JPH08503652A - 化粧品送出システム - Google Patents

化粧品送出システム

Info

Publication number
JPH08503652A
JPH08503652A JP6511486A JP51148694A JPH08503652A JP H08503652 A JPH08503652 A JP H08503652A JP 6511486 A JP6511486 A JP 6511486A JP 51148694 A JP51148694 A JP 51148694A JP H08503652 A JPH08503652 A JP H08503652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cosmetic
composition
resistivity
cosmetic composition
spray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6511486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3945815B2 (ja
Inventor
エサー,イザベル・クレア・ヘレン・マリー
Original Assignee
ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ filed Critical ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Publication of JPH08503652A publication Critical patent/JPH08503652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3945815B2 publication Critical patent/JP3945815B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/16Arrangements for supplying liquids or other fluent material
    • B05B5/1608Arrangements for supplying liquids or other fluent material the liquid or other fluent material being electrically conductive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/16Arrangements for supplying liquids or other fluent material
    • B05B5/1691Apparatus to be carried on or by a person or with a container fixed to the discharge device
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/02Processes for applying liquids or other fluent materials performed by spraying
    • B05D1/04Processes for applying liquids or other fluent materials performed by spraying involving the use of an electrostatic field
    • B05D1/045Processes for applying liquids or other fluent materials performed by spraying involving the use of an electrostatic field on non-conductive substrates
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2200/00Details not otherwise provided for in A45D
    • A45D2200/05Details of containers
    • A45D2200/054Means for supplying liquid to the outlet of the container
    • A45D2200/057Spray nozzles; Generating atomised liquid

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】 比較的導電性の化粧品組成物を静電噴霧により身体に送出する。該組成物は、104ohm cm未満の抵抗率を有し、例えば、水性組成物、1種以上の塩溶液、及び満足すべき結果をもって静電手段により噴霧することが不可能であると従来考えられていたような他の組成物を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 化粧品送出システム 発明の分野 本発明は、身体の種々の部分に化粧剤を送出するためのシステム、及び特に静 電噴霧原理を用いて皮膚又は毛髪に化粧剤を送出するための方法及び器具に関す る。本発明は特に化粧剤を静電的に送出することを可能にする低抵抗率を有する 静電噴霧性組成物に関する。発明の背景 一般に、身体の種々の部分に適用するための化粧剤は、特に化粧剤が大きな又 は非局所性の標的領域、例えば、皮膚又は毛髪に適用される場合、噴霧によって 送出されることが多い。しばしば単に「エアゾール」と称されるそのような噴霧 方式は、送出される製品の噴霧を生成する加圧式噴射剤含有缶又は手動操作可能 なポンプ作動式噴霧装置に依存しており、噴霧は一般に、しばしば個人向け製品 配合物に慣用的に用いられている1種以上の他の添加物を含む、1種以上の溶媒 又はビヒクル、例えば水及び/若しくはエタノール中の化粧品活性系溶液又は混 合物である。 これらの公知のエアゾール送出システムは効率が悪くしかも化粧品原材料を不 経済に使用する。さらに該システムはしばしば、かさばっていて、重く、高価で あり、使用の際のノイズが多い。これら公知のエアゾール送出システムに係わる 他の問題は、それらが一般にあまり感覚的魅力がないこと、特にそれらが冷たく 、湿った噴霧を生成するということにある。さらに、これらの噴霧を用いても、 製品のほんの一部が目標部位に捕捉されるだけであり、従って、化粧品活性系材 料及び付加成分(存在する場合には)が大気中に失われるために、むだが多く、 また望ましくない大気様の霧を発生させ、使用者の眼又は身体の他の部分を汚染 する結果を招き、使用者に呼吸性又は他の健康上の問題を提起する可能性がある 。 慣用のエアゾール噴霧は噴射剤として揮発性有機化合物を用いることが多く、 該化合物は今や、環境にやさしくなく、健康に有害であるおそれがあるとの認識 がひろくゆきわたり、世界中の多くの国々で実際に法的な規制を受けるようにな っている。慣用噴霧はさらに、所定の標的、例えば、毛髪繊維表面の全領域、皮 膚表面(顕微鏡で見れば平坦でなく非常にでこぼこした面を有している)の全領 域、 又は通常、若しくはなんらかの障害の結果として、届きにくい体表面の領域を10 0%カバーし得ないという難点がある。 本明細書にその開示が参考文献として組み込まれている本出願人による同時係 属出願の欧州特許出願公開EP-A-0523964号には、身体に化粧剤を送出するための 新規なシステムが開示されており、該システムは身体に化粧剤を静電噴霧するこ とを含む。開示されている器具及び方法では、化粧剤は静電噴霧性組成物の形態 でタンクに入って提供される。少なくとも1個の送出手段がタンクと連通してお り、該手段には、そのノズル部から組成物を静電噴霧するようにタンク内部の組 成物に電荷を与えるべく適当な電源から高電圧が印加される。これらの新規なシ ステムを用いて皮膚又は毛髪に送出される化粧剤により、有利で実用的な成果、 特に360゜のラップアラウンド、高い製品捕捉率、静かで不可視の非湿潤性噴霧 、及びより効率的な化粧剤原材料の使用が可能になる。 該同時継続出願の提案によれば、送出される1種以上の化粧剤を含む組成物は 静電噴霧し得るものでなければならない。ということは、システムのパラメータ ー、例えば、 組成物の流速、粘度及び印加される電圧の調節に加えて、組成物が静電噴霧を可 能にする適切な電気特性、特に抵抗率を有していなければならないことを意味す る。開示されている抵抗率は、約104〜約1012ohm cmの範囲、より好ましくは約1 06〜1010ohm cmの範囲である。この基準を満たすために、好ましい組成物は実質 的に非水性であるか又は極く少量、例えば10重量%未満の水を含む。というのは 、低抵抗率成分(つまり、主として水)の割合を最低に保つことにより、より絶 縁性の高い溶媒及び化粧剤含有組成物の全体的な電気特性を決定すべく存在する 他の材料の抵抗特性をより高くすることができるからである。 当該分野における上記の見識を考慮するに当たり発生する一つの問題は、静電 噴霧が従来技術の個人向け製品の噴霧システムに係わる問題の大部分を解決する ように見えるものの、個人向け製品配合物には、その組成物、特に化粧品活性系 用の溶媒及び担体/ビヒクルのような主要成分の含量の点でかなりの制限が課さ れるということである。特に、従来技術の教示に従って満足すべき噴霧を行うた めに好適な高い抵抗率を得るためには、静電噴霧が可能な組成物は依然として非 水性成分を主要な割合で含有していなけ ればならず、それによって、慣用エアゾールが有する利点、例えば、価格面、環 境的に無害且つ許容可能であること、及び使用者にとって感覚的に魅力があるこ とをある程度犠牲にしなければならない。 EP-A-0501725号(その開示が本明細書に参考文献として組み込まれている)に は、例えば、種々の個人向けケア製品に一般的に用いられている、水性、アルコ ール性又は水性/アルコール性ベース液のような「低抵抗率」液と定義されてい るものの静電噴霧が開示されている。「低抵抗率」とは、107〜104ohm cmの範囲 の抵抗率を意味し、該文献の開示及び教示はこの範囲の抵抗率に限定されている 。該文献に開示されている発明は、当該分野における従来の見識に反して、その ような比較的低い抵抗率を有する液体が実際に静電手段によって噴霧され、微細 な霧の噴霧(例えば、150μm以下の液滴サイズを有する)を生成し得るという発 見にある。一般に個人向け製品に要求されるような実用流速では、約107ohm cm 未満の抵抗率を有する液体を用いて満足すべき且つ十分微細な噴霧(適切な感覚 的許容可能性レベルであると考えられるもの)を生成することは以前には不可能 であった。しかし開示されている上記発明により、 この問題は噴霧ノズルの特殊な構造及び設計を用いることにより解決される。該 噴霧ノズルは開口を含んでおり、該開口から組成物が先ずリガメントの形態で出 現し、次いで液滴の微細な霧に分裂する。 水性液の静電噴霧に言及している他の参考文献にはEP-A-0152446号があり、該 文献は、以前には油性ベースの配合物を用いた場合にのみ達成可能であったよう な、リガメントモードの静電噴霧下に特定の水性液を申し分なく噴霧し得る噴霧 ヘッドの特殊構造に関する。開示されている噴霧に好適な液体には蒸留水及びア ルコールが含まれており、104ohm cmという極く低い抵抗率(但し、スプリアス な抵抗率の低限は50ohm cmであるが、これは農業用化学物質又はコーティング組 成物関係の場合のみである)が言及されている。 特定的にEP-A-0152446号に示されている従来技術に基づくEP-A-0501725号を考 慮してみると、これらの参考文献はいずれも104ohm cm未満の抵抗率を有する個 人向けケア液の実用静電噴霧を予見してはいないことが明らかである。さらに、 EP-A-0152446号に開示されている噴霧ヘッドの構造は、高電圧静電ショックから の安全性並びに装置の鋭角 又はとがった部品が有する物理的危険及び美学的な理由から個人向けの小規模な 使用には不適である。 低抵抗率の液体、特に極めて低い抵抗率を有する化粧剤含有組成物の静電噴霧 適性を広範囲に研究している間に、驚くべきことには、当該分野、特にEP-A-050 1725号でそれまで認められていたものよりかなり粗い液滴サイズ(例えば、約30 0μm以上までもの)を有する噴霧によっても極めて満足すべき感覚結果が得られ 得ることが見いだされた。この観察の重要性は、美学的に満足すべき結果を与え る方法により実用流速で個人向け製品配合物を静電噴霧するために、慣用のノズ ル設計を用いても、EP-A-0501725号の場合に示唆されているような、必ずしも最 低の抵抗率を有する組成物には強制されないことにある。この新たな認識に鑑み 、最も驚くべきことには、極めて低い、即ち、約104ohm cm未満の抵抗率を有す る化粧剤含有組成物を美学的に満足すべき結果をもって実際に静電噴霧すること が可能であることがさらに見いだされた。 そのような極めて低い抵抗率を有する液体に関して、当該分野で首尾よく噴霧 するのに有害であり得ることが知られている一つの問題は、該液体が比較的高い 導電率を有し ていることであり、それによって、コロナ放電という問題(実質的にも使用者に 対する安全性の点からも)が発生し得る。さらにこれは、噴霧ノズルから身体の 標的表面までの噴霧液滴上の電荷の移動の点で特に重要であることも見いだされ た。液体の導電率が増大するにつれ、噴霧器具と標的間の電荷の移動量及び/又 は移動速度、即ち電流も増大し、そのために、標的が過充電され、それによって 使用者に電気ショックを与える恐れがある。これが望ましくないことは勿論であ る。さらに、研究を続ける間に、極めて低い抵抗率を有する液体を噴霧すること が重大な実際的問題であるように思われるにも拘わらず、実際には、印加される 電圧と噴霧される組成物の電気特性を含むシステムパラメーターの最適な組み合 わせを、噴霧器具と標的表面の間の電流を安全限度内に調節して電気ショックの 可能性を最小限にし得る「安全窓」内の範囲に限定し得ることも見いだされた。 従って上記の発見に基づき、約104ohm cm以下の抵抗率を有する比較的導電性 の化粧品組成物を静電噴霧することにより化粧剤を身体に首尾よく且つ安全に送 出し得ることが見いだされた。そのような組成物は、例えば、実質的に 水性、アルコール性又は水性/アルコール性であることが多く、該組成物により 、個人向け製品の静電噴霧が有する上記の感覚的且つ環境的な利点を保持しなが ら、より簡単且つ安価な技術が生み出され、さらに、個人向け製品の噴霧技術に おいて化粧品活性系及び福次成分の選択及び組み合わせがより自由になる。発明の要旨 従って、本発明は第1の側面において、化粧剤を含み、約104ohm cm未満の抵 抗率を有する化粧品組成物を身体に静電噴霧することを含む、化粧剤を身体に送 出する方法を提供する。 より詳細に言えば、本発明のこの側面の方法は、 (a)(i)化粧剤を含み、約104ohm cm未満の抵抗率を有する静電噴霧性化粧 品組成物を含有するタンク; (ii)該タンクと連通する少なくとも一つの送出手段; (iii)電源から給電される高電圧発生機; (iv)該発生機から送出手段に高電圧を選択的に印加するための調節手段 を含む器具を用意する段階、及び (b)前記調節手段を作動させて、送出手段から身体の標的部位に化粧品組成物 を静電噴霧する段階 からなるのが好ましい。 本発明は第2の側面で、 (a)化粧剤を含み、104ohm cm未満の抵抗率を有する静電噴霧性化粧品組成物 を含有するタンク; (b)該タンクと連通する少なくとも一つの送出手段; (c)電源から給電される高電圧発生機; (d)該発生機から送出手段に選択的に高電圧を印加して、送出手段から化粧品 組成物を静電噴霧するための調節手段を含む、身体に化粧剤を送出するための器 具を提供する。 本発明の上記の側面の実用実施態様においては、少なくとも噴霧される組成物 の電気特性、印加される高電圧の大きさ及び送出手段(単一又は複数の送出手段 )からの組成物の流速の組み合わせは、送出手段と身体の標的部位の間の電流が 身体とアースの間で電気ショックを発生させるには不十分である程度のものであ るのが特に好ましい。発明の詳細な説明及び好ましい実施態様 本発明の種々の側面及び特にその代表的な実施態様を詳 細に説明する。 「身体」という用語は、本明細書に用いられている場合、毛髪及び皮膚の両方 を含むように意図されている。本発明は、皮膚に関しては、洗浄、コンディショ ニングなど又は通常視覚、臭覚、触覚若しくは感触により認識されるもののよう な1つ以上の化粧上若しくは感覚的な利点を提供する化粧剤の送出に有用である が、本発明はさらに、例えば、洗浄、コンディショニング、スタイリング又は他 の化粧用若しくは医薬用(例えば、ふけ止め)トリートメントのための毛髪及び /又は頭皮への化粧剤の送出にも有用である。 本発明により、従来技術におけるほど限定された限界内で注意深く抵抗率を調 節する必要なしに化粧品組成物を静電噴霧し得るので、化粧品組成物の種々の成 分の配合及び集合的な電気特性はさして重要ではなく、これまで優先して考慮す る必要があった組成物の全体的な電気特性のみに力点を置くよりはむしろ、慣用 基準、例えば、化粧品上及び感覚的な利点、製品の安定性、効率などの点で個人 向け製品の配合を極めて自由に行うことが可能になる。従って、本発明の化粧品 組成物においては、静電手段による個人向け製品液の噴霧に、これまでよりもか なり高い柔軟性をもっ て、多岐にわたる化粧品活性系、溶媒、担体など、及び種々の添加物を用いるこ とが可能である。 本発明は約104ohm cm未満の抵抗率を有する化粧品組成物に限定され、且つこ の抵抗率は蒸留水の抵抗率(25℃での)より低いのが特徴で、本発明の好ましい 実施態様においては、噴霧される化粧品組成物は(好ましくは)液体組成物の抵 抗率を104ohm cm以下に低減させる1種以上の電荷種、例えば、イオン種を含ん でいる。組成物の抵抗率は、例えば、101ohm cm程度の低さ、又はそれ以下のも のであってもよいが、所定のシステムで噴霧される所定の組成物について最も好 適な抵抗率は一般に、他のシステムパラメーター、例えば、電圧及び流速による であろう。 本発明の組成物中に存在する電荷種は、身体に送出したい化粧品活性系自体で あっても、又はその代わりに以下に記載されるような、組成物に所望の導電性及 び/又は他の電気特性を付与するために含まれる添加物であってもよい。 化粧品成分の商業生産においては、自分自身である程度純粋な物質の抵抗率を 改変し得る塩及び金属のような不純物が少量存在してよい。従って、本発明の化 粧品組成物の抵抗率を変えるために添加物を任意に添加することを考慮 に入れるのが好ましい。 本発明の組成物に含まれてよく且つ抵抗率の改変に必ずしも他の電荷種の存在 を必要とせずに組成物に所望の抵抗率を付与するに十分な電荷を帯電させ得る化 粧品活性系の例としては、下記のものがある: 1.発汗防止活性系、例えば、アルミニウム塩 2.抗微生物/抗菌剤、例えば、亜鉛塩 3.イオン性ふけ止め剤、例えば、亜鉛ピリジンチオン 4.イオン性ポリマー、例えば、ヘアーレジン(hair resin) 5.例えば衛生用若しくは消臭用の個人向け製品に有用な他の電荷種。 本発明の組成物に含まれてよく、且つ組成物の抵抗率を所望のレベルに調整す るために助剤成分の存在を必要とするか又はしない適当な電荷活性系の他の例は 、組成物が組み込まれる組成物環境において特性的に帯電した(正若しくは負、 又は双性のイオンの形態の)皮膚又は毛髪に有益な物質である。そのような物質 の例としては、第4級アンモニウム化合物、例えば、第4級シリコーン、分解タ ンパク質並びに特定の天然物質、例えば、ガム、スターチ及び その誘導体がある。 本発明により静電噴霧して送出するための化粧品組成物に用い得る代表的な化 粧品活性系を以下にリストする。列記されているこれら活性系の多くは、組成物 の抵抗率を所望のレベルに調整するための1種以上の助剤成分の存在を必要とす ると思われる。しかし、任意の所定の活性系については、該活性系が組み込まれ る組成物内環境は、特に存在する他の成分及びいずれかの溶媒若しくは担体に関 して、組成物が噴霧用に供給されるときにどの程度帯電するかに影響を与えるこ とが多いので、活性系に、必要なら、本発明に従って組成物に所望の抵抗率を付 与するのに適当な量の1種以上の抵抗率調整物質を組み合わせるのは、当業者に は単に観察及び/又は実験の問題に過ぎない。 1.強力な活性系(即ち、慣用的に極めて少量で用いられるもの、例えば、香料 、精油); 2.皮膚及び毛髪湿潤剤、例えば、2−ヒドロキシアルカン酸、及びその酸性セ ッケン錯体、グリセロール及びグリコールのようなポリオール、2−ピロリドン −5−カルボン酸、並びに他の皮膚軟化剤又は保湿剤; 3.吸蔵物質、例えば、吸蔵油; 4.遮光性物質、例えば、サンスクリーン、特に紫外吸収サンスクリーン; 5.アフターサンケア(after-sun care)物質、例えば、サンバーントリートメ ント用物質; 6.スキンコンディショニング剤、例えば、皮膚をスムーズ且つ柔らかくする薬 剤; 7.スキンカラーリング剤、例えば、ジヒドロキシアセトン(DHA)を含有す る組成物のような人工日焼け製品; 8.抗菌又は抗真菌物質; 9.駆虫剤; 10.収斂性物質、例えば、加水分解性タンニン、タンニン会合フェノール酸、タ ンニン会合フェノール類、フラボノイド化合物、収斂性を与える天然エキス、有 機収斂剤及び無機収斂剤〔特にアルミニウム、亜鉛、鉄(III)、銅又は銀の塩 〕; 11.皮膚洗浄剤及びメイクアップ又は他の化粧品リムーバー; 12.マッサージオイル; 13.皮膚栄養剤及び皮膚治癒剤、例えば、リップクリーム; 14.斑点及び皮膚のきずの治療用物質、例えば、いぼ取り剤; 15.皮膚の漂白剤及び色素沈着障害、例えば、そばかすの治療用剤; 16.防腐剤及び消毒剤 17.例えば、しわのトリートメント及びしわ予防用の老化防止剤; 18.敏感肌用のトリートメント剤; 19.例えば、アニオン性、カチオン性及び両性界面活性剤、双性及び非イオン性 界面活性剤並びにそれらの混合物から選択される界面活性剤; 20.ヘアコンディショニング剤、即ち、柔らかさ、なめらかさ、光沢、まとまり 、乾燥及び/又は濡れた状態でのくし通りのよさといった1種以上の視覚的又は 触覚的な利点を付与する物質、例えば、カチオン界面活性剤、カチオンポリマー 、揮発性及び/又は非揮発性シリコーン若しくはその誘導体、少なくとも1個の 長鎖のアルキル若しくはアルケニル基を有する第4級アンモニウム塩、タンパク 水解物、4級化タンパク水解物、ペルフルオロポリエーテル物質、脂肪アルコー ル並びにそれらの混合物; 21.ヘアスタイリング剤、即ち、髪にはりを与え、髪にスタイルを長持ちさせる ような感じを与える物質、例えば、種々のポリマー、ガム及び樹脂、例えば、ペ ルアルキル(ペルアルキニル)炭化水素物質のような接着性及び/又は樹脂性炭 化水素物質、シリコーン/シロキサンガム若しくは樹脂、ろう、キトサン及び誘 導体、その塩及び錯体、並びにそれらの混合物; 22.ヘアストレイトニング剤; 23.ヘアカラー及びヘアダイ; 24.ふけ止め剤、例えば、亜鉛ピリジンチオン、Octopirox、Climbazole、Glyca mil; 25.育毛剤又は毛髪成長調節剤、例えば、ジアシルグリセロール、グルカロラク タム、グルカロラクトン、Minoxidol; 26.光沢及び/又は不透明化物質; 27.油類、例えば、シリコーン油、オレイン酸、炭化水素、イソプロピルミリス テート、オレイルアルコール、オレエート、スクアレン、ヒマワリ種子油、ナタ ネ油、他の植物由来の油、鉱物油; 28.タンパク質、ビタミン類、栄養剤、興奮剤、アンチラ ジカル剤、収斂剤; 29.ハーブ又は他の植物エキス、精油など; 30.化粧品組成物に一般的に用いられている他の添加物、例えば、緩衝剤及び/ 又はpH調節剤、香料、着色剤、保存料、タンパク質など。 31.化粧用ファウンデーション物質、例えば、クリーム又は他の組成物; 32.化粧用マスク処方物; 33.皮膚着色化粧品、例えば、ほお紅; 34.アイ化粧品、例えば、アイシャドウ; 35.ファンメイクアップ物質; 36.リップカラリング物質及びつや出し; 37.着色ポリマー及びろう; 38.アイライナー、マスカラなどのようなアイ化粧品; 39.ネイルカラー、ポリッシャー、マニキュア、硬化剤、保護剤など。 必要な場合に、本発明の組成物の抵抗率を所望のレベルに低減するために該組 成物中に化粧品活性系と組み合わせて用い得る助剤成分には、電荷種、好ましく はイオン性の電荷種、例えば、塩が含まれる。適当な塩の例としては、 塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アンモニウム、これらのカチオンの硫酸塩 及び公知の化粧品組成物にしばしば用いられている他の塩が挙げられる。そのよ うな抵抗率調整成分の適当な量は一般に、抵抗率が調整される程度に応じて決め られるであろうし、当業者が観察又は実験を行うだけで容易に決定されよう。 本発明に従って静電噴霧される化粧品組成物は、送出される化粧剤用の1種以 上の溶媒又はビヒクル/担体が主要な割合を占めるのが好ましい。特に活性系が 電荷/イオン性である場合、組成物は1種以上の溶媒中の活性系溶液の形態であ るのが好ましい。本発明の組成物は、80重量%以上の溶媒を含むのが好ましく、 90重量%以上であればなお好ましく、95重量%を上回る溶媒を含むのがさらに好 ましい。 好ましい溶媒は、水、例えば、蒸留水であるか、又は脱イオン水(但し、本来 脱イオン水は蒸留水より導電性が低い)であってもよい。単独若しくは溶媒同志 の混合物又は水と組み合わせて用い得る他の適当な溶媒には、アルコール、特に エタノールのような低級アルコールだけでなく、ポリオール類及び特定のエステ ル類、例えば、イソプロピ ルアルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、フェニルエチ ルアルコール、グリセロール、1,3−ブタンジオール、1,2−プロパンジオ ール、イソプレングリコール、ジエチルフタレートも含まれる。 従って、広義に言えば、本発明に従って静電噴霧により送出するのに好適な好 ましい比較的導電性の化粧品組成物は、下記のいずれかを含む: − 水中の無機又は有機塩 − 水/エタノール混合物中の無機又は有機塩 − 発汗防止溶液 − エタノール及び/又は水中のポリマー − ふけ止め又は育毛組成物 − 酵素溶液 − 殺菌溶液 − 上記の系のいずれかの混合物。 満足すべき感覚結果をもって静電噴霧し得ることが見いだされたこれらの比較 的導電性の化粧品組成物群の特定の例を後述する実施例に示す。 抵抗率は組成物を確実に静電噴霧性にするのに重要であり、事実それらの組成 物を本発明の範囲内に限定しはする が、特定の場合に選択又は調整するのが望ましい他の特性はイオン強度である。 これは、化粧品活性系若しくは抵抗率調整物質のいずれかとして又はその両方と して1種以上のイオン種を含有する化粧品組成物の場合に特にあてはまる。電解 質溶液の場合には、イオン強度Iは次式: 〔式中、zはイオン種iの結合価であり、mはそのモル濃度である〕 により得られ、加重は溶液中の全ての異なるイオン種iにわたって継続される。 イオン強度は組成物中のイオン種の結合価及び濃度に応じて変化するが、抵抗 率は主として電荷種の移動度に応じて変化するので、イオン強度は、イオン種の 場合には、静電噴霧器具の送出手段と身体の噴霧標的部位の間の電荷移動量又は 移動速度の決定に重要であり得る一つのパラメーター(例えば、所定の流速につ いての)であろう。既に述べたように、本発明の噴霧システムの特に好ましい特 性は、該器具と身体の噴霧標的との間の電流の流れ、従って、電気ショック発生 傾向が制限的に抑制されることである。従っ て、このために噴霧される組成物のイオン強度並びに噴霧システムの他のパラメ ーター(本明細書に記載されているような)の選択及び/又は調整が、消費者の 許容可能性及び噴霧システムの安全性を達成するために必要となるであろう。 本発明に使用するための組成物のイオン強度に厳格な数値限定を設定すること は、器具と標的の間の電荷の移動速度にも影響を与えるシステムの他のパラメー ターの可変性、並びに組成物中に含まれていてよい電荷種及び非電荷種両成分の 広範な多様性のために困難である。しかし一般に適当なイオン強度は、所定の噴 霧システムに関する経験及び/又は試行錯誤により容易に決定し得るものであり 、これは当業者には容易に理解されよう。 多様な粘度を有する組成物が本発明における使用に好適であり得るが、粘度は (25℃で)、約0.1〜約5000mPasの範囲が適当であり、約0.1〜約1000mPasの範囲 が好ましく、約0.5〜約500mPasの範囲であればさらに好ましい。所望又は必要な ら、1種以上の粘度調整剤を添加してよい。そのような薬剤の例は当該分野にお いて周知であり、塩、例えば、アルカリ金属又はアンモニウムハロゲン化物、ポ リマ ー、例えば、ヘテロ多糖類ガム、慣用の増粘物質、例えば、粘土、増粘シリカ及 び特定のセルロース誘導体、並びに油及び極性油増粘剤、例えば、化粧用油、ろ う、グリセリド及び例えば>20℃という融点を有する適当な両親媒性物が含まれ る。 本発明の器具及び方法の好ましい実施態様において、電源から高電圧発生機に より発生される好ましい電圧は、約3〜約20キロボルトの範囲であり、約4〜約 12キロボルトであればなお好ましい。これまで当該分野においては組成物の抵抗 率が低ければ低いほど十分微細な液滴サイズで満足すべき噴霧を得るにはより高 い電圧を必要とすることが一般常識であったことを考えれば、比較的導電性の組 成物、即ち、約104ohm cm未満の抵抗率を有する組成物を噴霧する本発明におい て、そのような好ましい比較的低い電圧を用いて首尾よく噴霧し得ることは驚く べきことであることがわかった。 既に述べたように、これまで認められていたものより粗い液滴サイズの噴霧で 極めて適切且つ多くの場合に感覚的に満足できる感覚結果を得ることが可能であ り、従って、比較的導雷性の液体を比較的低い電圧で噴霧する能力は噴 霧器具のサイズ及び価格並びにその安全性の点で特に有利であることが見いださ れた。しかし本発明は、比較的粗い液滴サイズを有する組成物の噴霧に限定され るものではなく、当該製品及び噴霧システムの構造上及び操作上の他のパラメー ターに適切な全ての液滴サイズ(比較的微細な噴霧、例えば、約20〜40以下とい う小ささの液滴サイズでもよい)を有する噴霧を包含する。しかし本発明の好ま しい実施態様において、静電噴霧の平均粒度は呼吸し得る分画の生成を防止又は 最小限にするに十分な程大きく、このことは、潜在的に有害又は望ましくないそ のような組成物の成分の吸収を回避すべきである化粧品システムにおいてはしば しば重要である。本発明において生成される噴霧の液滴は少なくとも約50μmの 平均粒度を有しているのが好ましく、少なくとも約60μmか70μmであればより好 ましい。本発明の多くの実用実施態様においては、約400μmまでの平均粒度でも かまわないが、一般に約300か350μmまでの粒度がより好ましい。液滴サイズが 大きすぎると、噴霧にかなり「湿った」感触を与える傾向があり、それによって 、ある種の化粧品に適用するための噴霧の液滴サイズには実際的に上限を設定す る必要があるであろう。しかし本発明にお いて最も好ましいのは、約50〜約150か200μmまでの範囲の平均液滴サイズを有 する噴霧である。 本発明の噴霧の平均液滴サイズは、当該分野において公知の方法、主としてシ ステムの操作パラメーターの適切な選択、特に送出手段を通る組成物の流速と印 加される電圧の適切な組み合わせに従って選択又は調節してよい。送出手段から のアウトプットを供給するノズルのサイズも、所望の平均噴霧液滴サイズを最適 化するための他のパラメーターに適切であるように選択してよい。この点で、上 記のEP-A-0523964号の開示は本発明のシステムに関連しており、該特許文献の開 示は本明細書に参考文献として組み込まれている。 実際、印加電圧は本発明の噴霧システムの他のパラメーターであり、イオン強 度と同様、噴霧器具と身体の標的部位との間の電荷の移動量又は移動速度を調節 するために選択又は調整してよい。一般により高い電圧が印加されると、より多 くの物質が標的に送出されることになり、従って、所定の組成物および噴霧器具 について、印加電圧は通常、標的に対して必要又は所望の電荷移動量又は移動速 度を得るために有用であるように調節又は調整してよく、それに よって、電気ショックを招く不要且つ潜在的に有害な電荷の蓄積が回避される。 イオン強度と同様に、上記のガイドライン限度内の適当な電圧は、噴霧システム の他のパラメーター及び特性に応じ、当業者の経験又は試行錯誤により最適化し 得る。 本発明に使用するためのハードウエア並びに電気部品及び回路は任意の適当な 構造及び設計のものであってよい。静電噴霧技術には、本発明に使用可能な多く の適当な器具の例が含まれており、そのような器具又はその特定の特徴について のそのような開示を、単独で又は本発明の噴霧システムと組み合わせて適用して よい。 適当な静電噴霧ハードウエアの例には、上記のEP-A-0523964号に開示されてい るものが含まれる。添付図面の図1に一つの実施例を示す。 図1に概略的に示されている本発明の器具面での実施態様において、噴霧器具 は、手動操作及び使用が容易で個人的な使用に適したポータブルユニットを構成 するように、慣用のエアゾールスプレーと同様なサイズ、形状及び重量で構成さ れている。該器具は、長方形のハウジング1からなっており、該ハウジングは、 例えばプラスチック材製で、 その内部に器具の電気部品及び他のハードウエア部品を搭載する電気絶縁体であ るのが好ましい。 器具の底部には、低電圧、例えば1.5〜2ボルト、特に9ボルトの慣用電池の ようなバッテリー8が収容されており、バッテリーがそのような位置にあるため に、交換を要する場合にバッテリーに手が届きやすくなる。数字6で示されてい るのが高電圧発生機であり、該発生機は、バッテリー8の電圧を低電圧から例え ば約12〜18キロボルトの範囲の高電圧に変換するが、この変換は噴霧される化粧 品組成物を静電噴霧の実施に必要な高電位に上げるのに必要とされる。高電圧発 生機6の適当な部品は当該分野において周知であり、主として電圧の増力機能を 果たすためのコイル又は変圧器からなる。所望又は必要なら、高電圧器具の安全 性を増大させ且つ器具の使用中に望ましくないアースへの漏電を低減させるため に、図1に7で示されているもののような電気絶縁材からなる種々の包装部品を 具備してもよい。 バッテリー8と高電圧発生機6との間、及び高電圧発生機6と器具内の残りの 電気部品との間を接続しているのは、器具の有効且つ満足すべき機能を確実にす るために必要な 全ての補助電気部品を含む1個以上の回路盤12である。そのような付加回路盤12 は、例えば、DC/AC(又はその逆の)コンバーター、及び噴霧される組成物 を送出する製品送出手段に印加される高電圧を調節するための電圧調整手段を含 んでいてよい。 この好ましい実施態様においては、器具の上部領域に、それ自体個人向け製品 及び噴霧器具の分野において公知となっている缶中袋型(bag-in-can)タンクで あるタンク2が搭載されている。缶中袋型タンク2は低圧製品供給機構を構成し 、該機構により、噴霧される組成物は高流速噴霧送出手段として装備されている 器具のノズル14に供給される。 タンク2との流体の連絡は導管16を介してノズル14によって行われる。ノズル 14は器具の高電圧電気回路に電気的に接続されており、そのためにノズル内の組 成物は、静電力、従ってその静電噴霧下にノズルから放出されるに必要な高さに 電位が上げられる。ノズル14は内部チャンバー17を含んでおり、該チャンバーは その内部の製品が静電力の影響下に出現するノズル先端の開口18内で終端してい る。所望又は必要なら、器具にタンク2からノズル14に所望の速度 で組成物を転送するためのポンプ(図には示されていない)のような供給手段を 備えてよい。このためには、典型的には約1〜4psiの範囲の正圧が適切である 。 開口18の領域内にあるノズル14の構造は、噴霧特性と安全性の両面に関して最 適化されたシステムを得るために他の噴霧パラメーターと関連させて変更及び選 択してよい。 器具は、器具を使用していないときに器具の上部領域にあるノズル14及び他の 傷つきやすい部品を物理的損傷又は汚染から保護するためのある種のキャップ30 を具備していることが好ましい。 図1に11で概略的に示されているのは、選択的にユニットに電流を流してノズ ルに高電圧を印加し、ノズルから製品を静電噴霧するための調節手段を構成する 手動トリガーである。望ましくない電圧の漏洩又は電気ショックのリスクを受け 得る器具の他の構成部品と同様に、トリガー11はその応急処置が当該分野におい て公知であるそのような問題を最小限にするように構成且つ設置されるのが好ま しい。 本発明のシステムの噴霧特性を最適化するために選択及び/又は調整し得る本 発明の器具の他の特徴には、既に記載したものに加えて、例えば、製品送出手段 又は該手段の 領域内の電磁場強度、タンクと送出手段との間の噴霧製品の流速、送出手段自体 のサイズと構造、並びにタンクと送出手段のアウトプットの間で用いられる全て の製品供給機構の構造及び特性が含まれる。これらの側面は先に引用した本出願 人の先行出願に詳細に説明されており、ここではこれ以上説明しない。 以下の実施例により本発明を詳細に説明する。実施例 以下にリストしたものは、比較的導電性であり且つ本発明の静電手段により身 体(即ち、皮膚及び/又は毛髪)に送出され得る組成物の例である。適当な器具 は上記のEP-A-0523964号に記載されているものである。 各実施例には、組成物の関連電気特性(測定可能な)が示されているが、本明 細書に記載されているパラメーター内で、特に電気ショックのリスクを最小限に するように器具と身体の標的部位との間の電流の流れを制限することに関して噴 霧システムを最適化するために、器具内の電源により発生される印加電圧並びに 製品の流速を必要又は所望に応じて、但し一般的には本明細書に記載されている 好ま しい限度内に調整してよい。実施例1 蒸留水中の塩 実施例2 エタノール-水混合物+塩 (1)水20%:エタノール80%中のNa2SO4 0.283g R=5.6×103cm イオン強度=0.06M実施例3 エタノールベースの発汗防止剤 (1)成分 w/w% Rehydrol II AP 活性剤 (Reheis社製) 20 ミリスチン酸イソプロピル 9 DC 344(Dow Corning社製の シリコーンエマルション) 17 蒸留水 3 エタノール 51 R=2.99 × 103cm (2)活性系として主に塩酸アルミニウムを含有する市販 のSURE(商標)発汗防止剤 R=2.4 × 102cm実施例4 樹脂 (1)2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールにより 90%で中和されたカルボキシル化酢酸ビニルターポ リマー エタノール中27.5w/w% R=5.27 × 103cm エタノール中20w/w% R=4.5 × 103cm エタノール中14w/w% R=4.9 × 103cm エタノール中 5w/w% R=3.1 × 103cm (2)ヘア噴霧用の揮発保留剤として用いられる両性 アクリル樹脂 エタノール中14w/w% R=1.8 × 104cm実施例5 ふけ止め溶液 活性系としてOctopiroxを含有する市販のALL CLEAR(商標)ふけ止めエブリデ イシャンプー R=4.53 × 101cm実施例6 育毛活性剤 (1) 成分 w/w% グルカロラクトン 8 水 92 R=2.4 × 102cm (2) 成分 w/w% グルカロラクトン 8 エタンジオール 10 エタノール 10 水酸化ナトリウム 8 水 64 R=1.15 × 102cm実施例7 酵素溶液 成分 w/w% Lipolase 100L (Novo Nordisk A/S社製) 0.1 C9-11/E05エトキシル化 アルコール(Kolb社製) 7 水 96.9 R=3.6 × 103cm実施例8 殺菌剤溶液 成分 w/w% Nisin (Sigma社製) 1 塩化ナトリウム 3 水 96 R=2.63 × 101cm; イオン強度=0.05M比較実施例 一連の静電噴霧実験を行って、2種の組成物それぞれについて種々の化粧品感 覚認識についての異なる噴霧属性特性を評価した。第1の組成物は、比較的高い 抵抗率を有し、 純粋なエタノールからなる「対照」組成物であり、第2の組成物は、比較的低い 抵抗率を有し、塩化ナトリウム水溶液からなる本発明の「テスト」組成物である 。 熟練したエキスパートらにより、以下の結果を表す表に示されているような11 の属性のそれぞれについて、前腕の内側の皮膚に等量を噴霧して各組成物を評価 した。静電噴霧のハードウエア及び操作システムのパラメーターは両組成物及び 全ての実験について同一であり、且つ先行実施例に用いられたものと同様であっ た。 結果を以下の表に示す。引用されている数字は、各属性についての1から10ま での数値尺度(10が最高)に基づく平均格付けである。 上記の結果は、本発明の組成物の感覚結果が、従来技術の代表的なものである エタノールと比べて、少なくとも同等であり、またいくつかの属性ではより優れ ていることを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61M 35/00 B05D 1/04 H 7415−4F C08K 5/00 KAJ 7242−4J C08L 101/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.化粧剤を含み、104ohm cm未満の抵抗率を有する化粧品組成物を身体に静電 噴霧することを含む身体に化粧剤を送出する方法。 2.(a)(i)前記化粧剤を含み、約104ohm/cm未満の抵抗率を有する静電噴 霧性化粧品組成物を含有するタンク; (ii)該タンクと連通する少なくとも一つの送出手段; (iii)電源から給電される高電圧発生機; (iv)該発生機から送出手段に高電圧を選択的に印加するための調節手段 を含む器具を用意する段階、及び (b)前記調節手段を作動させて、送出手段から身体の標的部位に化粧品組成物 を静電噴霧する段階 からなる請求項1に記載の方法。 3.化粧品組成物が1種以上の電荷種を含む請求項1又は2に記載の方法。 4.電荷種又は荷電種の中の少なくとも1種が前記化粧剤である請求項3に記載 の方法。 5.電荷化粧剤が、発汗防止活性剤、抗微生物/抗菌剤、イオン性ふけ止め剤、 イオン性ポリマー、慣用の個人向け製品に用いられる他の電荷種、上記薬剤のい ずれかの混合物から選択される請求項4に記載の方法。 6.電荷種又は電荷種の中の少なくとも1種が前記化粧剤以外のものである請求 項3に記載の方法。 7.組成物が該組成物に前記104ohm cm未満の抵抗率を付与するに十分な量の前 記電荷種を含む請求項3から6のいずれか一項に記載の方法。 8.電荷種又は電荷種の中の少なくとも1種が塩である請求項3から7のいずれ か一項に記載の方法。 9.化粧品組成物が少なくとも80重量%の1種以上の溶媒を含む請求項1から8 のいずれか一項に記載の方法。 10.化粧品組成物が、水中の無機又は有機塩、水/エタノール混合物中の無機 又は有機塩、発汗防止剤溶液、エタノール及び/又は水中のポリマー、ふけ止め 又は育毛組成物、酵素溶液、殺菌溶液、上記の系のいずれかの混合物からなる群 のいずれかの系を含む請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。 11.静電噴霧の平均液滴サイズが50〜400μmの範囲であ る請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。 12.平均液滴サイズが50〜200μmの範囲である請求項11に記載の方法。 13.(a)化粧剤を含み、104ohm cm未満の抵抗率を有する静電噴霧性化粧品 組成物を含有するタンク; (b)該タンクと連通する少なくとも一つの送出手段; (c)電源から給電される高電圧発生機; (d)該発生機から送出手段に選択的に高電圧を印加して、送出手段から化粧品 組成物を静電噴霧するための調節手段を含む身体に化粧剤を送出するための器具 。 14.身体に送出するための化粧剤を含み、104ohm cm未満の抵抗率を有する化 粧品組成物の液滴からなる静電的に帯電した噴霧。 15.平均液滴サイズが50〜400μmの範囲である請求項14に記載の静電的に帯 電した噴霧。
JP51148694A 1992-11-18 1993-11-18 化粧品送出システム Expired - Fee Related JP3945815B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9224191.8 1992-11-18
GB929224191A GB9224191D0 (en) 1992-11-18 1992-11-18 Cosmetic delivery system
PCT/GB1993/002369 WO1994011119A1 (en) 1992-11-18 1993-11-18 Cosmetic delivery system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08503652A true JPH08503652A (ja) 1996-04-23
JP3945815B2 JP3945815B2 (ja) 2007-07-18

Family

ID=10725301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51148694A Expired - Fee Related JP3945815B2 (ja) 1992-11-18 1993-11-18 化粧品送出システム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5945111A (ja)
EP (1) EP0668799B1 (ja)
JP (1) JP3945815B2 (ja)
AU (1) AU5432194A (ja)
DE (1) DE69332827T2 (ja)
ES (1) ES2194850T3 (ja)
GB (1) GB9224191D0 (ja)
WO (1) WO1994011119A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172485A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Daikin Ind Ltd 静電噴霧装置

Families Citing this family (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5863497A (en) * 1996-03-11 1999-01-26 The Proctor & Gamble Company Electrostatic hand sanitizer
US6814318B2 (en) 1999-08-18 2004-11-09 The Procter & Gamble Company Disposable cartridge for electrostatic spray device
US7152817B2 (en) 1999-08-18 2006-12-26 The Procter & Gamble Company Electrostatic spray device
US6318647B1 (en) 1999-08-18 2001-11-20 The Procter & Gamble Company Disposable cartridge for use in a hand-held electrostatic sprayer apparatus
US6558682B2 (en) 1999-08-18 2003-05-06 The Procter & Gamble Company Discontinuous films from skin care compositions
US6514504B1 (en) 1999-08-18 2003-02-04 The Procter & Gamble Company Discontinuous films from skin care compositions
US7712687B2 (en) 1999-08-18 2010-05-11 The Procter & Gamble Company Electrostatic spray device
US6311903B1 (en) 1999-08-18 2001-11-06 The Procter & Gamble Company Hand-held electrostatic sprayer apparatus
US6682004B2 (en) 1999-08-18 2004-01-27 The Procter & Gamble Company Electrostatic spray device
US7078046B1 (en) 1999-08-18 2006-07-18 The Procter & Gamble Company Electrostatically-sprayable topical compositions having insulating external phase and conductive internal phase
US6531142B1 (en) 1999-08-18 2003-03-11 The Procter & Gamble Company Stable, electrostatically sprayable topical compositions
GB9921037D0 (en) * 1999-09-07 1999-11-10 Reckitt & Colmann Prod Ltd Compositions
DE60142043D1 (de) * 2000-04-03 2010-06-17 Battelle Memorial Inst Columbu Ausgabevorrichtungen und flüssigformulierungen
EP1283749A2 (en) 2000-05-25 2003-02-19 The Procter & Gamble Company Spraying of liquids
US6443164B1 (en) 2000-09-22 2002-09-03 Spectrum Products, Inc. Apparatus for automatic application of compositions to the skin
EP1343521A2 (en) * 2000-12-01 2003-09-17 Battelle Memorial Institute Method for the stabilizing biomolecules (e.g. insulin) in liquid formulations
US6482863B2 (en) 2000-12-15 2002-11-19 S. C. Johnson & Son, Inc. Insect repellant formulation deliverable by piezoelectric device
US20030206872A1 (en) * 2001-05-18 2003-11-06 Classified Cosmetics Sprayable beautifying composition
US6589541B2 (en) 2001-05-18 2003-07-08 Classified Cosmetics, Inc. Sprayable beautifying composition
US20050076532A1 (en) * 2002-04-22 2005-04-14 Ward Thomas Edward Fabric article treating device and system with anti-microbial agent
US20050076533A1 (en) * 2002-04-22 2005-04-14 Huston Eric Joseph Fabric article treating device and system with suggestive scent
US7503127B2 (en) * 2002-04-22 2009-03-17 The Procter And Gamble Company Electrically charged volatile material delivery method
US7047663B2 (en) * 2002-04-22 2006-05-23 The Procter & Gamble Company Fabric article treating system and method
US7043855B2 (en) * 2002-04-22 2006-05-16 The Procter & Gamble Company Fabric article treating device comprising more than one housing
US20050076453A1 (en) * 2002-04-22 2005-04-14 Lucas Michelle Faith Method of enhancing a fabric article
US7146749B2 (en) * 2002-04-22 2006-12-12 The Procter & Gamble Company Fabric article treating apparatus with safety device and controller
US20050120584A1 (en) * 2002-04-22 2005-06-09 Duval Dean L. Fabric article treating device and system
US20040123489A1 (en) * 2002-04-22 2004-07-01 The Procter & Gamble Company Thermal protection of fabric article treating device
US20040259750A1 (en) * 2002-04-22 2004-12-23 The Procter & Gamble Company Processes and apparatuses for applying a benefit composition to one or more fabric articles during a fabric enhancement operation
US7681328B2 (en) * 2002-04-22 2010-03-23 The Procter & Gamble Company Uniform delivery of compositions
US7059065B2 (en) * 2002-04-22 2006-06-13 The Procter & Gamble Company Fabric article treating method and apparatus
US20050076534A1 (en) * 2002-04-22 2005-04-14 Kofi Ofosu-Asante Fabric article treating device and system with static control
US7270440B2 (en) 2002-04-26 2007-09-18 Brad Levy Make-up applicator with LED light source
US7712914B2 (en) * 2002-04-26 2010-05-11 Bradford Levy Make-up applicator with LED light source
DE10219523A1 (de) * 2002-05-02 2003-11-13 Wella Ag Verfahren zur technischen Produktion haar- oder hautkosmetischer Produkte unter Verwendung von Apparaturen mit Mikrostruktureinheiten
US20040073186A1 (en) * 2002-10-15 2004-04-15 Cameron Mickey G. Apparatus for automatic application of compositions to the skin
FR2847165A1 (fr) * 2002-11-15 2004-05-21 Jean Noel Thorel Utilisation de la nisine dans des formulations cosmetiques et/ou pharmaceutiques a usage topique
US20050139239A1 (en) * 2003-10-13 2005-06-30 Prae Gary L. Electrostatic hand cleanser apparatus and method of use
US8091253B2 (en) * 2004-08-26 2012-01-10 The Procter & Gamble Company Fabric article treating device and system
NL1031888C2 (nl) * 2006-05-25 2007-11-27 Konink Utermoehlen N V Inrichting, samenstel en werkwijze voor het met kou behandelen van een weefsel.
US9724285B1 (en) * 2013-07-17 2017-08-08 Skindinavia, Inc. Use of stabilized vitamin B-6 (pyridoxine cyclic phosphate) in conjunction with skin cosmetics
USD756775S1 (en) 2014-05-23 2016-05-24 Koninklijke Utermohlen N.V. Cover for spray can
US11571371B2 (en) 2016-12-28 2023-02-07 Kao Corporation Method for manufacturing coating film by electrostatic spraying
JP6509402B2 (ja) 2017-04-19 2019-05-08 花王株式会社 被膜形成用組成物
CN114452225A (zh) 2017-04-19 2022-05-10 花王株式会社 覆膜的制造方法
WO2018194140A1 (ja) 2017-04-19 2018-10-25 花王株式会社 被膜の製造方法
DE202017107121U1 (de) 2017-11-23 2017-12-13 Irene Unger Wirkstoffmischung zum Aufbringen im Bereich der Augen zur Bekämpfung der Müdigkeit
EP3795137B1 (en) 2019-09-17 2022-08-10 IONIQ Skincare GmbH & Co. KG Electrostatically sprayable cosmetic formulation
US11773512B2 (en) * 2019-10-28 2023-10-03 Kao Corporation Fiber deposit production method, membrane production method, and membrane adhesion method
EP4053312A1 (en) * 2019-10-28 2022-09-07 Kao Corporation Method for manufacturing fiber deposition body, method for manufacturing film, and method for attaching film
WO2022128908A1 (en) 2020-12-16 2022-06-23 Ioniq Skincare Gmbh & Co. Kg Electrostatically sprayable cosmetic formulation
EP4015045A1 (en) 2020-12-16 2022-06-22 IONIQ Skincare GmbH & Co. KG Electrostatically sprayable cosmetic formulation
EP4059489A1 (en) 2021-03-19 2022-09-21 IONIQ Skincare GmbH & Co. KG Electrostatically sprayable tanning formulation
EP4101436A1 (en) 2021-06-11 2022-12-14 IONIQ Skincare GmbH & Co. KG Electrostatically sprayable skin caring formulation

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5697214A (en) * 1980-01-07 1981-08-05 Hoou Kk Hair dye
GB2128900B (en) * 1982-10-29 1985-11-20 Theoktiste Christofidis Ionising spray
DE3325070A1 (de) * 1983-07-12 1985-01-24 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren und vorrichtung zum verspruehen elektrisch leitfaehiger fluessigkeiten
JPS61166827A (ja) * 1985-01-17 1986-07-28 Toray Ind Inc 変性エポキシ系微粒子
GB8528032D0 (en) * 1985-11-13 1985-12-18 Ici Plc Ocular treatment
GB8604328D0 (en) * 1986-02-21 1986-03-26 Ici Plc Producing spray of droplets of liquid
GB8816906D0 (en) * 1988-07-15 1988-08-17 British Res Agricult Eng Electrostatic spraying
ES2253174T3 (es) * 1991-03-01 2006-06-01 THE PROCTER & GAMBLE COMPANY Pulverizacion de liquidos.
GB9115275D0 (en) * 1991-07-15 1991-08-28 Unilever Plc Colour cosmetic spray system
GB9115279D0 (en) * 1991-07-15 1991-08-28 Unilever Plc Hair and scalp treatment system
GB9115276D0 (en) * 1991-07-15 1991-08-28 Unilever Plc Skin treatment system
GB9115278D0 (en) * 1991-07-15 1991-08-28 Unilever Plc Liquid spraying apparatus and method
GB9115277D0 (en) * 1991-07-15 1991-08-28 Unilever Plc Spraying system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172485A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Daikin Ind Ltd 静電噴霧装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3945815B2 (ja) 2007-07-18
EP0668799A1 (en) 1995-08-30
WO1994011119A1 (en) 1994-05-26
AU5432194A (en) 1994-06-08
EP0668799B1 (en) 2003-04-02
GB9224191D0 (en) 1993-01-06
DE69332827D1 (de) 2003-05-08
DE69332827T2 (de) 2003-11-13
US5945111A (en) 1999-08-31
ES2194850T3 (es) 2003-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08503652A (ja) 化粧品送出システム
US5494674A (en) Skin treatment system
JP4125752B2 (ja) 皮膚の処理方法及びその方法に従って化粧用ファンデーションを顔に適用する静電スプレー装置
EP1204396B1 (en) Method of treating the skin by electrostatic spraying
US5268166A (en) Cosmetic application system
US6326062B1 (en) Spraying devices
JP4237177B2 (ja) 不連続フィルムの形成方法
CA2073527A1 (en) Cosmetic delivery system
JP2003506474A (ja) 改善された感触を有する摩耗耐性局所適用組成物
WO2018194140A1 (ja) 被膜の製造方法
GB2273872A (en) A method of treating skin
GB2273673A (en) Dental active delivery system
AU699172B2 (en) Cosmetic delivery system
JPH11279522A (ja) ゲル状製品の製法
US10076484B1 (en) Formulation and method of conditioning skin and preserving cosmetics applied thereto

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041022

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041111

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050106

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060524

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees