バーハンドル6は、ヘッドパイプ2に回動可能に支持されたステアリングステム4及びフロントフォーク7等から構成される操舵系を操作するための操舵部材として機能すると共に、アクセル操作及びブレーキ操作等の車速調整を行うための操作部材として機能する。そのため、図6に示すように、バーハンドル6からはアクセルケーブル40、フロントブレーキケーブル43、連動ブレーキケーブル44等の可撓性を有するケーブル類(伝達部材)が延びる。これらケーブル類は、フロントカバー11内側でヘッドパイプ2の周辺にレイアウトする必要がある。
図2は、自動二輪車1のレッグシールド12を示す後面図である。図3は、開口13aから視認されるリザーブタンク50周辺の後面図である。図4は、図3のV−V断面図である。
図2〜図4に示すように、ヘッドパイプ2の左側方には収納ボックス20が設けられる。収納ボックス20の後面には収納物の入り口となる比較的大きい開口20aが形成され、収納ボックス20の前面にはアクセサリーソケット85に臨む比較的小さい開口20bが形成される。アクセサリーソケット85の開口20bには、アクセサリーソケット85を使用しない時にはキャップ85Aが取り付けられている(図3参照)。開口20bの裏側(前側)でアクセサリーソケット85の上方には、アクセサリーソケット85に水等が当たりにくいように雨水よけの壁部20cがひさし状に形成される。
収納ボックス20は、開口20aの外周方に配置された四か所の締結部21a〜21dにおいてネジ等の固定具によりレッグシールド12に固定される。レッグシールド12の左側には、収納ボックス20の開口20a及びその周囲を後方から覆う蓋部材としてのリッド13(図2で二点鎖線で表示)が設けられる。リッド13の下側にはヒンジ軸が設けられ、リッド13はヒンジ軸を基軸として開閉する。リッド13の上側にはレッグシールド12に係止するフック14が設けられる。
図2及び図3に示すように、レッグシールド12には、リッド13の上部に覆われる部位の内側にフック14を係止させる開口13aが設けられる。リッド13の開状態で、開口13aからはリザーブタンク50が視認可能に設けられる。具体的に、開口13aからは、リザーブタンク50の目盛50A(図3に示すアッパー目盛50A1及びロア目盛50A2)が視認可能である。
尚、レッグシールド12の右側には、リッドを有さない収納部15が設けられる。レッグシールド12の右側であって収納部15の上側には、メインスイッチユニット16が設けられる。レッグシールド12の中央には、荷掛フック17が設けられる。
図4に示すように、開口13aの上辺部分にはリッド13のフック14の突起部14aが離脱可能に係止する引っ掛け部13bが形成される。引っ掛け部13bは、開口13aの上辺部分から上方に一段凹む段差状に形成される。開口13aの引っ掛け部13bにフック14の突起部14aが引っ掛かることにより、リッド13によって収納ボックス20の開口20aが後方から覆われて閉塞されると共に、フック14によって開口13aが後方から覆われて閉塞される。
一方、フック14の操作により、開口13aの引っ掛け部13bから突起部14aの係止を解除することにより、リッド13を開操作可能となる。これにより、収納ボックス20の開口20aが外部に露出して収納ボックス20が使用可能になると共に、開口13aが外部に露出してリザーブタンク50が視認可能になる。
図5は、リザーブタンク50の締結状態を示す斜視図である。
図5に示すように、収納ボックス20の上面には、締結部22a,22bが設けられる。本実施形態においては、収納ボックス20と一体的に締結部22a,22bが形成されている。
ブラケット23には、ネジSC3をねじ止めするナット部23dが一体的に形成されている。締結部22a,22bには、ブラケット23を介して、リザーブタンク50が支持される。ブラケット23は、締結部22a,22bにそれぞれ上方及び後方からネジSC1,SC2で固定される。このブラケット23に略水平に配したネジSC3でリザーブタンク50が固定される。
より具体的には、ブラケット23は、上下方向に指向する取付孔を有し且つ収納ボックス20上面に設けられる締結部22aに、収納ボックス20上面と略平行な水平部23aで取り付けられる。ブラケット23は、水平部23aの右端から下方へ略垂直に延びる垂下部23a’を有し、且つ、垂下部23a’の後端から右方へ略垂直に延びる第一垂直部23bを有する。ブラケット23は、前後方向に指向する取付孔を有する締結部22bに、水平部23aに略垂直な第一垂直部23bで取り付けられる。ブラケット23は、互いに略垂直な水平部23a及び第一垂直部23bの二面でそれぞれ締結部22a,22bに取り付けられるので、リザーブタンク50を安定して支持することができる。
リザーブタンク50の前右側の側面には、前右方に突出する取付部50aが一体的に形成されている。取付部50aは、水平部23aの左前端上方へ略垂直に延びる第二垂直部23cに左前方から重なる。第二垂直部23cの右後面にはナット部23dが設けられる。取付部50a、第二垂直部23cに左前方から挿過したネジSC3をナット部23dに螺着し締込むことで、リザーブタンク50がブラケット23に取り付けられる。
図6は、リザーブタンク50の配置構造を示す前面図である。図7は、リザーブタンク50の配置構造を示す上面図である。図8は、自動二輪車1の連動ブレーキ装置60の構成図である。
図6〜図8に示すように、バーハンドル6の左右両側には、運転者が把持する左右一対のグリップ30R,30Lが設けられる。右側グリップ30Rは、アクセル操作を行うためのアクセルグリップである。右側グリップ30Rには、ワイヤー式ケーブルで構成されるアクセルケーブル40の一端部が接続される。
アクセルケーブル40は、ヘッドパイプ2の側方を下方に延びた後に車体後方へ引き回されて車体後下部のアクセル調整部(図示略)に連結される。アクセルケーブル40は、引き側アクセルケーブル41及び戻し側アクセルケーブル42を備える。引き側アクセルケーブル41及び戻し側アクセルケーブルの各々は、インナーケーブルの周囲をアウターケーブルで覆ったケーブル構造のワイヤー式ケーブルである。
バーハンドル6の右側グリップ30Rの近傍には、バーハンドル6に固定される右クランプ部32Rを介して、運転者の右手によるブレーキ操作を可能とするフロントブレーキレバー31R(第一ブレーキ操作子)が回動自在に設けられる。
フロントブレーキレバー31Rには、右クランプ部32Rを介して、ワイヤー式ケーブルで構成されたフロントブレーキケーブル43の一端部が連結される。フロントブレーキケーブル43の他端は、後述するマスターシリンダーユニット61(分配装置)のノッカ67に連結される。このノッカ67が作動すると、マスターシリンダーユニット61のマスターシリンダー62により、フロントブレーキレバー31Rの操作力が油圧ブレーキ操作力としてユニット側フロントブレーキホース73を介してフロントブレーキ70のブレーキキャリパ72に伝達される。
フロントブレーキケーブル43は、ヘッドパイプ2の側方を下方に延びて、フロントカバー11内側のマスターシリンダーユニット61に至る。ブレーキキャリパ72は、前記油圧ブレーキ操作力でブレーキディスク71を挟圧し、前輪制動力を発揮する。
バーハンドル6の左側グリップ30Lの近傍には、バーハンドル6に固定される左クランプ部32Lを介して、運転者の左手によるブレーキ操作を可能とする連動ブレーキレバー31L(連動ブレーキ操作子)が回動自在に設けられる。
連動ブレーキレバー31Lには、左クランプ部32Lを介して、ワイヤー式ケーブルで構成された連動ブレーキケーブル44の一端部が連結される。連動ブレーキケーブル44の他端は、マスターシリンダーユニット61のイコライザ64に連結される。
マスターシリンダーユニット61は、ヘッドパイプ2の側方(フロントブレーキ70側である左側)にブラケット90を介して支持される。マスターシリンダーユニット61は、連動ブレーキレバー31Lから連動ブレーキケーブル44を介して伝達される操作力を、フロントブレーキ操作力とリアブレーキ操作力とに配分すると共に、フロントブレーキ操作力については油圧ブレーキ操作力に変換して油圧ホースであるユニット側フロントブレーキホース73を介してフロントブレーキ70に伝達し、リアブレーキ操作力についてはワイヤー式ケーブルであるリアブレーキケーブル76を介してリアブレーキ74に伝達する装置である。
フロントブレーキ70は、前輪と一体に回転するブレーキディスク71と、ブレーキディスク71を挟圧するブレーキキャリパ72と、を備える。ブレーキディスク71及びブレーキキャリパ72は、前輪の一側に設けられる。ブレーキキャリパ72には、マスターシリンダーユニット61から延びるユニット側フロントブレーキホース73が接続される。
一方、リアブレーキ74はドラムブレーキであり、後輪と一体回転するブレーキドラム75と、ブレーキドラム75の内周に圧接するブレーキシュー(不図示)と、を備える。
本実施形態に係る自動二輪車1では、フロントブレーキ70には、油圧で作動する油圧ブレーキであるディスクブレーキ装置が使用され、リアブレーキ74には、ケーブルの牽引力で作動する機械式ブレーキであるドラムブレーキ装置が使用される。そのため、フロントブレーキレバー31Rが操作された場合には、レバー操作力によりマスターシリンダーユニット61のマスターシリンダー62に油圧ブレーキ操作力を発生させ、油圧ブレーキ操作力でフロントブレーキ70を作動させる。一方、連動ブレーキレバー31Lが操作された場合には、マスターシリンダーユニット61によりレバー操作力を油圧ブレーキ操作力と機械式ブレーキ操作力とに分配し、油圧ブレーキ操作力でフロントブレーキ70を作動させると共に、機械式ブレーキ操作力でリアブレーキ74を作動させる。
尚、フロントカバー11には、ヘッドランプ86と、左右一対のウインカー82R,82Lと、が設けられる。フロントカバー11とレッグシールド12との間には、ホーン83が設けられる。ホーン83は、ヘッドパイプ2の右側方に配置され、ホーンブラケット84を介してヘッドパイプ2に接続される。
図7に示すように、バーハンドル6の右側グリップ30Rの近傍には、スタータスイッチ、アイドリングストップスイッチ等のスイッチ類を有する右側スイッチ部34Rが設けられる。右側スイッチ部34Rには、右側ハンドルスイッチワイヤ46の一端部が連結される。また、フロントブレーキレバー31Rには、右クランプ部32Rを介して、右側ブレーキライトスイッチワイヤ45の一端部が連結される。右側ハンドルスイッチワイヤ46、右側ブレーキライトスイッチワイヤ45の各々は、ヘッドパイプ2の側方を下方に延び、不図示のバッテリ等につながる。
バーハンドル6の左側グリップ30Lの近傍には、ディマースイッチ、ウインカスイッチ等のスイッチ類を有する左側スイッチ部34Lが設けられる。左側スイッチ部34Lには、左側ハンドルスイッチワイヤ48の一端部が連結される。また、連動ブレーキレバー31Lには、左クランプ部32Lを介して、左側ブレーキライトスイッチワイヤ47の一端部、スタータインヒビタスイッチワイヤ49の一端部がそれぞれ連結される。左側ハンドルスイッチワイヤ48、左側ブレーキライトスイッチワイヤ47、スタータインヒビタスイッチワイヤ49の各々は、ヘッドパイプ2の側方を下方に延び、不図示のバッテリ等につながる。
メーターユニット80は、速度メーター等の各種メーター類を収容するユニットである。メーターユニット80からは車速検出用のメーターケーブル等のハーネス81が下方に延びる。ハーネス81は、不図示の車速検知部等につながる。
そのため、自動二輪車1のバーハンドル6からは、図6及び図7に示すように、引き側アクセルケーブル41、戻し側アクセルケーブル42、フロントブレーキケーブル43、連動ブレーキケーブル44、右側ブレーキライトスイッチワイヤ45、右側ハンドルスイッチワイヤ46、左側ブレーキライトスイッチワイヤ47、左側ハンドルスイッチワイヤ48、スタータインヒビタスイッチワイヤ49及びハーネス81の各々が下方に延びる。
これらのうち、右側ブレーキライトスイッチワイヤ45及び右側ハンドルスイッチワイヤ46は、バーハンドル6のステアリングステム4と右クランプ部32Rとの間に設けられた第一クランパーC1によってバーハンドル6の前方にまとめられる。
左側ブレーキライトスイッチワイヤ47、左側ハンドルスイッチワイヤ48及びスタータインヒビタスイッチワイヤ49は、バーハンドル6のステアリングステム4と左クランプ部32Lとの間に設けられた第二クランパーC2によってバーハンドル6の前方にまとめられる。
左側ブレーキライトスイッチワイヤ47、左側ハンドルスイッチワイヤ48、スタータインヒビタスイッチワイヤ49及びハーネス81は、ステアリングステム4に設けられた第三クランパーC3によってステアリングステム4の前方にまとめられる。
左側ブレーキライトスイッチワイヤ47、左側ハンドルスイッチワイヤ48、スタータインヒビタスイッチワイヤ49及びハーネス81は、ヘッドパイプ2に接続されたブラケット91に設けられた第四クランパーC4によってヘッドパイプ2の右側方にまとめられる。
左側ブレーキライトスイッチワイヤ47、左側ハンドルスイッチワイヤ48、スタータインヒビタスイッチワイヤ49及びハーネス81は、第四クランパーC4の下方に配置された第五クランパーC5によってヘッドパイプ2の右側方にまとめられる。
尚、引き側アクセルケーブル41、戻し側アクセルケーブル42、フロントブレーキケーブル43及び連動ブレーキケーブル44については、各クランパーC1〜C5にはクランプされていない。
引き側アクセルケーブル41及び戻し側アクセルケーブル42の各々は、ステアリングステム4の前方に設けられた線材製の枠体C6の近傍を通過し、ヘッドパイプ2に沿って車体後方へ引き回されて車体後下部のアクセル調整部(図示略)に向かって延びる。
フロントブレーキケーブル43及び連動ブレーキケーブル44の各々は、ステアリングステム4の前方に設けられた線材製の枠体C6の内側の空間S1を通過し、ヘッドパイプ2に沿ってマスターシリンダーユニット61に向かって延びる。
マスターシリンダーユニット61には、リザーブホース51を介してリザーブタンク50が接続される。リザーブホース51の一端部はリザーブタンク50に接続され、リザーブホース51の他端部はマスターシリンダーユニット61に接続される。リザーブタンク50は、収納ボックス20の上面に配置される。
リザーブホース51は、直立した円筒状のリザーブタンク50の下部から前下且つ左右内側に延び、左右中央且つヘッドパイプ2の前方で後下を向くように湾曲して配置される。リザーブホース51の湾曲内周側には空間S2が形成される。この空間S2を通るように、フロントブレーキケーブル43及び連動ブレーキケーブル44の各々が配索される。
リザーブホース51は、マスターシリンダーユニット61に対し、リザーブタンク50が配置される側(左側)とは逆側(右側)に延びるように配置される。
フロントブレーキケーブル43及び連動ブレーキケーブル44の各々は、ステアリングステム4の前方に設けられた枠体C6の内側の空間S1を通過すると共に、リザーブホース51の湾曲によって形成された空間S2を通過し、マスターシリンダーユニット61に接続される。
以下、図8及び図9(A)〜(C)を参照し、自動二輪車1の連動ブレーキ装置60について説明する。
図8に示すように、連動ブレーキ装置60は、前輪に設けられるフロントブレーキ70と、後輪に設けられるリアブレーキ74と、バーハンドル6の右側に設けられるフロントブレーキレバー31Rと、バーハンドル6の左側に設けられる連動ブレーキレバー31Lと、両ブレーキレバー31R,31Lと両ブレーキ70,74との間に介在して両ブレーキ70,74を適宜作動させるマスターシリンダーユニット61と、一端がフロントブレーキレバー31Rに接続されると共に他端がマスターシリンダーユニット61に接続されるフロントブレーキケーブル43と、一端が連動ブレーキレバー31Lに接続されると共に他端がマスターシリンダーユニット61に接続される連動ブレーキケーブル44と、一端がリアブレーキ74に接続されると共に他端がマスターシリンダーユニット61に接続されるリアブレーキケーブル76と、マスターシリンダーユニット61とフロントブレーキ70との間を接続するユニット側フロントブレーキホース73と、を有する。
図9(A)は連動ブレーキ装置60のマスターシリンダーユニット61における車両上前方から見た側面図、図9(B)は上記マスターシリンダーユニット61における車両右方から見た正面図、図9(C)は上記マスターシリンダーユニット61における車両下後方から見た側面図である。尚、図9中符号69はリザーブタンク50(図7参照)から延びるリザーブホース51を接続するホース接続部を示す。
図8及び図9(A)〜(C)に示すように、マスターシリンダーユニット61は、その本体を構成するマスターシリンダー62と、このマスターシリンダー62内のピストン(不図示)を駆動するレバー機構63と、マスターシリンダー62とレバー機構63との間に介在してレバー機構63の動きを遅らせると共にレバー機構63を初期状態に復帰させるディレイスプリング68と、を有する。
レバー機構63は、連動ブレーキレバー31Lの操作に応じて各ブレーキ70,74をそれぞれ作動可能とするイコライザ64と、マスターシリンダー62に回動可能に支持された第一連動レバー65と、第一連動レバー65に連動してマスターシリンダー62に回動可能に支持された第二連動レバー66と、第二連動レバー66に連動してマスターシリンダー62に回動可能に支持されたノッカ67と、を有する。
第一連動レバー65の一端側にはディレイスプリング68の付勢力が入力される。第一連動レバー65は第二連動レバー66及びノッカ67を介してマスターシリンダー62内のピストンを押圧可能であり、かつディレイスプリング68の付勢力を受けることで初期状態(ピストンを押圧する前の状態)に復帰する。なお、図中符号66aは第二連動レバー66におけるマスターシリンダー62の側面に摺接する回動ストッパを、符号67aは第一連動レバー65及び第二連動レバー66とは別にノッカ67のみを操作可能としてマスターシリンダー62のエア抜き作業等を可能とするノッカ操作部を、それぞれ示す。
イコライザ64の一端部64aは、第一連動レバー65に回動可能に支持される。イコライザ64には、その一端部64aから他端側に向けて、連動ブレーキケーブル44を連結する連動ブレーキ連結部64b、リアブレーキケーブル76を連結するリアブレーキ連結部64cが順に設けられる。
連動ブレーキレバー31Lの操作時には、その操作力が連動ブレーキケーブル44を介してイコライザ64に伝達される。すると、イコライザ64がその一端部64aを中心に回動し、先ずリアブレーキケーブル76を介してリアブレーキ74を作動させる。
次いで、連動ブレーキレバー31Lの操作力がさらに強まると、リアブレーキ74の作動力が強められる。すると、イコライザ64が第一連動レバー65をディレイスプリング68の付勢力に抗して作動させ、第一連動レバー65が第二連動レバー66を作動させ、第二連動レバー66がノッカ67を介してマスターシリンダー62を作動させる。このとき発生した油圧が、ユニット側フロントブレーキホース73を介してブレーキキャリパ72に伝達されることで、フロントブレーキ70がリアブレーキ74に連動して作動する。
一方、フロントブレーキレバー31Rの操作時には、その操作力がフロントブレーキケーブル43を介してノッカ67に伝達され、マスターシリンダー62が作動して油圧を発生させ、この油圧がユニット側フロントブレーキホース73を介してブレーキキャリパ72に伝達されることで、フロントブレーキ70がリアブレーキ74とは別に単独で作動する。
以上説明したように、本実施形態に係る自動二輪車1は、ヘッドパイプ2と、ヘッドパイプ2から下後方に延びるメインフレーム3と、フロントブレーキ70と、リアブレーキ74と、連動ブレーキレバー31Lの操作力をフロントブレーキ70及びリアブレーキ74に分配するマスターシリンダーユニット61と、を備え、マスターシリンダーユニット61は、フロントブレーキレバー31Rで作動するフロントブレーキ70に液圧を供給するマスターシリンダー62を備える自動二輪車において、マスターシリンダー62にリザーブホース51を介して接続されるリザーブタンク50と、ヘッドパイプ2の側方に配置される収納ボックス20と、を備え、収納ボックス20の上面にリザーブタンク50が配置されるものである。
本実施形態によれば、収納ボックス20の上面はケーブル等の配索が上下方向に通ることがない場所であるため、その場所にリザーブタンク50を配置することで、リザーブタンク50がケーブル等の配索の邪魔になることはない。よって、ヘッドパイプ2の周辺に収納ボックス20を備える構成であってもヘッドパイプ2周りのケーブル等の配索性を良好にすることができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、ブレーキ操作子がフロントブレーキ70のみの制御操作を行うフロントブレーキレバー31Rと、フロントブレーキ70及びリアブレーキ74を連動させる制御操作を行う連動ブレーキレバー31Lと、を含む場合において、ヘッドパイプ2の周辺に収納ボックス20を備える構成であってもヘッドパイプ2周りのケーブル等の配索性を良好にすることができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、収納ボックス20に締結部22a,22bを設け、締結部22a,22bにリザーブタンク50を支持することで、ヘッドパイプ2等からリザーブタンク50を保持するためのブラケットを延ばす必要がないため、大型のブラケットを廃止することができ、ブラケットがケーブル等の配索の邪魔になることを回避することができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、リザーブホース51が湾曲して配置され、リザーブホース51の湾曲内周側に形成された空間S2を通るように、フロントブレーキレバー31R及び連動ブレーキレバー31Lから延びるフロントブレーキケーブル43及び連動ブレーキケーブル44が配置されることで、リザーブホース51の湾曲内周側に形成された空間S2を有効に活用してケーブル等を配索することができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、収納ボックス20が後方に開口し、収納ボックス20の開口20aを後方から覆うリッド13を設け、リッド13で覆われる部位の内側に開口13aを設け、開口13aからリザーブタンク50が視認可能に設けられることで、リザーブタンク50の視認窓が外部から見えにくい場所にあるため、見栄えを向上させることができる。一方、リザーブタンク50の確認時にはリッド13を開くだけであり、容易にリザーブタンク50内のブレーキフルードの量を確認することができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、開口13aがリッド13のフック14が係止する引っ掛け部13bが形成されることで、もともとリッド13を支持するために形成された開口13aを利用するため、リザーブタンク50の視認用の特別な孔を別途設ける必要がない。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、リザーブホース51が、マスターシリンダーユニット61に対して、リザーブタンク50が配置される方向と逆方向に配置されることで、リザーブホース51の湾曲を大きくすることができるため、リザーブホース51の湾曲内周側に形成される空間S2を大きくすることができる。よって、リザーブホース51の湾曲内周側に形成された空間S2を有効に活用してケーブル等を容易に配索することができる。
尚、上記実施形態では、ヘッドパイプ2の左側方に収納ボックス20が設けられる例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、ヘッドパイプ2の右側方に収納ボックス20が設けられてもよい。
また、上記実施形態では、フロントブレーキ70に制動力を伝達する伝達部材としてフロントブレーキケーブル43及びユニット側フロントブレーキホース73を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、フロントブレーキ70に制動力を伝達する伝達部材としてフロントブレーキホース、ユニット側フロントブレーキホース等の配管であってもよい。
また、上記実施形態では、フロントブレーキ70及びリアブレーキ74の一方のみの制御操作を行う第一ブレーキ操作子としてフロントブレーキ70のみの制御操作を行うフロントブレーキレバー31Rを挙げて説明したが、これに限らない。例えば、フロントブレーキ70及びリアブレーキ74の一方のみの制御操作を行う第一ブレーキ操作子としてリアブレーキ74のみの制動操作を行うリアブレーキレバーであってもよい。
尚、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、スクータ型車両以外の車両、例えば、スクータ型車両以外の自動二輪車、フロントカバーやレッグシールドを備えない自動二輪車に適用してもよい。また、原動機に電気モーターを含む車両に適用してもよい。また、ブレーキの連動態様は、右ブレーキレバーがフロントブレーキ及びリアブレーキを連動させる制動操作を行い、且つ、左ブレーキレバーがリアブレーキのみの制動操作を行う構成でもよいし、左右ブレーキレバー共にフロントブレーキ及びリアブレーキを連動させる制動操作を行う構成でもよく、種々の態様を適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
2 ヘッドパイプ
3 メインフレーム
13 リッド
13a 開口
13b 引っ掛け部
14 フック
20 収納ボックス
20a 開口
22a,22b 締結部
31R フロントブレーキレバー(第一ブレーキ操作子)
31L 連動ブレーキレバー(連動ブレーキ操作子)
43 フロントブレーキケーブル(伝達部材)
44 連動ブレーキケーブル(伝達部材)
50 リザーブタンク
51 リザーブホース
61 マスターシリンダーユニット(分配装置)
62 マスターシリンダー
70 フロントブレーキ
74 リアブレーキ
S2 空間

Claims (6)

  1. 連動ブレーキ装置を備える鞍乗型車両において、
    ヘッドパイプ(2)と、前記ヘッドパイプ(2)から下後方に延びるメインフレーム(3)と、フロントブレーキ(70)と、リアブレーキ(74)と、ブレーキ操作子の操作力を前記フロントブレーキ(70)及び前記リアブレーキ(74)に分配する分配装置(61)と、を備え、
    前記分配装置(61)は、前記フロントブレーキ(70)及び前記リアブレーキ(74)の少なくとも一方に液圧を供給するマスターシリンダー(62)と、前記マスターシリンダー(62)にリザーブホース(51)を介して接続されるリザーブタンク(50)と、を備え、
    前記ヘッドパイプ(2)の側方に収納ボックス(20)が配置され、
    前記収納ボックス(20)の上面に前記リザーブタンク(50)が配置され
    前記収納ボックス(20)が後方に開口し、前記収納ボックス(20)の開口(20a)を後方から覆うリッド(13)を設け、
    前記リッド(13)で覆われる部位の内側に開口(13a)を設け、
    前記開口(13a)から前記リザーブタンク(50)が視認可能に設けられることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記ブレーキ操作子は、前記フロントブレーキ(70)及び前記リアブレーキ(74)の一方のみの制御操作を行う第一ブレーキ操作子(31R)と、前記フロントブレーキ(70)及び前記リアブレーキ(74)を連動させる制御操作を行う連動ブレーキ操作子(31L)と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記収納ボックス(20)に締結部(22a,22b)を設け、前記締結部(22a,22b)に前記リザーブタンク(50)を支持することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記リザーブホース(51)は湾曲して配置され、
    前記リザーブホース(51)の湾曲内周側に形成された空間(S2)を通るように、前記ブレーキ操作子から延びる伝達部材(43,44)が配置されることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記開口(13a)は、前記リッド(13)のフック(14)が係止する引っ掛け部(13b)が形成されることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記リザーブホース(51)は、前記分配装置(61)に対して、前記リザーブタンク(50)が配置される方向と逆方向に配置されることを特徴とする請求項1からまでのいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
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