JP6374173B2 - エアゾール型化粧料 - Google Patents
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Description
しかし、エアゾール型化粧料に、メイクアップ化粧料や日焼け止め化粧料に多く使用される金属酸化物粉体を含有する場合、化粧料と噴射剤である液化ガスや圧縮ガスとが共存する加圧された特殊環境となるため、金属酸化物粉体は、エアゾール容器内で凝集を起こし、その結果、メイクアップ効果や紫外線防御効果が低減したり、特にスプレーである場合は、噴射口で目詰まりが起こり噴射性の低下を招いたり、不均一に噴射されたりという問題があり、これらを解決する検討がなされてきた(例えば、特許文献1参照)。
また、塗布具に噴射すると気化熱により温度が下がり、化粧料の流動性が低下するため、塗布具から肌への付着や肌上の伸び広がりが悪くなってしまうことがあった。これは直接肌に噴射しても、伸び広がりの低下を招くこととなった。
従来技術のように、シリコーン粉体を用いて、金属酸化物粉体の再分散性を向上させ目詰まりを解消する方法では、分散性が過剰に高くなり、粉体の飛び散りの問題が生じやすく、化粧膜が薄くなり、カバー効果が得られない場合があった。
従って、涼感と肌の凹凸や肌の色調を補正することができるカバー力のある化粧膜が得られる化粧料で、目詰まりや化粧料の飛び散りが少なく、伸び広がりが良く使用性に優れたエアゾール型化粧料の開発が望まれていた。
更に、塗布具に噴射してから使用すると、より涼感が向上することを見出し、エアゾール型化粧料の開発を完成するに至った。
(1)次の成分(a)〜(d);
(a)レシチン、N−アシルグルタミン酸、アミノ変性シリコーン及びセラミドよりなる群から選ばれる化合物
(b)金属酸化物粉体
(c)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
(d)液状油
を含有する原液と、噴射剤とからなり、前記成分(b)金属酸化物粉体の表面が前記成分(a)により被覆されており、且つ、前記原液が霧状に噴射されることを特徴とするエアゾール型化粧料、
(2)更に、前記原液に成分(e)水を含有することを特徴とする前記(1)記載のエアゾール型化粧料、
(3)前記成分(b)の金属酸化物粉体が、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化ジルコニウムから選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする前記(1)又は(2)記載のエアゾール型化粧料、
(4)前記の噴射剤が、炭素数2〜5の炭化水素、ジメチルエーテルから選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする前記(1)〜(3)の何れかに記載のエアゾール型化粧料、
(5)前記原液と噴射剤の比が質量比で、5(原液):95(噴射剤)〜50(原液):50(噴射剤)であることを特徴とする前記(1)〜(4)の何れかに記載のエアゾール型化粧料、
(6)前記(a)成分の含有割合が原液中0.005〜5質量%であり、前記成分(b)の含有割合が原液中1〜40質量%であり、前記(c)成分の含有割合が原液中0.01〜10質量%であり、且つ、前記(d)成分の含有割合が原液中15〜70質量%である、前記(1)〜(5)の何れかに記載のエアゾール型化粧料。
また、一態様として以下のものが挙げられる。
(7)前記エアゾール型化粧料がエアゾール型メイクアップ化粧料又は日焼け止め化粧料であることを特徴とする前記(1)〜(6)の何れかに記載のエアゾール型化粧料、
(8)前記(1)〜(7)に記載のエアゾール型化粧料を塗布具に噴射してから使用する化粧方法。
本発明のエアゾール型化粧料は、成分(a)〜(d)、必要に応じて(e)を含有する原液と噴射剤とを、耐圧バルブを有する容器に充填したものである。エアゾールとしては、使用目的に応じて、スプレー(霧状)、フォーム(泡状)等の形態に調整が可能であり、塗布具に噴射するか、直接肌や毛髪に噴射して、塗布具や手で伸ばすか、そのままにして使用する。
本発明において、アシル基としては、炭素数8〜30の脂肪酸残基が好ましく、例えば、2−エチルヘキサン酸残基、カプリン酸残基、ラウリン酸残基、ミリスチン酸残基、パルミチン酸残基、ステアリン酸残基、ベヘン酸残基、イソパルミチン酸残基、イソステアリン酸残基、オレイン酸残基、リノール酸残基、リノレイン酸残基等が挙げられる。
成分(a)のN−アシルグルタミン酸の具体例としては、例えば、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ヘキサノイルグルタミン酸、N−オレイルイルグルタミン酸、N−ミリストノイルグルタミン酸、N−パルミトイルグルタミン酸、N−ステアロイルグルタミン酸等が挙げられる。特にN−ステアリルグルタミン酸、そのAl、Mg、Ca、Zn、Zr及びTi塩が好ましい。
ここで、アミノ当量とは、アミノ基又はアンモニウム基1個当たりのシロキサン骨格の質量を意味している。表記単位のg/molはアミノ基又はアンモニウム基1mol当たりに換算した値である。従って、アミノ当量の値が小さいほど分子内でのアミノ基又はアンモニウム基の比率が高いことを示している。
また、このものの粘度は、粉体分散性の向上が得られるという点から、100〜3000mm2/s(25℃)の範囲のものであることが好ましい。
成分(a)の含有量は、特に限定されないが、噴射時の飛び散りの無さ、目詰まりの無さ、伸び広がりの良さ、カバー力の点において、原液中0.005〜5質量%(以下、単に「%」と示す。)であることが好ましく、0.01〜3%が更に好ましい。
被覆の方法としては、特に制限なく、公知の方法を用いることができ、溶媒(例えば、水、アルコール、炭化水素及びこれらの混合物)に成分(a)と被覆される粉体粒子を添加し、撹拌処理又はボールミル処理した後、必要に応じて洗浄、濾過を繰返し、夾雑物を除去した後、乾燥、粉砕することにより、表面被覆粉体を得ることができる。また、化粧料の製造工程内で、予め成分(a)と成分(b)を含む粉体を混合して簡易的に表面被覆することも可能である。更に、予め表面に被覆して市販しているものを使用することも可能である。
表面被覆として、成分(a)以外の成分とともに表面被覆することもでき、例えば、成分(a)として、N−ステアロイルグルタミン酸二ナトリウムの場合、水酸化アルミニウムとともに表面被覆を行ったものを使用することができる。
また、必要に応じて、雲母、タルク、ガラスフレーク、アルミニウム等の粉体に被覆して用いることも可能である。例えば、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素の複合粉体等が挙げられる。
この中でも、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、硫酸バリウム、酸化チタン被覆雲母がカバー力の点において好ましい。
(B−2)は、下記一般式(イ)で表わされるポリオキシアルキレンである。
CmH2m−1O(C2H4O)h(C3H6O)iCmH2m−1・・・(イ)
(式中、hは2〜200の整数、iは0〜200の整数、h+iは3〜200の整数、mは2〜6をそれぞれ示す)
(B−3)は、下記一般式(ロ)で表される不飽和炭化水素である。
CnH2n−1(CH2)jCnH2n−1・・・(ロ)
(但し、nは2〜6、jは1以上の整数である。)
また、分子中にポリオキシアルキレン基を含有する重合物としては、例えば、(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー等の部分架橋型ポリエーテル変性シリコーンが挙げられる。
また、分子中に長鎖アルキル基を含有する重合物としては、例えば、(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型アルキル変性シリコーンが挙げられる。
分子中にポリオキシアルキレン基及び長鎖アルキル基を含有する重合物としては、例えば、PEG−15ラウリルジメチコンクロスポリマー等の部分架橋型アルキル・ポリエーテル共変性シリコーンが挙げられる。
分子中にハロゲン化炭化水素基を含有する重合物としては、例えば、(トリフルオロプロピルジメチコン/トリフルオロプロピルジビニルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型フッ素変性シリコーンが挙げられる。
これらの一種又は二種以上を用いることができる。
これらの部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は必要に応じてその一種又は二種以上を用いることができる。
これらの中でも部分架橋型メチルポリシロキサンを用いることが、エアゾール型化粧料の吐出時の飛び散りを抑え、金属酸化物粉体をはじめとする粉体の粉詰まりを抑制する点で好ましい。
これらの中でも、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジメチルポリシロキサンやメチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油が、カバー力や、伸び広がり、適度な肌への密着感と化粧料の経時安定性の点において好ましい。
炭素数2〜5の炭化水素としては、具体的に、エタン、プロパン(以下[LPG」と記すことがある。)、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン等が挙げられる。
これらの中でも、エアゾール容器内で、長期にわたる安定性を向上する点で、炭素数2〜5の炭化水素、ジメチルエーテルを用いることが好ましい。
更には、高温下での安全性の観点から、20℃での圧力を0.15mPaに調整したプロパン(以下、「LPG0.15」と記すことがある。)が好ましい。
本発明において、成分(e)の含有量は、原液中5〜80%が好ましく、10〜50%がより好ましい
表1に示す組成および下記製法にてエアゾール型化粧料を調製した。得られた化粧料に対して、(イ)噴射時の飛び散りの無さ、(ロ)カバー力として(ロ)−1凹凸補正、(ロ)−2肌の色調補正、(ハ)伸び広がりについて、下記の方法により評価し、その結果を併せて表1に示した。
*2:MZ−500(テイカ社製)
*3:HSL−70(ワイエムシィ社製)
*4:LP70H(日本精化社製)
*5:Amisoft HS−11(P)(味の素ヘルシーサプライ社製)
*6:SF8451C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)
*7:KSG−15(信越化学工業社製)
*8:トスパール2000B*(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
B:Aに成分(13)〜(18)を混合し均一に分散させた。
C:成分(19)〜(22)を混合し、Bに添加し乳化を行い、原液を得た。
D:Cで得られた原液8gを透明ガラス製およびアルミ製の耐圧容器に充填した後バルブを固着し、バルブを通じてLPG:DME=7:1の噴射剤32gを耐圧容器に充填し、エアゾール型化粧料を得た。
(イ) 噴射時の飛び散りの無さ
(ロ)−1 カバー力(凹凸補正)
(ロ)−2 カバー力(肌の色調補正)
(ハ) 伸び広がり
実施例1〜8及び比較例1〜4のエアゾール型化粧料を、アルミ製の耐圧容器(仕様;ステム:0.4m径、ハウジング:0.8×0.55mm径、ボタン:0.5mm径)に充填し、25℃において黒色人工皮革とエアゾール型化粧料の噴射口が15cmの距離で水平を保ち10秒間噴射した際の化粧料の飛び散り状態を測定した。尚、各試料は5回噴射しそれぞれの平均値を用いた。
[判定基準]
(判定):(評価)
○ :塗付部中心から最も飛散した点まで6cm以内
△ :塗付部中心から最も飛散した点まで8cm以内
× :塗付部中心から最も飛散した点まで10cm以内
実施例1〜8及び比較例1〜4のエアゾール型化粧料を、アルミ製の耐圧容器(仕様;ステム:0.4m径、ハウジング:0.8×0.55mm径、ボタン:0.5mm径)に充填し、スポンジパフに3秒間噴射した後全顔に塗布しロゴスキンアナライザーRSA−100(インフォワード社製)を用いて塗布前後の毛穴の減少率を観察した。
[判定基準]
(判定):(評価)
○ :毛穴の減少率が20%以上
△ :毛穴の減少率が10%以上20%未満
× :毛穴の減少率が10%未満
化粧料評価専門パネル20名に、実施例1〜8及び比較例1〜4のエアゾール型化粧料をスポンジパフに3秒間噴射した後、全顔に伸ばして使用してもらい、使用時の「肌上の伸び広がり」と使用後の「カバー力(肌の色調補正)」について、各自が下記の評価基準に従って5段階評価し、サンプル毎に評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を下記の判定基準に従って判定した。
[評価基準]
(評点):(結果)
5点 : 非常に良好
4点 : 良好
3点 : 普通
2点 : やや不良
1点 : 不良
[判定基準]
(判定):(評点の平均点)
◎ : 4.5〜5.0点
○ : 3.5〜4.5点未満
△ : 2.0〜3.5点未満
× : 1.0〜2.0点未満
これに対し、比較例1は、従来技術である比較例2のシリコーン粉体に代えて成分(c)の架橋型オルガノポリシロキサンを用い成分(a)を含有していないものであるが、比較例2に比べて、噴射時の飛び散りや伸び広がりは少し改善されたが、いずれもカバー力が劣るものであった。
成分(a)を含有しているが、成分(c)を含有しなかった比較例3は、噴射時の飛び散りが多く感触上も劣るものであった。肌上での伸び広がりや付着性も向上することはなかった。
成分(c)の代わりにシリコーン粉体を含有し、成分(a)を含有している比較例4は、噴射時の飛び散りが多く、塗布具から肌への化粧料の移行が少なくカバー力はあまり良いものではなかった。
以上の結果より、本発明の各成分を組み合わせることにより、噴射時の飛び散りが少なくメイク化粧料としても優れたカバー力があり、塗付時の伸びがなめらかなエアゾール型化粧料を得られることが示された。
(成分) (%)
(1)ステアロイルグルタミン酸2Na(3%)処理
酸化チタン*9 20
(2)赤酸化鉄 0.8
(3)黄酸化鉄 1.5
(4)黒酸化鉄 0.5
(5)デカメチルシクロペンタシロキサン 10
(6)PEG/PPG−20/−20ジメチコン*10 1
(7)デカメチルシクロペンタシロキサン 7
(8)ジメチルポリシロキサン(10mm2/s、25℃) 残量
(9)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル
安息香酸ヘキシル*11 2
(10)メトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5
(11)ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニル
トリアジン *12 5
(12)ジカプリン酸プロピレングリコール 5
(13)PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 0.25
(14)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
の混合物*13 5
(15)ヒアルロン酸Na 0.001
(16)ペパーミント抽出液 0.001
(17)メチルパラベン 0.2
(18)エチルアルコール 0.2
(19)精製水 0.2
*9:NAIチタンMP―1133(三好化成社製)
*10:BY22―008(東レ・ダウコーニング社製)
*11:ユビナール A PLUS GRANULER(BASF社製)
*12:TINOSORB S(BASF社製)
*13:KSG−43(信越化学工業社製)
A:成分(1)〜(6)を3本ローラーにて混練。
B:Aと成分(7)〜(16)を混合し、均一に分散させる。
C:成分(17)〜(19)を混合し、Bに添加し、乳化する。
D:Cで得られた原液9gをアルミ製耐圧容器に充填した後バルブを固着し、バルブを通じてLPG0.15 15gおよびジメチルエーテル 2gを耐圧容器に充填し、エアゾール型ファンデーションを得た。
(成分) (%)
(1)酸化チタン*1 20
(2)赤色226号 0.8
(3)雲母チタン*14 3
(4)オクチルトリエトキシシラン(5%)処理セリサイト 10
(5)ナイロンパウダー(球状:平均粒径10μm) 5
(6)窒化ホウ素 5
(7)アミノ変性シリコーン(3%)処理セリサイト*15 残量
(8)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物の混合物*16 5
(9)ミリスチン酸亜鉛 1
(10)メチルパラベン 0.2
(11)ジメチルポリシロキサン(20mm2/s:25℃) 10
(12)PEG−10水添ひまし油 0.5
(13)スクワラン 5
(14)デカメチルシクロペンタシロキサン 15
(15)コハク酸ジ2−エチルヘキシル 10
(16)セージ油 0.1
(17)アスタキサンチン 0.001
(18)香料 適量
*14:TIMIRON STARLUSTER MP−115(メルク社製)
*15:Y−2300WA3(ヤマグチマイカ社製)
*16:KSG−16F(信越化学工業社製)
A:成分(1)〜(18)を混合し、均一に分散させる。
B:Aで得られた原液9gをアルミ製耐圧容器に充填した後バルブを固着し、バルブを通じてLPG0.15 15gおよびジメチルエーテル 2gを耐圧容器に充填し、エアゾール型ほほ紅を得た。
(成分) (%)
(1)セラミド2(*17)0.1%被覆マイカ 5
(2)セラミド2(*17)0.1%被覆タルク 20
(3)タルク 5
(4)赤色202号 1
(5)青404号 0.2
(6)黒酸化鉄 0.1
(7)群青 0.5
(8)シリコーン処理ケイ酸・酸化チタン被覆雲母*18 10
(9)コンジョウ被覆雲母チタン*19 5
(10)酸化チタン被覆合成金雲母*20 10
(11)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
の混合物*21 5
(12)ジメチルポリシロキサン(3%)処理セリサイト 残量
(13)セスキステアリン酸ソルビタン 1
(14)重質イソパラフィン 3
(15)ミネラルオイル(10mm2/s:25℃) 5
(16)ジメチルポリシロキサン(6mm2/s:25℃) 10
(17)リンゴ酸ジイソステアリル 8
*17:CERAMIDE TIC−001(高砂香料工業社製)
*18:ジメチルポリシロキサン(3%)処理チミロンスプレンディドバイオレット(メルク社製)
*19:DUOCROME BR(BASF社製)
*20:HELIOS R100S(トピー工業社製)
*21:KSG−210(信越化学工業社製)
A:成分(1)〜(17)を混合し、均一に分散させる。
B:Aで得られた原液11gをアルミ製耐圧容器に充填した後バルブを固着し、バルブを通じてLPG0.15 10gおよびジメチルエーテル 1gを耐圧容器に充填し、エアゾール型アイシャドウを得た。
(成分) (%)
(1)シリコーン処理微粒子酸化亜鉛*22 5
(2)ステアロイルグルタミン酸2Na*23 20
(3)スクワラン 5
(4)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物の混合物*24 5
(5)エチルアルコール 残量
(6)PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 1
(7)ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体 12
(8)香料 0.5
(9)精製水 30
*22:MZY−505S(テイカ社製)
*23:Amisoft HS−21(P)(味の素ヘルシーサプライ社製)
*24:KSG−18(信越化学工業社製)
A:成分(1)〜(8)を混合し、均一に分散させる。
B:成分(9)をBに添加し、乳化する。
C:Bで得られた原液6gをアルミ製耐圧容器に充填した後バルブを固着し、バルブを通じてLPG0.15 15gおよびジメチルエーテル 2gを耐圧容器に充填し、エアゾール型毛髪化粧料を得た。
(成分)
(成分) (%)
(1)シリコーン処理微粒子酸化チタン*25 10
(2)水添リゾリン脂質*4 0.1
(3)雲母チタン 25
(4)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物の混合物*26 8
(5)タルク 残量
(6)スクワラン 5
(7)ジメチルポリシロキサン(100mm2/s:25℃) 10
(8)メトキシケイヒ酸2−エチルヘキシル 7.5
(9)フェノキシエタノール 0.3
(10)ジ(カプリル酸/カプリン酸)プロピレングリコール 15
(11)香料 0.5
*25:SMT−500SAS(テイカ社製)
*26:KSG−310(信越化学工業社製)
A:成分(1)〜(11)を混合し、均一に分散させる。
B:Aで得られた原液6gをアルミ製耐圧容器に充填した後バルブを固着し、バルブを通じてLPG0.15 15gおよびジメチルエーテル 2gを耐圧容器に充填し、エアゾール型ボディパウダーを得た。
Claims (6)
- 次の成分(a)〜(d);
(a)レシチン、N−アシルグルタミン酸、アミノ変性シリコーン及びセラミドよりなる群から選ばれる化合物
(b)金属酸化物粉体
(c)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
(d)液状油
を含有する原液と、噴射剤とからなり、前記成分(b)金属酸化物粉体の表面が前記成分(a)により被覆されており、且つ、前記原液が霧状に噴射されることを特徴とするエアゾール型化粧料。 - 更に、前記原液に成分(e)水を含有することを特徴とする請求項1記載のエアゾール型化粧料。
- 前記成分(b)の金属酸化物粉体が、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化ジルコニウムから選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1又は2記載のエアゾール型化粧料。
- 前記の噴射剤が、炭素数2〜5の炭化水素、ジメチルエーテルから選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のエアゾール型化粧料。
- 前記原液と噴射剤の比が質量比で、5(原液):95(噴射剤)〜50(原液):50(噴射剤)であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のエアゾール型化粧料。
- 前記(a)成分の含有量が原液中0.005〜5質量%であり、前記成分(b)の含有量が原液中1〜40質量%であり、前記(c)成分の含有量が原液中0.01〜10質量%であり、且つ、前記(d)成分の含有量が原液中15〜70質量%である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のエアゾール型化粧料。
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