JPH109003A - エンジンの停止装置 - Google Patents
エンジンの停止装置Info
- Publication number
- JPH109003A JPH109003A JP18534796A JP18534796A JPH109003A JP H109003 A JPH109003 A JP H109003A JP 18534796 A JP18534796 A JP 18534796A JP 18534796 A JP18534796 A JP 18534796A JP H109003 A JPH109003 A JP H109003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- key switch
- throttle
- rod
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建設機械に搭載されているエンジン5が、必
ず低回転で始動されるエンジンの停止装置を容易に提供
する。 【解決手段】 キースイッチ4と一体的に揺動するアー
ム13の先端部に、長穴14aを設けたロッド14の一
端部を連結する。スロットル装置1のスロットルレバー
2を長穴14aに挿入する。キースイッチ4の停止位置
状態で、ロッド14はキースイッチ4側に引張られ、ス
ロットルレバー2は長穴14aの右端部側に位置してい
る。キースイッチ4とスロットル装置1のポテンショメ
ータ3とは、それぞれコントローラ7に電気的に接続さ
れている。
ず低回転で始動されるエンジンの停止装置を容易に提供
する。 【解決手段】 キースイッチ4と一体的に揺動するアー
ム13の先端部に、長穴14aを設けたロッド14の一
端部を連結する。スロットル装置1のスロットルレバー
2を長穴14aに挿入する。キースイッチ4の停止位置
状態で、ロッド14はキースイッチ4側に引張られ、ス
ロットルレバー2は長穴14aの右端部側に位置してい
る。キースイッチ4とスロットル装置1のポテンショメ
ータ3とは、それぞれコントローラ7に電気的に接続さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧ショベルな
どの建設機械に搭載したエンジンの停止装置に関する。
どの建設機械に搭載したエンジンの停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの始動時には、エンジンオイル
は温度が低く、そのため粘度が高いので潤滑性が低い。
この状態でいきなり高回転で始動すると、ピストン、タ
ーボチャージャ等の焼付きを起こすおろれがある。
は温度が低く、そのため粘度が高いので潤滑性が低い。
この状態でいきなり高回転で始動すると、ピストン、タ
ーボチャージャ等の焼付きを起こすおろれがある。
【0003】エンジンの始動はキースイッチにより行
い、その後の回転数の設定はスロットル装置により行う
が、キースイッチとスロットル装置とは独立しているた
め、スロットル装置はエンジンの停止時にはその時の位
置で止まり、再始動時には停止時のスロットルの位置が
そのまま継承されるので、停止時にスロットルの位置が
高回転位置にあった場合には、再始動時にエンジンがそ
の高い回転数で駆動されることになる。一般的な始動ス
イッチとスロットル装置とをそなえたものでは、前記の
事項に対する防止策はとられていない。
い、その後の回転数の設定はスロットル装置により行う
が、キースイッチとスロットル装置とは独立しているた
め、スロットル装置はエンジンの停止時にはその時の位
置で止まり、再始動時には停止時のスロットルの位置が
そのまま継承されるので、停止時にスロットルの位置が
高回転位置にあった場合には、再始動時にエンジンがそ
の高い回転数で駆動されることになる。一般的な始動ス
イッチとスロットル装置とをそなえたものでは、前記の
事項に対する防止策はとられていない。
【0004】そこで、特開平6−299885号公報に
は、コントローラを介し、回転センサーの信号を演算し
て前記問題を解決するようにしたエンジンの始動方法が
開示されている。
は、コントローラを介し、回転センサーの信号を演算し
て前記問題を解決するようにしたエンジンの始動方法が
開示されている。
【0005】つぎに、前記公報に開示されている技術
を、図6を参照して述べる。
を、図6を参照して述べる。
【0006】スロットルレバー2をそなえたスロットル
装置1のポテンショメータ3と、エンジン5を始動する
ためのキースイッチ4と、所要の作業モードに切替える
ためのモードスイッチ6とは、それぞれコントローラ7
に電気的に接続されている。スロットル装置1における
矢印Hは高回転側操作方向を示し、矢印Lは低回転側操
作方向を示す。コントローラ7を介して作動させるガバ
ナモータ8の駆動レバー9は、エンジン5のガバナ10
のガバナレバー11に連結されている。エンジン5の回
転センサ12はコントローラ7に電気的に接続されてい
る。
装置1のポテンショメータ3と、エンジン5を始動する
ためのキースイッチ4と、所要の作業モードに切替える
ためのモードスイッチ6とは、それぞれコントローラ7
に電気的に接続されている。スロットル装置1における
矢印Hは高回転側操作方向を示し、矢印Lは低回転側操
作方向を示す。コントローラ7を介して作動させるガバ
ナモータ8の駆動レバー9は、エンジン5のガバナ10
のガバナレバー11に連結されている。エンジン5の回
転センサ12はコントローラ7に電気的に接続されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この技術では、回転セ
ンサ12が必要であり、始動時にスロットルレバー2の
位置と、その位置での回転数が一致しないという問題点
がある。簡単な制御を行う機械では回転センサ12は設
けないことが多いので、上述した技術は応用範囲が狭
い。
ンサ12が必要であり、始動時にスロットルレバー2の
位置と、その位置での回転数が一致しないという問題点
がある。簡単な制御を行う機械では回転センサ12は設
けないことが多いので、上述した技術は応用範囲が狭
い。
【0008】この発明は、始動時にエンジンが必ず低回
転で駆動されるエンジンの停止装置を容易に提供するこ
とを目的とする。
転で駆動されるエンジンの停止装置を容易に提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のエンジンの停
止装置は、エンジンを始動するためのキースイッチと、
エンジンの回転を任意に設定するスロットル装置と、ス
ロットル装置からの信号を入力させるコントローラと、
コントローラを介して作動させるガバナモータとをそな
え、ガバナモータによりガバナレバーを駆動してエンジ
ンの回転を制御するようにした建設機械において、キー
スイッチとスロットル装置のスロットルレバーとを、キ
ースイッチを停止側に作動させた時にスロットルレバー
を低回転側へ揺動させる連動手段を介して互いに連結し
たことを特徴とする。
止装置は、エンジンを始動するためのキースイッチと、
エンジンの回転を任意に設定するスロットル装置と、ス
ロットル装置からの信号を入力させるコントローラと、
コントローラを介して作動させるガバナモータとをそな
え、ガバナモータによりガバナレバーを駆動してエンジ
ンの回転を制御するようにした建設機械において、キー
スイッチとスロットル装置のスロットルレバーとを、キ
ースイッチを停止側に作動させた時にスロットルレバー
を低回転側へ揺動させる連動手段を介して互いに連結し
たことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態を図1な
いし図3により説明する。それらの図において、図6と
同じ構成要素は同じ符号で示す。
いし図3により説明する。それらの図において、図6と
同じ構成要素は同じ符号で示す。
【0011】キースイッチ4と一体的に揺動するアーム
13の先端部には、長穴14aを設けたロッド14の一
端部がピン15により連結されている。ロッド14は案
内部材16の穴16aからスロットルレバー2側に突出
している。スロットルレバー2はロッド14の長穴14
aに挿入されている。
13の先端部には、長穴14aを設けたロッド14の一
端部がピン15により連結されている。ロッド14は案
内部材16の穴16aからスロットルレバー2側に突出
している。スロットルレバー2はロッド14の長穴14
aに挿入されている。
【0012】図2はキースイッチ4の停止位置STOP
状態を示し、ロッド14はキースイッチ4側に引張られ
ており、スロットルレバー2は長穴14aの右端部側に
位置している。すなわち、スロットルレバー2は低回転
側Lの位置にあり、高回転側Hへは操作できない。キー
スイッチ4を始動側ONに回して始動すれば、ロッド1
4は図3の状態になり、スロットルレバー2を長穴14
aに沿ってL、Hの範囲内で自由に揺動させることがで
きる。
状態を示し、ロッド14はキースイッチ4側に引張られ
ており、スロットルレバー2は長穴14aの右端部側に
位置している。すなわち、スロットルレバー2は低回転
側Lの位置にあり、高回転側Hへは操作できない。キー
スイッチ4を始動側ONに回して始動すれば、ロッド1
4は図3の状態になり、スロットルレバー2を長穴14
aに沿ってL、Hの範囲内で自由に揺動させることがで
きる。
【0013】図4および図5はこの発明の実施の他の形
態を示す。スロットルダイアル17のブラケット18に
はピン状突起19が設けられており、このピン状突起1
9はロッド14の長穴14aにはめ込まれている。図4
はキースイッチイ4が停止位置STOP側にある状態を
示し、図5は始動状態を示す。この実施の形態の作用
は、さきに述べた実施の形態と同様である。
態を示す。スロットルダイアル17のブラケット18に
はピン状突起19が設けられており、このピン状突起1
9はロッド14の長穴14aにはめ込まれている。図4
はキースイッチイ4が停止位置STOP側にある状態を
示し、図5は始動状態を示す。この実施の形態の作用
は、さきに述べた実施の形態と同様である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、始動時にエンジンが必ず低回転で駆動されるので、
その保護が良好になり、寿命を向上することができる。
ば、始動時にエンジンが必ず低回転で駆動されるので、
その保護が良好になり、寿命を向上することができる。
【図1】この発明の実施の一形態を示す系統図である。
【図2】図1のキースイッチおよびスロットル装置を示
す拡大図で、キースイッチが停止位置にある状態であ
る。
す拡大図で、キースイッチが停止位置にある状態であ
る。
【図3】図2の状態からキースイッチを始動側に回した
状態である。
状態である。
【図4】この発明の実施の他の形態を示す図2相当図で
ある。
ある。
【図5】図4の状態からキースイッチを始動側に回した
状態である。
状態である。
【図6】従来のエンジンの制御装置の一例を示す系統図
である。
である。
1 スロットル装置 2 スロットルレバー 3 ポテンショメータ 4 キースイッチ 5 エンジン 6 モードスイッチ 7 コントローラ 8 ガバナモータ 9 駆動レバー 10 ガバナ 11 ガバナレバー 12 回転センサ 13 アーム 14 ロッド 14a 長穴 16 案内部材 17 スロットルダイアル 18 ブラケット 19 ピン状突起
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンを始動するためのキースイッチ
と、エンジンの回転を任意に設定するスロットル装置
と、スロットル装置からの信号を入力させるコントロー
ラと、コントローラを介して作動させるガバナモータと
をそなえ、ガバナモータによりガバナレバーを駆動して
エンジンの回転を制御するようにした建設機械におい
て、キースイッチとスロットル装置のスロットルレバー
とを、キースイッチを停止側に作動させた時にスロット
ルレバーを低回転側へ揺動させる連動手段を介して互い
に連結したことを特徴とするエンジンの停止装置。 - 【請求項2】 キースイッチと一体的に揺動するアーム
の先端部に、長穴を設けたロッドを連結し、スロットル
レバーをロッドの長穴に挿入して連動手段を構成した請
求項1記載のエンジンの停止装置。 - 【請求項3】 キースイッチと一体的に揺動するアーム
の先端部に、長穴を設けたロッドを連結し、スロットル
ダイアルのリンクに設けたピン状突起をロッドの長穴に
はめ込ませて連動手段を構成した請求項1記載のエンジ
ンの停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18534796A JPH109003A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | エンジンの停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18534796A JPH109003A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | エンジンの停止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109003A true JPH109003A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16169210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18534796A Pending JPH109003A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | エンジンの停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH109003A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4878033A (en) * | 1988-08-16 | 1989-10-31 | Hughes Aircraft Company | Low noise microwave amplifier having optimal stability, gain, and noise control |
EP3572647A4 (en) * | 2018-03-28 | 2020-07-22 | Honda Motor Co., Ltd. | ENGINE OPERATING DEVICE AND WORKING MACHINE |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP18534796A patent/JPH109003A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4878033A (en) * | 1988-08-16 | 1989-10-31 | Hughes Aircraft Company | Low noise microwave amplifier having optimal stability, gain, and noise control |
EP3572647A4 (en) * | 2018-03-28 | 2020-07-22 | Honda Motor Co., Ltd. | ENGINE OPERATING DEVICE AND WORKING MACHINE |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040630 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |