JPWO2019117020A1 - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

簡易かつ短時間に商品補充を行うことができる自動販売機を提供することを目的とする。このため、商品に対して予め付された販売前の商品コードと商品販売時の冷温状態とを組み合わせた最小管理単位を示す販売時商品管理番号であるSKU番号に対して商品コラム番号を含む商品管理内容を紐付けて管理するSKU管理部64と、同一のSKU番号の商品が収納される複数の商品コラムに対して販売優先順位を予め設定し、販売優先順位に従って複数の商品コラムの中から同一のSKU番号の商品を払い出す稼動コラムを選択し、商品補充時における商品払出中の稼動コラムの満杯収納数と商品補充前の商品販売数との差である残存数が0、または稼動コラムが売切れである場合、販売優先順位が次の順位の商品コラムを稼動コラムとして選択して商品払出処理を行う順列販売処理部62とを備える。

Description

本発明は、簡易かつ短時間に商品補充を行うことができる自動販売機に関する。
従来、自動販売機では、商品を収納する複数の商品コラムに同一の商品を収納する場合、各商品コラムから1個ずつ交互に商品を払い出して販売していた。この交互販売方式では、複数の商品コラムから均等に商品が販売されるため、商品補充時には複数の商品コラムの全てに商品を投入しなくてはならず、手間がかかるとともに、その商品用の商品コラムの収納場所を間違え、間違えた商品コラムに同一の商品ではなく別の商品を投入してしまうという誤投入が生じやすくなる。
そこで、特許文献1では、同一の商品が収納される複数の商品コラムのうちから販売を行う稼動コラムを予め定めた順序に従って順に選択する選択手段と、現在稼動コラムとして選択されている商品コラムの満杯収納数と当該商品コラムが稼動コラムに選択されてから販売された商品の販売数との差から商品の残存数を算定する算定手段とを備え、残存数が零になるか現在稼動コラムとして選択されている商品コラムの売切りスイッチが売切りを検出したとき、前記選択手段により次の商品コラムを稼動コラムとして選択する販売制御装置が記載されている。
特開平9−270056号公報
しかしながら、従来は商品コラム単位で商品在庫状態を管理していたため、商品を補充する際、作業者は商品コラムの配置状態を意識して商品の投入を行っていた。すなわち、作業者は商品コラム番号を指定して商品在庫状態を確認し、各商品コラムに対して補充すべき商品を見つけて商品コラムに補充していたため、商品補充に時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易かつ短時間に商品補充を行うことができる自動販売機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる自動販売機は、複数の同一商品を収納する商品コラムを複数備え、複数の商品コラムに同一の商品を収納して販売することができる自動販売機であって、商品に対して予め付された販売前の商品コードと商品販売時の冷温状態とを組み合わせた最小管理単位を示す販売時商品管理番号に対して商品コラム番号を含む商品管理内容を紐付けて管理する管理部と、前記販売時商品管理番号を指定して前記商品管理内容を表示する操作表示部と、各商品コラム内の商品の売切れを検出する売切れスイッチと、同一の販売時商品管理番号の商品が収納される複数の商品コラムに対して販売優先順位を予め設定し、前記販売優先順位に従って前記複数の商品コラムの中から同一の販売時商品管理番号の商品を払い出す稼動コラムを選択し、商品補充時における商品払出中の稼動コラムの満杯収納数と商品補充前の商品販売数との差である残存数が0、または前記稼動コラムの前記売切れスイッチが売切れである場合、前記販売優先順位が次の順位の商品コラムを前記稼動コラムとして選択して商品払出処理を行う順列販売処理部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、上記の発明において、前記複数の商品コラムに新たな商品コラムを追加した場合、追加する新たな商品コラムの販売優先順位を最下位の販売優先順位に設定し、最上位の販売優先順位の商品コラムが稼動コラムになった後に、前記順列販売処理部に対して前記追加した商品コラムを含めた複数の商品コラムに対する商品払出処理を行わせ、前記複数の商品コラムから商品コラムを削除した場合、前記順列販売処理部に対して、残存する商品コラムの販売優先順位に従って複数の商品コラムに対する商品払出処理を行わせるコラム増減処理部を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、上記の発明において、前記商品コラムは、スラントコラムであり、前記商品コラムの分割及び/または併合が可能な商品コラムを含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、上記の発明において、前記管理部は、各商品コラムの管理内容のリセットが可能であることを特徴とする。
本発明によれば、商品に対して予め付された販売前の商品コードと商品販売時の冷温状態とを組み合わせた最小管理単位を示す販売時商品管理番号に対して商品コラム番号を含む商品管理内容を紐付けて管理し、順列販売処理部が、同一の販売時商品管理番号の商品が収納される複数の商品コラムに対して販売優先順位を予め設定し、前記販売優先順位に従って前記複数の商品コラムの中から同一の販売時商品管理番号の商品を払い出す稼動コラムを選択し、商品補充時における商品払出中の稼動コラムの満杯収納数と商品補充前の商品販売数との差である残存数が0、または前記稼動コラムの前記売切れスイッチが売切れである場合、前記販売優先順位が次の順位の商品コラムを前記稼動コラムとして選択して商品払出処理を行うようにしているので、商品の先入れ先出しを確実に行えるとともに、従来の交互販売方式に比して補充すべき商品コラム数が減り、また、商品補充すべき商品である最小管理単位の商品管理番号を中心に商品コラム等の管理対象項目を管理しているので、商品コラムを中心とした管理時の商品補充に比して、簡易かつ短時間に商品補充を行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機の構成を示す正面図である。 図2は、図1に示した自動販売機の外扉を開いた状態を示す斜視図である。 図3は、図1に示した自動販売機の側面側からみた断面図である 図4は、図1に示した自動販売機の制御系を示すブロック図である。 図5は、商品の商品コードと商品の冷温状態との組み合わせた最小管理単位を中心とした管理関係を示す図である。 図6は、SKU番号に対する各種管理項目の一例を示す図である。 図7は、順列販売処理部による順列販売処理手順を示すフローチャートである。 図8は、順列販売処理の具体例を示す説明図である。 図9は、コラム増減処理部によるコラム増減処理手順を示すフローチャートである。 図10は、コラム増加処理の具体例を示す説明図である。 図11は、コラム削減処理の具体例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機1の構成を示す正面図である。また、図2は、図1に示した自動販売機1の外扉12を開いた状態を示す斜視図である。さらに、図3は、図1に示した自動販売機1の側面側からみた断面図である。また、図4は、図1に示した自動販売機1の制御系を示すブロック図である。なお、自動販売機1は、例えば、缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機である。
図1に示すように、自動販売機1の前面には、商品選択ボタン7が商品見本Dの下部に配置される。展示室2の内部には、商品を展示するためのステージ5が上下方向に三つ並べて設置してあり、それぞれのステージ5において商品見本Dが横並びに展示される。また、展示室2の前面側に嵌め込んだ透明な電照板4には、ステージ5と対応するように、商品選択ボタン群6が上下方向に三つ、左右方向に二つ並べて設置してある。なお、上述した商品見本D及び商品選択ボタン7などを有する展示室2は、デジタルサイネージにタッチパネルを組み合わせたものであってもよい。
展示室2の下部前面には、硬貨挿入口31、紙幣挿入口32、カード読取書込部33、表示部34、硬貨支払口35、商品取出口25、近距離無線通信部37及び広告配置部38を有する。広告配置部38の領域にタッチパネルなどの入出力部を設けても良い。
図2に示すように、自動販売機1は、本体キャビネット11を有する。本体キャビネット11は、前面が開口した箱状に構成され、前面開口は、開閉可能な外扉12によって閉塞される。本体キャビネット11の内部は、商品収容室13と機械室14とに画成されている。商品収容室13は、商品を収納する複数の商品コラム15が配置されている。1つの商品コラム15には、複数の同一商品が収納される。複数の商品コラム15は、商品の冷温状態によって断熱仕切り板が設けられるとともに、外扉12が閉状態のとき、商品収容室13の外扉側前面が断熱扉16によって覆われる。
図3に示すように、商品コラム15は、背面側に後下がりに傾斜する棚板19によって形成されるストック通路20を有するスラントコラムである。なお、商品コラム15には、商品コラム15の分割及び/または併合が可能な商品コラムが含まれる。商品コラム15をスラントコラムにすること及び商品コラム15の分割及び/または併合を可能にすることにより、多種の商品を多数、収納することができる。各商品コラム15の前端の商品投入口21から投入された商品Wをストック通路20に1列にして収納する。各商品コラム15の後端部には商品払出装置22が設けられており、商品払出装置22は、ストック通路20内の商品Wを商品収容室13の最奥部に設けた落下通路23に、1個ずつ払出すようにしている。
落下通路23に払い出された商品Wは、落下通路23の下端に設けた前下りに傾斜するシュート24を介して外扉12の商品取出口25に導かれる。各商品コラム15の後端から吊り下げるようにして稼動板26が設けられるとともに、これに対向する波板27が設けられ、稼動板26及び波板27は、商品Wを制動しながら落下するように構成されている。
図4に示すように、自動販売機1は、商品選択ボタン7、販売機構54、冷却/加熱機構55、近距離無線通信部37、金銭処理機構50、表示部34、記憶部52、カード読取書込部33及びリモコン56が自販機主制御部Cに接続されている。また、自販機主制御部Cは、順列販売処理部62とコラム増減処理部63とを有する販売制御部61、及びSKU管理部64を有する。また、販売機構54は、商品払出装置22を有する。商品払出装置22は、商品Wの売切れを検出する売切れスイッチ8を有する。
販売制御部61は、商品の選択から商品の払出までの一連の販売処理を制御する。販売制御部61は、金銭処理機構50が所定の金額の入金を認識すると、購入可能を示すため、商品選択ボタン7を点灯する。販売機構54は、商品購入の金銭処理が終了した商品を商品取出口25まで搬出する。冷却/加熱機構55は、冷却設定された商品コラム15を冷却する一方、加温設定された商品コラム15を加熱する。近距離無線通信部37は、近距離無線通信手段を用いて携帯情報端末や電子マネーカードを接続する。近距離無線通信部37は、少なくとも接続される携帯情報端末や電子マネーカードの識別情報を読み取る。金銭処理機構50は、硬貨処理部や紙幣処理部などであり、紙幣挿入口32、硬貨挿入口31、硬貨支払口35は、金銭処理機構50の一部である。表示部34は、商品購入に関する各種情報を表示する。記憶部52は、自販機主制御部Cが処理した各種情報を保持する。カード読取書込部33は、カード情報の読み込み、あるいは書き込み処理を行う。
SKU管理部64は、図5に示すように、商品に対して予め付された販売前の商品コードと商品販売時の冷温状態との組み合わせた最小管理単位(SKU:Stock Keeping Unit)を示す販売時商品管理番号に対して商品コラム15、商品選択ボタン7、商品価格、売上、その他の設定項目などの商品管理内容を紐付けて管理する。
ところで、販売前の商品コードは、通常の商品コードであり、同一品種の商品であっても、容量や包装によって異なる商品コードが付されている。例えば、同じ370mlのコーヒー飲料が缶包装されている場合とペットボトル包装されている場合とは異なる商品コードが付されている。また、同じ缶包装されたコーヒー飲料でも185mlの商品と370mlの商品とは異なる商品コードが付されている。そして、これらの商品コードは、最小管理単位(SKU)で管理されるものであるが、販売前までの流通過程で用いられ、販売前に予め付されたものである。従って、従来の商品コードを示すSKU番号は、販売前SKU番号である。これに対し、自動販売機では、同じ販売前SKU番号の商品であっても、冷温状態を異ならせて販売する場合がある。例えば、同じ販売前SKU番号を有する同じ銘柄の185mlの缶コーヒーは、異なる商品コラムに収納され、温かい缶コーヒーとして販売することもできるし、冷たい缶コーヒーとして販売することもできる。この場合、同じ185mlの缶コーヒーは、冷温状態によって賞味期限が異なるため、商品管理的には別な商品として取り扱う必要がある。そこで、本実施の形態では、販売前の商品コードに商品販売時の冷温状態を組み合わせた販売時商品管理番号(以下、「SKU番号」という)を商品の最小管理単位として管理している。なお、冷温状態とは、例えば、販売する商品の商品温度設計が55℃や4℃であるが、それ以外の温度、例えば、20℃の常温状態であってもよい。
SKU管理部64は、図6に示すように、販売時商品管理番号であるSKU番号に対して、商品コラム、商品選択ボタン、商品価格、満杯収納数、残数、投入可能数を紐付けて管理している。SKU番号は、例えば商品コード「000001」と冷温状態「COLD」との組み合わせを示した最小管理単位番号であり、「000001−C」として表す。なお、「COLD」は販売する商品の商品温度設定を4℃に設定することである。また、「HOT」とする場合は、商品温度設定を55℃に設定することであり、「H」として表される。このSKU番号「000001−C」の商品は、商品コラム番号「1」、「2」、「3」の3つの商品コラム15に同一の商品「000001−C」が収納される。そして、このSKU番号「000001−C」の商品の商品選択ボタン7の配置位置を示す番号は「37」である。また、このSKU番号「000001−C」の商品の価格は「130」円に設定されている。各商品コラム番号「1」、「2」、「3」の満杯収納数は7個である。また、現在のSKU番号「000001−C」の商品の残数は「9」個であり、商品の投入可能数は「12」個であることが管理されている。残数及び投入可能数は、同一の商品「000001−C」が収納される商品コラム番号「1」、「2」、「3」の全ての商品コラムに対する総数である。なお、図6に示した管理情報は、記憶部52に記憶されるとともに、更新される。また、この管理情報は、図示しないネットワークを介して上位装置に接続する通信インターフェースを設け、上位装置によって商品管理できるようにしてもよい。なお、リモコン56は、SKU番号を指定して上記の商品管理内容を表示及び操作することができる操作表示部として機能する。
特に、商品補充を行う場合、リモコン56でSKU番号を指定すると、このSKU番号に対応する商品コラム番号を容易に見出すことができ、同一のSKU番号を有する複数の商品コラムも直ちに認識して、補充商品毎にまとめて補充することができ、商品補充を短時間かつ容易に行え、また、誤投入を抑制することができる。
順列販売処理部62は、同一のSKU番号の商品が収納される複数の商品コラム15に対して販売優先順位を予め設定し、販売優先順位に従って複数の商品コラム15の中から同一のSKU番号の商品を払い出す稼動コラムを選択し、商品補充時における商品払出中の稼動コラムの満杯収納数と商品補充前の商品販売数との差である残存数が0、または稼動コラムの売切れスイッチ8が売切れを示す場合、販売優先順位が次の順位の商品コラム15を稼動コラムとして選択して商品払出処理を行う。これにより、商品の先入れ先出しを確実に行うことができる。なお、予め設定される販売優先順位は、商品コラム番号の小さい値を高い販売優先順位として自動的に初期設定してもよい。また、例えば、同一のSKU番号の商品が収納される複数の商品コラム15とは、SKU番号「000001−C」に対する商品コラム「1」、「2」、「3」である。同様に、SKU番号「000007−C」に対する商品コラム「11」、「12」、「13」である。
コラム増減処理部63は、前記複数の商品コラムに新たな商品コラムを追加した場合、追加する新たな商品コラムの販売優先順位を最下位の販売優先順位に設定し、最上位の販売優先順位の商品コラムが稼動コラムになった後に、順列販売処理部62に対して追加した商品コラムを含めた複数の商品コラムに対する商品払出処理を行わせ、複数の商品コラムから商品コラムを削除した場合、順列販売処理部62に対して、残存する商品コラムの販売優先順位に従って複数の商品コラムに対する商品払出処理を行わせる。このようなコラム増減処理を行うことによって、同一のSKU番号の商品を収納する商品コラムの増減があった場合でも、確実に商品の先入れ先出しを行うことができる。
(順列販売処理)
ここで、図7に示したフローチャート参照して、順列販売処理部62による順列販売処理について説明する。図7に示すように、順列販売処理部62は、販売指示があったか否かを判定する(ステップS101)。販売指示がない場合(ステップS101,No)には、この判定処理を繰り返し、販売指示があった場合(ステップS101,Yes)には、現在の稼動コラムからの販売を行う(ステップS102)。なお、初期設定の稼動コラムは、販売優先順位が最上位のコラムに設定される。この販売後、現在の稼動コラムの残存数の更新を行う(ステップS103)。具体的には、稼動コラムの現在の残存数から1を減算した残存数に更新する。
その後、稼動コラムの残存数が0であるか否かを判定する(ステップS104)。稼動コラムの残存数が0でない場合(ステップS104,No)には、さらに、売切れスイッチ8の結果をもとに、稼動コラムは売切れか否かを判定する(ステップS105)。残存数が0である場合(ステップS104,Yes)または稼動コラムが売切れである場合(ステップS105,Yes)には、さらに、同一のSKU番号をもつ商品コラム群内の全ての商品コラムが売切れであるか否かを判定する(ステップS106)。なお、稼動コラムが売切れでない場合(ステップS105,No)には、本処理を終了し、同一のSKU番号を商品コラム群内の全ての商品コラムが売切れである場合(ステップS106,Yes)には、売切れ処理、すなわち、商品選択ボタン7や別途設けた売切れボタンなどを点灯させる処理を行った(ステップS110)後、本処理を終了する。
一方、同一のSKU番号を商品コラム群内の全ての商品コラムが売切れでない場合(ステップS106,No)には、販売優先順位が次の順位の商品コラムを稼動コラムに設定する(ステップS107)。その後、この稼動コラムが売切れか否かを判定する(ステップS108)。稼動コラムが売切れである場合(ステップS108,Yes)には、ステップS107に戻って、販売優先順位が次の順位の商品コラムを稼動コラムに設定する。一方、稼動コラムが売切れでない場合(ステップS108,No)には、稼動コラムの残存数を満杯収納数に設定し(ステップS109)、本処理を終了する。なお、上述した処理は、繰り返し行われる。
(順列販売処理の具体例)
図8は、順列販売処理の具体例を示す説明図である。図8に示すように、ここでは、同一のSKU番号を有する商品コラムが3つあり、各商品コラム番号「22」、「23」、「24」には、それぞれ販売優先順位「1」、「2」、「3」が予め設定されている。図8(a)は、最初の商品補充後における商品コラム番号「22」、「23」、「24」の収納状態を示している。図8(a)では、最初の補充時における商品は商品「a」と示している。図8(a)では、販売優先順位が「1」の商品コラム番号「22」の商品コラムが稼動コラムに設定され、この商品コラムから商品が払い出される。
その後、図8(b)に示すように、商品コラム番号「22」から5つの商品すべてが払い出され、残存数が0となるので、販売優先順位が「2」の商品コラム番号「23」が稼動コラムに設定される。
そして、商品コラム番号「23」の商品コラムから1つの商品が払い出された段階で、2回目の商品補充時になると、図8(c)に示すように、商品コラム番号「22」及び商品コラム番号「23」の各商品コラムにそれぞれ5つ及び1つの商品「b」が補充される。この段階では、稼動コラムの残存数は4であるため、引き続き、商品コラム番号「23」の商品コラムの商品「a」が払い出されるが、残存数4に対応した4つの商品「a」が払い出されると、残存数が0になるので、販売優先順位が「3」の商品コラム番号「24」の商品コラムが稼動コラムに設定される。そして、図8(d)に示すように、商品コラム番号「24」の商品コラムから商品「a」が払い出される。
その後、商品コラム番号「24」の商品コラムから商品「a」が3つ払い出された段階で、3回目の商品補充時になると、図8(e)に示すように、商品コラム番号「23」及び商品コラム番号「24」の各商品コラムにそれぞれ4つ及び3つの商品「c」が補充される。その後、図8(e)に示す状態から、移動コラムの残存数2に対応した2つの商品「a」が払い出される。これによって、最初の補充時に補充された先入れの商品「a」がすべて払い出され、それまでに後入れの商品「b」、「c」は払い出されない。その後、2つの商品「a」が商品コラム番号「24」から払い出されると、残存数は0になり、最上位の販売優先順位をもつ商品コラム番号「22」の商品コラムが稼動コラムに設定される。その後、新たな商品の補充があっても、先入れされた商品、例えば商品「b」がすべて払い出されるまで次に先入れされた商品、例えば商品「c」が先出しされることはない。このように、商品の先入れ先出しを確実に行うことができる。
なお、上記の順列販売処理では、3つの商品コラムに同一のSKU番号を有する商品を収納させているが、従来の交互販売方式のときには、3つのすべての商品コラムに対して商品補充を行う必要があったが、それに比べて本実施の形態では、補充すべき商品コラム数が少なくて済む。例えば、図8(c)では、2つの商品コラムに補充すればよく、図8(e)でも2つの商品コラムに補充すればよく、商品コラムへの商品補充時に間違った商品収納を減らすことができる。
(コラム増減処理)
ここで、図9に示したフローチャート参照して、コラム増減処理部63によるコラム増減処理について説明する。図9に示すように、コラム増減処理部63は、SKU管理部64の管理情報をもとに、同一のSKU番号を有する商品コラムの追加があったか否かを判定する(ステップS201)。商品コラムの追加がある場合(ステップS201,Yes)、この追加する商品コラムの販売優先順位を最下位に設定する(ステップS202)。その後、コラム増減処理部63は、順列販売処理部62に対して、追加する商品コラムを除いた順列販売処理を継続させる(ステップS203)。
その後、順列販売処理部62により設定される稼動コラムが、販売優先順位が最上位の商品コラムになったか否かを判定する(ステップS204)。稼動コラムが、販売優先順位が最上位の商品コラムにならない場合(ステップS204,No)には、ステップS203に移行し、追加する商品コラムを除いた順列販売処理を継続する。
一方、稼動コラムが、販売優先順位が最上位の商品コラムになった場合(ステップS204,Yes)には、追加する商品コラムを含めた順列販売処理を行わせ(ステップS205)、本処理を終了する。
商品コラムの追加がない場合(ステップS201,No)、さらに、商品コラムの削除があったか否かを判定する(ステップS206)。商品コラムの削除があった場合(ステップS206,Yes)には、削除する商品コラムを除いた順列販売処理を順列販売処理部62に行わせ(ステップS207)、本処理を終了する。一方、商品コラムの削除がない場合(ステップS206,No)には、そのまま本処理を終了する。なお、上述した処理は繰り返し行う。
このコラム増減処理部63によるコラム増減処理を行うことにより、特に、商品コラムを追加する場合であっても商品の先入れ先出し処理を確実に行うことができる。
(コラム増減処理のうちのコラム増加処理の具体例)
図10は、コラム増加処理の具体例を示す説明図である。図10(a)は、図8(d)の状態と同じである。このとき、商品コラム番号「22」、「23」、「24」と同一のSKU番号を収納する追加の商品コラムとして、商品コラム番号「20」の商品コラムを設定されている場合、図10(b)に示すように、商品コラム番号「20」の商品コラムの販売優先順位を最下位の優先順位「4」として設定する。
その後、図10(c)に示すように、商品コラム番号「20」、「23」、「24」にそれぞれ5つ、4つ、3つの商品「c」が補充される。なお、商品コラム番号「21」の商品コラムには、△で示すように、異なるSKU番号の商品が収納される。その後、コラム増減処理部63は、稼動コラムが、最上位の販売優先順位をもつ商品コラム番号「22」の商品コラムになるまで、商品コラム番号「20」の商品コラムを除いた順列販売処理を行う。そして、稼動コラムが、最上位の販売優先順位をもつ商品コラム番号「22」の商品コラムになると、追加の商品コラムである商品コラム番号「20」の商品コラムを含めた順列販売処理を行う。すなわち、追加の商品コラムは、周回遅れで順列販売処理に加わることになる。
(コラム増減処理のうちのコラム削減処理の具体例)
図11は、コラム削減処理の具体例を示す説明図である。図11(a)は、図8(d)の状態と同じである。このとき、商品コラム番号「23」の商品コラムを、同一のSKU番号を有する商品コラム群から削除する場合、図11(b)に示すように、商品コラム番号「23」の販売優先順位を削除する。
その後、順列販売処理部62は、商品番号コラム「22」、「24」に設定された販売優先順位「1」、「3」の優先順位をもとに順列販売処理を行う。なお、商品コラム番号「23」の商品コラムには、△で示すように、異なるSKU番号の商品が収納される。
なお、同一のSKU番号を有する商品コラム群を設定する場合、商品コラムが隣接せず、離散配置されていても順列販売処理及びコラム増減処理には何ら影響しない。
SKU管理部64は、リモコン56からの設定によって、各商品コラム、あるいは同一のSKU番号を有する商品コラム群のリセットが可能である。このリセットを行う場合、リセットを行った商品コラム内の商品は、払い出す必要がある。このリセットを行うことによって、新たな商品コラムからの払い出し設定を行うことができる。
また、上記の実施の形態及び変形例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 自動販売機
2 展示室
4 電照板
5 ステージ
6 商品選択ボタン群
7 商品選択ボタン
8 売切れスイッチ
11 本体キャビネット
12 外扉
13 商品収容室
14 機械室
15 商品コラム
16 断熱扉
19 棚板
20 ストック通路
21 商品投入口
22 商品払出装置
23 落下通路
24 シュート
25 商品取出口
26 稼動板
27 波板
31 硬貨挿入口
32 紙幣挿入口
33 カード読取書込部
34 表示部
35 硬貨支払口
37 近距離無線通信部
38 広告配置部
50 金銭処理機構
52 記憶部
54 販売機構
55 冷却/加熱機構
56 リモコン
61 販売制御部
62 順列販売処理部
63 コラム増減処理部
64 SKU管理部
C 自販機主制御部
D 商品見本
W 商品

Claims (4)

  1. 複数の同一商品を収納する商品コラムを複数備え、複数の商品コラムに同一の商品を収納して販売することができる自動販売機であって、
    商品に対して予め付された販売前の商品コードと商品販売時の冷温状態とを組み合わせた最小管理単位を示す販売時商品管理番号に対して商品コラム番号を含む商品管理内容を紐付けて管理する管理部と、
    前記販売時商品管理番号を指定して前記商品管理内容を表示する操作表示部と、
    各商品コラム内の商品の売切れを検出する売切れスイッチと、
    同一の販売時商品管理番号の商品が収納される複数の商品コラムに対して販売優先順位を予め設定し、前記販売優先順位に従って前記複数の商品コラムの中から同一の販売時商品管理番号の商品を払い出す稼動コラムを選択し、商品補充時における商品払出中の稼動コラムの満杯収納数と商品補充前の商品販売数との差である残存数が0、または前記稼動コラムの前記売切れスイッチが売切れである場合、前記販売優先順位が次の順位の商品コラムを前記稼動コラムとして選択して商品払出処理を行う順列販売処理部と、
    を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記複数の商品コラムに新たな商品コラムを追加した場合、追加する新たな商品コラムの販売優先順位を最下位の販売優先順位に設定し、最上位の販売優先順位の商品コラムが稼動コラムになった後に、前記順列販売処理部に対して前記追加した商品コラムを含めた複数の商品コラムに対する商品払出処理を行わせ、前記複数の商品コラムから商品コラムを削除した場合、前記順列販売処理部に対して、残存する商品コラムの販売優先順位に従って複数の商品コラムに対する商品払出処理を行わせるコラム増減処理部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記商品コラムは、スラントコラムであり、前記商品コラムの分割及び/または併合が可能な商品コラムを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 前記管理部は、各商品コラムの管理内容のリセットが可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機。
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