JPWO2018155310A1 - 貼付剤用基剤及びそれを用いた貼付剤 - Google Patents

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Abstract

ゼラチン、ポリビニルアルコール、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体、及びL−メンチルグリセリルエーテルを含有する基剤であって、該基剤の全質量に対して、前記ゼラチンの含有量が1.5〜6質量%であり、前記ポリビニルアルコールの含有量が0.5〜8質量%であり、前記アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体の含有量が0.5〜13質量%である、貼付剤用基剤。

Description

本発明は、貼付剤用基剤及びそれを用いた貼付剤に関し、より詳しくは、ゼラチン及びポリビニルアルコールを含有する貼付剤用基剤及びそれを用いた貼付剤に関する。
貼付剤用基剤には、基剤層の高い水分含量や優れた保形性及び凝集性を確保するために、ゼラチン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子が含まれている。また、このような貼付剤用基剤においては、冷却効果を発現させるために、L−メントール等の清涼化剤が含まれている(例えば、国際公開第2006/090782号(特許文献1)及び国際公開第2015/025935号(特許文献2))。
しかしながら、従来の貼付剤用基剤においては、清涼化剤として用いられているL−メントールの強い刺激臭がまれに問題になる場合があり、L−メントールに代わる無臭の清涼化剤として、L−メンチルグリセリルエーテルが知られており、その誘導体も提案されている(例えば、特開平9−217083号公報(特許文献3))。
国際公開第2006/090782号 国際公開第2015/025935号 特開平9−217083号公報
しかしながら、従来の貼付剤用基剤において、清涼化剤をL−メントールからL−メンチルグリセリルエーテルに変更しても、未だ、不快な臭いが発生することを本発明者らは見出した。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、清涼化剤としてL−メンチルグリセリルエーテルを用いた場合であっても、基剤の粘着力を保持しつつ、不快な臭いの発生が抑制された貼付剤用基剤及びそれを用いた貼付剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、清涼化剤としてL−メンチルグリセリルエーテルを含有する従来の貼付剤用基剤において、不快な臭いを発生する原因が基剤に含まれるゼラチン及びポリビニルアルコールであることを見出し、さらに、基剤にポリ(アクリル酸メチル/アクリル酸2−エチルヘキシル)共重合体を配合することによって、ゼラチン及びポリビニルアルコールから発生する不快な臭いが抑制されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の貼付剤用基剤は、ゼラチン、ポリビニルアルコール、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体、及びL−メンチルグリセリルエーテルを含有する基剤であって、
該基剤の全質量に対して、
前記ゼラチンの含有量が1.5〜6質量%であり、
前記ポリビニルアルコールの含有量が0.5〜8質量%であり、
前記アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体の含有量が0.5〜13質量%である。
このような本発明の貼付剤用基剤においては、ポリアクリル酸及びポリアクリル酸中和物からなる群から選択される少なくとも1種の粘着剤を更に含有することが好ましい。
また、本発明の貼付剤は、支持体上に、前記本発明の基剤と薬物とを含有する膏体層を備えるものである。
本発明によれば、清涼化剤としてL−メンチルグリセリルエーテルを用いた場合であっても、基剤の粘着力を保持しつつ、不快な臭いの発生が抑制された貼付剤用基剤及びそれを用いた貼付剤を提供することが可能となる。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
先ず、本発明の貼付剤用基剤について説明する。本発明の貼付剤用基剤は、ゼラチン、ポリビニルアルコール、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体、及びL−メンチルグリセリルエーテルを含有する基剤であり、
該基剤の全質量に対して、
前記ゼラチンの含有量が1.5〜6質量%であり、
前記ポリビニルアルコールの含有量が0.5〜8質量%であり、
前記アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体の含有量が0.5〜13.0質量%である。
本発明に用いられるゼラチンとしては、一般に貼付剤に用いられるものであれば、特に制限はない。本発明の貼付剤用基剤において、このゼラチンの含有量は、基剤の全質量に対して1.5〜6質量%である。ゼラチンの含有量が1.5質量%未満になると、基剤にアクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体を配合しなくても、ゼラチンに由来する不快な臭いは発生しない。このため、ゼラチンに由来する不快な臭いの発生を抑制するという目的で、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体を基剤に配合する場合には、ゼラチンの含有量が1.5質量%以上(好ましくは2質量%以上)の基剤を対象とする必要がある。他方、ゼラチンの含有量が6質量%を超えると、基剤の粘着力が低下する。また、基剤の粘着力を十分に確保するという観点から、ゼラチンの含有量の上限としては5質量%以下が好ましく、4質量%以下がより好ましい。
本発明に用いられるポリビニルアルコールとしては、一般に貼付剤に用いられるものであれば、特に制限はない。本発明の貼付剤用基剤において、このポリビニルアルコールの含有量は、基剤の全質量に対して0.5〜8質量%である。ポリビニルアルコールの含有量が0.5質量%未満になると、基剤にアクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体を配合しなくても、ポリビニルアルコールに由来する不快な臭いは発生しない。このため、ポリビニルアルコールに由来する不快な臭いの発生を抑制するという目的で、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体を基剤に配合する場合には、ポリビニルアルコールの含有量が0.5質量%以上(好ましくは1質量%以上)の基剤を対象とする必要がある。他方、ポリビニルアルコールの含有量が8質量%を超えると、基剤の粘着力が高くなりすぎ、剥離時の痛みを許容できない。また、剥離時の痛みを許容できる適度な粘着力を確保するという観点から、ポリビニルアルコールの含有量としては7.5質量%以下が好ましい。
本発明に用いられるアクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体は、アクリル酸メチルとアクリル酸2−エチルヘキシルとの共重合体である。このアクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体を配合することによって、ゼラチン及びポリビニルアルコールに由来する不快な臭いの発生を抑制することができる。本発明の貼付剤用基剤において、このようなアクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体の含有量は、基剤の全質量に対して0.5〜13質量%である。アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体の含有量が0.5質量%未満になると、ゼラチン及びポリビニルアルコールに由来する不快な臭いの発生を抑制することができない。他方、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体の含有量が13質量%を超えると、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体自体の臭いが発生する。また、ゼラチン及びポリビニルアルコールに由来する不快な臭いやアクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体自体の臭いの発生を確実に抑制するという観点から、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体の含有量としては0.6〜12質量%が好ましく、0.6〜10質量%がより好ましい。
本発明において、前記アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体は、貼付剤用基剤の製造時に、水に分散された水性エマルジョンの状態で配合されることが好ましい。この場合、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体のエマルジョンの固形分基準の含有量が本発明にかかるアクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体の含有量となる。このようなアクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体の水性エマルジョンとしては、水及びアクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体のほか、界面活性剤及び/又は保護コロイド剤を更に含有するものであることが好ましく、前記界面活性剤及び/又は保護コロイド剤としては、ポリ(オキシエチレン)ノニルフェニルエーテルが好ましい。このため、本発明の貼付剤用基剤には、前記水性エマルジョンに由来する界面活性剤及び/又は保護コロイド剤が更に含まれていてもよい。前記界面活性剤及び/又は保護コロイド剤(好ましくは、ポリ(オキシエチレン)ノニルフェニルエーテル)を更に含有する場合、その合計含有量としては、基剤の全質量に対して0.01〜0.5質量%が好ましい。
本発明の貼付剤用基剤においては、清涼化剤としてL−メンチルグリセリルエーテルが含まれている。このようなL−メンチルグリセリルエーテルとしては、一般に貼付剤に用いられるものであれば、特に制限はない。このL−メンチルグリセリルエーテルは、無臭であるため、本発明の貼付剤用基剤及びそれを用いた貼付剤からは、L−メントールのような刺激臭は発生しない。本発明の貼付剤用基剤において、このL−メンチルグリセリルエーテルの含有量としては、基剤の全質量に対して0.5〜7質量%が好ましい。
また、本発明の貼付剤用基剤においては、ポリアクリル酸及びポリアクリル酸中和物からなる群から選択される少なくとも1種の粘着剤を更に含有していることが好ましい。これにより、基剤の粘着力が向上する。
前記ポリアクリル酸としては一般に貼付剤に用いられるものであれば、特に制限はない。本発明の貼付剤用基剤において、このポリアクリル酸の含有量としては、基剤の全質量に対して1〜5質量%が好ましい。これにより、基剤の粘着力が向上するとともに、膏体層の成形性及び保形性が向上する傾向にあり、さらに、膏体層の硬度が高くなりにくく、皮膚への密着性が向上する傾向にある。
前記ポリアクリル酸中和物としては一般に貼付剤に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、アンモニウム塩等のポリアクリル酸塩が挙げられる。このようなポリアクリル酸中和物は、部分中和物であっても完全中和物であっても、これらの混合物であってもよいが、基剤の粘着力がより向上するという観点から、ポリアクリル酸の部分中和物が好ましい。このポリアクリル酸の部分中和物は、1つのポリマー鎖においてアクリル酸に由来する構造単位とアクリル酸塩に由来する構造単位とが任意の割合で存在しているものであり、1つのポリマー鎖中のカルボキシ基の20モル%以上が中和されていることが好ましい。このポリアクリル酸中和物の含有量としては、基剤の全質量に対して1〜5質量%が好ましい。これにより、基剤の粘着力が向上するとともに、膏体層の成形性及び保形性が向上する傾向にある。
また、本発明の貼付剤がパップ剤である場合には、本発明の貼付剤用基剤には水(精製水)が含まれている。水の含有量としては、基剤の全質量に対して20〜95質量%が好ましく、25〜90質量%がより好ましい。これにより、ポリアクリル酸及びポリアクリル酸中和物による粘着力が十分に確保される。
さらに、本発明の貼付剤用基剤には、本発明の効果を損なわない範囲において、溶解補助剤、保湿剤、安定化剤、無機粉体、着色料、着香料、pH調整剤等の各種添加剤が含まれていてもよい。
次に、本発明の貼付剤について説明する。本発明の貼付剤は、支持体上に前記本発明の基剤と薬物とを含有する膏体層を備えるものである。
前記支持体としては、一般に貼付剤に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、織布(編布等)、不織布、樹脂フィルム、発泡シート、紙が挙げられる。織布、不織布、樹脂フィルムの材質としては特に制限はないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン等のポリオレフィン;ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル;レーヨン、ポリウレタン、及び綿が挙げられる。
本発明の貼付剤においては、前記支持体の少なくとも一方の面上に前記本発明の基剤と薬物(薬理活性物質)とを含有する膏体層が形成されている。前記薬物としては一般に貼付剤に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、フェルビナク、フルルビプロフェン、ジクロフェナク、ジクロフェナクナトリウム、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、インドメタシン、ケトプロフェン等の非ステロイド系抗炎症剤又はこれらのエステル、ジフェンヒドラミン等の抗ヒスタミン剤、アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェンナトリウム等の鎮痛剤、リドカイン等の局所麻酔剤、塩化スキサメトニウム等の筋弛緩剤、クロトルマゾール等の抗真菌剤、クロニジン等の降圧剤、ニトログリセリン、硝酸イソソルビド等の血管拡張剤、ビタミンA、ビタミンE(トコフェロール)、トコフェロール酢酸エステル、ビタミンK、オクトチアシン、リボフラビン酪酸エステル等のビタミン類;プロスタグランジン類、スコポラミン、フェンタニル、トウガラシエキス、ノニル酸ワニリルアミドが挙げられる。
また、本発明の貼付剤においては、前記膏体層の前記支持体とは反対側の面に剥離ライナーを備えていてもよい。この剥離ライナーは膏体層を被覆して保護するものである。このような剥離ライナーとしては一般に貼付剤に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン等)等の樹脂フィルム;紙等が挙げられる。
本発明の貼付剤の製造方法としては特に制限はなく、一般の貼付剤の製造方法を採用することができる。例えば、本発明の基剤及び薬物を含有する膏体を調製し、この膏体を剥離ライナー上に均一に展延した後、支持体を積層することによって本発明の貼付剤が得られる。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(試験例1)
ゼラチン1〜5質量部を精製水99〜95質量部に添加して溶解し、総量100質量部の試料溶液を調製した。この試料溶液について官能試験を行い、下記の判定基準に基づいて、0〜100の間で臭いを評価した。この官能試験を被験者5人について行い、臭いスコアの平均値を求めた。その結果を表1に示す。
〔判定基準〕
100:非常に不快に感じる。
75:不快に感じる。
50:感じるが不快ではない。
25:わずかに感じる。
0:感じない。
(試験例2)
ゼラチンの代わりにポリビニルアルコール(PVA)を用いた以外は試験例1と同様にして官能試験を被験者5人について行い、臭いスコアの平均値を求めた。その結果を表1に示す。
(試験例3)
ゼラチンの代わりにポリアクリル酸(PAA)を用いた以外は試験例1と同様にして官能試験を被験者5人について行い、臭いスコアの平均値を求めた。その結果を表1に示す。
Figure 2018155310
表1に示したように、ゼラチン及びポリビニルアルコールが臭いの原因物質であることがわかった。また、ゼラチン及びポリビニルアルコールの含有量がそれぞれ2質量%以上及び1質量%以上になると、不快に感じることがわかった。
(実施例1)
先ず、ゼラチン2質量部、ポリビニルアルコール(PVA)1質量部、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョン(日本カーバイド工業株式会社製「ニカゾールTS−620」)0.6質量部(固形物基準)、L−メンチルグリセリルエーテル1質量部、ポリアクリル酸ナトリウム(PANa)1質量部、ケイ酸マグネシウム0.1質量部、及び精製水94.3質量部を混合して攪拌し、基剤を調製した。
得られた基剤をパップ剤1枚(140mm×100mm)当たり7gとなるように剥離ライナー上に均一に展延した。その上に、直ちに支持体を積層し、パップ剤を得た。
(実施例2〜16)
ゼラチン、ポリビニルアルコール(PVA)、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョン、及び精製水の配合量を表2に示す配合量に変更した以外は実施例1と同様にして基剤を調製し、さらにパップ剤を作製した。
(比較例1)
アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョンの代わりにアミノアルキルメタクリレートコポリマーE(エボニック社製「オイドラギットEPO」)12質量部を用いた以外は実施例4と同様にして基剤を調製し、さらにパップ剤を作製した。
(比較例2)
アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョンの代わりにメタクリル酸ブチル−メタクリル酸メチルコポリマー(エボニック社製「Plastoid B」)12質量部を用いた以外は実施例4と同様にして基剤を調製し、さらにパップ剤を作製した。
(比較例3〜13)
ゼラチン、ポリビニルアルコール(PVA)、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョン、及び精製水の配合量を表3に示す配合量に変更した以外は実施例1と同様にして基剤を調製し、さらにパップ剤を作製した。
Figure 2018155310
Figure 2018155310
<粘着性試験>
得られたパップ剤を25mm×90mmの矩形に切り抜き、サインカーブからなる傾斜台下の水平な底部に配置し、剥離ライナーを除去して基剤層を露出させた。次いで、前記傾斜台の傾斜面に17号剛球(直径:17/32インチ)を転がし、前記基剤層表面上で剛球が停止するまでの距離(停止距離)を測定した。この測定を3回繰り返し、その平均値(単位:mm)を算出した。その結果を表4〜表7に示す。なお、前記基剤層表面上で剛球が停止しなかったものについては、「90<」と表記した。この停止距離が短いものほど、基剤層の粘着力が高いものであると判断され、停止距離が90mm以下であれば粘着力は製剤として許容できる。ただし、停止距離が短くなりすぎると、粘着力が強くなりすぎ、剥離時の痛みを許容できないため、停止距離は20mm以上であることが好ましい。
<官能試験>
得られたパップ剤について官能試験を行い、下記の判定基準に基づいて、0〜100の間で臭いスコアとして評価した。この官能試験を被験者5人について行い、臭いスコアの平均値を求めた。その結果を表4〜表7に示す。なお、前記粘着性試験の結果が「90<」又は20mm未満のものについては官能試験を実施しなかった。
〔判定基準〕
100:非常に不快に感じる。
75:不快に感じる。
50:感じるが不快ではない。
25:わずかに感じる。
0:感じない。
Figure 2018155310
表4に示した結果から明らかなように、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョン(実施例4)を用いることによって、ゼラチン及びPVAに由来する製剤臭をマスキングできる(臭いスコア50以下)ことが確認された。一方、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョンの代わりにアミノアルキルメタクリレートコポリマーE(比較例1)又はメタクリル酸ブチル−メタクリル酸メチルコポリマー(比較例2)を用いた場合には、製剤臭をマスキングすることができなかった(臭いスコア50超過)。
Figure 2018155310
表5に示した結果から明らかなように、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョンの含有量(固形物基準)を基剤の全質量に対して0.5〜13.0質量%の範囲内(実施例1〜4、6〜10及び12〜16)とすることによって、ゼラチン及びPVAに由来する製剤臭をマスキングでき(臭いスコア50以下)、また、製剤として許容できる粘着力(停止距離20〜90mm)が得られることが確認された。一方、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョンの含有量(固形物基準)が0.5質量%未満(比較例3、5及び10)になると、製剤臭をマスキングすることができなかった(臭いスコア50超過)。また、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョンの含有量(固形物基準)が15.0質量%(比較例4)になると、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体自体の臭いが発生する(臭いスコア50超過)ことがわかった。
Figure 2018155310
表6に示した結果から明らかなように、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョンの含有量(固形物基準)が0.5〜13.0質量%の基剤においては、ゼラチンの含有量を基剤の全質量に対して1.5〜6質量%の範囲内(実施例1〜4、11及び13〜16)とすることによって、ゼラチンに由来する製剤臭をマスキングでき(臭いスコア50以下)、また、製剤として許容できる粘着力(停止距離20〜90mm)が得られることが確認された。一方、ゼラチンの含有量が7.5質量%(比較例11〜14)になると、粘着力が弱く(停止距離90mm超過)、製剤として許容できないものであった。
Figure 2018155310
表7に示した結果から明らかなように、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョンの含有量(固形物基準)が0.5〜13.0質量%の基剤においては、ポリビニルアルコール(PVA)の含有量を基剤の全質量に対して0.5〜8質量%の範囲内(実施例1〜5及び7〜10)とすることによって、PVAに由来する製剤臭をマスキングでき(臭いスコア50以下)、また、製剤として許容できる粘着力(停止距離20〜90mm)が得られることが確認された。一方、PVAの含有量が10質量%(比較例6〜9)になると、剥離時の痛みを許容できなくなるほど、粘着力が強いものであった(停止距離20mm未満)。
(実施例17)
先ず、ゼラチン2質量部、ポリビニルアルコール(PVA)5質量部、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体エマルジョン(日本カーバイド工業株式会社製「ニカゾールTS−620」)10質量部(固形物基準)、L−メンチルグリセリルエーテル1質量部、ポリアクリル酸ナトリウム(PANa)1質量部、ケイ酸マグネシウム0.1質量部、サリチル酸グリコール2質量部、トコフェロール酢酸エステル1質量部、モノステアリン酸ポリエチレングリコール1質量部、及び精製水76.9質量部を混合して攪拌し、基剤と薬物とを含有する膏体を調製した。
得られた膏体をパップ剤1枚(140mm×100mm)当たり7gとなるように剥離ライナー上に均一に展延した。その上に、直ちに支持体を積層し、パップ剤を得た。このパップ剤について前記粘着性試験及び前記官能試験を行なった。その結果を表8に示す。
Figure 2018155310
表8に示した結果から明らかなように、清涼化剤としてL−メンチルグリセリルエーテルを用いたパップ剤に薬物が含まれる場合(すなわち、基剤と薬物とを含有する膏体層を備えるパップ剤)であっても、膏体層にポリ(アクリル酸メチル/アクリル酸2−エチルヘキシル)共重合体を配合することによって、膏体層の粘着力を保持しつつ、ゼラチン及びポリビニルアルコールから発生する不快な臭いが抑制されることが確認された。
以上説明したように、本発明によれば、清涼化剤としてL−メンチルグリセリルエーテルを用いた場合であっても、基剤の粘着力を保持しつつ、不快な臭いの発生が抑制された貼付剤用基剤を提供することが可能となる。
したがって、本発明の貼付剤は、このような基剤を用いて膏体層が形成されているため、刺激臭や製剤臭等の不快な臭いを感じることなく、長時間使用することができる点で有用である。

Claims (3)

  1. ゼラチン、ポリビニルアルコール、アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体、及びL−メンチルグリセリルエーテルを含有する基剤であって、
    該基剤の全質量に対して、
    前記ゼラチンの含有量が1.5〜6質量%であり、
    前記ポリビニルアルコールの含有量が0.5〜8質量%であり、
    前記アクリル酸メチル・アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体の含有量が0.5〜13質量%である、
    貼付剤用基剤。
  2. ポリアクリル酸及びポリアクリル酸中和物からなる群から選択される少なくとも1種の粘着剤を更に含有する請求項1に記載の貼付剤用基剤。
  3. 支持体上に、請求項1又は2に記載の基剤と薬物とを含有する膏体層を備える貼付剤。
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