JP2616786B2 - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JP2616786B2 JP2616786B2 JP62327639A JP32763987A JP2616786B2 JP 2616786 B2 JP2616786 B2 JP 2616786B2 JP 62327639 A JP62327639 A JP 62327639A JP 32763987 A JP32763987 A JP 32763987A JP 2616786 B2 JP2616786 B2 JP 2616786B2
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- powder
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、6−ナイロンの粉末に、水溶性色素を吸着
させて得られる着色粉体の表面を、着色粉体に対し、所
定量の特定のシリコーンで被覆して得られる着色粉体を
含有することを特徴とする化粧料に関する。さらに詳し
くは、著しく耐光性に優れた着色粉体を含有することを
特徴とする化粧料に関する。
させて得られる着色粉体の表面を、着色粉体に対し、所
定量の特定のシリコーンで被覆して得られる着色粉体を
含有することを特徴とする化粧料に関する。さらに詳し
くは、著しく耐光性に優れた着色粉体を含有することを
特徴とする化粧料に関する。
(従来の技術) 従来、水溶性染料を、化粧料に配合するための手段と
しては、高分子粉末に水溶性染料を染着させた後、これ
を乾燥させて化粧料に配合するという方法が採られてい
た。
しては、高分子粉末に水溶性染料を染着させた後、これ
を乾燥させて化粧料に配合するという方法が採られてい
た。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の技術によって得られるた着色粉体を配
合した化粧料は、日光、紫外線などの光に暴露された
時、本来の色を失い変色しやすい、すなわち、耐光性に
劣るという欠点を持つものであった。そしてこのため
に、こういった化粧料は、光があたった時、色があせや
すく、また、皮膚に塗布しているときに、日光にあたる
などすると色があせ、化粧もちの悪さの原因の一つとも
なっていた。
合した化粧料は、日光、紫外線などの光に暴露された
時、本来の色を失い変色しやすい、すなわち、耐光性に
劣るという欠点を持つものであった。そしてこのため
に、こういった化粧料は、光があたった時、色があせや
すく、また、皮膚に塗布しているときに、日光にあたる
などすると色があせ、化粧もちの悪さの原因の一つとも
なっていた。
本発明の目的は、水溶性染料を染着させた高分子粉末
でありながら、当該粉末に対し、所定量の特定のシリコ
ーンで被覆することにより、著しく耐光性に優れた、す
なわち、光による変色の少ない着色粉末を配合した化粧
料を提供することにある。
でありながら、当該粉末に対し、所定量の特定のシリコ
ーンで被覆することにより、著しく耐光性に優れた、す
なわち、光による変色の少ない着色粉末を配合した化粧
料を提供することにある。
(問題を解決するための手段) そこで本発明者等は、前記の欠点を改良するために、
種々の検討を行なった結果、水溶性染料の溶液に、6−
ナイロンの粉末に浸漬、ろ過洗浄し、溶媒を乾燥揮散さ
せて得られる着色粉体の表面を、所定量の特定のシリコ
ーンで被覆することにより、耐光性が向上することを見
いだした。
種々の検討を行なった結果、水溶性染料の溶液に、6−
ナイロンの粉末に浸漬、ろ過洗浄し、溶媒を乾燥揮散さ
せて得られる着色粉体の表面を、所定量の特定のシリコ
ーンで被覆することにより、耐光性が向上することを見
いだした。
本明細書でいう6−ナイロンの粉末は、粒子径0.1〜1
000μ、粒子形状は不定形、球状、粒状、針状等どんな
形状であってもよく、例えば、6−ナイロンの粉末とし
ての市販品では、ナイロン1000(ユニチカ株式会社
製)、カプラ−6−13(共栄化学工業株式会社製)、Or
gasol 1002(ATO CHEM社製)等がある。また、これらの
粉体にコラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミン、エラスチ
ン、コンドロイチン硫酸等が吸着されたものであっても
良い。6−ナイロンの粉末は、他の粉体に比べ、水溶性
染料を良く吸着、吸収し、水溶性染料の染着性、耐ブリ
ード性が著しく優れている。さらにまた、これらの粉体
は、粒子径、粒子形状の違いによっては、染着度合に大
差なく、粒子の形状、大きさなどを様々にコントロール
することが可能であり、理想的な感触のものを得ること
が出来る。
000μ、粒子形状は不定形、球状、粒状、針状等どんな
形状であってもよく、例えば、6−ナイロンの粉末とし
ての市販品では、ナイロン1000(ユニチカ株式会社
製)、カプラ−6−13(共栄化学工業株式会社製)、Or
gasol 1002(ATO CHEM社製)等がある。また、これらの
粉体にコラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミン、エラスチ
ン、コンドロイチン硫酸等が吸着されたものであっても
良い。6−ナイロンの粉末は、他の粉体に比べ、水溶性
染料を良く吸着、吸収し、水溶性染料の染着性、耐ブリ
ード性が著しく優れている。さらにまた、これらの粉体
は、粒子径、粒子形状の違いによっては、染着度合に大
差なく、粒子の形状、大きさなどを様々にコントロール
することが可能であり、理想的な感触のものを得ること
が出来る。
本発明の6−ナイロン粉末を染色するに際して使用さ
れる水溶性染料は、天然品、合成品の別を問わず、水系
の溶媒に溶解するものであって、合成品では厚生省令で
定められたタール系色素で水溶性のものであれば何れで
も良く、例えば赤色106号(酸性染料、ClNo.45100)、
赤色3号(酸性染料、ClNo.45430)、赤色104号の
(1)(酸性染料、ClNo.45410)、赤色213号(塩基性
染料、ClNo.45170)、青色1号(酸性染料、ClNo.4209
0)等があり、この外、タール系色素であって厚生省令
で定められた以外のものであっても良い。また、天然品
では、水溶性の色素であれば、どの様なものであっても
良く、例えば、カーサミン(紅花色素)、クロシン(ク
チナシ黄色色素)、銅クロロフィリンナトリウム(緑葉
植物抽出緑色色素)、カルミン酸(コチニール)等があ
る。
れる水溶性染料は、天然品、合成品の別を問わず、水系
の溶媒に溶解するものであって、合成品では厚生省令で
定められたタール系色素で水溶性のものであれば何れで
も良く、例えば赤色106号(酸性染料、ClNo.45100)、
赤色3号(酸性染料、ClNo.45430)、赤色104号の
(1)(酸性染料、ClNo.45410)、赤色213号(塩基性
染料、ClNo.45170)、青色1号(酸性染料、ClNo.4209
0)等があり、この外、タール系色素であって厚生省令
で定められた以外のものであっても良い。また、天然品
では、水溶性の色素であれば、どの様なものであっても
良く、例えば、カーサミン(紅花色素)、クロシン(ク
チナシ黄色色素)、銅クロロフィリンナトリウム(緑葉
植物抽出緑色色素)、カルミン酸(コチニール)等があ
る。
6−ナイロンの粉末の水溶性染料による染色は、水溶
性染料の溶液に、これらの粉末を浸漬した後、溶媒を濾
過、洗浄、乾燥することによって行われる。
性染料の溶液に、これらの粉末を浸漬した後、溶媒を濾
過、洗浄、乾燥することによって行われる。
ここで用いられる水溶性染料溶液の濃度は、水溶性染
料が完全に溶解しているものであれば、どの様な濃度の
ものであっても良く、また、その溶媒組成は水を主成分
とするものであればエタノール、プロピレングリコール
等を含んでいても良い。
料が完全に溶解しているものであれば、どの様な濃度の
ものであっても良く、また、その溶媒組成は水を主成分
とするものであればエタノール、プロピレングリコール
等を含んでいても良い。
また、こうして得られた水溶性染料溶液に6−ナイロ
ンの粉末を浸漬(分散)するのであるが、これらの粉体
が水になじみ難いものであれば、これらの粉体をあらか
じめエタノールで湿らせておくと、浸漬(分散)が容易
になる。浸漬(分散)した後は、適当時間(0〜24時
間)撹拌混合し、溶媒を濾過、洗浄、乾燥して、着色粉
体(従来品、比較例の着色粉体)を得る。
ンの粉末を浸漬(分散)するのであるが、これらの粉体
が水になじみ難いものであれば、これらの粉体をあらか
じめエタノールで湿らせておくと、浸漬(分散)が容易
になる。浸漬(分散)した後は、適当時間(0〜24時
間)撹拌混合し、溶媒を濾過、洗浄、乾燥して、着色粉
体(従来品、比較例の着色粉体)を得る。
その後、この様にして得られた着色粉体の表面を、所
定量の特定のシリコーンで被覆することにより、著しく
耐光性の良い着色粉体を得る。本願発明にかかる所定量
の特定のシリコーンで被覆するとは、次式(I)で表さ
れるシリコーンを粉体表面に均一に付着させた後、80〜
200℃で適当時間(80〜100℃の時、約6時間、200℃の
時、約30分)加熱処理することにより粉体表面が親油化
された状態を示す。尚、色素を吸着させた粉体に対する
シリコーンの量は0.1〜10%(重量%)が好ましく、0.1
%以下では、充分な耐光性が得られず、10%以上では、
シリコーンが粉体粒子間に架橋を起こし、得られた着色
粉体が凝集してしまい良い分散性が得られない。
定量の特定のシリコーンで被覆することにより、著しく
耐光性の良い着色粉体を得る。本願発明にかかる所定量
の特定のシリコーンで被覆するとは、次式(I)で表さ
れるシリコーンを粉体表面に均一に付着させた後、80〜
200℃で適当時間(80〜100℃の時、約6時間、200℃の
時、約30分)加熱処理することにより粉体表面が親油化
された状態を示す。尚、色素を吸着させた粉体に対する
シリコーンの量は0.1〜10%(重量%)が好ましく、0.1
%以下では、充分な耐光性が得られず、10%以上では、
シリコーンが粉体粒子間に架橋を起こし、得られた着色
粉体が凝集してしまい良い分散性が得られない。
(式中、Rは低級アルキル基、ベンジル基、シクロヘキ
シル基、ナフチル基、フルフリル基又は水素原子を示
し、n、mは1〜1000の数を示す) この様にして得られた本発明の着色粉体を含有する化
粧料における、本発明の着色粉体の配合量は、0.1%
(重量%)以上が好ましく、0.1%以下では、充分な着
色効果が得られない。また、配合量の上限は100%、す
なわち、本発明の着色粉体そのものを、化粧料として用
いても良い。
シル基、ナフチル基、フルフリル基又は水素原子を示
し、n、mは1〜1000の数を示す) この様にして得られた本発明の着色粉体を含有する化
粧料における、本発明の着色粉体の配合量は、0.1%
(重量%)以上が好ましく、0.1%以下では、充分な着
色効果が得られない。また、配合量の上限は100%、す
なわち、本発明の着色粉体そのものを、化粧料として用
いても良い。
配合方法は、配合する化粧品のタイプによって異なる
が、通常行われている方法であればどの様に配合しても
構わない。
が、通常行われている方法であればどの様に配合しても
構わない。
配合しうる化粧料の種類としては、着色が行えるもの
であって、例えば、プレス状頬紅、口紅、乳化ファンデ
ーション、粉白粉、スクラブ剤入りマッサージクリー
ム、パック等、本発明の着色粉体を混合分散できるもの
であればどの様なものでもよい。
であって、例えば、プレス状頬紅、口紅、乳化ファンデ
ーション、粉白粉、スクラブ剤入りマッサージクリー
ム、パック等、本発明の着色粉体を混合分散できるもの
であればどの様なものでもよい。
また、本発明の着色粉体以外のもので、本発明の化粧
量に使用される化粧料用原料としては、公知のものであ
れば、どの様なものであってもよい。
量に使用される化粧料用原料としては、公知のものであ
れば、どの様なものであってもよい。
次に、本発明の着色粉体の製造方法について述べる。
[従来の着色粉体1の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 赤色213号 2 2 精製水 400 3 6−ナイロン(多孔質球状、平均粒子径13μ) 200 1を2に溶解し、3を添加後、1時間攪拌して、ろ過
水洗し、40℃で24時間乾燥させて、従来の着色粉体1を
得た。
水洗し、40℃で24時間乾燥させて、従来の着色粉体1を
得た。
[本発明の着色粉体1の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 シリコーンオイルSH1107C(東レシリコーン株式会
社製:メチルハイドロジェンポリシロキサン)4 2 ジクロルメタン 300 3 従来の着色粉体1 96 1を2に溶解し、3を加え撹拌後、乾燥する。これを
105℃、6時間真空加熱して、本発明の着色粉体1を得
た。
社製:メチルハイドロジェンポリシロキサン)4 2 ジクロルメタン 300 3 従来の着色粉体1 96 1を2に溶解し、3を加え撹拌後、乾燥する。これを
105℃、6時間真空加熱して、本発明の着色粉体1を得
た。
[従来の着色粉体2の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 赤色106号 2 2 精製水 400 3 6−ナイロン(不定形、粒子径0.1〜10μ) 200 製造方法は、従来の着色粉体1の製造方法と、同一。
[本発明の着色粉体2の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 シリコーンオイルSH1107C 4 2 ジクロルメタン 300 3 従来の着色粉体2 96 製造方法は、本発明の着色粉体1の製造方法と、同
一。
一。
[従来の着色粉体3の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 青色1号 2 2 精製水 400 3 6−ナイロン(粒状、粒径0.1〜10μ) 200 製造方法は、従来の着色粉体1の製造方法と、同一。
[本発明の着色粉体3の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 シリコーンオイルSH1107C 4 2 ジクロルメタン 300 3 従来の着色粉体3 96 製造方法は、本発明の着色粉体1の製造方法と、同
一。
一。
[従来の着色粉体4の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 クロシン(クチナシ色素) 8 2 精製水 600 3 6−ナイロン(コーラゲン被覆品、多孔質球状、平
均粒子径13μ) 100 製造方法は、従来の着色粉体1の製造方法と、同一。
均粒子径13μ) 100 製造方法は、従来の着色粉体1の製造方法と、同一。
[本発明の着色粉体4の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 シリコーンオイルSH1107C 5 2 ジクロルメタン 300 3 従来の着色粉体4 95 製造方法は、本発明の着色粉体1の製造方法と、同
一。
一。
[従来の着色粉体5の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 赤色3号 2 2 精製水 400 3 6−ナイロン(多孔質粒状、粒子径100〜500μ) 200 製造方法は、従来の着色粉体1の製造方法と、同一。
[本発明の着色粉体5の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 シリコーンオイルSH1107C 10 2 ジクロルメタン 300 3 従来の着色粉体5 90 製造方法は、本発明の着色粉体1の製造方法と、同
一。
一。
[従来の着色粉体6の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 赤色104号の(1) 2 2 精製水 400 3 6−ナイロン(多孔質粒状、平均粒子径19μ) 200 製造方法は、従来の着色粉体1の製造方法と、同一。
[本発明の着色粉体6の製造方法] 成分名 重量部(g) 1 シリコーンオイルSH1107C 0.1 2 ジクロルメタン 300.0 3 従来の着色粉体6 99.9 製造方法は、本発明の着色粉体1の製造方法と、同
一。
一。
(実施例) 以下、実施例と比較例をもって、本発明の効果を説明
する。
する。
実施例1:頬紅 本発明の着色粉体1を配合した頬紅の調製 成分名 重量% 1 タルク 40.9% 2 セリサイト 20.0 3 ステアリン酸亜鉛 2.5 4 酸化チタン 0.5 5 酸化チタン処理雲母 10.0 6 本発明の着色粉体1 16.0 7 リンゴ酸ジイソステアリル 3.6 8 スクワラン 3.7 9 ジメチルポリシロキサン 2.7 10 香料 0.1 1〜6を均一混合した後、均一混合した7〜10を添加
混合し、打型して頬紅を得た。
混合し、打型して頬紅を得た。
比較例1:頬紅 従来の着色粉体1を配合した頬紅の調製 成分名 重量% 1 タルク 40.9% 2 セリサイト 20.0 3 ステアリン酸亜鉛 2.5 4 酸化チタン 0.5 5 酸化チタン処理雲母 10.0 6 従来の着色粉体1 16.0 7 リング酸ジイソステアリル 3.6 8 スクワラン 3.7 9 ジメチルポロシロキサン 2.7 10 香料 0.1 製造方法は、実施例1と同一。
実施例2:口紅 本発明の着色粉体2を配合した口紅の調製 成分名 重量% 1 キャンデリラロウ 9.0% 2 パラフィン 8.0 3 ミツロウ 5.0 4 カルナバロウ 5.0 5 ラノリン 11.0 6 酸化防止剤 適量 7 ヒマシ油 51.9 8 香料 0.1 9 本発明の着色粉体2 10.0 1〜8を80〜85℃にて溶解混合した後、9の本発明の
着色粉体2を混合し、所定の容器に流し込み、冷却固化
して、口紅を得た。
着色粉体2を混合し、所定の容器に流し込み、冷却固化
して、口紅を得た。
比較例2:口紅 従来の着色粉体2を配合した口紅の調製 成分名 重量% 1 キャンデリラロウ 9.0% 2 パラフィン 8.0 3 ミツロウ 5.0 4 カルナバロウ 5.0 5 ラノリン 11.0 6 酸化防止剤 適量 7 ヒマシ油 51.9 8 香料 0.1 9 従来の着色粉体2 10.0 製造方法は、実施例2と同一。
実施例3:アイシャドウ 本発明の着色粉体3を配合したアイシャドウの調製 成分名 重量% 1 タルク 48.0% 2 カオリン 15.0 3 炭酸マグネシウム 1.0 4 ステアリン酸亜鉛 10.0 5 酸化チタン 5.0 6 酸化チタン処理雲母 5.0 7 本発明の着色粉体3 10.0 8 ソルビタンセスキオレエート 1.0 9 流動パラフィン 4.0 10 ラノリン 1.0 11 防腐剤 適量 12 香料 適量 1〜7を均一混合し、均一混合した8〜12を添加混合
し、打型して、アイシャドウを得た。
し、打型して、アイシャドウを得た。
比較例3:アイシャドウ 従来の着色粉体3を配合したアイシャドウの調製 成分名 重量% 1 タルク 48.0% 2 カオリン 15.0 3 炭酸マグネシウム 1.0 4 ステアリン酸亜鉛 10.0 5 酸化チタン 5.0 6 酸化チタン処理雲母 5.0 7 従来の着色粉体3 10.0 8 ソルビタンセスキオレエート 1.0 9 流動パラフィン 4.0 10 ラノリン 1.0 11 防腐剤 適量 12 香料 適量 製造方法は、実施例3と同一。
実施例4:乳化ファンデーション 本発明の着色粉体4を配合した乳化ファンデーションの
調製 成分名 重量% 1 流動パラフィン 28.0% 2 セタノール 2.0 3 パラフィン 5.0 4 ステアリン酸モノグリセリド 2.4 5 POE(20)ソルビタンモノステアレート 2.6 6 本発明の着色粉体4 8.0 7 1,3−ブチレングリコール 10.0 8 酸化鉄 2.0 9 酸化チタン 5.0 10 精製水 35.0 11 防腐剤 適量 12 香料 適量 1〜6を70℃に加熱溶解し、75℃に加熱混合した7〜
11を加えて乳化分散した後、12を加え、撹拌しながら30
℃まで冷却して製品とする。
調製 成分名 重量% 1 流動パラフィン 28.0% 2 セタノール 2.0 3 パラフィン 5.0 4 ステアリン酸モノグリセリド 2.4 5 POE(20)ソルビタンモノステアレート 2.6 6 本発明の着色粉体4 8.0 7 1,3−ブチレングリコール 10.0 8 酸化鉄 2.0 9 酸化チタン 5.0 10 精製水 35.0 11 防腐剤 適量 12 香料 適量 1〜6を70℃に加熱溶解し、75℃に加熱混合した7〜
11を加えて乳化分散した後、12を加え、撹拌しながら30
℃まで冷却して製品とする。
比較例4:乳化ファンデーション 従来の着色粉体4を配合した乳化ファンデーションの調
製 成分名 重量% 1 流動パラフィン 28.0% 2 セタノール 2.0 3 パラフィン 5.0 4 ステアリン酸モノグリセリド 2.4 5 POE(20)ソルビタンモノステアレート 2.6 6 従来の着色粉体4 8.0 7 1,3−ブチレングリコール 10.0 8 酸化鉄 2.0 9 酸化チタン 5.0 10 精製水 35.0 11 防腐剤 適量 12 香料 適量 製造方法は、実施例4と同一。
製 成分名 重量% 1 流動パラフィン 28.0% 2 セタノール 2.0 3 パラフィン 5.0 4 ステアリン酸モノグリセリド 2.4 5 POE(20)ソルビタンモノステアレート 2.6 6 従来の着色粉体4 8.0 7 1,3−ブチレングリコール 10.0 8 酸化鉄 2.0 9 酸化チタン 5.0 10 精製水 35.0 11 防腐剤 適量 12 香料 適量 製造方法は、実施例4と同一。
実施例5:スクラブ剤入りマッサージクリーム 本発明の着色粉体5(着色スクラブ剤)を配合したマッ
サージクリームの調製 成分名 重量% 1 パラフィン 4.0% 2 マイクロクリスタリンワックス 6.0 3 流動パラフィン 42.5 4 ミツロウ 6.0 5 ワセリン 14.0 6 本発明の着色粉体5 5.0 7 POE(20)ソルビタンモノオレエート 0.8 8 ソルビタンセスキオレエート 3.7 9 精製水 18.0 10 防腐剤 適量 11 香料 適量 9〜10を70℃に加熱溶解し、これを加熱溶解した1〜
8に加え、乳化した後、11を加え、撹拌しながら30℃ま
で冷却して製品とする。
サージクリームの調製 成分名 重量% 1 パラフィン 4.0% 2 マイクロクリスタリンワックス 6.0 3 流動パラフィン 42.5 4 ミツロウ 6.0 5 ワセリン 14.0 6 本発明の着色粉体5 5.0 7 POE(20)ソルビタンモノオレエート 0.8 8 ソルビタンセスキオレエート 3.7 9 精製水 18.0 10 防腐剤 適量 11 香料 適量 9〜10を70℃に加熱溶解し、これを加熱溶解した1〜
8に加え、乳化した後、11を加え、撹拌しながら30℃ま
で冷却して製品とする。
比較例5:スクラブ剤入りマッサージクリーム 従来の着色粉体5(着色スクラブ剤)を配合したマッサ
ージクリームの調製 成分名 重量% 1 パラフィン 4.0% 2 マイクロクリスタリンワックス 6.0 3 流動パラフィン 42.5 4 ミツロウ 6.0 5 ワセリン 14.0 6 従来の着色粉体5 5.0 7 POE(20)ソルビタンモノオレエート 0.8 8 ソルビタンセスキオレエート 3.7 9 精製水 18.0 10 防腐剤 適量 11 香料 適量 製造方法は、実施例5と同一。
ージクリームの調製 成分名 重量% 1 パラフィン 4.0% 2 マイクロクリスタリンワックス 6.0 3 流動パラフィン 42.5 4 ミツロウ 6.0 5 ワセリン 14.0 6 従来の着色粉体5 5.0 7 POE(20)ソルビタンモノオレエート 0.8 8 ソルビタンセスキオレエート 3.7 9 精製水 18.0 10 防腐剤 適量 11 香料 適量 製造方法は、実施例5と同一。
実施例6:パック 本発明の着色粉体6を配合したピールオフパックの調製 成分名 重量% 1 ポリビニルアルコール 15.0% 2 カルボキシメチルセルロースナトリウム 5.0 3 プロピレングリコール 3.0 4 エタノール 10.0 5 精製水 57.0 6 酸化防止剤 適量 7 防腐剤 適量 8 香料 適量 9 本発明の着色粉体6 10.0 1〜9を70℃に加熱溶解した後、30℃に冷却して、製
品とする。
品とする。
比較例6:パック 従来の着色粉体6を配合したピールオフパックの調製 成分名 重量% 1 ポリビニルアルコール 15.0% 2 カルボキシメチルセルロースナトリウム 5.0 3 プロピレングリコール 3.0 4 エタノール 10.0 5 精製水 57.0 6 酸化防止剤 適量 7 防腐剤 適量 8 香料 適量 9 従来の着色粉体6 10.0 製造方法は、実施例6と同一。
(発明の効果) [本発明の着色粉体を配合した化粧料の耐光性の評価] 実施例1〜6の化粧料、及び、比較例1〜6の化粧料
を、同時に日光暴露(1日)した。その結果、比較例に
比べ、実施例は、色調の変化が非常に少なく、耐光性が
強い(日光暴露による変色が起き難い)ことがわかっ
た。以下に、実施例と比較例の色差を日光暴露前と日光
暴露後につき比較測定した結果を表1で示す。本発明の
着色粉体を配合した化粧料である実施例は、比較例と比
べ、色調の変化が小さく、著しく耐光性に優れているの
がわかる。
を、同時に日光暴露(1日)した。その結果、比較例に
比べ、実施例は、色調の変化が非常に少なく、耐光性が
強い(日光暴露による変色が起き難い)ことがわかっ
た。以下に、実施例と比較例の色差を日光暴露前と日光
暴露後につき比較測定した結果を表1で示す。本発明の
着色粉体を配合した化粧料である実施例は、比較例と比
べ、色調の変化が小さく、著しく耐光性に優れているの
がわかる。
この外、粉体と染着させた色素の実施例で示したもの
以外の組合せにおいても、良好な結果、すなわち、耐光
性のかなりのアップが観られた。
以外の組合せにおいても、良好な結果、すなわち、耐光
性のかなりのアップが観られた。
Claims (1)
- 【請求項1】6−ナイロンの粉末に水溶性色素を吸着し
て得られる着色粉体の表面を、当該着色粉体に対し0.1
〜10%量の下記式のシリコーンで被覆して得られる着色
粉体を含有することを特徴とする化粧料。 <式> (式中、Rは低級アルキル基、ベンジル基、シクロヘキ
シル基、ナフチル基、フルフリル基、又は水素原子を示
し、n、mは1〜1000の数を示す)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62327639A JP2616786B2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62327639A JP2616786B2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01168606A JPH01168606A (ja) | 1989-07-04 |
JP2616786B2 true JP2616786B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=18201299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62327639A Expired - Lifetime JP2616786B2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2616786B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8354381B2 (en) | 2009-03-30 | 2013-01-15 | E I Du Pont De Nemours And Company | Peptide compositions for oral care systems |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002241225A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-28 | Kose Corp | メーキャップ化粧料 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0699266B2 (ja) * | 1986-05-15 | 1994-12-07 | 株式会社資生堂 | 化粧料 |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP62327639A patent/JP2616786B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8354381B2 (en) | 2009-03-30 | 2013-01-15 | E I Du Pont De Nemours And Company | Peptide compositions for oral care systems |
US8481678B2 (en) | 2009-03-30 | 2013-07-09 | E I Du Pont De Nemours And Company | Peptide-based tooth whitening reagents |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01168606A (ja) | 1989-07-04 |
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