JPWO2017159829A1 - 車両用ホイール - Google Patents

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Abstract

副気室部材(10)は、ウェル部(11c)の外周面(11d)側に配置される下面部(25b)と、下面部(25b)よりも径方向外側に配置される上面部(25a)と、ウェル部(11c)に係合する一対の縁部(14a、14b)とを備え、上面部(25a)の上方には、上面部(25a)の一部とウェル部(11c)の内壁面(17)とによって形成された空間部(19)が位置し、軸直断面における副気室部材(10)の断面主軸の強軸(PA1)は、ホイール幅方向Yに対して第1の所定角度(θ1)だけ傾斜している。

Description

本発明は、車両用ホイールに関する。
従来、タイヤ空気室内での気柱共鳴に起因するロードノイズを低減するホイールとしては、タイヤ空気室と連通孔を介して連通する副気室を有するヘルムホルツレゾネータ(副気室部材)が設けられたものが種々提案されている。
副気室部材は、内側に副気室を有し、ホイールの周方向に沿って長く形成される本体部を備えている(例えば、特許文献1参照)。この本体部は、上板と、底板と、底板のホイール幅方向の両端からそれぞれホイール径方向の外側に立ち上がる一対の側板とによって構成されている。
特開2015−174502号公報
ところで、副気室部材が十分に消音機能を発揮するためには、副気室の容積が大きく確保されることが望ましい。副気室の容積が減少すると、タイヤ空気室の気柱共鳴音に対する消音効果が低下して、タイヤ空気室の気柱共鳴音に起因するロードノイズを十分に低減することができなくなるからである。
特許文献1に開示された副気室部材は、断面主軸の強軸がホイール幅方向と平行又は略平行に配置されている。このため、副気室の容積を増大させるために副気室部材の底板をホイール径方向内側に下げた場合、リムラインと干渉するおそれがある。また、ホイールに対してタイヤを取り付けるためのタイヤ組付性を低下させることがないように配慮する必要がある。
本発明の一般的な目的は、ホイールにタイヤを取り付けるための空間部を確保しつつ、副気室の容積を減少させることがなく、副気室部材を湾曲したリムラインに沿わせて好適に配置することが可能な車両用ホイールを提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明は、ヘルムホルツレゾネータとしての副気室部材をウェル部の外周面に取り付けた車両用ホイールであって、前記副気室部材は、前記ウェル部の前記外周面側に配置される下面部と、前記下面部よりも径方向外側に配置される上面部と、前記上面部と前記下面部との間に形成される副気室と、幅方向両側のそれぞれで前記下面部と前記上面部とを連結すると共に、前記ウェル部に係合する第1の縁部及び第2の縁部と、を備え、前記上面部の上方には、前記上面部の一部と前記ウェル部の内壁面とによって形成された空間部が位置し、軸直断面における前記副気室部材の断面主軸の強軸(PA1)は、ホイール幅方向に対して第1の所定角度(θ1)だけ傾斜していることを特徴とする。
本発明によれば、軸直断面における副気室部材の断面主軸の強軸(PA1)を、ホイール幅方向に対して第1の所定角度(θ1)だけ傾斜させることで、上面部の上側の位置に空間部を確保することができると共に、副気室の十分な容積を確保して、その両者を調和させることができる。
また、本発明によれば、副気室部材を傾斜配置することで、ホイール径方向の内側に向かって湾曲するリムの外周面(リムライン)に沿って副気室部材を容易に装着することができる。この結果、本発明では、ホイールにタイヤを取り付けるための空間部を確保しつつ、副気室の容積を減少させることがなく、副気室部材を湾曲したリムラインに沿わせて好適に配置することができる。
さらに、本発明は、ホイール幅方向に対し、前記第1の縁部と前記第2の縁部とを通る仮想直線の傾斜角度を第2の所定角度(θ2)とした場合、前記第1の所定角度(θ1)は、前記第2の所定角度(θ2)以下であることを特徴とする。
本発明によれば、第1の所定角度(θ1)を第2の所定角度(θ2)以下とすることで、車両用ホイールに対して外側から内側に向かって伝達される力に対する剛性と、ホイール径方向の外側への遠心力に対する剛性との両者を調和させることができる。
さらにまた、本発明は、前記第1の所定角度(θ1)が、約5°以上10°以下であることを特徴とする。
本発明によれば、第1の所定角度(θ1)を、約5°以上10°以下とすることで、車両用ホイールに対して外側から内側に向かって伝達される力に対する剛性と、ホイール径方向の外側への遠心力に対する剛性との両者を調和させることができる。なお、第1の所定角度(θ1)は、約8°が好ましい。
本発明では、ホイールにタイヤを取り付けるための空間部を確保しつつ、副気室の容積を減少させることがなく、副気室部材を湾曲したリムラインに沿わせて好適に配置することが可能な車両用ホイールを得ることができる。
本発明の実施形態に係る車両用ホイールの斜視図である。 図1のII−II線に沿った部分拡大縦断面図である。 図2の部分拡大縦断面図である。 副気室部材と空間部との配置関係をそれぞれ示す模式図であり、(a)〜(c)は、比較例1〜3、(d)は、本実施形態をそれぞれ示している。 本発明の他の実施形態に係る車両ホイールに組み込まれた副気室部材の要部拡大断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車両用ホイールの斜視図である。なお、各図中において、「X」は、ホイール周方向、「Y」は、ホイール幅方向、「Z」は、ホイール径方向、をそれぞれ示している。
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用ホイール1は、ヘルムホルツレゾネータとしての副気室部材10をホイール周方向Xに等間隔離間して複数有するものである。ちなみに、本実施形態では、車両用ホイール1のホイール周方向Xに沿って4つの副気室部材10が配置されたものを想定している。
車両用ホイール1は、リム11と、このリム11を図示しないハブに連結するためのディスク12とを備えている。副気室部材10は、リム11におけるウェル部11cの外周面11d上に嵌め込まれて装着されている。
図2は、図1のII−II線に沿った部分拡大縦断面図、図3は、図2の部分拡大縦断面図である。
図2に示されるように、リム11は、ホイール幅方向Yの両端部に形成されるビードシート11a、11b同士の間で、ホイール径方向Zの内側(回転中心側)に向かって湾曲して窪んだウェル部11cを有している。
ビードシート11a、11bのホイール幅方向Yに沿った内側には、ホイール径方向Zの外側に向かって膨出する一対のハンプ部15a、15bが対向して配置されている。ハンプ部15aのホイール幅方向Yの内側には、ハンプ部15aから副気室部材10側に向かって傾斜する(下る)内壁面17が形成されている。
ウェル部11cは、タイヤ20をリム11に組み付ける際、タイヤ20のビード部21a、21bを落とし込むために設けられている。
図2に示されるように、この副気室部材10は、一方向に長い部材(図1参照)であって、内側に後記する副気室SCを有する中空の本体部13と、一対の縁部(第1の縁部、第2の縁部)14a、14bとを備えている。一対の縁部14a、14bは、副気室部材10をウェル部11cに係止するものである。図2、図3の軸直断面において、一対の縁部14a、14bのうち、ホイール幅方向Y外側の縁部14aは、ホイール幅方向Y内側の縁部14bよりも下方(ホイール径方向Zの内側、回転中心側)に位置している。
副気室部材10は、その長手方向に湾曲しており、ウェル部11c(図1参照)の外周面11dに取り付けられた際、ホイール周方向Xに沿うように構成されている。本体部13は、その長手方向(ホイール周方向X)の端部に図示しない管体を有し、その内側には副気室SCと連通する連通孔(図示せず)が形成されている。
副気室部材10は、平面視して長い矩形体を呈している。図2及び図3に示されるように、この副気室部材10の本体部13は、ウェル部11cの外周面11d側(図1参照)に沿うように配置された底板からなり、ホイール幅方向Yを断面視してホイール径方向Zの内側に向かって窪む湾曲面で形成された下面部25bを有する。なお、ウェル部11cの外周面11dは、図2に示されるように、下面部25bに対応して、ホイール幅方向Yを断面視してホイール径方向Zの内側に向かって窪む湾曲面で形成されている。図3中において、太線一点鎖線Aは、下面部25bの湾曲面の曲線と平行な曲線で形成された湾曲するリムラインを示している。
さらに、本体部13は、この下面部25bよりも径方向外側に配置され下面部25bと対向する上板である上面部25aと、上面部25aと下面部25bとの間に形成される副気室SCとを備える。
上面部25aの上方には、上面部25aのホイール幅方向外側の一部と、ウェル部11cの内壁面17とによって形成される空間部19(図2中の破線参照)が位置している。この空間部19は、後記するように、車両用ホイール1に対してタイヤ20を容易に取り付けるための取付スペース(タイヤ組付時の逃げスペース)である。なお、本実施形態において、上面部25a及び下面部25bを構成する樹脂材料は、それぞれ同じ厚さとなっているが、これらの厚さは、相互に異なってもよい。
さらに、副気室部材10の本体部13は、一方の縁部14a及び他方の縁部14bと、複数の結合部33とを備えている。一方の縁部14a及び他方の縁部14bは、幅方向両側のそれぞれで下面部25bと上面部25aとを連結すると共に、ウェル部11cに係合している。複数の結合部33は、上面部25a及び下面部25bからそれぞれ副気室SCの内部に窪むことで、上面部25a及び下面部25bを部分的に結合している。
上面部25aは、ウェル部11cの外周面11d側に沿うように配置された下面部25bの上方に位置し、膨らみをもつように湾曲することで副気室SCを形成している。ちなみに、本体部13のホイール周方向Xの端部に配置された図示しない管体の連通孔は、ホイール周方向Xの一端側で副気室SCと連通し、他端側で外部に開口している。
図2及び図3に示されるように、上面部25aには、本体部13を構成する部分に、ホイール幅方向Yに沿って一対の上側結合部33a、33bが形成されている。一対の上側結合部33a、33bは、ホイール幅方向Yに沿った内側の上側結合部33aと、ホイール幅方向Yに沿った外側の上側結合部33bとから構成されている。この一対の上側結合部33a、33bは、上面部25aが下面部25b側に向かって窪むように形成されたものであり、平面視して円形状に形成されている。一対の上側結合部33a、33bは、副気室部材10の長手方向(ホイール周方向X)に沿って本体部13の幅方向に2列で並設されている。
下面部25bには、一対の上側結合部33a、33bと対応する位置に、一対の下側結合部(図示せず)が形成されている。上側結合部33a、33bと下側結合部との両者を併せて結合部33を構成している。これらの下側結合部は、下面部25bが上面部25a側に向かって窪むように形成されたものであり、底面視して円形状に形成されている。これらの下側結合部は、その先端部が、上面部25aの上側結合部33a、33bの先端部と一体となって、上面部25a及び下面部25bとを部分的に結合している。
ちなみに、副気室SC内で相互に結合された上側結合部33a、33bと下側結合部とは、副気室部材10の機械的強度を向上させると共に、副気室SCの容積の変動を抑制して消音機能を発揮させるものである。
本体部13の下面部側(ホイール径方向Zの内側)には、下面部25bが上面部25a側に向かって部分的に窪んでホイール幅方向Yに沿って延在する図示しないビード(いわゆる横ビード)が形成されている。このビードが内側の下側結合部33bと外側の下側結合部34bとをそれぞれ繋ぐ方向に複数形成されることで、下面部25bの面剛性が高められている。
副気室部材10の断面主軸の強軸PA1は、ホイール幅方向Y(図2、図3の二点鎖線参照)に対し、第1の所定角度θ1だけ傾斜している。この断面主軸の強軸PA1は、ホイール幅方向Yの外側から内側に向かって、立ち上がるように傾斜している。換言すると、断面主軸の強軸PA1は、ホイール幅方向Yの外側から内側に向かうにつれて、ホイール径方向Zの内側から外側に立ち上がって傾斜する斜線で形成されている。
なお、「断面主軸」とは、断面の図心Gを通る直交する二つの軸のうち、その軸に対する断面2次モーメントが最大・最小となる1組の軸をいう。この1組の軸は、図心Gと直交する断面(軸直角断面)における断面2次モーメントが最大になる強軸PA1と、断面2次モーメントが最小となる弱軸PA2とからなる。
本発明の実施形態に係る車両用ホイール1は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
先ず、副気室部材と空間部との配置関係について検討する。
図4(a)〜図4(d)は、副気室部材と空間部との配置関係をそれぞれ示す模式図であり、図4(a)〜図4(c)は、比較例1〜3、図4(d)は、本実施形態をそれぞれ示している。なお、図4(a)〜図4(d)において、元の状態を破線で示し、変位乃至変形させた状態を実線で示している。
図4(a)に示される比較例1は、副気室部材10をホイール径方向Zの外側(太矢印参照)に向かって平行に変位させた状態を示している。比較例1では、副気室部材10の上面部25aのホイール幅方向Yに沿った外側の一部が空間部19内に割り込んでしまい、車両用ホイール1に対するタイヤ20の組付性が低下する。
図4(b)に示される比較例2は、空間部19と対向する副気室部材10の上面部25aに段差40を設け、段差40を基点としたホイール幅方向Yの外側部分と内側部分との間で異形断面とした状態を示している。比較例2では、上面部25aに段差40があることで、上面部25aの剛性が低下する。また、比較例2では、車両用ホイール1に対してタイヤ20を組み付ける際、タイヤ20のビード部21が段差40に干渉してしまい、タイヤ組付性が低下する。
図4(c)に示される比較例3は、副気室部材10の下面部25bの一部(斜線のハッチング部分参照)を削減して湾曲させた状態を示している。比較例3では、下面部25bの一部を削減することで、副気室SCの容積が減少して消音効果が低下する。
図4(d)に示される本実施形態は、ホイール幅方向Yにおいて外側に位置する縁部14aの先端を中心点Bとして角度θだけ時計回り方向に回転させ、副気室部材10を傾斜配置した状態を示している。本実施形態では、副気室SCの容積を確保した状態で車両用ホイール1に対するタイヤ20を円滑且つ効率良く組み付けることができる。
本実施形態では、軸直断面における副気室部材10の断面主軸の強軸(PA1)を、ホイール幅方向Yに対して第1の所定角度(θ1)だけ傾斜させることで、上面部25aの外側でその上側の位置に空間部19を確保することができると共に、副気室SCの十分な容積を確保して、その両者を調和させることができる。
また、本実施形態では、副気室部材10を傾斜配置することで、ホイール径方向Zの内側に向かって湾曲するリム11の外周面11d(リムラインA)に沿って副気室部材10を容易に装着することができる。この結果、本実施形態では、車両用ホイール1にタイヤ20を取り付けるための空間部19を確保しつつ、副気室SCの容積を減少させることがなく、副気室部材10を湾曲したリムラインA(図2参照)に沿わせて好適に配置することができる。
さらに、本実施形態では、断面主軸の強軸(PA1)をホイール幅方向Yの外側から内側に向かって立ち上がるように傾斜させている。例えば、車両ホイール1に物体が衝突して、車両用ホイール1の内側から外側に向かって衝撃荷重が伝達された際、この衝撃荷重が副気室部材10に対して入力された場合に副気室部材10が湾曲したリム11の外周面11dに押さえつけられるように作用する。このため、副気室部材10に作用する応力を副気室部材10の湾曲する下面部25bで分散することができると共に、副気室部材10とリム11の係合部に係る力(一対の縁部14a、14bに対して入力される力)を抑制することができる。
さらにまた、本実施形態では、第1の所定角度(θ1)を、約5°以上10°以下とすることで(5°≦θ1≦10°)、車両用ホイール1に対して外側から内側に向かって伝達される力に対する剛性と、ホイール径方向Zの外側への遠心力に対する剛性との両者を調和させることができる。なお、第1の所定角度(θ1)は、約8°が好ましい(θ1=8°)。
次に、本発明の他の実施形態に係る車両用ホイールについて説明する。
図5は、本発明の他の実施形態に係る車両ホイールに組み込まれた副気室部材の要部拡大断面図である。なお、他の実施形態において、図2、図3に示す副気室部材10と同一の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態の副気室部材10aは、副気室部材10aの軸直断面において、外側の一方の縁部14aの先端と内側の他方の縁部14bの先端とを通る仮想直線L(図5中の二点鎖線参照)を設定する。この仮想直線Lは、ホイール幅方向Yに対し、第2の所定角度(θ2)だけ傾斜している。仮想直線Lは、ホイール幅方向Yの外側から内側に向かって、立ち上がるように傾斜している。換言すると、一対の縁部14a、14aの先端同士を結ぶ仮想直線Lは、ホイール幅方向Yの外側から内側に向かうにつれて、ホイール径方向Zの内側から外側に立ち上がって傾斜する斜線で形成されている。
本実施形態では、断面主軸の強軸PA1に係る第1の所定角度(θ1)が、仮想直線Lに係る第2の所定角度(θ2)以下としている(θ1≦θ2)。これにより、本実施形態では、車両用ホイール1に対して外側から内側に向かって伝達される力に対する剛性と、ホイール径方向Zの外側への遠心力に対する剛性との両者を調和させることができる。
1 車両用ホイール
10、10a 副気室部材(ヘルムホルツレゾネータ)
11c ウェル部
11d 外周面
14a、14b 縁部(第1の縁部、第2の縁部)
17 内壁面
19 空間部
25a 上面部
25b 下面部
SC 副気室
PA1 断面主軸の強軸
L 仮想直線
θ1 第1の所定角度
θ2 第2の所定角度
A リムライン

Claims (3)

  1. ヘルムホルツレゾネータとしての副気室部材をウェル部の外周面に取り付けた車両用ホイールであって、
    前記副気室部材は、
    前記ウェル部の前記外周面側に配置される下面部と、
    前記下面部よりも径方向外側に配置される上面部と、
    前記上面部と前記下面部との間に形成される副気室と、
    幅方向両側のそれぞれで前記下面部と前記上面部とを連結すると共に、前記ウェル部に係合する第1の縁部及び第2の縁部と、
    を備え、
    前記上面部の上方には、前記上面部の一部と前記ウェル部の内壁面とによって形成された空間部が位置し、
    軸直断面における前記副気室部材の断面主軸の強軸(PA1)は、ホイール幅方向に対して第1の所定角度(θ1)だけ傾斜していることを特徴とする車両用ホイール。
  2. 請求項1記載の車両用ホイールであって、
    ホイール幅方向に対し、前記第1の縁部と前記第2の縁部とを通る仮想直線の傾斜角度を第2の所定角度(θ2)とした場合、
    前記第1の所定角度(θ1)は、前記第2の所定角度(θ2)以下であることを特徴とする車両用ホイール。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車両用ホイールにおいて、
    前記第1の所定角度(θ1)は、約5°以上10°以下であることを特徴とする車両用ホイール。
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