JPWO2019088256A1 - 光ファイバユニットおよび光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバユニットおよび光ファイバケーブル Download PDF

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Abstract

外径0.2mm以下の複数本の光ファイバ心線と、複数本の光ファイバ心線を並列状態で一体化させるテープ樹脂と、を備える光ファイバテープ心線と、光ファイバテープ心線を覆う被覆樹脂と、を有し、光ファイバテープ心線は、複数本の光ファイバ心線が一列に配列された場合よりも配列方向の長さが短くなるように集合した集合形態にされており、前記集合形態で光ファイバテープ心線が被覆樹脂によって覆われている。

Description

本開示は、光ファイバユニットおよび光ファイバケーブルに関する。
本出願は、2017年11月2日出願の日本出願2017−212767号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
特許文献1には、光ファイバテープ心線を備えた光ファイバケーブルであって、光ファイバテープ樹脂が、光ファイバテープ心線の長手方向に沿って間欠的に設けられた分断部で分断されており、非分断部では、光ファイバテープ樹脂が残留している光ファイバケーブルが開示されている。
特許文献2には、複数のコアを有するマルチコア光ファイバ心線を用いた光ファイバテープ心線、その光ファイバテープ心線を収納した光ケーブル(光ファイバケーブル)が開示されている。
特許文献3には、光ファイバ(光ファイバ心線)の外径寸法を220μm以下とし、且つ隣り合う光ファイバの中心間距離を250±30μmとした、間欠連結型の光ファイバテープ心線が開示されている。
日本国特開2005−62427号公報 日本国特開2015−52704号公報 日本国特開2013−88617号公報
本開示の一態様に係る光ファイバユニットは、
外径0.2mm以下の複数本の光ファイバ心線と、前記複数本の光ファイバ心線を並列状態で一体化させるテープ樹脂と、を備える光ファイバテープ心線と、
前記光ファイバテープ心線を覆う被覆樹脂と、
を有し、
前記光ファイバテープ心線は、
前記複数本の光ファイバ心線が一列に配列された場合よりも配列方向の長さが短くなるように集合した集合形態にされており、
前記集合形態で前記光ファイバテープ心線が前記被覆樹脂によって覆われている。
また、本開示の一態様に係る光ファイバケーブルは、
上記光ファイバユニットを有し、
前記光ファイバユニットがチューブで覆われている。
また、本開示の一態様に係る光ファイバケーブルは、
上記光ファイバユニットと、
スロット溝を有するスロットロッドと、を有し、
前記光ファイバユニットが前記スロット溝に収納されている。
第一実施形態に係る光ファイバユニットの構成を示す断面図である。 第二実施形態に係る光ファイバユニットの構成を示す断面図である。 光ファイバユニットに収容される光ファイバテープ心線の一例を示す平面図である。 図3に示す光ファイバテープ心線のA−A線における断面図である。 光ファイバユニットが収納されたチューブ型の光ファイバケーブルの断面図である。 光ファイバユニットが収納されたスロット型の光ファイバケーブルの断面図である。 光ファイバユニットの製造装置の一例を示す図である。
[本開示が解決しようとする課題]
例えば特許文献1、3のような間欠連結型の光ファイバテープ心線を用いれば、光ファイバ心線を集合させた状態で光ファイバケーブルに実装することができるので、光ファイバケーブルに対する光ファイバ心線の高密度実装が容易になる。
ところが、光ファイバ心線の細径化が進むと、光ファイバテープ心線の側圧特性が悪くなる傾向がある。また、光ファイバケーブルに光ファイバテープ心線を実装する工程において、光ファイバ心線が断線する可能性が大きくなる。
一方、例えば特許文献3のように光ファイバ心線を細径化すると、高密度化はできるが、光ファイバ心線の識別が困難になり、接続時に間違った光ファイバ心線同士を接続してしまう懸念がある。また、例えば特許文献2のようにマルチコア光ファイバ心線を用いても高密度化はできるが、ケーブル端末を他のケーブルと接続する際に個々の光ファイバコアを識別するために分岐するファンアウトコード等、高価な特殊物品が必要となる。
本開示は、光ファイバ心線が細径であっても耐側圧性を悪化させることが無く、光ファイバ心線の識別を容易にすることができる光ファイバユニットおよび光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
[本開示の効果]
本開示によれば、光ファイバ心線が細径であっても耐側圧性を悪化させることが無く、光ファイバ心線の識別を容易にすることができる。
(本開示の実施形態の説明)
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の一態様に係る光ファイバユニットは、
(1)外径0.2mm以下の複数本の光ファイバ心線と、前記複数本の光ファイバ心線を並列状態で一体化させるテープ樹脂と、を備える光ファイバテープ心線と、
前記光ファイバテープ心線を覆う被覆樹脂と、
を有し、
前記光ファイバテープ心線は、
前記複数本の光ファイバ心線が一列に配列された場合よりも配列方向の長さが短くなるように集合した集合形態にされており、
前記集合形態で前記光ファイバテープ心線が前記被覆樹脂によって覆われている。
上記構成によれば、光ファイバ心線の外径が0.2mm以下の細径であっても、光ファイバテープ心線が被覆樹脂に覆われているため、光ファイバユニットの耐側圧性を悪化させることが無く、光ファイバ心線の識別を容易にすることができる。また、光ファイバテープ心線が露出せず被覆樹脂で覆われているので、光ファイバユニットの敷設作業や光ファイバケーブルに実装する作業等を行う際に、光ファイバテープ心線に外傷を与える可能性が低くなり、断線のリスクを軽減することができる。
(2)前記被覆樹脂のヤング率は、100MPa以下であってもよい。
上記構成によれば、被覆樹脂のヤング率が100MPa以下であるので、被覆樹脂が柔らかくクッション機能が得られる。これにより、光ファイバユニットの耐側圧性の悪化をさらに確実に防止することができる。
(3)前記光ファイバユニットの単位断面積あたりの心密度が10心/mm以上であってもよい。
上記構成によれば、光ファイバユニットの単位断面積あたりの心密度を10心/mm以上とすることで、高密度の光ファイバユニットとすることができる。
(4)前記被覆樹脂は、中実状態で前記光ファイバテープ心線を覆っていてもよい。
上記構成によれば、被覆樹脂は、中実状態で光ファイバテープ心線を覆っているので、光ファイバ心線が動きにくく、耐側圧性の悪化をさらに確実に防止することができると共に、光ファイバ心線が外傷しにくい。
(5)前記被覆樹脂に引き裂き用のノッチ部を有していてもよい。
上記構成によれば、引き裂き用のノッチ部があるので、光ファイバユニットの接続作業など、内部の光ファイバテープ心線を取り出す際に取り出しが容易になる。
(6)前記光ファイバテープ心線の片面のみに前記テープ樹脂が塗布されていてもよい。
上記構成によれば、テープ樹脂が塗布されていない側に光ファイバテープ心線を曲げ易いので、光ファイバテープ心線を集合形態とすることが容易である。また、片側にしかテープ樹脂が塗布されていないので、高密度の光ファイバユニットとすることができる。
また、本開示の一態様に係る光ファイバケーブルは、
(7)上記(1)から(6)のいずれか一に記載の光ファイバユニットを有し、
前記光ファイバユニットがチューブで覆われている。
上記構成によれば、光ファイバユニットがチューブで覆われている光ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線が細径であっても耐側圧性を悪化させることが無く、光ファイバ心線の識別を容易にすることができる。また、光ファイバ心線の断線も生じにくい。
また、本開示の一態様に係る光ファイバケーブルは、
(8)上記(1)から(6)のいずれか一に記載の光ファイバユニットと、
スロット溝を有するスロットロッドと、を有し、
前記光ファイバユニットが前記スロット溝に収納されている。
上記構成によれば、光ファイバユニットがスロット溝に収納されている光ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線が細径であっても耐側圧性を悪化させることが無く、光ファイバ心線の識別を容易にすることができる。また、光ファイバ心線の断線も生じにくい。
(本開示の実施形態の詳細)
本開示の実施形態に係る光ファイバユニットおよび光ファイバケーブルの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態に係る光ファイバユニット1Aの長さ方向に垂直な断面図である。図1に示すように、光ファイバユニット1Aは、光ファイバテープ心線10と、光ファイバテープ心線10の周囲を覆う被覆樹脂20とを備えている。
光ファイバテープ心線10は、複数本(本例では12本)の光ファイバ心線11(本例では11A〜11L)が、少なくとも一部を接触させた並列状態で樹脂によって連結されている。光ファイバユニット1Aを構成している光ファイバテープ心線10は、12本の光ファイバ心線11A〜11Lが一列に配列された場合よりも配列方向の長さが短くなるように、断面視で複数本の光ファイバ心線11A〜11Lが集合した(例えば、丸めたように集合した)集合形態にされている。各光ファイバ心線11A〜11Lは、ガラスファイバ12と、ガラスファイバ12を覆う被覆層13とを有している。
被覆樹脂20は、光ファイバテープ心線10の周囲を中実状態で覆うように設けられている。「中実状態」とは、前述のような集合形態の光ファイバテープ心線10における各光ファイバ心線11A〜11Lの周囲に空間がなくなるように被覆樹脂20が充填されている状態を意味する。このため、光ファイバユニット1Aの光ファイバテープ心線10は、中実状態に充填された被覆樹脂20によって周囲を保護されるとともに、所定の位置にある程度保持された状態で収容されている。
被覆樹脂20は、その外形が、例えば円形状となるように形成されている。被覆樹脂20は、例えばヤング率が100MPa以下である。このため、光ファイバユニット1Aの形状は、変形可能に構成されている。被覆樹脂20は、例えば紫外線硬化型樹脂、熱硬化型樹脂等で形成されている。光ファイバユニット1Aは、その外径R1が、例えば0.9mm程度となるように形成されている。被覆樹脂20には例えば着色もしくはマーキングが施されている。また、被覆樹脂20の外周部には引き裂き用の切り込みであるノッチ部21が形成されている。なお、被覆樹脂20として発泡樹脂等を用いるようにしてもよい。
なお、図1に示す光ファイバユニット1Aでは、一枚の光ファイバテープ心線10を被覆樹脂20で覆って一つのユニットを形成しているが、例えば複数枚の光ファイバテープ心線を被覆樹脂で覆ってユニットを形成するようにしてもよい。また、光ファイバテープ心線を構成する光ファイバ心線の本数は12本には限定されない。また、光ファイバユニット1Aの単位断面積あたりの心密度は例えば10心/mm以上であってもよい。心密度を10心/mm以上とすることで、高密度の光ファイバユニットとすることができる。
(第二実施形態)
図2は、第二実施形態に係る光ファイバユニット1Bの長さ方向に垂直な断面図である。図2に示すように、光ファイバユニット1Bは、光ファイバテープ心線10と、光ファイバテープ心線10の周囲を覆う被覆樹脂30とを備えている。
光ファイバテープ心線10は、上記第一実施形態の光ファイバテープ心線10と同様の構成であるため説明を省略する。
被覆樹脂30は、光ファイバテープ心線10の周囲を中空状態で覆うように設けられている。「中空状態」とは、前述のような集合形態の光ファイバテープ心線10の集合外形の外周が層状の樹脂で覆われ、その層状の樹脂の内側が中空となっている状態を意味する。このため、光ファイバユニット1Bの光ファイバテープ心線10は、中空状態の被覆樹脂30の内側で移動することが可能な状態で収容されている。
被覆樹脂30におけるその他の構成は、上記第一実施形態の被覆樹脂20と同様である。また、光ファイバユニット1Bの心密度、外径等については、上記光ファイバユニット1Aと同様であるが、中空状態としているため、心密度を、第一実施形態の光ファイバユニット1Aより、高くすることができる。
図3および図4に、上記光ファイバユニット1A,1Bに収容される光ファイバテープ心線10の一例を示す。光ファイバテープ心線10は、複数の光ファイバ心線が並列に配置された状態で、隣接する光ファイバ心線間が連結された連結部14と、隣接する光ファイバ心線間が連結されていない非連結部15とが長手方向に間欠的に設けられている間欠連結型の光ファイバテープ心線である。
本例の光ファイバテープ心線10は、12本の光ファイバ心線11A〜11Lを有している。図3には、光ファイバ心線11A〜11Lを配列方向に開いた状態の間欠連結型の光ファイバテープ心線が示されている。連結部14と非連結部15とが間欠的に設けられている箇所は、図3に示すように一部の光ファイバ心線間であってもよく、または、全ての光ファイバ心線間であってもよい。図3に示す例では、光ファイバ心線11Aと11B、11Cと11D、11Eと11F、11Gと11H、11Iと11J、11Kと11L、の各線間には非連結部15が設けられていない。
光ファイバテープ心線10における連結部14は、例えば紫外線硬化型樹脂、熱硬化型樹脂等からなるテープ樹脂16を、光ファイバ心線間に塗布することによって形成されている。テープ樹脂16が所定の光ファイバ心線間に塗布されることにより、連結部14と非連結部15とが間欠的に設けられるとともに、各光ファイバ心線11A〜11Lが並列状態で一体化される。なお、本例では図4に示すように、光ファイバ心線11A〜11Lの片面のみにテープ樹脂16が塗布されている。
なお、光ファイバテープ心線10は、例えば並列された光ファイバ心線11A〜11Lの片面、若しくは両面全体にテープ樹脂16を塗布して、全ての光ファイバ心線11A〜11Lを連結させてから、回転刃等で一部を切断して非連結部15を形成するように作製してもよい。また、並列された光ファイバ心線11A〜11Lの片面、若しくは両面にテープ樹脂16を塗布し、非連結部15を形成しない構成の光ファイバテープ心線であってもよい。
光ファイバ心線11A〜11Lは、例えばコアとクラッドで構成されるガラスファイバ12と、ガラスファイバ12を被覆する二層の被覆層(内側被覆層13a,外側被覆層13b)とで構成されている。光ファイバ心線11の外径R2は0.2mm以下であり、例えば光ファイバ心線11の外径R2を0.165mm、ガラスファイバ12の外径R3を0.100mmに形成してもよい。光ファイバ心線11A〜11Lは、光ファイバ心線同士を識別できるように、それぞれ異なる色に被覆層が着色またはマーキングされている。
上記第一実施形態に係る光ファイバユニット1Aは、光ファイバテープ心線10を構成する光ファイバ心線11A〜11Lが、前述のような集合形態にされて被覆樹脂20で覆われている。これにより、光ファイバ心線11A〜11Lの外径が例えば0.2mm以下の細径であっても、光ファイバテープ心線10が被覆樹脂20に覆われているため、光ファイバテープ心線10の耐側圧性を悪化させることが無く、光ファイバ心線11A〜11Lの識別を容易にすることができる。
また、光ファイバテープ心線10が露出せず被覆樹脂20で覆われているので、光ファイバユニット1Aの敷設作業や光ファイバケーブルに実装する作業等を行う際に、光ファイバテープ心線10に外傷を与える可能性が低くなり、断線のリスクを軽減することができる。
図5は、光ファイバユニットをチューブ内に収納するチューブ型の光ファイバケーブルの一例を示す。図5に示すように、光ファイバケーブル40は、円筒型のチューブ41と、チューブ41内に収納された複数の上記第一実施形態に係る光ファイバユニット1Aとを備えている。また、光ファイバケーブル40は、チューブ41の周囲を覆う外被42を備えている。
各光ファイバユニット1Aには、それぞれ異なる例えばマーキングが施されている。チューブ41は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)、高密度ポリエチレン(HDPE)等の樹脂で形成されている。外被42内にはテンションメンバ43と、引き裂き紐44とが設けられている。なお、図5に示す光ファイバケーブル40では、チューブ41内に光ファイバユニット1Aを収納しているが、例えば上記第二実施形態に係る光ファイバユニット1Bを収納するようにしてもよい。
このような構成の光ファイバケーブル40によれば、光ファイバユニット1Aまたは1Bが用いられているので、光ファイバテープ心線10を構成する光ファイバ心線11A〜11Lが細径であっても光ファイバテープ心線10の耐側圧性を悪化させることが無い。また、光ファイバユニット1A,1Bおよび光ファイバ心線11A〜11Lの識別性を高めることができる。また、被覆樹脂20が軟質の樹脂で形成されているため光ファイバユニット1Aの外径が変形可能であり、チューブ41内に光ファイバユニット1Aを高密度に収納することができる。また、光ファイバ心線の断線も生じにくい。
図6は、光ファイバユニットをスロット溝内に収納するスロット型の光ファイバケーブルの一例を示す。図6に示すように、光ファイバケーブル50は、複数条(本例では4条)のスロット溝52が外周面に形成されているスロットロッド51と、スロット溝52内に収納された複数(本例では5個)の上記第一実施形態に係る光ファイバユニット1Aとを備えている。また、光ファイバケーブル50は、スロットロッド51の周囲に巻かれた押え巻きテープ53と、押え巻きテープ53の周囲を覆う外被54とを備えている。
各光ファイバユニット1Aには、それぞれ異なる例えばマーキングが施されている。スロット溝52は、光ファイバケーブル50の長手方向に沿って、例えば螺旋状に形成されている。スロットロッド51の中心部にはテンションメンバ55が設けられている。なお、図5に示す光ファイバケーブル40では、チューブ41内に光ファイバユニット1Aを収納しているが、例えば上記第二実施形態に係る光ファイバユニット1Bを収納するようにしてもよい。
このような構成の光ファイバケーブル50の場合にも、上記光ファイバケーブル40と同様の効果を奏する。
次に、図7を参照しつつ、光ファイバユニット1Aの製造方法について説明する。
光ファイバユニット1Aの製造装置60において、先ず、サプライ61のリール62から繰り出された複数の光ファイバ心線11A〜11Lを、集線ローラ63によって並列に配置させる。
続いて、塗布装置64で、樹脂貯留タンク65から供給される紫外線硬化型のテープ樹脂16を、並列に配置された光ファイバ心線11A〜11Lで形成される並列面の例えば片面に間欠的に塗布する。続いて、紫外線照射装置66で、テープ樹脂16に紫外線を照射して硬化させ、一体化された間欠連結型の光ファイバテープ心線10を作製する。
続いて、集合装置(例えば、間欠連結型の光ファイバテープ心線10を通す孔を丸くしたニップル)67で、間欠連結型の光ファイバテープ心線10を一列に配列された場合よりも配列方向の長さが短くなるように集合した集合形態にする。続いて、塗布装置(例えば、上記のように集合形態にされた間欠連結型の光ファイバテープ心線10を通す孔を丸くしたダイス)68で、樹脂貯留タンク69から供給される紫外線硬化型の被覆樹脂20を、集合形態の光ファイバテープ心線10の周囲に中実状態で押出被覆する。続いて、紫外線照射装置70で、被覆樹脂20に紫外線を照射して硬化させ光ファイバユニット1Aを作製する。
続いて、光ファイバユニット1Aを送出キャプスタン71によって引き取らせ、巻取張力制御ダンサ72を経て、巻取装置73によってリール74に巻き取る。
なお、被覆樹脂20を光ファイバテープ心線10の周囲に被覆する工程は、テープ樹脂16を光ファイバ心線11A〜11Lに塗布する工程と別の工程で行うようにしてもよい。また、被覆樹脂20として発泡樹脂等を用いる場合、集合させた光ファイバテープ心線10を熱可塑性樹脂用の押出機に通過させ、光ファイバユニットを作製するようにしてもよい。また、横型の製造装置を使用して製造するようにしてもよい。
以上、本開示を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本開示の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。また、上記説明した構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本開示を実施する上で好適な数、位置、形状等に変更することができる。
1A,1B:光ファイバユニット
10:光ファイバテープ心線
11A〜11L:光ファイバ心線
12:ガラスファイバ
13:被覆層
14:連結部
15:非連結部
16:テープ樹脂
20,30:被覆樹脂
21:ノッチ部
40,50:光ファイバケーブル
41:チューブ
42,54:外被
52:スロット溝
60:製造装置

Claims (8)

  1. 外径0.2mm以下の複数本の光ファイバ心線と、前記複数本の光ファイバ心線を並列状態で一体化させるテープ樹脂と、を備える光ファイバテープ心線と、
    前記光ファイバテープ心線を覆う被覆樹脂と、
    を有し、
    前記光ファイバテープ心線は、
    前記複数本の光ファイバ心線が一列に配列された場合よりも配列方向の長さが短くなるように集合した集合形態にされており、
    前記集合形態で前記光ファイバテープ心線が前記被覆樹脂によって覆われている、光ファイバユニット。
  2. 前記被覆樹脂のヤング率は、100MPa以下である、
    請求項1に記載の光ファイバユニット。
  3. 前記光ファイバユニットの単位断面積あたりの心密度が10心/mm以上である、
    請求項1または請求項2に記載の光ファイバユニット。
  4. 前記被覆樹脂は、中実状態で前記光ファイバテープ心線を覆っている、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光ファイバユニット。
  5. 前記被覆樹脂に引き裂き用のノッチ部を有する、請求項4に記載の光ファイバユニット。
  6. 前記光ファイバテープ心線の片面のみに前記テープ樹脂が塗布されている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光ファイバユニット。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光ファイバユニットを有し、
    前記光ファイバユニットがチューブで覆われている、光ファイバケーブル。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光ファイバユニットと、
    スロット溝を有するスロットロッドと、を有し、
    前記光ファイバユニットが前記スロット溝に収納されている、光ファイバケーブル。
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