JPH02218603A - 化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、疎水化粉体を配合した化粧料に関する。さら
に詳しくは、無機粉体及び有機粉体からなる群より選ば
れた１種または２種以上の粉体をパーフルオロアルキル
シランで処理して得た疎水化粉体を配合した耐水性、耐
皮脂性、及び耐油性良好で化粧もち及び使用性の優れた
化粧料に関する。

［従来の技術］ 従来の化粧料は汗や皮脂あるいは他の化粧料の油分など
によって、汚れたり流れたり、化粧くずれを生ずること
があり、特に夏期の高温多湿条件下での化粧くずれにに
対して改良が望まれていた従来より親水性粉体の疎水化
に関しては多くの公知の方法があり、特にシリコーン油
の疎水特性を活用することは既に良く知られているとこ
ろである。たとえば、特公昭４１−９８９０は動植物、
鉱物性粉末表面にシリコーン樹脂塗宿料を被覆し、乾燥
焼付けすることにより、該粉末類に潤滑性を付与してい
る。特公昭４５−２９１５では、タルク等の鉱物性粉末
に対して分子鎖中にケイ素と直接結合する水素を有する
シリコーンをブレンダー混合等で単純付着後、加熱焼付
けすることにより該粉末類に撥水性を付与している。特
公昭４５−１８９９９では、タルクにジメチルポリシロ
キサンまたはメチル水素ポリシロキサンを有機溶剤に溶
解後接触付着させ、その後に必要に応じ、メチル水素ボ
リシ、ロキサンの架橋重合触媒として亜鉛オクトエート
のごとき物質を加え焼付けすることにより、該粉末に自
由流動性等を付与している。特公昭４９−１７６９では
、二酸化チタンに各種アルキルポリシロキサンを直接被
覆、乳化被覆または溶剤溶液被覆させ、必要に応じ総炭
素数６以上のエステル化合物を併用し、乾燥焼付けする
ことにより、該粉末の粉塵性、分散性等の改質を行って
いる。特公昭５６−４３２６４では、メチル水素ポリシ
ロキサンをメカノケミカル的に粉末表面上で架橋重合さ
せ疎水粉末を製造している。

更に、特公昭５９−３６８８１では低粘度シリコーン油
を撥水剤として配合したプレス状メイクアンプ組成物が
報告されている。

［発明が解決しようとする課題］ 」東皮生立皿Ｉ羞 前述の特公昭４１−９８９０、特公昭４５−２９１５、
特公昭４５−１８９９９　、特公昭４９−１７６９及び
特公昭５６−４３２６４の方法で製造された粉体を化粧
料に配合した場合、汗や水に対する耐水性の良好な化粧
料が得られるが、皮脂や油分に対する耐皮脂性及び耐油
性については必ずしも満足のいくものではなかった。

また、特公昭５９−３６８８１の方法で製造されたプレ
ス状メイクアップ化粧料は、耐水性も不十分であり、耐
皮脂性や耐油性において劣るという欠点があった。

免１立豆ヱ 本発明物等は、これらの欠点を改良すべく鋭意研究を行
った結果、パーフルオロアルキルシランで無機粉体及び
有機粉体の１種または２種以上を処理して得られる疎水
化粉体を化粧料に配合すると、耐水性、耐皮脂性及び耐
油性が良好で、化粧もち及び使用性の優れた化粧料が得
られることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。

［問題点を解決するための手段］ すなわち、本発明は 一般式　　　Ｒｔ　（ＣＨｚ）　ｆｉＳ　Ｉ　ＸＩ［式
中、Ｒ１は炭素数１〜１２のパーフルオロアルキル基を
示し、Ｘは同一でも異なっても良（、アルコキシ基、ハ
ロゲン基、アルキル基を示す。

（ただし全てアルキル基の場合は除く）ｎは１〜５の整
数である。］ で表されるパーフルオロアルキルシランで、無機粉体及
び有機粉体からなる群より選ばれた１種または２種以上
の粉体を処理して得られる疎水化粉体を含存することを
特徴とする化粧料である。

本発明で用いるパーフルオロアルキルシランをより具体
的に例示するとＲｔＯ例としてはＣｈ、ＣｍＦｓ、　Ｃ
５Ｆ−ｐ、Ｃ，Ｆ、、ＣＩＦＩ？　、ＣｔＪｚ！基等が
挙げられる。Ｘの例としてはＣＩ、Ｂｒ、メトキシ、エ
トキシ、プロポキシ、メチル、エチル、プロピル基等が
挙げられる。これらは次に挙げるような市販品として入
手することが出来る。すなわち、ＬＰ−ＩＴ　。

ＬＰ−４７、ＬＰ−８丁　［信越化学工業■］　、　Ｘ
Ｃ９５−４１８、ＸＣ９５−４６６、ＸＣ９５−４６７
、ＸＣ９５−４６８、ＸＣ９５−４６９、ＸＣ９５−４
７０、ＸＣ９５−４７１、ＸＣ９５−４７２［東芝シリ
コーン■］などである。

本発明に用いられる粉体は、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ
酸マグネシウム、タルク、カオリン、雲母、ベントナイ
ト、チタン被覆雲母、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコ
ニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、二酸化チタン、
微粒子酸化チタン、酸化アルミニウム、硫酸カルシウム
、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、酸化鉄、群青、紺青、酸化クロム、
水酸化クロム、カラミン及びカーボンブラック、及びこ
れらの複合体等の無機粉体、ポリアミド、ポリエステル
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ
ウレタン、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フ
ッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、
エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ジビニルベンゼ
ン・スチレン共重合体、上記化合物の単量体の２種以上
からなる共重合体、セルロイド、アセチルセルロース、
セルロース、キチン、キトサン、多Ｉｉ類、タンパク賞
、ＣＩピグメントイエロー、ＣＩピグメントオレンジ、
ＣＩピグメントレッド、ＣＩピグメントバイオレッド、
ＣＩピグメントブルー、ＣＩピグメントグリーン及びＣ
Ｉピグメントブラウン糖の有機粉体、及びこれらの無機
粉体と有機粉体の複合粉体であり、これらのうちから任
意の１種または２種以上が選ばれて用いられる。

また以上の粉体の形状は特に限定されず、板状、塊状、
鱗片状、球状、多孔性球状等、どんな形状のものでも使
用できる。また孔のおいているもの、おいていないもの
も使用できる。

無機粉体及び有機粉体のパーフルオロアルキルシランに
よる処理法域、他の疎水化剤、例えばシリコンや金属セ
ッケンで処理した疎水化粉体の処理法等、通常用いられ
ている種々等の工程を採用することができる０例えば、
ヘンシェルミキサー、振動式ボールミル、回転式ボール
ミル、スーパーミキサー　Ｖ−ブレンダーなどの混合攪
拌装置内で粉体を混合しながら、パーフルオロアルキル
シランを、そのまま、または適当な溶剤（例えばメタノ
ール、エタノール、クロロホルム、ジクロルメタン、揮
発性シリコーン、水等）に希釈し噴霧あるいは滴下によ
り添加し均一分散させた後、室温または加熱乾燥を行う
。

粉体に体するパーフルオロアルキルシランの添加量は０
．１〜５０重量％であり、さらに好ましくは３〜２０重
量％である。０．１重量％未満では、本発明の効果であ
る十分な耐水性、耐皮脂性、耐油性が得られず、５０重
量％を超えると粉体に対して十分な処理が得られず、使
用感が悪くなる。なお、十分な耐水性及び耐油性が得ら
れるように粉体の比表面積に応じて添加量を決める必要
がある。

このようにして得られた疎水化粉体の本発明に係る化粧
料への配合量は通常１〜９９重量％である。

なお、本発明の疎水化粉体は、化粧料の製造に当たり、
一般に使用される化粧料原料に配合しても良いし、化粧
料を製造中に疎水化処理しても構わない。

［発明の効果］ 本発明の化粧料は、耐水性、耐皮脂性及び耐油性に優れ
、化粧くずれが少ないので化粧もちが良く、肌への密着
感が良く、適度なしっとり感を有するので使用性が良好
な化粧料である。

［実施例］ 以下に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。

本発明は、これにより限定されるものではない。配合量
は全て重量％である。

疎水化粉体の製造例１ マイカ２４，２重量％、タルク２２．６重量％、二酸化
チタン０．６重量％、酸化亜鉛２．１重量％、球状ナイ
ロン１．１重量％、顔料を適量、ヘンシェルミキサーで
混合した後、エタノール４７．３重量％にパーフルオロ
アルキルシラン（ｍｌ）　２．１重量％を溶解したもの
を噴霧し攪拌した後、７０゛Ｃでエタノールを留去する
。

宰Ｉ　　　ＣＦ３　（ＣＦｚ）ｔ　　ＣＨｔＣＨｚＳｉ
　　（ＯＣＨｓ）ｉマイカ２７．５重量％、タルク４４
．４重量％、二酸化チタン１１．７重量％、酸化鉄（赤
、黄、黒）８．２重量％、それに、パーフルオロアルキ
ルシラン２、３重量％をジクロルメタン５．８重量％に
溶解したものを滴下し振動式ボールミルにて７０分混合
し、室温下で乾燥する。

本２　　　ＣＦ３　　（ＣＦＩ）Ｓ　　ＣＴｏＣＨｔＳ
ｉＣ１ｓ製造例３ マイカ９．２重量％、タルク２０．２重量％、赤色２２
６号０．２重量％、酸化鉄（赤、黄、黒）０．６重量％
、群青０．２重量％をヘンシェルミキサーで混合した後
、デカメチルシクロペンタシロキサン６７、１重量％に
パーフルオロアルキルシラン（京３）２、２重量％を溶
解したものを噴霧し、攪拌した後、９０°Ｃで２時間加
熱し、デカメチルシクロペンタシロキサンを留去する。

本３　　　ＣＦｚ　（ＣＦｇ）ｔ　　ＣＴｏＣＨｔＳｉ
ＣＨｓ　　（ＯＣＲｓ）を製造例２ 製造例４ マイカ６．６重量％、タルク４．１重量％、カオリン４
．１重量％チタン被覆マイカ０．８重量％、二酸化チタ
ン１．２重量％、酸化鉄（赤、黄、黒）１．７重量％を
ヘンシェルミキサーで混合した後、エタノール７７．７
重量％にパーフルオロアルキルシラン（１４）　３．８
重量％を溶解したものを噴霧し、均一に分散する。その
後、攪拌しながらエタノールを留去する。

ネ４　　ＣＦｓ（Ｃｈ）ｓＣＨオＣＨｚＣＨｔＳｉ　（
ＯＣＨｚＣＨ３）ｓ製造例５ マイカ１３．０重量％、タルク１８．６重量％、チタン
被覆マイカ２．６重量％、酸化鉄（赤、黄、黒、）１．
１重量％、群青５．２重量％、紺青７．７重量％をヘン
シェルミキサーで混合した後、回転式ボールミルに入れ
、メタノール４９．２重量％にパーフルオロオルキルシ
ラン（＊５）２．６重量％を溶解したものを滴下し攪拌
しながらメタノールを留去する寧５　　　ＣＦｓＣＨｔ
ＣＨｔＳｉＣ１ａ製造例６ タルク２９．３重量％、二酸化チタン１１．７重量％、
カオリン８．２重量％、それに顔料の適量をヘンシェル
ミキサーで混合した後、エタノール４０．６重量％にパ
ーフルオロアルキルシラン（＊６）　１０．２重量％を
溶解したものを滴下し、攪拌する。その後、７０°Ｃで
エタノールを留去する。

＊　６　　Ｃ１，ＣＦｘＣＨ，ＣＨｔＳｉ（ＯＣＲｆ）
□製造例７ 二酸化チタン１７．９重量％、タルク１７．９重量％、
カオリン８．９重量％、そして顔料の適量をヘンシェル
ミキサーで混合した後、ジクロロメタン５０．０重量％
にパーフルオロアルキルシラン（＊７）５．３重量％を
溶解したものを添加し、攪拌しながら７０°Ｃでジクロ
ロメタンを留去する。

＊７　　ＣＦｓＣＣＦｔ）ＩｌｃＨｔｃＨｔｓｌｃＯｃ
Ｈｓ）ｓ製造例８ 無水ケイ酸４０．０重量％に、パーフルオロアルキルシ
ランＣ＊８）２０．０重量％をメタノール４０．０重量
％に溶解したものを加え、攪拌し、７０°Ｃでメタノ−
を留去する。

＊　８　　ＣＦｚ（ＣＦｚ）　３　ＣＨｔＣＨｔＳｉ（
，０ＣＨｓ”）ｓ実施例１　粉白粉　　　　　　　　　
　　重量％■　製造例１の疎水化粉体　　　　　　　９
９．０■　スクワラン　　　　　　　　　　　　１・０
■　防腐剤　　　　　　　　　　　　　　通量■　香料
　　　　　　　　　　　　　　　適量（製造） 製造例１の疎水化粉体に８０°Ｃで溶解した■、■、■
を加え、ヘンシェルミキサーで混合し粉砕機で粉砕し粉
白粉を得た。

比較例１ 上記実施例１において、パーフルオロアルキルシランを
同量のジメチルポリシロキサン（ＩＯＣ５）に代えた他
は実施例１と同様にして比較例１を得た。

実施例１の粉白粉は比較例１の粉白粉に比べて密着感お
よびしつとりさに優れており、汗をかいても化粧くずれ
せず化粧もちも良かった。

実施例２　夏用固形ファンデーション　　重量％■　製
造例２の疎水化粉体　　　　　　　８４．７■　ラノリ
ン　　　　　　　　　　　　　　５．３■　流動パラフ
ィン　　　　　　　　　　５．３■　ソルビタンセスキ
オレート２．１ ０　ステアリン酸　　　　　　　　　　　　１．６■　
トリエタノールアミン　　　　　　　　１．０■　防腐
剤　　　　　　　　　　　　　　適量■　香料　　　　
　　　　　　　　　　　適量（製法） 製造例２の疎水化粉体（粉体部）。■を５０％相当量の
精製水に加え７０°Ｃに保つ（水相部）。■〜■、■を
混合し、加熱溶解して７０℃に保つ（油相部）、水相部
に油相部を加えホモミキサーで均一に乳化し、これを粉
体部■に加えニーグーで練り合わせた後、水分を蒸発さ
せ、粉砕機で処理する。さらにこれをよくかきまぜなか
ら■を均一に噴霧し圧縮成型して固形ファンデージ町を
得た。

比較例２ 上記実施例２において、パーフルオロアルキルシランを
除いた以外は実施例２と同様にして比較例２を得た。

実施例２のファンデーションは比較例２のファンデーシ
ョンに比べて化粧もちがよく、密着感およびしっとりさ
に優れていた。

実施例３　はお紅 ■　製造例３の疎水化粉体 ■　ラノリン ■　流動パラフィン ■　ソルビタンセスキオレー ■　防腐剤 ■　香料 （製法） 重量％ ９３．６ ２．９ ２．９ ト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．６
適量 適量 製造例３の疎水化粉体を室温まで冷却し、８０℃で加熱
溶解した■〜■を加え、ヘンシェルミキサーで混合し粉
砕機で粉砕した。圧縮成型により中皿中に成型してほお
紅を得た。

比較例３ 上記実験例３において、パーフルオロアルキルシランを
除いた以外は実施例３と同様にして比較例３を得た。

実施例３のほお紅は比較例３のほお紅に比べて化粧もち
が良く、密着感およびしっとりさに優れていた。

実施例４油性フアンデーシヨ ■　製造例４の疎水化粉体 ■　スクワラン ■　固型パラフィン ■　カルナバロウ ■　イソプロピルミリステー ■　防腐剤 ンスチック　重量％ ５４．７ ３２．３ ５．０ ３．０ ト　　　　　　　　　　　　　　　　　　５．Ｏ■　香
料 （製法） 製造例４の疎水化粉体にスフ９９フ５部を加えホモミキ
サーで均一に分散し、さらに■〜■及びスジ９５フ６部
を加熱溶解してこれに加え、■を加えてよくかきまぜる
。これを流し込み冷却し、油性ファンデーションスチッ
クを得た。

比較例４ 上記実施例４において、パーフルオロアルキルシランを
同量のジメチルポリシロキサン（１００Ｃ５）に代えた
他は実施例４と同様にして比較例４を得た。

実施例４で得られた油性ファンデーションスチックは比
較例４の油性ファンデーションスナックに比べて化粧も
ちが良く、密着感及びしっとりさに優れていた。

実施例５　固形アイシャドー　　　　　　重量％■　製
造例５の疎水化粉末　　　　　　　　９３．３■　ジメ
チルポリシロキサン　（５０００Ｃ５）　　　　１．９
■　スクワラン　　　　　　　　　　　　　　１．９■
　ワセリン　　　　　　　　　　　　　　　１．９■　
ツルルビクントリオレエート１．０■　防腐剤　　　　
　　　　　　　　　　　適量■　香　料　　　　　　　
　　　　　　　通量（製法） 製造例５の疎水化粉体に■を加え、７０分間混合する。

これに■〜■を加え、さらに■を加え、ブレンダーにて
よく混合する。これを粉砕機で粉砕して圧縮成型し、固
形アイシャドーを得た。

比較例５ 上記実ｍ例５においてパーフルオロアルキルシランを除
いた以外は実施例５と同じようにして比較例５を得た。

実施例５で得られた固形アイシャドーは比較例５のアイ
シャドーに比べて化粧もちが良く、密着感及びしっとり
さに優れていた。

実施例６　クリーム　　　　　　　　　　重量％■　製
造例６の疎水化粉体　　　　　　　　３８．５■　固形
パラフィン　　　　　　　　　　　４．６■　ラノリン
　　　　　　　　　　　　　　　９．４■　流動パラフ
ィン　　　　　　　　　　　２５．２■　ソルビタンセ
スキオレエート　　　　　　４．６■　精製水　　　　
　　　　　　　　　　　１７．７■　香　料　　　　　
　　　　　　　　　　適量■　防腐剤　　　　　　　　
　　　　　　　通量（製法） 製造例６の疎水化粉体に■の一部と■を加え、ミキサー
で均一に分散し、■、■、■の残り、■及び■を加熱溶
解してこれに加え７０℃に保つ（油相）、■を７０℃に
加熱し、油相に加えホモミキサーで均一に乳化分散し、
乳化後かきまぜながら４０℃まで冷却してクリームを得
た。

比較例６ 上記実施例６において、パーフルオロアルキルシランを
除いた以外は実施例６と同様にしてクリームを得た。

実施例６で得られたクリームは比較例６のクリームに比
べて、化粧もちに優れ、密着感及びしっとりさに優れて
いた。

実施例７　乳　液 ■　製造例７の疎水化粉体 ■　ステアリン酸 ■　セチルアルコール ■　流動パラフィン ■　ポリオキシエチレン（１０モル付加）オレイン酸エ
ステル ■　ソルビタントリオレエート ■　プロピレングリコール ■　ポリエチレングリコール ■　トリエタノールアミン ［相］　ビーガム ■　精製水 ＠顔料 ■香料 重量％ １７．１ ２．０ ０．４ ２０．３ １．０ １．０ ５．０ ５．０ １．０ ０．５ ６５．７ 適量 適量 （製法） 製造例７の疎水化粉体に加熱溶解した■〜■、＠を加え
、ホモミキサーで均一に分散し、７０℃に保つ（油相）
、■に■〜［相］を加え加熱攪拌し、７０°Ｃに保つ（
水相）。水相に油相を加え、ホモミキサーで均一に乳化
分散し、乳化後かきまぜなから４０°Ｃまで冷却して乳
液を得た。

比較例７ 上記実施例７において、パーフルオロアルキルシランを
除いた以外は、実施例７と同様にして乳液を得゛た。

実施例７で得られた乳液は、比較例７の乳液に比べて密
着感、しっとりさ及び、持ちに優れていた。

実施例８　クリーム　　　　　　　　　　重量％■　製
造例８の疎水化粉体　　　　　　　　１．６■　ワセリ
ン　　　　　　　　　　　　　　　４．３■　ジメチル
ポリシロキサン（１００Ｃ５）　　　　３．１■　トリ
ー２−エチルヘキサン酸　　　　　　３．１グリセリル ■　流動パラフィン　　　　　　　　　　　１０．９■
　ステアリン酸カリウム　　　　　　　　　２．１■　
ＰＯＥ　（２０）　　セチルアルコール　　　　　２．
１■　グリセリン　　　　　　　　　　　　１０．１■
　ｌ−３ブチレングリコール　　　　　　　５．１［相
］　精製水　　　　　　　　　　　　　　　５６．６０
　香　料　　　　　　　　　　　　　　　適量（製法） 製造例８の疎水化粉体と■〜■、■を加熱溶解して、７
０℃に保ち油相とする。■〜［相］を加熱溶解して７０
°Ｃに保ち、乳化後かきまぜながら４０°Ｃまで冷却し
てクリームを得た。

比較例８ 上記実施例日において、パーフルオロアルキルシランを
除いた以外は、実施例８と同様にしてクリームを得た。

実施例８で得られたクリームは比較例８のクリ−ムに比
べて、密着感及びしっとりさに優れていた。

実施例９　両用固形ファンデージタン ■　マイカ ■　タルク ■　二酸化チタン ■　チタン被覆マイカ ■　酸化鉄（赤、黄、黒） ■　酸化亜鉛 ■　酸化アルミニウム ■　硫酸バリウム ■　多孔性球状セルロース粉末 ［相］　パーフルオロアルキルシラン０９■　ジメチル
ポリシロキサン（６ｃｓ）■　ラノリン ■　ワセリン ■　流動パラフィン ■　イソプロピルミリステート ［相］　防腐剤 重量％ ３０．０ ４．８ １４．０ ３．０ ８．２ ５．０ １０．０ １０．０ １．０ ０．１ ３．９ ７．０ １．０ １．０ １、Ｏ 適量 ■　香　料　　　　　　　　　　　　　　適量京９　　
　ＣＦｓ（ＣＦｚ）ｓｃＨｔｃＨｓｓｌ（ＯＣＨｓ）ｓ
（製法） ■〜■をヘンシェルミキサーで混合した後、［相］を加
え、振動式ボールミルにて７０分間混合した後、７０°
Ｃに加熱する。これに■〜［相］を加熱溶解して加え、
さらに＠を加えてブレンダーにてよ（混合する。これを
粉砕機で粉砕して圧縮成型する。

比較例９ 上記実施例９において、パーフルオロアルキルシランを
除いた以外は、実施例９と同様にして両用固形ファンデ
ーションを得た。

実施例９で得られた両用固形ファンデージ５ンは比較例
９の両用固形ファンデーシランに比べて、汗及び皮脂に
対する化粧もちに優れており、密着感及びしっとりさに
優れていた。

特許出願人　　株式会社　資　生　堂

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一般式Ｒ＿ｆ（ＣＨ＿２）＿ｎＳｉＸ＿３ ［式中、Ｒ＿ｆは炭素数１〜１２のパーフルオロアルキ
   ル基を示し、Ｘは同一でも異なっても良く、アルコキシ
   基、ハロゲン基、アルキル基を示す。 （ただし全てアルキル基の場合は除く）ｎは１〜５の整
   数である。］ で表されるパーフルオロアルキルシランで、無機粉体及
   び有機粉体からなる群より選ばれた１種または２種以上
   の粉体を処理して得られる疎水化粉体を含有することを
   特徴とする化粧料。