JP6292485B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本開示は、トッププレート上に載置された金属製の調理用鍋などの被加熱物を誘導加熱する誘導加熱調理器に関するものである。
誘導加熱調理器として一般的に用いられている誘導加熱調理器においては、1つの加熱口に対して1つ又は複数の加熱コイルがトッププレートの直下に配置されており、当該加熱コイルによりトッププレート上に載置された被加熱物である金属製の調理用鍋などを誘導加熱するように構成されている。
特許文献1では、トッププレートの直下に複数の加熱コイルを配置して1つの被加熱物を複数の加熱コイルで加熱するマルチコイル構成の誘導加熱調理器が提示されている。
特開2008−293871号公報
本開示は、トッププレートの下に複数の加熱コイルが配設された誘導加熱調理器において、被加熱物(負荷)検出時の消費電力、発熱、及び不要輻射が抑えられ、更に被加熱物(負荷)検出にかかる時間が短い誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本開示に係る誘導加熱調理器は、
外郭を構成する本体と、
前記本体の上面に設置され被加熱物を載置するトッププレートと、
前記トッププレートの下方に配置され前記被加熱物を誘導加熱により加熱する複数の加熱コイルと、
前記複数の加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
前記複数の加熱コイルの夫々について前記トッププレートを介して直上に被加熱物が載置されたことを検出する負荷検出手段と、
使用者により操作される操作部であって、前記複数の加熱コイルの各々に対応して、個々のエリアが設けられている、操作部と、
前記複数の加熱コイルの各々の選択状態を表示する表示手段と、
前記操作部に対する操作により前記操作部の個々のエリアに関する操作の検出信号を出力する操作検出手段と、
前記インバータ回路、前記負荷検出手段、及び前記表示手段の動作を制御する制御部と
を備え、
前記操作部のうち操作されたエリアに対応して、前記操作検出手段は、前記複数の加熱コイルのうち2つ以上の加熱コイルが選択されることを示す検出信号を、前記制御部に出力し、
前記制御部は、検出信号が示す選択された加熱コイルについてのみ、直上に被加熱物が載置されたことを検出するように負荷検出手段に指示し、
更に、前記制御部は、前記複数の加熱コイルの各々の選択状態に係る表示を、検出信号が示す選択された加熱コイルに対応する、前記操作部の個々のエリアの近傍にて行うように前記表示手段に指示する。
このような誘導加熱調理器を用いることにより、使用者が複数の加熱コイルの中から使用する加熱コイルを予め選択でき、選択された加熱コイル以外の加熱コイルに対しては負荷検出の動作をしないように制御できる。
本開示に係る誘導加熱調理器は、1つの被加熱物を複数の加熱コイルで加熱する場合、使用する加熱コイルが予め限定されることにより、負荷検出における消費電力、発熱、及び不要輻射が抑えられ、更に負荷検出にかかる時間が短縮される。
実施の形態1に係る誘導加熱調理器のブロック図である。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の上面図であって、誘導加熱調理器における加熱コイルと操作部の配置状態を示す図である(但し、トッププレートは省かれている。) 実施の形態1に係る操作部の構成を示す図である。
[本発明の実施形態に到った経緯]
特許文献1に開示される従来の誘導加熱調理器では、トッププレートの下に敷き詰められた複数の加熱コイルが近接して配置されている。この従来の誘導加熱調理器は、調理用鍋などの被加熱物がトッププレートのいずれの位置に載置されても、載置された位置に応じてそれら被加熱物を誘導加熱し得る構成を有している。
つまり、複数の加熱コイルが隣接して配置される上述の従来の誘導加熱調理器は、調理用鍋が載置された位置を即座に検出する。調理用鍋の位置を検出する方法として、夫々の加熱コイルに対して、通常流される周波数の電流よりも高い周波数の電流を流し、その際の加熱コイルに流れる電流値に基づいて負荷(調理用鍋)が載置されているか否かを判定する方法が開示されている。
上述の方法を、複数の加熱コイルが隣接して配置される誘導加熱調理器に具体的に適用することを考察する。この場合、加熱コイルが多数配置されているので、個々の加熱コイルに対して同時に上述の方法に係る動作を行うと、調理用鍋の検出動作だけでも多くの電力を消費するという問題が生じる。また、複数の加熱コイルに関して同時に検出動作ができるようにするには、複数の加熱コイルに対して同時に高周波電流を流す回路が必要となり、結果として誘導加熱調理器全体が大型化してしまう。さらに、誘導加熱調理器は調理用鍋の検出動作を常時実行する必要があることから、被加熱物の置かれていない加熱コイルと対応するインバータよる発熱が多くなるという問題、及び、検出動作による不要輻射ノイズが発生するという問題が生じる。
なお、高周波の電流を流す対象の加熱コイルを、順次切り替えるという方法も開示されている。この方法では、加熱コイルの数よりもインバータの数を少なくすることができる。しかしながら、加熱コイルとインバータの接続を切り替える回数が非常に多くなり、リレー等を含む切替回路の耐久性が不十分になりやすいという問題が生じる。また、各加熱コイルに対して順次かつ定期的に高周波電流を流すようにした場合には、加熱コイルの数が増えるに従って、負荷(調理用鍋)を載置してから検出するまでに益々時間がかかるという問題も生じる。
本開示の誘導加熱調理器は、上述の従来の問題点を解決するものである。本開示の誘導加熱調理器は、トッププレートの下に複数の加熱コイルが配置された構成において、負荷(例えば、調理用鍋)検出時の消費電力、発熱、及び不要輻射を抑え、更に被加熱物検知にかかる時間を短縮する。
第1の発明は、外郭を構成する本体と、前記本体の上面に設置され被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下方に配置され前記被加熱物を誘導加熱により加熱する複数の加熱コイルと、前記複数の加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記複数の加熱コイルの夫々について前記トッププレートを介して直上に被加熱物が載置されたことを検出する負荷検出手段と、使用者により操作される操作部であって、前記複数の加熱コイルの各々に対応して、個々のエリアが設けられている、操作部と、前記複数の加熱コイルの各々の選択状態を表示する表示手段と、前記操作部に対する操作により前記操作部の個々のエリアに関する操作の検出信号を出力する操作検出手段と、前記インバータ回路、前記負荷検出手段、及び前記表示手段の動作を制御する制御部とを備え、
前記操作部のうち操作されたエリアに対応して、前記操作検出手段は、前記複数の加熱コイルのうち2つ以上の加熱コイルが選択されることを示す検出信号を、前記制御部に出力し、
前記制御部は、検出信号が示す選択された加熱コイルについてのみ、直上に被加熱物が載置されたことを検出するように負荷検出手段に指示し、
更に、前記制御部は、前記複数の加熱コイルの各々の選択状態に係る表示を、検出信号が示す選択された加熱コイルに対応する、前記操作部の個々のエリアの近傍にて行うように前記表示手段に指示する
ことを特徴とする誘導加熱調理器である。
このようにすることにより、第1の発明に係る誘導加熱調理器は、使用者により選択された加熱コイルに対してのみ負荷検出を行うため、加熱する予定のない加熱コイルの負荷検出を行わなくて済み、よって、消費電力、インバータや加熱コイルの発熱、不要輻射を抑えるとともに、負荷検出にかかる時間を短縮することができる。また、表示手段は、複数の加熱コイルに各々対応して操作部の近傍で表示を行っていることから、実際に加熱させる加熱コイルの範囲に関するイメージと、操作部における操作範囲に関するイメージとが、使用者にとって合致しやすくなる。更に、使用者が加熱しようとして選択すべき位置を直感的に把握することができ、簡単な操作で加熱コイルを選択することができる。
第2の発明は、外郭を構成する本体と、前記本体の上面に設置され被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下方に配置され前記被加熱物を誘導加熱により加熱する複数の加熱コイルと、前記複数の加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記複数の加熱コイルの夫々について前記トッププレートを介して直上に被加熱物が載置されたことを検出する負荷検出手段と、使用者により操作される操作部であって、前記複数の加熱コイルの各々に対応して、個々のエリアが設けられている、操作部と、前記複数の加熱コイルの各々の選択状態を表示する表示手段と、少なくとも2つ以上の電極からなり、前記操作部に対して使用者の指により接触される移動軌跡に応じて連続して前記操作部の個々のエリアに関する操作の検出信号を出力する操作検出手段と、前記インバータ回路、前記負荷検出手段、及び前記表示手段の動作を制御する制御部とを備え、
前記操作部のうちの操作された、移動軌跡上の連続するエリアに対応して、操作検出手段は、前記複数の加熱コイルのうち2つ以上の加熱コイルが選択されることを示す検出信号を、前記制御部に出力し、
前記制御部は、検出信号が示す選択された加熱コイルについてのみ、直上に被加熱物が載置されたことを検出するように負荷検出手段に指示し、
更に、前記制御部は、前記複数の加熱コイルの各々の選択状態に係る表示を、検出信号が示す選択された加熱コイルに対応する、前記操作部の個々のエリアの近傍にて行うように前記表示手段に指示する
ことを特徴とする誘導加熱調理器である。
このようにすることにより、第2の発明に係る誘導加熱調理器は、使用者により選択された加熱コイルに対してのみ負荷検出を行うため、加熱する予定のない加熱コイルの負荷検出を行わなくて済み、よって、消費電力、インバータや加熱コイルの発熱、不要輻射を抑えるとともに、負荷検出にかかる時間を短縮することができる。また、表示手段は、複数の加熱コイルに各々対応して操作部の近傍で表示を行っていることから、実際に加熱させる加熱コイルの範囲に関するイメージと、操作部における操作範囲に関するイメージとが、使用者にとって合致しやすくなる。更に、複数の加熱コイルを選択する際、使用者は、実際に加熱させたい加熱コイルに対応する操作部をなぞるだけで容易に選択できる。
第3の発明は、特に、第1の発明又は第2の発明において、
前記制御部は、検出信号が示す選択された加熱コイルのうち、前記負荷検出手段が直上に被加熱物が存在しないと判定した加熱コイルに対応する、前記操作部の個々のエリアの近傍における表示を消灯するように、若しくは表示の輝度を低下するように制御し、
更に、前記制御部は、前記負荷検出手段が直上に被加熱物が存在しないと判定した加熱コイルに対する電力の供給を停止するように制御する
ことを特徴とする誘導加熱調理器である。
このような第3の発明に係る誘導加熱調理器を用いることにより、使用予定の加熱コイルを選択する際、使用者は、予め被加熱物の大きさを正確に把握する必要がなく、被加熱物より多少大きい範囲における加熱コイルを選択すればよい。すなわち、簡易な操作で加熱コイルの範囲を選択できるとともに、消費電力、インバータや加熱コイルの発熱、不要輻射を抑え、負荷検出にかかる時間を短縮することができる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器のブロック図である。図2は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器の上面図であって、誘導加熱調理器における加熱コイル3と操作部7の配置状態を示す図である(但し、トッププレート2は省かれている。)。更に、図3は、実施の形態1に係る操作部7の構成を示す図である。
[1.誘導加熱調理器の構成]
図1に示す誘導加熱調理器において、外郭を構成する本体1の上面に被加熱物を載置するトッププレート2が設置されている。トッププレート2は、結晶化ガラスで作製されることが多いが、それに限らなくてもよい。
トッププレート2の下方には、縦(図面では左右方向)に並べられた複数の加熱コイル3が配置されている。図1に示す誘導加熱調理器では、4つの加熱コイルが配置されている。即ち、4つの加熱コイルは、第1の加熱コイル3a、第2の加熱コイル3b、第3の加熱コイル3c、及び、第4の加熱コイル3dにより構成される。トッププレート2下方の複数の加熱コイル(本実施の形態では、4つの加熱コイル)は、一口のコンロを形成するものである(以下も同様である)。複数の加熱コイル3を配置することにより、1つの被加熱物が複数の加熱コイル3に跨って載置されることが可能となっている。夫々の加熱コイル3(即ち、第1の加熱コイル3a、第2の加熱コイル3b、第3の加熱コイル3c、第4の加熱コイル3d)は、制御部5の指示に従ってインバータ回路4より供給される高周波電流によって磁束を発生し、これによりトッププレート2に載置される被加熱物を誘導加熱する。
なお、実施の形態では、加熱コイル3は、縦に4行、横に1列、並べられているが、2つ以上の加熱コイルが並べられるのであれば、このような配置に限定されない。
制御部5は、インバータ回路4、負荷検出手段6、及び操作検出手段8に接続されている。制御部5は、誘導加熱調理器の使用者が加熱電力などを指示するための操作部7と操作検出手段8を介して又は直接に接続されており、使用者からの加熱指示に従ってインバータ回路4に電力を供給する。ここで、制御部5はコンロが使用者の意図する(いわゆる)火力となるように供給する電力を制御する。
負荷検出手段6は、各々の加熱コイル3の直上に被加熱物(例えば、調理用鍋)が在るか否かを判定する。制御部5は、その判定結果を受けて、被加熱物が直上に在る加熱コイル3のみが加熱動作を行うように、インバータ回路4を介して加熱コイル3を動作させる。
負荷検出手段6は、トッププレート2の上面または下面に設けられた電極によって、被加熱物(調理用鍋)の有無による静電容量の変化を検知するものであってもよい。また、負荷検出手段6は、別途設けられた検知用のコイルのインダクタンスの変化を検知することにより、負荷(被加熱物)の有無を検出するものであってもよい。更に、負荷検出手段6は、加熱コイル3に高周波電流を流したときのインバータ回路4の応答に基づいて、負荷(被加熱物)の有無を検知するものであってもよい。
制御部5は、マイコン、DSP、及び/又はカスタムICによって構築されることが多いが、それらに限定されなくてもよい。また、制御部5と負荷検出手段6とは、一つの素子を構成するものであってもよい。
操作部7は、操作検出手段8と接続されている。図2及び図3に示すように、第1の加熱コイル3a、第2の加熱コイル3b、第3の加熱コイル3c及び第4の加熱コイル3dに対応して、トッププレート2上の操作部7内に、夫々独立して第1の操作部7a、第2の操作部7b、第3の操作部7c及び第4の操作部7dのエリアが設けられている。このことにより、誘導加熱調理器の使用者にとって、実際に加熱させる加熱コイル3の範囲に関するイメージと、操作部7における操作範囲(エリア)に関するイメージとが、合致しやすくなる。
図3に示すように、表示手段9は、第1の加熱コイル3a、第2の加熱コイル3b、第3の加熱コイル3c及び第4の加熱コイル3dに対応して設けられている。つまり、第1の表示手段9a、第2の表示手段9b、第3の表示手段9c及び第4の表示手段9dが、夫々独立して第1の操作部7a、第2の操作部7b、第3の操作部7c及び第4の操作部7dの周囲を囲んで配置されている。表示手段9は、これら第1の表示手段9a、第2の表示手段9b、第3の表示手段9c及び第4の表示手段9dにより構成される。なお、本実施の形態では、表示手段9が操作部7の周囲を囲むように配置しているが、表示手段により、加熱コイルに対応したエリアを示すことができるのであれば、これに限らなくてもよい。
操作検出手段8は、操作部7の下方に位置し操作部7と接続されている。操作検出手段8は、使用者による操作部7の操作を検出する。本実施の形態では、操作検出手段8は、第1の操作検出手段8a、第2の操作検出手段8b及び第3の操作検出手段8cにより構成される。更に本実施の形態では、第1の操作検出手段8a、第2の操作検出手段8b及び第3の操作検出手段8cは、図3に示す位置において、3つの導電性のバネにより構成されている。なお、本実施の形態では操作検出手段8を3つの導電性のバネで構成したが、指により操作された場所(位置)を特定することができるのであれば、少なくとも、2つ以上の導電性の金属またはゴムなどの電極で構成されても構わない。
[2.操作部、操作検出手段及び制御部の動作]
[2.1.操作部による加熱コイルの選択動作]
次に、操作部7による対象の加熱コイル3の選択について説明する。本実施の形態では、第1の操作部7a〜第4の操作部7dから成る4つの操作部7に対して、第1の操作検出手段8a〜第3の操作検出手段8cの3つの操作検出手段8が設けられている。そして、3つの操作検出手段8(第1の操作検出手段8a〜第3の操作検出手段8c)の各々の電極の反応の強さに応じて、操作部7における操作された位置を特定するように構成されている。
本実施の形態においては、第1の操作部7a〜第4の操作部7dにおいて、各々の単独の操作部に対する操作、及び、隣り合う二つの操作部間に対する操作が、受け付けられ得るように構成されている。なお、3つの操作検出手段8における各電極の反応の強さの比によって押下した位置が特定され得る。操作部7(及び操作検出手段8)に対する押下の強さに応じて操作部7における操作された位置が特定され得るのであれば、操作検出手段8における位置の検出機構はこれに限定されるものではない。
本実施の形態の誘導加熱調理器では、誘導加熱調理器の使用者が、第1の操作部7aと第2の操作部7bの間を操作したときには、対応する操作検出手段8の検出動作、及び、その検出動作による検出信号を受けた制御部5の制御動作により、対応する第1の加熱コイル3aと第2の加熱コイル3bとの範囲において加熱コイル3が使用され得ることになるよう構成されている。また、誘導加熱調理器の使用者が、第3の操作部7cと第4の操作部7dの間を操作したときには、対応する操作検出手段8の検出動作、及び、その検出動作による検出信号を受けた制御部5の制御動作により、対応する第3の加熱コイル3cと第4の加熱コイル3dとの範囲において加熱コイル3が使用され得ることになるよう構成されている。
そして、誘導加熱調理器の使用者が、第2の操作部7bと第3の操作部7cの間を操作したときには、全ての加熱コイル3の範囲において加熱コイル3が使用でされ得ることになるよう構成されている。
上述のように、本実施の形態では、操作部7によって、上側(本体奥側)の2つの加熱コイル3(第3の加熱コイル3cと第4の加熱コイル3d)、下側(本体手前側)の2つの加熱コイル3(第1の加熱コイル3aと第2の加熱コイル3b)、若しくは、全ての加熱コイル3のうちの何れかを選択できるように、操作部7、操作検出手段8及び制御部5が構成されている。ここで、使用者にとって使い勝手が良いように加熱コイルが選択され得ることが好ましく、上述のような選択パターンに限定されなくてもよい。
[2.2.負荷検出手段及び制御部の動作]
上述のように、第1の操作部7aと第2の操作部7bの間が操作されると、操作検出手段8により第1の操作部7aと第2の操作部7bの両方が選択されたと判定される。操作検出手段8からの検出信号を受けた制御部5は、対応する第1の表示手段9aと第2の表示手段9bとの両方を発光させる指示を出す。
更に、負荷検出手段6は、選択された第1の加熱コイル3aと第2の加熱コイル3bについて、各々の直上に被加熱物があるか否かを判定する。負荷検出手段6が、第1の加熱コイル3aと第2の加熱コイル3bとの両方の直上に被加熱物が存在していると判定すれば、その判定信号を受けた制御部5は、インバータ回路4より第1の加熱コイル3aと第2の加熱コイル3bとに電力を供給するように制御する。誘導加熱調理器はそのまま調理を行うことになる。一方、負荷検出手段6が、第1の加熱コイル3aまたは第2の加熱コイル3bの何れか一方の直上にのみ被加熱物が存在し、もう一方には被加熱物が存在しないと判定すれば、その判定信号を受けた制御部5は、直上に被加熱物が存在しないと判定された方の加熱コイル3に対する電力の供給を停止し、且つ対応する表示手段9の一つを消灯するように制御する。
上述のように本実施の形態では、負荷検出手段6が、一方の加熱コイル3の直上に被加熱物が存在しないと判定したとき、制御部5はその加熱コイル3に対応する表示手段9を消灯する、とした。加熱コイル3が停止中であるか加熱中であるかを判別できるのであれば、これに限定されるものでは無く、例えば、制御部5はその加熱コイル3に対応する表示手段9を点滅させたり暗点灯に切り換えたりするものであってもよい。
なお、負荷検出手段6が、選択された全ての加熱コイル3の直上に被加熱物が存在しないと判定したときは、その判定信号を受けた制御部5は、選択された加熱コイル3に対応した表示手段9を全て点滅させ、数秒後、初期状態へと移行させる。
次に、第3の操作部7cと第4の操作部7dの間が操作されたときも、上記動作と同様に、操作検出手段8により第3の操作部7cと第4の操作部7dの両方が選択されたと判定される。操作検出手段8からの検出信号を受けた制御部5は、対応する第3の表示手段9cと第4の表示手段9dとの両方を発光させる指示を出す。
更に、負荷検出手段6は、選択された第3の加熱コイル3cと第4の加熱コイル3dについて、各々の直上に被加熱物があるか否かを判定する。負荷検出手段6が、第3の加熱コイル3cと第4の加熱コイル3dとの両方の直上に被加熱物が存在していると判定すれば、その判定信号を受けた制御部5は、インバータ回路4より第3の加熱コイル3cと第4の加熱コイル3dとに電力を供給するように制御する。誘導加熱調理器はそのまま調理を行うことになる。一方、負荷検出手段6が、第3の加熱コイル3cまたは第4の加熱コイル3dの何れか一方の直上にのみ被加熱物が存在し、もう一方には被加熱物が存在しないと判定すれば、その判定信号を受けた制御部5は、直上に被加熱物が存在しないと判定された方の加熱コイル3に対する電力の供給を停止し、且つ対応する表示手段9の一つを消灯するように制御する。
なお、負荷検出手段6が、選択された全ての加熱コイル3の直上に被加熱物が存在しないと判定したときは、その判定信号を受けた制御部5は、選択された加熱コイル3に対応した表示手段9を全て点滅させ、数秒後、初期状態へと移行させる。
次に、第2の操作部7bと第3の操作部7cの間が操作されると、操作検出手段8により第1の操作部7a〜第4の操作部7dの全てが選択されたと判定される。操作検出手段8からの検出信号を受けた制御部5は、対応する第1の表示手段9a〜第4の表示手段9dを全て発光させる指示を出す。
更に、負荷検出手段6は、選択された第1の加熱コイル3a〜第4の加熱コイル3dについて、各々の直上に被加熱物があるか否かを判定する。負荷検出手段6が、第1の加熱コイル3a〜第4の加熱コイル3dの全ての直上に被加熱物が存在していると判定すれば、その判定信号を受けた制御部5は、インバータ回路4より全ての加熱コイル3に電力を供給するように制御する。誘導加熱調理器はそのまま調理を行うことになる。一方、負荷検出手段6が、第1の加熱コイル3a〜第4の加熱コイル3dの何れかの加熱コイル3の直上にのみ被加熱物が存在し、他の加熱コイル3の直上には被加熱物が存在しないと判定すれば、その判定信号を受けた制御部5は、直上に被加熱物が存在しないと判定された加熱コイル3に対する電力の供給を停止し、且つ対応する表示手段9を消灯するように、若しくは対応する表示手段9の輝度を低下するように制御する。
なお、負荷検出手段6が、選択された全ての加熱コイル3の直上に被加熱物が存在しないと判定したときは、その判定信号を受けた制御部5は、第1の表示手段9a〜第4の表示手段9dを全て点滅させ、数秒後、初期状態へと移行させる。ただし、例えば第1の加熱コイル3aと第4の加熱コイル3dとの直上にのみ被加熱物が存在する、といったように、被加熱物が直上に存在する複数の加熱コイル3が離れており、その間の加熱コイル3の直上には被加熱物が存在しない場合、本来の使用法とは異なる意図で用いられている状況とみなされるため、制御部5の指示により表示手段9にてエラー表示がされる。
[3.操作部の別の形態]
本実施の形態に係る誘導加熱調理器では、操作部7において、指で触れられて操作されたエリアの位置によって、使用する加熱コイルが選択される。ここで、操作部7に対する操作を検出する操作検出手段8が、操作部7における指の移動軌跡に応じた検出信号を出力し、この検出信号に基づいて制御部5が、使用される加熱コイルを選択する、という構成が採用されれば、更に操作性が向上する。
具体的には、使用者が、例えば最初に第2の操作部7bに指で触れてから、指を離さずに滑らせるようにして第1の操作部7aまで移動して指を離すと、指の移動(操作)軌跡に対応する第1の操作部7aと第2の操作部7bとが選択されることになる。また、使用者が、例えば最初に第3の操作部7cに指で触れてから、指を離さずに滑らせるようにして第1の操作部7aまで移動して指を離すと、指の移動(操作)軌跡に対応する第1の操作部7a〜第3の操作部7cまでの3つの操作部7が選択されることになる。
操作部7が選択された以降は、上述の動作と同様に、選択された操作部7に対応する表示手段9が発光され、対応する加熱コイル3の直上における負荷検出が開始される。このようにすることにより、使用者は、連続して配置される操作部7を自在に複数選択することが可能となる。例えば、使用者は、「複数の操作部7の間を操作すると両方の操作部7が選択される」などの操作ルールを覚えなくとも、感覚的に自在に操作部7(及び加熱コイル3)の選択操作を行うことができる。
本実施の形態に係る誘導加熱調理器では、操作部7は、指の接触により操作される、例えば、静電タッチ式のものが想定されている。ここで、上述のような、指の移動軌跡による選択方式を採用せず、指の接触した位置によって使用する加熱コイルを決定する選択方式を採用するのであれば、静電タッチ式の操作部でなくても、例えばスイッチを押下して入力するタクティールスイッチで構成された操作部であれば、必要且つ十分な作用効果が得られる。
[4.インバータ回路及び制御部の別の形態]
本実施の形態に係る誘導加熱調理器においては、選択された加熱コイル3のうち直上に被加熱物が存在しないと判定された加熱コイル3に対しては、制御部5及びインバータ回路4は、電力の供給を停止するようにしている。
ここで、制御部5は、負荷検出手段6により直上に被加熱物が存在しないと判定された時点から所定時間経過後に、初めて電力の供給を停止するようにしてもよい。更に、制御部5は、そのように電力の供給を停止するまでの間、直上に被加熱物が存在しないと判定された加熱コイル3に対応する表示手段9を点滅させてもよい。このようにすることにより、被加熱物の位置と選択された加熱コイル3の位置との不整合が、使用者に通知され得る。被加熱物を載置する位置に誤りがあれば、この通知によって、使用者は、被加熱物を載置する位置を正すべき猶予期間が与えられることになる。
なお、被加熱物の大きさよりも大きい範囲で加熱コイルが選択されてしまっていた場合には、直上に被加熱物が存在しないと判定された加熱コイル3については、そのまま放置しておけば自動的に電力供給が停止することになる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器において、使用する予定の加熱コイル3に対応する操作部7が操作(選択)されてから実際に加熱が開始されるまでに、所定時間の待ち時間が設けられてもよい。または、加熱開始操作部が別途設けられ、その加熱開始操作部が操作されてから加熱が開始されてもよい。
このようにすることにより、使用者が操作部7を操作して、使用する予定の加熱コイル3に対応する操作部7を操作(選択)する際、操作誤りや操作による移動軌跡の距離の不足若しくは超過などにより、使用者の意図とは異なる選択状態となったとしても、加熱開始までの時間において使用者は再度選択操作を行うことができる。よって、本開示に係る誘導加熱調理器は、使用者にとって扱いやすい安心感のある操作体系を備えるものとなる。
[5.まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る誘導加熱調理器は、使用者が予め選択する使用予定の加熱コイルに対してのみ被加熱物の検出動作が行われる。つまり、本実施の形態に係る誘導加熱調理器は、選択されない、加熱する予定のない加熱コイルについては被加熱物の検出動作を行わない。
このため、本実施の形態に係る誘導加熱調理器は、消費電力、インバータ及び加熱コイルの発熱、並びに、不要輻射についての低減、並びに、負荷検出動作にかかる時間についての短縮を図ることができる。使用者にとっては、実際に加熱させる(複数の)加熱コイル3の範囲に関するイメージと、操作部7及び表示手段9における操作範囲に関するイメージとが、合致しやすくなる。つまり、使用者は、加熱しようとして選択する位置(場所)を直感的に把握することができる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器では、使用者が複数の加熱コイルを選択する際、実際に加熱させたい加熱コイルの表示位置を使用者が指でなぞるだけで簡単に選択できる。このように、本実施の形態に係る誘導加熱調理器の操作性は高い。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器においては、使用者が使用する予定の加熱コイルを選択する際、予め被加熱物の大きさを正確に把握する必要はない。即ち、使用者は、多少大きい範囲における加熱コイルを選択すればよい。本実施の形態に係る誘導加熱調理器は、選択された範囲における加熱コイルのうちから、被加熱物を加熱しない、即ち、直上に被加熱物が存在しないと判定された加熱コイルを自動的に省くこと(即ち、停止すること)ができる。本実施の形態に係る誘導加熱調理器は、簡単な操作で加熱範囲を選択できると共に、消費電力、インバータや加熱コイルの発熱、不要輻射を抑え、負荷検出にかかる時間を短縮することができる。
本開示に係る誘導加熱調理器は、使用予定の加熱コイルを予め選択することにより、負荷検出時の消費電力、発熱、不要輻射を抑えることができるので、本開示に係る思想は、複数の加熱コイルで1つの被加熱物を加熱する誘導加熱機器に適用できる。
1 本体
2 トッププレート
3 加熱コイル
3a 第1の加熱コイル
3b 第2の加熱コイル
3c 第3の加熱コイル
3d 第4の加熱コイル
4 インバータ回路
5 制御部
6 負荷検出手段
7 操作部
7a 第1の操作部
7b 第2の操作部
7c 第3の操作部
7d 第4の操作部
8 操作検出手段
8a 第1の操作検出手段
8b 第2の操作検出手段
8c 第3の操作検出手段
9 表示手段
9a 第1の表示手段
9b 第2の表示手段
9c 第3の表示手段
9d 第4の表示手段

Claims (2)

  1. 外郭を構成する本体と、
    前記本体の上面に設置され被加熱物を載置するトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に配置され前記被加熱物を誘導加熱により加熱する複数の加熱コイルと、
    前記複数の加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
    前記複数の加熱コイルの夫々について前記トッププレートを介して直上に被加熱物が載置されたことを検出する負荷検出手段と、
    使用者により操作される操作部であって、前記複数の加熱コイルの各々に対応して、個々のエリアが設けられている、操作部と、
    前記複数の加熱コイルの各々の選択状態を表示する表示手段と、
    少なくとも2つ以上の電極からなり、前記操作部に対して使用者の指により接触される移動軌跡に応じて連続して前記操作部の個々のエリアに関する操作の検出信号を出力する操作検出手段と、
    前記インバータ回路、前記負荷検出手段、及び前記表示手段の動作を制御する制御部と
    を備え、
    前記操作部のうちの操作された、移動軌跡上の連続するエリアに対応して、操作検出手段は、前記複数の加熱コイルのうち2つ以上の加熱コイルが選択されることを示す検出信号を、前記制御部に出力し、
    前記制御部は、検出信号が示す選択された加熱コイルについてのみ、直上に被加熱物が載置されたことを検出するように負荷検出手段に指示し、
    更に、前記制御部は、前記複数の加熱コイルの各々の選択状態に係る表示を、検出信号が示す選択された加熱コイルに対応する、前記操作部の個々のエリアの近傍にて行うように前記表示手段に指示する
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記制御部は、検出信号が示す選択された加熱コイルのうち、前記負荷検出手段が直上に被加熱物が存在しないと判定した加熱コイルに対応する、前記操作部の個々のエリアの近傍における表示を消灯するように、若しくは表示の輝度を低下するように制御し、
    更に、前記制御部は、前記負荷検出手段が直上に被加熱物が存在しないと判定した加熱コイルに対する電力の供給を停止するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
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