JP2581920B2 - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
- Publication number
- JP2581920B2 JP2581920B2 JP62120938A JP12093887A JP2581920B2 JP 2581920 B2 JP2581920 B2 JP 2581920B2 JP 62120938 A JP62120938 A JP 62120938A JP 12093887 A JP12093887 A JP 12093887A JP 2581920 B2 JP2581920 B2 JP 2581920B2
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- JP
- Japan
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- makeup
- cosmetics
- lecithin
- type
- mist
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/55—Phosphorus compounds
- A61K8/553—Phospholipids, e.g. lecithin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q1/00—Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 メイクアップ化粧料 〔従来の技術〕 メイクアップ化粧料には、ケーキタイプ、水白粉タイ
プ、乳化タイプ、油性タイプ等種々存在し、個人の好み
により選択して使用している。
プ、乳化タイプ、油性タイプ等種々存在し、個人の好み
により選択して使用している。
しかし、これらの化粧料には、塗布時にパフや、指の
後が残りやすく、顔面部位によりムラを生じたり、顔面
全体の塗布に手間を要する等の問題点及びこれらの化粧
料は塗布時に面として塗布するため、毛穴や汗腺を塞ぐ
といった問題点がある。
後が残りやすく、顔面部位によりムラを生じたり、顔面
全体の塗布に手間を要する等の問題点及びこれらの化粧
料は塗布時に面として塗布するため、毛穴や汗腺を塞ぐ
といった問題点がある。
噴射型メイクアップ化粧料として、特公昭45−7969号
には、レシチンを湿潤ならびに分散剤として配合した泡
末噴射型のメイクアップ化粧料が開示されている。泡末
噴射型のメイクアップ化粧料も塗布時にパフや、指の後
が残りやすく、顔面部位によりムラを生じたり、顔面全
体の塗布に手間を要する等の問題点がある。
には、レシチンを湿潤ならびに分散剤として配合した泡
末噴射型のメイクアップ化粧料が開示されている。泡末
噴射型のメイクアップ化粧料も塗布時にパフや、指の後
が残りやすく、顔面部位によりムラを生じたり、顔面全
体の塗布に手間を要する等の問題点がある。
これらの問題点を解決する為に、近年化粧料を液化ガ
スおよび/または圧縮ガスによって、霧状にして、顔面
に塗布することで、手で化粧を行うよりも均一でムラの
ないメイクアップをすることが可能となる手法が開発さ
れた。
スおよび/または圧縮ガスによって、霧状にして、顔面
に塗布することで、手で化粧を行うよりも均一でムラの
ないメイクアップをすることが可能となる手法が開発さ
れた。
この手法は、霧状にすることにより点としてのメイク
アップを施すことによって、顔面に直接パフや指等が触
れることなく化粧を行うことができ、清潔な化粧が可能
となった。
アップを施すことによって、顔面に直接パフや指等が触
れることなく化粧を行うことができ、清潔な化粧が可能
となった。
また、点としてのメイクアップによって毛穴や汗腺を
塞ぐことを防止することも見いだされ注目を浴びてい
る。
塞ぐことを防止することも見いだされ注目を浴びてい
る。
更に、色を重ね塗りした時に従来の混色による彩度の
低下や明度の低下を抑える効果を持ち優れた化粧効果を
発揮している。
低下や明度の低下を抑える効果を持ち優れた化粧効果を
発揮している。
しかし、これらの霧状噴射型化粧料は、エアーブラシ
の先端から霧状に噴射される時に、エアーブラシの先端
壁と、化粧料の親和性から大きな噴霧粒子を生じ、霧の
ばらつきを起こすため、十分に化粧ムラが改善されてい
るわけでなく、霧状噴射型メイクアップの特徴である均
一な化粧効果を損なうことがある。
の先端から霧状に噴射される時に、エアーブラシの先端
壁と、化粧料の親和性から大きな噴霧粒子を生じ、霧の
ばらつきを起こすため、十分に化粧ムラが改善されてい
るわけでなく、霧状噴射型メイクアップの特徴である均
一な化粧効果を損なうことがある。
本発明では、大きな噴霧粒子を生じる原因は、乳化型
化粧料を得る段階で使用している界面活性剤の表面張力
低下能により、エアーブラシ壁との表面張力が減少した
事によるものと考え、乳化剤として、表面張力低下能は
有し、エアーブラシ壁においては界面活性剤の吸着によ
り壁面を親油タイプに表面コートする界面活性剤を研究
した結果、レシチン系の界面活性剤を用いることによ
り、噴霧粒子を均一化することが可能となった。
化粧料を得る段階で使用している界面活性剤の表面張力
低下能により、エアーブラシ壁との表面張力が減少した
事によるものと考え、乳化剤として、表面張力低下能は
有し、エアーブラシ壁においては界面活性剤の吸着によ
り壁面を親油タイプに表面コートする界面活性剤を研究
した結果、レシチン系の界面活性剤を用いることによ
り、噴霧粒子を均一化することが可能となった。
以下、本発明の構成について詳述する。
レシチンは、天然に得られる界面活性剤で、皮膚に対
して安全性が高く、化粧品分野では、注目を浴びている
原料である。
して安全性が高く、化粧品分野では、注目を浴びている
原料である。
本発明に用いられるレシチンは、卵黄および/または
大豆から得られたレシチンで、これを水添したものも同
様な結果を示した。
大豆から得られたレシチンで、これを水添したものも同
様な結果を示した。
配合量は、0.01〜10%の範囲で効果が有り、好ましく
は、0.1〜5%である。
は、0.1〜5%である。
以下、配合処方と効果のデータを示す。
実験例 噴霧状噴射用ファンデーション 1.スクワラン 3.0 2.マイクロワックス 1.0 3.ホホバオイル 2.0 4.2−エチルヘキサン酸トリグリセリド 2.0 5.ソルビタンモノオレエート 0.7 6.卵黄レシチン 1.2 7.P.O.E(20)ソルビタンモノオレエート 1.4 8.ブチルパラベン 0.1 9.1,3−ブチレングリコール 10.0 10.タルク 5.0 11.酸化チタン 5.0 12.ベンガラ 0.3 13.黄酸化鉄 1.0 14.鉄黒 0.1 15.メチルパラベン 0.1 16.香料 0.2 17.精製水にて 100とする。
製造方法 1〜8を80℃に加温し、17に9〜15を溶解し、85℃に
加熱した水相を加え乳化し、16を加えた後、30℃まで冷
却する。
加熱した水相を加え乳化し、16を加えた後、30℃まで冷
却する。
比較例 ファンデーション 1.スクワラン 3.0 2.マイクロワックス 1.0 3.ホホバオイル 2.0 4.2−エチルヘキサン酸トリグリセリド 2.0 5.ソルビタンモノオレエート 1.2 6.P.O.E(20)ソルビタンモノオレエート 1.9 7.ブチルパラベン 0.1 8.1,3−ブチレングリコール 10.0 9.タルク 5.0 10.酸化チタン 5.0 11.ベンガラ 0.3 12.黄酸化鉄 1.0 13.鉄黒 0.1 14.メチルパラベン 0.1 15.香料 0.2 16.精製水にて 100とする。
製造方法 1〜7を80℃に加温し、16に8〜14を溶解し、85℃に
加熱した水相を加え乳化し、15を加えた後、30℃まで冷
却する。
加熱した水相を加え乳化し、15を加えた後、30℃まで冷
却する。
次に実施例を比較例の霧の状態の比較データを示す。
測定法 エアーブラシによりサンプルを噴霧し、これをスライ
ドグラスにて捕集し、光学顕微鏡にて粒子サイズおよび
個数を測定した。
ドグラスにて捕集し、光学顕微鏡にて粒子サイズおよび
個数を測定した。
上記データにみられる通り、実施例は、霧の粒度分布
が狭く均一な粒子になっていることがわかる。
が狭く均一な粒子になっていることがわかる。
実施例及び比較例を熟練したパネル12名にて官能比較
した結果を表に示す。
した結果を表に示す。
比較方法は5段階評価で、比較例を基準としてパネル
12名の平均値を用いた。結果は、霧の状態は良く、化粧
もしやすく、化粧持ちの良い総合的に優れた使用感であ
った。
12名の平均値を用いた。結果は、霧の状態は良く、化粧
もしやすく、化粧持ちの良い総合的に優れた使用感であ
った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 加河 美香 (56)参考文献 特開 昭61−40210(JP,A) 特開 昭60−89414(JP,A) 特公 昭45−7969(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】レシチンを0.01%〜10%含有する霧状噴射
用乳化型メイクアップ化粧料
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62120938A JP2581920B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62120938A JP2581920B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63287711A JPS63287711A (ja) | 1988-11-24 |
JP2581920B2 true JP2581920B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=14798682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62120938A Expired - Fee Related JP2581920B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581920B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7416735B2 (en) | 2002-03-28 | 2008-08-26 | The Procter & Gamble Company | Emulsion compositions |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9420535D0 (en) * | 1994-10-12 | 1994-11-30 | Procter & Gamble | Cosmetic make-up compositions |
FR2960148B1 (fr) | 2010-05-20 | 2012-07-13 | Oreal | Dispositifs de pulverisation d'une composition parfumante comprenant au moins un alcane lineaire liquide volatil ; procedes de parfumage |
JP6374173B2 (ja) * | 2014-02-07 | 2018-08-15 | 株式会社コーセー | エアゾール型化粧料 |
CN113143797A (zh) * | 2021-04-20 | 2021-07-23 | 东晟源研究院(广州)有限公司 | 一种含改善雾化效果组合物的保湿化妆水及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8322178D0 (en) * | 1983-08-17 | 1983-09-21 | Sterwin Ag | Preparing aerosol compositions |
JPS6140210A (ja) * | 1984-06-01 | 1986-02-26 | ロシデイ・イスマイル | 皮膚の治療および保護薬 |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP62120938A patent/JP2581920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7416735B2 (en) | 2002-03-28 | 2008-08-26 | The Procter & Gamble Company | Emulsion compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63287711A (ja) | 1988-11-24 |
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