JPWO2019186744A1 - エンジン操作装置および作業機 - Google Patents

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Abstract

作業機のエンジン操作装置(40)は、機体(12)に設置されたコントロールアセンブリ(42)と、ハンドル(22)に設置された操作レバー(32)と、操作ケーブル(46)とを備える。コントロールアセンブリ(42)は、ベース部材(50)と、ベース部材(50)に固定されたストップスイッチ(52)と、ベース部材(50)に支持されたレバー部材(54)とを有する。操作ケーブル(46)は、スロットルワイヤ(78)と、ストップワイヤ(80)と、スロットルワイヤ(78)およびストップワイヤ(80)が挿通されたケーブルチューブ(82)とを有する。操作レバー(32)を所定のエンジンストップ位置に移動させることに伴い、レバー部材(54)が解除位置へと移動することにより、エンジン(13)が停止する。

Description

本発明は、エンジンのスロットル調整とストップスイッチ操作を行うことが可能なエンジン操作装置および作業機に関する。
従来、例えば耕うん機等の作業機において、エンジンのスロットル調整を行うために、ハンドルに操作部材としての操作レバーが設けられている(例えば、特開2017−148003号公報参照)。
ところで、作業機の運転中に、緊急時など必要に応じてエンジンを停止することができるように、操作レバーとは別に、ハンドル近傍にストップスイッチを配置することが考えられる。しかしながら、このようにストップスイッチを設ける場合、エンジンからハンドル近傍まで専用ハーネスを取り回す必要があり、組立作業が煩雑であるという問題がある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、エンジンからハンドル近傍までのストップスイッチ用の専用ハーネスの取り回しが不要であり、組立作業工数を削減することが可能なエンジン操作装置および作業機を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、作業機に取り付けられるエンジン操作装置であって、ベース部材と、前記ベース部材に固定されたストップスイッチと、前記ストップスイッチを押圧する押圧位置と前記ストップスイッチに対する押圧を解除する解除位置とに変位可能に前記ベース部材に支持されたレバー部材とを有し、前記作業機の機体に設置されるコントロールアセンブリと、前記作業機のハンドルに設置され、作業者によって操作される操作部材と、前記コントロールアセンブリと前記操作部材とに連結された操作ケーブルと、を備え、前記操作ケーブルは、一端部がエンジンのスロットルに連結され他端部が前記操作部材に連結されたスロットルワイヤと、一端部が前記レバー部材に連結され他端部が前記操作部材に連結されたストップワイヤと、前記スロットルワイヤおよび前記ストップワイヤが挿通されたケーブルチューブと、を有し、前記操作部材を所定のエンジンストップ位置に移動させることに伴い、前記ストップワイヤに連結された前記レバー部材が前記解除位置へと移動することにより、前記エンジンが停止する、エンジン操作装置である。
このエンジン操作装置によれば、スロットル操作用のケーブルとは別にストップスイッチ用の専用ハーネスを作業機のエンジンからハンドル近傍まで取り回す必要がなく、1本の操作ケーブルの取り回しで済むため、比較的簡単に、操作ケーブルの取回し作業を行うことができる。従って、ストップスイッチをハンドル近傍に設ける場合と比較して、組立作業工数を低減することができる。また、ハンドルに設けられた操作部材に対する操作でスロットル調整とストップスイッチ操作の両方を行うことができ、操作性に優れる。しかも、ストップスイッチはエンジン側(機体)に取り付けられているため、安定した品質機能が得られる。
本発明の他の態様は、エンジンを有する機体と、前記機体から延出したハンドルと、前記機体および前記ハンドルに取り付けられたエンジン操作装置とを備えた作業機であって、前記エンジン操作装置は、ベース部材と、前記ベース部材に固定されたストップスイッチと、前記ストップスイッチを押圧する押圧位置と前記ストップスイッチに対する押圧を解除する解除位置とに変位可能に前記ベース部材に支持されたレバー部材とを有し、前記機体に設置されるコントロールアセンブリと、前記ハンドルに設置され、作業者によって操作される操作部材と、前記コントロールアセンブリと前記操作部材とに連結された操作ケーブルと、を備え、前記操作ケーブルは、一端部がエンジンのスロットルに連結され他端部が前記操作部材に連結されたスロットルワイヤと、一端部が前記レバー部材に連結され他端部が前記操作部材に連結されたストップワイヤと、前記スロットルワイヤおよび前記ストップワイヤが挿通されたケーブルチューブと、を有し、前記操作部材を所定のエンジンストップ位置に移動させることに伴い、前記ストップワイヤに連結された前記レバー部材が前記解除位置へと移動することにより、前記エンジンが停止する、作業機である。
本発明の実施形態に係るエンジン操作装置を備えた作業機(耕うん機)の斜視図である。 エンジン操作装置の概略図である。 エンジン操作装置におけるコントロールアセンブリの斜視図である。
以下、本発明に係る作業機およびエンジン操作装置について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1〜図3において、矢印Frは、耕うん機10の前方を指し、矢印Rrは耕うん機10の後方を指す。図1において、矢印Upは鉛直上方を指し、矢印Dwは鉛直下方を指し、矢印Lは耕うん機10の左方向(作業者から見て左方向)を指し、矢印Rは耕うん機10の右方向(作業者から見て右方向)を指す。
図1に示すように、作業機の一形態である耕うん機10は、エンジン13(内燃機関)を有する機体12と、機体12の下部に設けられたトランスミッション14と、機体12の後部に設けられた左右の走行輪16と、トランスミッション14の前部に回転可能に設けられた耕うんローター18と、耕うんローター18の上方を覆うフェンダ20と、機体12の後部から後上がりに延出したハンドル22とを備える。
図示例の耕うん機10は、走行輪16の前方に耕うんローター18が配置された「フロントロータリー式」であるが、本発明が適用可能な耕うん機10の形態としては、走行輪16の後方に耕うんローター18が配置された「リアロータリー式」であってもよく、あるいは、走行輪16をもたない「車軸ローター式」であってもよい。本発明が適用可能な作業機は、耕うん機10に限らず、芝刈機、草刈機、除雪機等であってもよい。
機体12は、エンジン13の他、エンジン13の上方に設けられた燃料タンク24と、エンジン13の側方に設けられたエアクリーナ26とを有する。エンジン13は、エンジンカバー28によって覆われている。トランスミッション14は、エンジン13の駆動力を耕うんローター18に伝達する。耕うんローター18は、複数の耕うん爪18aを有する。耕うんローター18は、トランスミッション14の下方に機体幅方向(左右方向)に延在して設けられた回転軸19に固定されている。従って、耕うんローター18は、機体幅方向の軸を中心に回転可能に設けられている。
ハンドル22は、機体12の後部に連結されるとともに斜め上方に延在する左右2本の連結アーム29と、2本の連結アーム29の上部且つ後部に設けられたU字状のハンドル本体30とを有する。ハンドル本体30により2本の連結アーム29が連結されている。ハンドル22には、エンジン操作レバー32(以下、「操作レバー32」という)と、動力伝達切換レバー33と、トランスミッション切換レバー34とが設けられている。
操作レバー32は、エンジン回転数の調整およびエンジン停止操作を行うための操作部材である。動力伝達切換レバー33は、エンジン13から走行輪16および耕うんローター18への動力の伝達の切り換えを行うための操作部材である。トランスミッション切換レバー34は、トランスミッション14のデフ機能の切り換えを行うための操作部材である。
この耕うん機10は、エンジン操作装置40を備える。エンジン操作装置40は、機体12に設けられたコントロールアセンブリ42と、ハンドル22に設けられた操作レバー32と、コントロールアセンブリ42と操作レバー32とに連結された操作ケーブル46とを備える。コントロールアセンブリ42は、例えば、水平な向きで、ボルトによりエンジン13に固定されている。コントロールアセンブリ42は、エンジン13のシリンダバレルとエアクリーナ26との間、具体的には、エンジン13のシリンダバレルの上方且つエアクリーナ26の下方に配置されている。従って、コントロールアセンブリ42は、エアクリーナ26によって上方が覆われている。
操作レバー32は、ハンドル本体30に固定されたレバー支持部材48により、機体幅方向(左右方向)の軸を中心に前後方向に傾動可能に支持されている。操作レバー32は、レバー支持部材48の上面に設けられた前後方向に延びる長孔状の開口部48aから突出している。操作ケーブル46は、ハンドル22に沿って配設されている。操作レバー32が作業者(ユーザ)によって操作されると、その操作力は操作ケーブル46を介してエンジン13およびコントロールアセンブリ42へと伝達される。
図2に示すように、操作レバー32の下部は、箱型に構成されたレバー支持部材48の内部に位置しており、レバー支持部材48の内部に設けられた支持軸部48bにより機体幅方向の軸を中心に所定の角度範囲内で回動可能に支持されている。作業者は、操作レバー32の上部に設けられたグリップ32aを把持して操作レバー32を操作する。操作レバー32を前方へ移動させる操作(矢印A方向への回動操作)は、エンジン13のスロットル開度を増大させる方向の操作である。
操作レバー32の可動範囲のスロットル開度を増大させる方向とは逆方向側に、エンジンストップ位置が設定されている。操作レバー32を後方へ移動させる操作(矢印B方向への回動操作)は、エンジン13のスロットル開度を減少させる方向の操作、およびエンジン13を停止させる方向の操作である。図2に示す操作レバー32の位置で、スロットル開度は最も小さい。図2に示す操作レバー32の位置(ホームポジション)よりも操作レバー32をより後方側に移動させた(倒した)位置が、エンジンストップ位置である。
図2および図3に示すように、コントロールアセンブリ42は、エンジン13に取り付けられたベース部材50と、ベース部材50に固定されたストップスイッチ52と、ベース部材50に支持されたレバー部材54と、レバー部材54を弾性的に付勢する付勢部材の一形態であるリターンスプリング56とを有する。ベース部材50は、プレート状に構成された部品であり、締結部材であるボルト58によりエンジン13に固定されている。ベース部材50は、水平に(厚さ方向を鉛直方向にして)配置されている。
ストップスイッチ52は、締結部材であるネジ60によりベース部材50に固定されている。ストップスイッチ52は、スイッチ本体52aと、スイッチ本体52aから突出したボタン部52b(被押圧部)を有する。スイッチ本体52aがベース部材50に固定されている。ボタン部52bは、スイッチ本体52aに対して突出方向に可動に設けられている。ボタン部52bが押された状態では、ボタン部52bはスイッチ本体52a側に押し込まれ、スイッチ本体52aはエンジン13への停止信号を出力しない。ボタン部52bが押されていない状態では、ボタン部52bはバネ力によりスイッチ本体52aからの突出量が大きくなり、スイッチ本体52aはエンジン13へ停止信号を出力する。
レバー部材54は、ストップスイッチ52を押圧する押圧位置(図2において実線で示すレバー部材54の位置)とストップスイッチ52に対する押圧を解除する解除位置(図2において仮想線で示すレバー部材54の位置)とに変位可能にベース部材50に支持されている。レバー部材54は、プレート状の部品である。ベース部材50から突出した円柱形状の回動支持軸62により回動可能に支持されている。レバー部材54には、円形の支持孔部54aが形成されており、当該支持孔部54aに回動支持軸62が挿通されている。図2および図3では、レバー部材54は、ストップスイッチ52を押圧する押圧位置にある状態が示されている。
レバー部材54の一端部には、ストップスイッチ52のボタン部52bを押圧する押圧部66が設けられている。具体的に、レバー部材54は、ベースプレート部64と、ベースプレート部64の一端部からベースプレート部64の厚さ方向(上方)に突出した押圧部66とを有する。押圧部66は、ストップスイッチ52のボタン部52bをスイッチ本体52a側に向かって押圧可能である。
コントロールアセンブリ42には、レバー部材54の回動範囲を調整する調整機構70が設けられている。調整機構70は、レバー部材54に設けられた当接片72と、ベース部材50に支持された調整用ネジ74とを有する。当接片72は、レバー部材54の他端部に設けられ、ベースプレート部64の厚さ方向(上方)に突出している。
調整用ネジ74は、ベース部材50から突出した突出片51に形成されたネジ孔51aに螺合している。調整用ネジ74の頭部74aと突出片51との間にはバネ75が圧縮状態で配置されている。レバー部材54は、当接片72が調整用ネジ74に当接する位置まで回動可能である。従って、突出片51からの調整用ネジ74の突出長さを変えることにより、レバー部材54の回動範囲を調整することができる。
リターンスプリング56は、押圧位置に向けてレバー部材54を弾性的に常時付勢する。リターンスプリング56の一端部56aは、ベース部材50に設けられた突出片51に連結されている。リターンスプリング56の他端部56bは、レバー部材54に設けられた連結用突起55に連結されている。リターンスプリング56は、押圧部66と回動支持軸62との間に配置されている。リターンスプリング56は、コイルスプリングに限らず、トーションスプリングであってもよい。付勢部材は、スプリングの形態に限らず、ゴム材などにより構成されていてもよい。
図2に示すように、操作ケーブル46は、一端部がエンジン13のスロットル(図示せず)に連結され他端部が操作レバー32に連結されたスロットルワイヤ78と、一端部80aがレバー部材54に連結され他端部80bが操作レバー32に連結されたストップワイヤ80と、スロットルワイヤ78およびストップワイヤ80が挿通されたケーブルチューブ82とを有する。操作レバー32をエンジンストップ位置に移動させることに伴い、ストップワイヤ80に連結されたレバー部材54が解除位置へと移動することにより、エンジン13が停止する。
スロットルワイヤ78とストップワイヤ80とは、操作レバー32の支持軸部48bを基準に互いに反対側の部位で操作レバー32に連結されている。本実施形態では、スロットルワイヤ78は、支持軸部48bよりも下方位置で操作レバー32に連結されている。ストップワイヤ80は、支持軸部48bよりも上方位置で操作レバー32に連結されている。操作レバー32を前方に倒す(矢印A方向に回動させる)と、スロットル開度を増大させる操作となる。操作レバー32を後方に倒す(矢印B方向に回動させる)と、スロットル開度を減少させる操作およびエンジン13を停止させる操作となる。
ケーブルチューブ82の一端部(第1端部82a)は、ハンドル22に設けられたレバー支持部材48に連結されている。ケーブルチューブ82の他端部(第2端部82b)は、レバー部材54に連結されている。レバー部材54には、ネジ84によりケーブルホルダ86が取り付けられている。ケーブルホルダ86とレバー部材54との間にケーブルチューブ82の第2端部82bが保持されている。スロットルワイヤ78およびストップワイヤ80は、ケーブルチューブ82内でケーブルチューブ82に沿って変位可能である。ケーブルチューブ82の第2端部82bからスロットルワイヤ78およびストップワイヤ80が延出している。
次に、上記のように構成されたエンジン操作装置40の作用について説明する。
作業者が操作レバー32に触れていない状態または操作レバー32に対して力をかけていない状態では、操作レバー32は図2に示すホームポジションに位置し、コントロールアセンブリ42のレバー部材54(押圧部66)はリターンスプリング56の弾性力によりストップスイッチ52のボタン部52bを押圧している(ストップスイッチ52はオンとなっている)。スロットルワイヤ78は図示しないスロットルリターンスプリングのバネ力によって引っ張られ、これにより操作レバー32はスロットルワイヤ78により引っ張られているが、スロットルリターンスプリングのバネ力は、レバー部材54用のリターンスプリング56のバネ力よりも小さい。このため、ストップワイヤ80は、操作レバー32を図2に示すホームポジションに静止させている。
エンジン13が作動している状態で、操作レバー32(グリップ32a)を図2に示すホームポジションよりも前方に移動させる(前方に倒す、すなわち矢印A方向に回動させる)と、支持軸部48bよりも下方部位は後方へと変位し、支持軸部48bよりも上方部位は前方へと変位する。このため、操作レバー32のうち支持軸部48bよりも下方に連結されたスロットルワイヤ78は後方に引っ張られる。
このスロットルワイヤ78の動きに伴い、エンジン13のスロットル開度が増大する。一方、操作レバー32の前方への回動に伴い、操作レバー32のうち支持軸部48bよりも上方に連結されたストップワイヤ80は、レバー部材54と操作レバー32との間で緩むだけであり、レバー部材54を動かすことはない。
エンジン13が作動している状態で、操作レバー32を図2に示すホームポジションよりも後方に移動させる(後方に倒す、すなわち矢印B方向に回動させる)と、支持軸部48bよりも下方部位は前方へと変位し、支持軸部48bよりも上方部位は後方へと変位する。このため、操作レバー32のうち支持軸部48bよりも上方に連結されたストップワイヤ80は後方に引っ張られる。
このストップワイヤ80の動きに伴い、ストップスイッチ52に連結されたレバー部材54は、リターンスプリング56の弾性力に抗して、ストップスイッチ52から離間する方向(図2で時計回り)に回動し、仮想線で示す解除位置へと移動する。レバー部材54の回動に伴い、レバー部材54(押圧部66)によるストップスイッチ52(ボタン部52b)に対する押圧が解除される。これにより、ストップスイッチ52がオフとなり、ストップスイッチ52はエンジン停止信号を出力する。エンジン停止信号に基づきエンジン13は停止する。
このエンジン操作装置40(および作業機)は、以下の効果を奏する。
エンジン操作装置40(および作業機)によれば、スロットル操作用のケーブルとは別にストップスイッチ52用の専用ハーネスを作業機のエンジン13からハンドル22近傍まで取り回す必要がなく、1本の操作ケーブル46の取り回しで済むため、比較的簡単に、操作ケーブル46の取回し作業を行うことができる。従って、ストップスイッチ52をハンドル22近傍に設ける場合と比較して、組立作業工数を低減することができる。また、ハンドル22に設けられた操作部材(操作レバー32)に対する操作でスロットル調整とストップスイッチ操作の両方を行うことができ、操作性に優れる。しかも、ストップスイッチ52はエンジン13側(機体12)に取り付けられているため、安定した品質機能が得られる。
操作部材(操作レバー32)は、所定の可動範囲内で動作可能である。エンジンストップ位置は、可動範囲におけるスロットル開度を増大させる方向とは逆方向側に設定されている。この構成により、作業者は、操作部材(操作レバー32)に対する直感的な操作で、必要に応じてエンジン13を停止させることができる。
操作部材(操作レバー32)は、支持軸部48bを中心に回動可能に設けられている。スロットルワイヤ78とストップワイヤ80とは、支持軸部48bを基準に互いに反対側の部位で操作部材(操作レバー32)に連結されている。この構成により、スロットル開度を増大させる操作方向とエンジン13を停止させる操作方向とを逆方向にした構造を簡易に実現することができる。
操作部材は、作業機(耕うん機10)の前後方向に傾動可能に支持された操作レバー32である。スロットルワイヤ78は、支持軸部48bよりも下方位置で操作レバー32に連結されている。ストップワイヤ80は、支持軸部48bよりも上方位置で操作レバー32に連結されている。この構成により、操作レバー32を前方に倒すとスロットル開度を増大させる操作となり、操作レバー32を後方に倒すとエンジン13を停止させる操作となるため、作業者による直感的な操作が可能となり、操作性に優れる。
操作部材(操作レバー32)をスロットル開度を増大させる方向に操作する際、ストップワイヤ80が緩む。この構成により、レバー部材54を押圧位置に保持しつつ、スロットル開度を増大させる方向への操作部材(操作レバー32)の操作を支障なく行うことができる。
コントロールアセンブリ42は、押圧位置に向けてレバー部材54を弾性的に常時付勢する付勢部材(リターンスプリング56)を有する。この構成により、操作部材(操作レバー32)の操作位置がエンジン停止位置以外の位置にある場合においても確実にストップスイッチ52を押し続けておくことができ、意図せずにエンジン13が停止することを防止することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。

Claims (7)

  1. 作業機に取り付けられるエンジン操作装置であって、
    ベース部材と、前記ベース部材に固定されたストップスイッチと、前記ストップスイッチを押圧する押圧位置と前記ストップスイッチに対する押圧を解除する解除位置とに変位可能に前記ベース部材に支持されたレバー部材とを有し、前記作業機の機体に設置されるコントロールアセンブリと、
    前記作業機のハンドルに設置され、作業者によって操作される操作部材と、
    前記コントロールアセンブリと前記操作部材とに連結された操作ケーブルと、を備え、
    前記操作ケーブルは、
    一端部がエンジンのスロットルに連結され他端部が前記操作部材に連結されたスロットルワイヤと、
    一端部が前記レバー部材に連結され他端部が前記操作部材に連結されたストップワイヤと、
    前記スロットルワイヤおよび前記ストップワイヤが挿通されたケーブルチューブと、を有し、
    前記操作部材を所定のエンジンストップ位置に移動させることに伴い、前記ストップワイヤに連結された前記レバー部材が前記解除位置へと移動することにより、前記エンジンが停止する、エンジン操作装置。
  2. 請求項1記載のエンジン操作装置において、
    前記操作部材は、所定の可動範囲内で動作可能であり、
    前記エンジンストップ位置は、前記可動範囲におけるスロットル開度を増大させる方向とは逆方向側に設定されている、エンジン操作装置。
  3. 請求項2記載のエンジン操作装置において、
    前記操作部材は、支持軸部を中心に回動可能に設けられ、
    前記スロットルワイヤと前記ストップワイヤとは、前記支持軸部を基準に互いに反対側の部位で前記操作部材に連結されている、エンジン操作装置。
  4. 請求項3記載のエンジン操作装置において、
    前記操作部材は、前記作業機の前後方向に傾動可能に支持された操作レバーであり、
    前記スロットルワイヤは、前記支持軸部よりも下方位置で前記操作レバーに連結され、
    前記ストップワイヤは、前記支持軸よりも上方位置で前記操作レバーに連結されている、エンジン操作装置。
  5. 請求項3記載のエンジン操作装置において、
    前記操作部材をスロットル開度を増大させる方向に操作する際、前記ストップワイヤが緩む、エンジン操作装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のエンジン操作装置において、
    前記コントロールアセンブリは、前記押圧位置に向けて前記レバー部材を弾性的に常時付勢する付勢部材を有する、エンジン操作装置。
  7. エンジンを有する機体と、機体から延出したハンドルと、前記機体および前記ハンドルに取り付けられたエンジン操作装置とを備えた作業機であって、
    前記エンジン操作装置は、
    ベース部材と、前記ベース部材に固定されたストップスイッチと、前記ストップスイッチを押圧する押圧位置と前記ストップスイッチに対する押圧を解除する解除位置とに変位可能に前記ベース部材に支持されたレバー部材とを有し、前記機体に設置されるコントロールアセンブリと、
    前記ハンドルに設置され、作業者によって操作される操作部材と、
    前記コントロールアセンブリと前記操作部材とに連結された操作ケーブルと、を備え、
    前記操作ケーブルは、
    一端部がエンジンのスロットルに連結され他端部が前記操作部材に連結されたスロットルワイヤと、
    一端部が前記レバー部材に連結され他端部が前記操作部材に連結されたストップワイヤと、
    前記スロットルワイヤおよび前記ストップワイヤが挿通されたケーブルチューブと、を有し、
    前記操作部材を所定のエンジンストップ位置に移動させることに伴い、前記ストップワイヤに連結された前記レバー部材が前記解除位置へと移動することにより、前記エンジンが停止する、作業機。
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