JPS6110503A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPS6110503A
JPS6110503A JP13178184A JP13178184A JPS6110503A JP S6110503 A JPS6110503 A JP S6110503A JP 13178184 A JP13178184 A JP 13178184A JP 13178184 A JP13178184 A JP 13178184A JP S6110503 A JPS6110503 A JP S6110503A
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JP
Japan
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long
acyl
inorganic pigment
cosmetic
treated
Prior art date
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Pending
Application number
JP13178184A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Meguro
目黒 謙次郎
Koichiro Sagawa
幸一郎 佐川
Hiroshi Yokota
博史 横田
Masahiro Takehara
竹原 將博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
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Priority to DE8484306449T priority patent/DE3485717D1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された無機顔料を配合した化粧料に関する
ものである。従来化粧料にはタルク、カオリン、二酸化
チタン、亜鉛華、酸化鉄1群青その他の無機顔料が用い
られている。これらの無機顔料を用いた化粧料には(1
)皮膚表面を被覆し、シミやソ・ぐカスをかくず、(2
)皮膚に塗布する際の伸び、滑らかさにすぐれる、(3
)皮膚への付着性にすぐれ化粧崩れが起こシにくい、(
4)汗、分泌物の吸収性が良い、(5)成分が均質に混
和し、なめらかな使用感を有する、(6)安全性が高い
、等の特性が求められている。
しかるに、従来の無機顔料は表面が親水性であるために
油性基材との混和分散が悪く、均一でなめらかな感触の
化粧料が得にくく、また皮膚に展着した場合に皮膚への
付着性が充分でなく汗や水で容易に脱落し化粧くずれし
やすいといった欠点を有している。更に、無機顔料は表
面活性が強く、そのため化粧料に用いられる油性成分の
酸化を促進し過酸化物を生成して皮膚刺激を引き起こし
たシ、香料の変質を招く等安全性、安定性の面からも近
年問題が提起されている。かかる問題を解決せんとして
これまで表面処理を施した無機顔料を化粧料に配合する
試みが種々行なわれてきたが、前述の特性を満たす化粧
料は未だ実現されていない。たとえば無機顔料の表面を
絹フィブロインで処理することによシ、皮膚への付着性
や吸油性の改善がはかられているが(特公昭57−11
577号公報)絹フィプロイ/は腐敗しやすく、それに
より化粧品の外観や香シを損うことがあり、安全性や安
定性の面で好ましくない。あるいは二酸化チタンの唇面
全長鎖脂肪酸の高級アルコールモノエステルで処理する
ことによシ表面を疎水化し、表面活性を抑える方法(特
公昭58−42167号公報)が知られているが、該エ
ステルで表面処理された二酸化チタンは油っぽく、皮膚
展着時の感触が好ましくないため化粧料への配合量が1
ないし2%程度に限定され、配合上の制約が大きい。
一般には無機顔料の表面をポリシロキサン類のシリコー
ン油で処理して表面を疎水化する方法が採用されている
が、シリコーン油はしばしば特有の臭を有し、また処理
された無機顔料は油っぽく滑沢性に乏しくなり、そのた
めこれを用いた化粧料は皮膚展着時の感触が好ましくな
い。
本発明者らは先に、塩基性アミノ酸の1種であるリジン
の長鎖アシル化物が無機質の表面改質剤として有用であ
り、樹脂、塗料おるいは有機溶媒中への無機充填剤の分
散性を向上させることを見出した(特願昭58−175
708号)が、化粧料においてそこで用いられる無機顔
料を上記リジンの長鎖アシル化物で処理したところ、特
にリジンのモノ長鎖アシル化物で処理された無機顔料は
単に油性原料への分散、混和性が向上するのみならず皮
膚への付着性、安全性、安定性あるいは感触等化粧料に
要求される緒特性を大さく改善しうろことを見出した。
更に、同様の効果はりノンのモノ長鎖アシル化物のみに
とどまらず2他の塩基性アミ7′酸すなわちオルニチン
、α、γ−ジアミノ酪酸、アルギニン及びヒスチノ/の
モノ長鎖アシル化物で処理された舞機顔料金配合した化
粧料においても同様に得られ、これらの効果は未処理無
機顔料あるいは従来公知の技術で表面処理された無機顔
料を配合した化粧料には見られない特性であることを見
出し本発明を完成した。即ち、本発明無機顔料に対して
N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸で表面処理された無
機顔料を配合したことを特徴とする化粧料に関する。本
発明の化粧料に用いられる無機顔料としてはタルク、カ
オリン、二酸化チタン、fり/被覆雲母、雲母、酸化秩
、珪酸1群r?、に’Jl!¥ 、 1tti、鉛華、
クレー、沈降炭酸カルシウム等が挙げられ、これら顔料
粒子の形状及び大きさは特に限定されない。本発明にお
けるN−モノ1毛・11アシル塩基性アミノ酸を構成す
る塩基性アミノ酸として1−、α、γ−ノアミノ酪酸、
オルニチノ、リッツ、アルf二ノ、ヒスチソンが挙げら
れ、これらは光学活性体であってもラセミ体であっても
よい。長鎖アシル基としては炭素数8ないし22の飽和
または不飽和の直鎖あるいは分枝鎖脂肪族アンル基であ
って、単一鎖長のものであっても混合tl’!長のもの
であってもよい。具体的には、2−エチルヘキサノイル
、カブリロイル、力fロイル、ラウロイル、ミリストイ
ル、バルミトイル。
ステアロイル、インステアロイル、オレオイル、(ヘノ
イル、ココイル、牛脂脂肪酸アシル、硬化牛脂脂肪酸ア
シル等が挙げられる。長鎖アシル基の塩基性アミノ酸へ
の結合部位はα位のアミン基あるいはω位のアミノ基で
あるが、アルギニン及びヒスチジンにおいてはα位のア
ミン基に限定される。具体例としては、NE−2−エチ
ルヘキサノイk リ) 7 、 N’−ラウロイルリジ
ン HE−ココイルリクン、 N’−/!ルミトイルリ
ゾン、N6−インスチアロイルリジン X−硬化牛脂脂
肪酸アシルリジン、Na−カゾリロイルリジン、N“−
ラウロイルリジ7.N“−ミリストイルリジン Ha−
オレオイルリジン Nl7−ベヘノイルリソン、Na−
ココイルオルニチン、Na−ステアロイルオルニチン、
Na−牛脂脂肪酸アシルオルニチン、 Na−2−エチ
ルヘキサノイルオルニチン、N“−ラウロイルオルニチ
ン。
N“−イソステアロイルオルニチン N?”−・やルミ
トイルーα、γ−ジアミノ酪酸、 N”−牛脂脂肪酸ア
シル−α,γ−ジアミノ酪酸、N“−カグロイルアルイ
ニン。
N”−ラウロイルアルギニン、Na−・ぞルミトイルア
ルギニン、 Na−7jJ化牛脂脂肪酸アシルアルギニ
ン、Na−:I コイルヒスチタン、 N”−1ソステ
アロイルヒスチデy等が挙げられるが、勿論これらの例
に限定されない。
無機顔料を処理するにあたって、N−モノ長鎖アシル塩
基性アミノ酸の無機顔料に対する割合は0.05ないし
5重量%が好ましく、0.05重量%未満では表面処理
効果が充分でなく5また5重量%を超えても処理効果は
それほど向上しないため経済性の面から利するところが
ない。また必要に応じて他の表面処理を併用してもさし
つかえない。
顔料の処理法としでは乾式法及び湿式法のいずれも採用
されうる。乾式法は簡便かつ効果的であって、N−モノ
長鎖アシル塩基性アミノ酸の微細粉末すなわち平均粒径
0.1ないし10μ、好ましくは0.1ないし5μの粉
末を無機顔料と債拌混合するか、あるいはN−モノ長鎖
アシル塩基性アミノ酸と無機顔料を混合したのち共粉砕
することにより、無機顔料の表面を容易に処理しうる。
あるいは更に少量のN−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸
で処理効果を得るために湿式法も採用されうる。
この場合N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸は中性付近
の水及び化粧料に通常用いられる油性原料に殆んど溶解
しないため、塩化カルシウムを可溶化剤として用いてN
−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸を有機溶剤に溶解した
のち無機顔料を接触させ、更に水洗を施して塩化カルシ
ウムを除去し乾燥することにより、効果的に無機顔料の
表面を改質しうる。あるいは酸性もしくけアルカリ性の
水または水性溶媒中にN−モノ長鎖アシル塩基性アミノ
酸を溶解して無機顔料を接触させたのち、中性付近まで
中和して顔料表面にN−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸
を析出付着させ、中和によって生じた塩を水洗により除
去し、乾燥することによっても同様の表面処理効果が得
られる。
このよう忙してN−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸によ
って表面処理された無機顔料を配合した化粧料は、未処
理あるいは従来公知の技術によって処理された無機顔料
を配合した化粧料に見られない数々の利点を有する。即
ち(1)無機顔料の油性原料への分散、混和性にすぐれ
るため、製品が均質でざらつきがなくなめらかな感触を
有する、(2)皮膚への付着力にすぐれ化粧くずれしに
くい、(3)無に% GN料の表面活性が抑えられてい
るため過酸化物の生成が少なく、過酸化物に由来する皮
膚刺激性が抑制され安全性にすぐれている。(4)香料
の変質が少々く、製品の安定性にすぐれる、(5)絹フ
ィブロインと異なりN−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸
は抗菌性を有するため、微生物汚染をうけにくい、(6
)シリコーン油処匪した無機顔料を配合した化粧料はベ
タつきがあり、皮膚上での伸びが悪いという特恵がある
が、本発明の化粧料はイタつきがなくさらりとし之感触
を有し、皮膚上での伸びがよい。このように本発明の化
粧料は従来解決されなかった間71点を克服したもので
あり、きわめて望ましいものである。
以下、実施例により具体的に説明するが、勿論本発明は
これら実施例に限定されるものではない。
実施例1 アイシャドー 成分Aに平均粒径2μを有するNl!ニー・母ルミトイ
ルリジンとNa−ココイルアルギニンの混合物(重lL
比1:1)3重量部を加え、ヘンシルミキサーで10分
間攪拌混合して表面処理を行なった。
この表面処理された成分Aに成分Bを加え内部温度を6
0℃に保ったヘンシルミキサーで15分間攪拌混合した
のち、40’℃まで冷却して取り出し、成型して製品と
した。この製品は成分Aの無機顔料が均質に成分Bと混
和し、塗布時にざらつきがなくなめらかな感触であった
次に本−製品1.Q−p径4硼のシャーレに塗布し、キ
セノンラング(高滓キセノンテスターXF−60S型)
を1mの距離から2時間照射した。ノルマルヘキサンに
て可溶分を溶出し、溶出液の過酸化物生成量を測定した
と5ころ、本製品のキセノンラング照射後の過酸化物価
は6.5であった。比較のために成分Aをステアリン酸
マグネシウム3重量部で処理し、以下同様の方法で調製
して得られたアイシャドーに、同一条件でキセノンラン
グを照射し生成する過酸化物量を測定したところ、照射
後の過酸化物価は17.7であった。このように、本発
明のアイシャドーは過酸化物の生成が抑制され、安全性
の面でもすぐれている。
実施例2 粉白粉 エタノール2500.Fに塩化カルシウム50gを溶解
し、これにN6−ラ、ウロイルリゾン2.59を溶解す
る。タルク80g及び亜鉛華5IIの混合物を加えて、
室温にて2時間攪拌した。タルク及び亜鉛華の混合物を
戸数し、水で充分に洗浄して塩化カルシウムを除去した
のち80℃で減圧下K −昼夜乾燥し念。p液及び洗浄
液中に残存するpgl−ラウロイルリシンを液体クロマ
トグラフィーにて定量した結果より、タルク及び亜鉛華
の混合物へのN6−ラウロイルリジンの吸着量は0.3
511であった。このようにして処理されたタルク及び
亜鉛華を用いて以下の配合の粉白粉を調製した。
A、  N’−ラウロイルリシンで処理されたタルク 
 80重量部B、  N’−ラウロイルリジンで処理さ
れた亜鉛華   51馬鈴薯デングン        
 5重責部ステアリン酸亜鉛       3N 香料      0.1 # 更に比較例として、Aのかわりに未処理のタルク、及び
Bのかわりに未処理の亜鉛華をそれぞれ同重量部おき換
えた上記配合量の粉白粉を調製し、20代ないし40代
の女性15名にて評価したととる、以下の結果を得た。
本発明の粉白  比較例の粉白  どちらとも上記の結
果より本発明の粉白粉は比較例の粉白粉に比べ皮膚への
付着性にすぐれ、特に発汗時においても良好な付着性を
有することが了解されよう口 実施例3 固型ファンデージ、ン 香  料                 0.2 
 #成分Aをヘンシルミキサーで10分間混合し、それ
に成分Bを加えて更に10分間攪拌混合して表面処理な
行なった。
この表面処理された成分人に成分Cを加え20分間攪拌
混合を行なったのち35℃以下で香料を加え、更に10
分間混合し、取り出してブレス成型し、固型ファンデー
ジ、ンを調製した。本製品は均質であり、べたつきがな
くなめらかな感触を有し、皮膚に塗布したときのびがよ
く、皮膚への付着性が良好であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭素数8ないし22の脂肪族アシル基を分子中に1
    個有するN−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸によって表
    面処理された無機顔料を含有することを特徴とする化粧
    料。 2、N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸がN^α−長鎖
    アシルリジン、N^ε−長鎖アシルリジン、N^α−長
    鎖アシルオルニチン、N^δ−長鎖アシルオルニチン、
    N^α−長鎖アシル−α,γ−ジアミノ酪酸、N^γ−
    長鎖アシル−α,γ−ジアミノ酪酸、N^α−長鎖アシ
    ルアルギニン及びN^α−長鎖アシルヒスチジンのうち
    から選択される特許請求の範囲1項記載の化粧料。
JP13178184A 1983-09-22 1984-06-26 化粧料 Pending JPS6110503A (ja)

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EP19840306449 EP0139481B1 (en) 1983-09-22 1984-09-21 Surface modification using n-acyl lysines
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