JPH0699266B2 - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH0699266B2
JPH0699266B2 JP11132686A JP11132686A JPH0699266B2 JP H0699266 B2 JPH0699266 B2 JP H0699266B2 JP 11132686 A JP11132686 A JP 11132686A JP 11132686 A JP11132686 A JP 11132686A JP H0699266 B2 JPH0699266 B2 JP H0699266B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、疎水化粉体を配合した化粧料に関する。さら
に詳しくは、有機シリコーン重合体で処理して得た疎水
化粉体を配合した、化粧もち及び使用性の優れた化粧料
に関する。
[従来の技術] 従来より親水性粉体の疎水化に関しては多くの公知の方
法があり、特にシリコーン油の疎水特性を活用すること
は既に良く知られているところである。例えば、特公昭
41−9890は動植物・鉱物性粉末表面にシリコーン樹脂塗
布料を被覆し、乾燥焼付けすることにより該粉末類に潤
滑性を付与している。特公昭45−2915では、タルク等の
鉱物性粉末に対して分子鎖中にケイ素と直接結合する水
素を有するシリコーンをブレンダー混合等で単純付着
後、加熱焼付けすることにより該粉末類に撥水性を付与
している。特公昭45−18999では、タルクにジメチルポ
リシロキサン又はメチル水素ポリシロキサンを有機溶前
に溶解後接触付着させ、その後必要に応じメチル水素ポ
リシロキサンの架橋重合触媒として亜鉛オクトエートの
如き物質を加え焼付けすることにより、該粉末に自由流
動性等を付与している。特公昭49−1769では、二酸化チ
タンに各種アルキルポリシロキサンを直接被覆、乳化被
覆又は溶剤溶液被覆させ、必要に応じ総炭素数6以上の
エステル化合物を併用し、乾燥焼付けすることにより該
粉末の粉塵性、分散性等の改質を行っている。特公昭56
−43264では、メチル水素ポリシロキサンをメカノケミ
カル的に粉末表面上で架橋重合させ疎水化粉末を製造し
ている。
更に、特公昭59−36881では低粘度シリコーン油を撥水
剤として配合したプレス状メイクアップ組成物が報告さ
れている。
[発明が解決しようとする問題点] 前述の特公昭41−9890、特公昭45−2915、特公昭45−18
999、特公昭49−1769および特公昭56−43264の方法で製
造された粉体を化粧料に配合した場合は、撥水性の高い
化粧料は得られるが、使用性、特に密着感およびしっと
りさにおいて必ずしも満足のいくもではなかった。
また、特公昭59−36881の方法で製造されたプレス状メ
イクアップ化粧料は、撥水性および密着感やしっとりさ
等の使用性において劣るという欠点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は、これらの欠点を改良すべく鋭意研究した
結果、特定の有機シリコーン重合体、又は該有機シリコ
ーン重合体と特定のシリコーン油で有機粉体及び無機粉
体の一種又は二種以上を処理して得られる疎水化粉体を
化粧料に配合すると、撥水性に優れ、経時による疎水性
(撥水性)等の変化も少なく、化粧くずれが少なく、肌
への密着感がよく、適度なしっとり感を有する化粧料が
得られることを見出した。
すなわち、本発明は、無機粉体及び有機粉体からなる群
より選ばれた1種又は2種以上の粉体を、下記(A)で
示されるシリコーン構造単位の2種以上を含む有機シリ
コーン重合体(但し、R2SiOとR3SiO1/2のみの組合せか
らなる重合体は除く)で処理して得られる疎水化粉体を
配合することを特徴とする化粧料、及び無機粉末及び有
機粉末からなる群より選ばれた1種又は2種以上の粉体
を、下記(A)で示されるシリコーン構造単位の2種以
上を含む有機シリコーン重合体(但し、R2SiOとR3SiO
1/2のみの組合せからなる重合体は除く)及び下記一般
式(B)で表わされるシリコーン油で処理して得られる
疎水化粉末を配合することを特徴とする化粧料である。
(A)(1)SiO2 (2)RSiO3/2 (3)R2SiO (4)R3SiO1/2 (Rは炭素数1〜6までのアルキル基またはフェニル基
または水素基を表わす。) (式中nは5〜2000の整数、Rは互に同一でも異なって
もよく、水素原子又は低級アルキル基又はフェニル基を
示す。) 以下に本発明の構成について述べる。
本発明に用いる有機シリコーン重合体とは下記(A)で
表わされる化合物であり、無機粉体及び有機粉体の一種
又は二種以上に対して0.1〜20重量%の範囲で使用され
るが、特に1〜10重量%が好ましい。1重量%未満では
撥水性が劣る傾向にあり、20重量%を越えた場合には使
用性が悪くなる傾向が見られる。有機シリコーン重合体
の分子量は 1,500〜50,000が好ましい。またR3SiO1/2を含まない有
機シリコーン重合体で処理して得た疎水化粉体は経時に
よる疎水性(撥水性)等の若干の変化がみられる場合が
あるので、R3SiO1/2を含む有機シリコーン重合体で処理
することが好ましい。
(A)(1)SiO2 (2)RSiO3/2 (3)R2SiO (4)R3SiO1/2 (Rは炭素数1〜6までのアルキル基またはフェニル基
または水素基を表わす。) 上記有機シリコーン重合体と組合せて用いることができ
るシリコーン油とは下記一般式(B)で表わされるシリ
コーン油であり、粘度は3〜1,000,000csである。シリ
コーン油の粘度が3cs未満であると撥水性が劣り、1,00
0,000csを越えると粘度が高過ぎて取り扱いにくく、べ
たつくため好ましくない。
(式中nは5〜2000の整数、Rは互に同一でも異なって
もよく、水素原子、低級アルキル基またはフェニル基を
示す。) 本発明に用いられる粉体は、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ
酸マグネシウム、タルク、カオリン、雲母、ベントナイ
ト、チタン被覆母雲、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコ
ニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、二酸化チタン、
酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
酸化鉄、群青、紺青、酸化クロム、水酸化クロム、カラ
ミン及びカーボンブラックおよびこれらの複合体等の無
機粉体、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ビニル樹
脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹
脂、アクリル酸樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ジビニルベンゼン・スチレン共重
合体、上記化合物の単量体の2種以上から成る共重合
体、セルロイド、アセチルセルロース、セルロース、多
糖類、タンパク質、硬タンパク質、CIピグメントイエロ
ー、CIピグメントオレンジ、CIピグメントレッド、CIピ
グメントバイオレット、CIピグメントブルー、CIピグメ
ントグリーン及びCIピグメントブラウン等の有機粉体
で、これらのうちから任意の1種または2種以上が選ば
れて用いられる。
また以上の粉体の形状は特に限定されず、板状、塊状、
鱗片状、球状、多孔性球状は勿論、どんな形状のもので
も使用できる。また多孔性のものも、孔のあいていない
ものも使用できる。
疎水化粉体製造の際の工程としては通常用いられている
種々の工程が採用できる。
有機シリコーン重合体(及びシリコーン油)を原料粉体
に添加するにあたっては、適当な溶媒(例えばジクロル
メタン、クロロホルム、ヘキサン、エタノール、揮発性
シリコーン等)に希釈して添加してもよいし、直接添加
してもよい。
これらの操作は混合攪拌しながら行ってもよく、添加し
てしかる後に混合攪拌を行ってもよい。混合攪拌の方法
は一般的に用いられる方法でよく、特別な装置は必要な
い。混合攪拌にメカノケミカル法、具体的にはボールミ
ル、ホジャーサイトボールミル、振動ボールミル、振動
ロッドミル、振動ミル、アトライター、ポットミル、ロ
ッドミル、パンミル、擂潰機等を用いることもできる。
メカノケミカル法は粉体、有機シリコーン油を均一に混
合する方法としては特に優れた方法である。
このようにして得た疎水化粉体の本発明に係る化粧料へ
の配合量は通常1〜99重量%程度である。
[発明の効果] 本発明は、有機粉体及び無機粉体の1種又は2種以上を
有機シリコーン重合体(及びシリコーン油)で処理して
得た疎水化粉体を配合することを特徴とする化粧料に係
るもので、撥水性に優れ、経時による疎水性(撥水性)
等の変化も少なく、化粧くずれが少ないので化粧もちが
よく、肌への密着感がよく、適度なしっとり感を有する
ので使用性が良好な化粧料である。
[実施例] 以下に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 粉白粉 (重量%) (1)マイカ 24.0 (2)タルク 22.5 (3)二酸化チタン 0.5 (4)酸化亜鉛 2.0 (5)球状ナイロン粉末 1.0 (6)ヘキサン 47.0 (7)約2000の分子量を有し、かつ (CH3)3SiO1/2単位:SiO2単位= 0.8:1からなる平均式 (CH3)1.33SiO1.34で表わされる 有機シリコーン重合体 2.0 (8)スクワラン 1.0 (9)顔料 適量 (10)防腐剤 適量 (11)香料 適量 (製法) (1)〜(5)、(9)をヘンシェルミキサーで混合し
た後、(7)を溶解した(6)に加え、攪拌しながら
(6)を留去する。この粉末に80℃で溶解した(8)、
(10)、(11)を加え、ヘンシェルミキサーで混合し粉
砕機で粉砕し製品とした。
比較例1 上記実施例1において、有機シリコーン重合体を同量の
ジメチルポリシロキサン(10cs)に代えた他は実施例1
と同様にして比較例1を得た。
実施例1の粉白粉は比較例1の粉白粉に比べて密着感お
よびしっとりさに優れており、化粧もちも良かった。
実施例2 夏用固形ファンデーション (重量%) (1)マイカ 23.5 (2)タルク 38.0 (3)二酸化チタン 10.0 (4)酸化鉄(赤,黄,黒) 7.0 (5)メチルフェニルポリシロキサン 5.0 (20cs) (6)約3000の分子量を有し、かつ (CH3)3SiO1/2単位: (C6H5)2SiO単位: (C6H5)SiO3/2単位: SiO2単位=0.9:0.1:0.2:1 からなる平均式 (CH3)1.23(C6H5)0.18SiO1.30 で表わされる有機シリコーン重合体 2.0 (7)ラノリン 5.0 (8)流動パラフィン 5.0 (9)ソルビタンセスキオレエート 2.0 (10)ステアリン酸 1.5 (11)トリエタノールアミン 1.0 (12)防腐剤 適量 (13)香料 〃 (製法) (1)〜(4)および(6)を溶解した(5)をヘンシ
ェルミキサーで混合した後、振動ボールミル(中央化工
業1型、1.5HP)にて70分混合摩砕する(粉体部)。(1
1)を50%相当量の精製水に加え70℃に保つ(水相)。
(7)〜(10)、(12)を混合し、加熱溶解して70℃に
保つ(油相)。水相に油相を加えホモミキサーで均一に
乳化し、これを粉体部に加えニーダーで練り合わせた後
水分を蒸発させ、粉砕機で処理する。さらにこれをよく
かきまぜながら(13)を均一に噴霧し圧縮成型する。
比較例2 上記実施例2において、有機シリコーン重合体を除いた
以外は実施例2と同様にして比較例2を得た。
実施例2のファンデーションは比較例2のファンデーシ
ョンに比べて化粧もちが良く、密着感およびしっとりさ
に優れていた。
実施例3 ほお紅 (重量%) (1)マイカ 9.0 (2)タルク 19.8 (3)赤色226号 0.2 (4)酸化鉄(赤,黄,黒) 0.6 (5)群青 0.2 (6)デカメチルシクロペンタシロキサン 66.0 (7)約8000の分子量を有し、かつ (C6H5)SiO3/2単位: (CH3)2SiO単位= 5.67:1からなる平均式 (CH3)0.30(C6H5)0.85SiO1.43 で表わされる有機シリコーン重合体 1.0 (8)メチル水素ポリシロキサン(20cs) 1.0 (9)ラノリン 1.0 (10)流動パラフィン 1.0 (11)ソルビタンセスキオレエート 0.2 (12)防腐剤 適量 (13)香料 〃 (製法) (1)〜(5)をヘンシェルミキサーで混合した後、
(7)および(8)を溶解した(6)に加え、攪拌しな
がら(6)を留去し、180〜200℃で2時間加熱する。室
温まで冷却したこの粉体に80℃で加熱溶解した(9)〜
(13)を加え、ヘンシェルミキサーで混合し粉砕機で粉
砕した。圧縮成型により中皿中に成型して製品とした。
比較例3 上記実施例3において、有機シリコーン重合体を除いた
以外は実施例3と同様にして比較例3を得た。
実施例3のほお紅は比較例3のほお紅に比べて化粧もち
が良く、密着感およびしっとりさに優れていた。
実施例4 油性ファンデーションスチック (重量%) (1)マイカ 5.6 (2)タルク 3.5 (3)カオリン 3.4 (4)チタン被覆マイカ 0.7 (5)二酸化チタン 1.0 (6)酸化鉄(赤,黄,黒) 1.4 (7)ジクロルメタン 66.0 (8)約5000の分子量を有し、かつ (CH3)3SiO1/2単位: SiO2単位=0.5:1からなる平均式 (CH3)1.0SiO1.5 で表わされる有機シリコーン重合体 3.0 (9)スクワラン 11.0 (10)固形パラフィン 1.7 (11)カルナウバロウ 1.0 (12)イソプロピルミリステート 1.7 (13)防腐剤 適量 (14)香料 〃 (製法) (1)〜(6)をヘンシェルミキサーで混合した後、
(8)を溶解した(7)に加え攪拌しながら(7)を留
去する。この粉体にスクワラン5部を加えホモミキサー
で均一に分散し、さらに(10)〜(13),スクワラン6
部を加熱溶解してこれに加え、(14)を加えてよくかき
まぜる。これを流し込み冷却する。
比較例4 上記実施例4において、有機シリコーン重合体を同量の
ジメチルポリシロキサン(100cs)に代えた他は実施例
4と同様にして比較例4を得た。
実施例4で得られた油性ファンデーションスチックは比
較例4の油性ファンデーションスチックに比べて化粧も
ちが良く、密着感およびしっとりさに優れていた。
実施例5 固形アイシャドー (重量%) (1)マイカ 12.5 (2)タルク 18.0 (3)チタン被覆マイカ 2.5 (4)酸化鉄(赤,黄,黒) 1.0 (5)群青 5.0 (6)紺青 7.5 (7)約2000の分子量を有し、かつ (CH3)3SiO1/2単位: (C6H5)2SiO単位: (C6H5)SiO3/2単位: SiO2単位=0.9:0.1:0.2:1 からなる平均式 (CH3)1.23(C6H5)0.18SiO1.30 で表わされる有機シリコーン重合体 2.5 (8)ヘキサン 47.5 (9)ジメチルポリシロキサン (5,000cs) 1.0 (10)スクワラン 1.0 (11)ワセリン 1.0 (12)ソルビタントリオレエート 0.5 (13)防腐剤 適量 (14)香料 〃 (製法) (1)〜(6)をヘンシェルミキサーで混合した後、
(7)を溶解した(8)に加え、攪拌しながら(8)を
留去する。この粉体に(9)を加え、振動ボールミル
(中央化工機1型、1.5HP)にて70分混合摩砕する。こ
れに(10)〜(13)を加熱溶解して加え、ブレンダーに
てよく混合する。これを粉砕機で粉砕して圧縮成型す
る。
比較例5 上記実施例5において有機シリコーン重合体を除いた以
外は実施例5と同様にして比較例5を得た。
実施例5で得られた固形アイシャドーは比較例5のアイ
シャドーに比べて化粧もちが良く、密着感およびしっと
りさに優れていた。
実施例6 両用固形ファンデーション (重量%) (1)マイカ 30.0 (2)タルク 4.8 (3)二酸化チタン 14.0 (4)チタン被覆マイカ 3.0 (5)酸化鉄(赤,黄,黒) 8.2 (6)酸化亜鉛 5.0 (7)酸化アルミニウム 10.0 (8)硫酸バリウム 10.0 (9)多孔性球状セルロース粉末 1.0 (10)約3000の分子量を有し、かつ (CH3)3SiO1/2単位:SiO2単位= 0.8:1からなる平均式 (CH3)1.33SiO1.34で表わされる 有機シリコーン重合体 2.0 (11)ジメチルポリシロキサン(6cs) 2.0 (12)ラノリン 7.0 (13)ワセリン 1.0 (14)流動パラフィン 1.0 (15)イソプロピルミリステート 1.0 (16)防腐剤 適量 (17)香料 〃 (製法) (1)〜(9)をヘンシェルミキサーで混合した後、
(11)に溶解した(10)を加え、振動ボールミル(中央
化工機1型、1.5HP)にて70分混合摩砕する。これに(1
2)〜(16)を加熱溶解して加え、さらに(17)を加え
てブレンダーにてよく混合する。これを粉砕機で粉砕し
て圧縮成型する。
比較例6 上記実施例6において、有機シリコーン重合体を同量の
ジメチルポリシロキサン(6cs)に代えた他は実施例6
と同様にして両用固形ファンデーションを得た。
実施例6で得られた両用固形ファンデーションは比較例
6の両用固形ファンデーションに比べて、密着感および
しっとりさに優れていた。
実施例7 クリーム (重量%) (1)タルク 15.0 (2)二酸化チタン 6.0 (3)カオリン 4.2 (4)約3000の分子量を有し、かつ (CH3)3SiO1/2単位:SiO2単位= 1.5:1からなる平均式 (CH3)1.8SiO1.1で表わされる 有機シリコーン重合体 5.2 (5)ヘキサン 20.8 (6)固形パラフィン 3.7 (7)ラノリン 7.4 (8)流動パラフィン 20.0 (9)ソルビタンセスキオレエート 3.7 (10)精製水 14.0 (11)顔料 適量 (12)香料 適量 (13)防腐剤 適量 (製法) (1)〜(3)、(11)をヘンシェルミキサーで混合し
た後、(4)を溶解した(5)に加え、攪拌しながら
(5)を留去する(粉体部)。粉体部に(8)の一部と
(9)を加えミキサーで均一に分散し、(6)、
(7)、(8)の残り、(12)および(13)を加熱融解
してこれに加え70℃に保つ(油相)。(10)を70℃に加
熱し、油相に加えホモミキサーで均一に乳化分散し、乳
化後かきまぜながら40℃まで冷却してクリームを得た。
比較例7 上記実施例7において、有機シリコーン重合体を同量の
ジメチルポリシロキサン(20cs)に代えた他は実施例7
と同様にしてクリームを得た。
実施例7で得られたクリームは比較例7のクリームに比
べて密着感、しっとりさおよび、化粧もちに優れてい
た。
実施例8 乳液 (重量%) (1)二酸化チタン 5.2 (2)タルク 5.2 (3)カオリン 2.6 (4)約5000の分子量を有し、かつ (CH3)3SiO1/2単位:SiO2単位= 1.5:1からなる平均式 (CH3)1.8SiO1.1で表わされる 有機シリコーン重合体 1.5 (5)ヘキサン 14.5 (6)ステアリン酸 1.7 (7)セチルアルコール 0.3 (8)流動パラフィン 17.4 (9)ポリオキシエチレン(10モル付加) オレイン酸エステル 0.9 (10)ソルビタントリオレエート 0.9 (11)プロピレングリコール 4.3 (12)ポリエチレングリコール4000 4.3 (13)トリエタノールアミン 0.9 (14)ビーガム 0.4 (15)精製水 39.9 (16)顔料 適量 (17)香料 適量 (18)防腐剤 適量 (製法) (1)〜(3)、(16)をヘンシェルミキサーで混合し
た後、(4)を溶解した(5)に加え、攪拌しながら
(5)を留去する(粉体部)。粉体部に加熱融解した
(6)〜(10)、(17)、(18)を加えホモミキサーで
均一に分散し、70℃に保つ(油相)。(15)に(11)〜
(14)を加え加熱攪拌し70℃に保つ(水相)。水相に油
相を加え、ホモミキサーで均一に乳化分散し、乳化後か
きまぜながら40℃まで冷却して乳液を得た。
比較例8 上記実施例8において、有機シリコーン重合体を同量の
ジメチルポリシロキサン(20cs)に代えた他は実施例8
と同様にして乳液を得た。
実施例8で得られた乳液は比較例8の乳液に比べて密着
感、しっとりさおよび、化粧もちに優れていた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無機粉体及び有機粉体からなる群より選ば
    れた1種又は2種以上の粉体を、下記(A)で示される
    シリコーン構造単位の2種以上を含む有機シリコーン重
    合体(但し、R2SiOとR3SiO1/2のみの組合せからなる重
    合体は除く)で処理して得られる疎水化粉体を配合する
    ことを特徴とする化粧料。 (A)(1)SiO2 (2)RSiO3/2 (3)R2SiO (4)R3SiO1/2 (Rは炭素数1〜6までのアルキル基またはフェニル基
    または水素基を表わす。)
  2. 【請求項2】無機粉末及び有機粉末からなる群より選ば
    れた1種又は2種以上の粉体を、下記(A)で示される
    シリコーン構造単位の2種以上を含む有機シリコーン重
    合体(但し、R2SiOとR3SiO1/2のみの組合せからなる重
    合体は除く)及び下記一般式(B)で表わされるシリコ
    ーン油で処理して得られる疎水化粉末を配合することを
    特徴とする化粧料。 (A)(1)SiO2 (2)RSiO3/2 (3)R2SiO (4)R3SiO1/2 (Rは炭素数1〜6までのアルキル基またはフェニル基
    または水素基を表わす。) (式中nは5〜2000の整数、Rは互に同一でも異なって
    もよく、水素原子又は低級アルキル基又はフェニル基を
    示す。)
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