JPWO2019176110A1 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
Description
(構成)
図1は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器を示す分解斜視図である。
図2は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルを模式的に示す平面図である。
図1及び図2に示すように、誘導加熱調理器100は、鍋等の被加熱物が載置されるトッププレート4を上部に有している。トッププレート4は、全体が耐熱強化ガラス又は結晶化ガラス等の赤外線を透過する材料で構成されている。
なお、以下の説明において、第1加熱コイル1a、第2加熱コイル1b、第3加熱コイル1c、及び第4加熱コイル1dを総称して、各加熱コイルと称する場合がある。
なお、操作部40と表示部41とは、これらを一体に構成した操作表示部43としても良い。操作表示部43は、例えば、LCDの上面にタッチスイッチを配置したタッチパネル等によって構成される。
なお、LCDは、Liquid Crystal Deviceの略称である。また、LEDは、Light Emitting Diodeの略称である。
図3に示すように、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dは、楕円形状の短軸が直線CL上に配置されている。即ち、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dは、楕円形状の長軸LAが直線CLと直交するように一列に配置されている。また、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dは、隣り合う2つの加熱コイルの間隔L2が、加熱コイルの短軸の長さL1の半分よりも短く配置されている。
図4に示すように、駆動回路50は、駆動回路50a、駆動回路50b、駆動回路50c、及び駆動回路50dを備える。第1加熱コイル1aは、駆動回路50aにより駆動制御される。第2加熱コイル1bは、駆動回路50bにより駆動制御される。第3加熱コイル1cは、駆動回路50cにより駆動制御される。第4加熱コイル1dは、駆動回路50dにより駆動制御される。
なお、CPUは、Central Processing Unitの略称である。また、CPUは、中央処理装置、処理装置、又は演算装置ともいう。
なお、ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略称である。また、FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略称である。
なお、制御部45の機能の一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしても良い。
なお、RAMは、Random Access Memoryの略称である。また、ROMは、Read Only Memoryの略称である。また、EPROMは、Erasable Programmable Read Only Memoryの略称である。また、EEPROMは、Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略称である。
なお、駆動回路50a〜駆動回路50dは、その回路構成は同一であっても良いし、加熱コイル毎に変更しても良い。図5では、第1加熱コイル1aを駆動する駆動回路50aについて図示する。
次に、本実施の形態1における誘導加熱調理器100の動作について説明する。
ここで、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、2つの加熱コイルの上方に載置される被加熱物5aの大きさを小径と称する。また、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、3つの加熱コイルの上方に載置される被加熱物5bの大きさを中径と称する。また、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、4つの加熱コイルの上方に載置される被加熱物5cの大きさを大径と称する。また、被加熱物5a、被加熱物5b及び被加熱物5cを区別しない場合には、被加熱物5と称する。
図6及び図7は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルの通電状態を模式的に示す平面図である。
図8及び図9は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルと被加熱物を示す図である。
なお、図6及び図7においては、トッププレート4の下方に配置された第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを実線で示し、トッププレート4上に載置された被加熱物5aを点線で示している。
また、図8及び図9においては、被加熱物5aがトッププレート4上に載置された状態の縦断面を模式的に示している。また、図8及び図9においては、被加熱物5aに収容された液状の調理物に生じた対流の向きを矢印で示している。
即ち、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち隣り合う2つの加熱コイルの上方に被加熱物5aが載置された場合、制御部45は2つの加熱コイルのうちの1つの加熱コイルへ電力を供給し、時間の経過と共に、電力を供給する加熱コイルを順次変更する。
図10〜図12は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルの通電状態を模式的に示す平面図である。
図13〜図15は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルと被加熱物を示す図である。
なお、図10〜図12においては、トッププレート4の下方に配置された第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを実線で示し、トッププレート4上に載置された被加熱物5bを点線で示している。
また、図13〜図15においては、被加熱物5bがトッププレート4上に載置された状態の縦断面を模式的に示している。また、図13〜図15においては、被加熱物5bに収容された液状の調理物に生じた対流の向きを矢印で示している。
即ち、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち隣り合う3つの加熱コイルの上方に被加熱物5bが載置された場合、制御部45は3つの加熱コイルのうちの1つの加熱コイルへ電力を供給し、時間の経過と共に、電力を供給する加熱コイルを順次変更する。
図16〜図19は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルの通電状態を模式的に示す平面図である。
図20〜図23は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルと被加熱物を示す図である。
なお、図16〜図19においては、トッププレート4の下方に配置された第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを実線で示し、トッププレート4上に載置された被加熱物5cを点線で示している。
また、図20〜図23においては、被加熱物5cがトッププレート4上に載置された状態の縦断面を模式的に示している。また、図20〜図23においては、被加熱物5cに収容された液状の調理物に生じた対流の向きを矢印で示している。
即ち、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち隣り合う4つの加熱コイルの上方に被加熱物5cが載置された場合、制御部45は4つの加熱コイルのうちの1つの加熱コイルへ電力を供給し、時間の経過と共に、電力を供給する加熱コイルを順次変更する。
以上のように本実施の形態1においては、制御部45は、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う2つ以上の加熱コイルの上方に被加熱物5が載置された場合、隣り合う2つ以上の加熱コイルのうち、一部の加熱コイルへ電力を供給し、時間の経過と共に、電力を供給する加熱コイルを変更する。
このため、被加熱物5に収容した液状の調理物の対流を促進させることができ、調理物の温度の不均一及び調理物の焦げ付きを抑制することができる。即ち、煮物等の調理において煮汁を拡散させ、味のむらをなくし、味の染み込みを良くする効果が得られる。
このため、被加熱物5の加熱部分が時間の経過と共に変更されるため、被加熱物5に収容された液状の調理物を、焦げを抑制して温め又は保温をすることが可能となる。
このため、被加熱物5の加熱温度の不均一を抑制することができ、調理物の温度の不均一を抑制することができる。
このため、各加熱コイルの平面視における面積が同一となり、被加熱物5の加熱温度の不均一を抑制することができる。
このため、2つの加熱コイルの間における被加熱物5の温度低下を抑制でき、加熱温度の不均一を抑制することができる。
フライパン又は鉄板等の被加熱物5の加熱部分が時間の経過と共に変更されるため、被加熱物5に載置された固形状の調理物を、焦げを抑制して加熱し又は保温をすることが可能となる。
上記の説明においては、制御部45は、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う3つ以上の加熱コイルへ供給する電力と通電時間との積を、それぞれ同じにする動作を説明した。被加熱物5の外周部においては、放熱量が中央部よりも大きくなる。このため、被加熱物5の外周部は、中央部よりも温度が低下し易い場合がある。このため、上記の動作に代えて、以下の動作を行ってもよい。
以下、実施の形態2における誘導加熱調理器100の動作について、上記実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、実施の形態2における誘導加熱調理器100の構成は、上記実施の形態1と同様である。上記実施の形態1と同一部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
使用者により、トッププレート4に被加熱物5が載置され、加熱開始の指示が操作部40に行われると、上記実施の形態1と同様に、制御部45の負荷判定部46は負荷判定処理を行う。制御部45は、負荷判定処理の結果に応じて駆動回路50a〜駆動回路50dを制御して、誘導加熱させる火力及び調理メニューに応じた加熱動作を行う。
以下、操作部40からの入力により、調理メニューとして対流モードが選択された場合の動作について、トッププレート4に載置された被加熱物の大きさが中径及び大径の場合に分けて説明する。
図24及び図25は、実施の形態2に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルの通電状態を模式的に示す平面図である。
図26及び図27は、実施の形態2に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルと被加熱物を示す図である。
なお、図24及び図25においては、トッププレート4の下方に配置された第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを実線で示し、トッププレート4上に載置された被加熱物5bを点線で示している。
また、図26及び図27においては、被加熱物5bがトッププレート4上に載置された状態の縦断面を模式的に示している。また、図26及び図27においては、被加熱物5bに収容された液状の調理物に生じた対流の向きを矢印で示している。
即ち、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う3つの加熱コイルの上方に被加熱物5bが載置された場合、制御部45は、3つの加熱コイルのうち、中央寄りに配置された1つの加熱コイルへの電力の供給と、外寄りに配置された2つの加熱コイルへの電力の供給とを、交互に切り替える。
図28及び図29は、実施の形態2に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルの通電状態を模式的に示す平面図である。
図30及び図31は、実施の形態2に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルと被加熱物を示す図である。
なお、図28及び図29においては、トッププレート4の下方に配置された第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを実線で示し、トッププレート4上に載置された被加熱物5cを点線で示している。
また、図30及び図31においては、被加熱物5cがトッププレート4上に載置された状態の縦断面を模式的に示している。また、図30及び図31においては、被加熱物5cに収容された液状の調理物に生じた対流の向きを矢印で示している。
即ち、隣り合う4つの加熱コイルの上方に被加熱物5cが載置された場合、制御部45は、4つの加熱コイルのうち、中央寄りに配置された2つの加熱コイルへの電力の供給と、外寄りに配置された2つの加熱コイルへの電力の供給とを、交互に切り替える。
以上のように本実施の形態2においては、制御部45は、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う3つ以上の加熱コイルの上方に被加熱物5が載置された場合、隣り合う3つ以上の加熱コイルのうち、中央寄りに配置された1つ又は2つ以上の加熱コイルへの電力の供給と、外寄りに配置された2つ以上の加熱コイルへの電力の供給とを、交互に切り替える。
このため、被加熱物5の外周部から中央部へ向かう対流と、中央部から外周部へ向かう対流とを交互に発生させることができ、煮物等の調理において煮汁を拡散させ、味のむらをなくし、味の染み込みを良くする効果が得られる。また、被加熱物5の加熱部分が時間の経過と共に変更されるため、被加熱物5に収容された液状の調理物を、焦げを抑制して温め又は保温をすることが可能となる。
フライパン又は鉄板等の被加熱物5の加熱部分が時間の経過と共に変更されるため、被加熱物5に載置された固形状の調理物を、焦げを抑制して加熱し又は保温をすることが可能となる。
上記の説明においては、制御部45は、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う3つ以上の加熱コイルへ供給する電力と通電時間との積を、それぞれ同じにする動作を説明した。被加熱物5の外周部においては、放熱量が中央部よりも大きくなる。このため、被加熱物5の外周部は、中央部よりも温度が低下し易い場合がある。このため、上記の動作に代えて、以下の動作を行ってもよい。
以下、実施の形態3における誘導加熱調理器100の動作について、上記実施の形態1及び2との相違点を中心に説明する。なお、実施の形態3における誘導加熱調理器100の構成は、上記実施の形態1と同様である。上記実施の形態1と同一部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
使用者により、トッププレート4に被加熱物5が載置され、加熱開始の指示が操作部40に行われると、上記実施の形態1と同様に、制御部45の負荷判定部46は負荷判定処理を行う。制御部45は、負荷判定処理の結果に応じて駆動回路50a〜駆動回路50dを制御して、誘導加熱させる火力及び調理メニューに応じた加熱動作を行う。
以下、操作部40からの入力により、調理メニューとして対流モードが選択された場合の動作について、トッププレート4に載置された被加熱物の大きさが中径及び大径の場合に分けて説明する。
図32及び図33は、実施の形態3に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルの通電状態を模式的に示す平面図である。
図34及び図35は、実施の形態3に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルと被加熱物を示す図である。
なお、図32及び図33においては、トッププレート4の下方に配置された第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを実線で示し、トッププレート4上に載置された被加熱物5bを点線で示している。
また、図34及び図35においては、被加熱物5bがトッププレート4上に載置された状態の縦断面を模式的に示している。また、図34及び図35においては、被加熱物5bに収容された液状の調理物に生じた対流の向きを矢印で示している。
即ち、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う3つの加熱コイルの上方に被加熱物5bが載置された場合、制御部45は、隣り合う3つの加熱コイルのうちの一部であって、隣り合う2つの加熱コイルからなる組へ電力を供給し、時間の経過と共に、2つの加熱コイルからなる組を変更する。
図36及び図37は、実施の形態3に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルの通電状態を模式的に示す平面図である。
図38及び図39は、実施の形態3に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルと被加熱物を示す図である。
なお、図36及び図37においては、トッププレート4の下方に配置された第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを実線で示し、トッププレート4上に載置された被加熱物5cを点線で示している。
また、図38及び図39においては、被加熱物5cがトッププレート4上に載置された状態の縦断面を模式的に示している。また、図38及び図39においては、被加熱物5cに収容された液状の調理物に生じた対流の向きを矢印で示している。
即ち、隣り合う4つの加熱コイルの上方に被加熱物5cが載置された場合、制御部45は、隣り合う4つの加熱コイルのうちの一部であって、隣り合う2つの加熱コイルからなる組へ電力を供給し、時間の経過と共に、2つの加熱コイルからなる組を変更する。
以上のように本実施の形態3においては、制御部45は、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う3つ以上の加熱コイルの上方に被加熱物5が載置された場合、隣り合う3つ以上の加熱コイルのうちの一部であって、隣り合う2つ加熱コイルの組へ電力を供給し、時間の経過と共に、2つの加熱コイルの組を変更する。
このため、複数の加熱コイルの配列における一方の端部から他方の端部へ向かう対流を発生させ、その方向を交互に切り替えることができ、煮物等の調理において煮汁を拡散させ、味のむらをなくし、味の染み込みを良くする効果が得られる。また、被加熱物5の加熱部分が時間の経過と共に変更されるため、被加熱物5に収容された液状の調理物を、焦げを抑制して温め又は保温をすることが可能となる。
フライパン又は鉄板等の被加熱物5の加熱部分が時間の経過と共に変更されるため、被加熱物5に載置された固形状の調理物を、焦げを抑制して加熱し又は保温をすることが可能となる。
上記の説明では、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dの上方に、大径の被加熱物5cが載置された場合に、2つの組を交互に切り替える動作を説明したが、本発明はこれに限定されない。隣り合う4つの加熱コイルのうち、隣り合う2つの加熱コイルからなる組への電力の供給を、順次変更しても良い。具体例を以下に説明する。
図40〜図42は、実施の形態3に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルの通電状態を模式的に示す平面図である。
図43〜図45は、実施の形態3に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルと被加熱物を示す図である。
なお、図40〜図42においては、トッププレート4の下方に配置された第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを実線で示し、トッププレート4上に載置された被加熱物5cを点線で示している。
また、図43〜図45においては、被加熱物5cがトッププレート4上に載置された状態の縦断面を模式的に示している。また、図43〜図45においては、被加熱物5cに収容された液状の調理物に生じた対流の向きを矢印で示している。
即ち、隣り合う4つの加熱コイルの上方に被加熱物5cが載置された場合、制御部45は、隣り合う4つの加熱コイルのうちの一部であって、隣り合う2つの加熱コイルからなる組へ電力を供給し、時間の経過と共に、2つの加熱コイルからなる組を変更する。
上記の説明では、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う2つの加熱コイルからなる組へ電力を供給する動作を説明したが、本発明はこれに限定されない。第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う3つの加熱コイルからなる組へ電力を供給し、時間の経過と共に、3つの加熱コイルからなる組への電力の供給を、順次変更しても良い。具体例を以下に説明する。
図46及び図47は、実施の形態3に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルの通電状態を模式的に示す平面図である。
図48及び図49は、実施の形態3に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルと被加熱物を示す図である。
なお、図46及び図47においては、トッププレート4の下方に配置された第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを実線で示し、トッププレート4上に載置された被加熱物5cを点線で示している。
また、図48及び図49においては、被加熱物5cがトッププレート4上に載置された状態の縦断面を模式的に示している。また、図48及び図49においては、被加熱物5cに収容された液状の調理物に生じた対流の向きを矢印で示している。
即ち、隣り合う4つの加熱コイルの上方に被加熱物5cが載置された場合、制御部45は、隣り合う4つの加熱コイルのうちの一部であって、隣り合う3つの加熱コイルからなる組へ電力を供給し、時間の経過と共に、3つの加熱コイルからなる組を変更する。
上記説明においては、制御部45は、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う3つ以上の加熱コイルへ供給する電力と通電時間との積を、それぞれ同じにする動作を説明した。被加熱物5の外周部においては、放熱量が中央部よりも大きくなる。このため、被加熱物5の外周部は、中央部よりも温度が低下し易い場合がある。このため、上記の動作に代えて、以下の動作を行ってもよい。
以下、実施の形態4における誘導加熱調理器100の動作について、上記実施の形態1〜3との相違点を中心に説明する。なお、実施の形態4における誘導加熱調理器100の構成は、上記実施の形態1と同様である。上記実施の形態1と同一部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
図50は、実施の形態4に係る誘導加熱調理器と被加熱物を示す斜視図である。なお、図50においては、トッププレート4の下方の構成の図示を省略している。
図50に示すように、使用者により、小径の被加熱物5a1が第1加熱コイル1a及び第2加熱コイル1bの上方に載置され、小径の被加熱物5a2が第3加熱コイル1c及び第4加熱コイル1dの上方に載置された場合、制御部45は、以下の動作を行う。制御部45の負荷判定部46は、加熱開始の指示が操作部40に行われると、上記実施の形態1と同様に、負荷判定処理を行う。制御部45は、負荷判定処理の結果に応じて駆動回路50a〜駆動回路50dを制御して、誘導加熱させる火力及び調理メニューに応じた加熱動作を行う。
図51に示すように、制御部45は、各加熱コイルへ供給する電力の切り替え周期T1を同じに設定する。また、制御部45は、時間T1aにおいて、第1加熱コイル1a及び第3加熱コイル1cをオン、第2加熱コイル1b及び第4加熱コイル1dをオフにする。また、時間T1bにおいて、第1加熱コイル1a及び第3加熱コイル1cをオフ、第2加熱コイル1b及び第4加熱コイル1dをオンにする。なお、時間T1aと時間T1bは同じ時間である。
したがって、中央寄りに配置された第2加熱コイル1b及び第3加熱コイル1cの温度上昇を抑制することができる。また、第2加熱コイル1b及び第3加熱コイル1cの一方の停止中に熱を放熱することができ、第2加熱コイル1b及び第3加熱コイル1cを冷却し易くする効果がある。
図52に示すように、制御部45は、第1加熱コイル1a及び第2加熱コイル1bへ供給する電力の切り替え周期をT1に設定する。制御部45は、時間T1aにおいて、第1加熱コイル1aをオン、第2加熱コイル1bをオフにする。また、時間T1bにおいて、第1加熱コイル1aをオフ、第2加熱コイル1bをオンにする。なお、時間T1aと時間T1bは同じ時間である。
したがって、中央寄りに配置された第2加熱コイル1b及び第3加熱コイル1cの温度上昇を抑制することができる。また、第2加熱コイル1b及び第3加熱コイル1cを冷却し易くする効果がある。
例えば、6つの加熱コイルを一列に配置し、3つの被加熱物5aを載置して、それぞれ2つの加熱コイルにより対流モードで加熱しても良い。
以下、実施の形態5における誘導加熱調理器100の動作について、上記実施の形態1〜4との相違点を中心に説明する。なお、実施の形態5における誘導加熱調理器100の構成は、上記実施の形態1と同様である。上記実施の形態1と同一部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
実施の形態5における誘導加熱調理器100の制御部45は、上記実施の形態1〜4の何れかと同じ動作に加えて、次の動作を行う。
制御部45は、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う2つの加熱コイルへ電力を供給する際、隣り合う2つの加熱コイルが対向する部分に流れる電流を、互いに逆向きにする。
なお、図53においては、トッププレート4の下方に配置された第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを実線で示し、トッププレート4上に載置された被加熱物5a1及び被加熱物5a2を点線で示している。また、図53においては、第2加熱コイル1bと第3加熱コイル1cとに同時に電力を供給する状態において、第2加熱コイル1bと第3加熱コイル1cとに通電する高周波電流のある瞬間における電流の方向を矢印で示している。
このような動作により、第2加熱コイル1b及び第3加熱コイル1cが対向する部分において、第2加熱コイル1bから発生する磁界の向きと第3加熱コイル1cから発生する磁界の向きとが同じとなり、磁界を強めることができる。したがって、当該対向する部分の上方に載置された被加熱物5の発熱量を大きくすることができる。当該対向する部分の上方における対流を強くする効果がある。
以下、実施の形態6における誘導加熱調理器100の構成及び動作について、上記実施の形態1〜5との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同一部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
図54は、実施の形態6に係る誘導加熱調理器の構成を示すブロック図である。
図54に示すように、第1加熱コイル1a及び第2加熱コイル1bは、駆動回路50eにより駆動制御される。第3加熱コイル1c及び第4加熱コイル1dは、駆動回路50fにより駆動制御される。駆動回路50eから第1加熱コイル1aに高周波電流が供給されることで、第1加熱コイル1aから高周波磁界が発生する。駆動回路50eから第2加熱コイル1bに高周波電流が供給されることで、第2加熱コイル1bから高周波磁界が発生する。駆動回路50fから第3加熱コイル1cに高周波電流が供給されることで、第3加熱コイル1cから高周波磁界が発生する。駆動回路50fから第4加熱コイル1dに高周波電流が供給されることで、第4加熱コイル1dから高周波磁界が発生する。
図55では、第1加熱コイル1a及び第2加熱コイル1bを駆動する駆動回路50eについて図示する。
第1加熱コイル1aと共振コンデンサ24aとからなる第1共振回路と、第2加熱コイル1bと共振コンデンサ24b及び共振コンデンサ24cとからなる第2共振回路とは並列に接続されている。
第2共振回路は、第2加熱コイル1bのインダクタンス及び共振コンデンサ24b及び共振コンデンサ24cの容量に応じた共振周波数を有する。
また、スイッチ26がオフ状態の場合、第2共振回路の共振周波数は、共振コンデンサ24bのみの容量と、第2加熱コイル1bのインダクタンスに応じた第2共振周波数f2となる。即ち、スイッチ26がオフ状態の場合における第2共振周波数f2は、スイッチ26がオン状態の場合における第1共振周波数f1よりも高くなる。
実施の形態6における誘導加熱調理器100の制御部45は、第2共振回路における共振コンデンサの容量と、インバータ回路23の駆動周波数とを変更することで、2つの第1加熱コイル1a及び第2加熱コイル1bへ供給する電力の大きさを変更する動作を行う。
具体的には、制御部45は、対流モードの調理メニューが選択されると、駆動回路50eのスイッチ26をオフ状態にする。これにより、第2共振回路の共振周波数が第1共振周波数f1から第2共振周波数f2へと変更される。制御部45は、駆動回路50eのインバータ回路23の駆動周波数を変更することで第1加熱コイル1a及び第2加熱コイル1bへ供給する電力の大きさを変更する。
図56は、実施の形態6に係る誘導加熱調理器の駆動周波数と加熱コイルへ供給される電力との関係を示す概念図である。
図56において、第1共振回路及びスイッチ26がオン状態における第2共振回路は、電力特性60に示されるように、第1共振周波数f1をピークとする特性を有する。また、スイッチ26がオフ状態における第2共振回路は、電力特性61に示されるように、第2共振周波数f2をピークとする特性を有する。
また、駆動回路50eが動作領域Bの範囲内の駆動周波数で駆動されると、第1共振回路及びスイッチ26がオン状態における第2共振回路へ供給される電力は、スイッチ26がオフ状態における第2共振回路へ供給される電力よりも小さくなる。
これにより、第1加熱コイル1aへ供給する電力を第2加熱コイル1bへ供給する電力よりも大きくする動作と、第2加熱コイル1bへ供給する電力を第1加熱コイル1aへ供給する電力よりも大きくする動作とが交互に切り替えられる。
以上のように本実施の形態6においては、1つの駆動回路50eにより2つの加熱コイルを駆動することができるので、上記実施の形態1〜5における誘導加熱調理器100と比較して、駆動回路50の構成を簡素化することができる。
また、駆動回路50の駆動周波数と第2共振回路の容量とを変更することで、2つ以上の加熱コイルへ供給する電力の大きさを変更することができる。
図57は、変形例1に係る誘導加熱調理器の複数の加熱コイルを模式的に示す平面図である。
図57に示すように、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dは、例えば、トッププレート4の縦方向に一列に配置されても良い。この構成においても、上記実施の形態1〜6と同様の動作を行うことができ、同様の効果を奏することができる。
上記実施の形態1〜6では、誘導加熱調理器100は、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dの4つを備える構成を説明したが、本発明はこれに限定されない。
複数の加熱口を設け、そのうちの1つについて、複数の加熱コイルが一列に配列された構成としても良い。
例えば、図58に示すように、第1加熱口1、第2加熱口2及び第3加熱口3を備える誘導加熱調理器101において、第1加熱口1の下方に、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dを一列に配置しても良い。なお、第2加熱口2の下方に配置された加熱コイル12、及び第3加熱口3の下方に配置された加熱コイル13は、例えば円形のコイルにより構成される。
この構成においても、第1加熱口1について、上記実施の形態1〜6と同様の動作を適用することができる。
したがって、中央寄りに配置された第2加熱コイル1b及び第3加熱コイル1cの温度上昇を抑制することができる。また、第2加熱コイル1b及び第3加熱コイル1cを冷却し易くする効果がある。
実施の形態5における誘導加熱調理器100の制御部45は、上記実施の形態1〜4の何れかと同じ動作に加えて、次の動作を行う。
制御部45は、第1加熱コイル1a〜第4加熱コイル1dのうち、隣り合う2つの加熱コイルへ電力を供給する際、隣り合う2つの加熱コイルが対向する部分に流れる電流を、互いに同じ向きにする。
Claims (15)
- 同一平面上に一列に配置された複数の加熱コイルと、
前記複数の加熱コイルにそれぞれ高周波電力を供給する複数のインバータ回路と、
前記複数の加熱コイルのそれぞれの上方に載置された被加熱物の有無を判定する負荷判定部と、
前記負荷判定部の判定結果に基づき、前記複数のインバータ回路の駆動を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記複数の加熱コイルのうち、隣り合う2つ以上の前記加熱コイルの上方に前記被加熱物が載置された場合、
隣り合う2つ以上の前記加熱コイルのうち、一部の前記加熱コイルへ電力を供給し、時間の経過と共に、電力を供給する前記加熱コイルを変更する
誘導加熱調理器。 - 前記制御装置は、
前記複数の加熱コイルのうち、隣り合う2つ以上の前記加熱コイルの上方に前記被加熱物が載置された場合、
隣り合う2つ以上の前記加熱コイルのうち、一部の前記加熱コイルへ供給する電力を、他の前記加熱コイルへ供給する電力よりも大きくし、時間の経過と共に、供給する電力を大きくする前記加熱コイルを変更する
請求項1に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御装置は、
前記複数の加熱コイルのうち、隣り合う2つ以上の前記加熱コイルの上方に前記被加熱物が載置された場合、
2つ以上の前記加熱コイルのうちの1つの前記加熱コイルへ電力を供給し、時間の経過と共に、電力を供給する前記加熱コイルを順次変更する
請求項1又は2に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御装置は、
前記複数の加熱コイルのうち、隣り合う3つ以上の前記加熱コイルの上方に前記被加熱物が載置された場合、
隣り合う3つ以上の前記加熱コイルのうち、中央寄りに配置された1つ又は2つ以上の前記加熱コイルへの電力の供給と、外寄りに配置された2つ以上の加熱コイルへの電力の供給とを、交互に切り替える
請求項1又は2に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御装置は、
前記複数の加熱コイルのうち、隣り合う3つ以上の前記加熱コイルの上方に前記被加熱物が載置された場合、
隣り合う3つ以上の前記加熱コイルのうちの一部であって、隣り合う2つ以上の前記加熱コイルの組へ電力を供給し、時間の経過と共に、2つ以上の前記加熱コイルの組を変更する
請求項1又は2に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御装置は、
前記複数の加熱コイルのうち、隣り合う3つ以上の前記加熱コイルの上方に前記被加熱物が載置された場合、
隣り合う3つ以上の前記加熱コイルのうち、外寄りに配置された2つ以上の加熱コイルへ供給する電力と通電時間との積を、中央寄りに配置された1つ又は2つ以上の前記加熱コイルへ供給する電力と通電時間との積よりも大きくする
請求項4又は5に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御装置は、
前記複数の加熱コイルのうち、隣り合う2つ以上の前記加熱コイルの上方に前記被加熱物が載置された場合、
隣り合う2つ以上の前記加熱コイルへ供給する電力と通電時間との積を、それぞれ同じにする
請求項1〜5の何れか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御装置は、
前記複数の加熱コイルのうち、隣り合う2つの前記加熱コイルの組の上方に前記被加熱物が載置され、隣り合う2つの前記加熱コイルの組が2つ隣り合う場合、
2つの組のそれぞれについて、外寄りに配置された前記加熱コイルへの電力の供給と、中央寄り配置された前記加熱コイルへの電力の供給を交互に切り替える
請求項1又は2に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御装置は、
外寄りに配置された2つの前記加熱コイルへ電力を同時に供給する時間を、中央寄りに配置された2つの前記加熱コイルへ電力を同時に供給する時間よりも短くする
請求項8に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御装置は、
中央寄りに配置された2つの前記加熱コイルへ電力を同時に供給する時間をゼロにする
請求項8に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御装置は、
前記複数の加熱コイルのうち、隣り合う2つの前記加熱コイルへ電力を供給する際、
隣り合う2つの前記加熱コイルが対向する部分に流れる電流を、互いに同じ向きにする
請求項1〜10の何れか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記複数のインバータ回路の少なくとも1つは、2つ以上の前記加熱コイルに高周波電力を供給するように構成され、2つ以上の前記加熱コイルのそれぞれと共振回路を形成する複数の共振コンデンサを備え、
前記複数の共振コンデンサの少なくとも1つは、容量が可変に構成され、
前記制御装置は、
前記共振コンデンサの容量と前記インバータ回路の駆動周波数とを変更することで、2つ以上の前記加熱コイルへ供給する電力の大きさを変更する
請求項1〜11の何れか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記複数の加熱コイルは、それぞれ、同一の形状及び同一の大きさである
請求項1〜12の何れか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記複数の加熱コイルは、平面視において楕円状に形成され、
一列に配置された前記複数の加熱コイルの短軸が、同一直線上に配置された
請求項1〜13の何れか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記複数の加熱コイルは、隣り合う2つの前記加熱コイルの間隔が、前記加熱コイルの短軸の長さの半分よりも短く配置された
請求項14に記載の誘導加熱調理器。
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