JPWO2018025838A1 - 調理済み溝付き麺 - Google Patents

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Abstract

調理済み溝付き麺は、麺線方向に沿って複数の溝が形成されると共に麺線の横断面がほぼ円形の主外形を有し、麺線の横断面における中心部に中実領域を有する溝付き麺を加熱調理した調理済み溝付き麺であって、加熱調理後に複数の溝が閉じた麺線の横断面の面積に対して10〜15%の面積を占め且つ糊化していない芯領域を有する。

Description

この発明は、調理済み溝付き麺に係り、特に、加熱調理により溝が閉塞する調理済み溝付き麺に関する。
スパゲティは一般的に、いわゆるアルデンテの状態で食することで良好な食感が得られるとされている。このアルデンテとは、一般的にスパゲティの中心部に髪の毛1本分程度の太さを有する芯が残るように茹で上げた状態を指し、麺線の中心部の硬さと、柔らかな表面近傍から硬さのある中心部にかけての硬さの勾配との相乗効果で独特の食感が得られると考えられている。しかし、スパゲティは隙間がなく中実であるため、茹で調理の際に湯が非常にゆっくりと麺線の内部に浸透する。このため、茹で時間が長くなり、麺線の中心部に芯が残り且つ表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好な状態、すなわちアルデンテの状態に茹で上げるには熟練が必要となる。
そこで、従来から、茹で時間の短縮を目的として、麺線方向に沿って溝または切込みが付された麺が提案されている。例えば、特許文献1には、ほぼ円形の横断面を有する麺線において、麺線の直径に対して1/2〜4/5の深さを有する1本の楔形の溝が付された麺が開示されている。ところが、楔形の溝が麺線の横断面の中心部にも及んでいると、調理時に麺線の表面近傍だけでなく中心部にも熱が伝わりやすいため、溝なしの麺よりも茹で時間を短縮できるものの、全体的に麺が柔らかくなり、良好な食感を実現することができなかった。
また、特許文献2には、円形の横断面を有する中実の中心部が形成されると共に開口部の幅よりも最深部の方が広い複数の溝が付されている麺が開示されている。ところが、このような開口部の幅よりも最深部の幅の方が広い溝では、茹で調理が完了しても溝が十分に塞がれずに残ってしまうことになり、溝なしの麺とは全く食感が異なってしまい、良好な食感を実現することができなかった。
このように、特許文献1または2に開示された麺では、麺線の中心部に芯が残り且つ表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好な状態、すなわちアルデンテの状態に茹で上げることが困難であった。
これに対して、特許文献3および4には、麺線の中心部に芯が残り且つ表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好な状態に茹で上がるように、円形の横断面を有する中心部から表面まで渦巻き状に湾曲して延在する断面形状を有する複数の溝が形成された溝付き麺が提案されている。
特許第3658477号公報 特開平4−211337号公報 特許第5102252号公報 特許第5726493号公報
しかしながら、特許文献3および4に例示された溝付き麺では、茹で時間を短縮しながら中心に芯がある食感を実現できるものの、麺線の表面近傍と中心部の硬さのバランスの点ではいまだ不十分な面があり、溝なしの麺のように中心部に髪の毛1本分程度の太さを有する芯が残るように茹で上げた場合には、麺全体としての食感はいまだ不十分なものであった。
すなわち、溝付き麺を茹で調理する場合には、具体的にどの程度の太さの芯が残れば麺全体として良好な食感が得られるかが不明であり、麺線の表面近傍と中心部の硬さのバランスが良好な状態に茹で上げることが困難であった。
本発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、麺線の表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好な調理済み溝付き麺を提供することを目的とする。
この発明に係る調理済み溝付き麺は、麺線方向に沿って複数の溝が形成されると共に麺線の横断面がほぼ円形の主外形を有し、麺線の横断面における中心部に中実領域を有する溝付き麺を加熱調理した調理済み溝付き麺であって、加熱調理後に複数の溝が閉じた麺線の横断面の面積に対して10〜15%の面積を占め且つ糊化していない芯領域を有するものである。
複数の溝は、それぞれ、麺線の横断面において、麺線の表面から麺線の内部に向かって延び、麺線の表面における開口部の幅が0.1〜0.4mmであり、開口部から麺線の内部に向かって一定の溝幅あるいは次第に狭まる溝幅を有することが好ましい。
中実領域が、麺線の横断面においてほぼ円形の形状を有し、複数の溝がないと仮定したときの麺線の横断面の面積に対して15〜50%の面積を有することが好ましい。
また、中実領域が、複数の溝がないと仮定したときの麺線の横断面の面積に対して20〜30%の面積を有することが、さらに好ましい。
芯領域が、クロスニコル画像において明部として観察されるものであっても良い。
この発明によれば、加熱調理後に複数の溝が閉じた麺線の横断面の面積に対して10〜15%の面積を占め且つ糊化していない芯領域を有するので、麺線の表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好な調理済み溝付き麺を得ることができる。
この発明の実施の形態に係る調理済み溝付き麺を加熱調理する前の溝付き麺を示す斜視図である。 実施の形態の調理済み溝付き麺を加熱調理する前の溝付き麺を示す断面図である。 実施の形態の調理済み溝付き麺を用いて作製したサンプルの画像であり、(A)は2枚の偏光板を用いて撮影したクロスニコル画像、(B)は偏光板を用いずに撮影した画像である。 実施の形態の変形例に係る調理済み溝付き麺を加熱調理する前の溝付き麺を示す断面図である。 実施の形態の別の変形例に係る加熱調理済み溝付き麺を調理する前の溝付き麺を示す断面図である。 従来の溝付き麺を示す断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態
図1に、この発明の実施の形態に係る調理済み溝付き麺を加熱調理する前の溝付き麺11を示す。溝付き麺11は、横断面がほぼ円形の主外形を有し、麺線方向Lに沿って延伸するスパゲティの乾麺からなっている。溝付き麺11の外周部には、麺線方向Lに沿って3本の溝12が形成されている。
図2に示されるように、麺線は、その横断面において、3本の溝12がないと仮定したときに、直径D1を有するほぼ円形の主外形Cを有している。このほぼ円形の主外形Cに囲まれた領域を麺線全体領域Aと定義する。3本の溝12は、麺線の周方向に120度間隔、すなわち、麺線を3分割するように配置されている。これら3本の溝12は、それぞれ、麺線の表面に形成された開口部13から麺線の内部に向かって延びている。それぞれの溝12の幅は、開口部13から麺線の内部に向かって次第に狭まっている。
また、3本の溝12は、麺線の中心点Pを中心として直径D2を有する円形状の中実領域Sが麺線の中心部に確保されるように形成されている。
なお、溝付き麺11のサイズは特に限定されるものではないが、例えば、麺線の直径D1を1.8〜2.8mm、麺線の長さを80mm〜300mmとすることができる。このような溝付き麺11は、図2に示した麺線の断面形状に対応する形状の貫通孔が形成されたダイスを用いて麺材料を押出成形した後、乾燥させることにより製造することができる。
加熱調理の際に溝付き麺11を高温の湯の中に投じて茹でると、麺線の外周面を通じて水分と熱が麺線に浸透し、麺線に含まれるでんぷんが水分と熱により糊化、すなわちα化する。さらに、3本の溝12にも湯が入り込み、麺線の外周面だけでなく、それぞれの溝12の内壁部分からも麺線の内部に水分と熱が浸透する。このとき、麺線の横断面において、麺線の中心点Pが中実領域Sに囲まれており、麺線の中心点Pの近傍は水分と熱の影響を受けにくい構造となっている。このため、麺線の中心点Pの近傍においては、溝付き麺11に含まれるでんぷんが糊化しにくくなっている。
溝付き麺11の茹で時間が長くなると、麺線に浸透する水分と熱の量が増加するため、麺線の中心部におけるでんぷんが糊化していない部分が小さくなる。一方、茹で時間が短ければ、麺線の中心部におけるでんぷんが糊化していない部分が大きくなる。溝付き麺11が茹で上がった時点で麺線の中心部におけるでんぷんが糊化していない部分を、芯領域と定義する。
麺線の内部に浸透した水分と熱により、溝付き麺11は膨張し、3本の溝12が閉塞し、麺線の横断面がほぼ円形状となり、溝なしの麺と同等の外観および舌触りが得られることとなる。
次に、溝付き麺11を加熱調理して得られた調理済み溝付き麺の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率を算出し、さらに、この面積比率と加熱調理済みの麺の食感との関係について検討する。
まず、加熱調理後の麺線を用いた切片状のサンプルを作製し、このサンプルの麺線の横断面の全体の面積と芯領域の面積を測定する。
加熱調理後の麺線をOCT(Optimal Cutting Temperature)コンパウンド、すなわち凍結組織切片作製用包埋剤とともにプラスチックセルに包埋し、急速に冷凍する。OCTコンパウンドに包埋され且つ冷凍された加熱調理後の麺線の端部に、透明な粘着フィルムを貼り付け、粘着フィルムから30μmの厚さで、クライオスタットミクロトームにより薄切することにより、切片状のサンプルを作製する。なお、このとき、サンプルに対して染色処理は行わない。
作成されたサンプルの麺線を偏光顕微鏡にセットする。この偏光顕微鏡は、第1偏光板と第2偏光板を有しており、これら第1偏光板と第2偏光板は、いわゆるクロスニコルの状態に配置されている。第1偏光板は、第1偏光板の表面に沿った第1の方向の振動面の偏光を透過させ、第2偏光板は、第1偏光板が透過した偏光の振動面と直交する第2の方向の振動面の偏光を透過させる。
サンプルの麺線の芯領域は糊化していないでんぷんにより構成され、糊化していないでんぷんは、結晶構造を有している。このため、第1偏光板を透過した偏光がサンプルの麺線の芯領域に照射されると、この偏光は複屈折し、サンプルの麺線の芯領域を透過した光には、第1偏光板を透過した偏光と異なる振動面の偏光が含まれることとなる。
一方、糊化したでんぷんは結晶構造を有さず、サンプルの麺線の表面近傍は糊化したでんぷんにより構成されている。このため、サンプルの麺線の表面近傍を透過した光の振動面は、第1偏光板を透過した偏光の第1の方向の振動面と一致している。
サンプルの麺線の芯領域を透過した光には、第1偏光板を透過した偏光と異なる振動面の偏光が含まれているため、サンプルの麺線の芯領域を透過した光の一部が第2偏光板を透過する。一方、サンプルの麺線の表面近傍を透過した光の振動面は、第1偏光板を透過した偏光の第1の方向の振動面と一致している。さらに、第1偏光板と第2偏光板は、いわゆるクロスニコルの状態に配置されているため、サンプルの麺線の表面近傍を透過した光は第2偏光板により遮断されることとなる。
このため、偏光顕微鏡に取り付けられた偏光顕微鏡用デジタルカメラにより、サンプルの横断面を示すいわゆるクロスニコル画像を撮影すると、例えば、図3(A)に示されるクロスニコル画像が得られる。このクロスニコル画像では、サンプルの麺線の芯領域を透過した光が明部Bとして現れている。一方、サンプルの麺線の表面近傍を透過した光は第2偏光板により遮断されるため、麺線の表面近傍に対応する部分は暗部となる。そこで、撮影されたクロスニコル画像を既知の画像解析ソフトを用いて解析し、明部Bの面積、すなわち、芯領域の面積を測定する。
なお、第1の偏光板と第2の偏光板を回転させてクロスニコル画像の明部Bの大きさが変化する場合は、この明部Bの大きさが最大となるように第1の偏光板と第2の偏光板の位置関係を調節することで、より正確にサンプルの麺線の芯領域の面積を測定することが可能となる。
さらに、偏光顕微鏡の第1偏光板と第2偏光板を用いずにサンプルを撮影すれば、麺線の表面近傍を透過した光が明部として現れる。例えば、図3(B)に示される画像が得られる。この画像を既知の画像解析ソフトを用いて解析し、加熱調理後の麺線の横断面の全体の面積を測定する。
そして、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率を求めることができる。
実施の形態に係る調理済み溝付き麺は、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%の範囲内に入るように、茹で時間を調節して溝付き麺11を茹で上げたものである。この調理済み溝付き麺の食感を評価すると、食感が良いという評価結果が得られる。
溝付き麺11を加熱調理した後において、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%であると、麺線の中心部に芯が残り、柔らかな表面近傍と硬さのある中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好となる。麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10%未満になると、麺に含まれるでんぷんの糊化が進みすぎてしまい、麺全体が柔らかすぎて硬さに物足りない食感となる。一方、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が15%を超えると、糊化していないでんぷんが残りすぎてしまい、芯が残りすぎて麺が硬すぎる食感となる。
つまり、溝付き麺を茹で調理する際に、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%となるように茹で時間を調節して茹で具合を調節することで、茹で時間を短縮しながらも、麺線の表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好な状態、すなわちアルデンテの状態の調理済み溝付き麺を簡便に得ることができる。
加熱調理後において、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%となっていれば、茹で調理以外の調理方法で溝付き麺11を加熱調理しても良く、蒸し調理およびレンジ調理により溝付き麺11を加熱調理することもできる。また、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%となっていれば、溝付き麺11を予め50℃未満の水に浸漬して麺線の内部に水分を浸透させた後、加熱するという方法で溝付き麺11を加熱調理することもできる。
溝付き麺11に付された3本の溝12が、加熱調理により閉塞されるものであり、且つ、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%となるものであれば、それぞれの溝12の形状および位置を自由に設定し、中実領域Sの直径D2を自由に設定することができる。
図2に示した溝付き麺11は、例えば、麺線の直径D1が2.2mm、中実領域Sの直径D2が1mmとなるように形成されている。溝付き麺11の麺線全体領域Aの面積を算出すると、1.1×1.1×3.14=3.8mmとなり、中実領域Sの面積を算出すると、0.5×0.5×3.14=0.785mmとなり、麺線全体領域Aの面積に対する中実領域Sの面積の比率rが、20.7%となる。ただし、麺線全体領域Aの面積に対する中実領域Sの面積の比率rは、この値に限るものではなく、中実領域Sの大きさを変えることで上記の比率rを調整することもできる。
例えば、図4に示される溝付き麺21のように、麺線の直径D1が2.2mm、中実領域Sの直径D2が1.2mmとなるように3本の溝22が形成されたものであっても良い。中実領域Sの面積を算出すると、0.6×0.6×3.14=1.13mmとなり、麺線全体領域Aの面積に対する中実領域Sの面積の比率rは、29.7%となる。
また、例えば、図5に示される溝付き麺31のように、麺線の直径D1が2.2mmであり、中実領域Sの直径D2が0.6mmとなるように3本の溝32が形成されたものであっても良い。中実領域Sの面積を算出すると、0.3×0.3×3.14=0.28mmとなり、麺線全体領域Aの面積に対する中実領域Sの面積の比率rは、7.4%となる。
溝付き麺11および溝付き麺21のように、麺線全体領域Aの面積に対する中実領域Sの面積の比率rが15〜50%となるように設定されていると、麺線の表面近傍と中心部をバランス良く茹で上げることができるため、好ましい。さらに、溝付き麺11および溝付き麺21のように、上記の比率rが20〜30%となるように設定されていると、麺線の表面近傍と中心部をさらにバランス良く茹で上げることができるため、より好ましい。
なお、溝付き麺11、溝付き麺21および溝付き麺31に付された溝の本数は3本であるが、それぞれの溝が加熱調理により閉塞されるものであり、且つ、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%となるものであれば、溝の本数は2本であっても4本以上であっても良い。
なお、上述したように、それぞれの溝12の幅が開口部13から麺線の内部に向かって次第に狭まっているため、開口部13の開口幅Wを0.1〜0.4mmに設定することで、3本の溝12を容易に閉じることができる。また、それぞれの溝12が、開口部13から麺線の内部に向かって一定の幅を有するように形成されていても、3本の溝12を容易に閉じることができる。
実施の形態に示したような3本の溝が形成された溝付き麺を茹で調理した調理済み溝付き麺について、各部分の寸法を変更した複数の乾燥溝付き麺を製造し、製造したこれらの乾燥溝付き麺について複数の茹で時間を設定して茹で調理し、複数の調理済み溝付き麺を製造した。
実施例1
デュラムセモリナ100質量部に対して水26質量部を混合し、混練して生地とした。パスタ製造機に、図2に示したような3本の溝を有する麺線の断面形状に対応する形状の貫通孔が形成されたダイスを取り付け、−600mmHgの減圧条件下、混練した生地を押出成形した後、常法により乾燥して乾燥スパゲティを製造した。
図2に示した寸法について、麺線の直径D1は2.2mm、中実領域Sの直径D2は1mm、それぞれの溝12の開口部13の開口幅Wは0.17mmとした。麺線全体領域Aの面積を算出すると、1.1×1.1×3.14=3.8mmとなり、中実領域Sの面積を算出すると、0.5×0.5×3.14=0.785mmとなり、麺線全体領域Aの面積に対する中実領域Sの面積の比率rは、20.7%となる。製造した乾燥スパゲティを沸騰水で2.5分間茹で調理して調理済みスパゲティを製造した。
実施例2
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で2.8分間茹で調理する他は、実施例1と同様に調理済みスパゲティを製造した。
実施例3
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で3分間茹で調理する他は、実施例1と同様に調理済みスパゲティを製造した。
実施例4
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で3.2分間茹で調理する他は、実施例1と同様に調理済みスパゲティを製造した。
実施例5
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で3.5分間茹で調理する他は、実施例1と同様に調理済みスパゲティを製造した。
実施例6
図4に示した形状に対応するように、麺線の直径D1を2.2mm、中実領域Sの直径D2を1.2mm、それぞれの溝22の開口部23の開口幅Wを0.17mmとし、中実領域Sの面積が0.6×0.6×3.14=1.13mmとなり、麺線全体領域Aの面積に対する中実領域Sの面積の比率rが29.7%となるように設定して乾燥スパゲティを製造し、製造した乾燥スパゲティを沸騰水で3.5分間茹で調理する他は、実施例1と同様に調理済みスパゲティを製造した。
実施例7
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で4.5分間茹で調理する他は、実施例6と同様に調理済みスパゲティを製造した。
実施例8
図5に示した形状に対応するように、麺線の直径D1を2.2mm、中実領域Sの直径D2を0.6mm、それぞれの溝32の開口部33の開口幅Wを0.17mmとし、中実領域Sの面積が0.3×0.3×3.14=0.28mmとなり、麺線全体領域Aの面積に対する中実領域Sの面積の比率rが7.4%となるように設定して乾燥スパゲティを製造し、製造した乾燥スパゲティを沸騰水で2.5分間茹で調理する他は、実施例1と同様に調理済みスパゲティを製造した。
比較例1
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で2分間茹で調理する他は、実施例1と同様に調理済みスパゲティを製造した。
比較例2
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で4分間茹で調理する他は、実施例1と同様に調理済みスパゲティを製造した。
比較例3
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で2.5分間茹で調理する他は、実施例6と同様に調理済みスパゲティを製造した。
比較例4
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で3.5分間茹で調理する他は、実施例8と同様に調理済みスパゲティを製造した。
比較例5
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で4.5分間茹で調理する他は、実施例8と同様に調理済みスパゲティを製造した。
比較例6
図6に示される溝付き麺41には、3本の溝42が付されており、これら3本の溝42は、麺線の表面に形成された開口部43から麺線の内部に向かって延びている。それぞれの溝42は、開口部43の開口幅Wよりも最深部の幅の方が広い構造を有している。図6に示した寸法について、麺線の直径D1は2.2mm、中実領域Sの直径D2は1mm、開口部43の開口幅Wは0.17mmと設定した。中実領域Sの面積を算出すると、0.5×0.5×3.14=0.785mmとなり、麺線全体領域Aの面積に対する中実領域Sの面積の比率rが20.7%となる。図6に示した形状に対応するように乾燥スパゲティを製造し、製造した乾燥スパゲティを沸騰水で2.5分間茹で調理する他は、実施例1と同様に調理済みスパゲティを製造した。
比較例7
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で3.5分間茹で調理する他は、比較例6と同様に調理済みスパゲティを製造した。
比較例8
製造した乾燥スパゲティを沸騰水で4.5分間茹で調理する他は、比較例6と同様に調理済みスパゲティを製造した。
比較例9
麺線の直径D1が1.6mmであり、且つ、溝がない乾燥スパゲティ(ブルー、日清フーズ社製)を沸騰水で6分間茹で調理して調理済みスパゲティを製造した。なお、溝がない乾燥スパゲティの麺線全体領域Aの面積と中実領域Sの面積は一致するため、中実領域Sの面積は、麺線全体領域Aの面積に対して100%の比率となる。
比較例10
溝がない乾燥スパゲティを沸騰水で7分間茹で調理する他は、比較例9と同様に調理済みスパゲティを製造した。
このように製造された調理済みスパゲティを長さ20mmにカットし、20mm×20mm×20mmのプラスチックセルに約15mmの高さまでOCTコンパウンド(ティシュー・テック O.C.T コンパウンド、サクラファインテック社製)を充填したものの中に包埋し、−40℃に設定されたフリーザーで急速凍結した。凍結された調理済みスパゲティの端面に粘着フィルムを貼り付け、粘着フィルムを貼り付けた面から30μmの厚さに、−20℃に設定されたクライオスタットミクロトーム(CM1510S、ライカ社製)により薄切りしてサンプルを作製した。
作製したサンプルを、いわゆるクロスニコルの状態に配置された2枚の偏光板を有する偏光顕微鏡(BX53、オリンパス社製)にセットし、偏光顕微鏡に取り付けられた顕微鏡用デジタルCCDカメラ(DP72、オリンパス社製)でサンプルのクロスニコル画像を撮影した。さらに、撮影されたクロスニコル画像を既知の解析ソフトを用いて解析し、このクロスニコル画像における明部、すなわち芯領域の面積を算出した。
また、偏光顕微鏡の2枚の偏光板を用いずに、サンプルの画像を撮影し、この画像を既知の画像解析ソフトで解析することで、調理後の麺線の横断面の全体の面積を算出した。そして、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率を算出した。
また、製造された調理済みスパゲティの食感を、表1に示される評価基準に基づいて評価し、10名分の評価結果の平均点を求めて食感評価の評価値とした。なお、表1の評価基準は、調理済みスパゲティの麺線の表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好であれば点数が高くなり、一方、麺線の中心部が硬すぎたり柔らかすぎたりして食感が悪いと、点数が低くなるものである。
実施例1〜8および比較例1〜10の調理済みスパゲティに対して、芯領域を算出し、さらに、表1に示した評価基準に基づいて食感を評価して、10名分の評価結果の平均点を求めた。その結果を表2に示す。
表2において、溝が付された乾燥スパゲティを茹で調理した調理済みスパゲティに着目すると、実施例1〜8と、比較例1〜5では、いずれも、乾燥スパゲティに付された溝が閉じていた。これに対して、比較例6〜7の調理済スパゲティでは、いずれも、乾燥スパゲティに付されていた溝が閉じていなかった。これは、比較例6〜7の調理済みスパゲティの3本の溝が、それぞれ、開口部の幅よりも最深部の幅の方が広い構造となっており、茹で調理中にスパゲティが膨張してもこれらの溝が閉じなかったと推測される。
実施例1〜8と比較例7の調理済みスパゲティでは、いずれも、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%の範囲内に入る結果となった。これに対して、比較例1〜6および8の調理済みスパゲティでは、いずれも、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%の範囲から外れる結果となった。
実施例1〜8の調理済みスパゲティでは、いずれも食感評価の評価結果の平均点が3.0点を超えた。これに対して、比較例1〜8の調理済みスパゲティでは、いずれも評価結果の平均点が3.0点未満となった。これは、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%の範囲内に入っていると、麺線の表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好になるためであると推測される。一方、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10%未満であると、麺線の中心部が柔らかすぎて食感が悪くなり、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が15%を超えると、麺線の中心部が硬すぎて食感が悪くなると推測される。
また、比較例7の調理済みスパゲティでは、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%の範囲内に入っていたが、評価結果の平均点は3.0未満であった。加熱調理後もスパゲティに付された溝が閉じずに残っており、溝なしの麺と食感が異なってしまい、良好な食感が得られなかったと推測される。
上述した結果により、溝が付された乾燥スパゲティを茹で調理した後に、麺線の横断面の全体の面積と芯領域の面積の比率が10〜15%の範囲内に入っており、且つ、溝が閉じていれば、麺線の表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好であることが確認された。
実施例1〜5と比較例1および2の調理済みスパゲティに着目すると、これらの調理済みスパゲティは、同一の条件で製造された乾燥スパゲティをそれぞれ異なる茹で時間で茹で調理したものであるが、茹で時間に応じて調理済みスパゲティの芯領域と食感評価の評価結果の平均点が変化していた。このことは、実施例6および7と比較例3の調理済みスパゲティ、および、実施例8と比較例4および5の調理済みスパゲティにも同様に当てはまる。これらの結果により、溝が付された乾燥スパゲティの形状に応じて茹で時間を調節し、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%の範囲内に入るように茹で上げることで、麺線の表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて食感が良好な調理済みスパゲティを得ることができると確認された。
実施例3、7および8に着目すると、実施例3および7で製造された乾燥スパゲティでは、麺線全体領域Aの面積に対する中実領域Sの面積の比率rが15〜50%の範囲内に入っているが、実施例8で製造された乾燥スパゲティでは、この範囲内に入っていなかった。そして、実施例3および7は、実施例8に対して、調理済みスパゲティの食感評価の評価結果の平均点が高かった。この結果により、上記の比率rが15〜50%の範囲内に入っていると、茹で時間を調節することで、麺線の表面近傍と中心部の硬さのバランスが取れて、さらに食感が良好な調理済みスパゲティを得ることができると確認された。
表2において、比較例9の溝がないスパゲティを茹で調理した調理済みスパゲティでは、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が13.3%となるように茹で上げるのに、6分間の茹で時間を要した。この茹で時間は、実施例1〜8の調理済みスパゲティの茹で時間に対して長い。比較例9の調理済みスパゲティでは、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が、実施例1〜8のように10〜15%の範囲内に入っているが、食感評価の評価結果の平均点が2.9点と低くなった。溝がないスパゲティでは、麺線の横断面の全体の面積に対する芯領域の面積の比率が10〜15%の範囲内に入っていても、麺全体として硬すぎて食感が悪くなると推測される。
比較例10の調理済みスパゲティでは、食感評価の評価結果の平均点が4.4点と高かった。しかし、比較例9に対してさらに1分間長い7分間の茹で時間を要した。溝がないスパゲティについては、茹で時間を短縮しながら麺全体の食感を良くすることが困難であった。
11,21,31,41 溝付き麺、12,22,32,42 溝、13,23,33,43 開口部、A 麺線全体領域、S 中実領域、B 明部、C 主外形、L 麺線方向、P 中心点、W 開口幅。

Claims (5)

  1. 麺線方向に沿って複数の溝が形成されると共に麺線の横断面がほぼ円形の主外形を有し、麺線の横断面における中心部に中実領域を有する溝付き麺を加熱調理した調理済み溝付き麺であって、
    加熱調理後に前記複数の溝が閉じた麺線の横断面の面積に対して10〜15%の面積を占め且つ糊化していない芯領域を有する調理済み溝付き麺。
  2. 前記複数の溝は、それぞれ、麺線の横断面において、麺線の表面から麺線の内部に向かって延び、麺線の表面における開口部の幅が0.1〜0.4mmであり、前記開口部から前記麺線の内部に向かって一定の溝幅あるいは次第に狭まる溝幅を有する請求項1に記載の調理済み溝付き麺。
  3. 前記中実領域が、麺線の横断面においてほぼ円形の形状を有し、前記複数の溝がないと仮定したときの麺線の横断面の面積に対して15〜50%の面積を有する請求項1または2に記載の調理済み溝付き麺。
  4. 前記中実領域が、前記複数の溝がないと仮定したときの麺線の横断面の面積に対して20〜30%の面積を有する請求項3に記載の調理済み溝付き麺。
  5. 前記芯領域が、クロスニコル画像において明部として観察されるものである請求項1〜4のいずれか一項に記載の調理済み溝付き麺。
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