JP2019218016A - 車両用ホイール - Google Patents

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健一 長富
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俊光 牧
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Abstract

【課題】ヘルムホルツレゾネータが遠心力によってリムから離脱しようとするのを簡易な構成で防止することが可能な車両用ホイールを提供する。【解決手段】車両用ホイール1Aは、ウェル部11cの外周面11d上で周方向に延びるように立設された一対の縦壁15a,15bと、一対の縦壁15a,15bの間に設けられ、一対の縦壁15a,15bとの間の摩擦力によって保持される、延出壁部26を有する副気室部材10と、を備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ホイールに関する。
従来、ホイールにおけるウェル部の外周面上に配置されるヘルムホルツレゾネータであって、ホイール幅方向に突出したその両縁部がリムに凹設されている周溝に係止されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このヘルムホルツレゾネータは、ウェル部の外周面に向けて押し付けられるとその両縁部が弾性変形することで周溝に容易に嵌り込む。そのため、このようなヘルムホルツレゾネータによれば、ホイールに対する取り付けを容易に行うことができる。
特開2012−45971号公報
ところが、このようなヘルムホルツレゾネータを有する従来のホイール(例えば、特許文献1参照)は、レゾネータ取り付け用の周溝をリムに切削形成しなければならない。そのためこのホイールは、製造工程が煩雑になって製造コストが増大する課題があった。また、ウェル部の外周面に取り付けられたヘルムホルツレゾネータには、車両走行時のタイヤの高速回転によって極めて大きな遠心力が生じる。レゾネータの取付構造は、かかる遠心力に耐える必要がある。
そこで、本発明の課題は、ヘルムホルツレゾネータが遠心力によってリムから離脱しようとするのを簡易な構成で防止することが可能な車両用ホイールを提供することにある。
前記の課題を達成する本発明の車両用ホイールは、ウェル部の外周面上で周方向に延びるように立設された一対の縦壁と、前記一対の縦壁の間に設けられ、前記一対の縦壁との間の摩擦力によって保持されるヘルムホルツレゾネータと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ヘルムホルツレゾネータが遠心力によってリムから離脱しようとするのを簡易な構成で防止することができる。
本発明の第一の実施形態に係る車両用ホイールの斜視図である。 副気室部材の全体斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用ホイールを示す図1のIII−III断面図であり、(a)は組立前の状態を示す図、(b)は組立後の状態を示す図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用ホイールをホイール幅方向から見た断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る車両用ホイールの部分拡大断面図である。 本発明の第三の実施形態に係る車両用ホイールの部分拡大断面図である。 本発明の第四の実施形態に係る車両用ホイールの部分拡大断面図である。
次に、本発明の実施形態に係る車両用ホイールついて、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、参照する図1から図7において、「X」は、ホイール周方向、「Y」は、ホイール幅方向、「Z」は、ホイール径方向、をそれぞれ示している。また、ホイール幅方向Yにおいて、その内側を「一側」とし、その外側を「他側」と示している。
<車両用ホイールの全体構成>
図1は、本発明の第一の実施形態に係る車両用ホイール1Aの斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係る車両用ホイール1Aは、例えばアルミニウム合金、マグネシウム合金などの金属製のリム11に、例えばポリアミド樹脂などの合成樹脂製の副気室部材10(ヘルムホルツレゾネータ)が取り付けられて構成されている。図1中、符号12は、略円筒形状を呈するリム11を図示しないハブに連結するための略円板形状を呈するディスクである。
リム11は、ホイール幅方向Yの両端部にそれぞれ形成される図示しないビードシート同士の間で、ホイール径方向の内側(回転中心側)に向かって窪んだウェル部11cを有している。この窪みの底面で規定されるウェル部11cの外周面11d(図4参照)は、ホイール幅方向Yにわたってホイール軸を中心に略同径になっている。
このような本実施形態でのリム11は、縦壁15aと縦壁15bとを備えている。これらの縦壁15a,15b同士は、ホイール幅方向Yに所定の間隔を開けて外周面11dからホイール径方向の外側に向かって立ち上がっている。ちなみに、ホイール幅方向Yの一側(内側)に形成される縦壁15aは、ウェル部11cの外周面11dからリムフランジ側への立ち上り部17に形成されたものを想定している。また、縦壁15bは、外周面11dのホイール幅方向Yの中程でホイール周方向Xに延びる周壁19にて構成されるものを想定している。
縦壁15a,15bのそれぞれは、互いに所定の間隔を開けてホイール周方向Xに環状に延びることで、対向し合う後記の側面14(図3(b)参照)を形成している。これら側面14のそれぞれは、外周面11d(図3(b)参照)とのなす角度が略直角になるものを想定している。
<副気室部材>
次に、副気室部材10について説明する。図2は、副気室部材10の全体斜視図である。図3は、図1のIII−III断面図であり、(a)は組立前の状態を示す図、(b)は組立後の状態を示す図である。図2に示すように、副気室部材10は、一方向に長い部材であって、本体部13と、管体18と、を備えている。このような副気室部材10は、本体部13の中央でホイール幅方向Yに延びる仕切り壁16を境に、ホイール周方向Xに対称形状となるように構成されている。
本体部13は、その長手方向に湾曲している。つまり、本体部13は、副気室部材10がウェル部11c(図1参照)の外周面11d(図1参照)に取り付けられる際に、ホイール周方向Xに沿うようになっている。本体部13は、内側が中空になっている。この中空部(図示省略)は、後記の副気室SC(図3参照)を形成している。この中空部は、仕切り壁16によってホイール周方向Xに二分されている。
図3に示すように、本体部13は、長手方向(図2のホイール周方向X)に直交する断面視で、ホイール幅方向Yに長い略矩形を呈している。具体的には、本体部13は、ウェル部11cの外周面11dに沿って配置される底部25b(底板)と、一対の縦壁15の側面14のそれぞれに沿って配置される側部25c(側板)と、底部25bに対向するように配置される上部25a(上板)と、が略矩形を形成するように相互に接続された構成となっている。
そして、本実施形態での外周面11dからの本体部13の高さ(ホイール径方向Zの高さ)は、縦壁15a,15bの高さに一致している。このような上部25aと底部25bと側部25cとは、本体部13の内側に副気室SCを囲繞形成している。また、本体部13は、副気室SCのホイール周方向端部を塞ぐ一対の端壁部25d,25dを備える。
また、上部25aの縦壁15a側には、その長手方向に沿って複数の上側結合部33aが形成されている。そして、上部25aの縦壁15b側には、その長手方向に沿って複数の上側結合部33bが形成されている。この上側結合部33bは、ホイール幅方向Yに前記の上側結合部33aと並ぶように複数形成されている。
図3に示すように、底部25bの縦壁15a側には、上側結合部33aに対応する位置に下側結合部34aが形成されている。また、底部25bの縦壁15b側には、上側結合部33bに対応する位置に下側結合部34bが形成されている。
これら上側結合部33a,33b及び下側結合部34a,34bは、略有底円筒形状を呈している。そして、上側結合部33aと下側結合部34aとは互いに底部同士で接合されている。また、上側結合部33bと下側結合部34bとについても互いに底部同士で接合されている。これにより上部25aと底部25bとは、一体となるように結合されて、その内側には副気室SCが形成される。
なお、本実施形態では、上部25aと底部25bの両方から窪んで形成された上側結合部33a,33bと、下側結合部34a,34bとにより上部25aと底部5bとが一体に接合されている。しかしながら、本発明は、上部25a及び底部25bのいずれか一方が部分的に窪んで形成された結合部(図示省略)が上部25a及び底部25bのいずれか他方に結合することで上部25aと底部25bとが一体に接合される構成とすることもできる。
次に、管体18(図1参照)について説明する。図1に示すように、管体18は、本体部13におけるホイール幅方向Yの一側(車両用ホイール1の内側)に偏位した位置で、本体部13からホイール周方向Xに突出するように形成されている。
本実施形態での副気室部材10は、前記のように、仕切り壁16を境にホイール周方向Xに対称形状になっている。したがって、図1中、管体18は一つのみ図示しているが、本実施形態での管体18は、本体部13の長手方向(ホイール周方向X)の両端部において互いに対称となる位置でそれぞれ対となるように配置されている。
このような管体18の内側には、図2に示すように、連通孔18aが形成されている。
また、連通孔18aは、管体18の内側から本体部13内までさらに延びている。本体部13内で延びる連通孔18aは、本体部13の中空部が隔壁62で部分的に仕切られることで形成されている。ちなみに、本実施形態での隔壁62は、上部25a側から底部25b側に向かって窪んで形成された凹部60と、底部25b側から上部25a側に向かって窪んで形成された凹部64とによって形成されている。このような連通孔18aは、本体部13の内側に形成される副気室SC(図3参照)と、ウェル部11c(図3参照)上でタイヤ(図示省略)との間に形成されるタイヤ空気室9(図3参照)と、を連通させている。
このような本実施形態での副気室部材10としては、前記したように、例えばポリアミド樹脂などの合成樹脂を使用したブロー成形品を想定している。なお、前記の合成樹脂としては、特に制限はないが、中でもポリアミドMXD6をベースレジンとするポリアミド樹脂や、6ナイロンが望ましい。
また、副気室部材10は、一対の延出壁部26,26をさらに備える。延出壁部26,26は、本体部13の底部25bの幅方向端部から延出されている。底部25b及び延出壁部26,26は、ホイール径方向中心に向かって凸となる円弧形状を一体的に呈する。すなわち、延出壁部26は、底部25bから離間するにつれてホイール径方向外方へ向かうように湾曲形成されている。また、底部25bは、本体部13の周方向両端部よりも周方向に延出するように形成されており、一対の延出壁部26,26は、底部25bに対応して本体部13よりも周方向に長く形成されている。
組立前において、副気室部材10の本体部13(底部25b)の幅方向寸法W11は、一対の縦壁15a,15bの間隔Wよりも小さく設定されている(W11<W)。また、副気質部材10の全体(底部25b及び延出壁部26,26)の幅方向寸法W12は、一対の縦壁15a,15bの間隔Wよりも大きく設定されている(W12>W)。すなわち、一対の延出壁部26,26は、一対の縦壁15a,15bに対する締め代(圧入代)を構成する。
図3(b)に示すように、副気室部材10は、一対の縦壁15a,15b間に挿入されて設けられている。ここで、一対の延出壁部26,26は、副気室部材10の幅方向中央に向かって折り畳まれるように弾性変形しており、自身の復元力Fによって、一対の縦壁15a,15bに押圧されている。すなわち、縦壁15a,15bと延出壁部26,26との間の摩擦力(静摩擦力)は、復元力Fによって増強されている。車両用ホイール1Aが回転して副気室部材10に遠心力Fが作用した場合には、副気質部材10は、かかる摩擦力によって一対の縦壁15a,15b間(ウェル部11cの外周面11d上)に保持される。
また、底部25b及び一対の延出壁部26,26は、ホイール径方向中心に向かって凸となる円弧形状を呈する。そのため、車両用ホイール1Aが回転して副気室部材10に遠心力Fが作用した場合には、底部25b及び一対の延出壁部26,26は、底部25bの幅方向中心がウェル部11cから持ち上がろうとする。すなわち、底部25b及び一対の延出壁部26,26は、一対の縦壁145a,15bの配列方向に拡がるように変形し、直線状になろうとする。この場合には、一対の延出壁部26,26が一対の縦壁15a,15bへさらに押圧されることになり、縦壁15a,15bと延出壁部26,26との間の摩擦力がさらに増強され、副気室部材10の一対の縦壁15a,15bからの離脱を好適に防止することができる。
図4に示すように、本実施形態に係る車両用ホイール1Aは、一対の固定補強部27,27を備える。固定補強部27,27は、副気室部材10の周方向両端部のそれぞれを、ウェル部11cに対して固定するためのものである。本実施形態において、固定補強部27は、ウェル部11cの外表面11dから副気室部材10の外表面(周方向端部の底部25b、端壁部25d)にわたって貼着されるテープである。
<作用効果>
次に、本実施形態の車両用ホイール1Aの奏する作用効果について説明する。
本実施形態の車両用ホイール1Aは、ウェル部11cの外周面11d上で周方向に延びるように立設された一対の縦壁15a,15bと、一対の縦壁15a,15bの間に設けられ、一対の縦壁15a,15bとの間の摩擦力によって保持されるヘルムホルツレゾネータ(副気室部材10)と、を備えることを特徴とする。
このような車両用ホイール1Aによれば、縦壁に周溝を設けてヘルムホルツレゾネータを係止させる場合と比較して簡易な構成で、ヘルムホルツレゾネータが遠心力によってリムから離脱しようとするのを好適に防止することができる。
また、ヘルムホルツレゾネータは、一対の縦壁15a,15bの間に保持された状態において、当該車両用ホイール1Aの回転に伴う遠心力によって、一対の縦壁15a,15bの配列方向に広がるように変形しようとする形状を呈することを特徴とする。
このような車両用ホイール1Aによれば、遠心力によって一対の縦壁15a,15bとヘルムホルツレゾネータとの間の摩擦力が増大するので、ヘルムホルツレゾネータが遠心力によってリムから離脱しようとするのをより好適に防止することができる。
また、車両用ホイール1Aは、ヘルムホルツレゾネータの周方向端部をウェル部11c及び一対の縦壁15a,15bの少なくとも一方へ固定する固定補強部を備えることを特徴とする。
このような車両用ホイール1Aによれば、遠心力による離脱が始まりやすいヘルムホルツレゾネータの周方向端部の固定を補強し、ヘルムホルツレゾネータが遠心力によってリムから離脱しようとするのをより好適に防止することができる。
<第二の実施形態>
続いて、本発明の第二の実施形態に係る車両用ホイールについて、第一の実施形態に係る車両用ホイール1Aとの相違点を中心に説明する。図5に示すように、本発明の第二の実施形態に係る車両用ホイール1Bにおいて、縦壁15aにおける側面14の表面粗さは、副気室部材10の延出壁部26との間に発生する摩擦力を増強することによって、遠心力による副気室部材10の離脱をより好適に防止するように設定されている(縦壁15bについても同様)。かかる表面粗さは、側面14の表面粗さを未処理状態よりも大きくする表面処理によって実現される。
<作用効果>
次に、本実施形態の車両用ホイール1Bの奏する作用効果について説明する。
本実施形態の車両用ホイール1Bは、前記一対の縦壁において前記ヘルムホルツレゾネータが当接する側面の表面粗さが、表面処理によって未処理状態よりも大きく設定されていることを特徴とする。
このような車両用ホイール1Bによれば、一対の縦壁15a,15bとヘルムホルツレゾネータとの間の摩擦力を好適に設定することによって、ヘルムホルツレゾネータが遠心力によってリムから離脱しようとするのをより好適に防止することができる。
<第三の実施形態>
続いて、本発明の第三の実施形態に係る車両用ホイールについて、第一の実施形態に係る車両用ホイール1Aとの相違点を中心に説明する。図6に示すように、本発明の第三の実施形態に係る車両用ホイール1Cにおいて、縦壁15aの側面14には、ネジ部(雌ネジ部)14aが形成されている(縦壁15bについても同様)。ネジ部14aのネジ溝は、ホイール周方向に延びるように形成されている。すなわち、側面14において、ホイール径方向には、ネジ部14aの山部と谷部とが交互に現れる。かかるネジ部14aは、従来技術における周溝よりも浅いものであり、側面14の表面処理によって実現される。
<作用効果>
次に、本実施形態の車両用ホイール1Cの奏する作用効果について説明する。
本実施形態の車両用ホイール1Cは、一対の縦壁15a,15bにおいてヘルムホルツレゾネータが当接する側面14,14には、ネジ部14aが形成されていることを特徴とする。
このような車両用ホイール1Cによれば、ネジ部14aの谷部にヘルムホルツレゾネータが入り込むことによって、ヘルムホルツレゾネータが遠心力によってリムから離脱しようとするのをより好適に防止することができる。
<第四の実施形態>
続いて、本発明の第四の実施形態に係る車両用ホイールについて、第三の実施形態に係る車両用ホイール1Cとの相違点を中心に説明する。図7に示すように、本発明の第四の実施形態に係る車両用ホイール1Dにおいて、延出壁部26における縦壁15aとの当接面には、ネジ部14aに対応するネジ部(雄ネジ部)26aが形成されている(縦壁15b側の延出壁部26についても同様)。ネジ部14a及びネジ部26aは、互いに嵌合している。
<作用効果>
次に、本実施形態の車両用ホイール1Dの奏する作用効果について説明する。
本実施形態の車両用ホイール1Dは、ヘルムホルツレゾネータには、ネジ部14aと嵌合するネジ部26aが形成されていることを特徴とする。
このような車両用ホイール1Dによれば、ネジ部14aの谷部にネジ部26aの山部が入り込むことによって、ヘルムホルツレゾネータが遠心力によってリムから離脱しようとするのをより好適に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。前記実施形態では、合成樹脂のみからなる副気室部材10(図3参照)を想定している。しかしながら、副気室部材10は、2種以上の異種材料で構成することもできる。また、固定補強部27は、前記したものに限定されず、副気室部材10の周方向端部を、摩擦力以外でウェル部11c及び一対の縦壁25a,25bの少なくとも一方へ固定するもの(例えば、接着剤等)であればよい。
1A,1B,1C,1D 車両用ホイール
10 副気室部材(ヘルムホルツレゾネータ)
11 リム
11c ウェル部
14a ネジ部
25a,25b 縦壁
27 固定補強部
SC 副気室
X ホイール周方向(周方向)

Claims (4)

  1. ウェル部の外周面上で周方向に延びるように立設された一対の縦壁と、
    前記一対の縦壁の間に設けられ、前記一対の縦壁との間の摩擦力によって保持されるヘルムホルツレゾネータと、
    を備えることを特徴とする車両用ホイール。
  2. 前記一対の縦壁において前記ヘルムホルツレゾネータが当接する側面には、ネジ部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイール。
  3. 前記ヘルムホルツレゾネータは、前記一対の縦壁の間に保持された状態において、当該車両用ホイールの回転に伴う遠心力によって、前記一対の縦壁の配列方向に広がるように変形しようとする形状を呈する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用ホイール。
  4. 前記ヘルムホルツレゾネータの周方向端部を前記ウェル部及び前記一対の縦壁の少なくとも一方へ固定する固定補強部を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用ホイール。
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