JPWO2018066049A1 - エレベーターの制御装置 - Google Patents

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Abstract

利用者の安全性を担保することができるエレベーターの制御装置を提供する。エレベーターの制御装置は、利用者の乗場呼びの情報とロボットの乗場呼びの情報とを区別して記憶する乗場呼び情報記憶部と、前記乗場呼び情報記憶部に利用者の乗場呼びの情報が記憶されている場合は前記第1かごおよび前記第2かごの一方を当該利用者の乗場呼びに割り当て、前記乗場呼び情報記憶部にロボットの乗場呼びの情報が記憶されている場合は前記第1かごおよび前記第2かごの他方を当該ロボットの乗場呼びに割り当てる乗場呼び割当部と、前記乗場呼び割当部による当該ロボットの乗場呼びへの前記第1かごおよび前記第2かごの他方の応答よりも当該利用者の乗場呼びへの前記第1かごおよび前記第2かごの一方の応答を優先する前記第1かごの走行と前記第2かごの走行とを制御するかご制御部と、を備えた。

Description

この発明は、エレベーターの制御装置に関する。
例えば、特許文献1は、エレベーターシステムを開示する。当該エレベーターシステムにおいて、ロボットが乗り込む領域がかごに確保されている際、当該ロボットは、当該かごに乗り込む。
日本特許第5572018号公報
特許文献1に記載のエレベーターシステムにおいて、当該ロボットは、利用者とともに当該かごを利用して移動する。ロボットは多様な可動部を有しているため、利用者とロボットが同じかごに乗ると、ロボットの可動部が利用者に当たる場合があり、利用者の安全性の点で問題がある場合がある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、利用者の安全性を担保することができるエレベーターの制御装置を提供することである。
この発明に係るエレベーターの制御装置は、鉛直投影面上において重なる第1かごと第2かごとを備えたエレベーターの乗場において乗場呼びが登録された際に、当該乗場呼びが利用者の乗場呼びとロボットの乗場呼びとのうちのどちらの乗場呼びであるのかを判定する乗場呼び判定部と、前記乗場呼び判定部による判定結果に基づいて、利用者の乗場呼びの情報とロボットの乗場呼びの情報とを区別して記憶する乗場呼び情報記憶部と、前記乗場呼び情報記憶部に利用者の乗場呼びの情報が記憶されている場合は前記第1かごおよび前記第2かごの一方を当該利用者の乗場呼びに割り当て、前記乗場呼び情報記憶部にロボットの乗場呼びの情報が記憶されている場合は前記第1かごおよび前記第2かごの他方を当該ロボットの乗場呼びに割り当てる乗場呼び割当部と、前記乗場呼び割当部による当該ロボットの乗場呼びへの前記第1かごおよび前記第2かごの他方の応答よりも当該利用者の乗場呼びへの前記第1かごおよび前記第2かごの一方の応答を優先する前記第1かごの走行と前記第2かごの走行とを制御するかご制御部と、を備えた。
この発明によれば、利用者は、第1かごおよび第2かごの一方を利用する。ロボットは、第1かごおよび第2かごの他方を利用する。さらに、ロボットの乗場呼びへの前記第2かごの応答よりも利用者の乗場呼びへの第1かごの応答が優先される。このため、利用者は、ロボットと同じかごに乗らずに通常と変わらずにエレベーターを利用できる。その結果、利用者の安全性を担保することができる。
この発明の実態の形態1におけるエレベーターの制御装置が適用されるエレベーターの構成図である。 この発明の実態の形態1におけるエレベーターの制御装置と運用管理装置とのブロック図である。 この発明の実態の形態1におけるエレベーターシステムの制御装置が乗場呼びにかごを割り当てる際の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実態の形態1におけるエレベーターシステムの制御装置が乗場呼びにかごを割り当てる際の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムの制御装置のハードウェア構成図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実態の形態1におけるエレベーターの制御装置が適用されるエレベーターの構成図である。
図1のエレベーターは、ダブルデッキエレベーターである。昇降路1は、建築物の各階を貫く。例えば、複数の乗場2の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場2の各々は、昇降路1に対向する。第1かご3aと第2かご3bとは、昇降路1の内部に設けられる。第1かご3aと第2かご3bとは、鉛直投影面上において重なる。第1かご3aと第2かご3bとは、連動して走行する設定となっている。
複数の乗場呼び登録装置4の各々は、複数の乗場2の各々に設けられる。複数の乗場呼び登録装置4の各々は、利用者の乗場登録の手段として設けられる。例えば、複数の乗場呼び登録装置4の各々は、対応した乗場2で行先階が入力されることで利用者の乗場登録を行う。例えば、複数の乗場呼び登録装置4は、図示されない操作部と図示されない通信部とを備える。第1行先呼び登録装置5aは、第1かご3aの内部に設けられる。例えば、第1行先呼び登録装置5aは、図示されない操作部と図示されない通信部とを備える。第2行先呼び登録装置5bは、第2かご3bの内部に設けられる。例えば、第2行先呼び登録装置5bは、図示されない操作部と図示されない通信部とを備える。
例えば、エレベーターの制御装置6は、昇降路1の内部に設けられる。例えば、制御装置6は、図示されない機械室に設けられる。
ロボット7は、自立走行自在に設けられる。例えば、ロボット7は、図示されない通信部を備える。
例えば、ロボット7の運用管理装置8は、建築物の管理室に設けられる。
エレベーターの利用者は、自らが存在する乗場2において乗場呼び登録装置4の操作部を操作することにより乗場呼びを要求する。当該乗場2の乗場呼び登録装置4は、操作部が操作されることにより当該利用者の乗場呼びを登録する。制御装置6は、当該利用者の乗場呼びに第1かご3aを割り当てる。なお、利用者の乗場登録の手段として、乗場で行先階を入力する方法もある。
制御装置6は、当該乗場呼びに対応した階まで第1かご3aを走行させる。第1かご3aが当該乗場呼びに対応した階に到着した際、当該利用者は、第1かご3aに乗り込む。その後、当該利用者は、第1行先呼び登録装置5aの操作部を操作することにより行先呼びを要求する。第1行先呼び登録装置5aは、操作部が操作されることにより当該利用者の行先呼びを登録する。制御装置6は、当該行先呼びに対応した階まで第1かご3aを走行させる。
ロボット7は、運用管理装置8からの指示に基づいてエレベーターを利用して特定の時間までに特定の階まで移動するように制御される。この際、ロボット7は、通信部を用いて自らが存在する乗場2において乗場呼びの情報を送信する。当該乗場2の乗場呼び登録装置4は、通信部が当該情報を受信することにより当該ロボット7の乗場呼びを登録する。制御装置6は、当該ロボット7の乗場呼びに第2かご3bを割り当てる。
制御装置6は、当該乗場呼びに対応した階まで第2かご3bを走行させる。第2かご3bが当該乗場呼びに対応した階に到着した際、当該ロボット7は、第2かご3bに乗り込む。その後、当該ロボット7は、通信部を用いて行先呼びの情報を送信する。第2行先呼び登録装置5bは、通信部が当該情報を受信することにより当該ロボット7の行先呼びを登録する。制御装置6は、当該行先呼びに対応した階まで第2かご3bを走行させる。
次に、図2を用いて、制御装置6と運用管理装置8とを説明する。
図2はこの発明の実態の形態1におけるエレベーターの制御装置と運用管理装置とのブロック図である。
図2に示されるように、制御装置6は、利用状況検出部9と乗場呼び割当部10とかご制御部11とを備える。
利用状況検出部9は、乗場呼び判定部9aと行先呼び判定部9bと乗場呼び情報記憶部9cと行先呼び情報記憶部9dとを備える。
乗場呼び判定部9aは、乗場2において乗場呼びが登録された際に当該乗場呼びが利用者の乗場呼びとロボット7の乗場呼びとのうちのどちらの乗場呼びであるのかを判定する。行先呼び判定部9bは、第1かご3aまたは第2かご3bにおいて行先呼びが登録された際に利用者の行先呼びとロボット7の行先呼びとのうちのどちらの行先呼びであるのかを判定する。乗場呼び情報記憶部9cは、乗場呼び判定部9aによる判定結果に基づいて利用者の乗場呼びの情報とロボット7の乗場呼びの情報とを区別して記憶する。行先呼び情報記憶部9dは、行先呼び判定部9bによる判定結果に基づいて利用者の行先呼びの情報とロボット7の行先呼びの情報とを区別して記憶する。
乗場呼び割当部10は、乗場呼び情報記憶部9cに記憶された乗場呼びに割り当てるかごを決定する。例えば、乗場呼び情報記憶部9cに利用者の乗場呼びの情報が記憶されている場合、乗場呼び割当部10は、第1かご3aを当該利用者の乗場呼びに割り当てる。乗場呼び情報記憶部9cにロボット7の乗場呼びの情報が記憶されている場合、乗場呼び割当部10は、第2かご3bを当該ロボット7の乗場呼びに割り当てる。
かご制御部11は、第1かご制御部11aと第2かご制御部11bとを備える。
第1かご制御部11aは、乗場呼び情報記憶部に記憶された乗場呼びの情報と行先呼び情報記憶部9dに記憶された行先呼びとに基づいて第1かご3aの動作を制御する。第2かご制御部11bは、乗場呼び情報記憶部に記憶された乗場呼びの情報と行先呼び情報記憶部9dに記憶された行先呼びとに基づいて第2かご3bの動作を制御する。
第1かご3aへの利用者の乗場呼びの割り当てと第2かご3bへのロボット7の乗場呼びの割り当てとが存在する場合、第1かご制御部11aによる第1かご3aの動作の制御が優先される。その結果、ロボット7の乗場呼びへの第2かご3bの応答よりも利用者の乗場呼びへの第1かご3aの応答が優先される。
運用管理装置8は、利用計画情報記憶部12と利用指示部13とを備える。
利用計画情報記憶部12は、ロボット7の利用計画の情報を記憶する。利用指示部13は、利用計画情報記憶部12に記憶された利用計画の情報に基づいてロボット7に対して特定のエレベーターの利用を指示する。例えば、利用指示部13は、特定の時間よりも前に特定の階まで移動するようにロボット7に指示する。
次に、図3と図4とを用いて、制御装置6が乗場呼びにかごを割り当てる際の動作を説明する。
図3と図4とはこの発明の実態の形態1におけるエレベーターシステムの制御装置が乗場呼びにかごを割り当てる際の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、制御装置6は、現在の時刻が利用者を優先する時間帯であるか否かを判定する。例えば、制御装置6は、現在の時刻が出勤時間帯であるか否かを判定する。
ステップS1で現在の時刻が利用者を優先する時間帯である場合、制御装置6は、ステップS2の動作を行う。ステップS2では、制御装置6は、乗場呼び情報記憶部9cに利用者の乗場呼びの情報が記憶されているか否かを判定する。
ステップS2で乗場呼び情報記憶部9cに利用者の乗場呼びの情報が記憶されていない場合、制御装置6は、ステップS1の動作を行う。ステップS2で乗場呼び情報記憶部9cに利用者の乗場呼びの情報が記憶されている場合、制御装置6は、ステップS3の動作を行う。
ステップS3では、制御装置6は、第1かご3aまたは第2かご3bを当該利用者の乗場呼びに割り当てる。その後、制御装置6は、ステップS1の動作を行う。
ステップS1で現在の時刻が利用者を優先する時間帯でない場合、制御装置6は、ステップS4の動作を行う。ステップS4では、制御装置6は、現在の時刻がロボット7を優先する時間帯であるか否かを判定する。例えば、制御装置6は、現在の時刻が深夜の時間帯であるか否かを判定する。
ステップS4で現在の時刻がロボット7を優先する時間帯である場合、制御装置6は、ステップS5の動作を行う。ステップS5では、制御装置6は、乗場呼び情報記憶部9cにロボット7の乗場呼びの情報が記憶されているか否かを判定する。
ステップS5で乗場呼び情報記憶部9cにロボット7の乗場呼びの情報が記憶されていない場合、制御装置6は、ステップS1の動作を行う。ステップS5で乗場呼び情報記憶部9cにロボット7の乗場呼びの情報が記憶されている場合、制御装置6は、ステップS6の動作を行う。
ステップS6では、制御装置6は、第1かご3aまたは第2かご3bを当該ロボット7の乗場呼びに割り当てる。その後、制御装置6は、ステップS1の動作を行う。
ステップS4で現在の時刻がロボット7を優先する時間帯でない場合、制御装置6は、ステップS7の動作を行う。ステップS7では、制御装置6は、乗場呼び情報記憶部9cに利用者の乗場呼びの情報が記憶されているか否かを判定する。
ステップS7で乗場呼び情報記憶部9cに利用者の乗場呼びの情報が記憶されている場合、制御装置6は、ステップS8の動作を行う。ステップS8では、制御装置6は、第1かご3aを当該利用者の乗場呼びに割り当てる。その後、制御装置6は、ステップS1の動作を行う。
ステップS7で乗場呼び情報記憶部9cに利用者の乗場呼びの情報が記憶されていない場合、制御装置6は、ステップS9の動作を行う。ステップS9では、制御装置6は、乗場呼び情報記憶部9cにロボット7の乗場呼びの情報が記憶されているか否かを判定する。
ステップS9で乗場呼び情報記憶部9cにロボット7の乗場呼びの情報が記憶されている場合、制御装置6は、ステップS10の動作を行う。ステップS10では、制御装置6は、第2かご3bを当該ロボット7の乗場呼びに割り当てる。その後、制御装置6は、ステップS1の動作を行う。
ステップS9で乗場呼び情報記憶部9cにロボット7の乗場呼びの情報が記憶されていない場合、制御装置6は、ステップS1の動作を行う。
以上で説明した実施の形態1によれば、利用者は、第1かご3aを利用する。ロボット7は、第2かご3bを利用する。さらに、ロボット7の乗場呼びへの第2かご3bの応答よりも利用者の乗場呼びへの第1かご3aの応答が優先される。このため、利用者は、ロボット7と同じかごに乗らずに通常と変わらずにエレベーターを利用できる。その結果、利用者の安全性を担保することができる。
なお、第2かご3bを利用者の乗場呼びに割り当ててもよい。この際、第1かご3aをロボット7の乗場呼びに割り当てればよい。この場合、ロボット7の乗場呼びへの第1かご3aの応答よりも利用者の乗場呼びへの第2かご3bの応答を優先させればよい。この場合も、利用者は、ロボット7と同じかごに乗らずに通常と変わらずにエレベーターを利用できる。その結果、利用者の安全性を担保することができる。
また、現在の時刻が利用者を優先する時間帯である際、ロボット7の乗場呼びへのかごの割り当ては行われない。このため、出勤時間帯等において第1かご3aおよび第2かご3bを用いて多くの利用者を移動させることができる。この際、ロボット7は、いくら待たされても文句を言わない。
また、現在の時刻がロボット7を優先する時間帯である際、利用者の乗場呼びへのかごの割り当ては行われない。このため、利用者がいない深夜の時間帯等において第1かご3aおよび第2かご3bを用いて多くのロボット7を移動させることができる。なお、現在の時刻がロボット7を優先する時間帯である際、利用者の乗場呼びへのかごの割り当てを有効とし、当該利用者をロボット7と同乗させてもよい。
なお、ロボット7が第1かご3aおよび第2かご3bの他方において乗降を行っている最中に利用者が第1かご3aおよび第2かご3bの一方において乗降を終了した場合、かご制御部11は、運用管理装置8を介して当該ロボット7の第1かご3aおよび第2かご3bの他方への乗降を終了させることもある。この際、かご制御部11は、第1かご3aのドアと第2かご3bのドアとを即座に閉めて第1かご3aと第2かご3bとを走行させることもある。この場合、利用者がロボット7の乗降を待つ必要がなくなる。このため、利用者の安全性を担保することができる。この際、ロボット7は、次の機会まで乗降を待たされても文句を言わない。次の機会まで乗降を待たされたロボット7においては、「特定の時間」までの時間が短いロボット7から順番に乗降を行うように制御される。
また、かご制御部11は、利用者が第1かご3aおよび第2かご3bの一方において乗降している際に運用管理装置8を介して当該ロボット7に対して第1かご3aおよび第2かご3bの他方への乗降を許可することもある。かご制御部11は、利用者が第1かご3aおよび第2かご3bの一方において乗降していない際に運用管理装置8を介してロボット7に対して第1かご3aおよび第2かご3bの他方への乗降を許可しないこともある。これらの場合、利用者がロボット7の乗降を待つ必要がなくなる。このため、利用者の安全性を担保することができる。この際、ロボット7は、第1かご3aおよび第2かご3bの他方の内部に詰め込まれても文句を言わない。
また、かご制御部11は、ロボット7の乗場呼びに対して第1かご3aおよび第2かご3bの他方を応答させるタイミングと第1かご3aおよび第2かご3bの他方の行先呼びに対して第1かご3aおよび第2かご3bの他方を応答させるタイミングとを制御することもある。この場合、利用者に対して、エレベーターを通常通り利用していると感じさせることができる。
また、制御装置6と運用管理装置8とは、鉛直投影面上において重なる第1かごと第2かごとが独立して走行する設定となっているエレベーターに適用されることもある。この場合も、利用者は、ロボット7と同じかごに乗らずに通常と変わらずにエレベーターを利用できる。その結果、利用者の安全性を担保することができる。
次に、図5を用いて、制御装置6の例を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムの制御装置のハードウェア構成図である。
制御装置6の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ14aと少なくとも1つのメモリ14bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア15を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ14aと少なくとも1つのメモリ14bとを備える場合、制御装置6の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ14bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ14aは、少なくとも1つのメモリ14bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置6の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ14aは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ14bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア15を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、制御装置6の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、制御装置6の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
制御装置6の各機能について、一部を専用のハードウェア15で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、かご制御部11の機能については専用のハードウェア15としての処理回路で実現し、かご制御部11の機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ14aが少なくとも1つのメモリ14bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア15、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで制御装置6の各機能を実現する。
なお、図示されないが、運用管理装置8の各機能も、制御装置6の処理回路と同等の処理回路で実現される。
以上のように、当該エレベーターシステムは、利用者の安全性を担保するシステムに利用できる。
1 昇降路、 2 乗場、 3a 第1かご、 3b 第2かご、 4 乗場呼び登録装置、 5a 第1行先呼び登録装置、 5b 第2行先呼び登録装置、 6 制御装置、 7 ロボット、 8 運用管理装置、 9 利用状況検出部、 9a 乗場呼び判定部、 9b 行先呼び判定部、 9c 乗場呼び情報記憶部、 9d 行先呼び情報記憶部、 10 乗場呼び割当部、 11 かご制御部、 11a 第1かご制御部、 11b 第2かご制御部、 12 利用計画情報記憶部、 13 利用指示部、 14a プロセッサ、 14b メモリ、 15 ハードウェア

Claims (6)

  1. 鉛直投影面上において重なる第1かごと第2かごとを備えたエレベーターの乗場において乗場呼びが登録された際に、当該乗場呼びが利用者の乗場呼びとロボットの乗場呼びとのうちのどちらの乗場呼びであるのかを判定する乗場呼び判定部と、
    前記乗場呼び判定部による判定結果に基づいて、利用者の乗場呼びの情報とロボットの乗場呼びの情報とを区別して記憶する乗場呼び情報記憶部と、
    前記乗場呼び情報記憶部に利用者の乗場呼びの情報が記憶されている場合は前記第1かごおよび前記第2かごの一方を当該利用者の乗場呼びに割り当て、前記乗場呼び情報記憶部にロボットの乗場呼びの情報が記憶されている場合は前記第1かごおよび前記第2かごの他方を当該ロボットの乗場呼びに割り当てる乗場呼び割当部と、
    前記乗場呼び割当部による当該ロボットの乗場呼びへの前記第1かごおよび前記第2かごの他方の応答よりも当該利用者の乗場呼びへの前記第1かごおよび前記第2かごの一方の応答を優先する前記第1かごの走行と前記第2かごの走行とを制御するかご制御部と、
    を備えたエレベーターの制御装置。
  2. 前記乗場呼び割当部は、現在の時刻が利用者を優先する時間帯である際に、前記乗場呼び情報記憶部に利用者の乗場呼びの情報が記憶されている場合は前記第1かごまたは前記第2かごを当該利用者の乗場呼びに割り当て、前記乗場呼び情報記憶部にロボットの乗場呼びの情報が記憶されている場合は当該ロボットの乗場呼びへのかごの割り当てを行わない請求項1に記載のエレベーターの制御装置。
  3. 前記乗場呼び割当部は、現在の時刻がロボットを優先する時間帯である際に、前記乗場呼び情報記憶部に利用者の乗場呼びの情報が記憶されている場合は当該利用者の乗場呼びへのかごの割り当てを行わず、前記乗場呼び情報記憶部にロボットの乗場呼びの情報が記憶されている場合は前記第1かごまたは前記第2かごを当該ロボットの乗場呼びに割り当てる請求項1に記載のエレベーターの制御装置。
  4. 前記かご制御部は、前記第1かごと前記第2かごとが連動して走行する設定となっている際に、ロボットが前記第1かごおよび前記第2かごの他方において乗降を行っている最中に利用者が前記第1かごおよび前記第2かごの一方において乗降を終了した場合は、当該ロボットの前記第1かごおよび前記第2かごの他方への乗降を終了させ、前記第1かごと前記第2かごとを走行させる請求項1に記載のエレベーターの制御装置。
  5. 前記かご制御部は、利用者が前記第1かごおよび前記第2かごの一方において乗降している際に当該ロボットに対して前記第1かごおよび前記第2かごの他方への乗降を許可し、利用者が前記第1かごおよび前記第2かごの一方において乗降していない際に当該ロボットに対して前記第1かごおよび前記第2かごの他方への乗降を許可しない請求項1に記載のエレベーターの制御装置。
  6. 前記第1かごの行先呼びの情報と前記第2かごの行先呼びの情報とを記憶する行先呼び情報記憶部、
    を備え、
    前記かご制御部は、前記乗場呼び情報記憶部に記憶された利用者の乗場呼びの情報と前記行先呼び情報記憶部に記憶された前記第1かごおよび前記第2かごの一方の行先呼びの情報とに基づいて、ロボットの乗場呼びに対して前記第1かごおよび前記第2かごの他方を応答させるタイミングと前記第1かごおよび前記第2かごの他方の行先呼びに対して前記第1かごおよび前記第2かごの他方を応答させるタイミングとを制御する請求項1に記載のエレベーターの制御装置。
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