JP7352222B1 - ビル管理システム、ビル管理方法、及びビル管理プログラム - Google Patents

ビル管理システム、ビル管理方法、及びビル管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 利用者及び自律移動体が建物を効率的に利用することができる。【解決手段】 ビル管理システム100は、人及び自律移動体30が利用する建物1において、建物1のエレベータ乗場の混雑度を算出する混雑度算出部32と、混雑度算出部32により算出された混雑度及びかご41に乗車可能な人数を示すかご41の乗車可能人数を用いて、混雑度を予め定められた閾値以下とするために必要なかご41の台数を示す混雑解消台数を算出する混雑解消台数算出部52と、エレベータ乗場に対応する階に配車可能であるかご41を示す配車可能かごを決定し、混雑解消台数算出部52により算出された混雑解消台数分の配車可能かごを、階に配車するかご割当部53と、混雑解消台数分の配車可能かごが階に到着するまでに必要な時間を示す混雑解消時間を算出する混雑解消時間算出部54と、を備えることを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本開示は、ビル管理システム、ビル管理方法、及びビル管理プログラムに関わる。
エレベータが設置された建物において、ロボット装置等の自律走行式の移動体(以下、自律走行式の移動体を自律移動体という。)がエレベータを利用して当該建物内の他の階に移動し、様々な作業を行うことがある。このため、当該建物の利用者及び当該自律移動体が、エレベータを効率的に使用できるようなエレベータシステム、ビル管理システム等が開発されている。
例えば、特許文献1のエレベータ群管理装置は、複数のエレベータに接続され、呼び登録部と乗場情報取得部と割り当て部とを備える。呼び登録部は、エレベータを利用する自走式の移動体に関する乗場呼び登録要求を取得すると移動体乗場呼びを登録し、エレベータの一般利用者の操作による乗場呼び登録要求を取得すると利用者乗場呼びを登録する。乗場情報取得部は、エレベータの乗場の混雑度を示す情報を取得する。割り当て部は、同一階で同一方向に移動するための移動体乗場呼びおよび利用者乗場呼びが登録され、且つ乗場情報取得部で取得された混雑度が第1閾値を超えるときには、当該移動体乗場呼びと当該利用者乗場呼びとに異なるエレベータを割り当てる。このような構成とすることで、特許文献1のエレベータ群管理装置は、自走式の移動体が効率よくエレベータを利用できるようにしている。
特開2020-203752号公報
特許文献1のエレベータ群管理装置では、エレベータの乗場の混雑度が第1閾値を超えるときには、移動体乗場呼びと利用者乗場呼びとに異なるエレベータを割り当てることによって、自走式の移動体が効率よくエレベータを利用できるようにしている。しかしながら、エレベータ乗場の混雑が解消するまでの間に、人及び自律移動体の少なくとも一方が移動しようとした場合、利用者と自律移動体とが互いの移動を阻害する可能性がある。そのため、利用者及び自律移動体のそれぞれの移動効率が低下する可能性がある。その結果、利用者及び自律移動体が、建物を効率的に利用しづらいという課題があった。
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、利用者及び自律移動体が建物を効率的に利用することができるビル管理システムを提供することを目的とする。
本開示に係るビル管理システムは、人及び自律移動体が利用する建物において、建物のエレベータ乗場の混雑度を算出する混雑度算出部と、混雑度算出部により算出された混雑度及びかごに乗車可能な人数を示すかごの乗車可能人数を用いて、混雑度を予め定められた閾値以下とするために必要なかごの台数を示す混雑解消台数を算出する混雑解消台数算出部と、エレベータ乗場に対応する階に配車可能であるかごを示す配車可能かごを決定し、混雑解消台数算出部により算出された混雑解消台数分の配車可能かごを、階に配車するかご割当部と、混雑解消台数分の配車可能かごが階に到着するまでに必要な時間を示す混雑解消時間を算出する混雑解消時間算出部と、を備える。
本開示に係るビル管理システムによれば、利用者及び自律移動体が建物を効率的に利用することができる。
実施の形態1に係るビル管理システムの構成を示す全体図である。 実施の形態1に係るビル管理システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る自律移動体の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る群管理装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る自律移動体制御部の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る自律移動体制御部の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るビル管理システムのハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1に係るビル管理システムのハードウェア構成を示す図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
実施の形態1におけるビル管理システム100の構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施の形態に係るビル管理システム100の構成を示す全体図である。図2は本実施の形態に係るビル管理システム100の構成を示すブロック図である。
ビル管理システム100は、建物において、建物を利用する人(以下、建物を利用する人を利用者2という。)及び自律移動体30が建物を効率的に利用することができるようにする。詳細には、ビル管理システム100は、混雑したエレベータ乗場(以下、エレベータ乗場を乗場3という。)において利用者2及び自律移動体30の少なくとも一方が移動しようとした場合、利用者2と自律移動体30とが互いの移動を阻害する可能性を低減させる。そのため、利用者2及び自律移動体30のそれぞれの移動効率を向上させる。以下に、ビル管理システム100の詳細な構成を説明する。
図1において、説明を簡略化するため乗場3を1つのみ示しているが、実際には建物内の各階に乗場3があり、それぞれに乗場操作盤60が設置されている。また、1の乗場3内に複数の乗場操作盤60が設置されてもよい。乗場3とは、エレベータ40に乗車するために設けられた場所である。通常、利用者2はエレベータ40に乗車する場合、乗場3にて待機し、乗場3からエレベータ40へ乗車する。図1において、乗場3で示された場所以外は乗場外4とする。
ビル管理システム100は、エレベータシステム10、サーバ20、第1の自律移動体30A、第2の自律移動体30B及び第3の自律移動体30Cを備える。
ここで、第1の自律移動体30A、第2の自律移動体30B及び第3の自律移動体30Cのうちどの自律移動体30かを限定しない場合は、本実施の形態の説明において、自律移動体30と表現する。なお、本実施の形態では自律移動体30が、第1の自律移動体30A、第2の自律移動体30B及び第3の自律移動体30Cである例を示したが。これは一例にすぎず、自律移動体30の数は限定されない。
エレベータシステム10は、第1のエレベータ40A、第2のエレベータ40B、第3のエレベータ40C、群管理装置50、及び乗場操作盤60を備える。
ここで、第1のエレベータ40A、第2のエレベータ40B、及び第3のエレベータ40Cのうちどのエレベータ40かを限定しない場合は、本実施の形態の説明において、エレベータ40と表現する。なお、本実施の形態ではエレベータ40が、第1のエレベータ40A、第2のエレベータ40B、第3のエレベータ40Cである例を示したが。これは一例にすぎず、エレベータ40の数は限定されない。
はじめに、第1の自律移動体30A、第2の自律移動体30B及び第3の自律移動体30Cの詳細な構成について説明する。
第1の自律移動体30Aは、センサ31A、混雑度算出部32A、自律移動体無線通信部33A、位置情報取得部34A、移動機構部35A、及び呼び登録要求部36Aを備える。
第2の自律移動体30Bは、センサ31B、混雑度算出部32B、自律移動体無線通信部33B、位置情報取得部34B、移動機構部35B、及び呼び登録要求部36Bを備える。
第3の自律移動体30Cは、センサ31C、混雑度算出部32C、自律移動体無線通信部33C、位置情報取得部34C、移動機構部35C、及び呼び登録要求部36Cを備える。
以下に、第1の自律移動体30A、第2の自律移動体30B及び第3の自律移動体30Cの構成を説明するが、第1の自律移動体30A、第2の自律移動体30B及び第3の自律移動体30Cは同様の構成であるため、まとめて説明する。
ここで、第1の自律移動体30A、第2の自律移動体30B及び第3の自律移動体30Cの構成のうちどの自律移動体30の構成かを限定しない場合は、本実施の形態の説明において、センサ31、混雑度算出部32、自律移動体無線通信部33、位置情報取得部34、移動機構部35及び登録要求部36と表現する。
センサ31は、乗場3に位置する利用者2を検知可能なセンサ31である。例えば、センサ31は、カメラ等である。センサ31は、乗場3に位置する利用者2を示す情報であるセンサ情報を混雑度算出部32に出力する。センサ31がカメラである場合、センサ31は、乗場3を撮影し、撮影した撮像情報であるセンサ情報を混雑度算出部32に出力する。
混雑度算出部32は、センサ31から取得したセンサ情報を用いて、乗場3の混雑度を算出する。
そして、混雑度が第1の閾値以上である場合、混雑度算出部32は、サーバ20を介して後述する情報取得部51に混雑度を出力する。混雑度が第1の閾値未満である場合、混雑度算出部32は、情報取得部51に混雑度を出力しない。
第1の閾値は、混雑度算出部32が情報取得部51に混雑度を出力するか否かを決定するために用いられる閾値である。例えば、混雑度を乗場3に位置する利用者2の人数とし、第1の閾値を10人とした場合における混雑度算出部32の処理を説明する。混雑度算出部32が算出した混雑度が15人である場合、混雑度が第1の閾値よりも大きいので、混雑度算出部32は混雑度を情報取得部51に出力する。混雑度算出部32が算出した混雑度が8人である場合、混雑度が第1の閾値よりも小さいので、混雑度算出部32は混雑度を情報取得部51に出力しない。
なお、混雑度を乗場3に位置する利用者2の人数、第1の閾値を10人とした場合について説明したが、これに限定されず、混雑度、第1の閾値は適宜設定される。
なお、混雑度算出部32は、自律移動体30に備えられたセンサ31から取得したセンサ情報を用いて、乗場3の混雑度を算出する例を示したが、これに限定されず、混雑度算出部32は、乗場3に設置された監視カメラ等のセンサ31から取得したセンサ情報を用いて、乗場3の混雑度を算出してもよい。
なお、混雑度が第1の閾値以上である場合、混雑度算出部32は、サーバ20を介して情報取得部51に混雑度を出力し、混雑度が第1の閾値未満である場合、混雑度算出部32は、情報取得部51に混雑度を出力しない例を示したが、これに限定されず、いずれの場合にも情報取得部51に混雑度を出力してもよい。
混雑度の算出方法の一例を以下に示す。混雑度算出部32は、センサ情報を解析して、乗場3に位置する利用者2の人数を計数する。そして、混雑度算出部32は、乗場3に位置する利用者2の人数を混雑度として算出する。ここで、利用者2の人数を計数する方法は、周知技術が用いられる。
混雑度算出部32が混雑度を算出する方法について、他の例をさらに示す。混雑度算出部32は、センサ情報を解析して、乗場3に位置する利用者2の面積を算出する。そして、混雑度算出部32は、乗場3を構成する空間に占める利用者2の面積の割合を混雑度として算出する。ここで、乗場3に位置する利用者2の面積を算出する方法は、周知技術が用いられる。
なお、混雑度算出部32が、上記に示す混雑度の算出方法により混雑度を算出する例を示したが、これに限定されず、混雑度算出部32は上記に示す混雑度の算出方法とは異なる算出方法により混雑度を算出してもよい。
なお、混雑度算出部32が、自律移動体30に設けられている例を示したが、これに限定されず、混雑度算出部32は、サーバ20又はエレベータシステム10に設けられてもよい。
自律移動体無線通信部33は、自律移動体30がエレベータ40を利用する場合、位置情報取得部34から取得した現在位置情報及び呼び登録要求部36から取得した乗場呼び登録要求を、操作盤無線通信部62に無線送信する。
位置情報取得部34は、自律移動体30に搭載されるスマートフォン、タブレット、測位センサ等で構成される。
位置情報取得部34は、自律移動体30の現在位置情報を取得する。
位置情報取得部34は、自律移動体30がエレベータ40を利用する場合、自律移動体無線通信部33に現在位置情報を出力する。
位置情報取得部34は、自律移動体30が混雑度を情報取得部51に出力する場合、サーバ20を介して情報取得部51に第1の閾値以上の混雑度を検知した乗場3に対応する階(以下、第1の閾値以上の混雑度を検知した乗場3を混雑検知乗場、混雑検知乗場に対応する階を混雑検知階という。)を示す情報(以下、混雑検知階を示す情報を混雑検知階情報という。)を出力する。
さらに、位置情報取得部34は、自律移動体30が混雑度を情報取得部51に出力する場合、現在位置情報を自律移動体制御部21に出力する。
移動機構部35は、自律移動体制御部21から自律移動体30の運行計画を取得する。そして、移動機構部35は、取得した運行計画に基づいて、自律移動体30を所定方向に所定速度で移動させる。自律移動体30は移動機構部35の動作によりエレベータ40を利用するとともに、建物内を走行してエレベータ40と目的地との間を行き来する。
呼び登録要求部36は、自律移動体30がエレベータ40を利用する場合、自律移動体無線通信部33に乗場呼び登録要求を出力する。
サーバ20は、自律移動体制御部21を備える。サーバ20は、ローカルネットワーク、広域ネットワーク等を介して、無線により自律移動体30と接続する。
自律移動体制御部21は、図示しない記憶部に記録されたプログラムを実行し、自律移動体30の制御及び演算を行うCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。
自律移動体制御部21は、自律移動体30の作業計画を生成し、移動機構部35に出力する。
また、自律移動体制御部21は、後述する混雑解消時間算出部54から混雑解消時間を取得すると、位置情報取得部34から取得した現在位置情報及び混雑解消時間に基づいて、自律移動体30の運行計画を変更するか否かを決定する。自律移動体制御部21の詳細な説明は後述する。
次に、エレベータシステム10の詳細な構成について説明する。
第1のエレベータ40Aは、かご41A及びエレベータ制御装置42Aを備える。
第2のエレベータ40Bは、かご41B及びエレベータ制御装置42Bを備える。
第3のエレベータ40Cは、かご41C及びエレベータ制御装置42Cを備える。
第1のエレベータ40A、第2のエレベータ40B及び第3のエレベータ40Cには、図示しない巻き上げ機、ロープ、釣合おもり等のエレベータ40の運行に必要な各種装置も含まれる。
以下に、第1のエレベータ40A、第2のエレベータ40B及び第3のエレベータ40Cの構成を説明するが、第1のエレベータ40A、第2のエレベータ40B及び第3のエレベータ40Cは同様の構成であるため、まとめて説明する。
ここで、第1のエレベータ40A、第2のエレベータ40B及び第3のエレベータ40Cの構成のうちどのエレベータ40の構成かを限定しない場合は、本実施の形態の説明において、かご41及びエレベータ制御装置42と表現する。
かご41は、昇降路内を走行し、利用者2を利用者2が位置する乗場3に対応する階から利用者2の目的地に対応する階まで運搬する。さらに、かご41は、自律移動体30を自律移動体30が位置する乗場3に対応する階から自律移動体30の目的地に対応する階まで運搬する。
エレベータ制御装置42は、昇降路上部に設置され、群管理装置50に接続される。
エレベータ制御装置42は、図示しない記憶部に記録されたプログラムを実行し、エレベータ40の制御及び演算を行うCPU等のプロセッサである。
エレベータ制御装置42は、群管理装置50から取得した指示に基づいて、エレベータ40を動作させる。
群管理装置50は、情報取得部51、混雑解消台数算出部52、かご割当部53、混雑解消時間算出部54、呼び登録部55、及びエレベータ情報取得部56を備える。
情報取得部51は、混雑度算出部32から混雑度を取得する。そして、情報取得部51は、混雑度を混雑解消台数算出部52に出力する。また、情報取得部51は、位置情報取得部34から混雑検知階情報を取得する。そして、情報取得部51は、混雑検知階情報をかご割当部53及び混雑解消時間算出部54に出力する。
混雑解消台数算出部52は、かご41の乗車可能人数及び混雑度算出部32から情報取得部51を経由して取得した混雑度を用いて、混雑度を第2の閾値以下とするために必要なかご41の台数を示す混雑解消台数を算出する。そして、混雑解消台数算出部52は、算出した混雑解消台数をかご割当部53に出力する。
かご41の乗車可能人数は、かご41の定員である。かご41の乗車可能人数は、予め混雑解消台数算出部52に記憶されていてもよいし、後述するエレベータ情報取得部56から取得してもよい。
第2の閾値は、乗場3の混雑が解消しているか否かを示す指標となる値である。例えば、混雑度が第2の閾値より大きい場合、乗場3の混雑が解消していないことを示し、混雑度が第2の閾値以下の場合、乗場3の混雑が解消していることを示す。第2の閾値は、ビル管理システム100のシステム管理者等により適宜設定される。
混雑解消台数の算出方法の一例を以下に示す。例えば、混雑解消台数は、以下に示す式1によって算出される。ここで、混雑度は乗場3に位置する利用者2の人数とする。
Figure 0007352222000002
例えば、混雑度を乗場3に位置する利用者2の人数、混雑度を25人、第2の閾値を5人、かご41の乗車可能人数を10人とした場合、混雑解消台数は2台となる。
言い換えれば、混雑解消台数算出部52は、乗場3に位置する25人の利用者2を5人以下とするために、20人の利用者2がエレベータ40に乗車する必要があると判断する。そして、混雑解消台数算出部52は、20人の利用者2がエレベータ40に乗車するためには、かご41の乗車可能人数が10人のかご41を2台用意する必要があると判断する。そして、混雑解消台数算出部52は、混雑解消台数を2台と算出する。
ここで、混雑解消台数算出部52は、かご41の定員をかご41の乗車可能人数としたが、かご41の定員にかご41の乗車率を乗じた値をかご41の乗車可能人数としてもよい。例えば、かご41の乗車率を80%とすると、かご41の乗車可能人数は8人となる。この場合、混雑解消台数算出部52は、20人の利用者2がエレベータ40に乗車するためには、かご41の乗車可能人数が8人のかご41を3台用意する必要があると判断するので、混雑解消台数は3台と算出する。
かご割当部53は、エレベータ情報取得部56から取得した後述する稼働状態情報を用いて、呼び登録部55に登録された後述する自律移動体乗場呼び、又は後述する利用者乗場呼びに応答させるエレベータ40を割り当て、該当するエレベータ制御装置42に動作指令を出力する。
さらに、かご割当部53は、混雑解消台数算出部52から混雑解消台数及び情報取得部51から混雑検知階情報を取得した場合、エレベータ情報取得部56から取得した稼働状態情報を用いて、混雑検知階に配車可能であるかご41を示す配車可能かごを決定する。
ここで、かご割当部53は、停止しているかご41の中から配車可能かごを決定する。かご割当部53は、停止しているかご41全てを配車可能かごとしてもよし、停止しているかご41のうち予め定められた台数分のかご41を配車可能かごとしてもよい。
そして、かご割当部53は、配車可能かごに対応するエレベータ制御装置42に動作指令を出力する。これにより、混雑解消台数分の配車可能かごは、混雑検知階に配車される。
混雑解消台数の配車可能かごを混雑検知階に配車する方法の一例を以下に示す。かご割当部53は、混雑解消台数、混雑検知階情報及びエレベータ40に備えられたかご41のうちどのかご41が配車可能かごであるかを示す情報(以下、エレベータ40に備えられたかご41のうちどのかご41が配車可能かごであるかを示す情報を配車可能かご情報という。)を用いて、混雑解消台数の配車可能かごを混雑検知階に配車する。
配車可能かごを混雑検知階に配車する回数を示す配車回数は、以下に示す式2によって算出される。ここで、配車可能台数は、配車可能かごの台数を示す。
Figure 0007352222000003
混雑解消台数が配車可能台数以下の場合、かご割当部53は混雑解消台数分の配車可能かごに対応するエレベータ制御装置42に動作指令を出力する。それにより、混雑解消台数分の配車可能かごは、混雑検知階に配車される。
例えば、混雑解消台数が2台、配車可能台数が2台、配車可能かごが第1の配車可能かご及び第2の配車可能かごで構成されている場合、第1の配車可能かごに対応する配車回数及び第2の配車可能かごに対応する配車回数はそれぞれ1回となる。
この場合、かご割当部53は、混雑検知階に2台のかご41がそれぞれ1回ずつ混雑検知階に配車されるように、2台の配車可能かごに対応するエレベータ制御装置42に動作指令を出力する。それにより、混雑解消台数分の配車可能かごが、混雑検知階に配車される。
また、混雑解消台数が配車可能台数よりも多い場合、かご割当部53は、混雑解消台数分の配車可能かごが混雑検知階に配車されるように、配車可能かごに対応するエレベータ制御装置42に動作指令を出力する。それにより、混雑解消台数分の配車可能かごは、複数回に分けて混雑検知階に配車される。
例えば、混雑解消台数が6台、配車可能台数が2台、配車可能かごが第1の配車可能かご及び第2の配車可能かごで構成されている場合、第1の配車可能かごに対応する配車回数及び第2の配車可能かごに対応する配車回数はそれぞれ3回となる。
この場合、かご割当部53は、2台の配車可能かごがそれぞれ3回ずつ混雑検知階に配車されるように、2台の配車可能かごに対応するエレベータ制御装置42に動作指令を出力する。それにより、混雑解消台数分の配車可能かごが、混雑検知階に配車される。
そして、かご割当部53は、配車可能かごが位置する階を示す情報を含む配車可能かご情報、及び配車可能かごに対応する配車回数を混雑解消時間算出部54に出力する。
呼び登録部55は、自律移動体30から操作盤無線通信部62を経由して乗場呼び登録要求を取得すると、自律移動体乗場呼びを登録する。また、呼び登録部55は、呼び登録ボタンから乗場呼び登録要求を取得すると、利用者乗場呼びを登録する。
混雑解消時間算出部54は、混雑解消台数が配車可能台数以下の場合、情報取得部51から取得した混雑検知階情報、かご割当部53から取得した配車可能かご情報、階移動時間、配車可能かごに対応する第1の移動階数、及び戸開時間を用いて、混雑解消台数分の配車可能かごが混雑検知階に到着するまでに必要な時間を示す混雑解消時間を算出する。混雑解消時間算出部54は、算出した混雑解消時間を自律移動体制御部21に出力する。
ここで、階移動時間とは、かご41が任意の階から一つ上又は一つ下の階へ移動する際に必要な時間を示す。階移動時間は、予め混雑解消時間算出部54に記憶されていてもよいし、後述するエレベータ情報取得部56から取得してもよい。
また、第1の移動階数とは、配車可能かごが位置する階と混雑検知階との差分の絶対値によって示される。言い換えれば、第1の移動階数とは、配車可能かごが位置する階から混雑検知階へ配車される際に、配車可能かごが上又は下へ移動しなければならない階数を示す。
例えば、配車可能かごが位置する階が5階、混雑検知階が2階である場合、第1の移動階数は3階となる。つまり、配車可能かごが混雑検知階に配車されるためには、配車可能かごは5階の配車可能かごが位置する階から2階の混雑検知階へ3階分移動しなければならない。このように、混雑解消台数算出部52は、混雑検知階情報及び配車可能かご情報を用いて、配車可能かごに対応する第1の移動階数を算出する。
また、戸開時間とは、エレベータ40のドアが開くのに必要な時間を示す。戸開時間は、予め混雑解消時間算出部54に記憶されていてもよいし、後述するエレベータ情報取得部56から取得してもよい。
混雑解消時間の算出方法の一例を以下に示す。
まず、混雑解消時間算出部54は、各配車可能かごが混雑検知階に到着するまでに必要な時間を示す到着時間を以下に示す式3によって算出する。
Figure 0007352222000004
そして、算出された各配車可能かごの到着時間のうち最も長い到着時間を混雑解消時間とする。
例えば、配車可能かごが第1の配車可能かご及び第2の配車可能かごで構成され、第1の配車可能かごが位置する階が7階、第2の配車可能かごが位置する階が5階、混雑検知階が2階、階移動時間が5秒、戸開時間が5秒であるとする。この場合、第1の配車可能かごに対応する第1の移動階数が5階、第2の配車可能かごに対応する第1の移動階数が3階となる。
ここで、第1の配車可能かごの到着時間は30秒、第2の配車可能かごの到着時間は20秒となる。そして、算出された各配車可能かごの到着時間のうち最も到着時間が長い、第1の配車可能かごの到着時間を混雑解消時間とする。つまり、混雑解消時間は30秒である。
混雑解消時間算出部54は、混雑解消台数が配車可能台数よりも多い場合、情報取得部51から取得した混雑検知階情報、かご割当部53から取得した配車可能かご情報、階移動時間、配車可能かごに対応する第1の移動階数、配車可能かごに対応する第2の移動階数、戸開時間、最上階又は最下階を示す終端階を示す情報(以下、終端階を示す情報を終端階情報という)及びかご割当部53から取得した配車回数を用いて、混雑解消台数分の配車可能かごが混雑検知階に到着するまでに必要な時間を示す混雑解消時間を算出する。混雑解消時間算出部54は、算出した混雑解消時間を自律移動体制御部21に出力する。
ここで、階移動時間、第1の移動階数、及び戸開時間は、混雑解消台数が配車可能台数以下の場合と同様であるため、説明を省略する。
終端階情報は、予め混雑解消時間算出部54に記憶されていてもよいし、後述するエレベータ情報取得部56から取得してもよい。
第2の移動階数とは、終端階と混雑検知階との差分の絶対値の2倍によって示される。言い換えれば、第2の移動階数とは、混雑検知階を出発した配車可能かごが終端階を経由し、再度混雑検知階に戻るために、配車可能かごが上又は下へ移動しなければならない階数を示す。
例えば、終端階が5階、混雑検知階が2階である場合、第2の移動階数は6階となる。つまり、配車可能かごは、2階の混雑検知階から5階の終端階へ3階分移動した後、再度5階の終端階から2階の混雑検知階へ3階分移動する。このように、混雑解消台数算出部52は、混雑検知階情報、配車可能かご情報及び終端階情報を用いて、配車可能かごに対応する第2の移動階数を算出する。
混雑解消時間の算出方法の一例を以下に示す。
まず、混雑解消時間算出部54は、各配車可能かごが混雑検知階に到着するまでに必要な時間を示す到着時間を以下に示す式4によって算出する。
Figure 0007352222000005
そして、算出された各配車可能かごの到着時間のうち最も長い到着時間を混雑解消時間とする。
例えば、配車可能かごが第1の配車可能かご及び第2の配車可能かごで構成され、終端階が最上階である8階、第1の配車可能かごが位置する階が7階、第2の配車可能かごが位置する階が5階、混雑検知階が2階、階移動時間が5秒、戸開時間が5秒、第1の配車可能かごに対応する配車回数が2回、第2の配車可能かごに対応する配車回数が2回であるとする。
この場合、第1の配車可能かごに対応する第1の移動階数が5階、第2の配車可能かごに対応する第1の移動階数が3階、第1の配車可能かごに対応する第2の移動階数が12階、第2の配車可能かごに対応する第2の移動階数が12階となる。
ここで、第1の配車可能かごの到着時間は95秒、第2の配車可能かごの到着時間は90秒となる。そして、算出された各配車可能かごの到着時間のうち最も到着時間が長い、第1の配車可能かごの到着時間を混雑解消時間とする。つまり、混雑解消時間は95秒である。
なお、本実施の形態において、混雑解消時間算出部54は、終端階を最上階として混雑解消時間を算出したが、混雑解消時間算出部54は、エレベータ40の運行状況等を考慮して、終端階を最上階又は最下階として混雑解消時間を算出してもよい。
なお、本実施の形態における混雑解消時間の算出方法は一例に過ぎず、混雑解消時間算出部54は、他の算出方法により混雑解消時間を算出してもよい。
エレベータ情報取得部56は、エレベータ40の稼働状態を示す稼働状態情報を、エレベータ制御装置42から取得する。そして、エレベータ情報取得部56は、稼働状態情報をかご割当部53に出力する。
なお、混雑解消台数算出部52がエレベータ情報取得部56からかご41の乗車可能人数を取得する場合、エレベータ情報取得部56は、エレベータ40のかご41の乗車可能人数を取得する。そして、エレベータ情報取得部56は、混雑解消台数算出部52にかご41の乗車可能人数を出力する。
乗場操作盤60は、乗場呼び登録ボタン61及び操作盤無線通信部62を備える。
乗場呼び登録ボタン61は、乗場3にいる利用者2がエレベータ40を利用する際に操作すると、乗場呼び登録要求を呼び登録部55に出力する。
操作盤無線通信部62は、自律移動体30との無線通信を行う。操作盤無線通信部62は、自律移動体30から取得した乗場呼び登録要求を呼び登録部55に出力する。
次に、自律移動体制御部21の詳細について説明する。
自律移動体制御部21は、混雑解消時間算出部54から混雑解消時間を取得すると、位置情報取得部34から取得した現在位置情報及び混雑解消時間に基づいて、自律移動体30の運行計画を変更するか否かを決定する。
ここで、運行計画とは、自律移動体30が割り当てられた業務を実行するために、ビル管理システム100の管理者等によって作成された、自律移動体30が実行する動作及び作業の計画を含む。
例えば、自律移動体30に最上階から最下階までの各階を最上階から順に掃除する業務が割り当てられた場合、運行計画には、自律移動体30が最上階から最下階までエレベータ40を使用して移動する動作、自律移動体30が各階を掃除する作業の計画等が含まれる。
具体的には、自律移動体制御部21は、乗場到着時間、混雑解消時間、業務変更基準時間に基づいて、自律移動体30の運行計画を変更するか否かを決定する。
乗場到着時間とは、混雑検知階に位置するが混雑検知乗場に位置しない自律移動体30が、混雑検知乗場に到着するまでの時間を示す。
業務変更基準時間とは、自律移動体30に割り当てられた業務を変更するか否かの基準となる時間を示す。
以下の説明において、混雑検知乗場に位置する自律移動体30を自律移動体X、混雑検知階に位置するが混雑検知乗場に位置しない自律移動体30を自律移動体Yとする。
まず、自律移動体制御部21の自律移動体Xに対する制御について説明する。
自律移動体制御部21は、混雑解消時間が業務変更基準時間未満である場合、自律移動体Xが混雑検知乗場以外の待機場所で混雑解消時間の間待機するように、運行計画を変更する。
これは、自律移動体Xが混雑検知乗場に位置したままであると、混雑検知乗場の混雑度に影響を与えるためである。
自律移動体制御部21は、混雑解消時間が業務変更基準時間以上である場合、自律移動体Xが混雑検知階で実行可能な業務を優先的に行うように、運行計画を変更する。
具体的には、自律移動体制御部21は、自律移動体Xに最上階から最下階までの各階を最上階から順に掃除する業務が割り当てられた場合、自律移動体Xが混雑検知階を優先的に掃除するように、運行計画を変更する。
これは、自律移動体Xを混雑検知乗場以外の待機場所で混雑解消時間の間待機させた場合、運行計画において混雑解消時間分の遅延が生じる。ここで、混雑解消時間が業務変更基準時間未満である場合は、運行計画において混雑解消時間分の遅延は許容範囲内である。一方、混雑解消時間が業務変更基準時間以上である場合は、運行計画において混雑解消時間分の遅延は許容範囲を超えてしまう。つまり、運行計画において許容範囲を超えた遅延を発生させないために、自律移動体制御部21はこのように自律移動体Xを制御する。 また、業務変更基準時間を設定することより、運行計画における混雑解消時間分の遅延が許容範囲であるか否かは、決定される。
続いて、自律移動体制御部21の自律移動体Yに対する制御について説明する。
自律移動体制御部21は、混雑解消時間が乗場到着時間以下である場合、自律移動体Yの運行計画は変更しない。
これは、混雑検知乗場の混雑が解消した後に、自律移動体Yが混雑検知乗場に到着するため、自律移動体Yの混雑検知乗場への到着が、混雑検知乗場の混雑度に影響を与えないからである。
自律移動体制御部21は、混雑解消時間が乗場到着時間より長く、業務変更基準時間未満である場合、自律移動体Yが混雑検知乗場以外の待機場所で混雑解消時間の間待機するように、運行計画を変更する。
これは、混雑検知乗場の混雑が解消する前に、自律移動体Yが混雑検知乗場に到着するため、自律移動体Yの混雑検知乗場への到着が、混雑検知乗場の混雑度に影響を与えるためである。
自律移動体制御部21は、混雑解消時間が業務変更基準時間以上である場合、自律移動体Yが混雑検知階で実行可能な業務を優先的に行うように、運行計画を変更する。
具体的には、自律移動体制御部21は、自律移動体Yに最上階から最下階までの各階を最上階から順に掃除する業務が割り当てられた場合、自律移動体Yが混雑検知階を優先的に掃除するように、運行計画を変更する。
これは、自律移動体Yを混雑検知乗場以外の待機場所で混雑解消時間の間待機させた場合、運行計画において混雑解消時間分の遅延が生じる。ここで、混雑解消時間が業務変更基準時間未満である場合は、運行計画において混雑解消時間分の遅延は許容範囲内である。一方、混雑解消時間が業務変更基準時間以上である場合は、運行計画において混雑解消時間分の遅延は許容範囲を超えてしまう。つまり、運行計画において許容範囲を超えた遅延を発生させないために、自律移動体制御部21はこのように自律移動体Yを制御する。
また、業務変更基準時間を設定することより、運行計画における混雑解消時間分の遅延が許容範囲であるか否かは、決定される。
続いて、自律移動体30、群管理装置50、及び自律移動体制御部21で実行される処理について、図3、図4、図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。図3は本実施の形態に係る自律移動体30の動作例を示すフローチャートである。図4は本実施の形態に係る群管理装置50の動作例を示すフローチャートである。図5は本実施の形態に係る自律移動体制御部21の動作例を示すフローチャートである。図6は本実施の形態に係る自律移動体制御部21の動作例を示すフローチャートである。
まず、自律移動体30で実行される処理について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、センサ31は、乗場3に位置する利用者2を示す情報であるセンサ情報を混雑度算出部32に出力する(ステップST101)。
そして、混雑度算出部32は、センサ31から取得したセンサ情報を用いて、乗場3の混雑度を算出する(ステップST102)。
そして、混雑度算出部32は、混雑度が第1の閾値以上であるか否かを判定する(ステップST103)。
そして、混雑度が第1の閾値以上である場合(ステップST103がYESの場合)、混雑度算出部32は、サーバ20を介して情報取得部51に混雑度を出力する(ステップST104)。
そして、混雑度が第1の閾値未満である場合(ステップST103がNOの場合)、混雑度算出部32は、情報取得部51に混雑度を出力しない(ステップST105)。
次に、群管理装置50で実行される処理について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、情報取得部51は、混雑度算出部32から混雑度を取得する。そして、情報取得部51は、混雑度を混雑解消台数算出部52に出力する(ステップST201)。
そして、情報取得部51は、位置情報取得部34から混雑検知階情報を取得する。情報取得部51は、混雑検知階情報をかご割当部53及び混雑解消時間算出部54に出力する(ステップST202)。
そして、エレベータ情報取得部56は、稼働状態情報を取得する。そして、エレベータ情報取得部56は、稼働状態情報をかご割当部53に出力する(ステップST203)。
そして、混雑解消台数算出部52は、かご41の乗車可能人数及び混雑度算出部32から情報取得部51を経由して取得した混雑度を用いて、混雑解消台数を算出する(ステップST204)。
そして、かご割当部53は、混雑解消台数算出部52から取得した混雑解消台数、情報取得部51から取得した混雑検知階情報、及びエレベータ情報取得部56から取得した稼働状態情報を用いて、配車可能かごを決定する(ステップST205)。
かご割当部53は、混雑解消台数が配車可能台数以下か否かを判定する(ステップST206)。
そして、混雑解消台数が配車可能台数以下の場合(ステップST206がYESの場合)、かご割当部53は、混雑解消台数分の配車可能かごに対応するエレベータ制御装置42に動作指令を出力する(ステップST207)。
そして、混雑解消台数が配車可能台数よりも多い場合(ステップST206がNOの場合)、かご割当部53は、混雑解消台数分の配車可能かごが混雑検知階に配車されるように、配車可能かごに対応するエレベータ制御装置42に動作指令を出力する(ステップST208)。
ステップST207の次に、混雑解消時間算出部54は、情報取得部51から取得した混雑検知階情報、かご割当部53から取得した配車可能かご情報、階移動時間、配車可能かごに対応する第1の移動階数、及び戸開時間を用いて、混雑解消時間を算出する(ステップST209)。
ステップST208の次に、混雑解消時間算出部54は、情報取得部51から取得した混雑検知階情報、かご割当部53から取得した配車可能かご情報、階移動時間、配車可能かごに対応する第1の移動階数、配車可能かごに対応する第2の移動階数、戸開時間、終端階情報及びかご割当部53から取得した配車回数を用いて、混雑解消時間を算出する(ステップST210)。
ステップST209及びステップST210の次に、混雑解消時間算出部54は、算出した混雑解消時間を自律移動体制御部21に出力する(ステップST211)。
次に、自律移動体制御部21が自律移動体Xに対して実行する処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、自律移動体制御部21は、混雑解消時間算出部54から混雑解消時間を取得する(ステップST301)。
そして、自律移動体制御部21は、混雑解消時間は業務変更基準時間以上であるか否かを判定する(ステップST302)。
そして、混雑解消時間が乗場到着時間以下である場合(ステップST302がNOの場合)、自律移動体制御部21は、自律移動体Xが混雑検知乗場以外の待機場所で混雑解消時間の間待機するように、運行計画を変更する(ステップST303)。
そして、混雑解消時間が業務変更基準時間以上である場合(ステップST302がYESの場合)、自律移動体制御部21は、自律移動体Xが混雑検知階で実行可能な業務を優先的に行うように、運行計画を変更する(ステップST304)。
次に、自律移動体制御部21が自律移動体Yに対して実行する処理について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、自律移動体制御部21は、混雑解消時間算出部54から混雑解消時間を取得する(ステップST401)。
そして、自律移動体制御部21は、混雑解消時間、乗場到着時間及び業務変更基準時間を比較する(ステップST402)。
そして、混雑解消時間が乗場到着時間以下である場合(ステップST402が、混雑解消時間≦乗場到着時間である場合)、自律移動体制御部21は、自律移動体Yの運行計画は変更しない(ステップST403)。
そして、混雑解消時間が乗場到着時間より長く、変更基準時間未満である場合(ステップST402が、乗場到着時間<混雑解消時間<変更基準時間ある場合)、自律移動体制御部21は、自律移動体Yが混雑検知乗場以外の待機場所で混雑解消時間の間待機するように、運行計画を変更する(ステップST404)。
そして、混雑解消時間が変更基準時間以上である場合(ステップST402が、変更基準時間≦混雑解消時間である場合)、自律移動体制御部21は、自律移動体Yが混雑検知階で実行可能な業務を優先的に行うように、運行計画を変更する。(ステップST405)。
図7及び図8は、実施の形態1に係るビル管理システム100のハードウェア構成の一例を示す図である。実施の形態1において、情報取得部51、混雑解消台数算出部52、かご割当部53、混雑解消時間算出部54、呼び登録部55、及びエレベータ情報取得部56の機能は、処理回路1001により実現される。処理回路1001は、図7に示すように専用のハードウェアであっても、図8に示すようにメモリ1003に格納されるプログラムを実行するプロセッサ1002であってもよい。
処理回路1001が専用のハードウェアである場合、処理回路1001は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(ApplicationSpecificIntegratedCircuit)、FPGA(Field-ProgrammableGateArray)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路がプロセッサ1002の場合、情報取得部51、混雑解消台数算出部52、かご割当部53、混雑解消時間算出部54、呼び登録部55、及びエレベータ情報取得部56の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又は、ソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ1003に記憶される。プロセッサ1002は、メモリ1003に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、情報取得部51、混雑解消台数算出部52、かご割当部53、混雑解消時間算出部54、呼び登録部55、及びエレベータ情報取得部56の機能を実行する。すなわち、ビル管理システム100は、プロセッサ1002により実行されるときに、上述の図4のステップS201~ステップS211が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ1003を備える。また、メモリ1003に記憶されたプログラムは、情報取得部51、混雑解消台数算出部52、かご割当部53、混雑解消時間算出部54、呼び登録部55、及びエレベータ情報取得部56の処理の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ1003とは、例えば、RAM、ROM(ReadOnlyMemory)、フラッシュメモリ、EPROM(ErasableProgrammableReadOnlyMemory)、EEPROM(ElectricallyErasableProgrammableRead-OnlyMemory)等の、不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリ、又は、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(DigitalVersatileDisc)等が該当する。
なお、情報取得部51、混雑解消台数算出部52、かご割当部53、混雑解消時間算出部54、呼び登録部55、及びエレベータ情報取得部56の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。
本実施の形態に係るビル管理システム100は、人及び自律移動体30が利用する建物において、建物のエレベータ乗場の混雑度を算出する混雑度算出部32と、混雑度算出部32により算出された混雑度及びかご41に乗車可能な人数を示すかご41の乗車可能人数を用いて、混雑度を予め定められた閾値以下とするために必要なかご41の台数を示す混雑解消台数を算出する混雑解消台数算出部52と、エレベータ乗場に対応する階に配車可能であるかご41を示す配車可能かごを決定し、混雑解消台数算出部52により算出された混雑解消台数分の配車可能かごを、階に配車するかご割当部53と、混雑解消台数分の配車可能かごが階に到着するまでに必要な時間を示す混雑解消時間を算出する混雑解消時間算出部54と、を備える。
このような構成により、混雑検知乗場において利用者2の混雑を解消することで、利用者2と自律移動体30が互いの移動を阻害する可能性を低減する。そのため、利用者2及び自律移動体30の移動効率が低下する可能性を低減し、利用者2及び自律移動体30が、建物を効率的に利用することができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るビル管理システム100は、さらに、エレベータ乗場に位置する自律移動体30である第1の自律移動体に設けられたセンサ31から取得した情報を用いて混雑度を算出する。ここで、当該段落の第1の自律移動体とは自律移動体Xに相当する。
このような構成により、自律移動体30に予め備えられたセンサ31を利用することで、混雑度を算出するために必要な設備を新たに設置する必要がなくなるという効果を奏する。
本実施の形態に係るビル管理システム100は、さらに、自律移動体30を制御する自律移動体制御部21と、を備え、自律移動体制御部21は、混雑解消時間算出部54から取得した混雑解消時間を用いて、第1の自律移動体及びエレベータ乗場に位置しない自律移動体30である第2の自律移動体の少なくとも一方の運行計画を変更するか否かを決定する。ここで、当該段落の第2の自律移動体は自律移動体Yに相当する。
このような構成により、混雑検知乗場において、利用者2の移動を阻害しないように自律移動体30の運行計画を変更することで、利用者2と自律移動体30が互いの移動を阻害する可能性をさらに低減する。そのため、利用者2及び自律移動体30の移動効率が低下する可能性をさらに低減し、利用者2及び自律移動体30が、建物をさらに効率的に利用することができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るビル管理方法は、混雑度算出部32が、人及び自律移動体30が利用する建物において、建物のエレベータ乗場の混雑度を算出するステップと、混雑解消台数算出部52が、混雑度算出部32により算出された混雑度及びかご41に乗車可能な人数を示すかご41の乗車可能人数を用いて、混雑度を予め定められた閾値以下とするために必要なかご41の台数を示す混雑解消台数を算出するステップと、かご割当部53が、エレベータ乗場に対応する階に配車可能であるかご41を示す配車可能かごを決定し、混雑解消台数算出部52により算出された混雑解消台数分の配車可能かごを、階に配車するステップと、混雑解消時間算出部54が、混雑解消台数分の配車可能かごが階に到着するまでに必要な時間を示す混雑解消時間を算出するステップと、を備える。
このような構成により、混雑検知乗場において利用者2の混雑を解消することで、利用者2と自律移動体30が互いの移動を阻害する可能性を低減する。そのため、利用者2及び自律移動体30の移動効率が低下する可能性を低減し、利用者2及び自律移動体30が、建物を効率的に利用することができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るビル管理プログラムは、コンピュータに、混雑度算出部32が、人及び自律移動体30が利用する建物において、建物のエレベータ乗場の混雑度を算出する機能と、混雑解消台数算出部52が、混雑度算出部32により算出された混雑度及びかご41に乗車可能な人数を示すかご41の乗車可能人数を用いて、混雑度を予め定められた閾値以下とするために必要なかご41の台数を示す混雑解消台数を算出する機能と、かご割当部53が、エレベータ乗場に対応する階に配車可能であるかご41を示す配車可能かごを決定し、混雑解消台数算出部52により算出された混雑解消台数分の配車可能かごを、階に配車する機能と、混雑解消時間算出部54が、混雑解消台数分の配車可能かごが階に到着するまでに必要な時間を示す混雑解消時間を算出する機能と、を実行させる。
このような構成により、混雑検知乗場において利用者2の混雑を解消することで、利用者2と自律移動体30が互いの移動を阻害する可能性を低減する。そのため、利用者2及び自律移動体30の移動効率が低下する可能性を低減し、利用者2及び自律移動体30が、建物を効率的に利用することができるという効果を奏する。
2 利用者、3 乗場、4 乗場外、10 エレベータシステム、20 サーバ、21 自律移動体制御部、30 自律移動体、31 センサ、32 混雑度算出部、33 自律移動体無線通信部、34 位置情報取得部、35 移動機構部、36呼び登録部、40 エレベータ、41 かご、42 エレベータ制御装置、50 群管理装置、51 情報取得部、52 混雑解消台数算出部、53 かご割当部、54 混雑解消時間算出部、55 呼び登録部、56 エレベータ情報取得部、60 乗場操作盤、61 乗場呼び登録ボタン、62 操作盤無線通信部

Claims (8)

  1. 人及び自律移動体が利用する建物において、前記建物のエレベータ乗場の混雑度を算出する混雑度算出部と、
    前記混雑度算出部により算出された前記混雑度及びかごに乗車可能な人数を示すかごの乗車可能人数を用いて、前記混雑度を予め定められた閾値以下とするために必要な前記かごの台数を示す混雑解消台数を算出する混雑解消台数算出部と、
    前記エレベータ乗場に対応する階に配車可能である前記かごを示す配車可能かごを決定し、前記混雑解消台数算出部により算出された前記混雑解消台数分の前記配車可能かごを、前記階に配車するかご割当部と、
    前記混雑解消台数分の前記配車可能かごが前記階に到着するまでに必要な時間を示す混雑解消時間を算出する混雑解消時間算出部と、
    を備える、ビル管理システム。
  2. 前記自律移動体を制御する自律移動体制御部と、を備え、
    前記自律移動体制御部は、前記混雑解消時間算出部により算出された前記混雑解消時間を用いて、前記エレベータ乗場に位置する自律移動体である第1の自律移動体及び前記エレベータ乗場に位置しない自律移動体である第2の自律移動体の少なくとも一方の運行計画を変更するか否かを決定する、
    請求項1に記載のビル管理システム。
  3. 前記運行計画は、前記自律移動体が割り当てられた業務を実行するために、前記自律移動体が実行する動作及び作業の計画を含む、
    請求項2に記載のビル管理システム。
  4. 前記自律移動体制御部は、前記混雑解消時間が、前記業務を変更するか否かの基準となる時間を示す業務変更基準時間未満である場合、前記第1の自律移動体を前記エレベータ乗場以外の待機場所で前記混雑解消時間の間待機するように、前記運行計画を変更し、
    前記自律移動体制御部は、前記混雑解消時間が、前記業務変更基準時間以上である場合、前記第1の自律移動体が前記エレベータ乗場に対応する階で実行可能な前記業務を優先的に行うように、運行計画を変更する、
    請求項3に記載のビル管理システム。
  5. 前記自律移動体制御部は、前記混雑解消時間が、前記第2の自律移動体が前記エレベータ乗場に到着するまでの時間を示す乗場到着時間以下である場合、前記運行計画を変更せず、
    前記自律移動体制御部は、前記混雑解消時間が、前記乗場到着時間以上であり前記業務を変更するか否かの基準となる時間を示す業務変更基準時間未満である場合、前記第2の自律移動体を前記エレベータ乗場以外の待機場所で前記混雑解消時間の間待機するように、前記運行計画を変更し、
    前記自律移動体制御部は、前記混雑解消時間が、前記業務変更基準時間以上である場合、前記第2の自律移動体が前記エレベータ乗場に対応する階で実行可能な前記業務を優先的に行うように、運行計画を変更する、
    請求項3に記載のビル管理システム。
  6. 前記混雑度は、前記エレベータ乗場に位置する自律移動体に設けられたセンサから取得した情報を用いて算出される、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のビル管理システム。
  7. 混雑度算出部が、人及び自律移動体が利用する建物において、前記建物のエレベータ乗場の混雑度を算出するステップと、
    混雑解消台数算出部が、前記混雑度算出部により算出された前記混雑度及びかごに乗車可能な人数を示すかごの乗車可能人数を用いて、前記混雑度を予め定められた閾値以下とするために必要な前記かごの台数を示す混雑解消台数を算出するステップと、
    かご割当部が、前記エレベータ乗場に対応する階に配車可能である前記かごを示す配車可能かごを決定し、前記混雑解消台数算出部により算出された前記混雑解消台数分の前記配車可能かごを、前記階に配車するステップと、
    混雑解消時間算出部が、前記混雑解消台数分の前記配車可能かごが前記階に到着するまでに必要な時間を示す混雑解消時間を算出するステップと、
    を備えるビル管理方法。
  8. コンピュータに、
    混雑度算出部が、人及び自律移動体が利用する建物において、前記建物のエレベータ乗場の混雑度を算出する機能と、
    混雑解消台数算出部が、前記混雑度算出部により算出された前記混雑度及びかごに乗車可能な人数を示すかごの乗車可能人数を用いて、前記混雑度を予め定められた閾値以下とするために必要な前記かごの台数を示す混雑解消台数を算出する機能と、
    かご割当部が、前記エレベータ乗場に対応する階に配車可能である前記かごを示す配車可能かごを決定し、前記混雑解消台数算出部により算出された前記混雑解消台数分の前記配車可能かごを、前記階に配車する機能と、
    混雑解消時間算出部が、前記混雑解消台数分の前記配車可能かごが前記階に到着するまでに必要な時間を示す混雑解消時間を算出する機能と、
    を実行させるビル管理プログラム。
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