JPWO2017188279A1 - 化粧料用組成物、及びそれを含有する化粧料 - Google Patents
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Abstract
Description
また、無機粉体の表面改質剤として、炭素数が8〜22のアシル基を有するN−モノアシル塩基性アミノ酸を用いることが開示されている(特許文献2)が、アシル基の炭素鎖長が異なる特定のN−モノアシル塩基性アミノ酸を組み合わせて用いることについては、記載されていない。
[1](A)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上と、(B)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上とを含有する、化粧料用組成物。
[2](A)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上と、(B)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上との含有量比[(A):(B)](重量比)が5:95〜95:5である、[1]に記載の組成物。
[3](A)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸がNε−ラウロイルリジンであり、(B)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸がNε−オクタノイルリジンである、[1]または[2]に記載の組成物。
[4]さらに(C)無機粉体を含有する、[1]〜[3]のいずれかに記載の組成物。
[5](A)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上および(B)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上の総含有量と、(C)無機粉体の含有量との比[((A)+(B)):(C)](重量比)が0.5:99.5〜99.5:0.5である、[4]に記載の組成物。
[6](C)無機粉体が、無水ケイ酸、含水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、タルク、カオリン、ベントナイト、マイカ、セリサイト、ヒドロキシアパタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸マグネシウム、重質炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム、窒化ホウ素、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、微粒子酸化亜鉛、酸化チタン、微粒子酸化チタン、雲母チタン、雲母チタン被覆硫酸バリウム、オキシ塩化ビスマス、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム、酸化コバルト、カーボンブラック、群青および紺青からなる群より選択される1種または2種以上である、[4]または[5]に記載の組成物。
[7](C)無機粉体が、酸化亜鉛、酸化チタンおよび窒化ホウ素からなる群より選択される1種または2種以上である、[4]〜[6]のいずれかに記載の組成物。
[8][1]〜[7]のいずれかに記載の組成物を含有する、化粧料。
従って、上記化粧料用組成物を含有する本発明の化粧料は、肌に塗布した際に心地よいさらさら感が得られ、塗布後の肌の透明感、つや感および肌表面の均一感が良好で、肌への密着性およびカバー力に優れる。
N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸を構成する塩基性アミノ酸としては、リジン、オルニチン、2,4−ジアミノ酪酸、アルギニン、ヒスチジン等が例示される。
本発明の目的には、上記塩基性アミノ酸として、リジンが好ましく用いられる。
また、かかる塩基性アミノ酸としては、L−体、DL−体、D−体のいずれを用いてもよいが、L−体およびDL−体が好ましく用いられ、L−体がより好ましく用いられる。
上記塩基性アミノ酸に結合する長鎖アシル基は、炭素数12〜22の飽和または不飽和の脂肪族アシル基で、直鎖状であっても分岐鎖を有していてもよい。具体的には、ドデカノイル(ラウロイル)、テトラデカノイル(ミリストイル)、ペンタデカノイル(ペンタデシロイル)、ヘキサデカノイル(パルミトイル)、9−ヘキサデセノイル(パルミトレイノイル)、オクタデカノイル(ステアロイル)、16−メチル−ヘプタデカノイル(イソステアロイル)、cis−9−オクタデセノイル(オレオイル)、エイコサノイル(アラキジノイル)、ドコサノイル(ベヘノイル)等が挙げられる。
なお、本発明の目的には、炭素数が12〜18のアシル基が好ましく、ドデカノイル(ラウロイル)が特に好ましい。
上記長鎖アシル基の塩基性アミノ酸への結合部位は、α位のアミノ基またはω位のアミノ基であるが、アルギニンおよびヒスチジンにおいては、α位のアミノ基である。
N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩;塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩、炭酸塩等の無機酸塩;酢酸塩、乳酸塩、クエン塩等の有機酸塩;グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩等のアミノ酸塩等が例示され、入手のしやすさ、取扱い性の観点からは、ナトリウム塩、カリウム塩、酢酸塩等が好ましい。
なお、本発明の目的には、フリー(遊離)体が最も好ましく用いられる。
本発明においては、肌へのなじみ感がより好ましいという観点から、Nε−ラウロイルリジン、特にNε−ラウロイル−L−リジンが好ましく用いられる。
N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸を構成する塩基性アミノ酸、および中鎖アシル基の塩基性アミノ酸への結合部位については、上記N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸の場合と同様である。
塩基性アミノ酸に結合する中鎖アシル基は、炭素数6〜10の飽和または不飽和の脂肪族アシル基で、直鎖状であっても分岐鎖を有していてもよい。具体的には、ヘキサノイル(カプロイル)、ヘプタノイル、オクタノイル(カプリロイル)、オクテノイル、2−エチルヘキサノイル、ノナノイル、デカノイル(カプリノイル)、デセノイル等が挙げられる。
本発明の目的には、炭素数が8であるアシル基が好ましく、オクタノイル(カプリロイル)がより好ましい。
N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸の塩としても、上記(A)成分の場合と同様に、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、無機酸塩、有機酸塩、アミノ酸塩等が挙げられるが、入手のしやすさ、取扱い性の観点からは、ナトリウム塩、カリウム塩、酢酸塩等が好ましい。
なお、本発明の目的には、フリー(遊離)体が最も好ましく用いられる。
本発明においては、製造時における収率および操作性の観点から、Nε−オクタノイルリジン、特にNε−オクタノイル−L−リジンが好ましく用いられる。
(A)成分と(B)成分の含有量比が上記の範囲内であれば、化粧料用組成物を塗布した後に、肌に心地よいさらさら感、自然な透明感、良好なつや感および肌表面の均一感を付与することができ、かつ、該組成物の肌への密着性およびカバー力が向上する。
本発明の組成物に含有される(C)無機粉体としては、体質顔料、紫外線散乱剤、白色顔料、真珠光沢顔料、着色顔料等として化粧料に通常用いられる無機粉体を特に制限なく用いることができる。
たとえば、体質顔料として用いられる無機粉体としては、無水ケイ酸、含水ケイ酸等のケイ酸;ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム等のケイ酸塩;タルク、カオリン、ベントナイト、マイカ、セリサイト等の粘土鉱物;ヒドロキシアパタイト等のリン酸塩鉱物;酸化アルミニウム、酸化マグネシウム等の金属酸化物;軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸マグネシウム、重質炭酸マグネシウム等のアルカリ土類金属の炭酸塩;硫酸マグネシウム、硫酸バリウム(板状硫酸バリウム、バタフライ状硫酸バリウム等)等のアルカリ土類金属の硫酸塩;窒化ホウ素等が挙げられる。
紫外線散乱剤または白色顔料として用いられる無機粉体としては、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、微粒子酸化亜鉛、酸化チタン、微粒子酸化チタン等が挙げられ、真珠光沢顔料として用いられる無機粉体としては、雲母チタン、酸化チタン被覆硫酸バリウム、オキシ塩化ビスマス等が挙げられる。
着色顔料として用いられる無機粉体としては、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム、酸化コバルト、カーボンブラック、群青、紺青等が挙げられる。
上記無機粉体は1種を選択して単独で用いてもよく、2種以上を選択し、組み合わせて用いてもよい。
本発明においては、(C)無機粉体として、上記した無機粉体に、シリコーン処理、フッ素化合物処理、シランカップリング剤処理、金属セッケン(ステアリン酸アルミニウム等)処理等の表面処理を施したものを用いることもできる。
化粧料用組成物がさらに(C)成分を含有する場合には、(C)成分は(A)成分および(B)成分とともに混合してもよく、(A)成分と(C)成分、および(B)成分と(C)成分をそれぞれあらかじめ混合、粉砕し、次いで(A)成分と(C)成分の混合物と、(B)成分と(C)成分の混合物とを適宜混合し、均一として製造することもできる。
化粧料用組成物がさらに(C)成分を含有する場合には、(C)成分は(A)成分および(B)成分とともに塩基の水溶液中に混合して溶解させ、次いで中和、撹拌して析出物を回収し、乾燥して、本発明の化粧料用組成物を得ることができる。
あるいは、(A)成分および(C)成分、(B)成分および(C)成分をそれぞれ塩基の水溶液中で混合して溶解させ、別々に中和、撹拌して析出物の乾燥物を得た後、各乾燥物を適宜秤量し、塩基の水溶液に加えて混合して溶解させ、中和、撹拌して得られた析出物を乾燥して、本発明の化粧料用組成物とすることもできる。
本発明の化粧料は、肌の色を整えたり、肌の欠陥を隠したり、肌の状態を改善したりする目的で、または紫外線を遮蔽する目的で、あるいは顔や唇に着色し、美しく粧う目的で用いることができ、液状、乳液状、軟膏状、クリーム状、粉末状、固形状等、種々の形態とすることができるが、相当量の粉体を含有する軟膏状、クリーム状、粉末状または固形状の形態とすることが好ましい。
従って、本発明の化粧料は、好ましくは化粧下クリーム等の化粧下地;油性軟膏型ファンデーション、水中油または油中水乳化型クリーム状ファンデーション、固形(ケーキ型)ファンデーション、コンシーラー、スティック型口紅、固形頬紅、軟膏型頬紅、スティック型頬紅、軟膏型アイカラー、スティック型アイカラー、固形アイカラー、固形アイライナー、固形マスカラ、スティック型アイブロウ、固形アイブロウ、白粉、プレストパウダー等のメイクアップ化粧料;ボディパウダー、ベビーパウダー等の身体用化粧料;サンスクリーン剤等として提供される。
本発明の化粧料には、上記した本発明の化粧料用組成物は、通常0.1重量%〜99.5重量%含有され、好ましくは0.5重量%〜99重量%、より好ましくは1重量%〜95重量%含有される。
油性軟膏型の化粧料は、たとえば、次のようにして製造することができる。
まず、本発明の化粧料用組成物に、必要に応じて他の粉体成分を加えて混合する。油剤、防腐剤及び抗酸化剤等の基剤成分を別に混合し、加熱融解して均一にし、これに前記粉体成分を添加して、ロールミル等の混練機にて混練する。次いで、混練物を再融解し、調色した後ゆっくり撹拌して脱気し、撹拌しながら冷却して、60℃で香料を加え、容器に流し込んで放冷し、固化させる。
まず、水相成分を混合し、加熱溶解して均一とし、75℃に加熱する。別に油相成分を混合し、加熱融解して、本発明の化粧料用組成物を添加して分散させた後80℃とする。前記水相に前記油相を撹拌しながら加えて乳化し(水中油型)、または前記油相に前記水相を撹拌しながら加えて乳化する(油中水型)。撹拌しながら冷却して50℃で香料を加え、さらに撹拌しながら室温まで冷却する。
本発明の化粧料用組成物に必要に応じて他の粉体成分、着色剤を加え、混合、粉砕する。結合剤としての油剤、界面活性剤等に防腐剤、香料等を加えて混合し、前記粉体成分に加え、均一に混合する。これを粉砕機で処理し、ふるいを通して粒度をそろえた後、金皿などの容器中に充填して圧縮成形する。
(C)無機粉体として、タルク等の体質顔料および酸化鉄等の着色顔料を含有する本発明の化粧料用組成物をブレンダーにて混合し、これに、滑沢剤等としてのステアリン酸マグネシウム等、他の添加成分を加え、混合して調色し、香料を噴霧して均一に混合する。これを粉砕機に通して粉砕した後、ふるいを通して容器に充填する。
油剤、抗酸化剤および防腐剤等の基剤成分を加熱融解し、均一に混合する。これに、本発明の化粧料用組成物および着色剤を加え、ロールミル等の混練機にて混練し、均一に分散させる。次いで、再融解して香料を加え、脱泡してから型に流し込み、急冷して固化させる。固化物を型から取り出し、容器に充填して、必要に応じてフレーミング処理する。
n−オクタン酸(東京化成工業株式会社製)93.0g、L−リジン(東京化成工業株式会社製)84.5gをキシレン(関東化学株式会社製)439.2gに25℃で懸濁させ、得られた懸濁液を、80℃に昇温し、80℃で1時間撹拌させることにより、n−オクタン酸L−リジン塩を形成させた。さらに懸濁液を昇温し、窒素雰囲気下で加熱沸騰させながら、反応によって生成した水を系外に除去し、3時間攪拌を続けた。冷却後、晶析した結晶を濾別し、516.0gの50重量%エタノール水溶液を用いて得られた結晶を洗浄した後、乾燥し、Νε−オクタノイル−L−リジンの白色粉体139.5g(収率89.0%)を、製造例1の粉体として得た。
100mL容量のラボミルサーにNε−ラウロイル−L−リジンを5.0g量、Νε−オクタノイル−L−リジンを45.0g量それぞれ秤量し、ラボミルサーを用いて混合して、実施例1の化粧料用組成物として得た。
なお、Νε−オクタノイル−L−リジンとしては、製造例1の粉体を使用し、Nε−ラウロイル−L−リジンとしては、市販の「アミホープLL」(味の素株式会社製)を使用した。
実施例1と同様の方法で、Nε−ラウロイル−L−リジン、Νε−オクタノイル−L−リジン、および窒化ホウ素(「SA08」、日本光研工業株式会社製)を、表1に示す各組成にて混合し、実施例2〜5の各化粧料用組成物を調製した。
300mL容量のビーカーにNε−ラウロイル−L−リジン(「アミホープLL」、味の素株式会社製)を9.0g量、Νε−オクタノイル−L−リジン(製造例1)を1.0g量それぞれ秤量し、1.0M 水酸化ナトリウム水溶液中で混合し、溶解させた。その後、0.1M塩酸を5.0mL/分の速度で滴下して中和し、撹拌した。得られた析出物を濾過して回収し、60℃で終夜乾燥して、実施例6の化粧料用組成物とした。
Nε−ラウロイル−L−リジン(「アミホープLL」、味の素株式会社製)、Νε−オクタノイル−L−リジン(製造例1)、および窒化ホウ素(「SA08」、日本光研工業株式会社製)を、表1に示す各組成にて、実施例6と同様に処理し、実施例7、8の化粧料用組成物を調製した。
Nε−ラウロイル−L−リジン(「アミホープLL」、味の素株式会社製)を3.0g量、および窒化ホウ素(「SA08」、日本光研工業株式会社製)を2.0g量それぞれ秤量し、実施例6と同様に処理して、組成物(I)とした。さらに、Νε−オクタノイル−L−リジン(製造例1)を13.0g量、および窒化ホウ素(「SA08」、日本光研工業株式会社製)を2.0g量それぞれ秤量し、同様に処理して組成物(II)とした。
次いで、前記組成物(I)を5.0g、組成物(II)を15.0gそれぞれ秤量し、実施例6と同様に処理して、実施例9の化粧料用組成物とした。
表1に示すように、Nε−ラウロイル−L−リジン粉体(「アミホープLL」、味の素株式会社製)を比較例1の化粧用粉体、Νε−オクタノイル−L−リジン粉体(製造例1)を比較例2の化粧用粉体とした。
100mL容量のラボミルサーに、未処理の酸化チタン(「MT−200B」、テイカ株式会社製)を48.5g量、実施例1の化粧料用組成物を1.5g量それぞれ秤量し、ラボミルサーを用いて混合して、実施例10の化粧料用組成物とした。
未処理の酸化チタン(「MT−200B」、テイカ株式会社製)と、実施例2〜5および7の各化粧料用組成物とを、表2に示す各組成にて混合し、実施例10と同様の方法で、実施例11〜15の各化粧料用組成物を調製した。
未処理の酸化チタン(「MT−200B」、テイカ株式会社製)と、比較例1、2の各化粧用粉体とを表2に示す各組成にて混合し、実施例10と同様の方法で、比較例3、4の化粧料用組成物を調製した。
100mL容量のラボミルサーに未処理の酸化亜鉛(「MZ−500」、テイカ株式会社製)を48.5g量、および実施例1の化粧料用組成物を1.5g量それぞれ秤量し、ラボミルサーを用いて混合して、実施例16の化粧料用組成物とした。
未処理の酸化亜鉛(「MZ−500」、テイカ株式会社製)と、実施例2の化粧料用組成物とを、表2に示す組成にて混合し、実施例16と同様の方法で、実施例17の化粧料用組成物を調製した。
未処理の酸化亜鉛(「MZ−500」、テイカ株式会社製)と、比較例1、2の各粉体とを、表2に示す各組成にて混合し、実施例16と同様の方法で、比較例5、6の各化粧料用組成物を調製した。
上記比較例1、2の化粧用粉体、ならびに実施例1〜17および比較例3〜6の各化粧料用組成物について、肌に塗布した際のさらさら感、塗布後の肌の自然な透明感、つや感、均一感および肌のカバー力、ならびに肌への密着性を、7名の専門パネラーによる官能評価により評価した。
実施例1〜9の化粧料用組成物および比較例2の化粧用粉体については、比較例1の化粧用粉体を比較対象とし、実施例10〜15および比較例4の化粧料用組成物については、比較例3の化粧料用組成物を比較対象とし、実施例16、17および比較例6の化粧料用組成物については、比較例5の化粧料用組成物を比較対象として、それぞれ下記評価基準に基いて評価させた。各評価項目について、7名の評価点の平均値Mを算出し、0.5<M≦2.0の場合を「◎」、0<M≦0.5の場合を「○」、−0.5<M≦0の場合を「△」、−2.0≦M≦−0.5の場合を「×」として、表1および表2に示した。
(1)肌のさらさら感
2点:比較対象と比べて、心地よいさらさら感がある
1点:比較対象と比べて、やや心地よいさらさら感がある
0点:比較対象と比べて、同等程度のさらさら感がある
−1点:比較対象と比べて、ややきしむ、もしくは、やや上滑り感がある
−2点:比較対象と比べて、きしむ、もしくは、上滑り感がある
(2)肌の自然な透明感
2点:比較対象と比べて、自然な透明感がある
1点:比較対象と比べて、やや透明感がある
0点:比較対象と比べて、同等程度の透明感がある
−1点:比較対象と比べて、やや透明感がない
−2点:比較対象と比べて、透明感がない
(3)肌のつや感
2点:比較対象と比べて、非常につやがある
1点:比較対象と比べて、ややつやがある
0点:比較対象と比べて、同等程度のつやがある
−1点:比較対象と比べて、ややつやがない
−2点:比較対象と比べて、つやがない
(4)肌の均一感
2点:比較対象と比べて、非常に均一感がある
1点:比較対象と比べて、やや均一感がある
0点:比較対象と比べて、同等程度の均一感がある
−1点:比較対象と比べて、肌にやや濃淡がある
−2点:比較対象と比べて、肌に濃淡がある
(5)肌のカバー力
2点:比較対象と比べて、非常にカバー力がある
1点:比較対象と比べて、ややカバー力がある
0点:比較対象と比べて、同等程度のカバー力がある
−1点:比較対象と比べて、ややカバー力がない
−2点:比較対象と比べて、カバー力がない
(6)肌への密着性
2点:比較対象と比べて、非常に密着性が高い
1点:比較対象と比べて、やや密着性が高い
0点:比較対象と比べて、同等程度の密着性である
−1点:比較対象と比べて、やや浮いている
−2点:比較対象と比べて、浮いている
一方、比較例2の(B)Νε−オクタノイル−L−リジン粉体は、比較例1の化粧用粉体に比べて、塗布後の肌の自然な透明感および均一感はやや良好である(「○」)と評価されたものの、肌への密着性については悪い(「×」)と評価された。
これに対し、比較例2の化粧用粉体を酸化チタンと混合した比較例4の化粧料用組成物、および比較例2の化粧用粉体を酸化亜鉛と混合した比較例6の化粧料用組成物については、比較例1の化粧用粉体を酸化チタンおよび酸化亜鉛のそれぞれと混合した比較例3および5の各化粧料用組成物に比べて、塗布後の肌の自然な透明感およびつや感がやや良好である(「○」)と評価された他は、大差ない(「△」)と評価された。
表3に示す処方に従い、下記の通り固形ファンデーションを製造した。
製造方法:表3中、(A)〜(C)成分を混合し、さらに有機粉体を加えて混合、粉砕した。油剤、防腐剤および抗酸化剤を混合して、前記粉体成分に加え、均一に混合し、粉砕機にて粉砕処理した後、ふるいを通して粒度をそろえ、金皿に充填して圧縮成形した。
表4に示す処方に従い、下記の通りルースパウダーファンデーションを製造した。
製造方法:表4中、(A)〜(C)成分を混合し、粉砕した。油剤、防腐剤および抗酸化剤を混合して、前記粉体成分に加え、均一に混合し、粉砕機にて粉砕処理した後、ふるいを通して粒度をそろえ、金皿に充填した。
表5に示す処方に従い、下記の通りサンスクリーン剤を製造した。
製造方法:表5中の油剤、界面活性剤および抗酸化剤を混合し、加熱して融解し、(A)〜(C)を添加して分散させた後、80℃に加熱して油相とした。一方、保湿剤、多価アルコール、水溶性高分子および防腐剤を水に添加して混合し、75℃に加熱して溶解し、水相とした。前記油相を前記水相に撹拌しながら加えて乳化し、次いで撹拌しながら室温まで冷却した。
表6に示す処方に従い、下記の通りリキッドファンデーションを製造した。
製造方法:表6中の油剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、油分散剤および保湿剤を混合し、加熱して融解し、(A)〜(C)を添加して分散させた後、80℃に加熱して油相とした。一方、多価アルコールおよび防腐剤を水に添加して混合し、75℃に加熱して溶解し、水相とした。前記油相を前記水相に撹拌しながら加えて乳化し、次いで撹拌しながら50℃まで冷却してエタノールを添加し、さらに室温まで冷却した。
表7の処方に従い、下記の通りサンスクリーンクリームを製造した。
製造方法:表7中の油剤、界面活性剤、紫外線吸収剤および抗酸化剤を混合し、加熱して融解し、(A)〜(C)を添加して分散させた後、80℃に加熱して油相とした。一方、多価アルコール、水溶性高分子、防腐剤および塩基を水に添加して混合し、75℃に加熱して溶解し、水相とした。前記油相を前記水相に撹拌しながら加えて乳化し、次いで撹拌しながら室温まで冷却した。
表8に示す処方に従い、下記の通り油中水乳化型ファンデーションを製造した。
製造方法:表8中の油剤、界面活性剤、油分散剤および紫外線吸収剤を混合し、加熱して融解し、(A)〜(C)および有機粉体を添加して分散させた後、80℃に加熱して油相とした。一方、多価アルコール、増粘剤(塩化ナトリウム)および防腐剤を水の一部に添加して混合し、75℃に加熱して溶解し、水相とした。前記油相に前記水相を撹拌しながら加えて乳化し、次いで撹拌しながら冷却した。40℃で、ポリアミノ酸塩およびアミノ酸を残部の水に溶解して加え、次いで油剤(ヘキサメチルジシロキサン)および香料を添加し、さらに室温まで冷却した。最後に、架橋型シリコーンパウダー分散物を添加し、ホモジナイザーにより均一に分散させた。
さらに本発明の上記化粧料用組成物を含有させることにより、塗布する際に心地よいさらさら感が得られ、塗布後の肌の自然な透明感、つや感および肌表面の均一感が良好で、肌への密着性およびカバー力にも優れる化粧料を提供することができる。
Claims (8)
- (A)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上と、(B)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上とを含有する、化粧料用組成物。
- (A)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上と、(B)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上との含有量比[(A):(B)](重量比)が5:95〜95:5である、請求項1に記載の組成物。
- (A)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸がNε−ラウロイルリジンであり、(B)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸がNε−オクタノイルリジンである、請求項1または2に記載の組成物。
- さらに(C)無機粉体を含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
- (A)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上および(B)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸の1種または2種以上の総含有量と、(C)無機粉体の含有量との比[((A)+(B)):(C)](重量比)が0.5:99.5〜99.5:0.5である、請求項4に記載の組成物。
- (C)無機粉体が、無水ケイ酸、含水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、タルク、カオリン、ベントナイト、マイカ、セリサイト、ヒドロキシアパタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸マグネシウム、重質炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム、窒化ホウ素、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、微粒子酸化亜鉛、酸化チタン、微粒子酸化チタン、雲母チタン、雲母チタン被覆硫酸バリウム、オキシ塩化ビスマス、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム、酸化コバルト、カーボンブラック、群青および紺青からなる群より選択される1種または2種以上である、請求項4または5に記載の組成物。
- (C)無機粉体が、酸化亜鉛、酸化チタンおよび窒化ホウ素からなる群より選択される1種または2種以上である、請求項4〜6のいずれか1項に記載の組成物。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物を含有する、化粧料。
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