JP5870750B2 - エレベータの運行システムおよび運行方法 - Google Patents
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Description
(i)各エレベータを制御する「制御装置」とそれらの制御装置を連携させる「群管理装置」で構成され、各制御装置はカゴ呼びを受け付け、群管理装置は乗場呼びを受け付けた後、乗場呼びを一方の制御装置に割り当てる、というシステムであること。
(ii)両エレベータが同一階に停止して戸が全閉であり、両方の制御装置にカゴ呼びも乗場呼びも登録が無いとき、両方の制御装置でカゴ呼び受付とカゴ呼び受付が重複発生したり、カゴ呼び受付と乗場呼び割当が重複発生したりして、それらの呼びの指定する階が同一方向にあること。
(1)前記制御装置は、カゴ呼びを受け付け、前記群管理装置へ報知する。前記制御装置は、受け付けたカゴ呼びを登録し、前記カゴ呼びの指定する階に自身の制御するエレベータが到着すると前記カゴ呼びの登録を抹消する。
(2)前記群管理装置は、乗場呼びを受け付け、受け付けた乗場呼びを前記制御装置に割り当てる。前記制御装置は、割り当てられた乗場呼びを登録し、前記乗場呼びの指定する階に自身の制御するエレベータが到着すると前記乗場呼びの登録を抹消する。
(3)前記群管理装置は、前記制御装置の状態を出発可または出発不可とするよう指令する。前記制御装置は、カゴ呼びまたは乗場呼びが登録されている場合、自身の状態が出発可であれば自身の制御するエレベータを出発させ、出発不可であれば前記エレベータを出発させない。
(4)前記群管理装置は、同一階に停止している両方のエレベータの戸が全閉となり、両方の制御装置に乗場呼びもカゴ呼びも登録されていない場合、両方の制御装置に対し出発不可とするよう指令する。その後、両方の制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録された場合、片方の制御装置に対し出発可とするよう指令する。
(1)前記制御装置にカゴ呼びを受け付けさせる。受け付けたカゴ呼びを前記制御装置に登録させ、前記カゴ呼びの指定する階に自身の制御するエレベータが到着すると前記カゴ呼びの登録を抹消させる。
(2)受け付けた乗場呼びを前記制御装置に割り当てる。割り当てた乗場呼びを前記制御装置に登録させ、前記乗場呼びの指定する階に自身の制御するエレベータが到着すると前記乗場呼びの登録を抹消させる。
(3)前記制御装置の状態を出発可または出発不可とさせる。前記制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録されている場合、自身の状態が出発可であれば自身の制御するエレベータを出発させ、出発不可であれば前記エレベータを出発させない。
(4)同一階に停止している両方のエレベータの戸が全閉となり、両方の制御装置にカゴ呼びも乗場呼びも登録されていない場合、両方の制御装置の状態を出発不可とする。その後、両方の制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録された場合、片方の制御装置に対し出発可とする。
図1によりエレベータ運行システムの構成要素を説明する。なお、同一昇降路内で隣接する2台のエレベータをそれぞれエレA、エレBと呼ぶことにする。図1の10はエレAを制御するエレA制御装置であり、20はエレBを制御するエレB制御装置である。30は、両方の制御装置10と20を連携させる群管理装置である。
次に、エレA制御装置10、エレB制御装置20、群管理装置30を構成する各手段の間の関係について述べる。
以下では図2により群管理装置30の制御手順を説明する。その手順とは、同一昇降路内で隣接するエレAとエレBが同一階に停止し戸が全閉となっていて、エレA制御装置10とエレB制御装置20に呼びの登録が無い状態で、少なくとも一方の制御装置で新たに呼びが登録されたときに、群管理装置30がエレA制御装置10やエレB制御装置20に対し、いつどのように出発可否指令を発するのかという手順である。なお出発可否状態の初期値は、両方の制御装置10と20とも出発可である。
上述したステップS7において、エレAとエレBの行先方向が同一方向である場合に、その方向の階を指定するカゴ呼びが登録されているかどうかによって異る対応をしているが、その点について詳細説明する。このようなカゴ呼びが、エレA制御装置10では登録されているのかどうかで2通り、またエレB制御装置20では登録されているのかどうかで2通りがあり、この両方を掛け合せた4通りを以下説明する。
上述した実施形態によれば次の効果が得られる。すなわち、同一昇降路内で隣接する両エレベータが同一階に停止し戸が全閉となっていて両方の制御装置10と20に呼びの登録が無い状態で、群管理装置30は両方の制御装置10と20に対し、出発可否状態を出発可から出発不可へ切り替えるよう指令するので、その後、両方の制御装置10と20においてカゴ呼び受付とカゴ呼び受付が重複したり、カゴ呼び受付と乗場呼び割当が重複したりしても、そのことを群管理装置30が認識してから、一方の制御装置にだけ出発可へ切り替えるよう指令することができるので、一方のエレベータしか直ぐに出発することはない。したがって両方のエレベータが並走することがないので、風音発生が避けられる。
10…エレA制御装置、12…乗場呼び受取手段、13…出発可否受取手段、14…カゴ呼び受付手段、15…カゴ呼び報知手段、16…エレ状態報知手段、19…走行制御手段、
20…エレBの制御装置、22…乗場呼び受取手段、23…出発可否受取手段、24…カゴ呼び受付手段、25…カゴ呼び報知手段、26…エレ状態報知手段、29…走行制御手段、
30…群管理装置、31…乗場呼び受付手段、32…乗場呼び割当手段、33…出発可否指令手段、35…カゴ呼び認知手段、36…エレ状態認知手段。
Claims (8)
- 同一昇降路内で隣接する二台のエレベータそれぞれを制御する制御装置と両方の制御装置を連携させる群管理装置を有し、下記(1)〜(3)のように規定されるエレベータの運行システムにおいて、下記(4)を特徴とするエレベータの運行システム。
(1)前記制御装置は、カゴ呼びを受け付け、前記群管理装置へ報知する。前記制御装置は、受け付けたカゴ呼びを登録し、前記カゴ呼びの指定する階に自身の制御するエレベータが到着すると前記カゴ呼びの登録を抹消する。
(2)前記群管理装置は、乗場呼びを受け付け、受け付けた乗場呼びを前記制御装置に割り当てる。前記制御装置は、割り当てられた乗場呼びを登録し、前記乗場呼びの指定する階に自身の制御するエレベータが到着すると前記乗場呼びの登録を抹消する。
(3)前記群管理装置は、前記制御装置の状態を出発可または出発不可とするよう指令する。前記制御装置は、カゴ呼びまたは乗場呼びが登録されている場合、自身の状態が出発可であれば自身の制御するエレベータを出発させ、出発不可であれば前記エレベータを出発させない。
(4)前記群管理装置は、同一階に停止している両方のエレベータの戸が全閉となり、両方の制御装置にカゴ呼びも乗場呼びも登録されていない場合、両方の制御装置に対し出発不可とするよう指令する。その後、両方の制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録された場合、片方の制御装置に対し出発可とするよう指令する。 - 群管理装置は、少くとも一方の制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録された場合、その時点から所定時間後に、両方の制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録されているかどうかを判定した上で、片方の制御装置に対し出発可とするよう指令するのを特徴とする、請求項1に記載のエレベータの運行システム。
- 群管理装置は、両方の制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録され、両方の制御装置のエレベータを出発させようとする方向が同一ならば、片方の制御装置に対し出発可とするよう指令するのを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のエレベータの運行システム。
- 群管理装置は、エレベータを出発させようとする方向の階へ行くことを指定するカゴ呼びが片方の制御装置に登録されている場合、その制御装置に対し出発可とするよう指令するのを特徴とする、請求項3に記載のエレベータの運行システム。
- 同一昇降路内で隣接する二台のエレベータそれぞれを制御する制御装置を有し、下記(1)〜(3)のように規定されるエレベータの運行方法において、下記(4)を特徴とするエレベータの運行方法。
(1)前記制御装置にカゴ呼びを受け付けさせる。受け付けたカゴ呼びを前記制御装置に登録させ、前記カゴ呼びの指定する階に自身の制御するエレベータが到着すると前記カゴ呼びの登録を抹消させる。
(2)受け付けた乗場呼びを前記制御装置に割り当てる。割り当てた乗場呼びを前記制御装置に登録させ、前記乗場呼びの指定する階に自身の制御するエレベータが到着すると前記乗場呼びの登録を抹消させる。
(3)前記制御装置の状態を出発可または出発不可とさせる。前記制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録されている場合、自身の状態が出発可であれば自身の制御するエレベータを出発させ、出発不可であれば前記エレベータを出発させない。
(4)同一階に停止している両方のエレベータの戸が全閉となり、両方の制御装置にカゴ呼びも乗場呼びも登録されていない場合、両方の制御装置の状態を出発不可とする。その後、両方の制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録された場合、片方の制御装置に対し出発可とする。 - 少くとも一方の制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録された場合、その時点から所定時間後に、両方の制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録されているかどうかを判定した上で、片方の制御装置に対し出発可とするよう指令するのを特徴とする、請求項5に記載のエレベータの運行方法。
- 両方の制御装置にカゴ呼びまたは乗場呼びが登録され、両方の制御装置のエレベータを出発させようとする方向が同一ならば、片方の制御装置に対し出発可とするよう指令するのを特徴とする、請求項5または請求項6に記載のエレベータの運行方法。
- エレベータを出発させようとする方向の階へ行くことを指定するカゴ呼びが片方の制御装置に登録されている場合、その制御装置に対し出発可とするよう指令するのを特徴とする、請求項7に記載のエレベータの運行方法。
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